令和 2年 第7回定例会(12月)令和2年第7回
岩国市議会定例会会議録(第1号)令和2年11月26日(木曜日
)――――――――――――――――――――――――――――――議事日程(第1号)令和2年11月26日(木曜日)午後1時開議┌───┬───────────────────────────────────┬───┐│日 程│ 件 名
│備 考│├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 1
│会議録署名議員の指名
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 2│会期の決定
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 3│諸般の報告 門前町三丁目の
下水道工事に係る事故について
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 4│
監査報告第15号
例月出納検査の結果に関する報告について │ ││ │
監査報告第16号
例月出納検査の結果に関する報告について │ ││ │
監査報告第17号
例月出納検査の結果に関する報告について
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 5│議案第 98号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第4号)
│ ││ │議案第 99号 令和2年度岩国市
後期高齢者医療特別会計補正予算 │ ││ │ (第2号)
│ ││ │議案第100号 令和2年度岩国市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
│ ││ │議案第101号 令和2年度岩国市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
│ ││ │議案第102号 令和2年度
錦帯橋管理特別会計補正予算(第2号)
│ ││ │議案第103号 令和2年度岩国市
市場事業特別会計補正予算(第1号)
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 6│議案第104号 令和2年度岩国市
水道事業会計補正予算(第1号)
│ ││ │議案第105号 令和2年度岩国市
工業用水道事業会計補正予算(第2号)
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 7│議案第106号 令和2年度岩国市
病院事業会計補正予算(第2号)
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 8│議案第107号 岩国市
特定用途制限地域内における建築物の制限に関する
│ ││ │ 条例 │ ││ │議案第108号 岩国市
特別用途地区内における建築物の建築の制限に関する
│ ││ │ 条例及び
岩国都市計画地区計
│画川下地区地区計画の
区域内│ ││ │ における建築物の制限に関する条例の一部を改正する
条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 9│議案第109号 岩国市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する
│ ││ │ 条例の一部を改正する条例
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第10│議案第110号 岩国市一般職の職員の給与に関する条例及び岩国市
一般職 │ ││ │ の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する
条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第11│議案第111号
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の
│ ││ │ 整理に関する条例
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第12│議案第112号 岩国市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第13│議案第113号 岩国市
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の
基 │ ││ │ 盤強化のための
固定資産税の課税免除に関する条例の一部
│ ││ │ を改正する条例
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第14│議案第114号 岩国市
道路占用料徴収条例等の一部を改正する
条例 │ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第15│議案第115号 財産の無償譲渡について
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第16│議案第116号
指定管理者の指定について
│ ││ │議案第117号
指定管理者の指定について
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第17│議案第118号
新市建設計画の変更について
│ │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第18│議案第119号 市道小瀬28号線
災害復旧工事請負契約の締結について │ │└───┴───────────────────────────────────┴───
┘――――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した事件 目次に記載のとおり
――――――――――――――――――――――――――――――出席議員(28人) 1番 河 合 伸 治 君 12番 丸 茂 郁 生 君 22番 石 本 崇 君 2番 越 澤 二 代 君 13番 小 川 安 士 君 23番 石 原 真 君 3番 桑 田 勝 弘 君 14番 長 岡 辰 久 君 25番 桑 原 敏 幸 君 4番 中 村 豊 君 15番 大 西 明 子 君 26番 貴 船 斉 君 5番 田 村 博 美 君 16番 片 岡 勝 則 君 27番 藤 重 建 治 君 6番 中 村 雅 一 君 17番 広 中 信 夫 君 28番 松 本 久 次 君 8番 武 田 伊佐雄 君 18番 松 川 卓 司 君 29番 植 野 正 則 君 9番 重 岡 邦 昭 君 19番 藤 本 泰 也 君 30番 片 山 原 司 君10番 広 中 英 明 君 20番 瀬 村 尚 央 君 11番 姫 野 敦 子 君 21番 細 見 正 行 君 ――
――――――――――――――――――――――――――――欠席議員(2人) 7番 矢 野 匡 亮 君 24番 山 本 辰 哉 君
――――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者 市長 福 田 良 彦 君 副市長 杉 岡 匡 君 教育長 守 山 敏 晴 君
水道事業管理者 辻 孝 弘 君 審議監 村 田 光 洋 君
総務部長 高 田 昭 彦 君
危機管理監 廣 田 秀 明 君
総合政策部長 加 納 健 治 君
基地政策担当部長 山 中 法 光 君
市民生活部長 野 村 浩 昭 君
文化スポーツ担当部長 藤 本 浩 志 君 環境部長 藤 村 篤 士 君
健康福祉部長 児 玉 堅 二 君
保健担当部長 木 原 眞 弓 君
地域医療担当部長 山 田 真 也 君
産業振興部長 穴 水 千 枝 美 君
農林水産担当部長 槙 本 新 次 郎 君
建設部長 木 邉 光 志 君
都市開発部長 山 中 文 寿 君
建築政策担当部長 坂 上 政 行 君
由宇総合支所長 佐 々 川 周 君
周東総合支所長 中 原 健 登 君
錦総合支所長 沖 晋 也 君
美和総合支所長 上 尾 浩 睦 君
会計管理者 村 上 和 枝 君 教育次長 三 浦 成 寿 君
監査委員事務局長 村 重 政 司 君
農業委員会事務局長 中 西 亮 二 君
選挙管理委員会事務局長 宇 佐 川 武 子 君
水道局次長 竹 嶋 勇 君
消防担当部長 冨 岡 英 文 君
――――――――――――――――――――――――――――――会議の事務に従事した職員
議会事務局長 樋谷正俊 庶務課長 髙村和恵 議事課長 鈴川芳智
議事調査班長 福本和史 書記 河村佳之 書記 佐伯浩則 書記
福永啓太郎――――――――――――――――――――――――――――――午後1時 開会
○議長(
藤本泰也君) 所定の出席議員がありますので、会議は成立いたしました。 これより令和2年第7回
岩国市議会定例会を開会いたします。 なお、
今期定例会に提出されます議案等及び本日の
議事日程は、お手元に配付しておるとおりであります。 直ちに本日の会議を開きます。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
藤本泰也君) 日程第1
会議録署名議員の指名をいたします。 本日の
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により、11番 姫野敦子さん、12番 丸茂郁生君、13番 小川安士君を指名いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第2会期の決定
○議長(
藤本泰也君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
――――――――――――――――――――――――――――――令和2年第7回
岩国市議会定例会会期日程┌───┬──────┬─┬───┬──────────────────────────┐│目 次│ 月
日 │曜│開 議│ 備 考 │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第 1│11月26日│木│本
会議│開会 議案等上程 説明 質疑
委員会付託 ││ │ │ │ │委員長報告 質疑 討論 採決
││ │ │ │ │本
会議終了後
都市活力再生・
推進調査特別委員会 │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第 2│11月27日
│金│ ├─
┐ *一般質問通告受付 8時30分 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 3│11月28日
│土│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 4│11月29日
│日│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 5│11月30日
│月│ │ │ *一般質問通告締切 正午 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 6│12月 1日
│火│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 7│12月 2日
│水│ │ ├─ 休 会 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 8│12月 3日
│木│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第 9│12月 4日
│金│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第10│12月 5日
│土│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第11│12月 6日
│日│ ├─
┘ │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第12│12月 7日│月│本
会議│一般質問 │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第13│12月 8日│火│本
会議│一般質問 │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第14│12月 9日│水│本
会議│一般質問 │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第15│12月10日
│木│ ├─┐ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第16│12月11日
│金│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第17│12月12日
│土│ │ ├─ 休 会 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第18│12月13日
│日│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第19│12月14日
│月│ │ │ 10時
経済常任委員会 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第20│12月15日
│火│ │ │ 10時
教育民生常任委員会│├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第21│12月16日
│水│ │ │ 10時
建設常任委員会 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第22│12月17日
│木│ │ │ 10時
総務常任委員会 │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第23│12月18日
│金│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第24│12月19日
│土│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第25│12月20日
│日│ │ │ │├───┼──────┼─┼───┼─┼────────────────────────┤│第26│12月21日
│月│ ├─
┘ │├───┼──────┼─┼───┼──────────────────────────┤│第27│12月22日│火│本
会議│委員長報告 質疑 討論 採決 閉会
││ │ │ │ │本
会議終了後 防災・
減災対策推進調査特別委員会 │└───┴──────┴─┴───┴──────────────────────────
┘――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(
藤本泰也君) お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月22日までの27日間といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 御異議なしと認めます。よって、
今期定例会の会期は、本日から12月22日までの27日間と決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第3諸般の報告
○議長(
藤本泰也君) 日程第3 諸般の報告。 門前町三丁目の
下水道工事に係る事故について当局の報告を求めます。 (別 添)
◎市長(福田良彦君) それでは、5月17日に発生しました門前町三丁目の
下水道工事に係る事故について6月定例会で御報告させていただきましたが、その後の状況について御報告させていただきます。 まず、立て坑内の
排水処理につきましては、
硫化水素を含んだ大量の水を無害化しつつ、安全に搬出する方法について、有識者から助言を受けながら慎重に検討を重ねてまいりました。 検討の結果、水を無害化した上で安全な状態にして通常の
下水処理を行い放流することとし、小規模な施設の設置により現地にて
無害化処理が可能な
ナノバブル工法を採用いたしました。
ナノバブル工法とは、酸素またはオゾンをナノレベルの超微細な気泡にして水中に供給することによって、水中の
硫化水素イオンを化学反応で安定化させる工法であります。また、無害化した水は、貯留施設が備わっている
一文字終末処理場に搬入することとしました。 この作業の準備を6月26日に開始し、同月30日から
ナノバブル装置を稼働させたところ、7月2日午後4時頃に中津町三丁目の立て坑において採取した処理水からは
硫化水素が検出されなかったことから、翌3日に搬出作業を開始することとしました。 搬出した処理水は、7月3日から同月10日までの8日間で総量約1,286立方メートルとなり、当初の
予定どおり一文字終末処理場に安全に運搬することができました。 7月11日からは、立て坑内部及び
下水道管内に堆積した土砂等の搬出と清掃作業を行い、7月20日に
担当職員が立て坑内に立ち入り、安全を確認したことにより、事故当日から続いていた門前町三丁目の
立て坑付近における夜間の
片側交互通行及び
歩行者通行止めについて7月23日に解除することができました。 また、立て坑内への立入りが可能となったことから、警察及び
労働基準監督署による
現場検証及び
実況見分が7月29日に実施されており、その様子は新聞やテレビ等でも報道されたところでございます。 警察からは、現時点においても継続して調査中とのことであり、正式な発表までにはしばらく時間を要すると伺っております。 市としましては、事故の原因は、土壌で自然に生成された
硫化水素が現場周辺の地下水に溶け込み、この地下水と土砂が立て坑と管渠の接続部から坑内に噴き出したことで
硫化水素が気化して、立て坑内に充満したことによるものと推察しております。また、そうした状況下において、立て坑及び管渠内の換気が不十分であったことも大きな要因であると考えております。 こうした中、事故発生時の
安全管理体制や
施工手順について問題点を十分精査した後、
再発防止策を策定した上で、工事の再開に向けた協議を関係各所と進めてまいりました。 一方、
受注業者におきましては、今後の施工に関しても
硫化水素が存在する
工事現場での作業であるということを十分認識した上で、安全に作業をするための
再発防止に関する手順書を作成して、手順書の周知と
安全教育について工事に関係する全ての作業員に実施したことを
労働基準監督署に報告し、その内容が受理されたことから、
現場検証及び
実況見分から2日後の7月31日に工事を再開したところでございます。 その後、
労働基準監督署から11月13日付で指導票及び
是正勧告書の通知があったとの報告が
受注業者からありました。この指導票においては改善すべき事項がある旨が記載されており、
是正勧告書においては
労働安全衛生法に抵触している点を是正する旨が勧告されているとのことでありました。こうしたことから、その改善策と是正内容についての報告を12月13日の期日までに行うよう準備を進めていると
受注業者から連絡を受けております。 市においては、工事の再開以降、
再発防止の観点から、施工中の全ての
工事現場において事前通知なしでの
安全パトロールを実施し、換気の実施や
施工手順が適正であるか等、
現場作業員の安全意識について確認作業を行いながら、改善点があればその都度指導をしており、今後も現場の
安全パトロールについては随時実施することとしております。 また、事故当初から様々な助言をいただいた有識者の御意見を参考に、10月に
事故調査報告書を作成し、
再発防止策を示しています。今後も
再発防止策の周知徹底を図りながら職員の育成も継続して行い、このような事故が二度と起こらないよう
再発防止に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ、本件は以上で終わります。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第4
監査報告第15
号例月出納検査の結果に関する報告について
監査報告第16号
例月出納検査の結果に関する報告について
監査報告第17号
例月出納検査の結果に関する報告について
○議長(
藤本泰也君) 日程第4
監査報告第15号
例月出納検査の結果に関する報告について、
監査報告第16号
例月出納検査の結果に関する報告について、
監査報告第17号
例月出納検査の結果に関する報告について、以上3件については、地方自治法第235条の2第3項の規定により、お手元に配付しておりますとおり、検査の結果に関する報告の提出がありましたので、御報告いたします。 (別 添)
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第5議案第98号令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第4号) 議案第 99号 令和2年度岩国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第100号 令和2年度岩国市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第101号 令和2年度岩国市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第102号 令和2年度
錦帯橋管理特別会計補正予算(第2号) 議案第103号 令和2年度岩国市
市場事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(
藤本泰也君) 日程第5 議案第98号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第4号)、議案第99号から議案第103号までの各特別会計補正予算、以上6議案を一括議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎市長(福田良彦君) 議案第98号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第4号)及び議案第99号から議案第103号までの各特別会計補正予算について、その概要を御説明いたします。 今回の補正予算は、職員の変動等に伴う人件費の調整を行うとともに、一般会計においては、事業の進捗に合わせた諸経費の調整などを行っております。 それでは、
一般会計補正予算(第4号)について、歳入の主なものを御説明いたします。 県支出金は、新たに地域経済活動回復支援事業交付金を計上しております。この交付金は、中小企業などの支援を目的とする市町の主体的な取組に対して、補助率2分の1で1,000万円を上限に交付されるもので、今回の補正では補正予算(第2号)で計上しました新型コロナウイルス感染対策店舗改装等補助金の対象業種を拡大し、当該補助金の財源とするための財源更正を行っております。 繰入金は、規模調整のため財政調整基金とりくずし金を減額しております。 市債は、起債対象事業費の変更に伴い、道路橋りょう債などを追加計上しております。 次に、歳出の主なものについて御説明いたします。 歳出は、各費目において人件費の調整を行うとともに、事業の進捗に合わせた諸経費の調整などを行っております。 総務費では、特定防衛施設周辺整備費と再編関連特別事業費について、事業費の確定見込みや事業の進捗に合わせた調整を行っております。 農林水産業費では、有害鳥獣から農地を防護するために設置された侵入防止柵の補修費や改良費を助成するための補助金を新たに計上しております。 商工費では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている飲食事業者などへの支援策として実施しましたいわくに経営応援助成金について、その給付が終了したために不用額を減額しております。 土木費では、市道の冠水を防ぐために設置されている排水施設が老朽化しているため、その改修を行う経費を新たに計上しております。 災害復旧費では、土木施設に係る災害復旧費を追加計上しております。 以上の結果、補正額は446万3,000円で、補正後の予算規模は924億3,603万7,000円となり、当初予算規模に比べ約29.6%の増となります。また、令和元年度12月補正後の予算規模と比較しますと約18.3%の増となります。 第2表 繰越明許費補正は、公民館整備事業ほか1事業について、年度内の完了が困難であるため追加するものであります。 第3表 債務負担行為補正は、令和3年度からの業務執行に支障を来さないよう令和2年度中に契約の締結が必要となるものが2件、公の施設の
指定管理者の指定に係るものが1件など、合わせて8件の追加を行っております。 第4表 地方債補正は、起債対象事業費の変更に伴う調整を行っております。 続きまして、特別会計の補正予算について御説明いたします。 今回の補正は、9会計のうち5会計において、職員の変動等に伴う人件費の調整などを行っております。 以上で、一般会計及び特別会計の補正予算についての御説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本6議案に質疑はありませんか。
◆22番(石本崇君) それでは、質疑をさせていただきたいと思います。 ただいまの壇上からの市長の御発言の中に、新型コロナウイルス感染症対策ということで、それぞれ補正予算が計上されておりました。午前中の全員協議会でもございましたが、やはりこういった予算づけも、本当に新型コロナウイルス感染症に対する皆さんの安心・安全が担保されて初めて十二分な意義が出てくるものと思います。 したがいまして、我々議員もそのことをしっかりと頭に入れながらこの補正予算を審議しなければならないという観点から、午前中の全員協議会にもなかった話ではございますが、ただいまクローズされております医師会病院についてお尋ねいたします。 一体いつになればこの医師会病院の一般診療が再開するのでしょうか。可及的速やかな一般診療の再開を求めるものであります。御答弁のほど、よろしくお願いいたします。
◎
地域医療担当部長(山田真也君) 議員お尋ねの医師会病院の業務再開予定日についてでございますけれども、今、医師会病院は懸命に感染拡大防止に努めておられます。今後も山口県のクラスター対策チーム、そういったところからの指導や指示を仰ぐということは伺っております。 私といたしましては、感染が確認されてから最短でも2週間後が目安というのは承知しております。明確な再開日というのは決まっておりませんけれども、感染が確認された11月17日から2週間後ということになれば、最短でも12月の初旬ということになるのではないかというふうに考えております。
○議長(
藤本泰也君) ほかに。
◆21番(細見正行君) 午前中にも全員協議会を行いましたけれど、コロナ対策としての経済対策を早急にすべきではないかという意見がたくさん出ておりましたが、この補正予算の中ではそういった数字があまり見受けられません。 国も10兆円の予備費を組んだとお伺いしておりますが、早急にコロナ対策をするために十分な予備費が必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。
◎
総合政策部長(加納健治君) このたびの補正予算についてコロナ対策の経費が盛り込まれていないという御指摘でございますが、この12月補正予算を編成しました段階では現在のような状況に至っておりませんでしたので、ちょっとこのような事態が発生するということは想定いたしておりませんでした。 そうした中で必要な経費を補正予算のほうに計上させていただいたんですけれども、午前中の全員協議会でもいろいろ御指摘いただきましたように、現在も継続しております国や県、市の支援策というものももちろんございます。こういったものの拡充ですとか、また新たに何らかの対応が必要ということになれば、そのあたりは庁内で検討し、早急に対応をしたいというふうには考えております。
◆21番(細見正行君) 庁内でいい案を出していただいて施策を講じていくということは十分理解できるんですが、それに伴う財源がないとなかなか身動きが取れないのではないかと思っております。その辺のところはどうでしょうか。
○議長(
藤本泰也君) 予備費についてですね。
◎
総合政策部長(加納健治君) 予備費の追加での補正ということは現在行っておりません。財源につきましては、午前中にもいろいろ御答弁いたしましたけれど、国・県の補助金・交付金等の活用ができるものは最大限活用してまいりますし、市独自ということになれば、今年度の国の補正予算に伴いまして交付されました臨時交付金については、既に使途が決まっておりますので、なかなかそちらを回すということはできませんので、そうなれば財政調整基金での対応ということになるだろうというふうに思います。 5月の補正予算の際に財政調整基金を32億円ばかり取り崩しまして、その時点では、残高が21億円余りになるということで御説明いたしましたけれども、その後、積立てを行ったことや、令和元年度の決算が判明いたしました関係で、今回の12月の補正後であれば46億円余りの残高になるだろうというふうに見込んでおります。それで残高が十分あるかと言われればちょっと心もとない部分はございますけれども、早急な対応が必要ということになれば、そこはためらうことなく、そういった措置も取っていく必要があるかというふうには考えております。ちょっと予備費につきましては補正を行うということは今は想定いたしておりません。
○議長(
藤本泰也君) ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) ほかになければ質疑を終結し、本6議案は委員会において審査していただくことにして、議案第99号、100号、101号、以上3議案は教育民生常任委員会に、議案第102号、103号、以上2議案は経済常任委員会に、それぞれ付託いたします。 なお、議案第98号 令和2年度岩国市
一般会計補正予算(第4号)につきましては、その所管分を各常任委員会に付託いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第6議案第104号令和2年度岩国市
水道事業会計補正予算(第1号) 議案第105号 令和2年度岩国市
工業用水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(
藤本泰也君) 日程第6 議案第104号 令和2年度岩国市
水道事業会計補正予算(第1号)、議案第105号 令和2年度岩国市
工業用水道事業会計補正予算(第2号)、以上2議案を一括議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
水道事業管理者(辻孝弘君) 議案第104号 令和2年度岩国市
水道事業会計補正予算(第1号)について御説明します。 今回の補正予算(第1号)は、収益的収支と資本的収支を補正するものであります。 以下、別添令和2年度岩国市
水道事業会計補正予算(第1号)総括表によって御説明します。 第1表の収益的収支の収入につきましては、消費税及び地方消費税還付金が1,054万5,000円の増額となりますが、給水収益が6,157万9,000円、その他営業収益が46万9,000円及び雑収益が584万4,000円の減額となるため、収入総額は22億6,489万5,000円となります。 また、支出につきましては、修繕費が1,436万4,000円及び材料費が330万円の増額となりますが、職員の異動等により給与費が1,398万9,000円、引当金が128万2,000円、動力費が626万6,000円、薬品費が279万9,000円、取替メーター費が595万9,000円、減価償却費等が184万1,000円、支払利息が188万7,000円、その他諸経費が879万8,000円及び消費税及び地方消費税が738万8,000円の減額となるため、支出総額は22億587万5,000円となります。 したがいまして、収支差引5,902万円の当年度利益となる見込みであります。 次に、第2表の資本的収支の収入につきましては、事業費の変更に伴い、工事負担金が1,830万2,000円の減額となるため、収入総額は7億9,959万1,000円となります。 また、支出につきましては、企業債償還金が1万4,000円の増額となりますが、配水施設整備事業費が2,568万7,000円、浄水施設整備事業費が1,130万8,000円、耐震管整備事業費が2,562万5,000円及び改良費が743万1,000円の減額となるため、支出総額は15億2,656万3,000円となります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額7億2,697万2,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額9,328万4,000円、建設改良積立金1億円、過年度分損益勘定留保資金3億1,545万円及び当年度分損益勘定留保資金2億1,823万8,000円で補填するものであります。 以上御説明しましたことは、令和2年度岩国市
水道事業会計補正予算(第1号)の第1条から第6条までにそれぞれ定めており、予算の詳細は、別冊の令和2年度岩国市
水道事業会計補正予算(第1号)説明書に記載しております。 引き続き、議案第105号 令和2年度岩国市
工業用水道事業会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 今回の補正予算(第2号)は、収益的収支を補正するものであります。 以下、別添令和2年度岩国市
工業用水道事業会計補正予算(第2号)総括表によって御説明します。 第3表の収益的収支の収入につきましては、給水収益が40万5,000円の減額、消費税及び地方消費税還付金が7万3,000円の減額となるため、収入総額は1億3,315万1,000円となります。 また、支出につきましては、職員の異動等により給与費が18万8,000円及びその他諸経費が36万円の増額となりますが、引当金が3万1,000円、動力費が126万7,000円及び減価償却費等が1,000円の減額となるため、支出総額は1億2,452万2,000円となります。したがいまして、収支差引862万9,000円の当年度利益となる見込みであります。 以上御説明しましたことは、令和2年度岩国市
工業用水道事業会計補正予算(第2号)の第1条から第4条までにそれぞれ定めており、予算の詳細は、別冊の令和2年度岩国市
工業用水道事業会計補正予算(第2号)説明書に記載しております。 以上をもちまして、議案第104号及び議案第105号の概要についての説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本2議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本2議案は委員会において審査していただくことにして、2議案とも建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第7議案第106号令和2年度岩国市
病院事業会計補正予算(第2号)
○議長(
藤本泰也君) 日程第7 議案第106号 令和2年度岩国市
病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
地域医療担当部長(山田真也君) 議案第106号 令和2年度岩国市
病院事業会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 今回の補正予算(第2号)は、事業量の増加に伴い、収益的収支及び資本的収支を補正するものであります。 以下、別添令和2年度岩国市
病院事業会計補正予算(第2号)総括表により御説明いたします。 第1表の収益的収支の収入につきましては、他会計補助金を2,109万3,000円及び特別利益を1,275万円それぞれ増額しております。 支出につきましては、給与費を1,961万円、材料費を148万3,000円及び特別損失を1,275万円それぞれ増額し、支出総額は、収入総額と同額の17億9,773万3,000円となります。 次に、第2表の資本的収支の収入につきましては、県補助金を816万7,000円増額し、収入総額は3,220万円となります。 また、支出につきましては、有形固定資産購入費を816万7,000円増額し、支出総額は4,765万7,000円となります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1,545万7,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額380万9,000円及び過年度分損益勘定留保資金1,164万8,000円で補填するものでございます。 以上御説明しましたことは、令和2年度岩国市
病院事業会計補正予算(第2号)の第1条から第5条までにそれぞれ定めており、予算の詳細は、別冊の令和2年度岩国市
病院事業会計補正予算(第2号)説明書に記載しております。 以上で、令和2年度岩国市
病院事業会計補正予算(第2号)についての説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。
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△日程第8議案第107号岩国市
特定用途制限地域内における建築物の制限に関する条例 議案第108号 岩国市
特別用途地区内における建築物の建築の制限に関する条例及び
岩国都市計画地区計画川下地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
藤本泰也君) 日程第8 議案第107号 岩国市
特定用途制限地域内における建築物の制限に関する条例、議案第108号 岩国市
特別用途地区内における建築物の建築の制限に関する条例及び
岩国都市計画地区計画川下地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例、以上2議案を一括議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
都市開発部長(山中文寿君) 議案第107号 岩国市
特定用途制限地域内における建築物の制限に関する条例と、議案第108号 岩国市
特別用途地区内における建築物の建築の制限に関する条例及び
岩国都市計画地区計画川下地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、まとめて御説明します。 都市計画において建築物の制限を行う地域地区を定めた場合、必要に応じてその内容を実効性のある制限とするために、建築基準法の規定に基づき、条例でその制限について定めることとされています。 まず、議案第107号 岩国市
特定用途制限地域内における建築物の制限に関する条例について御説明します。 本議案は、由宇町及び玖珂町の全域並びに周東町の一部を区域とする岩国南都市計画区域の用途無指定地域について、良好な居住環境及び営農環境を保全するとともに、集約型都市構造への転換を図る目的で提案するもので、都市計画の
特定用途制限地域内において、床面積が3,000平方メートルを超える店舗等の建築を制限するものです。 なお、都市計画法に基づく
特定用途制限地域の都市計画決定につきましては、本年12月下旬に告示を行う予定としております。 それでは、条例案の概要につきまして御説明いたします。 本条例は、11条から成るもので、第1条及び第2条は「目的」「定義」を、第3条は「適用区域」を、第4条は「建築物の用途の制限」を、第5条は「既存の建築物に対する制限の緩和」を、第6条は「用途の変更に対する準用」を、第7条は「既存の建築物の用途変更に係る類似の用途」を、第8条は「建築物の敷地が
特定用途制限地域の内外にわたる場合の措置」を、第9条及び第10条は「罰則」「両罰規定」をそれぞれ定めており、第11条は本条例の「委任」について定めています。 主な内容としましては、
特定用途制限地域内において、物品販売業を営む店舗や飲食店等の用途に供する建築物で、当該用途に供する部分の床面積が3,000平方メートルを超えるものについて建築等の制限を行うもので、例外として、市長が良好な環境を害するおそれがないと認め、または公益上やむを得ないと認めるときは、あらかじめ岩国市建築審査会の意見を聞いた上で許可をすることができることとしております。 本条例の施行後は、今後、新たに進出する床面積3,000平方メートルを超える店舗等については、
特定用途制限地域外の用途地域に誘導することにより、市街地の拡大を防ぐとともに地区の拠点周辺への集客施設の集約を図ります。 なお、この地域内で現在営業している店舗の中で最も規模が大きい店舗の床面積は1,500平方メートル弱であり、この地域内にお住まいの方が日常的な買物をされる規模の店舗を制限するものではありません。 次に、議案第108号 岩国市
特別用途地区内における建築物の建築の制限に関する条例及び
岩国都市計画地区計画川下地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について御説明します。 本議案は、ただいま御説明しました議案第107号 岩国市
特定用途制限地域内における建築物の制限に関する条例を新規制定することに伴い、同様に建築の制限について定めている2つの条例について、規定の整備を行うものです。 改正の内容としましては、これらの地区において原則制限されている建築物の建築または用途変更について、市長が当該地区内の土地利用の方針や環境を害するおそれがないと認め、例外として許可をする場合に意見を聴くこととする諮問機関を新しく定める条例の規定に合わせ、岩国市都市計画審議会から建築基準法に基づく岩国市建築審査会に変更するものです。 これら3つの条例の施行の日は、都市計画決定の告示から3か月の期間を設け、令和3年4月1日から施行することとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本2議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本2議案は委員会において審査していただくことにして、2議案とも建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第9議案第109号岩国市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
藤本泰也君) 日程第9 議案第109号 岩国市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
総務部長(高田昭彦君) 議案第109号 岩国市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、特別職の国家公務員の給与改定に伴い、市議会議員の期末手当の年間支給割合を改定することについて、規定の整備を行うため、提案するものでございます。 改正の内容といたしましては、議員に対して支給する期末手当について、年間支給割合を0.05月分引き下げるもので、第1条では、令和2年12月支給分を一時的に1.70月分から1.65月分に引き下げ、第2条では、引き下げた0.05月分を6月支給分及び12月支給分に均等に割り当て、来年6月支給分からは1回の支給割合を1.675月分に改定することとしています。 なお、本条例は、公布の日から施行し、第2条の規定については、令和3年4月1日から施行することとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
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△日程第10議案第110号岩国市一般職の職員の給与に関する条例及び岩国市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
藤本泰也君) 日程第10 議案第110号 岩国市一般職の職員の給与に関する条例及び岩国市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
総務部長(高田昭彦君) 議案第110号 岩国市一般職の職員の給与に関する条例及び岩国市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について御説明します。 人事院は、本年の人事院勧告の基礎となる民間給与の実態調査について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響を考慮し、例年より時期を遅らせた上で、ボーナス等に関する調査と月例給に関する調査を別々に実施いたしました。 その結果、一般職の職員の給与に関する法律の適用を受ける国家公務員の給与について、本年10月7日にボーナスに関する勧告等を、同月28日に月例給に関する報告を、それぞれ国会と内閣に対して行いました。 その内容といたしましては、公務員と民間とのボーナスの比較において、民間の支給割合が年4.46月分となり、公務員の年4.5月分を下回ったことから、民間の支給状況に見合うよう、期末手当の支給割合を年0.05月分引き下げる改定となっております。 本議案は、本市においても、人事院勧告に準じて一般職の職員等の期末手当の年間支給割合を改定することについて、規定の整備を行うため、提案するものでございます。 改正の内容につきましては、再任用職員を除く一般職の職員、一般職の職員の例による市長等の常勤の特別職などの期末手当の年間支給割合を0.05月分引き下げるもので、今年度については、12月に支給する期末手当の割合を1.3月分から1.25月分に引き下げ、来年度については、6月と12月、共に1.275月分の支給とすることで、現行の期末手当の年間支給割合から0.05月分引き下げることとなります。 本条例の施行に伴う本年度予算における歳出の影響額といたしましては、約2,500万円程度減少する見込みとなっております。 なお、本条例は、公布の日から施行し、第2条と第4条の規定については、令和3年4月1日から施行することとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
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△日程第11議案第111号
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例
○議長(
藤本泰也君) 日程第11 議案第111号
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
総合政策部長(加納健治君) 議案第111号
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例について御説明します。 本議案は、
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、延滞金の割合の特例について規定の整理を行うため、提案するものです。 なお、本条例は、法の施行日と同様、令和3年1月1日から施行し、改正後の岩国市督促手数料及び延滞金徴収条例、岩国市介護保険条例、岩国市下水道事業受益者負担に関する条例及び岩国市後期高齢者医療に関する条例の規定は、この条例の施行の日以後の期間に対応する延滞金について適用することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第12議案第112号岩国市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
○議長(
藤本泰也君) 日程第12 議案第112号 岩国市
国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
保健担当部長(木原眞弓君) 議案第112号 岩国市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明します。 本議案は、国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令等の施行に伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 改正の内容としましては、平成30年度税制改正において、給与所得控除額及び公的年金等控除額が10万円引き下げられるとともに、基礎控除額が10万円引き上げられたことに伴い、所得情報を基に判定を行う国民健康保険料の軽減措置について影響や不利益が生じないよう、軽減判定基準額の算定方法について、規定の整備を行うものです。 また、先ほど御提案しました議案第111号と同様に、延滞金の割合等の特例について、規定の整理を行っております。 なお、本条例は、令和3年1月1日から施行し、改正後の保険料の減額に関する規定は、令和3年度以後の年度分の保険料から、改正後の延滞金の割合等の特例に関する規定は、この条例の施行の日以後の期間に対応する延滞金について適用することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。
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△日程第13議案第113号岩国市
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための
固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
藤本泰也君) 日程第13 議案第113号 岩国市
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための
固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
産業振興部長(穴水千枝美君) 議案第113号 岩国市
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための
固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第25条の地方公共団体等を定める省令の一部を改正する省令の施行等に伴い、規定の整理を行うため、提案するものです。 主な改正内容としましては、省令の一部改正に伴い、省令名が改正されたことから、条例で引用する省令名を改めるものでございます。 なお、本条例は、公布の日から施行することとし、経過措置として、この条例の施行の日前に課税免除の適用の決定を受けた事業者に係る課税免除につきましては、従前の例によることとしております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、経済常任委員会に付託いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第14議案第114号岩国市
道路占用料徴収条例等の一部を改正する条例
○議長(
藤本泰也君) 日程第14 議案第114号 岩国市
道路占用料徴収条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
建設部長(木邉光志君) 議案第114号 岩国市
道路占用料徴収条例等の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、道路法施行令の一部を改正する政令のうち、国道の占用料についての改正規定が令和2年4月1日に施行されたことに伴い、道路占用に係る占用物件の区分の見直し及び占用料の額の改定を行うとともに、法定外公共物及び都市公園の占用料等についても規定の整備を行うため、提案するものです。 主な改正の内容につきましては、国が指定区間内の国道に係る占用料について、占用物件の種類ごとに、
固定資産税評価額を基に、所在地により区分され算定された単価を規定していることから、本市の道路占用料についても国に準拠した金額に改定するとともに、占用物件における地下埋設管の区分の細分化や太陽光発電設備などの区分の新設等を行っております。 山口県におかれましても、国に準拠した条例の改定が行われ、同日付けで施行されており、このたびの条例改正により、国・県・市で占用料の制度が統一されることとなります。 また、道路占用料徴収条例の改正に伴い、同条例に準じて占用料等を定めている岩国市法定外公共物管理条例及び岩国市都市公園条例の規定の整備を行っており、これらの条例は、令和3年4月1日から施行することとしております。 なお、岩国市漁港管理条例、岩国市漁港区域内占用料等徴収条例、岩国市海岸保全区域内占用料等徴収条例、岩国市下水道条例及び岩国市普通財産の貸付に関する基準の占用料等につきましても、
道路占用料徴収条例等に定める額とする規定があるため、令和3年度からは新単価での算定となります。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。
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△日程第15議案第115号財産の無償譲渡について
○議長(
藤本泰也君) 日程第15 議案第115号 財産の無償譲渡についてを議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
美和総合支所長(上尾浩睦君) 議案第115号 財産の無償譲渡について御説明いたします。 本議案は、合併前の本郷村営農村定住ミニ団地造成貸付けに関する条例に基づき、合併の日前に本郷村長が相手方と締結した契約により、当該財産を無償譲渡することについて、市議会の議決を求めるものでございます。 本条例は、旧本郷村において定住を促進するため、旧本郷村所有の財産を貸し付け、20年の貸付期間の満了、貸付料の完納等、払下げの要件を満たした者については、当該財産を無償譲渡することを規定しておりました。 合併に伴い、本条例は失効しましたが、地方自治法施行令第5条第1項の規定により、契約は合併後の岩国市に承継しており、財産の処分を行うに当たっては、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決をもって行うこととなります。 なお、旧本郷村から承継した16件の契約のうち、平成18年度から今年度までにかけて14件の譲渡が完了しております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
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△日程第16議案第116号
指定管理者の指定について 議案第117号
指定管理者の指定について
○議長(
藤本泰也君) 日程第16 議案第116号及び議案第117号の
指定管理者の指定について、以上2議案を一括議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
産業振興部長(穴水千枝美君) 議案第116号及び議案第117号の
指定管理者の指定について御説明いたします。 これらの議案は、今年度末で
指定管理者の指定期間が満了する公の施設について、来年度以降も引き続き
指定管理者による管理を行うため、提案するものでございます。 それでは、議案番号順に御説明いたします。 まず、議案第116号の岩国城・岩国城索道等につきましては、平成28年4月1日から令和3年3月31日までの5年間、錦川鉄道株式会社を
指定管理者として管理運営を行っているところでございますが、新たな
指定管理者を公募したところ、1団体から申請がありました。 その後、幅広い分野から意見を聴くとともに、岩国市公の施設に係る
指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条に定める4つの選定基準に加え、「技術力を有する資格者を活用し、安定性の向上が図られるものであること」「固定納付金の額」の6点について審査を行った結果、錦川鉄道株式会社が
指定管理者として適任であると判断いたしました。 次に、議案第117号の岩国市観光物産交流センターにつきましては、平成28年4月1日から令和3年3月31日までの5年間、アクティオ株式会社を
指定管理者として管理運営を行っているところでございますが、新たな
指定管理者を公募したところ3団体から申請があり、幅広い分野から意見を聴くとともに、条例に定める4つの選定基準について審査を行った結果、かんこう商事株式会社が
指定管理者として適任であると判断いたしました。 これらの団体を岩国城・岩国城索道等及び岩国市観光物産交流センターの
指定管理者として、それぞれ令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間指定することについて、市議会の議決を求めるものでございます。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。
◆11番(姫野敦子君) 議案第117号
指定管理者の指定についてお尋ねします。 この岩国市観光物産交流センターについては大変いい場所で眺めもいいのですが、運営については指定管理を選択され、これから活用されますが、エレベーター等がないために、せっかく来た観光客が2階部分に上がり楽しむということが難しい状況にあると思います。 市においては、このエレベーター等の整備についてどう考えておられ、今後についてもこのままの状態でよいと考えておられるかお示しください。
◎
産業振興部長(穴水千枝美君) 当該施設につきましては、昭和62年に開設し、30年以上が経過するものでございます。以前より議員のほうからいろいろ御質問がある中で、この地区の、城下町地区のまちづくりの観点も踏まえて、今後の活用、施設の在り方ということもしっかりと検討してまいりたいと考えております。
◆11番(姫野敦子君) こういう施設についての岩国市の姿勢も問われるというところでは、障害を持った人にも利用できやすいように整備していくということが必要で、皆さんの意見も参考にされて、これからの活用方法について考えられると思いますが、ぜひエレベーターがないということがバリアになっていることを十分に御理解していただき、今後の対策を講じていただくように重ねてお願いします。
○議長(
藤本泰也君) ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) ほかになければ質疑を終結し、本2議案は委員会において審査していただくことにして、2議案とも経済常任委員会に付託いたします。
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△日程第17議案第118号
新市建設計画の変更について
○議長(
藤本泰也君) 日程第17 議案第118号
新市建設計画の変更についてを議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
総合政策部長(加納健治君) 議案第118号
新市建設計画の変更について御説明します。
新市建設計画は、旧市町村の合併の特例に関する法律に基づき、岩国地域8市町村合併協議会が平成17年2月に策定し、平成26年9月に変更しており、平成18年度から令和2年度までの15年間について、合併後の新市のまちづくりを総合的かつ効果的に推進していくための基本方針やこの方針に沿った主要施策、財政計画などを定めています。 本議案は、平成30年4月に東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、合併特例債の発行期限が5年間延長されたことから、本市におきましても、引き続き有利な合併特例債を活用することにより、将来の財政運営に柔軟性を持たせるため、計画期間の延長を行い、併せて事業の追加及び財政計画の変更を行うことについて、旧市町村の合併の特例に関する法律附則第2条第2項の規定により、なおその効力を有するものとされる同法第5条第7項の規定により、議会の議決を求めるものです。 主な変更内容についてですが、まず、1点目は、計画期間につきまして、現計画の平成18年度から令和2年度までの15か年間から5か年延長し、令和7年度までの20か年としています。 2点目は、事業につきまして、今後、合併特例債の充当を予定している黒磯地区いこいと学びの交流テラス整備事業に伴う各施設の整備について、現計画に追加しています。 3点目は、財政計画につきまして、計画期間を5か年延長することに伴い、令和3年度から令和7年度までの財政計画を加えていますが、その額につきましては、平成25年度から令和元年度までは決算額に、令和2年度は現計予算額に置き換え、令和3年度から令和7年度までは、令和2年度の現計予算額を基本に、今後の動向や個別の増減要因を加味して推計した額としています。 なお、この
新市建設計画に基づいて発行された合併特例債につきましては、その元利償還に要する経費の70%に相当する額が、地方交付税の基準財政需要額に措置されることとなっています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第18議案第119号市道小瀬28号線
災害復旧工事請負契約の締結について
○議長(
藤本泰也君) 日程第18 議案第119号 市道小瀬28号線
災害復旧工事請負契約の締結についてを議題といたします。 (議案別添)
○議長(
藤本泰也君) 当局の説明を求めます。
◎
総務部長(高田昭彦君) 議案第119号 市道小瀬28号線
災害復旧工事請負契約の締結について御説明いたします。 本議案は、市道小瀬28号線災害復旧工事の請負契約を締結することについて、岩国市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。 本工事は、令和2年6月の梅雨前線に伴う豪雨により、市道小瀬28号線で発生したのり面崩落の災害復旧を行うもので、復旧延長50.8メートル区間の上部のり面3,030平方メートルの範囲に吹付法枠工3,234メートルを設置することでのり面の安定を図るものでございます。 契約につきましては、条件付一般競争入札の方法により、消費税及び地方消費税の額1,938万6,200円を含めた予定価格2億1,324万8,200円により入札を執行した結果、11社の入札参加者のうち株式会社竹場組が、消費税及び地方消費税の額1,734万6,033円を含め、請負金額1億9,080万6,369円で落札いたしましたので、同社と工事請負契約を締結しようとするものでございます。 工事期間につきましては、議会の議決を経た後、市長が本契約を成立させる旨の意思表示をした日の翌日から令和4年2月25日までとしております。 なお、令和3年度までの限度額を設定する債務負担行為について、令和2年9月市議会定例会におきまして御承認をいただいているところでございます。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤本泰也君) 本議案に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。 ここで暫時休憩し、休憩中に総務常任委員会を開催していただき、先ほど付託いたしました議案第109号及び110号の審査をお願いいたします。 ここで会議時間の延長をいたしておきます。 ここで暫時休憩いたします。午後2時10分 休憩
――――――――――――――――――――――――――――――午後4時10分 再開
○議長(
藤本泰也君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第19総務常任委員会審査報告 議案第109号 岩国市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例等2件
○議長(
藤本泰也君) 日程第19 総務常任委員会に付託いたしました議案第109号等2件を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。
◎17番(広中信夫君) 総務常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。議案第109号 岩国市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例議案第110号 岩国市一般職の職員の給与に関する条例及び岩国市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例 以上2議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。 それでは、審査の状況について、御報告いたします。 議案第110号 岩国市一般職の職員の給与に関する条例及び岩国市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の審査におきまして、委員中から、「消費税の増税や新型コロナウイルス感染症の影響により、購買力の低下が懸念される中、地方自治体の職員の給料を下げることに疑問を感じる。どのような根拠により下げることとなったのか」との質疑があり、当局から、「国においては、民間給与の実態調査を行い、その調査を基に人事院勧告を行っている。本市においても、その人事院勧告に準じて改正を行ったものである」との答弁がありました。 続いて、委員中から、「本市においても、市の職員として医療機関で働く方がおられると思うが、その方たちは、医療従事者等慰労金の支給対象となるのか」との質疑があり、当局から、「官民問わず、その慰労金の対象となる」との答弁がありました。 また、委員中から、「本条例の施行に伴う本年度予算における歳出の影響額としては、約2,500万円とのことであるが、その2,500万円を何らかの新型コロナウイルス感染症対策に充ててもらいたい」との意見がありました。 本議案につきましては、討論において、一部委員から、「今、一番頑張っている地方自治体の職員に敬意を払うことこそあれ、給料を下げることはもってのほかと考えることから反対する」という意見がありましたので、挙手により採決いたしました結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。 以上で、総務常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(
藤本泰也君) ただいまの委員長の報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本泰也君) 別になければ質疑を終結し、これより討論に入ります。
◎15番(大西明子君) 日本共産党市議団を代表して、議案第110号 岩国市一般職の職員の給与に関する条例及び岩国市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例に反対の討論を行います。 今回の条例の改正は、人事院勧告に準じて一般職の職員の期末手当の年間支給割合を改定する、いわゆる職員の期末手当を減額するという内容の条例改定です。人事院勧告は、民間と公務員の賃金をてんびんにかけ、国民の間に分断を持ち込む役割を果たしています。 現在、消費税の10%への増税、さらにコロナ禍における大変な不況の中、市民は必死で生活を守っています。このような状況の中で公務員の給与を下げるということは、物を買う力――購買力を抑える方向に働き、さらに経済の足を引っ張ることになると考えます。 また、現在新型コロナウイルスの感染が急増している中、地方自治体の職員は市民の命と健康、安全を守るために必死で戦っています。大変な環境の中で働いている職員の給与を減らすということは絶対にあってはなりません。 以上の理由で、議案第110号に反対いたします。
○議長(
藤本泰也君) ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕