安曇野市議会 > 2021-05-20 >
05月31日-01号

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  1. 安曇野市議会 2021-05-20
    05月31日-01号


    取得元: 安曇野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    令和 3年  6月 定例会安曇野市告示第237号令和3年安曇野市議会6月定例会を、次のとおり招集する。   令和3年5月20日                      安曇野市長 宮澤宗弘1 期日  令和3年5月31日(月)2 場所  安曇野市議場          ◯応招・不応招議員応招議員(21名)  1番  小林陽子       2番  臼井泰彦  3番  遠藤武文       4番  林 孝彦  5番  坂内不二男      6番  井出勝正  8番  一志信一郎      9番  松枝 功 10番  増田望三郎     11番  中村今朝子 12番  竹内秀太郎     13番  平林 明 14番  藤原陽子      15番  猪狩久美子 16番  宮下明博      17番  平林德子 18番  小林純子      19番  内川集雄 20番  小松洋一郎     21番  小松芳樹 22番  召田義人不応招議員(なし)          令和3年安曇野市議会6月定例会議事日程(第1号)                  令和3年5月31日(月曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 報告第5号 令和2年度安曇野市一般会計繰越明許費繰越計算書について   報告第6号 令和2年度安曇野市一般会計事故繰越し繰越計算書について   報告第7号 令和2年度安曇野市産業団地造成事業特別会計事故繰越し繰越計算書について   報告第8号 令和2年度安曇野市水道事業会計予算繰越計算書について   報告第9号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(財物事故に関すること)   報告第10号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(道路事故に関すること)   報告第11号 債権放棄の報告について(住宅新築資金等貸付金に係る債権)   報告第12号 債権放棄の報告について(水道料金に係る債権)第5 報告第13号 専決処分の承認を求めることについて(安曇野市税条例等の一部を改正する条例)   報告第14号 専決処分の承認を求めることについて(安曇野市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例)   報告第15号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市一般会計補正予算(専決第1号))   報告第16号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(専決第1号))   報告第17号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市後期高齢者医療特別会計補正予算(専決第1号))   報告第18号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(専決第1号))   報告第19号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市産業団地造成事業特別会計補正予算(専決第1号))   報告第20号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市有明荘特別会計補正予算(専決第1号))   報告第21号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度安曇野市一般会計補正予算(専決第1号))第6 議案第51号 安曇野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例   議案第52号 安曇野市介護保険条例の一部を改正する条例   議案第53号 安曇野市入学準備金貸付基金条例の一部を改正する条例   議案第54号 令和3年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)   議案第55号 令和3年度安曇野市産業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)   議案第57号 市有財産の処分について(古厩会館土地及び建物の譲与)   議案第58号 市道の認定について第7 議案第56号 市有財産の処分について(あづみ野産業団地)   議案第59号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(卓球等)に係る売買契約について   議案第60号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(バレー等)に係る売買契約について第8 議案第59号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(卓球等)に係る売買契約について   議案第60号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(バレー等)に係る売買契約について第9 議案第56号 市有財産の処分について(あづみ野産業団地)第10 委員会審査報告第11 委員会審査報告の審議     議案第56号 市有財産の処分について(あづみ野産業団地)---------------------------------------出席議員(21名)   1番  小林陽子       2番  臼井泰彦   3番  遠藤武文       4番  林 孝彦   5番  坂内不二男      6番  井出勝正   8番  一志信一郎      9番  松枝 功  10番  増田望三郎     11番  中村今朝子  12番  竹内秀太郎     13番  平林 明  14番  藤原陽子      15番  猪狩久美子  16番  宮下明博      17番  平林德子  18番  小林純子      19番  内川集雄  20番  小松洋一郎     21番  小松芳樹  22番  召田義人欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長     宮澤宗弘     副市長    中山栄樹  教育長    橋渡勝也     総務部長   久保田剛生  政策部長   高嶋雅俊     財政部長   宮澤 修  市民生活         山田真一     福祉部長   矢口 泰  部長  保健医療         鳥羽 登     農林部長   赤澤哲也  部長  商工観光            都市建設         久田裕治            坪田浩昭  部長              部長  上下水道         堀内寅生     教育部長   平林洋一  部長                  政策経営  総務課長   丸山一弘            丸山修一                  課長---------------------------------------事務局職員出席者  事務局長   細田昌伸     次長     青木規素  議事係長   山田なつ子    議事係    本永悠樹--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(召田義人) 令和3年5月31日月曜日、ただいまより令和3年安曇野市議会6月定例会を開会いたします。 開会に当たり、御報告申し上げます。 今定例会の議場における上着の着用は、適宜対応をお願いいたします。 また、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、議場内ではマスク等の着用とし、会議中の発言もマスク等着用のままとしますので、お願いいたします。 ただいまの出席議員数は21名で、定足数に達しております。 よって、直ちに本日の会議を開きます。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(召田義人) 最初に、本日の議事日程の報告を申し上げます。 本日は、市長より報告17件、議案10件が提出されております。あらかじめ皆様に御配付申し上げたとおりでございます。 本日の議事は、お手元の議事日程第1号により進めてまいります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(召田義人) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には、会議規則第81条の規定により、6番、井出勝正議員、8番、一志信一郎議員、9番、松枝 功議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(召田義人) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月24日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から6月24日までの25日間と決定をいたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(召田義人) 日程第3、諸般の報告をいたします。 諸般の報告については、市長から、地方自治法第243条の3第2項の規定により、令和2年度安曇野市土地開発事業会計決算書、令和2年度公益財団法人安曇野文化財団事業報告及び令和3年度事業計画書資料がそれぞれ議会に提出されております。 また、監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定により、令和2年度財政援助団体等監査報告書並びに地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月現金出納検査報告書が議会に提出されております。 なお、議長の諸会議等の出席状況は、お手元に御配付申し上げてあるとおりでございますので、御承知ください。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(召田義人) ここで、市長より発言を求められております。これを許します。 宮澤市長。     (市長 宮澤宗弘 登壇) ◎市長(宮澤宗弘) 皆様、おはようございます。 本定例会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 本日、令和3年安曇野市議会6月定例会を招集をさせていただきましたところ、議員各位におかれましては御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。 安曇野市は、若葉が北アルプスとともに田んぼに映り、日本の原風景を思わせる美しい季節を迎えました。 芽吹きの季節を迎える中、新型コロナウイルス感染症により、1年間の延期を余儀なくされた東京2020オリンピックパラリンピック聖火リレーが、去る4月2日金曜日、安曇野市で開催されました。当日は天候に恵まれ、豊科近代美術館から堀金の中堀交差点まで約2キロメートル、13区間のランナーの皆さんによって聖火が継がれ、多くの方に感動を与えるとともに、安曇野市を全国に発信することができました。 スタート地点でのミニセレブレーション会場では、豊科高校吹奏楽部の皆さんのすばらしい演奏によって聖火リレーを盛り上げていただくとともに、市内外から寄せられた180点の応募写真とメッセージを「笑顔でつなごう!聖火の道」と銘打ち、市役所前に掲示し、聖火ランナーを後押しいたしました。改めて、関係の皆様方の御尽力に対し御礼を申し上げます。 さて、このような晴れやかな催しとは裏腹に、昨年から続く新型コロナウイルス感染症は終息の見通しが望めず、私たちの暮らしは様々な面で影響を受けています。 4月25日から開始された緊急事態宣言は、6月20日まで期限が延長され、また、宣言区域も現在10都道府県となっております。全国的な新規感染者は、減少傾向が見られるものの、いまだ1日4,000人弱と高い水準で推移しており、また、変異株の流行も懸念される状況であります。 当市におきましても、4月は44人の感染者が発生し、昨年7月に最初の感染者を確認して以来、5月28日現在、118人を数えております。市民の皆さん方には、感染拡大防止の取組をいま一度お願いをするところであります。 まず、当市のコロナ対策に関する事業の取組の状況を報告をさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症対策の決定打として期待されているワクチン接種が、65歳以上の高齢者を対象として、4月12日から全国各地で始まりました。 本市におきましても、安曇野市医師会をはじめ各医療機関や高齢者施設など関係各位に御協力いただき、4月19日から県のモデル市町村として供給されたワクチンで、高齢者施設の巡回接種を開始いたしました。さらに、5月24日からは、65歳以上の在宅の方への接種を各医療機関と保健センターで開始しました。 5月30日現在、高齢者施設につきましては52施設、施設従事者を含めた2,319人が接種を受けております。また、在宅の高齢者につきましては、85歳以上の方まで接種券を発送したところでありますが、5月28日までに3,771人、約68%の方が接種予約を済ませ、順次接種を受けております。予約開始時に接種券の送付を細かく年代別に発送したことで、大きな混乱はなく、接種の対象となった皆様が円滑に予約が取れる状態となっております。 今後も、毎週段階的に接種券をお送りし、65歳以上の皆様につきましては、7月末までに接種が完了できるように、関係機関と連携をして体制づくりを進めてまいります。 市民の皆様全員に御案内するにはもう少し時間がかかりますけれども、国から示されるワクチンの供給計画に沿って接種を進めてまいりますので、引き続き、せきエチケットや手洗い、うがいなど日常の感染対策に努めていただくようお願いいたします。 続いて、新型コロナに関わる市独自の経済支援策として、5月1日現在、安曇野市に住民登録をされている方を対象に、燃えるごみ専用指定袋を1人につき1パック(10枚)を、本庁舎及び各支所窓口で配付いたします。期間は6月1日から9月30日までで、先頃、各家庭に郵送した引換券をお持ちいただき、ごみ袋と交換をしてください。 なお、開庁時間以外にも延長、休日窓口のほか、6月6日日曜日には穂高支所、堀金支所、6月19日土曜日には三郷公民館、明科支所に臨時の引換え窓口を設ける予定です。本事業が少しでも皆様の御家庭の負担軽減につながれば幸いです。 なお、外出自粛などにより、令和2年度の家庭ごみの排出量は前年度より増加しております。改めて、市民の皆さんにごみ減量化に御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 低所得者のひとり親世帯の給付金については、専決により補正予算を組ませていただきました。5月11日に対象世帯567世帯、794人分を支給いたしました。引き続き、申請が必要な方の受付を行っております。また、二人親世帯の給付につきましては、国の制度設計を待っている状況でありますが、本年度の住民税均等割が非課税で対象児童がいる世帯については、所得が確定後、速やかにお支払いすることとなっており、今定例会最終日に関連費用の補正予算案を追加提案をさせていただきます。 次に、事業者の方への支援でありますが、中小事業者の資金繰り支援のため、昨年4月から取り組んでおります新型コロナウイルス対策特別資金の取扱期間を本年3月から9月末までに期間を延長し、引き続き支援を続けてまいります。5月28日までの融資あっせん申込件数は715件、あっせん額は86億7,047万円となっております。 また、新型コロナウイルス感染症の第3波による国の緊急事態宣言や、松本地域への警戒レベル4の指定で大きな影響を受けた飲食店などへの応援策として、本年1月及び2月の売上げが前年と比較し一定以上減少した飲食店などの皆様に、飲食店等応援給付金を支給しております。5月28日時点での申請件数は281件、給付額は5,815万円となっています。 同じ時期に飲食店や宿泊事業者との取引額が著しく低下をした事業者の皆さんには、納入業者応援給付金を支給をしております。こちらは、5月28日時点で申請件数24件、給付額は460万円となっております。 さらに、コロナ禍で業績が著しく悪化した宿泊事業者や観光事業者の皆様への支援策では、新型コロナ対策宿泊施設関連支援の各事業で昨年度、総額7,500万円の支給を、支援を実施したところですが、今年度におきましても、市内で宿泊施設や山小屋を経営をされている皆様へ、飲食店と同様、本年1月と2月の売上げの減少割合に応じて応援給付金を支給いたしました。5月28日時点で35件、1,939万円の支援となっております。 次に、新型コロナで実施を見合わせた事業等を報告をさせていただきます。 東京2020オリンピックパラリンピック開催まで、2か月を切りました。市では、大会に合わせ、カヌー競技応援ツアーを予定をしていたほか、このツアーに合わせ、姉妹都市であるオーストリア共和国クラムザッハの皆様をお招きをし、双方の国の選手を一緒に応援しようと計画をしておりました。しかし、去る3月20日、新型コロナの拡大を受け、海外からの一般客受入れを断念することが大会組織委員会等によって決定をされ、また、クラムザッハ側からも、この夏に日本へ行くことは不可能であるとの書簡を頂いたことから、大変残念ではありますが、本年度の招待は断念することといたしました。 観光イベント関係では、今年の第7回信州安曇野ハーフマラソンを中止とし、これに代わるイベントとして、6月6日から7月4日までの間、オンラインマラソン安曇野ランラン」を開催することといたしました。全国どこからでもコロナを避けて参加できることから、好評をいただき、5月24日の申込期限までに2,733人の方からお申込みをいただきました。このように多くの皆様から期待をいただいていますことを実感いたしましたので、参加を心待ちにされている皆さんに満足いただけるよう、第8回大会の開催に向けて全力で準備を進めてまいります。 文化イベント関係では、8月21日土曜日に開催を予定をいたしておりました第30回信州安曇野薪能が、実行委員会において感染症拡大防止の対応が難しいという結論に至り、昨年に引き続き中止とさせていただきました。なお、薪能の火を来年へつなげるため、現在、能楽鑑賞の仕方を学ぶ講座などを検討しております。 次に、市では、農業振興の一環としてタマネギを重点作物に位置づけ、消費者に向けて地産地消をアピールし、生産者と消費者の結びつきを強めるため、例年、玉ねぎ祭りを開催をしておりましたが、本年度も感染症拡大防止のため、昨年度に引き続き、残念ながら中止をし、直売会とすることにいたしました。各会場とも、ドライブスルーによる販売とするなど、感染拡大防止策を講じ、開催に向けて準備を整えております。実施日は6月12日土曜日と13日日曜日、各会場で20キロネット袋詰を2,000円で販売しますので、市民の皆さんもぜひ御利用いただきたいと考えております。 コロナ禍の中、市では農家民宿の受入農家が少しでも安心して受入れができるよう、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、令和3年度、簡易PCR検査を予算化をいたしました。しかしながら、再度の緊急事態宣言の発表など、市内でもいまだ予断を許さない状況で、受入農家の安全を確保できないことや、学校行事を計画をしている相手校の混乱を最小限にする必要から、県外校の受入れを中止といたしました。なお、県内校につきましては、引き続き新型コロナの状況を注視しつつ、受入農家の意向をお伺いをしながら、当面、農家民宿の受入れを継続してまいります。 それでは、令和3年度一般会計予算に係る主要事業について、これまでの取組と併せて報告をさせていただきます。 初めに、健康づくりの推進ですが、自転車を活用したまちづくりの取組の一環として、令和2年度は市内に設定した3つのサイクリングコースのうち、Aコース(約17キロメートル)の整備に着手しました。令和3年度は、Aコースに加えBコース(約19キロメートル)の路面復旧やルートマーカー、サイン設置などの整備を実施し、コースを利用する方々が安全で快適に走行できる環境を整えてまいります。 次に、市立認定こども園・幼稚園へのエアコン設置でありますが、現在、全ての園で設置が完了いたしました。今後、6月中旬までに稼働するよう、電源などの附帯工事を進めております。 商工観光関係では、先ほど報告をいたしましたもののほか、あづみ野産業団地拡張事業が5月27日木曜日に、太田副知事をはじめ議会議員の皆様及び関係各位の御臨席を賜りまして、竣工式を執り行いました。今後は、進出企業3社に分譲し、令和4年度に操業開始できるよう事業を進めてまいります。 観光イベントでは、6月19日土曜日から信州安曇野田んぼアートの観覧を始めます。開催場所は、昨年と同じスイス村サンモリッツ西の圃場で、今回のテーマは大相撲の御嶽海関です。コロナ禍で密を避けての開催となりますが、特に県内からの誘客に期待をするところであります。 続きまして、明科駅周辺地域で実施をしております都市再生整備計画事業については、平成30年から令和4年度まで5年間の計画期間で進めており、現在、4年目を迎えております。事業の進捗ですが、これまでに事業用地の取得や公園整備、周辺道路整備に着手しております。また、駅前駐車場の整備にも着手しており、本年10月からコインパーキングとして供用開始を予定をしております。令和3年度は、これに加え、駅前広場の整備や駅前トイレの改修にも着手する予定であり、駅を中心としたコンパクトなまちづくりに向け、利用者の利便性を高めるとともに、周辺の安心・安全な生活空間の創出を図ってまいります。 公営住宅整備事業につきましては、安曇野市公営住宅等長寿命化計画に基づき、各団地の修繕や改修工事などを実施をしております。また、県と共同で実施しております県営アルプス団地建替事業につきましては、現在、6号棟の建設工事から進められており、引き続き市営住宅から県営住宅への移転を促進します。これからも、計画的な団地の再生を進め、低廉な家賃による公営住宅を市民に安定的に供給できるよう努めてまいります。 続いて、教育関係ですが、国が進めるGIGAスクール構想に伴い、昨年度より市内の全小・中学校の児童生徒に1人1台のパソコンの整備を進めてまいりました。3月末には、令和2年度分として小学4年生から中学3年生分の購入が完了し、4月から授業での使用が始まりました。 市教育委員会では、本年度からICT支援員を1名配置し、パソコンや電子黒板の効果が発揮されるよう、情報通信を通じたコミュニケーション教育を推進していきます。 入学準備金貸付事業は、ふるさと納税などによる寄附金を活用し、未来を担う人材育成のため平成28年度から事業を開始し本年で6年目となります。昨年度は広報を強化し、高校などへの案内の範囲を広げるなど制度の周知に力を入れてまいりましたが、さらに利用しやすい制度とするため、返済月額軽減を図るため利用者の返済期間を延長する条例改正案を本定例会に提案いたしました。 新総合体育館建設事業でありますが、おかげさまで工事は順調に進捗し、現在、内装と設備工事に移っています。4月18日日曜日には、約50名の市民の方に御参加をいただき、2回目の現場見学会を開催いたしました。主に内部構造など、完成後には見られない部分を御覧いただき、参加者の皆さんからも御好評をいただきました。 また、施設者の協力により、市内高校の生徒から提供された絵画などの作品と、冒頭の聖火リレーで申し上げた「笑顔でつなごう!聖火の道」の写真を仮囲いに展示いたしました。現在、体育館の周りはアートの花で飾られております。仮囲いは6月下旬以降に取外しの予定でありますが、市民の皆さん方にはぜひ作品を御覧をいただき、より一層新総合体育館に親しみを持っていただきたいと思っております。 さて、今回の新体育館では、安曇野市では初の試みとなりますネーミングライツ・パートナーを募集をしたところであります。既に御承知のとおり、あづみ野テレビ株式会社がパートナーの候補に決定いたしました。愛称は「ANCアリーナ」、ネーミングライツ料は年額100万円、期間は来年1月1日より令和9年3月31日までの5年3か月となっており、現在、契約の準備を進めておるところであります。頂きましたネーミングライツ料は、今後、体育館の管理運営はもとより、利用者の皆さんのサービス向上に役立ててまいります。 皆様の期待をいただく中、おかげさまで工期内に竣工できる見込みから、関係各位、また市民の皆様への報告会を兼ね、来る10月8日金曜日に引渡しの施設を御披露する機会を計画いたしております。その節は改めて御案内をさせていただきますが、当日はぜひ御来場くださりますようお願い申し上げます。 続きまして、国・県との関連事業についてです。 地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」につきましては、ドローンによる上空からの測量が終了し、現在は細かな地形を把握するための補足測量及び今後の設計に用いる地形図の作成作業を進めていると伺っております。また、6月1日火曜日からは、関係区を対象に具体的なルート線とアクセス道路の説明会を、県と協力して開催することとなっております。 県では、都市計画決定に向けた手続や長野自動車道への連結に必要な協議を進め、早期の事業化を目指しているところですので、市といたしましても引き続き事業促進に努めるとともに、庁内検討会議で松糸道路を生かしたまちづくりとして何ができるか、検討してまいります。 また、須砂渡トンネルの整備につきましては、県議会2月定例会で補正予算が成立をし、新規事業化されましたことを3月議会の閉会挨拶で申し上げたところでありますが、去る5月21日には一般県道豊科大天井岳線須砂渡トンネル建設促進協議会総会が開催をされ、地元区長をはじめ関係の皆様方に報告するとともに、建設促進に向けて、今後の取組を確認をしたところであります。今後とも、県と連携を図りながら建設促進に努めてまいります。 次に、県教育委員会が進めている高校改革につきまして、旧第11通学区の将来を見据えた高校教育の在り方を検討するため、令和元年12月に設置された懇話会の第4回会議が5月24日開催されました。 市といたしましては、県教育委員会は、高校改革に対する県民や市民の関心がまだまだ低い状況にある中、南農、穂商、池工の3校が専門高校の統合ありきで拙速に進めるのでなく、専門高校として存続すべく、私学も含め、県教育全体の在り方を議論し、また、市民の疑問や質問に丁寧に答えながら、長野県教育の再生と魅力ある学校づくりの取組を進めていきたいとの意見を申し上げているところであります。 続いて、特別会計、企業会計に関わる主な予算事業についてであります。 下水道事業会計では、事業のアピールを目的に、路上の文化物とも言われるマンホールの蓋を描いたカードを、4月25日日曜日より市役所本庁舎で無償配布をしております。当市のカードは、昨年度に設置を始めたものと同じく、常念岳や道祖神などが水田に映る水鏡をあしらったもので、第14弾となる今回の発行では、当市のほか40自治体が選ばれ、第1弾からの累計で、全国575団体から758種類が発行されております。発行枚数は2,000枚を用意いたしましたが、5月28日までに1,441人の方にお渡しをいたしております。 また、カードの収集家が全国にいらっしゃるとのことで、この期間に北海道や福島県、滋賀県からお越しいただいた方もおられました。このような方が観光を兼ねて安曇野市を訪れていただくことを、期待をいたしております。 以上、令和3年度各予算に関わる主な取組とこれまでの取組を併せて報告をさせていただきました。 本定例会に付議を予定しています案件は、報告17件、議案10件で、このうち条例関係が3件、補正予算2件、その他が5件であります。 補正予算のうち、一般会計補正予算(第2号)につきましては、3億5,200万円を増額をし、歳入歳出予算の総額をそれぞれ418億6,400万円とするものであります。 主な内容は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の令和3年度分の確定とこれに伴う財政調整基金の積立て、市内児童クラブに定員以上の申込みをいただいたことに対して受入体制を整える費用、また、産業団地造成事業に伴う産業団地造成事業特別会計からの繰入れなどによるものであります。 以上、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げます。--------------------------------------- △報告第5号から報告第12号の一括上程、説明、質疑 ○議長(召田義人) 日程第4、報告第5号から報告第12号までの、以上8件の報告を一括議題といたします。 これより、順次所管の部長に報告を求めます。 まず最初に、報告第5号、報告第6号、以上2件について報告を求めます。 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) 報告第5号 令和2年度安曇野市一般会計繰越明許費繰越計算書について。 本件について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、次のとおり報告する。 本日提出、市長名であります。 それでは、内容につきまして、繰越明許費繰越計算書で説明をいたします。 2款総務費の市民総務費113万3,000円は、国の予算が繰り越されたことなどにより明許繰越しをするものです。 6款農林水産業費の担い手・集落支援2,002万7,000円につきましても、国の予算が繰り越されたことなどにより明許繰越しをするものです。 8款土木費の市道新設改良事業(交付金)3,546万6,000円は、関係者との調整に不測の日数を要したことなどにより明許繰越しをするものです。 同じく8款土木費の道路橋梁修繕事業(交付金)1億4,460万7,000円は、国の予算が繰り越されたことなどにより明許繰越しをするものです。 同じく8款土木費の都市再生整備計画事業(明科駅周辺)1億9,518万3,000円は、関係者との調整と地盤調査等に必要な日数を要することから、明許繰越しをするものです。 同じく8款土木費の公園施設長寿命化事業2,000万円及び新総合体育館建設事業20億6,210万2,000円につきましては、国の予算が繰り越されたことなどにより明許繰越しをするものです。 続きまして、10款教育費の明北小学校施設改修事業2,009万7,000円及び豊科南中学校施設改修事業1,330万6,000円につきましても、国の予算が繰り越されたことなどにより明許繰越しをするものです。 最後に、11款災害復旧費の耕地災害復旧事業3億3,102万円は、犀川堰堤の施工期間が出水期と重なったことなど、年度内での事業完了が困難であることから、明許繰越しをするものです。 以上、合計10事業、28億4,294万1,000円を明許繰越しするものであります。 続きまして、報告第6号 令和2年度安曇野市一般会計事故繰越し繰越計算書について。 本件について、地方自治法施行令第150条第3項の規定により、次のとおり報告する。 本日提出、市長名であります。 それでは、内容につきまして、事故繰越し繰越計算書で説明をいたします。 8款土木費の市道新設改良事業(合併特例債)9,217万7,000円は、電気工作物について、年度内での事業完了が困難となったため、事故繰越しをするものです。 事故繰越しは、以上1事業となります。 説明は以上です。 ○議長(召田義人) これより、2件一括して質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 次に、報告第7号について報告を求めます。 久田商工観光部長。
    ◎商工観光部長(久田裕治) 報告第7号 令和2年度安曇野市産業団地造成事業特別会計事故繰越し繰越計算書について。 本件について、地方自治法施行令第150条第3項の規定により、次のとおり報告する。 本日提出、市長名であります。 内容につきまして、事故繰越し繰越計算書で説明いたします。 1款1項産業団地事業費3億350万1,000円は、産業団地造成地に隣接する場所にNTTドコモ電波塔の避雷針用アース設備が埋設されており、この設備の仮配線施工等に不測の日数を要し、年度内での事業完了が困難となったため、事故繰越しをするものです。 なお、産業団地造成工事につきましては、5月19日に事業完了しております。 説明は以上であります。 ○議長(召田義人) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 続いて、報告第8号について報告を求めます。 堀内上下水道部長。 ◎上下水道部長(堀内寅生) 報告第8号 令和2年度安曇野市水道事業会計予算繰越計算書について。 本件について、地方公営企業法第26条第3項の規定により、次のとおり報告する。 本日提出、市長名でございます。 令和2年度安曇野市水道事業会計予算繰越計算書。 地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額であります。 1款資本的支出、1項建設改良費、堀金地区須砂渡地域配水管布設替工事、翌年度繰越額6,641万8,000円につきましては、コロナ禍による資材調達の遅れ及び林道が想定外の強固な舗装であり掘削作業に遅れが生じたため、工期延長となりました。工事完了は6月末を予定しております。 市道明科4143号線道路改良に伴う配水管布設替工事。 翌年度繰越額575万3,000円につきましては、道路改良工事の進捗と整合を図ったため、工期延長となりました。本工事は、既に完了しております。 合計2事業、翌年度繰越額7,217万1,000円を繰り越すものであります。 以上でございます。 ○議長(召田義人) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 続いて、報告第9号について報告を求めます。 平林教育部長。 ◎教育部長(平林洋一) 報告第9号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について、御説明いたします。 本日提出、市長名でございます。 別紙をお願いいたします。 専決処分書。 穂高プール駐車場における事故に係る損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 令和3年4月13日付であります。 1 損害賠償の相手方。安曇野市内在住者であります。 2 事故の概要。令和3年3月16日午後5時頃、穂高プール駐車場において駐車場内に植えてある樹木が折れて倒れたことにより、付近に駐車していた相手方の乗用車に接触し、ボンネットを損傷した事故であります。 3 損害賠償の額。本事故の原因は、樹木の枯死状況により根元から折れて倒れたことによるものであるが、駐車場所から損害賠償の相手方が「樹木が枯死していて倒れることが予見できた」とする過失相殺から、安曇野市の過失を50%とし、安曇野市は本件事故の相手方に対し、損害賠償金として9,500円を支払うものです。 なお、本件に関し、安曇野市及び相手方との間には、損害賠償金以外何らの債権債務がないことを相互に確認しております。 以上でございます。 ○議長(召田義人) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 続いて、報告第10号について報告を求めます。 坪田都市建設部長。 ◎都市建設部長(坪田浩昭) 報告第10号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について、御説明いたします。 本日提出、市長名でございます。 別紙をお願いいたします。 専決処分書。 安曇野市三郷明盛341番地1先の市道三郷1240号線における事故に係る損害賠償について、地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 令和3年5月6日付です。 1 和解の相手方。市内在住者であります。 2 事故の概要。令和3年3月23日、損害賠償請求者の妻が運転する軽自動車が、市道の縦断側の上を通過した際にグレーチングがずれ上がり、車体2か所の損傷及び左前輪タイヤをパンクさせたものです。 3 和解の内容。本事故の原因は、道路管理者の安全管理不備によるため安曇野市の過失を100%とし、安曇野市は損害賠償請求者に対し、損害の解決金として14万294円を賠償するものです。 なお、本件示談に関し、安曇野市と損害賠償請求者との間には、損害賠償金以外一切の債権債務がないことを相互に確認いたしました。 以上でございます。 ○議長(召田義人) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 続いて、報告第11号について報告を求めます。 久保田総務部長。 ◎総務部長(久保田剛生) 報告第11号 債権放棄の報告について(住宅新築資金等貸付金に係る債権)。 安曇野市債権管理条例第6条第1項の規定により、住宅新築資金等貸付金に係る債権を放棄したので、同条例第7条の規定により報告する。 本日提出、市長名でございます。 次のページ、別紙様式をお願いいたします。 2 債権を放棄した日。令和3年3月18日。 3 債権を放棄した事由、件数、額等について。安曇野市債権管理条例の第6条第1項第1号に該当、当該債権につき徴収が著しく困難と認めたもので、92件、346万7,337円であります。 4 時効の根拠及び時効期間は、改正前の民法第167条第1項で、10年でございます。 以上であります。 ○議長(召田義人) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。 小林純子議員。 ◆18番(小林純子) 18番、小林純子です。 報告第11号 債権放棄の報告について、同和に関するものですが、住宅新築資金等貸付金に係る債権について質疑をいたします。 こちら、住宅新築資金等貸付金のこの事業において、初めて債権放棄というものがなされるということで出てきたものだと思いますので、この根拠条例だけでなく、具体的にどのような内容のものがあって、どういった基準で今回92件の債権放棄に至ったかということで、もう少し詳しく御説明をいただきたいです。 もう1点は、この事業は、非常に特殊な形で自治体が行ってきたものですけれども、自治体が資金を借り入れて、自治体が新築資金として貸し付けたということで、自治体がこの貸付事業を直接行ったということになっております。そして、数十年を経過する中で、今回、債権放棄ということに至っておりますが、見通しとして、この事業は今後、安曇野市の市民の税金を使って補填していくしかないということになるのでしょうか。一口で言えば、赤字の事業で終わる見通しだということなのかどうか、その点もお聞きをいたします。 ○議長(召田義人) 久保田総務部長。 ◎総務部長(久保田剛生) まずは、安曇野市債権管理条例第6条第1項第1号について、詳しく説明をさせていただきます。 債権放棄の事由として、安曇野市債権管理条例第6条第1項第1号は、「当該債権につき消滅時効が完成したとき」と規定され、改正前も民法上の10年でありますので、時効は完成しており、また、規定には「時効完成後に債務者が当該債権につき一部を履行したとき」を除くとされておりますが、時効完成後も履行の見込み、回収が極めて困難との判断から、今回、債権放棄をしたものです。 債権者1名につきましては、昭和60年6月以降返済がなく、平成7年に債務者が死亡、その後、相続人も平成15年に死亡しており、もう1名の債権者は借受人の親とも交渉してきた経過がございますが、家族の病気の生活苦で返済の見込みがありませんでした。そのような状況の中、今回、債権放棄をしたものであります。 また、現在のこの新築資金の貸付けの状況で、現状でございます。現在、未収となっております貸付者は27名、そのうち本人死亡が19名です。また、本人あるいは相続人が返済継続者は、10名であります。 令和2年度歳入が134万8,500円に対し、収入未済額は1億4,054万2,688円となっております。 今後でございますが、貸付けが行われてから、古い債権ではもう50年が経過しているものであり、本人が死亡したり、相続人の死亡など、折衝自体が困難なものもございますが、本人や保証人に対して納付催告や臨戸徴収など、一層取り組んでまいりたいと思っております。 以上であります。 ○議長(召田義人) 小林純子議員。 ◆18番(小林純子) 18番、小林純子です。 事業として全体的に見て、これは赤字なのか、黒字なのかという点です。こういった形で今後、債権放棄するしかない状況になっていくはずですので、その見通しとして、結局のところこの事業は非常に難しかったということがありますが、市として、旧5町村を引き継いだ事業ではありますけれども、全体的にはどうだったのかという、その評価も必要だと思いますので、その点はいかがでしょうか。赤字ですか、黒字ですか、どうなる見込みなのでしょうか。 ○議長(召田義人) 久保田総務部長。 ◎総務部長(久保田剛生) 赤字とか黒字ではなくて、今現在、私どもとしては、未納金を減らすために催告書や、電話や訪問催告を行っておるところでございます。やっぱり、貸付金を全て返済した方がございます。一方で、返済が滞った方もおられます。それぞれの事情があるわけですが、公平性を保つためには、納付可能な方に対して、これからも納付催告を継続してまいりたいと思っております。 以上であります。 ○議長(召田義人) 小林純子議員。 ◆18番(小林純子) 18番、小林純子です。 その点はよく私も承知しています。これは、単なる貸付事業ではなくて、福祉の目的があって行われたもので、当然、こういった形で債権放棄に至るような状況も予測できたことだと思います。その中で、自治体が全て責任を負って行ったという形の事業ですから、その点において、結局のところ自治体が、だから、市民の税を投入しなければならないような結果になっているのか、そうでないのかという、極めて単純なことを聞いております。それだけですが、お答えいただけませんか。 ○議長(召田義人) 久保田総務部長。 ◎総務部長(久保田剛生) お答えします。 もともとこの制度は、国の補助制度の中で貸付制度が行われたものでございます。議員のおっしゃることにつきましては、また今後、私どもも検証してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(召田義人) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 続いて、報告第12号について報告を求めます。 堀内上下水道部長。 ◎上下水道部長(堀内寅生) 報告第12号 債権放棄の報告について(水道料金に係る債権)。 安曇野市債権管理条例第6条第1項の規定により、水道料金に係る債権を放棄したので、同条例第7条の規定により報告する。 本日提出、市長名でございます。 次のページ、別紙様式をお願いいたします。 3 債権を放棄した事由、件数、額等について説明いたします。 安曇野市債権管理条例の第6条第1項第1号に該当する債権は、徴収が著しく困難又または不適当と認めたもの。同条同項第3号に該当する債権は、裁判所から免責決定を受けたもの。同条同項第4号に該当する債権は、所在不明者・滞納者が死亡し相続人が不存在の者等徴収の見込みのないもので、合計で107件、135万5,668円の債権放棄でございます。 4 時効の根拠及び時効期間は、改正前の民法第173条第1号に基づき、2年でございます。この時効に関しましては、民法の改正により平成31年4月1日から消滅時効が2年から5年となりましたが、経過措置により、本報告案件の全ての債権は消滅時効が2年となります。 以上でございます。 ○議長(召田義人) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。 小松芳樹議員。 ◆21番(小松芳樹) 21番、小松です。 1点だけ説明していただきたいんですが、民法改正によって生じたことだと思うんですが、確認です。 第4号に該当する平成30年度に関しては、26件と突出して多いわけでございます。今の説明でいくと、民法改正によって2年になったということで、ここで急に増えたということで理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(召田義人) 堀内上下水道部長。 ◎上下水道部長(堀内寅生) お答えいたします。 平成15年に最高裁判決があったわけでありますけれども、そのことにより増加したということではございません。 ○議長(召田義人) 小松芳樹議員。 ◆21番(小松芳樹) そうすると、この26件増加した原因は何でしょうか。 ○議長(召田義人) 堀内上下水道部長。 ◎上下水道部長(堀内寅生) お答えいたします。 回答といたしましては、この要件に該当するものが増えたということになります。 ○議長(召田義人) よろしいですか。 ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。--------------------------------------- △報告第13号から報告第21号の一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(召田義人) 日程第5、報告第13号から報告第21号までの、以上9件の報告を一括議題といたします。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第13号から報告第21号については、議会運営委員会の決定のとおり、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、報告第13号から報告第21号については、委員会付託を省略することに決しました。 最初に、報告第13号について、所管の部長より説明を求めます。 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) 報告第13号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名でございます。 別紙、専決処分書をお願いいたします。 令和3年度税制改正により、地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令などが、令和3年3月31日に公布され、本年4月1日から施行されることとされたため、同日付で専決処分を行ったものでございます。 それでは、改正の主な内容でございます。 初めに、市民税の改正概要でございます。 個人市民税の均等割、所得割の非課税限度額と公的年金等受給者の非課税限度額における国外居住親族の取扱いの見直しや、特定非営利活動に関する寄附金制度における寄附金範囲の見直し、また、セルフメディケーション税制の延長や住宅ローン控除の見直しに係る控除期間の特例の延長などが改正の主な内容となっております。 次に、固定資産税は、課税標準の特例の改正に合わせた条項ずれ等の改正や、また、土地に係る負担調整措置の適用期限の3年延長と、令和3年度に限り負担調整措置等により税額が増加する土地については、前年度の税額に据え置く特別措置を講ずる改正などとなっております。 次に、軽自動車税です。環境性能割の臨時的軽減期間の9か月延長や、軽自動車税の種別割グリーン化特例のうち、50%軽減及び25%軽減の対象を営業用乗用車に限定し、特例期限を2年間延長するなどの改正となっております。 条例の第2条では、地方税法等の改正による項ずれ等の改正となっております。 続いて、附則になります。 第1条では、施行日を規定をしております。 第1条の3号の産業競争力強化法の一部を改正する法律は現在、国会で法案審議中のため、法律番号が黒丸表示となっております。 4号の特定都市河川浸水被害対策法等の一部を改正する法律も同様でございますが、こちらは、令和3年5月10日、令和3年法律第31号として公布になっております。 附則第2条は、市民税に関する経過措置を規定をしております。 1項は寄附金の取扱い、2項は給与所得者の扶養親族申告書の取扱い、3項は公的年金受給者の扶養親族申告書の取扱い、4項の「個人の市民税に関しては、令和6年度以降の年度分の個人の市民税に適用し、令和5年度分までは従前の例による」とする旨の規定となっております。 附則第3条では、固定資産税に関する経過措置として、1項では新条例の適用について、2項は生産性向上特別措置法関係について、3項は新型コロナウイルス感染症等に係る先端設備等に該当する家屋及び構築物について、4項では先端設備等の経過措置について、それぞれ規定をしております。 附則第4条では、軽自動車税に関する経過措置を規定をしております。 条例改正の説明につきましては以上でございます。 ○議長(召田義人) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより報告第13号 専決処分の承認を求めることについて(安曇野市税条例等の一部を改正する条例)を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、報告第13号は原案のとおり承認することに決しました。 次に、報告第14号について、所管の部長より説明を求めます。 久保田総務部長。 ◎総務部長(久保田剛生) 報告第14号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名でございます。 安曇野市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例。 令和3年3月30日付で専決処分を行ったものでございます。 改正の内容でございますが、審査の申出の際の「審査申出書」、口頭審理の際の「口述書」について、書面への押印を廃止するものであります。 第4条第4項でありました「審査申出書には、審査申出人が押印しなければならない。」を削り、第8条は、第5項中「し、提出者が署名押印を」を削るものであります。 最後に、附則でございます。 施行期日は、令和3年4月1日でございます。 以上であります。 ○議長(召田義人) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより報告第14号 専決処分の承認を求めることについて(安曇野市固定資産税評価審査委員会条例の一部を改正する条例)を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、報告第14号は原案のとおり承認することに決しました。 続いて、報告第15号について、所管の部長より説明を求めます。 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) 報告第15号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名であります。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年度安曇野市一般会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 令和3年3月26日、市長名であります。 一般会計補正予算(専決第1号)は、決算を踏まえての増減補正、また、繰越明許費、債務負担行為、地方債の追加等の補正を行いました。 それでは、別紙をお願いいたします。 令和2年度安曇野市の一般会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7億7,300万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ580億4,500万円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 第2条 繰越明許費の追加は、「第2表 繰越明許費補正」による。 第3条 債務負担行為の追加、変更は、「第3表 債務負担行為補正」による。 第4条 地方債の追加、変更、廃止は、「第4表 地方債補正」による。 それでは、2ページをお願いいたします。 歳入からでございます。 1款市税は、1,450万円の減額であります。本年度の収納見込額確定によるものでございます。 2款地方譲与税は、1,989万8,000円の減額であります。自動車重量譲与税の交付実績による減額などが主なものであります。 3款利子割交付金は、交付実績により52万2,000円の増額であります。 4款配当割交付金は、交付実績により938万5,000円の増額であります。 5款株式等譲渡所得割交付金は、交付実績により3,558万1,000円の増額であります。 6款法人事業税交付金は、交付実績により416万4,000円の減額であります。 7款地方消費税交付金は、交付実績により2,190万1,000円の増額であります。 8款ゴルフ場利用税交付金は、交付実績により311万4,000円の減額であります。 9款環境性能割交付金は、交付実績により893万8,000円の減額であります。 11款地方交付税は、7,537万2,000円の増額であります。特別交付税の確定に伴うものであります。 12款交通安全対策特別交付金は、交付実績により113万5,000円の増額であります。 13款分担金及び負担金は、704万7,000円の減額であります。保育児童保育料の実績による減額が主なものであります。 14款使用料及び手数料は、705万1,000円の減額であります。戸籍住民基本台帳手数料の実績による減額が主なものとなっております。 15款国庫支出金は、3,707万4,000円の減額であります。地方創生臨時交付金を追加計上する一方、道路改良事業費の事業実績による減額などが主なものであります。 16款県支出金は、1億4,173万3,000円の減額であります。福祉医療給付事業補助金の事業実績による減額などが主なものであります。 17款財産は、30万7,000円の増額であります。財政調整基金利子の増額が主なものであります。 18款寄附金は、7,359万5,000円の増額であります。ふるさと寄附金額の確定による増額が主なものであります。 19款繰入金は、6億6,780万5,000円の減額であります。ふるさと寄附基金繰入金や減債基金繰入金の減額が主なものであります。 21款諸収入は、573万2,000円の増額であります。派遣職員給与費負担金や建物総合損害共済金の増額などが主なものとなっております。 22款市債は、8,520万6,000円の減額であります。国庫補助金の追加内示に伴います防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債への変更や、減収補填債の新規追加、また、事業費の確定による減額などが主なものでございます。 続きまして、歳出であります。 1款議会費は、補正額565万円の減額であります。研修や視察の中止など、事業費確定による減額であります。 2款総務費は、5,463万3,000円の減額であります。税務総務費の減額などが主なものとなっております。 3款民生費は、5億1,505万9,000円の減額であります。認定こども園管理費の減額などが主なものであります。 4款衛生費は、6,236万円の減額であります。ワクチン予防接種事業の減額などが主なものでございます。 5款労働費は、290万4,000円の減額であります。勤労者福祉事業が減額となっております。 6款農林水産業費は、6,745万4,000円の減額であります。担い手支援事業の減額などが主なものでございます。 7款商工費は、3億6,548万7,000円の増額であります。産業団地特別会計への繰出金など、工業振興事業の増額が主なものとなっております。 8款土木費は、2億1,553万6,000円の減額であります。社会資本整備総合交付金事業の減額などが主なものであります。 9款消防費は、1,881万8,000円の減額であります。災害対策費の減額などが主なものでございます。 10款教育費は、1億4,000万3,000円の減額であります。学校バス運行事業の減額などが主なものとなっております。 11款災害復旧費は、531万3,000円の減額であります。林道災害復旧事業の減額となっております。 12款公債費は、5,075万7,000円の減額であります。不用額が確定したことによる減額となっております。 続きまして、一般会計全体におけます職員給与関係の補正内容についてでございます。 予算書は120ページになります。 特別職では、127万6,000円の減額であります。一般職では、報酬、給料、職員手当、共済費の確定による減額で、合計で1億6,259万1,000円の減額であります。 続きまして、6ページをお願いいたします。 第2表 繰越明許費補正を御覧いただきたいと思います。1件の追加でございます。 戸籍法等改正に伴う住民基本台帳システムの改修についての繰越しでございます。 続きまして、第3表 債務負担行為補正をお願いいたします。 初めに、追加でございます。訴訟に関するものが1件、指定管理に関するものが2件、合わせて3件の補正となっております。 次に、変更でございます。業務内容の変更による限度額の増額につきまして、2件の補正となっております。 続いて、第4表 地方債補正をお願いいたします。 防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債など3件の追加補正でございます。 次に、変更でございます。旧合併特例事業債や公共施設等適正管理推進事業債など、合わせて11件の補正でございます。 最後に、廃止でございます。財源確定により、災害復旧事業債による借入れを取りやめるものでございます。 令和2年度一般会計補正予算(専決第1号)の概要の説明につきましては以上でございます。 ○議長(召田義人) 説明が終わりました。 これより質疑に入りますが、報告第15号については、御配付いたしました質疑区分に従い行います。 質疑される方は、区分ごとにまとめた中で一括発言をお願いいたします。 まず最初に、第2表 繰越明許費補正から歳入全般までについての質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 次に、歳出、1款議会費から3款民生費までについての質疑のある方の発言を許します。ありませんか。 小松芳樹議員。 ◆21番(小松芳樹) 21番、小松芳樹です。 民生費で1点だけお願いします。 認定こども園の管理費でございますが、今回、大幅に減額されております。これ見ると、ほとんどが職員の報酬です。また、パートタイム会計年度任用職員の報酬減なんですが、人数が大幅に減ったからだとは思うんですが、この辺、もう少し詳しく説明をいただきたいと思います。 ○議長(召田義人) 矢口福祉部長。 ◎福祉部長(矢口泰) 福祉部長、矢口でございます。 認定こども園の管理費の報酬の減でございます。それだけ雇えなかったということになろうかと思います。すみません。詳しい数字までは、ちょっと持ち合わせていないです。 ○議長(召田義人) よろしいですか。 ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 続いて、歳出、4款衛生費から7款商工費まで、質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 続いて、歳出、8款土木費以降について、質疑のある方の発言を許します。ありませんか。 井出議員。 ◆6番(井出勝正) 6番、井出です。 10款教育費の学校バス運行事業、この減額は学校が休業になったというようなことの反映でしょうか。お願いします。 ○議長(召田義人) 平林教育部長。 ◎教育部長(平林洋一) お答えをいたします。 議員おっしゃるとおりでございます。休校に伴いまして、スクールバスの便数を減らしたことが主な原因でございます。 以上です。 ○議長(召田義人) ほかに質疑はございませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより報告第15号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市一般会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、報告第15号は原案のとおり承認することに決しました。 続いて、報告第16号について、所管の部長より説明を求めます。 鳥羽保健医療部長。 ◎保健医療部長(鳥羽登) 報告第16号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名でございます。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 令和3年3月26日、市長名でございます。 内容について御説明申し上げます。 歳入につきましては、主に国及び県の交付決定と繰入金額の確定に基づく補正といたしました。また、歳出につきましては、支払い実績によります保険給付費等の確定並びに不用額の整理を基本としております。 それでは、別紙1ページをお願いいたします。 令和2年度安曇野市の国民健康保険特別会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,800万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ92億4,762万1,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 それでは、議案書の2ページ、お願いいたします。 第1表 歳入歳出予算補正の歳入から御説明いたします。事項別明細書は10ページからとなります。 3款国庫支出金及び4款県支出金につきましては、それぞれ交付決定によるものでございます。 6款繰入金、補正額は4,918万8,000円の減額。 1項の他会計繰入金は、それぞれ対象となる科目の実績に対して一般会計から繰り入れるもので、1,918万8,000円の減額でございます。主なものは、出産育児一時金繰入金と事務費繰入金の減額であります。 2項の基金繰入金は、3,000万円の減で、歳入歳出の予算調整によるものであります。 8款諸収入、補正額は841万3,000円の減額、収入見込みまたは実績による減額でございます。 続きまして、歳出について御説明いたします。 議案書は3ページ、事項別明細書は16ページからとなります。 2款保険給付費、補正額は3,221万1,000円の減、主なものは一般被保険者療養給付費の減額であり、いずれの項目も支出額の確定による減額でございます。 4款保健事業費、補正額は4,688万3,000円の減で、内訳は、1項保健事業費は、高額療養費資金貸付金などの減による228万9,000円の減。 2項特定健康診査等事業費は、特定健診実施、人間ドック等助成の委託料などの減により、4,459万4,000円の減でございます。 1つ飛びまして、8款予備費は、歳入歳出の調整額といたしまして122万2,000円の増額をするものでございます。 以上でございます。 ○議長(召田義人) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより報告第16号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、報告第16号は原案のとおり承認することに決しました。 続いて、報告第17号について、所管の部長より説明を求めます。 鳥羽保健医療部長。 ◎保健医療部長(鳥羽登) 報告第17号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名であります。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年度安曇野市後期高齢者医療特別会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 令和3年3月26日、市長名であります。 内容について御説明申し上げます。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出ともに不用額の整理をしたものでございます。 それでは、別紙1ページをお願いいたします。 令和2年度安曇野市の後期高齢者医療特別会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ55万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億9,109万6,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 それでは、議案書の2ページ、第1表 歳入歳出予算補正の歳入から御説明いたします。事項別明細書は10ページからとなります。 4款繰入金は7万7,000円の減、事務費繰入金の減額でございます。 6款諸収入は50万円の減、広域連合からの納入実績に基づく減額であります。 続きまして、3ページの歳出について御説明いたします。事項別明細書は12ページからとなります。 1款総務費は、事務事業委託料の不用額の減額でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、1,700万円の減で、広域連合へ納入する納付額の確定に伴う減額であります。 4款予備費は、1,650万円の増額補正で、歳入歳出の予算調整となります。 以上でございます。 ○議長(召田義人) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。     (発言する声あり)--------------------------------------- △発言の訂正 ○議長(召田義人) 鳥羽保健医療部長。 ◎保健医療部長(鳥羽登) 申し訳ありません。先ほどの説明の中で、歳入歳出の補正額、第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ、私「55万7,000円」と言ってしまいましたが、「57万7,000円」と訂正させていただきます。申し訳ありませんでした。 ○議長(召田義人) 議長において、発言訂正を許します。--------------------------------------- ○議長(召田義人) これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより報告第17号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市後期高齢者医療特別会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、報告第17号は原案のとおり承認することに決しました。 続いて、報告第18号について、所管の部長より説明を求めます。 鳥羽保健医療部長。 ◎保健医療部長(鳥羽登) 報告第18号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名であります。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 内容について御説明申し上げます。 歳入につきましては、国・県等の交付決定に基づく補正としました。また、歳出につきましては、実績によります不用額の整理を中心に補正をしてございます。 別紙1ページをお願いいたします。 令和2年度安曇野市の介護保険特別会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,880万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ95億4,470万2,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 それでは、議案書の2ページ、第1表 歳入歳出予算補正の歳入から、主なものについて御説明いたします。事項別明細書は10ページからであります。 1款保険料、1項介護保険料は9,912万円の増額、収納見込みによる補正であります。 3款国庫支出金は2,129万5,000円の増額、それぞれ交付額の決定等によるものでありまして、主に介護給付費負担金を減額し、調整交付金を増額するものであります。 4款支払基金交付金4,275万4,000円の減額、これは2号被保険者分の交付金であり、交付額決定によるものであります。 続きまして、事項別明細書は12ページから、5款県支出金は3,158万9,000円の減額、県負担金は介護給付費負担金の減額によるもの、県補助金は交付額決定により、地域支援事業交付金を減額するものであります。 6款サービス収入は111万7,000円の増額、介護予防サービス計画費収入の実績によるものあります。 8款繰入金は1億1,684万3,000円の減額、実績によるもので、主なものは介護給付費の減額に伴う繰入金の減額でございます。 また、基金繰入金は、介護給付費が当初見込みを下回ったことによるものでございます。 以上が、歳入の概要でございます。 続きまして、歳出について御説明いたします。 議案書3ページ、事項別明細書は16ページからとなります。 1款総務費919万8,000円の減額、総務管理費は通信運搬費等の減額であります。 介護認定審査会費は、認定調査員の報酬や主治医意見書手数料の実績によるものであります。 2款保険給付費、補正額1億8,263万4,000円の減額、こちらは介護サービス等諸費など、主に給付費の実績により減額をしたものでございます。 3款地域支援事業は1,679万8,000円の減額、介護予防事業は主に介護予防教室の委託料の減額、包括的支援事業・任意事業費は主に地域包括支援センター業務の経費等の減額でございます。 介護予防・日常生活支援総合事業は、主に通所介護相当サービス、通所型サービスC等の減額で、実績によるものでございます。 8款予備費は1億4,079万7,000円の増額、国・県や支払基金からの概算交付されている負担金や交付金に係る返還金、介護保険料の増加分等を考慮しまして、翌年度精算に向けて増額をするものでございます。 以上でございます。 ○議長(召田義人) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより報告第18号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、報告第18号は原案のとおり承認することに決しました。 続いて、報告第19号について、所管の部長より説明を求めます。 久田商工観光部長。 ◎商工観光部長(久田裕治) 報告第19号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名であります。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年度安曇野市産業団地造成事業特別会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 令和3年3月26日、市長名であります。 今回の補正予算につきましては、産業団地造成事業が繰越しとなり、これにより市債が減額、これを補う他会計からの繰入金の増額及び歳出面の不用額の減額となります。 それでは、次ページ、別紙をお願いします。 令和2年度安曇野市の産業団地造成事業特別会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ821万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億5,047万8,000円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。 それでは、2ページをお願いします。 予算額の増減につきまして、その主な内容を第1表 歳入歳出予算補正で御説明いたします。 歳入であります。 2款繰入金、補正額は4億1,828万2,000円の増額で、繰越しを原因として市債の借入れができなくなり、他会計繰入金を増額するものです。 4款市債、補正額4億2,650万円の減額は、同様の理由から減額とするものであります。 以上が、歳入の概要であります。 続きまして、3ページをお願いします。歳出であります。 1款産業団地事業費、補正額821万8,000円の減額で、委託料、工事請負費等、歳出不用額を減額するものです。 続きまして、4ページの第2表 地方債補正を御覧ください。 地方債の借入限度額について、記載のとおり変更を行うものであります。 説明は以上であります。 ○議長(召田義人) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより報告第19号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市産業団地造成事業特別会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、報告第19号は原案のとおり承認することに決しました。 続いて、報告第20号について、所管の部長より説明を求めます。 久田商工観光部長。 ◎商工観光部長(久田裕治) 報告第20号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名であります。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年度安曇野市有明荘特別会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 令和3年3月26日、市長名であります。 次ページ、別紙をお願いします。 令和2年度安曇野市有明荘特別会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ106万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ663万9,000円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 今回の補正予算につきましては、令和2年度の計画事業が完了したことによる予算不用額の減額が主な内容となります。 それでは、2ページをお願いします。 まず、歳入でございます。 歳出の減額により、1款1項他会計繰入金を106万3,000円減額するものです。 次に、歳出、3ページをお願いします。 1款1項施設事業費は、有明荘施設管理費のうち、燃料費、工事請負費等の不用額を106万3,000円減額するものであります。 説明は以上であります。 ○議長(召田義人) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより報告第20号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度安曇野市有明荘特別会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、報告第20号は原案のとおり承認することに決しました。 続いて、報告第21号について、所管の部長より説明を求めます。 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) 報告第21号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名であります。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年度安曇野市一般会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 令和3年4月15日、市長名であります。 一般会計補正予算(専決第1号)は、新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急対応として、予算計上したものでございます。 それでは、別紙をお願いいたします。 令和3年度安曇野市の一般会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ415億1,200万円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 それでは、初めに歳入でございます。 15款国庫支出金は、1億4,288万6,000円の増額であります。新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金の増額、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業(ひとり親世帯分)国庫補助金の計上、また、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金の増額であります。 21款諸収入は、11万4,000円の増額であります。新型コロナウイルスワクチン市外接種委託金の計上であります。 続きまして、歳出でございます。 3款民生費は、5,400万円の増額であります。低所得のひとり親世帯に対して給付する子育て世帯生活支援特別給付金給付事業(ひとり親世帯分)の計上であります。 4款衛生費は、8,900万円の増額であります。ワクチン予防接種事業の増額となっております。 最後に、給与費になります。 特別職では、予防接種事故調査委員への報酬の計上による増額、一般職では、報酬、職員手当の増額であります。 令和3年度一般会計補正予算(専決第1号)の概要の説明は以上でございます。 ○議長(召田義人) 以上で説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり)
    ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより報告第21号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度安曇野市一般会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、報告第21号は原案のとおり承認することに決しました。 ここで、昼食のため暫時休憩といたします。 再開時間は午後1時からといたしますので、よろしくお願いいたします。                             (午前11時53分)--------------------------------------- ○議長(召田義人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。                              (午後零時59分)--------------------------------------- △議案第51号から議案第55号及び議案第57号、議案第58号の一括上程、説明 ○議長(召田義人) 日程第6、議案第51号から議案第55号及び議案第57号、議案第58号、以上7件の議案を一括議題といたします。 これより議案7件について、提案説明に入ります。 最初に、議案第51号、議案第52号、以上2件について、一括して提案理由の説明を求めます。 鳥羽保健医療部長。 ◎保健医療部長(鳥羽登) 議案第51号 安曇野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の改正案は、新型コロナウイルス感染症の影響により、所得の減少が見込まれる被保険者に対しての減免の特例を、令和2年度に引き続き令和3年度においても行うものでございます。 改正内容でございます。 附則22項の見出しを削り、同項の前に見出しとして、「(新型コロナウイルス感染症に係る減免の特例)」を付します。これは、22項と新設の23項の共通見出しとするための改正でございます。 23項では、条例第21条第1項第3号の減免に係る申請であり、新型コロナウイルス感染症の影響による所得の減少に伴うもので、令和3年4月1日から令和4年3月31日までに納期限の到来する令和3年度の国民健康保険税について、規則で定める方法により減免の特例を行うものでございます。 なお、申請期間は、令和3年4月1日から令和4年3月31日までの間とするものです。 附則。 この条例は、公布の日から施行する。 本日提出、市長名であります。 続きまして、議案第52号 安曇野市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本改正案は、令和2年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響により所得減少が見込まれる被保険者等に対して、介護保険料の減免の特例を設けるものでございます。 改正の内容でございます。 附則に第8項を加え、条例第11条第1項第5号に係る減免申請のうち、新型コロナウイルス感染症の影響による令和4年3月31日までに納期限が到来する令和3年度の介護保険料の減免について、規則で定める方法により減免の特例を行うものです。 なお、申請期間は、こちらも令和3年4月1日から令和4年3月31日までの間となります。 附則。 この条例は、公布日から施行する。 本日提出、市長名であります。 以上でございます。 ○議長(召田義人) 次に、議案第53号について、提案理由の説明を求めます。 平林教育部長。 ◎教育部長(平林洋一) 議案第53号 安曇野市入学準備金貸付基金条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 改正の理由でございます。 本制度は、入学準備金貸付基金を財源に高校・大学等の入学準備金を、所定の要件を満たす保護者に対して貸付けを行う事業でありますが、現行制度の返済期間では月々の返済額が大きく、返済者の負担となるケースがあります。そのため、返済期間を現行の在学期間から最大6年間に延長し、月々の返済額を低額に抑え、負担の軽減を図るため、改正を行うものでございます。 改正の内容です。 第12条第1項中「月賦払い」の送り仮名を削り「月賦払」に、「修学期間」を「入学から6年」に改め、同項に「ただし、高等学校は修学期間を限度とする。」を加えます。 附則でございます。 この条例は、公布の日から施行する。 経過措置として第2項、改正後の安曇野市入学準備金貸付基金条例の規定は、この条例の施行の日以前になされた申請に係る入学準備金の貸付けについても適用するものでございます。 本日提出、市長名であります。 以上です。 ○議長(召田義人) 続いて、議案第54号について、提案理由の説明を求めます。 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) 議案第54号 令和3年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 それでは、議案書により御説明をいたします。 令和3年度安曇野市の一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,200万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ418億6,400万円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 本日提出、市長名であります。 それでは、2ページをお願いいたします。 第1表 歳入歳出予算補正で御説明のほうをさせていただきます。 初めに、歳入でございます。 13款分担金及び負担金は、176万円の増額であります。豊科南小児童クラブと三郷児童クラブの利用者増による児童クラブ負担金の増額であります。 15款国庫支出金は、3億296万円の増額であります。令和2年度からの国の本省繰越しによる地方創生臨時交付金の計上、また、子ども子育て支援交付金の増額であります。 16款県支出金は、371万7,000円の増額であります。子ども子育て支援交付金や不登校児童生徒継続支援事業委託金の増額であります。 19款繰入金は、4,356万3,000円の増額であります。産業団地造成事業特別会計からの繰入金による増額がある一方、財政調整基金繰入金、減債基金繰入金の減額であります。 続きまして、3ページをお願いいたします。 歳出になります。 2款総務費は、3億円の増額です。財政調整基金への積立金の増額となっております。 3款民生費は、1,154万2,000円の増額であります。アクティブシニアがんばろう事業の増額や児童館運営費の増額、また、既存の補助制度の拡充を行うための保育政策費の増額であります。 10款教育費は、3,381万8,000円の増額であります。不登校児童生徒の継続支援事業による教育支援センター運営事業の増額や小学校のパソコンリース料の増額、また、中学校のデジタル教科書購入のための増額であります。 12款公債費は、664万円の増額であります。令和2年度減収補填債などに対する償還元金償還利子の増額となっております。 最後に、給与費でございます。教育支援センター運営事業における一般職の報酬の増額となっております。 令和3年度一般会計補正予算(第2号)の概要につきましては以上でございます。 ○議長(召田義人) 続いて、議案第55号についての提案理由の説明を求めます。 久田商工観光部長。 ◎商工観光部長(久田裕治) 議案第55号 令和3年度安曇野市産業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 令和3年度安曇野市の産業団地造成事業特別会計補正予算第1号は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ984万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億3,706万円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 本日提出、市長名であります。 議案書の2ページ、第1表 歳入歳出予算補正の歳入から御説明いたします。 1款財産収入、1項財産売払収入984万1,000円の減額で、産業団地造成地の確定測量の結果、売払い面積の確定による減額となります。 続きまして、議案書の3ページ、歳出であります。 1款産業団地事業費、1項産業団地事業費で、984万1,000円の減額で、主な内容は市債償還金及び利子の減額、一般会計繰出金の増額、予備費の減額となります。 令和2年度事業の事故繰越しに伴い市債借入金が減額となり、これにより増額した一般会計繰入金について、令和3年度予算で一般会計に繰り出すための予算補正となります。 説明は以上であります。 ○議長(召田義人) 続いて、議案第57号について、提案理由の説明を求めます。 赤澤農林部長。 ◎農林部長(赤澤哲也) 議案第57号 市有財産の処分について(古厩会館土地及び建物の譲与)。 市有財産である古厩会館土地及び建物を下記のとおり譲与することについて、地方自治法第96条第1項第6号及び同法第237条第2項の規定により、議会の議決を求めます。 1 譲与する物件の所在等。 物件、土地。安曇野市穂高有明6334番2、宅地、959平米、ほか3筆。 物件、建物。建築年月平成6年3月、集会所、木造平屋建、床面積317.16平方メートル。 2 譲与の相手方。 記載のとおりです。 本日提出、市長名でございます。 当議案につきましては、公共施設再配置計画に基づき、地区集会施設の譲与を行うものでございます。 古厩会館は、平成6年に農村総合整備モデル事業により設置いたしました市の施設でありますが、実質的には古厩区の集会施設であるため、区に移管するべく協議を進めてまいりました。 このたび古厩区との協議が調ったことから、本議案を提出し、市有財産の処分について議決を求めるものでございます。 説明は以上であります。 ○議長(召田義人) 続いて、議案第58号について、提案理由の説明を求めます。 坪田都市建設部長。 ◎都市建設部長(坪田浩昭) 議案第58号 市道の認定について、御説明いたします。 道路法第8条第2項の規定により、下記のとおり市道路線を認定したいので、議会の議決を求めるものです。 本日提出、市長名でございます。 別紙の市道認定路線調書を御覧いただきたいと思います。 今回の認定路線は3路線ございます。 路線の位置につきましては、2ページから3ページの認定路線位置図を御覧いただきたいと思います。 2ページの整理番号1の穂高4689号線、また、3ページの整理番号2の三郷5061号線、5062号線につきましては、宅地造成により築造された道路でございまして、市道として管理すべき道路でありますので、市道認定をするものであります。 以上であります。 ○議長(召田義人) 以上で、議案第51号から議案第55号及び議案第57号、議案第58号の説明は終わりました。--------------------------------------- △議案第56号、議案第59号及び議案第60号の一括上程、説明 ○議長(召田義人) 日程第7、議案第56号、議案第59号及び議案第60号の、以上3件の議案を一括議題といたします。 これより議案3件について、提案理由の説明に入ります。 まず最初に、議案第56号について、提案理由の説明を求めます。 久田商工観光部長。 ◎商工観光部長(久田裕治) 議案第56号 市有財産の処分について。 市有財産であるあづみ野産業団地拡張事業造成地の売却につき、地方自治法第96条第1項第8号並びに安曇野市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 1 1街区、2筆。 売却する土地。所在、安曇野市豊科高家1313番1。地目宅地、地積2万963.94平方メートル。 売却する土地。所在、安曇野市豊科高家1313番2。地目宅地、地積1万9,856.11平方メートル。 売却価格7億8,374万4,960円。 売却の相手方。記載のとおりです。 2 2街区。 売却する土地。所在、安曇野市豊科高家1313番3。地目宅地、地積1万1,311.49平方メートル。 売却価格2億1,718万,608円。 売却の相手方。記載のとおりです。 2ページを御覧ください。 3 3街区。 売却する土地。所在、安曇野市豊科高家1269番1。地目宅地、地積6,980.95平方メートル。 売却価格1億3,403万4,240円。 売却の相手方。記載のとおりです。 本日提出、市長名であります。 あづみ野産業団地造成地の土地売買に関し、それぞれ売却の相手方と仮契約を締結し、これについて議会の議決を求めるものです。 契約相手方は、いわゆる地域未来投資促進法に基づく地域経済牽引事業計画を、長野県から承認された企業であります。 説明は以上であります。 ○議長(召田義人) 次に、議案第59号、議案第60号の以上2件について、一括して提案理由の説明を求めます。 久保田総務部長。 ◎総務部長(久保田剛生) 議案第59号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(卓球等)に係る売買契約について。 令和3年度安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(卓球等)について、下記のとおり売買契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第8号及び安曇野市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 1 契約の目的 令和3年度安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(卓球等)。 2 契約の方法 指名競争入札。 3 契約金額 3,237万3,000円。 4 契約の相手方 株式会社本久。 本日提出、市長名であります。 続きまして、議案第60号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(バレー等)に係る売買契約について。 令和3年度安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(バレー等)について、下記のとおり売買契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第8号及び安曇野市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 1 契約の目的 令和3年度安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(バレー等)。 2 契約の方法 指名競争入札。 3 契約金額 2,992万円。 4 契約の相手方 株式会社カクミズ。 本日提出、市長名であります。 以上です。 ○議長(召田義人) 以上で、議案第56号、議案第59号、議案第60号の説明は終わりました。 これより議案第56号、議案第59号、議案第60号による質疑及び議案59号、議案第60号に対する討論について確認させていただきます。 どなたか、質疑及び討論を通告されますか。     (「はい」の声あり) ○議長(召田義人) ここで、暫時休憩いたします。 質疑及び討論の通告をされる方は、所定の通告書に記載の上、本日1時35分までに提出をお願いいたします。 会議の再開時間は、追って連絡いたします。                              (午後1時19分)--------------------------------------- ○議長(召田義人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。                              (午後2時39分)--------------------------------------- △議案第59号及び議案第60号の質疑、討論、採決 ○議長(召田義人) 日程第8、これより議案第59号、議案第60号の契約議案2件を一括議題とし、審議いたします。 ここでお諮りいたします。議案第59号、議案第60号は、議会運営委員会の決定のとおり、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、議案第59号、議案第60号については、委員会付託を省略することに決しました。 最初に、議題のうち議案第59号について審議いたします。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、議案第59号について、質疑の通告者は1名でございます。 初めに、15番、猪狩久美子議員、発言を許します。 猪狩議員。 ◆15番(猪狩久美子) 15番、猪狩久美子です。 議案第59号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(卓球等)に係る売買契約について、質問をいたします。 まず、指名競争入札ということですけれども、参加企業については何社あったのか。それから、市内業者、市外業者問わずあったのかということをお聞きします。 それから、この備品内容を決定した機関というのはどこなのか。総合体育館建設推進課というのが庁内にありますけれども、そこでこの内容を決定したのでしょうか。 それから、59号は卓球等になりますけれども、60号はバレー等に係る売買契約となっていて、今回、2社に分けて契約をしていますが、この2社に分けて契約をした理由、部門ごとに分けての契約というふうに捉えていいのでしょうか。 それから、今回の契約で備品が全てそろうとは思えないんですけれども、その点についてもお伺いします。 それから、今回の59号に関しては、卓球等の備品がこれこれこういう理由でこれだけの数必要だという、具体的な内容の説明が議案説明を行った際にはありませんでしたので、そうした具体的な説明をしていただきたいということです。 この備品については、一般的な既製品で間に合うのか、それともここの総合体育館に合った特注のものも中にはあるのかについてもお伺いします。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(召田義人) 久保田総務部長。 ◎総務部長(久保田剛生) それでは、私からお答えいたします。 まず、入札に参加企業が何社なのかということであります。 安曇野市建設工事等入札契約情報公表要領第6条、公表する期間により、契約を締結した日の翌日からの公表としているために、この何社かも含めまして、入札契約に係る情報はお答えはできません。 それから、市内外問わずかはにつきましては、令和2年、3年度、安曇野市物品委託業務入札参加資格審査申請に係る業者の中で、入札業種が運動用品を取り扱う業者(県内)を対象に入札を執行いたしました。 私からは以上です。 ○議長(召田義人) 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) それでは、私から、2番、3番につきましてお答えをさせていただきます。 初めに、備品内容を決定した機関はどこかというお尋ねでございます。 体育館の基本設計、また、実績業者であります大建・エーアンドエー共同企業体の設計業者と競技種目を考慮しまして、打合せを行う中でアドバイスを受け、総合体育館建設推進課で決定をしております。 続きまして、2社に分けて契約した理由ということでございます。 今般、運動用品の備品のうちで、バレーボールなどの支柱で固定をして行う競技の備品、それから卓球台や柔道の畳などの移動をして使用します備品、この2つに分けて発注をしてございます。 この分類ごとに2件に分けて発注をしますということで、効率的に納期限までに備品が納品できるというように考えております。 続いて、今回の契約で備品が全てそろうのかということでございますけれども、今回のスポーツ備品のほかに、今後、什器類、また、放送設備やカーテン、幼児体育用品などの種類ごとに分けて調達を行う予定でございます。 それから、3問目でございますが、こうした理由、また、これだけの数が必要かということでございますけれども、さきのとおり、まずそういった必要性については、JVの設計業者と種目に基づく品目の把握を行う中で選定をしております。 さらに、令和3年度の予算編成の過程におきまして、他の自治体の導入事例、また、そういったものを参考に素案を作成をしまして、安曇野市の体育協会に加盟の団体とも確認を行う中で、品目のピックアップをしてございます。 さらに、令和3年度になりますけれども、指定管理者の決定をしております関係で、発注の前段では指定管理者とも打ち合わせ、確認をさせていただいているというものでございます。 以上です。 ○議長(召田義人) 猪狩議員。 ◆15番(猪狩久美子) 入札情報に関わる内容は説明できないということでしたけれども、2番、3番については一定の説明をいただきました。 指定管理募集仕様書という中には、開館の準備業務に関することで、備品選定助言受入れ業務というのがありまして、先ほどからも設計業者など、あるいは指定管理者とも確認をしたり、アドバイスを受けながら決めたということなんですけれども、その助言を受ける中で、例えば備品についても多分、もしランクがあったとすれば、上位のほうのランクはどうしてもこういった性能のいいものについて備えておく必要があるんじゃないかとか、何かそういったことで、かなり上位のものの要求とか、そういったことはなかったのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(召田義人) 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) それが上位かというところは何とも難しいところなんですけれども、この体育館の機能、あるいはスペックの状態を鑑みて、他の自治体、また、専門的な設計業者の意見を聴く中で選定してきているということでございます。 以上です。 ○議長(召田義人) よろしいですか。 以上で、通告による質疑を終結いたします。 これより順次討論を行い、採決を行います。 これより討論に入ります。 反対討論の通告がありますので、順次発言を許します。 猪狩議員。 ◆15番(猪狩久美子) 15番、猪狩久美子です。 議案第59号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(卓球等)に係る売買契約について、反対の立場で討論をいたします。 今の質疑の中では、具体的な入札情報に関わる内容については説明できないという、一部説明していただけないものもありました。契約案件だからといって説明が十分されないということでは、なかなか賛成しかねるかなと思います。 そして、体育館建設費用を38億以内で収めるという当初の内容でしたけれども、備品購入には別枠で1億5,000万円がかかるということが、後づけで説明がされました。こういったことも不信感につながりまして、納得がいきません。 私たち共産党で行いました市民アンケートがあるんですけれども、安曇野市政でやってほしいこととか問題と思うこと、また、日頃感じていること、それから現在の市政についてどう思うかなどの項目に対しては、新総合体育館建設に関する意見がたくさん記載されていました。 2例紹介いたしますと、「箱物ではなく、人材育成、子育て、教育にこそ力を入れてほしい」、それから「なぜあの体育館が必要なのか。将来に禍根を残すことになったし、若い世代が維持管理の重荷を背負うことになる」、それ以外にもたくさんの意見が、アンケート用紙の回答にはあふれていました。やはり、いまだに反対の声は多いということです。 こうした市民の声からしても、この備品購入の契約は新総合体育館建設に付随した内容であり、切り離すことができない内容ということで、反対をいたします。 以上です。 ○議長(召田義人) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。ありませんか。 竹内議員。 ◆12番(竹内秀太郎) 12番、竹内秀太郎です。 私は、議案第59号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(卓球等)に係る売買契約について、賛成の立場で討論いたします。 新総合体育館建設においては、新総合体育館建設計画を審査していた当時、体育館本体の建設事業費38億円以外に備品購入費として約1億円を予定している旨、市から説明があり、議会ではおおむね賛成しておりました。特に、表立った反対意見はありませんでした。 今回の備品購入に係る売買契約は、議会が同意してきた内容に基づくものであります。体育館本体の建屋が完成しても、体育館内部に備える必要な備品がなければ、体育館としての活用は半減してしまいます。 よって、私は、議案第59号に賛成いたします。 以上です。 ○議長(召田義人) ほかに討論はありませんか。 井出議員。 ◆6番(井出勝正) 6番、井出です。 議案第59号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(卓球等)に係る売買契約について、反対の立場で討論いたします。 アンケートの様子は、猪狩議員のほうから発表がありました。その中で、現在、囲いや足場が取れ、その巨大な姿にびっくりしている市民も多いです。 今必要なのは、市民の皆さんが今直面していることは何かという、生活上の課題はコロナ感染です。アンケートでも、何に心配かと、やっぱり感染におびえている状況が出ております。 この案件では、3,000万円の予算になりますけれども、今必要なことは、こういうものを凍結してでも、皆さん、新型コロナ感染対策には市は存分の予算を割いていきますよと、そういうメッセージを発することのほうが必要ではないでしょうか。 確かに今、竹内議員のように、新しい体育館ができても、中ががらんどうでどうなんだということがありますけれども、市議会としては、それを一時止めてでも市民の皆さんに安心していただけるという道の選択肢もあるのではないか。そういう立場から、この議案に反対するものです。 ○議長(召田義人) ほかに討論はありませんか。 松枝議員。 ◆9番(松枝功) 9番、松枝です。 議案第59号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(卓球等)に係る売買契約について、賛成の立場で討論いたします。 今、2件反対討論ありましたが、確かに私どもに入札の状況等をもう少し詳しくお話をいただいた上で議決させていただくほうが、私も確かにといいと思うんです。できるならばその詳細、ある程度説明いただくべきものではないかと私は思います。 ただ、今の制度、決まりの中でそういった制度があるとすれば、これはやむを得ないことでして、今後、市でもそういった部分では検討、努力いただきたいと思います。 今、そういった制度のある中では、これはやむを得ないということ。それから、今、お二人の反対討論、折々で主義主張、それぞれのお持ちの主義主張を唱えることができる立場であるわけですから、これはやむを得ないわけです。ただ、私たちもその折々に民主的な手続、つまり議案、予算議案について議決するなどの立場でお応えするというか、そういう対応を取らざる得ないというのが、私どもの今の立場だと思います。 うまく言えませんが、よって、ここは私どもとしましては賛成、原案のとおり議決して、賛成の意を表したいと思います。 以上です。 ○議長(召田義人) ほかに討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第59号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(卓球等)に係る売買契約についてを採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。 次に、議題のうち、議案第60号について審議いたします。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、議案第60号について、質疑の通告者は1名でございます。 15番、猪狩久美子議員、発言を許します。 猪狩議員。 ◆15番(猪狩久美子) 15番、猪狩久美子です。 議案第60号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(バレー等)に係る売買契約について、質問をいたします。 今、59号について質問をいたしまして、お答えをいただきました。それですので、60号についてはバレー等の内容となっていますので、そこの部分だけ、もし詳しい説明がありましたらお願いいたします。 以上です。 ○議長(召田義人) 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) お答えします。 先ほどの答弁と同様に、今回の備品、バレーのほうにつきましては、固定式の備品を購入するというものでございます。 説明は以上です。 ○議長(召田義人) よろしいですか。 以上で、通告による質疑を終結いたします。 これより順次討論を行い、採決を行います。 これより討論に入ります。 反対討論の通告がありますので、これを許します。 15番、猪狩久美子議員。 ◆15番(猪狩久美子) 15番、猪狩久美子です。 議案第60号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(バレー等)に係る売買契約について、反対の討論をいたします。 質疑をいたしましたが、質疑をしなければ説明していただけないような内容がありました。入札に関わることでは、この議案が議決した後でなければ公表できないという部分もありましたけれども、質疑をして、ようやく説明をしていただけるという内容があったわけですが、これは議案説明の段階で、できるだけやはり説明できる部分は説明をしていただきたいと思います。そうしたことでないと、議案については賛成できません。 それで、この60号については、議案第59号に準じた内容で反対をいたします。 以上です。 ○議長(召田義人) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。ありませんか。 小松芳樹議員。 ◆21番(小松芳樹) 21番、小松芳樹です。 私は、議案第60号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(バレー等)に係る売買契約について、賛成の立場で討論いたします。 今のお話し聞いていまして、先ほどの59号の反対討論も聞いておりました。また、賛成討論も聞いておりましたが、もともとこの契約案件、この2件に関しては、例えば入札が正しく執行されたか、または落札業者に何か疑義があるのか、また、金額についてどうかとか、そういうことがおかしいということで反対であればまだ分かるんですが、どうもそうではないみたいです、先ほどの討論聞いていると。 そうなってくると、今回に関しては、この59号、60号の2件、契約案件で、委員会審査も省略されているわけでありますし、こういう形で、今まで安曇野市議会としてやってきています。 先ほど松枝議員からもありましたが、今後、入札に関してもう少し詳しくという話もありました。また、それはあることがあると思います。ただ、今回、これを見てみますと、特に今回の指名競争入札に問題があったわけでもないですし、特別問題があるわけでないと判断しまして、私は今回の契約について、賛成という立場で討論します。 以上です。 ○議長(召田義人) ほかに討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第60号 令和3年度 安曇野市総合体育館スポーツ関係備品購入(バレー等)に係る売買契約についてを採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第56号の質疑、委員会付託 ○議長(召田義人) 日程第9、これより議案第56号を議題とし、審議いたします。 これより質疑に入るのでありますが、期限までに質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。 これより委員会付託を行います。 ただいま議題となっております議案第56号につきましては、お手元の議案付託表のとおり、経済建設委員会へ付託してあります。 この際、お諮りいたします。ただいま付託いたしました議案につきましては、会議規則第44条第1項の規定により、本日4時10分までに委員会審査を終わるよう期限をつけることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま委員会付託いたしました議案については、本日4時10分までに委員会審査を終わるよう期限をつけることに決しました。 ここで、経済建設委員会を開催するため、暫時休憩といたします。 再開時間は、追って連絡いたします。                              (午後3時04分)--------------------------------------- ○議長(召田義人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。                              (午後4時09分)--------------------------------------- △議案第56号の委員会審査報告 ○議長(召田義人) 日程第10、これより議案第56号を議題といたします。 ただいま議題となっております議案第56号につきましては、経済建設委員会に付託してあります。 よって、委員長より審査結果の報告を求めます。 経済建設委員長、松枝 功議員。 松枝委員長。 ◆経済建設委員長(松枝功) 本日付、安曇野市議会議長、召田義人様。 経済建設委員長名です。 委員会審査報告書。 令和3年5月31日、本委員会に付託された事件は、同日、審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。 別紙お願いします。 経済建設委員会審査報告。 議案第56号 市有財産の処分について(あづみ野産業団地)。 審査結果。 特に異議はなく、全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上です。 ○議長(召田義人) 以上で、委員長の審査結果の報告が終わりました。 ここで、委員会審査報告に対する質疑及び討論の通告について確認させていただきます。 どなたか、質疑及び討論を通告されますか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 議事を進めます。--------------------------------------- △議案第56号の委員会審査報告に対する質疑、討論、採決 ○議長(召田義人) 日程第11、これより質疑に入るのでありますが、期限までに委員会審査報告に対する質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論を行い、採決をいたします。 これより討論に入るのでありますが、期限までに討論の通告がありません。 よって、これをもって討論を終結いたします。 これより議案第56号 市有財産の処分について(あづみ野産業団地)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立全員) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立全員であります。 よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(召田義人) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。 ここで、今後の日程につきまして御報告申し上げます。 明日6月1日から6月10日までは、議案調査等のため本会議を休会といたします。 6月11日は一般質問を行います。午前10時までに御参集ください。 なお、一般質問をされる方は所定の通告書に記載の上、明日6月1日正午までに、また、議案について質疑をされる方は所定の通告書に記載の上、6月2日午後5時までに御提出をお願いいたします。 本日は、これをもって散会といたします。 大変御苦労さまでございました。                              (午後4時13分)...