豊後大野市議会 2022-09-14
09月14日-04号
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 要するに、
応募対象者をまず最初に適切に決めた。それは前回も正直一緒だと思うんです。今回、一般質問でもありましたけれども、識見を有する者を委員とすると。識見を有する者が委員になれば、
コンプライアンスとかそういった問題は起きないんですか。僕は、どういうところに注意して今回
選定委員会をしたのか。では、その識見を有する方からどういった意見が出てきたのか、どういったところに注意したのか。その辺の具体的なところをお答えください。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今回の選定につきましては、前回同様、応募資格にはある程度項目をつけております。指定管理の指定の取消しから2年を経過しない法人等、または法律、または税等の滞納をしていないということの応募資格は以前のとおりでございます。 また、選定委員の識見を有する者については、
中小企業診断士というか、今回の主に事業を行ってまいります創業支援について、より的確な判断をするための方を一応選んでしたということでありますし、そういった方から的確なご助言もいただき、審査を行ったというところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) だから、その的確なご指示というか、ご忠言をいただいたその内容はお答えできないんですか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 評価につきましては、
評点基準表をもちまして、その内容で判断したところでございますが、今回、上位者につきましては、その内容、実現性等が評価されたというところで、全般的に妥当な評価と判断したところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) やり取りの回数もありますので、そこはまた
常任委員会でも調べてもらえればなと思っております。 次にいきます。 2つ目、今回の法人は、どういった経緯でこの審査に応募をしてこられたのか、そこについてお伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今回の
指定管理者の募集につきましては、市のホームページで公開しておりました。私どもでは、それにより参加されたと判断しているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 今のご回答でいけば、本市のほうから、たしか里の旅公社が、イベントで、この代表者の木藤さんを
豊後大野市にお呼びしているようですが、木藤さんを含めホーホゥの関係者にこちらから声かけや情報の提供などはしていないということでよろしいですね。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 個人の方にはそういったご案内等もしておりません。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) そういうことであれば、うちのほうから声をかけたということではないということであって、一部のSNSなんかでは、これはもう出来レースではないのか、市がつながっているんではないかなんていうことが上がっていますし、こういった件に関して、先週折り込みも一部のところには入っているような状況でございますが、
豊後大野市としては、そういう意味ではこちらから接触をしたりとか情報提供をしていないということで理解いたします。 では、次、3つ目です。 今回審査に参加したほかの団体、たしか3者でしたか、審査に応募されたと思うんですけれども、そこと比較されて、この選定された会社が優れていた点と劣っていた点、分かればお答えください。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 選定の項目については、
先ほど選定の基準ということをお知らせしましたが、審査の中では、施設の
管理運営等に関する基本方針や
管理運営全般にわたる基本方針、
創業支援業務に関しての
創業支援全般にわたる基本方針、また、
創業支援等の事業実績や実現性などの選定の基準で評価しまして、その評価が上位となっておりました。 また、特に他の団体と比べて著しく低く評価されたものはないと捉えているところでございます。全般的には妥当に選定したと判断しております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) この会社の今までの業務実績を見れば、創業支援にも関わっているし、施設管理もやっているということで、上位になったのかなと思うんですが、
情報公開請求をしない限りは、選定の内容、誰が何点でとか、どういうところがというのは、私たちは教えてもらえないものなんですか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 一応、
情報公開条例に基づき公表するということでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) そこは分かりました。 次にいきます。 4番目、熊本県の宇城市の創業支援では、どのような業務を行って、実績はどのように出ているのかについてお尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 事業者からの内容によりますと、熊本県宇城市では、平成30年から令和2年まで
起業家育成及び
ビジネス拠点施設支援業務に取り組んだということでございます。 宇城市における新しい働き方を見いだすための人材発掘、持続的に取り組むことができる体制の構築を目的とするものでございまして、内容は、年間9回程度の
市民ワークショップを実施し、20名から30名ほどのいわゆる地域事業に取り組もうとする創業者の卵を発掘するために、小川町に整備されました
ビジネスサポートセンターを会場に多くの市民が参加する勉強会を実施したとのことです。 この事業がきっかけとなり、今、幾つかの市民が創業にチャレンジし、寂しくなった商店街でイベントやゲストハウスを運営する
一般社団法人が創業、多
拠点居住サブスクサービス施設がオープンするなど、宇城市の
商工観光課と持続的に
創業支援等に取り組むことができる法人の設立検討ができたと聞いております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) これは事業者からの聞き取りということですけれども、先般、宇城市に行って市の担当者に話を伺ってきました。 先ほど言ったように、平成30年から平成31年、地元の中の
拠点起業家を育みましょうという形で、ここは地震の影響があり、地震で古くなった建物を解体してサテライトを造って、そこからどうやって運用するかをその後考えていった。官民連携を目指して、本当は最初、財団法人をつくりたかったんだけれども、なかなかそこまではいかなかったと。 実際のところ、コロナの影響があって、市の政策が転換された。熊本県は、当然、交通網もいいですから、大型の工場や物流の拠点に転換するので、なかなか創業支援のほうにはいかなかった。その中でも若い方が、主婦層が主体となって、ホーホゥは相談後のサポート、市としては期待どおりの仕事ができたとは言っています。 担当者は、ホーホゥがどうやりたいかではなくて、自治体がどうしたいのか。そこをしっかり伝えてやってもらうことが大事で、その指針を自治体が出していけて、このプロジェクトはうまくいったと言っていますので、そういった中でも、大企業が来て創業支援したというわけではないみたいですけれども、少しは成果が出ているのかなとは感じ取れたところでございます。 その後、この業務の実績を聞いたときに出ていますけれども、この那珂川市、古賀市、大分県、今やっているところもあると思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) これも事業者からの内容の確認でございます。 福岡県の那珂川市では、これは令和2年から令和4年までの3年間、
博多南駅前ビル、
博多南駅前公園、
博多南駅前広場及び那珂川市
博多南駅前自転車駐車場の
指定管理業務を行っているところでございます。 那珂川市の東の玄関である
博多南駅前ビルほか3施設について、那珂川市への多様な関わり合いが生まれる情報発信と交流の拠点を育むことを目的としておりまして、具体的には、市内の公共施設間での情報推進のための協議会の立ち上げ、各施設の問題意識の共有、相互の
サポート関係の構築、または
社会福祉協議会や
地域包括支援センターと協力し、
認知症予防やサポートのための集会などを開催して
認知症予防の取組を行う。また、
市文化財担当課と連携しまして、那珂川市に関わる歴史や文化を発信する展示なども行っております。 また、乳幼児の衣服を対象にした「おさがり
交換SHOP」など
子育てサービスを行う事業者や
子育て支援の活動者などと連携して広く子供について考える土醸を育む「
子どもコミュニティ」の構築など。または、企業と連携しまして
QRコードの
サイクルポートの導入など、今後、経年が進む駐車場の施設などの運営を検討するための
テストマーケティングを行っているところでございます。 福岡県古賀市につきましては、令和2年から令和4年の3年間、JR古賀駅
西口エリアの活性化に向けた
エリアマネジメントの支援業務を行っております。 特に、JR古賀駅西口の空き店舗の多い商店街を含む
エリアマネジメントが持続する仕組みを提案ということで、その実現に向けて、内容につきましては、地域住民、事業者、商工会など関係者へのヒアリングを行いまして、令和3年に、
まちづくりビジョンを策定し、令和3年2月に、
まちづくり会社を設立したとのことでございます。 この会社は、令和4年度の
経済産業省の
地域商業機能複合化推進事業の採択を受けまして実施しているということでございます。また、この会社が運営する商店街の店舗をリノベーションしてオープンするなど、空き店舗を活用した事業を行っております。 厳しい状況にある商店街ですけれども、地域住民の理解の下、若い世代が立ち上がり、地域の力で今後の
まちづくりを運営する体制が、この会社の支援の下に整い、持続的な
まちづくりが推進されていっているということでございます。 続きまして、大分県では、令和3年度から
まちづくりNextチャレンジャー育成事業を行っております。これは、大分県内の商業、
まちづくりに関わる主に20代から40代の現場で最前線に立っている方を対象に、
地域問題解決に資する研修を実施し、次代を担う
まちづくりの人材を育成することを目的としております。 こういった方々を調査、分類しながら、各地の共通課題、個別の課題等を洗い出して、フィールドワークなどを行っているということでございます。 なお、県内で活躍しているこういう方々は、30名以上を受講生として
パネルディスカッションを行っておりますし、大分大学や
立命館アジア太平洋大学と連携しまして研修生へのプログラムを行うとともに、各起業家と共に新たな展開を設計しているということでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) いろんなことをやられているということで、課長、この那珂川市のビルとか指定管理をしているところとかを見に行ったことはございますか。実際、これも那珂川市と古賀市は、ついでではないですけれども、全部見ようということで見てきたんですけれども、那珂川市は、ちょうど台風の日だったので、なかなか人が外に出ていなくて、駅前のお店も閉まっていたりしていて、このビルがどういう状況かというのは分からないですけれども、先ほど言われたように、市民と
子育て相談とか子育ての
ネットワークづくりとか非常に成果が出ているという話は伺いました。 古賀市に関して言えば、いろんな成果の中で、商店がオープンしたりとか、リノベーションしてオープンさせた。そして、ヨンダブルディーという新会社ができて、これはホーホゥの代表者と、ホーホゥから1人地元に入って、そこに居住された社員の皆さんと、地元の古い酒蔵というか、商工会の重鎮の方と、あとはUターンされた方で、4人で会社をつくったという話を伺いましたが、将来的には
豊後大野市でも新しい会社をつくって何か進めていくとかというのを考えている部分はございますでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) まず、
指定管理業者が決定しました後、今後の展開について、また再度協議をしてまいりますが、
豊後大野市も同じように
空き店舗等が非常に多く、空き家も含め、そういった対応も必要かなと考えているところです。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) もしこの会社が設立されれば、その辺しっかりこれから話して、新会社設立や空いている商店街、緒方町もたくさん駅前にありますし、
豊後大野市、どこに行っても商店街に空いているところがございますので、活性化をしっかりしていただければなと思っています。 次に、6番目、具体的な運営体制についてはどのようにお考えか、お尋ねします。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) この事業者から提案されました事業計画によりますと、管理運営業務につきましては、会社役員が統括指揮を行いまして、管理運営チームとして施設責任者、管理運営担当、設備・警備担当、総務経理担当、事業企画担当、清掃担当、設備アドバイザー、警備保守の8名体制を予定しているということでございます。
創業支援業務につきましては、創業支援マネジャー3名、コーチングを行う相談員ということで出張メンター3名、メンタリングを行う伴走支援者としてオンラインメンター1名、創業支援パートナーとして合計6名を予定しているということでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) かなりの人数を投入して運営をしていくということは理解できました。ほかのところを調べても代表者の木藤さんは必ず関わってくるという話ですけれども、代表者の木藤さんはどのような形で関わる予定でしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今のところ、予定でございますが、会社役員ということでありますので、代表者が統括指揮を行うことはもちろんのこと、今後の協議の中で、どのくらいの頻度で来て、どういう対応をするとかいうことで判断しているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) その辺がまだ詰まっていないのに、もう10月からここにやらせるというのはちょっとどうなのかなと思います。 古賀市の担当者は、この代表者の木藤さんにプレーヤーとして参加をしていただいて、まちを動かしていただくという形ですが、どんどんほかの自治体の仕事をやって、なかなか顔も出さなくなって、非常に寂しいなと。実際、マネジャーという形になってしまったという部分では、さっき言ったように、統括で指揮を取られるという感じですけれども、その辺は大丈夫なのかなというところは非常に不安を持っています。 ホーホゥは、実際、向こうの契約社員とかも含めて、何人入ってきて、ほかの方は地元の採用をされるのか。あとは、地域おこし協力隊を入れる考えとか、その辺はいかがでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) また再度、回答は同じになるかと思いますけれども、管理運営業務については8名体制、
創業支援業務については6名ということであります。その中では地域おこし協力隊等も入っておりませんし、どういった方というのは今後の協議の中で進めてまいりたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) これって、ちょっと僕は勉強不足ですみません、議会の議決がないと、その辺の協議は進められないんでしょうか。10月1日からスタートするはずなんですよね。それなのに、何人入るか、地元から何人採用されるか、地域おこし協力隊について計画は分からないと、課長、もう本当は分かっているんではないですか。どうなんですか、そこのところは。もう一回聞きます。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君)
指定管理者の指定につきましては、議会の議決が優先されるものでございます。こういった質問もございましたので、この事業者とお話はしておりますが、具体的内容につきましては議会の議決をもって最終的な判断はしたいと思っています。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) なかなか難しいですね。議会の議決がないと言えない。私たちは、それが分からないと審査して判断できない。本当に課長が言っていることが正しいのかどうか、ちょっと理解できないんですけれども、その辺のところを示していただかなければ、なかなか難しいのかなというところも持っております。 もう答えられないなら結構でございます。 次に、この会社は、令和3年度は当期損益が出ておりますが、決算書を確認して、その辺の内容に問題がないのかどうか、お伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 前回提出しました資料にも明記しておりますが、事業者につきましては、令和3年度の当期損益については、委託事業内でのリノベーション費用について、一時立替え等があったということで、一時的ではありますが、赤字決算となっております。 しかし、令和2年度の決算では黒字になっておりまして、繰越利益も令和2年度時点であるということで、赤字決算額を補填できると考えているところでございます。 また、本事業者の令和4年3月時点での貸借対照表から判断しますと、資産が負債より多いという状況で、債務超過にもなっておりませんので、経営状況については問題ないと判断しているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 債務超過にもなっていないし、単年度赤字は繰越しだと利益が出ているから問題ないということですが、この会社の売上げの比率というのはどういう形になっているんですか。 いろんなところから補助金や委託金、私たちから見ると、この会社は、入ってきている部分のほとんどが福岡県の古賀市とか那珂川市とか、あと熊本県、それは過去かもしれませんけれども、あと大分県、その他ほかのところでもちょこちょここれからやろうとしているという話ですけれども、現状の売上げの比率、補助金、委託金がどのぐらいあって、ほかがどういうもので幾らあるのかお答えください。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今回頂きました資料は、あくまで指定管理候補者の選定について頂いた資料に基づいて判断しておりますので、その内容については、具体的には決算状況等の判断はしましたが、補助金等の割合についてはこちらでは把握しておりません。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) やっぱり株式会社ですから、補助金、委託金以外にもしっかりと売上げを上げているような会社に頼んでほしかったなというのが本音でございますけれども、ここを選定されたということですから、その辺はしっかりチェックしていただければなと思います。 契約期間と指定管理料についてでございます。今回、本当は4月からでしたけれども、途中からという形になりますけれども、どのようにお考えなのか、お尋ねします。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 指定管理の指定の期間としましては、本議会で議決をいただいた後、令和4年10月1日から令和7年3月31日の2年6か月を予定しているところでございます。 また、指定管理料につきましては、令和4年度が1,500万円、令和5年度、令和6年度がそれぞれ3,000万円の合計7,500万円と予定しているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 3年ではなく、当初計画していた残存期間2年6か月ということで、そこのところは理解いたしました。 このうち、令和4年度の指定管理料は1,500万という今の回答でしたけれども、地方創生推進交付金は幾ら入っていますか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 地方創生推進交付金は、令和4年度の指定管理料1,500万円のおおむね2分の1の750万円としているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 私は、この会社を別に批判しているわけでもないですし、いろいろと本当に調べました。その中でも、ちょっと残念な声も伺いましたけれども、おおむね事業がきちんといっているのかなとは思いました。 今日、課長とやり取りをいろいろさせていただいて、理解が深まった部分と深まっていない部分があります。正直判断をしにくい部分もあるんですけれども、そもそも私は資料要求書を議会事務局を経由して出しているにもかかわらず、A4の紙を学習会のときに1枚配られて、この内容で判断しろと言われても、なかなか判断できないです。しかも、マスコミを騒がせた問題が起きた施設の後ですよ。そういったところが正直
まちづくり推進課に対する不信感というのを持っております。 選考過程も含めて、もうちょっと丁寧な説明があって、何でこれを10月1日に進めなければいけなかったのかも理解できませんし、この後、
常任委員会でもしっかりと議論を多分していただいて、付託案件ですから、判断してもらうと思いますし、今日またほかの議員も質問するかもしれませんけれども、ちゃんとやって、この施設が緒方町の町民ときっちり融和でき、そして
豊後大野市の創業したい人たちの力になってもらえる団体であればなと望んでおります。 以上で私の質問を終わります。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、10番、穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 今、後藤議員からも詳しく質疑されましたので、私は、3年後、指定管理が終わった後のことについて、少し質問させていただきたいと思います。
関係人口交流拠点施設の指定管理期間終了後の成果として、ホーホゥにどういうことを求めているのかなというのがなかなか見えないわけです。市として交流拠点の指定管理に出すに当たって、重点に置いている目玉になる施策について、まずお聞きします。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今回の候補者の募集に当たっては、
豊後大野市関係人口交流拠点施設指定管理者募集要項を定めております。その中で、拠点施設につきましては、地域住民との交流を通じて
豊後大野市と多様な形で関わる人々を創出し拡大することにより、地域の活性化を図ることを目的としております。 そのため、第2次
豊後大野市総合計画後期基本計画や第2期
豊後大野市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づきまして、令和4年度から令和6年度までの3年間におきましては、成果目標を設定しているところでございます。3年間の成果目標数値は、新規事業創出数を15件、創業セミナー等の参加者300人、創業等の相談件数280人、利用者数3,900人を目標としているところでございます。 指定管理候補者におきましては、このような施設の目的の実現や成果目標を確実に遂行していただくということでございます。 今後とも、コロナ等社会情勢の変化等も勘案しながら、関係人口の創出拡大に努めていきたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) 10番、穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 何がメインになっているのかというのが、ちょっと分かりづらいような気もするんです。その辺を今後はっきり
指定管理者と煮詰めていって、アバウトなところではなくて重点的なところを決めていただきたいなという気持ちもあります。 指定管理に出すに当たって、起業支援等もあると思うんです。ほかの熊本県であったり、古賀市、那珂川市であったり、そういう実績を見ましても、
まちづくりとその周辺地域の活性化と起業に力を入れた施策というか、そういう活動がメインになる会社かなと私自身は思っているんですが、指定管理に出している期間中に、例えば起業する方がいらっしゃる、そのところを3年後に指定管理が切れて、その方々が自走なり自分で経営していかなくてはならないんですけれども、自立するに当たって、この拠点施設を自立させるという表現なのか、それとも指定管理が終わって、何か起業されている方が出てくれば、そういう人が自立をする。担当課として、施設の自立なのか、その辺がはっきりしていないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 議員のおっしゃいますように、施設の自立も必要でございますし、なおかつ、今回、主に取り組みます創業支援ということで、起業していただく方も大変必要でございます。施設運営管理につきましては、先ほど言いました管理運営が8名であったり、創業支援が6名であるとか、かなりのスタッフを擁していることから、それに見合った収入が得られるかどうかというのは、ちょっとまだ今のところ判断できないところでありますし、まずは地元の方が起業する創業支援のほうに力を入れていっていただきたいと思っております。
○議長(
衞藤竜哉君) 10番、穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) ちょっとアバウトなところがあるのかなと思っています。 施設も含めてというような答弁だったんですけれども、2年半の指定管理が終わった後に、施設そのものは、また
指定管理者を募るのか。この項で最後の質問とさせていただきたいんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) この施設は、当初から指定管理ということで応募していただき管理する方向でございましたので、当面3年につきましては指定管理、その後につきましては、先ほども言いましたように社会情勢等もありまして、どうするかというのは、またそこで、それまでには検討したいと思っております。
○議長(
衞藤竜哉君) 10番、穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 分かりました。補助金等予算をつぎ込むわけですから、その辺のことも慎重に、後に考えていただきたいなと思っています。 次に、指定管理終了後、今、これから3年間かけて次の3年間は考えていくんだという答弁がありましたけれども、将来的に見て、この交流拠点施設をどのように運営していこうと。将来的な展望はこれからだとありましたけれども、この施設を将来どうしていこうと。少し輪を広げていくのか、今ある地点に今ある場所でずっと拠点として置いていくのか。その辺はどうでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今の段階では、どういうふうにするか、拠点をまた増やすのか等の案件につきましては、なかなかご答弁もし難いところでございますが、この施設が、まず、先ほど言いましたように関係人口の創出拡大ということを目的としてますので、より多くの方が利用できて交流が深まるような施設にして、こういった施設があるということで大きく市外にも周知できたらいいなと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 10番、穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 分かりました。 指定管理を6月に辞退されたところもありますし、市民の皆さんが非常に関心を持っている施設でもあろうと思います。今後、より市のほうも関心を持って、
指定管理者と密な関係持っていただいて、交流人口が増えるような施策を打ち出していただきたいなと思っております。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) こんなに質疑が一つのところに出ていると思わなかったので、すみません、集中攻撃になっているようで。私はでは優しく質問します。 2点だけ。1点目はもう30秒で終わる答えだろうと思います。
指定管理者から提出された応募書類の中に、当然、事業計画とか収支計画があったと思うんですが、大変批判された前回の辞退した業者の代表者が社会保険を合わせると約800万円ぐらい自分が給料を取るようにしていたんですが、今回は幾らぐらいになっていますか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 指定管理候補者から提出されました収支計画では、令和4年度の人件費としまして、管理運営の業務に携わる8名で約400万円、
創業支援業務6名の関わるもので320万円ということが計上されているところでございます。 この人件費につきましては、全ての報酬、人件費というわけではございません。代表者の給料としては、創業支援の一部には含まれておりますが、主に先ほど言いました事業者の方々の人数を基準とした人件費により算定されております。
○議長(
衞藤竜哉君) 5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) 1番目の質問はそれでいいです。800万円ということはないだろうなと思ったんですが。 2番目、最後の質問です。 これは、さきに質問された2名の議員とかなりダブるんですが、ダブって当然なんです。一番心配するところは、3年後なんです、終わった後。 実は、今回応募して惜しくも落選されたある会社の社長と2人で話したんですが、この会社は現在も
豊後大野市のとある施設の
指定管理者として継続中の会社なんです。一番大事なのは補助金が切れた後の4年目からなんだと。だから、多分地元の人も採用するでしょうし、3年が終わったから、はい、さよなら、ご苦労さんでしたとそう言っても、もちろんいいんです、法的には、契約上は。それをいかに残して継続させるか。 だから、私は、
指定管理者がどれだけ優れているかとか、どういう欠点があるかという話ではなくて、本来、指定管理を指定する側、
豊後大野市が4年後以降を見据えたことを応募書類の中に本当は問うべきだったと思うんです。そこを書かせて、3,000万円の補助金がなくなった後、どうするのかということです。だから、3年の間にそういう体力をつけて、3,000万円がなくてもやっていける体制、そこを本当は書かせたほうがよかった。 今度の
指定管理者もそれくらいのことは考えているでしょうから、そういう道筋というのを示すような文言が事業計画の中にあったのか。 私は、本当は、この事業がソフト事業だったらよかったと思うんです。もちろんこれは起業支援とかがあるから、主はソフト事業なんだけれども、結局、建物を建ててしまっているから、これはハード事業ですよね。3年間でソフト事業が終わったら、ハードが残って廃墟になる可能性も私は大いにあると思います。これは議事録に残るので、当たるか当たらないか。当たらないほうがいいんですけれども、何とか廃墟にならないようにしてもらいたい。 そこで、質問としては、今出した業者が、3,000万円がなくなった後、自分らが去った後、もしくは去らなくて、3,000万円もないけれども、また応募する気持ちがあるのか。そういう後の4年、5年、ずっと続けていくような道筋が応募書類の中に含まれていましたか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 道筋については、応募の中ではございませんし、今回提案いただいたのは、3年間に限った事業内容でございます。その後については記載されておりませんが、議員もおっしゃいましたように、会社については自走することが望ましいと私どもは思っていますし、先ほど言いましたが、交流拠点ということで、多くの人が関わって、特に創業支援の業務で多くの起業につながるようにという取組によりまして、地域が活性化することを目指しているところでございます。 また、これは市も事業者任せではなく、事業者を支援し、共に事業も進めながら育てていって、4年後につなげていかなければならないと考えているところです。
○議長(
衞藤竜哉君) 5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) とにかく、今後こういう指定管理のようなものがどんどん出てくると思いますけれども、今回は特別だと思うんです。結構大きな金が出て、3,000万円、3年間でと。あと、きちっと出るというのはなかなか特別なんだけれども、似たようなことがあると思いますので、ぜひ今から応募書類の中には、指定管理料が3,000万円とか、1,000万円とか、100万円とかもいろいろあるでしょうけれども、切れた後、どう引き継いでいくのか、もしくは自分たちが再度また応募してやるのか、そこはぜひ応募書類の中の質問項目というか、そこは必須で事業者にも計画を書かせるようにしたらどうかなと思うんですが、いかがですか。これはもう最後の質問でいいです。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 募集要項の中にそれを記載するかにつきましては、今後、内部で検討いたします。なおかつ、これは審査が必要な公募ということで、審査会もする予定でございますので、その中でも質問事項とするかには一応判断をしたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) 清水副市長。
◎副市長(清水豊君) 1点、補足させてください。 先ほど補助と言われたんですけれども、これは委託ですので、本来我々がやるものをお願いしてやってもらうと。そこの中で、実績を見て、その後、判断するということも当然考えられるわけでございます。最初から、自走していくだとか、そういった形での委託というのは、なかなか考えにくいところでございますので、そこを要項に入れていくのはかなり厳しいんではないかなとは思っております。当然、検討はさせていただきますけれども、そこだけちょっと補足をさせてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) 補助というのは、単なる言葉のミスです。 副市長のそれでいくと、ということは3年たってあそこがそのまま残って廃墟になっても仕方ないということですね。
○議長(
衞藤竜哉君) 清水副市長。
◎副市長(清水豊君) いいえ、全然そうは思ってございません。 そうならないためにも我々はしっかりと見ていきますしということで、先ほど
まちづくり推進課長から答弁させていただいたというところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) 心配するところは皆さん一緒ですので、廃墟にしないようにみんなで知恵を絞りましょう。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、6番、原田健蔵君。
◆6番(原田健蔵君) 1件だけ、お伺いします。 先般の一般質問の中でも、この
関係人口交流拠点施設の
指定管理者の選定について答弁がありましたけれども、もう一度、確認のために、この
指定管理者に決定した経緯を時系列に沿って、できればお伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) この
指定管理者の選定につきましては、前回、原田議員より本年6月21日の第2回定例会の一般質問で、
指定管理者の
選定委員会の公平性、透明性の確保という観点から見れば、識見を有した外部委員を積極的に活用するべきではないかということにお答えしまして、私どもも公平性・透明性の確保するための改善策として識見を有した外部委員等を審査することをお願いするとお答えしたところでございます。 この公平性、透明性を確保するために、指定管理
関係人口交流拠点施設の候補者の選定につきましては、
豊後大野市関係人口交流拠点施設指定管理候補者選定委員会設置要綱を定め、識見を有する外部の方を委員として構成しました。 その後、8月10日に
豊後大野市関係人口交流拠点施設指定管理候補者
選定委員会を開催し、8月16日になりますが、同指定管理候補者の決定通知を行いまして、本定例会に公の施設の
指定管理者の指定についての議案を提出したところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 6番、原田健蔵君。
◆6番(原田健蔵君) 了解しました。ありがとうございました。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告はありませんので、第53号議案の質疑を終わります。 ここで11時10分まで休憩します。 休憩 午前10時55分 再開 午前11時10分
○議長(
衞藤竜哉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、第54号議案については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。
---------------------------------------
△第55号議案の質疑
○議長(
衞藤竜哉君) 日程第15、第55号議案 令和4年度
豊後大野市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、本案については
委員会付託を省略することに決しました。 本案について、これから質疑を行います。 第55号議案 令和4年度
豊後大野市一般会計補正予算(第4号)は、質疑の通告がありますので、発言を許します。 初めに、7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) それでは、別冊12でいきます、主要歳出説明書。まず、2ページ目、開いてすぐのところです。新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰対策事業と通常の補正予算を区別されているわけですけれども、これを見ると、今回の分けている部分に関して、国・県支出金、地方創生臨時交付金は出ていないんですけれども、これはどういった意味で分けているのかについてお尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 平山財政課長。
◎財政課長(平山元彦君) まず、様式をなぜ分けているかにつきましては、新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰対策事業と通常の補正予算で区別しているんですが、補正予算書の補足資料として、一括して計上するよりも区別して記載したほうが議員にとっても分かりやすいのではないかということで、以前から分けて掲載させていただいております。 財源についての質問今後、国・県の支出金や、また臨時交付金的なものが追加で交付されるのかについてでございますが、9月9日に政府が物価高騰対策を協議いたします物価・賃金・生活総合対策本部の会議が開催されて、この中で追加対策が決定されております。これらの追加対策事業の財源として、国庫支出金、そして地方創生臨時交付金が今後交付されるものと推測しております。 今回の国の追加対策の中で、本市の補正予算等に関連してくるであろう主な事業につきましては、まず、食料品やエネルギーの価格高騰の負担が大きい住民税非課税世帯を対象にした1世帯当たり5万円をプッシュ型で給付する事業、それと、地方自治体が地域の実情に応じて柔軟な支援策を講じることができる、その財源となります地方創生臨時交付金、こちらにつきましては、新たに6,000億円を確保して、国が推奨する事業メニューを示した上で、効果的な活用を促すこととされております。 この交付金の各自治体への配分額につきましては、9月下旬に予備費支出の閣議決定がなされ、その後に示される予定となっておりまして、それを受け、本市でも国へ提出いたします実施計画を策定するとともに、予算措置を行っていくこととなります。 さらに、こうした対策に加え、政府が10月に新たな総合経済対策を取りまとめる方針で、令和4年度第2次補正予算案を編成し、秋の臨時国会に提出する予定としております。 長くなりましたが、本定例会にて
一般会計補正予算に計上しております飼料高騰対策事業等につきましては、新たに追加交付されます地方創生臨時交付金が活用できると見込んでおりますので、最終的には財源更正等で今後財源の調整を行ってまいりたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) これから追加が出てくるのでということと、あとは私たちが見やすいためにということですので、コロナと原油価格・物価高騰、やっぱり今一番重要な問題ですから、国・県から一緒に来るのか、それによってなかなか分けられないのか、ちょっとそこは分からないんですけれども、コロナがだんだん、今ちょっと下がってきていますけれども、コロナに関してもまだまだ必要でしょうし、この原油価格・物価高騰対策は必要になってくる部分ですので、できたら分けてもらいたい。分けて書けるんだったら分けてもらったほうが、今後どこにどれだけ国・県が出たのか分かりやすいかなと思ったので、質問をさせていただきました。 資料に関しても今回出ていますけれども、国から多分今後出てくるので、財源構成は変わってくると思いますけれども、実施計画をしっかりつくって対応していただければなと思います。この項は以上です。 次、いいですか。
○議長(
衞藤竜哉君) どうぞ。
◆7番(後藤雅克君) 次に、第55号議案の2款2項2目、補正予算書16ページ、別冊でいうと別冊12の4ページです。 コンビニ収納に対応するための個別システムを改修するという形で、これは、まず今年の当初予算で8,735万4,000円、第3号補正で480万6,000円が追加されて、さらに今回1,399万7,000円の追加補正となっているんです。これは括弧をまた見ると、ケーブルテレビ使用料などは前回も出ているんですけれども、この追加になる理由をお答えください。
○議長(
衞藤竜哉君) 河面税務課長。
◎税務課長(河面邦弘君) 2款総務費、2項徴税費、2目賦課徴収費の第3号補正と今回の第4号補正は、市民サービスの向上及び納付手段の利便性を向上させる観点から、コンビニエンスストアで納付ができる種目を追加するための予算でございます。 当初予算の8,735万4,000円には、コンビニエンスストアで納付できる種目の追加に係る予算は計上しておりません。前回の第3号補正では、収納金の取りまとめをする大分銀行の収納システムを改修する予算として480万6,000円をお願いし、議決をしていただきました。今回の第4号補正では、追加種目それぞれの事務処理システム・納付書発行システム及び追加対応のための財務会計システムを改修する予算として1,399万7,000円をお願いするものであります。 前回と今回の補正で、同じ種目名があること及び総合収納システム改修委託料を2回追加しているのは、改修対象となるシステムが異なるためでございます。 追加種目は、前回第3号補正のときには、各課から要望を受けたケーブルテレビ基本使用料、大分県交通災害共済掛金、普通徴収分の後期高齢者医療保険料、給水加入金及び給水工事審査手数料の4種目で考えておりましたが、第4号補正では、個別に精査した結果、大分県交通災害共済掛金と給水加入金及び給水工事審査手数料の2種目は追加を見送り、追加はケーブルテレビ基本使用料、普通徴収分の後期高齢者医療保険料の2種目としました。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 大体そういう回答なんだろうなと思っていました、システムが違うということで。このケーブルテレビの使用料というのはネットの回線のことですか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河面税務課長。
◎税務課長(河面邦弘君) 市で徴収しております1,000円の基本使用料のみであります。あと、個別のオプションサービスは、J:COMのほうで徴収していると思いますので、そちらはJ:COMにお任せしております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) ケーブルテレビ使用料がかかるのは、システムを改修するのに何でこのケーブルテレビ使用料が出てくるのかの理由が知りたいんです。ちょっと今分からなかったので、もう一回教えてもらっていいですか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河面税務課長。
◎税務課長(河面邦弘君) 今、ケーブルテレビ基本使用料はコンビニ納付に対応しておりません。ですけれども、対象者が多いということと納付手段の利便性を確保したいという観点から、この種目を追加することといたしました。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) ケーブルテレビの料金を払うための部分でケーブルテレビに払うということなんですね。ということは、これは毎年毎年かかってくるお金でしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河面税務課長。
◎税務課長(河面邦弘君) 毎年というか、今、皆さん方は毎月1,000円納めていただいておると思いますが、口座振込にされていない方もおりますので、納付書で納める方もおられます。そういう方の利便性を図るため、今回、コンビニ収納に対応するように予算化しております。
○議長(
衞藤竜哉君) 小野総務課長。
◎総務課長(小野律雄君) 今回上げました使用料につきましては、システム委託先の業者が、ケーブルテレビの発行証、例えば納付書、今回、この納付書から共通の納付形式に変わりますので、その費用として820万ほどかかっておりますので、これは毎年、次年度以降、この額が、同額かかるということはありません。下がるようになると考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 毎年、多少なりともやっぱりかかってくるんでしょうけれども、そこのところは理解いたしました。この項はもう結構でございます。 次に、別冊12でいくと6ページになります。7款1項3目エコパーク推進事業でございます。 井崎河川公園キャンプ場の整備工事請負費の増額補正78万5,000円です。具体的に何が増額になったのか、また、どの段階で増額をしなくてはいけないことが判明したのか、お尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 安藤
商工観光課長。
◎
商工観光課長(安藤久美子君) 増額補正の内容につきましては、井崎河川公園キャンプ場の屋外テラスの整備と食堂の網戸、カーテンの設置工事に係る補正となっております。 そのうち、屋外テラスの整備工事費といたしましては、当初予算で483万7,690円を計上しておりましたが、入札準備のために7月15日に見積書を徴した際に、木材とその加工費及び基礎工事部分の砕石及び束石が市場価格等の値上がりによりまして53万8,428円の増額となったところでございます。 そして、食堂の網戸及びビニールカーテンの設置工事費として当初予算で69万6,300円を計上しておりましたが、こちらも入札の準備のために見積書を6月20日に徴した際に、ビニールカーテンが石油製品の値上がりと、あと網戸につきましては、当初見積りをしていた商品等が欠版となり、商品を変更したことにより24万6,400円の増額となったところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 7月15日に見積りを取ったら上がってしまった、カーテンに関しては6月20日に見積りを取ったら上がってしまったということで、カーテンはちょっと別に置いておいて、テラスの整備、これは建設課に出している事業ですか。もし設計とか工事、いろんな各課があって、建設課にお願いすると思うんですけれども、これは建設課に出していて、もう出しているとすれば、いつぐらいに出されたのか、お尋ねします。
○議長(
衞藤竜哉君) 安藤
商工観光課長。
◎
商工観光課長(安藤久美子君) はっきり期日は覚えていないんですけれども、当初予算を議決いただいた後に、建設課には業務援助という形で今回の井崎河川公園の工事に対しての業務依頼については行っているところでございます。日にちは分かりません。申し訳ございません。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 業務援助で出された。これをいつ出したかは結構ポイントなんです。私も一般質問させてもらいましたが、建築費高騰は分かっていたわけですよね、だんだん上がってきている。これをいつ建設課に出したのか。建設課は業務援助で出されたら、そこから調べると思います。それで見積りが出てきて上がったんでしょうけれども、これはそもそも当初予算で計画しているわけですよね。当初予算って、今、1回目の締切りか何かがもうそろそろになって、そこから課でもんで、いろいろヒアリングをして、当然3月の議会でという形ですけれども、これは実際のときには、違っていたらすみません、11月に、来年は井崎のキャンプ場の屋外テラスの工事を始めようとしているわけですよね。そのとき多分見積りをどこかの業者に取ったんでしょう。そこから比べて、建設課に出したら、今、上がっているから工事できませんよという話なんですけれども、何でそもそも3月に当初予算を取る前にきっちり建設課に業務委託を出していないんですか。聞いたら出ていないと言っていましたよ。そこのところは、課長、どうなんですか。
○議長(
衞藤竜哉君) 安藤
商工観光課長。
◎
商工観光課長(安藤久美子君) 私のほうでは、ほかの業務も併せて建設課に業務依頼を出していると確認はしております。期日については申し訳ございません。 あと、この事業につきましては、ユネスコエコパークの県の補助事業を活用しておりますことから、県の内示をいただいた後に、実際に着手するような形になりまして、議員がおっしゃられますように、当初予算のとき、あと実際に工事に入る期間に、建築費等の高騰によりまして補正ということになりましたことは、今後、工事の着工時期等、あと予算額等については、精査しながら事業に着手してまいりたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) この事業は、井崎河川公園の環境整備、観光人口の創出、ロッジの売上げ向上、その他いろいろと、そういったためにやっている事業なわけです。井崎河川公園は、いつお客さんが一番多いんですか。どう考えても、ゴールデンウイーク、そして、夏、そこが一番多いわけでしょう、利用者は。そこに何で間に合わせないんですか。 だって、県の補助金って、はっきり言って4月に県にお願いして、内示に何か月かかるんですか。これを待っているのはおかしいです。それまでの間に、きっちり建設課に業務委託して、すぐ進められる事業ではないですか。下手したらゴールデンウイークに間に合うんではないんですか、夏には間に合っていたんではないんですか。 だから、こうやって金額が53万円、カーテンが欠品したから24万6,000円、合わせて、この額が上がる。はっきり言って、
商工観光課の職務怠慢ではないですか。損失を出しているわけですよ。それを平気で、すみませんでしたと。すみませんでは済まないですよ。課長、どうですか、そこのところは。
○議長(
衞藤竜哉君) 安藤
商工観光課長。
◎
商工観光課長(安藤久美子君) 県の補助金等につきましては、5月19日に申請いたしまして6月15日に採択を受けたということで、ビニールカーテン等につきましては、夏場の衛生上、早期に設置することが必要ということで、カーテンは設置させていただいたところですが、テラスにつきましては、建築に3か月ほど工期が必要ということでございましたので、6月に着手したときに、ちょうど夏場のお客さんのハイシーズンと重なりますことから、9月に今回補正をさせていただいた後の10月以降に、工事は着工の準備に進んでいきたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 課長には課長の言い分があるでしょう。本当に早くやりたければ、県にお願いをして、そして工期も本当に3か月かかるんですか。玉ノ井理事、この件は、本当にどのタイミングで最短でできたのか、しっかり検証してください。もうここまで来てしまったものはしようがないですけれども、その辺は、理事、どうですか。
○議長(
衞藤竜哉君) 玉ノ井
総務企画統括理事。
◎
総務企画統括理事(
玉ノ井浩司君) 工期につきましては、造る内容にはよるかと思います。
商工観光課は建設課との連携がうまく取れていなかった部分もあるのかと思いますので、そういった部分も反省をしながら、この工期はできる限り短縮して、その辺は詰めていきたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) もう今後はこういうことのないようにきっちりしていただいて、当初予算で組んだものは、4月になったらすぐ進めて、どんどんやっていっていただきたいなと思います。 この項は、これで終わります。 続きまして、2款1項7目、予算書の16ページ、別冊でいえば9ページです。 今回から
豊後大野市ふるさとまつりは、ぶんごおおのフェスタに変更になります。まず、この変更になった理由をお聞かせください。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今回、ふるさとまつりにつきましては、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大により、実施については検討が必要となり、開催につきましての判断や準備期間等が非常にタイトになっておりました。 しかしながら、感染症対策を万全に取った上で、感染症拡大の影響により、今回、疲弊しましたまちのにぎわいや活気を取り戻すことが必要であると考えまして、元気な豊後大野を発信することを目的として、
豊後大野市ふるさとまつりの手法を変えまして、新たなイベントとして、ぶんごおおのフェスタ2022として取り組む計画としたところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 2年間ですか、ふるさとまつりが中止になって、こういう新たな形で、ぶんごおおのフェスタというイベントを考えていただいて、にぎわいや活気を取り戻すという点は非常に理解していますけれども、今回、補助金から委託料に変更になった理由についてお尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今回予定していますイベントにつきましては、準備期間の確保も非常に厳しいということから、従来の団体補助金では、例年6か月ぐらいはかかっておりましたが、時間を要するということで、今回、市が主体となって委託料とすることで、効果的かつ効率的であって準備期間の短縮も対応できるのではないかと判断して、事業を委託するということにさせていただきました。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) ということは、これはそもそも今年単発のイベントで、来年からまたふるさとまつりに戻すんですか。それとも、来年は時間が当然ありますから補助金でやるのか。その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 今回、こういった実績等も勘案して、皆様によりよいイベントとしていただく、ふるさとまつりについての今後の検討も必要かと考える時期でございましたので、このイベントを実施した後に、それを評価しながら検討していきたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) そしたら、この委託先はもう決定しているんでしょうか。それとも公募かプロポとかそういった形なのか、それとも随意契約でどこかに出すのか。その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 委託先につきましては、現在は決定しておりません。審査につきましては、競争入札委員会等で審査する予定でございますので、公募、指名については、今のところ決定しておりませんが、議決後、速やかに対応していきたいと思っております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) これは12月に開催するということを、せんだって議員にも、こういう形でという報告は受けております。12月、もう時間もありませんので、その中で、先ほど言ったように委託料に変えたというとこもありますので、しっかり競争入札委員会で審査して、プロポであれば、すぐやらなければ間に合いませんでしょうし、指名であれば、市民が納得する会社に指名をしていただければなと思います。 以上でこの項を終わります。 続きまして、3款1項5目、別冊11の18ページ、主要歳出説明書であれば11ページです。 隣保館建設事業についてでございます。まず、この隣保館建設事業、当然分かっていたことなんですけれども、これをなぜ当初予算で組まなかったのかについてお尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 志賀人権・部落
差別解消推進課長。
◎人権・部落
差別解消推進課長(
志賀由紀美君) 令和3年度
一般会計補正予算(第3号)にて計上いたしました隣保館新築工事設計業務委託は、令和3年10月1日から令和4年3月25日を工期といたしまして、令和4年3月28日に検査が完了したところでございます。 それによりまして、当初予算算定時期には部屋の配置や建設の面積等が断定的ではなかったということから、今定例会で計上させていただいたところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) そこの理由に関しては分かりました。 それでは、もう一点。庁用器具費が大体一番多くて1,115万8,000円、これは前のやつを使ったりとか、再利用はできなかったのかどうかについて、お尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 志賀人権・部落
差別解消推進課長。
◎人権・部落
差別解消推進課長(
志賀由紀美君) 庁用器具費につきましては、再利用できる備品等につきましては、現在、仮事務所におきまして利用しているところでございます。 今回計上いたしました庁用器具費につきましては、会議用の机、椅子など使用不能になって廃棄処分をした備品の入替えや補充、また新規で必要となる備品が発生したことから、今回、安全面も配慮いたしまして、計上したところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 分かりました。 では、使えるものはそのまま残して使っているという回答でしたから、その辺は納得できましたけれども、できるだけいろんなところに再利用できるものを使ってやっていただければなと思います。 続きまして、債務負担行為の補正についてでございます。 4款2項3目、補正予算書は6ページと20ページ、主要説明書は13ページになります。 新環境センター整備事業の負担金についてでございます。 これは、せんだって資料を頂いて、余剰電力の部分に関しては売電と理解をさせていただいたんですけれども、この具体的な売電金額等の計画についてお尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 麻生
環境衛生課長。
◎
環境衛生課長(麻生正文君) 今回の特別高圧電線の系統接続に伴う負担金の予算案は、議員お考えのとおり、清掃工場で発生する熱を利用して売電した電力のうち、場内消費分を除いた余剰電力の売却施設に係る経費の計上でございます。 新環境センター整備事業に係る事業手法をPFI方式とし、施設や機器類の仕様を事業者の提案に委ねることとしておりますことから、売電金額につきましては、メーカーからの見積結果を基に想定しております。 見積りでは、余剰電力量を年間6,450万キロワット時と想定しており、その半分をバイオマス発電分と捉え、現行のFIT制度による17円の単価で積算し、残り半分については、非バイオマス発電分として現行の価格を参考に6円にて算定しております。 なお、国の環境施策や電力制度の改変が著しいことから、ごみ量、ごみ質の変化に伴う売電量の変化や売電単価が減少する可能性を加味し、売電金額を年間6から7億円程度と試算し計画をしております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 今、大体年間6億円か7億円というお答えをいただきました。 この6億円から7億円の参加している各自治体への配分の案分割合というのは、この事業費の負担割合と考えてよろしいんでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 麻生
環境衛生課長。
◎
環境衛生課長(麻生正文君) 売電に係る各市の案分率につきましては、まだ決定しておりませんが、負担金の負担率に近い率になると現段階では推察をしております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 負担率は大体5.17%ぐらいと伺っています。それでいくと、今、計算すると、6億円ぐらいでいけば、5%、3,000万円。3,000万円といえば、これは7,900万円少しですので、大体3,000万円が入ってくれば、この事業に係る部分は、説明会のときは5年とおっしゃられていましたけれども、3年で返せるという形でよろしいんでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 麻生
環境衛生課長。
◎
環境衛生課長(麻生正文君) 議員ご指摘のとおり、売電に係る案分率を負担金負担率で案分した場合には、今回の補正予算額と債務負担行為限度額の合計7,910万1,000円につきましては3年で回収できる見込みとなります。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) この報告資料をもらったときに、5年で返せるということでしたから、本当に5年で返せるのかなということですけれども、PFIの契約も終わっていないので、まだなかなか正式なはっきりとしたことも言えないでしょうけれども、しっかり事業を進めていただいて早期に解消して、その後は事業費の負担をそこにしっかり充当できたりとか、そういう効果的なものに使っていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。 最後でございます。 6款1項7目、補正予算書22ページ、概要書は17ページでございます。 これは、県が実施する大野川の河川改修工事の土地収用に伴って、千歳農村公園内の施設の解体、樹木の伐採等を行うという形で、県から移設補償費が出ています。その中に、また森林環境譲与税の基金繰入金が1,500万円ほど入っていますけれども、この1,500万円は何に使われるのか、お尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 森下
農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) 森林環境譲与税基金繰入金150万円は、大野川河川改修工事の土地収用で撤去する千歳農村公園内の施設を新たに建設するための工事設計委託料150万円に充当をさせていただきます。この工事設計委託料150万円につきましては、今回の補正で提案をさせていただいております。新たな工事の工事請負費等は、令和5年度の当初予算で提案をさせていただく予定でございます。施設の使用ができない期間をできるだけ短くするため、工事設計委託料は今回の補正予算で提案をさせていただいたところであります。 森林環境譲与税の使途につきましては、市町村が整備する木造公共施設の木材料費、木工事費、設計費に充当することが認められております。本年5月13日の臨時議会終了後に説明させていただきましたとおり、県からの補償費のほか森林環境譲与税等を活用しながら一般財源の削減を図ってまいります。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 大変失礼しました。1,500万円と言いましたけれども、150万円でした。すみません。 一番聞きたかったのは、どのぐらいの規模で、どういったもので、工事請負費はどのぐらいになるのかなということを聞きたかったんですけれども、これから当初で出すという形ですから、そこはそのときを待ちたいと思いますが、しっかり設計の段階で、より市民が利用しやすい建物になるように設計をやっていただければなと思います。 以上で質問を終わります。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) それでは、別冊12の9ページ、先ほど後藤議員も質問された項目ですけれども、ぶんごおおのフェスタの開催の委託料についてであります。先般、全員協議会のときに資料を頂いておりまして、それには、運営、会場設営等の業務は、方向性としてケイミックスに委託となりましたが、それについては随契とかで行うのでしょうか。その随契の理由をお願いします。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 先ほども言いましたが、委託先については、まだ現在では決定していないところでございます。その契約方法につきましても、この議決後、速やかに対応していきたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。指定管理等の委託もあり、管理料とかの選定とかもありますので、慎重に行っていただきたいと思います。 その委託料の580万円なんですけれども、なかなかイベント業務の委託というのは今まであまりなかったと思うんですけれども、経費の積算の根拠をお伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 積算内容につきましては、イベントの運営、会場設営等の業務を委託しているところでございます。経費の内訳でございますけれども、会場内に設置するテントの設置費、機器の使用料、イベント運営経費、コロナ対策費用などを見積りにより計上しております。 特に、委託の契約でございますので、入札に関する案件でございますので、具体的な金額については控えさせていただきます。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。 随契の可能性が高いとは考えるんですけれども、そう考えてよろしいでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 委託料の支出事務に関する手続、いわゆる
豊後大野市の契約規則にのっとり、対応していきたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。 では、適正に事務を執行していただきたいと思います。 次、別冊12の10ページの医療的ケア児者非常用発電装置等購入支援助成金について質問します。 この事業については、今までなかった新しい事業だと思いますが、この支給対象者は何名いるのか、お伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 佐藤
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(佐藤浩君) 本年7月に市内の訪問看護ステーションにアンケートを実施し、在宅で人工呼吸器を使用している方が4名いらっしゃいました。また、この助成は、県の補助事業に基づき、人工呼吸器を使用している方、酸素療法や経管栄養、中心静脈カテーテル、その他の注射管理、継続した透析をしている、避難行動要支援者名簿に記載され、個別避難計画の作成に同意または作成済みの方を対象としております。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 対象者については分かりました。 では、この予算が成立しましたら、実施はいつからになるのか、お伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 佐藤
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(佐藤浩君) 予算を議決いただきましたら、10月からと考えております。その際には、市報もしくは市のホームページ等から広報していきたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。在宅の障がいのある方の経済的負担が少しでも減ることは、とてもよいことだと思います。 制度として、在宅酸素とかは国の事業の日常生活用具だと思うんですけれども、それの附属の器具として、別にこういうふうに支援補助とかではなくて、日常生活用具として一緒に発電装置も給付されるようになればいいなと考えております。別に私がそう希望しているだけなので、答弁は構いません。 それでは、次に別冊12の5ページの飼料高騰対策事業補助金1,707万1,000円についてお伺いいたします。 この事業の申請方法など、事業実施の方法についてお伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 森下
農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) 申請等の手続に関しましては、農家の負担とならないよう簡略化に努めたいと考え、次の実施方法を予定しております。 まず、国が公表する配合飼料及び粗飼料の価格動向により、飼料価格の1年間の上昇額を把握いたします。その後、価格安定制度に基づく補填金を差し引いた金額に2分の1を乗じて1キロ当たりの補助予定単価を決定いたします。 農家の皆様から提出していただいた令和4年4月から9月の6か月間の飼料購入量に補助予定単価を乗じて補助金額を算出いたします。なお、1戸当たりの飼養頭数が多い農家等もございますので、補助金額については一定の上限を設定する予定でございます。また、予算の範囲内での申請として、補助単価についても調整をしていただく予定でございます。 農家の皆様からは、補助金申請時に飼料購入量を証明する書類の添付を求める予定ですが、添付が困難な場合等を想定して、飼料販売元へ証明を求める方法についても検討してまいります。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) できるだけ農家の方の負担が少ないように制度設計をお願いします。 今、上限設定は設けるつもりであると言いましたが、下限といいますか、資料の購入が少ない、どのぐらいから申請ができるんでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 森下
農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) 後ほど、高野議員からのご質問に、対象農家のご質問がありますけれども、対象につきましては、下限を想定しているのは、鶏については100羽以上ということで下限を設定しております。ほかの畜産物については、下限は設定を予定しておりません。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。 次に、10月以降についてはどのようにお考えなのか、お伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 森下
農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) 10月以降につきましては、飼料価格相場や国・県、ほかの自治体の動向等を注視しながら必要な対策を講じていきたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。まだ飼料は元の値段には到底戻らないわけでありますので、継続して事業が行われることを希望いたします。 次に、21ページの教育委員会ですが、奨学金返還支援補助金でありますが、117万3,000円の増額補正になっております。これは大変喜ばしいことでありますが、何件の増加によるものなのか、お伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤教育次長。
◎教育次長(後藤樹代文君) 当初の見込みから12件の増加でございます。 当初、20件、200万円を計上しておりましたが、6月末の申請締切りの時点、実績で32件、317万3,000円の申請がございました。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。 この事業がだんだん定着してきたなという感じがしております。今後も引き続きよろしくお願いいたします。 以上で終わります。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) では、幾つか質問させていただきます。 別冊でいきたいと思いますが、別冊12の5ページ、先ほど9番議員が質問したものにはなるんですが、飼料高騰対策事業で、私が最初に聞きたかったことが、補助対象畜種の各事業者数、肉用牛とか、豚の生産者とか、分かれば教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 森下
農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) 畜種ごとの事業者数につきましては、肉用牛が131戸、乳用牛が2戸、それから養豚が3社、鶏は個人、企業、組合を含めて5戸を想定しております。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 対象となる事業規模につきましては、先ほど説明があったかと思いますが、鶏以外は規模が下限はないということですので、この事業につきましても周知等よろしくお願いします。 次になります。別冊12の8ページです。 定住促進事業について、2つお聞きします。 空き家成約奨励金100万円が増額されております。奨励金の単価と本年度の現在までの実績と見込みについて教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 空き家成約奨励金につきましては、空き家バンク登録制度要綱に基づくものでございまして、奨励金の額は1件10万円と定めております。 本年度の実績は、8月末で7件、本年度の見込みとしては25件、250万円を予定しているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 今年度から自治会等に奨励金をお渡しするのとは関係がないということですか。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 違うメニューでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 分かりました。 次に、定住住宅補助金1,460万円の増額についてでございます。 定住施策につきましては、県の補助との関係で、本年度の市の補助制度がよく分からなかったんですが、新しく皆様方に報告できるような事業の内容があったら教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君) 令和4年度の大分県の移住・定住促進、空き家対策につきましては、空き家バンクの物件の契約締結前でも家財道具処分費用の補助を行うようになります。家の新築・購入補助が廃止され、空き家の購入補助などが新規に制定されたというところでございます。 本市の令和4年度の補助メニューとしましては、先ほど言いました空き家バンクの成約前もしくは成約後に家財道具処分の費用の補助を行う家財道具処分の補助、空き家バンク登録物件の購入補助と改修を行う空き家利活用補助、県外から本市に移住し、大分県が運営するマッチングサイトの掲載企業に就職、または県事業を活用して起業した際に補助を行う移住支援事業になります。 また、新たに空き家バンク制度の促進を図るため、先ほど申しましたが、自治会等により情報提供された空き家が空き家バンクに登録された場合に補助を行う空き家登録奨励金、空き家バンクに登録された空き家の契約等が成立し、入居者が自治会等に加入した場合に補助を行う空き家成約奨励金を補助メニューとしております。 なお、定住促進制度、空き家バンク制度を活用した昨年と本年の8月末の状況では、昨年度の移住者の世帯が9世帯、移住者数20人に対しまして、本年度は移住世帯19世帯、移住者数54人と大きく伸びているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 12時になりましたが、このまま会議を延長いたします。 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 新しい事業等につきましては、ホームページ等に記載はしていると思いますので、事業の利用者が増えることを望んでおります。 定住促進に関しましては、現在、在住の方への補助について、私のほうも一般質問で希望はお伝えしておりますが、今後とも定住施策については研究をしていただいて、よりよい事業にしていただけたらと思っております。 続きまして、別冊12の10ページです。 9番議員からも質問があったところでございますが、その他障害福祉サービス事業で、在宅障害児・者実態調査についてです。 ①該当者は何人いるのでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 佐藤
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(佐藤浩君) この調査は5年ごとに実施されているもので、本来であれば令和3年度に予定されておりましたが、新型コロナ感染症の拡大で延期になったものでございます。 対象地区は、令和2年度に実施されました国勢調査を基に厚生労働省が抽出しており、
豊後大野市は2地区、合計55世帯、152名の方が調査対象となっております。 調査方法といたしまして、調査員が調査地区内の世帯を訪問し、調査趣旨等の説明を行い、調査対象者の有無を確認します。調査対象者がいる場合、本人または世帯員に調査票を配付し、記入及び郵送による返送をお願いするものです。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 市内全域ではなく、指定のあった地域だけの調査ということで理解いたしました。 ②についてでございます。該当者等は先ほど答弁いただいているんですが、非常用発電装置の価格についてお尋ねします。
○議長(
衞藤竜哉君) 佐藤
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(佐藤浩君) 非常用発電装置は、数万円から数十万円、もしくは100万円を超える分と、その容量によって様々な形態があります。 今回の補正につきましては、県の実施要領で定めている1基12万円を上限とし、それを超える分については自己負担という形で計上させていただいております。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 分かりました。 今後、医療的ケア児につきましては、
子育て支援課や教育委員会と連携していただいて、そのご家庭が希望する保育や教育環境ができるように、また今後配慮していただけたらと思います。 続きまして、別冊12の15ページです。 担い手育成・確保事業で、親元就農給付金、準備型給付金と経営開始型給付金の数の内訳を当初予算のときと合わせて教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 森下
農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) まず、当初予算では、準備型1名、開始型5名、計6名分を計上しておりました。今回の補正におきましては、準備型1名、開始型4名、計5名分を追加提案させていただいております。当初予算分と補正分を合わせますと、準備型2名、開始型9名、計11名でございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) この事業は、農業の規模については縛りがあるのでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 森下
農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) まず、準備型につきましては、原則55歳未満で国の給付金等を受けていないこと、県立農業大学校の2年生または研修部生であること、研修期間がおおむね1年かつ年間1,200時間以上であること等が要件でございまして、農業の規模等については規定されておりません。 開始型につきましては、家族経営協定を締結すること等の要件に加え、経営規模等の要件として2点が規定されております。まず1点目は、親元就農者が経営に加わることにより家族経営の所得が250万円以上増加となる経営発展計画を作成し、市の認定を受けることであります。2点目は、家族経営の所得が3か年平均で1人当たり400万円以下であることと規定されております。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 分かりました。 この事業の周知方法について教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 森下
農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) ホームページでの周知に加え、認定農業者の農業経営改善計画の再認定時の面接等において、対象者の確実な把握と掘り起こしにこれまで努めてまいりました。 本年度につきましては、これらの周知方法に加えて、全認定農業者に対して、ほかの事業等も含めて文書送付による周知を行います。また、認定農業者が参集する各種会合の機会等も利用しながら周知を図ってまいります。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 分かりました。ありがとうございます。 続きまして、別冊12の18ページです。 椎茸生産基盤整備事業、ファーマーズスクール事業です。 前もお聞きしたことがあったんですが、すみませんが、簡単な事業の説明と周知の方法について教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 関屋
農林整備課長。
◎
農林整備課長(関屋隆君) しいたけ版ファーマーズスクール事業は、シイタケ生産の新規参入予定者の就業意欲と定着を図るため、研修機関の開設や就業予定者の研修に要する経費に対し補助金を交付する事業でございます。 補助期間につきましては、準備型として最長2年間、経営開始型として最長2年間、計最長で4年間となっています。 補助金額につきましては、自分の親元で研修を行う親元型、他の生産者の下で研修を行う独立型に分かれておりまして、さらに先ほど説明いたしました準備型、経営開始型により、年間15万円から75万円の範囲で給付されます。 また、他の生産者の下で研修を行います独立型におきましては、指導を行う生産者に対して、準備型の2年間のみ、年間15万円の給付が行われます。補助率については、県2分の1、市2分の1となっています。 続きまして、周知の方法につきましては、毎年開催しています市椎茸振興会総会及び各支部の総会時に制度の説明を行っています。また、本事業の新規申請者がいる場合、入校式を開き、その際に市報、ケーブルテレビ、大分合同新聞、全国きのこ新聞等に周知を行っています。このほか、県のホームページや豊肥振興局の林業普及指導員による新規参入者への事業説明等により周知を行っているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 2番議員が一般質問でシイタケのことを質問しているときに、シイタケの生産者が半減しているということもありましたので、ファーマーズスクールにつきましては、人数が少ないと感じておりますので、来年度に向けて早めの周知に力を入れて事業展開をしてほしいんです。 ちなみに、他市のファーマーズスクールに参加している方が、自治体を決めるときに、うちのホームページを見たけれども、あまり目につかなかったという声もあったようですので、市のホームページでもPRに特に力を入れていただけたらと思います。 以上で全部の質問を終わります。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、6番、原田健蔵君。
◆6番(原田健蔵君) それでは、行いたいと思います。
一般会計補正予算、2款1項7目、予算書では16ページ、主要歳出説明書では9ページの地域コミュニティ支援事務費についてでありますけれども、この件につきましては、先ほど後藤議員、吉藤議員の質疑もあり、その答弁でおおむね了解ということで、よろしくお願いします。 最後に、4款2項3目、予算書の20ページ、主要歳出説明書では13ページになりますけれども、一般廃棄物処理事業について、修繕内容が多岐にわたり、修繕料も多額に上り、今後の清掃センターの耐用年数はどのくらいと見積もっているのか、お伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君) 麻生
環境衛生課長。
◎
環境衛生課長(麻生正文君) 現在の清掃センターは、平成10年度に竣工して以来、24年目を迎えております。平成25年から平成27年に基幹改良工事を行っております。ごみ焼却施設は耐用年数が20年から30年が一般的とも言われておりますが、現状では20年程度が多いとも聞いております。現施設全体を通しては、老朽化・経年劣化の設備等も見受けられる状況でございます。 今後についてですが、新環境センターが稼働する令和9年10月以降の可燃ごみについては、新環境センターへ持ち込みますが、令和9年9月末まで受け入れた可燃ごみについては、現施設で焼却処理を完了する必要がございます。したがいまして、当施設の焼却施設の耐用年数は、新環境センター竣工の令和9年10月及び受入れ済みの可燃ごみ焼却完了時を新たな目標と定め、修繕等を行っております。つまり、本年度から令和9年度までの間については、現状の施設を維持しなければならない状況でございます。 なお、基幹改良等を行っていない不燃ごみ、資源物の処理設備等につきましては、本年度、ごみ処理体制計画策定業務委託を行っておりますので、その結果を受けての対応を考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 6番、原田健蔵君。
◆6番(原田健蔵君) 一応、5年、あと耐用年数もたせるというような返答でしたけれども、かなりやっぱり老朽化ということで、予測不能な機材の修繕等々もあると思いますので、どうかそこら辺は、非常に難しいと思いますけれども、環境衛生課で熟慮して、そういった修繕には早め早めに対応をお願いしまして、私の質問を終わります。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告がありませんので、第55号議案の質疑を終わります。
---------------------------------------
△第56号議案~第62号議案の質疑
○議長(
衞藤竜哉君) 日程第16、第56号議案 令和4年度
豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から日程第22、第62号議案 損害賠償の額を定めることについてまでの7案件を一括議題とします。 本7案件について、これから質疑を行います。 第56号議案から第61号議案までの6案件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、第62号議案 損害賠償の額を定めることについては、質疑の通告がありますので、発言を許します。 5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) 議案説明のときに、かなり詳しくお聞きして、結果として、こちらに重大な過失というか、非はほとんど病院側にあるということで、解決金というか、示談金を払うような議案であります。ということは、突き詰めれば医師、その医師は市の職員であり、公務員であります。 重大な過失があったということは、普通に考えると地方公務員法か、
豊後大野市職員服務規程か、そういった名前の法の規定にのっとって、粛々と懲戒処分の対象になったと思うんですが、懲戒処分の重軽は別にして、一番軽いのは訓告とか、その次は戒告とかあるんですが、それは行われたんですか。
○議長(
衞藤竜哉君) 内田
豊後大野市民病院事務長。
◎
豊後大野市民病院事務長(内田健児君) 今回の事案は、懲戒処分は行っておりません。 地方公務員による違法行為や公務員としてふさわしくない非行などがあった場合に懲戒処分をすることができますが、今回の事案は懲戒処分を検討する非違行為に当たらないという判断で、懲戒処分の検討は行っておりません。
○議長(
衞藤竜哉君) 5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) このまま市民感覚として聞いたら、1,200万円というお金を払うわけですから、保険が出るという話は別にして、保険が出ると過失が全部消えてなくなるわけではないですよね。それだけの過失があった。過失があったけれども、懲戒処分、別に訓告でも戒告でもいいんです。何もないというのは、法の規定にのっとって、ないんですね。それならそれで納得します。
○議長(
衞藤竜哉君) 木下病院事業管理者兼
市民病院長。
◎病院事業管理者兼
市民病院長(木下忠彦君) ただいまの議員の質問にお答えする前に、まず、今回、我々が不適切な対応でご迷惑をかけた患者あるいは患者ご家族に対して深くおわびを申し上げたいと思います。 さて、今の議員の質問なんですが、我々の病院も地方公務員として、懲戒の規定については市の規定に準じて対応しております。ただし、医療機関ということで、特別な状況がありますので、それも考慮して決めていく形になります。 今回の事案は、以前より医療界で問題となっていました過失が起こりやすい内容のことが起こってしまったわけなんですけれども、個人にその責を問うよりは、病院として責を持つという形を選ぶようにいたしました。
○議長(
衞藤竜哉君) 5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) それは分かるんですよ。それはちょっと僕の質問の答えになっていない気がするんですが。だから個人に1,200万円を負担させないわけですよね。だけど、職務規程によって、そういう重大な過失を犯した場合の規定があると思うんだけれども、では何にもお構いなし、訓告さえないということですよね。なければ、ないでいいです。ないということで答えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 木下病院事業管理者兼
市民病院長。
◎病院事業管理者兼
市民病院長(木下忠彦君) 結論といたしましては、訓告等行っていません。もちろん懲戒処分の適用になるかどうかということは我々のほうで検討したんですけれども、先ほど言ったような理由で今回は行わないこととしました。 ただし、同様の事例が何回も続くような場合は、もちろん強い注意も含め懲戒の検討に入ることにはなります。
○議長(
衞藤竜哉君) 5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) 分かりました。 ということは、そういう話合いをして、あなたを含め誰かの裁量で、やめておこうみたいな感じと理解していいですか。私は、本当は誰かの裁量次第で処分したり処分しなかったりするというのは大変公務員としてよくないことだと思う。僕らは常に、何らかの法律の規定、法律の条文によって行動するし、いろいろなことを決めていくわけですから、なるべく誰かの裁量で決まらないようにはしてもらいたいんです。 今回は、あなたたちの裁量で処分に付さないでおこうと決めたんですか。
○議長(
衞藤竜哉君) 木下病院事業管理者兼
市民病院長。
◎病院事業管理者兼
市民病院長(木下忠彦君) 懲戒の委員会に提出するか否かのところは、私あるいは事務長を含めた管理会議で考えることになるのが通例でございます。懲戒の審議に入るようになった後は、私を除いて、それ以外のメンバーで対応していきますので、最初の部分については、私を含めた数名の考えが基になることになります。
○議長(
衞藤竜哉君) 5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) できるだけ法律にのっとっていろんなことを決めていくようにしてください。なるべく裁量で行わないようにということはお願いしておきます。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告はありませんので、第62号議案の質疑を終わります。
---------------------------------------
△第51号議案~第54号議案、第56号議案~第62号議案の
委員会付託
○議長(
衞藤竜哉君) お諮りします。 第51号議案から第54号議案までと第56号議案から第62号議案までの11案件は、お手元に配付しております議案付託表のとおり各
常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま申し上げた11案件は、議案付託表のとおり各
常任委員会に付託することに決しました。 (巻末215ページに掲載)
---------------------------------------
△散会の宣告
○議長(
衞藤竜哉君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これで散会します。 次の開議は、9月29日午前10時とします。 散会 午後零時21分...