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2022年06月16日 令和4年第3回定例会(第4号) 本文
2022年06月16日 令和4年第3回定例会(第4号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2022-06-16
    2022年06月16日 令和4年第3回定例会(第4号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2022年06月16日:令和4年第3回定例会(第4号) 本文 (348発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (四日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯副議長(井本裕明君)議長から欠席の届けがありましたので、地方自治法第百六条第一項の規定により、副議長の私が議長の職務を行います。御協力のほど、よろしくお願いいたします。  ただいま出席議員は十九名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和四年六月第三回宇佐市議会定例会を再開いたします。  ここで、開議に先立ち、本定例会の議事録署名議員として指名した永松 郁君が遅参のため、この際、会議録署名議員の追加指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第八十八条の規定により、議長において、一番 河野健治朗君を指名いたします。  これより本日の会議を開きます。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯副議長(井本裕明君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和四年六月十六日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十番    │一、原油価格・物価高騰に対する財政支援  │市長、教育長┃
    ┃衛藤義弘君 │ について                │および   ┃ ┃      │  総合緊急対策では、自治体の事業を財  │担当部課長 ┃ ┃      │ 政支援する地方創生臨時交付金を拡充し  │      ┃ ┃      │ て、「原油価格・物価高騰対応分」とい  │      ┃ ┃      │ う新たな枠をつくり、生活者や事業者を  │      ┃ ┃      │ 支援していくのが目的です。国へ実施計  │      ┃ ┃      │ 画を提出する必要があります。早急な実  │      ┃ ┃      │ 施を図りたい。そこで、活用事例を紹介  │      ┃ ┃      │ し、執行部の答弁を求めます。      │      ┃ ┃      │ (1)学校給食費の負担軽減です。保護者の  │      ┃ ┃      │  負担増を回避するため、食材費などの  │      ┃ ┃      │  増額分を支援することができます。対  │      ┃ ┃      │  象は学校、保育所、幼稚園、認定こど  │      ┃ ┃      │  も園、認可外保育施設、介護施設の食  │      ┃ ┃      │  事にも適用可能です。今後の支援の対  │      ┃ ┃      │  象に加えてはいかがでしょうか。    │      ┃ ┃      │ (2)水道、電気・ガスなど公共料金への負  │      ┃ ┃      │  担軽減策に充てられます。市の見解は  │      ┃ ┃      │  どうでしょうか。           │      ┃ ┃      │ (3)二〇二二年度に新たに住民税非課税世  │      ┃ ┃      │  帯になった世帯への十万円給付や、所  │      ┃ ┃      │  得が低い子育て世帯への子ども一人当  │      ┃ ┃      │  たり五万円給付についても、対象拡大  │      ┃ ┃      │  や支給額の上乗せもできます。ある自  │      ┃ ┃      │  治体では、住民税非課税世帯への十万  │      ┃ ┃      │  円給付について、対象外となっている  │      ┃ ┃      │  課税世帯のうち、世帯所得二百万円以  │      ┃ ┃      │  下の世帯に現金給付を実施していま   │      ┃ ┃      │  す。答弁を求めます。         │      ┃ ┃      │ (4)事業者支援として、バスやタクシー等  │      ┃ ┃      │  の公共交通、トラックなど地域の物流  │      ┃ ┃      │  分野の事業者への経営支援について答  │      ┃ ┃      │  弁を求めます。            │      ┃ ┃      │ (5)事業者支援として、電気・ガス・水道  │      ┃ ┃      │  といった公共料金も対象になります。  │      ┃ ┃      │  答弁を求めます。           │      ┃ ┃      │二、ヤングケアラー支援について      │      ┃ ┃      │ (1)ヤングケアラーとは、大人に代わって  │      ┃ ┃      │  毎日のように家族の世話や家事をする  │      ┃ ┃      │  十八歳未満の子どもさん。家族に病気  │      ┃ ┃      │  や障害のある人がいることも多い。ヤ  │      ┃ ┃      │  ングケアラー支援には、早期発見・把  │      ┃ ┃      │  握や広報・啓発などの活動が必要です  │      ┃ ┃      │  が、厚労省・文科省の支援策が盛り込  │      ┃ ┃      │  まれています。現状と今後の支援策に  │      ┃ ┃      │  ついてお聞きします。         │      ┃ ┃      │ (2)自治体支援として、宇佐市の実態調査  │      ┃ ┃      │  や職員研修など国の財政支援を受けら  │      ┃ ┃      │  れます。今後の対応についてお聞きし  │      ┃ ┃      │  ます。                │      ┃ ┃      │ (3)教育委員会として、ヤングケアラー支  │      ┃ ┃      │  援(誰一人取り残さない)重要性につ  │      ┃ ┃      │  いてお聞きします。          │      ┃ ┃      │三、新婚世帯への支援の拡大について    │      ┃ ┃      │ (1)結婚新生活応援事業補助金の三年間の  │      ┃ ┃      │  実績と課題及び広報・啓発についてお  │      ┃ ┃      │  聞きします。             │      ┃ ┃      │ (2)申請期間が来年一月末までとなってい  │      ┃ ┃      │  るが、引き続き事業継続するのか。ま  │      ┃ ┃      │  た、補助金上限に達したら終了するに  │      ┃ ┃      │  関し、この条件を取っ払うべきではな  │      ┃ ┃      │  いか。                │      ┃ ┃      │四、婚活事業の実態について        │      ┃ ┃      │ (1)コロナ禍にあって、事業が止まってい  │      ┃ ┃      │  ると考えるが、再開のめどと工夫につ  │      ┃ ┃      │  いて伺う。              │      ┃ ┃      │ (2)現状の婚活サポータの登録数と活動状  │      ┃ ┃      │  況、イベントに関わる方々の特徴のあ  │      ┃ ┃      │  る活動についてお伺いします。     │      ┃ ┃      │ (3)野外でのイベント行事など呼びかける  │      ┃ ┃      │  工夫をすべきではないか。(コロナを  │      ┃ ┃      │  勘案して)              │      ┃ ┃      │五、若者の地域活動について        │      ┃ ┃      │ (1)若者が地域活動に参加しなくなってい  │      ┃ ┃      │  る現状があります。その理由の分析と  │      ┃ ┃      │  対応策を検討したことがあるでしょう  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)これからの宇佐市を担っていく世代   │      ┃ ┃      │  に、補助金制度を設け支援をし、活動  │      ┃ ┃      │  の活性化を促すべきではないか。    │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二番    │一、漁業関係について           │市長および ┃ ┃吉田泰秀君 │ (1)コロナウイルスの影響で未だに大変な  │担当部課長 ┃ ┃      │  状況にある漁業者に対して、市はどの  │      ┃ ┃      │  ように考えているか。         │      ┃ ┃      │ (2)五月二十九日に二年ぶりに浜の市が開  │      ┃ ┃      │  催され大盛況だったが、今後も継続し  │      ┃ ┃      │  ていくために問題点や改良点はある   │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (3)あさり復活に向けて鹿児島大学の西教  │      ┃ ┃      │  授が調査をしているが、現在の進捗状  │      ┃ ┃      │  況や今後のスケジュールは。      │      ┃ ┃      │二、市役所横の宇佐ひろばについて     │      ┃ ┃      │ (1)宇佐ひろばを利用するにあたり必要な  │      ┃ ┃      │  手続きなどは。            │      ┃ ┃      │ (2)宇佐ひろばを利用してイベントを行う  │      ┃ ┃      │  際、生ものの販売や調理をするのに火  │      ┃ ┃      │  を使う販売に規制はあるか。      │      ┃ ┃      │ (3)豪雨や台風などの自然災害の時期を迎  │      ┃ ┃      │  え、宇佐ひろばを利用して必要な情報  │      ┃
    ┃      │  を周知することはできないか。     │      ┃ ┃      │三、宇佐市の水路に関して         │      ┃ ┃      │ (1)宇佐市に数多くの水路があるが、農繁  │      ┃ ┃      │  期を迎え水量も増すなか危険な場所が  │      ┃ ┃      │  見受けられるが、どこまで把握ができ  │      ┃ ┃      │  ているか。              │      ┃ ┃      │ (2)通学路における水路の危険箇所は把握  │      ┃ ┃      │  できているか。            │      ┃ ┃      │ (3)危険な場所についてどのような対応を  │      ┃ ┃      │  しているか。             │      ┃ ┃      │四、ポリテク跡地のサッカー場が今は利用  │      ┃ ┃      │ できない状況にあるが、保護者の方より  │      ┃ ┃      │ 利用できるようにして欲しいとの声を多  │      ┃ ┃      │ く聞くが以前のような利用はできないの  │      ┃ ┃      │ か。                  │      ┃ ┃      │五、宇佐浪漫の曲をご当地ソングとして今  │      ┃ ┃      │ 後アピールできないか。         │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃七番    │一、過疎化対策について          │市長、教育長┃ ┃和気伸哉君 │ (1)総務省が人口減少率などに基づき「過  │および   ┃ ┃      │  疎地域」に指定する自治体が二〇二二  │担当部課長 ┃ ┃      │  年度に八百八十五市町村となり、一九  │      ┃ ┃      │  七〇年の制度開始以来初めて全国千七  │      ┃ ┃      │  百十八市町村(東京二十三区を除く)  │      ┃ ┃      │  の半数を超えることがわかった。過疎  │      ┃ ┃      │  地域は、四十年間の人口減少率が二   │      ┃ ┃      │  八%以上などの人口要件と、財政力指  │      ┃ ┃      │  数が全市町村平均の〇・五一以下とな  │      ┃ ┃      │  る財政力要件を満たした場合に指定さ  │      ┃ ┃      │  れるが、本市の状況は。        │      ┃ ┃      │ (2)指定された自治体は、国の財政措置の  │      ┃ ┃      │  対象となり、国が元利償還金の七割を  │      ┃ ┃      │  地方交付税で負担する過疎対策事業費  │      ┃ ┃      │  (過疎債)を活用することができるが  │      ┃ ┃      │  本市はどのように活用しているのか。  │      ┃ ┃      │ (3)総務省は過疎市町村のうち九十四市町  │      ┃ ┃      │  村は、二〇二一年に転入者が転出者を  │      ┃ ┃      │  上回る「転入超過」だったとの集計を  │      ┃ ┃      │  公表した。移住者の呼び込みや、子育  │      ┃ ┃      │  て支援に力を入れた影響とみられる   │      ┃ ┃      │  が、本市の状況は。          │      ┃ ┃      │二、学校教員について           │      ┃ ┃      │ (1)文科省は昨年度、教員不足の調査を初  │      ┃ ┃      │  めて実施し、公立の小中学校では全国  │      ┃ ┃      │  的に不足していたことが判明した。今  │      ┃ ┃      │  年度の状況も各地の教委を調査すると  │      ┃ ┃      │  昨年度同様厳しい状況ということだ   │      ┃ ┃      │  が、本市の状況は。          │      ┃ ┃      │ (2)小中学校教員の困りごとや、その解決  │      ┃ ┃      │  策などをまとめた冊子「ほんの少し変  │      ┃ ┃      │  えるだけでうまくいく」を高知市教育  │      ┃ ┃      │  委員会が作成した。子どもの困った行  │      ┃ ┃      │  動の背景を解説し、保護者も子育てに  │      ┃ ┃      │  活用できる内容となっている。教員の  │      ┃ ┃      │  困りごと解決へ市教委はどのような対  │      ┃ ┃      │  策を行っているのか。         │      ┃ ┃      │ (3)竹田市教委は本年度から、市内全ての  │      ┃ ┃      │  小中学校で家庭訪問を廃止した。家庭  │      ┃ ┃      │  を知り保護者と接する機会が減ること  │      ┃ ┃      │  への懸念もある中、準備や移動に多大  │      ┃ ┃      │  な時間を取る慣例を見直して、教員の  │      ┃ ┃      │  負担軽減につなげるとして県内で初め  │      ┃ ┃      │  て踏み切った。本市も参考にするべき  │      ┃ ┃      │  取り組みだと思うが、市教委の見解   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │三、将来の水道事業について        │      ┃ ┃      │  安心で安全な水道事業を持続させてい  │      ┃ ┃      │ くために、有収率や普及率を向上してき  │      ┃ ┃      │ ているがこの先も課題は多く、特に管理  │      ┃ ┃      │ 面での業務量や技術力、また人財の確   │      ┃ ┃      │ 保・育成に追われるのではないかと危惧  │      ┃ ┃      │ する一方、厚労省が推進している広域化  │      ┃ ┃      │ や官民連携の改革も視野に入れておくこ  │      ┃ ┃      │ とも重要なことかと推察するが市の見解  │      ┃ ┃      │ は。                  │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十三番   │一、『地域と暮らしを守る。』       │市長および ┃ ┃辛島光司君 │ (1)市長が掲げた縦軸と横軸、県の事業と  │担当部課長 ┃ ┃      │  して横軸の黒川松崎線の整備が始ま   │      ┃ ┃      │  る。二十九年度の完成を目指すとのこ  │      ┃ ┃      │  とだが、全体のタイムスケジュール   │      ┃ ┃      │  は。また、完成後の期待や効果は。   │      ┃ ┃      │ (2)四月の企業物価が前年同月比一〇%上  │      ┃ ┃      │  昇した。ロシアのウクライナ侵攻によ  │      ┃ ┃      │  る原油や原材料の高騰、円安による輸  │      ┃ ┃      │  入価格の上昇の影響が大きい。大企業  │      ┃ ┃      │  には追い風のところも多々あるが、市  │      ┃ ┃      │  内の中小企業や商店には厳しい環境と  │      ┃ ┃      │  なっている。市として、どのような対  │      ┃ ┃      │  応・支援を考えているのか。      │      ┃ ┃      │ (3)平和ミュージアムの建設については   │      ┃ ┃      │  「オリンピックが終わるまで、当面は  │      ┃ ┃      │  白紙。」ということだったと思う。豊  │      ┃ ┃      │  の国宇佐市塾、宇佐まちなみ修景隊な  │      ┃ ┃      │  どが独自の活動を続けている。現在の  │      ┃ ┃      │  考えは。               │      ┃ ┃      │ (4)国の文化審議会が国連教育科学文化機  │      ┃ ┃      │  関の無形文化遺産登録に申請する候補  │      ┃ ┃      │  に「伝統的酒造り」を選んだ。宇佐市  │      ┃ ┃      │  としても清酒特区として具体的な施策  │      ┃
    ┃      │  を考える時期ではないか。       │      ┃ ┃      │ (5)長引くコロナ禍の影響で、市内の様々  │      ┃ ┃      │  なサークル活動が停滞、消滅の危機に  │      ┃ ┃      │  際している。それぞれのサークルの現  │      ┃ ┃      │  状を調査して、寄り添った対応が必要  │      ┃ ┃      │  だと思うが。             │      ┃ ┃      │ (6)高齢者支援として、現状を鑑みて注力  │      ┃ ┃      │  が必要なところは。          │      ┃ ┃      │二、『子どもたちの未来を守る。』     │      ┃ ┃      │ (1)視覚障がいを持つ人の現状は。また、  │      ┃ ┃      │  それぞれの障がいに対しての支援や対  │      ┃ ┃      │  応は。                │      ┃ ┃      │ (2)図書館や児童館、公民館などの公的な  │      ┃ ┃      │  施設が主に月曜休館となっている。利  │      ┃ ┃      │  便性の観点からも休館日をずらすべき  │      ┃ ┃      │  だと思うが。             │      ┃ ┃      │ (3)外国からの留学生支援について、宇佐  │      ┃ ┃      │  市が第二の故郷となる留学生に対して  │      ┃ ┃      │  の支援が必要。県下の高校では特出し  │      ┃ ┃      │  ている留学生数だと思う。宇佐市とし  │      ┃ ┃      │  て積極的に支援するべきではないの   │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯副議長(井本裕明君)十番 衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)皆さん、おはようございます。十番、公明党の衛藤です。  今回は、五項目について、第一回目の質問をさせていただきます。  ロシアによるウクライナ侵攻ということで、私はロシアというよりプーチンと名指しをさせていただいておりますが、絶対的支配の下で、世界中がですね、経済及び原油、それから物価に大きな影響を与えていると。非常にこれはゆゆしき問題だと思っております。どこかで終止符が打たれることを願ってやみません。  それでは、一項目めから第一回目の質問をさせていただきます。  一項目め、原油価格・物価高騰に対する財政支援について。  一点目、総合緊急対策では、自治体の事業を財政支援する地方創生臨時交付金を拡充して、原油価格・物価高騰対応分という新たな枠をつくり、生活者や事業者を支援していくのが目的でございます。国へ実施計画を提出する必要もあります。早急な実施を図りたい。  そこで、活用事例を紹介し、執行部の答弁を求めます。  一点目、学校給食費の負担軽減でございます。  本議会で追加議案として提出をされていますが、よろしくお願いします。保護者の負担増を回避するため、食材費などの増額分を支援することができます。対象は、学校保育所、幼稚園、認定こども園、認可外保育園施設、介護施設の食事にも適用可能です。今後の支援の対象に加えてはいかがでしょうか。  2)水道、電気、ガスなど公共料金への負担軽減策に充てられます。市の見解はどうでしょうか。  3)二〇二二年度に新たに住民税非課税世帯になった世帯への十万円給付や、所得が低い子育世帯への子供一人当たり五万円給付についても対象拡大や支給額の上乗せもできます。ある自治体では、住民税非課税世帯への十万円給付について、対象外となっている課税世帯のうち、世帯所得二百万以下の世帯に現金給付を実施しています。  以上で答弁を求めます。  4)事業者支援として、バスやタクシー等の公共交通、トラックなど地域の物流分野の事業者への経営支援についても答弁を求めます。  5)事業者支援として、電気、ガス、水道といった公共料金も対象になります。  以上、答弁を求めます。  二項目め、ヤングケアラー支援について。  一項目め、ヤングケアラーとは、大人に代わって毎日のように家族の世話や家事をする十八歳未満の子供さん、家族に病気や障害のある人がいることも多く、ヤングケアラー支援には、早期発見、把握や広報、啓発などの活動が必要ですが、厚労省、文科省の支援策が盛り込まれています。現状と今後の支援策についてお聞きします。  二点目、自治体支援として、宇佐市の実態調査や職員研修など、国の財政支援を受けられます。今後の対応についてお聞きします。  三点目、教育委員会として、ヤングケアラー支援、誰一人取り残さない、SDGsの趣旨も含め、重要性についてお聞きいたします。  三項目め、新婚世帯への支援の拡大について。  一点目、結婚新生活応援事業補助金の三年間の実績と課題及び広報啓発についてお聞きします。  二点目、申請期間が来年一月までとなっていますが、引き続き事業継続があるのか。また、補助金上限に達したら終了するに関し、この条件を取っ払うべきではないか。  四項目め、婚活事業の実態について。  一点目、コロナ禍にあって事業が止まっていると考えますが、再開のめど、工夫について伺います。  二点目、現状の婚活サポーターの登録数と活動状況、イベントに関する方々の特徴のある活動についてお伺いします。  三点目、野外でのイベント行事など、呼びかける工夫をすべきではないか。  五項目め、若者の地域活動について。  一点目、若者が地域活動に参加しなくなっている、これは全国的ですが、現状があります。その理由の分析と対応を検討したことがあるのでしょうか。  二点目、これからの宇佐市を担っていく世代に、補助金制度などを設け、支援をし、活動の活性化を促すべきではないでしょうか。  以上、第一回目の質問を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、原油価格、物価高騰に対する財政支援についての一点目から五点目までは関連がありますので、一括してお答えをいたします。  国は、コロナ禍において、原油価格や電気、ガス料金を含む物価の高騰の影響を受けた生活者や事業者の負担軽減を、地域の実情に応じ、きめ細やかに実施できるよう、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を拡充した上で、地方自治体に対して八千億円を先行して交付いたしました。  本市への配分額は、拡充された原油価格・物価高騰対応分が約二億七百万円、従来の感染防止及びアフターコロナ対策分が約七千万円となっております。  市ではこれを受けて、令和三年度繰越分である五千万円を加えた計約三億二千七百万円を原資とした補正予算案を取りまとめ、今議会へ提出したところであります。  具体的な事業といたしましては、第一に子育て関連といたしまして、学校給食費の二、三学期間の無償化や保育施設等への食材費補助を予定しております。  第二に市民や事業者関連として、水道料金基本料の四か月間の減免や指定ごみ袋販売価格の六か月間の値下げ、また、プレミアム商品券発行支援を予定しております。  第三に農林水産関連として、園芸作物資材購入補助や漁業継続支援等を予定しており、総事業費は、国の交付額を上回る四億七千八百七十万円となっております。  なお、学校給食費の無償化等に伴い、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の対象範囲拡大や、低所得の子育て世帯に対する生活支援給付金の上乗せは考えておりません。  また、バスやタクシーなど公共交通事業者に対しましては、県が別途支援策を講じると伺っております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯副議長(井本裕明君)次に、二項目め、ヤングケアラー支援についての三点目を、教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育長の高月でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、ヤングケアラー支援についての三点目、教育委員会としてヤングケアラー支援の重要性についてですが、一般的に、本来、大人が担うと想定される家事や家族の世話などを日常的に行っている十八歳未満の子供、いわゆるヤングケアラーにつきましては、家庭での介護負担等により、子供たちの学力、就学機会の制限や友人関係の乏しさを招くなど、社会性の獲得にも大きな影響を与え、孤立につながることが問題視されております。  市教育委員会といたしましては、介護等が原因による学習面での遅れ、進学や就職等の進路の変更、長期にわたり保護者との愛着が断たれるということで引き起こされる愛着障害など、様々な問題を抱えている児童生徒に対するヤングケアラー支援は大変重要であると認識しております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)次に、二項目め、ヤングケアラー支援についての一点目及び二点目を、福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の垣添でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、ヤングケアラー支援についての一点目、ヤングケアラー支援には、早期発見、把握や広報啓発などの活動が必要だが、現状と今後の支援策はについてですが。  まず、ヤングケアラーの現状ですが、県の調査によりますと、ヤングケアラーの認知度は低く、聞いたことはないと回答した児童生徒の割合は約七割など、様々な実態が明らかになっております。そのため、ヤングケアラーの社会的認知度を高め、本人がヤングケアラーであると気づき、相談しやすい環境づくりが重要と考えております。  今後は、学校や市教育委員会と連携しながら、ヤングケアラーの早期発見、把握や広報啓発を行うとともに適切な支援につなげられるよう取り組んでまいります。  二点目、自治体支援として、宇佐市の実態調査や職員研修など今後の対応はについてですが、ヤングケアラーの実態調査については既に県が調査を行っておりますので、現在のところは考えておりません。  また、職員研修についても、県が研修会の開催を予定しておりますので、関係機関に周知するとともに、市として積極的に参加し、スキルアップを図っていきたいと考えております。  今後も、県や教育機関との連携を強化し、ヤングケアラーが直面する家族の複合的な課題を包括的に把握し、家族の状況に応じて、福祉、介護、医療など適切な福祉サービスにつなげていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)最後に三項目め、新婚世帯への支援の拡大についてから五項目め、若者の地域活動についてまでを、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)皆さん、おはようございます。総務部長の祥雲でございます。十番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、新婚世帯への支援の拡大についての一点目、結婚新生活応援事業補助金の三年間の実績と課題及び広報啓発についてですが、本事業は、経済的理由で結婚に踏み出せない若者世帯を対象に、婚姻に伴う新生活を経済的に支援することにより、婚姻及び定住の促進を図ることを目的に平成二十八年度より実施しております。  過去三年間の交付件数並びに実績額は、令和元年度が十八件、二百九万千円、令和二年度が十八件、二百五万五千円、令和三年度が二十一件、二百二十二万五千円となっております。  課題といたしましては、本制度の活用をきっかけに、本市で結婚生活をスタートさせ、出産や子育てなどを経て、補助対象期間終了後も引き続き本市での居住につながっているのか把握できていないことが挙げられます。また、広報啓発につきましては、市の広報やホームページ、地域情報サイト、リアルTOWNうさなどを活用し、結婚を検討中の方々に情報が届けられるよう努めております。  二点目、申請期間が来年一月末までとなっているが、引き続き、事業を継続するのか、また、補助金上限に達したら終了する条件を取り払うべきではないかについてですが、本事業は、国の地域少子化対策重点推進交付金を活用して実施しております。今後の事業継続や、予算が上限に達した場合の取扱いについては、国の状況や市民ニーズなどを総合的に勘案しながら調査研究してまいります。  次に、四項目め、婚活事業の実態についての一点目、コロナ禍にあって事業が止まっていると考えるが、再開のめどと工夫についてですが、本市で取り組む婚活事業として、結婚願望を持つ独身男女の橋渡しを行う仲介者を養成する婚活サポーター事業や、民間団体による男女の出会いの場を創出する婚活イベントの開催補助事業がございます。両事業とも、コロナ禍において中止や延期といった対応が続いておりましたが、今年度は、イベント主催者をはじめ、関係者において、手指消毒や密の回避、換気の徹底など、感染拡大防止対策や様々な工夫を講じることによりイベント等の開催を計画していると聞いております。  二点目、現状の婚活サポーターの登録数と活動状況、イベントに関わる方々の特徴ある活動についてですが、本年四月時点での婚活サポーターの登録者数は二十七名となっており、サポーターの方々が結婚希望者に対し、出会いの場の提供や交際に向けた仲立を行うことで、成婚に至るよう尽力いただいております。  また、イベントに関わる方々の特徴ある活動については、過去に大分市をホームグラウンドとするサッカーのクラブチーム大分トリニータを応援するファンに限定したイベントや、四日市東別院を舞台にお香作りなどを楽しみ親交を深めるイベントなどが開催されております。  三点目、野外でのイベント行事などを呼びかける工夫をすべきではないかについてですが、コロナウイルス感染症防止対策として野外でのイベント開催は有効であると考えますので、国が示すイベントの開催制限、施設の使用制限等に係る留意事項等を参考に、コロナ禍での安全に配慮したイベント開催に向け助言を行い、本事業の積極的な活用が図られるよう注視してまいります。  次に、五項目め、若者の地域活動についての一点目、若者が地域活動に参加しなくなっている現状の分析と対応策の検討と、二点目の補助金制度を設け、活動の活性化を促すべきではないかについては、関連がありますので、一括してお答えをいたします。  近年、人口減少、少子高齢化の進行により、地域においてコミュニティ機能を維持しにくいことが課題となっており、若者の地域活動への参加はその解決策になるものと考えます。しかしながら、議員御指摘のとおり、若者が地域活動に参加できていないとの声を耳にいたします。  その理由としては、地域外への通勤や勤務スタイルの変化などにより、地域活動に費やす時間が持てなくなっていることや、情報化の進展、価値観の多様化などにより人間関係が希薄化し、コミュニケーションを図る機会が少なくなっていることが要因と考えます。  本市では、今年度より、子育て世帯が市内にマイホームを新築した場合、十万円を交付する、定住促進子育てホーム新築奨励金制度を新設いたしました。その申請書類に、自治会活動など地域のまちづくり活動に積極的に参画しますとの誓約書の提出を求めることで、若者の地域活動への参画の意識醸成を図っているところです。  また、従来から地域の特色を活かし、自主的かつ主体的に取り組む創造的な事業を支援するがんばる団体応援補助金により、若者による地域活動への支援も行っているところです。  今後も、若者が地域活動に参加しやすい環境を整備するために、市として何ができるか、調査研究してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
     十番 衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)それでは、順次、再質問を行います。  まず、最初に市長からばっさり切られました。実際にですね、予算もあるんだろうと思うんですが、いろんな手当てを幅広くお願いしたいというのが私の基本的な趣旨でして、今回、原油、物価高は、数多くの方々が疲弊をしていくということを前提にいろんな事業に使っていただきたいなという思いがして、今回の質問をさせていただきました。  実はこれもですね。私ども公明党がですね、全国国民生活総点検ということで、各三千名の議員が行いまして、それをまとめまして、物価の動向とか、現状がどうあるのかとか、そういった形で一つのあれにまとめたんですよね。まとめて、また、今後の状況についてもですね、分析させていただいて、まだまだ、今からがスタートなのかなという思いがしていて、そういった緊張感を持って各自治体も取り組んでもらいたいという思いでさせていただきました。  実際にはですね、もう本当に世界経済がどうなるのだろうかと。日本に影響する各輸入や輸出や、そういった日本国内に持ち込むもの、また、出すもの、それがどういうふうに影響してくるのかなという思いがしてなりません。  今回、一応、地方創生臨時交付金の拡充をしましたのも、この国民総点検を行い、それを総理のほうに直談判して、こういった原油価格・物価高騰対応分ということで、約一兆円の規模の交付金が実施をされました。当然、私も公明党の議員なんで、この点については、しっかり今回質問を取り上げさせていただきました。  既にもう一点目、1)についてはですね、給食費の全額無償化ということでしていただきましたし、幼児教育・保育施設等の食材費の支援も行っております。また、水道料金の減免支援ということも行っていただいていますが、ちょっと一点、この枠については、一応、基本としては、ちょっと確認なんですが、実施計画を提出するということになっていて、その実施計画に基づいて予算を配分したということでよろしいんですか。 ◯副議長(井本裕明君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。衛藤議員の再質問にお答えします。  実施計画のですね、策定が求められております。これの提出期限は七月でございますが、やはりスピード感を持ったですね、対応が必要だということで、この議会に実施計画を、ある意味ちょっと前倒しで策定して計画を予算に反映させたということでございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)それでは、この実施計画はもうここで終わりということなんですかね。それとも、実施計画、まだほかの事業をやるということで、実施計画を提出すれば、また予算がつくということでよろしいんですかね。 ◯副議長(井本裕明君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  国のほうも今回先行してですね、八千億円ということでございます。まだ残り二千億円がございます。この辺については、今後の情勢を見ながらですね、また秋以降の交付を予定しているということでございますので、またその辺の情報を収集しながらですね、改めて計画の変更等は行っていきたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)ありがとうございます。  それではですね、一点目からちょっとお聞きします。もう既に報道機関によりますとね、物価高の中で、三月から七月までに約七十二品目の値上がりがもう確定をしています。その中で、六月、七月に上がるのは、カップ麺とかお酒類とかということで、企業によっては、少しずつ期限がずれる場合もあるのかも分かりませんが。この食材費ではですね、牛乳とか乳製品が四月から五・四%、それから、六・七%までの範囲、しょうゆ、加工肉、食用油、香辛料、ふりかけ、こういったのも値上がりをしております。  学校給食の食材費、どのくらい、何%ぐらい上がったのか、お聞きします。 ◯副議長(井本裕明君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(新納孝明君)学校給食課長 新納でございます。衛藤議員の再質問にお答えします。  先日、県のちょっと会議に出席させていただきまして、県の給食会の物資がやっぱり四〇%ぐらい、品数で上がっております。全体的には二%というふうに説明がございました。  だから、先日もお話ししたんですけども、直接給食に関わる部分で上がっている部分というのはごく少ないんですけども、現時点では負担等はうちの給食センターでは感じておりません。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)私、玖珠の市議会のときに、この給食費の件であれしたときに、七〇%ぐらい上がっているような話を、答弁していましたので、ちょっとずれが大き過ぎたなと思っているんですが、いいです。  次にですね、幼児教育・保育施設の中に認可外保育施設はこの補助対象に含まれているのか、お聞きします。 ◯副議長(井本裕明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。十番 衛藤義弘議員の再質問にお答えいたします。  今回の予算には、認可外の保育所の補助というものは入っておりません。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)何で含まなかったのか、ちょっと理由があればお聞きします。 ◯副議長(井本裕明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)今回のですね、補助の要綱等を見まして、市がですね、補助しているものが、認可保育園、こども園の二十六園となっておりますので、その給食費に追加して補助するということになっておりますので、そのところから予算立てしたという形になっております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)認可外保育園、宇佐市は何園あるんですかね。ちょっとお聞きします。 ◯副議長(井本裕明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。  認可外保育園は一園ございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)それからですね、介護施設は検討されたのか、お聞きします。 ◯副議長(井本裕明君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)介護保険課長の後藤でございます。再質問にお答えいたします。  介護保険施設につきましては、県下他市とも連絡を取りましたところ、施設に入所されている方と、在宅で介護を受けている方、公平性という観点から、今回は交付金の支援の対象とはしなかったという状況でございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)あんまり影響がないということなんでしょうかね。ちょっとその辺がはっきりしないんですが。 ◯副議長(井本裕明君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)お答えいたします。  介護保険施設の食費につきましては国が基準額を定めておりまして、利用者負担、契約施設と利用者の方の契約にはなりますが、食費については影響が出ていないということ。それから、所得の状況に応じまして負担限度額等の制度が設けられていることから、影響はないというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)それでは、次、二点目、2)ですね。水道、ガス、電気などの公共料金負担金減ということで、五点目の事業者についても同様で、水道については補助対象になったということなんですが、事業者は入るんですかね、この中に。 ◯副議長(井本裕明君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)上下水道課長の土居でございます。再質問にお答えいたします。  今、水道の契約件数は、市内で一万八千六百七十五件ございます。そのうち、事業者の契約件数は四百二十三件ございまして、全てを減免の対象といたしております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)分かりました。今後、ガスとか電気もですね、どういう影響があるのか。基本的には、ある程度実態調査が必要なのかなという思いがしているんですが、結構です。  それから、三点目、3)についてはですね、市長からばっさり切られたんですが、実際にですね、住民税非課税世帯から、住民税非課税世帯、もうぎりぎりの人たちって結構多いんですよね。そういう方たちを、やっぱり生活困窮者なんですよ。だから、その辺をある程度、今回こういう事業を利用していただきたいという思いが強かったんですが、市長、できればですね、まだ予算が二千億円ぐらい余っちょりますので、ある程度の対象としてですね、今後、検討していただけないだろうかと思っています。よろしいでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)福祉課長。 ◯福祉課長(土岐純哉君)福祉課長の土岐でございます。  現時点ではですね、なかなか、令和四年度の非課税世帯の方にまず十万円の給付を行うということを中心に考えております。なかなか難しいのではないかと思っておりますので、御理解のほう、お願いしたいと思います。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)はざまにある方って結構きついんですね。住民税非課税世帯の方は今度支援があると。でも、例えば、所得が百万ぐらいを上限として、そういった方たちの生活って、もう困窮なんですね、はっきり言うたら。そういうところに目を当てていただくというのも行政の仕事だと私は思っていますので、今のお話ではちょっと厳しいというんですが、ひとつ、まだ期間はありますので、検討をね、次の議会で期待しておりますので、ひとつよろしくお願いします。 ◯副議長(井本裕明君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)衛藤議員の再質問にお答えいたします。  今回の臨時交付金が拡充をされまして、宇佐市としてどういうふうに組み立てていこうかということをずっと考えました。それで、子育て世帯に対しては、給食費を二学期、三学期、無償化することによりまして、これで大体児童一人当たり三万円分ぐらいですね、補填するような形になります。  そして、子育て世帯以外の方については、専決させてもらった分で、一定程度、住民税非課税の方とかいうのは支援が行っているわけですけども、あと、その全般的にですね、物価高とかいうのは全業種に実を言うと影響していますので、ちょっと農林水産業等で、特に油をたく、よく使う方はちょっと別として、全般的にですね、まず水道料金はもうどなたも使うことですので、一般家庭も事業者も含めて、これで約一億円ぐらい、四か月分の基本料金を免除することによって一億円分ぐらい補填できると。  そしてもう一つはですね、ごみ袋なんですね。これにつきましても、今回大きい袋を三十円から二十二円に、そしてちっちゃい袋は二十円が十円にということで、十月一日からですね、一応今回の交付金という形で半年間を対象にすることによりまして、今、大体、手数料が七千数百万円ありますから、これがまず半分とか三分の二ぐらいになりますので、ここで三千万円か四千万円ぐらいですね、補填しているような形になります。これも全家庭、全事業所に影響しますので、こういったところでですね、幅広く今回の交付金を活用していただいて、今回の物価高に対応していこうという形でございます。  議員の御指摘のとおり、あと二千億円ですね、まだ国が留保している状態になっていますので、それがまた内示を受けましたら、また、今の御指摘の点もですね、また勘案しながら、また検討してまいりたいと思います。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)丁寧にありがとうございました。  それではですね、バス、タクシーについては、県が今回の県議会で提案をされています。トラックの関係はですね、私も宇佐市にトラック業界三十社強あるのを驚きました。やっぱりそういう運搬業者が多いんだなという思いがしております。  これもトラック協会のほうから多分、県のほうに要望書を出しているのをちょっと若干お聞きしていますので、この点については、各自治体がやるって金額的な部分も厳しいのかなという思いがしていますので、理解をしております。  それでは、続きましてですね、ヤングケアラーのことについてを再質問いたします。  ヤングケアラー支援ということで、実はこれも公明党主導でやらせていただいております。やっぱり、誰一人取り残さないという思いがして、これはですね、先進地はイギリスなんですね。イギリスからヨーロッパの国々に広がっておりまして、重要なのが、その子に対する健康、それから教育、それから幸福度に大きな影響を及ぼすということが判明をしておりまして、必要な支援が必要、定義づけております。教職員やソーシャルワーカーさんなどが専用のアセスメントシートを使って、例えば休みがちな子だったり、宿題の提出が遅れたり、そういったことの聞き取り調査を行っております。  そういうことで、気づいてあげるというのが大事なんですね。かなりの負担を強いられて、なかなか勉強にも集中できない。当然、健康も害されていくというようなことで、当然、子供さんたちの権利もありますので、そこは慎重にしていかないと悪いということが前提になろうかと思いますが。  今お話を聞いていただいて、教育委員会のほうでは、どのようにこのヤングケアラーについて支援を行っていくのかをお聞きしたいと思います。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都でございます。再質問にお答えします。  先ほど議員がおっしゃったように、非常にこれはもう重要な問題ということで、この県調査のほうからも、周囲の大人も、また子供自身も気づきにくいというところがですね、調査結果の中からも示されているところです。  今現在、学校では、教職員による気づきはもちろんのこと、家庭や地域や関係機関等、様々な関係者とですね、チーム学校として取り組んでいることと併せて、子供にアンケート等ですね、を日常的に取る中で、その中で、日頃の遅刻や欠席とかがあるときにはですね、それも含めて、それを見ながら、小さなサインを見直さない取組というところをしているところです。  併せまして、ヤングケアラーの窓口、相談窓口に行くように、タブレットのほうからですね、アクセスができるよう、ホームページ等にもそこにつながるようにしているところであります。  今後学校が窓口としても有効だという調査結果もありますので、取組を進めてまいりたいと思います。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)先般ですね、大分県総合教育会議のほうで、広瀬知事、それから県の教育委員がこの問題について意見交換を行っております。  またですね、先日の大分合同新聞の記事の中にもですね、発表、発表というか実態把握が出ていました。その中でですね、実際にはそのお子さんたちが県内にどのくらいいるのかということで、県下では約二千五百人いたと思います。アンケート調査の結果だろうと思うんですが。そのうちに、大分市が九百八十人ぐらいいたということで、それぞれの各自治体で、数についてはそんなに多くもないのかなという思いはしていますが、しっかりですね、現場、それから、要はその子たちを見つけてあげる、それが一番大事だろうと思うんですね。それについて今度、子育て支援課とか介護課とかで支援の強化を行っていくというのが大事だろうと思うんですね。  要は、その子からいろいろこう聞いて、今こうあるよと、こういう家事もやっているよ、障害者を見ているよとかいう話の実態をですね、把握しながら、そこにそれではどういう支援ができるかということが一番の大事だろうと思うんですが、子育て支援、西田課長、ちょっとその点についてよろしくお願いします。 ◯副議長(井本裕明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。再質問にお答えいたします。  今ですね、国のほうもヤングケアラーの支援につきましては、令和四年度から三年間、集中取組期間と位置づけてかなり力を入れております。
     市といたしましては、県と連携いたしまして、相談窓口の設置やですね、児童生徒への周知啓発及び周囲の気づきにつきまして、連携して取り組んでいくところでございます。その中で、ケアを担う子供を地域で支えるための多機関、多職種連携によるですね、ヤングケアラーのですね、支援のですね、マニュアル等も活用させていただきたいと思っています。  今後ですね、ヤングケアラーの方が早期に発見できるように体制づくりを行うとともに、もし発見された場合ですね、適切なですね、福祉サービスにつなげられるようにですね、教育関係部門と福祉部門がですね、協力して、サービスにつなげる体制づくりをつくっていきたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)よろしくお願いします。連携をしっかり取っていただきたいなと思っています。  一点だけ、ちょっと、調査した中で、友人と遊べないが八十七人で八・九%、これは大分合同新聞の記事です。宿題や勉強の時間が取れないが百九人で一一・一%、睡眠が十分取れないが八十九人で九・一%、自分の時間が取れない、これはもう当然だろうと思うんです。これが百六十七人で一七%ということで、これを見ると、なかなかもう本当、深刻だなという思いがしておりますので、しっかり支援のほうをお願いをしたいと思います。  それでは、続きまして。続きまして、三点目ですね。三点目が。どこか紛れました。三点目がですね、新婚世帯の支援の拡大についてということで、地域少子化対策重点推進交付金、これを活用しているということで、私が、この期限があって、期限じゃない、予算があって、その予算がなくなったらもう打ち切るというのは、この新婚世帯に対する支援としてはちょっと若干違和感を感じるんですよね。新婚さんを支援するということは、宇佐市の今後の子育て環境にしろ、いろんな面で大きく関わることで、それで、例えば、そんなら、受付人数が多くて、じゃあ、あなたはここでストップよというのもちょっと変な話になるのかなという思いがしています。  それで一応、質問させていただいているのですが、その辺についてはどうお考えですか。 ◯副議長(井本裕明君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)まちづくり推進課長の時枝でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  この補助金制度は、先ほど議員もおっしゃったように、地域少子化対策重点推進交付金を活用して創設をしているものです。期限に、上限に達したら打切りではということでおっしゃっておりますけれども、この交付金ができてからもう数年たっておりまして、二年間の継続ということになっておりますので、予算に関しましては、前年度の実績を勘案しながら、十分に申請者が受けられる金額をですね、予算化しておりますので、今の段階では今年の部分についても十分予算を確保しておりますので、上限に達したらという部分では、今のところ、今年、今年度はないというふうに考えておりますし、今後につきましても、他市の状況や今後の申請状況、そして申請者の方の御意見を伺いながら、拡大とかについては、今後調査研究してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)今は枠内にはまっているということなんで、これがはっきり言うたら多くなるのが私はもう喜ばしいことだと思うんですね。そのときに、もう国の交付金がなくなったからそこで打切りじゃなくって、その後に、市が単独で出すとか、そういう方法も考えられると思うんですよね。その辺はしっかり今後、検討していただきたいなと思っております。  以上です。すみません、この点については以上です。  それから、四点目、婚活事業の実態についてですが、婚活サポートが成立したときの補助金額は今までどうであるのか、お聞きします。 ◯副議長(井本裕明君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)衛藤議員の再質問にお答えいたします。  婚活サポーターの件ですけれども、奨励金制度につきましては、平成二十五年度から奨励金制度ができております。婚活サポーターの仲介により結婚が成立した場合、一組につき、十万円の奨励金を差し上げております。この奨励金につきましては、平成二十六年度に一件、二十八年度に三件、三十年度に二件、そして、令和三年度に一件で合計七件の奨励金を交付しております。このうち一件は、婚姻により、市外から転入したということで、五万円加算されて交付しております。  以上になります。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)先ほど、サポーターが二十七名ということで、当初、開設した当時は、六十、七十名近くいたと思うんですね。ということは、かなりコロナ禍もあるんですね、中止した関係もあって、なかなか、もう非常にね、これは大変だろうと思うんです、婚活サポーターは。非常に大変だろうなという、思いつつも、まだ二十七名残っているんで、この辺はですね、コロナがどういう状態になるのか分かりませんが、引き続き、ある程度募集をかけていただきたいなと思っております。  それから、一つの手として、婚活アプリとか、そういったのを、今もうネット社会になっておりますので、そういうのをですね、利用していただくのも一つの手かなと思うんですが、見解をお聞きします。 ◯副議長(井本裕明君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)まちづくり推進課長の時枝でございます。再質問にお答えいたします。  マッチングアプリの活用についてですけれども、今、若者の中では、このマッチングアプリの利用についても抵抗がなくなっていると感じております。他県につきまして、県単位でこのアプリの活用をされているところがあります。  大分県につきましても、OITAえんむす部出会いサポートセンターを県のほうが委託しておりまして、六月の十一日現在では、登録会員さんも、男女とも九百人前後いらっしゃるということで、活用されていると思います。  宇佐市につきましても、市の単位ではアプリの活用というのは、データが少ないと思いますので難しいかと思いますけれども、市民の方には、市のホームページで、このOITAえんむす部のサイトの御案内をしながら、皆様に利用していただきたいと思っております。ホームページ、またSNS等でこういった活用の周知を図っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)最後、五点目、若者等の地域活動についてということで、いろんな工夫をしていただいておりますが、実態把握のためにですね、若者を中心にアンケートとかを取るようなお考えがないか、お聞きをいたします。 ◯副議長(井本裕明君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)再質問にお答えいたします。  今のところ、アンケートを取るということは考えておりません。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)衛藤義弘君。 ◯十番(衛藤義弘君)自治会連合会のほうもですね、この問題は多分すごい悩んでいると思うんですよね。その辺である程度連携を密にしていただきたいなと思います。  家は結構建ってきているんですけど、そこにやっぱり参加しないという方もやっぱりかなり多い。仕事の関係とか、自分の趣味とか、そういった問題も多くあるんですが、その辺はですね、少しでも地域の活性化のために、ぜひ御協力していただければなと思います。  それでは、以上で私の再質問を終わります。ありがとうございました。 ◯副議長(井本裕明君)以上で、衛藤義弘議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十一時十五分といたします。                 休憩 午前十一時〇三分               ───────────────                 再開 午前十一時十五分 ◯副議長(井本裕明君)休憩前に引き続き、会議を開きます。一般質問を続行します。  二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)皆さん、こんにちは。議席番号二番、求道会の吉田でございます。  先日、ウクライナの相撲代表チームが宇佐市に合宿に見えられて、産業建設常任委員長として自分もその式典に出席させていただきました。宇佐市議会の中でも横綱級というこの体格を持った私ですから、世界で戦う選手がどういう人たちが来るのかなという、楽しみで待っていましたところ、もう、それは、自分が横に並んだら子供扱いされるようなすごい方たちがお見えになりました。  その中でですね、ロシア侵攻や、母国で大変な状況にある中でも、自分の国のプライドをかけて世界と戦う方々は、もう本当、心身ともにすごい方たちだなと改めて思わされました。その中でですね、世界大会でもウクライナ選手団が活躍することを心から応援したいと思います。  それとですね、一点、昨日ちょっと誤解がありましたので、今訂正したいと思いますけど、一般質問冒頭で河野睦夫議員さんがですね、宇佐市の三人の相撲選手というお話がありました。私を含む河野健治朗議員と川谷議員のことなんですけど、決して相撲選手ではございませんので、見た目は勘違いされるかと思いますけど、よろしくお願いします。  それとですね、もう一点、長洲のことなんですけど、長洲の沖でですね、黄金色に輝くスズキが捕れたというニュースがありました。大分合同新聞にもですね、ギョギョギョという見出しで大きく取り上げられ、テレビにも出たので御存じの方も多いと思いますけど。  実は、あの黄金のスズキを捕ったのが自分の同級生でですね、そのスズキが捕れて同級生から連絡があり、捕れたときの状況を聞きました。そしたらですね、夜、船の明かりに照らされ、網にかかったスズキに混ざってですね、金色に輝くものが上がってきたと見た瞬間、ぼっ、これは何かという思いで驚いたそうです。もう実際そのときはまだ魚とは認識していないみたいで、金の延べ棒でも上がってきたんじゃないかなという、すごい喜びがあったそうです。漁を終え、家に帰ったときにですね、あまりのうれしさ、驚きに、母親のほうに、金に輝くスズキが捕れたと、これは何かいいことがあるでという話を母親にしたところですね、母親がですね、あんた、今頃、金を取るかいと。もっと学校のときに金取っちょったらちごちょったになという話を聞いて、二人で大笑いしました。  先ほどの相撲の続きじゃないですけど、私も学校時代はそんな金が取れるような勉強は得意ではなかったんですけど、宇佐市議会になってですね、大金星が取れるように、心を込めて一般質問をしていきたいと思います。  それでは、通告に従い一般質問をいたします。  一項目め、漁業関係について。  一点目、コロナウイルスの影響で、いまだに大変な状況にある漁業者に対して、市はどのように考えているか。  二点目、五月二十九日に二年ぶりに浜の市が開催され、大盛況だったが、今後も継続していくために問題点や改良点はあるか。  三点目、あさり復活に向けて鹿児島大学の西教授が調査をしているが、現在の進捗状況や今後のスケジュールは。  二項目め、市役所横の宇佐ひろばについて。  一点目、宇佐ひろばを利用するに当たり、必要な手続などは。  二点目、宇佐ひろばを利用してイベントを行う際、生ものの販売や調理をするのに火を使う販売に規制はあるか。  三点目、豪雨や台風などの自然災害の時期を迎え、宇佐ひろばを利用して、必要な情報を周知することはできないか。  三項目め、宇佐市の水路に関して。  一点目、宇佐市に数多くの水路があるが、農繁期を迎え、水量も増す中、危険な場所が見受けられるが、どこまで把握できているか。  二点目、通学路における水路の危険箇所を把握できているか。  三点目、危険な場所について、どのような対応をしているか。  四項目め、ポリテク跡地のサッカー場が今は利用できない状況にあるが、保護者の方より利用できるようにしてほしいとの声を多く聞くが、以前のような利用はできないか。  五点目、宇佐浪漫の曲を御当地ソングとして今後アピールできないか。  以上、一回目の質問を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)それでは、吉田泰秀議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、宇佐市の水路に関しての一点目、市に数多くの水路があるが、危険な場所をどこまで把握しているかと、二点目、通学路における水路の危険箇所は把握できているかと、三点目、危険な場所についてどのような対応をしているかについては、関連がありますので、一括してお答えをいたします。  水路には、道路側溝や農業用の用排水路など様々な形態があり、危険な場所につきましては、地域要望等により、速やかに安全対策を講じているところであります。  また、通学路につきましては、毎年行っている学校関係者との通学路点検で、七か所の危険な水路が追加されております。市といたしましては、現場状況に応じて、蓋かけやガードレール、路肩ポール、転落防止柵等の設置や、危険な場所としての看板等の対策を行うこととしております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯副議長(井本裕明君)次に、一項目め、漁業関係について及び四項目め、ポリテク跡地のサッカー場についてを、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)皆さん、こんにちは。経済部長の出口でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えします。  一項目め、漁業関係についての一点目、新型コロナウイルスの影響を受けている漁業者に対してどのように考えているかについてですが、昨年度は、新型コロナウイルス感染症による外食控えなどの影響により魚価が低下したことから、燃油代の補助を行い、事業継続の支援を図ってまいりました。しかし、現在も、新型コロナウイルス感染症の影響に加え、原油価格や物価高騰の影響もあり、魚価経営が厳しいとの声を聞いております。  市としましては、操業経費等の負担軽減を図るために、県漁協宇佐支店の正組合員を対象として、今年度の漁業操業に係る漁業行使料の三分の二の補助、七月から十二月までの漁船操業等の燃油代、一リットル当たり十五円の補助及び魚介類の出荷資材経費の二分の一の補助、上限は二万五千円でございますけども、を行う補正予算案を今議会に提出しております。  今後も、魚価の推移や燃油価格などの社会情勢、経済動向に注視してまいりたいと思います。  二点目、浜の市を継続していくための問題点や改良点についてですが、今回の浜の市は、コロナ禍により、令和二年十二月以来の開催となりました。また、酒蔵まつりが同時に開催されたことや天候に恵まれたことにより、多くの人が来場されました。  浜の市の魅力は、地元で取れた新鮮な魚介類の直売であるため、今後は、豊富な魚種や漁獲が見込める時期での開催や他のイベントとのコラボレーションなど、集客に向けた新たな取組を浜の市実行委員会の中で協議していく必要があると考えております。  三点目、鹿児島大学による調査の進捗状況や今後のスケジュールはについてですが、昨年度より、長洲、柳ヶ浦、和間、高家の四地区の干潟の現況を把握するために、鹿児島大学水産学部に干潟環境調査を委託しております。  昨年度の調査は、新型コロナウイルス感染症の影響で、秋と冬にしか実施できませんでした。  調査については、ドローンによる地形の空中撮影とともに、水質、底質分析などを行い、干潟の地形について、導流堤設置や護岸整備などの影響による土砂の堆積場所の変化を確認しています。また、水質、底質については、平均的な干潟の数値と比較しても大きな相違はありませんが、栄養塩が少ない数値となっていると報告を受けています。  また、干潟生物の生息環境は季節で異なることから、干潟の環境改善に向けた施策の検討に当たっては年間を通して調査を行う必要があるため、今年度は春から調査を実施しております。  次に、四項目め、ポリテク跡地のサッカー場が利用できない状況にあるが、以前のような利用はできないかについてですが、旧ポリテクセンター跡地については、公有財産上は、行政目的を持たない普通財産として取り扱われており、これまでは、市スポーツ協会加盟団体である軟式野球連盟や市サッカー協会と公有財産無償貸付契約を結び、利用されてきました。  しかしながら、無償貸付契約が本年三月三十一日に期間満了するに当たり、これまで練習場所としていた少年サッカーチームの練習が高校のサッカー場に移ったことから、旧ポリテクセンター跡地を利用する必要がなくなりました。そのため、市サッカー協会から、継続的な管理困難なこともあり、契約の更新は行わない旨の申入れがあり、今年度からは利用していない状況です。  また、五月からは、新たに他の競技団体と公有財産無償貸付契約を結び、利用されております。  今後、市サッカー協会から再度利用の要望があれば、現利用団体と調整してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)最後に、二項目め、市役所横の宇佐ひろばについて及び五項目め、宇佐浪漫の曲についてを、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、宇佐ひろばについての一点目、利用するに当たり必要な手続と、二点目、イベントを行う際の規制については関連がありますので、一括してお答えをいたします。  新庁舎の多目的ホールや宇佐ひろば、正面駐車場西側のイベント広場は、市の施策に沿った市主催行事や市後援イベントをはじめ、災害時の使用を想定するとともに、市民の憩いの場となり、催し等にも利用可能な施設としております。これらの施設は、市庁舎管理規則に基づき、管理しているところです。  市民がイベントなどで使用する場合については、使用目的に応じた業務を所管する部署に相談していただき、その所属長が利用可能な用途か判断の上、庁舎一時使用許可申請書を市総務課に提出し、許可を得ることとなります。これは、施設の保全管理に万全を期すため、責任者を明確にするためのものです。これらを踏まえながら、各施設を積極的に活用していただきたいと考えております。  なお、多数の方が集まる催しにおいて、火気器具などを使用する場合は、消防署に露店等の開設届出書の提出が必要なほか、衛生面の関係法令による保健所での手続も必要となります。また、宇佐ひろば等には排水設備がありませんので、雑排水は責任を持って処理していただくとともに、油等の汚れが想定される場合は養生して使用するなど、市民の財産である施設の保全に努めていただく必要があります。  三点目、豪雨や台風などの自然災害の時期を迎え、宇佐ひろばを利用して必要な情報を周知することはできないかについてですが、市では、各種防災情報を広報、ホームページ等の様々な媒体を通じ、広く市民に周知を図り、防災意識の醸成を図っているところです。
     宇佐ひろばの利用については、市民の防災意識醸成の観点から、駐車場兼イベント広場にて各種イベントが開催される際に防災情報を周知するブースや、県所有の地震体験車を出展する等、イベント主催者と調整を図りながら防災情報の周知に努めてまいりたいと考えております。  また、宇佐ひろばには災害時に避難場所として活用するための防災機能を有していることから、その機能を活かし、防災士会等関係機関と連携協力した訓練や研修の場として活用していきたいと考えております。  次に、五項目め、宇佐浪漫をご当地ソングとしてアピールできないかについてですが、宇佐浪漫は、市内在住の方がプロデュースして制作された曲であり、本人のみならず、カラオケ等で多くの方々にも親しまれていると認識しております。  宇佐神宮やみこしが歌詞として織り込まれており、本市の観光PRにつながる情報媒体の一つであると言えますので、市として何ができるのか、関係課や関係団体と協議してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)では、順次再質問させていただきます。  一項目めの一点目なんですけど、今回、燃油代一リッター当たり十五円の補助とかいう内容を聞いて大変うれしくありがたく思っています。この今回支援を出すのに当たってですね、何か基準というか、漁師さんたちに話を聞いてとかのそういう結果なんでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。吉田議員の再質問にお答えいたします。  支援に当たりましては、漁協と漁業者のお話を聞いて、どのような支援が一番効果的かというところを参考にさせていただいております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。課長、やっぱり漁業者支援、一言で言うんですけど、やっぱり大変難しいところもあると思うんですよね。漁法によったり、捕る魚の量によったり、部会とか、いろいろな会がある中でですね、平等にというかですね、不満が出ないように支援していくというような、難しいこととは十分承知しています。でも、前回からですね、燃料費の補助もしていただきましたし、今回も燃料費に関して、自分がずっと言っているところのですね、頑張る人に光を当てていただきたいというのが、もうまさにそのものになっているなという印象をすごく受けました。  この燃料費に関してなんですけど、七月から十二月までという長いスパンなんですけど、これの支払いに関して、どういった、前回、七割負担の三か月のときは、三か月満了指定からの支払いだったというふうに聞いていますけど、今回はどのように考えられていますか。 ◯副議長(井本裕明君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)再質問にお答えします。  今回は六か月間ありますので、三か月三か月で今のところ考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。漁師さんたちもですね、前回金額が大きかったというのもあるんですけど、やっぱりその、明日のことすら分からないじゃないけど、今そんだけ魚価が低下して厳しい状態にあるからですね、やっぱりいち早く支援をしてほしいという声は多く聞いています。  三か月、要は半分ですよね、二回の支払いということなんですけど、これに関して、例えば、漁協から入れた燃料とかいう分に関したら、全て数字が出ていると思うんですけど、それ以外に、小売店さんとかから入れてもらった分に関しては、どのような請求の仕方とかを考えていますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)お答えいたします。  漁協さん以外の普通のガソリンスタンドで給油した分につきましては、ガソリンスタンドからの領収書で確認させていただきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)大変ありがたく、すばらしくいいことをしていただいているのでですね、まかり間違ってもというか、不正が起こりやすいところもあるかもしれませんので、そこら辺をしっかり監視、監視というかですね、気をつけていっていただきたいと思います。  それでは、次に行きます。二点目です。  もう本当に久しぶりに長洲の町がひっくり返るんやないかなというぐらいの多くの人が浜の市に見えていただきました。自分の同級生の縁もあってですね、朝七時から、魚の選別等や販売に対しての準備等、お手伝いに自分も参加させていただきました。  そのときにですね、大きな漁協さんの魚市場ですかね、あそこの大きい水槽の中に、もう三つぐらい、ある大きい水槽に魚が入り切れんばかり、生きた魚が入っていてですね、それを販売時間に向けて魚を活け締めにして、血抜きをして、金額をつけていったんですけど、チヌやマダイ、コロダイ、ハモ、いろいろな種類の魚がいる中でですね、大きい三キロとか、二キロとか三キロ、四キロとかというようなコロダイでもですね、値札を見て、一匹千円から二千円の値段がついていました。こんなに魚っち、安いんかなと、改めて自分、思わされたんですけど。  そのときに業者に話を聞いてですね、こんなんで漁を行って採算合うんかいという話を聞いたら、もう市場に上げたらこんなもんじゃないと、もうこれの五分の一ぐらいの値段しかもらえないという話を聞きました。  やっぱりですね、こういう浜の市とかそういう大きいイベントをしてですね、地元の人にやっぱり長洲の魚を知ってもらってですね、長洲の魚を食べていただくということが、魚価が上がっていく一つでもあるのではないかなと私は思っています。  その中で、浜の市のイベントの中で、林業水産課の職員さんたちが数多く来て手伝ってくれていました。その中で、課長、林業水産課がされたイベント事というか、浜の市に関して、ちょっと説明をしてもらってよろしいですか。 ◯副議長(井本裕明君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)お答えいたします。  林業水産課の業務といたしましては、会場の準備であったり、その漁業者との販売時間の調整であったりとか、ほかの出店者ですね、漁業者以外の出店がありますので、その出店者の調整であったりとか、保健所への届出のお手伝いであったりとか。イベント開催に必要な基本的な部分のほうを賄わせていただいているというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)課長、イカのつかみ取りとかですよね。ちょっとそこら辺もよろしくお願いします。 ◯副議長(井本裕明君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)すみません、お答えいたします。  うちのほうのイベントとしましては、ガラガラによる抽せん会であったりとか、特に子供にですね、魚に親しんでいただくためにですね、有料ではあったんですけど、お子さんに、小学生以下のお子さんを対象にですね、イカのつかみ取りのほうをさせていただいて、多くの方が参加していただいてですね、ちょっと参加できない方も今回生じてしまったんですけど、かなりそのイカのつかみ取りに関しては関心があったのかなというふうに感じております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)かなりどころではありません。もうすごいイベントやなと。なかなかほか見ても、イカのつかみ取りとかないですよね。  やっぱり林業水産課の職員さんたちの動きがすごくてですね、大変ありがたい。もう。この浜の市のイベントとして盛り上げていただいている半分ぐらいを担っているんやないかなという思いで見ていました。  ただ、それとですね、今後の継続に当たっての問題点として自分が思ったのが、やっぱり浜の市実行委員会さんが全体でこの浜の市というのをつくり上げていかないことには、今のままではちょっと継続が厳しいのかなと。あまりにも林業水産課に対して負担が大き過ぎるなという印象を受けました。  実行委員会のメンバーでもあられる課長、今後そういう方向性というのは、みんなで協議してですね、アイデアと広報は例えば市に、当日のイベント事とか準備とかに関して、お願いというかですね、そういう方向に持っていく話というのはどうでしょうか。難しいでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)お答えいたします。  浜の市実行委員会の中ですね、今後市が担う部分と、漁業者、漁協さん、出店関係者さんが担う部分とですね、もう少しすみ分けがきちんとできるようにですね、実行委員会の中でですね、お話ししていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。今後もですね、長洲の魚をアピールする大きいチャンスなんでですね、そこはしっかりみんなで役割分担してですね、町を挙げて盛り上げていくという方向でいろいろな団体にも声かけをしていただきたいと思います。私もできる協力はします。  この浜の市の中でですね、魚を買いに来られたお母さんがですね、ふだん長洲の魚はどこに行ったら買えるんかという質問を受けてですね。今、長洲に鮮魚店さんが二軒ぐらいあるんですけど、路地を入った狭いとこ、駐車場もないようなところもあるからですね、説明もなかなかできなくて困ったんですけど。  やっぱりそうやって長洲の魚が一番おいしいと言ってくれる人、長洲の魚を求めている人というのがやっぱりいるんだなという印象を受けたからですね、今のところ、開催も年二回ですかね、の開催なんですけど、それもちょっと回数を増やす方向で話していただければと思います。よろしくお願いします。  次に行きます。  あさり貝の復活なんですけど、大自然相手なんで難しいこととは十分承知していますけど、毎年行われる和間海浜公園でのあさり貝掘りに関して、今年はですね、海開きをされたというか、あそこは通常どおりあさり貝を掘れるようにされてたんですよね、和間海浜公園に関して。ちょっとそこを教えていただいていいですか。 ◯副議長(井本裕明君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)お答えいたします。  和間海浜公園につきましては、観光潮干狩りというような形で漁協さんのほうがあさり貝をですね、まきまして、期間を限定して、あさり貝が取れるというような、潮干狩りができるというような状況で開催のほうをさせていただいておりました。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)あそこの和間の風物詩じゃないですけど、あさり貝の時期になったら、もう本当にあそこ、道路がもつんかというぐらいの大型バスとかですね、人があふれて、もう海も本当、黒山の人だかりです。連休期間中、本当、どこからこんなに人が集まるんかなというぐらい来てたぐらいあったんですけど、今年はもう、四月後半ぐらいかな、初めぐらいにちょろちょろっと来て、後はもうゼロだったんですよね。熊本のあさりの問題等の影響もあるとは思いますけど、やっぱりこう地元でそういう貝が取れるようになるというのは、もうみんな望んでいることなんでですね、そこをしっかり調査を今後もしていっていただきたいと思うんですけど。  栄養塩が少ない数値となっているとあるんですけど、今後、これの結果が出て、例えばあさり貝の繁殖に関して、この海はふさわしくないという結果が出たらですよ、出たときに、その栄養分を補ったり、地形の改良じゃないけど、そういうとこまで踏み込むような今後計画等はありますか。 ◯副議長(井本裕明君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)お答えいたします。現在、栄養塩が少ないという数値がですね、昨年度、特に降雨量が少なくてですね、例年の半分ぐらいしか雨が降っていません。その関係で、駅館川から流れ込む水量によってですね、その栄養塩のですね、量が決まってきますので、少し少ない原因が、そもそも駅館川から流れてくる分が少ないのか、雨量による、川の水量が少ない関係で少ないのか、その辺りがまだはっきりしていません。そこが、今年度調査もしているんですけども、今年度も例年並みの雨が降れば、どちらか、水量によって流れ込む量が少ないのか、そもそも栄養塩が少ないのかというところが分かるはずになるんですけど、今後の天候次第というところがあります。もし栄養塩が少ないんであれば、栄養塩を補うような処理というか、干潟にですね、まくといったような形を取りたいというふうに思っておりますし、また、大きな、どこまでやればというところもですね、今後調査をしながら、大学の西教授のほうの見解のほうもお伺いしながら、調査研究を行いたいというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。一応ですね、この調査自体はいつまでをめどとかいうのは立っていますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)一応今年度の調査を考えております。ただ、先ほど申したとおり、今年の天候でですね、昨年同様、水量があまりにも少なくてですね、数値として参考にできないんであれば、再度する可能性も否定はできません。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)継続は力です。あさり貝の復活に向けてですね、地道な作業かもしれませんけど、しっかりとよろしくお願いします。  それでは、次に行きます。  宇佐ひろばに関してです。宇佐市のお披露目のときに、そこでイベント事があったんですけど、それ以来、どこかイベント等で利用された団体等はありますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)総務課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  議員が言われましたように、宇佐ひろばの利用につきましては、昨年の新庁舎完成記念式典での合同イベントとして、モデルケースというような形で開催をさせていただきました合同イベントの麦マルシェと野菜の直売会、それが皆さん、記憶にあると思います。ほかにはクリスマスフェスタin USA音と光のアンサンブル、それと、民放テレビ局でありますが、街角インタビューの場所として提供したこともあります。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)各施設を積極的に利用していただきたいと考えているということなんですけど、オープンイベントのときにですね、すごく出来がいい場所になっているように思ってですね、今後宇佐市のイベントをここで一堂に開催しても面白いなと思ったぐらいなんですけど、これの使用方法とかそういうことに関して、周知等はどのようになされていますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。  まず、使用方法につきましては、市の庁舎管理規則に基づいて管理をしていくこととしております。最初の答弁にもありましたように、一般に貸し出すというよりは、市のイベント、または市が後援するイベントで活用していただくということで、活用するためには、それぞれ目的を同じにする課に協議をしていただく形となっております。そのような形で、市の各課にそういった周知をしながら、皆さんに広めていければなと思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)そういう意味ではですね、身近なというか、近くにある協力団体の商工会議所さんとか、そういうところに利用していただくと、なかなかですね、いいのかなと自分は思ったんですけど。やっぱり使用するに当たってすごくハードルが高いんじゃないかなという声を聞きます。今回、使用目的に関しての規約があるかという話を聞いたんですけど、そうですね、各課、例えば一市民団体が利用するときも担当課がつけば大丈夫ということなんでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。  もうそのとおりでございます。なぜそういうふうにしているかと申しますと、やっぱり庁舎、宇佐ひろばは市民の貴重な財産ということでありますから、その使用責任者を明確にするということであります。また、使用する際に関しては、汚さないとか、傷つけないとか、きちんと後片づけをするなど、責任を持った適切な管理をお願いしたいというふうに思っているところです。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)課長が今おっしゃったですね、片づけをするとか、当たり前のことなんですけど、それっち、マニュアルというかですね、こういうことをして当たり前じゃなくて、する、しなければこの施設は使えないというようなマニュアルみたいなのはあるんでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。  現在そのようなマニュアルはつくっておりません。あくまでも庁舎管理規則で管理をしているような状況です。
     以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)利用しやすくするためにもですね、そういうのをつくったほうがですね、やっぱり逆に質問はうんとされると思うんですよ。これはいいの、あれは悪いのというようなですね。それも、無駄な時間というかですね、ちゃんと明記していれば一目したら分かるようなことにしたほうが、後の使い方とかですね、おっしゃられたように、やっぱりいきなりに乱暴に使っていただいたら困るような施設なんで、修理とかその辺、維持管理、または費用がかかっていくんでですね、そこもしっかりうたったほうがいいんじゃないかなと自分は思いました。  それと、利用に当たってですね、夜間の利用というか、夜、時間帯的に言うたら、夜の九時とか十時とかですね、そこら辺のところの利用はいかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。  夜間の利用について、現在のところ定めはありません。ただ、夜間のイベント利用を想定した照明、外灯とかの準備はしていない状況であります。また、近隣住民に理解いただける範囲内で、やっぱりイベントは企画していただきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)分かりました。そのイベントの使用する際にですね、庁舎等のトイレの貸出しというか、その利用等に関したら、どうなっていますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。  庁舎には時間外でも使えるエリアがあります。手続を取っていただいて、そこのエリアも利用可能となってまいります。また、時間外でいきますと、現在、駐車場の一角に新たに屋外トイレを今建設しております。それが九月の中旬頃には使えるようになると思いますので、またイベントに利用していただければと思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。いい施設でですね、市役所もアピールする、人が集まりやすい場所、環境等もありますので、やっぱり市をアピールするためにそういうイベント事に利用していただけるよう、課長、いろいろ考えてですね、広報も踏まえてしていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。  そのイベントの一個でですね、今の三点目、自然災害の時期を迎えるに当たってというとこなんですけど、やっぱり宇佐のオープニング記念のときにですね、あんなに多くの人が来てですね、これはもうもってこいの、今の時期でいうと、今からの時期でいうたらもってこいだなという思いがしました。  やっぱりですね、コロナ禍の前は、うちの自治区もそうですけど、避難訓練等をしてですね、まず、頭で覚えるんじゃなくて体で覚える。したら、やっぱり忘れないですよね。その次にですね、自分が思うのは、例えば、イベント事の、ここに防災機能、その機能を活かして活用していきたいということなんですけど、そういうイベント事があるときにですね、例えば避難するに当たって、常備食じゃないですけど、こういうのを持っちょったらいいですよとか、宇佐市のハザードマップもそうですけど、人が集まったら、やっぱり見るわけですよね。自分の地区はどうなっているんか、どんなに危険性があるのか。ただ、各家庭にお配りしてしたら、なかなかそんな事見る時間もないし、把握もできなくて、何人かが集まって、ここが危険やったら、こういう避難ルートがあるねとか、そういう話をしたことって記憶に残るわけですよね。それっち、体を動かして活動する以上の成果があるのではないかなと。  今後もコロナ等で、そういう大勢が集まっての避難訓練等は難しいでしょうから、その前に、やっぱり何か手を打つというかですね。いつまでもコロナのせいにして、コロナでできんかったというよりも、やっぱり身を守る行動を取っていただく一個としてでもですね、そういうイベント事を開催されたらどうかなと思うんですけど、いかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。吉田議員の再質問にお答えします。  広場を利用した、活用した、そういった防災に関する知識の啓発、周知ということでございますが、当課といたしましても、あの広場ですね、このコロナ禍で、室内での行事がなかなか難しい中で、そういった活用ができればというふうには考えております。  回答の中にもございました防災機能ですね、マンホールトイレが設置できるとか、非常用電源が確保されているとか、いろんな機能もあります。そういったところの紹介も含めながら、防災士会などと協力して、何か活用して、そういった取組ができないかということを考えてまいりたいと思います。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)大事なところだと思います。避難場所にもなっているということなんでですね、ベンチがかまどになるというか、話を聞いて、あ、そうかいというのと、こうなるんでと言ったら、こげんなるのかいというのはえらい違いと思うんですよね。やっぱり職員さんだけじゃなくて、そういう市民の方々が知っているだけでも、例えばそういうかまど等にするときでも、早くできる。今ある施設を、もう十二分に力が発揮できるんじゃないかなと思いますので、そこも踏まえたところでぜひ企画していただければと思います。よろしくお願いします。  次に行きます。水路に関してです。  今、農繁期を迎えてですね、すごい水量が出ています。危険箇所に関してですけど、自分が子供のときに通っていた高森保育園のあそこの駐車場の横、お寺に入っていくと、幼稚園の間の通りに面した水路なんですけど、それはもう音を立てながら流れる水の勢いと、地上に出ている水路、あそこの角から地下に潜る水路なんで、もう本当いつもここに子供さん、ちっちゃい子供さんも連れてきたり、迎えに来たときに、ちょっと目を離した隙に落ちてしまったらこれは大変なことになるなという思いからこの質問を上げさせてもらいました。  今ガードレール等や白い二本のポールかな、というのがついているんですけど、過去、今までにですね、この水路でそういう大きい事故、死亡事故とかそういうのはございましたでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。吉田議員の再質問にお答えいたします。  私どもが把握している中では、水路の中での人身事故等は把握しておりませんが、一昨年の通水前に、大きなイノシシがですね、引っかかっていまして、水が流れなくなるということで、水路関係者と一緒にですね、引上げに行った経緯がございます。高さが高くて、管が狭くなっておりまして、もう、あれは広瀬井路でございますので、そこから金屋に向かってずっと地下を通っております。一度入ると非常に厳しいかなというところでございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)そういうところだからですね、もう落ちたら、要は命がない状態ですよね。さっき言ったガードレールや二本の柱に、二本のポールみたいな入られんような柵はあるんですけど、あそこに通ってんのは保育園の園児さんですよね。それに対しての兄弟とか、ちっちゃい子供がメインなんで、ちっちゃい子供がくぐれるような防護柵というのは防護柵になってないんじゃないかなと思ってですね、質問に上げさせてもらいました。  そういうのも踏まえた危険箇所としてですね、今後早急な対策が必要と自分は思うんですけど、そこら辺はいかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  あちらの市道につきましては、宇佐神宮長洲線と言いまして、以前県道でございました。道路管理者としては、車両が水路に落ち込まないようにということでガードレールは設置したんですが、ガードレールの下は四十センチ空いています。子供は、好奇心から四十センチぐらいであればのぞいたりして落ちる可能性がございますので、今回こういった御指摘がございましたので、過去には、四日市のほうで、ガードレールの下にもう一本、ガードレールの横レールを設置したりとか、一本横棒を入れたりとかですね、そういったことをしたことはございますので、また詳しい場所等を教えていただきながら、安全対策を水路関係者と協議しながら設置していきたいと思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。今まさにですね、この水路を使ったというか、金屋地区の皆さんが頑張っておられる南一郎平のNHK朝ドラ化等にもつながっていくと思うんですよね。だけん、そういう中で、やっぱり大きな水路で大きな事故が起きてしまうと、やっぱりこの話も立ち消えじゃないけど、機運としても大分下がってくるんで、その前に、ぜひ防ぐ手だてを立てていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは、次に行きます。  ポリテクの跡地なんですけど、継続的な管理が困難なこともあり契約の更新は行えないというとこなんですけど、やっぱりですね、今小学校のスポーツに関しての指導者っていったらですね、もう皆ボランティアです。それが息子が行っているところなんで。ポリテクはですね、今までうちの息子がサッカーしていますけど、やっぱり練習試合、試合等も多くありました。もうほとんどポリテクであっていました。急に、平成令和の森に変わって、やっぱりお母さんたちから、行くのに遠いよね。行ったら一日仕事になるわけですよね。ポリテクだったら、サッカーしている子、兄弟何人かおって、ほかの子供たちの守りもできるわけですよ。あっちの平森まで行くと、もうその子供たちも連れて、要はほかの子供たちに我慢させる状況にあるからですね。まして、今この燃料費の高騰とかもあってですね、お互いに、お母さん同士で交代で連れて行くとか、頼みづらいという環境もあって、こういう話が出ました。  たしかあそこは、ポリテクは整備計画の中に入っていたと思うんですけど、そこら辺はどうなっていますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)文化・スポーツ振興課長の香下でございます。  整備計画についてということですが、平成二十七年九月に策定されましたスポーツ整備計画の中では、一期計画では、平成令和の森スポーツ公園の整備の後に、二期計画として、ポリテクセンターの跡地の整備計画、その中で地域スポーツの活動拠点として位置づけられておりました。野球場、サッカー場の整備のほかに、ウオーキングコースやトイレ、駐車場の整備を目標とした計画となっておりました。  しかしながら、平成三十年度に総合体育館や市民プールが市のスポーツ施設となったことや、昨年度からはそれに加えて、はちまんの郷のテニスコートやグラウンドゴルフ場が、この当初整備、策定された計画以外のものが新たなスポーツ施設に加わったという状況がございます。  そうした中で、当初とはスポーツの施設を取り巻く状況もかなり変わってきておりますので、市としましては、公共施設等の総合管理計画の基本方針に沿った形で、市民が身近な施設として親しまれることのできるスポーツ施設の整備を計画的に今後も考え、見直していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。課長、スポーツを推進するということでですね、今言ったですね、要は毎週土日のたびに練習時間で拘束される。それとか、ほかの兄弟に我慢させる、家庭のことができないってなると、これってなかなか入れさせられない家庭も増えてくるわけですよね。  だけん、そういう意味でも、ちょっと身近なというかですね、やっぱりそんだけポリテクの存在というのはありがたかったんでですね、そこの整備計画は今もうなくなってないという話なんで、今後もしっかりよろしくお願いします。  それとですね、今、ポリテクじゃない、平成令和の森でもうほとんどサッカーの試合があっているんですけど、あそこの観客席に上がるスロープのところの壁にボルトで留めている大きいジョイントのところの亀裂がすごいところが一か所と、照明設備のポールに配電盤をつけているんですけど、あれがちょうど子供の頭の高さで、サッカーボールを取りに行った子供が頭を打つとか、そういうのを目撃しているんですよね。  だけん、大きいけがになる前に、今あそこは四面使ってすごい子供の試合があっているんでですね、そういうところも早急に整備をしていただきたいんですけど、そこら辺はいかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)再質問にお答えします。  すみません、先ほどの答弁で、ポリテクの計画がなくなったというわけではなくて、総合的に見直しが必要というふうな考えでおります。  平成の森の利用頻度がかなりサッカー等は上がっているというのも聞いておりまして、指摘のありました亀裂ですね、スロープの亀裂やその配電盤の位置というのは報告を受けておりますので、亀裂の分につきましては、当課と建築指導課、それと施工業者を立会いの下、至急対応したいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)あそこのですね、平成令和の森の施設はすごくいい施設だなというのはもう十分承知しています。もう子供がサッカーするのにはもったいないぐらいの環境でですね、やっぱりなかなかああいう芝づくりのグラウンドというか、サッカーができる環境にあるところって、大分県下を探してもそんなにないんやないかなと。そういう意味でも、やっぱりそういう細かいとこまでも気をつけていただいて、やっぱりけがする子がないようにですね、サッカーに集中できるようによろしくお願いします。  それでは、次に行きます。最後です。  宇佐浪漫、これは自分たち、求道会の会合とか集まりがあったときにですね、そうですね、井本副議長がよく歌われる歌でございます。これがですね、宇佐市議会を代表する歌手でございます、井本副議長はですね。その井本副議長の歌を聞いてですね、曲と歌詞と、もうこれはまさに宇佐神宮を歌う歌、宇佐を代表する歌になり得るなという印象を受けました。  井本副議長が歌うカラオケの中でバックに流れる絵がですね、もう全然宇佐神宮ではないものが流れてくるわけですよね。自分たちが宇佐神宮を知っているんで、要は歌詞のほうに集中できるわけですよね。そしたら、隣にいた宇佐神宮を知らないお客さんでしょうが、宇佐神宮はこんなもんかというような話をされていました。どこにもあるやねえかという。  この質問を上げたのは、そういうカラオケのバックの絵を宇佐神宮にできないかというお願いで上げたんですけど、そこら辺はいかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課長の出口でございます。吉田議員の再質問にお答えします。  最初の答弁で、本市の観光PRの媒体の一つというお答えをさせていただいて、私のほうでお答えさせていただきたいと思います。  まず、この歌ですけども、議員がおっしゃるとおり、副議長も歌われているとおり、宇佐を愛する気持ちというのが本当に伝わってくるといいますか。ただ、千年ロマンの宇佐神宮とかですね、そういった表現で、なかなか、知っている人は知っているし、知らない人は知らないのがという形がしますけども。  観光でですね、やっぱり観光の情報をPRとして使おうと思うとですね、やはり今これを、カラオケだけということかもしれないんですけども、観光として、今、私が立場で答えますと、外に対して情報発信のPRには難しいのかなと。  まして今、昨日もお答えさせていただきましたけれども、若い方、福岡をターゲットとして女性の方、そういったところを中心にしているところでありまして、本当に郷土愛の醸成という部分ではですね、非常に有効かなというふうには思っていますけども、外向きの観光の立場で情報発信という媒体といえば、少し難しいかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)部長、カラオケに特化したわけではなくてですね、河野健治朗議員も観光の話をしていました。その際に部長の答弁で、博多駅等、パンフレットを置いたりとかですね、いう話を聞いて。パンフレットは、結局、取る側がいいと思って取る、その一点で止まるやないですか。でも、見る側がいいと思わなかったら、これっち人を呼べないと思うんですよね。  自分も旅行等に行くのに、一番活用しているのがユーチューブです。これは何でかっていったら動画なんですよね。動画を例えば一分間流したら、一点でも、おっち思う場面があったら、やっぱり行ってみたいと思うわけですよ。だけん、それというのは、動画はチャンスが広いじゃないですか。でも静止画は、その一点で終わるわけですよ。だけん、誤解を生むというか、この程度かって思わせる場面も出てくるでしょうし、やっぱりもったいないなという思いがしています。  例えば大分県を越えてほかでイベントするときも、この宇佐神宮の絵を流しながら宇佐浪漫をかけると、絵と歌と一致するんじゃないかなというとこまでいきたかったわけです。そこら辺はいかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課の出口でございます。再質問にお答えします。  すみません、カラオケに特化したという、それだけということではなかったんですけども、おっしゃることも理解いたします。ただ、そういったイベントでこうしているときに、先ほど申しましたように、誰をターゲットにして、どういう形で、一応基本的な考えを持っていきますので、そういうときに、少し色合いの違う演歌を流すとかですね、そこは少し方向性がぶれたりすることも考えられると思います。  ですので、そういった外に行って、外から誘客で流すというのは今ちょっと難しいのかなと、先ほどの答えになりますけども、考えております。  以上でございます。 ◯副議長(井本裕明君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。今、いろいろ計画されてですね、宇佐市をアピールするために頑張っていただいています。今言うた動画も一個の手だと思いますので、今後はもうそういうことも視野に入れてですね、宇佐市アピールのために頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは、お昼時間も過ぎましたので、これで一般質問を終了します。ありがとうございました。 ◯副議長(井本裕明君)以上で、吉田泰秀議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩いたします。  なお、再開は十三時十五分といたします。                 休憩 午後零時十三分               ──────────────                 再開 午後一時十五分 ◯副議長(井本裕明君)休憩前に引き続き、会議を開きます。一般質問を続行します。  七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)皆さん、こんにちは。議席番号七番の求道会、和気伸哉でございます。  先ほど、吉田議員から始まり、私に続き、その後、辛島議員、明日の川谷議員と求道会が続きます。本日の議長も、井本副議長は求道会です。全て終わりましたら、会長に総評をいただきたいと思います。  さて、今年も早いもので半年を終えようとしております。新たな年を迎えたときには、今年こそ、市民の皆様が明るく、穏やかな年を迎え、元気な社会になればと願っておりましたが、世界情勢は、コロナが収束せず、ロシアによるウクライナ侵攻で、資源の高騰や未曽有の円安により、物価の上昇が我が国の経済や社会に多大な影響をもたらしています。  そんな中、ウクライナ代表の相撲チームを宇佐市が受け入れ、多くの団体や企業等が支援に動いていただいたことに心から敬意を表したいと思います。  国やふるさとを守るために、日頃から家族で話し合える環境をつくっていくことが、次世代への未来に対する大きな力になることを願い、市政一般質問に移ります。  一項目め、過疎化対策についての一点目、総務省が人口減少率などに基づき過疎地域に指定する自治体が、二〇二二年度に八百八十五市町村となり、一九七〇年の制度開始以来、初めて全国千七百十八市町村(東京二十三区を除く)の半数を超えることが分かりました。過疎地域は、四十年間の人口減少率が二八%以上などの人口要件と、財政力指数が全市町村平均の〇・五一以下となる財政力要件を満たした場合に指定されるが、本市の状況をお伺いいたします。
     二点目、指定された自治体は、国の財政措置の対象となり、国が元利償還金の七割を地方交付税で負担する過疎対策事業費(過疎債)を活用することができるが、本市はどのように活用しているのでしょうか。  三点目、総務省は、過疎市町村のうち九十四市町村は二〇二一年に転入者が転出者を上回る転入超過だったとの集計を公表した。移住者の呼び込みや子育て支援に力を入れた影響と見られるが、本市の状況はいかがでしょうか。  二項目め。学校教員についての一点目、文科省は、昨年度、教員不足の調査を初めて実施し、公立の小中学校では全国的に不足していたことが判明しました。今年度の状況も、各地の教委を調査すると、昨年度同様、厳しい状況ということだが、本市の状況はいかがでしょうか。  二点目、小中学校教員の困り事やその解決策などをまとめた冊子「ほんの少し変えるだけでうまくいく」を高知市教育委員会が作成した。子供の困った行動の背景を解説し、保護者も子育てに活用できる内容となっています。教員の困り事解決で、市教委はどのような対策を行っているのでしょうか。  三点目、竹田市教委は、本年度から、市内全ての小中学校で家庭訪問を廃止いたしました。家庭を知り、保護者と接する機会が減ることへの懸念もある中、準備や移動に多大な時間を取る慣例を見直して、教員の負担軽減につなげるとして、県内で初めて踏み切りました。本市も参考にするべき取組だと思うが、市教委の見解を伺います。  最後に、三項目め、将来の水道事業について。安心で安全な水道事業を持続させていくために有収率や普及率を向上してきているが、この先も課題は多く、特に管理面での業務量や技術力、また人材の確保、育成に追われるのではないかと危惧する一方、厚労省が推進している広域化や官民連携の改革も視野に入れておくことも重要なことなのかと推察するが、市の見解をお伺いいたします。  まずは、一回目の質問を終わります。明瞭会計な答弁をお願いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)それでは、和気伸哉議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、過疎化対策についての一点目、国が過疎地域に指定する自治体数が初めて全市町村の半数を超えたが、本市の状況はについてでありますが、令和三年の新過疎法の施行に当たり、過疎地域の指定要件が見直され、本市は人口要件が過疎地域の基準から外れることとなりました。本来であれば、安心院、院内地域のみが一部過疎として指定されるところでありますが、平成の合併以降、全国の多くの市町村で過疎対策事業に取り組んできた経緯が重視をされ、最終的には、本市全体がみなし過疎として指定を受けたところであります。  なお、みなし過疎であっても、全部過疎の市町村と同様の各種過疎対策を講じることが可能であります。  二点目、過疎対策事業費(過疎債)をどのように活用しているのかについてでありますが、本市は宇佐市総合計画後期基本計画等をベースに、ハード、ソフト両面から計画的に各種事業を推進しており、昨年度策定した過疎地域持続的発展計画は、それら上位計画等に沿った事業を盛り込んでおります。  財源につきましては、国、県の補助金に加え、普通交付税の算定における基準財政需要額への算入率の高い起債を活用しておりますが、そのうち過疎対策事業債については、充当率一〇〇%、交付税算入率七〇%と算入率が高いため、優先的に活用しているところであります。  具体的には、ハード事業では、都市計画道路上田四日市線整備事業や柳ヶ浦中央線などに、また、ソフト事業では、子ども医療費助成事業や新コミュニティ形成推進費などに充当いたしております。今後につきましては、宇佐・高田・国東広域ごみ処理施設建設に伴う負担金について活用を予定しております。  三点目、総務省が全国の転入超過市町村を公表したが、本市の状況はについてでありますが、総務省が本年一月二十四日に公表した転入超過データは、管内全域が過疎法に基づく過疎地域となる七百十三の市町村が対象となっております。そのため、みなし過疎である本市のデータは公表されておりませんが、県の人口推計結果によりますと、二〇二一年の本市の人口動態は転出超過となっております。市といたしましては、転入超過となりますよう、これまで以上に、UIターン対策や子育て支援策を拡充してまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯副議長(井本裕明君)次に、二項目め、学校教員についての二点目を、教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、学校教員についての二点目、教員の困り事解決へ、市教委はどのような対策を行っているかについてですが、各校においては、児童生徒が安心できる学級、学校づくりのための教育相談体制を整備し、児童生徒や保護者の相談等に対応しております。  市教育委員会では、それらの相談事等の解決に向けた学校への支援として、児童生徒支援担当教員、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー等の活用を進めているところでございます。また、必要に応じて、関係機関や医療機関等への専門機関とのネットワークの構築により、解決支援につなげています。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)次に、二項目め、学校教員についての一点目及び三点目を、教育次長 末宗勇治君。 ◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育次長の末宗でございます。七番 和気議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、学校教員についての一点目、今年度の教員配置の状況も、各地の教委を調査すると、昨年度同様、厳しい状況ということだが、本市の状況はについてでございますが、県費負担教職員につきましては、現在、育休代替や病休代替など七名の欠員となっております。市費会計年度任用職員につきましても、本来必要な複式授業改善、多人数学級支援、習熟度別学習指導教員、特別支援教育支援員、十四名が配置できておりません。  次に、三点目、家庭訪問の廃止について、市教委の見解はについてでございますが、市教育委員会としましては、家庭訪問による家庭状況等の把握も含め、多面的な児童生徒理解を深めることが学校生活における適切な対応につながっていくと捉えていることから、家庭訪問を廃止することは考えておりません。  今後も、学校と家庭との日常的な連携も含めた児童生徒の理解を深めるとともに、より効果的な学校と家庭との連携に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)最後に三項目め、将来の水道事業についてを、建設水道部長、大木敏之君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)皆さん、こんにちは。建設水道部長の大木です。七番 和気議員の一般質問にお答えします。  三項目め、将来の水道事業について、広域化や官民連携の改革も重要なことかと推察するが、市の見解はについてですが、水道事業は、市民の公衆衛生の向上、生活環境の改善を目的として運営しており、家庭や企業、団体の活動に欠くことのできない重要なインフラとしての役割を持っています。その一方で、水道管の老朽化による維持費の増加や、人口減少による料金収入の減収は、全国的にも課題となっています。  本市の水道事業では、老朽化する水道管への対応として、布設替えによる更新を計画的に行い、漏水や濁水を抑制、防止し、有収水量の向上につなげるとともに、水道情報管理システムを整備することにより安定的に水を供給することで、水道を安心して使用していただける体制を確保し、水道の維持・普及に努めております。  広域化・官民連携につきましては、水道管の老朽化や人口減少など、水道事業の構造的な課題や社会情勢への対応策として、平成三十年の改正水道法において水道基盤強化のために示されたものです。  現在、県において、県内の水道事業に関する水道広域化推進プランの策定が進められており、本市もその策定会議に参画しているところです。  官民連携では、現在、山本浄水場の運転管理、漏水対応、検針業務等を民間企業や団体に委託し、民間の英知や技術、人材を活用しておりますが、今後も民間のノウハウ活用等については調査研究が必要であると考えています。  水道事業を取り巻く環境は厳しくなると予想されています。今後とも、情報収集に努め、安全・安心な水道事業の持続的な運営に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  七番 和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)それでは、順次再質問させていただきます。  まず、一項目めの過疎化対策についてですが、一点目、二点目、三点目と関連がございますので、項目を一つとして再質問させていただきたいと思います。  まず、今まで多くの先輩議員、OBを含めた先輩議員の皆様がこの過疎化対策について質問を続けていらっしゃいました。そういった御努力、御尽力も重なり合い、また市政の取組もだんだんとこう形になって結果が出てきているのかなという感じはいたします。そういった中から、過疎地域の基準からみなし過疎という形の基準に変わったというような流れというものになっておりますが、このみなし過疎に変わって、何か過疎地域から変わるものがございますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。和気議員の再質問にお答えいたします。  みなし過疎に変わって何か変わるというところはですね、特にはございません。これまでどおりの財政措置なりが受けれます。ただ、法律自体が変わってですね、これまではどちらかというと、都市部に追いつけみたいなですね、財政支援措置でございました。ただ、今回は持続可能ということが新法のテーマになっています。これはどういうことかというと、やはり改めて過疎地域のよさをですね、見直して、そこがやっぱり将来にわたってずっと持続できるような施策をしっかり計画づけてやってくださいということがありますので、市としては、その辺を念頭にですね、今後、事業実施につなげていきたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)分かりました。答弁、私が一番心配していたのは、過疎地域から認定が変わってみなし過疎になれば、少し財政的なものが変わっていくこともあるのかなと危惧していたんですが、答弁の中で、財源については今までどおり変わりないということを伺いましたので、少し安心しているところでございます。  答弁の中でも、また御紹介がございましたけれども、宇佐市は昨年度、過疎地域持続的発展計画という計画書をつくられております。これはホームページからダウンロードもできますし、私も全て目を通させていただきましたが。この中のいろいろな項目や事業、そういったものはもうほとんど宇佐市の毎年執り行っている主要事業になっているということで、宇佐市全体のその取組が過疎対策事業なんだということが改めて分かったところでございます。  市の主要事業ということで、その中でも過疎化対策というのは、やはりインフラの整備、道路や水道事業、そういったもののインフラ整備、また、それに今の時代、求められておりますのが、情報網の設置ですね。五G等が騒がれておりますけれども、やはり情報網の設置も大事だと思います。  この地域はインターネットが使えて情報が入ってきますけど、この地域はインターネットが使えないので情報が少し弱いよというような流れの地域があってはならないということで、これからも取り組んでいかれると思いますけれども、インターネットの設置率というか、そういったものは今お分かりになりますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  すみません、ちょっと細かい数字があれですが、約四〇%ほどでございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)四〇%の回線が通っているということではございますけれども、その四〇%というのはどうなんでしょう。計画どおり進んでいるということでしょうか。それとも遅れているというところがあれば教えてください。 ◯副議長(井本裕明君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  もともと計画自体がですね、十年ほど前に立てられたものでございます。当時では二六%ぐらいのですね、目標数値を掲げておりましたので、そういう意味では大きく目標を超えているということになりますが、もうこの十年でですね、議員御指摘のとおり、もう本当にデジタルを取り巻く環境が大きく変わっておりますので、これからもっとですね、ほぼ一世帯に一つですね、光回線が必要な時代も来ようかと思いますので、まだまだ推進を図っていく必要があるかなと思っています。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)分かりました。民間事業者が絡む事業と思いますので、通信網の整備、これからも続けていっていただきたいと思っております。  また、もう一つ、公共交通に関してもですね、これは大事な取組じゃないかなと思っております。今後も過疎地域を中心に、過疎対策として、公共交通の整備も続けていっていただければなというふうに思っています。  ただ、私たちが過疎対策ということを考えますと、どうしても、周辺地に対しての対策という形で思ってしまうんですけれども、今議会、若山議員のほうからも周辺地対策ということで上がっておりました。その中でも詳しく分かってきてはいるんですけれども、また違った観点から少しだけ再質問させていただきます。  私、どうしてもあの周辺地のことを思うとですね、農業のこと、そして観光のことがどうしても頭の中に考えてしまいます。農業に関しましては、やはりいろんな方からですね、自分の実家はこちらにあるんだけれども、今住んでいるところは都市部に住んでいるという方もいらっしゃって、今持っている土地をですね、どう活用していいか、分からないと。この活用を何か市のほうで管理していただければ助かるんだけどというような声も多々聞こえてきます。  ただ、その質問を受けたときに、その要望を受けたときに、実は、市のほうも持っているものを少しでも手放していきたく、荷物を軽くしていきたいのが市の考えじゃないでしょうかという話をするんですが、ただ、市民の皆様にとっては、やはり、これから子供や孫に引き継いでいきたくないと。どうか、市のほうで管理できないのであれば、地域のほうで活用ができたり、団体のほうで何か活用していただけることがあれば、そのような取りまとめをしていただけるところがあればというようなことをよくお伺いするんですが、そのようなお話を市のほうも多分受けたことも何回もあると思うんですけれども、今後、そのような取組が何かヒントになるものがあれば教えていただきたいと思いますが。 ◯副議長(井本裕明君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)農政課長の久保でございます。和気議員の再質問にお答えします。  議員がおっしゃるとおり、都会に出ている方が不在地主となって、そういった農地を管理してくれないでしょうかとか、おっしゃられますように、管理をしてくださる地域の方を紹介していただけないでしょうかといった声は多々聞き及んでいるところです。ですが、制度上、市が農地を持って云々というところは、現在の制度ではなかなか難しい点があります。それに似たようなというか、代替するような案としまして、農地中間管理機構、そういったものが国によって整備されております。しかし、その機能におきましても、そういった議員がおっしゃられるような機能を農地中間管理機構が現在果たしているかというと、若干微妙な点もありますので、そういった不備、それから、円滑な運用ができるような点につきましては、機構、それからまた県等に改善等、今後も要望なりをしていきたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)まさに私が言いたいことを答弁していただきました。ぜひ市のほうからですね、そのような提言、また、そういった要望、そういった活動を続けていっていただきたいと思っています。  地域の人たちがですね、やはり、その土地がどなたの土地なのかって分かっている場合はまだいいんですけれども、今後ですね、その土地がどなたのものなのかというのが、農地がどなたのものなのか分からなくなっていくおそれもあります。草刈りすれば少しきれいになるんだけど、その土地に手を出すことはなかなか難しいというような状況もありまして、何かいい形で、家族の人たちに受け継いでいくことができなければ、もし作っていただける方が地域の中でいらっしゃるんであればですね、そういった方たちに受け継いでいったり、市や中間管理機構が取りまとめをしていただいて貸付けを行ったりだとか、そういった収益のことも考えていっていただければ、実になるものが少しできてくるのかなと。それが周辺地対策や過疎化対策につながっていけばと思っているところでございます。ぜひまた、よろしくお願いいたしたいと思います。  もう一つは、観光についてです。先日、ある友人からですね、二〇二二年九州キャンピングカーショーの地域PRに宇佐市が来ていたよということを教えてくれました。私はそれを全く知らなくて、本当にという話を伺っていたら、また、もう一人の友達からですね、電話を受けて、宇佐市、来てたねというふうに言われたんで、そこに行ったのというふうに聞くと、うん、行ってきたよって。熊本であったんだけど、宇佐市の方がPRしていたよというふうに言われました。非常にうれしかったし、今、宇佐市がPRがなかなか難しい、PR不足だと言われる中ですね、観光のほうもいろいろ御尽力されているんだなと改めて分かったところでございます。  もしよろしければ、そのキャンピングカーショーのPRに行かれた経緯や目的などが分かれば教えてください。 ◯副議長(井本裕明君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課長 出口でございます。議員の再質問にお答えします。  経緯、目的ということでございますけども、コロナ禍にありましてですね、マイクロツーリズムでありますとか、アウトドア型のキャンプも含め、そういった旅行形態がブームになっているということで、いろんなところの商談会とかイベントには参加するんですけど、ちょっとターゲットを絞った形で、そういったところに、宇佐市もやはり旅行村でありますとか、岳切渓谷でありますとか、民間ではありますけどもサファリパークでありますとか、よかろうパーク、そういったキャンプのできるところがございますので、そういったところを含めてPRしたいということと、併せまして、宇佐のブランド認証品、ふるさと納税に向けた、一つ、まとめたUSA Boxというのもつくりましたのでですね、そういったもののPRも併せて行いたいということで参加してまいりました。  これは毎年やっている。実は昨年も参加予定ではあったんですけども、コロナ禍でちょっと厳しい状況でしたので、パンフレット配布だけにしてですね、昨年というか、一昨年ですね、昨年ですね、今年度は少し落ち着いたということで参加させていただいたということでございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)本当にこう何というんですかね、コロナ禍でもあったんですけれども、かなり出展者も多かったと思うんですけれども、御来場された方々も多かったというふうにお伺いしております。そこで宇佐市のPRができたことは非常にいいことだなと思う反面ですね、このキャンピングカーショーになぜ行ったんだろうというようなところも思いました。  そうしたときに、また宇佐市のほうから、今晩、夕方、TOSで観光のPRがあるようということをお伺いしましたので、せっかくなのでテレビを拝聴させていただきました。  そのときに、先ほども答弁の中にも出てきましたけれども、アフリカンサファリがRVパークというものを造っておりまして、そこでキャンプができるということをお伺いしました。非常に緊張しながら、丁寧に説明してくれた女性職員の方が印象的ではございましたけれども、すばらしい説明をしていただいたなと、宇佐市を一生懸命PRしている姿に感銘を受けました。  そんな中、そういうRVパークやキャンプ場というのは、非常にこれから立ち寄りやすいし、宇佐市に交流人口ということも含めまして、少人数かもしれませんけれども、そこでやはり来ていただき、できればお金を落としていただきたいというのが観光の基本的な考え方だと思いますので、安心院や院内にそういう施設が今あるのであれば、ぜひそれに付加価値をつけてですね。例えば、渓流釣りができるよとか、時期によってはスッポンの甲羅干しが見れるよとかですね、そういったものもPRの中に入れていただければ、もっともっと宇佐市を知っていただけることになるのではないかなというふうに思って。  さらに、そこに、周辺地域であればですね、まちづくり協議会が設置されています。私、是永市政で一番評価をしているのは、私がこういうことを言うのも何なんですけど、まちづくり協議会の設置だと思っております。県内でも珍しい取組だと思っていますし。北部振興局の局長さんにも以前お伺いしたことがあるんですけれども、宇佐市はこの取組がすごいよというふうに紹介されたこともあります。  そのまちづくり協議会をですね、ぜひ活動の拠点にしていただければなとも思っています。そうすれば、違うまちづくり協議会も見習って、うちでもやりたい、この地域でもやってみたいということが出てくるかもしれませんので、いかにお金を使わずして効果を上げるかというところを考えていただければなと思います。  ちょっと話がずれるかもしれませんけれども、まちづくり協議会を持続させていくためには、やはり収益性なものが必要だと私は考えています。補助金や支援金が毎年出ているかもしれませんけれども、何かやはり収益が上がるものが一つあればですね、やはり参加する皆さんも楽しまれると思いますし、この地域をきれいにしたい、多くのお客様に観光に来ていただきたいということにもつながるかもしれませんので、そういったこともぜひ総合政策のほうでも考えていただきたいですし、観光・ブランド課のほうでも話を協議していただければなというふうに思っています。  過疎化対策についてはここで締めたいと思います。  続きまして、二項目めの学校教員についての再質問に移らせていただきます。  一点目なんですが、これは今、欠員や足りないというお話を聞きましたけれども、今の状況で不都合が出ているのでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課の都です。再質問にお答えします。  今現在、授業等に担任外の者が行ったり、それから管理職が行くと、状況が厳しい状況であります。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)厳しい状況の中、多分、校長先生や教頭先生が一生懸命授業に入ったりですね、いろいろ、ふだんしなくてもいいことまでされているような状況だと思うんですけれども、この不都合な状況をどのような形で打開していこうと考えていますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)まずは、授業ができる教員を様々なルートで探し続けていくことはもちろんですけれども、その他、市費の職員がですね、特別支援教育支援員をはじめ十三ほど職種がありますので、よく学校と現状を話して、その困りに対応できるように考えてまいりたいと思います。
     以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)若山議員もですね、この問題について質問されておりましたので、その辺の県費に関することだとかそういったことは答弁いただきましたから把握しておるつもりです。  ただ、この免許を持っている方、スクールソーシャルワーカーもそうですし、スクールサポートスタッフもそうなんですけれども、条件が見合う方でないと、市のほうも採用することは難しいと思うんですけれども、その辺の様々なルートというお話がその辺のことに関わってくるのではないかと思うんですけども、その辺についていかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)お答えします。  免許を持つ者に関しては、県教委もそうですけれども、事務所のほうにも要望してまいりたいと思います。免許を持たない者については、業務の負担軽減、それから子供の支援というところで状況が違いますので、その状況に見合ったものを面接等をしながら探してまいりたいと思います。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)そもそも、その対象者というのはどうなんでしょう、多いんでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)お答えします。  対象者につきましては、免許保有者の減少の部分で、そもそも教育学部の定員が減少してきたり、応募者の減少というのはございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)様々なルートの中に、そのほかのルートというのはお考えでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)教員に関してだと思うんですけれども、教員に関しては免許の更新制が廃止となりますので、それまで休眠になっていた方々に声をかけようというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)文科省のほうで特別免許の活用ということを言われております。その辺についてはお考えしていますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)お答えします。  特別免許ということに関してですけれども、現在のところは、小学校の英語の資格者保有者というところがございまして、そういうようなところも含めてですね、県教委と状況を話しながら進めているところです。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)分かりました。これ以上言うといろいろと問題が出てきますので、この辺でやめておきたいと思います。  二項目めに移らせていただきます。  課長、高知市の教育委員会、ホームページを見ていただいたと思うんですが、この困り事のほんの少し変えるだけでうまくいく、御覧になられましたでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都です。  この本書については拝見させていただきました。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)率直にどのような感想をお持ちになられたか、お伺いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)お答えします。  本書はですね、教員の指導について、少し視点を変えれば、実は子供のほうが困っていることを認識した上で、適切な支援のその方法について触れられているもので、大変分かりやすいと考えました。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)、私もこれを拝見いたしました。ダウンロードしたらですね、百四十五ページ強ございまして。内容がですね、もう本当に分かりやすい。何というか、難しいことは一切書いていない。本当にこう誰が見ても分かりやすいような困り事対策だったなというふうな印象を受けております。  それと同時に、これは教員に向けて作ったはずなんですけれども、これは本当に保護者に対しても非常に参考になるなというふうに感じました。私もこの本を読んで、子供たちにもっと早く、この本に出会っていれば違う教育ができたのにというような、しつけができたのにというふうな反省をしたところでございます。  今の時代、やっぱりこういうものが必要なのかなという気がします。先ほど吉田議員も、マニュアルがあったら、マニュアルがあったほうがいいですよというようなことをおっしゃっていましたけど、まさにそのとおりで、やはり向かうべき方向や、その家庭家庭によっては違うと思うんですけれども、本当にこう指針になるような冊子のような気がします。  昨日、実は、高知市教育委員会に電話で問合せをいたしました。教育委員会の中に研究所というものがあるそうです。その研究所、教育研究所というところが実はこの冊子を作っているんですけれども、非常にすばらしいものを作られましたね。作られた経緯、どんなものがあったか教えてくださいというようなお話をしたんですけれども、これは十年の蓄積ですというふうにおっしゃっていました。教育委員会が十年間かけて、現場の生の声を拾い上げてきたと。その拾い上げた声の集大成ですというような形でした。  教員の皆様の御反応はどうでしょうかというお話をしたところ、特に若年の先生たちに大変好評だと。やはり今まで経験してきた先生たちは、もうあるんですよ、自分の中にマニュアルというものが。しかし、若い先生たちには、今の子供たちの多様性をどう扱っていいかが、やはり迷路に入ってしまうと。その迷路が、さらに自分を追い込んでしまうというようなことをお伺いしました。  宇佐市で同じものを活用しろというわけじゃないんですけれども、ぜひ参考にしていただいて、宇佐は宇佐の子供たちで困っていること、宇佐の教員の皆さんが困っていること、保護者が困っていることを拾い上げていただき、何か指針をつくっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都です。再質問にお答えします。  大変参考になるものでありましたので、参考にさせていただきたいと思うんですが、今現在、各学校では、子供自身の一人一人の困りに寄り添いながら、スクールソーシャルワーカー等ともつなぎをしながら、保護者とも話をしていっているので、それも引き続き続けながら、ぜひこの本についても参考にさせていただきたいと考えています。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)この本の後書きの中に、少しだけ紹介させていただきますが、さりげなく支援を減らすことも大事なんですというふうに書いていました。支援の引き算を行ってくださいと。そのことは子供の成長の足し算になるということも書いております。それは、徐々に子供をつなげる支援につながっていきますし、つながっている集団は子供の成長の掛け算になると。そして、今後教師に求められる力は、教師が子供とつながる力とつなげる力、そして、子供の関係を広げる力ですというふうなことを書かれておりまして、非常に感銘を受けたなと、そのとおりだなというふうに感じたわけです。常に子供たちが自分たちで成長していくことが大事なんですというようなことが書かれております。  宇佐市ももちろん教育委員会を中心として、教員の皆様の御尽力というのは本当に私も重々承知しております。その中で、先ほど、休んでおられる先生方がいらっしゃるということもお伺いしましたし、そういったことで苦しんでいる、言葉には出さないんですけど、苦しんでおられる方がもしいるのであれば、ぜひ救っていただくことを行っていければなというふうに思ったわけでございます。  二点目の質問はここで締めさせていただきます。  そして三点目なんですが、市のほうでは家庭訪問をやめるつもりはないと、これからも行っていくということでございます。家庭訪問の時期というのは、私たちは子供の頃は、結構入学式が終わってすぐ春の時期だったと思うんですけど、今の状況はいかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都です。再質問にお答えします。  今現在は、今、本年度はですね、コロナの状況から、学校のほうで懇談等を行っているところです。通常の状況にいたしましては、学校の実情に応じた家庭訪問を実施しております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)竹田市は今年度からですね、廃止したということでございますが、思い切った施策だなと。そんなに廃止するほど、やはりその時期に忙しいというのは分かりますけれども、教員がやっぱり不足してきたこともありますし、スクールソーシャルワーカーとかを利用されたらどうかなというところもあるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)では、お答えします。  家庭訪問につきましては、家庭の状況や、児童生徒の通う通学路等を含めた、安全面も含めてですね、児童生徒が住んでいる地域の様子を知るということは、学校における教育活動を進める上で基盤となるものだというふうに考えておりますので、時期は学校の実情に応じたものもあるかとは思いますけれども、家庭を訪問するということは意義があるものというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)分かりました。引き続き、またその辺のことをですね、今後も話し合っていければなというふうに思っています。  それでは、最後に、三項目めの水道事業についてお伺いしたいと思います。  まず、官民連携についてお伺いいたしますが、今現在、官民連携を行っている取組などありましたら、御説明ください。 ◯副議長(井本裕明君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)上下水道課の土居でございます。再質問にお答えいたします。  今現在、官民連携ということで民間のほうに委託している業務につきましては、山本浄水場の運転管理、また、休日の漏水修繕対応、開栓閉栓業務、水道メーターの検針業務、交換業務といったような仕事を、今、民間のほうに委託しております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)既にもう浄水場の関係、そして漏水や調査、修理、そういったものが民間のほうに委託されて行っているということ、分かりました。しかし、この中で一番その課題というか、そういったことは何かございますか。 ◯副議長(井本裕明君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)お答えいたします。  課題となっている点につきましては、特に休日、休日につきましては、受付業務は市のほうで行っております。職員当番を職員が決めて、職員で当番を決めて、市民からの連絡を待っているような状況の中で、管工事組合とそこの契約はお願いしているところはあるんですけど、なかなか業者も休日にすぐに動けないというような状況もあると聞き及んでいます。どうしても休日対応という点になりますと、緊急で急な対応ということになりますので、そこは、職員間連携を取りながら、また、管工事組合との協議も重ねながら、断水等が起こらないように進めていきたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)私が思った懸念というか課題というか、五年後、十年後、ずっとまた先を見据えたお話になるんですけれども、やはりできるだけ、先ほどの話ではございませんが、行政の少しでも荷物を減らしていき、また地元の貢献につながればというところが基本理念であるんですけれども。  そんな中、水道課のですね、人員の確保というか、それに対する、そして技術力の関係、そして、技術力を補っていく教育の関係、そういったものについてちょっと心配しております。というのは、やはり職員の異動がございますよね。ずっとその専門的な方たちが何十年もそこにいていただくというのはなかなか難しいことではございますので、そういったことも含めて、少しでもそういったことを、技術的な面とかいろんな面を、もし民間のほうに委託できるようなことであれば、積極的に取り組んでいただければなと思うんですけど、その辺についていかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)再質問にお答えいたします。  議員御指摘の人材という点につきましては、御指摘のとおり、どうしても職員が、本市の場合は市の職員でございます。大都市等であれば、水道局といったような組織の中で職員を採用しているというような状況の中で、本市の場合はいろんなところに職員が異動するということが前提でございます。  そうなってくると、やっぱり、特に水道事業というのは、どこに管が入って、どういった操作をすれば、市民の方々に迷惑がかからないかというような知識ですね、そういったものを職員に引き継いでいくという点では、議員御指摘のようになかなかうまくいっていないような状況でありますので、現在、情報システム等を整備して、誰でもが見ても分かるような体制づくりは行っているところではございますが、民間の力を活用できる点につきましては、また管工事組合さん等と協議等を行っていきたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)それと同時というか、他方、一方ですね、専門業者の弱体化も考えなければいけないなと思っているわけでございます。管工事組合に頼めば、全て専門的なものが、知識があり、技術力があり、しかし、未来永劫ずっと続けていけるのかというところもありますので、早めにですね、そういった取組を、やはり宇佐市の中でシステム化していければですね、それなりの体制を整えて、民間のほうも整えていけるのではないかなというふうに感じています。  もともと、公共事業というのは、やはり企画、そして立案、設計、そういったものを主に行政側が行いですね、その後の専門的な技術というのは、やはり民間のもので活用できるものがあればぜひ民間の活用を行っていただければ、少し行政の重い荷物が置いていけるのかなというふうにも感じています。  何もかも行政がすることが一番、その責任やそういったものも簡単にこの中でできると思うんですけれども、やはりオール宇佐市という形で、経済の発展やそういったことも含めて、民間事業者の活用というのはぜひ行っていただければなというふうに思います。  もう一つは広域化についてですが、将来、広域化もやはり頭に入れておかなければならないと思います。すぐすぐの問題ではないと思うんですけれども、これから老朽管の整備はいろいろやっていきますが、なかなかやはり時間がかかるものでございます。宇佐市だけで執り行うというのもなかなか難しいのかもしれませんけども、少し幅を広げてですね、県とそのような協議も行っていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)再質問にお答えいたします。  最初の答弁でもお答えいたしましたように、現在、県のほうが、水道広域化推進プランというものを策定に向けて、今、関係機関、本市も含め、事業主体と策定会議を開催しているところでございますので、そういった中で、どういった部分が、広域化する中でソフト面とハード面という点で考えられると思うんですが、ハード面はどうしても物理的に広域化できないというような点があるということで、会議の中でいろんな議論がされているところであります。  ただ、ソフト面で、資材の共同購入とか、情報システムの統一とか、そういった部分はソフト面ではできる点がありますので、そこら辺も含め、現在、県の中で協議を行っているところでございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)和気伸哉君。 ◯七番(和気伸哉君)話合いを進めることは非常に大事なことでございます。市内の民間業者とも、ぜひですね、市と業者の協議、説明会、話合い、学習会、そういったものをぜひ進めていっていただければ、また新たなアイデアもあるかもしれませんし、お互いの考えが理解しあえるのではないかなというふうに思っております。そのような形で進めていただければなと思います。  以上で、全ての質問項目が終わりましたので、私の一般質問を終わりたいと思います。
    ◯副議長(井本裕明君)以上で、和気伸哉議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十四時二十分といたします。                 休憩 午後二時〇九分               ──────────────                 再開 午後二時二十分 ◯副議長(井本裕明君)休憩前に引き続き、会議を開きます。一般質問を続行します。  十三番 辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。一般質問三日目、最終番の辛島でございます。  午後、大変外は暑い中でございます。皆さん、お疲れのところ、最後まで、約一時間、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。  今回は、二項目、九点、一般質問です。早速、中身に入りたいと思います。  まず、一、地域と暮らしを守る。  一点目、市長が掲げてきた縦軸と横軸、県の事業として横軸の黒川松崎線の整備がいよいよ始まるということでございます。二〇二九年度の完成を目指すとのことですが、全体のタイムスケジュールは。また、完成後の期待や効果についてお聞きします。  二点目、四月の企業物価が前年同月比一〇%の上昇でした。ロシアのウクライナ侵攻による原油や原材料の高騰、円安による輸入価格の上昇の影響が大変大きい。大企業には追い風のところも多々あると聞いていますが、市内の中小企業や商店、その他農家さんも含めて、漁業も含めて、皆さんにとっては厳しい環境となっています。多くの議員さんからも質問がありましたので、私の角度からの質問をしていきたいと思います。市としてどのような対応、支援を考えているのか。  三点目、平和ミュージアムの建設については、オリンピックが終わるまで当面白紙ということだったと思います。豊の国塾、宇佐まちなみ修景隊など、この間、独自の活動を続けておられます。現在の考えについてお伺いいたします。  四点目、国の文化審議会が国連教育科学文化機関のユネスコですね、無形文化遺産登録に申請する候補に伝統的酒造りを選んだ。宇佐市としても清酒特区として具体的な政策を考えるときではないか、お聞きいたします。  五点目、長引くコロナ禍の影響で市内の様々なサークル活動が停滞、もしくは消滅の危機に際しています。それぞれのサークルの現状を調査して、寄り添った対応が必要だと思います。お伺いいたします。  六点目、高齢者支援として、現状を鑑みて、注力が必要なところをお伺いいたします。  二項目め、子供たちの未来を守る。  一点目、視覚障害を持つ人の現状は。また、それぞれの障害に対しての支援や対応についてお伺いいたします。  二点目、図書館や児童館、公民館など公的な施設が主に月曜日休館が多いように思います。利便性の観点からも、休館日をずらす等の対策についてお聞きいたします。  三点目、外国からの留学生支援について。宇佐市が第二の故郷となる留学生に対しての支援が必要。県下の高校では、柳ヶ浦高校さんが突出している留学生数だと思っております。宇佐市として積極的に支援するべきじゃないか、お伺いいたします。  以上です。一回目を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域と暮らしを守るについての一点目、県事業としての黒川松崎線整備の全体タイムスケジュールと完成後の期待や効果についてでありますが、都市計画道路黒川松崎線は、県道中津高田線のバイパスとして、県宇佐土木事務所が整備しているものであります。  計画では、総延長五・九キロメートルのうち、事故や交通混雑など課題が多い柳ヶ浦・長洲区間二・八キロメートルを優先着手し、残り区間につきましては、西側は既存市道尾永井・江須賀線、東側は県道長洲宇佐神宮線を活用し、暫定二車線でつなぐこととなっております。  県宇佐土木事務所に聞いたところ、昨年度より、柳ヶ浦・長洲区間の用地買収を開始しており、令和六年度に柳ヶ浦側から着工し、令和十一年度の完成を目指しているとのことであります。  完成後の期待や効果につきましては、都市計画道路柳ヶ浦上拝田線やJR柳ヶ浦駅周辺の整備との融合により、本市の玄関駅であるJR柳ヶ浦駅を拠点とした交通網が確立されるとともに、東九州自動車道を軸とした高速交通ネットワークの強化が期待できます。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯副議長(井本裕明君)次に、一項目め、地域と暮らしを守るの三点目を、教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域と暮らしを守るについての三点目、平和ミュージアムの建設について。豊の国宇佐市塾、宇佐まちなみ修景隊など、独自の活動を続けている。現在の考えはについてですが、本市では、我がまちも戦場であった歴史を後世に伝えていくため、平和の大切さと命の尊さについて考える機会の創出を目指し、市平和ミュージアム(仮称)基本構想・基本計画に沿って各事業を展開しております。また、活動を続けている民間の団体の方々には、各ソフト事業を中心に御協力をいただいているところであります。  市平和ミュージアム(仮称)資料館については、平和ミュージアム構想の実現に向けての基幹となるものであり、後世に正確な史実を伝えていくためにも重要な施設として必要であると考えております。その一方で、オリンピック後も入札不調の要因とされる資材の高騰や人材不足が続いており、ウクライナ情勢等によりさらに加速している状況であることから、建設業界の状況や社会経済情勢を注視しつつ、市の財政状況も鑑みながら判断してまいります。  また、現在、遺構が整備されたことや、コロナ禍で県内の小中学生を中心に平和学習で来訪する学校が増えていますので、案内サイン設置や平和学習プログラム作成等の補正予算案を今議会に提示しております。これからも、来訪者の満足度向上のため、事業を通じて民間の団体の方々とも協力し、リピーターの確保に努めたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)次に、一項目め、地域と暮らしを守るの二点目及び四点目を、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えします。  一項目め、地域と暮らしを守るについての二点目、原油・原材料の高騰や円安による輸入価格の上昇により厳しい状況に置かれている市内中小企業や商店に対し、市としてどのような対応・支援を考えているかについてですが、現在、ウクライナ情勢の影響もあり、原油をはじめとするエネルギー価格や小麦などの食材を含めた原材料費が高騰しています。食品はもとより多くの製品の値上げが予定されており、飲食業や小売業、製造業等、多くの事業者には大変厳しい環境となっております。  議員御質問の事業所に対する支援策につきましては、個人消費の下支えなど物価高騰に対応するため、県と協働して、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した、地域消費喚起プレミアム商品券支援事業に係る補正予算を今議会に提出したところであります。現在実施しているプレミアム商品券事業と同様の規模、期間での実施を予定しており、継続して実施している持続化補助金や利子補助と合わせて、消費者、事業者に対しての効果的な支援策になるものと考えています。  次に、四点目、国の文化審議会が国連教育科学文化機関の無形文化遺産登録に申請する候補に伝統的酒造りを選んだ。宇佐市としても、清酒特区として具体的な施策を考える時期ではないかについてですが、議員御指摘のとおり、本年三月、国は、ユネスコの無形文化遺産登録に伝統的酒造りを提案することを決定し、二〇二四年に政府間委員会において審議がされるようであります。  御案内のとおり、本市は、一昨年三月に、全国初となる、いわゆる清酒特区の認定を受けました。それを受け、本年五月に三和酒類株式会社により、日本酒の体験醸造場や飲食スペース、発泡酒製造場などを備えた辛島虚空乃蔵が完成したところです。  市としましても、この辛島虚空乃蔵をはじめ、市内七蔵で構成するジョッカスと連携し、宇佐の歴史と発酵酒蔵を巡るツアーなどにより、観光誘客に努めたいと考えております。  また、本市には酒蔵のほか、こうじ屋、しょうゆ、漬物製造などの発酵醸造産業とその文化が市民の暮らしに根づいておりますので、宇佐米を原料とした新酒開発支援や、発酵と醸造をテーマにした体験講座、加工品の販売促進など、本市の六次産業化の推進にも努めてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)次に、一項目め、地域と暮らしを守るの五点目、及び二項目め、子供たちの未来を守るの二点目を、教育次長 末宗勇治君。 ◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育次長の末宗でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、地域と暮らしを守るについての五点目、長引くコロナ禍の影響で、市内の様々なサークル活動が停滞、消滅の危機に際している。サークルの現状を調査して、寄り添った対応が必要だと思うがについてですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な住民の文化、スポーツ等の活動が制約を受けています。  本市においても、公民館等の社会教育施設、体育館等のスポーツ施設、また、文化会館等の文化施設が一時休館せざるを得ない状況となっておりました。  市内の全てのサークル活動についての調査は困難でございますが、公民館での自主サークルにつきましては、会員減少や高齢化を理由に、活動を休止した少数の事例を除いては、コロナ禍以前の活動に復して活動を行っております。  また、子供を中心とするサークル活動では、子育て関係の母親クラブが市内に二団体あり、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮しながら、年間を通して継続的に活動を行っております。スポーツ関係では、施設の使用ができなく、停滞していた時期もございましたが、ほぼ活動が再開できている状況でございます。  今後も引き続き、施設等での換気、適切なマスク着用、使用後の消毒等の基本的な感染防止対策の徹底により活動場所の安全を図るとともに、運営についての相談があれば、それぞれの関係部署にて助言等を行うなど、サークル活動に寄り添った支援を行ってまいりたいと考えております。  次に、二項目め、子供たちの未来を守るについての二点目、図書館や児童館、公民館などの公的な施設が主に月曜休館となっている。利便性の観点から休館日をずらすべきと思うがについてですが、市民図書館は、市民図書館条例で休館日を月曜日とし、平成二十三年以降は、月曜祝日開館を実施しております。  児童館の休館日は市児童館条例で定められており、宇佐児童館は月曜日で、月曜日が祝日の場合はその翌日が休館日となっております。また、安心院児童館は日曜日が休館日となっております。  公民館は、市公民館条例で月曜休館を定めておりますが、休館日の使用については、教育委員会が特に必要と認めたときは利用できるとなっております。現在、特別な事情がある場合は、申請をいただき、特に必要と認めた場合のみ使用を許可しております。  月曜日を定期休館日としている理由の一つには、特に利用の多い土曜日、日曜日の直後の平日ほど利用が少ない傾向にあるためで、休館による利用者への影響が最も少ないと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)次に、一項目め、地域と暮らしを守るの六点目及び二項目め、子供たちの未来を守るの一点目を、福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)福祉保健部長の垣添でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、地域と暮らしを守るについての六点目、高齢者支援として、現状を鑑みて、注力が必要なところはについてですが、本市の総人口は減少傾向であるのに対して、六十五歳以上の老年人口は増加が続いている状況です。  第八期介護保険事業計画・高齢者福祉計画での高齢者人口推計では、高齢化率は一貫して増加が続く見込みとなっており、二〇二五年には三八%を超え、二〇四〇年には四一%を超える予測となっております。  そのような中、本市の高齢者支援対策として重点的に取り組んでいるのは、第一に健康寿命の延伸です。健康寿命とは、介護の必要がなく、自立した生活が送ることのできる期間のことで、昨年十二月の厚生労働省の発表では、大分県は、男性は全国一位の七十三・七二歳、女性は四位の七十六・六歳と、全国平均を大きく上回る結果となっています。これは、介護予防教室や認知症予防教室、生きがいづくりの高齢者サロンなどをきめ細かく展開してきた成果だと考えております。  第二に、地域共生社会の実現に向けた総合的な支援体制の構築であります。在宅医療・介護連携支援センターを中心に、よりよい医療、介護を提供するための多職種連携を推進してまいります。  第三は、見守りネットワークなどの地域連携体制の構築でございます。地域における見守り体制を確立するための地域連携を進めており、昨年は、県内初となる金融機関との地域における見守り支援に関する連携協定を締結いたしました。  今後も、誰もが安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。  次に、二項目め、子供たちの未来を守るについての一点目、視覚障害を持つ人の現状は。また、それぞれの障害に対しての支援や対応はについてですが、市内で視覚障害により身体障害者手帳の交付を受けていらっしゃる方は、本年六月一日現在、二百八人です。等級別では、一級、七十三人、二級、六十二人、三級、十一人、四級、二十二人、五級、十九人、六級、二十一人となっております。年齢別では、三十歳未満が〇人、三十歳以上六十歳未満の方が二十七人、六十歳以上の方が百八十一名となっております。  また、支援や対応については、障害者総合支援法に定められた自立支援給付による障害福祉サービスや補装具の給付、市町村地域生活支援事業による日常生活用具の給付、身体障害者手帳一、二級の方を対象とした医療費の助成などを支援を行っております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)最後に、二項目め、子供たちの未来を守るの三点目を、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、子供たちの未来を守るについての三点目、外国からの留学生支援についてですが、現在、柳ヶ浦高校においては、インターナショナルコースや体育進学コースに延べ六十六名の留学生が在学しており、グローバルな視野を持つ国際人の育成が図られております。  こうした留学制度を通じて、学校全体で異文化に対する理解が深まっており、ひいては地域の国際化にも大きく貢献するものと期待しております。  しかし、親元を遠く離れ、慣れない異国の地での生活には不安や困り事も多いのではないかと考えます。市では、多文化共生施策の一環として設置をいたしました外国人総合相談センター等を通じて様々な相談支援を行っておりますが、今後も、学校現場と連携を密にし、留学しやすい、また生活しやすい環境づくりに向け、市として何ができるか、調査研究してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十三番 辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)答弁ありがとうございました。それでは、順次、再質問を行います。  まず、一項目の一点目、黒川松崎線でございます。これは、ほかの柳ヶ浦駅周辺整備、あと縦軸横軸、四日市上田線の整備、ごめんなさい、あと柳ヶ浦上拝田線ですか、それぞれの縦軸横軸、そして駅周辺整備、これは面的な整備として、十三年前、是永市長が訴えて、やっとこれでこの黒川松崎線でほぼ出そろったということだと思います。  このそれぞれの事業自体は約三十年ぐらい前から柳ヶ浦地域でもずっと望まれて、計画としてはありましたけども、なかなか事が動かず、実現に足踏みを何十年としていた事業でありますけども、このたびの黒川松崎線、県の発表により、ほぼ、もう後戻りすることはなく、完成、いわゆる面的な整備というものが完成するものと思っております。これは述べましたように柳ヶ浦地区にとっては長年の念願がかない、宇佐市の発展にも寄与する整備だと信じております。柳ヶ浦地区の住民、関係会社等の念願がかない、僣越ではございますけども、柳ヶ浦に私も今住んでおりますし、感謝を申し上げたいと思います。これにより、これが完成して、柳ヶ浦駅を中心として、また、さらなる発展をすることを見守りつつ、期待をしております。  そこで、当初と少し状況が変わったのが、災害ハザードエリアの開発規制の見直し等があって、少しその辺の状況が変わったのかなと思うんですけども、この影響もあるかと思いますけども、駅周辺はどのように、黒川松崎線も含めて、具体的にどういった周辺になるのかなって、何を目指すのかというのもあればよろしくお願いしたいと思います。 ◯副議長(井本裕明君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)都市計画課長の大木でございます。辛島議員の再質問にお答えします。  柳ヶ浦周辺の整備事業は、来年度を目安に今整備を進めております。それとともに、柳ヶ浦上拝田線の整備も来年度終了します。今度、黒川松崎線については、本格的な工事は令和六年度からという形で今計画を進めております。  まず、縦軸のほうが先に完成するという形になりますので、柳ヶ浦駅の整備につきましては、まず、駐車場整備、駅前、駅舎のロータリー等の整備を行いますので、まず、通勤通学の混雑の緩和、そして、バス等の乗り入れが駅舎のすぐ横まで今度入れるようになりますので、観光拠点として、または四日市や駅館等の市街地への通行の便利さが向上するというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)国が、何ですかね、規制の見直しをした件ですね、災害ハザードエリア、これの影響も全くないと考えてよろしいですか。 ◯副議長(井本裕明君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)お答えします。  災害ハザードエリアについては、浸水区域等のことというふうに思っておりますけども、駅自体の機能等については、変更しようがちょっとないところがありますので、もうソフト面で対応していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)駅の完成、そして駅の完成が市民生活、見た目にもすごく大きいので、その完成を楽しみに、また、私自身も注力できるところは一緒になって駅を、駅周辺の盛り上げに努力したいと思います。  この黒川松崎線が二〇二九年、そしたら、そのときになるといろんな進出、誘致等も進んでこようかと思います。また、その都度、地域と市と連携をして、せっかく面的な整備ができるわけですから、それに備えて、また一緒に力をいただけたらと思います。よろしくお願いします。  二点目、このたびの議会で、臨時交付金による幅広く対応する議案も上程されております。まずはその効果や影響を見守りたいと思っております。  その中で、一つ、やはりちょっと私も心配、気がかりなのが、宇佐市は田園地帯でございます。農家さんの肥料が高騰するということが報道されておりますけども、今現在、秋、また、来年に向けて、さらに高騰していく可能性もございます。その辺をの見通しも含めて、どのようにお考えか、教えてください。 ◯副議長(井本裕明君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)農政課長の久保でございます。辛島議員の再質問にお答えします。  原油価格、また、物価高騰対策としましては、現在国を中心に様々な措置が取られているところです。しかしながら、議員おっしゃるとおり、全ての農業者に関与する肥料、肥料代については、おっしゃるとおり、先般六月から十月に供給される秋肥の値上げが発表されたところです。春肥に比べて、平均ですが、五五%ほど上昇する見込みで、今後も価格の上昇は上昇傾向を続けるものと考えております。
     また、肥料代は、経営費に占める割合が、これも各品目によって異なりますが、六から一三%、約一割が肥料代として物財費として占める大きなものとなっております。それを受けてということもあるんですが、国におきましては、負担軽減が図られるよう、肥料代高騰に対する補助制度の創設を含めて制度設計を行うという発表が先般出されたところです。  私ども市としましては、できる限り、簡素な手続で、迅速な支援につながることが、全ての農業者が対象になるべきものと思っておりますので、早急な支援につなげることが重要だと考えておりますので、今後の特に参院選後の動向等々に注視していきたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)この費用高騰について、私も農業をされている方と意見交換もしてきました。元経済部長の、久保課長も御存じな方とも意見を交換してきました。周辺部で後継者不足の中で、肥料がこれ以上上がってくるようなことがあると、もう周辺部で農業を一生懸命やっている人ができんでという声が、やっぱり圧倒しております。これを機にと考える方も出てくるのではないかと、やっぱり危惧していました。そういったことも含めて、この高騰だけじゃなくて、これが追い打ちになる可能性もあるので、現状をよく、また農協さん等も含めてですね、やり取りしながら、何とか貴重な農地を守って頑張れるようにお願いしたいと思います。  その次ですね、三点目、平和ミュージアムについてですけども、空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会が先般、熊本の錦町ですかね、でありまして、錦町が加わったということでございます。私もそれぞれの地域を拝見すると、やっぱり立派な資料館というか、施設を持って、それぞれ平和学習ができて、修学旅行、観光客も勉強しに来れるというようなところがございます。  大きな宇佐市としては、フィールドを持っているんですけども、宇佐市がなかなか拠点となる平和ミュージアムが足踏みしている状態ということで、なかなかこの協議会においても、堂々胸を張っていけないんじゃないかなという思いもございます。  そして、それで、この答弁書にもありますけども、建設業界の状況や社会経済情勢を注視すると、この変化を待つ、もしくは変えるというのは大変困難だし、予測が不可能、もう何年、五年、十年変わらない可能性だってございます。  それよりも、これは私の考えですけども、設計自体をやり直す。設計を変えるというほうのほうが早いことだと私は思っておりますので、まず、もうこの高騰の中で社会情勢の変化を待つというのは、もう全く見通しが立たないということに私は聞こえますので、設計を変更、もしくはもう設計を破棄、そういったことを考えられるのか、お伺いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野です。十三番 辛島議員の再質問にお答えいたします。  貴重な御意見と受け止めさせていただきますが、現時点では、そういった設計の見直し等は考えておりません。もし、建設に関して方向転換を図るという場合には、建設準備委員会等に諮る必要がございます。社会経済情勢と市の財政状況を鑑みながら、今後総合的に判断してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)私は、計画をゼロにするとか戻すとかストップするための破棄、変更ではなくて、完成させるために、この目的を遂行するために設計の破棄、もしくは変更ということで、ぜひ審議会でしたっけ、協議会、地域会にこういった意見が上がってきたということで、また、ぜひそちらでも議論をしていただきたいと、前に進めるために議論していただきたいと思います。  これはですね、やはり、そうやって市民の豊の国塾さんもそうですし、修景隊もそうですし、やはり遺族会もそうです。この宇佐市にとっては必要な施設だと思っている方がたくさんいらっしゃいます。それは、高層ビルでね、すごく立派なものが期待しているとかじゃなくて、資料を保管できて、手を合わせる場所であり、そこで学習ができる場所ということでございますので、そういった目的を達するための設計になるように、もうくどいようですけども、そういった意見があったということで審議をしていただきたいと、協議を進めていただきたいと思います。これはもう要望で結構です。お願いいたします。  それでは、次の四点目、ユネスコに申請書を提出して、二〇二四年に審査される見通しで、これは、このコロナが落ち着きつつある中で、GoToの話とかも国も出ています。観光に外国人の入国制限等の緩和等もございます。恐らく、私の想像ですけども、国は観光におけるインバウンド等の結びつきも考えていることだと思います。もしくは日本酒の輸出や、醸造技術、いわゆる伝統技術の海外進出もあるのかもしれません。  宇佐市としても、国の狙いや動向を敏感に、機を逃さないよう、国、県と事業者さんのつなぎ役として、今回答弁書にもありましたように、ツアー等をつくって、観光誘致、誘客に努めるということもございますので。これは恐らくユネスコには何か目的があって、何かメニューも、国もその後のメニューも考えてきていると思いますので、ただ、それがまだ表には出ていない部分があろうかと思います。そういったことをまた国、県と連携しながら、機敏に対応していただきたいと思います。これも要望で結構です。お願いいたします。  五点目、長引くコロナ禍の影響で、様々なサークル活動に困難が生じているということでございますけども、一つ挙げますと、少年少女合唱団ですかね。宇佐高校等でも合唱を披露したこともございます。ああいった発表をしながら活動していくようなところというのは、この二、三年間、卒業する子供さんはいるんだけど、活動を発表する場もなくて、練習もままならないということになると、下から上がってくる学年を勧誘してやることがないということで、会員数の減少とか、発表する場がないんで、当然そうなると思います。  そういったことがほかのサークル等でもあろうかと思います。このコロナ禍の中で卒業はしていくけども、新しい人たちを勧誘できていないと。じゃあ、今からコロナが落ち着きつつある中でどうそれを盛り立てていこうかとしたときに、そのお知らせ、勧誘のところからのまたスタートになろうかと思うんですね。  そういった意味で、全部を市が把握されてないというのはそのとおりだと思います。また、相談があったときには、その学年が新しくなっていっているので、勧誘と、何か市として協力できることがあったり、アドバイスできることがあったらやってほしいなと。宇佐ひろばの話もありました。夏休みとかそういうとこで発表する場ができたりすればいいなって私なりには思っております。  その辺について、ちょっと一言コメントをいただければと思います。 ◯副議長(井本裕明君)文化・スポーツ振興課。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)文化・スポーツ振興課長の香下でございます。  辛島議員が今、合唱団のお話をされたと思うんですが、つい最近なんですが、そういった合唱団から、自分たちの活動とか、そういったものの紹介ですね、をしてほしいという御要望がありましたので、文化スポーツ振興課のホームページのほうにこういった活動している団体がありますということで掲載をしております。そういったところを見て、また、合唱団に入りたいなというふうに思っていただければなというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)今回の件がきっかけになって、ほかのね、サークル等、そういった文化活動も含めてですね、されているところから問合せがあれば、対応をぜひ、ほかの課の連携等もあろうかと思いますので、連携を持ってお願いしたいと思います。  六点目、高齢者支援としてのところなんですけども、先般も、これまでの議会でも話しました、成年後見制度ですね。認知症もしくは制度を必要とするであろう潜在的な対象人数を分かれば教えてください。それと、今後の推移の傾向、増えていくんだと思うんですけども、どういうふうに推移を考えているのか、教えてください。 ◯副議長(井本裕明君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)介護保険課長の後藤です。再質問にお答えいたします。  成年後見制度について、必要とされる方の人数というのは想定をしにくいんですけれども、現在高齢者数といたしまして、四月現在で五万三千六百十五人の人口に対しまして、一万九千九百五十五人、高齢化率三七・二%、そのうちの要介護認定を受ける方が十数%いらっしゃるということで、かなりの人数がいらっしゃること、それから、世帯数減少に対して高齢者世帯の増加ということも考えられますので、増加傾向であるというところは認識しております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)この後見制度の利用者が伸び悩んでいるということ、これは全国的なようですけども、宇佐市においても課題は似たようなものだと思うんですけども、課題というか、伸び悩んでいる原因等あれば幾つか教えてください。 ◯副議長(井本裕明君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(後藤由紀子さん)お答えいたします。  成年後見制度についての理解が進んでいないというところもございまして、社会福祉協議会のほうで成年後見制度の説明等をさせていただいておりますが、現状といたしましては、成年後見制度に至る前の方、そういった御相談が多いというところで、現在は、啓発に努めながらですね、成年後見制度だけではなく、権利擁護、それから、そういった段階になる前の方の地域ぐるみの支援というところで体制を整えているところでございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)高齢者の、ましてや介護等も含めて、多岐にわたって大変なところだと思いますけども、また今後、そういった方々がいざ困ってからだとですね、なかなか対応が大変だと思いますので、その前の段階でということは大変有意義だと思います。周知も含めて、これからまた、もうこれをこつこつやっていくことしかないと思いますけども、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、二項目めの一点目ですけども、視覚障害、この視覚障害というのは、なかなか視覚の障害についてハードルが高いというか、片方の目の機能がなくてもこれは障害にならないということですよね。一般的に障害と健常者という、その境目、どういう意味で障害というふうに、障害者というふうになるのか、一般的なその線引きみたいなのがあれば教えてください。 ◯副議長(井本裕明君)福祉課長。 ◯福祉課長(土岐純哉君)福祉課長の土岐でございます。辛島議員の再質問にお答えします。  身体障害者の等級の部分でいいますと、一級から六級までありまして、一番下の六級の部分で見るとですね、六級は、視力のよいほうの目の視力が〇・三以上〇・六以下、かつ他方の眼の視力が〇・〇二以下のものとなっております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)そうですね、一般的に普通の肉体的な身体障害者というと想像つくんですけど、視覚とか聴力とかというのは大変私たちから見ると厳しい、片方の機能が全くゼロでも障害にならないということですよね。じゃあ、生活も含めて、就職、職業選択で、そういったことがハンディにならないのかというところなんですけども、宇佐市は消防はどうなのか分からないんですけども、片目の機能がないと、そういったことで職業参加、一般的に思うと、パイロットだとか、いろんな運転手とか、職業選択がぐっと広がるようなことだと思うんですね。そういったところで、両目で〇・幾つあれば障害にならないと。だから、片目がどうなのかという設定がないわけですね。その辺も含んで三十歳未満もゼロになっているんだと思うんですけども、その辺で、そこの障害者手帳がないところでの相談とか、今までそういったものがあったんだったら教えてください。 ◯副議長(井本裕明君)福祉課長。 ◯福祉課長(土岐純哉君)お答えします。  今のところ、窓口のほうでは、そこまでのお話を今のところ聞いておりません。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)消防さんとかどうなんですかね。片目の機能がないとかとなると、この間、色盲とか色覚の件ではあれがありましたけど、そういったときの障害にはなる、ならないとかあるんですか。 ◯副議長(井本裕明君)消防長。 ◯消防長(須摩政昭君)消防長の須磨でございます。辛島議員の再質問にお答えします。  採用についてはそういった障害のところはありません。で、最低、車の免許取得ができれば、採用については問題ないという認識でおります。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)分かりました。  今は近視だとかですね、るる私も質問してきました。随分事前の検査等で減ってきていると思います。また、この間、健康診断もいろいろ、支援課長ともやり取りしていますけども、なかなか厳しい状況なので、私も実際のところ見に行けないんですけども、今後も、一生懸命やっていた、この間もずっとやっていただいていると思っています。これからも、またその延長線上で、一緒に子供たちのために頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  そして、二点目の月曜日の件なんですが、これは夏休み、長期休暇のときの月曜日はどういった取扱いになっていますかね。 ◯副議長(井本裕明君)図書館長。 ◯図書館長(松壽 敬君)図書館長の松壽です。辛島議員の再質問にお答えします。  市民図書館の例でございますが、夏休みも定期休館日は月曜日となっております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)今回は児童館と図書館でしたんですけども、どちらも、長期休暇と、子供さん、子供を持つ親もそうなんですけども、雨が降ったりなんかすると、図書館と児童館と、雨が降った日に行きたいところというものが両方お休みの場合があるわけですね。ですので、月曜日、祭日は開いているので、月曜日、そういう長期休暇のときにですね、そういったときは、どちらかを月曜日じゃないほうにずらしていただくとかですね、そういったことをすると利便性がすごく上がるのかなと、子供を持つ親にしても大変喜ぶのかなと。こういう声をちらほら聞くもんでですね。実際私もそうやって月曜日、雨の日、休みのときでってなったら、両方一緒に休みなので、行くとこがなくなるんですよね。晴れだと、公園だとか、そういったところでもいいんですけども。そういった声は今まで上がってきていなかったですかね。検討してきたことがあれば、教えてください。 ◯副議長(井本裕明君)図書館長。 ◯図書館長(松壽 敬君)お答えいたします。  市民図書館の例でお答えいたしますが、月曜以外の休館を御希望するという声は開館当初ございました。たまたま県北三市の休館日の設定がですね、お隣の中津市と豊後高田市が火曜日を休館をいたしている関係で、市民図書館が月曜日でありますと、月曜日は宇佐の市民が中津市、高田市の図書館を利用できますし、火曜日は、逆に中津市と高田市の方が宇佐の図書館を利用できるという状況になっておりまして、そういった意味では大変便利だというような声が多くいただいておりますので、こういう状況も踏まえながら、子供たちに便利な、市内の公共施設の休館日の在り方については今後研究してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)それが大変便利だという人が宇佐市民の声なのかどうかよく分からないんですけど、中津、高田の人からすると、自分とこが休みなので宇佐に来るのが便利だという声はあろうかと思いますけども、宇佐の方にとると、月曜日両方休みなので、近場で困るという話を今しているので、そういった観点から、また、そういった声があったということで、それまでまた今後検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  最後に五点目でございますけども、留学生のこの内訳を見ると、お隣の中国や香港や台湾とかというのはもちろんあるんですけども、モンゴル、柳ヶ浦高校さんは相撲の関係もあって、モンゴルとの交流も、モンゴルからも学生が来ています。  そして、このモンゴルというと、今度の九月に県の事業で、大分空港から発着便、直行便が出るということでございます。これ、ちゃんとヒアリングでやり取りしていますので、大丈夫です。この留学生もモンゴルから来ているので、その交流を促進するという中で、県が事業を、直行便の事業等があるということなんですけども。  これは宇佐市も把握して、これは日本とモンゴルの外交の五十周年事業ということで県もやるということなんですけども、宇佐市としての関わりは考えているのかどうか、お伺いしたいと思います。 ◯副議長(井本裕明君)秘書広報課。 ◯秘書広報課長(田中康彦君)秘書広報課長の田中でございます。辛島議員の再質問にお答えします。  日本とモンゴルの外交樹立五十周年ということで、九月にモンゴルで記念行事があって、大分からチャーター便が出るということは新聞等で認識はしていますけれども、特に市としてこれに合わせて何かをするというような計画は今のところございません。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)これは県とやり取りはしているんですか。 ◯副議長(井本裕明君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(田中康彦君)お答えします。  これについて、特に市としてやり取りというのはやっておりません。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)行事の一環として、ジャパンフェスタが向こうで開かれると。大分の酒造メーカーの出展や文化スポーツ交流事業を検討しているということなので、てっきり宇佐も何かこの辺のところで話をしているのかなと思ったんですけども、いいです。していないということで。県とできるところをまたお話ししながらやってもらったらと思います。  この事業、清水事務局長という大使を務めた方、もちろん市長も含めて御存じだと思います。この方が旗を振ってやっているので、宇佐市は白鵬関も含めてモンゴルともゆかりがございますので、こういう機を捉えてまたやっていただくのが、今後、留学生も含めて交流が促進されるものと思っております。  今回、これは関連のような質問なので、提言ということで、要望で結構です。ぜひ考慮してください。よろしくお願いいたします。  それでは、以上で私の一般質問を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)以上で、辛島光司議員の一般質問を終結いたします。  ただいま市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日十七日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労さまでございました。                      散会 午後三時十七分 宇佐市議会...