○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) 分かりました。 今回の議案の提案の
説明資料に、今、
商工観光課長から言われました
利用者数の大幅な減少によって、この施設の見直しをするんだと。そういうことで条例を廃止するんだということであったんですけれども、いろんな説明を聞く中で、利用者が減った理由について、もう大概言われるのがコロナ、コロナと言われるんですけれども、コロナが影響を及ぼしたのはここの俚楽の郷だけではないと思うんです。それが、ここだけ利用者が減った減ったと言われるんですけれども。 そういうことを踏まえて、当初、
指定管理の申込みをするときに、当然、査定をされて、今のNPO法人おくぶんご
ツーリズム研究所が指定をされたと。我々も当然それを認めたわけなんですけれども、まず最初に
基本協定を結ばれると思うんです。そのときに、ここのおくぶんご
ツーリズムがきちんと申し出た
事業計画が、そのとおりに遂行されたのか。逆に、これは、
基本協定は5年間ですけれども、今度、
年度協定で年度年度見直すと思うんです。利用者が減ってきていることに対して、
豊後大野市はどうされてきたのか、どういう支援を行ってこられたのか、それをお伺いします。 あわせて、それを聞くに当たって、多分、二、三年前に、ここの施設を
指定管理者が運営しやすいように条例の改定もあったと思うんです。それも併せてお尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) まず、
指定管理者の業務におきましては、施設等の
利用許可や施設の
維持管理に関する業務ということでありまして、
指定管理者からは、観光の
拠点施設として
イベントであったりとか
地域資源を生かした
体験交流の
イベントを実施するであったりとか、地元産の加工品の販売や
レストラン事業というふうなご提案をいただいているところでございまして、
体験型交流イベントにつきましては、先ほど議員おっしゃいましたコロナということはあれなんですけれども、やはり
イベント等が縮小されて実施ができなかったというところもございまして、
あとレストラン事業につきましても、やはり経営上、
大変人件費や経費等が売上げに反してかかったというところもございまして、その
レストラン部門の営業についても令和元年度で終了したというところでございます。 条例の改正に当たりましては、先ほど言いました自転車の購入に伴う利用料の改定であったりとか、体験館の中の工房の利活用の増進を図るための使用料の
見直し等を行ってきているところでございまして、あと、市といたしましても、これまで俚楽の郷を活用した
委託事業等も行っているというところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) にもかかわらず、コロナの影響を受けてから、大体、令和3年、令和4年ぐらいから、100%元どおりになるとは言わないけれども、復調の兆しがどこもやはり見えているように話を聞きます。でも、その中でも、特にここの俚楽の
郷伝承館が、もう1割ですよ、5年前の1割の利用者で停滞したと。当然、
年度協定などいろんな部分で市の関与があったにもかかわらず、なかなか増えなかったというのは非常に残念かなと思います。 結果として、これについては、私は反対というわけではないんです。次の可能性を探るためには、この
行政財産を
普通財産にすると。多分そういうことになろうかと思います。ですので、建物を壊すとか、廃止するとか、そういう状況ではないので、次の可能性にかけて、きちんと対応してくださいよというお願いがありますけれども、この言葉の先には、皆さんよくお考えいただきたいのが、たくさん
豊後大野市には
指定管理に出しているところがあります。コロナの影響で、いろいろ事業をやめますとか、それはまず理由にはならないです。と私は思います。 当然、これまでの役割が終わったので、次に向けて条例を変える。いろんなことを変えていくとか、そういうことであれば、非常に我々も説明を聞いていて心強いというか、分かるんですけれども、利用者が減ったからやめますという話では、これはちょっとおかしいんじゃないかと。市が当然、相手から
事業計画をもらって、きちんと支援、手伝いをしていくことに落ち度があったんじゃないかというふうに、やっぱり疑問を持ってしまいますものですし、これに似通った施設がたくさんあると思いますので、もう簡単に利用者が減ったからやめますと、条例廃止しますというか、そういうことにならないように気をつけていただきたいなと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、1番、
川野辰徳君。
◆1番(
川野辰徳君) 嶺議員とほぼかぶるんですけれども、今後の在り方も全部言ってもらったので、逆に今、課長が座られて、何か今後またこういうのをやってみたいなというのがもしあれば、よかったらお聞かせください。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 俚楽の郷につきましては、これまで絹さん人形も展示をしておったところでございますが、資料館のほうに移設展示というふうな方向性もございまして、そちらの方の入館者が減ることで、そういう観光的なところが、展示するものがなくなるというところも、少し利用者の減少にもつながっていくというような状況にもございますが、今後につきましては、条例の廃止をご承認いただきましたら、今後、
観光施設以外の目的で有効にこの施設を活用していただくために、
民間事業者の
企画提案の募集を来年の4月以降に開始し、有効に使って、にぎわいが戻るといいますか、活力あふれる施設になっていくように、市としても関係する課と連携しながら取組を進めてまいりたいと思っているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 1番、
川野辰徳君。
◆1番(
川野辰徳君) ぜひ、期待しますので、よろしくお願いします。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告はありませんので、第75号議案の質疑を終わります。 次に、第76号議案
豊後大野市
水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてから第80号議案 字の区域の変更についてまでの5案件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、第81号議案 公の施設の
指定管理者の指定については、質疑の通告がありますので、発言を許します。 1番、
川野辰徳君。
◆1番(
川野辰徳君) ここの施設に関しては、なかなか
指定管理者が決まらなくて、今回、決まったということで、その具体的な理由が何だったのかというのを知りたくて質疑させていただきます。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君)
神楽会館の
指定管理については、令和4年10月3日から10月31日まで
募集要項の公表、申請を行いまして、11月9日に
指定管理候補者を選定し、今議会に
指定管理者となる団体として提案させていただきました。今議会で議決を得た後、令和5年度から
指定管理をする計画となっております。 選定に当たっての理由は、評価につきましては、
神楽会館の特色や特徴を的確に捉えていた。地域との連携を図り、地元に根差した
地域密着型の運営ができると評価したものです。
○議長(
衞藤竜哉君) 課長、答弁が違うんじゃないの。何で決まらんかったのかという話です。
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) すみません、追加してお答えいたします。 なぜ決まらなかったかの理由につきましては、令和3年10月に
募集期間を設けまして、募集の公表、申請を行った結果、1者から申請がありました。これを受け、11月に
指定管理候補者選定委員会で書類選考・面接を行いましたが、選定の基準を満たさなかったことから「選定なし」の結果となり、令和4年度は市の直営で行ったということで、選定がなかったという理由によりまして決まらなかったということで今回の提案をさせていただいております。
○議長(
衞藤竜哉君) 1番、
川野辰徳君。
◆1番(
川野辰徳君) 決まったということなので、なぜ決まらなかったのかもまた聞きたかったんですけれども、今回、ここからプラスですか、ちょっといい話も聞いていますので、ぜひこれは期待したいと思って、この質問を終わります。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告はありませんので、第81号議案の質疑を終わります。 次に、第82号議案 公の施設の
指定管理者の指定については、質疑の通告がありますので、発言を許します。 初めに、4番、
佐藤昭生君。
◆4番(
佐藤昭生君) では、第82号議案 公の施設の
指定管理者の指定について、お伺いいたします。 まず、昨年9月22日の
決算特別委員会において、大分の
プロサイクルチーム、
スパークルおおいたに
サイクリングハブの委託をお願いしたらどうかという提案をさせていただきました。答弁では、次の
指定管理の業者を決定する際には、そういった情報を基に、
募集要項と仕様書を検討し、
情報収集等にかかりたいと発言がありました。 指定に当たって、この提案が反映されたかどうかということと、
株式会社グッドスタッフに
指定管理をされた経緯をお伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 先ほど申し上げました
自転車競技団体との経緯でございますが、今回
募集要項にあります
豊後大野市
サイクリングハブ施設管理運営業務仕様書において、市との
連絡調整項目として、
自転車関係団体と協力して自転車の活用の推進に努めると明記しております。 続きまして、
指定管理者の選定についてでございます。 今回、
指定管理については、施設の
維持管理、運営に関わる業務を行うもので、令和5年3月31日で3年間の期限を迎えます。今回の選定となる団体につきましては、これまでも良好な管理をしており、公の施設の設置目的及び業務の性質から今後も施設の適正な
管理運営に資すると認められ、
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により実施できていなかった
自主イベントについても最近では実施できるようになり、この施設を継続的に生かすためには引き続きこの団体において管理することが望ましいと判断しました。
○議長(
衞藤竜哉君) 4番、
佐藤昭生君。
◆4番(
佐藤昭生君) 参考までに、本年1月20日に、佐伯市と
スパークルおおいたを運営する3
SEEDS株式会社が、相互に密接な連携、協働することにより、おのおのが有する資源や能力を有効に活用し、
サイクルスポーツの振興や自転車を生かした
まちづくり等に寄与し、地域の活性化を図ることを目的として、連携協定を締結しています。 また、大分県商工観光労働部観光局観光誘致促進室のホームページには、サイクル
ツーリズムを推進するための資料として、県内のサイクリングに特にお勧めのコースを8つ紹介するとともに、快適なサイクリングを楽しんでいただくため、気軽に立ち寄って休憩できるサイクルハブを沿線に用意していますとあります。その中には、
豊後大野市のサイクリングロードマップに示されているコースの紹介はございません。また、
サイクリングハブもハブ施設の欄には掲載されていません。 県との連携も含めて、市役所の中の
まちづくり推進課と商工観光課の連携も含めて、しっかりこの取組をやっていただけるのかどうかが少し不安でありますので、
指定管理業者に任せるだけではなく、その辺も踏まえた感想と、再度、
指定管理された理由をお伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 佐伯市は、サイクル
ツーリズムというのに熱心に取り組まれて、ツール・ド・佐伯ですか、1,000名を超える方も参加されていると聞いております。
豊後大野市もそういったサイクル
ツーリズムに向けての動きもございますし、特に、この
サイクリングハブを利用される方は、令和3年では、もう2,188人ということで、2,000人を超えた方が利用というか立ち寄られております。 先ほど言いましたように、県の
サイクリングハブとしての機能は、ちょっとまだ今から研究させていただきますが、県との連携、さらに今回予算も計上させていただいておりました大分都市広域圏によりますサイクリング大会を3月に予定しております。今回で2回目ということで、そういった事業で定着してまいりたいと思っておりますので、引き続きこの業者でお願いしたいと。特に、自主事業の取組も今年において積極的には取り組んでいただいておりますので、継続的に生かすために引き続き管理をお願いするということでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 4番、
佐藤昭生君。
◆4番(
佐藤昭生君) 昨年の
決算特別委員会で吉藤議員も質問されておりました629万6,000円ですか、委託契約している中で、ほぼ活動が見えてこないということで、ホームページの充実を図っているという話もありましたけれども、全然そういうものが、費用対効果があっているのかどうかというのが、さっぱり分からないのが現状であると思います。 これから幾らで契約するか分かりませんけれども、そこまで見通した形のものがあるのでしょうか。再度お伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今回、再度、
指定管理者を継続するに当たりましては、
基本協定におきまして、再度、中身を詰めてまいりたいと思いますし、今、議員が言われましたサイクル
ツーリズム等につきましても、推進できる体制をできるだけ反映させていただくように、こちら側、市も支援をしていただいて、共に連携して、この施設が有効にかつ利用できるようにしていきたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 今、4番、佐藤議員からもありましたが、引き続きこのグッドスタッフを
指定管理者とするに至った評価ですね。先ほど、良好な施設の管理と課長は答弁しましたが、
指定管理以前の施設のみ委託で管理をしていたときも何の問題もなく管理ができておりました。それに利用者が2,000人と増えたということですが、それはグッドスタッフの特に力が及んだわけではなくて、施設があることが周知されたのと固定で来る方が増えたということだと思っております。 以前も申しましたが、施設の管理だけだったときよりも、
指定管理になって1年について約150万円が増額となっております。それで、この3年間で450万円になりますが、この金額に見合った、
コロナ禍ということをちょっと差し引いても、提案された事業が幾つあって、幾つ実施できたのか、お伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今、幾つ事業があって、幾つできたかということでございますが、この施設自体の目的としましては、施設管理が主な内容でございます。足湯の活用ですとか受付業務、あと施設の管理、そういったものが主でございますので、その他の自主事業については、先ほども申しましたホームページの作成ですとかルートマップの作成等は一応できておりますが、自主事業として、この団体が考えておりました
イベント等は、令和2年、令和3年については、ちょっとできておりません。しかしながら、令和4年度に入りまして、3回ほど、ふれあいミニショップということで、野菜等の販売なども行って、集客に努めているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 今年度に、ふれあいミニショップをされたということですが、私は地元の大野町ですけれども、そういうお知らせ等は全然聞いていないんですけれども、どういうふうに
イベントの周知はされたんでしょうか。市が何か関わったとかありますか。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) これにつきましては、多分その周知の方法が皆さんのお手に届かなかったのかと思いますけれども、チラシを配りまして、多分、道の駅等にもありますし、この中では地元生産者と道の駅等との連携ということで、地元産の野菜も使っているということで、そういった施設には配布してあると思います。 今ございましたように、周知の方法が徹底していなかったのは、ちょっと否めない事実でございますので、そこはまたしっかりと周知等をPRしていきたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 先ほど課長は施設の管理が主な業務と言われましたが、それでいきますと、私が先ほど言いましたが、以前の施設管理委託のときの金額が471万円でありました。この増額になった約150万円分の業務というのが全然見えてこなくて、何か本当にお金の無駄遣いだなと思っております。 先ほど提案が幾つあったのかとお聞きしましたが、
サイクリングハブ施設なので、サイクリング
イベントだとか、いろんなことを提案されたんじゃないかと思いますが、具体的に、課長、どのくらい事業として提案があったんですか。プロポーザルのときに、いろいろされていたと聞いておりますが、具体的にどのようなことがあって、実際やられたのはホームページの作成と多分フットマッサージ機があったと思うんですけれども、それと先ほど言われたふれあいミニショップというのが、今年二、三回行った。多分それだけしかなかったと思うんですけれども、それで更新をする評価となったというのは、ちょっと納得がいかないので、もう少し評価に至った理由を再度お聞きします。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) やっていないということでございますが、先ほど議員がおっしゃいましたようにコロナを理由にするなということでございます。それはもう確かでございますが、なかなかこちらが市の施設ということでありまして、積極的な運営ができていなかったということもあります。 利用される方に、さっき言いましたフットマッサージですとか、いわゆるもう自主的に自主事業を行っていただいたということで、計画していましたルートマップですとかホームページ作成はありますし、これは
指定管理前と比較すると、直営の場合は市の職員の人件費等もございますので、そこはちょっと算定についてはございませんし、
指定管理につきましては人数等の判定もございまして、その分の追加でございます。 特に、週5日の開館ということで、ほぼ毎日のように足を動かすという状況でございますして、そういった活動もしているということで、全く何もなかったというよりも、ここまでやってくれたので、さらにもう一度お願いしていろいろ
イベントをお願いしたいと。さっき言いました
サイクリングハブの施設ということで、新たに
自転車関係団体と協力するということも含めて、お願いしたいと思います。 なおかつ、先ほど申し忘れましたけれども、
自転車関係団体につきましては、うちの行政のほうから直接お話にも行って、施設の運営についてどうかなというご意見も伺ったりしているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) この施設ができて、もう5年目だと思うんですけれども、5年たった今から何かサイクル団体と連携を図るとか、もっと早くからそういうことに取り組んでいただきたかったなと思います。 グッドスタッフと、今、3年目ですけれども、年度が終わったときとかに、市として助言とか指導とか、どのように今まで関わってきたのか、それを教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君)
サイクリングハブの
指定管理者である
株式会社グッドスタッフとは、定期的に管理状況や
事業計画の進捗状況を共有する調整会議を開催し、連携と確認を行っています。 実際、令和2年度では12回、令和3年度では4回、令和4年度では4回ということで調整会議を行って、連携を図っているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 初年度が12回ということで多いんですけれども、だんだん回数が減っているということは、ちょっと残念だなとは思っております。どちらにしましても管理料として増額になった分の事業をしているというふうには私は理解ができません。 質問は以上で終わります。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告はありませんので、第82号議案の質疑を終わります。 次に、第83号議案 公の施設の
指定管理者の指定についてから第94号議案 令和4年度
豊後大野市
公共下水道特別会計補正予算(第1号)までの11案件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 お諮りします。 第88号議案を除く第65号議案から第94号議案までの29案件は、お手元に配付しております議案付託表のとおり各常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま申し上げた29案件は、議案付託表のとおり各常任委員会に付託することに決定しました。 (巻末218ページに掲載)
---------------------------------------
△第88号議案の質疑
○議長(
衞藤竜哉君) 日程第30、第88号議案 令和4年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、本案については
委員会付託を省略することに決しました。 それでは、第88号議案について質疑を行います。 第88号議案については、質疑の通告がありますので、発言を許します。 初めに、8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) 予算書17ページ、予算の説明書7ページ、総務費の総務管理費、企画費についてお尋ねいたします。 今回、180万円の補正が上がっておるんですけれども、これは何件分ですか。非常に、この事業、いい事業だろうなと思うんですが、これは何件分増額の見込みかお尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 結婚新生活支援事業補助金につきましては、当初予算で5組を見込んでおりましたが、現在7件の相談があり、今後の見込みを含めて9組を見込んでいます。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) 9組ということですけれども、分かりました。 これは月平均何件ほど事務処理をしているのですかと2点目質問をさせていただく予定にしていたのですが、9組ということであれば、1月1件程度というか、そこにも満たないような状況ではありますけれども、確認ができました。 これの実はお尋ねしたかったことは、事務処理であります。例えば、令和4年4月1日からこの事業を施行されておりますけれども、4月から半年であれば9月いっぱいでいいんですけれども、そのときに何件ほどこの申請があって、実際に事務処理をされたのがいつの時期なのか、お尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 結婚新生活事業につきましては、これは国の事業でございまして、本市は令和3年度から行っております。現時点では1件の交付となっているところでございます。これにつきましては、補助対象経費が30万円ということで、経費については新生活を送る結婚の暮らしに係る費用、いわゆる家賃とか引っ越し費用の一部ということで、なかなか補助経費が30万円を超えるには時間がかかっているということで、この1件交付された方にも約5か月かかっているところでございます。 この事業対象年度につきましては、本年度については令和4年1月1日から令和5年3月31日までに支払った費用を対象としているところです。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) ちょっとよく。すみません、私の飲み込みが悪くて申し訳ないんですが、国の補助金がついたのが今年の4月からということですね。4月から9月までに何件申請があったんですか。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 4月から9月まで、7件の申請というか、相談があっております。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) ということは、相談があったということで、申請するに該当しなかったということですか。 先ほどちょっとお聞きしたのが、交付したのが1件ですということでした。補正では9件申込みが出ていて、今のところ7件相談を受けていて、交付が1件ですから、予算的にはどうなるんですか。300万円ある中で、30万円しか実施されていないというか、使用されていないということになるのでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 実際は1件のみの金額でございます。ただし、これは問合せというのが、こういった方が該当するというのがありまして、それから始まりまして、いわゆる30万円を超えた金額時点での申請になりますので、相談があってから時間が若干かかっているということであります。 すみません、補足させていただきます。 これについては、一応、申込みというか、相談があって、申請段階は実績に応じて申請になるということでありますので、いわゆる30万円に達したときが申請時ということになります。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) ですので、その申請は何件あったんでしょうか。それが1件ということになるのでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) その申請が1件でございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) そう考えると、もう今12月ですから、では、9月までの実績を踏まえた上で、補正がそれでも必要なんだということになるわけですね。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) それがあっての7件ということで、その方は対象になるとこちらも確認はしているところであります。
○議長(
衞藤竜哉君) 8番、嶺英治君。
◆8番(嶺英治君) 分かりました。 ちょっと私が非常に勘違いをしていた部分もあるんですけれども、要は30万円以上の新居の購入費、家賃、敷金、礼金、共益費、仲介手数料、運送業者に払った引っ越し費用などの領収書を基に、申請書があって、そして交付されるというふうに理解をしておったんですけれども、申請書に行き着くまで、ずっと2か月、3か月、4か月と支援をされているということですので、私としては交付するタイミングが遅いんじゃないのというのを言いたかったんですけれども、どうしてもそういうふうにならざるを得ないような事業なんだなというのが、今、確認ができました。 これが国の事業ですけれども、経済的不安の軽減というか、そういうキャッチでされておりますので、できたら早いほうがいいんじゃないのというふうに言いたかったんですが、そういう過程が必要であるというのが理解できました。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 別冊2の10ページです。隣保館改修事業の補正が上がっております。隣保館仮事務所解体工事実施設計業務委託料がありますが、解体工事はいつ頃の予定なのか、お伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 志賀人権・部落
差別解消推進課長。
◎人権・部落
差別解消推進課長(
志賀由紀美君) 現在建設中の新隣保館につきましては、令和5年1月末完成予定、令和5年4月1日から新隣保館で業務を行う予定としています。それに伴いまして、仮事務所として使用しております隣保館仮事務所につきましては、令和4年度解体工事実施設計業務完了後、令和5年6月定例会において解体工事費の予算を計上し、7月以降に解体工事が始まる予定であります。 また、仮事務所解体工事完了後は駐車場として整備する予定でありますことから、令和5年6月定例会へ整備工事の予算も計上予定としております。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) ありがとうございます。跡地が駐車場になるということで、大野公民館の駐車場が広くなってよいなと思います。 今の仮事務所には、社会福祉協議会の大野支部が事務所として使っておりますが、その事務所がなくなるというわけです。関係者の方から、社会福祉協議会の大野支部が大野公民館に来年度から入ると聞いておりますが、その件は間違いないということでよろしいでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 佐藤
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(佐藤浩君) 社会福祉協議会大野支部につきましては、大野公民館に支部を設置するスペースを確保するようにしております。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 分かりました。 ずっとどうなるかということで皆さんが心配しておられましたが、大野公民館は、ここからプラスに
指定管理で出しておりますので、十分な協議をされて進めていただきたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告がありませんので、第88号議案の質疑を終わります。
---------------------------------------
△第95
号議案~第97号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
衞藤竜哉君) 日程第31、第95号議案
工事請負契約の締結についてから日程第33、第97号議案
工事請負契約の締結についてまでの3案件を
一括議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 川野市長。 〔市長
川野文敏君登壇〕
◎市長(
川野文敏君) それでは、今議会定例会に追加提案いたします第95号議案から第97号議案の3案件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 第95議案から第97号議案までの
工事請負契約の締結につきましては、令和4年度清川小中一貫教育校校舎改築建築主体工事、令和4年度千歳町小中一貫教育校校舎建設建築主体工事、令和4年度千歳町小中一貫教育校校舎建設電気設備工事の請負契約を締結するに当たり、
豊後大野市議会の議決に付すべき契約及び特に重要な公の施設の廃止に関する条例の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 契約の目的につきましては、それぞれ令和4年度清川小中一貫教育校校舎改築建築主体工事、令和4年度千歳町小中一貫教育校校舎建設建築主体工事、令和4年度千歳町小中一貫教育校校舎建設電気設備工事。契約の方法は、要件設定型一般競争入札。契約の相手方は、それぞれ有限会社宮成工務店、菅・恵藤特定建設工事共同企業体、株式会社山村電設工業でございます。 以上で、第95号議案から第97号議案の3案件につきまして、提案理由の説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 〔市長
川野文敏君降壇〕
○議長(
衞藤竜哉君) 提案理由の説明が終わりました。 お諮りします。 本3案件については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略し、直ちに審議したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、本3案件については
委員会付託を省略し、直ちに審議することに決定しました。 まず、第95号議案について質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから第95号議案について討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第95号議案について採決します。 第95号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第95号議案
工事請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。 次に、第96号議案について質疑を行います。 質疑はありませんか。 1番、
川野辰徳君。
◆1番(
川野辰徳君) 先週、学習会で話を聞いて、やはり金額がどうしても1,800万円高くなっています。ほかの議員からもその質問がありましたけれども、今後に関しても含めて、もちろん地元の企業でもあるんですけれども、今後のためにも技術評価点等どういった方々が何名で評価したのか、それをお聞きします。
○議長(
衞藤竜哉君) 田嶋
財政課参事兼
契約検査室長。
◎
財政課参事兼
契約検査室長(
田嶋龍也君) 総合評価落札方式におきましては、事前に総合評価落札方式審査委員会が開かれます。その委員として国・県の職員に委嘱をいたしまして、必要事項、評価項目、評価基準、またその配点について意見をいただいております。その審査委員会の意見に基づきまして、その後、競争入札委員会を開催いたしまして、その競争入札委員会で最終的な必要事項について評価項目、評価基準、配点等について決定をいたしているところであります。
○議長(
衞藤竜哉君) 1番、
川野辰徳君。
◆1番(
川野辰徳君) 何かもうちょっと具体的に聞きたかったんですけれども、これはやっぱり血税なので、1,800万円というのはすごい金額だなと僕も思っているので、もう少し何か詳しく聞けるところはないでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 田嶋
財政課参事兼
契約検査室長。
◎
財政課参事兼
契約検査室長(
田嶋龍也君) まず、総合評価落札方式について説明をします。 公共工事の品質確保と向上を目的として、価格と価格以外の要素(企業の施工実績、技術者の技術力、地域貢献度等)を総合的に評価する方式です。 平成17年4月1日に施行された公共工事の品質確保の促進に関する法律に基づき、価格競争から価格と品質で総合的に優れた調達への転換を図り、公共工事の品質確保を図るため、
豊後大野市では平成19年度から総合評価落札方式の試行要領を定めて実施しています。 また、大分県内18の市町村全てこの総合評価落札方式というのが実施されており、その案件ごとにより、一定価格基準以上につきましては総合評価落札方式を採用するか否かについては競争入札委員会でその適否を決定しているところであります。
○議長(
衞藤竜哉君) 1番、
川野辰徳君。
◆1番(
川野辰徳君) 先ほど国と県とか言われたんですけれども、ちなみに何名でされたんですか。
○議長(
衞藤竜哉君) 田嶋
財政課参事兼
契約検査室長。
◎
財政課参事兼
契約検査室長(
田嶋龍也君) 競争入札委員会の人数につきましては、副市長、財政課長、
建設課長、
農林整備課長、
上下水道課長の5名でございます。そして事務局として契約検査室の職員が出席しております。
○議長(
衞藤竜哉君) 1番、
川野辰徳君。
◆1番(
川野辰徳君) 分かりました。大丈夫です。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから第96号議案について討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第96号議案について採決します。 第96号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
衞藤竜哉君) 起立多数です。 したがって、第96号議案
工事請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。 次に、第97号議案について質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから第97号議案について討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第97号議案について採決します。 第97号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第97号議案
工事請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△第98号議案の上程、説明、質疑
○議長(
衞藤竜哉君) 日程第34、第98号議案 令和4年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 川野市長。 〔市長
川野文敏君登壇〕
◎市長(
川野文敏君) それでは、第98号議案につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 第98号議案 令和4年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第9号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、それぞれ1億5,286万9,000円を追加し、総額291億3,746万8,000円とするものでございます。 歳入につきましては、22款1項7目教育債の社会体育施設整備事業に1億2,630万円の追加、歳出につきましては、10款6項2目体育施設費のスポーツ施設整備事業へ1億3,611万9,000円の追加が主なものでございます。 なお、補正の詳細につきましては、別冊の説明書を配付させていただいていますので、お目通しをお願い申し上げます。 以上で、第98号議案につきまして、提案理由の説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 〔市長
川野文敏君降壇〕
○議長(
衞藤竜哉君) 提案理由の説明が終わりました。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、本案については
委員会付託を省略することに決定しました。 それでは、第98号議案について質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
---------------------------------------
△散会の宣告
○議長(
衞藤竜哉君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これで散会します。 次の開議は、12月20日午前10時とします。 散会 午前11時05分...