阿南市議会 > 2019-03-25 >
03月25日-05号

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  1. 阿南市議会 2019-03-25
    03月25日-05号


    取得元: 阿南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-15
    平成31年 3月定例会 ┌───────────────────────────────────┐ │            平 成 31 年               │ │        阿南市議会3月定例会会議録(第5号)         │ └───────────────────────────────────┘◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇      平成31年3月25日(月曜日)午前10時    開議◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第5号)第1 第1号議案から第41号議案   請願第1号 議第1号 阿南市議会議員の定数を定める条例の一部改正について第2 第42号議案 監査委員の選任について 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について 諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦について 諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦について第3 議員辞職の件第4 閉会中の継続調査   ───────────── 本日の会議に付した事件日程第1 第1号議案から第41号議案     請願第1号     議第1号日程第2 第42号議案     諮問第1号及び諮問第3号日程第3 議員辞職の件日程第4 閉会中の継続調査   +++++++++++++出席議員(27名)  1番  陶  久  晃  一 議員  2番  福  谷  美 樹 夫 議員  3番  武  田  光  普 議員  4番  沢  本  勝  彦 議員  5番  福  島  民  雄 議員  6番  表  原  立  磨 議員  7番  幸  坂  孝  則 議員  8番  湯  浅  隆  浩 議員  9番  飯  田  忠  志 議員 10番  保  岡  好  江 議員 11番  仁  木  啓  人 議員 12番  橋  本  幸  子 議員 13番  平  山  正  光 議員 14番  住  友  進  一 議員 15番  喜  多  啓  吉 議員 16番  星  加  美  保 議員 17番  小  野     毅 議員 18番  横  田  守  弘 議員 19番  井  坂  重  廣 議員 20番  奥  田     勇 議員 21番  佐 々 木  志 滿 子 議員 22番  久  米  良  久 議員 23番  住  友  利  広 議員 24番  山  崎  雅  史 議員 25番  荒  谷  み ど り 議員 26番  林     孝  一 議員 27番  野  村     栄 議員   +++++++++++++欠員(1名)   ─────────────欠席議員(なし)   ─────────────説明のため出席した者の職氏名 市長       岩 浅 嘉 仁 副市長      惠 来 和 男 副市長      西 田   修 教育長      新 居 正 秀 代表監査委員   岩 浅 英二郎 政策監      篠 原 明 広 政策監      水 口 隆 起 企画部長     井 上 正 嗣 総務部長     半 瀬 恒 夫 危機管理部長   倉 野 克 省 市民部長     長 田 浩 一 環境管理部長   細 川 博 史 保健福祉部長   米 田   勉 産業部長     松 田 裕 二 建設部長     條     司 特定事業部長   黒 木 賢二郎 会計管理者    大 川 富士夫 水道部長     多 田 和 洋 教育部長     桑 村 申一郎 消防長      川 原 和 秀 秘書広報課長   荒 井 啓 之 財政課長     幸 泉 賢一郎   ─────────────議会事務局出席職員氏名 事務局長     青 木 芳 幸 議事課長     岡 部 仁 史 議事課長補佐   東 條 智 子 議事課主査    三 河 恭 普 議事課係長    天 川   晋  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本幸子議員) これより本日の会議を開きます。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本幸子議員) この際、諸般の報告をいたします。 お手元に配付のとおり、市長から追加議案4件が提出されております。 次に、監査委員から、平成30年度定期監査結果報告書の提出がありましたので、配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、去る3月20日に議会運営委員仁木議員から委員の辞任願が提出されましたので、委員会条例第14条の規定に基づき、これを許可いたしました。これに伴い、議会運営委員が欠員となりましたので、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、議長の指名により福谷議員を選任いたしました。 また、同日総務委員会副委員長の仁木議員から副委員長の辞任願が総務委員会に提出されました。これに伴い、総務委員会副委員長が欠員となりましたので、委員会条例第9条第2項の規定に基づき、福島議員が互選により総務委員会副委員長に選任されましたので、御報告いたしておきます。 以上で諸般の報告を終わります。 直ちに本日の日程に入ります。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本幸子議員) 日程第1 第1号議案から第41号議案並びに請願第1号並びに議第1号の計43件を一括して議題といたします。 以上の各件について委員長の報告を求めます。 建設委員長 住友利広議員。   〔住友利広議員登壇〕 ◆建設委員長住友利広議員) 議長の指名がございましたので、建設委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、12日に会議を開き、付託されました市長提出議案7件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以下、審査過程でありました主な質疑、意見等の内容を御報告申し上げます。 まず、第16号議案 平成30年度阿南市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 委員から、繰越明許費下水道施設長寿命化事業に計上されている1,200万円の内容について質疑がありました。 理事者からは、富岡雨水ポンプ場の口径700ミリのポンプ1台を工場に送り、分解、点検、組み立て等を行うオーバーホールに係る経費であるとの答弁がありました。 次に、第23号議案 平成31年度阿南市一般会計予算関係部分についてであります。 委員から、土木費の阿南駅周辺整備事業広場整備工事費3,000万円の内容とスケジュールについて質疑がありました。 理事者からは、旧商業店舗跡地の多目的広場及び駐車場等の整備を行うとともに、隣接する阿南駅前児童公園と一体となった緑の空間を創出するための概算工事費であり、今後のスケジュールは、ことし秋ごろまでに詳細設計を行い、年度内の完成を目指したいとの答弁がありました。 また、他の委員から、計画作成支援業務の委託先の選定に係る判断基準等について質疑がありました。 理事者からは、アクセス道路や駅前広場の整備には、市民の皆様との合意形成が不可欠であり、官民連携事業計画案を作成し、理解を深めたい。 また、委託先については、都市計画コンサルタントを予定しており、他市の優良事例を参考に、市民対象のワークショップの開催などを検討し、みんなで協働して官民連携事業計画案を作成したいとの答弁がありました。 また、他の委員から、土木費の老朽建築物除去等支援事業危険ブロック塀等撤去支援事業補助金申込件数について質疑がありました。 理事者からは、危険ブロック塀等撤去支援事業補助金申込件数は、現在のところ1件であるとの答弁がありました。 次に、第41号議案 平成31年度阿南市水道事業会計予算についてであります。 委員から、水道事業費上水道営業費用の配水及び給水費委託料漏水対策関係予算500万円の内容や委託先について質疑がありました。 理事者からは、漏水には自然漏水もあるが、本市の有収率は約80%であり、約20%が漏水である。また、漏水関係予算500万円の委託先の選定については、入札により行い、調査の方法としては、送水量と使用水量の差を計算して、市内の一番多い漏水地区漏水探査を行うとの答弁がありました。 また、他の委員から、富岡配水池伊島配水池漏水対策関係予算と今後のスケジュールについて質疑がありました。 理事者からは、漏水対策関係予算として、富岡配水池更新工事測量設計業務委託に7,000万円、伊島配水池整備基本設計業務委託に289万5,000円、また、伊島配水施設整備測量設計業務委託に955万2,000円を計上しており、今後のスケジュールとしては、富岡配水池は、基本設計、測量及び設計を経て、その後本体工事を行う。 また、伊島配水池は、今年度クラック部分の応急修繕を行い、平成31年度に基本設計、その後測量設計を行い、更新も視野に耐震化を検討するとの答弁がありました。 次に、委員から、富岡配水池現行貯水量である4,000立米1基を3,500立米2基の配水池にする提案の根拠について質疑がありました。 理事者からは、2基の配水池を整備した場合、メンテナンスの関係や水量についても他の配水池が万が一被災するなどの防災面の危機管理を検討する上で必要である。今後、基本設計の中で詰めていきたいとの答弁がありました。 また、委員から、伊島配水池の漏水量をどのように把握しているのかとの質疑がありました。 理事者からは、伊島配水池の漏水量については、平成25年、平成26年、平成27年はほぼ同じ日量だったが、平成28年から漏水量がふえてきた。そこで、配水池の応急処置をしたところ、現在は改善しているとの答弁がありました。 以上が審査過程における主な質疑、意見等の内容でございますが、他の議案につきましては、特に質疑なく、可決すべきものと決したことを御報告申し上げまして、建設委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(橋本幸子議員) 次に、産業経済委員長 奥田議員。   〔奥田議員登壇〕 ◆産業経済委員長奥田勇議員) 議長の御指名がございましたので、産業経済委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、18日に会議を開き、付託されました市長提出議案5件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第でございます。 以下、審査過程でありました主な質疑、意見の内容を御報告申し上げます。 まず、第1号議案 阿南市豊かな森林づくり基金条例の制定についてでございます。 委員から、基金の使途について、森林の所有者や境界を明確にするために地籍調査の財源にすればどうかとの質疑がありました。 理事者からは、7月1日から設立を予定している協議会において、まず森林の所有者を調査し、経営管理に関する意向調査を始めていきたいと考えている。その後、森林の境界明確化等計画策定を行い、経営計画を立てた後、民間委託を行っていきたいとの答弁がありました。 この答弁を受けて、他の委員から、設立を予定している協議会は、本市だけで設立する協議会なのか、那賀町、美波町、牟岐町、海陽町で設立している南部地域林業成長産業化協議会に本市は参加しないのかとの質疑があり、理事者からは、本市と那賀町、美波町、牟岐町、海陽町との1市4町で協議会を設立するとの答弁がございました。 次に、第23号議案 平成31年度阿南市一般会計予算関係部分についてであります。 委員から、農林水産業費農業振興費に計上されている有害鳥獣駆除報償費1,514万5,000円の根拠と交付方法について質疑がございました。 理事者からは、鹿555頭で832万5,000円、猿は144匹で432万円、イノシシ500頭で250万円で計上している。報償費の対象期間は、鹿とイノシシは4月1日から11月14日まで、猿は1年間を予定しており、期間が終了した時点で報償費を交付するとの答弁がありました。 また、委員から、鳥獣の種別によりなぜ交付方法が異なるのかとの質疑があり、理事者からは、それぞれの猟期が終わった後、予算の範囲内において報償費を交付しているとの答弁がありました。 さらに、委員からは、予算の範囲内で交付するというのではなく、駆除した頭数に応じて報償費を交付していただきたいとの要望がありました。 以上が審査過程における主な質疑、意見の内容でございますが、他の議案につきましては特に質疑なく、可決すべきものと決したことを御報告申し上げまして、産業経済委員長の御報告とさせていただきます。 ○議長(橋本幸子議員) 次に、文教厚生委員長 湯浅議員。   〔湯浅議員登壇〕 ◆文教厚生委員長湯浅隆浩議員) 議長の指名がございましたので、文教厚生委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、19日に会議を開き、付託されました市長提出議案27件及び請願1件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、市長提出議案につきましては、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 また、請願第1号につきましては、採択と決した次第であります。 なお、第23号議案 平成31年度阿南市一般会計予算関係部分の審査では、市民会館費の執行に対する附帯決議案が提出され、可決とした次第であります。 以下、審査過程における委員からの主な質疑、意見等の内容について御報告申し上げます。 まず、第2号議案 阿南市教育振興基本計画等策定委員会設置条例の制定について、委員から、教育振興基本計画等策定委員会は、教育環境を整えることに重点を置き、教育内容に介入しないのかとの質疑がありました。 理事者からは、教育振興基本計画は、教育基本法第17条第1項に規定される国の計画を参酌し、地域の実情に応じて基本的な方針を定める計画としており、当市の教育理念である「共に生き、豊かな心で個性輝く人づくり」をもとに、必要な施策を講じるものであり、教育課程に踏み込むといったものではないとの答弁がありました。 次に、第23号議案 平成31年度阿南市一般会計予算の本委員会に関係する部分についてであります。 委員から、社会教育費のうち、科学センター管理費が前年度と比較して増加している理由と民間活力の活用についての進捗状況について質疑がありました。 理事者からは、科学センター体験館屋上防水シートの工事費1,400万円、大型望遠鏡の再メッキ550万円が増加の主な原因である。 また、民間活力の導入については、科学センター運営委員会で協議した結果、市内の小学校22校の理科授業を行っており、これを民間委託すると、理科の授業は課外授業となり、教科としてみなされなくなるおそれがあることから、現段階では難しいという方向性が示されているとの答弁がありました。 この答弁を受けて委員から、他の公共事業との兼ね合いや複数部門間で協議と検討を重ね、方向性を確定していただきたいとの意見がありました。 また、他の委員から、総務管理費のうち市民会館費1,606万1,000円の内容について質疑がありました。 理事者から、平成30年10月から市民会館の利用を休止しているが、当年度は社会福祉協議会事務局及びシルバー人材センター事務局が使用しており、施設管理上、必要な法定の消防点検等を行っている。 また、社会福祉協議会は、平成31年度からひまわり会館指定管理者として事務所機能を移転するが、事業推進のために必要な備品等の管理を平成31年度途中まで継続させてほしいとの要望を受けている。 また、シルバー人材センター事務局についても、移転先が決まるまでの間、事務室の継続利用を必要としており、高齢者の就労機会の確保に向けた事業を支援するため、継続利用についてはやむを得ないと考えるとの答弁がありました。 また、第23号議案採決後に市民会館費の執行について、平成30年10月以降の利用を休止している市民会館を平成31年度においても管理棟を使用し、維持費を予算執行することに対する疑問と予算執行の見直しを求める附帯決議案が提出され、採決の結果、附帯決議を付することに決した次第であります。 次に、第31号議案 平成31年度阿南市介護保険事業特別会計予算についてであります。 委員から、認知症総合支援事業の取り組みに関する今後の具体的な方策について質疑がありました。 理事者から、各高齢者お世話センターに配置している認知症地域支援推進員認知症初期集中支援チームとの連携を強化することにより、高齢者の方が認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住みなれた地域で暮らし続けられる支援体制の構築に向け、専門医療機関かかりつけ医等の協力を得ながら推進するとの答弁がありました。 次に、請願第1号 独立行政法人国立病院機構徳島病院の存続を求める請願についてであります。 委員からは、徳島病院医療機能が廃止されるわけではなく、我々が他市の地域医療問題に介入することに疑問がある。 また、東徳島医療センター及び徳島病院の機能統合に伴う新病院に関する基本構想が提出された地点で議論は尽くされているのではないかとの意見、また、何よりも重要なのは災害リスクであり、統合される側の徳島病院は、地震における液状化リスクが低い。一方、移転先である東徳島医療センターは、地震における液状化リスクが高く、大規模災害時のリスクを回避するためにも両病院の機能を維持してほしいとの意見があり、採決の結果、採択と決した次第であります。 以上が審査過程における主な質疑、意見等の内容でございますが、他の議案につきましては、特に異議なく、可決すべきものと決したことを御報告申し上げまして、文教厚生委員長の報告といたします。 ○議長(橋本幸子議員) 次に、総務委員長 横田議員。   〔横田議員登壇〕 ◆総務委員長横田守弘議員) 議長の指名がございましたので、総務委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、20日に会議を開き、付託されました市長提出議案8件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、市長提出議案8件につきましては、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以下、審査過程における委員からの主な質疑の内容について御報告を申し上げます。 まず、第5号議案 阿南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてであります。 委員からは、超過勤務命令の上限時間に関する規定が示されているが、現状で年間360時間を超えて超過勤務を行っている部署等はどのくらいあるのかとの質疑がありました。 理事者からは、昨年度の状況では、部署数では27部署、職員数では94人が年間360時間を超える状況となっている。今後は、超過勤務を命ずる前に、業務の緊急性や職員の疲労の度合いの事前確認を徹底するとともに、課内での事務分担見直し等を行い、組織をマネジメントしていけるよう取り組んでまいりたいとの答弁がありました。 次に、第23号議案 平成31年度阿南市一般会計予算のうち、本委員会に関係する部分についてであります。 委員からは、歳出のうち、企画費の企画調整費に計上されている計画作成支援業務委託料520万円に関連して、第6次総合計画と第2次総合戦略の策定における一体的な推進について質疑がありました。 理事者からは、現行の第5次総合計画計画期間が平成32年度で終了することから、平成31年度から2カ年をかけて第6次総合計画の策定を予定しているが、平成28年3月に策定したまち・ひと・しごと創生総合戦略計画期間が、平成31年度で終了することを踏まえ、時点修正により計画期間を1年間延長し、平成33年からの計画とすることで、第6次総合計画との整合を図り、進行管理等を一体化するよう取り組んでいくとの答弁がありました。 また、他の委員から、防災費の防災対策費に計上されている消防防災ヘリコプター運搬連絡協議会負担金492万4,000円に関連して、年間のヘリコプターの運航状況と他機関との連携について質疑がありました。 理事者からは、本年1月31日現在、総出動件数49件のうち、消防本部管内の件数は、救急案件が2件、山岳救助案件が2件、水難救助案件が3件の計7件となっている。 また、ヘリコプターの運航不能時の対応として、四国4県の応援協定等による連絡体制を構築しているとの答弁がありました。 以上が審査過程における主な意見の内容でございますが、他の議案につきましては、特に質疑なく、可決すべきものと決したことを御報告申し上げまして、総務委員長の報告といたします。 ○議長(橋本幸子議員) 次に、議会運営委員長 野村議員。   〔野村議員登壇〕 ◆議会運営委員長野村栄議員) 議長の指名がございましたので、去る3月18日に会議を開きました議会運営委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議第1号 阿南市議会議員の定数を定める条例の一部改正につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、議会改革検討会での議論を経て提案に至った経過から、委員からは意見等はなく、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、御報告を申し上げまして、まことに簡単ではございますが、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(橋本幸子議員) 以上で各委員長の報告が終わりました。 これよりただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本幸子議員) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許可いたします。 21番 佐々木議員。   〔佐々木議員登壇〕 ◆21番(佐々木志滿子議員) 議長の許可をいただきましたので、私は、議員定数削減に反対の立場から、その意見を述べさせていただきます。子どもと未来の会の佐々木志滿子です。 現在、定数は28名です。私が初当選をしたのは、平成5年です。当時は議員定数は36でした。最近は委員会でも発言が減っているなと感じています。短時間で終わる委員会がふえています。予算の説明が事前に全員協議会で行われるようになったこともあるとは思いますが、昔はもっと活発に委員それぞれが発言して、自由さもあったように思います。 今回議員定数の削減について調べてみて、私の感じていたことを識者の意見などに見出してなるほどと思いました。そこで、識者の意見を紹介します。 白鴎大学の岡田順太教授、憲法学や立法学です。この方は、「明確な理念・思想なく議員定数の議論をしても、『住民の理解』に振り回され、迷走する恐れがある。『削減』のみの『人気取り』(安売り)に陥りかねない」と、こういう文章をネットで見つけました。 また、野村 稔氏、前全国都道府県議会議長会議事調査部長、これは「地方議会への26の処方箋」(平成12年)、少し古いですが、ぎょうせいから出されたものの中に、「残念ながら住民意思の反映は数量化ができないので、マイナスを量的に、または金額で表示できない。この反面、議会は減少した議員数でも運営できるから、弊害が生じないような印象を議員や住民に与えている。」また、「議員が減れば批判監視機能が確実に低下するのに、それが表面化していないだけである。」 江藤俊昭氏、山梨学院大学教授は、「自治を担う議会改革」(平成18年イマジン出版)からの中で、「それぞれの議会にとって必要な定数はどれくらいか……といった論点を明確にしないまま削減競争に走る姿はむしろ議会の自殺行為に思えてならない。」 また、「首長サイドパワーセンターと並ぶもう一つのパワーセンターを成立させるためには、討議できる人数が必要となる。」そのように述べられています。 そして、「議員定数の考え方について」という、全国町村議会議長会政審幹事会小委員会、これは平成12年ですが、短所(及び減少を認めない理由)として、「議会は地方公共団体の意思決定機関であり、議員定数を減らす議論よりも、むしろ議員の質をいかにして高め、民意の反映をどうするかの議論の方が大切である。」 「住民を代表して審議決定するのだから、全住民を代表するにふさわしい数が必要である。従って、少数精鋭よりもむしろ多数精鋭であるべきである。」 また、「(3)少数では、行政との『なれ合い』問題が起きやすくなる。」 次に、「(4)議員定数減少による経費削減と議会の監視機能、住民意思の反映等の両面を比較検討すべきである。」 そして次に、「安易減少は常任委員会活動を停滞させ、議会審議を空洞化させる。」 次に、「少数では、質疑、質問もほとんどなく、議会としての役割を果たし得ない。」 また、「議員定数を削減すれば、現職議員の強みが増し、若年層、女性の進出が難しくなる。」、「各界各層の議員構成にはならず、議会が停滞する原因にもなる。」、このように書かれています。 どれもが警鐘を鳴らす意見です。阿南市議会は、議会運営の効率化を進めてきています。議案の説明を全員協議会でするようになり、本会議での質問時間、ケーブルテレビ導入、委員会・一般質問の通告、このような一方で、市民からよく聞く議会だよりへの質問者の氏名記載などは、実現していません。他市では、氏名記載が普通です。このような議会改革をまず先に達成することが順序でないでしょうか。 また、議員定数削減は、財政問題とあわせて考えるべきと思います。阿南市は財政が豊かで、かつて平成17年は財政力指数1.420ということで非常に強かった。現在、平成30年は0.849ということですが、まだ豊かなまちです。市民からは財政の問題で議員定数を減らしなさいというような声を聞いたことはありません。 しかし、減らすのであれば、議員報酬の削減の議論は必要です。いや、それとあわせてあるべきです。 しかし、私は、議論の途中から参加を許されたのでよくわからないのですが、議員定数を削減し、報酬をふやすなどということにつながるようであれば、それは大変おかしなことだと思います、そんなことはあり得ないとは思いますが。 そして一方、こういう問題で美馬市のように長期欠席の場合の議員報酬減額などは市民にもわかりやすく、認められる身を切るよい改革だと思います。こういうことを議論するべきだと思います。阿南市議会も次々と病気になられる方がおいでて、長期の欠席もありますが、美馬市の例もありますので、市民の目にはどう映っているでしょうか。 社会は多様化し複雑化しています。人権問題、防災問題、IT社会に突き進む中の人口減少、1次産業は衰退し、温暖化は進行しています。市民の声を十分に聞くことはできているでしょうか。効率化を図ることが、議会改革の最重要課題とは思えません。議会のあるべき姿とは、どういったものなのでしょうか。議員定数を削減し、審議不足となったとしても、議員定数をふやすことは難しいことです。審議不足というのはわかりにくく、気づきにくい、私はそう感じています。 一昨日、春の高校野球大会が開幕しました。大会長挨拶の中で、平成を振り返り、21世紀枠で野球の多様性が図られた、こういう言葉を聞きました。多様性は非常に大切です。多様な市民の声を聞き、市政に反映できるように多様な議員が阿南市議会で活躍できるようしていくことが重要だと思います。 市長も南海トラフが間近に迫っているという記事を各所で紹介されました。大災害が起こったとき、議員の数は少ないほうがいいんでしょうか。 さまざまな観点から、議員定数削減には反対をいたします。どうか議員の皆様にも御賛同をいただきますようお願いを申し上げまして、討論を終結いたします。 ○議長(橋本幸子議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 ただいま議題となっております各案件中、市長提出議案第1号議案から第41号議案の計41件を一括して採決いたします。 以上の41件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 以上の41件を委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、以上の41件はいずれも原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本幸子議員) 次に、請願第1号 独立行政法人国立病院機構徳島病院の存続を求める請願を起立により採決いたします。   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  陶 久 晃 一 議 員  2番  福 谷 美樹夫 議 員  3番  武 田 光 普 議 員  4番  沢 本 勝 彦 議 員  5番  福 島 民 雄 議 員  6番  表 原 立 磨 議 員  7番  幸 坂 孝 則 議 員  8番  湯 浅 隆 浩 議 員  9番  飯 田 忠 志 議 員 10番  保 岡 好 江 議 員 11番  仁 木 啓 人 議 員 12番  橋 本 幸 子 議 員 13番  平 山 正 光 議 員 14番  住 友 進 一 議 員 15番  喜 多 啓 吉 議 員 16番  星 加 美 保 議 員 17番  小 野   毅 議 員 18番  横 田 守 弘 議 員 19番  井 坂 重 廣 議 員 20番  奥 田   勇 議 員 21番  佐々木 志滿子 議 員 22番  久 米 良 久 議 員 23番  住 友 利 広 議 員 24番  山 崎 雅 史 議 員 25番  荒 谷 みどり 議 員 26番  林   孝 一 議 員 27番  野 村   栄 議 員   +++++++++++++ ○議長(橋本幸子議員) 本件に対する委員長の報告は採択であります。 本件を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕
    ○議長(橋本幸子議員) 起立多数であります。 よって、本件は採択と決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本幸子議員) 次に、議第1号 阿南市議会議員の定数を定める条例の一部改正についてを起立により採決いたします。   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  陶 久 晃 一 議 員  2番  福 谷 美樹夫 議 員  3番  武 田 光 普 議 員  4番  沢 本 勝 彦 議 員  5番  福 島 民 雄 議 員  6番  表 原 立 磨 議 員  7番  幸 坂 孝 則 議 員  8番  湯 浅 隆 浩 議 員  9番  飯 田 忠 志 議 員 10番  保 岡 好 江 議 員 11番  仁 木 啓 人 議 員 12番  橋 本 幸 子 議 員 13番  平 山 正 光 議 員 14番  住 友 進 一 議 員 15番  喜 多 啓 吉 議 員 16番  星 加 美 保 議 員 17番  小 野   毅 議 員 18番  横 田 守 弘 議 員 19番  井 坂 重 廣 議 員 20番  奥 田   勇 議 員 21番  佐々木 志滿子 議 員 22番  久 米 良 久 議 員 23番  住 友 利 広 議 員 24番  山 崎 雅 史 議 員 25番  荒 谷 みどり 議 員 26番  林   孝 一 議 員 27番  野 村   栄 議 員   +++++++++++++ ○議長(橋本幸子議員) 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(橋本幸子議員) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本幸子議員) 日程第2 第42号議案並びに諮問第1号から諮問第3号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 岩浅市長。   〔岩浅市長登壇〕 ◎市長(岩浅嘉仁) 連日にわたりまして議案の御審議をいただいておりますことに対しまして厚くお礼を申し上げます。 さて、本日追加提案をさせていただきました議案1件、諮問案件3件につきまして提案理由の御説明をさせていただきます。 第42号議案 監査委員の選任つきましては、識見を有する者のうちから選任しておりました監査委員岩浅英二郎氏の任期が本年3月31日をもちまして満了となりますので、その後任者の選任につきまして議会の同意をお願いするものでございます。 岩浅英二郎氏におかれましては、平成15年4月に阿南市監査委員に御就任以来、4期16年の長きにわたりまして市の監査委員として御活躍され、市行財政の適正な運営に御尽力をいただいたわけでございまして、多年にわたる御労苦と御功績に深甚なる敬意と感謝の意を表するとともに、今後におきましても、市政に対する御支援と御交誼をお願い申し上げる次第でございます。 後任の監査委員といたしましては、長生町の鈴木 諫氏を選任いたしたく、地方自治法の規定に基づき、議会の同意をお願いするものでございます。 鈴木 諫氏は、昭和39年に日亜化学工業株式会社に入社され、開発部長、新野工場長、また、環境本部長を、そして日亜興業株式会社では、代表取締役社長を歴任された方でございまして、人格も高潔で、事業の経営管理のほか、行政運営に関しての識見も高く、監査委員として適任と考えておりますので、議会の同意を賜りたいと存じます。 諮問第1号、諮問第2号及び諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、松崎順子氏、佐藤賢治氏並びに美濃三郎氏の任期がそれぞれ本年6月30日をもちまして満了となりますので、松崎順子氏の後任候補者として引き続き同氏を、佐藤賢治氏の後任候補者として引き続き同氏を、美濃三郎氏の後任候補者に西野純二氏を推薦することといたしたく、議会の御意見を聞くものでございます。 何とぞ原案どおり御承認賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。 ○議長(橋本幸子議員) 以上で提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております4件は、成規の手続を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 まず、第42号議案 監査委員の選任についてを採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本幸子議員) 次に、諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本幸子議員) 次に、諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本幸子議員) 次に、諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~   〔仁木議員 除斥・退席〕 ○議長(橋本幸子議員) 日程第3 議員辞職の件を議題といたします。 仁木啓人議員から議員の辞職願が提出されております。 まず、その辞職願を朗読いたさせます。 青木議会事務局長。 ◎議会事務局長(青木芳幸) 朗読いたします。   〔青木議会事務局長 朗読〕   ─────────────        辞職願 今般、一身上の都合により本日付で議員を辞職したいから許可されるよう願い出ます。           平成31年3月25日  阿南市議会議長  橋本幸子 殿  阿南市議会議員  仁木啓人   ───────────── ○議長(橋本幸子議員) お諮りいたします。 仁木啓人議員の議員辞職を許可することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、仁木啓人議員の議員辞職を許可することに決しました。   〔仁木議員 入場・着席〕 ○議長(橋本幸子議員) ここで辞職をされることになりました仁木啓人議員から御挨拶を受けることにいたします。 11番 仁木議員。   〔仁木議員登壇〕 ◆11番(仁木啓人議員) 議長並びにこの議場の議員各位のお許しをいただきまして、散り際にもう一度開く花びらのように退任に当たりまして一言述べさせていただきたいと思います。 私は、平成24年11月に行われました阿南市議会議員一般選挙におきまして、1,895名の市民の皆さん方に議席をお与えいただきました。以来、本日まで2期6年間この議場内外の皆様、また、職員の皆様にお世話になったわけであります。本日、平成31年阿南市議会3月定例会に上程されました全ての議案が議了されました。この節目に市議会議員としての身を処し、今後の活動に精進してまいりたいと思っております。 けさ、お世話になった全ての市役所職員の皆様方にどうしてもお礼を申し上げたくて、職員駐車場から庁舎に続く横見橋の南詰めで、この6年間無理難題をお願いさせていただいた、御苦労をかけさせていただいたことを走馬灯のように思い出しながら御挨拶をさせていただいたわけであります。非常に感慨深い気持ちとなりました。 今、この演壇に立っても同様であります。この演壇から見える全ての光景を目に焼きつけるとともに、同期の議員の皆さん、また、先輩そして同僚議員の皆様とのこの議場の内外で活動させていただいた日々、理事者の皆様と激論を交わさせていただいた日々、岩浅市長と我がまちの未来を語り合った日々、この議場内外で起こった全ての日々が私にとって大切な大切な日々でありました。この物語の続きを何としてでも書き上げる、その強い志で今後も精進してまいりたいと思います。 さて、皆さん、私の発言時間ももう間もなく終わりを迎えようとしております。もう二度と鳴ることないブザーの音、そしてもう二度と立つことのないここから見える私の11番議席、何とも言いがたい気持ちを抑えながら、この議場全ての皆様、また、私に託していただきました今期1,834名の皆様、また、地元の皆様、この議場内外の全ての皆様方にお許しをいただきますとともに、感謝と御礼を申し上げまして、私阿南市議会議員仁木啓人の全ての発言、また、御挨拶を閉じさせていただきます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(橋本幸子議員) 引き続きまして、仁木啓人議員が辞職されるに当たり、野村議員から御挨拶があります。 27番 野村議員。 ◆27番(野村栄議員) 議長のお許しがございましたので、仁木啓人君が議員を辞職されるに当たり、仁木君の輝かしい前途と御健勝、御多幸を、そして所期の目的の達成を祈念いたしまして送別の言葉を申し上げます。 この議場には、仁木君にはなむけの言葉を贈るにふさわしい方ばかりでございますが、私が御挨拶を申し上げることをまずもってお許しをいただきたいと存じます。 さて、仁木啓人君は、平成25年11月に26歳の若さで阿南市議会議員にトップ当選されてから2期6年、産業経済委員会の委員長、総務委員会の副委員長など、市議会の懸案事項の議論の場の要職を歴任され、その高い識見と判断力は、多くの市民の皆さんから称賛されたところであり、私も常々敬服をいたしておったところでございます。私も議員として仁木君の一般質問を聞かせていただき、仁木君の質問は実に歯切れがよく、中身も充実した内容であり、さまざまな市政の問題をよく調査研究され、かつ市民の立場に立った提案も積極的にされる姿勢には、常に頭が下がる思いであります。理事者の皆さんには、時には厳しく、耳の痛いときもあったようですが、阿南市の発展と市民の幸せを願っての発言であると私は受けとめているところであります。 また、最年長議員の私からしてみれば、仁木君は26歳のチャレンジで、歴代最年少議員として若い力を阿南市議会へ送り込んでいただいたわけであります。当時は、若者が議員になることへの批判と若者世代への期待感との中で、幾度も立ちすくみをしそうになったとお聞きをしております。 しかしながら、幼いころの志である、それはいつかは生まれ育った故郷に恩返しをすること、そのことを目指して頑張ってこられました。仁木君、これからも市民に対する愛情、優しさ、何事にも筋を通す姿勢、また、小さなことからこつこつと挑戦する姿勢を大切にしていただきたいのであります。32歳の仁木君でございますので、体力には自信もあると思いますが、くれぐれも健康に御自愛され、新たな挑戦が始まり、幼いころの志が達成され、来る時期には大輪の花が咲くことを祈念いたしまして、拙い言葉でございますが、仁木君に贈る言葉といたします。頑張ってください。平成31年3月25日、野村 栄。(拍手)  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本幸子議員) 日程第4 閉会中の継続調査を議題といたします。 本件につきましては、各委員長から調査中の事件について、お手元に配付のとおり閉会中の継続調査申出書が提出されております。 本件を各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 議事の都合により小休いたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午前11時 9分    再開 午前11時10分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ○議長(橋本幸子議員) 小休前に引き続き会議を開きます。 この際、3月31日付で退職される職員がおられますので、お名前の報告を受けることにいたします。 岩浅市長。   〔岩浅市長登壇〕 ◎市長(岩浅嘉仁) 貴重なお時間をいただきまして、本年3月末日をもって退職を予定しております職員を敬称を略して御報告申し上げます。 消防長 川原和秀、産業部長 松田裕二、建設部長 條  司、水道部長 多田和洋、教育部理事 櫛谷友己、総務部長 半瀬恒夫、企画部長 井上正嗣、特定事業部長 黒木賢二郎、消防本部参事 山本賢治、阿南ひまわり会館次長 岡田明代、保健センター主幹 中西智子、こども相談室長 生島菜穂子、水道課課長補佐 山下善己、見能林学校給食センター給食調理員 清崎市子、羽ノ浦学校給食センター給食調理員 大磯和江、平島こどもセンター給食調理員 天羽弘子、富岡小学校用務員 岡本美幸、加茂谷診療所所長 湯浅亮一、税務課主幹 岩佐勝己、寿保育所長 浅野直子、見能方保育所長 光山恵美、新野保育所長 坂本寿美子、長生保育所長 西岡福江、財政課課長補佐 楠本恵子、保健センター主査 中上野千鶴代、那賀川学校給食センター給食調理員 河井聖子、生活環境課作業員 安田美千代、市民生活課主幹 東川真美、那賀川公民館次長 吉村敦司、平島こどもセンター保育士 坪井寛美、桑野保育所保育士 椎野早希、横見保育所保育士 若木裕美、南部学校給食センター給食調理員 佐藤美帆子、以上33名でございます。 退職される職員の皆さんは、長年にわたり市行政の推進に力を尽くし、本市の発展に貢献され、公務員としての責務を立派に果たされた方々ばかりでございます。長年にわたる御努力、御労苦に敬意と感謝を申し上げますとともに、今後、一層の御健康と御多幸をお祈り申し上げます。 また、国土交通省へ帰任されます黒木賢二郎特定事業部長には、平成28年の着任以来、四国横断自動車道の推進や地域高規格道路の建設促進を初めとする直轄事業や新たな道の駅の整備など、本市のまちづくり推進に御貢献をいただきました。その御功績に対しまして、改めて深甚なる謝意を表しますとともに、帰任先での御活躍を御祈念申し上げます。 以上、御報告とさせていただきます。 ○議長(橋本幸子議員) 引き続きまして、退職をされます職員の代表の方から御挨拶を受けることにいたします。 代表されまして半瀬総務部長より御挨拶がございます。   〔半瀬総務部長登壇〕 ◎総務部長(半瀬恒夫) ただいま議長からお許しをいただきましたので、大変お疲れのところまことに恐縮に存じますが、3月末日をもちまして退職する者、国土交通省に帰任する者を代表いたしまして、まことに高いところからではございますが、一言お礼の御挨拶を申し上げます。 まず初めに、厳粛な議場におきましてお別れの御挨拶を申し上げる機会をお与えいただきましたことに、退職者一同心から深く感謝を申し上げます。 また、先ほどは岩浅市長から退職者の紹介とあわせて身に余るお言葉をいただき、まことにありがとうございました。 私たちはそれぞれ勤務年数、勤務場所も異なりますが、奉職以来、市民福祉の向上とさらなる阿南市の発展のために、浅学非才で微力ながら精いっぱい職務に励み、今日まで大過なく勤めさせていただくことができました。これもひとえに正副議長を初め、議員の皆様方、市長を初め特別職の方々、また、先輩や同僚の皆様方のひとかたならぬ御指導、御高配のたまものであり、改めまして深く感謝申し上げる次第でございます。 今改めて振り返りますれば、我がまち阿南市は、昭和33年5月に市制を施行し、那賀川、羽ノ浦町との合併を経て、昨年5月1日に市制60周年を迎えました。新たな歴史とさらなる市発展の起点として記念式典を挙行し、その節目を市民の皆様とともにお祝いしたことが、つい昨日のことのように思われ、時の流れの速さを感じているところでございます。折しも私たちは、阿南市誕生とほぼ時を同じくしてこの世に生をうけ、これまで阿南市とともに生き、阿南市とともに公務員人生を歩んでまいりました。私たちが奉職した昭和50年代から昭和60年代初頭にかけての日本経済は、オイルショック後の緩やかな回復期にありましたが、本市はオイルショックの影響で、工業開発が思うように進展せず、厳しい財政運営を強いられておりました。そうした中におきましても、市議会議員の皆様方を初め、市民の皆様に御理解と御支援を賜りながら、財政健全化と企業誘致等に粘り強く取り組んでまいりました。その結果、工業開発を中心とした近代化を推し進めることができ、さらには、橘湾石炭火力発電所の誘致や地元企業の目覚ましい成長が大きな追い風となって、阿南市は経済的に飛躍的成長を遂げ、西日本有数の財政力を誇る県南の中核都市として発展することができたわけでございます。その間、私たちは、それぞれの分野で行政課題の解決に努め、市の発展と未来の創造に全力で取り組んでまいりました。退職のときを目前に、奉職してからのことがいろいろ思い出され、ただただ感慨深い気持ちでいっぱいでございます。 さて、30年にわたって続いた平成の時代が終わりを告げ、新たな時代が始まろうとしております。近年の目覚ましいデジタル技術の進展は、今後、私たちの生活や経済、社会を画期的に変えていくことでしょう。そうした第4次産業革命がもたらし得る地域経済や雇用などへの影響にうまく対応しつつ、持続可能で豊かな地域社会を築いていくためには、常に変化し続けるチャレンジ精神と長い間培われてきた変えてはいけないもの、きちんと守り続ける、この2つの力をうまく連動させていくことが重要であります。20世紀を代表する物理学者アルバート・アインシュタインが残した名言の一つに、「過去から学び、今を懸命に生き、未来に対して希望を持つ。大切なことは探究することをやめないことだ」とあります。理想とする未来のためにその原因となる今を過去から学び、それを生かして推し進めていくこと、それが原動力となり、本市の理想的な未来の創造につながっていくのではないかと思うところであります。 平成そしてその先の時代に向かって、市民の皆様方とともに歩み、阿南市に住んでよかったとみんなが幸せを実感できるまちを実現し、さらに成長し続けていくためにも、挑戦が好きで満足を知らない市役所、いつの時代も市民の役に立つ人がいつもいるところ、そんな阿南市役所であり続けてほしいと願う次第であります。私どもも一市民として甚だ微力ではございますが、本市発展のために尽くしてまいりたいと考えておりますので、なお一層の御指導と御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 結びになりますが、議員皆様方が末永く御健康で御活躍されますことを心から御祈念申し上げますとともに、市長初め特別職の方々並びに職員皆さんの御健勝をお祈りいたしまして、退職の御挨拶とさせていただきます。長い間本当にお世話になり、ありがとうございました。(拍手) ○議長(橋本幸子議員) 閉会に当たり、市長から御挨拶があります。 岩浅市長。   〔岩浅市長登壇〕 ◎市長(岩浅嘉仁) 閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。 今議会は、去る1日に開会いたしまして、本日までの25日間でございましたが、議員の皆様方には御多用の中にもかかわりませず、連日にわたり慎重なる御審議を賜り、提出いたしました各案件につきまして全て原案どおり御承認、御可決をいただき、まことにありがとうございました。 今議会の本会議並びに各委員会での御審議の過程におきまして、議員各位から賜りました貴重な御意見、御提言につきましては、十分に検討し、今後の市政の運営に生かしてまいりたいと考えております。 さて、移りゆく時代の流れとともに平成が幕を閉じ、新たな時代が始まろうとしております。今後、さらに進行することが予想される人口減少や急激な少子高齢化などに対応すべく、さまざまな立場の方をしっかりと社会で支えることができる仕組みが必要であるとの考えのもと、子育て施策を初め、社会参加の仕組みや地域経済の活性化、防災・減災対策などに取り組み、限られた財源を有効に活用する中で、安心を実感できる阿南の未来を築いてまいる所存でございます。 一方、激しい時代の流れの中で幾多の有為な人材を輩出してこられた県立阿南工業高等学校の閉校式が去る3月2日に、また、県立新野高等学校の閉校式が3月20日にとり行われ、両校の伝統は、県立阿南光高等学校へと受け継がれていくこととなります。これまでの両校の歴史を振り返りますと、阿南工業高校は、県南唯一の工業高校として、すぐれたエンジニアを育成、輩出し、近年では、本市の地域資源である竹を生かした物づくりが評価され、高校生技術アイデアコンテスト全国大会の最優秀賞を受賞するなど、地域に貢献する工業高校として全国的にも高い知名度を誇っております。 また、新野高校は、バイオテクノロジー技術を活用したイシマササユリの保護活動を長きにわたり続けてこられたことが評価され、環境大臣表彰や文部科学大臣表彰などを受賞されております。 さらに、新野高校と言えば、過去2回の甲子園出場を果たし、次から次へと安打が飛び出すタケノコ打線やミスを恐れない伸び伸びプレーで、少ない部員ながら、強豪校相手に奇跡の大逆転劇を演じ、全国の高校野球ファンに勇気と感動を与えたことは、郷土の誇りとして、今なお私たちの心に深く刻み込まれております。このように輝かしい歴史がある両校の再編統合は、未来の阿南のあるべき姿を夢見て、高等教育の必要性を訴え、招致した先人の方々の思い、あるいは仲間たちとともに笑い、ともに泣き、青春の夢を語り合った同窓生の皆様のお気持ちを察しますと、万感胸に迫るものがございます。数々の思い出があふれる両校の歴史に終止符が打たれることは、哀惜の念、ひとしおでございますが、今の私たちが願うことは、両校の卒業生が築いた伝統そして学びやで培われた精神を絶やさず、阿南光高校へと引き継いでいただくとともに、阿南光高校の生徒の皆さんが、校歌にもある「竹は青々と高き目指してゆくところ」の一節を心に刻み、これから研さんを積む中で、竹のごとく成長してほしいと期待いたす次第でございます。阿南工業高校並びに新野高校が、開校以来長きにわたり地域に根を張り、地域に貢献する高校として本市の発展を支えていただいたことに対しまして、この場をおかりして衷心よりお礼を申し上げます。そして、これまで両校の発展に尽くされました歴代の校長先生や教職員の方々を初め、同窓生、地域の皆様方に対しましても、あわせて深く敬意をあらわし、心から感謝を申し上げます。 終わりになりましたが、今議会中報道関係の皆様方には、連日にわたり御協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。 また、議員各位を初め、市民の皆様方の御健勝と御多幸をお祈りいたしまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。お世話になりました。 ○議長(橋本幸子議員) 大変高いところからではございますが、閉会に当たりまして私からも一言御挨拶を申し上げたいと存じます。 今期定例会は、去る1日から本日までの25日間にわたりましたが、議会運営に対する議員皆様方の御配慮と御協力のおかげをもちまして、本日全ての日程を無事終了し、閉会の運びとなりましたことに対しまして心から厚くお礼を申し上げます。 今議会の一般質問あるいは委員会審議を通じまして、議員からの多くの意見や要望等が述べられましたが、理事者におかれましては、これらを真摯に受けとめていただきまして、今後の市政に反映していただきますようお願いを申し上げる次第でございます。 さて、先ほどは本年3月末をもちまして退職をされます33名の職員の御紹介がございましたが、皆様方におかれましては、長い間の御勤務、本当に御苦労さまでございました。皆様方は、きょうまで行政の第一線で活躍をされ、各分野でその手腕を大いに発揮をし、本市の発展に御尽力をくださいました。長い間勤められました職場を去られることは、感無量のものがあるかと思いますが、どうかいつまでも御健康でお過ごしをいただき、今後とも私ども市議会に対しましても変わらぬ御支援を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。本当に長い間御苦労さまでございました。 終わりに、今議会を通じまして御協力賜りました全ての関係者の皆様方に重ねてお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本幸子議員) これをもちまして平成31年阿南市議会3月定例会を閉会いたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    閉会 午前11時31分────────────────────────────────────────地方自治法第123条の規定による署名者                   阿南市議会議長   橋 本 幸 子                   阿南市議会副議長  飯 田 忠 志                   会議録署名議員   星 加 美 保                   会議録署名議員   住 友 進 一...