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2022年12月07日 令和4年第6回定例会(第3号) 本文
2022年12月07日 令和4年第6回定例会(第3号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2022-12-07
    2022年12月07日 令和4年第6回定例会(第3号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2022年12月07日:令和4年第6回定例会(第3号) 本文 (286発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (三日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十名で、もとい、十九名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和四年十二月第六回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和四年十二月七日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃六番    │一、地域のために             │市長、教育長┃ ┃川谷光紹君 │ (1)高齢者等ができる限り住み慣れた地域  │および   ┃
    ┃      │  で安心して暮らすことができるよう、  │担当部課長 ┃ ┃      │  地域公共交通の重要性が増している。  │      ┃ ┃      │  宇佐市HPによると宇佐市地域公共交  │      ┃ ┃      │  通網形成計画が平成二十九年度から平  │      ┃ ┃      │  成三十三年度までの期間で作成されて  │      ┃ ┃      │  いるが、現在の課題と今後の方針につ  │      ┃ ┃      │  いて伺う。              │      ┃ ┃      │ (2)交通弱者にとって移動スーパーは重要  │      ┃ ┃      │  な役割を担っているが、宇佐市で移動  │      ┃ ┃      │  スーパーの営業地域を把握している   │      ┃ ┃      │  か。また、移動スーパーに対して高騰  │      ┃ ┃      │  する燃料代の補助金等の支援策を検討  │      ┃ ┃      │  してはどうか。            │      ┃ ┃      │ (3)在宅での医療や介護を受ける世帯が、  │      ┃ ┃      │  今後はさらに増加することが予想され  │      ┃ ┃      │  る。宇佐市の現在の状況と今後の課題  │      ┃ ┃      │  及び方針について伺う。        │      ┃ ┃      │ (4)大雨や集中豪雨による避難指示が今年  │      ┃ ┃      │  も出されたが、宇佐市内での内水氾濫  │      ┃ ┃      │  の危険性のある箇所に対して、現在の  │      ┃ ┃      │  取組状況と今後の方針について伺う。  │      ┃ ┃      │二、子どもたちのために          │      ┃ ┃      │ (1)家庭学習用に学校が児童や生徒に貸し  │      ┃ ┃      │  出すモバイルルーターの全国の使用状  │      ┃ ┃      │  況を会計検査院が調べた結果、約十七  │      ┃ ┃      │  万八千台のうち、約六三%の十一万三  │      ┃ ┃      │  千台分が使用されていないことが分か  │      ┃ ┃      │  った。文部科学省は、要因の一つとし  │      ┃ ┃      │  て、希望者が想定より少なかったこと  │      ┃ ┃      │  や、一部自治体が休校時以外の家庭学  │      ┃ ┃      │  習を進めていなかったりしたことをあ  │      ┃ ┃      │  げている。宇佐市でのモバイルルータ  │      ┃ ┃      │  ーの使用状況と、休校時以外の家庭学  │      ┃ ┃      │  習での活用方法について伺う。また、  │      ┃ ┃      │  欠席児童に対してどのような活用方法  │      ┃ ┃      │  をしているのか伺う。         │      ┃ ┃      │ (2)コロナ禍でのイベント縮小に伴い、地  │      ┃ ┃      │  域内のつながりや、幼少期の経験が少  │      ┃ ┃      │  なくなっている。各種団体や地域がイ  │      ┃ ┃      │  ベントを企画した際に、「宇佐市がん  │      ┃ ┃      │  ばる団体応援事業」がとても活用しや  │      ┃ ┃      │  すい。予算額の減少に伴い採択数が減  │      ┃ ┃      │  少しているが、期間を限定して採択件  │      ┃ ┃      │  件数を増やしてはどうか。       │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十四番   │一、国民健康保険税について        │市長    ┃ ┃今石靖代さん│ (1)自営業者や低所得者が加入する国保税  │      ┃ ┃      │  について「高すぎる、引き下げてほし  │      ┃ ┃      │  い」という声が大きい。コロナ禍の大  │      ┃ ┃      │  変な状況もあり、値上げを避け、負担  │      ┃ ┃      │  軽減策を考えるべきではないか。    │      ┃ ┃      │ (2)国保税は、子どもが生まれると、負担  │      ┃ ┃      │  が一人分の均等割三万五百円が増える  │      ┃ ┃      │  しくみである。四月から国が、就学前  │      ┃ ┃      │  までの均等割を半額補助することにな  │      ┃ ┃      │  ったが、子育て支援の観点から、十八  │      ┃ ┃      │  歳までの均等割の免除をすべきだが。  │      ┃ ┃      │二、ジェンダー平等社会をめざして     │      ┃ ┃      │ (1)昨年十月より、学校のトイレへ「生理  │      ┃ ┃      │  用品」の常設をスタートさせて以来、  │      ┃ ┃      │  庁舎や支所、図書館など公共施設への  │      ┃ ┃      │  設置を進めてきたが、その後の進捗状  │      ┃ ┃      │  況はどうか、多くの市民が集う「公民  │      ┃ ┃      │  館」への設置をすべきだが。      │      ┃ ┃      │ (2)「パートナーシップ制度」の導入が急  │      ┃ ┃      │  激にすすみ、十一月現在では全国の人  │      ┃ ┃      │  口普及率が六二%となっている。だれ  │      ┃ ┃      │  もが自分らしく生きやすい社会のため  │      ┃ ┃      │  に、来年度から実施をすべきだが。   │      ┃ ┃      │三、公共交通の確保について        │      ┃ ┃      │ (1)交通は人間社会を支える基本的な人権  │      ┃ ┃      │  である。市民は、交通手段を失ってか  │      ┃ ┃      │  らの生活に大きな不安を持っている。  │      ┃ ┃      │  安心院町津房地域で実証実験が行わ   │      ┃ ┃      │  れ、来年度には安心院地域全域で実証  │      ┃ ┃      │  運行予定だが、他地域でも早期の実施  │      ┃ ┃      │  を望む声があるが、並行して行うなど  │      ┃ ┃      │  早めるべきでないか。         │      ┃ ┃      │ (2)中津市では要介護認定を受けた非課税  │      ┃ ┃      │  世帯の方へ、年間一万二千円分のタク  │      ┃ ┃      │  シー券を助成している。第九期計画で  │      ┃ ┃      │  の実施を検討すべきでは。       │      ┃ ┃      │四、生活困窮者への対策について      │      ┃ ┃      │ (1)新型コロナの影響など生活困窮者が増  │      ┃ ┃      │  える中、生活保護を、必要な方がため  │      ┃ ┃      │  らわずに申請できるように、「生活保  │      ┃ ┃      │  護の申請は国民の権利です」というこ  │      ┃ ┃      │  とを知らせることが急務になってい   │      ┃ ┃      │  る。ポスターやSNSなど、宇佐市と  │      ┃ ┃      │  しても取り組むべきだが。       │      ┃ ┃      │ (2)相談窓口は、プライバシーの保護のた  │      ┃ ┃      │  めにも、できるだけ個室を利用すべき  │      ┃ ┃      │  だが。                │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃五番    │一、「ワールドクラスの宇佐市」としての  │市長、副市長┃ ┃中本 毅君 │ 情報発信について。           │教育長および┃ ┃      │ (1)宇佐市には有形無形を問わず、ワール  │担当部課長 ┃ ┃      │  ドクラスの価値があるもの、つまり世  │      ┃ ┃      │  界に通用する価値があるものが多くあ  │      ┃ ┃      │  る。複数の「国宝」を有する宇佐神   │      ┃
    ┃      │  宮、国際かんがい排水委員会(ICI  │      ┃ ┃      │  D)により「世界かんがい施設遺産」  │      ┃ ┃      │  に登録されたかんがい用水群(平田井  │      ┃ ┃      │  路・広瀬井路)、国際連合食糧農業機  │      ┃ ┃      │  関(FAO)により「世界農業遺産」  │      ┃ ┃      │  に認定された国東半島宇佐地域の農林  │      ┃ ┃      │  水産循環、酒類各種が国際的な審査会  │      ┃ ┃      │  で多数の受賞を果たしている市内事業  │      ┃ ┃      │  者、日本代表として世界で活躍するサ  │      ┃ ┃      │  ッカー選手など、枚挙にいとまがな   │      ┃ ┃      │  い。宇佐市が有するワールドクラスの  │      ┃ ┃      │  価値について、市はどの程度、把握で  │      ┃ ┃      │  きているのか。「定住満足度日本一、  │      ┃ ┃      │  交流満足度日本一のまちづくり」を継  │      ┃ ┃      │  承・発展させ、「ワールドクラスの宇  │      ┃ ┃      │  佐市」として情報発信に努めること   │      ┃ ┃      │  で、国内外から注目され、人・モノ・  │      ┃ ┃      │  金・情報が集まり、子々孫々の代まで  │      ┃ ┃      │  繁栄する宇佐市にしてはどうか。    │      ┃ ┃      │ (2)市内で最も多くの観光客が訪れるとい  │      ┃ ┃      │  われる宇佐神宮について、国内外に向  │      ┃ ┃      │  けた今後の情報発信に関する市の方針  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (3)地域振興や情報発信の観点において、  │      ┃ ┃      │  宇佐のかんがい用水群(平田井路・広  │      ┃ ┃      │  瀬井路)に関する市の今後の方針は。  │      ┃ ┃      │ (4)二〇二三年に認定から十周年を迎える  │      ┃ ┃      │  「国東半島宇佐地域世界農業遺産」に  │      ┃ ┃      │  ついて、市の今後の方針は。また、本  │      ┃ ┃      │  年十一月十七日に東京大学にて、国東  │      ┃ ┃      │  半島宇佐地域を対象とした森林科学セ  │      ┃ ┃      │  ミナーが開催されたが、関連する学術  │      ┃ ┃      │  研究の動向について市の認識は。    │      ┃ ┃      │ (5)三和酒類株式会社の本年十一月十一日  │      ┃ ┃      │  付プレスリリースによれば、地元農家  │      ┃ ┃      │  が丹念に育てた大麦と柚子をつかった  │      ┃ ┃      │  新商品である、新施設「辛島虚空乃   │      ┃ ┃      │  蔵」で醸造された初挑戦のクラフトビ  │      ┃ ┃      │  ールが、世界的なビール審査会でチャ  │      ┃ ┃      │  ンピオンに輝いた。この動向について  │      ┃ ┃      │  市の認識は。             │      ┃ ┃      │ (6)十一月七日に開催されたサッカーの二  │      ┃ ┃      │  〇二二Jリーグアウォーズにおいて、  │      ┃ ┃      │  岩田智輝選手が最優秀選手賞(MV   │      ┃ ┃      │  P)を受賞した。岩田選手は日本代表  │      ┃ ┃      │  にも選ばれている。これらの動向につ  │      ┃ ┃      │  いて市の認識は。           │      ┃ ┃      │二、多人数学級支援教員や習熟度別学習支  │      ┃ ┃      │ 援教員について。            │      ┃ ┃      │  増員を図り、教育環境をさらに向上さ  │      ┃ ┃      │ せては。                │      ┃ ┃      │三、教育バウチャー(クーポン券)の導入  │      ┃ ┃      │ について。               │      ┃ ┃      │  未成年者の習い事に使える教育バウチ  │      ┃ ┃      │ ャーを導入して、宇佐市の教育分野にお  │      ┃ ┃      │ ける特色の一つにしては。所得格差は子  │      ┃ ┃      │ 供たちの習いごと格差を生み出している  │      ┃ ┃      │ との指摘が一部にあり、教育バウチャー  │      ┃ ┃      │ には子供の貧困や教育格差を補正する効  │      ┃ ┃      │ 果もあるといわれるが、市や市教委の認  │      ┃ ┃      │ 識は。                 │      ┃ ┃      │四、月経痛への男性の理解促進について。  │      ┃ ┃      │  「月経痛への男性の理解が深まるよう  │      ┃ ┃      │ な啓発を、市は積極的に行なっては」と  │      ┃ ┃      │ の女性の声がある。特に中学生や高校生  │      ┃ ┃      │ に対して啓発を行なってはどうかと考え  │      ┃ ┃      │ るが、当局の認識は。          │      ┃ ┃      │五、拝田新洞の沈み橋について。      │      ┃ ┃      │  防災および減災の観点から、現状と今  │      ┃ ┃      │ 後の見通しは。             │      ┃ ┃      │六、宇佐市クラウドファンディング活用事  │      ┃ ┃      │ 業補助金について。           │      ┃ ┃      │  補助対象をオールオアナッシング型に  │      ┃ ┃      │ 限定しているが、オールイン型も対象に  │      ┃ ┃      │ して、補助金の使い勝手を向上できない  │      ┃ ┃      │ か。                  │      ┃ ┃      │七、常徳地区の一灯点滅式信号機のある交  │      ┃ ┃      │ 差点について。             │      ┃ ┃      │  常徳地区カツキ付近の交差点で、空き  │      ┃ ┃      │ 家の解体があり、ドライバーの見通しが  │      ┃ ┃      │ 良くなった。県警本部によれば一灯点滅  │      ┃ ┃      │ 式信号機の順次撤去が進められており、  │      ┃ ┃      │ ここの信号機も今後の撤去対象になって  │      ┃ ┃      │ いると認識している。市は関係者と協議  │      ┃ ┃      │ し、補完する安全対策を色々と進めてき  │      ┃ ┃      │ たが、当交差点の現状と課題は。     │      ┃ ┃      │八、市道四日市・樋田線(いわゆる旧国   │      ┃ ┃      │ 道)について。             │      ┃ ┃      │  市道四日市・樋田線などにおいて、ド  │      ┃ ┃      │ ライバーに減速を促すハンプの設置が進  │      ┃ ┃      │ んできた。生活道路を守りつつ安全性を  │      ┃ ┃      │ 高める工夫について、関係各位のご尽力  │      ┃ ┃      │ に敬意を表したい。現状と課題につい   │      ┃ ┃      │ て、市の認識は。            │      ┃ ┃      │九、宇佐フラワーロード方位盤について。  │      ┃ ┃      │  大分空港が宇宙港に認定されたが、宇  │      ┃ ┃      │ 佐市においても宇宙とつながる話題とし  │      ┃ ┃      │ て「宇佐フラワーロード方位盤」を打ち  │      ┃ ┃      │ 出してはどうか。宇佐市には宇宙からも  │      ┃ ┃      │ 見える東西と南北に平行に並んだフラワ  │      ┃
    ┃      │ ーロードと田んぼがあるが、その特性を  │      ┃ ┃      │ 方位盤として位置付け、観光の話題にし  │      ┃ ┃      │ ては。方形に仕切られたフラワーロード  │      ┃ ┃      │ と田んぼを方位盤と見たて、太陽と電信  │      ┃ ┃      │ 柱や街路樹でできる影を時計針とする   │      ┃ ┃      │ と、宇佐平野では時計がなくとも時間が  │      ┃ ┃      │ 分かる。この宇佐平野に広がる道路と田  │      ┃ ┃      │ んぼの特性を利用した看板・マップなど  │      ┃ ┃      │ を作成して、観光客を呼び込んでは。   │      ┃ ┃      │十、減災シンポジウムについて。      │      ┃ ┃      │  来年一月末に行われる「減災シンポジ  │      ┃ ┃      │ ウムin宇佐」に向けて、市内四高校の  │      ┃ ┃      │ 生徒や大分大学の学生を対象としたフィ  │      ┃ ┃      │ ールドツアーが実施された。宇佐市内に  │      ┃ ┃      │ ある過去の災害地や、災害が想定される  │      ┃ ┃      │ 地域を巡って学ぶ内容だったと聞く。宇  │      ┃ ┃      │ 佐市および大分大学減災・復興デザイン  │      ┃ ┃      │ 教育研究センター(CERD(サー    │      ┃ ┃      │ ド))が主催で、他に数多くの団体が解  │      ┃ ┃      │ 説・協力・調整に関わって頂いたそうで  │      ┃ ┃      │ ある。専門的な知見を有する大学との連  │      ┃ ┃      │ 携を通じた宇佐市の防災・減災に関する  │      ┃ ┃      │ 備え、地元高校生の災害学習、市外在住  │      ┃ ┃      │ の大学生が宇佐市で活動することによる  │      ┃ ┃      │ 関係人口の増加、若者の活動による地域  │      ┃ ┃      │ 活性化など、様々な面で素晴らしい取り  │      ┃ ┃      │ 組みだと感じており、関係各位のご尽力  │      ┃ ┃      │ に敬意を表したい。来年一月末の減災シ  │      ┃ ┃      │ ンポジウムに向けて、現状と課題は。   │      ┃ ┃      │十一、弾道ミサイルに対する市内の国民保  │      ┃ ┃      │ 護について。              │      ┃ ┃      │  中国、ロシアや北朝鮮という核保有国  │      ┃ ┃      │ に囲まれている日本は、強固な日米同盟  │      ┃ ┃      │ がありながらも、極めて厳しい安全保障  │      ┃ ┃      │ 環境におかれている。二〇一八年には韓  │      ┃ ┃      │ 国海軍駆逐艦から、警戒監視中の海上自  │      ┃ ┃      │ 衛隊の哨戒機が火器管制レーダーの照射  │      ┃ ┃      │ を受けるという、不測の事態を招きかね  │      ┃ ┃      │ ない事例もあった。本年は北朝鮮による  │      ┃ ┃      │ 弾道ミサイルの発射が頻繁に行われてい  │      ┃ ┃      │ る。国民保護については市にも責任があ  │      ┃ ┃      │ るが、特に弾道ミサイルに対する市内の  │      ┃ ┃      │ 国民保護に関して、直近の方針は。例え  │      ┃ ┃      │ ば大分市のように、弾道ミサイルの飛来  │      ┃ ┃      │ を想定した避難訓練を宇佐市は行わない  │      ┃ ┃      │ のか。危機管理とは、日頃から最悪の事  │      ┃ ┃      │ 態を想定して対策を構築しておくべきも  │      ┃ ┃      │ のだと考えるが、宇佐市はそうした緊張  │      ┃ ┃      │ 感を持って危機管理に臨んでいるか。   │      ┃ ┃      │十二、市内の情報通信環境について。    │      ┃ ┃      │  宇佐市光インターネットの一Gサービ  │      ┃ ┃      │ ス開始や、例えば携帯電話事業者の「a  │      ┃ ┃      │ hamo(アハモ)大盛り」など、市内  │      ┃ ┃      │ においても高速大容量の通信をますます  │      ┃ ┃      │ 利用しやすくなっている。市内の情報通  │      ┃ ┃      │ 信環境の現状と課題は。         │      ┃ ┃      │十三、「宇佐市職員等の旅費に関する条   │      ┃ ┃      │ 例」と総務課『旅費の手引』との整合性  │      ┃ ┃      │ について。               │      ┃ ┃      │ (1)条例において「食卓料」は一夜につき  │      ┃ ┃      │  二千七百円以下に定められており、こ  │      ┃ ┃      │  れは特殊な食事の場合を想定してやや  │      ┃ ┃      │  高額に設定されている可能性はある   │      ┃ ┃      │  が、給与条例主義に違反しない夕食代  │      ┃ ┃      │  の上限としてみることができる。これ  │      ┃ ┃      │  に対して、総務課が独自に出している  │      ┃ ┃      │  『旅費の手引』では夕食代が「食卓   │      ┃ ┃      │  料」を超える計算になる場合があり、  │      ┃ ┃      │  この計算に基づいて精算が行われてい  │      ┃ ┃      │  る例がある。市の認識は。       │      ┃ ┃      │ (2)旅費についてはむしろ、定額ではなく  │      ┃ ┃      │  実費相当を基本的な考え方として、地  │      ┃ ┃      │  方自治法の精神に沿って「最少の経費  │      ┃ ┃      │  で最大の効果を挙げ、住民の福祉を増  │      ┃ ┃      │  進する」公金支出となるように、改善  │      ┃ ┃      │  を検討しては。            │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃九番    │一、安心・安全な学校給食について     │市長、教育長┃ ┃河野睦夫君 │  学校生活において子供たちが、毎回楽  │および   ┃ ┃      │ しみにしているのが学校給食です。栄養  │担当部課長 ┃ ┃      │ のバランスがとれ、安全な食材でおいし  │      ┃ ┃      │ く調理され、安全で豊かな学校給食が提  │      ┃ ┃      │ 供されることが求められる。       │      ┃ ┃      │ (1)学校給食で地元の食材を味わうこと   │      ┃ ┃      │  は、とても大切であると考えるが、学  │      ┃ ┃      │  校給食における地産地消の取り組み   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (2)安心・安全な給食において食物アレル  │      ┃ ┃      │  ギーのある児童生徒への対応はどのよ  │      ┃ ┃      │  うにすすめているのか。        │      ┃ ┃      │ (3)新型コロナウイルスにより影響を受け  │      ┃ ┃      │  ている子育て世帯への経済的負担軽減  │      ┃ ┃      │  を図るため、令和四年度二学期、三学  │      ┃ ┃      │  期分の学校給食費を無償化としたが、  │      ┃ ┃      │  物価高騰による影響で益々経済的負担  │      ┃ ┃      │  が大きくなっている。次年度も無償化  │      ┃ ┃      │  の検討が必要ではないか。       │      ┃ ┃      │二、両合棚田の保全について        │      ┃ ┃      │  棚田は、美しい景観や歴史的・文化的  │      ┃ ┃      │ 価値についても注目されており、その面  │      ┃
    ┃      │ からも貴重な地域資源となっています。  │      ┃ ┃      │ しかし、棚田での作業は、昔ながらの人  │      ┃ ┃      │ 力による作業が中心であるため、高齢化  │      ┃ ┃      │ や過疎化により、その維持が困難となっ  │      ┃ ┃      │ ている。                │      ┃ ┃      │ (1)棚田の保全・利活用、遊休農地の解消  │      ┃ ┃      │  の取組みは。             │      ┃ ┃      │ (2)急勾配の道路や大きな段差によって、  │      ┃ ┃      │  農作業の危険は著しく高い。安全な作  │      ┃ ┃      │  業環境の形成という面から、道路、進  │      ┃ ┃      │  入路などの検討は、棚田の保全を考え  │      ┃ ┃      │  る上でも極めて重要であると思うが、  │      ┃ ┃      │  見解は。               │      ┃ ┃      │三、西大堀地区公園について        │      ┃ ┃      │  西大堀地区に整備が予定されている   │      ┃ ┃      │ 「西大堀地区公園」内には、スポーツ施  │      ┃ ┃      │ 設としてテニスコートの整備が計画され  │      ┃ ┃      │ ている。どんなスポーツ施設でも整備す  │      ┃ ┃      │ る際には、競技団体との協議で意見を聞  │      ┃ ┃      │ き進めることが重要である。       │      ┃ ┃      │ (1)大きな大会が開催できる規模の施設を  │      ┃ ┃      │  計画しているようだが、競技団体の意  │      ┃ ┃      │  見を反映するための協議等は行ってい  │      ┃ ┃      │  るのか。               │      ┃ ┃      │ (2)施設を有効活用するため、どのような  │      ┃ ┃      │  大会の誘致を考えているのか。     │      ┃ ┃      │四、認知症対策について          │      ┃ ┃      │  介護保険制度で市町村が行う地域支援  │      ┃ ┃      │ 事業に、「認知症の人と家族への一体的  │      ┃ ┃      │ 支援事業」が追加された。この新たな事  │      ┃ ┃      │ 業は、認知症の人とその家族を支援対象  │      ┃ ┃      │ とし、お互いの気づき・理解を深めるこ  │      ┃ ┃      │ とを目的としたものである。       │      ┃ ┃      │ (1)これまでの支援との違いについて、事  │      ┃ ┃      │  業の詳細を伺う。           │      ┃ ┃      │ (2)今後、期待される効果と本市の取り組  │      ┃ ┃      │  みは                 │      ┃ ┃      │五、介護保険制度について         │      ┃ ┃      │  介護職員等の処遇改善を目的とし、令  │      ┃ ┃      │ 和四年十月に介護報酬改定され、「ベー  │      ┃ ┃      │ スアップ等支援加算」が新設された。   │      ┃ ┃      │ (1)加算を受けるには要件が必要だが、対  │      ┃ ┃      │  象となる市内事業所数は。また、どの  │      ┃ ┃      │  程度のベースアップが見込まれるの   │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)今回の改正による利用者負担額及び介  │      ┃ ┃      │  護保険給付費への影響は。       │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)まず、六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)皆さん、おはようございます。六番 求道会、川谷光紹です。  いよいよ十二月議会となりました。今年一年を振り返るこの一か月と、また残された一か月ではありますが、最後の締めとしてしっかりと行っていきたいというふうに思っているところです。また、例年この寒くなってきたら四日市の方々は皆、お取り越しが近づいたねというのが合言葉になります。今年も皆様方の御協力のおかげで今週の金曜日、土曜日に四日市でお取り越しを開催させていただきますので、ぜひ皆様方お越しいただけたらというふうに思います。  また、開催に当たりましては市の職員の皆様方の御協力の下、また今年もたくさんの灯明が飾れることと思います。どうぞよろしくお願いいたします。また、土曜日には市長がエール花火のカウントダウンに合わせてまた一曲御披露いただけるということですので、皆さん楽しみにしております。お待ちしております。  今年を振り返ったときに私の中で一番大きかったのは、高校生議会が久しぶりに書面ではありましたが開催されたことだというふうに思っております。今の子どもたちの考え方、捉え方というのは大変優れているなというふうに感心しました。今回、一般質問するに当たり、高校生議会での質問答弁も踏まえながら行っていきたいというふうに思っております。  私の娘が今年は高校三年生で受験生でした。先日、河野健治朗議員の中でIT化されていく中でのワールドカップがこんなにも変わったというふうに話がありましたけれど、受験に当たっても子どもたちがこんなに今は変わってるんだなというのを大変感じました。  というのもですね、一冊の本が私の娘の人生を変えてくれました。「みんなの学校」という本でした。その「みんなの学校」という本を読んで興味を持った子どもは、映画化されていましたので映画を見ました。その映画を見た後でこういった学校をつくりたいというような夢を持つようになりました。その学校というのは、障害がある子も、それは精神的な障害であろうと、発達障害であろうと、また、身体的な障害であろうと、高齢者であろうと、認知症であろうと、様々な地域の人たちが共に過ごす学校というものでした。  ここで言う学校というのは、あくまで今ある学校を基にして地域の方々が集っていく、集合する場所という意味での学校でした。その学校をつくりたいと思った子どもは、様々なことをインターネットで調べました。その中で、ある大学の教授の研究に行き着きました。そしてその中でその先生の授業を受けたい、その先生のゼミで一緒に研究をしたいという思いから志望大学を決め、合格することができました。私たちの時代は偏差値を気にして、まずは学力、学力で、何をしたいのかというよりも今の学力で行ける大学を選んでいたような気がします。これからの子どもたちは夢を持ってしっかりと自分の人生がこういったものに取り組みたいんだという思いを持って進んでいる姿に、今、全国の高校三年生たちに頑張れのエールを送りながら未来は明るいなと期待して一般質問を行っていきたいというふうに思っております。  それでは一項目め、地域のためにの一点目、高齢者等ができる限り住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、地域公共交通の重要性が増している。宇佐市ホームページによると、宇佐市地域公共交通網形成計画が平成二十九年度から平成三十三年度までの期間で作成されているが、現在の課題と今後の方針について伺う。  二点目、交通弱者にとって、移動スーパーは重要な役割を担っているが、宇佐市で移動スーパーの営業地域を把握しているか。また、移動スーパーに対して高騰する燃料代の補助金等の支援策を検討してはどうか。  三点目、在宅での医療や介護を受ける世帯が今後はさらに増加することが予想される。宇佐市の現在の状況と今後の課題及び方針について伺う。  四点目、大雨や集中豪雨による避難指示が今年も出されたが、宇佐市内での内水氾濫の危険性のある箇所に対して現在の取組状況と今後の方針について伺う。  二項目め、子どもたちのためにの一点目、家庭学習用に学校が児童や生徒に貸し出すモバイルルーターの全国の使用状況を会計検査院が調べた結果、約十七万八千台のうち、約六三%の十一万三千台分が使用されていないことが分かった。文部科学省は要因の一つとして、希望者が想定より少なかったことや一部自治体が休校時以外の家庭学習を進めていなかったりしたことを挙げている。宇佐市でのモバイルルーターの使用状況と休校時以外の家庭学習での活用方法について伺う。また、欠席児童に対してどのような活用方法をしているのか伺う。  二点目、コロナ禍でのイベント縮小に伴い、地域内のつながりや幼少期の経験が少なくなっている。各種団体や地域がイベントを企画した際に宇佐市がんばる団体応援事業がとても活用しやすい。予算額の減少に伴い、採択数が減少しているが、期間を限定してでも採択件数を増やしてはどうか。  以上、一点目の質問を終わります。明瞭簡潔な答弁をお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、川谷光紹議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域のためにについての一点目、本市の現在の公共交通の課題と今後の方針についてでありますが、令和二年地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の改正により、地方公共団体による地域公共交通計画の作成が努力義務化され、現在、地域公共交通網形成計画に代わる新たな公共交通計画の策定作業に着手しているところであります。  公共交通を取り巻く情勢は、人口減少や高齢化が予測を上回る速さで進行するとともに、日常的な移動手段としての自動車利用が多いことによる環境負荷や高齢者が当事者となる交通事故への対応が社会問題化するなど、大きく変化いたしております。  また、新型コロナウイルス感染症の影響により各種公共交通は大きなダメージを受けており、持続可能な新たな公共交通の在り方も求められています。加えて、現在、新たな都市計画マスタープラン及び立地適正化計画も策定中であり、今後の方針として、まちづくりと連携した地域公共交通ネットワークの形成に取り組む必要があると考えています。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、子どもたちのためにの一点目を教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)皆さんおはようございます。教育長の高月でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、子どもたちのためにについての一点目、宇佐市でのモバイルルーターの使用状況と休校時以外の家庭学習での活用方法、また、欠席児童に対してどのような活用方法をしているのかについてですが、モバイルルーターにつきましては、昨年四月に市内小中学校へ通う児童生徒の家庭を対象にした家庭における通信環境の調査結果を基に五百台を確保し、昨年九月より家庭状況に応じた貸出しを行っております。調査後、各家庭の通信環境が整備されたこともあり、本年十月末現在、家庭への貸出し二百六十二台、体育館にWi─Fi環境のない小中学校への貸出し十一台、モバイルルーターの不具合等への対応や通信環境のない場所での活用と通信環境の整備への柔軟な対応用に十六台を使用しております。  休校時以外の家庭学習での活用におきましては、学習用タブレット端末による調べ学習や学習ドリルソフトでの個別学習、学習支援ソフトでの課題のやり取りをする際にモバイルルーターを使用しております。  また、新型コロナウイルス感染症等による長期欠席者に対し、タブレット端末を活用した授業や行事等の配信、教師、児童生徒間での課題のやり取り等を進めているところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、地域のためにの二点目を経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)皆さんおはようございます。経済部長の出口でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域のためにについての二点目、宇佐市で移動スーパーの営業地域を把握しているか、また、移動スーパーに対して高騰する燃料代の補助等の支援策を検討してはどうかについてですが、少子高齢化の進展が著しい周辺部において、いわゆる交通弱者にとって日常生活に必要な買物手段の確保は重要な課題であると認識しております。本市では、宇佐両院商工会が運営する愛のおつかい便が主に安心院院内地域を対象に買物支援を行っております。  また、移動スーパーについては、宇佐商工会議所にお聞きしたところ、会員でない事業者も多く存在するため、移動販売事業者の全体把握は厳しいとのことでした。また、平成三十年二月に長洲魚市場で仕入れを行っている移動販売業者に対してアンケート調査を実施したものの、多くの事業者が鮮魚中心の移動販売でかつ回答数も少なかったこともあり、議員御質問の営業地域の把握はできておりません。  また、燃料等の価格高騰に対する支援策については、移動販売事業者も小規模事業者等物価高騰対策事業の対象となることから、活用をお願いしたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、地域のためにの三点目を福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の垣添でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、地域のためにについての三点目、在宅での医療や介護の現状と今後の課題及び方針についてですが、市の現在の要介護、要支援認定者数は約三千七百人です。第八期計画における推計値をやや下回っているものの、二〇四〇年には四千人を超える見込みとなっております。そのような中、本市では、住み慣れた地域や家庭で生き生きと暮らすことができる環境整備に努めているところでございます。  現在、在宅生活を支える上で必要な訪問診療については市内医療機関のうち十三医療機関が実施しております。また、要支援者を支える地域包括支援センターが圏域ごとに七か所設置されており、通所系のサービス事業所は認知症対応型も含めると四十二か所、在宅生活が困難になったときの入所系施設も有料老人ホームを含めると約千八百床が整備されており、現時点では十分な体制が整っている状況でございます。  なお、現在在宅高齢者の生活を支える掃除や調理、買物等の生活援助を地域による支え合いで行うため、生活支援コーディネーターやまちづくり協議会等が中心となり、地域における支え合いの体制づくりにも取り組んでいるところでございます。今後も高齢化が進んでも誰もが安心して暮らすことができるよう、医療や介護を地域と連携して支え合える体制づくりに取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、地域のためにの四点目を建設水道部長 大木敏之君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の大木でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域のためにについての四点目、内水氾濫の危険箇所に対し、取組状況と今後の方針はについてですが、令和三年度より本市及び豊後高田市エリアでの治水対策のため、国、県等と共有し、ハード・ソフトの両面から取り組む北部地区流域治水協議会を立ち上げ、広域的な防災減災対策に努めています。  ハード事業では、内水氾濫を起こす原因となる河川内の土砂や支障木の除去を計画的に行い、河川の氾濫防止や内水がスムーズに流れるよう排水対策を行っています。また、台風や集中豪雨に伴う内水氾濫対策については、四日市・駅川地区の都市計画区域では公共下水道事業による雨水対策を実施しています。  ソフト事業では、気象台との連携強化や防災マップの多言語化、学習会等に取り組んでいます。今後とも、気象変動の影響による災害の頻発化、激甚化に対応するため、各関係機関との連携による治水対策を推進してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、二項目め、子どもたちのためにの二点目を総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)皆さん、おはようございます。総務部長の祥雲でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、子どもたちのためにについての二点目、がんばる団体応援事業を期間限定で採択件数を増やしてはどうかについてですが、新型コロナウイルス感染症が国内で確認されて以来約三年がたち、ようやく市民生活にもコロナ禍以前の活気が戻りつつあります。とりわけ、長らく自粛や中止を余儀なくされてきた各種イベント事業も市内各地で開催され、交流人口の増加や地域活性化が期待されております。  本市ではこのような取組を主体的に行う団体を支援するため、令和四年度からがんばる団体応援事業を宇佐・高田広域協議会から引き継ぎ、地域の活性化に資する活動等を行う団体の育成支援に努めております。  しかしながら、議員御指摘のとおり予算に限りがあるため、申請に対し一定数のみの支援となっているのが現状です。今後迎えるウィズコロナ、アフターコロナ時代に向け、市民と行政が役割を分担し互いに連携・協力し合う協働のまちづくりのさらなる進化、発展のため、本事業の在り方について調査研究してまいります。
     以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)丁寧な回答ありがとうございました。  それでは、順次再質問を行っていきたいと思います。  それでは、まず一項目め、地域のためにの一点目の高齢者等が地域で暮らすためには地域公共交通の重要性が増しているということでお伺いいたしました。そもそもこの宇佐市地域公共交通網形成計画が平成二十九年から平成三十三年、令和で言えば令和三年度中までの期限としてこの計画がなされていたわけです。この計画が持っている意味というか、これは公共交通網をつくるための基となるデータを集める計画なのか、それともそもそもこれが公共交通網の計画なのか。公共交通網をつくるための計画なのか、すぐ公共交通網をこれでつくっているのか分かりますかね、言っている意味。ちょっともしこれが公共交通網の計画そのものであれば、そのものであったとしたら令和四年度分、今年度分がないとおかしいなと思ったんですけれど、それがないということはそもそも今後の計画を先々の計画をつくるための基礎となる計画だったのかどうかという点についてお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。川谷議員の再質問にお答えします。  もともとのですね、法律は同じでございます。改正前につきましては特に今回のような努力義務ではございませんでした。目的としては持続可能なですね、もっぱら公共交通、範囲としてはかなり狭い宇佐市で言うとコミュニティバスのいわゆる利便性向上というような観点でですね、つくった計画でございます。  今回、法改正になって努力義務になったということと、改正の中のポイントとしてですね、各まちづくりの計画、都市計画マスタープランであったりとか、立地適正化、観光とかというところの連携を求められましたので、答弁にもありましたけど、今ちょうど市が立地適正化計画等を策定中でありましたので、そこの足並みをそろえて今年度からスタートしたというところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)先ほどの説明で行くと、まず立地適正化計画であったりとかそういったものである程度の中心市街地というものをつくって、そこと周辺地域を結ぶ公共交通を今後計画していく必要があるのでこの時期の計画の新たな設定になったというふうに理解してよろしいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えします。そのとおりでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)そしてですね、高校生議会の中でこういった質問がありました。コミュニティバス運行事業に取り組んでいることを知りました。実際に私は利用したことがなく、コミュニティバスふれあい号を見たことがありません。このようなすばらしい事業があることをもっと周知させるべきではないかと思いましたというような質問があったんですけれど、コミュニティバスがそもそも掲げている交通網計画の中では大きく見たら三つあったように思います。  一つが高齢者の方々が買物であったり通院であったり、周辺地域での生活をする方のための支援。そして車じゃなくて鉄道を使った通勤、通学をされる方のための支援、そしてもう一つが観光という面でした。そこに行くと、高齢者というところに重点を置いているわけではありますが、高校生議会での質問を受けたときにどういうふうに高校生たちは捉えたのかなというふうに考えました。  すると、例えばですけれど、夏休み期間中、学習をしたい、勉強をしたい、特に中学生、高校生になったら図書館に行って勉強したいとか、そもそも宇佐市の図書館のできた形、設計段階での構想は駅館川でたくさんの動物や植物、水生動物とか魚とかを見てそれが何なんだろうというのをすぐ図書館で調べられるように実はサイクリングロードっていうか、歩道から昔は本当は図書館に行く道、道路、窓、というか玄関をつける予定だったけどつけれなかったというような話も聞きました。  そういった点を考えたときには子どもたちがもっとコミュニティバスを、以前、辛島議員が質問もしてたと思うんですが、四日市地区であったりとか、図書館であったりとかにも子どもたちがコミュニティバスを利用しやすいような周知もするといいなと思いますが、そういった取組の今後予定はあるかどうかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  どうしてもですね、これまで必ずしも高齢者を限定したような施策ではなかったんですが、実際として動いてる時間帯、曜日等を考えるとですね、なかなか高齢者以外が使う、実際に使える状況にないというような課題がございました。  今回、法改正で求められているまた一つのポイントとしてですね、地域の輸送資源を総動員してというようなところもありますので、コミュニティバスに限らず、例えばスクールバスとの連携であったりとかですね、いろんな手法を使って今後新たなネットワークに取り組んでいきたいなと思ってます。そのため、今やってる計画策定のアンケートの中にですね、そういうちょっと需要に対する項目を付け加えております。今までその辺にちょっとアプローチができてないというのは一つの課題であり反省点であるなと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)というのも、今回のこの計画の中を見たときに、やはり六十五歳以上を対象としたアンケートとなっていて、もう少し小中学生、高校生、若者たちが使いやすいような。例えばコミュニティバスを利用してそこからまた鉄道にリンクして、そういったことで子どもたちが活用しやすいようなまちづくりっていうのもしていただけたらなというふうに願っています。  この高校生の回答の中でデマンド型交通に対して早期に実現できるように取り組んでまいりますというふうにあります。実際に、今、実証実験等行なっているかと思います。その中での様々な課題であったり、かなり希望の部分も見えてきているかというふうに思うわけですが、デマンド型交通に対しての取組というのは非常に積極的に取り組んでくださってはいるんですが、なかなか実証実験であったり計画の段階の枠から出れないように思っています。  具体的にいつまでにデマンド型交通を導入するというようなゴールを設定してはどうかと思うんですが、そういった点についてこの計画では検討されているのかどうかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えします。デマンド型交通ということで、実際に乗った方からはですね、かなり高い評価を頂いてます。ただ、導入までの経緯で話を申し上げますと、やはりどうしても対象者が七十、八十代の高齢者ということでですね、なかなか一方的な周知文等ではこれまでのコミュニティバスとの違いであったりとかですね、仕組みを理解いただけないということでかなり丁寧に地元の説明会等をですね、時間をかけてやってます。  また、津房ではまちづくり協議会が一軒一軒家を回っていただいてですね、ようやく、今、少し利用率が上がっているというようなところがありますので、なかなかこれを市全体にスピード感を持ってこれまで取り組んでいくことができなかったんですけど、ある程度、津房の事例で見えてきた形がありますので、来年度、今まで津房だけで限定したものを本来の路線全体ですね、いわゆる佐田であったり、深見を巻き込んだ中で来年一月から拡充して、そして一本の路線として実証実験を来年やりましてその中でそういった導入のスキームみたいなことをですね、作り上げて、早く全域にですね、広げてまいりたいなというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)デマンド型交通であったり、コミュニティバスで行ったときにはよく周辺地域の高齢者で免許を返納された方々の交通手段の確保ということがよく想定されるわけなんですけれども、実際に四日市の町なかであったり、駅川であったりとかそういったところでも免許を返納されてスーパーまでが遠い。逆に言うと路線バスがあるからこそコミュニティバスを利用することができない。そういった方々も非常に多くいらっしゃいます。逆に言うとそちらの方が多いかもしれません。そういった方々のために市が支援をするとしたらやはりデマンド型交通、特にタクシーのような役割を果たすのが非常に重要だと思います。  先日、総務常任員会で茨城県笠間市に視察に行きました。大変すばらしい取組でした。実際にこれならできるんじゃないのかなって総務部長とも話をしましたけれど、やはり現場の中で宇佐市にそのままの形を落とすことは非常に難しいだろうと。ただ、この形を一つの案としてデマンド型交通は進めていきたいというような言葉も頂きましたので、ぜひいつかではなくて、整ったら整ったらではなくて。  今回のワールドカップのサッカーを見ていて、非常に今までと違うなって感じたのがですね、ワールドカップに日本が初めて出たのがフランス大会でした。そのとき、私、京都で大学生をしてました。京都の四条のところのオーロラビジョンというか、大きなモニターでワールドカップの試合をみんなで観戦してたときにゴール前でシュートチャンスがあってもパスを回してたんですよね。なかなかシュートを打とうとしなかった日本代表にみんな外してもいいから頼む打ってくれと、打たなきゃ入らないんだっていうようにすごくみんなで頼むから打ってくれっていうのを言ってたのを覚えてました。  今回、積極的にパスもそうですけれどシュートも積極的に打つような日本代表を見て、若い世代は変わってきたんだなというふうに感じました。ぜひデマンド型交通もパス回しも大事ですけれど、いつか必ずシュートを決めなければなりませんので、そこでシュートをしなければ意味がないので、ぜひデマンド型交通の早期実現に向けてのさらなる取組を、総合政策課はなかなか所管する事業が多くて大変だとは思いますがぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  それでは次の二点目、移動スーパーについてお伺いいたします。  移動スーパーがこれもよく交通弱者とか周辺部対策ということでよく移動スーパーって言われるんですが、実際はですね、四日市の町なか、非常に多くの方が利用していて、非常に多くの移動スーパーがしてます。決まった曜日、決まった時間に来るので皆さん分かっていて、そこに逆に集まることで何々さんおらんね、どうしたんだろうっていう形で地域の方々の安否やコミュニティづくりにも活躍してくれているようです。  実は、中村明美議員が以前移動スーパーについて一般質問されていて、そこは非常に自分が感銘を受けたのを今でも覚えています、もう七年ぐらい前だと思うんですけれど。移動スーパーって交通弱者だけじゃなくて、私の妻もそうでしたが出産の直前、直後も移動スーパーが非常に便利でした。そしてよく聞くのが介護をされている方が遠くに買物に行くことができない、ちょっと三十分、一時間といった時間を目を離すことができないというときに移動スーパーが非常に便利だというふうにおっしゃっていました。  移動スーパーは今後の地域のインフラの一つにもなるような重要な役割を果たすんじゃないのかなというふうに思っているところです。ぜひ市としてですね、移動スーパーの空白地帯があるのかないのか、どういった移動スーパーがあるのか、まずは調査から始めてみてはと思うんですがいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)商工振興課長の中園でございます。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  移動スーパーの調査につきましては以前行った経緯がございますけれども、先ほど申し上げたような理由によりましてなかなかちょっと困難な状況でございます。  しかしながら、移動スーパーに対する買物支援というのは重要な課題であるということで認識をしておりますので、今後も商工団体等と連携を取りながらですね、情報収集に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)例えばなんですが、広報等で移動スーパーを事業者の方に対して今これで移動販売事業者も小規模事業等物価高騰対策事業の対象となることから燃料等の価格高騰に対する支援策についてぜひ活用をお願いしたいというふうに答弁を頂いていますので、移動スーパーの方々に対して広報等で燃料の支援があります。なので申請に見えてくださいというふうな広報活動をすれば、逆にこちら側から調査をしなくても向こう側からそういった補助金があるのならばということで来てくれるのかなって思うんです。  かといって広報のたくさんの中にあると分かりにくいので、区長さん方には大変申し訳ないんですけれど、でもチラシで入れるっていうとかなり難しいかもしれないですけれど、ちょっと目につくような形でですね、広報の中の一つだとなかなか気づきにくいので、そういったような取組をするとですね、決してこの移動スーパーというか、の方だけの支援ではなくて、それは結果として多くの市民の皆様方の福祉に役に立つんだっていうことでぜひ広報でも積極的に取り上げていただいて、そこに申請に見えた方に対して聞き取り調査をしていくような形をすれば非常にスムーズにいくのかな、そして市としても業務省略しながら効果的にできるのかなというふうに思うところです。ぜひ検討していただけたらと思います。  それでは三点目です。  高齢者の医療や介護についてのお伺いをいたしました。今現在、十分な量が足りているということでした。ただ、高校生議会の中でですね、入居できていない人がいることを耳にしたことがあります。今ある老人ホームの数で足りているのでしょうか。そして、入居を希望しているのにもかかわらず入居できていない人はやはりいるのでしょうかというような質問を高校生が投げかけています。そこでも同じような回答をしています。ただ、その中でですね、状況によってはその方の介護の状況によっては希望の入所施設に入れないような場合がありますというような回答がありましたけれど、どういった場合が想定されているのか回答をお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)介護保険課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  特別養護老人ホームにつきましては、介護度の基準がございます。要介護三から入所していただくということになっておりまして、特例で入所できる場合もございますが、まずは要介護三以上の方で待機されている方というふうになっておりますので、その場合を想定しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)それはまだ要介護度としては低いのでそこまで緊急性がないのでお待ちいただいているというような認識でいいということですか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)法律で決まっておりまして、一定の基準ということで現在見直しの案も二〇二四年ですかね、制度改正に際して見直しの案も出ているところではございますが、現在としてはまず要介護三以上ということでお願いをしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ということはこの高校生議会の中での回答で第一希望の施設へ入所するまでの期間、別の施設へ入所される方や必要な支援を受けながら自宅で過ごされる方がいることは考えられますというのは、例えばそういった対応の施設はあるんだけれども、一緒に暮らしている家族の方の仕事であったりとか、通勤とか通学とかそれぞれの家庭の状況を踏まえたときに近くの施設がいいけれど、近くの施設が空いてないからそこに入れないっていうふうに理解していいっていうことでよろしいですか。数としては足りているということ。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)お答えいたします。  おっしゃるとおりです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)数が足りているというのであれば今後とも医療機関とですね、福祉施設とも十分に連携を取りながら、また逆に今後過剰な施設整備にもならないようにですね、今、宇佐市に合った必要な量を今後、先も見据えながら計画していただければというふうに思います。ぜひよろしくお願いいたします。  続いて地域のためにの四点目です。  集中豪雨等によって内水氾濫の危険性が非常に高まっているように感じています。今現在、河川内の土砂や支障木の除去を計画的に行ってくださっているので、以前はですね、私が住むところの近くにある伊呂波川もよく大雨の時には避難勧告が出たりとか危険な場所ではありましたけれど、土砂の撤去を川下というか海岸部のほうからしていただいた結果で近年はですね、相当な雨が降っても大丈夫だなというふうに安心して過ごせているのはありがたいところです。  ただ、四日市の町なか中心部、特に川の上地区に関しては大雨や集中豪雨があったとき、台風のとき、前回も大雨のときに見て回りましたが、そこまではあふれてはなかったですけれどやはり危険な状況が近いなというふうに感じました。今後の内水氾濫で特に公共下水道事業に雨水対策等についてですね、計画をいま一度確認をしたいと思います。現在二か所進んでいると思いますが、その二か所の進捗状況とその一か所が終わったうち、その後の取組方針についてお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)上下水道課長の土居でございます。再質問にお答えします。  現在、御指摘のとおり、公共下水道事業の中で雨水管線排水路の整備を四日市と閤地区の二か所において行っております。四日市の西町、本町地区につきましてはもう工事の発注を終了しておりまして来年の六月に完成する予定となっております。また、閤地区につきましては令和五年度の工事に向けて現在、地質調査の業務委託を行っているところでございます。  今後の予定についてでございますが、現在、四日市の西町、本町地区で行っております工事が終わりますので、来年の令和五年度の中で議員御指摘の川の下地区の基本設計の業務委託を行うような予定を立てて順次社会資本総合整備事業を活用して整備を計画的に行っていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)明確な答弁大変ありがとうございました。本当に非常に四日市の中の二か所はずっと区長さん方からの要望の上がっていたところでして西町地区の要望もですね、まちづくり懇話会のときに西町の区長さんがですね、直接市長に申し出たところ、市長がですね、本当に素早い判断で事業実施へとこぎつけてくださいました。  やはりそれでですね、ある程度めどがつきそうだっていうことで最近ですね、西町の区長さんとお話をしているときに、川谷さん、やはり議員というのはやはり継続して言い続けることが大事ですよっていうふうに言われました。やはり一回言って終わりではなくて、言い続けることも大事ですし、そしてまた行政と共にですね、汗をかくことも大事ですよっていうふうに言われました。言いっ放しじゃなくて、それぞれの地区の中でそれぞれ協力ができることがあったら地区の方へのね、説明に一緒に行くとか、事前にお願いをしておくとか、そういった活動もぜひやりなさいっていうふうに言われましたので、私自身も一緒になって汗をかいて回りたい思いますので、ぜひ四日市地区の雨水対策、今後とも力を入れていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。  それでは二項目め、子どもたちのためにの一点目に入らせていただきたいと思います。  このモバイルルーターが非常に無駄になってるっていうような報道でした、会計検査院の結果ですね。でもこれ、皆さん思い出してくださいって思うんです。三年前、一斉に来週から学校が全部休みますよってなったんです。そのときの対策としてできるだけ早く子どもたちにタブレットを配って、そしてモバイルルーター、Wi─Fi環境、インターネットの環境がない家庭に対してはモバイルルーターを貸し出しましょうって、そのために必要な数は絶対確保しましょうっていうことでやったんです。これはね、結果として今、余っているんであって、当時は本当に必要とされていたものなんだっていうのはやはりここはしっかりと国の中で会計検査院としてはそうかもしれません、無駄かもしれません。ただ、そこは必要だから整備した、宇佐市では五百台確保しましたけれど、実際に使われているのは三百台にも満たないけれど、これは自分は必要なモバイルルーターだったというふうに思っています。  ただ、その代わりですね、モバイルルーターはただ機械としてはあって、契約状況をどういう契約にするかっていうのは今後の工夫次第で無駄はなくせるというふうに思います。今現在、教育委員会としてどのような契約方法を取っているのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都です。再質問にお答えします。  契約といたしましては、今、動いている二百八十何台の分を活用をしておりまして、それについては通信もできるような状況にしております。残りの分につきましては通信状況が発生したときにまた契約をするというような状況を取っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)必要な分についてだけ契約を今されているということですので安心しました。そもそもこのモバイルルーターとタブレット端末の配付というのはGIGAスクール構想というもともとあったものの前倒しとして行なわれたもの、要は前倒しでさらに推進していこうということで行われたものだと認識しています。まずそもそものGIGAスクール構想とは何なのか、改めて説明をお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)お答えします。  GIGAスクール構想ですけれども、令和元年に開始された全国の児童生徒に一人一台の端末と校内通信のネットワーク整備をするということの文部科学省の取組というふうになります。背景といたしましては、当時、学校のICT環境が脆弱で地域間に大きく格差があるということ、それから学校でのデジタル機器の使用時間が短いこと、そのようなことからソサエティー五・〇の社会が到来するという中で多様な子どもたちの誰一人取り残すことのない、そういう中で個別最適化された学びの充実、それから特別な支援が必要な子どもたちの可能性もまた大きく広がるであろうというところから最先端のICT教育を進めるというふうにされております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)今さっきの回答の終わりのほうにもありましたけれど、障害を持ったような子どもたちでもこういった端末を活用することでその垣根が低くなるのではないかということで、優しさというか、温かさが本来このGIGAスクール構想の根本だと思ってます。  もう半年ほど前になりますか、河野太郎大臣のお話をお伺いすることがありました。そのときにこうして学校現場でICT化を進めていくということは、例えばだけれど得意な授業をその先生がしていく。言ったらデジタルによる授業を取り入れていくことで先生による学力の差っていうか、教える指導力の差を埋めていくっていうのはあるんだけれど、そうすることで例えば宿題もデジタルで出して一括で回答すれば先生方が採点する手間も省けるわけですよね。成績管理も非常に職員というか先生方も簡素化していくと思うんです、作業としてのですね。簡素化していく。その中でできた時間を本当に必要としている子どもの支援に充てていくんだ、デジタル化をしていくことによってすごく簡素化というか、できた部分をコンパクトにできた部分の残った時間を支援が必要な子どもたちであったり、生徒それぞれの将来への就職であったり進学であったりとかそういった支援にも充てていくんだっていうふうにおっしゃっていました。  なので、今現在というか、先日なんですけれど、ある小学校のですね、授業参観の様子を見に行ってきました。すると六学年あるうちのタブレットを使用しているのは一学年だけでした。そう考えたときにですね、全ての子どもたちが全ての授業においてやはりデジタル端末を使っていくっていうのは非常に重要なことだなと思いますし、ここでタブレットとかデジタルを取り入れた授業に取り残されていくとすれば教育力の格差が市町村間で生まれて、もしくは都道府県間で生まれて、より一層ですね、そういった人材が充実しているかもしれない都市部であったりとか、そういったのに強い先生がいて、その先生が指導力を発揮して教育委員会というか地域の学校教育全体を引っ張っていくようなことがあったりしたらそこにきっと子どもたち、子どもたちをここの地域で学ばせたいとか、そういったのが生まれてくると思うんですね。  だからできたら一番理想なのは、この宇佐で教育をさせたい、宇佐だったら単純に教科書や学ぶものだけでなくて生きた授業ができる。文化財であったりとか自然であったりとかそういった生きた授業ができてそれが子どもたちのここで学ばせたいんだっていう思いから本来は移住者が増えてくるといいなっていうふうに願っています。  あともう一点、このタブレット端末の活用について先日国会での質疑もあったようですけれど、やはり以前、衛藤義弘議員もおっしゃってましたけれど議会でも取り上げてましたが、ランドセル等の荷物の重さ、教材が今増えてるのもタブレット端末で活用してはどうかっていうような質問があったかと思います。
     高校生議会の中での答弁で市内の各小中学校では国の事業を活用し、学習者用デジタル教科書を小学校では英語が全二十四校、算数が十五校、理科が九校、中学校では英語が全七校、数学が五校、理科が二校に導入していますとあります。もし教科書をですね、全ての宇佐市内の小中学校であるにもかかわらず小学校学校間で教科書の導入がタブレットで教科書を見れるかどうかっていうこの違いが生まれている理由を教えていただくことはできますか。理由は把握していますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)今の御質問の分は、国の事業による実証実験のところのお話だというふうに捉えております。国の実証実験につきましては、教科書についてはタブレット上のデジタルの教科書のよさの部分と、それから紙で学習をする部分というのがございまして、そのいずれの状況がどうかというところを今実証実験をしているような状況だというふうに捉えておりますので、今デジタル教科書が入っているところは確かにタブレット上で学習ができ、それをまた教員も提示をしながら使っているところではありますけれど、使っているところは活用ができているんですけれども、そのほかについてもどちらが有効的なものであるかというような効果について実証をしているところであるというふうに捉えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)国の事業って書かれてるのは国の実証実験事業の中でっていうことだということが理解できました。そう考えたときには、確かに英語なんかはデジタルの教科書だったらリスニングなんかもすごくやりやすいでしょうし、大変便利だなと思いますので、ぜひ国がこういった事業を活用していく際にはさらに活用して、市内の小中学校たちがどんどんデジタルというか、ICTの活用がですね、できるような状況を進めていっていただきたいなというふうに思います。  それでは最後になりましたが、二点目のコロナ禍でのイベント縮小に伴ってがんばる団体の応援事業を活用できないかという点について質問させていただきます。  これを取り上げたのはですね、コンコンチキリンというか、天神祭りが四日市地区であるんですが、コロナ禍で中止になったのと、その前も台風で中止になったのでずっと開催ができていませんでした。今年も開催ができませんでした。なので、有志が集まって四日市で秋祭りっていうイベントの中でコンコンチキリンを子どもたちに聞いてもらおう、体に覚えてもらおうっていうふうに取組をしました。  というのも、これは小学生たちが叩くんですけれど、今の六年生が一年生のときが最後だったんですよね。だからもしこのまんま今年しなかったら、もう小学生の中でコンコンチキリンを知ってる子どもたちがいなくなってしまうっていうことで、地区の有志で集まって開催した秋祭りでした。  その中で私が取り組んでみてて思ったのが、子どもたちが本当にすごく生き生きとしてるんですよね。その生き生きとしている姿を見て、こうやって地元への愛着っていうのが湧いてくるんだなっていうふうに感じました。その後、四日市の伝統伝承クラブもお祭りをしました。その中で、私は綿菓子の担当してたんですけれど、綿菓子を作っているとですね、子どもが不思議そうに機械をのぞき込んでくるんです。「珍しい」って聞いたら「初めて見た」って言うんです。確かに綿菓子って普段食べる食べものではないので、作っている様子を見るものではないので、イベントとかお祭りのときしかないんですよね。考えたらこの子たちが一歳、二歳の頃からもうお祭りはずっとなかったので、初めて見るんだなって思ったときに、やはりこういったものも残していくことも大事なんじゃないのかな、こういう経験を子どもたちにも残していってあげれたらなというふうに思いました。  さらにですね、先週の日曜日、十二月三日ですが、市内では多くのイベントが行われました。宇佐神宮マラソンであったり双葉の市。双葉の市では市の皆さん方がかなり活躍されていて、サワラのりゅうきゅう丼とてもおいしかったです。宇佐農業祭であったり、横山まちづくり協議会でもいきいき健康祭りを実施しておりました。  こういったお祭りをするときに非常に活用しやすいのががんばる団体の応援事業です。ぜひ今後ともですね、地域の活力を地元の人たちがつくっていけるように来年度の予算は厳しいとは思うんですけれど、今後ともこういった期間限定でもいいので取り入れていただけないかなというふうに願っています。  また、今週末の四日市のお取り越しでは、今までと違って四日市小学校の開校百五十周年ということで区長さん方、区長会で南北小学校、宇佐産業科学高校、多くの方々、また、四日市アーバンデザイン会議だったりですね、いろんな各種団体が集まって実行委員会制度で行っています。  その中で、宇佐産業科学工業の生徒たちが今度三十二名テントと椅子、机、またステージの設置に来てくださいます。これをですね、商店街のみんなが聞いたときには地域の明かりだって、高校生たちがこういう地域の活動に積極的にボランティアで取り組んでくれるのは、これは本当に宇佐市にとって子どもたちが明かりだっていうふうに言っていました。なので、来た子どもたちにですね、ぜひ九日、十日、自分たちが関わったイベントがまちの人たちがどんなに楽しんでくれてるのか、そういう様子を見せてあげようということで招待を、ボランティアしてくれた子どもたちをそのイベントに招待するようにも取り組んでいるところです。  そういった際にはやはりですね、どうしても資金が必要なんです。こういったイベントごとに関しては寄附が必要なんですが、今本当に寄附に回りにくい状況が続いているというふうにお伺いをしています。ぜひですね、こういった期間限定で結構です。宇佐市の皆さん方が創意工夫の下でどうにか予算確保して期間限定でよいので予算づけを行っていただけるように願いながら一般質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で川谷光紹議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。  なお、再開は十一時十分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午前十一時〇一分               ───────────────                 再開 午前十一時十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  十四番 今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)十四番、日本共産党の今石靖代です。四項目について一般質問いたします。  一項目めは、国民健康保険税についてです。  一点目は、自営業者や低所得者が加入する国保税について高過ぎる、引き下げてほしいという声が大きい。コロナ禍の大変な状況もあり、値上げを避け、負担軽減策を考えるべきではないか。  二点目は、国保税は子どもが生まれると負担が一人分の均等割三万五百円増える仕組みである。四月から国が就学前までの均等割を半額補助することになったが、子育て支援の観点から、十八歳までの均等割の免除をすべきだが、質問します。  二項目めは、ジェンダー平等社会を目指して。  一点目は、昨年十月より学校のトイレへ生理用品の常設をスタートさせて庁舎や支所、図書館など、公共施設への設置も進めてきたが、その後の進捗状況はどうか、多くの市民が集う公民館への設置をすべきだが。  二点目は、パートナーシップ制度の導入が急激に進み、十一月現在では全国の人口普及率が六二%となっている。誰もが人間らしく生きやすい社会のために来年度から宇佐市も実施をすべきだが、見解を求めます。  三項目めは、公共交通の確保について。  一点目は、交通は人間社会を支える基本的な人権である。市民は交通手段を失ってからの生活に大きな不安を持っている。安心院町、津房地域で実証実験が行われ、来年度には安心院地域全域で実証運行予定だが、他地域でも早期の実施を望む声がある。並行して行うなど、早めるべきでないか。  二点目は、中津市では要介護認定を受けた非課税世帯の方へ年間一万二千円分のタクシー券を助成している。第九期計画の中で実施を検討すべきでは。質問いたします。  四項目めは生活困窮者への対策について。  一点目は、新型コロナの影響など、生活困窮者が増える中、生活保護を必要な方がためらわずに申請できるように生活保護の申請は国民の権利ですということを知らせることが急務になっている。ポスターやSNSなど、宇佐市としても取り組むべきだが。  二点目は、相談窓口はプライバシーの保護のためにもできるだけ個室を利用するべきだが、見解を求めます。  以上、市民に分かりやすく誠実な答弁を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、今石靖代議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十四番 今石議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、ジェンダー平等社会を目指してについての二点目、パートナーシップ制度を来年度から実施をすべきだがについてでありますが、LGBTQ+当事者カップルのパートナー関係を自治体が公的に認めるパートナーシップ制度は全国に広がりを見せており、今後も導入する自治体が増えてくることが予想されます。  本市においても、先月開催された部落差別撤廃・人権擁護に関する審議会において、パートナーシップ制度は自分らしく生きられるかという観点からも必要なものとして、導入に向けて取り組んでいくことが承認されたところであります。  ただ、導入した自治体において制度利用が進まない状況や市民の理解が得られるよう環境整備が必要との指摘もあることから、県の動向を注視するとともに、制度の説明や講演会等による啓発を行ってまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますのでよろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、国民健康保険税について、二項目め、ジェンダー平等社会を目指しての一点目、三項目め、公共交通の確保についての二点目及び四項目め、生活困窮者への対策についてを福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)福祉保健部長の垣添でございます。十四番 今石議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、国民健康保険税についての一点目、負担軽減策についてですが、現在、本市の保険税率の設定は県内でも低位であり、低所得者に対する軽減措置・保険基盤安定制度などは国の制度に基づき実施しているところです。また、国保の財政運営が県単位の広域化となったことから、県及び県内自治体において保険料を含めた各種制度の一元化等について検討しているところでありますので、本市としてはその状況に応じて対応してまいりたいと考えております。  二点目、十八歳までの均等割の免除についてですが、本年四月から施行された未就学児の均等割軽減は軽減した額の四分の三を国、県が負担しますが、対象年齢の引上げとなるとその影響額全てを保険税で負担することになり、安定した国保財政運営に支障を来すことや、この件については既に県域で保険料を含めた各種制度の一本化などを検討しているところでありますので、今後も県及び県内自治体と連携しながら、軽減等について全国市長会等を通じて引き続き国に要望してまいりたいと考えております。  次に、二項目め、ジェンダー平等社会を目指してについての一点目、生理用品の公共施設への設置状況と公民館への設置はについてですが、現在、市役所本庁、安心院、院内両支所、市民図書館、安心院分館及び隣保館の女子トイレと多目的トイレに生理用品と併せて生活困窮相談などの連絡先を掲載したお知らせカードを配置しております。また、市内全小中学校には、女子トイレや洗面台等、保健室に配備し、児童生徒のニーズや状況に応じた対応ができるようにしております。なお、議員御指摘の公民館についても既に生理用品を設置しております。今後も市民が利用しやすい環境整備に努めてまいります。  次に、三項目め、公共交通の確保についての二点目、要介護認定を受けた非課税世帯の方へのタクシー券の助成について、第九期計画での実施を検討すべきではについてですが、現在、要介護認定を受けた方のうち、外出の際に介護の必要な方については、通院等乗降介助サービスを利用していただいております。  しかし、高齢化が進む中、バス路線廃止や運転免許返納等により外出手段を失った高齢者の移動手段の確保は喫緊の課題でございます。通院や買物、余暇等の外出は、高齢者が生き生きと住み慣れた地域で生活していくためには欠かすことのできない要因であることは認識しており、第九期介護保険事業計画・高齢者福祉計画策定に当たり、外出の頻度や移動手段についてもアンケートを実施する予定にしております。  要介護認定を受けた非課税世帯の方へのタクシー券の助成については経済的負担の軽減につながりますが、移動手段の確保は要介護認定者に限らず、全ての高齢者の問題です。高齢者の移動手段の確保については現在実証運行の行われているデマンドタクシーも有効な手段の一つと考えていますが、今後も調査研究してまいります。  次に、四項目め、生活困窮者への対策についての一点目、生活保護の申請の周知についてですが、生活保護法第二条では「すべて国民は、この法律の定める要件を満たす限り、この法律による保護を、無差別平等に受けることができる」と規定しています。  生活保護の相談時には、生活保護のしおりを活用して何かあればいつでも遠慮することなく相談くださるようお話をしております。また、市ホームページにも生活保護制度の説明を掲載しています。その他、市社会福祉協議会にも生活困窮者自立相談支援事業を委託しており、生活に困窮している方が生活保護の申請を行いやすいように連携しているところでございます。今後も分かりやすい制度説明、周知に努めてまいります。  二点目、プライバシーの保護のための個室利用についてですが、相談に訪れた方への生活保護制度の説明や生活状況、環境把握のための聞き取り調査の際には、プライバシーの保護のため、必要に応じて相談室での対応を実施しております。今後も相談者のプライバシーの保護に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目め、公共交通の確保についての一点目を総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。十四番 今石議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、公共交通の確保についての一点目、デマンド型交通の早期拡大についてですが、市では、長年親しまれてきたコミュニティバスの利用者減少をはじめとした各種課題の解決を目指し、本年四月から安心院町津房地区において、効率性や利便性で優れる予約制乗合タクシーの実証運行に取り組んでおります。  利用者からは「バス停まで歩く距離が短くなって助かる」「買物しても家の近くまで送ってくれるので楽になった」など評価の声をいただいており、また、予約制にすることで、人を乗せていない、いわゆる空便運行を防げるため経費的にも大きなメリットが生じております。そのため、来年一月からは対象路線の延長を図るとともに、来年度以降は、順次路線の拡大を予定しています。  現在は対象者が高齢者であり、丁寧な説明が必要であることから相当な時間をかけて準備を進めておりますが、津房地区で周知効果が高かった地元まちづくり協議会との連携等を導入スキームに盛り込むなど、他地域への早期拡大に向けて、効果的な手順を構築してまいりたいと考えています。以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十四番 今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)十四番、今石です。順次再質問いたします。  一項目めの国民健康保険税についてです。日本共産党は今年の夏に市民アンケートを行いました。福祉政策では今回もやはり介護保険料の引下げ、国保税の引下げを求める声が多く寄せられました。議員となり十九年目となりますが、高過ぎる国民健康保険税に市民が悲鳴を上げています。国保税を納められずに無保険になったり、正規の保険証を取り上げられるなど、病気になっても医療機関の受診ができない、受診が遅れるという事態で、重篤化する事例もあります。高過ぎる国保税が国保制度の構造的な危機となり、医療保険制度としての持続性を揺るがしています。  全国知事会などの地方団体は、加入者の所得が低い国保が他の医療保険より保険税が高く、負担が限界になっていることを国保の構造問題だとし、国保を持続可能とするためには被用者保険との格差を縮小するような抜本的な財政基盤の強化が必要と主張しています。  日本医師会などの医療関係者も国民皆保険制度を守るために低所得者の保険税を引き下げ、保険証の取上げをやめるよう求めています。高過ぎる保険税は、住民の暮らしを苦しめているだけでなく、国保制度の根幹を揺るがしています。日本共産党は、この国保の構造的危機を打開して公的医療保険としての国保制度を立て直すために一兆円の公費負担増で高過ぎる国保税を協会けんぽ並みに引き下げることを政府に要望しています。  国保税が協会けんぽなどの被用者保険と比べて現在著しく高くなる大きな要因となっているのは、国保にしかない均等割、平等割という保険税算定です。宇佐議会も国に意見書を上げましたが、全国的な世論と運動の高まりで今年の四月から子どもの均等割が就学前を対象に二分の一の助成が始まり、一部改善はされましたものの十分ではありません。  そこで質問します。  当面、高校生まで、子どもの均等割をなくすための公費負担の増額を市としても強く求めていくべきだと考えるものですが、見解を伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)健康課長の瀧口です。再質問にお答えいたします。  まず、議員さんがおっしゃる引上げに関することなんですが、対象年齢を引き上げるとなると、その影響額全てを国保税で負担することになります。現在、安定した国保財政運営を進めていく上ではやっぱり国の制度に基づき実施していきたいと考えています。  また、圏域でも保険料含めた各種制度の一元化などを検討してますので、県及び県内市町村と連携してその引上げについては引き続き国に要望していきたいと考えています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)国に要望していただけるということで確認しました。  気になるのは来年度の国保税についてでありますが、現在、宇佐市は基金はほぼゼロで、昨年度までは県から一億円の借入れをして運営をしていましたけれど、その借金は昨年の黒字分で返済をしています。ぎりぎりのところで運営をしていることは理解できますが、これ以上の負担は限界で値上げはすべきではないというふうに考えるものですが、現状と今後の見通しについて伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。  まず、そもそも国保の財政運営なんですけど、三〇年度から県単位ということです。令和二年度は確かに県の財政安定化基金等を繰入れしましたが、三年度は県の基金等の繰入れもしなくて市の財政運営で成り立ってるというような状況なので、ぎりぎりとは言いますが、今の状態を踏まえてしていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)本来値下げを求めるものですが、現状鑑み、来年度も値上げはしないというような内容の答弁だったかなというふうに思います。改めて県の資料見ますと、宇佐市の取組を見るとですね、今、最新が二年前の二〇二〇年度でありますが、県下の国保税の一人当たりの調定額を見ると宇佐市は答弁にもありましたが姫島村の次に安く設定がされています。医療費を抑えるための健康づくりの取組も力を入れておりますが、六十五歳から七十五歳までの前期高齢者は国保世帯の五三%くらいですが、一人当たりの医療費を見ると県下十八市町村で一番安くなっていました。減塩キャンペーンに始まった健康づくりの取組の成果ではないかというふうに想像しますが、健康課としての見解を簡潔に伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。  今、健康課では意思を通じた健康づくりとして健康づくりを戦略化しております。各年代に働きかけをしておりますが、健康推進員さんの力もありまして特に五十代過ぎて六十代ぐらいから健康づくりというのを本格的にというところも実態はあるのは事実です。  なので、そこら辺の働きかけがある程度成果してることと、やっぱり課題は意思を通じてということなのでなるべく若いうちからの健康づくりが課題と考えています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)二〇一八年の四月からそれまでは市町村ごとに分かれていた国保の財政が県で一本化されました。この最大の狙いは、市町村が一般会計から国保会計に繰り入れて行っている自治体独自の国保税軽減をやめさせてその分を保険税に転嫁させることにあります。既に保険税の統一化は六道府県で同じ所得、世帯構成なら同じ保険税になる完全統一を掲げています。大阪や奈良、沖縄などは二年後の二〇二四年に完全統一を目指しています。その他、納付金ベースの統一などを含めて十八道府県が統一の目標年度を定めているということですが、大分県の場合の状況についてまず伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。  統一保険税については現状というところは、やっとですね、市町村内の住民相互の支え合いから市町村相互で支え合う仕組みづくりについての方針の話を今から市町村の中でも県を踏まえてしていこうという状況です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)宇佐市としては独自の方針をもって低所得者の国保税を低く抑えたりとかですね、値上げもなるべく避けて健康づくりの取組など、努力をしているというふうに思います。国保税の値上げにつながりかねない税の統一化にきっぱり反対の姿勢を貫くべきだというふうに求めますが、見解を求めます。
    ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)議員が心配している部分は十分健康課としても踏まえておりますので、その思いで県のほうと協議等も踏まえて各市町村としていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)次に、国保税に関わる資格証について再質問いたします。  一年以上国保税を滞納している方へは、保険証を返還させて資格証を交付しています。資格証は窓口で十割払わなければなりませんので、受診抑制による重症化などのケースは後を絶ちません。コロナ禍では二年間、宇佐市は国保資格証の発行はなかったというふうに聞いていますが、今年は十六件の発行があるようです。コロナもまだなかなか見通せない中で、命と健康を脅かすことがあってはならないというふうに考えます。全ての被保険者へ正規の保険証を発行すべきですが、見解を求めます。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。  二年間はコロナということで、国のほうからも実際は短期証を送ったという次第があります。ですが、そもそも納税してくださってる方のことも踏まえますと、宇佐市としてはやっぱり国民健康保険法の資格証明書等の交付事務要綱に則ってきちっと審査して、そして払えない事情なりきっとあるであろう部分をしっかり把握してできれば払っていただく方向に持っていくお話の機会をきちっと持つためにもこの資格証等の資格証明書の発行も送ることを機会として接点を持って納税の意識を高めていくという働きかけにしたいと思っており、今年度は予定どおり開きまして、短期証等に発行したケースも実際はあるのは事実です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)保険税が払えない方の生活状況などを把握するために資格証は発行しているんだというような説明でありました。現時点では十六件ということですので、受診ができないようなことがないようにきめ細やかな対応を実態把握ですね、を求めるものです。  資格証の取扱いにおいて特別な事情がある場合、つまり病院へ行く必要があるというような場合には条件を付さずに保険証を短期証ですが保険証を交付して宇佐市は交付してきましたけれども、今でも変わりがないのか、資格証の対象者にはこのことも周知すべきというふうに考えますがいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)今石議員、少し通告に沿ってお願いしたいと思います、資格証の件は。  健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)議員さんがおっしゃるようなことはちゃんと踏まえまして、きちんと病院にかかることが遅れることの内容にきちんと発行しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)国保のもう一点、差押えについてもかなり宇佐市が大きいということで再質問したいというふうに思います。  税が高いということが根本的には原因だというふうに考えるものですけれども、国保税は課税所得の一割から一・五割を超えるというようなこともあり、特に負担が重いということは周知のとおりだというふうに考えるものです。とりわけ先ほどのように生活実態をきめ細かく把握をして納税相談に応じるということが必要だというふうに考えるものですけれども、昨年度は三百三十三件の差押えが行われております。中津市の百九十八件、豊後高田市の三十六件、大分市でも八百二十件と比べても特別に多くの差押えが行われている。  このような実態、結果ですけれども、この数値を見ると差押えがあまりにも大きすぎるのではないかというふうに考えます。国保の滞納に関わっては保険証にも関わるということでとても慎重な対応が必要だというふうに思いますが、他市の取組などからも学んで宇佐市の国保税に対する徴税については検討するべきではないかというふうに思うわけですがいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)税務課長。 ◯税務課長(恵良由美さん)税務課長の恵良でございます。再質問にお答えいたします。  差押え等ですが、担税力を有しているにもかかわらず納税をされない人には法令に基づいて強制徴収を行っておりますが、生活困窮者等については必要に応じて徴収猶予や執行停止などの緩和措置を実施しております。また、生活困窮者に対しましては病気や失業、借金など様々な問題を抱えている場合があると思われますので、ぜひ納税相談に来ていただいて、その場が支援の糸口となればと思っております。  差押え件数が増えているという状況ですが、特に強化したわけではありませんが、本課としましては早期に滞納処分を行ったことによる結果と考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)二点目の均等割の市独自の軽減について再質問いたします。  今、全国の自治体の中にも独自に軽減、減免、免除など、進めている自治体があります。県下でも日田市と佐伯市が中学卒業まで半額を助成して津久見市が就学前までを全額免除としています。宇佐市においても子どもの均等割について独自助成を検討するべきだというふうに思います。中学卒業まで半額免除する場合にはあと三百八十万円でできる。高校生までは五百三十万円でできます。  地方税法七百十七条の規定を使ってコロナ禍の子育て世帯を支援するため、一般会計から繰り入れて減免をすべきというふうに考えます。宇佐市の検討を求めますがいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(瀧口広子さん)お答えします。  実際そうなってくると、その額を全て保険税で負担するということになりますので、安定した国保財政運営を進めていく上ではやっぱり国の制度に基づいて実施していきたいと考えています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)二項目めに移ります。  ジェンダー平等社会を目指してということで、今、私たちの社会は口先だけの男女共同参画や多様性の尊重でなく、本気でジェンダー平等に取り組む政治を渇望しています。コロナ危機は女性に様々な犠牲を強いました。低賃金の非正規雇用で働く多くの女性が仕事を失い、ステイホームが強いられる下でDV被害が急増し、女性の自殺の増加率は男性の五倍にも達しました。ここには圧倒的に世界から遅れた日本の政治の責任があります。  日本は、各国の男女平等の達成度を示す世界経済フォーラムが公表したジェンダーギャップ指数二〇二二で今年は百四十六か国中百十六位と、先進国として異常な低い位置を続けています。男女差別撤廃条約の採択から四十三年がたっています。  日本政府は一九八五年にこれを批准しながら、具体化実施にまともに取り組んできませんでした。今、大きな問題になっている男女賃金格差の縮小も、選択的夫婦別姓への法改正も、繰り返し国連の女性差別撤廃委員会から是正勧告を受けたにもかかわらずまともに取り合わず、無視し続けています。  日本共産党は、女性の平均年収が男性の五割台、生涯賃金で約一億円もの格差になることを明らかにし、その解消のため、国会で実態把握と公表を企業に義務づけることを繰り返し求め、今年の七月から雇用者数が三百一人以上の事業種三万六千社で男女の賃金格差の開示が始まっています。  ジェンダー平等の社会とは、誰もが性別にかかわらず個人の尊厳を大切にされ、自分らしく生きられる、全ての人にとって希望に満ちた社会です。女性が安心して能力を発揮できるような仕組みや環境を世界全体で整えていく必要があります。  まず一点目について再質問いたします。  昨年はコロナ禍で生理の貧困が話題になる中、これまでタブー視されていた生理の問題にも光が当たりました。宇佐市としてもいち早くですね、生理用品を公共施設や小中学校などに設置をしました。生理用品設置への評価と課題について、現状でですね、学校教育課とその他教育施設について伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都でございます。再質問にお答えします。  学校の配付状況といたしましては、全小中学校に必要なものを配付をしているんですけれども、一学期末の時点までで二〇・六%、現在、二学期の現在までは五一・八%の使用ということで、あとはその配付によって生理のことがお互いに話ができたり、それから保護者が安心してその状況を迎えられるというようなところでのお話があります。  学校としては以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)いろんなみんなの会話の中でそういうことが語られるようになったということで評価されているというふうに思いました。  先日ですね、両川公民館の設置に気づいた方からLINEを頂きました。トイレの手洗い場に生理用ナプキンが置いてありました。院内支所には既に設置されていましたが、公民館にまで置かれていてうれしかったですと言われて写メも送られてきました。見るとですね、優しい小さな文字で何らかの理由で生理用品をお持ちでない方、急に必要となった方など、困っている方はお使いくださいと書かれた紙が添えられていました。  ナプキンの設置で実際に助かっている方もおられると思いますが、これが相談窓口へつながるとまたなおよいし、それだけではなくって、タブー視されがちな生理について考えるきっかけになったと思うし、優しい心遣いも育てたのかなというふうに思います。  答弁で公民館についても既に生理用品を設置していますということでありました。この生理用品の設置についてはどのような見通しをもって今後も進めるなど、計画があるのかどうか再質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野です。再質問にお答えいたします。  今後の見通しにつきましてということですが、生理の貧困につきましては経済的な理由で生理用品を購入できない。また、家庭や家族の事情によって生理用品が手に入らない、生理によって生じる痛みや不快さや健康のこと、そして対処についての知識不足などが考えられるのと同時に、一時的な生理用品の手当てだけでなく、解決できない様々な問題がその裏にあるということをそれぞれの人々に住民の方に理解していただきたいというところは思いながら設置をしているところでございます。これからにつきましてもそういったジェンダー平等という観点からも進めていきたいなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)二点目です。  パートナーシップ制度について伺います。  まず十一月三十日に画期的な判決が出されました。同性同士の結婚を認めていない民法や戸籍法の諸規定は憲法違反として同性カップルたちが国に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁が同性婚に関する法制度がない現状を違憲状態と指摘し、判決を言い渡しました。  世界に目を向けると、同性婚やそれに準ずる同性カップルの権利を保障する制度を持つのは約三十か国、地域に上り、先進七か国で認められていないのは日本だけです。六月議会の一般質問で宇佐市としてのパートナーシップ制度の導入を初めて取り上げ、今回二回目の質問になりますが、前回、鶴田課長はパートナーシップ制度については対象者がいるとかいないとかそういう判断ではなくて、性的マイノリティの方が生きづらさを抱えながらなかなか声を出せずにいるという状況を解消する必要があり、行政として責任があるとして前向きに調査研究を進めていきたいというふうに答弁をされました。  今回の答弁の中でも導入に向けて取り組んでいることが審議会の中で承認されたところであるということではありますが、県の動向を注視するとともに、まだまだ啓発を行ってまいりたいというようなところにとどまっている。啓発を行っていきたいというところにとどまっているというところでありました。  人口カバー率が六二%まで達しているということで一〇〇%導入している自治体がもう既に十件あり、九州では福岡県、佐賀県が全県で導入をされています。大分県では二〇二一年四月に臼杵市が導入して、二〇二二年四月、今年の四月に竹田市、豊後大野市が導入して豊後高田市は今、十二月議会の冒頭で来年四月からの導入を発表したというふうに聞いています。  この導入については、例えば竹田市では要綱を設置して第一条、趣旨のところでは、この要綱は市民一人一人が多様性を尊重し合い、個性を発揮できる社会の実現を目指すことを目的としてパートナーシップの宣誓の取扱いについて必要な事項を定めるというように定めて実施を行っています。  利用が進まない状況とか市民の理解が得られるように環境整備が必要だというようなまだ設置ができない理由のように説明をされましたが、これら実施をしているところはまず要綱を定めてよりパートナーとの宣誓が認められる中で市民にも理解をしてもらおうというような順序立てかなというふうに思うので、宇佐市としても早期の実施を求めるものですが、その点についてはいかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)人権啓発・部落差別解消推進課長。 ◯人権啓発・部落差別解消推進課長(鶴田敬子さん)人権啓発・部落差別解消推進課長の鶴田です。今石議員の再質問にお答えします。  パートナーシップ制度の重要性、必要性というのは十分認識しております。ただ、この制度についてまだまだ理解が進んでいないという点ややはり反対をする方もいらっしゃるというのが現実です。そのような状況の中でやはりまだ市としてまだその地盤づくりというか、啓発の部分が十分できていないという認識にありますので、少し段階を踏みながら来年度啓発と説明等を繰り返しながらある程度皆さん方の理解が得られるような状況にした上でパートナーシップ制度導入をしていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)豊後大野市では、ファミリーシップを加えて子どもを含めた家族関係を証明するものにしています。子どもの名前の記載によって医療機関や保育園などの場でパートナー関係にある二人が保護者として認められることになります。検討するときはここも盛り込むべきと考えますがいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)人権啓発・部落差別解消推進課長。 ◯人権啓発・部落差別解消推進課長(鶴田敬子さん)お答えします。  検討はパートナーシップ、また、子どもさん等を含めたファミリーシップも含めて検討していきたいと考えています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)この制度がつくられれば少数であるかもしれませんが、その方々が幸せになる道が開かれていくというとても大事なことだと思いますので、早急な実施を求めたいというふうに思います。宇佐市も多様性や人権を尊重し合える社会を目指しているというふうに思いますので、早急な実施を求めたいと思います。  三項目めの公共交通について再質問いたします。  日本共産党のアンケートでは、交通手段の確保の不安が多く寄せられました。例えば城井にお住まいの七十代の方は、運転免許証の返納期が近づいています。一生通院しなければならず、返納後の交通手段が不安です。また、現在コミュニティバスは週に二回あります。しかし不便なためほとんど利用されない。条件を決めて必要なときに安くタクシーを利用できるようにするのがベストではないでしょうか。私も将来が不安です。六十代の方です。  宇佐市としても機構改革がされて総合政策課の中に交通政策係として総括と職員の二人体制も確立をして力を入れている公共交通だというふうに思いますが、答弁の中で今の予約制乗り合いタクシーも踏まえて地元まちづくり協議会との連携等を導入スキームに盛り込むなど、他地域への早期拡大に向けて効果的な手順を構築してまいりたいと考えているということで具体的な取組をされているということではありますが、公共交通としてどこまでを目指しているのか、簡潔にお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。今石議員の再質問にお答えします。  先ほどの川谷議員の質問にもありましたが、今、地域公共交通計画をですね、新たに策定してます。その中で国の法律改正もありまして求められていることは地域でしっかりと地域の実情に合わせた地域の輸送手段を総動員したですね、持続可能な公共交通ということを求められておりますので、これまで少しコミュニティバスにですね、かなり傾斜した形で構築していた部分がありましたが、もう少し幅広くですね、タクシーの活用も含めた運用を交通体系の再構築ということを目指していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)コミュニティバスが二十八系統で運行されていますが、先日、四日市コミュニティセンターのバス停で待っている方にお聞きしたところ、その方は週に一度買物に出るのに本当に助かっている。近所の方は図書館に行っているけれど、市は百円で本当にいいものをつくってくれたというふうに絶賛をされていました。同時に、利用が少なくなって廃止されないだろうかという不安も言われていました。天津の新貝から乗られているようでした。また、横山の山下の方は宇佐中央内科に通院しているが、乗り継ぎが五分間に合わずに乗り継ぎできなくて困っている。個々のニーズはいろいろあってですね、それに対応しながら見直しを重ねて現状があるのだというふうに思います。コミュニティバスの今後の位置づけについて伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えします。  コミュニティバスはやはり長年ですね、合併以来親しまれてきたものでございます。私ども地域に入っていくとですね、どうしても言い方はちょっとあれかもしれませんけど既得的な、やっぱり今使っているものに対する愛着とかですね、利便性を主張される方も大変多くいらっしゃいます。私たちそれに代わるものとしてデマンドのほうが利便性、効率性優れているという判断はしてるんですけど、ただやっぱり個々の事情を見ますと例えば耳がですね、聞こえづらいというような方はやっぱ予約制にすることへの不安とかをですね、かなり抱えていらっしゃいますので、実証実験のときにそうした一つずつ向き合ってですね、ちょっと本格運用に向けたしっかりした設計を組み立てていきたいなと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)先日、豊後高田の担当課へ勉強に行ってきました。豊後高田では、従来の路線バスとコミュニティバス、まちなか循環バスと予約制乗り合いタクシーの組合せで、この四月からは予約制乗り合いタクシーが市内全域を対象としていました。  予約制乗り合いタクシーというのは、停留所からおおむね五百メートル離れている方を対象として、自宅近くまで週に一回の往復で運行するタクシーのことです。週に一回の往復、これは津房であったのと同じですけれども、でもこの何らかの交通手段があるということが高齢者の安心にとてもつながっているというふうに思います。  宇佐市においてもどこに住んでいても何らかの交通手段があるという、そういう町を目指す必要があるというふうに考えるわけですが、どうお考えでしょうか、質疑いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えします。  これもですね、新しい法律の中でまちづくりとのですね、連携ということを求められております。今、策定中の立地適正化計画の中でもですね、利用者をこれから増やしていくということは人口減少社会の中でなかなか厳しいところがあるんですけど、そこを食い止めつつ、また、公共交通の人口カバー率を増やしていくというところが目標に掲げられておりますので、交通施策としてもですね、同様の方向性で進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)今、利用する公共交通がある方はいいんですけれども、ない方についてはバス停から五百メートル離れていることを条件にデマンドというか、乗り合いタクシーみたいなものをつくっていくという、そういう方向性、今の形を基にですね、そういう考え方はできないのかどうか質疑いたします。
    ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えします。  利便性の向上という部分とですね、反しますけどやっぱり持続可能な公共交通体系となりますと、やはり路線バスは路線バスとしてしっかり地域に残していくという方向性を持っております。そうした中でやはり民間のそういう路線バスの撤退につながらないようなですね、一定の線引きというところをどの辺りで業者とですね、意思疎通を図れるかというところが今後の鍵かなというふうに考えております。しっかり今、地域公共交通会議で議論してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)また、高田では、七〇パスという制度があって、七十歳以上の方は路線バスを利用するためにコミュニティバスを乗り継ぐ場合も片道二百円で行けるというような割引もあります。どのバスでも同じ金額で利用できるというのは公平性の点でも必要かと考えますが、こういう点も検討できるのかどうか、必要性はどうか質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えします。  今回の公共交通計画についてはですね、繰り返しになりますけど地域の輸送手段を総動員してというような観点で構築しますので、これまで以上に関係各課、免許返納であったりとかですね、そうした高齢者福祉というところともしっかり整合性を取った施策となるよう、調整してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)中津市で行っているタクシー券の助成についてですが、これについても今後交通計画をつくっている真っ最中ということでありますので、障害者や要介護者などの交通弱者への支援も盛り込んでいただきたいというふうに思います。  最後の四項目め、生活困窮者への対応について再質問いたします。  長引くコロナ禍での物価高騰など、本当に、今、市民の暮らしは大変になっているというふうに思います。特に長く延長されて多くの方が利用した緊急小口資金や総合支援資金の貸付制度がこの九月末で終了して、さらにその返済の据置きの延長も終了して来年の一月からはこの返済も始まるという状況です。生活保護の申請が増えるのではないかというふうに言われています。生活困窮の方に担当課としてはこの制度を相談に来る方ではなくて、広く伝える手段も模索する、そういう部分で必要があるというふうに思うわけですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(土岐純哉君)福祉課長の土岐です。今石議員の再質問にお答えします。  今、議員の言われている生活困窮者に対する支援については、市の社会福祉協議会において小口資金とかお知らせというか、受付を行っているところです。市としましても市の窓口に来た場合にはそういう資金がありますということでお知らせするとともにですね、生活保護が適用できるようであれば保護の相談のほうで受けて申請してもらって、保護の実施に努めてまいりたいと思っています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)全国では、今、生活保護を必要になった方が申請がスムーズにできるようにということでポスターを作成をして貼り出しているという取組が行われています。例えば、中野区では三百枚ほどを作って生活保護の申請は国民の権利ですということで公共施設とか路上の掲示板とか図書館とか、若い方も目につくように貼り出しをして、ためらわずに相談できるようなそういう努力をされています。  特に、今、捕捉率が二割というふうに、対象の方でもなかなか申請ができないという状況を改善するためにも、このような取組を宇佐市としても行ってほしいなというふうに思います。実際にやってる職員の談話が載っていましたが、新型コロナの影響で収入が減少して生活に困窮する人が多く出ています。生活保護は生活の立て直しをするためであり、社会の中で必要とする人に利用されてこそ意味がありますというふうに言われています。宇佐市でも積極的な取組を求めるものです。  二項目めの相談窓口についてでありますが、答弁では必要に応じて相談室での対応を実施していますということでありました。私自身、この間、三、四回は生活保護の申請に同行したかなというふうに思いますが、一度も相談室へ案内されたことがありません。カウンターでの申請でした。たまたまだったのかもしれませんけれども、生活保護の申請は最もプライバシーに関わる家族や収入、職歴、生活そのものの調査をして、結構長い人で一時間ぐらいかかるものなので、これは必ずですね、当たり前のことだと思いますけれども、相談室での申請を行うということを要求しますがいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(土岐純哉君)今石議員の再質問にお答えします。  現在、相談室については二部屋ありまして、相談者の希望によってですね、相談室の利用を行っているところです。あと、また、関係課またいでですね、人数がちょっと多くなったときなどについて相談室の利用をしているところであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)希望によってということは市民は知らないですので、そういうやり方があるということも知らないですので、まず職員のほうから案内して、いや、こちらでいいよって言うんだったらカウンターで構わないとは思いますけれども、原則、生活保護の申請については個室でやるべきだというふうに求めますがいかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長、端的に。 ◯福祉課長(土岐純哉君)お答えします。  御利用者の方に、相談された方にですね、こちらから声かけして必要であれば相談室の利用ということで考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)今石靖代さん。 ◯十四番(今石靖代さん)以上で終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で今石靖代議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩いたします。  なお、再開は十三時十分といたします。  それでは暫時休憩します。                 休憩 午後零時十一分               ──────────────                 再開 午後一時十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  五番 中本 毅君。 ◯五番(中本 毅君)皆さんこんにちは。議席番号五番の中本 毅でございます。  私、質問の分量が多いのでですね、早速本題に入りたいところなんですけれども、一点だけですね、先週末の宇佐神宮マラソンにおきましては、市の関係者もですね、大変お世話になったということを申し上げておきたいと思います。私、実行委員会の代表者でも何でもありませんけれども、一人のですね、関わった者として、大変ですね、急なスケジュールでいろいろと関係者がですね、お願いすることがあったかと思いますので、その辺りをですね、お礼を感謝、敬意を申し上げておきたいと思います。  では、早速質問に入りたいと思います。  一項目め、ワールドクラスの宇佐市としての情報発信についてお伺いします。  一点目、宇佐市には、有形無形を問わずワールドクラスの価値があるもの、つまり、世界に通用する価値があるものが多くあります。複数の国宝を有する宇佐神宮、国際かんがい排水委員会(ICID)により、世界かんがい施設遺産に登録されたかんがい用水群、平田井路・広瀬井路、国際連合食糧農業機関(FAO)により世界農業遺産に認定された国東半島宇佐地域の農林水産循環、酒類各種が国際的な審査会で多数の受賞を果たしている市内事業者、日本代表として世界で活躍するサッカー選手など、枚挙にいとまがありません。  宇佐市が有するワールドクラスの価値について、市はどの程度把握できているのでしょうか。定住満足度日本一、交流満足度日本一のまちづくりを継承、発展させ、ワールドクラスの宇佐市として情報発信に努めることで国内外から注目され、ヒト・モノ・カネ・情報が集まり、子々孫々の代に至るまで反映する宇佐市にしてはいかがでしょうか。  二点目、市内で最も多くの観光客が訪れると言われる宇佐神宮について、国内外に向けた今後の情報発信に関する市の方針をお伺いします。  三点目、地域振興や情報発信の観点において、宇佐のかんがい用水群、平田井路・広瀬井路に関する市の今後の方針をお伺いします。  四点目、二〇二三年に認定から十周年を迎える国東半島宇佐地域世界農業遺産について、市の今後の方針をお伺いします。また、本年十一月十七日に東京大学にて国東半島宇佐地域を対象とした森林科学セミナーが開催されましたが、関連する学術研究の動向について、市の認識をお伺いします。  五点目、三和酒類株式会社の本年十一月十一日付プレスリリースによれば、地元農家が丹念に育てた大麦と柚子を使った新商品である新施設、辛島虚空乃蔵で醸造された初挑戦のクラフトビールが世界的なビール審査会でチャンピオンに輝きました。この動向について、市の認識をお伺いします。  六点目、十一月七日に開催されたサッカーの二〇二二年Jリーグアウォーズにおいて、岩田智輝選手が最優秀選手賞、MVPを受賞しました。岩田選手は、日本代表にも選ばれています。これらの動向について、市の認識をお伺いします。  二項目め、多人数学級支援教員や習熟度別学習支援教員についてお伺いします。  増員を図り、教育環境をさらに向上させてはいかがでしょうか。  三項目め、教育バウチャー(クーポン券)の導入についてお伺いします。  未成年者の習い事に使える教育バウチャーを導入して宇佐市の教育分野における特色の一つにしてはいかがでしょうか。所得格差は、子どもたちの習い事格差を生み出しているとの指摘が一部にあり、教育バウチャーには子どもの貧困や教育格差を補正する効果もあると言われますが、市や市教委の認識をお伺いします。  四項目め、月経痛への男性の理解促進についてお伺いします。  月経痛への男性の理解が深まるような啓発を市は積極的に行ってはとの女性の声があります。特に中学生や高校生に対して啓発を行ってはどうかと考えますが、当局の認識をお伺いします。  五項目め、拝田新洞の沈み橋についてお伺いします。  防災及び減災の観点から、現状と今後の見通しをお伺いします。  六項目め、宇佐市クラウドファンディング活用事業補助金についてお伺いします。  補助対象をオール・オア・ナッシング型に限定していますが、オール・イン型も対象にして補助金の使い勝手を向上できないでしょうか。  七項目め、常徳地区の一灯点滅式信号機のある交差点についてお伺いします。  常徳地区カツキ付近の交差点で空き家の解体があり、ドライバーの見通しがよくなりました。県警本部によれば、一灯点滅式信号機の順次撤去が進められており、ここの信号機も今後の撤去対象になっていると認識しています。市は関係者と協議し、補完する安全対策をいろいろと進めてきましたが、当交差点の現状と課題をお伺いします。  八項目め、市道四日市樋田線、いわゆる旧国道についてお伺いします。  市道四日市樋田線などにおいて、ドライバーに減速を促すハンプの設置が進んできました。生活道路を守りつつ、安全性を高める工夫について、関係各位の御尽力に敬意を表したいと思います。現状と課題について、市の認識をお伺いします。  九項目め、宇佐フラワーロード方位盤についてお伺いします。  大分空港が宇宙港に認定されましたが、宇佐市においても宇宙につながる話題として宇佐フラワーロード方位盤を打ち出してはいかがでしょうか。宇佐市には、宇宙からも見える東西と南北に平行に並んだフラワーロードと田んぼがありますが、その特性を方位盤として位置づけ、観光の話題にしてはいかがでしょうか。方形に仕切られたフラワーロードと田んぼを方位盤と見立て、太陽と電信柱や街路樹でできる影を時計の針とすると、宇佐平野では時計がなくとも時間が分かります。この宇佐平野に広がる道路と田んぼの特性を利用した看板・マップなどを作成して観光客を呼び込んではいかがでしょうか。  十項目め、減災シンポジウムについてお伺いします。  来年一月末に行われる減災シンポジウムin宇佐に向けて、市内四高校の生徒や大分大学の学生を対象としたフィールドツアーが実施されました。宇佐市内にある過去の災害地や災害が想定される地域を巡って学ぶ内容だったと聞きます。宇佐市及び大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD)が主催で、ほかに数多くの団体が開設、協力、調整に関わっていただいたそうです。専門的な知見を有する大学との連携を通じた宇佐市の防災・減災に関する備え、地元高校生の災害学習、市外在住の大学生が宇佐市で活動することによる関係人口の増加、若者の活動による地域活性化など、様々な面ですばらしい取組だと感じており、関係各位の御尽力に敬意を表したいと思います。来年一月末の減災シンポジウムに向けて現状と課題をお伺いします。  十一項目め、弾道ミサイルに対する市内の国民保護についてお伺いします。  中国、ロシアや北朝鮮という核保有国に囲まれている日本は、強固な日米同盟がありながらも極めて厳しい安全保障環境に置かれています。二〇一八年には韓国海軍駆逐艦から警戒監視中の海上自衛隊の哨戒機が火器管制レーダーの照射を受けるという不測の時代を招きかねない事例もありました。本年は北朝鮮による弾道ミサイルの発射が頻繁に行われています。国民保護については市にも責任がありますが、特に弾道ミサイルに対する市内の国民保護に関して直近の方針をお伺いします。  例えば大分市のように弾道ミサイルの飛来を想定した避難訓練を宇佐市は行わないのでしょうか。危機管理とは、日頃から最悪の事態を想定して対策を構築しておくべきものだと考えますが、宇佐市はそうした緊張感を持って危機管理に臨んでいますでしょうか。  十二項目め、市内の情報通信環境についてお伺いします。  宇佐市光インターネットの一ギガサービス開始や例えば携帯電話事業者のahamo大盛りなど、市内においても高速大容量の通信をますます利用しやすくなっています。市内の情報通信環境の現状と課題をお伺いします。  十三項目め、宇佐市職員等の旅費に関する条例と総務課旅費の手引との整合性についてお伺いします。  一点目、条例において食卓料は一夜につき二千七百円以下に定められており、これは特殊な食事の場合を想定してやや高額に設定されている可能性がありますが、給与条例主義に違反しない夕食代の上限として見ることができます。これに対して、総務課が独自に出している旅費の手引では、夕食代が食卓料を超える計算になる場合があり、この計算に基づいて精算が行われている例があります。市の認識をお伺いします。  二点目、旅費についてはむしろ定額ではなく実費相当を基本的な考え方として地方自治法の精神に沿って最小の経費で最大の効果を挙げ、住民の福祉を増進する公金支出となるように改善を検討してはいかがでしょうか。  以上、御質問します。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、中本 毅議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  十項目め、減災シンポジウムについて、現状と課題はについてでありますが、議員御指摘のとおり、来年一月二十九日に本市と大分大学減災・復興デザイン教育研究センターが共催で減災シンポジウムin宇佐の開催を予定しております。  これに先立ち、本年十一月、市内の高校生十五名及びセンター所属の大学生十二名が市内三か所の災害現場を巡り、過去の災害について地元の方や復興に携わった機関等の話を聞くフィールドツアーを実施したところであります。また、今月中には高校生及び大学生が主体となり、未来の減災社会を目標に据えた防災・減災対策等についての提言内容をまとめる学生提案ワークショップを開催し、シンポジウムの際に発表する予定となっています。このほか本市や関係機関の専門的知見を有するパネリストによるディスカッションを行うなど、シンポジウムを通して広く市民に防災・減災について考えていただくことといたしております。  課題としては、新型コロナウイルス対策及び市民への周知が挙げられます。本事業は新型コロナウイルスの感染拡大により、過去二か年、中止を余儀なくされてきましたが、本年度は基本的な感染症対策の徹底を図りながら実施したいと考えております。周知につきましては、先般、自治会連合会理事会で説明の上、全区長へ文書案内するとともに、今後広報一月号への掲載、各高校へのチラシ配付や商業施設、公共施設等へのポスターの掲示を行う予定であります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁いたしますのでよろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、多人数学級支援教員や習熟度別学習支援教員についてを教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、多人数学級支援教員や習熟度別学習支援教員の増員を図り、教育環境をさらに向上させてはについてですが、多人数学級支援教員は一クラス三十六名以上の学級、また、習熟度別学習支援教員は市内全中学校の数学や英語を対象とし、児童生徒の学習状況に応じたきめ細やかな指導を目的として、市費負担教員を配置するものです。配置校においては、個別の状況に応じた指導により、学びに向かう力の育成や学力向上が図られる等、効果的に活用をされております。  しかし、全国的な県費負担教職員の不足と同様に、これらの市費負担教員にも不足が生じており、現在、多人数学級支援教員が二名、習熟度別学習支援教員が四名配置できていない状況です。まずは、人員確保に向け、引き続き努力してまいりたいと考えております。また、配置につきましては、学校の実情や子どもたちの状況に応じた適正な配置ができるよう、今後も学校現場の状況把握に努めてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、ワールドクラスの宇佐市としての情報発信について、六項目め、宇佐市クラウドファンディング活用事業補助金について及び九項目め、宇佐フラワーロード方位盤についてを経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えします。  一項目め、ワールドクラスの宇佐市としての情報発信についての一点目、本市が有するワールドクラスの価値についての把握及び情報発信と二点目、宇佐神宮の今後の情報発信については関連がありますので、一括してお答えいたします。  御案内のとおり、本市では国宝宇佐神宮をはじめ、世界農業遺産等複数の遺産や世界的な審査会で評価されたお酒、スポーツや文化芸術での活躍など新たに生じたワールドクラスの価値についても把握し、国内外のイベント、旅行商談会等においてPRしているところです。  また、外国人職員によるホームページやパンフレットの多言語化はもとより、海外オンラインイベントやインフルエンサー招聘事業、インバウンド向けSNSでの発信事業を行っているほか、インスタグラム公式アカウント旅する宇佐やテレビ等のメディアを活用しPRに努めております。  三点目、宇佐のかんがい用水群に関する市の今後の方針についてですが、昨年度、PR動画やパンフレットを作成し、本年四月には宇佐土地改良区をはじめ観光協会、小中学校校長会、南一郎平顕彰会、まちづくり協議会等による地域振興協議会を設立いたしました。
     今後は施設の保全を第一に出前授業や講演会、他県登録地との交流会等のイベントを通じ市内外にPRするほか、案内看板や駐車場を整備するとともに、歴史探索ツアーや農業体験ツアーなどのストーリー性、食や体験と併せた観光コースの造成を図りたいと考えております。  四点目、国東半島宇佐地域世界農業遺産についての今後の方針及び国東半島宇佐地域を対象とした森林科学セミナーに関連する学術研究についての市の認識はについてですが、これまで国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会では伝統的な農林水産業システムの次世代への継承と世界農業遺産ブランドを活用した地域の元気づくりを方針とした取組を進めてまいりましたが、来年で認定後十年目を迎えることから、現在保全計画の見直しを行っております。本市としても協議会と歩調を合わせ、大学の協力を頂きながら世界農業遺産のシンボルスポットである両合棚田を中心とした再生計画の策定を進めています。  また、東京大学の森林科学セミナーについては、国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会の林会長と大分大学の永野准教授が講義されたことや、本市においては棚田学会の大学教授が両合棚田を訪れた際、意見交換を行うなど世界農業遺産に係る研究の動向については認識しているところでございます。  五点目、辛島虚空乃蔵で醸造されたクラフトビールが世界的なビール審査会でチャンピオンに輝いたことについての市の認識はについてですが、一昨年三月、本市の全国初となる清酒特区の認定を受け、本年五月に三和酒類株式会社により日本酒の体験醸造場や飲食スペース、発泡酒製造場など備えた辛島虚空乃蔵が誕生しました。  御指摘のクラフトビールは、地元大麦ニシノホシと柚子を使い、酒造りで育んだ麹と発酵の文化をビールの世界に広げ、酒の楽しさをお客様にお届けしたいとの想いを具現化したものが、新たな試みとなった発泡酒KOKU NO CRAFT 柚子エールと聞いており、本市としましても大変喜ばしく、また誇らしく思っております。今後も商談会等で積極的にPRし、辛島虚空乃蔵を中心とした発酵醸造文化の啓発、観光人口の拡大、ふるさと納税の返礼品としての魅力を高めてまいりたいと考えています。  六点目、サッカーの二〇二二Jリーグアウォーズにおいて、岩田智輝選手が最優秀選手賞(MVP)を受賞したことについて市の認識はについてですが、岩田選手は幼少期から地元の少年サッカーチームである四日市南SSCから大分トリニータU─十五宇佐、U─十八を経て二〇一六年に大分トリニータでプロデビューし、現在は地元を離れ横浜F・マリノスに在籍されております。今年の岩田選手の活躍はJ一優勝にも大きく貢献し、Jリーグアウォーズの最優秀選手賞を受賞されたことは、大変喜ばしく誇りに感じているところです。  岩田選手には、これまで市内小学校へサッカーボールの寄付や、一昨年の一勝に賭けた青春プロジェクトオープニングに出席いただくなど、本市のPRに御協力いただきました。本市としては、今回の功績を多くの市民に知っていただけるよう、岩田選手の受賞を讃える横断幕を庁舎西側に掲示したところでございます。今後も日本を代表するサッカー選手として、一層の御活躍を願っております。  次に六項目め、宇佐市クラウドファンディング活用事業補助金についてですが、本補助金交付要綱においては、補助対象事業を目標金額に達した場合のみプロジェクトが成立するオール・オア・ナッシング型に限定しており、現在の主流である目標金額を達成せずに終了した場合でもプロジェクトが成立するオール・イン型が申請できない状況となっております。  本補助事業は、創業・起業の機運を高めるとともに、創造的な事業の創出による地域経済の活性化を目的としていることから、事業者が利用しやすくなるよう、オール・イン型も補助対象事業とする方向で要綱改正を行うよう進めてまいります。  次に九項目め、宇佐フラワーロード方位盤についてですが、宇宙港に関連する取組の裾野は広く、様々な取組が各市で検討されており、本市におきましても観光面や六次産品のブランド化などについて調査研究しているところであります。  宇佐平野に広がる広大な圃場、その間を縫う長い直線道路の特性を活かし、サイクルツーリズムの推進、戦争遺構を巡るコースなど、宇佐平野やフラワーロードを活用した宇佐ならではの観光PRは魅力的なコンテンツの一つと考えております。看板・マップの整備におきましては議員の御提案の方位盤についても参考にしながら効果的な観光誘客に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目め、教育バウチャーの導入についてと四項目め、月経痛への男性の理解促進についてを福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)五番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、教育バウチャー(クーポン券)の導入について、未成年者の習い事に使える教育バウチャーの導入や所得格差による子どもたちの習い事格差について市や市教委の認識はについてですが、教育バウチャーには、学校教育バウチャーと学校外教育バウチャーの二種類あり、議員御指摘の子どもたちの習い事等に利用可能なクーポン券を提供するものは後者と認識しております。  この学校外教育バウチャーとは、一般的に家庭の経済的な理由で学校外教育を受けられない子どもたちに対し、塾・予備校、習い事等に利用可能なクーポン券を提供することで学校外における教育機会の均等化を図ることが目的とされております。  また、対象者に現金を給付した場合、教育以外の費用に支出される可能性がありますが、バウチャーで給付した場合、使途が学校外教育サービスに限定されるため、子どもたちに確実に教育の機会を提供することができます。  さらに、自分の意思で受けたい学校外教育サービスを自由に選択することで子どもたちの意欲が高まり、高い教育効果を期待することができるものとされております。  しかし、全国的に導入している自治体はまだ六団体とお聞きしております。本市としては、実施する場合の財源などの課題もあることから、国や他自治体の動向を注視し調査研究してまいります。  次に四項目め、月経痛への男性の理解促進について、特に中学生や高校生に対して、理解が深まるような啓発を行ってはについてですが、平成二十九年の内閣府男女共同参画局の調査によると、月経痛、月経による体調不良、精神不安等の月経に伴う症状を二十代、三十代の相当数の女性が感じており、女性の健康課題になっております。  本市としては、女性の健康課題は女性だけで解決できるものでなく、デリケートな問題でもありますので、身体についてのセルフチェックポイントやライフステージごとの健康の悩みについての対応策等について分かりやすく周知するとともに、特に思春期は第二次性徴の時期と言われていることから、正しい知識や適切な支援の方法等を女性自身のみならず男性も含めて学校や家族、そして周囲の方々にも理解してもらうことが重要であると認識しております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に五項目め、拝田新洞の沈み橋についてと八項目め、市道四日市樋田線についてを建設水道部長 大木敏之君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)建設水道部長の大木です。五番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  五項目め、拝田新洞の沈み橋について、防災及び減災の観点から現状と今後の見通しはについてですが、拝田新洞橋は橋梁の点検結果では、レベル三の早期に措置を講ずるべき状態で、本年度より補修工事を行う予定でしたが、七月十八日、十九日の豪雨により被災し、通行ができない状況となりました。  しかし、拝田新洞集落の農地は集落外からの耕作者が多く、拝田新洞橋でないと農作業車が通行できないため、十月の収穫時期に間に合うよう緊急に整備を行ったところです。今後も、本市が管理する橋梁については、法に基づいた定期的な点検を行い、防災減災対策に努めてまいります。  次に八項目め、市道四日市・樋田線などにおいて減速を促すハンプの設置が進んできた。現状と課題について、市の認識はについてですが、当地区では平成二十四年度より四日市まちなみ整備事業に合わせ四日市門前町まちづくり協議会などの要望を受けハンプを三か所設置してまいりました。  近年では通学路や生活道路での死亡事故等が多発し市民の交通安全意識が高まる中、四日市、駅川地域からの要望を受け、交通安全対策として、舗装改良工事の機会に合わせ減速を促すハンプを六か所追加設置し、さらに旧サンリブ前では両側の路側帯を歩行者が通行しやすくする目的で白線による幅広路肩を整備しました。今後も、路面表示などさらなる注意喚起を行うとともに、課題である交通安全対策の推進を図ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に七項目め、常徳地区の一灯点滅式信号機のある交差点についてと、十一項目め、弾道ミサイルに対する市内の国民保護についてから十三項目め、旅費に関する条例と旅費の手引との整合性についてまでを総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)皆さんこんにちは。総務部長の祥雲でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  七項目め、常徳地区の一灯点滅式信号機のある交差点について、現状と課題はについてですが、宇佐警察署に確認したところ、当該交差点の一灯点滅式信号機については、時期は未定ですが撤去の対象であるとのことでした。信号機の撤去に当たっては、事前に道路管理者や地元住民と話し合い、停止線の塗り替えや止まれの文字を強調する路面表示・高輝度反射タイプの一時停止標識を設置するなど、視認性を高める工夫を今後協議していくとのことです。本市としましても、当該交差点は通学路でもあることから、信号機撤去後の交通事故を未然に防止するため、運転者に注意を促す看板等の設置について関係機関と連携し、より安全安心な交通環境の実現に努めてまいります。  次に十一項目め、弾道ミサイルに対する市内の国民保護について、直近の方針及び弾道ミサイルの飛来を想定した避難訓練についてですが、本市では国民保護法、国民の保護に関する基本方針及び県国民保護計画に基づき、国、県及び関係機関と連携し、迅速かつ的確に住民の避難や救援などを行うことができるよう市国民保護計画を策定しております。  計画では、ミサイル等の武力攻撃事態等の対処としては、自宅や勤務先等の身近にある堅牢な建物に一時避難することとしています。昨今、ロシアのウクライナへの軍事侵攻、北朝鮮の弾道ミサイルの発射や中国の海洋進出の動きなど、国際情勢は軍事的緊張を増していることから、今後は、地域における学習会の際に自然災害と併せて国民保護に関する情報の発信や啓発に努めるほか、武力攻撃に対する訓練の実施についても国や他自治体の状況を注視し、調査研究してまいります。  次に十二項目め、市内の情報通信環境の現状と課題についてですが、本市では民間事業者が採算性の問題から光インターネットの提供を行っていなかった地域において、平成二十一年度より市光伝送網の整備に取り組んでまいりましたが、サービス開始から十年以上が経過し、通信速度の高速化が喫緊の課題となっておりました。  こうした中、運営会社の企業努力により本年十月より一ギガコースを新たに設定することができ、好評を博しています。また、第五世代移動通信システムである、いわゆる五Gの通信エリアも徐々に拡大しているほか、安価で大容量のデータ通信が可能となるプランも登場するなど、デジタル社会の実現に向けて、選択肢の多様化が進んでいると認識しております。  しかし、本市の光伝送路網は公設民営方式であるため、今後、日進月歩の勢いで進化する情報通信技術に適宜対応することが困難になることが想定されますので、国や県の動向を注視しながら情報通信環境の在り方、整備方針等について調査研究してまいります。  次に十三項目め、宇佐市職員等の旅費に関する条例と旅費の手引の整合性についての一点目、条例における食卓料と手引における夕食代の相違についてと、二点目、旅費の算定方法の見直しについては関連がありますので、一括してお答えをいたします。  市の旅費計算については、最も経済的な経路及び方法により旅行した場合の旅費を条例及び施行規則に基づいて計算をしております。その旅費は、行程に基づき宿泊料、日当、運賃等で構成されており、可能な限り効率的で、より低廉なものを選択する考えから、鉄道を利用する場合は割引切符、航空機を利用する場合は、包括割引航空券の利用を推奨しております。  割引切符は割引後の運賃が明示されていますが、包括割引航空券は、航空賃、宿泊料金、朝食代で構成されていると考えられ、その内訳が詳細に示されておりません。そのため、旅費算定における航空賃の算定根拠を定める必要があり、旅費の手引を作成し、次のように定めています。例えば、条例に基づく東京などの県外甲地域への出張の場合は、定額支給である宿泊費一万二千円について、その三分の二に当たる八千円を宿泊料金と朝食代相当、三分の一にあたる四千円を夕食代とその他雑費相当に配分し、包括割引航空券の代金から宿泊料金と朝食代を控除した額を航空賃としております。  旅費の取扱いについては、国家公務員等の旅費に関する法律、いわゆる旅費法に準じており、県内他市とも均衡が取れていると認識しているところです。今後も最少の経費で最大の効果を挙げる公金支出となるよう努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁を終わりましたが、再質問があれば許します。  五番 中本 毅君。 ◯五番(中本 毅君)全般にわたってですね、誠実にですね、よく練られた答弁を頂きましてありがとうございます。  一般質問に対する答弁というのはすぐできると言えるものもあるし、すぐできるとは言えないものもあるしというところだというふうに認識しております。私は基本的に市役所の皆さんはですね、信頼しておりますので、引き続きですね、一生懸命仕事をしていただけたらと思います。  一般質問の中で住民の福祉を増進するというちょっと硬い言葉を使ってしまったんですけれども、皆さんよく御存じだと思うんですけど、地方自治法に書いてある言葉で福祉って言うと福祉保健部の福祉をイメージしてしまうかもしれないんですけれども、幸せのことですね、幸福のことですね。だから住民の福祉を増進するというのは地方自治の目的でございますけれども、市民の皆様にですね、もっと幸せになっていただけるように引き続き励んでいただけたらと思います。僭越ながら申し上げたいと思います。  私の質問は以上です。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で中本 毅議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十四時ちょうどといたします。  暫時休憩します。                 休憩 午後一時五十一分               ───────────────                 再開 午後二時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  九番 河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)皆さんお疲れさまです。予定よりちょっと早くなりましたが一般質問を始めたいと思います。  この前の日曜日ですね、ウサノピアの隣の職員の駐車場でうさファーマーズさん、それからJAさん、三和酒類さん共同でですね、農業祭が開かれました。コロナで二年間中止されていたわけですけど、久しぶりにああいった大きなイベントが開催されました。私も当日そこで焼き鳥を千何百本焼かせていただいて、来客さんのおかげで全部完売することができました。大変ありがとうございました。また来年も予定しておりますので、そのときは議員の皆さんもぜひお越しいただきたいと思います。  それでは、通告に従いまして質問させていただきます。  まず一項目めです。安心・安全な学校給食について。  学校生活において、子どもたちが毎回楽しみにしているのが学校給食です。栄養のバランスが取れ、安全な食材をおいしく調理され、安全で豊かな学校給食が提供されることが求められています。  そこで一点目、学校給食で地元の食材を味わうことはとても大切なことと考えています。学校給食における地産地消の取組は。  二点目、安心・安全な給食において、食物アレルギーのある児童生徒への対応はどのように進めているのか。  三点目、新型コロナウイルスにより影響を受けている子育て世帯の経済的負担軽減を図るため、令和四年度二学期、三学期分の学校給食費を無償化としたが、物価高騰による影響でますます経済的負担が大きくなっている次年度も無償化の検討ができないか。  それから二項目め、両合棚田の保全についてです。  棚田は、美しい景観や歴史的・文化的価値についても注目されており、その面からも貴重な地域資源となっています。しかし、棚田での作業は昔ながらの人力による作業が中心でありますが、高齢化や過疎化により、その維持が困難になっています。  そこで一点目、棚田の保全・利活用、遊休農地の解消の取組は。  二点目、急勾配の道路や大きな段差によって、農作業の危険は著しく高くなっています。安全な作業環境の形成という面からも、道路、進入路などの検討は、棚田の保全を考える上でも極めて重要と考えますが、見解は。  三項目め、西大堀地区公園についてです。  西大堀地区公園が整備予定されています。スポーツ施設としてテニスコートの整備が計画されている。どんなスポーツ施設でも、整備するには競技団体との協議で意見を聞き進めることが重要です。  そこで一点目、大きな大会が開催できる規模の施設を計画しているようだが、競技団体の意見を反映するための協議等は行っているのか。  二点目、施設を有効活用するため、どのような大会の誘致を考えているのか。  四項目め、認知症対策について。  介護保険制度で市町村が行う地域支援事業に、認知症の人と家族への一体的支援事業が追加されました。この新たな事業は、認知症の人とその家族を支援対象とし、お互いの気づき・理解を深めることを目的としたものです。  一点目、これまでの支援との違いについて、事業の詳細について伺います。  二点目、今後、期待される効果と本市の取組について。  最後に五項目め、介護報酬改正について。  介護職員等の処遇改善を目的とし、令和四年十月に介護報酬が改定され、ベースアップ等支援加算が新設されました。  一点目、加算を受けるには要件が必要だが、対象となる市内事業所数は。また、どの程度のベースアップが見込まれるのか。  二点目、今回の改正による利用者負担額及び介護保険給付費への影響について。  以上、五項目について質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、河野睦夫議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、認知症対策についての一点目、これまでの支援と認知症の人と家族への一体的支援が追加された支援の違い、事業の詳細についてと二点目、今後、期待される効果と本市の取組については関連がありますので、一括してお答えします。  まず、これまでの支援との大きな違いについてでありますが、それぞれ個別のものとして実施してきた認知症の人と家族の方への支援を、本人と家族への支援として一体的に行い、一連のプログラムの実施が、本人の意欲の向上と、介護者の負担軽減につながるというものであります。  市では、以前より認知症の人や家族の方の交流の場としての認知症の人と家族の会をはじめ、認知症の人や家族、地域の皆さん、誰もが気軽に参加できる認知症カフェなど、一体的支援に取り組んでおり、社会福祉協議会をはじめ、関係機関が連携をして認知症対策を実施してきました。  効果としましては、認知症の人とその家族の間には、調整しきれないお互いの思いのずれや葛藤が生じる場合がありますが、定期的に認知症地域支援推進員などの専門知識を持ったスタッフが本人や家族の話を傾聴することで家族関係は再構築され、その状況は改善されます。よりよい関係性を維持できれば、希望する在宅生活を継続していくことも可能となります。  市としましては、認知症になったとしても自分たちの望む場所で自分らしく生き生きと暮らし続けることができるよう、引き続き一体的支援に取り組んでまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁いたしますのでよろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に一項目め、安心・安全な学校給食についての二点目を教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、安心・安全な学校給食についての二点目、食物アレルギーのある児童生徒への対応はについてですが、学校給食における食物アレルギーの対応につきましては、平成二十八年三月に策定した市学校給食アレルギー対応食提供取扱手引きに基づき、宇佐、南部両給食センターでは、平成二十九年四月よりアレルギー除去食及び除去できない献立につきましては代替食の提供を行っております。  学校給食における食物アレルギー対応は、事故防止の徹底を図る上で慎重な対応が求められますので、今後も医療機関、保護者・学校・給食センターが連携し、児童・生徒の正確な情報の共有を図り、安全性を最優先した給食の提供を行ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に一項目め、安心・安全な学校給食についての一点目、及び三点目を教育次長 末宗勇治君。 ◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育次長の末宗でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、安心・安全な学校給食についての一点目、学校給食における地産地消の取組はについてですが、地場産品を活用した地産地消の取組については、第二次総合計画後期基本計画並びに教育振興基本計画で主要施策として掲げております。
     学校給食に地場産品を活用することにより、食事という体験を通して児童・生徒がより身近な地域の自然や食文化、食料の生産や流通等に関する理解を深めるとともに、食への感謝の念を育むことができると考えております。  現在、宇佐、南部両給食センターでは、毎月、地元の食材を使用したふるさと給食の日の実施や、市農政課の学校給食地場産品利用促進事業を活用しながら推進しております。今後も関係各課、関係機関と連携を図り、地場産品の活用を進めてまいりたいと考えております。  次に三点目、次年度も給食費無償化の検討が必要ではないかについてですが、学校給食法では、義務教育諸学校の設置者は、学校給食が実施されるように努めなければならず、学校給食の実施に必要な施設及び設備に要する経費並びに学校給食の運営に要する経費を負担するとされております。本市におきましても、これに沿って食材料費のみを給食費として保護者に負担いただいております。また、生活保護受給世帯やそれに準ずる世帯の方々につきましては、既に給食費の全額が助成されております。  給食費につきましては、国のコロナ禍における原油価格・物価高騰対応分等に係る新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、昨年度の二学期、並びに今年度二、三学期分については全額免除としております。  議員お尋ねの給食費無償化につきましては、国に対して全国市長会を通じて「学校給食の基礎的経費である学校給食費については、保護者への給食費負担軽減のため、公費負担を念頭に置いた財政措置を講じること」との要望を行っているところでございますが、物価高騰による影響が続いている現状を踏まえ、市長部局と協議をしてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に二項目め、両合棚田の保全についてと、三項目め、西大堀地区公園についての二点目を経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えします。  二項目め、両合棚田の保全についての一点目、棚田の保全・利活用、遊休農地の解消の取組はについてですが、二〇一三年に国東半島宇佐地域が世界農業遺産に認定されたことを受けて、両合棚田を本市のシンボルスポットと位置づけ、棚田の風景を再生する活動に取り組んでまいりました。  これまで交流施設整備などの整備に加え、田植や稲刈りなどの体験プログラムを作成し、立命館アジア太平洋大学、宇佐産業科学高校、地元小中学校の生徒を中心に交流を深めるとともに、都市部との交流を図る事業も展開し、交流人口はコロナ禍ではありますが本年は二百五十二人の方々にイベントに参加いただきました。  棚田の保全については、中山間地域等直接支払交付金に加え、昨年より地元の両合棚田を守る会が多面的機能支払交付金も活用しながら、地域の構成員とともに適切な管理に努めているものと認識しており、市内外の方との交流事業が地域の方々の保全に向けた、意識の醸成、活力向上にもつながっているものと考えております。  遊休農地の解消に向けては、担い手が最大の鍵となりますが、昨年度より宇佐産業科学高校による遊休農地を活用する計画によりひまわりの種まき作業などの取組が展開され、今年度はその面積の拡充も行っているところです。  今後も地域の声を聞きながら、両合棚田の再生に向けて、体験事業のほか、棚田米のブランド化、販売促進など、後継者づくりにつながる取組について、地域おこし協力隊を中心に活動を支援してまいります。  二点目、道路、進入路などの検討はについてですが、両合棚田は全体で七ヘクタール、百四十七枚の圃場で構成される棚田で、圃場間の移動は田越しであることから、その高低差により危険が伴うものと認識しております。  平成二十八年に両合棚田再生協議会が設立され、棚田の再生を目的として地方創生交付金を活用し、地元からの要望があった鳥獣害進入防止柵の設置、水路整備、石垣の再生等のハード整備を平成二十八年度から令和二年度の間に行いました。  現在、地方創生交付金事業は終了しておりますが、地元より道路、進入路などの整備についても要望を受けており、農業者の安全を図るために必要な施設であるとの認識の下、有効な方法を考えてまいります。  次に三項目め、西大堀地区公園についての二点目、施設を有効活用するため、どんな大会の誘致を考えているのかについてですが、県下で一施設に十面以上のテニスコートを有するのは、大分スポーツ公園昭和電工テニスコートのほか二施設しかなく、大分市に一極集中しています。そのため、県民スポーツ大会をはじめ大きな大会は大分市で開催することが通例となっていますが、ジュニアの大会や一般の試合など年間を通じて多くの大会を大分市の施設だけで開催することは、近年参加者が増えている状況の中では大会消化が厳しいとの話も聞かれております。  そのため、西大堀公園に十面のテニスコートが整備されることで、試合の運営上、大分市でしか開催できなかったソフトテニス・テニス両連盟主催の様々な大会の誘致のほか、県北を中心とした大会の新設などが可能であると考えています。  そのほかにも、有効活用として高校総体や新人戦の支部戦等、高校生の大会利用について高体連へ働きかけをしたいと考えています。今後は、両連盟と連携しながら近隣にはないスポーツ施設として大会誘致や開催に向けて積極的に取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に三項目め、西大堀地区公園についての一点目を建設水道部長 大木敏之君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)建設水道部長の大木です。九番 河野議員の一般質問にお答えします。  三項目め、西大堀地区公園についての一点目、競技団体の意見を反映するための協議等は行っているのかについてですが、西大堀地区公園は、宇佐・高田・国東広域事務組合が整備を進めているごみ処理施設の隣接地に余熱の利用を目的とした施設や防災機能を併せ持った広場を有する都市公園を整備することとしています。  公園内には、屋外運動施設としてテニスコートを整備し、県内でも数少ない十面を配置した計画で進めています。テニスコートは、現在、実施設計業務を行っており、施設の規模や構造などについて市ソフトテニス連盟及び市テニス連盟に説明し、両連盟と協議を行っているところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に五項目め、介護保険制度についてを福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)福祉保健部長の垣添でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  五項目め、介護保険制度についての一点目、加算を受けるには要件が必要だが、対象となる市内事業所数は。また、どの程度のベースアップが見込まれるのかについてですが、加算は介護職員処遇改善加算を算定している介護サービス事業所等のうち、加算額の三分の二を介護職員等の基本給または毎月支払われる手当の引上げに充てることが要件となっております。県に確認したところ、介護職員処遇改善加算を算定している市内事業所数は、全体の七割で約百六十事業所とのことです。  そのうち、ベースアップ等支援加算を算定する事業所については、各事業所の一月当たりの総介護報酬に、介護サービス種類ごとに設定された加算率を乗じた額が支給されることになっており、介護職員等一人当たり月額平均九千円に相当する額のベースアップが見込まれているものです。  二点目、今回の改正による利用者負担額及び介護保険給付費への影響はについてですが、利用者負担額、介護保険給付費ともに、加算額に対してそれぞれの負担割合に応じた負担額の増加が見込まれます。十月からの報酬改定のおおよその影響額については、十二月中を目途に把握ができるものと考えています。  現在、利用者の方からの問合せはありませんが、今後負担増に関する問合せが予想されますので、丁寧な説明に努めてまいります。  以上で答弁は終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  九番 河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)それでは再質問はさせていただきたいと思います。  まず学校給食の件からです。  今、学校給食ですが、残渣数といいますか、残量というのは把握できるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)学校給食課長の新納でございます。河野議員の再質問にお答えします。  残渣数、正確な数はちょっと今持っておりませんが、平均、うちに出てくる給食の残飯と米飯に出てくる御飯の残飯で大体日当たり約二百キロぐらい出ている状況だというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)ちょっと想像がつかないんですが、二百キロというのは一日当たりですよね。これは例えばだんだん減ってきているのか、増えてきているのか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)お答えいたします。  今年度は市の予算いただきまして充実事業でふりかけや混ぜ御飯等を行っておりますので、まだ今年度の結果のほうは出ておりませんけども減っているというふうには思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)減ってきてるというのであれば効果が出てるのかなと思います。答弁にあったように地場産品を活用したふるさと給食の日というのがあるんですけど、どんなメニューを提供しているのか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)お答えいたします。  市内で生産、収穫、また、製造、加工されました農林水産物を活用したふるさと給食の日では、生のりのみそ汁、鶏飯、クロダマルを加工したきな粉を使ったやせうまやドジョウのからあげ、また、宇佐の味一ねぎ、院内の柚子果汁を使ったソースなど、様々な食材を給食に取り入れ、地場産品の取組を行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)率直にこのお子さんたちの反響というのはどうですか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)全児童生徒を対象に給食の内容等につきましてのアンケート等は取っておりませんが、毎年十一月に中学校卒業されます三年生を対象に給食のリクエストアンケートというのを実施しておりまして、もう一度食べたい給食を挙げていただき、人気の給食メニューを把握しております。  また、このアンケートを公表し、三学期の給食で取り入れております。ちなみに、おかず部門では一位がカレー、二位がうどん、三位が肉じゃがになっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)今のアンケートは中学校三年生だけですね。全体的に給食に関してアンケート調査をしているということは今ないんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)お答えいたします。  全体的に給食の内容についてのアンケートは行っておりませんが、毎年、年三回各学校の給食担当職員の方に出席していただき、献立委員会を開催し、今年度はコロナ等の関係で一回しかまだ開催できておりませんが、その中で給食メニューの内容、量や味などについて意見交換を行って献立作りのほうに参考にしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)できれば子どもたちが食べたい給食を提供していただきたい。栄養のバランスとかいろいろ難しい面があると思うんですけど、なるべくやはり食べられる児童生徒さんたちの意見を反映したですね、給食の提供を行っていただきたいと思いますし、今後ももっと地元の食材を活用した給食の提供をしていただきたいんですけど、その辺の考えはどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)給食センターでは、先ほども言いました地元の食材を使って郷土料理や季節の節目で食べる行事食などの提供に心がけております。国から示されております学校給食摂取基準を満たすように献立を立てているところでございます。今後も子どもたちに喜んでもらえるのが大事だと思っておりますので、また栄養バランスの取れたメニューを工夫しながら地産地消の推進を図っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)以前より大分お話を聞くとよくなってきたという話は聞くんで、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  それからアレルギーの件ですけど、現在、食物アレルギーを持っているといいますか、対応している児童生徒さんの数は今何人ぐらいいらっしゃいますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)お答えいたします。  令和四年度に給食センターで対応しておりますアレルギー対象者は、宇佐学校給食センターが十三校三十一名、南部学校給食センターが二校四名となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)この食物アレルギーの把握の仕方というのはどういった形で行っているのか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)アレルギーの把握ですが、給食センターでは安心安全な給食を提供するために毎年新入児童の保護者に対して入学前にアレルギー調査書の配付を行い、申請のあった児童に対しまして医師の診断書等に基づき保護者、学校給食センターで三者面談を行い、保護者からの詳細な情報を得ることで最終的な対応方針を決めております。  また、現在、アレルギー対応を行っている児童生徒につきましても新学期前に継続申請書の提出を求め、現状と内容の確認を行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)じゃあ毎年一応、確認はできている。  それから、平成二十九年度から対応できているということで、現在ですね、食物アレルギーに関しては全てのお子さん対応できているということで考えていいのか。以前は対応できない分はお弁当を持参してくるお子さんもいらっしゃったんですけど、現在はもう全員対応できているということでいいんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)お答えいたします。  基本的にうちが対応してるのは卵、牛乳、エビ、カニ、イカで、重篤が考えられるピーナッツやソバ等は使っておりません。先ほども話しましたように、三者面談の中でもどうしてもという部分は弁当を持参してもらっている児童もあるんですけれども、すいません、今、何人かというのをちょっと把握できておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)じゃあ現状で対応できる分と対応できない分も実際はあるということなんですかね。今は給食センターで対応してる分で対応できているということ。もしまた対応できない部分が出てくる可能性もあるので、またその辺は今後しっかり対応を続けていただきたいと思います。  それから最後のですが、先ほどもちょっと話があったんで給食充実事業でふりかけとかそういった分については効果が出ているということでこれについてはいいんですけども、これはちょっと答弁要らないんですけど、いろいろ一般質問にも給食の無料化については取り上げられてきたと思うんですけど、今、二学期、三学期分を無償化しているということでやはりこういう物価高騰の中で大変やはり保護者の負担も大きくなっていると思うので、私の考えとしては次年度も引き続き物価高騰という意味で引き続き給食の無料化を引き続き行っていただきたいというふうに考えています。  例えばですね、全額無理ならば例えば多子世帯であれば第二子は半額とか、第三子からは無料とか、いろんな形があると思うんで、その辺ですね、引き続き検討していただきたいと、そんなふうに思います。  続いて棚田の件です。  棚田が保全活動として棚田を保全するに当たっては耕作放棄地の復田とか維持管理、それから棚田周辺の施設管理、あと、先ほど答弁にもありましたけど体験活動を通じた交流とかいろいろ考えられると思うんですけど、今回ちょっと質問に上げたのは棚田への進入路。進入路というのか、言い方はちょっと分かりませんけど、分かると思うんですけどやはり水田から水田に行くとき、なかなかちょっと道という道はないんですけど、機械を搬入するのに非常に危険を伴う。  私も滝貞小平地区に同級生がお米をつくってるんですが、手伝いに行ったことがあるんです。ちょっとその同級生が機械を落としたことがあるんですよ。ちょっとまともな道がないのでやっぱ棚田で普通、一般的に言うと耕作をやめようかなという状況だとは思うんです。ただ、やはり棚田を守る、地域を守るということで今一生懸命つくってるんですけど、棚田の保全でそういった進入路とかを整備する特化したですね、何か補助金とかいうのはないんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(井元誠二君)耕地課長の井元です。河野議員の再質問にお答えします。  今、平成二十八年から令和二年にかけてですね、鳥獣防止柵ですかね、の設置とか、水路の整備とか、石積みの再整備とか、そういったのは地方創生交付金というのがありましてそこの事業の中で行ってきたんですけど、それは令和二年でもう終わってるもんですから、田んぼの進入路に関してもですね、棚田再生協議会のほうから要望は出てるんですけど、私たちが有利な事業というのも探してるんですけど、どうしても地元の負担がかかるとか、そういった部分がありますし、あと、私たちが心配してるのが景観が一番の棚田だと思いますので、人工物を入れた場合、景観、見た目はどうなるのかなっていう心配もありますので、また有利な事業が見つかればですね、また再生協議会の方と相談をさせていただきたいですし、また、景観の方面からもですね、ちょっと協議をさせていただきたいなというふうに思っているところです。
     以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)大掛かりな工事になると当然景観を損なう可能性があるので、そこまでの工事じゃなくてもですね、ちょっと造成までいかないんですけど、ちょっと通り道を造る程度で十分賄えると思うんです。やはり棚田を維持していく、当然、中山間とか利用して地元の方もやってるんですけど、やはりどうしても負担が大きくなる分があるので、やはり何か一つ事業を見つけていただいて地元負担についてはまた中山間交付金とかを活用するとかいろんなアイデアをぜひですね、検討していただきたいと、そんなふうに思います。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(井元誠二君)お答えします。  今、議員が言われたように、中山間の補助金を活用したりとかができるということですので、また案を持ってですね、地元の方とちょっとお話をさせていただきたいと思います。私たちが聞いてたのは川の横をずっと上がっていくような農道っていうのをちょっと聞いてましたので、今言われたように田から田ぐらいの進入路とかであればまた景観に配慮しながら考えていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)地元の方はそういう道も当然要望は出てると思うんですけど、個人的な意見としてそういった面もぜひというふうに思ってます。  以上です。  それでは、三つ目のテニスコートの件です。  まず、今、当然公園内のテニスコートなんですけど、計画で言うと、もう実施設計は終わってるんですか。それともまだ今実施設計前ということで、状況としては。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)都市計画課長の大木でございます。  実施設計は現在発注をしておりまして、今年度中に設計業務は終わる予定でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)以前、全員協議会で説明があったんですけど、ちょっとした図面とかもあったんですけど、その後、何か変更があったんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)お答えします。  現在、基本設計、この前全員協議会で説明させていただいたのは基本設計の図面でございまして、それを基に今、詳細設計、実施設計を行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)じゃあその実施設計に当たったですね、競技団体との協議を行っているところというんですが、実際まだ協議自体は行ってないということですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)お答えします。  競技団体との協議でございますけども、現在、十月の六日に基本設計の図面を利用しましてテニスコートの規模、設備等を説明させていただきました。その後、書面にて要望を頂きたいとうちのほうから要望しまして、十月三十一日に同連盟から要望書を提出していただきました。その回答を十一月二十八日に両連盟に要望書の回答という形でさせていただいておりますし、この回答書の説明をですね、近いうちに同連盟に口頭でまた詳細にしたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)当然、その要望書の内容によっては可能な部分となかなか難しい部分とあると思うんですけど、その要望書の要望内容は反映する形で設計に当たっていると。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)要望内容につきましては国庫補助事業を活用して行う公園でございますので、当然、規模等は大きな大会が開催できる規格を備えるところでございますけども細かい備品等については御期待に沿えないところもございますので、そこについてはまた詳しく説明させていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)この前、全員協の資料でいくといろいろ図面があったんですけど、その中で例えば大きな大会をするに当たって、当然駐車場は別としてやはり例えば大分の事例で行くとやはりテントとかアップをするスペースとかの確保とかが必要になってくるんですけど、その辺を確保できるスペースが取れるのかどうか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)テニスコートのサイズですけれども、いわゆる硬式テニスとソフトテニスのコート自体の大きさは一緒なんですけども、アウトコースのサイズが違っておりまして、硬式テニスのほうが少し大きい形になりますので、両大会が開催できる規格のサイズで大きなほうを採用していきたいというふうに思っております。それとクラブハウス、そして観覧席の屋根等についても整備をしたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)クラブハウスも観覧席とかその辺もやはり競技団体の意見をしっかり聞かないとせっかく造ってもなかなか使い勝手が悪いとかいう施設になっても困るので、その辺ですね、やはり十分協議団体の意見を聞いて取り組んでいただきたいと思います。  実際、今、実施設計の途中ということで、仮にですね、変更というか、設計の変更とかいうことも可能なのかどうか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)現在ですね、基本設計の段階で競技目的の施設についてはほぼ規格がそろっておりましたので、両連盟については現在の基本計画の設計でおおむね了承を頂いているところであります。細かいところについては出入口の位置であったりとかいうのは構造的に可能な部分については対応していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)当然、予算の関係もあると思うんですけど、先ほどから何回も言うように、せっかく十面造って大きな大会が開催できる施設ができるので、後々、やっぱ使い勝手が悪い、利便性の悪い施設にならないようにですね、十分競技団体と協議して設計に当たっていただきたいとそんなふうに思っています。  その辺、市長、このテニスコート整備についてどのようなお考えを持っているか。 ◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)河野議員の再質問にお答えいたします。  今、担当課長から申し上げたとおり、競技団体とよく協議をしていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)十分協議を行ってすばらしい施設ができるよう努めていただきたいと思います。  それでは認知症の関係にまいります。  まず新たな事業が追加されたんですけど、追加された背景というのはどういったことが考えられますか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)介護保険課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  改正の背景としてこれが理由ですよというような書き方をされたものはないんですけれども、本人の意欲向上であったり、一般質問の回答のほうにもありますように、一体的支援の必要性、介護者が孤立してしまうような状況という現状を踏まえての改正だと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)先ほど答弁であったように、宇佐市としては以前より一体型の支援に取り組んできたということで、先進的に取り組んできたということなんですけど、例えば認知症カフェ、それから家族の会についてもうちょっと内容をどういった形でやってるのか教えていただきたいんですけど。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)お答えいたします。  認知症カフェ、オレンジカフェとも言われるんですけれども、宇佐市社会福祉協議会に委託をしておりまして、毎月二回開催されております。参加者は認知症の方御本人の方、家族の方、それから地域の方、専門職の方、どなたでも参加していただけるという形でお茶を飲みながら気楽にお話をしませんかということで、百円の参加費はかかるんですけれども、毎回開催をしているような状況でございます。  また、家族の会も月に二回開催をしております。年間二十四回開催をしておりまして、昨年度はコロナ禍ということもございまして開催回数が若干減ってはいるんですけれども、家族の会の中で二十四回の中に男性介護者の会、男性の介護者だけの悩みを相談しましょうという会ですとか、それから御本人と一緒に参加をしてみましょうというような会も特別に設けて実施をしている状況でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)主にオレンジカフェと家族の会があるんですけど、この新事業が追加されたことで今後何か新たに取り組むような事業がありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)お答えいたします。  市としましては以前より一体的支援ということで取り組んでまいりました。今年ですね、実験的にではございますが家族の会の中で二部構成をして家族の会が終わった後にオレンジカフェをセットしてみてはどうかなという試みも実施しております。  また、認知症サポーター、最近、受講者が少なくなっていることもございまして先月小学校のほうにお邪魔をさせていただいて小学校五年生対象でしたがそういった方々にも認知症を知っていただきたいということで啓発を進めているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)当然御本人、それから家族の方だけではやはり地域で生活するのは大変と思うので、先ほど小学校でもあったということで、そういった部分をですね、少しずつでも広げていっていただきたいなと、そんなふうに思います。  それでは最後に介護報酬の件なんですけど、これは大体答弁で分かったんですが、なかなかどうしても全ての事業所が申請する、申請というか加算の対象にならないという部分があるんですけど、その加算できない事業所に対して市としてどういった対策を考えているか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)このベースアップにつきましてはそもそも条件として処遇改善加算を取っている事業所ということでその条件をクリアしたところでないとベースアップ加算ができないというような状況でございます。処遇改善加算を取ってない事業所についてはどういった理由が考えられるかというと、事務の煩雑さというところをよく御意見を頂くところなんですが、市のほうに御相談を頂きましたらどういった形で導入をしていくのかそういった支援はしてまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)少しでも多くの事業所が処遇改善を取れるような支援をぜひしていただきたいと思います。  これはあくまで先ほど答弁もあったように影響については何か月か先を見ていかないと分からないと思うんですけど、やはり市として今後ですね、この処遇改善の加算が介護職員のベースアップにどれぐらい、これによって介護職員がどれぐらいベースアップできたかというのをぜひですね、追跡調査じゃないですけどしていただきたいんですよ。なかなか目に見えない部分で難しいとは思うんですけど、半年先なりを目途に。じゃないとなかなかこういった加算、処遇改善、新たな加算ができました、でも実際、現場の職員にどれだけ反映されたというのはなかなか分からないと思うんです。難しいとは思いますがぜひ追跡調査をしていただきたい。また六か月後に聞きますので、ぜひよろしくお願いします。  それと同時にですね、やはり前のときも言ったんですけど、やっぱりこういった処遇の改善については介護保険の会計ではなく独自の財源を国に対して要望していただきたい、引き続き要望していただきたいと思います。  以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で河野睦夫議員の一般質問を終結いたします。  ただいま市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。次の本会議は明日八日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それではここで議会事務局長より発言の申出がありますので許可をします。  議会事務局長 尾方勇司君。 ◯議会事務局長(尾方勇司君)皆様、お疲れさまでございます。議会事務局長の尾方でございます。  議案質疑についてお知らせをいたします。議案質疑の通告は十二月九日の午前十時までとなっております。議案質疑は通告なしでも行うことは可能でありますが、的確な説明を求めるため、議案等に対する質疑がありましたらできるだけ事前通告をお願いいたします。  なお、自己所属の常任委員会に関する議案につきましては質疑は控えると内規及び先例に規定しておりますので御注意をお願いいたします。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり御苦労でございました。                     散会 午後二時五十六分 宇佐市議会...