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12月14日-05号

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  1. 須坂市議会 2006-12-14
    12月14日-05号


    取得元: 須坂市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成18年 12月 定例会      平成18年12月須坂市議会定例会会議録(第5号)          平成18年12月14日(木曜日)   -----------------------------     議事日程(第5号)第1 議案第86号 長野県後期高齢者医療広域連合の設置について第2 議案第87号 字の区域の変更について第3 議案第88号 市道の認定について第4 議案第89号 市道の変更について第5 議案第98号 災害対応特殊救急自動車高度救命処置用資機材の取得について第6 議案第90号 須坂市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について第7 議案第91号 須坂市福祉企業センター条例の一部を改正する条例について第8 議案第92号 須坂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について第9 議案第93号 平成18年度須坂市一般会計補正予算第4号第10 議案第94号 平成18年度須坂市峰の原水道事業特別会計補正予算第2号第11 議案第95号 平成18年度須坂市下水道事業特別会計補正予算第3号第12 議案第96号 平成18年度須坂市介護保険特別会計補正予算第2号第13 議案第97号 平成18年度須坂市水道事業会計補正予算第3号第14 議案第99号 平成18年度須坂市一般会計補正予算第5号第15 請願第3-1号 高梨区児童通学路整備に関する請願第16 議会第2号 須坂市議会委員会条例の一部を改正する条例について第17 議会第3号 須坂市議会会議規則の一部を改正する規則について第18 意見書第11号 安全・安心の医療と看護の実現を求める意見書第19 意見書第12号 森林・林業・木材関連産業政策国有林野事業の健全化を求める意見書第20 意見書第13号 地方道路整備財源の充実を求める意見書第21 意見書第14号 須坂看護専門学校の充実を求める意見書第22 閉会中の継続審査申出について第23 閉会中の継続調査申出について   -----------------------------     本日の会議に付した事件(1) 議案第86号から議案第89号まで及び議案第98号(1) 議案第90号から議案第92号まで(1) 議案第93号から議案第97号まで及び議案第99号(1) 請願第3-1号(1) 議会第2号及び議会第3号(1) 意見書第11号から意見書第14号まで(1) 閉会中の継続審査申出について(1) 閉会中の継続調査申出について   -----------------------------     出席議員(24名)   1番    岩田修二        2番    丸山久雄   3番    関野芳秀        4番    渡辺 智   5番    浅野隆一        6番    島田和子   7番    佐藤壽三郎       8番    豊田清寧   9番    永井光明       10番    土谷フミエ  11番    山岸 徹       12番    佐藤庄司  13番    橋本達男       14番    宮澤源司  15番    卯之原卯吉      16番    善財文夫  17番    永井康彦       18番    宮本勇雄  19番    滝澤 肇       20番    植木新一  21番    北澤正啓       22番    佐々木啓佐義  23番    古谷秀夫       24番    市川喜太郎   -----------------------------     欠席議員  なし   -----------------------------     説明のため出席した者市長        三木正夫      助役        井上忠惠収入役       山嵜秀夫      総務部長      中沢秀樹健康福祉部長    山上茂明      市民生活部長    善財 保産業振興部長    阪牧吉次      教育委員長     田川 榮教育長       渡邊宣裕      教育次長      一色修治水道局長      中島 清      消防長       梅本良夫   -----------------------------     事務局出席職員事務局長      森泉完志      事務局次長     根津良一書記        須田 進      書記        高瀬英和   -----------------------------            午前11時09分 開議 ○議長(善財文夫)  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   ----------------------------- △諸報告 ○議長(善財文夫)  この際、日程に入る前に諸般の報告を行います。 去る11月30日の本会議において可決されました教育基本法改正案の慎重審議を求める意見書外1件の意見書につきましては、内閣総理大臣を初め関係方面へ提出しておきましたから、御了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。   ----------------------------- △日程第1 議案第86号~ △日程第5 議案第98号 ○議長(善財文夫)  これより議事に入ります。 日程第1 議案第86号 長野県後期高齢者医療広域連合の設置についてから日程第5 議案第98号 災害対応特殊救急自動車高度救命処置用資機材の取得についてまでの事件決議案5件を一括議題といたします。 本5件について、各委員長の報告を求めます。 最初に、総務文教常任委員長の報告を求めます。-佐藤総務文教常任委員長。 ◆総務文教常任委員長佐藤壽三郎) 〔登壇〕 ただいま議題となりました事件決議案のうち、総務文教委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました議案第98号 災害対応特殊救急自動車高度救命処置用資機材の取得についての事件決議案1件につきましては、去る7日に委員会を開き、関係理事者の出席を求め、議案に基づき内容の説明を受け、審査を行いました。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑、意見及び理事者の答弁の主なるものは、 ・ 今回取得する高度救命処置用資機材で新たに整備するものがあるのか伺いたい。との質問に対し、新たに放射能防御服を整備しますとの答弁がありました。 ・ 特殊救急自動車高度救命処置用資機材の耐用年数はどのくらいか伺いたい。との質疑に対し、自動車は10年、利用機器は5年ですが、交換部品の調達が難しくなることもあります。自動車については10年、10万キロを更新の一つの目安にしていますとの答弁がありました。 ・ 放射能防御服の整備はどういうことを想定して整備するのか伺いたい。との質疑に対し、レントゲン関係運搬車両事故への対応あるいは原子力発電施設等への緊急消防援助隊の派遣等を想定していますとの答弁がありました。 そのほかの質疑、意見の主なるものは、 ・ 契約金額の内訳について伺いたい。 ・ 国庫補助事業の補助率について伺いたい。などでありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で総務文教委員会における審査報告を終わります。 ○議長(善財文夫)  次に、福祉環境常任委員長の報告を求めます。-島田福祉環境常任委員長。 ◆福祉環境常任委員長島田和子) 〔登壇〕 ただいま議題となっております事件決議案のうち、福祉環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました議案第86号 長野県後期高齢者医療広域連合の設置につきましては、去る8日、委員会を開き、関係理事者の出席を求め、議案に基づき内容の説明を受け、審査を行いました。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑、意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 長野広域連合等構成市町村の首長が連合長となっているが、この広域連合議会市町村長も議員になっているが、その理由を伺いたい。との質疑があり、地方自治法第291条の5第1項の規定により、広域連合の議員の選挙権を持つのは市町村の議員であるが、被選挙権は市町村の議員に限られるものではない。県内全市町村で組織する一部事務組合「長野県市町村自治振興組合」では、市町村長が組合の議会の議員になっており、この例を参考に市町村長市町村議員による構成としたものですとの答弁がありました。 ・ 規約案をつくるに当たって、どのような会議を持ったのか伺いたい。との質疑があり、設立準備委員会が9月に設立され、その中で規約案も作成しました。委員には、長野県市長会会長、副会長と理事4人が入っています。また、町村会からも8人の理事者が入っておりますとの答弁がありました。 ・ 広域連合の議会の組織については、関係市町村長及び議会の議員以外に市民の代表や被保険者の意見を反映できるように、地方事務所単位で代表が参加できる運営協議会を設置している県もあるが、準備委員会の中でこのことについて議論はされたのか伺いたい。との質疑があり、そのために市議会議員5人、町村議会議員5人を入れ、住民の声を十分反映できるように進めていますとの答弁がありました。 ・ 関係市町村で行う事務として、被保険者の資格管理に関する申請及び届け出の受付等が規定されているが、取り次ぎをするだけで機械的な対応になりかねないのではないか。との質疑があり、市町村の事務裁量の中で行える部分については広域連合につなげていきたい、細かい部分については今後示されると思いますとの答弁がありました。 ・ 医療費が増大しているため、このままでは立ち行かなくなってしまうため、後期高齢者医療を広域化するということだが、実際に医療費が削減できると考えているのか伺いたい。との質疑があり、この制度に至るまでには平成15年3月に国で医療に関する基本的な考え方を出していて、高齢者医療について平成20年度までに開始できるように検討するということがありました。そこでは、現役時代に入っていた保険で生涯医療を受けていくのかというものと、例えば75歳以上の方を別枠にして今回のような保険をつくることが議論され、今の方式になりました。ただ、これによって医療費の抑制や高齢者の健康づくりがどうなるか、後期高齢者の保険者としての取り組みがどうされていくのかはまだはっきりしていませんとの答弁がありました。 そのほかの質疑、意見の主なるものは、 ・ 須坂市の財政負担がどれくらいになるか伺いたい。等であり、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を行い、その要旨は、広域化することは医療を切り捨てることになり、若い人や高齢者の負担がふえることになる、お金がなければ医療にかかれないとか、事務手続も市民の顔が見えなくなってしまうことに非常に不安を感じるため反対、今後、特に高齢者の医療費が年々増大してくる中で、高齢者医療の確保という面から賛成、であり、以上で討論を終結し、挙手採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で福祉環境委員会における審査報告を終わります。 ○議長(善財文夫)  次に、経済建設常任委員長の報告を求めます。-永井経済建設常任委員長。 ◆経済建設常任委員長永井光明) 〔登壇〕 ただいま議題となっております事件決議案件のうち、経済建設委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました事件決議案3件につきましては、去る11日に委員会を開き、関係理事者の出席を求め、議案に基づき内容の説明を受け、審査を行いました。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑、意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 最初に、議案第87号 字の区域の変更について申し上げます。 ・ 今回の整備により減歩は生じてくるのか伺いたい。との質疑があり、当初、減歩を予定していましたが、測量の結果、減歩なしで完了する予定ですとの答弁がありました。 以上で質疑、意見を終結し、討論を省略、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第88号 市道の認定については、 ・ 道路側溝等の排水処理の地下浸透装置基準はあるのか伺いたい。との質疑があり、宅地内排水処理道路内排水処理があり、ますや側溝底部に砕石等で浸透層を設けており、その規模については現地での土の浸透係数により個々に決めていますとの答弁がありました。 ・ 行きどまりのところへは危険防止の看板等を設置した方がよいと思われるが、設置する場合は施工業者が行うことになるのか伺いたい。との質疑があり、現地を再確認する中で危険であれば業者に指導していきますとの答弁がありました。 このほかの質疑、意見の主なるものは、 ・ 大谷公会堂支線の宅地開発は、3年前の開発行為当時から計画があったのか伺いたい。等であり、答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第89号 市道の変更については、 ・ 市道から農道に変更する理由について伺いたい。との質疑があり、国土交通省千曲川河川事務所から通知があり、千曲川堤外地については河川の中にあるので、基本的に市道として認めないとしています。このため、既に認定してある市道を整備する場合には、市道から農道に変更してから整備するという手順で行っていますとの答弁がありました。 以上で、質疑、意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で経済建設委員会における審査報告を終わります。 ○議長(善財文夫)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、10番土谷フミエ議員の発言を許します。-土谷フミエ議員。 ◆10番(土谷フミエ) 〔登壇〕 日本共産党土谷フミエでございます。 ただいま議題となっております議案第86号 長野県後期高齢者医療広域連合の設置について、反対の立場から討論いたします。 前小泉内閣が国会に提出した医療制度改革法案は、国民に新たな負担増を押しつけるとともに、保険の使えない医療を大幅に拡大する大改悪となっています。今、格差社会と貧困の広がりが大問題となっていますが、この間、介護も年金も切り捨てが続き、さらに増税が押しつけられました。しかも、外来でも入院でも医療費の大幅値上げや食費、居住費の保険適用外高額療養費制度の患者負担の増額、2008年4月からは保険料の値上げと扶養家族のいかんにかかわらず75歳以上のすべてが平均年額の6万円の医療保険料の年金からの天引き、65歳以上の国保加入者も適用されます。療養病床の大幅削減で高齢者の病院からの追い出し等々、挙げればきりがないほどの国民からの医療を奪う大改悪が目白押しです。こんな医療改悪を許してしまったら、私たちの暮らしはどうなってしまうのでしょう。既にテレビ等で報道され、大問題になっておりますが、お金の払えない人は公的医療から排除され、所得の格差が命の格差に直結する社会になってしまいます。 こうした大改悪の背景には、国の公的社会保障への責任を放棄し、保険料負担を軽減させたいという日本の大企業、財界と、日本の医療を新たな儲け口にしようとねらっているアメリカの保険会社医療業界の強い要望があります。 政府や財界は、このまま医療費が増大すれば、経済も財政も破綻すると私たち国民を脅かしていますが、実態はどうでしょう。この間に行われた庶民大増税でふえた国の財源は、そのままそっくり大企業減税の財源に充てられるなど、OECD(経済開発協力機構)の調査でも、日本の医療費はGDP比で7.9%と、先進国30カ国中17位で、アメリカの14.6%、ドイツの0.9%、フランスの9.7%などと比べても低い水準となっています。 日本経団連は、医療給付費の増加を抑え、財政の持続可能性確保との口実で、企業の保険料負担、人件費の抑制をもくろんでいますが、日本の企業の税金と社会保障料負担ヨーロッパ諸国の6~8割程度にすぎません。企業の社会的責任も果たさずに一方的に国民に履行責任を強要するのは余りにも身勝手ではないでしょうか。 私ども日本共産党は、この医療制度の大改悪に反対してまいりましたが、「国が決めたこと」だからでは、住民に一番身近な地方自治体である須坂市が、住民の暮らし、福祉、医療、介護を守る地方自治体としての使命・役割は果たせません。地方分権の時代、住民を守るために国にしっかり意見を言うことこそ、今、必要ではないでしょうか。 そこで、公的医療制度を土台から解体し、人の命も金次第にしてしまうこうした医療大改悪をやめさせ、すべての人が安心してかかれる医療のためにともに力を合わせることを初めに呼びかけるものです。 さて、こうした背景のもとに、医療制度改革大綱に基づく医療制度関連法案老人保健法の一部を改正する法律がさきの通常国会で可決し、6月21日公布されました。国民皆保険制度を堅持し、超高齢社会を展望した新たな医療制度体系として持続可能なものとしていくための、75歳以上と65歳以上の寝たきりの高齢者を対象に、独立した高齢者医療制度として平成20年4月1日から後期高齢者医療制度を実施することが定められました。この運営主体は、都道府県でも市町村でもなく、広域連合であり、都道府県単位の全市町村が加入し、平成18年度までに設立しなければならないとされておりますが、全国で国民・市民から医療を取り上げない取り組みが展開され、広域連合規約等にも反映されています。既に早い段階で準備が進められている自治体では、さまざまな問題点が浮き彫りになり、市民代表、被保険者の意見や広域連合議員以外の意見も反映できるよう、各地方事務所単位ぐらいで代表が参加できる運営協議会の設置等々盛り込まれております。しかし、残念ながら、ただいま提案されております長野県後期高齢者医療広域連合規約には、こうした市民代表、被保険者等関係者の意見が十分反映できる広域連合議会の組織・システムが示されておりません。長野県じゅうの自治体の中で一部の自治体首長、議員16名での組織構成であり、多くの自治体関係職員等々市民、住民がかやの外になってしまう。資格証明書の引き渡しや返還、医療給付や保険料に関する申請など、これまで市民の置かれている状況等を判断し、対応がなされてきた手続が、長野県全体という余りにも広域で市民の顔が見えにくくなり、単なる事務の取り次ぎだけになってしまう。あるいは画一的、機械的な対応になるおそれもあるなど、市民代表、被保険者の意見が反映でき、住民の利益になり得る保障が規約上に定めてないなどの点から、議案第86号 長野県後期高齢者医療広域連合の設置についてと、これに関連した長野県後期高齢者医療広域連合設置準備委員会に係る補正予算を含む議案第93号 平成18年度須坂市一般会計補正予算第4号においても、あわせて反対討論といたします。 医療費が全国的比較でも低く、元気な高齢者が多いと高く評価されている長野県において、その中でも医療費が極めて低く抑えられ、国保の収納率も高いという市民や職員の皆さんのたゆまぬ努力や、須坂市の健康づくり予防医療取り組みを全国に発信し、実現できたら、また、国の医療に係る国庫負担分を段階的にもとに戻せば、だれもが安心して医療にかかれる持続可能な医療制度の確立は可能であることを確信し、議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、私の反対討論を終わります。 ○議長(善財文夫)  次に、4番渡辺 智議員の発言を許します。-渡辺 智議員。 ◆4番(渡辺智) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案第86号 長野県後期高齢者医療広域連合の設置についての規約の内容に疑義があることから、討論いたします。 本来ならば修正案を提出するところでありますが、この規約は広域連合にかかわるために、議決に関しては同文議決が原則であることから、修正案の提出ができません。したがって、やむなく反対の立場で討論するものであります。御理解いただきたいと思います。長野県後期高齢者医療広域連合を設置することについて異論を唱えているわけではありません。 まず、修正されるべき点の1つが第7条、8条、9条などに係る広域連合の議員の選出についてであります。 規約では、市長の中から3人、町村長の中から3人とあります。つまり、予算を執行する立場の市町村長が議決に参加することになります。もともと自治体の長というのは、市民から行政府の長として付託を受けた立場であり、条例の提案者ではあるが、決定権はゆだねられていません。条例の可否を決める議員とはそもそも違う立場にあることから、議決に参加することについては疑義があります。 また、三権分立の日本の議会制民主主義の精神に反し、自分で提案して、自分で議決し、決定するということは、広域連合の形骸化につながることが懸念されます。 したがって、議員構成の中から、市長3人、町村長3人については削除すべきと考えます。 また、議員構成人数についてでありますが、同規約では、市議会議員の中から5人、町村議会から5人の合計10人としています。現在、長野県内には81の自治体があり、およそ8つの自治体から1人の議員が選出されるということになりますが、これでは余りに少な過ぎます。民意が反映されるとは思えません。最低でも10人ずつ、合計20人は必要ではないかと考えます。 その他、各市町村の意見が反映されるべく配慮されていない、被保険者を含めた運営協議会の設置、連合議会や審議経過の透明性などに配慮する条文が欠落しているなどの理由から、議案第86号について反対いたします。 なお、これにつきましては、会派・市民21、島田、岩田、渡辺の総意であります。 何とぞ議員各位の御理解と御賛同を賜りますようお願い申し上げ、反対討論といたします。 ○議長(善財文夫)  以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  ほかに討論はありませんので、以上で討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、議案第86号 長野県後期高齢者医療広域連合の設置についてを採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(善財文夫)  起立多数であります。よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第87号から議案第89号及び議案第98号までの4件を一括採決いたします。 本4件に対する各委員長の報告は原案可決であります。 本4件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、議案第87号、第88号、第89号及び第98号の4件は原案のとおり可決されました。   ----------------------------- △日程第6 議案第90号~ △日程第8 議案第92号 ○議長(善財文夫)  日程第6 議案第90号 須坂市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第8 議案第92号 須坂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてまでの条例案3件を一括議題といたします。 本3件について、各委員長の報告を求めます。 最初に、総務文教常任委員長の報告を求めます。-佐藤総務文教常任委員長。 ◆総務文教常任委員長佐藤壽三郎) 〔登壇〕 ただいま議題となりました条例案件のうち、総務文教委員会に付託されました案件について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました議案第90号 須坂市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第92号 須坂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についての条例案2件につきましては、去る7日に委員会を開き、関係理事者の出席を求め、議案に基づき詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で総務文教委員会における審査報告を終わります。 ○議長(善財文夫)  次に、福祉環境常任委員長の報告を求めます。-島田福祉環境常任委員長。 ◆福祉環境常任委員長島田和子) 〔登壇〕 ただいま議題となっております条例案件について、福祉環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました議案第91号 須坂市福祉企業センター条例の一部を改正する条例につきましては、去る8日に委員会を開き、関係理事者の出席を求め、議案に基づき内容の説明を受け、審査を行った結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で福祉環境委員会における審査報告を終わります。 ○議長(善財文夫)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第90号から議案第92号までの3件を一括採決いたします。 本3件に対する各委員長の報告は原案可決であります。 本3件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、議案第90号、第91号及び第92号の3件は原案のとおり可決されました。   ----------------------------- △日程第9 議案第93号~ △日程第14 議案第99号 ○議長(善財文夫)  日程第9 議案第93号 平成18年度須坂市一般会計補正予算第4号から日程第14 議案第99号 平成18年度須坂市一般会計補正予算第5号までの補正予算案6件を一括議題といたします。 本6件について、各委員長の報告を求めます。 最初に、総務文教常任委員長の報告を求めます。-佐藤総務文教常任委員長。 ◆総務文教常任委員長佐藤壽三郎) 〔登壇〕 ただいま議題となりました補正予算案件のうち、総務文教委員会に付託されました案件について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました補正予算案件2件につきましては、去る7日に委員会を開き、関係理事者の出席を求め、補正予算事項別明細書に基づき詳細なる内容の説明を受け、審査を行いました。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑、意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 最初に、議案第93号 平成18年度須坂市一般会計補正予算第4号のうち、所管事項について申し上げます。 ・ 安全・安心な学校づくり交付金制度の内容について伺いたい。との質疑に対し、地震防災対策事業補助金が廃止され、安全・安心な学校づくり交付金に移行されました。交付金は全体枠の中で支出するというもので、算定基準は基準単価×基準面積の2分の1というものが示されておりますとの答弁がありました。 ・ 旧上高井郡役所の活用の考え方について伺いたい。との質疑に対し、須坂の歴史・文化の展示による交流・研修の場、大学キャンパス等文化・交流の文化施設として来年4月のオープンを予定していますとの答弁がありました。 ・ 文化財保護のために御寄附いただいた寄附金を公共施設等整備資金に積み立てているが、寄附者の意思を尊重して、より意思に合致する基金を創設する考えはないか伺いたい。との質疑に対し、積立金については寄附者の意思に沿って、その累計額を掌握しており、文化財保護等に必要な場合は、その分を取り崩して対応する考えでおり、基金については整理統合した経過もあることから、現行どおりの対応を考えていますとの答弁がありました。 このほかの質疑、意見の主なるものは、 ・ 日本防火協会の補助内容と限度額について伺いたい。 ・ 自動体外式除細動器の賃貸借期間は、どのくらいか伺いたい。 ・ 避難所表示板設置の広域避難所、予備避難所の設置箇所について伺いたい。 ・ 名前を読み取り、自動的に分類する自動式投票用紙分類機に使用する用紙について伺いたい。などでありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第99号 平成18年度須坂市一般会計補正予算第5号のうち、所管事項について申し上げます。 ・ 清掃センターの電圧調整機からの火災発生による焼損については、火災保険による補てんがないのか伺いたい。との質疑に対し、火災事故に対する保険として社団法人全国市有物件災害共済会に加入しており、その対象となりますが、現在、原因、因果関係等について調査中のため、補てん額についてはわかりませんとの答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で総務文教委員会における審査報告を終わります。 ○議長(善財文夫)  次に、福祉環境常任委員長の報告を求めます。-島田福祉環境常任委員長。 ◆福祉環境常任委員長島田和子) 〔登壇〕 ただいま議題となっております補正予算案件のうち、福祉環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました補正予算案3件につきましては、去る8日、委員会を開き、関係理事者の出席を求め、事項別明細書に基づき内容の説明を受け、審査を行いました。 最初に、議案第93号 平成18年度須坂市一般会計補正予算第4号のうち、所管事項について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑、意見及び理事者の答弁の主なるものは、 ・ ダイヤモンド婚、金婚式については、高齢化に伴い、対象者が増加していると思うが、人数の推移及び今後も継続するのか、検討の余地があるのか伺いたい。との質疑があり、ダイヤモンド婚の対象者は平成12年度から30組前後で推移しています。また、金婚については120組から130組の間で推移しており、いずれも増加傾向にはありませんが、他の事業については、高齢化に伴い、給付額が増加しているので、その意味を含めて検討課題だと考えていますとの答弁がありました。 ・ 老人保護措置費徴収金については、寿楽園入所者が直接負担することによる影響はどれくらいあるのか。との質疑があり、入所者の所得に応じて徴収するものであり、最低で月額200円、最高で月額1万3,000円です。この方は年金収入が多い方であり、影響はないものと考えています。また、日常生活にかかわる経費については十分確保されていると判断していますとの答弁がありました。 ・ 生活保護対象者が昨年より増加しているが、市内の方が生活保護世帯になったのか、市外からの方がなったのか伺いたい。との質疑があり、市外、県外から須坂市に転入すると同時に、生活保護の申請をされる方及び須坂市以外の出身の方からの申請がことしになり大分ふえていますとの答弁がありました。 ・ 高速道の騒音調査費用については、市ではなく、東日本高速道路株式会社が負担するのが適切だと思う。以前から何回か市が調査を行っているが、会社が行うべきではないのか。との質疑があり、騒音、振動など明らかな異常があればお願いできますが、そうでない場合には法的には市で調査し、データを示さないと対応してもらえませんとの答弁がありました。 ・ コミュニティー事業の毎年の申し込み状況を伺いたい。との質疑があり、今までお待ちいただいていたものは今回の補正によりすべて終了することから、ことし、区に対し、新たに要望を募りました。また、随時要望を受けてまいりますとの答弁がありました。 そのほかの質疑、意見の主なるものは、 ・ 生活保護費の老齢加算がなくなり、また、母子加算も段階的になくなっていくが、そのことで市にはどのような影響が出るか伺いたい。 ・ 代替バス3路線の乗車人数、運賃収入について伺いたい。等であり、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結しました。この後、健康づくり課の審査においては委員より、後期高齢者医療広域連合設立準備委員会負担金については、広域連合の設置について反対のため補正予算案にも反対するとの討論がなされた後、挙手採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、その他の所管課等の審査については、討論を省略し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第96号 平成18年度須坂市介護保険特別会計補正予算第2号については、 ・ 居宅介護住宅改修費の増額の算出根拠について伺いたい。との質疑があり、病院や老健施設から自宅に戻られた際に、御家族から申請が上がってくる場合に、すぐに対応できるように予算措置をしています。実際の申請件数を見込むことは困難であるため、前期半年間の給付実績から算出していますとの答弁がありました。 そのほかの質疑、意見の主なるものは、 ・ 保険給付費の減額補正による利用者への影響はどのくらいあるのか伺いたい。等であり、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、本件は原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第99号 平成18年度須坂市一般会計補正予算第5号のうち、所管事項について申し上げます。 ・ 機械の異常が火災の原因ではないと思うが、メーカー側ではどのような対応をするのか伺いたい。との質疑があり、メーカーではこういう事例は初めてとのことです。一次側の高圧電動基盤にはサーマル装置という安全装置がついており、過電流が流れるととまる仕組みになっていますが、他社製品にしても二次側の破砕機起動用抵抗器、コントローラーにはサーマル装置はついていないため、今後、研究してもらうよう依頼してありますとの答弁がありました。 ・ 補正予算を計上するに当たり、何社から見積もりを取ったのか伺いたい。との質疑があり、起動用抵抗器やその配線は、破砕施設に応じてのオーダーメードであり、汎用品ではないため、1社の徴集としましたとの答弁がありました。 そのほかの質疑、意見にそれぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、本件は原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で福祉環境委員会における審査報告を終わります。 ○議長(善財文夫)  次に、経済建設常任委員長の報告を求めます。-永井経済建設常任委員長。 ◆経済建設常任委員長永井光明) 〔登壇〕 ただいま議題となっております補正予算案件のうち、経済建設委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました補正予算案件4件につきましては、去る11日に委員会を開き、関係理事者の出席を求め、事項別明細書に基づき内容の説明を受けて、審査を行いました。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑、意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 最初に、議案第93号 平成18年度須坂市一般会計補正予算第4号のうち、所管事項について申し上げます。 ・ 家畜改良増殖基金、いわゆる雌牛貸し付け事業を国が17年度で廃止を決めたことにより、基金の中の現金を処分し、国に一部を返還するとのことであるが、この事業を廃止することによる影響はないのか。また、市単独でも事業を継続する考えはないのか伺いたい。との質疑に対し、当該事業は、国・県が4分の1ずつ負担し、残りを市が出し、基金600万円でスタートした事業ですが、国から中止するとの連絡があり、急遽、関係者への説明を行い、理解してもらったところです。国の補助事業でありますので、この事業は一たん廃止をし、畜産農家の御意見を聞く中で今後の対応をしてまいりたいとの答弁がありました。 ・ 7月の豪雨により増水した堤外地の倒伏した果樹園に対する種苗購入補助はどの程度見込んでいるのか伺いたい。との質疑に対し、リンゴ160本、桃550本を見込んでいますとの答弁がありました。 ・ 土地改良区償還金助成事業について、農地転用に伴う繰り上げ償還であるならば、受益者負担が原則であるから、転用者が負担すべきではないのか。との質疑があり、かんがい排水事業の起債償還分であり、河東地区のかんがい排水事業は長野市と須坂市にまたがった地籍の排水路の改良事業であり、受益者の特定はなじまないことから、行政で負担すべきものと考えていますとの答弁がありました。 ・ 巨大迷路共生プロジェクトによりマップの作成や案内看板を設置するということであるが、巨大迷路としたのはどのような経過から出てきたのか伺いたい。との質疑に対し、インパクトのある表現とするため「巨大迷路」としましたが、須坂市動物園や蔵のまち並みへの観光客が年々ふえてきており、目的場所がわかりづらいとの声が多いことから、統一的でわかりやすいマップや看板を作成するものですとの答弁がありました。 ・ 除雪事業の備品購入費の減額がかなり高額であるが、内容について伺いたい。との質疑に対し、13トンの除雪ドーザーが、予算額2,500万円に対して1,464万7,500円で落札、また、小型除雪機10台分が、予算額300万円に対して251万7,900円で落札したため、合計で1,083万4,600円の差金が生じましたとの答弁がありました。 ・ 市営住宅の原状回復費用返還請求事件訴訟で、26万円ほどの請求に対して、裁判費用として80万円ほど見込んでいるが、相手方との話し合いで何とかならなかったのか、裁判になった経過について伺いたい。との質疑に対し、最初、60万円以下ということで少額訴訟を相手方は求めてきましたが、本件については他の入居者や他市町村へも影響することから裁判を行うこととしましたとの答弁がありました。 その他の質疑、意見の主なるものは、 ・ 超過勤務手当がふえている理由について伺いたい。 ・ 間伐材加工機械導入負担金の内容について伺いたい。 ・ 裁判で勝った場合は、裁判費用を相手方に請求できるのか伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第94号 平成18年度須坂市峰の原水道事業特別会計補正予算第2号については、 ・ 過誤納還付金に利息はつかないのか伺いたい。との質疑に対し、還付加算金は期ごとに計算し、1,000円未満は切り捨てとなるので、今回のケースではつきませんとの答弁がありました。 以上で質疑、意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第95号 平成18年度須坂市下水道事業特別会計補正予算第3号について申し上げます。 ・ 農業集落排水高甫処理場での事故で、汚水処理負担金7,000円の積算根拠は、また、マンホールからの投入で流域処理場の処理に支障はなかったのか伺いたい。との質疑に対し、投入量118立方メートルについて、流域維持管理負担金単価の1立方メートル当たり61.95円で積算し、全額を流域に支払います。緊急事態だったので、流域との連絡をとり投入しましたとの答弁がありました。 以上で質疑、意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第97号 平成18年度須坂市水道事業会計補正予算第3号について申し上げます。 ・ 北の沢水量調査は何年ごとに調査するのか伺いたい。との質疑に対し、これまで3年間継続して行ってきましたが、地元とも打ち合わせをする中で、引き続き向こう3年間調査をしたいということで、今回は不足分について計上しましたとの答弁がありました。 ・ 塩野浄水場の薬品費がふえた理由は何か。また、問題はないのか伺いたい。との質疑に対し、ろ過池が目詰まりを起こし、プラントメーカーの水質担当者から、もう少し凝集剤を入れて目詰まりを防ぐよう指導がありましたので、投入量をふやしました。水質は通常の管理の中で検査をしていますが、問題はありませんとの答弁がありました。 このほかの質疑、意見の主なるものは、 ・ 北の沢の水量の動向について伺いたい。 ・ 塩野浄水場の薬品費のうち、塩素は年間どのくらいかかるのか伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で経済建設委員会における審査報告を終わります。 ○議長(善財文夫)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、議案第93号 平成18年度須坂市一般会計補正予算第4号を採決いたします。 本件に対する各委員長の報告は、原案可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(善財文夫)  起立多数であります。よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第94号から議案第97号及び議案第99号までの5件を一括採決いたします。 本5件に対する各委員長の報告は、原案可決であります。 本5件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、議案第94号、第95号、第96号、第97号及び第99号の5件は原案のとおり可決されました。   ----------------------------- △日程第15 請願第3-1号 ○議長(善財文夫)  日程第15 請願第3-1号 高梨区児童通学路整備に関する請願を議題といたします。 本件について、経済建設常任委員長の報告を求めます。-永井経済建設常任委員長。 ◆経済建設常任委員長永井光明) 〔登壇〕 ただいま議題となりました請願につきまして、経済建設委員会の審査の経過と結果を御報告申し上げます。 継続審査となっておりました請願第3-1号 高梨区児童通学路整備に関する請願につきましては、去る11日に委員会を開き、紹介議員及び関係理事者の見解を求め、慎重なる審議を行いました。 審査に当たり、委員から出された質疑、意見の主なるものは、 ・ 須坂市は、長野電鉄に関して、国道から南北に連絡する道路整備が非常におくれており、危険な箇所はほかにもたくさんある。南北の道路整備を進めていくことにより、当該箇所の問題も解決するのではないかと思われるが、願意には賛成するので、趣旨採択としたい。 ・ 須坂市も安心・安全なまちづくりを声を大にして言っているが、昨今のいろいろな交通事故もあり、緊急事態が発生している中で、この場所は子供たちの通学路ということで踏切があり、歩道もない危険なところなので、技術的な問題があるとしても、安全な道づくりのために整備していく必要があると思うので、趣旨採択としたい。等であり、質疑、意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、本請願は趣旨採択すべきものと決しました。 以上で経済建設委員会における審査報告を終わります。 ○議長(善財文夫)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件は、討論を省略し、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、直ちに採決いたします。 請願第3-1号 高梨区児童通学路整備に関する請願を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、趣旨採択であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、請願第3-1号は、委員長の報告のとおり趣旨採択することに決しました。   ----------------------------- △日程第16 議会第2号~ △日程第17 議会第3号 ○議長(善財文夫)  日程第16 議会第2号 須坂市議会委員会条例の一部を改正する条例について及び日程第17 議会第3号 須坂市議会会議規則の一部を改正する規則についての条例関係2件を一括議題といたします。   -----------------------------                              議会第2号    須坂市議会委員会条例の一部を改正する条例について 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会会議規則第14条の規定により提出する。                    平成18年12月14日提出                 提出者 須坂市議会議員  古谷秀夫                              滝澤 肇                              島田和子                              佐藤壽三郎                              永井光明                              宮澤源司                              佐々木啓佐義                              市川喜太郎    須坂市議会委員会条例の一部を改正する条例 須坂市議会委員会条例(昭和50年条例第2号)の一部を次のように改正する。 第2条第1号及び第2号中「8人」を「7人」に改め、同条第3号中「8人」を「6人」に改める。 第3条第2項を削り、同条第3項を同条第2項とする。 第5条ただし書きを削る。 第8条第1項を次のように改める。 常任委員、議会運営委員及び特別委員(以下「委員」という。)の選任は、議長の指名による。 第8条第2項中「会議に諮って」を削り、同条第3項中「第3条第3項」を「第3条第2項」に改める。 第14条の見出しを「(委員の辞任)」に改め、同条中「議会運営委員及び特別委員」を「委員」に改める。 第22条第1項中「法律第67号」を「法律第67号。以下「法」という。」に改める。 第30条第2項中「前項」を「前2項」に改め、同項を同条第3項とし、同条第1項の次に次の1項を加える。2 前項の記録は、電磁的記録によることができる。この場合における同項の署名又は押印については、法第123条第3項の規定を準用する。   附則 この条例は、公布の日から施行する。ただし、第2条の改正規定は、平成19年2月11日から施行する。   -----------------------------                              議会第3号    須坂市議会会議規則の一部を改正する規則について 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会会議規則第14条の規定により提出する。                    平成18年12月14日提出                 提出者 須坂市議会議員  古谷秀夫                              滝澤 肇                              島田和子                              佐藤壽三郎                              永井光明                              宮澤源司                              佐々木啓佐義                              市川喜太郎    須坂市議会会議規則の一部を改正する規則 須坂市議会会議規則(昭和50年議会規則第1号)の一部を次のように改正する。 目次中「第62条(一般質問)」を 「第62条(一般質問) 第62条の2(一般質問の発言時間)」 に改める。 第9条第2項中「3人」を「2人」に改める。 第14条に次の1項を加える。2 委員会が議案を提出しようとするときは、その案をそなえ、理由を付け、委員長が議長に提出しなければならない。 第16条中「他に2人」を「、他に1人」に改める。 第18条中「3人」を「2人」に改める。 第19条に次の1項を加える。3 委員会が提出した議案につき第1項の承認を求めようとするときは、委員会の承認を得て委員長から請求しなければならない。 第35条中「3人」を「2人」に改める。 第37条第2項中「提出者の説明又は委員会への」を「前2項における提出者の説明及び第1項における委員会の」に改め、同項を同条第3項とし、同条第1項の次に次の1項を加える。2 委員会提出の議案は、委員会に付託しない。ただし、議長が必要であると認めるときは、議会の議決で、議会運営委員会に係る議案は議会運営委員会に、常任委員会又は特別委員会に係る議案は常任委員会又は特別委員会に付託することができる。 第50条第1項中「登壇」の次に「又は質問席に移動」を加える。 第57条第2項中「3人」を「2人」に改める。 第62条の次に次の1条を加える。 (一般質問の発言時間) 第62条の2 一般質問の発言時間は、30分を超えることができない。ただし、特に議長の許可を得たときは、この限りでない。 第64条中「第56条(質疑の回数)及び」を削り、同条に次の1項を加える。2 緊急質問等の質問については、第56条(質疑の回数)規定を準用する。 第70条第2項、第71条第1項、第76条及び第77条第2項中「3人」を「2人」に改める。 第78条第1項中「記載する」を「記載し、又は記録する」に改める。 第79条を次のように改める。 (会議録の配布) 第79条 会議録は、議員及び関係者に配布(会議録が電磁的記録をもって作成されている場合にあっては、電磁的法による提供を含む。)する。 第81条を次のように改める。 (会議録署名議員) 第81条 会議録に署名する議員(会議録が電磁的記録をもって作成されている場合にあっては、法第123条第3項に規定する署名に代わる措置をとる議員)は、2人とし、議長が会議において指名する。 第91条中「質疑」の次に「、討議」を加える。 第98条第2項中「法第109条の2第3項」を「法第109条の2第4項」に改める。 第115条(見出しを含む。)中「質疑又は討論」を「質疑、討議又は討論」に改める。 第142条及び第154条中「第37条(議案等の説明、質疑及び委員会付託)第2項」を「第37条(議案等の説明、質疑及び委員会付託)第3項」に改める。   附則 この規則は、公布の日から施行する。   ----------------------------- ○議長(善財文夫)  本2件について、提案理由の説明を求めます。 23番古谷秀夫議員の説明を求めます。-古谷秀夫議員。 ◆23番(古谷秀夫) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議会第2号及び議会第3号の条例及び規則関係2議案につきまして、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。 議会第2号 須坂市議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。 まず1点目として、本年1月18日施行の須坂市議会議員定数条例の改正に伴い、第2条の委員定数について総務文教委員会8人以内を7人以内に、福祉環境委員会8人以内を7人以内に、経済建設委員会8人以内を6人以内に改めるものであります。 2点目として、11月24日施行の地方自治法改正に伴い、条例で定めることにより、議長が委員の選任をすることができる旨の改正関連と、会議録を現状の冊子によるものから電磁的記録により作成できる旨の規定の新設のほか所要の改正をするものであり、第2条の改正規定は、平成19年2月11日から施行し、その他については公布の日から施行するものであります。 次に、議会第3号 須坂市議会会議規則の一部を改正する規則につきまして申し上げます。 まず1点目として、平成11年の地方自治法改正により、議事に関する成立要件が8分の1から12分の1に改正されていますので、自治法との整合を図るための所要の改正をするものであります。 2点目として、11月24日施行の地方自治法改正に伴い、常任委員会の議案提出権等に係る手続の新設等の改正及び会議録の電磁的記録に係る関係等の改正であります。 3点目として、須坂市議会独自の議会改革等に伴う見直しによるものとして、一般質問の方法を、現行と整合を図るため「質問席に移動して」を加え、また、発言時間に関する規定を新設するものであります。このほか、委員会審査の中で「討議」を新たに導入するため、「討議」について明記し、その他所要の改正を行うものであり、公布の日から施行するものであります。 以上、2議案につきまして概要の説明を申し上げましたが、何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(善財文夫)  これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本2件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 本2件は、討論を省略し、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、直ちに採決いたします。 本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、議会第2号及び第3号は、原案のとおり可決されました。   ----------------------------- △日程第18 意見書第11号~ △日程第21 意見書第14号 ○議長(善財文夫)  日程第18 意見書第11号 安全・安心の医療と看護の実現を求める意見書から日程第21 意見書第14号 須坂看護専門学校の充実を求める意見書までの意見書4件を一括議題といたします。   -----------------------------                             意見書第11号    安全・安心の医療と看護の実現を求める意見書 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会会議規則第14条の規定により提出する。                    平成18年12月14日提出                 提出者 須坂市議会議員  島田和子                              関野芳秀                              浅野隆一                              土谷フミエ                              佐藤庄司                              植木新一                              佐々木啓佐義    安全・安心の医療と看護の実現を求める意見書 安全・安心の医療の実現は、国民と医療労働者の切実な願いとなっています。しかし、医療現場の実態はかつてなく過酷になっており、医師や看護師の不足が深刻化しています。長野県においても、医師不足によって診療科や病床を縮小・削減する病院が続出しており、地域医療が崩壊する危機的状況も生じています。 仕事に追われ疲れ果て、ゆきとどいた医療や看護ができないジレンマから、退職する医師や看護師が後を絶ちません。慢性的な人手不足のもとで、医療事故の続発に象徴されるように、患者・利用者のいのちと安全も脅かされています。 多くの病院経営者が、「医師・看護師を募集しているが、集まらない」と答えているように、いま医師・看護師の確保は非常に困難になっています。 この背景には、国が社会保障費を低く抑えてきたことがあります。諸外国と比べても極端に少ない日本の医師・看護師の人員配置基準を抜本的に改善すること、安全のコストも含めた増員の財政保障を実現することが求められています。 よって、国においては、直ちに医師・看護師の確保対策を行うとともに、大幅増員に向けた抜本的な対策・予算の拡充を行うよう下記事項について要望します。                 記1.医師の緊急配置及び医師派遣のシステムを構築すること。2.医師の養成数を抜本的に増やすとともに、医師・看護師の配置基準を引き上げ、地域への定着のための施策を進めること。 上記については、地方自治法第99条の規定により、意見書として関係機関へ提出するものとする。   -----------------------------                             意見書第12号    森林・林業・木材関連産業政策国有林野事業の健全化を求める意見書 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会会議規則第14条の規定により提出する。                    平成18年12月14日提出                 提出者 須坂市議会議員  永井光明                              山岸 徹                              丸山久雄                              渡辺 智                              永井康彦                              宮本勇雄                              滝澤 肇                              北澤正啓    森林・林業・木材関連産業政策国有林野事業の健全化を求める意見書 今日の森林・林業や木材関連産業は、国産材の価格低迷が長期に続く中で、林業の採算性が悪化し、そのことが森林所有者の林業に対する意欲を失わせ、適切な森林の育成・整備が停滞し、森林の持つ多面的機能が低下している実情にあります。 また、近年、自然災害が多発する中で、山地災害未然防止に向けた治山対策や森林整備等、自然環境や生活環境での「安全・安心の確保」に対する国民の期待と要請は年々増加し、森林の持つ多面的機能の発揮が一層期待されています。更に、地球温暖化防止の枠組みとなる京都議定書が、昨年2月発効したことに伴い、国際公約となった温室効果ガス6%削減を履行するための、森林吸収量3.9%確保対策の着実な実行も急務となっています。加えて、この間、わが国の森林行政の中核を担い、民有林行政との連携を果たしてきた国有林野事業は、一般会計化・独立行政法人化が検討されるなど、国民の共有の財産である国有林の管理が危ぶまれています。 こうした中、平成18年9月8日、森林・林業基本計画が閣議決定され、今後は、その骨子である、①多様で健全な森林への誘導、②国土保全等の推進、③林業・木材産業の再生を前提に、森林整備や地域材利用計画の推進、林業労働力の確保等の対策を進めていくこととされました。 したがって、森林・林業基本計画の確実な実行や、地球温暖化防止森林吸収源10カ年対策の確実な実行、そして、多面的機能維持を図るための森林整備等を推進するためには、下記施策の実行と、これに要する平成19年度予算の確保が不可欠であることから、次の事項について強く要望します。                 記1.森林・林業基本計画に基づく、多様で健全な森林・保全の推進、林業・木材関連産業の再生等、望ましい森林・林業政策実行に向け、平成19年度予算の確保等必要な予算措置を講じること。2.国産材利用・安定供給対策ならびに地域材利用対策の推進と、木材の生産・加工・流通体制の整備に向け、関係省庁の枠を越えた計画の推進を図ること。3.森林整備を通じた「緑の雇用担い手対策事業」の充実と、森林・林業基本計画に基づく労働力確保諸施策の確保を図ること。 上記については、地方自治法第99条の規定により、意見書として関係機関へ提出するものとする。   -----------------------------                             意見書第13号    地方道路整備財源の充実を求める意見書 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会会議規則第14条の規定により提出する。                    平成18年12月14日提出                 提出者 須坂市議会議員  永井光明                              山岸 徹                              丸山久雄                              渡辺 智                              永井康彦                              宮本勇雄                              滝澤 肇                              北澤正啓    地方道路整備財源の充実を求める意見書 道路は、市民の日常生活や活力ある社会・経済活動を支える最も基礎的な社会資本であります。物流の効率化をはじめ、安全で安心できる生活環境の創出と人々の暮らしを支えるうえからも、その計画的な整備は一層重要となっています。 当市は、東に三国山地をもって群馬県吾妻郡嬬恋村に接する地形で、急峻な山地から、西に平坦な長野盆地の千曲川右岸へと続く中山間地を抱える地域で、自動車は重要な生活手段であります。当市の道路状況は、平成5年3月の上信越自動車道須坂長野東インターチェンジの開通により広域交通の利便性は向上しておりますが、その一方で広大な川幅の「千曲川」による近隣都市と結ぶ道路橋梁や、医療通学等生活に密着した道路の整備は依然その途上にあります。 こうした中、道路特定財源の見直しについては、本年7月に閣議決定された「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」において一般財源化することを前提として、年内の具体案取りまとめが進められておりますが、一般財源化により、道路整備に必要な財源が十分確保されず、地方の真に必要としている道路整備が停滞することを懸念しております。 国におかれては、地方の道路整備の実情に十分配慮され、道路整備のための財源を安定的に確保されるとともに、地方の道路整備財源を充実されるよう強く要請します。 上記については、地方自治法第99条の規定により、意見書として関係機関へ提出するものとする。   -----------------------------                             意見書第14号    須坂看護専門学校の充実を求める意見書 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会会議規則第14条の規定により提出する。                    平成18年12月14日提出                 提出者 須坂市議会議員  島田和子                              関野芳秀                              浅野隆一                              土谷フミエ                              佐藤庄司                              植木新一                              佐々木啓佐義    須坂看護専門学校の充実を求める意見書 平成18年4月の診療報酬改定により、看護師の人員配置基準が改善され手厚い看護体制に対して高い診療報酬が設定されました。このことにより、患者にとっては行き届いた看護を受けられることとなり、医療機関では看護師の増員が進められています。 しかしながら、新たな人員配置基準を満たすには看護師の絶対数が不足しているため、医療機関や介護施設等での看護師不足がさらに深刻な状況となっています。また、住民にとっても地域医療体制を確保するうえで大きな問題になっていることからも、看護師の養成が求められています。 県による公衆衛生専門学校及び看護専門学校の見直し案では、公衆衛生専門学校の全ての学科が平成22年度で廃止され閉校となり、須坂看護専門学校においても、現在定員20人の2年課程が21年度で閉科され、定員40人の3年課程のみが存続となっています。 地域医療の担い手を将来にわたり確保し、安心・安全の医療体制を実現するために、また、看護職を志す者が地域の機関で技能を修得できるよう下記事項について要望します。                 記1.須坂看護専門学校の2年課程の閉科による定員減分を3年課程の定員に上乗せし、総定員を減じないこと。2.教員、臨床指導者の充実を図るなど、看護師養成のための教育体制の整備を進めること。 上記については、地方自治法第99条の規定により、意見書として関係機関へ提出するものとする。   ----------------------------- ○議長(善財文夫)  本4件について、提案理由の説明を求めます。 最初に、6番島田和子議員の説明を求めます。-島田和子議員。 ◆6番(島田和子) 〔登壇〕 ただいま議題となりました意見書について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 最初に、意見書第11号 安全・安心の医療と看護の実現を求める意見書を申し上げます。 本意見書は、陳情第9号 安全・安心の医療と看護の実現を求める陳情が提出されまして、去る8日に委員会を開き、関係理事者の見解を求め、審査を行いました。 委員からは、須坂市においても医師・看護師不足は大きな問題であり、市や病院でも確保に向け努力をされているが、なかなか成果が出てこないのが現状であることから、趣旨に賛成したいとの発言があり、採決の結果、本陳情を趣旨了承と決しましたことから、意見書の提出に至ったものであります。 説明は、お手元に配付申し上げてあります案文の朗読をもってかえさせていただきます。          〔朗読省略〕 次に、意見書第14号 須坂看護専門学校の充実を求める意見書を申し上げます。 本意見書は、県が提案する公衆衛生専門学校及び看護専門学校の見直し案を踏まえて提出するものであります。 説明は、お手元に配付申し上げてあります案文の朗読をもってかえさせていただきます。          〔朗読省略〕 以上でありますので、何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げて、提案理由の説明といたします。 ○議長(善財文夫)  次に、9番永井光明議員の説明を求めます。-永井光明議員。 ◆9番(永井光明) 〔登壇〕 ただいま議題となっております意見書第12号及び意見書第13号について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 最初に、意見書第12号 森林・林業・木材関連産業政策国有林野事業の健全化を求める意見書を申し上げます。 本意見書は、陳情第10号 森林・林業・木材関連産業政策国有林野事業の健全化に対する意見書送付を求める陳情が提出されまして、去る11日に委員会を開き、関係理事者の見解を求め、審査を行いました。 委員からは、日本の国の中で唯一太陽エネルギーを蓄積することが可能なのが森林であり、子孫を残すためにも山の整備をしていく責任を我々は負っている。こうした森林整備を国策として真剣にやっていただかなければならないと思うので、趣旨に賛成したいとの発言があり、採決の結果、本陳情を趣旨了承と決しましたことから、意見書の提出に至ったものであります。 意見書第12号を朗読いたします。          〔朗読省略〕 次に、意見書第13号 地方道路整備財源の充実を求める意見書について申し上げます。 説明は、お手元に配付申し上げてあります案文の朗読をもってかえさせていただきます。          〔朗読省略〕 以上でありますので、何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、この意見書提案理由の説明といたします。 ○議長(善財文夫)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本4件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 本4件は討論を省略し、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、直ちに採決いたします。 最初に、意見書第11号 安全・安心の医療と看護の実現を求める意見書を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(善財文夫)  起立全員であります。よって、意見書第11号は原案のとおり可決されました。 次に、意見書第12号 森林・林業・木材関連産業政策国有林野事業の健全化を求める意見書を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(善財文夫)  起立全員であります。よって、意見書第12号は原案のとおり可決されました。 次に、意見書第13号 地方道路整備財源の充実を求める意見書を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(善財文夫)  起立全員であります。よって、意見書第13号は原案のとおり可決されました。 次に、意見書第14号 須坂看護専門学校の充実を求める意見書を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(善財文夫)  起立全員であります。よって、意見書第14号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま意見書4件が可決されましたが、その条項、字句、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。   ----------------------------- △日程第22 閉会中の継続審査申出について ○議長(善財文夫)  日程第22 閉会中の継続審査申出についてを議題といたします。 福祉環境常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第104条の規定により、配付申し上げてあります申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。   -----------------------------            閉会中の継続審査申出書                           平成18年12月8日    須坂市議会議長 善財文夫様                         福祉環境委員会                           委員長 島田和子 本委員会は審査中の事件について、次により閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたから、須坂市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1 審査事件 請願第1号 一般廃棄物最終処分場建設に反対する請願2 理由   審査が終了しないため   ----------------------------- ○議長(善財文夫)  お諮りいたします。 福祉環境常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、福祉環境常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。   ----------------------------- △日程第23 閉会中の継続調査申出について ○議長(善財文夫)  日程第23 閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。 各常任委員長、議会運営委員長、市議会広報特別委員長から、目下委員会において調査中の事件につき、会議規則第104条の規定により、配付申し上げてあります申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。   -----------------------------            閉会中の継続調査申出書                           平成18年12月7日    須坂市議会議長 善財文夫様                         総務文教委員会                           委員長 佐藤壽三郎 本委員会は調査中の事件について、次により閉会中もなお継続調査を要するものと決定しましたから、須坂市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1 調査事件 (1) 市行政の総合的企画及び調整について       (2) 市財政について       (3) 消防行政について       (4) 教育行政について(保育行政を含む)       (5) その他の所管事項について2 理由   上記案件を引き続き調査するため3 期間   平成19年2月10日(議員任期満了日)まで   -----------------------------            閉会中の継続調査申出書                           平成18年12月8日    須坂市議会議長 善財文夫様                         福祉環境委員会                           委員長 島田和子 本委員会は調査中の事件について、次により閉会中もなお継続調査を要するものと決定しましたから、須坂市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1 調査事件 (1) 福祉行政について       (2) 環境行政について       (3) その他の所管事項について2 理由   上記案件を引き続き調査するため3 期間   平成19年2月10日(議員任期満了日)まで   -----------------------------            閉会中の継続調査申出書                           平成18年12月11日    須坂市議会議長 善財文夫様                         経済建設委員会                           委員長 永井光明 本委員会は調査中の事件について、次により閉会中もなお継続調査を要するものと決定しましたから、須坂市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1 調査事件 (1) 農林業の振興について       (2) 商工業の振興について       (3) 観光行政について       (4) 道路、橋梁、河川事業について       (5) 都市計画及び都市計画事業について       (6) 上水道、下水道事業について       (7) その他の所管事項について2 理由   上記案件を引き続き調査するため3 期間   平成19年2月10日(議員任期満了日)まで   -----------------------------            閉会中の継続調査申出書                           平成18年12月14日    須坂市議会議長 善財文夫様                         議会運営委員会                           委員長 古谷秀夫 本委員会は調査中の事件について、次により閉会中もなお継続調査を要するものと決定しましたから、須坂市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1 調査事件 (1) 議会の運営に関することについて       (2) 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関することについて       (3) 議長の諮問に関することについて       (4) その他の所管事項について2 理由   上記案件を引き続き調査するため3 期間   平成19年2月10日(議員任期満了日)まで   -----------------------------            閉会中の継続調査申出書                           平成18年12月9日    須坂市議会議長 善財文夫様                         市議会広報特別委員会                           委員長 土谷フミエ 本委員会は調査中の事件について、次により閉会中もなお継続調査を要するものと決定しましたから、須坂市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1 調査事件 (1) 市議会の広報に関すること       (2) 市議会広報すざかの発行に関すること       (3) その他の所管事項について2 理由   上記案件を引き続き調査するため3 期間   平成19年2月10日(議員任期満了日)まで   ----------------------------- ○議長(善財文夫)  お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(善財文夫)  御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。   ----------------------------- ○議長(善財文夫)  以上で本定例会に提案されました案件はすべて議了いたしました。 12月市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は、11月30日開会以来、本日までの15日間にわたり、初日の意見書2件の可決を初め、条例改正案、一般会計補正予算案など、多くの重要議案について、終始熱心に審議され、本日ここに全議案を議了して閉会の運びとなりましたことは、大変喜ばしく、私ども議員任期の最後にふさわしい意義ある議会でありました。ここに議員各位の極めて真剣なる御審議と御精励に対し、敬意を表する次第であります。 また、市長初め理事者各位におかれましても、常に真摯な態度をもって審議に協力され、その御労苦に対して深く感謝と御礼を申し上げます。 顧みますと、この任期中、さまざまなことがありました。まず、一般質問をより市民にわかりやすく闊達な議論を行うため、全国に先駆け、一問一答方式を本格実施いたしました。次に、各常任委員会が行っている行政視察の報告会を実施し、市民に信頼される広報を行ってまいりました。さらに、議長交際費及び政務調査費を公開するなど、多くの議会改革を進めてきました。この間、改革項目は27項目に及んだところであります。 議員定数につきましては、平成19年2月の選挙から20名とし、現行より4名減といたしました。 また、第4次須坂市総合計画の目標を実現するため、住んでよかった須坂市・活力と魅力ある須坂市を目指した地域づくり、市民と共に考え歩む協働の街づくりを進めるために、手厳しい論議を闘わせてまいりました。これも市民福祉と須坂市の発展を願う一念からであります。 議員各位におかれましては、次期選挙も近づいてまいりました。どうかくれぐれも御自愛、御自重の上奮闘され、明るく正しい選挙運動のもと、見事に当選の栄誉を勝ち取り、あすの須坂市をつくる志をもって再び本会議場で相まみえますことを衷心から念願いたす次第であります。 また、理事者各位には、今後とも御健勝で市政発展と市民福祉向上のため格段の御尽力を賜りますようお願い申し上げ、ここに理事者、議員各位のますます御健勝で、よい新春を迎えられますよう御祈念申し上げ、閉会のあいさつといたします。 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。-三木市長。 ◎市長(三木正夫) 〔登壇〕 12月須坂市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今市議会定例会は、去る11月30日の開会以来15日間にわたり、追加提案いたしました議案も含め全議案につきまして、終始御熱心に御審議を賜り、いずれも原案のとおり議決をいただき、ここに閉会の運びとなりましたことにつきまして厚く御礼を申し上げます。 本会議あるいは委員会で議員各位から賜りました御意見、御要望を踏まえ、市政の発展と市民福祉の向上に努めてまいる所存でございます。 さて、本年も残すところわずかとなりました。振り返りますと、日本経済は緩やかに回復をしつつあるものの、地方経済や住民生活にはそうした実感は乏しく、また、地方自治体にとりましても、三位一体の改革の影響から地方交付税など収入面で厳しい財政状況が続く一方で義務的支出が増加しております。このような厳しい経済環境の中で、商工業など民間企業の皆さん、農業者の皆さんのたゆまぬ御努力に敬意を表しますとともに、花と緑のまちづくり事業を初め、ごみゼロ運動や河川清掃、子育てや介護支援、安心・安全パトロールなどのボランティア事業に率先して笑顔でお取り組みいただきました市民の皆様に心から御礼を申し上げる次第でございます。 今議会閉会後の今月19日には、私どもの長年の悲願でありました八木沢川が千曲川に注ぐ百々川樋門の工事が着工となり、安全祈願祭を行うこととなっております。 また、今週末からは、須坂アートパークにおいて恒例のクリスマスイルミネーション2006が開催され、これにあわせ須坂市動物園でも12月23日と24日の閉園時刻を午後7時まで延長し、園内にアイスキャンドルなどをともすメリークリスマZOO(ズー)をことしも開催いたします。来年の元旦も午前10時から午後3時まで開園いたしますので、ぜひともお出かけいただきたいと思います。 降雪の季節となりました。昨年同様、地域、隣近所で協力し合って、できるだけ除雪をしていただきますようお願い申し上げます。 また、須坂警察署、交通安全協会、消防団を初め多くの方々の協力を得まして、12月11日から31日まで年末の交通安全運動が実施されており、また、26日から30日までは消防歳末警戒が実施されます。交通事故や火災等にはくれぐれもお気をつけていただきますようお願い申し上げます。特に、高齢者のお宅の火災、交通事故には御注意をお願い申し上げます。 なお、去る12日、事業所におきまして消火器の点検後、契約を求められ、支払いを請求されるという事案が発生いたしました。十分御留意ください。 さて、議員各位には、平成15年2月御当選以来今日まで、市政全般にわたり献身的な御尽力をいただきました。市政推進のために各般にわたり御功績を残されましたことに対しまして、ここに改めて敬意を表するとともに、今日までの御支援に対しまして心から御礼を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。 年の瀬も迫り、厳寒に向かう折から、議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛をいただき、御家族の皆様ともどもすがすがしい新年を迎えられますよう御祈念申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。   ----------------------------- ○議長(善財文夫)  これをもちまして、平成18年12月須坂市議会定例会を閉会いたします。 大変長い間御苦労さまでした。            午後零時44分 閉会   ----------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                  平成18年12月14日                    須坂市議会議長   善財文夫                    署名議員      土谷フミエ                    署名議員      市川喜太郎...