下諏訪町議会 > 2022-12-15 >
令和 4年12月定例会-12月15日-05号

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  1. 下諏訪町議会 2022-12-15
    令和 4年12月定例会-12月15日-05号


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    令和 4年12月定例会-12月15日-05号令和 4年12月定例会            令和4年12月下諏訪町議会定例会会議録                                    (第5日) 議員の席次並びに出欠   1番 森   安 夫  出          8番 大 橋 和 子  出   2番 樽 川 信 仁  出          9番 松 井 節 夫  出   3番 田 嶋   彰  出         10番 中 山   透  出   4番 増 沢 昌 明  出         11番 野 沢 弘 子  出   5番 林   元 夫  出         12番 中 村 光 良  出   6番 岩 村 清 司  出         13番 金 井 敬 子  出   7番 青 木 利 子  出 出席議会事務局職員             出席総務課職員   議会事務局長   田 中 美 幸      企画係長     大 澤   崇   庶務議事係長   登 内 秀 幸 説明のために出席した者   町長       宮 坂   徹      保健福祉課長   小 松 信 彦   副町長      高 木 秀 幸      産業振興課長   吉 池 泰 宜
      教育長      松 崎   泉      建設水道課長   北 澤 勝 己   総務課長     増 澤 和 義      消防課長     森 泉 徳 道   税務課長     堀 内 憲 隆      会計管理者兼会計課長                                  大 澤   学   住民環境課長   中 澤   務      教育こども課長  樫 尾 光 洋 本日の会議日程 令和4年12月15日(木)午後1時30分   1.本日の議員の出欠並びに会議成立宣告   1.会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定   1.付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決   1.議会運営委員会バイパス対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査について   1.追加議案の上程、説明、質疑、委員会付託   1.付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.追加議案の上程、説明、質疑、討論、採決   1.閉会に当たっての町長挨拶 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            開  議  午後 1時30分 △<本日の議員の出欠並びに会議成立宣告> ○議長 ただいま定刻の午後1時30分でございます。本日は、令和4年12月下諏訪町議会定例会第5日目、最終日であります。  本日の議員の出欠を御報告いたします。ただいま出席している議員は13人であります。よって、本会議は成立いたしました。  なお、本日は報道による撮影を許可いたしましたので、御承知おきください。  ただいまから会議を開きます。 △<会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定> ○議長 日程第1、第2 会期日程の変更及び議案の取り扱いについて御報告いたします。  本定例会の会期中におきまして、追加議案9件、意見書案2件、委員会提出議案1件、議員提出議案1件が提出されました。この取扱い及び日程の変更について、議会運営委員会を開催し、協議をいたしましたので、その結果につきまして、議会運営委員長から御報告願います。中村光良委員長、自席、着座にて御報告をお願いします。 ○議長 中村委員長。 ◎議会運営委員長(中村) 申し訳ございません。本日もこの席から御報告させていただきます。  議会運営委員会から御報告いたします。本日、午前9時から議会運営委員会を開催し、議長の手元に提出されました追加議案9件、意見書案2件、委員会提出議案1件、議員提出議案1件の取扱い及び会期日程につきまして協議をし、それぞれ取り扱うことといたしました。  議事日程につきましては、議事日程表に示されているとおりでございます。  初日に提案された議案及び陳情の取扱いの決定に続いて意見書案の上程を行い、提案者から提案理由の説明を願い、質疑、討論を経て採決を行います。  次に、議会運営委員会バイパス対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査の決定をお願いいたします。  続いて、追加議案の上程、説明、質疑を行い、総務経済常任委員会へ付託いたします。そこで本会議を一旦休憩し、直ちに委員会を開き、議案の審査をお願いいたします。委員会が終了した時点で本会議を再開し、委員長から審査報告を願い、質疑、討論を経て採決を行います。  次に、委員会提出議案の上程、説明、質疑、討論を経て採決を行います。  最後に、議員提出議案の上程、説明、質疑、討論を経て採決を行い、12月定例会の全日程を終了することにいたしました。  以上、議会運営委員会の協議の結果について御報告いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長 ただいま議会運営委員長から御報告がありました日程及び議案の取扱いについて、質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、日程及び議案の取扱いについては、委員長報告どおり決定することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議ないものと認めます。よって、日程及び議案の取扱いにつきましては、ただいまの委員長報告どおり決定いたしました。 △<付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 それでは、総務経済常任委員会審査報告をお願いいたします。中山透委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 中山委員長。 ◎総務経済常任委員長(中山) 総務経済常任委員会から御報告いたします。  議案第69号 下諏訪町個人情報保護法施行条例の制定について  議案第70号 下諏訪町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について  議案第71号 下諏訪町公の施設の指定管理者指定手続等に関する条例の一部を改正する条例について  議案第72号 下諏訪町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例について  議案第73号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について  議案第74号 下諏訪町消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について  議案第76号 令和4年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第1号)  本委員会は、令和4年12月5日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告をいたします。  それでは、審査の内容について報告をいたします。  議案第69号 下諏訪町個人情報保護法施行条例の制定について。質疑では、今回の改正によって社会のIT化の推進の中で個人の利益や権利が保護されるとのことであります。今回の制定では、町の二つの財産区も実施機関に含まれますが、財産区議会には適用されず、独自の条例の制定が必要になるとのことであります。また、指定管理者にはこの条例適用はされませんが、民間企業として個人情報保護法が適用されていく。運用していく中で町の関わり方については不透明な部分もあるということであります。  討論では、賛成討論として、国の法律に基づく制定であり、新年度までに準備を行って個人情報の保護をしっかり行ってほしい。町民の情報がしっかり守られることを希望するとの討論があり、採決の結果、挙手全員で可決いたしました。  議案第70号 下諏訪町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について。質疑では、審査会委員の選任については町長の任命により行い、公募の考えはない。審査会の所掌事務については、審査請求について調査・審議することと、実施機関、自治体からの諮問に応じ意見を述べることの二つとなっております。審査請求により審査した場合には、答申書として公表されるため、自治体は答申書の内容を尊重し是正していくべきとされていたものは、是正することになるわけであります。情報公開・個人情報については、各課で保有する情報もあるわけでありますが、総務課情報防災係が窓口となって対応していくことになります。  討論では、国の統一の指針に基づいて条例の改廃を行っている。町として新たな対応を構築するための制定であり、今後、公正な運営に期待して賛成との討論があり、採決の結果、挙手全員で可決いたしました。  議案第71号 下諏訪町公の施設の指定管理者指定手続等に関する条例の一部を改正する条例について。質疑、討論なく、挙手全員で可決をいたしました。  議案第72号 下諏訪町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例について、また、議案第73号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、この二つの条例については関連性があることから、続けて質疑を行い、討論、採決は議案ごとに行いました。  議案第72号 下諏訪町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例についての質疑では、今回の定年引上げについては10月に職員組合の執行部に説明をし、組合からは丁寧な説明を求められたとのことです。今後、町として、30代、40代を一つのグループ、50代で一つのグループに分けて、ライフプランの研修と併せ、説明会を予定しているとのことであります。職員は、正規職員、定年前再任用短時間勤務職員を選ぶことができる条件になっています。この条例改正によって、60歳になる前年に本人より就業体制の意向を聴取して再雇用に対応していくこととなります。職員の定数については、移行期間中は多くなることも予想されるとのことであります。  議案第73号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についての質疑では、60歳以降の給与7割の根拠は、国家公務員法を準用しているためのものであるとのことであります。退職金については、給与の最高額のときが反映されるため、7割となったことでの影響はありません。退職金は勤続35年で上限に達するため、60歳時点で35年に達していない場合には定年延長によって勤続年数が加算をされていきます。退職金に関して職員の不利益になることはないということであります。年金に関しても給与が7割になったことでの影響はないということであります。  今回の議案一つに対して9件の改廃条例が提案がされているわけでありますが、町の例規審査委員会では議案第72号、議案第73号は関連があるので一緒の議案で上程も検討されていたわけでありますが、議案を分けることによって審査のしやすさ、明確化を行うため、今回は分割上程を行ったということであります。  討論では、議案第72号では、定年から年金受給までには谷間があり、社会不安となっている状況もある。定年が延長となることで職員の長年の経験を継承もでき、住民理解も得られると思う。よって賛成との討論があり、採決の結果、挙手全員で可決いたしました。  議案第73号は討論なく、採決の結果、挙手全員で可決をいたしました。  続いて、議案第74号 下諏訪町消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例についての質疑では、定員数については、人口減、高齢化、自営業団員の減、会社の事業形態の変化により、現在220人を割っている状況であり、現状に即した人数での改正であります。年額報酬については、自治体の消防団の規模によっても変わるわけでありますが、団員については助言による標準額に合わせて支給をしています。訓練等の報酬については、町として招集するものに支給されます。今回の改正に当たり、分団長会等としては、国の基準に従って行ってほしいとの意見があり、今回の条例改正で増額分は交付税措置が予定されているということであります。  討論では、厳しい現状の中、頑張っている消防団員には感謝をする。処遇改善の検討については早期に検討結果を出してくれた。団員減少に歯止めをかけるべく処遇改善を行ってもらったので賛成との討論があり、採決の結果、挙手全員で可決いたしました。  続いて、議案第76号 令和4年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第1号)であります。質疑では、JR線路近接地の工事に関しては随契で高額になるが、漏湯により迂回をして配湯を行っている現状であり、また、同様な構造がもう1か所あるので、同時に設計委託を行うものであります。漏湯箇所は今年度、もう1か所は来年度で工事を行うことにより経費も削減できると判断したとのことであります。温泉施設整備事業債は、市中銀行から借入れを予定し、入札による決定をいたします。積立金の減額については、温泉計画の1年前倒し分の積立金の減額であり、今後の計画には影響が少ないということであります。  討論では、大きい金額ではあるが、温泉は町の大事な事業であり、必要と考える。よって賛成との討論があり、採決の結果、挙手全員で可決いたしました。  以上、総務経済常任委員会審査報告といたします。 ○議長 次に、一般会計予算決算審査特別委員会審査報告をお願いいたします。金井敬子委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 金井委員長。 ◎一般会計予算決算審査特別委員長(金井) それでは、一般会計予算決算審査特別委員会の御報告を申し上げます。  議案第75号 令和4年度下諏訪町一般会計補正予算(第6号)  本委員会は、令和4年12月5日に付託された上記議案について審査した結果、原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  審査において、総務課では、公用車両及び各課専用車両について、コロナ禍で出張などでの使用が少なく、燃料費は現計予算内で対応できるとのこと。県議会議員一般選挙費では、必要経費の3割程度が今年度の準備費として補正計上されたものである。  税務課では、今回の還付金は予定申告分の還付金である。  産業振興課では、空き店舗活性化補助金は、小売業1件、飲食業2件の見込み。また、商工業振興助成金では、商業施設新設1件、空き工場活性化促進で1件分。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金返納金は、令和2年度に町の制度融資を受け、繰上償還を行った19件分の国庫返納金である。  住民環境課では、マイナンバーカードの申請、交付等の増加に対応するため、受付人員として総合窓口係の増員については、当面、来年1月から3月まで会計年度任用職員1名を雇用するが、来年度以降は状況を見ながら予算要求していきたいこと。今年度マイナンバーカード交付に関わる国からの個人番号カード交付事務費補助金は、計828万2,000円である。  保健福祉課では、保健センターハイム天白地域活動支援センターの光熱水費についても検討したが、現行の予算内で対応が可能であり、今後不足が生じるようであれば精査の上、3月に補正を考える。  教育こども課では、学校運営補助金にて購入予定の感染症対策用品は、消毒などの消耗品、その他各校の状況に応じた。社中では網戸、下中ではつい立て等を購入予定。また、子育てふれあいセンターへの公衆無線LAN整備は一般財源での計上であるが、放課後児童クラブにおけるICT化推進事業補助金に該当となる見込みがあり、活用可能となれば財源振替を行う予定。  以上の報告を総務経済分科会主査及び生活文教分科会主査から受けました。各主査報告に対する質疑はなく、討論では、光熱水費等の補正は物価高騰に起因するもので仕方ないと考える。また、保育園などへの無線LAN整備タブレット導入への予算は、保護者との連絡を密にできるなど、時代に即したものと理解する。2分の1の交付金措置もあり、今実行に移すときだと思う。よって賛成との討論があり、採決の結果、挙手全員にて可決されました。  以上、御報告申し上げます。 ○議長 次に、生活文教常任委員会審査報告をお願いいたします。大橋和子副委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 大橋副委員長。 ◎生活文教常任副委員長(大橋) 委員長に代わりまして、委員会に出席しました副委員長から報告させていただきます。  生活文教常任委員会から報告いたします。  議案第77号 令和4年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第 2号)  本委員会は、令和4年12月5日に付託された上記議案について審査した結果、原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告します。  それでは、審査の内容について御報告いたします。  令和4年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、寄附金として賜った5万6,350円を特別養護老人ホーム福祉施設基金に積み立てるものであります。  質疑では、富部長持ち部会様から賜った寄附の趣旨についての質疑があり、御柱年の長持ち披露の際に、お助け籠を設置し、皆様から御寄附を頂いている。今回は御柱祭本番には参加できなかったが、村回りで得たお金を施設に御寄附いただいたとの答弁がありました。  討論では、ふるさと納税同様、福祉に対する町民の皆様の意識が高く大変ありがたいとの討論がありまして、採決の結果、挙手全員で可決いたしました。
     以上、生活文教常任委員会から報告いたします。 ○議長 次に進みます。日程第3 議案第69号 下諏訪町個人情報保護法施行条例の制定についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 金井議員。 ◆金井議員 それでは、賛成の立場から意見を申し上げます。  地方自治体は、これまでの個人情報保護条例の運用を踏まえ、自主性及び自立性をもって地域内における個人情報保護施策を後退させないようにする必要があります。このたび国の統一ルールになることによって規制が緩くなってしまうのではないかと心配いたしましたが、町独自の規定として当町の個人情報保護条例に定められていた不開示情報及び手数料等については、引き続き新しい条例においても定められるとのことですから、個人情報保護施策の後退には当たらないと理解いたします。  今、国はデジタル化を進める中で情報保護をうたう一方で、国や地方自治体が持つ膨大な個人情報データ活用を国の成長戦略に位置づけ、民間企業に提供する仕組みにもなっており、個人データの流出、プライバシー侵害等は絶対に起こってはいけません。  よって、町が扱う個人情報は原則町民が情報主体であることを十分に意識し、今後も確実に保護する立場と運用を求めた上で賛成いたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第4 議案第70号 下諏訪町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ございませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第5 議案第71号 下諏訪町公の施設の指定管理者指定手続等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第6 議案第72号 下諏訪町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 野沢議員。 ◆野沢議員 賛成の立場で意見を申し上げます。  定年延長の目的が、少子高齢化が進み生産年齢人口が減少していく中で、複雑・高度化する行政課題への的確な対応などの観点から、能力と意欲のある高齢期の職員を最大限活用しつつ、次の世代にその知識、技術、経験を継承していくことが必要なため、定年引上げの制度を設けていくものであると理解します。  制度導入に当たっては、職員組合の理解が得られるよう十分に説明を行い、当町の組織の活力の維持につながることに期待して、賛成の討論といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第7 議案第73号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第8 議案第74号 下諏訪町消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 金井議員。 ◆金井議員 それでは、賛成の立場から意見を述べます。  消防団員の皆さんは、それぞれに仕事を持ちながらも地域の安心・安全の確保のために自らの意思で団に所属し、献身的に活動されています。その活動は、火災出動や訓練のみならず、災害が発生した際にも出動され、住民の避難誘導、救出・救助などのほか、日常的な警戒、啓蒙活動、イベント時の警備など、多岐にわたります。  近年、各地で自然災害が頻発化しており、地域の安全を守るために力を尽くしていただく消防団員への期待はさらに増しております。今回の処遇改善が団員の皆さんの日頃からの御労苦に報いることにつながり、また、団員確保の一助にもなることを期待申し上げます。  しかし、これで十分とは言い切れるものでもないと感じております。今後も常に時代に見合う適正な処遇の在り方についての議論を継続いただくことを望み、賛成といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第9 議案第75号 令和4年度下諏訪町一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。  これより一般会計予算決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第10 議案第76号 令和4年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 野沢議員。 ◆野沢議員 賛成の意見を申し上げます。  この温泉改修事業は、温泉の主要経路でもあり、温泉の安定供給を図る上では必要な事業であります。また、積立金の減額1,100万円は、電気料の高騰によるものでありますが、令和5年度以降も必要な積立てでありますので、できるだけ積立てをお願いし、賛成の討論といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
                  〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第11 議案第77号 令和4年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 △<陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 次に、陳情の審査報告に入ります。生活文教常任委員会審査報告をお願いいたします。大橋和子副委員長、自席で御報告願います。 ○議長 大橋副委員長。 ◎生活文教常任副委員長(大橋) 委員長に代わって、委員会に出席した副委員長から報告させていただきます。  生活文教常任委員会から報告いたします。  陳情第15号 介護保険制度の改善を求める陳情  陳情第16号 安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める陳情  陳情第17号 要介護1、2の人の生活援助等の介護保険給付を市町村の総合事業に移行すること等についての意見書提出に関する陳情  本委員会は、令和4年12月5日に付託された上記陳情について審査した結果、それぞれ採択とし、国会及び関係行政庁へ意見書を提出することとしたから、会議規則第73条の規定により報告します。  審査に当たり、陳情第15号から第17号について、保健福祉課の小松課長、中谷係長、高山係長に同席をお願いいたしました。  陳情第15号 介護保険制度の改善を求める陳情は、介護保険の利用に新たな困難をもたらす利用料の引上げ、要介護1・2の生活援助などの保険外し、ケアプランの有料化、貸与の福祉用具を購入に変更するなどの見直しを行わないこと。全額公費により全ての介護従事者の給与を全産業平均水準まで早急に引き上げること。介護従事者を大幅に増やし、1人夜勤の解消、人員配置基準の引上げを行うこと。利用者が安心して介護を受けることができ、介護事業所・従事者が不安なく介護を提供できるよう、新型コロナウイルス感染症対策を強化すること。介護保険料、利用料、食費、居住費などの負担軽減、介護報酬の改善など、介護保険制度の抜本的な見直しを行うこと。介護保険財政における国庫負担の割合を大幅に引き上げることを国に対して要望するものです。  質疑では、政府が考える要介護1・2を介護保険給付から市町村の総合事業に移すとなれば、受皿が準備できるのかとの質疑に対して、現状の要支援1・2の方へのサービス提供の状況を見たときに、保険ベース以外のボランティアなどから提供されるサービスが少ない地域の実情があるとの説明がありました。  討論では、ケアプランの有料化などにより経済的負担が増えれば、これまで同様のサービスを受けられなくなる人が出る。保険制度があっても介護を利用できなくなる状況をつくってしまうのではないか。介護を必要とするときにどうしたらいいかという中で、ケアプランが有料化されると素直にプランを受け入れるのは難しくなるのではないかなどの討論があり、採決の結果、挙手全員で採択されました。  次に、陳情第16号 安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める陳情では、陳情者の長野県医療労働組合連合会書記長 傳田泉様、諏訪地域民医連労働組合副執行委員長 宮崎光子様に出席、説明をいただきました。  安全・安心の医療・介護を実現するため、医師、看護師、介護職員などの配置基準を抜本的に見直し、大幅に増員すること。また、安定した人員確保のためにもケア労働者の賃上げを支援すること。医療や介護現場における夜勤交代制労働に関わる労働環境を抜本的に改善すること。労働時間の上限規制や勤務間インターバル確保、夜勤回数の制限など労働環境改善のための規制を設け、実効性を確保するための財政的支援を行うこと。夜間交代制労働者の週労働時間を短縮すること。介護施設や有床診療所などで行われている1人夜勤体制をなくし、複数夜勤体制とすること。新たな感染症や災害対策に備えるため、公立・公的病院を拡充・強化し、保健所の増設など公衆衛生体制を拡充すること。患者、利用者の負担を軽減することを国に求めるものです。  質疑では、医療や介護現場における長時間勤務の実態について質疑がありました。午後4時半に病院に入り、翌朝9時まで16時間の勤務であり、病院側と結んだ、月に四、五回までという協定も守ることが難しい状況であるとの説明がありました。  討論では、厳しい状況の中で、医療・介護現場で奮闘されている皆さんの姿には頭が下がる。現場の方の声を切実に受け止めなければならないと思う。職場によって賃金や労働条件に差があるということはあるが、全体としての底上げが必要であり、賛成したいなどの討論があり、採決の結果、挙手全員で採択されました。  次に、陳情第17号 要介護1、2の人の生活援助等の介護保険給付を市町村の総合事業に移行すること等についての意見書提出に関する陳情では、陳情者の公益社団法人認知症の人と家族の会理事 鎌田晴之様に出席、説明をいただきました。  介護保険からの要介護1・2外し、利用料負担を一律2割に引き上げる、ケアプランの有料化、介護保険3施設の多床室料新設等の提案を取り下げるよう国に求めていただきたいというものであります。  質疑では、認知症患者や家族の方にとって、この22年間の介護制度の流れをどのように捉えているかとの質疑があり、介護保険のおかげで生活ができているという方がほとんどであるが、今、日本には介護者を支援する法律がなく、認知症の人を介護する家族への支援にも目を向けてほしい。要介護者への介護については、給付に関していろいろな制限が増え、使いにくさが増しているとの説明がありました。  討論では、陳情第15号とほぼ内容が重なるのですが、認知症の当事者、家族からの切実な要望であり、重く受け止め、賛成したいとの討論があり、採決の結果、挙手全員で採択されました。  以上、生活文教常任委員会からの報告といたします。 ○議長 次に進みます。日程第12 陳情第15号 介護保険制度の改善を求める陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第15号について質疑、討論のあります方は御発言願います。 ○議長 松井議員。 ◆松井議員 介護保険制度の設立当初から、保険あって介護なしと言われていますが、利用者にとって、さらに使いづらくなることは避けなければなりません。よりよい介護をするためには、事業所、介護士、利用者、全てが満足のいく制度にしていく改良こそが必要だと考えます。  よって、本陳情に賛成いたします。 ○議長 ほかに質疑、討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、質疑、討論を終結いたします。  これより陳情第15号を採決いたします。  陳情第15号に対する委員長報告は採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、陳情第15号は採択とされました。 ○議長 次に進みます。陳情第16号 安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第16号について質疑、討論のあります方は御発言願います。 ○議長 松井議員。 ◆松井議員 賛成討論をいたします。  今後ますます高齢化で、医療・介護の充実がより求められています。介護や医療は少ない人員と低い処遇で従事者は苦しんでいますが、それでも利用者や患者さんに寄り添って働いております。そういった気持ちに向き合った処遇がなされるべきと考えるものであります。  したがって、本案に賛成いたしたいと思います。 ○議長 ほかに質疑、討論はございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、質疑、討論を終結いたします。  これより陳情第16号を採決いたします。  陳情第16号に対する委員長報告は採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、陳情第16号は採択とされました。 ○議長 次に進みます。陳情第17号 要介護1、2の人の生活援助等の介護保険給付を市町村の総合事業に移行すること等についての意見書提出に関する陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第17号について質疑、討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑、討論ありませんので、質疑、討論を終結いたします。  これより陳情第17号を採決いたします。  陳情第17号に対する委員長報告は採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、陳情第17号は採択とされました。 △<意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決> ○議長 次に、日程第13 意見書案の取扱いについてに入ります。  意見書案第10号 介護保険制度の改善を求める意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみ朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(田中)   意見書案第10号 介護保険制度の改善を求める意見書の提出について  介護保険制度の改善を求める意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。    令和4年12月15日       下諏訪町議会議長 森   安 夫 様 提案者  下諏訪町議会生活文教常任委員会 委員長  増 沢 昌 明     以上でございます。   ────────────────────────────────── 別  記                   意見書  介護保険は施行22年を経過しました。しかし必要なサービスを利用できない実態が広がっており、家族介護を理由とした介護離職も高止まりです。介護事業所では、深刻な人手不足と、低い介護報酬のもとでの経営難が続いており、コロナ禍はこうした事態をいっそう加速させています。  政府は、2023年通常国会に向けて介護保険見直しの検討を進めています。利用料2割・3割負担の対象者拡大、要介護1、2のサービス削減、ケアプラン作成への自己負担導入、補助杖などの福祉用具の貸与から購入への変更など、負担増と給付削減の提案が目白押しです。利用者と事業者双方にさらなる矛盾、困難を押しつけるものであり、認めることはできません。  2022年2月から新たな介護従事者の処遇改善が開始されています。しかし全産業平均給与との差を埋めるには程遠い水準であり、ケアマネ、訪問看護師、福祉用具相談員などが対象から外されているなど職場に混乱と分断をもちこむ内容です。10月からは介護報酬に組み込むとされており、新たな利用料負担が発生します。また、政府はテクノロジー機器の導入と引き替えに、職員の配置基準を大幅に引き下げようとしています。人手不足を解消し、行き届いた介護を実現するためには、介護報酬を引き上げ、処遇を改善し、介護従事者を大幅に増やして、一人夜勤をなくし複数にすること、人員配置基準の引き上げこそ必要です。  コロナ感染対策強化として、検査・ワクチン体制の整備、在宅・施設での陽性者・クラスター対応への支援、事業所に対する公費による減収補填などが求められます。  利用者、介護事業所・従事者が直面している困難の早急な打開と、介護保険制度の立て直しが急務です。経済的な心配をせず、必要な時に必要なサービスを利用、提供できる制度への転換を求めます。  下諏訪町議会は、介護保険制度の改善を求めて下記の事項について国に要望します。                    記 1 介護保険の利用に新たな困難をもたらす利用料の引き上げ、要介護1、2の生活援助 などの保険はずし、ケアプランの有料化、貸与の福祉用具を購入に変更する、介護老人 保健施設の多床室室料の新設などの見直しを行わないこと。 2 全額公費により、すべての介護従事者の給与を全産業平均水準まで早急に引き上げる こと。介護従事者を大幅に増やし、一人夜勤の解消、人員配置基準の引き上げを行うこ と。 3 利用者が安心して介護を受けることができ、介護事業所・従事者が不安なく介護を提 供できるよう、新型コロナウイルス感染症対策を強化すること。 4 介護保険料、利用料、食費・居住費などの負担軽減、介護報酬の改善など、介護保険 制度の抜本的な見直しを行うこと。介護保険財政における国庫負担の割合を大幅に引き 上げること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。  提出先 内閣総理大臣 厚生労働大臣 財務大臣 総務大臣 あて   ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。大橋和子副委員長、登壇の上、御説明願います。 ○議長 大橋副委員長。 ◎生活文教常任副委員長(大橋) 委員長に代わって、委員会に出席しました副委員長から提案理由を説明いたします。
     本意見書は、生活文教常任委員会において、陳情第15号並びに陳情第17号の採択を受けて、委員会として提案をするものです。  政府は、2023年通常国会に向けて介護保険見直しの検討を進めていますが、負担増と給付削減の提案がめじろ押しです。利用者と事業者双方にさらなる矛盾、困難を押しつけるものであり、認めることはできません。  利用者、介護事業所、従事者が直面している困難の早急な打開と、介護保険制度の立て直しが急務であり、経済的な心配をせず、必要なときに必要なサービスを利用、提供できる制度への転換のために、介護保険の利用に新たな困難をもたらす利用料の引上げ、要介護1・2の生活援助などの保険外し、ケアプランの有料化、貸与の福祉用具を購入に変更する、介護老人保健施設の多床室室料の新設などの見直しを行わないこと。  全額公費により、全ての介護従事者の給与を全産業平均水準まで早急に引き上げること。介護従事者を大幅に増やし、1人夜勤の解消、人員配置基準の引上げを行うこと。  利用者が安心して介護を受けることができ、介護事業所、従事者が不安なく介護を提供できるよう、新型コロナウイルス感染症対策を強化すること。  介護保険料、利用料、食費、居住費などの負担軽減、介護報酬の改善など、介護保険制度の抜本的な見直しを行うこと。介護保険財政における国庫負担の割合を大幅に引き上げることを国に求めるものです。  議員各位の賛同がいただけますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第10号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、関係行政庁へ提出いたします。 ○議長 次に進みます。意見書案第11号 安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみを朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(田中)   意見書案第11号  安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める意見書の提出について  安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。    令和4年12月15日       下諏訪町議会議長 森   安 夫 様                         提案者  下諏訪町議会生活文教常任委員会                         委員長  増 沢 昌 明  以上でございます。   ────────────────────────────────── 別  記                   意見書  新型コロナウイルス感染の拡大により、入院が必要にもかかわらず入院できない「医療崩壊」や、介護を受けたくても受けられない「介護崩壊」が現実となりました。これは、感染対策の遅れはもちろんのこと、他の先進諸国と比べても圧倒的に少ない医師や看護師、介護職員や保健師の不足が根本的な原因です。人手不足が長年続いている状況を解消するためには、OECD平均以下の看護師の賃金収入など、ケア労働者の処遇改善は待ったなしの状況にあり、16時間を連続で働き続けなくてはならない過酷な長時間夜勤や、寝る間もない極端に短い勤務と勤務の間隔などを解消するために、労働時間規制を含めた実効ある対策は、猶予できない喫緊の課題です。  毎年のように発生している自然災害時の対応や、新たな感染症に備えるためにも、平常時から、必要な人員体制の確保を国の責任で行い、対策の中心となる公立・公的病院や保健所の拡充など機能強化を強く求めます。  下諏訪町議会は、安全・安心の医療・介護の実現のために下記の事項について国に要望します。                    記 1 安全・安心の医療・介護を実現するため、医師・看護師・介護職員などの配置基準を 抜本的に見直し、大幅に増員すること。また、安定した人員確保のためにも、ケア労働 者の賃上げを支援すること。 2 医療や介護現場における「夜勤交替制労働」に関わる労働環境を抜本的に改善するこ と。   ① 労働時間の上限規制や勤務間インターバル確保、夜勤回数の制限など、労働環境   改善のための規制を設け、実効性を確保するための財政的支援を行うこと。   ② 夜勤交替制労働者の週労働時間を短縮すること。   ③ 介護施設や有床診療所などで行われている「1人夜勤体制」をなくし、複数夜勤   体制とすること。 3 新たな感染症や災害対策に備えるため、公立・公的病院を拡充・強化し、保健所の増 設など公衆衛生体制を拡充すること。 4 患者・利用者の負担を軽減すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 内閣総理大臣 厚生労働大臣 財務大臣 総務大臣 あて   ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。大橋和子副委員長、登壇の上、御説明願います。 ○議長 大橋副委員長。 ◎生活文教常任副委員長(大橋) 委員長に代わって、委員会に出席しました副委員長から提案理由を説明いたします。  本意見書は、生活文教常任委員会において、陳情第16号の採択を受け、委員会として提案をするものです。  新型コロナウイルス感染症の拡大により、入院が必要にもかかわらず入院できない医療崩壊や、介護を受けたくても受けられない介護崩壊が現実となりました。これは感染対策の遅れはもちろんのこと、ほかの先進諸国と比べても圧倒的に少ない医師や看護師、介護職員や保健師の不足が根本的な原因です。人手不足が長く続いている状況を解消するためには、OECD平均以下の看護師の賃金収入など、ケア労働者の処遇改善は待ったなしの状況にあり、16時間を連続で働き続けなくてはならない苛酷な長時間夜勤や、寝る間もない極端に短い勤務と勤務の間を解消するためには、労働時間規制を含めた実効ある対策は猶予できない喫緊の課題です。  安全・安心の医療・介護の実現のために、医師、看護師、介護職員などの配置基準を抜本的に見直し、大幅に増員すること。また、安定した人員確保のためにも、ケア労働者の賃上げを支援すること。医療や介護現場における夜勤交代制労働に関わる労働環境を抜本的に改善すること。新たな感染症や災害対策に備えるため、公立・公的病院を拡充・強化し、保健所の増設など公衆衛生体制を拡充すること。患者、利用者の負担を軽減することを国に求めるものです。  議員各位の賛同がいただけますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第11号の採決をいたします。それでは、本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、関係行政庁へ提出いたします。 △<議会運営委員会バイパス対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査について> ○議長 次に進みます。日程第14 議会運営委員会バイパス対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  議会運営委員長、バイパス対策特別委員長及び広報特別委員長から、会議規則第71条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、各委員長から申出のあった調査については、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。  ここでお諮りいたします。換気のため暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、暫時休憩といたします。ただいま午後2時29分であります。再開は午後2時40分を予定いたします。            休  憩  午後 2時29分            再  開  午後 2時40分 ○議長 ただいま2時40分でございます。議会を再開いたします。 △<追加議案の上程、説明、質疑、委員会付託> ○議長 次に、追加日程に進みます。追加日程第1 議案第78号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(増澤) 御説明申し上げます。下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、令和4年8月8日付の人事院勧告を受け、令和4年11月18日に国家公務員の、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、これに準じて一部改正をお願いするものでございます。  今回、人事院勧告に伴う議案としましては、条例の一部改正が3件、補正予算が6件となりますが、年内に支払いを完了するため、追加上程とさせていただきます。  本年の人事院勧告の主な内容は、民間給与との較差を埋めるため、平均0.3%の水準引上げの給料表の改正と、民間のボーナスの支給状況を踏まえた勤勉手当の支給月数0.1月分の引上げとなりますが、本文中、第1条が令和4年4月1日からの遡及適用、第2条が令和5年4月1日からの施行となります。  改正部分について、順を追って説明させていただきます。  第1条中、第30条の関係は、民間の支給割合に見合うよう、勤勉手当を0.1月分引き上げ、12月分の支給月数を1.05月とするものです。なお、6級以上の職員は期末手当が0.2月分少ないことから、1.25月となります。  別表につきましては、民間の初任給との間に差があること等を踏まえ、採用職員の初任給を上級で3,000円、初級で4,000円引き上げ、20代半ばに重点を置き、30歳代半ばまでの職員が在席する号俸について、平均で0.3%の改定を、給料表の1級から5級までを令和4年4月に遡及して改定するものです。  第2条中、第30条の関係では、第1条で御説明したとおり、令和4年度における勤勉手当0.1月分の引上げを12月支給分として一括措置しますが、令和5年度以降にあっては、この0.1月分を6月と12月の勤勉手当に0.05月分ずつ均等に振り分けるために改正するものです。  以下、本改正に係る附則につきまして、施行期日等の所要事項を規定しており、第1条については令和4年4月1日からの適用、第2条については令和5年4月1日からの施行となります。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  本案につきましては、総務経済常任委員会に付託いたします。 ○議長 次に進みます。追加日程第2 議案第79号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(増澤) 御説明申し上げます。下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、国において、一般職の国家公務員の給与改定に併せ、特別職の職員の期末手当の支給割合も改定されたことから、これに準じて、常勤特別職の期末手当の支給割合を年間0.05月分引き上げるための一部改正をお願いするものです。  第1条は、12月支給の期末手当1.625月分を1.675月分に改め、年間支給月数を3.25月分から3.30月分とするものです。  第2条は、令和5年度以降における期末手当の支給月数について、1.65月分に改めるもので、年間支給月数の3.30月分については変更がありません。  附則については、適用日を令和4年12月1日からとし、第2条関係は令和5年4月1日からの施行とするものです。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
     本案については、総務経済常任委員会に付託いたします。 ○議長 次に進みます。追加日程第3 議案第80号 下諏訪町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(増澤) 御説明申し上げます。下諏訪町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、特別職の職員と同様の理由による改正です。  第1条は、12月支給の期末手当1.625月分を1.675月分に改め、年間支給月数を3.25月分から3.30月分とするものです。  第2条は、令和5年度以降における期末手当の支給月数について、1.65月分に改めるものですが、年間支給月数の3.30月分については変更がありません。  附則については、適用日を令和4年12月1日からとし、第2条関係は令和5年4月1日からの施行とするものです。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  本案については、総務経済常任委員会に付託いたします。 ○議長 次に進みます。追加日程第4 議案第81号 令和4年度下諏訪町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(増澤) 御説明申し上げます。令和4年度下諏訪町一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出それぞれ460万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ85億2,896万6,000円とするものでございます。  今回の補正につきましては、人事院勧告及び本年度中の人事異動等に伴う給与・手当等の増減について整理させていただくものになります。  本年度の人事院勧告の内容としましては、給料にあっては民間との較差が生じていることを踏まえ、一般職採用試験で大卒程度の初任給を3,000円、高卒者の初任給を4,000円引き上げるとともに、30歳代半ばまでの職員が在籍する号俸について改定するもので、平均改定率は0.3%となります。  一般職職員の職員手当にあっては、民間の支給状況等を踏まえ、勤務実績に応じた給与を推進するため、勤勉手当を0.1月分引き上げて4.30月から4.40月とし、常勤特別職及び議員の期末手当につきましても0.05月分引き上げ、年間支給月数を3.25月から3.30月とするものです。  まず、歳出としましては、7ページから18ページになりますが、19ページから22ページにかけまして、補正予算給与費明細書を添付してございますので、関係する各款・項・目についての個別の内訳は省略させていただき、人件費全体で御説明をさせていただきます。  19ページをお願いいたします。特別職については、町長、副町長、教育長に関わる人件費において、期末手当が39万9,000円の増となり、共済費の増と合わせて、合計では41万5,000円の増となります。また、議員の皆さんに係る人件費では、期末手当で69万9,000円の増となります。  20ページの一般職につきましては、人件費全体で380万6,000円の増となります。主な内訳としましては、給料が195万6,000円の増、職員手当は171万円の増、共済費が68万9,000円の増などとなっております。  一般職の職員に係る人件費につきましては、年度途中での職員異動や退職により減額要因もございましたが、人事院勧告に伴う給料の増や勤勉手当の支給月数の引上げの影響が大きく、人件費全体としましては増額補正となります。  このほか、9ページにお戻りいただき、3款1項1目社会福祉総務費27節繰出金は、国民健康保険特別会計への人件費分としてl0万6,000円の増、また、3目老人福祉費27節繰出金は、後期高齢者医療特別会計への人件費分として42万6,000円の減額補正となります。  次に、歳入についてですが、6ページをお願いいたします。19款1項1目繰越金の460万円は、今回の補正に必要な財源を前年度繰越金に求めたものであります。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  本案については、総務経済常任委員会に付託いたします。 ○議長 次に進みます。追加日程第5 議案第82号 令和4年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(増澤) 御説明申し上げます。令和4年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ10万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億6,620万6,000円とするものでございます。  補正の内容につきましては、一般会計と同様、人事院勧告と本年度中についての人事異動等に伴う人件費の補正であります。  それでは、内容につきまして、事項別明細書で御説明申し上げます。  まず、6ページの歳出をお願いいたします。1款1項1目一般管理費で10万6,000円を増額するものであり、内訳は説明欄のとおりであります。なお、7ページから9ページには補正予算給与費明細書を添付してありますので、よろしくお願いいたします。  次に、5ページの歳入をお願いいたします。7款1項1目一般会計繰入金10万6,000円の増額にて財源調整させていただきました。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ございませんので、質疑を終結いたします。  本案につきましては、総務経済常任委員会に付託いたします。 ○議長 次に進みます。追加日程第6 議案第83号 令和4年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(増澤) 御説明申し上げます。令和4年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ42万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,697万4,000円とするものでございます。  補正の内容につきましては、人事院勧告と本年度中についての人事異動等に伴う人件費の補正であります。  それでは、内容につきまして、事項別明細書で御説明申し上げます。  まず、6ページの歳出をお願いいたします。1款1項1目一般管理費で42万6,000円を減額するものであり、内訳は説明欄のとおりであります。なお、7ページから8ページには補正予算給与費明細書を添付してありますので、よろしくお願いいたします。  次に、5ページの歳入をお願いいたします。3款1項1目一般会計繰入金42万6,000円の減額にて財源調整させていただきました。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  本案については、総務経済常任委員会に付託いたします。 ○議長 次に進みます。追加日程第7 議案第84号 令和4年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(増澤) 御説明申し上げます。令和4年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ26万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億1,346万円とするものでございます。  補正の内容につきましては、人事院勧告と本年度中についての人事異動等に伴う人件費の補正であります。  それでは、内容につきまして、事項別明細書で御説明申し上げます。  まず6ページの歳出をお願いいたします。1款1項1目温泉管理費で14万8,000円を、2目温泉事業費で11万2,000円を増額するものであり、内訳は説明欄のとおりであります。なお、7ページから8ページには補正予算給与費明細書を添付してありますので、よろしくお願いいたします。  次に、5ページの歳入をお願いいたします。3款1項1目1節繰越金26万円は、今回の補正に不足する財源を前年度繰越金に求めたものであります。  以上、御説明申しあげましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  本案については、総務経済常任委員会に付託いたします。 ○議長 次に進みます。追加日程第8 議案第85号 令和4年度下諏訪町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(増澤) 御説明申し上げます。令和4年度下諏訪町水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的支出の予定額を18万5,000円増額し、収益的支出の総額を2億4,978万5,000円に、また、資本的支出の予定額を5万4,000円増額し、資本的支出の総額を1億7,685万4,000円とし、併せて、議会の議決を経なければ流用できない職員給与費を4,097万1,000円とさせていただくものです。  内容につきましては、一般会計と同様、人事院勧告と本年度中についての人事異動等に伴う人件費の補正であります。  それでは、主な内容を補正予算(第1号)に関する説明書で御説明いたします。  2ページの予算実施変更計画を御覧ください。まず、収益的支出の1款1項1目原水及び浄水費、2目配水及び給水費、3目受託工事費及び4目総係費の給料、手当等、法定福利費、退職給与金で、合計18万5,000円の増額となりますが、水道事業会計で支出する建設水道課職員5人についての人事院勧告に伴う調整が主な内容となります。  次に、3ページの資本的支出をお願いいたします。1款1項4目職員給与費は、5万4,000円の増額となりますが、同じく建設水道課職員1人についての調整となります。詳細につきましては、6ページからl0ページの補正予算給与費明細書を併せて御覧いただきたいと思います。  なお、4ページ、5ページは予定キャッシュ・フロー計算書、11ページ、12ページには予定貸借対照表を掲載してございますが、ともに増額に伴う変更でございます。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  本案については、総務経済常任委員会に付託いたします。 ○議長 次に進みます。追加日程第9 議案第86号 令和4年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(増澤) 御説明申し上げます。令和4年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的支出の予定額を16万7,000円増額し、収益的支出の総額を5億9,206万7,000円に、また、資本的支出の予定額を13万5,000円減額し、資本的支出の総額を2億1,416万5,000円とし、併せて、議会の議決を経なければ流用できない職員給与費を2,288万5,000円とさせていただくものです。  内容につきましては、人事院勧告と本年度中についての人事異動等に伴う人件費の補正であります。  それでは、主な内容を補正予算(第1号)に関する説明書で御説明いたします。  2ページの予算実施変更計画を御覧ください。まず、収益的支出の1款1項1目管渠費及び4目総係費の給料、手当等、法定福利費、退職給与金で、合計16万7,000円の増額となりますが、下水道事業会計で支出する建設水道課職員2人についての人事院勧告に伴う調整が主な内容となります。  次に、資本的支出の1款1項4目職員給与費は13万5,000円の減額となりますが、同じく建設水道課職員1人についての調整となります。詳細につきましては、5ページから9ページの補正予算給与費明細書を併せて御覧いただきたいと思います。  なお、3ページ、4ページは予定キャッシュ・フロー計算書、10ページ、11ページには予定貸借対照表を掲載してございますが、共に増額に伴う変更でございます。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  本案については、総務経済常任委員会に付託いたします。  ここでお諮りいたします。ただいま午後3時6分でございます。暫時休憩としたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、暫時休憩といたします。再開は委員会終了後といたします。なお、総務経済常任委員の皆さんは直ちに委員会を開催いたしますので、全員協議会室へ御参集ください。それでは、暫時休憩といたします。            休  憩  午後 3時06分            再  開  午後 3時45分 ○議長 ただいま午後3時45分です。休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △<付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 それでは、休憩中に御審議をいただきました議案について、総務経済常任委員会審査報告をお願いいたします。中山透委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 中山委員長
    総務経済常任委員長(中山) それでは、総務経済常任委員会報告をいたします。  議案第78号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について  議案第79号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例について  議案第80号 下諏訪町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について  議案第81号 令和4年度下諏訪町一般会計補正予算(第7号)  議案第82号 令和4年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  議案第83号 令和4年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  議案第84号 令和4年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第2号)  議案第85号 令和4年度下諏訪町水道事業会計補正予算(第1号)  議案第86号 令和4年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第1号)  本委員会は令和4年12月15日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告をいたします。  それでは審議の内容について御報告をいたします。  議案第78号。質疑では、この条例改正による差額分の支給は施行日以降に速やかに行い、予定では12月28日に差額分を支給するとのことであります。  討論なく、挙手全員で可決いたしました。  議案第79号、第80号は、質疑、討論なく、挙手全員で可決いたしました。  議案第81号の質疑では、一般会計、特別会計では共済費、企業会計では法定福利の増減についての内容については、当初予算では概算で計上してあり、令和4年度の率の確定に伴って再積算をしており、マイナス科目となるものもあるということであります。  討論なく、挙手全員で可決いたしました。  議案第82号、議案第83号、議案第84号、議案第85号、議案第86号の5議案につきましては、質疑、討論なく、挙手全員で可決をいたしました。  最後に全体を通じて、特別養護老人ホーム特別会計については、現計予算内で人事院勧告の変更分は対応が可能という形であります。また、人事院勧告に伴う改正については、本上程で全ての議案であると確認をいたしました。  以上、総務経済常任委員会報告といたします。 ○議長 次に進みます。議案第78号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。議案第79号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。議案第80号 下諏訪町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ございませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。議案第81号 令和4年度下諏訪町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。議案第82号 令和4年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。議案第83号 令和4年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。議案第84号 令和4年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。議案第85号 令和4年度下諏訪町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
    ○議長 次に進みます。議案第86号 令和4年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 △<追加議案の上程、説明、質疑、討論、採決> ○議長 次に進みます。追加日程第10 委員会提出議案第2号 下諏訪町議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてを議題といたします。事務局長に議案の朗読をさせます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(田中)   委員会提出議案第2号        下諏訪町議会の個人情報の保護に関する条例の制定について  地方自治法(昭和22年法律第67号)第109条第6項及び下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により、下諏訪町議会の個人情報の保護に関する条例を別記のとおり提出する。  令和4年12月15日 提出   下諏訪町議会議長 森   安 夫 様                           下諏訪町議会議会運営委員会                             委員長 中 村 光 良  別記の朗読は省略いたします。  以上でございます。 ○議長 次に、提案者に提案理由の説明を求めます。中村光良委員長、自席で着座にて御説明をお願いいたします。 ○議長 中村委員長。 ◎議会運営委員長(中村) 今回も着座にて失礼します。  提案理由を説明いたします。  下諏訪町議会の個人情報の保護に関する条例につきましては、個人情報の保護に関する法律の改正を受け、議会を実施機関と定めていた下諏訪町個人情報保護条例が廃止となることから、議会として引き続き個人情報の適正な取扱いを確保するため、条例を新たに制定するものです。  それでは、条例の内容につきまして御説明いたします。  第1条は、この条例の目的について、下諏訪町議会における個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定めるとともに、議会が保有する個人情報の開示、訂正及び利用停止を求める個人の権利を明らかにすることにより、議会の事務の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護することと規定しています。  第2条は、この条例で使用する用語の定義について規定しています。  第3条は、議会の責務について、保有する個人情報の適正な取扱いが確保されるよう必要な措置を講ずることを規定しています。  第4条から第16条は、個人情報等の取扱いに関して、保有の制限、適正な取得、正確性の確保等を規定しています。  第17条は、個人情報ファイル簿の作成及び公表について規定しています。  第18条から第30条は、保有個人情報の開示に関する事項を規定しています。  第30条で、開示請求に係る手数料は無料とし、開示情報の写しの交付を受ける場合の作成及び送付に要する費用は請求者が負担するものとしています。  第31条から第37条は開示を受けた保有個人情報の訂正について、第38条から第43条は保有個人情報の利用停止について、第44条から第46条は審査請求について規定しています。  第45条で、開示・訂正・利用停止決定等または開示・訂正・利用停止請求に係る不作為について審査請求があったときには、下諏訪町情報公開・個人情報保護審査会に諮問しなければならないものとしています。  第47条から第52条は、雑則となります。  第50条で、個人情報の適正な取扱いを確保するため、専門的な知見に基づく意見を聞くことが特に必要であると認めるときは、下諏訪町情報公開・個人情報保護審査会に諮問することができるものとしています。  第53条から第57条は、罰則を規定しています。それぞれ、町に適用される新法と同様の罰則規定を設けています。  附則第1項において、この条例は令和5年4月1日から施行することとしております。  附則第2項は、議長が行った行政処分への審査請求に関して、町の附属機関である個人情報保護審査会に諮問することができるよう、下諏訪町情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正するもので、第1条中及び第2条中に、それぞれ議会に関する規定を追加するとともに、第3条第1項に、所掌事務として議会個人情報保護条例第45条第1項及び第50条の規定による諮問に応じ審査請求について調査審議することを追加し、また第5条第1項中及び第9条中にも、それぞれ議会に関する規定を追加するものです。  以上、議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。追加日程第11 議員提出議案第1号 下諏訪町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。事務局長に議案の朗読をさせます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(田中)   議員提出議案第1号     下諏訪町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例について  地方自治法(昭和22年法律第67号)第112条並びに下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第1項及び第2項の規定により、下諏訪町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例を別記のとおり提出する。  令和4年11月29日 提出   下諏訪町議会議長 森   安 夫 様                            提出者  林   元 夫                            賛成者  樽 川 信 仁                                 岩 村 清 司                                 青 木 利 子                                 大 橋 和 子  別記の朗読は省略いたします。  以上でございます。   ────────────────────────────────── 別  記       下諏訪町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例  下諏訪町議会の議員の定数を定める条例(平成14年下諏訪町条例第34号)の一部を次のように改正する。  本則中「13人」を「12人」に改める。    附 則  この条例は、公布の日以後初めてその期日を告示される一般選挙から施行する。   ────────────────────────────────── ○議長 次に、提案者に提案理由の説明を求めます。林元夫議員、登壇の上、御説明願います。 ○議長 林議員。 ◎林議員 下諏訪町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の提案理由を説明させていただきます。  下諏訪町議会選挙は、この20年で2回しか行われていません。無投票の要因は、住民の議会離れや無関心さにあるとされています。その原因として、行政に対する地域の要望は行政組織の長である区長や各団体長に委ねられ、また、SNSなどの発達で町長及び行政官庁に届く仕組みも整えられたことにより、議員を通さなくても住民の声が届くことになったことなどが考えられます。また、地区推薦による議員選出が減少した要因でもあります。  そこで、議会としては、議会の役割などの住民喚起を行うためや議員資質向上のため、議会基本条例を制定しました。それと並行して商工会議所、社会福祉協議会や向陽高校の生徒との懇談会をはじめとして、議員懇談会の開催による住民要望の吸い上げ、議会だより定期発行による議会の見える化などを図り、開かれた議会を目指してまいりました。残念ながら、それでも無投票になりました。  議会の役割は行政のチェック機能と政策提案に重きが置かれるようになりました。チェック機能における専門性は議員資質に委ねられており、人数では担保できないと考えます。多様化する住民ニーズでは、自治会の長や団体長が直接陳情し、メールなどによる住民意見の取り込みもできるようになりました。議会のチェック機能の重要性と、よい政策提言を生み出してくれるものは、選挙による住民の議員に対する理解と後押しが欠かせません。無投票選挙は住民の議員への理解と尊厳をも奪ってしまう可能性もあります。  議員定数は2常任委員会構成を考えると、1委員会5名ずつと議長の11人が必要最小限と考えますが、出馬意欲の抑制につながる可能性や急な欠員を考えたとき、2減ではなく1減が適当と考えました。  以上のことから、議員としてできる直接的改革を思い、ここに議員定数1人の削減を提案するものです。今こそ議員自ら身を切る改革をしてこそ、町民の信頼を得られるものと考えます。議員各位の御賛同をお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。 ○議長 金井議員。 ◆金井議員 それでは、何点かお伺いしたいと思います。まず、議員定数を減らすことが選挙になることと特別結びつくのかどうかという点です。議員定数を減らすことによって、当選のために得なくてはならない得票数は多くなってしまい、かえって立候補のハードルを上げてしまうことになってしまわないでしょうか。現に当町では議員定数を13人に減らしてからのほうが無投票が増えています。客観的に納得できるデータや事例等を示していただくことはできないでしょうか。  それから、2点目です。議員を1人減らした後の議会運営については、いかがお考えでしょうか。また、そのことに対する我々現職議員全体での議論を経ずに今回の議員定数削減の条例改正案を提案する方法は、実に乱暴と考えますが、見解を求めます。 ○議長 林議員。 ◎林議員 定数減が無投票に直接結びつくかというお話がありました。これは、原村、富士見、定数減で無投票になったことはありません。そういう事例もあります。そして、確率論的に述べれば、人口分母は一緒ですから、減になったときに、要するに大志を抱く人が出たときに、やはりそれは選挙になる確率は少しは上がると思いますし、選挙がないなら出るという人材よりも選挙してこそ頑張るという人材のほうが議員資質が上がるのではないでしょうか。  そして、議会運営の件であります。議会運営は11人でやっているところもあります。例えば南箕輪村で人口が1万5,000人近くいますけれども、10人でやっていますし、人口比率からいっても諏訪市あたりでは15人ですよね。5万人近くいても15人。したがって、議員数が議会運営に及ぼす影響というのは少ないと考えます。 ○議長 ほかに質疑ございますか。 ○議長 金井議員。 ◆金井議員 お尋ねしたものの中に、当町で議員定数を13人に減らして以降のほうが無投票が増えていますが、それについてはどう思いますかと聞きましたので、それに対するお答えも求めたいと思います。  それから、議会運営に対して、この現状の議員13人での議論を経ないまま減を提案することは乱暴ではないか。この件についてもお答えを求めたいと思います。  それから、議員定数についての議論を進めるに当たっては、私は議会内部だけでの議論ではなく、より多くの町民の意見をお聞きするプロセスが当然必要だと考えます。その手段としたら、公聴会、意見交換会、懇談会、パブリックコメントなど様々考えられるのではないかと思うのですが、そのプロセスを踏まず削減の条例案を出した考え方についても見解を求めます。 ○議長 林議員。 ◎林議員 当町が13人になってから無投票が多くなった。これは結果論的な話でありまして、減になったというものの本質ではありません。  そして議論を経ていないと言いますけれども、全協であれほど話したことが話していないと言われるんですか。これはおかしいと思います。ちゃんと議員定数減については話し合いましたし、ほかの議会との関連も私たちはやったでしょう。それでおいて、なおかつ議論が足りないということはあり得ないと思います。  町民の意見を聞くのは、それはパブリックコメントをしていくという、そういう過程を経るかどうかということなんですけれども、我々は議員でありますから、議員が自ら身を切ってやることに意義があって、それで私が定数減を発表したときに、町民がいかに関心を持って、いかにやってくださいよと、これは団体長の方からも言われましたよ。議員は身を切ってこそ議員で、議会の信頼を得られるんだと、そう言っておりました。これはパブリックコメントを聞くまでもないんですよ。もう皆さんからの意見はそういうふうにお聞きしておりますから。
    ○議長 金井議員。 ◆金井議員 私たちがこの間、全協等で議論してきたのは、議員定数削減もそうですが、より議会のことを町民に知ってもらうために、私たちに今何が足りないのかという議論も並行して行ってきました。その議論の中では、では具体的に議員数を減らしたときの後の議会運営をどうするのかという議論はされないまま済んできてしまった経過があります。だから十分に議論がされたはずだと言われても、結論が出ない、議員定数を削減する、反対する意見が分かれたままなら、これ以上話は進まないねといって、議員定数に対する議論はここで打ち切ろうとおっしゃったのは林議員ではなかったでしょうか。私はその点について議事録も確認しました。そこの点についての見解を再度求めたいと思います。  そして、選挙を行うことによって、そのときに議員の考えを町民に示して選んでいただくのだとおっしゃるのですが、私は選挙期間だけが議員に立候補する者の考え、公約を訴える場に限らないと思っています。それは様々な選挙期間以外の活動もそうですし、新たに立候補する方にとったら、まさに期間が限られてしまうかもしれませんが、選挙期間だけが議員を目指そうとする者の意見発表の場ではないと私は考えますが、その点についての御見解もお願いします。 ○議長 林議員。 ◎林議員 選挙期間中だけが議員のことを知ってもらうという期間ではないのは当然のことですよね。だから選挙運動期間中あるんですね。我々が今、議会で何をやっているか、私自身がじゃあ何をやっているかということを常に町民にアピールしていくことは大事なことです。しかし、無投票のままいったら、何もやらなくて、選挙公報も出さなくてやっている方もいらっしゃいましたよね。各戸を回ることもしなくて選挙しなかった人もいます。そして、議員になってからも報告書一つも出さない議員もおります。そういう状況が果たしていいのだろうかと考えます。  議会の中で議員定数削減について切ったと、そうではなくて、要するに議員定数を削減しようという話を常々しながら、違う、要するに議員はどうあるべきか、どういうふうにすべきかというのを模索したでしょう、この1年。この削減について話し合うために。だから、私は決して、この3月からの時間が無駄だったとは思いませんし、ただ、議論をし尽くしたかどうかということは金井議員の感覚であって、皆さんが本当にそういうふうに考えたかどうかですよ。  だから、いつも町民を前面に置いて、町民を前に置いて誇れる議員であってほしいというのが私の持論ですから、したがって、ここで一つの提案をした中で、町民がどれだけ関心を持っていただけたか、そういうことを私はよかったなと思っております。これはどういう結論になろうが、どうなろうが、これは町民に問うて、これはパブリックコメントと同じですよ。議会が、あなたたちどうしたいの、それを問うことができる。私はそう思っております。 ○議長 ほかに質疑ございませんか。 ○議長 中山議員。 ◆中山議員 同僚議員の質問の中で理解を深めているところはあるわけですが、もう何点かお伺いをさせていただきたいというものであります。今回どうしても私が納得できないのは、考え方にもよるというところがあるのかもしれませんけれども、今回の定数減については、議会としての方向性がまだ十分出ていないというように私は思います。出ていない中で上程されているというような形でありますが、これはどのような考えで上程したのか。もう一度確認のためにお願いをしたいというように思います。  また、今回の議員定数削減議案には関連する委員会の定数条例など、議案の改正議案がないわけでありますが、これはどのように理解をすればよろしいでしょうか。  また、提案理由の説明の中にもありましたが、議員定数減により委員会の均等性や専門性が弱体化してしまうことが考えられると私は思うんですが、その点についてはどのようなお考えでしょうか。  また、先ほどもパブリックコメントというような部分のお話がありましたけれども、議会としても、これは慎重な議論と住民意見の集約が必要だと私は思うわけでありますが、議会として住民意見の集約を行っていない状況の中で、住民からの意見はどのように、これを反映させているのかどうなのか。重なるような内容になるのかもしれませんけれども、お願いをしたいというように思います。  また、もう1点お伺いしたいのは、定数減による議会の監視機能や住民意見の反映は今まで以上にこれで行えるというようにお考えになっていらっしゃるのかどうなのか、その点について。  ちょっと多岐にわたりましたが、お願いをしたいというように思います。 ○議長 林議員。 ◎林議員 3問目がちょっと聞き取れませんでしたので、もう1回お聞きしたいのですが、取りあえず、それまで答えられることは答えていきます。  議会の方向性が出ていないのに提出されたのはなぜかという質問がありました。議会の方向性、それは皆さんがつくらなきゃいけない、私たちがつくっていかなきゃいけない。じゃあ方向性を鑑みているだけで時が過ぎていっていいのか。来年選挙ですね。だから来年選挙に向かって、じゃあ議員が何をしなきゃいけないか。直接的に議員が何をできるかということを考えてください。だから方向づけ、あくまでも消極的なことを考えているのは本来的な議員じゃないでしょう。私はそう思います。  2番目の委員会改正案が出ていないと。これは違いますね。来年の選挙が終わって議員が集まって委員会構成とか特別委員会も決定されるべきですから、そのときに出てくる改正案であると私は思っています。  それで、定数削減して住民の意見が反映されない。これは先ほども、この提案理由でも述べたように、やはり議員の仕事というのが時の変化とともに変わってきて、区長会が毎月行われ、その地域の意見が陳情されて、道路とかそういうものに関しては議員はあまり言わないでくださいと。これは青木町長の頃からですけれども。そういうことが言われながら、議員の役割が変化してきた、こういうことなんですね。だから、定数減が意見の反映にならないんじゃないかというのは、ちょっと違うのではないかと私は思います。  3番目は何と言ったのかよく分からないし、4番目、議会としてパブコメ、ちょっとこの辺をもう1回、言ってください。 ○議長 中山議員。 ◆中山議員 再質問をしながらやりたいと思いますけれども、まず3問目については、定数減により委員会の均等性や専門性が弱体化してしまうんじゃないかと私は考えているわけでありますが、これはどのようにお考えですかというのが3問目の内容です。  再質問のほうをさせていただきたいのですが、要は定数減についてどのような考え方、一番初めのところですけれども、3月からやってきましたという形ですけれども、今までの定数減については1期4年間ぐらいをかけて定数減の話をされてきていて、短期での1年間というのは、ちょっと私はなかなか理解ができないのではないかというふうに思います。  また、1年だけの議論が調わなかったから、後ろがもう改選期ですから、ここのところで出しましょうというのは、私はちょっと考え方が違うと思います。議会としてしっかり熟議して、この10年後、20年後の下諏訪町の議会を考えるというのが今必要なときになりますから、こんな短期間的な考え方というのはちょっと違うのではないかなというふうに私は思っています。ですので、その考え方をもう1回お伺いしたいと思います。  また、関係条例の関係については、新しい議員さんが決めればいいということをおっしゃいましたけれども、私はそれは違うと思います。定数減によって委員会構成が変わるわけですから、このときに関連議案として出さなければいけないと私は思います。ですので、今後の一つの考え方として、ここで採択をされたのであれば、3月までにそれをみんなで話し合ってやるということは十分理解できますが、先ほど議員が言われたように、これは私どもがやるのではないというのは、ちょっと違うと私は思うので、そこら辺の考え方をもう一度お伺いしたいというふうに思います。  また、議会の監視機能の部分について、住民の意見反映については、少なくなることによって本当に十分に行えるのかどうか。その点についてもう一度詳しくお伺いをしたいと思います。 ○議長 林議員。 ◎林議員 定数減によって専門性が損なわれる、じゃあ今の議員の人たちが専門性がしっかりあるのか、ちゃんと勉強しているのか聞いてみたい。これは、やはり一人一人の議員の経験と知識と英知が議会に反映されるべきであって、やはりこれは人数ではない。やはり、その議員のやる気、それが一番大切なことであって、人数で専門性が欠けることは、別に1減になって専門性が欠けるということはあり得ないと私は思っていますし、それで、1減であって十分住民の意見が吸い上げられないかといったら、それは違うだろうと。1減でどこが違ってくるのか、住民意見の反映ができなくなるのかと私は思いました。  関係条例ですけれども、これは1減になってから、それが通ったならば、1減になってから、じゃあこうしたほうがいいねというふうな形の議論はできますけれども、今ここでその関係条例の変更というのは時期尚早ではないかと私は思います。それと、新しい議員のやはり、その人たちの考え方というのがあると思うんですね。だから委員会構成なんか絶対的に決められませんということになってきます。  答えになったか分かりませんけれども、そんなところで。 ○議長 短期間で結論を出し過ぎじゃないですかという質問がありましたが、お願いします。 ◎林議員 私は議長をやっているときも、進行するときに、だらだら時間をかけてやることが、それがベストだとは思っていませんでした。要するに皆さんの意見を吸い上げ、話し合い、それで2年かけようが3年かけようが同じですよね。議会基本条例のときもそうでした。今まで私の前にやっていた議員は、議会基本条例をつくろうとしていましたけれども、できなかったんですよ。その議論が不毛かといえば、そうではない。  ただ、それを今こういう情報化社会の中で、どんどん変えていかなきゃいけないということは、これは議員に欠けていることですよ。大切なことですよ。議員がその時代に乗って、その時流に乗って素早く対処していく。今度のコロナ対策もそうですし、町でもやっていますよね。それは早く転換していかなきゃいけない。いいと思うことは、どんどん転換していかなきゃ。じゃあ2年かけて、3年かけて、プロジェクトだって、それでそれが反映されるかといったら、私はそうは思わない。みんなのベクトルが同じになって進むことこそ、この下諏訪町議会が発展していくべきものであって、町民が関心を寄せてくれることであり、そんなだらだらだらだらやっていくこと自体がおかしいと私は思っております。 ○議長 中山議員。 ◆中山議員 私は議論することはいいと思います。だらだらやっているつもりも私個人的にはないので、そこら辺はちょっと認識が違うのかなというふうに思います。  また、特に今言われた中で、委員会の中に専門性があるのかとお聞きしたら、そんなのないじゃないかみたいなことを言われた、そこは侮辱ですよね。委員長として委員会メンバーしっかり、議案提出のときにも議案を見ながら、どういうふうに質問したらいいか、そういうこともやりながらやって、専門性を持ちながら分からないところは聞いていく。確かにそういうところもありますけれども、専門性をしっかり持ってやっていると思います。私個人的には、しっかりと専門性とまではいきませんけれども、しっかり議案に対して、短い中ですが、議案に対して勉強もさせていただいて、議案質疑もさせていただいて、本会議でもさせていただいていますし、委員会の中でもさせていただいているというところがあります。専門性がないという、自分から否定するようなことは私はやめたほうがいいと思います。  それがもし、ここのところにこの議案があるのであれば、私はこの議案は議会自身が自分自身を否定をしていく、そういうような議案にしか私は取れません。その部分のところをもう少し払拭していただきたいなというふうに思います。  また、関連議案については、本来出さなきゃいけないと私は思います。ここで決まったから出すのではなくて、それこそ、それが専門性を持ってちゃんと勉強することだと。そうすれば議員定数に併せて委員会定数条例に関わるということは十分に分かるはずです。それができていない、この議員提出議案というのは、ちょっと私は疑問を持ちますが、その点について、もう一度お答えをいただきたいと思います。 ○議長 林議員。 ◎林議員 今の議会が専門性を持ってやっていないというふうには言っていませんよ。要するに1減になったら専門性が損なわれるかといったら、専門性は損なわれませんよと言っているだけの話で、それは議員が一生懸命勉強して、その議案に対して真摯に向かっていけば専門性って当然にして上がってくるもので、私はそう思っているからです。  あとは関連条例ですね。関連条例はやはり1減に対して委員会構成、今も議長が要するに総務経済に所属していますけれども、議決権がない。別にあまり変わってこないと私は思っていますし、それはそれとして、今、変更条例を出す必要はないと思っております。 ○議長 ほかに質疑ございませんか。 ○議長 松井議員。 ◆松井議員 1点、お伺いいたします。議員が身を切ることが大事だということなんですけれども、じゃあ定数削減をすることが議員の身を切ることになぜなるのか。私は定数削減をするということは、狭き門を通らなければいけない、ただ、それだけのことだと思います。身を切ることにはならないと思います。どうでしょうか。 ○議長 林議員。 ◎林議員 身を切るという表現は、要するに議員が不利益を、今我々が不利益を被るかもしれないけれども、要するにそうですよね。もし、この次に選挙に出ようとしている人は、当然に定数減になったら自分のことをもっと考えますよね。本当に票を取れるかとか。これが身を切るという意味ですよ。要するに議員が自らを律してこそ、大志を抱いてこそ、選挙に向かってやってこそ、やはり議員資質も向上するだろうし、自分を律することもできるだろうし、やっていけることだと私は思います。 ○議長 松井議員。 ◆松井議員 身を切るという点で言うと、やはり例えば議員報酬を削減するとか、それでもあなたはやりますかという、そういう提起もされれば、身を切る、そういうことにもなると思いますけれども、先ほども言ったように、定数削減によって身を切ることにはならない。  定数削減する削減しないにかかわらず、立候補するということは自分なりに当選するかもしれない落ちるかもしれない、そういったことを考えた上で出ていくわけで、結果的に定数をオーバーしなければ無投票になるわけですけれども、選挙になるまでそれは分からないわけですよね。だから当然、選挙をするつもりで立候補するわけですから、そういう点は無投票とかそういうことには関係ないことだと思います。どうでしょうか。 ○議長 林議員。 ◎林議員 これは早い話が信条論ですね。だから、それは報酬削減なんて身を切るという、そういうただ物理的なものじゃないですよね。私の表現はそうじゃないですよ。身を切るということは、やはり自分に厳しくやるということですよ。ただ、身を切るという表現がよくないとしたならば、それは松井議員がそういうふうに捉えただけのことであって、私は議員自らを律して来年度選挙に向けて、じゃあ議員が何をできるのか、じゃあ議員が自らどういうふうなことをやったら、仕掛けたら、来年無投票にならないのかということを考えてほしい。そういう意味ですから。 ○議長 松井議員。 ◆松井議員 私は御存じのように未熟者です、確かに。そういう点では、これからまだまだ身を律していかなきゃいけない。そういう面はあると思いますけれども、そういう人でもやはり頑張れば議員になれる、そういったような門戸を開かなきゃいけない。逆にそういうように思っております。そういう点で議員定数を削減することが議員の資質を向上させる、そういうことには直接つながらないんじゃないでしょうか。 ○議長 林議員。 ◎林議員 質問にもなっていないと思うのですけれども、松井議員は1期目の議員で未熟といったって、そういうふうには私は思っていませんよ。1期目だってちゃんとやっているし、一生懸命自分で勉強してやっているし、私は未熟者なんて思っていませんよ。ただ、質問の仕方とか、そういうものが手法に欠けているだけのことであって、別に否定しているわけではない。だから、さっきも言いましたように、選挙がないから出たい議員と、選挙があっても選挙を戦って町民の皆さんにアピールして議員になる人と。じゃあ資質はどうですかという話をしています。よく考えてください。  それは未熟とかそういう問題でなくして、これから立候補していく議員が選挙にならないから出るなんていう議員は、正直言って私は要らないですよ。無投票だから出るなんていう議員は要りません。だから、そういうことをぜひ考えていただきたい。だから松井議員、そんなふうなお答えに、私、質問が質問ではなくてちょっと答えにならない。 ○議長 ほかにございますか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 金井敬子議員。 ◆金井議員 それでは、本条例案に反対の立場で討論申し上げます。  私は、当町議会の現在の議員定数13人は決して多くないと考えます。選挙にならないからと議員定数を減らせば、当選のために得なくてはならない得票数は当然多くなり、かえって立候補のハードルを上げてしまうことになります。議会離れが進んでいるというのであれば、なぜそうした事態が起きているのかを考え、林議員がおっしゃるような、足りないと言われる議員の資質が不足していると言うならば、その努力を重ねること、また、より的確に民意を捉えるための具体的方法に取り組むことこそ、今私たち議員に必要なことだと考えます。  今年度に入ってから議会全員協議会での議論は、まさにそれで、議会全体として、あるいは議員個人として何ができるのか、何をやるべきかを議論してきたはずです。その取組は、いまだ不十分だと思います。もうやれることはやり切ったよとおっしゃられた上での議員定数削減の提案でしょうか。私には疑問しか感じられません。  人数を減らしてしまえば民意を反映できる議会から遠ざかってしまうことになりますし、また、議員定数を減らしてしまうことは、多種多様な意見を議会に反映することをかえって妨げることにつながってしまうと考えます。たった一つの議席でも、町の皆さんの声を聞く耳と行政に伝える口を減らしてしまうことになるのではないでしょうか。まさに議員定数削減は民主主義の根幹に関わる大問題であり、1議席たりとも削減すべきではないと私は考えます。  加えて、議員定数の議論は議会だけで行うべきものではなく、町の皆さんを巻き込んだ議論の場の設定が必要不可欠と考えます。無駄を削減するためには議員数を減らしてもいいんじゃないかという、なんとなく的な議員定数削減賛成意見はあるにしても、議員定数を減らすことのデメリットを踏まえた上での明確な議員定数削減要望は、町民から上がっていないのが現状ではないでしょうか。事実、私のところには議員定数は削減すべきではないという意見が寄せられています。  変更するにしても、当然、案ができた段階でのパブリックコメントなども必要で、そうなればかなりの時間を確保すべきであり、あと4か月後に迫った次回町議選までに結論を出すのは強引過ぎます。そもそも1議席減らした後の議会運営をどうするのか全く議論を経ないままの今回の条例改正は、あり得ないと考えます。  以上のことから、本条例改正案には反対です。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 樽川議員、先にお願いいたします。 ◆樽川議員 賛成討論をいたします。  今回、1名減の提案が出されました。当初は2名でしたが、妥協策にて1名減の提案を私は賛成の方向と結論づけました。2名減の報道が新聞に掲載された翌日には、何人かの方が、ぜひともそうしてくれと私を激励しに来ていただきました。住民の声とは、まさにそのことを望んでいるのであることを認識いたしました。  この問題を議会にて協議を重ねていく段階で、私は、減らさなくても若手の議員さえ入るのならば、むしろこのままの定数でいいのではないのか、とにかく若手のまちづくりに興味のある人がなってくれればと何人かの若者を口説きました。功を奏したのか、何とかなりそうな気配もしてまいりました。でも、再び1名の削減記事が掲載されると、ぜひとも頼むとの声を多くの住民の方からいただきました。住民の声は大事です。何より望む声のほうが大半であることに気づきました。  したがいまして、賛成の討論といたします。 ○議長 増沢議員。 ◆増沢議員 途中でせき込むかもしれませんけれども、すみません。  反対の立場で討論に参加をします。  私も、議員の成り手不足で無投票という事態は解消されなくてはならないと考えます。しかし、先ほどから説明されている議案説明を伺っていても、議員定数を減らすことによって議員の成り手不足による無投票が解消するとは思えません。御承知のように、一度減らした定数を元に戻すことは容易なことではありません。定数削減は慎重に行うべきです。  地域コミュニティの弱体化など、地域社会構造の変化で住民意識の状況は変化しています。変化する住民意識の検証などを行う取組や、他自治体の取組を学ぶなどして、住民が議会に直接参加できる身近な議会を目指して地道に研究と実践を続けることが、今は大切であると考えます。  以上の考えによって、反対をいたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 大橋議員。 ◆大橋議員 賛成討論をいたします。  時代の流れで町議会議員の役割も変化しつつあります。地域の要望は区長や団体を通じて、また町長と語る会やSNSにより町に伝えられるようになりました。議員は地域の代表だけではなくなりつつあるのです。特に下諏訪町は小さな町であり、現在の議員も地区推薦で出馬する方は限られています。町民要望の伝達は議員数に比例しなくなっているのです。そして、無投票は町民の議員に対する理解と尊厳も損なう可能性があります。  議員定数削減の議論は、間違いなく町民の皆様の関心を得て、町議会議員選挙に対する理解を高めてくれると確信しています。議員資質の向上にも寄与してくれるものと思っています。今こそ町民のために自分たちが何ができるのか、厳しく自分たちに問うて出馬するような、そういったチャンスをもらいたいと思います。  したがって、議員定数削減の条例改正案に賛成します。 ○議長 ほかに討論ございますか。 ○議長 中山議員。 ◆中山議員 私は本案に反対の立場で討論をさせていただきます。  無投票当選を狙って議員になったよねと一番初めに私は言われたことがあります。確かにそのときはそうだったのかもしれませんけれども、でも、私の気持ちはそんなことはなかったです。周りはそういうふうに見たのかもしれませんけれども、無投票当選だからといって、無投票当選を狙ってくる人は、この世の中にはいないと私は確信したいと思います。それを含めながら討論させていただきたいと思います。  地方分権推進に伴い地方公共団体の担う役割はますます増大し、住民代表機関としての団体の最終意思決定機関にあずかる議会の役目と責務はだんだんと重くなってきている中で、本議案は議会での議論、検討もしっかりと行われることなく、議会として、また住民からの意見も集約できていない中での議案であります。  なぜ今、減員なのでしょうか。現在の下諏訪町議会の姿は13名、本会議のほかに委員会制を取っており、委員会の配属は議長を除き6名ずつの構成で、委員会での採決権は委員長を除く5名で審議して、より専門性の高い議会運営を行っていると私は思っています。1名減することにより委員会のバランスはどのように考えていくのでしょうか。  また、どれくらいの人たちが下諏訪町議会の定数を減らしたほうが本当にいいと考えているのでしょうか。私の周りにも少なからず定数減を言われている方がいますが、お話をよくよく伺っていくと、議会の品位、また専門性への不満から議員は要らない、だから定数減だと、大枠的な中で言われることがあります。  今回の改正議案については、無投票当選にしないためとも説明されています。しかし、定数減は、一つ目に、議員の負担感増大。2、住民が議員の活動を身近に感じられなくなる。3番目に、当選ラインが上昇し、新人の参入が難しくなる等の問題が生まれます。  本来であれば、そこを議会で議論して、どのようにして、その結論によって1名削減であれば今回の改正に理解ができますが、その結論をもって終わっていない状況の中で、この議案に賛成することなど、賛成者の方はどのように住民に説明をされていくのでしょうか。  また、定数減によって次回は選挙になるかもしれません。しかし、その次の選挙はどのような形になるのでしょうか。全国町村議長会の有識者検討会の最終報告では、平均議員が減少しているにもかかわらず、無投票当選の割合は高まっており、定数減少によって成り手不足が解消するわけではないとの傾向が読み取れると報告されているわけであります。  今回の議員提出議案を議員可決していくよりも、私は議会内部の意識改革、丁重に議会の活動を報告したり、議会からの政策手腕とその実現から、町政に積極的に関与する議会の様子を町民に知っていただくことが最善の策だと私は思います。定数減を行う前に、私は議員の資質を高めることが重要と考えます。  よって、反対の討論といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。
    ○議長 青木議員。 ◆青木議員 賛成の立場から討論いたします。  提案理由の説明にありましたように、下諏訪町議会議員選挙は、ここ20年で2回しか行われておらず、無投票が続いています。これは住民にとっても議員にとっても残念なことです。議員は選挙を通して自分の考えや政策を直接住民の皆さんにお伝えして当選して議員となります。また、議員になってからも、それが議員の発言になり、考えになり、土台になります。ですので、選挙で自分の意見を言うということは本当に大事だと、やっていて、議員を重ねている中で感じています。  また先日、長和町議会との懇談会でも、選挙を通った皆さんだったと思いますが、本当に自分たちがどうして議員になったか、何をやりたいのか、そういったことをしっかりと述べておられました。本当に選挙の大事さを感じたところです。  議員定数は2常任委員会構成を考えると、1委員会5名ずつと議長で11人が必要最小限と考えていますが、出馬意欲の抑制につながる可能性や急な欠員を考えたとき、やはり1減が適当と私も考えます。  以上のことから、議員としてできる直接的改革を思い、議員の定数を定める条例の一部を改正する条例に賛成します。選挙を行うことで住民の皆さんに自分の政策を伝えるとともに、住民の皆さんから直接意見や考えをお聞きすることで、議員になって働くことができます。議員としてできる直接的改革を思い、賛成討論といたします。 ○議長 お諮りいたします。本日の日程ですが、本会議の議事日程が終了するまで時間延長したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、議事日程が終了するまで時間延長いたします。  ほかに討論ございませんか。 ○議長 松井議員。 ◆松井議員 議員の成り手がいないということで定数を減らす、これは本末転倒だと思います。当選に必要な投票ラインが上がれば、あまり多くの支持が得られそうもないと考えれば、当選できそうもない選挙は敬遠したくなるのではないでしょうか。人口に対する議員数は長野県の中で下諏訪町は箕輪町に次いで2番目に少ないと言えます。決して議員が多いわけではありません。  定数削減に反対する人は保身に走っていると言う人もいますが、そうではありません。私たちも立候補してくれるように候補者を探してきました。そして、やっと立候補を決意してくれた人に当選できなくなるステージをプレゼントする、2階に上げておいて、はしごを外すようなことはできません。  住民の声を届けるパイプ役の議員の定数を減らすことには断固反対いたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 中村議員。 ◆中村議員 今回も座ったまま、よろしくお願いします。  反対の立場で討論します。  議会内部の課題について本会議の議場で述べることは大変不本意であるところですが、この議案につきましては今日この場しか述べる場がないので、あえて述べさせていただきたいと思います。  春頃から議員定数2減を提案して議会の中で話し合うことが要望され、全員で話し合ったが、話が進展せず、定数削減の話は棚上げとし、議員の成り手不足に対する善後策を話し合うことになり、以降、何回かの話合いを続けてきた。  国も成り手不足への対策として、選挙カー、ポスター、チラシ等の費用を補助する制度を決定した。その後、町議選はまだ一度もない。初めてこの制度を活用できる来年4月の選挙を見守ってからでもよいのではないか。  無投票への対策だと言われているが、1減で確実に選挙戦になるとの裏づけはあるのか。その根拠はどういうところにあるのか。議員の質の向上を声高らかにすればするほど、手を挙げかかった人が手を下ろしてしまうのではないか。議員の質は議員になった人の自己研さんにかかっている。定数削減は選挙の当選ラインの上昇につながるのではないか。定数18から定数13に思い切った削減により当選ラインが上がってしまったことが、無投票につながっているのではないだろうか。落選者にしたくない、落選者になりたくない、この感情が無投票につながっているのではないか。  前回の定数削減時は厳しい経済情勢や合併論議の中で、全国的に財政対策や定数削減の風潮が高まり、諏訪地域の議会も軒並み削減に取り組んでおり、下諏訪町も大なたを振るって定数5減を決定した。  長和町の議会さんから定数についての検討の経過を伺い、貴重な機会であったと受け止めている。長和町は旧和田村と旧長門町との合併の経過があり、合併時以来の流れを顧みて、議会として慎重審議の結果であったと受け止められるのではないか。南知多町議会さんとも話す機会があったが、それぞれの町の歴史や風土の上に現在があるのだと思えた。下諏訪町も独自の道を築けばいいと考える。  議員は町民の代表とされているから、町民に許容していただいている状況の中で、定数削減を言い出すタイミングではないと思える。近隣市町村にも定数削減の風潮は感じられない。  今期の下諏訪町議会を振り返ってみても、私をはじめ、いろんな都合で会議を欠席させていただかなければならない事例が多く見られ、事案の採決において定数に欠ける状況があった。選挙に備えた事前の準備から5日間の選挙運動は大変労苦も必要となる。地域やいろんな活動仲間の中から、この人をという声を発信して、周囲から力強いバックアップに取り組む風を吹かすことが、もっともっと必要ではないか。  議会の会議は全て細かく規定されたマニュアルに沿い進められている。議長、委員長は会議の開会から閉会まで、くどいほどに発言が繰り返されており、暫時休憩まで出席者の同意を諮っている。一つ一つの案件に対しても、マニュアルに沿って丁寧に取り組まれている。  下諏訪町議会の全ての記録、議事録の中に、定数1減に触れた記述はない。全員協議会または特別委員会を設置して、常任委員会の構成やら属職を含む職務配置や、関係する条例や規則、申合せ事項とのすり合わせなど、丁寧な準備段階の議事録を残した上で、これでオーケーという形で議案として提案されるのが本来の運びではなかろうか。  定数13と定数12では欠員が出た場合の補欠選挙の規定にも抵触してくる。この規定では、1、2、3という小さな数字が大変大きな意味を持っている。こうした部分まで十分考慮されているのであろうか。  行政府である町は、条例改正に当たり、立法府である議会に対し、別記として条例の変更部分を示した書面や、さらに関連する規則や規定の変更となる部分も添付資料として示して議案上程してきている。議案審査をする立法府である議会が、自ら提案する議案について同様な対応を取らずに議案提出しているのは、議会の尊厳を失墜することにはならないか。  長々述べたが、以上のような観点から、本議案は矛を収めてもらうのが妥当だと申し上げ、反対の討論とします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 岩村議員。 ◆岩村議員 賛成討論をさせていただきます。  今、議会に対して町民の関心はどこにあるか。議員の資質、一人一人の資質を町民は見ているんです。それは私も見られています。ですけれども、資質に関して手厳しいことを私は耳にします。それは各個人が資質を上げるといっても、町民の声として、それじゃあ議会の資質が上がったかといっても、それはどうにもならないことだと思います。  先日、新聞報道で議員定数削減が少し報道されました。当然だと、私の周りの人たちは当然、当たり前だろうという意見がほとんどでした。反対の意見は一つも来なかった。それは私がそう常々言っているから、そうなったかもしれませんけれども、それと同時に無投票はいけないよと。また今回も無投票になる、そうすると何を言うかというと、無投票にしないために、またおまえ出ろとか、そういうふうに言うと、すぐ責任転嫁して町民はそういうふうに。  町民って本当にきちんと思っている町民と、…[発言の取消し]…もいるんですよね。だけれども、1人の町民が話をしたときに、いいかげんでよくても、それは声として発して意見として通っていくんですよ。議員も同じ事だと思いますけれども。  議員は選挙において選ばれることが……。(発言する者あり)…[発言の取消し]…は取り消せ。はい、すみません。言い過ぎたことは、ちょっと感情的になりまして。  議員は選挙において選ばれることが大事であり、次回地方選挙においても無投票になれば町民の議会に対しての信頼感がなくなることは必然です。議員定数1減で選挙になるとは限らないが、何もしないでいるより無投票阻止のために働きをすることが、我々議員に求められる責務と思う次第です。  これは否決された場合の町民の声が聞こえてきます。もう今も聞こえてきます。何をやっているんだ。それは私も耐えられないです。町民の信頼を得るためにも、ぜひ皆さん賛成いただければと思います。以上です。 ○議長 岩村議員、・・・・・・・・について、議事録に残りますので。 ◆岩村議員 それじゃあ削除してください。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 田嶋議員。 ◆田嶋議員 反対討論をいたします。  本議案に対しては、十分な議会での検討がされていないこと、また、住民への意見聴取がされていないこと、これらを理由に反対討論といたします。もう少し時間をかけて、この議員定数削減はやったほうがいいんじゃないかと私は思っていますので、どうぞよろしくお願いします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 野沢議員。 ◆野沢議員 賛成の意見を述べさせていただきます。  議員定数は議会の根幹に関わる事案であり、町民の多様な声の反映をはじめ、議案審議に要する人員、町の財政状況など多角的に研究し、開かれた協議の場を設け、十分な議論を尽くし決定していくことが本来の在り方と考えます。  今回提案された議員定数削減の条例改正案は、以前より課題となっていた事案と承知していますが、開かれた協議の場や議員間の十分な議論が行われたかという観点からは、議論を尽くしたとは言い切れず残念であります。  しかしながら、御提案された議員の皆様の御意見は傾聴するものがあり、短時間でもあり限られた町民の方々ではありますが、御意見を聞き、1減の条例改正案に賛成することといたしました。  理由を申し上げます。まず、無投票が続き、町民の意思表示の機会が保たれていない状況は改善しなければならず、定数削減はおおむね町民の理解が得られると考えること。  次に、削減数は、町の議員数の適正数を機械的に算出することは困難であるため、同じ広域圏である富士見町を参考にしました。富士見町は有権者1万4,278人、議員定数は11人であります。現状の下諏訪町の定数は13人であり、定数減を前提に富士見町の定数11人を比較すれば、おのずと定数12人ということとなり、定数削減には賛成の上、広く町民の声を受け止める観点から、削減するとしても1減にとどめることが望ましいという結論に至りました。  以上が賛成討論といたします。 ○議長 以上をもちまして討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手同数 〕 ○議長 挙手6人。よって、可決、否決は同数であります。したがって、地方自治法第116条第1項に規定により、議長が本件に対して裁決いたします。  本案について、議長は否決と裁決いたします。よって、本案は否決いたしました。 ○議長 林議員。 ◆林議員 議長が裁決したんですから、議長がその裁決の理由を述べてもらいたいと私は思います。なぜかというと、みんな信用できませんよ、6人、6人ですから。議長がなぜそちらを選んだのか。(発言する者あり)信用できないというのは、あれですけれども、6・6になって、議長が理由を述べなくて採否を決めるということは、よくないと思うんです。だから、ぜひ議長の意見を聞きたい。否決した理由。これは皆さん納得しませんよ。理由をちゃんと述べてくれれば、それでいいです。別に議事法に沿ってやっているので、私はそれに対して否定するつもりは全くありません。 ○議長 ここで私が理由を述べる必要はありませんけれども、公の場面で自分の考えは述べさせていただきますので、よろしくお願いします。  以上をもちまして、本日の日程に定められた議事は終了いたしました。 △<閉会に当たっての町長挨拶> ○議長 ここで町長から御挨拶があります。 ○議長 町長。 ◎町長 12月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、11月29日に開会されて以来、本日まで17日間の長きにわたり慎重かつ精力的に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。  開会冒頭に御提案申し上げました12議案と本日追加上程させていただきました9議案につきまして、全て原案どおりに御議決を賜り、誠にありがとうございました。  本定例会での審議の過程でお寄せいただきました貴重な御意見、御要望につきましては、今後の行政に反映できますよう、速やかに検討させていただきます。  さて、本年も残り僅かとなりました。2022年を振り返りますと、2月にロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始をされました。今なお続いているこの紛争によって民間人を含む多くの方々が犠牲になられ、住む家を失い、大勢の方が避難を余儀なくされている現状は看過できない事態であり、一刻も早い平和的な終結を望むところであります。  また、コロナ禍も3年目となりましたが、年明けからオミクロン株の猛威により第6波が、夏にはそれを上回る爆発的な感染拡大による第7波の到来、そして現在再び感染拡大の状況が続いております。今後も先行き不透明な状況でございますが、基本的な感染防止対策の徹底と、不当な誹謗中傷や差別のない思いやりの気持ちで乗り越えていかれますよう、継続的に周知を図ってまいりたいと考えております。  こうした中、今年、当町最大の出来事といえば、7年に一度の御柱祭でございました。通常であれば多くの方でにぎわう天下の大祭でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、4月の山出し祭は車両による運搬となりましたが、5月の里曳き祭におきましては感染対策の徹底により人力での曳行が行われました。また、各地区の小宮祭におきましても、地域の皆様の御努力によって感染対策を図りながら安全で楽しめるお祭りとなったことと思います。コロナ禍で様々な制約がある中、諏訪人が心を一つにして伝統文化や技術を絶やすことなく次の世代に引き継がれていくことを信じております。  その一方で、近年、異常とも言える気象状況と自然災害が多発しておりますが、本年も例外ではありませんでした。6月に記録的な早さで梅雨明けが発表され、猛烈な暑さとなりましたが、その後は天候が優れない日が続きました。結局、9月には九州から関東甲信地方の梅雨明けは7月下旬、東北・北陸地方では梅雨明けが特定できないとされる確定値が出されました。8月には東北地方と北陸地方を中心に断続的な猛烈な雨が降り、各地で土砂災害や河川の増水・反乱、低地の浸水による被害が発生し、また、9月には台風15号の影響により、特に静岡県内におきまして記録的な大雨に伴い多くの被害が出ております。被災された皆様には心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く地域の皆様が安心して暮らせるよう、お祈りを申し上げます。  当町におきましては、こうした災害への備えとして、今年度、国のモデル事業の採択を受けまして、災害時に避難支援が必要となる方々を対象とした個別避難計画の作成に着手をいたしました。計画への理解と周知を図るための講演会の開催や推進会議の立ち上げを経て、まず今年度は三つの町内会をモデル地区として作成を進めてまいります。  また、安心・安全という点では、以前から計画的に進めてまいりました八島高原の木道改修工事が今年度完了いたしました。今後も観光客の皆様が安心して散策をいただくことができる環境整備に努め、さらなる山岳観光の推進に取り組んでまいります。  このほかにも小中学校への電子黒板の購入や、みずべ保育園の屋根の修繕工事など、未来を担う子供たちの学びの環境整備と、安心して過ごせることができる環境づくりの推進や、来年度に開催が予定されている全国市町村交流レガッタに向けて、町漕艇協会と県ボート協会の支援をいただき、新たに7艇のナックルフォア艇を購入し、安全に競技に親しめる環境づくりにも努めてきたところでございます。  さて、町の新年度予算にあっては、年明けから編成作業が本格化をしてまいります。予算編成に当たっては、引き続き「住みたいまち 元気な声がひびくまち」、これが実感できる安心・安全で魅力あるまちづくりを目指し、創意工夫を重ね取り組んでまいる所存でございます。  議員の皆様には、この1年間、重要な諸課題に対しまして、町民の代表として誠心誠意取り組まれ、町の発展と町民福祉の向上に多大な御尽力を賜り、深く感謝を申し上げます。御家族様とともに御健勝で、よい年をお迎えいただきますよう御祈念を申し上げ、本定例会の閉会の御挨拶とさせていただきます。1年間、大変御苦労さまでした。 ○議長 先ほど6番岩村議員から、本日の会議における発言について、会議規則61条の規定により、・・・・・・・・・・の部分を取り消したいとの申出がありました。  お諮りいたします。これを許可することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、岩村議員からの発言の取消しの申出を許可することに決定いたしました。 ○議長 それでは、ここで議長からも令和4年の年末に当たり、一言御挨拶申し上げます。  昨年の4月、議長の任命をいただき、令和4年の今年は2年目となりました。いまだ不慣れで御迷惑をおかけする場面が多々ありましたが、議員の皆様の議会運営に対する御協力をいただき、感謝申し上げます。  今年も昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症の収束はならず、議会活動も大変窮屈なものとなりましたが、後半に入り、議員視察の復活や、住民の皆様との議会懇談会は四つのグループに分かれての開催、商工会議所や社会協議会との懇談会など実施できました。また、長和町や、オンラインではありましたが、南知多町との交流会も復活しました。  議会においても6名の議員から議長に提出されました議員定数削減のための議論をする要望書を受け、全員協議会などで議論を重ねてきました。本日、賛否同数ということで、私の裁決で否決になりましたが、ぜひ十分今後議論していただいて、継続的な審査を新しい議員にしていただければよろしいのではないかというように考えております。  また、ICT化検討委員会の精力的な取組でタブレット端末の活用が定着し、大幅なペーパーレスが実現いたしました。委員会もオンラインで開催できるようになりました。少しずつではありますが、コロナ禍以前の状態に戻ってきているように感じます。  御柱祭はコロナ禍で形態が変わる部分もありましたが、里曳きや小宮におきまして多くの町民の皆様の参加もあり、元気な下諏訪が戻りつつあるというように思っております。  2022年の国内を顧みますと、ロシアとウクライナの戦争が災いとなっている物価高、また過度に進んだ円安など大変厳しい経済状況にあります。そんな中、サッカーのワールドカップにおいて強豪国であるドイツやスペインに勝ったことは、日本という国が一つになったという明るいニュースだったのではないかというように思います。  今年も残すところあと僅かでありますが、新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束と、令和5年がよい年となることを願っております。  最後になりますが、町長はじめ理事者の皆様、職員の皆様、そして議員の皆様方には、御家族の皆様共々御健勝でよい年を迎えられますよう御祈念申し上げます。  以上、年末に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  以上をもちまして、令和4年12月下諏訪町議会定例会の会期中に定められました日程の全てが終了いたしました。  ただいま午後5時20分でございます。これをもちまして、令和4年12月下諏訪町議会定例会を閉会いたします。大変御苦労さまでした。            閉  会  午後 5時20分
     令和4年12月15日          下諏訪町議会議長   森   安 夫          下諏訪町議会副議長  金 井 敬 子          署名議員       樽 川 信 仁          署名議員       田 嶋   彰          署名議員       林   元 夫          署名議員  岩 村 清 司                下諏訪町議会役員構成            議   長   森   安 夫            副 議 長   金 井 敬 子    ○総務経済常任委員会        ○生活文教常任委員会   委 員 長  中 山   透     委 員 長  増 沢 昌 明   副委員長  松 井 節 夫     副委員長  大 橋 和 子         樽 川 信 仁           林   元 夫         田 嶋   彰           岩 村 清 司         青 木 利 子           野 沢 弘 子         中 村 光 良           金 井 敬 子...