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  1. 南房総市議会 2020-02-25
    令和2年第1回定例会(第1号) 本文 2020-02-25


    取得元: 南房総市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    1:     ◎開会宣言 ◯飯田彰一議長 おはようございます。お知らせいたします。鈴木直一議員から都合により、本日の会議を欠席する旨の届け出がございました。  ただいまの出席議員数は17人です。  令和2年南房総市議会第1回定例会を開会いたします。                                         (午前10時00分)    ──────────────────────────────────────────     ◎開議の宣告 2: ◯飯田彰一議長 直ちに本日の会議を開きます。    ──────────────────────────────────────────     ◎議事日程の報告 3: ◯飯田彰一議長 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。    ──────────────────────────────────────────     ◎会議録署名議員の指名 4: ◯飯田彰一議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  今期定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、平川幸男君及び安田美由貴君を指名いたします。    ──────────────────────────────────────────     ◎会期の決定 5: ◯飯田彰一議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、会期日程(案)のとおり、2月25日から3月19日までの24日間と定めることでご異議ありませんか。
                     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯飯田彰一議長 ご異議ないものと認めます。よって、今期定例会の会期は会期日程(案)のとおり決定いたしました。    ──────────────────────────────────────────     ◎諸般の報告 7: ◯飯田彰一議長 日程第3、諸般の報告をいたします。  初めに、市長から提出のありました議案は、お手元に配付の一覧表のとおりです。  次に、今期定例会に係る請願・陳情等の提出期限までに陳情1件を受理し、議員全員協議会で資料を配付いたしました。  次に、監査委員から、例月出納検査の結果報告がありました。報告書は、議会事務局で保管してございます。  次に、今期定例会に説明員として出席要求を行い、出席通知のありました者の職、氏名は一覧表としてお手元に配付のとおりです。  以上をもちまして、諸般の報告を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎議案第1号~議案第28号の上程説明・補足説明 8: ◯飯田彰一議長 日程第4、議案第1号、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから、日程第31、議案第28号、南房総市定住自立圏形成協定の議決に関する条例の制定についてまでを一括議題とし、市長に提案説明を求めます。  市長。 9: ◯市長 おはようございます。本日、ここに令和2年市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、お忙しい中、ご参集をいただき、開会の運びとなりましたことに御礼を申し上げます。  今回提案いたします諸案件のご審議をお願いするに当たり、令和2年度の市政運営の所信と施策の概要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解、ご協力を賜りたいと存じます。  まず、令和2年度南房総市当初予算の概要についてご説明申し上げます。  日本経済は、名目・実質ともにGDPが過去最大規模に達し、過去最高水準の企業収益が続く中、着実な賃上げが実現するなど、緩やかな回復を続けているとされております。政府は、Society5.0の実現、適切な物的・人的投資の喚起によって、潜在成長力を引き上げ、成長力の強化を進めようとするほか、経済再生なくして、財政健全化なしとの基本方針のもと、デフレ脱却・経済再生、歳出改革、歳入改革、3本柱の改革を一体的に推進する方針であります。また、昨年10月に施行された消費税率の引き上げに伴っての消費需要の変動に対しては、歳出改革とは別に、適切規模の臨時特別の措置を実施する見込みであります。  さて、当市においては、昨年、台風15号と、その後も相次いだ台風及び豪雨により、過去に経験のない甚大な災害に見舞われました。被災された皆様には改めて心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く平穏な生活と活力ある地域を取り戻せるよう、引き続き、国や県、関係機関と協力して、生活の再建と復興復旧に全力で取り組んでまいります。  令和2年度予算では、台風15号による被災からの早期復興と災害に強い強靱な地域づくりを実現するため、国土強靱化地域計画の策定に取り組んでまいります。そして、南房総市が住み続けたいまち、選ばれるまちになるために、魅力ある仕事をつくる経済施策、安心して子供を産み育てる福祉施策、選ばれる移住・定住施策に対し、継続的、重点的に予算を配分し、第2次総合計画・前期基本計画の中心的なコンセプトである子育て世代の維持・増加に向け、切れ目なく事業を展開してまいります。同時に、将来にわたっての健全な財政を堅持するため、公共施設等総合管理計画に基づいた施設の再編、解体や転用などを進めてまいります。  令和2年度の当市財政は、地方消費税率の引き上げに伴っての地方消費税交付金の増収などが見込まれる一方で、依然、景気回復は鈍く、歳出面での生活保護費など扶助費の伸びや会計年度任用職員制度の施行も相まって、全体として令和元年度と同程度の運営となることが見込まれます。予算の編成に当たっては、国・県の施策や制度改正の動向、合併特例措置に十分に留意しつつ、より一層の市税収納率の向上と経常経費の節減、合理化を図りながら、各事業の必要性、投資効果、緊急度等を十分に勘案し、限られた財源の重点的かつ効果的な配分に努めました。  こうして編成いたしました令和2年度の一般会計当初予算案の総額は248億8,700万円で、前年度当初予算との比較では9.2%の増、額にいたしまして20億9,500万円の増となっております。このうち令和元年台風第15号等による災害復旧復興関連予算は9億3,436万7,000円で、これを除いた通常分の予算は、前年度比較11億6,063万3,000円、5.1%増の239億5,263万3,000円であります。  それでは、令和2年度に予定しております主な事業につきまして、災害復興、防災関連事業、第2次総合計画の前期基本計画における重点プロジェクト並びにまちづくり10の指針に沿ってご説明申し上げます。  まずは、災害からの復興と防災関連事業であります。  損壊家屋等の復旧のための被災住宅支援事業を引き続き実施するほか、ひとり親家庭等被災者生活再建支援事業コミュニティ集会施設被災改修事業を継続実施してまいります。また、基幹産業の再建のため、枇杷山再生支援事業、水産関連施設等復旧対策事業観光復興対策事業に取り組んでまいります。そして、大規模災害などに備え、事前防災・減災と迅速な復旧復興に資する施策をまちづくり政策や産業政策も含めた総合的な取り組みとして計画的に実施し、災害に強い強靱な地域づくりを実現するため、国土強靱化地域計画の策定を進めてまいります。  次に、第2総合計画・前期基本計画の重点プロジェクトから、子育て支援、教育の充実、仕事づくりの応援、移住・定住の促進であります。  子育て支援は、子育て世代の維持・増加に向けた重要な施策であり、学校生活や家庭教育など子育て不安を解消するための教育相談センターを継続設置するほか、預かり保育事業、病児・病後児保育事業、子供医療費助成事業保育所等特別支援事業、また、幼保一体施設の環境改善として、千倉こども園トイレ洋式化改修事業を実施してまいります。  次に、教育の充実では、児童・生徒の学力向上、健やかな心と体を育むため学校外教育サービス利用助成事業、学力調査事業、小学校英語活動指導者配置事業、学習講座事業、放課後学習教室事業学力向上推進事業南房総学推進事業特別支援教育総合推進事業、学校給食事業での完全米飯給食の実施と地場産物の利用を引き続き実施するほか、既存施設の長寿命化事業として、三芳小学校屋内運動場及び千倉中学校校舎の改修設計並びに本年度に実施設計を進めておりました三芳小中学校校舎の改修、富浦、白浜、千倉の各小学校及び嶺南中学校トイレの洋式化改修、富山ふれあいスポーツセンター駐車場の拡張事業を実施してまいります。老朽化した朝夷学校給食センターについては、外房地区の学校給食センター統合更新事業として、外房地区学校給食共同調理場の建設に着手してまいります。  なお、令和元年度国の補正予算(第1号)に伴います小学校施設の環境改善事業につきましては、令和元年度一般会計補正予算(第8号)に予算を追加計上しておりますが、予算編成段階で、その採択基準等詳細が不明であったことから、未採択となった場合に備え、2年度当初予算にも合わせて計上したものであります。元年度での事業採択となれば、必然的に2年度当初予算側は不用となり、執行せず、しかるべき時期に減額補正といたしますので、円滑かつ効果的な整備を図るための措置としてご理解賜りますようお願いいたします。  次に、仕事づくりの応援では、若者に魅力のある仕事をつくる、新しい人の流れをつくることを目標に掲げ、各種事業に取り組んでまいります。UIターンによる就業者への経済的支援のほか、旧南小学校跡地を活用した貸事務所整備事業に本格着手してまいります。地方創生の取り組みは第2フェーズに移り、現在、次期総合戦略の策定に取り組んでおりますが、引き続き企業・起業家誘致、農林水産物を活用した商品開発と販路開拓、観光商品の造成や販売、集客支援について、切れ目なく事業を展開してまいります。  次に、移住・定住の促進では、空き家の活用を促進する移住・定住推進事業や住宅取得奨励事業、東京23区内等からの移住者に対するUIJターンによる起業・就業者創出事業を継続実施してまいります。  次に、協働のまちづくりでは、市民活動応援事業地域づくり協議会の活動を支援する地域づくり協議会支援員設置事業地域づくり支援事業などの事業を継続実施し、市民参画によるまちづくりを推進してまいります。  次に、行財政改革の推進では、実施中の本庁舎等大規模改修事業、千倉清掃センター工場棟解体事業のほか、旧平群小学校校舎等解体撤去事業、旧和田小学校等解体撤去事業を進めてまいります。  次に、社会資本整備では、市民生活の利便性の向上はもとより、地場産業、観光産業の活性化のため、国・県に対し、国道・県道などの整備促進を働きかけていくほか、市道の整備を実施してまいります。また、鋸南町と共同で実施中のし尿処理施設建設事業、安房2市1町及び君津地域で実施中のごみ処理広域化事業を推進してまいります。  次に、地域交通・外出支援の充実では、市営路線バス、地域生活路線バスについて、ともに利用者の減少が見られる中ではありますが、創意工夫をもって住民の移動手段を確保してまいります。また、高齢者に対する外出支援についても、制度拡充の上、継続実施してまいります。  次に、保健医療福祉の充実では、成年後見制度の利用促進のため、安房3市1町共同で地域権利擁護推進センターを設置するほか、介護人材確保のため、介護資格を取得する方に対し、研修費用の一部助成を継続実施してまいります。また、障害者支援のための福祉タクシー助成事業生活困窮者自立支援のための相談窓口の開設、特定不妊治療費助成事業では、不育治療費に関し、助成対象を広げ、継続実施してまいります。  次に、環境保全では、環境にやさしい都市づくりに向け、合併処理浄化槽設置整備事業環境都市づくり推進事業資源循環推進事業での堆肥購入費補助金施設園芸用木質バイオマス暖房機等設置費補助金などの事業を継続実施いたします。  次に、安心安全のまちづくりでは、防災対策として地域防災計画の見直しに取り組むほか、地域と連携し、自主防災組織補助事業を継続実施してまいります。また、民家等の危険ブロック塀等の解消を促進してまいります。  次に、地域経済産業振興では、大学と連携した産学協同地域活力創造事業を継続実施するほか、特産品の贈呈により地場産品等の流通に大きな効果を上げているふるさと納税推進事業について、一層の寄附額増額を目指してまいります。農林水産業の振興では、有害鳥獣被害対策事業、農業振興法人に対する支援、収益向上型輪採漁場整備促進事業、アワビ稚貝放流及び増産総合対策事業などを継続実施してまいります。観光業の振興では温泉組合が実施する配湯設備の整備等に対する温泉郷活性化事業補助金、旅館等の温浴施設の整備費に対する温泉施設整備補助金のほか、地域おこし協力隊による自然体験活動推進事業観光地域づくりプラットフォーム整備事業を推進してまいります。本年は、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催年です。7月2日には富山地区において聖火リレーが実施されますが、県及び関係機関との連携のもと、その準備、運営に万全を期してまいります。  以上、令和2年度予算の対応について述べさせていただきました。  次に、今回提案いたします案件のうち、条例議案11件、一般議案2件、予算議案15件の概要についてご説明申し上げます。  まず、議案第1号、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてですが、成年被後見人及び被保佐人の人権が尊重され、これらに係る欠格条項その他の権利の制限に係る措置の適正化を図るための法律が施行されたため、関連する条例を整備しようとするものであります。  次に、議案第2号、南房総市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、嶺南中学校和田校舎の廃止に伴い、体育館、青潮館及び運動場を令和2年4月から社会体育施設とするため、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第3号、南房総市児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、千倉地区牧田児童遊園を廃止するため、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第4号、令和元年台風第15号による被災者に対する市税の減免の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、特定災害の定義に、台風第19号及び10月25日の大雨を追加しようとするものであります。第5条第2項では、被災住宅等の所有者を見直し、被保険者が所有していれば減免の対象にし、あわせて低所得の制限をなくす見直しをしようとするものであります。また、第4項では、適用除外者を規定し、公平性を図ろうとするものであります。  次に、議案第5号、令和元年台風第15号による被災者に係る介護保険料の減免手続の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、介護保険料の減免手続に関し、令和元年台風第19号、同年10月25日の大雨による被災者についても、提出期限等の特例を適用するため、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第6号、南房総市和田町上三原地区体験交流施設整備基金条例の一部を改正する条例の制定についてですが、南房総市自然の宿くすの木が令和2年3月31日をもって廃止となることに伴い、所要の改正を行うとするものであります。  次に、議案第7号、南房総市市営住宅基金条例の一部を改正する条例の制定についてですが、将来の市営住宅大規模修繕等に備え、積み立ての対象となる財源を拡大するため、所要の改正を行うとするものであります。  次に、議案第8号、南房総市再チャレンジ奨学資金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定についてですが、南房総市介護福祉士修学資金貸付基金条例の制定に伴い、貸付金条例として類似する本条例との重複を避けるため、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第9号、南房総市市営住宅設置管理条例の一部を改正する条例の制定についてですが、令和2年4月1日から施行される改正民法において、債権関係の規定が見直されたことを踏まえ、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第10号、南房総市市営住宅設置管理条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、現在建設中の市営住宅原岡団地について、台風被害による工期の延長により供用開始時期が遅延することに伴い、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第11号、指定管理者の指定についてですが、公の施設の管理運営を指定管理者で行わせようとするため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。今回議決を求める南房総市流通拠点施設につきまして、施設管理を効率的に行おうとするため、令和2年4月1日から令和7年3月31日まで、株式会社ビレッジファームを指定管理者に指定しようとするものであります。  次に、議案第12号、指定管理者の指定についての議決の一部変更についてですが、地方自治法に基づき、令和元年南房総市議会第4回定例会において議決を経た南房総市富山ウオーキングセンターの指定管理者の指定について、指定管理者となる団体の所在中、南房総市高崎を南房総市市部に変更するものであります。  次に、議案第13号、令和元年度南房総市一般会計補正予算(第8号)ですが、歳入歳出予算の補正、継続費、繰越明許費及び地方債の補正であります。歳入歳出予算の補正は、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ22億4,636万6,000円を減額し、予算の総額を340億6,561万8,000円にしようとするものであります。受け入れが増加しているふるさと納税推進事業を追加補正するとともに、令和元年度国の補正予算(第1号)に伴います小学校施設環境改善事業トイレ洋式化事業について追加したほか、事業費の確定及び精算見込みによる減額補正などが主なものとなっております。  次に、議案第14号、令和元年度南房総市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)ですが、歳入歳出予算の補正といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ57億8,232万5,000円にしようとするものであります。主な内容でありますが、歳出につきましては、保険給付費に不足が生じる見込みとなったために、2款の保険給付費を増額するものであります。また、歳入につきましては保険給付費の増額による県補助金の追加であります。  次に、議案第15号、令和元年度南房総市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)ですが、歳入歳出予算の補正といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,370万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億3,548万4,000円にしようとするものであります。主な内容でありますが、歳入につきましては、保険基盤安定繰入金の確定により減額しようとするものであります。また、歳出につきましては、歳入の減額による後期高齢者医療広域連合納付金の補正であります。  次に、議案第16号、令和元年度南房総市介護保険特別会計補正予算(第3号)ですが、歳入歳出予算の補正といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ694万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億1,510万2,000円とするものであります。主な内容でありますが、歳入につきましては、災害による保険料減免見込み額の減額と、それに伴う準備基金繰入金の追加、国庫補助金、保険者機能強化推進交付金準備基金繰入金の追加等であります。また、歳出につきましては、保険料の減額及び国庫補助金交付に伴う財源補正等で、財源補正の結果生じた一般財源の余剰分を介護給付費準備基金積立金に積み立てようとするものであります。  次に、議案第17号、令和元年度南房総市国保病院事業会計補正予算(第3号)ですが、3条予算の収入について医業収益を3,000万円増額し、医業外収益を3,000万円減額しようとするものであります。内容は、病床を地域包括ケア病床に変更したことと、地域医療連携推進法人制度を活用した患者紹介が増加したことにより、入院収益に3,000万円の増加が見込めますので予算を増額し、一般会計からの補助金を3,000万円減額するものであります。  次に、議案第18号、令和元年度南房総市水道事業会計補正予算(第4号)ですが、3条予算の支出の補正、4条予算の収入及び支出の補正であります。3条予算の支出について営業費用を195万3,000円増額し、水道事業費用を16億5,130万5,000円とするものであります。また、4条予算の収入について国庫補助金を140万円減額し、資本的収入を4億4,815万9,000円とし、支出の建設改良費を1億2,291万円減額し、資本的支出を8億2,980万7,000円とするものであります。  次に、議案第19号、令和2年度南房総市一般会計予算ですが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ248億8,700万円といたしました。予算編成方針及び主な施策につきましては、冒頭に申し上げたとおりでございます。  次に、議案第20号、令和2年度南房総市国民健康保険特別会計予算ですが、令和2年度の国民健康保険は、千葉県が算出した直近の数値を使用した予算編成となりました。国民健康保険税につきましては、子育て世代の支援策として、本市独自に子供の均等割額を5割減免する制度を継続いたします。令和2年度の歳入歳出予算の総額は、前年度比5.5%減の52億6,686万2,000円にしようとするものであります。  次に、議案第21号、令和2年度南房総市後期高齢者医療特別会計予算ですが、後期高齢者医療制度で市の担う事務である資格の管理、保険料徴収などに関するもの及び運営主体である千葉県後期高齢者医療連合から委託される健診事業等を予算計上しており、令和2年度の歳入歳出予算の総額は、前年度比8.8%増の7億656万円にしようとするものであります。  次に、議案第22号、令和2年度南房総市介護保険特別会計予算ですが、第8期高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画に基づき計上しております。歳入歳出予算の総額を、対前年度比6.4%増の60億8,570万8,000円にしようとするものであります。  次に、議案第23号、令和2年度南房総市滝田財産区特別会計予算、議案第24号、令和2年度南房総市北三原財産区特別会計予算、議案第25号、令和2年度南房総市南三原財産区特別会計予算ですが、各財産区の維持管理経費をそれぞれ計上いたしました。  次に、議案第26号、令和2年度南房総市国保病院事業会計予算についてですが、業務の予定量として、1日平均入院患者数を33人、外来患者数69人を見込んでおります。第3条予算の収益的収入及び支出について6億4,716万円、第4条予算の資本的収入及び支出においては、支出として器械、備品購入費及び施設修繕等で2,896万円、起債償還金で1,220万2,000円を計上し、収入として企業債及び一般会計出資金3,422万8,000円を見込み、不足する673万4,000円について、過年度分損益勘定留保資金で補填しております。  次に、議案第27号、令和2年度南房総市水道事業会計予算についてですが、業務の予定量として、給水戸数1万4,489戸、年間総給水量330万4,000立方メートルを見込んでおります。第3条予算、収益的収入及び支出においては、収入額17億8,776万3,000円、支出額16億7,379万5,000円を計上いたしました。第4条予算、資本的収入及び支出においては、支出として建設改良費等で11億1,611万8,000円を計上し、収入としては企業債等2億8,389万5,000円を見込み、不足する額8億3,222万3,000円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填しようとするものであります。  次に、議案第28号、南房総市定住自立圏形成協定の議決に関する条例の制定についてですが、館山市との定住自立圏形成協定の締結に当たり、関連する条例を整備しようとするものであります。  以上、各案件に対する提案理由についてご説明申し上げました。よろしくご審議をお願い申し上げます。 10: ◯飯田彰一議長 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、各議案の補足説明を求めます。  初めに、議案第1号の補足説明を求めます。  総務部長。 11: ◯総務部長 それでは、議案第1号、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、補足説明申し上げます。肩ナンバー1と2をご用意願います。  成年後見制度の利用の促進に関する法律に基づく措置として、成年被後見人及び被保佐人の人権が尊重され、不当に差別されないよう、これらに係る欠格条項、その他の権利の制限に係る措置の適正化を図るための法令整備が行われました。これにあわせて必要な条例改正を行おうとするものであります。  肩ナンバー2、新旧対照表をごらんください。1ページの第1条関係、南房総市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正についてですが、第5条におきまして、地方公務員法の改正により発生した条ずれに合わせて修正しようとするものです。  2ページの第2条関係、南房総市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてですが、成年被後見人等が失職となる場合の規定等を削除しようとするものであります。  5ページの第3条関係、南房総市職員等の旅費に関する条例の一部改正についてですが、南房総市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正と同じく、失職となる場合の規定を削除しようとするものです。  6ページの第4条関係、南房総市印鑑条例の一部改正についてですが、第2条第2項におきまして、印鑑登録ができない者として、成年被後見人から意思能力を有しない者に変更しようとするものです。  7ページの第5条関係、南房総市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてですが、第23条において、児童福祉法の改正により発生した条ずれに合わせて修正しようとするものです。  肩ナンバー1をお願いいたします。2ページ、附則でありますが、施行期日につきましては、公布の日から施行することとしております。  以上で議案第1号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 12: ◯飯田彰一議長 次に、議案第2号及び議案第3号の補足説明を求めます。  教育次長。 13: ◯教育次長 それでは、議案第2号、南房総市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を申し上げます。肩ナンバー3と4をご用意ください。  今回の改正は、嶺南中学校和田校舎の廃止に伴い、屋内運動場、青潮館、屋外運動場を、住民の健康及び体力の向上並びにスポーツの振興を図るため社会体育施設に指定するに当たり、南房総市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正するものでございます。新旧対照表で説明いたしますので、肩ナンバー4をごらんください。  表左側、改正案、別表第1、第2条関係の南房総市丸山運動広場の項の次に、名称、南房総市嶺南和田体育館、南房総市嶺南和田青潮館、南房総市嶺南和田運動場、位置はいずれも南房総市和田町海発1601番地を加え、別表第2、第6条関係、資料の2ページをお願いいたします。南房総市丸山運動広場の項の次に名称南房総市嶺南和田体育館、単位、全面1時間につき金額、市内者1,120円、市外者2,240円、単位、1時間につき金額、市内者560円、市外者1,120円、名称、南房総市嶺南和田青潮館、単位、1時間につき金額、市内者560円、市外者1,120円、名称、南房総市嶺南和田運動場、単位、1時間につき金額、市内者520円、市外者1,050円を加えようとするものでございます。  肩ナンバー3にお戻りください。附則でございますが、この条例は令和2年4月1日から施行しようとするものです。  以上で議案第2号の補足説明を終わります。  続きまして、議案第3号、南房総市児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を申し上げます。肩ナンバー5と6をご用意ください。  本条例の改正につきましては、老朽化した遊具を撤去し、児童遊園を廃止することで地元行政区と協議が調ったことから、千倉地区の牧田児童遊園を廃止するに当たり、南房総市児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正するものでございます。新旧対照表で説明いたしますので、肩ナンバー6をごらんください。  表右側、現行第2条の表中、名称、牧田児童遊園地、位置、南房総市千倉町牧田186番地の項を削除しようとするものです。  肩ナンバー5にお戻りください。附則でございますが、この条例は、公布の日から施行しようとするものです。  以上で議案第3号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 14: ◯飯田彰一議長 次に、議案第4号の補足説明を求めます。  市民生活部長。 15: ◯市民生活部長 続きまして、令和元年台風第15号による被災者に対する市税の減免の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明いたします。肩ナンバー7と8をご用意願います。肩ナンバー8の新旧対照表で説明させていただきます。  初めに、条例の題名改正ですが、台風第15号を台風第15号等として、第19号及び10月25日の大雨による災害についても一連の災害としようとするものです。  第1条では、特定災害の定義を見直し、台風第15号、第19号及び10月25日の大雨による災害を一連の災害として、特定災害と定義しようとするものです。  第5条第2項では、被災住宅の所有者の定義として、納税義務者、配偶者、扶養親族のみであったものを、世帯に属する被保険者まで拡大しようとするものです。また、対象者の所得制限をなくし、全壊の場合には全部を、半壊または大規模半壊の場合には2分の1の額が減額となるようにしようとするものです。  続きまして、第5条に第4項を加え、適用除外者を規定し、国民健康保険法規則第3条に規定する期間中に加入者等の手続が行われなかったために、平成30年度以前の国保税が令和元年度に賦課された場合や、令和2年度以降に令和元年度分として賦課された場合には、減免の対象外とすることができる規定を加えるものです。
     肩ナンバー7にお戻り願います。2ページの附則でございます。施行期日でございますが、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。  以上で令和元年台風第15号による被災者に対する市税の減免の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 16: ◯飯田彰一議長 次に、議案第5号の補足説明を求めます。  保健福祉部長。 17: ◯保健福祉部長 それでは、議案第5号、令和元年台風第15号による被災者に係る介護保険料の減免手続の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明いたします。肩ナンバー9と10をご用意いただきたいと存じます。  まず、肩ナンバー10の新旧対照表をお願いいたします。本条例の題名、第1条、第2条、いずれも令和元年台風第15号を令和元年台風第15号等に変更し、台風第19号、同年10月25日の大雨の被災者に対しても適用できるよう改正を行おうとするものでございます。  次に、肩ナンバー9をごらんいただきたいと存じます。附則でございますが、本条例は公布の日から施行し、令和元年10月12日から適用するものでございます。  以上で議案第5号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 18: ◯飯田彰一議長 次に、議案第6号の補足説明を求めます。  商工観光部長。 19: ◯商工観光部長 それでは、議案第6号、南房総市和田町上三原地区体験交流施設整備基金条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を申し上げます。肩ナンバー11・12をお願いいたします。  この条例は、南房総市和田町上三原地区の体験交流施設整備に係る事業を円滑かつ効率的に実施するために設置されていましたが、南房総市自然の宿くすの木が令和2年3月31日をもって廃止されることから、南房総市和田町上三原地区における観光振興及び地域振興に係る事業の財源に充てるための基金に改正しようとするものでございます。  肩ナンバー12をお願いいたします。新旧対照表でご説明申し上げます。南房総市上三原地区体験交流施設整備基金条例の一部を改正する条例については、題名を南房総市和田町上三原地区振興基金条例に改め、表右側の現行、第1条の表中、体験交流施設整備に係る事業を円滑かつ効率的に実施するためを振興を図るために、南房総市和田町上三原地区体験交流施設整備基金を南房総市和田町上三原地区振興基金に改めるものです。現行6条の表中、南房総市和田町上三原地区において、町道374号線周辺及び南房総市自然の宿くすの木にかかわる体験交流施設整備を、南房総市和田町上三原地区の振興を図るための事業の財源に改正しようとするものでございます。  戻りまして、肩ナンバー11をお願いいたします。附則でございますが、この条例は令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 20: ◯飯田彰一議長 次に、議案第7号の補足説明を求めます。  建設環境部長。 21: ◯建設環境部長 それでは、議案第7号、南房総市市営住宅基金条例の一部を改正する条例の制定について補足説明をいたします。肩ナンバー13・14をご用意いただき、肩ナンバー14の新旧対照表でご説明をさせていただきます。  これまでの基金の積み立ての原資といたしましては、市営住宅再編整備事業により払い下げとなった住宅の譲渡代金のみとしておりましたが、その条文を削除しようとするものでございます。これにより、市営住宅の使用料なども対象にできるように、将来の大規模修繕等備えようとするものでございます。  肩ナンバー13をお願いいたします。附則でございます。施行日ですが、公布の日から施行しようとするものでございます。  以上で議案第7号の補足説明を終わらせていただきます。 22: ◯飯田彰一議長 次に、議案第8号の補足説明を求めます。  商工観光部長。 23: ◯商工観光部長 それでは、議案第8号、南房総市再チャレンジ奨学資金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。肩ナンバー15・16をご用意ください。なお、説明については、肩ナンバー16の新旧対照表をごらんいただきたいと思います。  この条例は、起業または再就職しようとする者に対し、資格等の取得のためその修学資金を貸し付け、就業の支援をするための基金の設置、運用を規定したもので、介護福祉士修学資金貸付基金条例の制定に伴い、現行第3条に、6号、南房総市介護福祉士修学資金貸付基金条例に基づく南房総市介護福祉士修学資金の貸し付けを受けていない者を加えようとするものでございます。  戻りまして、肩ナンバー15をお願いいたします。附則でございますが、本条例は、令和2年3月31日から施行しようとするものでございます。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 24: ◯飯田彰一議長 次に、議案第9号及び議案第10号の補足説明を求めます。  建設環境部長。 25: ◯建設環境部長 それでは、議案第9号、南房総市市営住宅設置管理条例の一部を改正する条例の制定について補足説明をさせていただきます。肩ナンバー17・18をご用意いただき、肩ナンバー18の新旧対照表のほうでご説明をさせていただきます。  まず、第5条第1項第5号の規定でございます。土地区画整理法の改正に伴いまして条項のずれが発生いたしましたので、それに伴う修正となります。また、同項第7号につきましては、公営住宅法施行例第5条第3項と同様の表現に改めようとするものでございます。  続きまして、第9条第5項についてですが、公営住宅への入居の選考に対し、優先的に選考し入居させることができる世帯として、寡婦、いわゆる父子家庭世帯を追加するものでございます。  2ページをお願いいたします。第11条第1項第1号の保証人に関する規定の削除を行います。理由といたしましては、民法改正による保証人の債権関係の規定の見直し、単身高齢者住宅の増加等を踏まえ、今後公営住宅の入居に際し、保証人を確保することがより一層困難となることが懸念されるためでございます。困窮する低額所得者への住宅提供という公営住宅の目的を考慮し、要件を満たす保証人を確保することができないことにより、公営住宅へ入居できないといった事態が生じないよう配慮が必要となることからでございます。なお、同条第2項以下につきましては、この改定に伴う条項ずれの改正になります。  次に、第12条でございます。文言の整理修正となります。  続いて、第14条第4項でございますが、地域の自主性及び自立を高めるための改革の推進を図るための関係法令整備に関する法律、いわゆる第7次地方分権一括法によりまして、公営住宅法が改正されたことに伴う改正となります。  内容につきましては、認知症患者等の市営住宅入居者が収入の申告をすることが困難な場合に、市が官公署における必要な書類の閲覧により把握した当該認知症患者等の収入に基づき、市営住宅の家賃を定めることができるようにするため、認知症である者等の収入申告義務の免除規定を加えるものでございます。  3ページをお願いいたします。第15条は第14条の改正に伴う第2項の新規追加と、それに伴う条項ずれでございます。  第17条は、第11条の改正による条項ずれの改正。  4ページをお願いします。第18条は、延滞金に関する規定を削除する改正で、市営住宅家賃につきましては、南房総市債権管理条例第2条第5項で定義されている私債権であることから、地方自治法第231条の3第2項の延滞金の規定は適用せず、条例で定めても、同条の規定による延滞金を徴収することはできないと解されるため、延滞金に関する規定を削除するものでございます。  第29条第1項及び第2項は、第15条の条項ずれに伴う修正、第31条第1項は、第14条の改正に伴う改正でございます。  5ページをお願いします。第2項に(または第3項)という文言を追加しておりますが、これは法第28条に規定する収入に、基準及び収入超過者の家賃の算定方法について定めた法令第8条において、法第28条第4項の規定に該当する者に、法令第8条第2項の規定を準用するという内容になります。法令の規定であるため、条例の記載がなくとも適用をされますが、取り扱いについて条例で明文化するため改正を行うものでございます。  第33条第1項、第36条第1項、6ページに移りまして、第39条及び第40条第1項は、第14条の改正に伴う改正になります。  第42条第3項は、民法改正に伴い、公営住宅法が改正されたことのあわせた改正になります。なお現在、法定利率は年5分、5%となっておりますが、4月1日より3%となります。  7ページをお願いいたします。第43条の第1項は文言の整理による改正、第46条は第11条の改正に伴う条項ずれ、第51条は文言整理による改正でございます。  8ページをお願いいたします。53条第1項及び54条は、第14条の改正に伴う改正となってございます。  肩ナンバーの17をお願いいたします。2ページでございます。施行日でございますが、公布の日からとしてございます。  以上で議案第19号の補足説明を終わらせていただきます。  続きまして、議案第10号、南房総市市営住宅設置管理条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について説明をさせていただきます。肩ナンバーの19・20をお願いいたします。肩ナンバー20の新旧対照表でご説明をさせていただきます。  附則の部分でございます。令和2年3月から供用開始を予定していた原岡団地について、台風15号などによる被害を受け、供用開始が3カ月ほどおくれる見込みとなりました。令和元年第3回定例会の議案第52号で議決をされました南房総市市営住宅設置管理条例の一部を改正する条例のうち、原岡団地に係る規定の施行期日について、規定で定める期限を6月を超えない範囲の表現を、9月を超えない範囲に延長する改正を行うものです。なお、原岡団地の完成時期は5月の末を見込んでおり、供用開始は6月の中旬を予定してございます。  肩ナンバー19をお願いいたします。施行日ですが、公布の日から施行しようとするものでございます。  以上で議案第10号の補足説明を終わらせます。よろしくお願いいたします。 26: ◯飯田彰一議長 次に、議案第11号の補足説明を求めます。  農林水産部長。 27: ◯農林水産部長 それでは、議案第11号の指定管理者の指定について補足説明を申し上げます。肩ナンバー21と22をごらんください。  南房総市流通拠点施設は、効率的な管理運営を行うため、平成28年4月1日から指定管理制度を導入しております。設置目的は、地域資源の活用を推進し、地場産品の自給率の向上と農山漁村の活性化を図るために設置しているものでございます。  指定管理の選定に関しましては、公募により指定管理者を募集いたしました。選定結果としましては、1社から応募があり、採点を行った結果、平均点で選定基準の60点以上の獲得があった株式会社ビレッジファームを指定管理候補者として選定しました。また、指定管理者指定申請書からも、本施設の設置目的を効果的かつ効率的に達成することができると判断いたしまして、地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。  なお、指定管理の指定の期間でございますが、令和2年4月1日から令和7年3月31日まででございます。また、市からの指定管理料は未支給でございます。  肩ナンバー22につきましては、後ほどごらんいただきたいと思います。  以上で議案第11号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 28: ◯飯田彰一議長 次に、議案第12号の補足説明を求めます。  商工観光部長。 29: ◯商工観光部長 それでは、議案第12号、指定管理者の指定についての議決の一部変更について補足説明を申し上げます。肩ナンバー23をご用意願います。  令和元年南房総市議会第4回定例会において議決をいただきました指定管理者の指定について、南房総市富山ウオーキングセンターの指定管理者として、岩井民宿組合を指定いたしました。その際に、指定管理者となる団体の所在地を南房総市市部146番地2とすべきところを、誤って南房総市高崎146番地2としていたことが判明したため、指定管理者の指定についての議決の一部変更について、議会の議決をお願いするものでございます。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 30: ◯飯田彰一議長 補足説明の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。再開を11時10分といたします。                                         (午前10時59分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午前11時10分) 31: ◯飯田彰一議長 引き続き、会議を開きます。  休憩前に引き続き、補足説明を行います。  次に、議案第13号の補足説明を求めます。  総務部長。 32: ◯総務部長 それでは、令和元年度南房総市一般会計補正予算(第8号)につきまして補足説明申し上げます。資料は肩ナンバー24と25になります。  肩ナンバー24、補正予算書の1ページをお開きください。今回の補正予算は、歳入歳出予算の補正、継続費の補正、繰越明許費の補正及び地方債の補正で、歳入歳出予算の補正額は、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ22億4,636万6,000円を減額し、予算の総額を340億6,561万8,000円にしようとするものであります。  それでは、初めに歳入予算につきましてご説明をいたします。  20ページをお開きください。20ページから29ページにかけての1款市税から11款地方特例交付金につきましては、年度内の収入見込み、国・県からの交付見込み額によりまして補正するものであります。  28ページから33ページにかけての14款分担金及び負担金、15款使用料及び手数料は、各事業実績による補正でございます。  32ページから41ページにかけての16款国庫支出金及び17款県支出金は、各事業の事業費確定、精算に伴う補正が主なものです。なお、国の補正予算(第1号)に伴う小学校施設のトイレ改修工事につきまして、学校施設環境改善交付金を追加しております。  42・43ページの18款財産収入ですが、基金運用による利子分の補正、物品の売り払い実績による追加です。19款寄附金は、ふるさと納税による魅力の郷づくり寄附金、教育振興のための指定寄附の受け入れでございます。  44ページから47ページにかけての20款繰入金は、充当事業費の補正に伴い、各目的基金の繰入金を補正するものです。8目の財政調整基金繰入金は、歳入歳出差し引き額の調整として、これまでの繰入額から7億402万4,000円を減額し、補正後の繰入額を17億4,016万7,000円とするものです。  22款諸収入につきましては、事業費確定などに伴います補正でございます。  46ページから51ページにかけての23款市債ですが、事業費の確定見込みなどによる補正です。  なお、50・51ページ、最後の歳入欠かん債は、市税等の減免に係る収入額を補填する起債で、後年度の元利償還金は普通交付税に算入されるものであります。  続きまして、歳出についてご説明をいたします。各款項目にわたりまして、各事業の事業費の確定及び精算見込みによる補正が主なものとなっております。ここでは、追加補正がある事業について補正内容を説明いたします。  54・55ページをお願いいたします。2款1項1目一般管理費の総務一般管理費は、復興支援に係る2名の千葉県派遣職員人件費負担金を追加するほか、執行見込み額により不用額を減額しているものです。  56ページから59ページにかけての6目企画費、ふるさと納税推進事業は1億4,961万7,000円の追加で、寄附金の受け入れ状況により、魅力の郷づくり業務委託料及び魅力の郷づくり基金積立金を追加するものです。なお、令和元年中のふるさと納税寄附額は、災害応援寄附金を含め総額6億6,000万円ほどとなったところでございます。  66・67ページをお願いします。3項1目戸籍住民基本台帳費のマイナンバー制度管理運営事業531万2,000円の追加は、通知カード、個人番号カード関連事務費の確定見込みにより、交付金を追加するものです。  70・71ページをお願いいたします。3款民生費、1項社会福祉費、3目障害者福祉費の障害者地域生活支援事業62万3,000円の追加、4目老人福祉費の老人保護措置事業60万5,000円の追加は、それぞれ利用者数、施設入所者数の増加によるものです。  72・73ページをお願いいたします。5目介護保険費の介護保険特別会計繰出金は、介護保険特別会計での介護保険料減免申請書等郵送料の追加などにより、事務費繰出金を追加するものです。  少し飛びまして86・87ページをお願いいたします。4款保健衛生費、3項1目の上水道費は、市水道事業会計に対する児童手当分の繰出金を追加するほか、執行見込み額により不用額を減額するものです。  88・89ページをお願いいたします。5款農林水産業費、1項1目の農業委員会一般事務費207万8,000円の追加は、国の制度改正に伴い、農地利用最適化交付金の交付対象活動が見直されたため、委員活動に対する報酬を追加しようとするものです。  92・93ページをお願いいたします。5目農地費の土地改良施設維持管理適正化事業17万4,000円の追加は、白浜町長尾土地改良区所管の滝口第1揚水機場改修工事が新規事業採択されたため、補助金を追加するものです。  次の県営かんがい排水事業、ため池等整備事業及び農地環境整備事業は、県営事業費の確定見込みによりそれぞれ不足額を追加補正するものです。  次に、2項1目林業総務費の森林環境譲与税基金費80万1,000円の追加は、森林整備とその促進費用に充てなかった今年度の森林環境譲与税を将来の事業に活用しようとするため、基金に積み立てるものです。なお、本年度の譲与税額は769万1,000円で、その一部を再生可能エネルギー熱利用設備の設置費に活用した後、残余を基金に積み立てるものです。  94・95ページをお願いいたします。3項2目の水産振興事業718万5,000円の追加は、水産業の復興支援に係る補助金の追加など、執行見込み額により不用額を減額するものです。補助対象事業の実施主体は、東安房漁業協同組合及び千倉水産加工業協同組合で、被災設備等の整備費に対し、補助しようとするものです。  次に3目漁港建設費の漁港建設一般事業は、県営事業費の確定見込みにより補正するものです。  少し飛びまして、106・107ページをお願いいたします。7款土木費、5項住宅費、3目住宅取得奨励事業50万円の追加は、6号補正予算でも追加をお願いいたしましたが、申請件数のさらなる増加が見込まれ、再度の追加をお願いするものです。  108・109ページをお願いします。8款消防費、1項消防費、1目常備消防費は449万3,000円の追加で、安房郡市広域市町村圏事務組合負担金の確定見込みによる追加であります。  112・113ページをお願いいたします。9款教育費、1項教育総務費、2目事務局費一般事務費の教育総務課分は、教育振興のために受け入れた寄附金207万1,000円を教育基金に積み立てるほか、執行見込み額により不用額を減額するものです。  116・117ページをお願いいたします。2項小学校費、1目学校管理費の一般小学校管理費5,636万5,000円の追加は、国の補正予算(第1号)により、教育環境の改善のため富浦小学校及び千倉小学校トイレの洋式化工事を実施しようとするものです。そのほか、執行見込み額により不用額を減額しております。
     次に2目教育振興費の一般小学校教育振興費14万5,000円の追加及び118・119ページの3項中学校費、2目教育振興費の一般中学校教育振興費32万6,000円の追加は、不足見込みの要保護・準要保護就学援助費を追加するものです。  飛びまして128・129ページをお願いいたします。10款災害復旧費、3項文教施設災害復旧費、3目社会体育施設災害復旧費ですが、1,600万円の追加です。台風15号により被災した富山ふれあいスポーツセンターアリーナ壁の復旧工事に着手をいたしましたところ、損傷が外壁に限らず、内部にも及んでいたことにより、工事費を増額して対処しようとするものであります。  このほか各事業の事業費などの確定見込みによる減額補正につきましては、予算書記載のとおりでございます。  続いて、継続費補正を説明いたします。予算書8・9ページをお願いいたします。第2表ですが、変更でございます。し尿処理施設建設事業から重要文化財旧尾形家住宅改修事業まで5事業については、契約に伴う減額や事業内容の変更に伴う追加並びに本年度の台風災害に起因しての直接、間接を問わずの事業進捗の遅れにより、継続年度や年割額を変更するものでございます。変更後の継続費の総額及び年割額は記載のとおりです。なお、汚泥再生処理センター建設費について事業費は大きく増加をしておりますが、これは主に労務、建設資材等の高騰によるものでございます。  10・11ページをお願いいたします。第3表繰越明許費の補正です。まず、追加であります。年度内での事業完了が難しくなりましたふるさと納税推進事業から11ページの観光施設災害復旧費まで、合計22の事業につきまして、それぞれ予算書記載の繰越明許費の設定をお願いするものです。  次に変更ですが、歳出予算の補正によるものや事業の進捗状況による設定額の変更であります。被災住宅支援事業から社会体育施設災害復旧費まで5事業について、予算書を記載のとおりでございます。なお、被災住宅支援事業での減額は、10%以上の一部損壊家屋に係る応急修理業務委託料についてであり、本年度の執行見通しにより、年度内完了に至らない部分を来年度当初予算に組み替えているものでございます。  12ページから14ページにかけての第4表地方債補正ですが、追加、変更及び廃止でございます。追加分の現年発生災害復旧事業債(集会施設)はとみうら元気倶楽部の災害復旧費に対するもの、歳入欠かん債は市税等の減免に係る減収額に対するものです。変更は、各起債事業の実施に伴います事業費等の変更による起債限度額の変更です。14ページの廃止の三芳分庁舎非常用発電機整備事業債及び道路整備事業債(公共事業等)については、備考欄記載のとおり、事業の取りやめによる廃止でございます。限度額利率及び償還の方法は、予算書記載のとおりであります。  以上で議案第13号の補足説明を終わります。なお、肩ナンバー25で補正予算説明資料を添付いたしましたので、後ほどごらんいただければと思います。  以上でございます。 33: ◯飯田彰一議長 次に、議案第14号及び議案第15号の補足説明を求めます。  市民生活部長。 34: ◯市民生活部長 それでは、議案第14号、令和元年度南房総市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして補足説明申し上げます。肩ナンバー26をお願いいたします。  今回の補正は、歳入歳出予算の補正として、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ57億8,232万5,000円にしようとするものです。内容につきましては、事項別明細書により歳出からご説明いたします。  8ページをお願いいたします。2款保険給付費ですが、保険給付費に不足が生じる見込みとなったため、3,000万円を追加しようとするものです。主な理由といたしましては、台風15号等の被災者に対して、自己負担相当分を令和2年3月診療分まで免除することによる保険者負担がふえたことが要因でございます。  次に、歳入についてご説明いたします。6ページをお願いいたします。5款県支出金、1項県補助金ですが、保険給付費等の増額分として3,000万円を追加しようとするものです。  以上で議案第14号、令和元年度南房総市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の補足説明を終わります。  続きまして、議案第15号、令和元年度南房総市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして補足説明を申し上げます。肩ナンバー27をお願いいたします。  1ページですが、今回の補正は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ1,370万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を6億3,548万4,000円にしようとするものです。  内容につきまして歳出から説明いたします。8ページをお願いいたします。2款後期高齢者医療広域連合納付金1,370万8,000円の減額は、保険料等収入と保険料軽減額に係る基盤安定繰入金相当額を広域連合に納付するもので、見込み額により減額するものでございます。  次に歳入につきまして説明いたします。6ページをお願いいたします。1款1項後期高齢者医療保険料288万4,000円の追加は被保険者の増によるもので、4款1項一般会計繰入金1,659万2,000円の減額は保険料軽減分の算定額確定により保険基盤安定繰入金を減額するものでございます。  以上で議案第15号、南房総市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 35: ◯飯田彰一議長 次に、議案第16号の補足説明を求めます。  保健福祉部長。 36: ◯保健福祉部長 それでは、議案第16号、令和元年度南房総市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきまして補足説明を申し上げます。肩ナンバー28をご用意いただきたいと存じます。  今回の補正は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ694万円を追加し、歳入歳出予算の総額を59億1,510万2,000円とするものでございます。  それでは、補正予算内容につきまして歳出予算からご説明申し上げます。11ページをお願いいたします。1款総務費でございますが、1項総務管理費につきましては、国庫補助金の交付に伴う財源補正でございます。2項徴収費でございますが、介護保険料減免対象者への勧奨通知にかかわる郵便料で16万7,000円を追加するものでございます。  続きまして、13ページから18ページにかけての保険給付費でございますが、保険料の減額に伴い、各給付費の財源を補正するものでございます。  19ページから22ページ、地域支援事業費でございますが、保険料の減額及び国庫補助金の交付に伴う財源補正でございます。  続きまして、25ページをお願いいたします。4款基金積立金でございます。保険者機能強化推進交付金の財源充当により生じました一般財源の余剰分677万3,000円を追加し、介護給付費準備基金に積み立てようとするものでございます。  続きまして、歳入予算のご説明をいたします。7ページをお願いいたします。1款1項介護保険料は、災害に伴う保険料減免見込み額1,236万8,000円を減額するものでございます。4款2項国庫補助金でございますが、保険者機能強化推進交付金、介護保険事業費補助金を合わせまして681万6,000円を追加するものでございます。  続きまして、9ページをお願いいたします。9款1項一般会計繰入金でございますが、事務費繰入金12万4,000円の追加、2項準備基金繰入金につきましては、保険料の減額に伴う財源として1,236万8,000円を追加しようとするものでございます。  以上で議案第16号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 37: ◯飯田彰一議長 次に、議案第17号の補足説明を求めます。  富山国保病院事務長。 38: ◯富山国保病院事務長 議案第17号、令和元年度南房総市国保病院事業会計補正予算(第3号)について補足説明をさせていただきます。肩ナンバー29をご用意ください。  3ページ、事業実施計画書に基づいて説明をさせていただきます。収益的収入のうち、医業収益の入院収益ですが、地域包括ケア病床に変更したこと並びに地域医療連携推進法人制度の活用により他病院からの入院患者紹介がふえたことにより、3,000万円の入院収益の増加が見込めます。したがいまして、一般会計からの補助金を3,000万円減額する補正予算となっております。  4ページには、事業予定キャッシュフローを添付してありますので参考にしてください。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いします。 39: ◯飯田彰一議長 次に、議案第18号の補足説明を求めます。  水道局長。 40: ◯水道局長 それでは、議案第18号令和元年度南房総市水道事業会計補正予算(第4号)について補足説明をいたします。肩ナンバー30をご用意いただきたいと思います。  1ページをお開きください。第2条の収益的支出の補正及び第3条の資本的収入及び支出の補正内容につきましては、補正予算実施計画書でご説明申し上げたいと存じます。  3ページをお開きください。収益的支出の補正ですが、第1項営業費用、第4目総係費195万3,000円の増額は、昨年9月の台風災害による断水時に応援給水をいただいた際の経費の負担金でございます。資本的収入の補正ですが、第2項第1目国庫補助金140万円の減額は、事業費確定による減額となっております。対しまして資本的支出の補正は、第1項建設改良費、第1目浄水設備費では5,487万9,000円を減額いたします。これは白浜ダム、白浜浄水場及び小向浄水場のフェンス設置工事、更新工事で、台風災害の影響で資材の調達が困難なことから、次年度に実施することとして減額を、また、白浜浄水場ほか取水流量計更新工事も同様の理由で減額をいたします。  第2目排水設備費では、6,803万1,000円の減額をいたします。主な内容といたしましては、国道128号里見橋架けかえ工事のおくれによりまして、配水管布設がえ工事ができないことから減額をしようとするもので、この布設がえに伴う既設水管橋の撤去に係る設計業務委託等もあわせて減額をするものでございます。  4ページには予定キャッシュフロー計算書を添付してございますので、後ほどご確認いただければと存じます。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 41: ◯飯田彰一議長 次に、議案第19号の補足説明を求めます。  初めに、総務部長。 42: ◯総務部長 それでは議案第19号、令和2年度南房総市一般会計予算につきまして補足説明いたします。資料は肩ナンバー31と32となります。  初めに、肩ナンバー31、南房総市予算書の1ページをお開きください。令和2年度の一般会計予算は、歳入歳出予算総額を248億8,700万円とするほか、継続費、債務負担行為及び地方債となっております。また、一時借入金の最高額は15億円といたしました。  2ページをお願いいたします。第1表歳入歳出予算についてですが、肩ナンバー32の南房総市一般会計予算説明資料によりご説明をいたします。肩ナンバー32の5ページをお開き願いたいと思います。各会計の総括表です。一般会計分の総額は248億8,700万円です。前年度当初予算との比較では20億9,500万円、9.2%の増となっております。このうち令和元年台風15号等による災害復旧復興関連の予算が9億3,436万7,000円で、これを除いた通常分で見ると、前年度比較11億6,063万3,000円、5.1%増の239億5,263万3,000円となります。  続きまして、6ページの一般会計の歳入ですが、市税については、市民税及び入湯税の減収が見込まれるものの、固定資産税、軽自動車税及びたばこ税の増収が見込まれ、3,490万3,000円の増の39億5,920万7,000円を計上しております。地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金などは、これまでの交付状況をもとに地方財政対策の伸び率等により推計をし、計上しております。なお、新たに法人事業税交付金が創設される予定のため、6款に新たに追加をしております。  地方交付税は、地方財政対策の状況等をもとに積算し、普通交付税の算定においては、合併算定替の段階的縮減が9割を減額された1割となる影響などを見込み、前年度比較で1億円減の86億円を、特別交付税は、通常分として前年度同額の6億円に、被災住宅の修繕に係る防災安全交付金対象事業措置分の4,000万円を加えた6億4,000万円を計上し、また昨年度及び本年度の交付状況から、震災復興特別交付税について10万円を計上いたしました。  分担金及び負担金は、幼保無償化に伴う民間保育所保育料の減などにより24.6%減の4,735万8,000円。同様に、使用料及び手数料につきましても、幼保無償化に伴いましての保育所、幼稚園及び預かり保育料の減などにより17.1%減の3億4,472万9,000円となっております。  国庫支出金は、生活保護費や障害者自立支援給付費の増加による負担金の増と、三芳小中学校校舎改修事業、トイレ改修事業及び外房地区学校給食共同料理場建設事業による学校施設環境改善交付金の増加などにより16.5%増の19億5,953万3,000円を見込んでおります。  県支出金は、被災住宅支援事業に係る災害救助費負担金、被災住宅修繕緊急支援事業補助金の増などで61.8%増の18億6,646万4,000円です。  繰入金ですが、ふるさと納税による寄附金を積み立ててある魅力の郷づくり基金について、元年中に繰り入れた2億8,006万6,000円を寄附目的に応じた事業に充当しているほか、各基金設置目的に応じた事業費に充てるための繰入金をそれぞれ見込んでおります。公債費償還に充てるための減債基金繰入金は3億円、財政調整基金繰入金は6億円を計上しております。繰入金全体では14億4,468万9,000円となっております。  繰越金は3億640万1,000円を見込みました。  市債は、合併特例事業債が21億8,710万円、過疎対策事業債が9億3,800万円などのほか、臨時財政対策債4億3,390万円を見込み、市債総額は、前年度比40.8%増の36億9,670万円となっております。主に貸事務所整備、学校施設改修及び公共施設除却事業の実施による増となります。  なお、臨時財政対策債の発行は、平成27年度以降、収支状況や起債残高抑制の観点から実施しておりませんでしたが、財政推計による将来予測のとおり、普通交付税の縮減が9割となる令和2年度において、交付税を補うため数年ぶりに計上したものであります。  以上が歳入の概要でございます。  次に、7ページをお願いいたします。目的別の歳出状況です。  2款総務費は33億6,070万6,000円で、前年度対比では9.5%の減になります。減少した主なものは、継続費を設定し施工中の本庁舎等大規模改修事業、地方創生推進交付金事業、防水工事などを実施した和田コミュニティセンター管理運営事業などとなります。  3款民生費は67億9,063万1,000円で20.7%の増です。和田地域福祉センターやすらぎの大規模改修工事の完了などがありますが、令和元年台風15号等による被災住宅支援事業や、障害者に対する介護給付費の伸び、生活保護費の医療扶助費の伸びなどにより大幅な増加となっております。  4款衛生費は26億2,222万6,000円で10.3%の増となりました。し尿処理施設建設事業、国保病院事業会計に対する繰出金などの減はありますが、継続費を設定し、施工中の千倉清掃センター工場棟の解体事業や、市水道事業会計に対する繰出金の増加などがあり増加となりました。  5款農林水産業費は8億8,435万3,000円、10.1%の増です。第一次産業の災害復興に係る枇杷山再生支援事業、水産関連施設等災害復旧事業、ため池や農道トンネルの調査、点検等業務及び「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援事業の増などにより増となりました。  6款商工費は17億2,565万1,000円、68.7%の大幅な増加となりました。継続費で施工中の貸事務所整備事業や富楽里とみやま大規模改修事業、旧平群小学校校舎等の解体撤去工事などにより大幅な増加となっております。  7款土木費は、市営住宅再編整備での原岡団地建設事業の完了などにより7億2,859万5,000円、25.6%の減となりました。  8款消防費は、安房郡市広域市町村圏事務組合負担金の減などにより12億153万2,000円、6.2%の減です。  9款教育費は36億5,442万3,000円で19.5%の増です。富山ふれあいスポーツセンター大規模改修事業などの減がありますが、三芳小中学校校舎改修事業、小中学校トイレ改修事業、旧和田小学校等解体撤去事業及び外房地区学校給食共同調理場建設事業などにより増となりました。なお、令和元年度国の補正予算(第1号)に伴います小学校施設の環境改善事業トイレ改修事業につきましては、令和元年度一般会計補正予算(第8号)にも予算を追加計上しておりますが、予算編成段階でその採択基準等詳細が不明であったことから、未採択となった場合に備え、2年度当初予算にも合わせて計上したものであります。元年度での事業採択となれば、必然的に2年度当初予算側は執行いたしませんので、事業を円滑に進める上での特別の措置としてご理解を賜りますようお願いいたします。  10款災害復旧費は2,436万3,000円で、令和元年度台風19号による観光施設の災害復旧費のほか、災害発生時、応急復旧のために必要となる機械借上料、工事材料費を計上しております。  11款公債費は36億2,370万7,000円です。  13款予備費は、昨年度同様の2,000万円を計上しております。  8ページをお願いいたします。性質別の歳出状況です。  人件費は45億1,491万8,000円で、会計年度任用職員制度の施行に伴う費用区分の変更などにより11.7%の増となっております。  扶助費は26億8,621万6,000円で9.7%の増で、障害介護給付費、生活保護費での医療扶助費の増などによるものです。  公債費は36億2,370万7,000円、0.3%の減であります。  物件費は55億6,739万3,000円、28.4%の増で、旧平群小学校、旧南小学校、旧和田小学校の解体撤去費や、千倉清掃センター工場棟解体撤去事業での継続費年割額の増加などによるものです。  補助費等は33億5,912万8,000円、22.1%の増で、被災住宅修繕緊急支援事業補助金の増などによるものです。  積立金は3億5,090万4,000円で17.9%の増です。ふるさと納税による寄附金の基金積み立ては、前年度比較4,175万4,000円の増加を見込んでおります。  投資及び出資金は427万2,000円、69.3%の減で、三芳水道企業団への出資金の減によるものです。  繰出金は21億9,167万6,000円、4.6%の増で、介護保険特別会計に対する繰出金が増加しているものです。  投資的経費は、24億5,538万3,000円、19.5%の減です。三芳小学校中学校校舎改修事業、外房地区学校給食共同調理場建設事業などがありますが、本庁舎等大規模改修事業での継続費年割額の減、富山ふれあいスポーツセンター大規模改修事業の減などにより投資的経費全体としては減となっております。  歳入歳出予算の概要は以上でございます。  肩ナンバー31の予算書にお戻りをください。9ページをお願いいたします。第2表継続費です。一般小学校管理費での三芳小学校校舎改修工事継続費の総額5億6,143万7,000円、一般中学校管理費での三芳中学校校舎改修工事総額5億9,935万7,000円、外房地区学校給食共同調理場建設事業総額16億5,321万8,000円について、それぞれ継続費を設定するものです。なお各年度の年割額は、予算書記載のとおりです。  10ページをお願いいたします。第3表債務負担行為の設定です。2点目の広域廃棄物処理事業(PFI事業)は、令和元年度一般会計補正予算(第2号)にて債務負担行為のご承認をいただいた案件です。補正予算の説明でも申し上げましたが、本件の契約が令和2年度となる見込みから、本年度中に債務の原因が発生せず、財務上の取り扱いとして、改めて来年度当初予算にて設定をお願いするものでございます。なお、設定期間の始期を令和2年度からに変更し、限度額については補正予算(第2号)と同内容でございます。災害復興住宅資金、農業近代化資金、漁業近代化資金、中小企業者融資資金はいずれも利子補給制度によるもの、富浦・千倉地区の海水浴場監視業務は、3年間の債務負担行為の設定です。期間及び限度額は予算書記載のとおりでございます。  11ページをお願いいたします。第4表地方債です。地方債の総額は、おめくりをいただいて12ページの合計欄のとおり36億9,670万円です。内訳でございますが、合併特例事業債が21億8,710万円で、旧平群小学校校舎棟、旧南小学校及び旧和田小学校並びに千倉清掃センター工場棟の解体に伴う公共施設等除却事業債、本庁舎等大規模改修事業債、冨山ふれあいコミュニティセンター改修事業、飛んで下から3つ目の消防団詰所整備事業債、小学校施設改修事業債、中学校施設改修事業債、12ページの上から2つ目の社会体育施設整備事業債、学校給食共同調理場等整備事業債及び道の駅整備事業債を見込んでおります。なお、あわせまして合併特例事業債対象事業の一部で、県振興資金の借り入れ5,490万円を見込んでおります。  11ページにお戻りください。過疎対策事業債は、ソフト事業に2億7,910万円、ハード事業は6億5,890万円で、ごみ運搬車等整備事業債、し尿運搬車等整備事業債、消防防災施設等整備事業債、消防ポンプ自動車等整備事業債、消防団詰所整備事業債、12ページの学校施設等トイレ改修事業債、観光施設等整備事業債、貸事務所整備事業債及び道路改良事業債を見込んでおります。そのほか、水道事業に対する一般会計出資債や、社会資本整備総合交付金による道路事業、国の補助を伴う漁港整備事業及び各種県営事業の負担金に対する公共事業等債、道路の長寿命化事業に対する公共施設等適正管理推進事業債、令和元年台風19号による過年発生災害復旧事業債、臨時財政対策債を見込んでおります。起債の方法利率及び償還の方法については、予算書記載のとおり予定をしております。  次に、各種の調書でございますが、給与費明細書は430ページから439ページに、継続費の進行状況等に関する調書は440ページから445ページに、債務負担行為の支出予定額等に関する調書は446ページから453ページに、地方債の現在高調書は454ページから455ページとなっておりますので、後ほどごらんをください。  主要な歳出予算の事業内容は、肩ナンバー32、予算書説明資料の主要事務事業説明書により各事業の所管部長からご説明を申し上げます。各事業の節単位の予算額の内訳は、予算説明資料の事業名の下に書かれた予算書該当ページの右側説明欄を参照ください。  それでは、総務部及び選挙管理委員会事務局における主要事務事業についてご説明をいたします。  予算説明資料の9ページをお願いいたします。まず、総務課所管事業です。総務一般管理費6億4,205万9,000円は、千葉県市町村総合事務組合退職手当負担金、安房郡市広域市町村圏事務組合への総務費負担金及び復興支援に係る千葉県派遣職員の人件費負担金が主なものでございます。  次に、秘書広報課所管事業です。情報発信事業1,445万5,000円は、市ホームページや広報みなみぼうそうなど情報発信に要する経費で、来年度はよりわかりやすいデザインとするためホームページのリニューアルを行います。  次に、企画財政課所管事業を説明いたします。移住・定住推進事業1,435万9,000円は、地域おこし協力隊制度を活用し、移住希望者のニーズへの対応、地域が持つ資源の効果的な活用や当事者性のある定住促進を行います。また、引き続き婚活イベントを開催してまいります。  10ページをお願いいたします。次のふるさと納税推進事業5億1,879万1,000円は、ふるさと納税をされた方に対し、市内の特産品等を贈呈し、南房総市の魅力を発信するとともに、特産品の生産者、事業者の活性化につなげようとするものでございます。寄附金は子育て世代の支援など、寄附目的に沿って活用いたします。なお、寄附額は5億円を見込んでおります。  次の地域生活路線バス維持事業5,418万9,000円は、地域公共交通活性化協議会の運営に係る経費及び館山日東バスが運行している平群線、丸線、豊房線、白浜千倉館山線、白浜千倉線及び市内線の運行に対する助成や、南房総市内の南無谷小浜間の運行を委託することにより、生活バス路線を確保するものです。  11ページをお願いします。東京2020オリンピック聖火リレー事業300万円は新規事業で、令和2年7月2日に行われる聖火リレーの実施に要する経費です。実施ルートは、富山地区の岩井海岸から道の駅富楽里とみやま間でございます。  次の市営路線バス管理事業4,512万7,000円は、市営路線バス富山線及び富浦線の運行のための経費で、主な経費は運行管理業務委託料及び老朽化した富浦線の車両購入費です。  次のUIJターンによる起業・就業者創出事業1,000万円は、地方創生推進交付金事業で実施する移住支援制度です。移住をし、なおかつ千葉県のマッチングサイトに登録された事業所に就職した場合、または起業をした世帯に対し支援金を給付するものです。特定財源は、地方創生推進県交付金を見込んでおります。  次の各種統計調査費1,565万3,000円は統計調査の実施に係る経費で、来年度は国勢調査が予定されております。
     次の上水道費4億8,720万3,000円は水道事業会計への繰出金、三芳水道に対する負担金及び出資金です。水道事業会計への繰出金は、施設の老朽化等、昨今の経営資源の悪化状況等を踏まえ、県の水道総合対策事業補助金を満額活用の上、経営の強化を図ります。なお、南房総市広域水道企業団に対する負担金及び出資金は、企業団の内部留保資金を活用する見込みから、引き続き負担しない予定でございます。  次に、管財契約課所管事業を説明いたします。本庁舎管理費5,332万9,000円は本庁舎の維持管理経費です。次の財産管理費3,859万8,000円は、市有地の草刈り委託など市有財産の管理経費です。  12ページをお願いいたします。車両管理費3,546万1,000円は、事務系の公用車69台の維持管理経費及び公用車の更新に係る経費で、軽貨物車2台、軽乗用車1台、軽トラック1台及び普通乗用車3台の購入を予定しております。  次の本庁舎等大規模改修事業1億5,314万9,000円は、継続事業で実施中の本庁舎の機能保全及び防災拠点施設としての耐震性確保に必要な改修及び耐震補強工事です。  次の情報ネットワークシステム運営事業6,249万9,000円は、全庁的なシステムやネットワークの維持管理経費です。  次の地域情報通信基盤維持管理事業3,015万8,000円は、市が整備した光ファイバーケーブルに関する維持管理経費です。  次の市バス管理運営事業594万8,000円は、市バスの運行管理経費です。  13ページをお願いいたします。次に、選挙管理委員会事務局に係る主要事務事業です。千葉県知事選挙2,554万円は、令和3年4月4日、任期満了の千葉県知事選挙に係る経費です。  以上で、当初予算の概要及び総務部選挙管理委員会事務局所管の主要事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 43: ◯飯田彰一議長 補足説明の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。再開を13時といたします。                                         (午後0時02分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午後1時00分) 44: ◯飯田彰一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第19号の補足説明を続けます。  次に、教育次長。 45: ◯教育次長 それでは、教育委員会事務局所管の主要事業についてご説明いたします。14ページをお願いいたします。  初めに、教育総務課所管事業についてご説明いたします。事業名、一般事務費1億1,554万8,000円は、教育委員会事務局の一般事務経費及び小中学校の情報通信環境整備に要する経費で、教育用パソコン及び教育教材システムの更新など、教育環境の整備に要する経費です。  次に、廃園・廃校管理事業3億6,451万4,000円は、廃園・廃校となった施設を適切に維持管理するために要する経費などのほか、旧和田小学校解体撤去工事及び旧嶺南中学校和田校舎の屋内運動場等改修に係る工事費などで、特定財源は合併特例債、公共施設等再編整備基金の繰り入れを見込んでおります。  次に、スクールバス運営費1億9,279万8,000円は、市が所有するスクールバス27台の運行管理業務を民間事業者へ委託する経費及び車両の車検代など維持管理に要する経費です。  次に、一般小学校管理費5億5,067万8,000円は、市内5小学校の光熱水費、修繕料など施設の維持管理費に要する経費のほか、三芳小学校屋内運動場改修工事の設計委託料や、三芳小学校の校舎改修及び富浦・白浜・千倉小学校のトイレ改修に係る工事費などで、特定財源は学校施設整備環境改善交付金、合併特例債、過疎債、公共施設等再編整備基金の繰り入れを見込んでおります。  15ページをごらんください。事業名、一般中学校管理費5億92万3,000円は、市内5中学校の光熱水費、修繕料などの施設の維持管理に要する経費のほか、三芳中学校の校庭整備及び千倉中学校の校舎改修に係る設計委託料、三芳中学校の校舎改修及び嶺南中学校のトイレ改修に係る工事費などで、特定財源は学校施設環境整備改善交付金、合併特例債、過疎債等を見込んでおります。  次に、学校給食センター等管理運営事業2億8,287万2,000円は、学校給食センター3施設の調理業務の委託費や賄い材料費のほか、米飯給食の推進や地場産品の積極的な活用、導入を推進するために賄い材料費への補助を行っております。  次に、外房地区学校給食共同調理場建設事業1億3,412万3,000円は、外房地区の学校給食センターを1カ所に集約した外房学校給食センター建設の第1期工事に係る経費で、特定財源は学校施設環境改善交付金及び合併特例債を見込んでおります。  続きまして、子ども教育課所管事業です。16ページをお願いいたします。事業名、保育所運営一般事業3億2,389万4,000円は、保育士など報酬、公立保育所の施設の維持管理に係る経費のほか、市内に住所を要する児童を市内の民間保育所や市外の保育所、認定こども園などに入所させるための負担金、病児・病後児の一時的な預かりに係る委託料の経費です。  17ページをごらんください。事業名、放課後児童健全育成事業及び三芳学童保育所運営事業8,047万7,000円は、児童の健全育成を図るための事業で、富浦・富山・千倉・嶺南学童保育所を民間事業者へ委託する経費や、三芳学童保育所の運営に係る経費です。  18ページをごらんください。事業名、学力向上事業1,521万6,000円は、小中学生の学力向上のための事業で、小学校へ配置する英語活動指導者の報酬、夏休みに実施する夏期講座、放課後に実施する学習講座、市独自で実施している学力調査などに係る経費です。  次に、特別支援教育総合推進事業7,849万8,000円は、発達障害を含む障害のある児童、幼児、生徒に対して日常生活や学習活動の支援を行うため、幼稚園、小学校、中学校に特別支援教育支援員や特別支援教育相談員を配置する経費で、特定財源は過疎債を見込んでおります。  次に、学校外教育サービス利用助成事業1,341万5,000円は、子育て世代の経済的負担を軽減するため、市内に居住する小学校5・6年生を対象に、放課後や休日等における学習塾をはじめ、習い事等で利用できるクーポン券交付事業に係る経費でございます。  19ページをごらんください。事業名、子育て支援教育相談事業1,186万5,000円は、専門的な知識を有する相談員が、不適応等の児童生徒に対する支援や保護者を対象に子育ての不安などの相談、児童生徒への学習支援などを行う業務に係る経費です。  次に、預かり保育事業6,238万1,000円は、幼稚園の保育時間前後や長期休業中に園児を預かることにより、保護者の子育てと就労の支援をする事業で、指導員の報酬や夏季休業中の預かり保育室での給食の提供など、公設の預かり保育室の管理運営に係る経費です。  続きまして、生涯学習課所管事業になります。20ページをお願いいたします。事業名、重要文化財旧尾形家住宅改修事業4,153万5,000円は、台風により被害を受けた国指定重要文化財旧尾形家住宅の改修に係る経費です。令和3年度までの継続事業で、特定財源は重要文化財建造物修理補助金及び文化財建造物等修理費補助金を見込んでおります。  次に、保健体育一般管理事業1,394万2,000円は、社会体育の振興を図るための経費で、安房郡スポーツ協会などに対する負担金や各種団体、スポーツ大会等に対する補助金です。  次に、千倉総合運動公園管理運営費2,354万円は、運動公園内施設の光熱水費、修繕料や多目的広場の芝生管理など施設の維持管理に係る経費と、野球場得点板改修工事に係る経費です。  21ページをお願いいたします。事業名、社会体育施設費3,092万8,000円は、市内各社会体育施設の維持管理に係る経費のほか、富山岩井運動場の防球ネット補修工事、千倉忽戸体育館のトイレ改修工事などに係る経費です。  次に、富山ふれあいスポーツセンター大規模改修事業7,804万8,000円は、駐車場整備に係る経費で、工事費のほか用地取得費、立木、物件等の補償費及び登記事務等の業務委託料です。特定財源は合併特例債を見込んでおります。  以上で教育委員会事務局所管の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 46: ◯飯田彰一議長 次に、議会事務局長。 47: ◯議会事務局長 それでは、議会事務局所管における主要事務事業についてご説明をいたします。  予算説明資料の22ページをお願いいたします。議会費、議員人件費1億3,314万4,000円は、議会議員18名の議員報酬及び期末手当並びに議員共済会への負担金です。  次に、議会一般事務費1,308万9,000円は、議会活動や議会情報の公開に要する経費で、議会だより発行に要する印刷製本業務、本会議の生中継や録画配信など議会インターネット中継に要する業務委託料、議員が、政策調査や研究等の活動に必要な経費の一部として交付する政務活動費交付金が主なものです。  以上で議会事務局所管の主要事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 48: ◯飯田彰一議長 次に、保健福祉部長。 49: ◯保健福祉部長 それでは、続きまして保健福祉部の主要事務事業についてご説明申し上げます。同じ資料23ページをお願いいたします。  まず、社会福祉課所管分でございます。事業名、社会福祉協議会運営費補助事業8,354万2,000円でございますが、正職員13名、臨時職員3名の人件費及び事業に対する補助金でございます。  次に、生活困窮者自立支援事業1,732万6,000円でございますが、生活困窮者自立支援法に基づきまして、生活困窮者に対し、生活保護に至る前に自立を促すもので、相談支援業務のほか家計改善支援業務、就労準備支援業務を委託するものでございます。  次に、自立支援医療(更生医療)事業5,579万2,000円でございますが、障害のある一定の症状への医療に対し費用の一部を支給するもので、116人を見込んでおります。  次に、重度心身障害者(児)医療費等助成事業8,419万5,000円でございますが、重度の心身障害者またはその保護者に医療費の一部を支給するものでございます。対象者は768人を見込んでおります。  24ページをお願いいたします。障害者地域生活支援事業2,909万7,000円でございますが、障害のある方がその有する能力や適性に応じ、自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう実施する事業でございまして、地域活動支援センターI型委託をはじめ、説明欄に記載のとおりでございます。  25ページをお願いいたします。障害者自立支援事業10億3,483万円でございますが、障害者総合支援法及び児童福祉法に基づきまして給付費を負担するもので、障害児通所事業給付費3,287万7,000円から同じページ25ページ、26ページ、27ページの説明欄に記載の居宅や施設での介護及び各種訓練、計画相談支援に対する給付費でございます。  27ページをお願いいたします。障害者計画等策定事業660万6,000円でございますが、障害者基本法等に基づきまして、障害者計画、障害者福祉計画を策定するための業務委託等の経費でございます。  次に、子供医療費助成事業8,735万円でございますが、中学3年生までの子供に係る保険適用部分の医療費等の一部を助成するものでございます。魅力の郷づくり基金から4,873万4,000円を充当しております。  28ページをお願いいたします。児童扶養手当支給事業1億2,824万5,000円でございますが、18歳までの児童を養育しているひとり親家庭等の生活の安定と自立の促進を図るために支給するもので、282人を見込んでおります。  次に、児童手当事業3億6,969万7,000円でございますが、中学3年生までの子供を養育している方に手当を支給するもので、2,741人を見込んでおります。  次に、生活保護の扶助費6億5,287万5,000円でございますが、生活保護法に基づき、最低限の生活を保障するため支給するもので、生活扶助費1億4,152万6,000円をはじめ、説明欄に記載のとおりでございます。  続きまして、健康支援課所管分です。事業名、老人保健措置事業4,889万円でございますが、身体状況や住環境などが原因で居宅での生活が困難な高齢者を養護老人ホーム等に入所措置する事業でございまして、館山養護老人ホームほか4施設に23人の入所を見込んでおります。  29ページをお願いいたします。外出支援サービス事業481万円でございますが、高齢者の日常生活の利便性の向上及び社会生活圏の拡大を図るため、高齢者が外出時にタクシー及びバスを利用する場合、その料金の一部を助成するものでございます。  次に、高齢者保健福祉計画策定事業469万7,000円でございますが、老人福祉計画と介護保険事業計画の2つの計画を一体のものとして策定するものでございます。今年度からの2カ年の継続事業で、来年度中に策定する予定です。  30ページをお願いいたします。介護保険特別会計繰出金8億7,290万3,000円でございますが、介護保険事業の円滑な運営を図るため必要経費の一部を一般会計から繰り出すもので、介護給付費繰出金7億1,951万2,000円を初め、記載のとおりでございます。  次に、保健衛生一般事務費1億4,621万9,000円は、主なものとして救急医療・夜間救急医療に対する安房郡市広域市町村圏事務組合負担金や国保病院に対する繰出金でございます。  次に、特定不妊・不育治療費助成事業250万円でございますが、これまでの特定不妊治療費に加え、不育治療費に対してもその経費の一部を助成し、安心して子供を産み育てる環境づくりを図ろうとするものでございます。  31ページをお願いいたします。予防接種事業6,167万4,000円でございますが、児童を対象にしたヒブや高齢者を対象にしたインフルエンザや肺炎球菌など、予防接種法に基づく定期接種を実施するものでございます。  次に、がん検診6,086万3,000円でございますが、がんの早期発見・早期治療を目的に、各種がん検診を実施するものでございます。  以上で保健福祉部の主要事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 50: ◯飯田彰一議長 次に、市民生活部長。 51: ◯市民生活部長 続きまして、市民生活部所管の主要事務事業について説明いたします。同じ資料の32ページをお願いいたします。  初めに、市民課所管事業から説明いたします。地域づくり支援事業583万円は、地域づくり協議会の運営や活動に対する支援として交付金を交付するものです。  地域づくり協議会支援員設置事業3,863万9,000円は、旧町村単位に設置した地域づくり協議会において、協議会の運営や地域団体との調整などを行うコーディネーターとして地域づくり支援員を配置するものです。  市民活動応援事業997万2,000円は、市民活動団体等の活動を応援し、市民と行政との協働によるまちづくりを推進するため、市民活動団体が行う活動に対する補助や組織強化を図るための支援を行うものでございます。  33ページをお願いいたします。産学協働地域活力創造事業1,228万4,000円は、大学の持つ専門的知識を生かし、地域の未来を創造する環境を整備して地域活力を再生、創造できる人材育成を行うものです。  コミュニティ集会所建設事業1,860万9,000円は、地域コミュニティの活動拠点となる集会施設の整備、災害復旧費に対する支援を行うものです。  戸籍住民基本台帳費8,727万2,000円は、戸籍及び住民基本台帳事務等を運営するための経費で、主なものは戸籍及び住民基本台帳を管理運営するための電算システム経費及び支所や地域センター窓口業務等の会計年度任用職員に係る経費並びに住民票等、コンビニ交付事業の運用経費でございます。  次に、保険年金課所管事業について説明いたします。34ページをお願いいたします。国民健康保険特別会計繰出金3億2,137万5,000円は、国民健康保険事務に要する経費で、国民健康保険特別会計への保険税軽減分、保険者支援分、事務費及び保険財政支援等に係る繰出金です。  次の後期高齢者医療費8億5,087万9,000円は、千葉県後期高齢者医療広域連合への事務費及び療養給付費に係る負担金と、後期高齢者医療特別会計への事務費及び保険料軽減分に係る繰出金です。  次に、税務課所管事業について説明いたします。税務総務費1億1,020万2,000円は、住民税、固定資産税、及び軽自動車税の賦課処理、納税通知書の作成、データ処理等、課税処理を実施するための経費で、主なものは電算システムの経費となっております。  35ページをお願いいたします。賦課徴収費2,052万3,000円は、納税状況の把握、滞納者の財産調査及び滞納処分、過誤納金の還付を実施するための経費で、主なものは市税等過誤納還付金となっております。  次に、消防防災課所管事業について説明いたします。常備消防費7億5,556万1,000円は、安房郡市広域市町村圏事務組合の常備消防費に対する負担金となっております。  次に、非常備消防費1億3,471万2,000円は、消防団の充実強化に資するための経費です。  次の消防施設費1億4,586万2,000円は、消防施設の充実強化に資するための経費です。主なものは消防団詰所新築工事が2カ所、防火水槽新設工事が1カ所、消防ポンプ自動車の更新が2台などでございます。  36ページをお願いいたします。災害対策費5,142万4,000円は、災害に備え、必要な防災環境の整備を行うための経費です。主なものは、国土強靱化地域計画策定委託業務や非常食など防災備蓄品の購入、市民の自主的な地域の防災活動を推進する自主防災組織補助金の交付などでございます。  次の防災行政無線管理費4,540万3,000円は、防災行政無線の維持管理に係る経費でございます。  以上で市民生活部所管の主要事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 52: ◯飯田彰一議長 次に、農林水産部長。 53: ◯農林水産部長 続きまして、農林水産部の主要事務事業について補足説明をいたします。  37ページをお願いいたします。農業振興一般事務費2,919万7,000円は、農業振興に関する経常経費及び活動団体への報償、負担金、補助金等です。枇杷山再生支援事業費補助金は、令和元年台風15号等により被害を受けた枇杷山園地内の速やかな再生に必要な倒木撤去費用の経費を支援するもので、令和2年度の新規事業です。  次に、有害鳥獣被害対策事業1億2,065万3,000円は、南房総市有害鳥獣対策協議会への委託費と鳥獣被害防止総合対策事業補助金やイノシシ捕獲に対する国の緊急捕獲活動支援事業補助金等です。まず、協議会への助成ですが、イノシシ等の捕獲や一斉駆除、箱わな製作費などに係る事業の委託費です。平成28年度から、イノシシ捕獲報奨金市助成分を1頭当たり1,000円増額し、国及び県の助成と合わせて1万6,000円といたしました。そのうち、38ページに記載してあります鳥獣被害防止緊急捕獲活動支援事業補助金、国100%補助分につきましては予算上限値であり、事業推進状況により捕獲単価の減額もございます。イノシシ5,270頭など有害獣の頭数は、過去10年間の平均伸び率から推計し、予算計上いたしました。  次に、被害防止総合対策事業として、防護柵14カ所、1万2,410メートル及び市単独事業として防護柵61カ所、1万4,300メートルの設置費の補助を行うものです。また、イノシシ棲み家撲滅特別対策事業は、イノシシのすみかとなっている耕作放棄地の雑草等刈り払い費用に対して補助を行うもので、平成30年度からの新規事業でしたが、本年度が最終年度となります。  次に、38ページの多面的機能支払制度事業6,659万1,000円は、地域ぐるみで農地農業用施設等の資源の保全や質的向上を図るための交付金として、農地維持活動と資源向上支払共同活動の14集落及び長寿命化13集落に交付金を交付する事業です。  次に、39ページの資源循環推進事業325万円は、資源循環による農業を推進するため、家畜ふん堆肥の流通促進を図る支援や、森林資源のエネルギー利用促進のために施設園芸用木質バイオマス暖房機の導入支援を行い、環境保全や低コスト化に対応するための助成を行うものです。  次に、農業振興法人支援事業2,000万円は、農業経営基盤の強化を促進するため、南房総農業支援センターの事業運営費としての交付金です。  次に、「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備事業支援事業3,304万8,000円は、認定農業者に園芸生産施設の高度化、省力化への施設整備及び施設のリフォームに対して補助を行うものです。  次に、農業用ハウス強靱化緊急対策事業550万5,000円は、農業用ハウスの補強や防風ネットの設置等に要する経費の2分の1を国が支援するもので、令和2年度の新規事業です。  42ページをお願いいたします。栽培漁業推進事業4,576万4,000円は、磯根漁業の維持増大と増産対策のため、あわびの稚貝放流事業への補助と収益向上型輪採漁場整備促進事業で、平成27年度から防衛省の補助金を活用し、千倉地区に平板による漁場の造成事業を継続して行うものです。  43ページをお願いします。農山漁村地域整備事業1,491万9,000円は、漁港区域内における海岸保全区域内の施設で長寿命化を図り、更新コストの平準化及び縮減をするために施設の調査を実施し、計画を策定する事業で、令和元年度からの新規事業です。なお、主要事業の箇所図ですが、56ページから57ページに記載してございますので、後ほどごらんください。  以上で農林水産部所管の主要事務事業の補足説明を終わります。よろしくお願いをいたします。 54: ◯飯田彰一議長 次に、商工観光部長。 55: ◯商工観光部長 それでは、続きまして、商工観光部における主要事務事業についてご説明いたします。同じ資料の44ページをお願いいたします。  まず、商工課所管事業です。商工振興事業3,653万円ですが、商工業の振興及び市内経済の活性化を図ろうとする施策で、商工会への補助や中小企業者への融資資金利子補給を支援いたします。また、企業誘致を誘発するための企業立地奨励金及び雇用促進奨励金も計上しております。  次に、企業・起業家支援事業でございます。3,772万円。東京圏から企業・起業家の誘致を進めることで、地域の雇用創出を図るとともに、移住・定住を促進させ、仕事と人の流れを促そうとするものでございます。具体的な事業としましては、東京圏の企業に南房総を紹介するセミナーや、南房総市内の空き公共施設等をめぐるツアーなどを実施し、市内で起業するためのアイデアを考案するイベントを行う東京圏企業・起業家交流イベント事業や、UIターン希望者と地元企業とのマッチングによる人材誘致を図るUIターン地元企業マッチングイベントを計上しております。加えて、働き方改革が法制化される中、クラウドソーシングによる人材育成事業として、主婦層を中心とした自宅でできる働き方への支援にも引き続き取り組みます。  また、既存企業や起業家に対しましては、中小企業新事業及び雇用創出支援事業や起業家支援事業などにより、新たな展開に挑もうとする企業・起業家に対する助成事業を盛り込んでおります。
     45ページをお願いいたします。就労スキルアップ支援事業840万円は、中小企業の従業員の資格や技術力取得への助成を行おうとする中小企業人材育成事業や、移住し就職後6カ月以上継続して雇用されたUIターン者に対し、奨励補助金を上限20万円支給するUIターン者就業奨励補助金を計上しております。  次に、経済振興施設管理事業です。2億589万6,000円は企業誘致施設の維持管理を行う事業ですが、令和2年度は、旧平群小学校校舎の解体撤去工事を実施しようとするものです。旧平群小学校周辺の跡地利用につきましては、プロポーザルによりまして優先交渉権者が決定しているところでございますが、鉄骨校舎をはじめとする跡地利用計画外の施設につきましての解体撤去工事を計上したものでございます。  46ページをお願いいたします。貸事務所整備事業7億5,058万2,000円は、令和元年度からの継続事業でございまして、旧南小学校跡地に企業誘致エリアとしての整備を行い、UIターン者や若者の就労の場の環境を確保しようとするものです。既存校舎、プール、体育館を解体撤去し、校庭に貸事務所の新たな建設を予定しております。財源は、過疎対策事業債と合併特例債を活用しようとするものです。  次に、観光プロモーション課所管事業でございます。46ページをお願いいたします。海水浴場安全対策事業6,092万9,000円は、市内10カ所の海水浴場の環境整備を行い、夏季観光の促進を図る事業です。安全で快適に過ごせる海水浴場を開設するため、ライフセーバーによる監視業務や、海岸清掃、整地に係る経費です。  47ページをお願いいたします。観光振興事業1億1,209万8,000円は、観光資源の掘り起こしを図る事業でございます。新規の温泉施設整備補助金2,000万円は、南房総温泉郷の活性化を図るため、宿泊事業者の温泉施設整備に対する補助金でございます。同じく、新規の観光復興対策業務委託料2,800万円は、昨年の台風やオリンピック・パラリンピックの影響で予想される観光客の減少対策として、宿泊クーポン券の発行や広告宣伝費などの経費でございます。ほかに、観光協会及び温泉組合への運営費補助金を計上しております。  次に、3段目にございます自然体験活動推進事業2,485万5,000円は、ヘルスツーリズムの推進を図るため、アドバイザーの招聘や観光商品の販売を行う事業を実施いたします。また、星空保護区の申請に向けた調査や講演会などの事業の啓発に係る経費でもございます。  次に、48ページをお願いいたします。道の駅総務費3,577万9,000円は、道の駅施設の管理、修繕及び改修です。第三セクターの経営統合を支援する業務委託や、三芳村鄙の里受電設備改修工事などを予定しております。  次に、3段目の富楽里とみやま大規模改修事業7,978万2,000円は、道の駅再生基本計画に基づく富楽里とみやま施設の大規模改修工事の設計委託、ハイウェイオアシス駐車場の舗装工事及び倉庫建築工事等を予定しております。財源としては、合併特例債を見込んでございます。  商工観光部における主要事務事業についての説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 56: ◯飯田彰一議長 次に、建設環境部長。 57: ◯建設環境部長 続きまして、建設環境部所管の主要事業についてご説明を申し上げます。49ページをお願いいたします。  まず、建設課所管事業でございます。被災者住宅支援事業8億3,055万円でございます。昨年の台風15号等により住宅被害をこうむった者に対し、応急修理事業を行うものに被災割合半壊以上、一部損壊の10%以上の者に対しまして応急修理業務委託、一部損壊の10%未満の者に対しまして被災住宅緊急支援事業の補助金、あと災害復興で資金を借り入れた方に対しまして災害復興住宅資金利子補給事業の補助金の3本立てで実施する予定となってございます。  次に、道路維持事業2億1,885万4,000円でございます。道路法に伴う橋梁の定期点検、橋梁の修繕設計業務や交通安全施設の設置工事、道路維持工事、舗装修繕工事、排水整備工事及び道路の維持に伴う重機の借り上げや原材料が主なものでございます。  次に、道路新設改良事業5,519万7,000円でございます。市道豊岡2号線、丸山白子12号線の改良工事の計画策定に伴う測量、設計委託料、工事請負費が主なものでございます。  50ページをお願いいたします。住宅管理事業7,324万2,000円でございます。市営住宅再編整備事業により用途廃止となる住宅の解体工事に伴う工事の設計監理委託料と工事請負費の13戸分でございます。  次に、住宅取得奨励事業4,000万円でございます。子育て世帯及び若年者世帯の者に対する助成とし、表中、A欄の100万円からC欄の30万円、耐震診断によりまして建てかえを行おうとする者に対する助成としてD欄及びE欄の50万円から30万円、子育て世帯及び若年者である転入者に対する助成としてF欄の200万円を交付しようとするものでございます。  次に、地籍調査事業6,272万3,000円は、千倉地区・丸山地区の地籍調査業務、一筆地調査、測量、図面の作成及び成果品の修正等の業務が主なものでございます。  次に、環境保全課の所管事業を説明いたします。51ページをお願いいたします。環境衛生一般事業2億9,650万円は、火葬場や廃棄物の広域処理に係る一部事務組合に対する負担金が主なものでございます。  次に、合併浄化槽設置整備事業1,644万円は、合併処理浄化槽に転換する市民に対し補助金を交付するもので、通常の30万円補助40基分に加え、山名川流域で新たなし尿処理施設の建設候補地に隣接する三芳地区の4行政区を指定地域とし、44万4,000円の補助10基分の合計50基を補助しようとするものでございます。  次に、雑排水処理施設維持管理事業2,827万4,000円でございます。家庭雑排水を共同処理するために設置した施設を維持管理するための経費のほか、老朽施設の解体のための設計業務委託料や現有施設の機能保全のための改修費等の費用でございます。  52ページをお願いいたします。衛生総務事業1,334万5,000円でございます。し尿収集業務の受付、手数料徴収等のし尿の処理業務が円滑に行えるよう収納システムの再構築委託料が主なものでございます。  次に、ごみ処理広域化事業1,811万4,000円でございます。君津地域4市との事業連携により進める広域廃棄物処理事業に係る構成市町負担金と、南房総市として中継施設を検討していくための委託料でございます。  次に、千倉清掃センターの工場棟解体事業でございます。3億3,965万5,000円でございます。老朽化した千倉清掃センターの焼却施設を解体撤去するための費用で、昨年度からの継続事業で進めさせていただいております。  次に、ごみ収集事業1億6,875万5,000円です。外房4地区のごみを適切に収集、分別を行うための経費で、ごみ収集業務委託、ごみ収集処理料金の徴収業務委託及びごみ収集車の購入費に係る費用が主なものでございます。  53ページをお願いいたします。ごみ処理事業4億750万3,000円でございます。千倉白浜清掃センターに搬入されたごみを適切に処理、再利用するための業務委託のほか、千倉清掃センター最終処分場の水処理施設維持管理のための業務委託料や、施設機器の交換工事などの費用が主なものでございます。  次に、し尿処理事業3,651万1,000円でございます。直営にて収集運搬する経費及び一部地域における収集運搬業務の委託料、し尿収集車両の購入費などが主なものでございます。  次に、し尿処理事業8,469万4,000円でございます。し尿及び浄化槽汚泥処理に係る経費及び施設の点検、整備、清掃などに係る業務委託料が以上なものでございます。  以上で建設環境部所管の主要事業について説明を終わらせていただきます。また、建設課の所管主要事業につきましては、農林水産課と同じく、このページの後ろの58・59ページに位置図を記載させていただいておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 58: ◯飯田彰一議長 次に、議案第20号及び議案第21号の補足説明を求めます。  市民生活部長。 59: ◯市民生活部長 それでは、議案第20号、令和2年度南房総市国民健康保険特別会計予算について補足説明を申し上げます。肩ナンバー31、令和2年度南房総市予算書をお願いいたします。  予算書の457ページをお願いいたします。令和2年度南房総市国民健康保険特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を52億6,686万2,000円と定めるほか、一時借入金の最高額を2億円といたしました。  次に、予算編成の基本的事項を申し上げます。令和2年度の国民健康保険の加入者数は、年間平均の一般被保険者数を1万1,032人、退職被保険者数1人、合計で1万1,033人と見込みました。  それでは、予算の内容について歳出から説明いたします。482ページをお願いいたします。1款総務費は事務的経費ですが、1項総務管理費、2項徴税費、484ページの3項運営協議会費を合わせまして、3,408万7,000円を計上いたしました。  続きまして、486ページをお願いいたします。2款保険給付費の総額は、38億2,756万6,000円といたしました。内訳ですが、1項療養諸費は33億2,682万4,000円を、2項高額療養費は4億8,923万8,000円を、488ページの3項移送費は20万円を計上いたしました。  続きまして、490ページの4項出産育児諸費は、産科医療保障制度の加算分も見込んだ上で、1件当たり42万円の支給とし15件分の給付を見込み、直接支払制度の手数料と合わせて630万4,000円を、5項葬祭諸費は、1件5万円の支給で100件分を見込み、500万円を計上いたしました。  次に、492ページの3款国民健康保険事業費納付金の総額は、13億1,053万7,000円といたしました。内訳ですが、1項医療給付費分は8億9,365万3,000円、2項後期高齢者支援金等分は3億122万9,000円、3項介護納付金分は1億1,565万5,000円です。千葉県の試算結果に基づき計上したところでございます。  498ページの5款保健事業費の総額は6,511万5,000円で、内訳といたしまして、1項保健事業費は人間ドックの助成などで1,894万7,000円を計上いたしました。2項特定健康診査等事業費では、特定健診に係る経費などで4,616万8,000円を計上いたしました。  506ページから509ページにかけての、8款諸支出金の総額は1,866万5,000円で、保険税過誤納還付金等でございます。  続いて、歳入について説明いたします。466ページにお戻り願います。1款国民健康保険税は一般分、退職分と合わせて10億2,875万5,000円でございます。保険税については、子育て世代への支援策として、本市独自に18歳に達した後の最初の3月31日までの被保険者の均等割額を5割軽減する制度を継続いたします。  次に470ページの5款県支出金ですが、38億9,540万2,000円で、普通交付金及び特別交付金を見込んでおります。  次に、474ページの8款繰入金、1項他会計繰入金は、一般会計繰入金3億2,137万6,000円で、主なものは保険基盤安定繰入金で、保険税軽減分として1億5,582万6,000円、保険税支援分として8,732万6,000円を計上いたしました。  次に、476ページの10款諸収入の総額は973万円で、延滞金、第三者納付金、特定健康診査受診料等を計上しております。  以上で議案第20号、令和2年度南房総市国民健康保険特別会計予算の補足説明を終わります。  続きまして、議案第21号、令和2年度南房総市後期高齢者医療特別会計予算について補足説明を申し上げます。同じく南房総市予算書の515ページをお願いいたします。  令和2年度南房総市後期高齢者医療特別会計予算は、歳入歳出の予算の総額を7億656万円と定めるものです。  予算の内容について、歳出から説明いたします。530ページをお願いいたします。1款総務費は2,181万5,000円で、1項総務管理費は資格管理に係る事務経費と、千葉県後期高齢者医療広域連合からの委託事業となる健康診査委託事業に係る経費並びに人間ドック助成事業経費を計上いたしました。  2項徴収費は、賦課徴収に係る事務経費を計上いたしました。  534ページをお願いいたします。2款後期高齢者医療広域連合納付金は6億8,073万4,000円で、徴収した保険料等と保険料軽減分として一般会計から繰り入れた額を、広域連合へ納付するものでございます。  続きまして、歳入について説明いたします。522ページにお戻り願います。1款後期高齢者医療保険料は5億845万円で、広域連合が条例で定めた料率により賦課したものを市が徴収するものでございます。  524ページをお願いいたします。4款繰入金は1億8,186万1,000円で、一般会計からの繰入金で、事務費繰入金と保険基盤安定繰入金でございます。  526ページをお願いいたします。6款諸収入の総額は1,424万7,000円で、2項の償還金及び還付加算金101万円は、広域連合へ納付済みの保険料で、還付が発生した場合の保険料還付金でございます。4項受託事業収入の1,323万2,000円は、広域連合からの受託事業である健康診査等の事業収入でございます。  以上で議案第21号、令和2年度南房総市後期高齢者医療特別会計予算の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 60: ◯飯田彰一議長 次に、議案第22号の補足説明を求めます。  保健福祉部長。 61: ◯保健福祉部長 それでは、議案第22号、令和2年度南房総市介護保険特別会計予算につきまして補足説明を申し上げます。  まず、予算の編成に当たりましては、平成30年度から令和2年度までの第7期介護保険事業計画に基づき編成を行ったところでございます。介護保険の状況でございますが、令和元年12月31日現在で65歳以上の第1号被保被保険者が1万7,062名の状況でございます。要支援・要介護認定者数は3,299人となっております。  それでは、同じ資料肩ナンバー31をご用意いただきたいと存じます。初めに予算書541ページをお開き願いたいと思います。令和2年度南房総市介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を60億8,570万8,000円と定めるほか、一時借入金の最高限度額を3億円といたしました。それぞれ予算の内容につきまして歳出予算からご説明申し上げます。  566ページをお願いいたします。1款総務費でございますが、介護保険事務に係る一般的な管理費、介護保険料の賦課徴収に係る事務費、介護認定審査会に係る経費、介護認定調査に係る費用等を計上しておりまして7,868万3,000円でございます。内訳でございますが、1款総務管理費1,159万9,000円、2項徴収費391万7,000円。次に、568ページをお願いいたします。3項介護認定審査会費は6,292万7,000円でございます。続きまして570ページ、4項趣旨普及費は24万円でございます。  次に、572ページをお願いいたします。2款保険給付費でございますが、要支援者・要介護者の方の介護サービス給付費等に係る費用を計上しておりまして、57億5,609万5,000円で、その内訳でございますが、1項介護サービス等諸費につきましては51億2,462万円でございます。574ページをお願いいたします。2項介護予防サービス等諸費でございますが、2億2,290万8,000円。578ページをお願いいたします。3項その他諸費でございますが、475万4,000円。4項高額介護サービス等費は1億3,489万8,000円でございます。  次に、580ページをお願いいたします。5項に特定入所者介護サービス費やサービス等費でございますが、2億4,799万3,000円。6項高額医療合算介護サービス等費でございますが、2,092万2,000円でございます。  飛びまして、584ページをお願いいたします。3款地域支援事業費でございますが、全ての高齢者を対象といたしまして、要支援・要介護など介護が必要な状態になる前から介護予防を推進し、高齢者が地域において自立した生活を継続できるよう支援するための事業でございまして、2億3,773万8,000円を計上してございます。1項介護予防生活支援サービス事業費でございますが、介護予防日常生活支援総合事業にかかわる費用でございまして、1億4,051万4,000円でございます。2項では一般介護予防事業費でございますが249万円でございます。586ページをお願いいたします。3項包括的支援事業任意事業費でございますが、9,430万9,000円でございます。590ページをお願いいたします。4項その他等諸費でございますが、介護予防日常生活総括支援総合事業の審査支払いにかかる費用でございまして、42万5,000円でございます。  飛びまして596ページをお願いいたします。5款諸支出金でございますが、819万1,000円。  598ページをお願いいたします。6款予備費でございますが、500万円を計上いたしました。  次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。大変申しわけございませんが、550ページにお戻り願いたいと存じます。1款保険料につきましては10億5,409万7,000円でございます。  2款分担金及び負担金でございますが、地域支援事業等で実施している食の自立支援事業に係る利用者負担金等で951万6,000円でございます。  552ページをお願いいたします。4款国庫支出金でございますが、15億513万3,000円でございます。1項国庫負担金でございますが、10億3,370万5,000円で、これにつきましては介護給付費総額を施設サービス分とその他サービス分とに分けまして、法定割合を乗じて計算したものでございます。2項国庫補助金でございますが、4億7,142万8,000円で、主なものは調整交付金と地域支援事業交付金等でございます。  554ページをお願いいたします。支払基金交付金は、介護給付費等地域支援事業費のうち、介護予防生活支援サービス事業及び一般介護予防事業に対しまして、第2号被保険者の負担金として、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。介護給付費総額または地域支援事業費に法定割合を乗じて計算したものでございまして、15億9,286万8,000円でございます。  556ページをお願いいたします。6款県支出金でございますが、8億7,127万7,000円でございます。1項県負担金でございますが、介護給付費総額を施設サービス分とその他サービス等分に分け、法定割合を乗じて計算したものでございまして8億3,702万7,000円、2項県補助金は、地域支援事業費に法定割合を乗じて計算したもので3,425万円でございます。  558ページをお願いいたします。9款繰入金でございますが、10億3,953万5,000円。1項一般会計繰入金でございますが、介護給付費と地域支援事業費に法定割合を乗じて計算したものでございまして、8億7,290万4,000円でございます。560ページをお願いいたします。2項基金繰入金でございますが、1億6,663万1,000円でございます。  562ページをお願いいたします。10款繰越金でございますが、1,319万円、11款諸収入は8万9,000円でございます。  以上歳入歳出合計60億8,570万8,000円でございます。  以上で議案第22号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 62: ◯飯田彰一議長 次に、議案第23号から議案第25号までの補足説明を求めます。  総務部長。 63: ◯総務部長 それでは、議案第23号から議案第25号までの補足説明をいたします。各財産区の管理会計費を計上しているものでございます。  まず、議案第23号、令和2年度南房総市滝田財産区特別会計予算の総額ですが、81万9,000円でございます。肩ナンバー31の予算書の605ページとなります。  次に、議案第24号、令和2年度南房総市北三原財産区特別会計予算の予算総額は2,000円で、予算書の619ページとなります。  次に、議案第25号、令和2年度南房総市南三原財産区特別会計予算の予算総額は9,000円で、予算書の633ページでございますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 64: ◯飯田彰一議長 補足説明の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。再開を14時15分といたします。                                         (午後2時05分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午後2時14分) 65: ◯飯田彰一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第26号の補足説明を求めます。  富山国保病院事務長。 66: ◯富山国保病院事務長 議案第26号、令和2年度南房総市国保病院事業会計予算について補足説明を行います。肩ナンバー33をご用意ください。  1ページをお願いします。第2条の業務の予定量は、当院の病床数は一般・感染症合わせまして51床です。年間の患者数は、入院患者につきましては、一般病床の病床利用率70%を見込み、年間で1万2,045人となります。外来患者数は1万6,767人を見込んでおります。  次の第3条、収益的収入及び支出と第4条、資本的収入及び支出の内容につきましては、6ページ以降の実施計画にてご説明申し上げます。  2ページをお願いします。第5条、企業債につきましては、施設修繕と医療機器整備のため2,800万円を限度額として借り入れをしようとするものであります。  第6条、一時借り入れをする場合の限度額を3,000万円に定めるものです。  第7条、第8条、第9条につきましては、記載のとおりに定めようとするものでございます。  第10条では、棚卸資産の購入限度額を4,800万円とし、第11条では、令和2年度に取得する重要な資産について掲載をしてあります。  6ページをお願いします。国保病院事業会計予算の実施計画についてですが、収益的収入及び支出の収入は第1款病院事業収益を6億4,716万円とし、対前年比101.2%しております。第1項医業収益5億3,343万1,000円は、入院及び外来患者診察費と人間ドック利用料、健康診断料等でございます。第2項医業外収益1億1,372万9,000円は、患者外給食費県補助金、他会計補助金、その他医業外収益、長期前受金戻し入れが主なものでございます。  7ページをお願いします。支出は、第1款病院事業費用6億4,716万円、第1項医業費用6億3,525万4,000円の内訳は、給与費は病院職員の人件費、材料費は薬品費、診療材料費、給食材料費などとなります。経費は消耗品費、光熱水費、燃料費、修繕料、賃借料、通信運搬費、委託料、保険料など、減価償却費は建物、構築物、医療機器及び備品など、資産減耗費は固定資産除却費などとなります。研究研修費は非常勤医師謝金や医師等医療技術者が研究のために使用する書籍購入代等が主なものとなっております。第2項医業外費用1,190万6,000円は企業債償還利子、人間ドック利用者や患者以外の給食材料費、雑損失及び消費税でございます。  8ページをお願いします。資本的入及び支出ですが、まず、収入、第1款資本的収入3,422万8,000円は、第1項企業債、1目企業債2,800万円で、施設修繕と医療機器整備費に充てるものと予定しております。第2項出資金、1目出資金622万8,000円は企業債償還元利分で、他会計補助金の一部として受け入れるものでございます。  次に、支出ですが、第1款資本的支出4,096万2,000円のうち、第1項建設改良費、1目有形固定資産購入費2,876万円についてですが、検査システムサーバー、臨床化学自動分析装置の更新、内視鏡収納庫の購入と内視鏡自動洗浄機の更新、施設の改修としてエレベーターの大規模改修、吸引ポンプセパレータータンクの修繕並びに病棟洗面台の改修費用となります。第2項企業債償還金、1目企業債償還金1,220万2,000円は、企業債償還元金の返済予定額であります。  7ページ以降、予算に関する説明資料として、給与費明細書、事業予定キャッシュフロー計算書、当年度予定貸借対照表、前年度予定損益計算書及び予定貸借対照表を添付してございますので、ご審議の参考にしていただければと思います。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。 67: ◯飯田彰一議長 次に、議案第27号の補足説明を求めます。
     水道局長。 68: ◯水道局長 それでは、議案第27号、令和2年度南房総市水道事業会計予算について補足説明をいたします。肩ナンバー34・35をご用意いただきたいと思います。  肩ナンバー34の1ページをお開きください。第2条、業務の予定量ですが、給水戸数1万4,489戸、年間給水量333万4,000立方メートル、1日平均給水量9,134立方メートルを見込みました。また、主要な建設改良事業として、小向浄水場ほか発電機更新工事、小向ダムゲート更新工事、配水管布設がえ工事を予定しております。  次の第3条、収益的収入及び支出と第4条、資本的収入及び支出につきましては、後ほど5ページ以降の実施計画にてご説明申し上げます。  2ページをお開きください。第5条、企業債ですが、起債の目的は浄水場設備等更新工事及び配水管布設がえ工事で、限度額を2億1,000万円とし、起債の方法や利率償還の方法は記載のとおりでございます。  第6条、一時借入金の限度額は2億円と定めております。  第7条、第8条、第9条については、それぞれ記載のとおり定めようとするものでございます。  5ページをお開きください。令和2年度南房総市水道事業会計予算実施計画ですが、3条予算である収益的収入及び支出の収入については、第1款水道事業収益を17億8,776万3,000円とし、前年度対比118.4%でございます。第1項営業収益8億7,886万2,000円は、水道料金及び開閉栓の手数料等でございます。第2項の営業外収益9億890万円は、市町村水道総合対策事業補助金や一般会計からの高料金対策補助金等が主なものとなっております。  支出につきましては、第1款水道事業費を16億7,379万5,000円とし、前年度対比103.3%でございます。第1項営業費用15億6,820万円は、職員20名分の人件費、浄水場運転経費、配水施設の維持管理費のほか、南房総広域水道企業団からの受水費、そして固定資産の減価償却費、資産減耗費が主なものとなっております。第2項営業外費用1億259万4,000円は、企業債利息及び消費税等でございます。令和2年度はこれらをもって事業運営をしてまいりますが、年度末における純利益を1億2,825万9,000円と見込んでおります。  6ページをお開きください。4条予算である資本的収入及び支出の収入ですが、第1款資本的収入を2億8,389万5,000円とし、うち第1項企業債2億1,000万円及び第2項国庫補助金2,959万3,000円は、配水管布設がえ工事等に係るものでございます。第3項負担金4,430万2,000円は、消火栓設置に係る負担金と新規加入者負担金を見込んだものでございます。  次に、支出につきましては、水道施設の更新を整備計画に沿って行おうとするもので、第1款資本的支出として11億1,611万8,000円を計上しております。第1項建設改良費8億9,254万8,000円の主な内容ですが、第1目浄水設備費は、小向ダムゲート更新工事、小向浄水場ほか遠方監視設備更新工事、白浜浄水場ほか取水流量計更新工事、小向浄水場ほか発電機更新工事が主なものとなっております。第2目配水設備費の主なものといたしましては、石綿管口径150ミリ、1,054メートルの布設がえ工事をいたします。第2項企業債償還金は2億2,057万円としております。  ここで、1ページにお戻りいただきまして、下から4行目をごらんください。資本的収入額が資本的支出額に不足する額8億3,222万3,000円につきましては、当年度分消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金等で補填をいたします。  そのほか7ページ以降に予算に関する説明資料、そして肩ナンバー35では主要事務事業の概要等について記載してございますので、ご審議の参考にしていただければと存じます。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 69: ◯飯田彰一議長 次に、議案第28号の補足説明を求めます。  総務部長。 70: ◯総務部長 それでは、議案第28号、南房総市定住自立圏形成協定の議決に関する条例の制定について補足説明申し上げます。肩ナンバー36をごらんください。  国が定めた定住自立圏構想推進要綱の規定により、館山市と南房総市の間で定住自立圏形成協定の締結をすることについて議会の議決を経る必要があることから、地方自治法第96条第2項の規定に基づき、本条例を新たに制定しようとするものでございます。本条例では、定住自立圏形成協定の締結もしくは変更または同協定の廃止を求める旨の通告を、議会の議決事件とするものであります。  附則でありますが、この条例は、公布の日から施行するものであります。  以上で議案第28号の補足説明を終わります。 71: ◯飯田彰一議長 以上で補足説明を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎諮問第1号~諮問第3号の上程説明・採決 72: ◯飯田彰一議長 日程第32、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから日程第34、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてまでを一括議題といたします。  市長に提案理由の説明を求めます。  市長。 73: ◯市長 それでは、諮問第1号から諮問第3号までの人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてご説明いたします。  人権擁護委員は、人権擁護委員法に基づき、市長が議会の意見を聞いて候補者を推薦し法務大臣が委嘱するものであります。任期は3年、現在17人の人権擁護委員がおりますが、令和2年6月30日で3人の委員が任期満了となりますので、議会の意見を伺い、推薦しようとするものであります。  諮問第1号につきましては加藤明美氏の、諮問第2号につきましては神作孝氏の、諮問第3号につきましては宮久地清紀氏の推薦であります。  諮問第1号の加藤明美氏は平成26年7月から、諮問第2号の神作孝氏は平成29年7月から人権擁護委員を務めていただいておりますが、再度委員候補者として推薦しようとするものであります。諮問第3号の宮久地清紀氏につきましては、新たに人権擁護委員候補者として推薦しようとするものであります。  3人の皆様は、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方々ですので、よろしくお願いをいたします。  なお、略歴につきましては、別紙資料のとおりでございます。 74: ◯飯田彰一議長 提案理由の説明を終わります。  これより諮問3件について質疑を行います。  質疑はございますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75: ◯飯田彰一議長 質疑はないようですので、質疑は以上で終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております諮問3件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 76: ◯飯田彰一議長 ご異議ないものと認めます。よって委員会付託を省略ことに決定いたしました。  これより諮問3件について討論を行います。  討論はございますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77: ◯飯田彰一議長 討論なしと認めます。  以上で討論を終結いたします。  これより採決を行います。採決は1件ずつ行います。  初めに、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決いたします。  本件は適任者として推薦することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 78: ◯飯田彰一議長 ご異議ないものと認めます。よって本件は適任者として推薦することに決定いたしました。  次に、諮問第2号、人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて採決いたします。  本件は適任者として推薦することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 79: ◯飯田彰一議長 ご異議ないものと認めます。よって本件は適任者として推薦することに決定いたしました。  次に、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決いたします。  本件は、適任者として推薦することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 80: ◯飯田彰一議長 ご異議ないものと認めます。よって本件は適任者として推薦することに決定いたしました。    ──────────────────────────────────────────     ◎日程の追加 81: ◯飯田彰一議長 ここでお諮りいたします。  お手元に配布の追加議事日程のとおり、日程を追加し、議題にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 82: ◯飯田彰一議長 ご異議ないものと認めます。よって日程を追加し、議題とすることに決定いたしました。    ──────────────────────────────────────────     ◎議案第29号の上程説明・補足説明 83: ◯飯田彰一議長 追加日程第1、議案第29号、契約の締結について(南房総市貸事務所建設工事)を議題といたします。市長に提案理由の説明を求めます。  市長。 84: ◯市長 それでは、議案第29号、契約の締結についてご説明いたします。  南房総市貸事務所建設工事に係る一般競争入札の結果、株式会社大松建設が落札しましたので、同社と6億1,600万円をもって工事請負契約を締結しようとするものであります。よろしくご審議をお願いいたします。 85: ◯飯田彰一議長 提案理由の説明を終わります。  次に、補足説明を求めます。  総務部長。 86: ◯総務部長 議案第29号の南房総市貸事務所建設工事の請負契約の締結につきまして、補足説明申し上げます。肩ナンバー40となります。  工事の概要につきましては、建築物として鉄骨造り2階建て延べ面積1,721.89平方メートルの貸事務所を旧南小学校校庭に建設するものです。人口減少対策が喫緊の課題となっている中で、特に若者等の定住に向けた雇用の場を確保するための企業誘致を実現するために、新たな貸事務所を整備いたします。  契約に至る経緯につきましては、令和2年2月14日に制限付き一般競争入札により入札執行したところ、入札参加申請業者6社中3社が入札に参加をし、株式会社大物建設が落札いたしましたので、同社と6億1,600万円をもって、令和2年2月20日に工事請負の仮契約の締結をしたところであります。本工事の契約の締結をするに当たり、南房総市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上で議案第29号の補足説明を終わります。 87: ◯飯田彰一議長 補足説明を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎散会の宣告 88: ◯飯田彰一議長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  これにて散会いたします。ご苦労さまでした。                                         (午後2時34分)...