長門市議会 > 2019-09-24 >
09月24日-04号

  • "公会計"(/)
ツイート シェア
  1. 長門市議会 2019-09-24
    09月24日-04号


    取得元: 長門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    令和 元年 9月定例会(第3回)───────────────────────────────────────────令和元年 9月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第4日)                             令和元年9月24日(火曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第4号)                      令和元年9月24日(火) 午前9時30分開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第18号 市の区域内の字の区域の変更について 日程第3 議案第19号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第4 報告第1号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて)      報告第2号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて)      報告第3号 権利の放棄について 日程第5 議案第1号 令和元年度長門一般会計補正予算(第3号)      議案第2号 令和元年度長門国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第3号 令和元年度長門介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第4号 令和元年度長門後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)      議案第5号 令和元年度長門水道事業会計補正予算(第1号)      議案第6号 令和元年度長門下水道事業会計補正予算(第1号)      議案第7号 平成30年度長門水道事業会計決算の認定について      議案第8号 平成30年度長門下水道事業会計決算の認定について      議案第9号 長門市会計年度任用職員給与等に関する条例      議案第10号 長門市印鑑条例の一部を改正する条例      議案第11号 長門市人事行政運営等状況の公表に関する条例等の一部を改正する条例      議案第12号 長門市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例      議案第13号 長門市災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例      議案第14号 長門市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第15号 長門市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第16号 長門市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例      議案第17号 長門市水道給水条例の一部を改正する条例 日程第6 議案の委員会付託──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第18号 市の区域内の字の区域の変更について 日程第3 議案第19号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第4 報告第1号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて)      報告第2号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて)      報告第3号 権利の放棄について 日程第5 議案第1号 令和元年度長門一般会計補正予算(第3号)      議案第2号 令和元年度長門国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第3号 令和元年度長門介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第4号 令和元年度長門後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)      議案第5号 令和元年度長門水道事業会計補正予算(第1号)      議案第6号 令和元年度長門下水道事業会計補正予算(第1号)      議案第7号 平成30年度長門水道事業会計決算の認定について      議案第8号 平成30年度長門下水道事業会計決算の認定について      議案第9号 長門市会計年度任用職員給与等に関する条例      議案第10号 長門市印鑑条例の一部を改正する条例      議案第11号 長門市人事行政運営等状況の公表に関する条例等の一部を改正する条例      議案第12号 長門市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例      議案第13号 長門市災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例      議案第14号 長門市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第15号 長門市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第16号 長門市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例      議案第17号 長門市水道給水条例の一部を改正する条例 日程第6 議案の委員会付託     予算決算委員会      議案第1号 令和元年度長門一般会計補正予算(第3号)     文教産業委員会      議案第5号 令和元年度長門水道事業会計補正予算(第1号)      議案第6号 令和元年度長門下水道事業会計補正予算(第1号)      議案第7号 平成30年度長門水道事業会計決算の認定について      議案第8号 平成30年度長門下水道事業会計決算の認定について      議案第17号 長門市水道給水条例の一部を改正する条例     総務民生委員会      議案第2号 令和元年度長門国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第3号 令和元年度長門介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第4号 令和元年度長門後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)      議案第9号 長門市会計年度任用職員給与等に関する条例      議案第10号 長門市印鑑条例の一部を改正する条例      議案第11号 長門市人事行政運営等状況の公表に関する条例等の一部を改正する条例      議案第12号 長門市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例      議案第13号 長門市災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例      議案第14号 長門市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第15号 長門市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第16号 長門市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例──────────────────────────────出席議員(17名)1番 綾城 美佳君       2番 早川 文乃君4番 中平 裕二君       5番 橋本 憲治君6番 有田  茂君       7番 吉津 弘之君8番 岩藤 睦子君       9番 南野 信郎君10番 重村 法弘君       11番 重廣 正美君12番 長尾  実君       13番 先野 正宏君14番 三輪  徹君       15番 田村 哲郎君16番 林  哲也君       17番 大草 博輝君18番 武田 新二君                ──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(1名)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局  長 永田 信博君       次  長 山下 賢三君主  査 岡本 功次君       書  記 佐伯加寿馬君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長 …………………… 大西 倉雄君  副市長 ………………… 大谷 恒雄君教育長 ………………… 松浦 正彦君  企画総務部長 ………… 藤田 一保君市民福祉部長 ………… 川野美智明君  経済観光部長 ………… 光永 忠由君経済観光部理事 ……… 田村 富昭君  建設部長 ……………… 早川  進君教育部長 ……………… 中谷 信浩君  消防本部消防長 ……… 中原 弘文君三隅支所長 …………… 小川  章君  日置支所長 …………… 惣代 芳治君油谷支所長 …………… 寺岡 秀勝君  上下水道局長 ………… 宗村 憲知君企画政策課長 ………… 伊藤 和久君  総務課長 ……………… 坂野  茂君財政課長 ……………… 長尾 正勝君  管理課長 ……………… 田村 敬助君教育総務課長 ………… 松崎  博君  生涯学習スポーツ振興課長 … 福田 浩二君監査委員 ……………… 岸田 弘稔君  監査事務局長 ………… 大庭  渉君──────────────────────────────午前9時30分開議 ○議長(武田新二君) おはようございます。本日の出席議員については、17人であり定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(武田新二君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、重村法弘議員及び重廣正美議員を指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第18号 ○議長(武田新二君) 日程第2、議案第18号「市の区域内の字の区域の変更について」を議題とします。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 お諮りします。 本案は、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。委員会付託を省略することに決定しました。 討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第19号 ○議長(武田新二君) 日程第3、議案第19号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題とします。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 お諮りします。 本案は、委員会付託及び討論を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。委員会付託及び討論を省略することに決定しました。 お諮りします。 本案に対する議会の意見は適任とすることに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号は適任の意見を付して通知することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第4.報告第1号~報告第3号 ○議長(武田新二君) 日程第4、報告第1号から報告第3号までを一括議題とします。 これより質疑を行います。 最初に、報告第1号及び報告第2号「専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて)」質疑を行います。御質疑はありませんか。重村議員。 ◆10番(重村法弘君) 皆さん、おはようございます。本来でしたら質疑通告をきちんとするべきでございますが、質疑通告が間に合わなかったということで反省の上に質疑を立たせて頂きます。 報告第1号と報告第2号につきましては、第1号につきましては、業務中、車両を右折させたときに電柱と接触する、破損させるという事案が起き、金額からいうと36万830円、それから報告第2号の事案につきましては給食センター内の駐車場で起きた事故で、車両を後進させる、バックさせて、そのときに後方にあった車両に接触し賠償するものということで、金額が、修理代、代車代合わせて21万4,560円と、この2件の事案の報告をいただいております。 この2つの報告の事案というのは、簡単に言えばうっかりミスといいますか、防ごうと思えば防げる事案ではなかろうかというふうに思います。そこで、教育委員会所管業務車両が2件立て続けにこういうふうに起きたわけですけれども、まずこういう事故を受けての管理者としての見解を1つと、どういう注意喚起を今後されたのか、この2点御報告を頂きたいと思います。 ○議長(武田新二君) 中谷教育部長。 ◎教育部長中谷信浩君) それでは教育委員会のほうからお答えをさせて頂きます。 初めに報告第1号でございますが、移動図書館車運転業務につきましては市とシルバー人材センターの間で運転手の業務派遣について個別契約を行っております。そうしたことからシルバー人材センターに対しまして、今後このような事故が発生しないよう安全確認の徹底と事故防止について厳しく申し出を行ったところでございます。 次に報告第2号、給食配送車の事故につきましては、この事故を受けまして教育委員会のほうでは当該給食配送員に対して、車を運転する業務でございますので、運転にはこれまで以上に細心の注意を払うように口頭での厳重注意を行いました。それとともに全ての給食配送員に対して、朝のミーティングにおいて安全運転を心がけるよう注意喚起のほうを行いました。また来月ではございますが、全ての給食配送員を対象とした交通安全研修を予定しており、今後もこうした研修を定期的に開催し、さらなる安全運転の向上に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
    ○議長(武田新二君) ほかに御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、報告第3号「権利の放棄について」質疑を行います。御質疑はありませんか。重村議員。 ◆10番(重村法弘君) 報告第3号につきましても質疑をさせて頂きます。 この報告第3号は、平成30年度において放棄した債権の処理をしたということが報告されております。放棄の理由の中に、条例第12条第1項第1号に該当する分ということで、時効期間が満了したことによるものとして112人分、602万5,102円の、早い話、取り立てを今後しないという放棄の報告がされております。 金額につきましては、本議会に上程されております第7号議案、平成30年度の水道決算の中で金額については審査をさせて頂きたいというふうに思いますが、この放棄の理由の中に所在不明等の理由により時効期間が満了したというものが書いてございますが、この第1項第1号というのは時効期間が満了したものについて処理するというふうに明記がされていると思うんですが、所在不明以外にどういったケースで時効期間というのが発生するのか、これをお尋ねして質疑を終わります。 ○議長(武田新二君) 田村上下水道局管理課長。 ◎管理課長田村敬助君) 私のほうからお答え致します。 議員が言われますように、ここについては水道料金の私債権や農業集落排水の非強制徴収公債権等の放棄をやっております。 時効期間が満了したことの理由でございますが、まず大きく所在不明と支払い能力がないということがございます。支払い能力がないという中には、やはり交渉を通じておりますが、高齢や生活困窮によって、もうこの方はもう支払い能力がないという形でこちらのほうで認めたものでございます。所在不明につきましては、もう接触ができずに所在も不明で今後どうしようもないという形でここで落とすものでございます。以上でございます。 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 以上で、ただ今議題となっております報告に対する質疑を終結します。────────────・────・──────────── △日程第5.議案第1号~議案第17号 ○議長(武田新二君) 日程第5、議案第1号から議案第17号までを一括議題とします。 これより質疑を行います。 最初に、議案第1号「令和元年度長門一般会計補正予算(第3号)」から議案第6号「令和元年度長門下水道事業会計補正予算(第1号)」まで質疑を行います。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第7号「平成30年度長門水道事業会計決算の認定について」及び議案第8号「平成30年度長門下水道事業会計決算の認定について」質疑を行います。まず、通告者から行います。林哲也議員。 ◆16番(林哲也君) 皆さん、おはようございます。林哲也でございます。 それでは発言通告に従いまして、議案第7号「平成30年度長門水道事業会計決算の認定について」、2点ほどお尋ねを致します。 この議案は文教産業委員会に付託されますので、決算書に示された財務諸表等についての詳細については委員会での議論に委ねたいというふうに思います。 そこで平成30年度の水道事業会計における決算監査意見書によると、人口減少に伴い、給水人口給水戸数は減少し、水道事業の経営上、重要な指標の一つである有収率も80%を割り込んでいる状況であると、そして引き続き公営企業としての経営の健全性の確保に努められるとともに、現在及び将来に向けて取り組むべき課題と推し進めるべき実現方策である長門市水道ビジョンの実施、検証を行いながら、良質な水道サービスの提供を通じて公共の福祉の増進に努められたいというふうに指摘をしております。 上下水道局長にお尋ね致します。一般的に公営企業会計は、複式簿記発生主義を採用していることから公会計よりも企業会計に近いという印象があるかもしれませんが、公営企業会計企業会計とも異なっております。最も大きな相違点というのは、企業会計決算重視であるのに対して、公営企業会計地方自治法に明記された住民福祉の増進を図ることを目的としており予算と決算の双方を重視する点にあります。 まず1点目として、企業会計における決算の重要性というのをどういうふうに認識をされ、監査委員決算監査意見書の指摘をどのように考えておられるのかお尋ね致します。 ○議長(武田新二君) 宗村上下水道局長。 ◎上下水道局長宗村憲知君) おはようございます。それでは林議員の質疑にお答え致します。 まず公営企業における決算の重要性についてのお尋ねでございますが、水道事業市民生活に直結する重要なライフラインであり、安心安全な水を安定的に供給し、将来にわたり健全な経営感覚をもって事業を継続していく役割を担っております。 公営企業の決算につきましては、民間企業と同様、一定期間の利益をあらわす損益計算書一定時点財政状態をあらわす貸借対照表など財務諸表と呼ばれる書類を作成しておりますが、これら財務諸表一定期間経営成績財務状態を市民にお知らせする重要な書類と認識しております。その中で継続性を保つためにも重要な指標であります有収率については平成29年度には80%を割り込み、平成30年度は76.3%と下がっておりますが、これらは給水人口の減に伴い有収水量も減少する一方、年間配水量は増加したことによるものであります。 年間総配水量が増加した要因と致しましては水道管路老朽化による漏水が考えられますが、現在、布設後40年を超える経年管の割合が急激に増え、更新が追いつかないのが現状であります。更に市内全域において突発的な漏水も多く見受けられることから、漏水の多い箇所について優先的に管路の更新を行うなど有収率の改善に努めているところであります。 次に平成30年度決算につきましては監査委員の御指摘にありますとおり厳しい経営環境のもとにあるところですが、先に述べた有収率の改善を最優先に、水道ビジョンに掲げた工程に沿って進めている浄水場や管路の更新、耐震化の取り組みを着実に推進する一方、中長期的な視点に立って経営の効率化を図る必要があると考えております。以上でございます。 ○議長(武田新二君) 林議員。 ◆16番(林哲也君) 次に2点目に移ります。 同じく決算監査意見書は次のように記しております。施設の更新に当たってはダウンサイジングなどの事業費の抑制に取り組むとともに現状の情報開示に努め、受益者負担の原則を含めた水道料金のあり方について検討を進められ、一層の経営の効率化を推進されたいと具体的に指摘されておりますけれども、こうした点に対する上下水道局の今後の方針を重ねてお尋ねして議案第7号の質疑を終わらせて頂きます。 ○議長(武田新二君) 宗村上下水道局長。 ◎上下水道局長宗村憲知君) それではお答え致します。 今後の方針と致しましては水道ビジョンに掲げておりますとおり、施設の更新に当たっては最小限必要な規模への縮小や余剰となった施設を再編するなどして事業費の抑制に取り組んでまいります。更に事業費の抑制を図った上でもなお不足する財源の確保策につきましては、広く市民に対し現状の情報開示に努めた上で、水道事業の安定性を大前提に、受益者負担の原則と将来世代へ過度な負担を強いることがないようにすることとのバランスをとりながら水道料金のあり方を検討してまいります。こうした取り組みや検討を不断に進めることで経営の一層の効率化に努めてまいります。以上でございます。 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑はありませんか。林議員。 ◆16番(林哲也君) それでは発言通告に従いまして、引き続き議案第8号「平成30年度長門下水道事業会計決算の認定について」お尋ねを致します。 決算監査意見書では、下水道事業については一般会計からの多額の繰り入れ等による補填がされている状況にあり、将来的には施設、設備の老朽化に伴う更新投資の増大や人口減少等に伴う料金収入の減少などの課題が見込まれていると指摘した上で、中長期的な視点で下水道経営の健全化を図る必要があることからアセットマネジメント、即ち資産管理に的確に取り組まれたいと要請しておりますけれども、上下水道局の今後の方針を局長にお尋ねして議案第8号に対する質疑を終わります。 ○議長(武田新二君) 宗村上下水道局長。 ◎上下水道局長宗村憲知君) それでは林議員の質疑にお答え致します。 決算審査意見書で指摘されたとおり、下水道事業につきましては一般会計から多額の繰り越し等による補填がされている状況にあります。今後も本市の下水道事業主要施設である公共下水道東深川浄化センター更新事業に引き続き、農業・漁業集落排水事業において老朽化を要因とした改築更新需要の増大が見込まれております。その反面、人口減少に伴う料金収入の減少など経営環境はますます厳しくなることが予想されます。 今後の方針と致しましては、意見書で要請されている下水道保有施設更新需要とそれに伴う財源確保の検討を並行して行うアセットマネジメント、いわゆる資産管理でございますが、この取り組みを強化することとし、公共下水道ストックマネジメント計画農業集落排水事業最適整備構想漁業集落排水事業機能保全計画により把握した下水道3事業全体の中長期的な改築更新需要に基づく投資計画に必要な財源を計画的かつ適切に確保し経営の健全化に取り組んでまいります。以上でございます。 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第9号「長門市会計年度任用職員給与等に関する条例」から議案第17号「長門市水道給水条例の一部を改正する条例」まで質疑を行います。まず、通告者から行います。田村哲郎議員。 ◆15番(田村哲郎君) おはようございます。それでは質疑通告に従いまして質疑をさせて頂きます。 議案第9号「長門市会計年度任用職員給与等に関する条例」、4点申し上げますけれども、一括して申し上げますので御答弁も一括してお願い申し上げます。 1番、会計年度任用職員の総数はどの程度を見込まれるのか、フルタイム、パートタイム別に教えて頂きたいと思います。 2番、これによって待遇がどの程度改善される見込みなのか、あくまでもこれは来年度からのことですから見込みでしょうけれども、その点をお伺い致します。 3番、昨年秋ちょうど1年前になりますけれども、決算審査の要望的意見で総務民生委員会のほうからが提案しました公立保育園の臨時職員・パート職員の方々の待遇改善、これについて今回のこの条例第9号のことが改善につながっていくのかどうか御説明をお願い致します。 4番、地元新聞長門時事さんによると1億円程度という形で人件費の増大について書かれておられましたけれども、今後国の支援は望めるのか、そのあたりをお尋ねして終わります。 ○議長(武田新二君) 坂野総務課長。 ◎総務課長(坂野茂君) おはようございます。それでは田村議員の質疑にお答えさせて頂きます。 地方公務員の臨時・非常勤職員の雇用につきましては、その適正な任用と勤務条件の確保を目的に地方公務員法及び地方自治法が改正されまして、令和2年4月1日から会計年度任用職員制度が施行されることとなっております。現在、必要と致します業務量を精査の上、雇用形態等を検討し、本市の自治体経営に即した制度の構築に向けて準備を進めているところでございます。 まず議員お尋ねの1点目、会計年度任用職員の総数についてでございます。新制度に移行します次年度において、本市ではパートタイム職員として約450人の雇用を想定しております。フルタイム職員としての雇用は現在のところ予定をしておりません。 次に2点目です。待遇改善の見込みでございますが、まず勤務形態に応じて月額または日額若しくは時間額により支給致します基本報酬につきましては現行水準を維持し、通勤手当相当分につきましては現行12キロメートルを上限としております支給対象距離を撤廃致しまして割り増し報酬として通勤距離に応じて支給をすることとなります。時間外勤務報酬、休日勤務報酬、夜間勤務報酬等につきましても勤務実績に応じて支給を致します。 次に手当につきましてですが、任用期間が6カ月以上でかつ規則に定めます1週間当たりの勤務日数等が少ない者以外の職員の方には正規職員の支給月数を超えない範囲で期末手当を支給致します。これらの報酬及び手当の支給によりまして現在の総収入額を下回ることのないよう制度設計することとしております。 また休暇についてですが、国の非常勤職員に準じた取り扱いとなるよう求められているところでありまして、再度の任用の際は非常勤職員と同様に前年度に付与されました年次有給休暇を繰り越すことが可能となります。加えて、無給でございますが、一定の条件を満たした者には育児休業や介護休暇の取得が可能となるなどの待遇改善が見込まれます。 次に3点目の昨年秋の決算審査の要望的意見で総務委員会が提案されました公立保育園の臨時職員・パート職員の方々の待遇改善になるのかという御質問でございますが、公立保育園の臨時職員・パート職員の皆様も会計年度任用職員として新たに雇用をすることとなります。2点目に申し上げましたのと同様の待遇改善が見込まれるところでございます。 最後に4点目、人件費の増大について今後国の支援は望めるのかという御質問でございますが、去る8月30日、総務省は令和2年度予算概要の提出に伴いまして令和2年度の地方財政の課題という資料を公表致しております。その中には地方交付税の算定基礎及び地方財政収支の仮試算が示されておりますが、会計年度任用職員制度の施行に伴い必要となる歳出の取り扱いについては予算編成過程で必要な検討を行うと記述をされております。また本年5月に総務省より各自治体あてに会計年度任用職員制度に移行するに伴い増となる経費等について調査が行われています。更にこの9月に入ってから地方財政措置の重要な資料とするとして報告内容についてより精度の高いものとするよう通知のほうもあったことなどから、普通交付税の基準財政需要額の算定に反映されるなど市長会を通じて国において必要な財政措置が講じられることを強く要望致しますとともに、今後の国の動向を注視してまいりたいと考えております。以上で答弁を終わります。 ○議長(武田新二君) 引き続きやっていただけますか。田村議員。 ◆15番(田村哲郎君) それでは議案第12号「長門市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」、いわゆるこれは被後見人制度、成年後見人制度において欠格条項という問題がかねてからありました。私このことを知ったのはかなり以前なんですけども、こういうことが現状まだ行われていたということ自体非常に驚きを隠せなかったことを覚えていますけれども、今回ようよう長年の懸案であるこの欠格条項について見直しを図るということができるということらしいのでお尋ねを致します。 1番、長門市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例でいわゆる後見人制度における欠格条項の問題点を是正しようとするものでありますが、この法改正の目的や経過等をお尋ね致します。 2番目に、今後は個別審査規定というふうになるとなっておりますけれどもその審査体制等は整備が十分できているのか、この2点をお尋ね致します。 ○議長(武田新二君) 藤田企画総務部長。 ◎企画総務部長(藤田一保君) それでは質疑にお答え致します。 本議案につきましては、成年後見制度の利用促進に関する法律に基づく措置として令和元年6月に国において成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律に関する法律が成立、公布され、地方公務員法を初めとする数多くの法律が改正されたことから、関係する条例について所要の改正を行うものです。 まず1点目の御質問、成年後見人制度における欠格条項の問題点を是正しようとする今回の法改正の目的や経過等についてお答え致します。 成年後見制度は認知症などで判断能力が十分ではない方に代わって後見人らが財産管理や契約行為を行う制度でありますが、法改正前は成年後見制度を利用すると公務員や弁護士、法人役員等の資格や地位を保持できなくなったりするという欠格条項が設けられていました。制度を利用していることをもって一律に国民の権利を認めなかったり排除したりするのは人権侵害との考え方の広まりや、欠格条項が制度の利用をちゅうちょさせる一因になっているとの指摘もあったことから、成年後見制度を利用している方々の人権が尊重され不当に差別されないよう数多くの法律で規定されていた成年被後見人等に係る欠格条項を一律に削除し、資格等にふさわしい能力の有無を個別的、実質的に審査、判断する仕組みへと改めることを目的に法改正が行われました。今後は認知症の方や障害のある方など成年後見制度の利用を必要とする方が、欠格条項による失職や資格の剥奪などを心配することなく制度を利用できるようになるものと期待されております。 2点目の、今後は個別審査規定となるがその審査体制は整っているのかという御質問についてですが、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律では200近くの法律に規定されていた欠格条項を見直すこととなりましたが、具体的な個別審査規定につきましては省令に委任されたことから、審査体制についても今後各省庁において検討、整備されていくものと考えています。以上です。 ○議長(武田新二君) ほかに御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 以上で、ただ今議題となっております議案に対する質疑を終結します。────────────・────・──────────── △日程第6.議案の委員会付託 ○議長(武田新二君) 日程第6、議案の委員会付託を行います。 ただ今議題となっています議案第1号から議案第17号までは、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。 お諮りします。 ただ今各常任委員会に付託しました議案については、会議規則第42条第1項の規定により、10月6日までに審査を終わるよう期限をつけることにしたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員会に付託しました議案については、10月6日までに審査を終わるよう期限をつけることに決定しました。 お諮りします。 議案の委員会審査のため、9月25日から10月6日までの12日間休会したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、9月25日から10月6日までの12日間休会することに決定しました。────────────・────・──────────── ○議長(武田新二君) 以上で、本日の日程は終了しました。 次の本会議は、10月7日午前9時30分会議を開きます。 本日はこれで散会します。午前10時04分散会──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     令和元年 9月24日                議  長  武田 新二                署名議員  重村 法弘                署名議員  重廣 正美...