美咲町議会 > 2015-09-03 >
09月03日-01号

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  1. 美咲町議会 2015-09-03
    09月03日-01号


    取得元: 美咲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-06
    平成27年第 3回( 9月)定例会第 1 日 (平成27年9月3日)(1)会議の開閉時刻    開   議  午前  9時30分    解   散  午後  3時16分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1林田 実出席9金谷高子出席2小林達夫〃10江原耕司〃3左居喜次〃11三船勝之〃4片山 剛〃12松島 啓〃5延原正憲〃13下山和由〃6形井 圓〃14山本宏治〃7松田英二〃15岡田 壽〃8岩野正則〃16貝阿彌幸善〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長定本一友産業課長畝本 一副町長岡部初江建設課長矢木史朗総務課長木谷正弘会計課長村瀬智子まちづくり課長畑尾周一旭総合支所長難波寛治郎情報交通課長遠藤 透柵原総合支所長森廣恒男税務課長山崎秀仁旭産業建設課長山本 資住民課長高田美智子柵原産業建設課長國宗 順こども課長稲谷雄治福祉事務所長福田芳幸健康福祉課長桑英昭教育長泉 和男地域包括支援センター長村島眞由美教育総務課長石戸光也上下水道課長山下一巳生涯学習課長鈴鹿 滋(4)職務の為出席した職員の職・氏名     事務局長  神 坂 健 治     書  記  宗 近 由 利(5)日   程日 程議案番号件         名   開    会1  会議録署名議員の指名2  会期決定の件3  諸般の報告4  委員会の中間報告5要望第 3 号 ~ 陳情第 2 号陳情等の報告並びに上程6議案第 84 号 ~ 議案第120号議案の報告並びに上程7  提案者の説明8  監査委員の平成26年度美咲町歳入歳出決算監査の報告9  一般質問 ○議長(貝阿彌幸善君) 皆さん、おはようございます。 定例会の開会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。 議員各位には、公私ご多忙のところ出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。 9月を迎え、秋雨前線の北上に伴い悪天候が続き、せんだって大垪和地区では8月の末より稲刈りが始まったテレビ放映もあり、秋の農繁期前で農家の皆さんにとっては大変心配なこととお察し申し上げます。 また、8月25日から27日までの3日間の議会報告会並びに意見交換会には昨年までとは形を変えた案内方法であり、要領であったにもかかわりませず多くの皆さんにご来場いただき、議会に対しまして多くのご意見、叱咤激励を賜りましたことに厚く御礼を申し上げますとともに、今後の議会活動に生かさなければと考えているところであります。特に、決算審査につきましていただきました新年度予算との関係でどのように生かされるか、しっかり9月議会の決算審査を行ってまいりますことをお約束を申し上げ、また議員としてのモラル、資質、倫理につきましては、今後十分議論していかなければと感じておるところでございます。それぞれの会場でいただきましたご意見、ご要望は整理いたしまして、改めて皆様にご報告させていただきますが、9月議会と重なっておりますので多少時間をいただきますようにお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。 それでは、ただいまから平成27年第3回美咲町議会定例会を開会いたします。(午前9時30分) ただいまの出席議員は16人です。定足数に達していますので、本日の会議を開きます。 また、美咲町議会ではクールビズ運動を5月より実施しております。その関係で議員章がつかない服装もあるとして名札を着用しておりますので、ご了承を願います。 本日の日程を報告いたします。 第1に会議録署名議員の指名、第2に会期決定の件、第3に諸般の報告、第4に委員会の中間報告、第5に陳情等の報告並びに上程、第6に議案の報告並びに上程、第7に提案者の説明、第8に監査委員の平成26年度美咲町歳入歳出決算監査の報告、第9に一般質問、以上のとおり定めますので、ご了承を願います。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、5番延原議員、6番形井議員を指名いたします。 日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りします。 今期定例会の会期につきましては、去る8月26日議会運営委員会を開き、協議の結果、本日から9月24日までの22日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) ご異議なしと認めます。したがって、会期は本日から9月24日までの22日間と決定いたしました。なお、議事日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、ご了承を願います。 次に、説明員として出席通知のありました者の職氏名の写しをお手元に配付しておきましたから、ご了承を願います。 日程第3、諸般の報告を行います。 まず、6月7日、棚田きんちゃいまつりが大垪和西棚田公園で開催され、議長ほか多くの議員が出席しました。 次に、6月8日、全国過疎地域自立促進連盟理事会が東京で開催され、議長が出席しました。 6月27日、津山農業協同組合総代会が津山市で開催され、議長が出席しました。 7月6日、岡山県町村議会議長会主催議員研修会が岡山県市町村振興センターで開催され、議員多数が出席しました。 7月7日、国道429号線道路整備促進期成会が吉備中央町で開催され、議長が出席しました。 7月9日、中部高原地域整備促進期成会が吉備中央町で開催され、議長が出席しました。 同日、主要地方道高梁旭線道路整備促進期成会が吉備中央町で開催され、議長と下山議員が出席しました。 同日、福島県猪苗代町議会の行政視察があり、副議長が対応しました。 同日、美作岡山道路整備促進期成会ほか合同総会が岡山市で開催され、議長が出席しました。 次に、7月10日、片上鉄道沿線地域活性化協議会総会が和気町で開催され、議長が出席しました。 7月14日、国道429号道路整備促進期成会要望国土交通省中国地方整備局に行い、議長が出席しました。 7月15日、久米地区更生保護大会柵原総合文化センターで開催され、議長が出席しました。 7月16日、空港津山道路整備促進協議会要望国土交通省中国地方整備局に行い、議長が出席しました。 7月21日、津山圏域消防組合議会臨時会が津山市で開催され、左居議員、松島議員が出席しました。 同日、津山広域事務組合議会臨時会が津山市で開催され、林田議員、形井議員が出席しました。 同日、津山地区農業共済事務組合議会臨時会が津山市で開催され、片山議員、岡田議員が出席しました。 次に、7月22日、主要地方道落合建部線改良促進期成会総会が真庭市で開催され、副議長が出席しました。 7月23日、道路河川関係期成会合同要望を東京で行い、副議長が出席しました。 7月29日、岡山県北森林林業活性化促進議員連盟総会が津山市で開催され、議長、下山議員が参加しました。 7月30日、岡山県町村議会議長会役員会が岡山市であり、議長が出席しました。 同日、津山西川線共同バス運行対策協議会及び津山柵原線共同バス運行対策協議会が津山市で開催され、議長が出席しました。 次に、7月31日、津山圏域資源循環施設組合議会臨時会が津山市で開催され、議長、三船議員が出席しました。 8月3日、岡山県町村議会議長会主催議員研修会が岡山県市町村振興センターで開催され、議員多数が出席しました。 8月4日から8月6日にかけて、美咲町議会議員先進地視察研修を行いました。議員14名により熊本県玉名市の健康なまちづくりの推進について、大分県日田市の6次産業化一村一品運動について、同じく大分県竹田市の定住促進、農村回帰について、現地で視察研修しました。 8月10日、津山圏域議長協議会役員会が津山市で開催され、議長が出席しました。 8月13日、久米郡ふるさと夏まつりが美咲町中央運動公園で開催され、議員多数が参加しました。 8月17日、岡山県後期高齢者医療広域連合議会が岡山市で開催され、議長が出席しました。 8月18日、岡山県北森林林業活性化促進議員連盟懇談会が津山市で開催され、下山議員が参加しました。 8月20日、21日、津山圏域資源循環施設組合議会先進地視察研修が行われ、議長が出席しました。山口県周南市の再資源化工場について、同じく山口県萩市の施設循環施設について、現地で視察研修しました。 8月25日から8月27日まで、町内3会場において、延べ9回の議会報告会を開催し、全議員が参加しました。 8月31日、岡山県町村議会議長会役員会が岡山市であり、議長が出席しました。 同日、主要地方道高梁旭線道路整備促進期成会要望を岡山県庁に行い、議長が出席しました。 以上で諸般の報告を終わります。 次に、組合議会などの報告を行います。 まず、津山圏域消防組合議会について、3番左居議員から報告願います。 3番左居議員。 ◆3番(左居喜次君) 皆さん、おはようございます。3番左居でございます。 それでは、津山圏域消防組合議会の報告をいたします。 平成27年7月21日2時15分より、津山市議会議場におきまして津山圏域消防組合7月臨時会を津山市9名、鏡野町2名、勝央町2名、奈義町1名、久米南町1名、美咲町2名の組合議員17名、執行部、事務局17名の出席で開催をいたしました。 まず、津山圏域消防組合議会議長、副議長選挙を行い、いずれも指名推選により議長には津山市木下健二議員が、副議長には本町、松島啓議員が選出されました。 次に、津山圏域消防組合議会議会運営委員会委員の選任を行い、津山市2名、鏡野町1名、勝央町1名、奈義町1名、久米南町1名、美咲町1名の委員を選任し、引き続き議会運営委員会の委員長、副委員長の互選を行い、委員長に鏡野町、岸泰廣議員、副委員長に津山市、森西順次議員が決定いたしました。 次に、議案第1号ポンプつき救助工作車の購入について、議案第2号高規格救急自動車購入についてが一括上程され、まず議案第1号ポンプつき救助工作車の購入でありますが、購入価格が5,972万4,000円で、契約の相手方は株式会社岡山森田ポンプであります。 続きまして、議案第2号高規格救急自動車の購入でありますが、購入価格が2,880万3,600円で、契約の相手方は岡山日産自動車株式会社であります。 審査の結果、第1号議案、第2号議案、いずれも全会一致で原案どおり承認いたしました。 次に、議案第3号監査委員の選任についてでありますが、勝央町浅田剛至議員を意義なく選任いたしました。 続きまして、報告第1号管理者が専決処分した岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の増加及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更についてでありますが、この専決処分は津山圏域施設循環施設組合が岡山県市町村総合事務組合に加入することに伴うものであり、意義なく承認いたしました。 以上で平成27年7月の臨時会の全日程が終了いたしました。 報告は以上でございます。 なお、詳細につきましては資料を事務局に預けておりますので、そちらのほうをごらんいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、津山広域事務組合議会について、6番形井議員から報告願います。 6番形井議員。 ◆6番(形井圓君) おはようございます。6番形井でございます。 津山広域事務組合議会が開催されましたので、その報告をさせていただきたいと思います。 日時は平成27年7月21日、場所は津山市議場であります。 議案といたしまして2議案が提出されました。 議案第1号は津山広域事務組合手数料条例であります。 この条例は、地方自治法第227条の規定により、特定の者のためにする事務について証明手数料300円を徴収するものであります。 議案第2号は監査委員の選任についてでありますが、奈義町選出の芦田一郎議員が選任されました。 次に、報告第1号であります。 この報告は、管理者が専決処分した岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の増加及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更についてであります。その中の別表の中に津山圏域資源循環施設組合を加えるものであります。全会一致で可決、承認されましたので、ご報告いたします。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、津山地区農業共済事務組合議会について、4番片山議員から報告願います。 4番片山議員。 ◆4番(片山剛君) 失礼します。4番片山です。 津山地区農業共済事務組合の平成27年7月21日に津山地区農業共済事務組合臨時会がありました。 会議は津山市議場です。 管理者から議案第1号、報告第6号、6件の報告が議案に提出されました。 第1号議案につきましては監査委員の選任につきまして、これにつきましては美咲町の片山が選任されました。 報告第1号、第2号、第3号につきましては、評価委員の委託につきましてです。そのうち第3号につきまして、美咲町から元税務課長でありました鳥越道正さんが選任されましたことを報告し、あと津山市の評価委員の方が2名ありました。 報告第4号津山地区農業共済事務組合農業共済の条例の一部を変更する条例であります。これにつきましては、平成10年津山地区農業共済事務組合条例第15号の一部を次のように定めるものです。これにつきましては別表があります。ちょっと大変細かい数字です。自治法の改正につきましてです。 続きまして、同じく報告第5号津山地区農業共済事務組合農業共済条例の一部を改正する条例について。地方自治法第179条第1項の規定による次の通り専決処分をするものであるということを管理者から説明があり、これも農業共済事務の改定をするものであります。 報告第6号につきましては、ほかの組合も言われましたけど、組合の規約の一部に対する地方自治法第179条第1項の規定によるものです。岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の増加及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更です。これにつきましては津山圏域資源循環施設組合が加入になり、43組合から44組合になったという規約の変更であります。なお、これにつきましては全議員承認しております。 なお、詳しい資料につきましては事務局に提出しておきますので、よろしくお願いします。 以上、津山地区農業共済事務組合の報告を終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、岡山県北森林林業活性化議員連盟総会について、13番下山議員から報告願います。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) おはようございます。13番下山でございます。 平成27年度岡山県北森林林業活性化議員連盟の総会のご報告をさせていただきます。 日時は平成27年7月29日午後4時から国際ホテルで開催しました。 まず、議題でありますが、順を追って報告します。 まず、役員改選に当たりまして、会長に津山市会議員より西野氏、そして副会長に新見市より林議員、真庭市より竹原議員、美作市より山本議員、津山市より河本議員、そして勝田、英田郡より奈義町の小阪議員、苫田、久米郡より鏡野町の小原議員、そして理事として津山市4名、新見市3名、真庭市が2名、美作市が2名、勝田、英田郡として各1名で2名、苫田、久米郡で鏡野町、久米南町で各2名、監事に真庭市の宮田議員、美作市の山本議員が選任され、表記を承認した次第でございます。 それでは、平成26年度事業報告の説明をさせていただきます。かいつまんで主なものだけご報告をさせていただきます。 平成26年5月14日、先進地視察の研修をしてまいりました。愛媛県庁の公共施設等における木材利用の推進について、そして、愛媛県森林組合連合会木材加工センターを視察してまいりました。 続きまして、7月29日、岡山県北森林林業活性化促進議員連盟の総会を国際ホテルで開催しております。25年度、26年度の事業報告並びに事業計画案についてでございます。 そして、8月8日、岡山県北森林林業活性化懇談会。これは昨年から初めてしておりますが、岡山県の県北の県会議員8人おられるんですが、この日は7人出席されました。これにつきましては、県産材利用の取り組みについて、補助金、公共建築物等についての県議との懇談会でありました。 そして、10月25日、第15回森を考える岡山県民の集いが開催され、会場はグリーンヒルズでございます。この機におきましては、議員各位につきましては多数ご出席いただき、まことにありがとうございました。 続きまして、26年度の歳入歳出の決算報告をさせていただきます。 まず歳入でございますが、負担金の84万円は例年どおり4市5町2村での分担金でございます。ちなみに美咲町は6万円でございます。そして、繰越金が前年度より27万9,000円でございます。合計が113万2,000円。 歳出におきましては会議費が26万4,000円、役員会、総会などであります。そして、事業費としまして70万8,000円、第15回森を考える岡山県民の集い先進地の視察研修、表敬訪問等の費用でございます。したがって、事務費、予備費を含めて97万3,000円。 歳入合計の113万2,000円から歳出合計97万3,000円を引き、15万8,000円が次年度の繰越金と相なったわけでございます。 続いて、監査報告があり、承認をしたところでございます。 続きまして、27年度の事業計画書についてでございます。 案として森林林業の活性化懇談会、これはもう既に8月18日に開催されました。今年度より、県北の県議会の中の県北議員連盟で戸室氏が勇退された後、久米郡選出の青野県議が会長になられ、初めてこの会合に出られて、今後の県産材の利用についていろいろと協議をやったわけでございます。 続きまして、第16回の森を考える岡山県民の集いの開催が10月24日に予定をされております。どうぞこの機にまたご案内があると思いますけど、例年どおりブルーベリーの苗木の無償提供なども考えておりますので、ご参加のほうもよろしくお願いしたいと思います。 そして、予算書案でございますが、負担金としまして84万円、例年どおり4市5町2村の分担金の合計でございます。繰越金は前年度からの15万8,000円含めて99万9,000円、歳出におきましては会議費が30万円、役員会と総会費、事業費として50万円、第16回森を考える県民の集いの要望活動でございます。そして、予備費を含めて99万9,000円。 以上、26年度及び27年度予算決算につきましても意義なく承認、可決したところでございます。 以上をもちまして森林林業活性化議員連盟の総会並びに事業報告とさせていただきます。 なお、資料は議会事務局に提出しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上で報告終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、津山圏域資源循環施設組合議会について、11番三船議員から報告願います。 11番三船議員。 ◆11番(三船勝之君) 皆さん、おはようございます。 私のほうからは、津山圏域資源循環施設組合議会7月臨時会を津山市役所議場において開催されました、その結果をご報告申し上げます。 付議された案件は4件でありますが、いずれも議長、副議長、監査委員の選出でありまして、このことにつきましては組合議会での申し合わせ事項がありまして、任期は2年、議長は津山市選出議員、副議長、監査委員は各町順に持ち回り交代という申し合わせがございます。それに沿って議事が進められたところでありまして、まず議長に津山選出議員の西野修平氏が指名推選により承認されました。なお、勝央町議会議員の和田忠治氏の副議長のまず辞職が承認された後に、副議長に奈義町議会議員の鷹取渡氏が指名推選により承認されました。次に、美咲町議会議員、私が監査委員に選任、同意されました。 以上、付議4件でございます臨時会の報告といたします。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で組合議会などの報告を終わります。 日程第4、委員会の中間報告。 次に、閉会中に行った委員会の審査結果、視察などについて、最初に総務常任委員会委員長の報告を求めます。 14番山本議員。 ◆14番(山本宏治君) 先ほど、議長のほうから諸般の報告の中にもありましたが、総務常任委員会では去る8月6日午前10時より、大分県竹田市へ定住対策の先進地視察を行いましたので、ご報告をいたします。 今回の視察先であります大分県竹田市は、内に豊かに外に名高くを基本に、平成21年に農村回帰宣言を行い、歴史と文化、自然などを竹田市のポテンシャルとし、市民全体で共有をし、都会での生活をしている方々に竹田市に回帰を促すことを目標にされております。 竹田市では、一部地域において小学校が複式学級になり、竹田市としても子育て支援住宅の新築など23年度から取り組み、現在では複式学級も解消され、若者の地域での物づくり、人づくりができており、都会からの移住に向けた取り組み、また農村回帰推進サポーター19名の地域支援員がIターン、Jターン、Uターンのサポート対応に努力をされておられました。地元企業と共同で回帰する方々のおもてなし事業も行っており、竹田市では移住、定住に努力をされておられました。 本町美咲町では、世界に羽ばたく元気な美咲町をコンセプトに、定住及び若者向けの政策をしております。竹田市でも同じくIターン、Jターン、Uターンの方に地域の風習、習慣など各地域の実情に合った説明を行い、いつまでも生活の拠点としていただきたいと思っております。 今後、補助金制度の見直しを行い、お試し住宅の利用促進、空き家対策としての家主との連絡網などの充実も今後の課題であるように思います。空き家対策、移住者への就職のアドバイスなど、地元企業、近隣の町村などと連携など、官民挙げての対応が早急な課題であり、今回の視察研修を踏まえ、総務委員会といたしましても今後対応が必要と思われます。 以上、至って簡単でありますが、総務常任委員会の報告といたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、民生教育常任委員会委員長の報告を求めます。 12番松島議員。 ◆12番(松島啓君) 失礼いたします。 民生教育常任委員会の中間報告をいたします。 平成27年7月2日及び7月7日の両日、2日間で町内の小・中学校全8校の学校訪問をしましたので、まず報告をさせていただきます。 7月2日午前9時から加美小学校、次に柵原西小学校柵原中学校柵原東小学校の順で訪問いたしました。各校とも校長先生または教頭先生から学校の概要説明を受けた後、全学年、全学級の授業参観、そして質疑応答などの意見交換を行いました。また、7月7日の訪問も同じ要領で、午前9時から中央中学校、次に美咲中央小学校、旭小学校、旭中学校の順で訪問をいたしました。特に、今回は全学年、全学級の授業参観ができ、児童・生徒の様子、また昨年から行っているめだかプロジェクト、水泳の専門家による指導の様子も見ることができました。施設の面では柵原中学校の老朽化、また美咲中央小学校の教室の手狭であったり、またランチルームの暑さ対策など、今後の課題も確認したところであります。 また、初日は柵原中学校、2日目は美咲中央小学校で児童・生徒たちと一緒に給食の試食をし、規則、マナーを守って楽しく食べている様子を見ることができました。栄養バランスのとれた食事でありました。 次に、視察研修の報告をさせていただきます。 8月4日午後2時から、健康づくりをテーマに熊本県玉名市の庁舎会議室にて視察研修を行いました。玉名市は熊本県の北部に位置し、平成17年10月に1市3町で合併され、人口約6万8,000人、高齢化率は30.5%、介護認定率21.6%で、平成23年には庁舎の近くに九州新幹線の新玉名駅ができ、また国、県の出先機関も置かれていました。 玉名市は合併後、各地域の課題、ニーズの把握、地域のニーズに合ったきめ細かい福祉サービスの提供ができない状態であり、行政の呼びかけ、特に市長、そして保健師の熱心な呼びかけで地域資源、人材を活用し、地域のニーズに応じた保健福祉サービスの提供体制を構築し、地域力向上を図る高齢者元気ネットワーク事業、たまな元気会の取り組みをお聞きしたところであります。 たまな元気会は平成19年度に発足し、自治区代表者、行政、大学等の多くの参加のもと組織体制や役員、会長、事務局長会議を毎月開催し、情報交換共有しながら各自治区にあった高齢者を中心にした活動を継続しておられます。活動内容は料理教室、シルバーオリンピック、健康体操、パソコン教室、ウオーキングなどさまざまですが、毎月の会議で課題や地域の特性を生かした活動が見えてきた。また、各自治区の努力によって住民参加の活動が定着してきた。また、既存の老人会、ボランティアグループ、サークルなどの参加を得たことなどが大きく前進した理由だと言われていました。また、行政からの補助金には極力頼らず、参加費での運営を基本としており、そのほうが活動もしやすく、事業が継続できると胸を張って言われていたのが印象に残りました。 事業主体は住民、最初の仕掛けと側面的な支援は行政で、住民と行政、また住民同士の連携がうまくとれた取り組みであり、本町のこれからの健康づくり、介護予防にも大いに参考になった視察研修でありました。 以上で民生教育常任委員会の中間報告を終わりといたします。
    ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、産業建設常任委員会委員長の報告を求めます。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) 続きまして、産業建設常任委員会の視察報告をさせていただきます。 日時は平成27年8月5日、所は大分県日田市、大山町農業協同組合特産品販売所並びに農産物加工品販売所において、当事業において組合役員の方から研修をいただいたところでございます。 私ども委員会としての視察の目的として、まず6次産業化に向けたノウハウや特産品の付加価値創出の手法について、生産加工品の販路拡大と新商品の手法について、そして農産物直売所の現状と課題についてを視察の対象として、大山町農業協同組合の特産品の生産拡大とあわせて加工場を新設、特産品加工、そして販路拡大に向けて大山町農家の所得向上に向けて多大の成果を上げられているまち大山町を選定し、研修してまいったところでございます。 大山町は、梅クリを植えてハワイへ行こうというまことにユニークな発想のもとに、組合の発展がなし遂げられてきたまちでもあります。 大分県日田市は、大分県の西部に位置する人口7万人の地方都市であります。平成17年に周辺の2町3村を編入合併して、現在の日田市の誕生と相なったところでございます。このときには大山町役場も合併となりましたが、大山町農協は合併することなく単独経営の道を歩んでおります。 大山町農協は、農業者の所得向上を目指した農産品直売所、農業者によるバザール木の花ガルテンを平成2年に開設し、その後福岡市内や大分県内に店舗を拡大、現在では9店舗を開店しております。店内には新鮮な野菜、食材を使ったケーキ、クッキー、パン、漬物、ジャムなどの加工品が並び、隣にはこれらの食材を使用したバイキング形式のオーガニック農園、レストランが併設されており、全店舗の売り上げは17億2,000万円に乗ると伺っておるところでございます。1店舗の売上高は年商約2億円弱となり、十分に採算がとれる経営状態であります。まさに生産、加工、販売が一体となった6次産業化がなし遂げられていると感じた次第でございます。 美咲町では、現在6次産業化に向けた取り組みとして、年間100万円の予算で事業に向けた補助活動を実施しておるところでございます。また、町内には物産センター、野菜畑、みち停あさひの3つの農産物直売所があるわけでございます。これらの取り組みを一体化に結びつけて、新しい産業としての将来像が描き出される大きな工夫が必要であると実感したところでございます。 以上で産業建設常任委員会の視察の報告とさせていただきます。 終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、定住対策特別委員会委員長の報告を求めます。 14番山本議員。 ◆14番(山本宏治君) 定住対策特別委員長の山本でございます。 定住対策特別委員会の閉会中の報告をいたします。 期日は去る7月24日午後より、勝田郡奈義町の定住化促進調査特別委員会と意見交換会をいたしましたので、報告をいたします。 奈義町の岡立委員長を初め、小阪四郎議長ほか4委員の6名の議会議員及び総務課長補佐、総務課まちづくり推進主事、議会事務局長の延原局長9名と本町の定住対策特別委員会委員4名とオブザーバーで1名の計5名及びまちづくり課職員2名と神坂事務局長とで意見交換会をいたしました。 奈義町の定住化促進調査特別委員会では4つのテーマを絞り、1に住宅問題、2に町のアピール、宣伝、3、婚活、子育て支援策、4、観光にということで会議を進められておられます。 1の住宅問題では、空き家問題及び民間のアパートなどが少ないなどが住宅の問題点であるように思われる。 また、婚活に対しては、アンケート調査の結果、3分の2は結婚の意思がない、また3分の1は出会いが少ないなどアンケート結果であり、委員会としても今後の婚活問題のあり方について再度研究をしたいとのことでございました。 観光に対しましては、奈義町に来町いただく政策が必要であるとの意見が多かったとのことでした。 その後、委員会では住宅問題では若者住宅建設21戸、グリーンビレッジ奈義を建設、また雇用促進住宅60室を町で買い上げ、若者住宅対策としては完売をしているところもあり、一定の対策ができているとの話でした。 子育て支援策には思い切った投資、雇用促進住宅での低価格での設定、単身者や高齢者も対象にし、婚活では若者の人のアイデアを生かし、またおせっかいおばさんが必要であるとの意見でございました。 観光では那岐山麓、菩提寺、大いちょう、美術館などつながりを持った取り組みが重要であるとの声があったとの報告でございました。 本町美咲町では子育て支援策が充実しており、今後委員会としては婚活を重点的に協議をしてまいりたいと思っております。 以上、至って簡単ですが、7月24日の奈義町議会定住化促進調査特別委員会との交換会の報告といたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で委員会の中間報告を終わります。 ここで、ただいまから午前10時40分まで休憩といたします。(午前10時23分) ○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午前10時40分) ただいまの出席議員は16人です。 それでは、日程第5、陳情等の報告並びに上程。 お手元に配付しておりますとおり、陳情2件、要望2件を受理していますので報告します。 職員に件名等を朗読させますので、お聞き取り願います。 議会事務局長。            〔議会事務局職員朗読〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 陳情等については、以上お聞きのとおりです。 これを一括本会議に上程します。 日程第6、議案の報告並びに上程。 お手元に配付しております提案書のとおり、本定例会に町長から各種の議案が送付されております。 職員に朗読させますので、お聞き取り願います。 議会事務局長。            〔議会事務局職員朗読〕 ○議長(貝阿彌幸善君) ただいま職員が朗読しました議案を一括本会議に上程します。 日程第7、提案者の説明。 町長に挨拶並びに議案第84号から議案第120号について提案理由、報告事案の説明を求めます。 町長。 ◎町長(定本一友君) 失礼をいたします。改めまして、皆さん、おはようございます。 それでは、平成27年9月定例会の開催に当たりまして、一言挨拶並びに提案理由の説明をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。 議員各位におかれましては公私極めてご多忙の中、きょう本日このように全員の方々のご出席を賜り、まことにありがとうございます。 ことしは強いエルニーニョ現象によりまして日本への台風の接近が多く、日々情報には敏感になっているところであります。昨年は大した台風、豪雨による被害もなかったわけでございますけれども、ことしもというわけにはいかないと思いますので、警戒心を高めているところでございます。災害時マスコミの対応も最重要ということで、私も含めまして職員ともども防災器具管理ラボ等に出席をいたしまして知識を高めているところでございます。また、地域地域では自主防災組織で訓練を行い、災害発生に備えていただいておるところもございます。災害は忘れなくてもやってくるということを肝に銘じているところでございます。 さて、ことしも中学生11名がニュージーランドのテムズに短期留学に行き、たくさんの知識を得て帰ってきました。子供たちにとりましては初めての海外渡航という子が多く、初めは緊張していましたが、すぐに打ち解けて有意義な時間を過ごすことができたそうでございます。一生の大きな思い出になったことと思います。9月中ごろにおきましては報告会も予定されておりますので、出発前と比較してみたいと、このように思っております。 ことしも例年どおり町内で多くの納涼祭、花火大会が行われました。ご案内は十数カ所受けておりましたけれども、できるだけ出席をさせていただいたわけでございますけれども、全部は行けなかったということでご了承をいただきたいと、このように思います。全て晴天に恵まれまして、地域でのそれぞれの特色ある催し物が行われました。全てのところでたくさんの人手がありました。どの会場におきましても子供さんが多く、華やかであったという記憶が鮮明に今でも思い浮かべてきます。小さいときから地元の行事に参加することが地元への愛着心を生むということで大変結構なことだなと、このように思っておるところでございます。 中部環境施設組合コスモクリーンセンターにおきましては、津山クリーンセンター完成によりまして平成28年4月1日より美咲町分のごみは持ち込まないことになっておりますけれども、真庭市におきましては焼却場は以後も使用するとしておりますけれども、最終処分場にはもう持ち込まないということでございまして、今後の生産もありますので当分の間、組合は存続させることで合意をいたしたところでございます。 7月に入りまして、加温のニューピオーネの出荷体制が整いまして、ことしも東京大田市場に売り込みに行ってまいりました。卸売市場、仲買人、小売店をJA津山組合長と回りましたけれども、かなりよい感触をつかんで帰ってきたところでございます。品質のよさを評価していただきましたし、安定した出荷を確保できますと、ブランド品としても十分通用するということのご助言をいただきまして、今後も大いにPRをしていきたいと、かように思っておるところでございます。 7月29日、美咲物産株主総会がございまして、取締役に私、定本一友、岡部初江、脇利幸、久米郡商工会会長で監査役に甲本孝昌森林組合長、そして池上康夫津山JA理事が就任をいたしました。そして、美咲物産の業務全般を管理する役といたしまして、総括という役を置くことにいたしました。甲本宣二氏が選ばれました。年齢は60歳、住所におきましては美咲町原田1719-3で、平成26年トヨタ部品岡山共販株式会社の取締役営業部長を退任されました。そういうことで経歴からいっても適任者だと思っておりますので、推薦をさせていただいたところでございます。 また、7月から8月にかけまして一部事務組合会議、期成会、総会、要望、陳情活動等が大変多くありまして、副町長、職員と手分けをして出席したところでございます。議員の皆様方もその分だけ出席をされました。ご苦労さまでございました。 次に、平成26年度一般会計決算の特色についてお話をさせていただきます。 平成26年度の経済は、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の3本の矢による一体的な推進によりまして緩やかな回復基調が続いているものの、まだまだ個人消費等に弱さが見られ、年度前半には実質国内総生産成長率がマイナスになったところでございます。こうした状況の中、経済の好循環を確保するものといたしまして、地方の経済成長の成果が広く行き渡るようにするため緊急経済対策を取りまとめ、雇用、所得環境が改善する中、経済対策の政労使会議を含む各種政策の効果もありまして、景気は緩やかに回復していくことが見込まれておるところでございます。 この結果、平成27年度の国内総生産の実質成長率は1.5%程度で、名目成長率におきましては2.7%程度になるというように見込まれておるところでございます。そういう現下の激しい経済の地方財政の現状に鑑み、美咲町の平成26年度の財政運営に当たりましては、歳入面におきましては地方税負担の公平適正化と普通交付税、特別交付税の確保を図り、また景気低迷により地方税の確保が困難となる中におきまして、国県補助金の確保に努めるとともに、過疎対策事業債、辺地対策事業債等、地方交付税で見返りの率の高い町債の優先的な確保を行いまして生活関連社会資本等の整備に充当するなど、財政の確保を図ってきたところでございます。 また、歳出面におきましては財政全般にわたりまして節減合理化を進めながら、限られた予算の重点配分と経費支出の効率化に徹しまして、可能な限り借入金への依存度を下げるとともに、必要な社会資本の整備を行ったところでございます。 また、美咲町第2次振興計画を始め、美咲町過疎地域自立促進市町村計画等との整合性も図りながら、福祉の充実と少子化対策に重点を置きまして、住んでいてよかった美咲町、これからも住み続けたいまちづくりを目指して重要課題の実現に向け、節度ある行財政運営を行いました。 美咲町の財政構造の支出、普通会計で見ますと、実質公債費率につきましては13.6%と年々改善傾向にはありますけれども、経常収支比率を見た場合には82.6%となっておりまして、年々財政構造が弾力化を失いつつある依然として厳しい情勢の中で、今後交付税の縮減もあることから、さらなる経常経費の抑制に留意することが必要であります。 次に、歳入の状況でございますけれども、主なものとして見ますとゴルフ利用税交付金の減額につきまして、町内のゴルフ場が2カ所から1カ所になったことによる減額によるものでございます。自動車取得税交付金の減額につきましては、消費税率の引き上げに伴いまして自動車取得税の税率が下げられたことによる減額によるものでございます。また、国庫支出金の減額につきましては地域の元気臨時交付金、学校施設環境改善交付金、災害復旧費負担金等の減額が主なものでございます。県支出金の減額につきましては、災害復旧費負担金等の減額が主なものでございます。 続きまして、歳出の状況につきましては、平成26年度の歳出決算額は対前年比で6.1%減となっております。事業内容は、決算書及び26年度一般会計決算の特色の文書をお読みいただければわかると思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 公債費におきましては21億5,282万5,000円で、構成比といたしまして20.7%で、対前年伸び率といたしましてはマイナスの7.3%となっておるところでございます。これは各種の普通建設事業等を実施するため、一般財源の不足分を町債に求めており、その元利償還金でございます。また、町起債の繰上償還も行っておるところでございます。 次に、性質別経費の状況を見ますと、義務的経費におきましては人件費が対前年比伸び率の2.7%減となっておりますけれども、扶助費は対前年伸び率が13.7%増、公債費においては対前年比率が7.4%の減となっておるところでございます。 繰出金につきましては対前年伸び率が3.0%の減、積立金は対前年比伸び率が15%の増となっておるところでございます。投資的経費のうち、建設事業債は対前年伸び率が21.5%の減、災害復旧事業費は対前年伸び率が74.1%の減となっておりますけれども、町民の理解と協力を得ながら振興計画等に基づきまして、必要、緊急性、そして継続性等を考慮しまして、健全な財政運営を図りつつ実施をいたしたところでございます。 一般会計では、形式の収支におきまして9億970万円、実質収支8億8,761万円、単年度収支におきましては1,690万8,000円の黒字となりました。 普通会計では、形式収支におきましては9億137万7,000円でございまして、実質収支におきましても8億7,928万7,000円でございます。単年度収支におきましては、977万9,000円の黒字となったところでございます。 平成26年度末におきます地方債現在高におきましては132億6,406万9,000円で、対前年伸び率におきましてはマイナスの9.1%、平成26年度歳入決算規模の115.9%となったところであり、また公債費は21億6,266万5,000円で、対前年度比率につきましてはマイナスの7.4%、実質公債費比率におきましては13.6%、前年度におきましては15.4%でございますけれども、このような数字になったところでございます。 今後、より一層健全財政への自主的努力が要求されております。財政構造は経常収支比率が80%を超え、上昇傾向にあり、財政の硬直化が進んでおります。また、普通交付税におきましては毎年変更が加えられるものとともに、平成27年度より合併算定がえによる収縮も始まるため、先行きが不透明ばかりではなく、県における行政改革の推進、改善傾向にもありますが、依然といたしまして経済情景の低迷に伴います財政状況は激しいものがありまして、健全な財政運営に向けてハード、ソフト面の全ての事業を見直すということが求められておるところでございます。 以上が26年度一般会計決算の特色でございます。 次に、9月定例会に計上しております補正予算の主なものを上げさせていただきます。 歳入の主な財源といたしましては、繰越金の8億8,000万円の約半分は基金積立金2億8,000万円、起債の繰上償還1億6,000万円に充てさせていただきます。残りの3億8,000万円と交付税予算、また臨時財政対策債予算増額分の合計6億7,000万円の中の5億2,000万円を当初予算に組み込んでおりました財政調整基金より繰り出しをしておりましたけれども、これの埋め合わせをしていきたいと、このように思っております。そして、残りの1億5,800万円と長期振興まちづくり基金の5,000万円が今回補正の単町部分の財源でございます。 歳出におきましては、庁舎内のトイレの改修に追加費で110万円、圏域消防負担金増額といたしまして1,200万円、女性消防団員の全国大会出場準備金といたしましては30万円、予備費が少なくなっております。予備費充当としまして3,000万円、黄福タクシーの追加分といたしまして500万円、町ホームページの改修等で1,500万円、留町奨励金の増額といたしまして87万円、マイナンバーカードのカード作成費といたしまして580万円、塵芥処理費といたしまして看板とかごみ袋代でございますけれども2,110万円、ごみステーション増築費追加といたしまして150万円、旭保育園施設費といたしまして250万円、通園バスの買いかえといたしまして390万円、ほほえみの湯ボイラー修理といたしまして30万円、老人憩いの家改修費といたしまして150万円、山村活性化支援交付金事業旭地区でございますけれども1,000万円、桜のてんぐ巣処理費といたしまして200万円、旭総合支所自動ドア設置といたしまして170万円、柵原東小学校校舎のペイント費用、また柵原中学校トイレの改修といたしましては65万円、旧打穴小学校椅子、机の整備といたしまして320万円、柵原図書館エアコン取りかえへ63万円、マイナンバー制度に伴う情報公社システム改修費用をそれぞれの課で計上をしております。また、建設課の事業分につきましては、当初予算では計画していたものに国庫また県支出金のつきぐあいによりまして調整をしておりますので、予算書のほうをごらんになっていただきたいと、このように思っております。 次に、提案理由並びに議案内容の説明とさせていただきます。 9月定例会の議案におきましては、条例案件5件、予算案件24件、その他7件及び平成26年度美咲町の各会計に係る決算認定などでございます。また、報告2件をさせていただきたいと思います。 まず、条例案件でございまして、議案第84号美咲町子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例でございますけれども、子ども・子育て支援法の制定に基づきまして新たに1号認定の利用者負担額の基準を定めるものでございます。附則といたしまして、この条例は公布の日から施行いたしまして、平成27年4月1日より適用をいたします。また、それに伴いまして、美咲町保育料条例は廃止となります。 議案第85号みさきネットの設置及び管理に関する条例の全部を改正する条例でございますけれども、みさきネットの施設を地方自治法第244条第1項の規定される住民の福祉を推進する目的をもってその利用に供するための公の施設と位置づけまして、その施設及び管理に関する事項を明記をいたしました。また、番組、企画、編成会議など新たに記載するため、条例を全部改正するためでございまして、公布の日から施行させていただきたいと、このように思っております。 議案第86号みさきネット分担金徴収条例の全部を改正する条例でございます。みさきネットの分担金の額を改め、あわせて地方自治法第228条の規定により罰則等の事項を定めるものでございまして、みさきネット分担金徴収条例の全部を改正する条例を議案として提出をいたします。この条例は、公布の日から施行をさせていただきます。 議案第87号美咲町個人情報保護条例の一部を改正する条例。行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が施行されることに伴いまして、美咲町個人情報保護条例の一部改正が必要となったために条例の一部を改正するものであります。この条例の施行期間は附則に記載のとおりでございます。 続きまして、議案第88号美咲町証明等手数料条例の一部を改正する条例でございますけれども、行政手続における個人を識別するための番号の利用等に関する法律が施行されることに伴いまして、美咲町証明等手数料条例の一部改正を行うものであります。この条例は平成27年10月5日から施行をいたします。ただし、別表第32項の規定につきましては、平成28年1月1日から施行をするものでございます。 続きまして、補正予算の説明をさせていただきます。 議案第89号から議案第112号までは、平成27年度会計の補正予算でございます。一般会計と特別会計の総額におきまして、7億8,823万3,000円の追加予算となっておるところでございます。 まず、議案第89号平成27年度美咲町一般会計補正予算(第2号)でございますけれども、歳入歳出の総額を5億7,654万6,000円を追加いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ110億7,767万8,000円といたします。また、第2条の債務負担行為の追加は、予算書6ページの第2表の債務負担行為の補正のとおり変更をいたします。第2条、第3条地方債の補正は、予算書7ページの第3表地方債の補正のとおり変更をいたします。 では、歳入の主なものでございますけれども、9款におきまして、地方特別交付税交付金は50万9,000円を追加をいたします。 10款地方交付税は地方交付税に2億7,460万7,000円を追加をいたします。また、分担金、負担金におきましては79万3,000円を追加するものでございます。 また、14款国庫支出金は2項国庫補助金社会資本整備総合交付金を5,396万円を減額をいたしまして、山村活性化支援交付金、個人番号付番システム構築補助金などを追加いたしまして、総額を2,672万1,000円を減額をするものでございます。 また、15款におきまして、県支出金は94万5,000円を減額するものでございます。 17款寄附金におきましては230万円をふるさと納税寄附金として追加をいたします。 18款繰入金といたしましては1項基金繰入金は財政調整基金を5億3,000万円を減額いたしまして、長期振興まちづくり基金に5,000万円を追加をいたしまして、総額4億8,000万円減額するものでございます。 19款繰越金は8億2,579万2,000円を前年度会計繰越金といたしまして追加をいたします。 20款諸収入は9項雑入を1,516万1,000円を追加するものでございまして、後期高齢者医療給付金精算金でございます。 21款町債は1項町債を3,495万円を減額するもので、起債申請による額の決定によりまして減額と、臨時財政対策債を追加をするものでございます。 次に、歳出の主なものを説明をさせていただきます。 1款の議会費におきましては2万3,000円を追加をいたします。 2款の総務費におきましては3億3,155万4,000円を追加するもので、繰越金に係る地方財政法の規定によりまして財政調整基金等への積み立てなどが主なものでございます。 続きまして、3款民生費に5,498万7,000円を追加するものでございまして、4款におきましては衛生費に1,249万円を追加をいたします。 6款の農林水産業費におきましては1,890万1,000円を追加するものでございますし、7款の商工費におきましては328万7,000円の追加を行うものでございます。 また、8款の土木費におきましては4,904万9,000円を減額をいたしまして、9款の消防費におきましては1,438万3,000円を追加するものでございます。 また、10款の教育費を130万2,000円減額をいたします。 12款公債費、繰上償還などを1億6,146万1,000円を追加をいたします。 そして、15款の予備費におきましては2,981万1,000円を追加をいたします。 次に、特別会計でございまして、議案第90号美咲町みさきネット事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に1,541万7,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ1億9,968万9,000円とするものでございまして、議案第91号におきましては美咲町津山・柵原線共同バス運行事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に232万1,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ1,732万1,000円とするものでございます。 議案第92号美咲町津山・西川線共同バス運行事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に122万1,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ1,772万1,000円とするものでございます。 また、議案第93号におきましては美咲町旭川ダム沿線バス運行事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳出歳入の総額に55万6,000円を追加いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ1,905万6,000円とするものでございます。 また、議案第94号美咲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に9,254万4,000円を追加いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ23億4,840万6,000円といたすものでございます。 続きまして、議案第95号美咲町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に2,570万6,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ25億7,524万3,000円といたします。 議案第96号美咲町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)でございまして、歳入歳出の総額に364万8,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ1,713万3,000円とするものでございます。 続きまして、議案第97号久米郡介護認定審査事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に44万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ965万9,000円とするものでございます。 続きまして、議案第98号美咲町国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額を4万7,000円を減額をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ681万1,000円とするものでございます。 続きまして、議案第99号久米郡障害支援区分認定審査事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に3万1,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ143万2,000円とするものでございます。 議案第100号美咲町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に358万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ2億1,404万5,000円といたします。 続きまして、議案第101号美咲町柵原飯岡簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でございまして、歳入歳出の総額に1,081万7,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ3,048万9,000円とするものでございます。 議案第102号美咲町柵原北部簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。歳入歳出の総額に618万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ2億3,486万6,000円とするものでございます。 続きまして、議案第103号美咲町柵原中央簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でございまして、歳入歳出の総額に1,183万9,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ6,972万2,000円とするものでございます。 続きまして、議案第104号美咲町統合簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でございまして、歳入歳出の総額に898万3,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ2億2,356万7,000円とするものでございます。 続きまして、議案第105号美咲町中央簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でございまして、歳入歳出の総額に419万7,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ4億3,899万4,000円とするものでございます。 続きまして、議案第106号美咲町中央北部簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に759万1,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ2,653万9,000円とするものでございます。 続きまして、議案第107号美咲町中央打穴・大垪和簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に596万2,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ7,962万5,000円といたすものでございます。 議案第108号美咲町下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に509万5,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ1億6,323万4,000円とするものでございます。 議案第109号美咲町柵原公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に5,061万円を減額いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ2億6,875万3,000円といたします。 また、第2条の地方債の補正につきまして、地方債を第2表のとおり限度額を減額変更をいたしたところでございます。 議案第110号美咲町中央公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。歳入歳出の総額に1,274万9,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ3億2,075万1,000円といたします。 議案第111号でございますけれども、美咲町用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)でございまして、歳入歳出の総額に3,341万8,000円を追加をいたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ6,715万5,000円とするものでございます。 続いて、議案第112号美咲町倭文西財産区特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、歳入歳出の総額に2万8,000円を追加をいたしまして、歳入歳出をそれぞれ25万3,000円といたすものでございます。 続きまして、議案第113号平成26年度美咲町歳入歳出決算の認定について、その概略を説明させていただきます。 一般会計の財政状況を前年度と比較いたしますと、歳入決算額113億142万円で、対前年度におきましてはマイナス5.6%の減、歳出決算額におきましては103億9,173万円で、対前年度におきましては6.1%の減と財政規模は縮小となっておるところでございまして、繰越明許費は4億6,957万円で、そのうち翌年へ繰り越す財源は2,209万円となり、純繰り越しにおきましては8億8,760万円、前年対比におきましては1.9%の増となったところでございます。 これからは、決算額においては1,000円未満を四捨五入した金額で報告をさせていただきます。 一般会計の歳入決算額を款別に見ますと、町税といたしましては14億2,765万5,000円、構成比といたしましては12.6%、地方交付税におきましては59億8,149万円、国庫支出金におきましては8億8,165万8,000円、県支出金におきましては6億824万7,000円、町債におきまして6億4,170万4,000円が主なものでございまして、全体の84.4%を占めておるものでございます。 町税につきましては、個人町民税が対前年比におきまして0.1%の減、法人町民税が前年度比で伸び率が24.4%の増、固定資産税が対前年伸び率におきましては0.3%の減、軽自動車税が対前年伸び率におきましては0.5%の増、町たばこ税が対前年比伸び率が5.5%の増、地方税全体では対前年比で伸び率が3.5%の増となったところでございます。 続きまして、歳出決算を款別に見ますと、議会費が1億963万5,000円で、前年度比率におきましては1.4%の増となっております。 総務費におきましては14億3,790万8,000円で、対前年比率におきましては6.4%の増となっておるところでございまして、主な事業といたしましては、財政調整基金の積み立て、長期振興まちづくり基金の積み立て、バス運行事業、衆議院選挙選挙費、協働のまちづくり事業交付金などでございます。 民生費におきましては26億4,683万2,000円で、対前年度よりの伸び率におきましては4.2%の増となっておりまして、主な事業といたしましては、国保特別会計繰出金、介護保険特別会計繰出金、療養給付費負担金、障害者福祉サービス等給付金、子育て世帯臨時特別給付金事業、保育園の施設費、生活保護費などでございます。 衛生費におきましては10億570万7,000円でございまして、対前年比におきましては0.2%の減となっておりまして、主な事業といたしましては、簡易水道事業特別会計繰出金、乳幼児及び児童・生徒の医療費、合併処理浄化槽の設置補助金、塵芥処理費、し尿処理費などでございます。 労働費におきましては1,700万円でおきまして、これは前年度と同じでございまして、津山圏域勤労者互助会への貸付金でございます。 また、農林水産業費におきましては8億1,019万円でございまして、前年度におきましては7.4%の増となっております。主な事業といたしましては、農業集落排水事業繰出金、中山間地域等直接支払い事業、耐震対策農業水利施設整備事業、中山間地域総合整備事業、単県小規模林道開設事業などでございます。 また、商工費におきましては7,685万4,000円でございまして、前年度におきましてはマイナスの16%の減ということになっておりまして、主な事業といたしまして、商工会補助金、特産品ニューピオーネ海外輸出トライアル事業、町観光推進事業などでございます。 土木費におきましては9億1,422万円でございまして、対前年度におきましては3.2%の増となっております。主な事業といたしましては、県事業の負担金、道路維持費、町道改良舗装事業、社会資本整備総合交付金事業、公共下水道特別会計繰出金、町営住宅の管理費などでございます。 また、消防費におきましては3億434万3,000円でございまして、前年度比より7%の減となっておりまして、主な事業といたしましては、津山圏域の消防組合負担金、消防団員の人件費、消防施設の管理費、消防施設の整備費などでございます。 また、教育費におきましては7億4,751万6,000円でございまして、前年度よりは26.5%の減となっておるところでございまして、主な事業といたしましては、各学校管理費、加美小学校施設改修事業、外国青年招待招致事業、図書館管理費、3施設でございますけれども、またスクールバスの管理費、体育施設管理費などでございます。 また、災害復旧費におきましては1億6,869万7,000円でございまして、対前年比におきましては74.1%の減ということになっておりまして、主な事業といたしましては、農地災害復旧、それから農地用施設の災害復旧費、公共土木施設災害復旧費などでございます。 公債費は21億5,282万5,000円でございまして、前年度に対比といたしましては7.3%の減となっております。これは各種の建設事業を実施するため、一般財源の不足分を町債に求めておるものでございまして、その元利償還金が累積したものでございます。 また、長期債の繰上償還も行っております。 特別会計の説明は省略させていただきますけれども、歳出におきましては徹底した節減、合理化を進めまして、一般会計を含め特別会計におきましても黒字決算となっております。 ただし、美咲町住宅新築資金等貸付事業特別会計におきましては、歳入不足が生じたために、これを前年度繰上充用金で補填をいたしておるところでございます。 また、平成26年度決算に伴う説明資料をつけさせていただいておりますので、ご参考にしていただければと、このように思います。 以上で平成27年度会計の補正予算、26年度の決算につきましてのその概略を説明をさせていただきました。 続きまして、議案第114号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定についてでございますけれども、辺地計画に新たに中辺地の1カ所を策定いたしましたので、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定により、議会に議決を求めるものでございます。 続きまして、議案第115号美咲町過疎地域自立促進市町村計画の変更についてでございまして、美咲町過疎地域自立促進市町村計画を変更するものでございまして、過疎地域自立促進特別措置法の規定により、議会の承認を求めるものでございます。 産業の振興、交通通信体系の整備、生活環境の整備に新たに事業を追加するもので、変更を伴うものでございます。 続きまして、議案第116号美咲町塵芥車等の購入契約についてでございますけれども、津山圏域循環施設組合の津山圏域クリーンセンターへの美咲町内の一般廃棄物を運搬することに伴いまして、ごみの分別収集に専用車が必要となりました。パッカー車2台、パワーゲートつきダンプ2台を購入するものでございます。 美咲町の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定によりまして、700万円以上の備品によりますと議会の議決を求めなければならないということになっておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 議案第117号損害賠償の額を定めることについて。 林道の管理の瑕疵により走行中の美咲町西593番地、旭生コン株式会社、代表取締役森脇富美氏の所有する車両に損害を与えましたので、これを賠償するものでございます。損害額の確定、和解の成立について地方自治法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 議案第118号損害賠償の額を定めることにつきまして、町道の管理の瑕疵によりまして通行中の藤原170番地5、石川健吾及び石川典子両氏の所有する自転車に損害を与えたもので、これを賠償するものでございます。賠償額の確定、和解の成立について地方自治法の規定により議会の承認を求めるものでございます。 続きまして、議案第119号津山圏域西部衛生施設組合の解散について。 平成28年4月1日から津山圏域資源循環施設組合の津山圏域クリーンセンターの稼働に伴いまして、津山圏域の西部衛生施設組合を解散するため、地方自治法第290条の規定によりまして関係議会の議決を求めるものでございます。 続きまして、議案第120号津山圏域西部衛生施設組合の解散に伴う財産処分についてでございます。 平成28年3月31日をもちまして津山圏域西部衛生施設組合を解散することに伴いまして、その組合財産を処分することにつきまして、地方自治法第290条の規定によりまして関係議会の議決を求めるものでございます。 続きまして、報告第3号第26期株式会社美咲物産経営状況の報告について。 第26期株式会社美咲物産決算の報告が同社からありましたので、地方自治法の規定によりまして決算の状況を確認いただきますようにお願いをいたします。 続きまして、報告第4号平成26年度財団法人農業公社経営状況の報告につきまして、平成26年度農業公社決算の報告が同公社からありましたので、地方自治法の規定によりまして決算の状況を確認していただきたいと、このように思います。 以上で議案並びに提案理由の説明をさせていただきました。読み違え等がございましたら、提案書のとおりとご理解をいただきますようにひとつよろしくお願い申し上げます。 全議案適正、妥当なる議決をいただきますようにひとつよろしくお願い申し上げまして、終わりとさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(貝阿彌幸善君) 議案第84号から議案第120号の提案理由の説明は、以上お聞きのとおりです。 日程第8、平成26年度美咲町の事務事業の執行管理、平成26年度財政健全化判断比率、資金不足比率について監査委員の監査が行われていますので、代表監査委員の大天嘉行氏に監査報告を求めます。 大天代表監査委員。 ◎代表監査委員(大天嘉行君) 失礼します。 それでは、平成26年度決算審査等の結果について報告をいたします。 地方自治法第199条第4項の規定により行った監査、同法第233条第2項により審査に付された平成26年度美咲町一般会計及び同特別会計歳入歳出決算並びに同法第241条第5項の規定により審査に付された基金の運用状況を示す処理を審査した結果は次の通りでございます。 なお、詳細についてはお手元に配付してあります資料をごらんいただきたいと思います。 審査期間は、平成27年7月8日から8月18日までの11日間でした。 決算の概要、各会計の総括、平成26年度各会計の決算額は、歳入総額、一般会計113億142万9,617円、25特別会計70億3,919万4,705円、歳出総額、一般会計103億9,173万1円、25特別会計67億6,265万6,834円で、歳入歳出差し引き残額は11億8,623万7,487円を翌年度へ繰り越しております。この中には、繰上充用の措置をとっている1会計があり、その額は2,836万5,051円であります。 一般会計の決算額で、歳入歳出差し引き残額は9億969万9,616円で、前年度に引き続き黒字決算となっております。 普通会計における実質収支と単年度収支はともに黒字となっております。歳入における町債は6億4,170万4,000円となっており、歳入構成比では5.7%となっております。歳入を前年度で比べると、地方交付税、国庫支出金等が減少しております。また、歳出における公債費は21億5,282万5,000円であり、対前年度7.3%の減となっております。 平成26年度末の普通会計における地方債残高は、132億6,406万9,000円と年々減少をしております。実質公債費率は13.6%と改善しております。財政構造は経常収支比率が依然として80%を超えており、硬直化により今後の運営に多難が予想され、自主財源の確保、諸経費の節減、合理化、計画的な町債発行等により一層効率的な財政運営が必要であります。 審査結果、総評。 平成27年7月8日付で美咲町長から送付された平成26年度美咲町一般会計、25特別会計の歳入歳出決算書、同歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書は法令に準拠して作成されており、計数と歳入歳出予算整理簿、歳出予算流用及び予備費充当並びに出納証憑書類を照査し、さらに関係調書、関係書類の提出と担当者の説明を求める等により慎重に審査した結果、計数はいずれも適合しており、誤りのないことを確認をいたしました。 基金の運用状況については、富田泰司教育福祉振興基金ほか9件の取り崩しはあったものの、いずれも適正な理由によるもので、基金台帳を検査した結果、適正に運用処理されておりました。 指摘事項、公の施設に係る指定管理制度について。平成18年の指定管理に係る条例施行以来、現在では多くの公の施設について指定管理者の指定がなされているが、旧町、地域間の類似施設において管理費に相当な格差が見受けられます。平成26年度が更新年度であり、一部の施設においては見直しが行われておりますが、単年度の実績を踏まえ、さらなる格差解消に努められたい。また、事業報告書については統一した様式を定めるとともに、必要に応じて臨時に報告を求め、実地に調査し、または必要な指示を行うことにより効率的な制度運用を図られたい。 2、町税、未収金等の滞納整理について。町税、住宅新築資金、保険料及び使用料等については、収納率が低下傾向であり、このことに伴い収入未済額は増加しつつあります。担当課による徴収事務並びに岡山県市町村税滞納整理組合への事務委託により一定の成果は見られるが、公平な負担の原則からも引き続き滞納整理に努められたい。また、全庁的な徴収態勢を構築し、一元的な取り組みを進められたい。 3、生活保護費に係る事務の効率化について。生活保護費については、被保護者名義の口座に振り込むことが原則とされているが、一部においては未実施となっております。個々の事情等を勘案しながらも早急に統一した運用を図られたい。また、このことに伴い、福祉事務所担当者と各総合支所住民福祉課担当者の事務分担についても見直しを行い、支払い事務の一本化を図るなど事務の効率化に努められたい。 4、県事業の計画的な要望、推進について。岡山県中山間地域における交通難所整備計画に基づく県事業要望調書の作成については、地域住民の要望を最大限に反映させるとともに、計画的かつ効率的な推進を図られたい。 5、みさきネット事業の推進について。みさきネット事業については、町内全域に高度情報通信網が整備されており、告知放送、インターネットサービス、ケーブルテレビサービスが提供されております。当該インフラを最大限活用し、快適なまちづくりを推進するためにも加入者への情報提供を充実させるとともに、加入率のさらなる向上に努められたい。 6、町広報紙の配送方法について。町広報紙については、各常会長に配布を依頼しており、毎月発行日に担当課職員と特定の職員とにより常会長宅まで配送しているが、一部の地域では郵送により常会長宅に広報紙が送られております。全ての地域に職員が配送することにより、地域の特色が把握でき、住民との触れ合いが広がるだけでなく、経費の節減にもつながると考えられます。全職員が協力し、町内全域へ広報紙の配送を行われたい。 7、土地改良区の取り扱いについて。土地改良法に基づく設立された土地改良区については、受益者により農業地や農業用水の整備、管理など土地改良事業を推進することが定められているが、旧町、地域間で取り扱いに格差が見受けられる。統一的な運用を早急に図られたい。また、長原ダム管理事業については例年監査時に指摘しているが、一向に改善される様子がない。喫緊の課題として、早急な対応を図られたい。 8、支所間バスの運行について。本庁と各総合支所を結ぶ支所間バスの運行については、利用者も少なく、運行経営についても相当な負担を要している。旧町、地域間の移動手段を確保する必要性は認識できるが、町内の観光名所等への路線拡大、延長を行うなど町内めぐりや町内再発見の旅といった企画も考えられる。桜、棚田、寺社、特産物生産場所及び観光施設等への臨時便、休日便の運行など既存の枠組みにとらわれず検討を行い、費用対効果の向上に努められたい。 9、スクールバス等の運用について。スクールバス等の運行方法については、各旧町時代の運用が継続されており、統一されておりません。地域の実情などもあるが、合併して10年が経過したのを契機に統一的な運用に改められたい。また、児童・生徒数の減少が改善される見通しが立たない現状においては、車両の更新について十分な議論を行い、有効かつ適正な措置を講じられたい。 10、庁舎内外の環境美化と職員の対応について。庁舎内外の環境美化については庁舎周辺の花壇への春夏及び秋冬の花の手入れなど職員の協力によりよく整備されており、庁舎内の清掃などについても清潔に保たれております。庁舎はまちの顔であるので、引き続き環境美化に努められたい。また、美咲町のキャッチフレーズとして、庁舎入り口側面に掲げられている花と自然と笑顔のあるまちの精神に基づき、来庁者に暖かく親切な対応を心がけられたい。 審査意見。 昨年5月、日本創成会議は全国の約半数に当たる896市区町村で人口が急減し、最終的に消滅する可能性があるとの提言をまとめました。本町においても高齢化率が37.69%にまで上昇し、少子・高齢化が一段と進む状況の中で、国民健康保険事業、介護保険事業といった社会保障給付費は増大の一途をたどり、本町行財政に多大な財政負担を強いることが予想されます。各種事業の予算化並びに予算執行等事業の推進に当たっては、行財政改革の趣旨、目的に沿って住民に対し、財政状況が総合的に理解されるよう情報公開に努め、各事業の評価と事業効果、事務事業の見直し及び費用対効果を精査、検証する中、歳出全般の効率化を図り、財政健全化をより一層推進するよう望むものである。 行政サービスの質に対する住民ニーズには適切な行政サービスの提供と受益者負担の原則を明確にし、常にコスト意識と危機感を持ちながら行政と住民との協働によるまちづくりを推進しなければなりません。 地域の活性化を推進し住民ニーズに応えるためには、人口減少に伴うまちの将来像を的確に把握し、特色ある地域発展に努め、満足度の高い安全・安心なまちづくりを望むものであります。 続きまして、平成26年度健全化判断比率に係る審査意見について報告します。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき審査に付された平成26年度に係る健全化判断比率及びその基礎となる事項を記載した書類を審査しました。 審査の結果、総合意見。審査に付された健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。 続きまして、平成26年度資金不足比率にかかわる審査意見について。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき審査に付された平成26年度美咲町柵原飯岡簡易水道特別会計等、全12会計に係る資金不足比率及びその基礎となる事項を記載した書類を審査しました。 審査の結果、総合意見。審査に付された全12特別会計に係る資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。 以上で監査委員の報告を終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) 監査委員による決算監査報告は以上お聞きのとおりです。 それでは、ただいまから午後1時30分まで休憩とします。(午前11時58分) ○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後1時30分) ただいまの出席議員は16人です。 日程第9、一般質問。 これから一般質問を行います。 なお、この際申し上げておきます。会議規則第54条の発言内容の制限及び第55条の質疑回数の規定を遵守願うとともに、第56条の発言時間の制限により質問時間が30分までと決定されていますので、ご承知願います。 それでは、5番延原議員の質問から行います。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 皆さん、こんにちは。初めて一般質問でトップバッターをやらせていただきます。多少緊張しております。 私のほうからは、通告書で提出しております2項目について執行部の見解を求めますので、誠意あるご答弁お願いしたいと思います。 まず、1点目の税外収入の確保についてでございます。 本町の平成27年度の一般会計当初予算における歳入約105億円のうち、国からの補充金であります地方交付税は約54億円でありまして、歳入全体の実に半分を超える状況となっております。この地方交付税のうち合併特例に係る交付税につきましては、5年間で10億円の減額があるというふうに言われております。今後、減額に対する軽減措置があったとしても交付税の減額を踏まえた財政運営が必要となってまいります。財政担当を先頭に各担当課では、第2次振興計画の実現に向けて交付税措置のある有利な補助事業の獲得など積極的に取り組んでいると期待しているところであります。 財政運営の基本は、入るをはかって出るを制するということが大原則であります。そこで、税外収入の確保の方策として、町有財産のうち行政目的に活用しなくなった、いわゆる普通財産の売却が考えられるところであります。その実績について確認をしたい。 町有財産の売却は、単独で利用できるような土地や建物につきましては原則一般競争入札での処分──財務規則の第88条です──で行っていると思いますが、直近3年間の入札による売り払い件数と歳入実績をまず確認をしたい。 次に、入札処理の事務手続につきましては、平成26年5月に入札事務処理要綱を定めているところですが、この処理要綱を定めた以降の入札のうちでホームページへの掲載をした件数、町の広報紙へ掲載をした件数、現地での立て看板を設置した件数など事例があれば確認をしたい。 また、単独利用できない狭小な土地や150平米以下のごく小規模な土地など随意契約で売り払い処分した件数と歳入について、直近3年間の実績についても確認をしたい。 さらには、普通財産の計画的な処分方針及びこれに基づく処分計画を策定されているのであれば公表をいただきたい。 最後に、普通財産の売却以外に税外収入の確保について具体的な計画をお持ちであれば、これも確認したい。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(畑尾周一君) まちづくり課の畑尾でございます。よろしくお願いいたします。 私のほうからは税外収入の確保ということで、5番延原議員の4件のご質問をいただきましたが、1番の普通財産の処分状況はいかに、2番の入札の処理の手続、3番、随意契約での売り払い状況ということの1から3番目につきましてご説明をさせていただきますが、説明の都合上1番と3番が関連しておりますので、そちらを先にさせていただきたいと思います。 直近3年間の売り払い件数、歳入実績ということでございまして、これは建設課分、また旭柵原総合支所、産業建設課分も含めてでございますが、33件ございます。歳入実績は万単位で説明させていただきます。5,293万円となっております。年度別に見まして、24年度8件、691万円うち一般競争入札によるもの4件、345万円、随意契約によるもの4件、346万円。25年度は14件ございまして、1,325万円うち一般競争入札によるもの6件、769万円、随意契約によるもの8件、555万円。26年度は11件ございまして、3,276万円うち一般競争入札によるもの2件、1,856万円、随意契約によるもの9件、1,420万円ということになっております。 じゃあ先に、2番の入札処理の根拠と手順ということでございますが、議員ご指摘のとおり26年に美咲町普通財産の処分事務取扱要領及び美咲町普通財産一般競争入札の売り払い事務処理要綱に基づき処理をしております。それ以前は、そのたびに要綱を定めて事務処理をしておりました。 譲渡の方法は、先ほどおっしゃいましたように原則として一般競争入札ということになっておりまして、周知につきましては広報みさきに掲載をさせていただいております。また、おおむね1カ月前には入札物件、入札参加に必要な資格、入札日時及び開札場所、予定価格等の事項を報告させていただいております。この予定価格につきましては、当該普通財産の取得価格及び近郊の類似した土地の売買事例価格、また近傍の類似した土地の固定資産評価額等を参考に設定をさせていただいております。 広告後、入札参加申し込み受け付け、書類審査を行い、入札を実施いたします。 また、先ほどもございましたが、入札物件の現地には立て看板、これは26年度要綱設置後全てのものについて立て看板を掲示し、周知を行っております。全体的な期間でございますが、入札案件の準備から広報、契約締結から所有権移転までおおむね3カ月の期間を要しております。 また、一般競争入札を原則としておりますが、貸付契約に基づく5年以上の継続使用があるものや袋地または地形、狭長等単独利用困難なもの、また土地の面積がおおむね150平米以下で公共用として単独利用が困難な土地につきましては、随意契約による事務処理を行っております。 今後とも将来行政目的の手段として保有していく必要のない普通財産につきましては、処分を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。            (5番延原正憲君「計画処分と税外収入のほかの分についてはありますか」と呼ぶ) ○議長(貝阿彌幸善君) それについては、税務課。            (「計画の処分ですか」と呼ぶ者あり) はい、そうそう。            (5番延原正憲君「まだ策定はしてない」と呼ぶ) 畑尾まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(畑尾周一君) 大変失礼をいたしました。 今後の計画的な処分ということですが、現在議員のご存じのとおり公共施設等の総合管理計画で施設等の洗い出し、また固定資産台帳の整備というようなことに取り組んでおります。そうすれば全ての町有財産が明らかになるということで、その管理計画の中で処分方針の基本的な方針は定めます。また、個別についてもその後どういうような処分をしていくかというようなものが明らかになってまいると思いますので、そのときには議会のほうでご説明をさせていただけるものと思っております。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。            (5番延原正憲君「税外収入、ほかの」と呼ぶ) 税外、その分については町長。 木谷総務課長。 ◎総務課長(木谷正弘君) 失礼いたします。5番延原議員の普通財産売却以外に税外収入確保策をということで、総務課関係では、税外収入といたしましてふるさと納税、これが寄附金扱いになりますので、そちらが対象になるかと思われます。 具体的な計画ということでございますが、この寄附金額をふやすためには制度の周知も大切なことでございますが、返礼品等の多様化などをさらに検討させていただきまして、増加が図れればというふうに考えております。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 延原議員。            (「議長、ちょっと待って」と呼ぶ者あり) 山下上下水道課長。 ◎上下水道課長(山下一巳君) 失礼します。 延原議員の普通財産の売却以外の税外収入確保策の確認をしたいと、質問ですが、上下水道関係で申しましたら、水道管の落差を利用した小型水力発電の町で設置する売電収入、もしくは民営、民設方式の水力発電での水道管の使用料の2点が考えられます。ただし、町設置の場合には初期投資がかなりかかると考えられるので、採算がとれるか今後の検討課題です。また、民設民営方式につきましては利用者の方があらわれるかどうかが課題だと考えております。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ほかの課はありませんか。 遠藤情報交通課長。 ◎情報交通課長(遠藤透君) 失礼いたします。 延原議員の普通財産の売却以外に税外収入確保の策ということでございますが、今ホームページのほうを新しくするような計画を立てております。この新しくできたホームページにバナーを張ったり、リンクを張ったり、こちらのほうで少しお金がもらえるようなことができないかということで、これも計画的に考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 産業課、建設課、よろしいですか。 町長。 ◎町長(定本一友君) 延原議員のご質問でございます。 普通財産の売却以外で税外収入の確保ということでございまして、確かに要るほうを、入るほうを頑張らなきゃならんというような意味で言っていただいたものと、このように思います。 過去に柵原のエイコンスタジアムに命名権とかそういう話を3年ほど、2年ほど前ですかね、誰かの質問で、誰か質問いただいたんですけど、そのときに出したけど誰も応募がなかったということでございまして、それと今言われるようにホームページをここで新しくやりかえます。そういうときに十分な機能を持ったホームページをつくっていこうと、このように思っております。そういう中、ホームページについてはやっぱり企業PRはしてもいいかなあというように、今の時代の流れからいって。しかし、広報紙にPRするのはちょっと違和感があるかなあというような感覚で、今んとこはです。今んとこはそういう感覚でおりますんで、一番の主力といたしましては今ホームページでの企業PRです。これを一生懸命考えていきたいなと、このように思っております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) ありがとうございました。 普通財産の売却以外にもいろんな方策が考えられるということで、水力発電とか、それからホームページの企業PR、それとかというのは、これからまた皆さんが知恵を出してやっていただけたらと思います。それから、封筒に企業のPRをするとかいろいろあろうかと思いますんで、またよその事例等を見ながら頑張っていただければなというふうに思います。 それで、私はちょっと今話の中では入札の処分のことにちょっと再質問の中でさせてもらおうと思います。 一般競争入札でやる場合、予定価格の算出方法は要綱等で、こうやって出すんですよというのが決められてます。私入札っていうのが非常に競争原理を働かせていければ、意外に高い値段で落札というような事例があろうかと思うんですけれども、もし過去の中で予定価格よりも思わず高額な値段で収入がふえたような事例があれば、あと何例かでもいいんですがご紹介いただければと思います。 先ほども答弁の中で3年間で入札、それから随契含めて33件の5,293万円、33件の5,000万円からの歳入がある。これ非常に大きな財源であろうと思うんです。こういう部分では頑張っていただければというふうには思っているとこです。 先ほど一般競争入札で予定価格より大きな開錠にあった思わん価格で売れたという事例のご紹介もお願いしたいんですけども、当然競争原理が働けば、そういうふうな値段が出てくるっていうこともあります。これは適正な競争原理の中ででしょうけれども。 それから、事例の紹介と、それから今まちづくり課のほうが普通財産の処分担当になっておられます。今まちづくり課は、今現在地方創生の取りまとめ、地方人口ビジョンもこの前原案が出てきてましたし、地方版の総合戦略の策定とか、私がよく質問する老朽危険家屋、特に特定空き家の、それの対応の協議会の設置とか、さらには先ほどまちづくり課長が言われてました公共施設の実態調査、それで普通財産を洗い出していくような、そういうふうな緊急課題に取り組んでおられて、今オーバーワークになってるんじゃないかっていうふうに私は感じております。何でもどんどんどんどん請け負っていかれると大変なことになりゃへんかなというふうに思っておりまして、まちづくり課としての実情をご説明いただけたらなという話と、それから私は、財産処分の専門部門を設けて計画的に処分を進めていったらどうかなというのを考えております。その点について、今度は3点ですかね。返りのある事例があったら、思わず高く売れた事例、それからオーバーワークの実態についての話と、それから専門部門を設ける予定があるかどうかっていう3点についてご返事をお願いできたらと思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(畑尾周一君) じゃあ、今3点ございましたが、私のほうから1点目と2点目について、わかる範囲内で説明をさせていただきます。 私が実際に経験した26年度におきまして、一般競争入札で予定価格の4倍を超えるものがございました。あと、もう一件につきましても予定価格の3倍程度ということで、予想外の収入があったということでございます。先ほど言われたように、やっぱり競争原理が働いたのではないかなあというふうに考えております。 あと、まちづくり課の状況ということで、確かに近年本当に地方創生というような問題が出てきたり、総合管理計画というような形のものが出てきたり、空き家のほうの対策も国を挙げて強化をしていくというようなことがありまして、なかなか当初予想していた以上のものが起こってきているのは間違いないと思います。それぞれの担当者が一生懸命勉強して、中でコミュニケーションを図りながら協力し合ってやっていくということで、本当にできる限りのことをやらせていただいているというのが実情でございまして、なかなか予定どおり、例えばこの時期にはこういうふうにしたいなということができなくて議会のほうでも皆さんに説明して、まだできてないんじゃないかなというようなお叱りを受けるような場面もひょっと出てくるんではないかというふうには思っておりますが、一生懸命頑張っております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 3番については。 岡部副町長。 ◎副町長(岡部初江君) 3番のことでございますけれども、これから交付税が多分多くはならないと思いますし、美咲町の財政につきまして、これからどういうふうにふやすというか、減らさない、稼いでいくかというようなことから、今基金などの運用についてもこれから研究していこうということで勉強会を立ち上げているところでございまして、そういう中で財産の処分につきましても話をしていけるような、そういう体制づくりを今後検討していきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。            (5番延原正憲君「いや、副町長のお話であればそれでいいんです」と呼ぶ) 再々質問ありますか。            (5番延原正憲君「あります」と呼ぶ) 延原議員。 ◆5番(延原正憲君) まちづくり課さん、もうできる限りのことをやって頑張っていきたいという決意をしていただいております。本当頑張っていただきたいんですけど、私はオーバーワークじゃないかな。それから今後、先ほど言いましたように、町有財産の公共施設の中でいろんな財産が出てきたら、それを計画的に処分していくということを今後は専門の部門を設けて歳入の確保を図るということを大切じゃないかなというふうに思っております。 基金の運用の話も今出ましたけど、非常にリスクのあるようなこともありましょうから、そこら辺も町有財産の管理という意味ではリスクを軽減しながら、考えながら運用を図っていただければというふうに思います。 ちょっともう一点だけなんですけど、町有財産、普通財産がまだ町内にたくさんあると思います。そこの中にはいつ入札するかは別として、この財産を町有財産でこれから売り払いの可能性ありますよという、売り払いを今後しますよというだけの立て看板をされとるだけでも、あそこの土地はいつ売り払い入札に出すんならというような照会もあろうかと思います。常にみんなにも、町民に、住民に見える位置に看板を立てるということは必要だろうと思いますんで、それはひとつ検討してもらいたいなというふうに思います。 国においても8月末で28年度の概算要求を今締め切ったところで、要求規模も過去最大の、何と102兆円というような新聞報道もあります。公債残高も26年度末で税収の16年分の780兆円にもなるというような、国も火の車で運営をやっておられます。その中で、国有の普通財産を今積極的に売却処分して税外収入の確保に必死で取り組んでおるような実態であります。 美咲町においても、先ほども副町長言われましたように、国からの支援である補助金や地方交付税をあてにばっかりはできないということなんで、これから具体化されるであろう公共施設の利用計画で不要となってくる普通財産を計画的に処分するというようなことも、これから長期的な目線では考えていっていただきたいなというふうに思っております。 そういうことで、自主財源である町税の歳入が歳入全体の1割ほどしかない、この我が美咲町にとりまして税外収入の確保に今後も積極的に取り組んでいただけるよう、これをご指摘をして次の質問に移りたいと思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 答弁よろしいですか。            (5番延原正憲君「もしあれば、もう、よろしいですか」と呼ぶ) 町長。 ◎町長(定本一友君) 確かに税外収入、我が町にとりましては大変有意義な収入だと思います。今副町長申しましたように、基金の運用方法につきましては全国的な流れでございますけれども、運用をしていこうと、基金。それで、一番安全な国債とか地方債、市が発行する市債とかございますね、県債とか。そういうように100%確実なもんにつきましては、ひとつやってもええんじゃないかなあというような気持ちになっておりますし、そういうことで今プロジェクトを組んで研究をこれからしていこうというように思っておるところでございます。そういうことで、運用をやらせていただきたいというときには議会に、承認は要らんのですけど、ご報告だけさせていただいて議会の皆さんのご同意も得たいなということでやっていこうと、このように思っておりますので、その節にはひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) それでは、5番延原議員の次の質問に移ります。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) それでは、2点目のみさきネットの普及策についてでございます。 まず、第1点目として、昨年の6月の定例議会で私が一般質問させていただきました。そして、去年の9月の定例会で山本議員のほうからも一般質問で取り上げられておりましたが、みさきネットのケーブルテレビのデータ放送、dボタンでお悔やみの情報を放送してはどうかと、そういう便利なケーブルテレビなら加入促進が図れるんではないかというふうにご提案をしたことがあります。これに対しては、町長からは日時や名前を間違ったりしたら絶対だめなんで、休日の対応が一つ課題だと、チェック確認をするために休日の対応が課題なんだというようなご回答をいただいていたことを記憶しております。 ところが、この4月からは実はもう既にお悔やみの情報がデータ放送の中で取り上げていただいております。私としては非常に喜んでおります。多分、ケーブルテレビをつながれてる町民の方は、おお、お悔やみの情報が流れとるわ、便利になったなというふうに思われてる方も多々おられると思うんですけれども、私の知る限りでは、ええ、そんなことしょうるんかというようなことも聞いております。この事実を広く町民に周知されてるんかどうか、具体的にどのような方法でお悔やみを、もうdボタンでデータ放送してますよっていうようなのをされているのかというのをまず、どういう方法をとられてたかというのを確認をしたい。 それから、4月以降のケーブルテレビの加入拡大策でどれぐらいの実績が上がっているか、これについても確認をしたい。 それから、2点目として、今度は告知放送の絡みです。 毎日、朝昼晩と告知放送が定時で流れておりますが、この告知放送の放送担当者がこの4月以降、みさきネット管理センターの山本さん、原さん、小坂さん、この3名が主に担当されているようであります。専門の方なんで、非常にわかりやすい放送だろうと思うんですけれども、これまでは職員が交代で放送されていたように思っております。これを特定の方に変えられた経緯があればご説明をお願いしたい。 私としては、町民に対して告知放送をするということは職員としての士気高揚の手段として有効であるんじゃないかな、そういうことで、そのことについてもちょっと町執行部としてのご見解をお聞きしたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 遠藤情報交通課長。 ◎情報交通課長(遠藤透君) 失礼いたします。延原議員のみさきネット普及策についてという質問にお答えをしていきたいと思います。 お悔やみ放送のデータ放送でございますが、4月からテレビのほうで文字放送ということで実施をさせていただいております。周知に関しましてはちょっと今出してないので、これは広報のほうにどうやったら見れるかというものを載せていきたいと思います。 それで、実績のほうですけども、宿直者が入力したもの、4月から8月まで8件ありました。これの確認については日直者と宿直者が2人で確認をして、放送を流すという形にしております。 それから、加入の拡大の実績は上がったかということでございます。こちらにつきましては、余りふえてございません。7月末で3,789件の加入でございます。先月におきましても加入が10件、脱退が8件ということで加入はあるんですけども、転出したり、その家の方が誰もいなくなってもう見ないというので脱退ということで減る現状がございます。ということで、数にしては余りふえてないのが現状でございます。 続きまして、告知放送でございますけども、みさきテレビが告知放送を始めたのは5月から始めております。それ以前は各課から出てきていただいて、録音をしていただいておりました。なぜこのようなことになったかと言いますと、みさきテレビのほうで職員のほうが少なくなっているのと、テレビのリニューアルです。いろいろ放送を考えて新しい形にしていくということで、作業のほうがふえたということでございます。告知放送を録音するのに職員が行ってする場合、みさきテレビの人が1人つきっきりで録音をしております。この録音が、その決められた時間にきっちりできればいいんですけども、職員のほうも忙しいということで時間が変わったり、そういうことになれば、その一人の職員が仕事ができないという形になってまいります。まず、それを避けるために今現在はみさきテレビの職員、今3名で告知放送の録音を回しているところでございます。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 岡部副町長。 ◎副町長(岡部初江君) 確かに告知放送で職員が毎日3回、職員の声、皆さんに親しんでいただいておりました。あ、きょうは誰々さんだなっていうふうにもうわかるようになってくださった方もたくさんいらっしゃいます。 今課長が申しましたように、この5月からはみさきテレビをしっかり充実させていこうと、まず皆さんにみさきテレビを見ていただけるような魅力的な番組をつくろうということで、そこに今力を入れてもらってるといいますか、入れてくださってる状態があります。 職員の意識の高揚というか、意気高揚のためにとおっしゃってくださいました。みさきテレビに職員がいろいろな場面で出て、そして業務の紹介とか、それから行事のほうに出ていった職員がインタビューに答えたり、自分たちが参加している様子を放映したり、それはこれからみさきテレビのほうが企画してくれるんですけれども、そういうふうに職員が住民の方々の目に触れる場面は、しっかりとこれからみさきテレビのほうでつくっていきたいというふうに言っておりましたので、そのように今当面の間はご理解いただけたらありがたいと思っております。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 延原議員。 ◆5番(延原正憲君) わかりました。 お悔やみ情報をデータ放送でしてますよということは、町民のほうへは周知をしていなかったということがわかりました。これやっぱりよろしくお願いします。これは、こういう便利になってますよということは周知すべきだと思います。それじゃったら、あれしようかと、テレビつけようかという人も出てくるんじゃないかと思うんです。告知放送、聞くしかないんです。あれ、どこどこ、柵原地域のお悔やみの情報ですって言って、それも再放送ボタン押して聞くよりも、今は便利がいいですよ、ぱっと見ればいつでも確認できるんですから。葬儀の場所もわかりますし。そういうことで、こういうよくなることはちゃんと周知をするようにご努力お願いしたい。 今、情報交通課長もこれから広報でやりたいということでしたので、早速やっていただけたらなというふうに思っております。そういうことで、件数もふえていければなというふうに思っております。きょうの中でも監査報告がありました。26年度の決算の監査報告ですけども、みさきネット事業の推進ということで、加入率のさらなる向上ということも指摘されているようです。こういうようなことを周知を図りながら、先ほど副町長のほうからも職員がテレビに出て、町民に顔が見えるようなテレビの充実と言われてますけども、それは皆さんがテレビに接続しなけりゃ見えないわけなんで、その前にまず告知放送は大体どこの家でも聞きますので。確かに手っ取り早いから今の管理センターのほうでお願いしますという理屈はわかりますけど、何とか職員の方で、負担もふえるかもしれませんけども、職員の方の告知放送の担当というのは考え直してもらえたらなというふうに思います。 実は4年前、私が美咲町に帰ってまいったときに告知放送を毎日聞くようになりました。そしたら、上手、下手、聞きやすい、わかりやすいというような個人差はあるんですけども、職員の方が交代で放送されてるということで、ああ、役場を身近に感じながらと思いながら私は聞いとった記憶があります。そんなことで、昨年の9月の山本議員の一般質問の回答にもありましたように、職員もわかりやすい放送すべく努力してるというようなご回答もあったんで、確かに手っ取り早くテレビのほうに軸足を置くっていうのもわかりますけど、一度まだ職員には精神的な負担あるかもしれませんけども、町民との重要な接点、職員のモチベーションアップというふうな観点から、もう一度課長以下職員全員が交代で放送するんだというような形を検討してもらいたいと思います。 別件ではありますけども、職員がお昼休みに交代でトイレの掃除をしたり、花壇の花を植えかえたりされてるのを私は目にします。非常によい取り組みではないかというふうに評価してるところです。そういうことで、町民と接する機会、それから役場の雰囲気をよくする機会、そういう部分から再考をお願いできたらと思います。 お考えがあればお聞きします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 延原議員のご質問でございます。 放送を職員も交えてやったらどうかというようなご質問でございまして、確かにそういう面では身近に感じるかと思います。割と言われるんです、下手じゃ、上手じゃと。今言われたから言うんですけど、割とこちらに電話かかってくるんです。 それと、一番ネックは職員が放送が本来の仕事じゃないから、役場の中におっての事務が本来の仕事だから。それと、時間帯がマッチしないということもあるんです。職員がこの職員が行くからというたら、みさきネットの職員の人はずっと待っていただかにゃいかんというようなことでございまして、かなり時間のロスがあるというようなこともあったりして、こういうことになったし、一々みさきネットの人も教えよったら時間かかってかなわんというようなことでありますし、それからみさき担当の職員の人がやっぱり専門的に講習をかなり受けております、今放送されよる方なんかは。そういう面もあったり、今の現状でありますんで、もちろん職員が自分もやってみたいというような希望があればそれはやってもらおうと、やらせようと、このように思っております。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) もう再質問でやめようと思ったんですけど、町長が職員の本来の仕事ではないというお言葉にちょっと違和感を感じて一言返事させていただきたいんですけど、町民に対してそういう広報とか、告知放送の仕事は業務分担には書いてなくても、それは周知する分ですから、これは本来の仕事というふうに理解してもらって、また再検討していただければというふうに思います。期待しておりますんで、よろしくお願いしたいと思います。 以上で私の質問を終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) 回答よろしいです。            (5番延原正憲君「はい、よろしいです」と呼ぶ) あ、そうですか。            (5番延原正憲君「ありがとうございます」と呼ぶ) 以上で5番延原議員の質問を終了します。 続きまして、13番下山議員の質問に入ります。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) こんにちは。13番下山でございます。 まず、冒頭でありますが、先般の議会報告会の開催に当たりましては町内3カ所伺わせていただきました。その節は、議会に対しまして手厳しいご意見、また検討、改修等含めて県への要望等もご意見として承りました。私どもも開かれた議会を目指し、町民皆様なから信頼と期待を寄せられる議会であることを念頭に頑張ってまいりたいと思っておるところであります。当日ご出席いただきました皆様に心から御礼を申し上げ、私の質問に入らせていただきます。 それでは、2点通告しておりますが順を追って質問させていただきます。 まず1点目、独居高齢者への対応についてでございますが、お手元の資料にあるとおり全国的に人口減少が進んでいる。そうした中で、町内の地区によっては限界集落と言っても過言ではない状況下にある。緊急時への対応もままならない。そうした中で、独居老人カルテを作成し、各総合支所に配付し、宿日直者でも即対応できることも大事ではないか。個人と病院、あるいは知人、縁故者など記載して、有事には消防、警察または家族との連絡が即とれるような体制づくりができないか。 また、最近独居老人の中から、前より訪問が減ったとの声があります。各地区ごとに訪問日など決めて、対応が細やかにできないかということでございます。 カルテのことでございますが、先日地区内を回りましたら、このように安全シート、これは私も前に質問したことがあるんですけど、冷蔵庫なりどっかに張るようにということでこれをちょっと借ってまいりました。これにはお名前と生年月日、血液型、それから病名、かかりつけの病院、それから縁故者の名前、津々書いておるのも、これでまことに結構だと思います。しかしながら、人様によっては張っとるとこもあるし、わからなくなったというとこもあるし、これがどういう形態で管理されとるんか、張っとってくださいだけじゃ済まんと思うんです。痴呆化も年々本当に進んでおります。去年資料を出したときからあのとおりだろうと思っても既にもう痴呆が進んでいるという状況があるわけなんで、私が特にカルテというのをお願いしたいのは、やっぱり今ごろ独居老人ですから家の中で有事があっても誰も気づかないと、気づいたときには遅いということで、即おかしいというときにはやはり資料の中にこれの、控えというんですか、こういうもんでもあれば宿日直者でもあの方はどうじゃこうじゃということが情報が警察、消防でもできるんじゃないかと、そういうことも、うとうとるわけなんで、こういう体制ができないかということでございます。 また、さっき申し上げたように、訪問回数が非常に減っとると。特に70過ぎて独居老人、昭和初年前後の方につきましてはほとんど来られないというようなこともあるんで、この辺がどんなんですかな。地域によっては見回りとかというのがありますけど、とりあえずその辺民生委員ともっと密接な連絡をとり合って、そういう対応をしていただけないかなあということを考えておるわけでございます。 また、緊急通報装置も以前は盛んにそういうことを奨励したことがあるんですけど、現在地域によっては緊急通報装置も効力を発揮しないとこもあるんじゃなかろうかと、こういうこともあるんで、この辺について対応、どう考えとるんかお聞かせ願いたい。 ○議長(貝阿彌幸善君) 福田福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(福田芳幸君) 失礼いたします。13番下山議員の独居高齢者の対応についてお答えをしたいと思います。 議員申されましたように、高齢者のひとり暮らしはたくさんふえております。私が調べましたところ、人口集計では平成27年4月1日現在ですけど、住民基本台帳上ではひとり暮らしの方というのは1,444人おられるんです。65歳人口がその時点で5,765人おられまして、そのひとり暮らしが1,444人ということなんで25%に当たります。この数値は先ほど申し上げましたように、住民基本台帳上の数値でございます。 町では、在宅の基礎調査というのは民生委員の方を通じて毎年行っております。その調査結果では、ひとり暮らしが七百五十数名ということで、調査時点ですけど、という結果が出てます。これは在宅で、本当に在宅で、本当に在宅でおうちにおられてひとり暮らしで生活されとるという方。そういった数多くの方がおられます。 先ほど議員申されました老人カルテをつくって支所のほうに紙ベースで置いとけば有事の際にということですけど、同じような制度といいますか、というのは町のほうでも行っております。それは、災害時の避難支援プランというのが防災計画の中でありますが、それに基づきまして、災害時要援護者等登録制度というのを平成23年8月から設けております。この制度は、災害時に自力または家族の支援だけでは避難できない人、そういった方がご自身の情報を事前に町のほうに登録されまして、要援護者の同意に基づきまして、その情報を地域の関係者、自治会組織、民生委員、社会福祉協議会、津山圏域消防組合に提供することで災害時における情報伝達、避難援助等を地域の中で受けることができる体制整備を図りまして、要援護者が住みなれた地域で安心・安全に暮らすことのできる地域づくりの推進を図ることを目的としております。対象となる方は、在宅でのひとり暮らしの高齢者を含む要援護者でございます。登録の内容は先ほどシートも見せていただきましたけども、同じような内容となっておりまして、住所、氏名、生年月日、性別、電話番号、かかりつけ医、緊急時の家族等の連絡先、家族構成、同居の状況、避難支援者の方。現在その登録制度の中では653人の方が登録されておりまして、そのうちひとり暮らしの高齢者の方が281人おられます。地域ごとには、中央地域が138人、旭地域が175人、柵原地域が340人というふうになっておりまして、この情報は役場本庁関係各課、各総合支所の担当者がパソコンで登録内容を確認することができます。また、その各総合支所にも地域ごとに登録者の紙ベースで登録申請書の内容がわかるようにファイルで備えております。この制度は、あくまで災害支援の趣旨のみに使用するものとしてご承諾いただいた上で登録をさせていただいております。この登録制度をぜひ活用いただきまして、災害時における地域の防災力を高めていただきまして、地域の助け合いの心を育てていただければと考えております。 ひとり暮らしの高齢者対策を、先ほど議員も申されましたように、緊急通報装置というのを町のほうで設置しております。この事業がふだんの生活の中で身体的な緊急時に非常ボタンを押しますと24時間対応のオペレーターセンターに電話がつながりまして、状況を確認した上で救急車の手配でありますとか、緊急連絡先の協力員への連絡等を行うものでございます。現在112台を設置しております。 そういうことで、先ほど民生委員を通じて在宅の基礎調査を行っております。その中でもひとり暮らしの方の扶養親族でありますとか、緊急連先等も訪問活動の中で把握しておりまして、そのデータも役場では保管をさせてもらっております。 ご質問のありましたその老人カルテを作成してということなんですが、この質問をいただきまして関係各課担当者とお話を協議した結果では災害時要援護者登録が同じような内容を持っておりますので、そちらのほうを登録されてない方につきましてはぜひ登録していただきまして、災害等の緊急時に備えていただきたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 桑元健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(桑元英昭君) 失礼いたします。13番下山議員からの独居高齢者への対応についてのご質問で、ほとんどの部分は先ほどの福祉事務所の所長が答えましたようなところで、独居老人カルテとか、安全シートとかというお尋ねでございました。 私のほうからは、最後のところの訪問の日数が減ったんじゃないかと、機会が減ったんじゃないかという部分にお答えをさせてもらおうと思っております。お答えさせていただくにおきましては、健康福祉課ということで所管しております包括支援センターも含めての回答ということになろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。 まず、一般的に訪問ということで連想しましたところ、一般的には社会福祉協議会さんが訪問してくれるとか、町で言えば町の保健師が訪問するとか、それから地域包括支援センターのほうから訪問があるとかというようなのを連想されるんだろうと思います。その訪問の内容によりましても多々あると思うんですけども、一番多いのがやはり介護保険関係での訪問ということかなと思います。 また、よくあることでございますが、お元気ですかと、困ってることはありませんかというようなお尋ねであったり、それから安否の確認であるような訪問なんかもあろうかと思います。それから、逆に来ていただけんだろうかということでの各種相談業務に対応するような訪問もあろうかと思います。 全体的に見まして、多々ある方法の中で対象者でございますが、先ほど福祉事務所長が申し上げましたような対象者がおると思っております、私のほうも。捉え方が違いますけども、私は国勢調査の前回の数字を見ましたところ、やはりひとり暮らしの家庭は855戸程度、それから高齢者のみの世帯は874戸というようなことで、たくさんの方々がおられるというのは把握いたしておるところでございます。そうした方々への訪問ですけども、特に力を入れて行うべきだろうというふうには思っておりますし、しかしながら行政での限界的なもんもあろうかと思われております。限られた人材の中で効率よく回る方法というのは常に模索して進んできとる中ですけども、やはり十分には日本中でも行けてないというのが指摘されとるところだろうと思います。 そうした中で、主に言われておりますのが医療や介護や住まいやこうを一元的に提携するような地域包括ケアシステムという言葉の中で、一体的に取り組もうじゃないかと。そうしたときには行政だけじゃないですよ、要援護者は地域の一員として重要な位置づけになりますから、地域の方々もお力をおかしくださいというようなことで我々も進めていこうとしております。地域の住民の方々という方以外にも、例えば医療関係者もそうですし、先ほど来の介護保険の事業者の方々もそうですし、それから各種団体ということで老人クラブさんでありますとか、自治会さんでありますとか、NPOの方とかということでありましょう。また、本町でも力を入れておりますけども、サポーター養成ということで、いろいろな知識を身につけられた方々もたくさん生まれてきております。そうした方々のお力をおかりしながら行き届かない部分を補っていけたらなというふうには思っておりますので、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。 何よりも訪問を待つというスタンスじゃなしに、おひとり暮らしの方であろうとも地域に出ていっていただく。少しでも出ていって、自分の健康は地域の皆さんと一緒に分かち合おうて健康になるんだというような位置づけに変えていけたらなというふうに思っております。 それから、全体的な訪問ということですけども、今回平成26年度の決算認定を受けるに当たりまして、事務報告書ということで議員の皆さん方にもお配りをさせていただいております。この中で、健康増進課のところをまたお時間がありましたらお開きいただけたらと思いますが、11ページのほうに訪問指導ということで実人数と延べ人数ということで入れております。例えば、健康増進課のほうでしております訪問指導のほうで65歳未満の方の要指導者35人、閉じこもり10人、家族介護者3名とかというようなことでずっと列記しております。精神関係の方への訪問48件、アルコールの関係12名、難病の方3名、それから介護保険のサービス計画の関連での訪問67件、失礼しました、延べではございません。対象者、人数と思っていただければと思いますが。それから、介護保険関係での訪問367人というふうな列記すればかなりの数字を訪問は別個にもさせていただいております。 また、24ページのほうですけども、地域包括のほうで介護予防給付をするにおきましていろいろな認定を受ける手続のために訪問、面接というようなのを繰り返しております。例えばこちらは延べ回数になりますけども、訪問、面接の回数は1,842回というようなかなりの数字になっております。決して独居家庭の訪問回数が減ったと指摘を受けるものは素直にお受けをいたしますけども、今非常に町民ニーズが広がっておりまして、それを少しでも満足いくような形でということで各種形は変えつつの訪問を重ねておりますので、その辺もご理解いただきたいと思います。 改めてになりますけれども、先ほど申し上げました訪問を待っていただくんではなくて、お元気なうちから外へ出ることをご理解いただいて、たとえお一人になっても地域の中に出ていっていただけるようなご指導がいただけたらと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) まことに親切、丁寧なご回答をいただきまして全部が全部どうも理解せん間によう聞いとったんですけど、とりあえず要は、先ほども言よるように痴呆性の進んどる独居老人は多いということで、この方に努めて外へ出えということも無理なんで、仮に外へ出たらそういうことで大変なことになるような可能性もあるんで、要はとりあえずカルテがそういうふうに課長言われたように、行政のほうでちゃんとしとられるんならそれを活用することをまた考えていただきたいと思う。こういう資料があります、こうじゃありますじゃなしに、やはり各支所の中で担当課がおられるんかどうか知らんけど、とりあえずそういう独居老人の方に月に1遍でもいいから電話をするとか、訪問もあれなんでちょっとそういう形をして、そういう方らがどういうふうに不安を持って毎日を過ごしておるかということをまずよう内情を職員の方は知ってもらいたいと、かように思うわけでございます。 また、いろいろと役場へ電話しても対応がなかなかできんということも聞いておりますんで、再度今のようなことをもう一遍行政としても再認識をされて、ふえ続けるであろう認知症の方々への対応、行政としてどうするんかということをもっと前向きにお考えいただけたらいいんじゃないかと思います。事が起きてから対応するんじゃなく、事が起きる前に対応ということで、今後そういうようなことが計画性を持って対応されますかどうか、もう一遍その件だけご回答願いたいと。 ○議長(貝阿彌幸善君) 村島地域包括支援センター長。 ◎地域包括支援センター長(村島眞由美君) 下山議員の再質問なんですが、全体的な訪問活動につきましては、事務事業報告書の中に上げさせてもらったような件数にはなっております。 最後に下山議員が言われましたような認知症傾向の方っていうのは、当然後期高齢者の方がふえていくと統計的にもふえてくるであろうというふうに思っておりますが、そういうことの対応としましては、やはり早期発見という言い方はちょっと語弊あるかもしれませんけど、早くの気づきですよね。ちょっとしたことで早く気づいて適切な対応をとることによって進行がゆっくりになっていくとか、介護が軽減できるとか、いろいろ対策等はあります。ですので、私たちとしましては先ほど話もありましたけど、住民の方と一緒に地域で高齢者の方を見守るという体制をつくるために認知症のサポーターの養成講座ですとか、あるいはサポーターの今会合を持っておりますけども、サポーターの方と小地域ケア会議等で地域の気づきを早くキャッチして対応を考えていくとかっていうことで、職員だけではなくって地域全体の見守りというのも非常に重要だと考えて対策を考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) 最後ですが、この今の安全シート、これをどういうふうにされるんか、毎年そういうことで病状のほうも進展する方が多いので、こういうことを月に一遍ぐらい何らかの方法で確認をしてもらいたいと思うんです。これを1年も2年も元気でおられるからこれ張っとるだけじゃなしに、だんだん恐らく進行もしてる状態なんで、これを年に一遍かぐらいは確認するような方法はとっておられるんですか、どんなんですか。これは恐らく配付されとんじゃろうが、これの確認をされとらん。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 今下山議員のご質問でございます。 今3人の課長がお話をさせていただきましたように、地域で守っていこうと、地域のことは地域で守っていこう。けさほど民生教育常任委員が熊本へ視察に行かれたと。地域でそういうことをやっておられたというようなことでございまして、基本的には美咲町の場合は65歳以上の人が5,700人からおられて、そのうちの独居老人が千四、五百人おられると。物理的にやはりそういう人を1年に一遍ぐらいは見守れるかもしれませんけれども、ずっと見守るということは物理的にできないと思います。そういうことで、地域の小ケア会議とか、それから自主防災組織なんかで地域のことは地域で、あっこのおばあさんどうらい弱っとるでとか、昔はしゃんしゃんしょうたのにとかいろいろあると思うんです、私。そういうことは、そういう地域の方がそれぞれお互いが見守りながらやっていって、その言うように、今言う冷蔵庫に張っとるようなそういうようなことも書き直していただいたり、そういうようなことをしていただきながら地域でやっていただくということは、これ大事じゃないかなと思っております。 それから、安心生活創造事業ですか。サポーターをつくって研修を受けておられるとか、今400人程度おられるわけでございますんで、この人らの力もかりながらやはり地域でやっておられる。やっぱり言うても職員がその家庭、家庭の中におきまして、実態はわからないと思うんです。地域の人が。そういうことで3人の今課長が申しましたのは、そういうような方針でやっていただきたいなということを申し上げさせていただいたというようなことでございます。ひとつよろしくお願いします。            (13番下山和由君「じゃあ、次に参ります。よろしい」と呼ぶ) ○議長(貝阿彌幸善君) 今の質問はもうよろしいですか。            (13番下山和由君「よろしいです」と呼ぶ) それでは、ここでただいまから2時……            (13番下山和由君「もうちょっと、どないしたん。続けてやらせてくれりゃあええのに」と呼ぶ) 2時50分まで休憩とします。(午後2時37分) ○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後2時50分) 一般質問を継続します。 ただいまの出席議員は16人です。 それでは、13番下山議員の次の質問に移ります。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) 失礼します。たしか2問質問しとったはずのに1問で急遽休憩という宣告をされまして非常に意気消沈しとったところでありますが、議長に聞きましたらこの辺で頭を冷やして次の質問を実り多いものにしてもらいたい、これは議長の最大の配慮だといいほうに解釈して2問目の質問に入りますんで、よろしゅうお願いします。ありがとうございました。 それでは、2問目の質問に入ります。 中山間地域等の直接支払いへの対応についてでございます。 第4期対策中山間地域等直接支払制度がスタートしました。美咲町内では106集落が取り組んでおられるとのことでございます。我々の集落では、3戸程度が今回協定を脱会されました。また、減反もあります。何とか目標数は確保しましたが、それらは荒廃農地に結びつくのではなかろうかと心配しとるところでございます。 今後、加入状況はどれぐらいか。また、今後維持していくためにはどんな対策が望まれるか。行政独自の対応策などは考えられないか。集落によっては高齢のため報告書事項の記述もままならない。担当課の適切な指導が必要ではなかろうかということでございます。 本当に8月20日の山陽新聞に記載されます交付農地面積8年ぶりに減と書いております、中山間。これによりましても相当の減反が見込まれるんじゃなかろうかということは、いい制度に相反してまた耕作放棄地がふえるということにもなろうかと思います。そのことについて非常に私ども懸念しとるわけでございますが、やっぱり問題としては、いわゆる耕作人口の高齢化、あるいは担い手不足ということが重なるんではなかろうかと思うわけでございます。そうした減反策をどのように行政は考えておられるんか。 先ほど冒頭に委員長報告でありましたように、大山町農協ではちょうど平成何年でしたか、初めに政府が米の増産をしょうた時分に、やはり地形的に米のあれは難しいということで梅とクリに変えてやったという例もあります。後で三船議員からも質問されとりますが、やはり気候、風土を生かした新たな農業政策など考えられてないかということも踏まえてご答弁願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 畝本産業課長。 ◎産業課長(畝本一君) 失礼します。産業課の畝本でございます。よろしくお願いします。 13番下山議員の第4期対策がスタートした。脱会する農家もあり、この農地は荒廃農地に結びつく。今後の加入はどれぐらいか。行政独自の対応策など考えられないか。集落によっては高齢のため、報告事項の記述がままならない。担当課の適切な指導は必要ではないかとの質問にお答えさせていただきます。 議員もご存じのとおり、この中山間地域等直接支払制度は平成12年に始まった制度でございます。現在で15年経過いたしておる制度でございまして、昨年国の法整備もなされました。耕作が不利な中山間地域の傾斜地での生産活動を交付金で支援するものでございます。議員の集落も当初、12年から取り組みをいただいとるということを記憶しております。 今回、4期対策で5カ年の協定書の団地作成に入っております。事業主体が協定団体で、3期対策では議員のおっしゃられるとおり、町内106協定で取り組んでおられました。交付面積が約1,069ヘクタール、交付金額が約1億7,484万7,000円の交付がございました。現在、4期対策の取りまとめの途中ではございますが、3期対策に比べ約100ヘクタール余り減少すると思われます。理由は、農地の精査と協定再編による減少で、1年おくれて加入される集落もございます。この関係上でさっきの面積になっております。それと、もう一つの理由が高齢化による協定廃止でございます。 また、制度改正で大きく変わったところは、超急傾斜地が加わったことで、要件がありますが10分の1以上が対象となります。 独自の対応策でございますが、協定の取りやめの場合には最低人数での存続の勧めや、荒廃農地への懸念から集落営農組織への紹介等対応してまいりたいと存じます。 高齢化による報告事項の記述がままならない場合には、前対策でもお手伝いをさせていただきましたが、今まで以上にきめ細やかな適切な指導を心がけてまいりたいと存じます。ご理解とご協力のほどをよろしくお願いを申し上げ、ご回答とさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 下山議員。 ◆13番(下山和由君) いろいろと担当課としてもご苦労が多いことだろうと思い、本当に100ヘクタールの減反、減少ということで、そういったもんは大変なことだと思います。それはそれとして、やっぱり高齢者、あるいは担い手不足もあるんですが、まずほかにも鳥獣害対策というようなことも深刻に考えられる昨今でございます。 先ほど申し上げたように、こうなったらこれ防ぎようもないということで、いろいろな形がとられようが、やっぱり産業課、あるいは我々議会もですが、他町のまねをするわけじゃありませんが、そういう耕作放棄地を何とか生かせる方法も考える本当に今時期ではなかろうかと思います。産業課としてもそういうような方向づけ、多少考えがあるんかどうか、もう一遍だけお聞かせ願いたい。 ○議長(貝阿彌幸善君) 畝本産業課長。 ◎産業課長(畝本一君) 失礼します。 下山議員の再質問でございますが、新たな作物ということでございますが、町内、美咲町では美咲町農業者技術者連絡協議会というのを設けております。これは、農業改良普及センターとJAと農業公社、町の職員から成るものでございます。こういう協議会の中でお諮りをし、また今町長の挨拶の中にもございましたが、ピオーネ、これは特産物で位置づけられとるものでございます。これの普及に向けて進んでいきたいというように思っております。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) これは課長、ちなみにこれは空想的なものになるかもわかりませんけど、本当にいわゆる減反、荒廃地については、これは何か海外協力隊のようなものでも派遣されて、ある程度荒廃地を開墾して新たな産物をつくるとか、そういうことはできんのんかなあ。そういうことも考えるところで。 それから、今の制度は制度で、もういいんです。それと今この前も農水省にも言うたんですけども、この中山間直接支払いは絶対続けてもらわにゃいけんということを前から私も提示をした一人で、これで5年間されるということはまことに心強うもあるし、展望が開かれるんじゃないかと思うんですが、ほかにも農地水とか、中山管理機構とか、難しい名前のものを次々制度を政府はこしらえて対応せえと言うんですけど、これは今の高齢者人口の中じゃこれ絶対無理だと思うんです。だから、そういうことじゃなしに、やっぱり荒らさんようにするということだけを目標にして、それについて奨励金を出すと。 それと、いわゆる米の問題が農協からも提示されておりますけど、やはり8,000円、9,000円の米じゃあ何もならんので、そこら周りはやっぱりJAとも協力して、1俵について1,000円ほどJAなり何かが還元するとか、そのような制度もしたりせんと今のような米価じゃあとてもできんと思うんです。特に、TPPの問題が今後どうなるんか、それについてまだまだ深刻な問題が考えられるんで。 それと課長、今度もいわゆる5年間いろいろと記帳せにゃいけんのんですけど、本当に中身がだんだんだんだん計算が難しゅうなって、どうこう言うてしょうんで、やっぱり私どもの集落にしても本当に10人ほどでやっとんですけど、本当に多いとこは会計から何から含めてそれはもう税理士を呼ばにゃあいけんほどなことになりょうるんで、何か事務的な簡素化できるようなことは考えられんのか。それだけ一つお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 畝本産業課長。 ◎産業課長(畝本一君) 下山議員の再質問でございます。 事務の記述についての簡素化は図れないかということでございます。 支所のほうへそれぞれ担当を設けております。その担当とご相談いただいて事務の簡素化を図れるよう努力してまいりたい、本庁含めて検討してまいりたいというように思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。            (13番下山和由君「はい」と呼ぶ) 以上で13番下山議員の質問を終了します。            (13番下山和由君「はい。やっと2問目が終われました。まともに質問できたかどうかわかりませんけど、ご配慮ありがとうございました。終わります」と呼ぶ) 次に、2番小林議員の質問に入ります。 2番小林議員。 ◆2番(小林達夫君) 失礼いたします。2番小林でございます。 私はいつも質問が早いので、きょうも小林は早く終わるんだろうという皆様の思いがひしひしと伝わってきますので、早速質問に入らさせていただきたいと思います。 私は今回2問出させていただいておりますが、まず1問目、訪れやすい美咲町へということで、イベントなどのとき快く本町に来ていただけるように美咲町としてももっと協力はできないかという質問でございます。 美咲町には桜祭り、たまご祭り、ぽっぽ祭りなどいろいろな行事がありますが、中でも先月行われた久米郡ふるさと夏祭りは町外からも花火が間近で見られるということで多くの方々が来られ、特に若い世代の方が来られます。私の知り合いもことしは倉敷、岡山市、鳥取からも来られました。毎年聞く声が、車の駐車場が少ないと言われるのが現実です。近隣の商店や住民の方々からもその声はよく聞きますが、都会と違ってバスや汽車で来られる方は少なく、ほとんどの方が車で来られる。53号は渋滞になるのが毎年のことで、ことしは体育館のところに駐車場がふえたということですが、まだ足りておりません。もっと多くの人に楽しく来ていただけるために、なぜ中央中学校のグラウンドは使用できないのかと多くの町民、また警察のほうからもご意見をいただいております。なぜ、使用できないのかというのを町民の方々にわかりやすくご説明ください。 ○議長(貝阿彌幸善君) まずイベントをもろうたほうがいいんじゃないでしょうか。イベントについて言ってもろうたほうがいい。            (2番小林達夫君「いや、駐車場だけで」と呼ぶ) 駐車場でいい。 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) 小林議員のほうから今ご質問が急に出ましたので、私のほうからとりあえず答弁させていただきます。 ご存じのように、中央中学校は段差のあるところをトンネルの掘った後の岩砕で埋め立てて、そしてつくり上げたとこでございます。まだまだ十分にそれが落ちついている段階ではございません。また、それだけの手間暇かけてつくっておりますので、落ちつくまではそこに車を入れて、あちこちかき回すというようなことは当分の間はやらないということで今まで過ごしておりまして、緊急のときは別ですけど、災害等のときは別ですけれども、それ以外のイベント等のときにはよくわかる、目の前にあるわけですからよくわかるんですけれども、そういう経過もありますので駐車のほうを、車を入れることについては緊急以外はもうしないということに決めておりますので、そのように今後もしばらくの間はさせていただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 中学校と言われたけど、駐車場の……            (2番小林達夫君「いや、よろしい、よろしい」と呼ぶ) ほな、再質問。 小林議員。 ◆2番(小林達夫君) 私、18から25まで建設会社におりまして、踏み固めたほうが締まると思います。特に、皆さん知っとるように10トンローラーで締めるよりは軽トラやこうの車に荷物を積んで締めたほうが締めかた密が高いということで、落ちつくまでというよりは車を入れてどんどん締め固めた方がさらに早くなると思われるんですが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(貝阿彌幸善君) 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) お話よくわかるんでございますけれども、いわゆる学校施設として子供たちが部活等で使っております。今のような形で、きれいな形のグラウンドを維持していくというのを学校を挙げて対応しておりますので、そこに車がどっどっどっど入って踏み固めるというのは意味はわかるんでございますけれども、ああしてしまいますと、また子供たちのそういう教育活動への意欲もまた変わってくると思います。その後の手入れも大変でございますので、ご勘弁いただきたいなと今んとこは思ってます。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 2番小林議員。 ◆2番(小林達夫君) 言いたいことはわかるんですが、非常に渋滞になって近隣の方も困っておりますし、商店の方も無断駐車をされて困っております。もし、グラウンド整備に金がかかるんであればPTA主催で駐車料金を取って、その駐車料金でグラウンド整備をし、さらにきれいなグラウンドに使うことができると思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(貝阿彌幸善君) 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) 近隣では、例えば大崎の小学校が福力荒神祭のときにグラウンドで駐車場にすると。ここはもうはやとうの昔から長年のとこの歴史がありまして、そういうことをしとるわけであります。本町の中央町の場合にはそういう先ほど申しましたような経過もあったりして、今までしとります。かつてはグラウンドに入れていた時期もあったようでございますが、非常にあと困っておったというようなことも聞いておりますので、よくお話わかりますけれどもが、要望は今後お互いに検討させていただきますけれども、今のところはそういったことは考えておりませんので、今後の検討とさせていただきたいと思います。 ○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。            (2番小林達夫君「はい、よろしいです」と呼ぶ) それでは、2番小林議員の次の質問に移ります。            (2番小林達夫君「できるだけ早く使えるようにしてください」と呼ぶ) 2番小林議員。 ◆2番(小林達夫君) 次の質問に行きます。 美咲町の新たなPRについて。美咲町を知っていただくために何か新しい考えはないかということなんですが、たまごかけごはんを売り出している美咲町ですが、私はいつまでもこのたまごかけごはんでPRには限界があると思います。 隣の久米南町は川柳でギネスに挑戦、美作市は草刈りオリンピック、勝央町に至っては各店いろいろな店が桃などを使ってスイーツを考え、桃スイーツ祭りというのを最近ではやっております。記録に残るイベント、または各店を巻き込んだまちの活性化につなげることをやっておりますが、美咲町もたまご祭りを行っていますが、何か盛り上げるために卵を使っていろいろな考えに参加することは考えていないでしょうか。 例えば、卵を使ってつくる料理のコンテストなどをし、グランプリに選ばれたレシピは商品化をする。また、日本一の卵焼きをつくるなど、卵で売り出すんであればそういったこともいいと思います。誰でも参加できるようなイベントをしてはどうでしょうか。 また、美咲町は先ほど言ったたまごごはんを役場としてPRに今後使っていく気はあるのでしょうか。お願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 小林議員の質問でございます。 美咲町を新たなPRをしてはどうかということでございまして、質問と同時に答えも言うていただいたようなことでございまして、そういうようなイベントしながらでもPRをしていくということも大切なことだと、それは思います、当然。だから、町主催というよりは商工会の中央地区の方が主催でやっていただいておりますので、こういう一般質問の中でこういう話も出たということもお伝えさせていただきます。 それから、卵をこれからも中心としてやるかということでございますけれども、今んとこは卵を中心としてやっていきたいと、このように思います。 それから、ピザの店もつくったり、それからジェラートというアイスクリーム系のものも今やっておりますんで、こういうもんも伸ばしていきたいなと思っております。焼酎につきましても売り上げもかなり、焼酎ブランド名は何んですかな。            (「焼酎みさき」と呼ぶ者あり) 焼酎みさき。焼酎みさきというのはおかしい。            (「ぱっとせん名前じゃ」と呼ぶ者あり) とにかく、その焼酎も今売っておりますけど、かなり売れ行きもいいというようなことであって、いろんなもんも手がけながら第6次産業のもんをやっていこうと、このように思っております。 小林議員もいい提案がありましたらぜひとも提案をしていただきまして、それも載せていきたいと、このように思います。 以上でございます。            (2番小林達夫君「たまごかけごはんはやる気がある」と呼ぶ) やります。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。 2番小林議員。 ◆2番(小林達夫君) たまごかけごはんをやる気があるということですが、皆さん長い間課長などをされとったら、これを見たことがあるかもしれません。旅マップ、ご当地グルメです。岡山ご当地グルメネットワークというのに美咲町のたまごかけごはんが入っておりまして、お問い合わせ先に美咲町役場産業課ですね、なっております。 今度11月29日に岡山県内のグルメを集めてフェスティバルをやりますが、その実行委員長などと岡山県内の27市町村を回っており、この団体にも挨拶に行きました。この団体の会長は、皆さんご存じのひるぜん焼そばの石賀会長で、各団体に行ったときに必ず出るのが、このたまごかけごはんの担当者が会議に来ないと。担当者がかわってから一回も来たことがないという話を聞きました。美咲町でやるのはいいが、美咲町自体がやる気がないんであれば、我々がグルメに出る必要がないんじゃないかというような話を聞きます。 また、美咲町のたまごかけごはんを出してくれと、グルメフェスティバルにと言ったところ、美咲町のたまごかけごはんを出す気がないと。そこで町長に出す気はないと言よるということをお伝えしたら、その後の返事が、たまごかけごはんじゃなくてもJAに言うて黄ニラ雑炊を出せばいいんじゃないかという返事が返ってきたそうです。 美咲町の職員からそういう言葉が返ってくるというのは、我々の年代が県北を盛り上げるためにグルメのフェスティバルを考えておるのにやる気がないんでしょうか。また、やる気がない職員であれば、もうどっかへかわっていただいて、もっと若い職員を入れ、給料の安い人で楽しく考え、盛り上げていっていただけるほうがよっぽどまちのためになると思いますが、どうなんでしょうか。 ○議長(貝阿彌幸善君) 町長。 ◎町長(定本一友君) 小林議員の質問でございますけれども、グルメフェスティバルをやるということについて美咲町の当地でやるんだから、たまごかけごはんはなんで出せないかということでございますけれども、出しますのでひとつよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。            (2番小林達夫君「職員、やる気があるか、ないんか」と呼ぶ) 畝本産業課長。 ◎産業課長(畝本一君) 失礼します。 小林議員の質問でございますが、町長がやられるということなんで、産業課もやらさせていただきます。 済いません、失礼します。意欲を持ってやるということでございます。よろしくお願いします。 ○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。 小林議員。 ◆2番(小林達夫君) 質問ではありません。 我々の年代が一生懸命考え、県北を盛り上げるためにやっておりますので、ぜひとも協力をしていただき、また椅子も60しか貸せれんというて言われたらしいんで、もっと600ぐらいは用意していただけるようにしてやってください。 私の質問は短かったですが以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で2番小林議員の質問を終了します。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 今後の日程につきましては、明日4日午前9時30分から本会議を開き、一般質問から行います。 本日はこれをもって散会といたします。(午後3時16分)...