津久見市議会 2022-09-26
令和 4年第 3回定例会(第4号 9月26日)
令和 4年第 3回定例会(第4号 9月26日)
令和4年第3回(9月)
津久見市議会定例会会議録(第4号)
令和4年9月26日(月曜日)
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〇議事日程(第4号)
令和4年9月26日(月曜日)午前10時開議
第 1 議案第53号から議案第59号まで及び意見第3号並びに意見第4号
(
委員長報告・質疑・討論・表決)
(1)
総務常任委員会
(2)
社会文教建設常任委員会
(3)
予算常任委員会
第 2 報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号まで
(
提案理由説明・質疑・
委員会付託)
第 3
議員派遣の件
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〇本日の会議に付した事件
日程の全部
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〇
出席議員(14名)
1番 島 田 勝 議員
2番 倉 原 英 樹 議員
3番 丸 木 一 哉 議員
4番 菊 池 正 一 議員
5番 井戸川 幸 弘 議員
6番 黒 木 章 三 議員
7番 髙 野 至 議員
8番 塩 﨑 雄 司 議員
9番 谷 本 義 則 議員
10番 黒 田 浩 之 議員
11番 宮 本 和 壽 議員
12番 髙 野 幹 也 議員
13番 知 念 豊 秀 議員
14番 西 村 徳 丸 議員
──────────────────
〇
欠席議員( 0名)
──────────────────
〇説明のため出席した者
市長 川 野 幸 男 君
副市長 飯 沼 克 行 君
総務課長(兼)
契約検査室長 石 堂 克 己 君
総務課主幹 濱 田 信一 君
経営政策課長 石 井 達 紀 君
経営政策課主幹 祖 田 順 一 君
税務課長 今 泉 克 敏 君
市民生活課長(兼)
人権尊重・部落差別解消推進室長
山 本 芳 弘 君
長寿支援課長 黒 枝 泰 浩 君
会計管理者(兼)
会計財務課長 小 畑 春 美 君
上下水道課長 西 郷 貴 芳 君
土木管理課長(兼)
上下水道課参事 遠 藤 太 君
教育委員会
教育長 平 山 正 雄 君
学校教育課長 橋 本 修 二 君
監査査員
事務局長 宗 真 也 君
選挙管理委員会
事務局長 監査委員事務局長が兼務
公営企業
水道課長
上下水道課長が兼務
──────────────────
〇
議会事務局職員出席者
事務局長 宗 像 功 君
主幹(兼)書 記 野々下 直 人 君
書 記 岩 﨑 英 樹 君
書 記 宮 野 楓 君
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午前10時00分 開議
○議長(
髙野幹也議員) 皆さん、おはようございます。
これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程はお手元に配付いたしましたとおり定めましたので、御協力願います。
◎日程第1 議案第53号から議案第59号まで及び意見第3号並びに意見第4号
(
委員長報告・質疑・討論・表決)
○議長(
髙野幹也議員) 日程第1、議案第53号から議案第59号まで及び意見第3号並びに意見第4号、以上一括議題といたします。
以上、各議案に関する委員長の報告を求めます。
総務常任委員長、
倉原英樹議員。
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総務常任委員会審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
会議規則第110条の規定により報告します。
記
議案第 54号 津久見市
印鑑条例の一部改正について
原 案 可 決
議案第 55号
保戸島航路事業に関する条例の一部改正について
原 案 可 決
議案第 58号 津久見市
辺地総合整備計画の変更について(
保戸島辺地)
原 案 可 決
意見第 3号
地方財政の充実・強化を求める意見書(案)
原 案 可 決
令和4年9月15日
総務常任委員会
委員長 倉 原 英 樹
──────────────────
〔
総務常任委員長倉原英樹議員登壇〕
○
総務常任委員長(
倉原英樹議員) 皆さん、おはようございます。
総務常任委員会は、去る9月15日、
今期定例会において、本委員会に付託されました議案について、審査を行いましたので、経過と結果の御報告をいたします。
最初に、議案第54号、津久見市
印鑑条例の一部改正についての審査を行いました。
本件は、令和4年4月1日から、
個人番号カードを使用して
コンビニで
印鑑登録証明書が取得できるようになり、さらに
市民サービスの充実を図ることを目的に、
市民生活課窓口及び各出張所での
個人番号カードを使用した
印鑑登録証明書の取得を可能とするため、所要の改正を行うもので、委員から、
コンビニで手続を行った場合の手数料について質疑があり、市役所が委託先に払う
委託手数料は、1件当たり117円で、利用者が払う手数料は、
コンビニで取得する場合も、市役所の窓口で手続する場合と同額の1通300円であるとの答弁がありました。
また、
生活保護者については窓口負担がゼロのはずだが、
コンビニで手続した場合も同様なのかとの質疑があり、
コンビニで手続した場合は、手数料が発生するとの答弁がありました。
委員から、
マイナンバー制度については
個人情報が本当に守れているかどうかまだ確認されておらず、情報漏れがあった際に、現時点で何らかの補償もないというような状況で、
マイナンバー事業を率先して行うのはいけないと思うので反対しますとの討論がありました。採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第55号、
保戸島航路事業に関する条例の一部改正について、審査を行いました。
本件は、令和4年10月から津久見市が
保戸島航路を運航するに当たり、
海上運送法第3条の規定により許可を受けた
一般旅客定期航路事業を実施することに加え、同法第2条第6項に規定される
不定期航路事業についても実施することとなったため、所要の改正を行うもので、委員から、夜など運航時間外の貸し切りについては事業者との
契約委託外になると思うが、市はどう考えているのかとの質疑があり、これについて、基本的には通常運航時間内の対応と考えていますが、運航時間外については、別途
取扱要領等で定め、事業者と協議しながら、判断していきたいとの答弁がありました。
そのほかにも質疑はありましたが、審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第58号、津久見市
辺地総合整備計画の変更について(
保戸島辺地)、審査を行いました。
本件は、「辺地に係る
公共的施設の
総合整備のための財政上の
特別措置等に関する法律」に基づき、令和2年度から5年間の
保戸島辺地に係る
公共施設の
総合整備計画について、
保戸島診療所医療設備整備事業における医療機器の整備を追加することに伴う変更で、委員から、説明書の中に、辺地に係る
公共施設となっているが、建物などの施設でなく、
ウオーターベッド型の
マッサージ機が該当するのかとの質疑があり、該当しますとの答弁がありました。
審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、意見第3号、
地方財政の充実・強化を求める意見書(案)について、審査を行いました。
審査の結果、内容も理解できましたので、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、
総務常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。
〔
総務常任委員長倉原英樹議員降壇〕
○議長(
髙野幹也議員)
社会文教建設常任委員長、
丸木一哉議員。
──────────────────
社会文教建設常任委員会審査報告書
本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
会議規則第110条の規定により報告します。
まず、議案第54号について採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、可決であります。
本件は、
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
髙野幹也議員) 御着席ください。起立多数であります。
よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
次に、意見第4号について採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、否決でありますので、原案について採決いたします。
本件を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
髙野幹也議員) 御着席ください。起立少数であります。
よって、意見第4号は否決すべきものと決しました。
次に、議案第53号及び議案第55号から議案第59号まで、並びに意見第3号の各議案については、それぞれ各
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
髙野幹也議員) 御異議なしと認めます。
よって、以上の案件は、それぞれ各
委員長報告のとおり決しました。
◎日程第2 報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号まで
(
提案理由説明・質疑・
委員会付託)
○議長(
髙野幹也議員) 日程第2、報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号まで、以上一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
川野幸男市長。
〔市長川野幸男君登壇〕
○市長(川野幸男君) それでは、ただいま上程されました報告及び認定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
まず、報告第7号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定についてであります。
本件は、同法の規定により、令和3年度決算に基づく健全化判断比率について、監査委員の意見をつけて、報告するものであります。
健全化判断比率とは、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標のことであります。
実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、一般会計等、全会計それぞれの実質的な赤字額が、標準的な収入に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、これら2指標につきましては、実質赤字額、連結実質赤字額が発生していないため算定されていません。
実質公債費比率につきましては、一般会計等の実質的な借入金の返済額などが、標準的な収入に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、早期健全化基準である25%を超えると地方債の同意等について、国の関与を受けることとなりますが、本市では9.5%であります。
将来負担比率につきましては、一般会計等が抱える実質的な負債の残高が、標準的な収入に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、早期健全化基準は350%でありますが、本市では、充当可能財源等が将来負担額を上回っており、実質的な負債額がないため、比率は表示されていません。いずれの指標も法令に基づく早期健全化基準の範囲内となっています。
次に、報告第8号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定についてであります。
令和3年度決算に基づく、簡易水道布設事業特別会計、
公共下水道事業特別会計及び津久見市水道事業会計それぞれの資金不足比率について、監査委員の意見をつけて報告するものであります。
資金不足比率は、各公営企業の資金不足が事業の規模に対してどのくらいの割合になるのかを示す指標であり、本市におきましては、各公営企業とも資金の不足額が発生していないため算定されていません。
次に、認定第1号は令和3年度一般会計
歳入歳出決算の認定についてであります。
令和3年度決算は、歳入総額114億264万8,000円、歳出総額110億3,156万3,000円で、
歳入歳出差引き3億7,108万5,000円、翌年度に繰り越すべき財源を控除した、実質収支額は3億3,805万4,000円となっています。
歳入では、前年度と比較し地方交付税、繰越金、市債などが増加し、国庫支出金では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や、新型コロナウイルスワクチン接種費負担金などの新型コロナウイルス感染症対策の関連事業や、経済対策事業として実施しました、子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金などが増加しましたが、令和2年度に実施されました特別定額給付金事業の完了などにより、前年度と比較し、9億7,333万円の大幅な減少となっています。また、県支出金、市税、寄附金なども減少したため、歳入全体では前年度と比較して5億5,811万円、率にして4.7%の減少となっています。
歳出では、積立金、投資的経費、人件費などが増加したものの、補助費等では、新型コロナウイルス感染症関連事業として実施しました小規模事業者等支援金事業や、生活・暮らしの支援等として実施しました住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業や、子育て世帯臨時特別給付金事業などが増加しましたが、歳入と同じく、令和2年度に実施されました特別定額給付金事業の完了などにより、前年度と比較し、12億7,870万3,000円の大幅な減少となり、扶助費では、特定教育・保育施設型給付費の減少などにより8,061万3,000円、また、繰出金で5,976万3,000円などが減少しています。
投資的経費におきましては、普通建設事業費で、令和2年度に実施されました市道徳浦松崎線バイパス整備事業の完了などにより、補助事業費が減少したものの、総合運動公園
改修事業、新庁舎建設実施設計業務委託などにより単独事業費が増加し、また、津久見川・彦の内川河川激甚災害対策特別緊急事業
県営工事負担金などにより県営事業負担金が増加したため、普通建設事業費全体では、1億7,235万1,000円の増加となりました。災害復旧事業費は減少しましたが、投資的経費全体では、前年度と比較して1億5,815万8,000円の増加となっています。
歳出全体では、前年度と比較して5億6,198万1,000円、率にして4.8%の減少となっています。
次に、認定第2号から認定第8号までは、令和3年度各特別会計
歳入歳出決算の認定についてであります。それぞれ各特別会計の設置目的に従いまして、事業の推進を図ってきたところであります。
次に、認定第9号は、令和3年度津久見市水道事業会計未処分利益剰余金の処分及び決算の認定についてであります。
決算の内容は、収益的収支につきましては、水道事業収益3億3,361万8,693円に対して、水道事業費用2億8,877万1,957円で、差引き4,484万6,736円の純利益となっています。
資本的収支につきましては、収入額8,852万7,095円に対して、支出額は2億9,276万6,509円で、不足額は2億423万9,414円となっています。
不足額につきましては、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分の損益勘定留保資金及び建設改良積立金をもって補填しています。
また、令和3年度未処分利益剰余金は1億5,098万623円であり、このうち4,484万6,736円を建設改良積立金に積み立てて、今後の水道事業の健全な運営を図っていきたいと考えています。
以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。
何とぞ、慎重に御審議の上、御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。
〔市長川野幸男君降壇〕
○議長(
髙野幹也議員) 説明は終わりました。
これから質疑に入ります。
報告第7号及び報告第8号並びに認定第1号から認定第9号までについて、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
髙野幹也議員) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案のうち、認定第1号から認定第9号までの各議案については、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
髙野幹也議員) 御異議なしと認めます。
よって、認定第1号から認定第9号までの各議案については、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
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議 案 付 託 表 (1)
令和4年第3回(9月)定例市議会
決算特別委員会
認定第 1号 令和3年度一般会計
歳入歳出決算の認定について
認定第 2号 令和3年度国民健康保険事業特別会計
歳入歳出決算の認定について
認定第 3号 令和3年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計
歳入歳出決算
の認定について
認定第 4号 令和3年度奨学資金事業特別会計
歳入歳出決算の認定について
認定第 5号 令和3年度簡易水道布設事業特別会計
歳入歳出決算の認定について
認定第 6号 令和3年度
公共下水道事業特別会計
歳入歳出決算の認定について
認定第 7号 令和3年度津久見市後期高齢者医療特別会計
歳入歳出決算の認定に
ついて
認定第 8号 令和3年度介護保険事業特別会計
歳入歳出決算の認定について
認定第 9号 令和3年度津久見市水道事業会計未処分利益剰余金の処分及び決算の
認定について
──────────────────
○議長(
髙野幹也議員) ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付いたしております決算特別委員会委員氏名表のとおり指名いたします。
──────────────────
決算特別委員会委員氏名表
決算特別委員会委員
島 田 勝
倉 原 英 樹
丸 木 一 哉
菊 池 正 一
井戸川 幸 弘
黒 木 章 三
髙 野 至
塩 﨑 雄 司
谷 本 義 則
宮 本 和 壽
知 念 豊 秀
西 村 徳 丸
──────────────────
◎日程第3
議員派遣の件
○議長(
髙野幹也議員) 日程第3、
議員派遣の件を議題といたします。
本件については、地方自治法第100条第13項及び
会議規則第167条の規定により、お手元に配付いたしております
議員派遣一覧表のとおり、議員の派遣をいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
髙野幹也議員) 御異議なしと認めます。
よって、
議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに決しました。
なお、ただいま議決いたしました事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任願いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
髙野幹也議員) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま議決いたしました事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任することに決しました。
お諮りいたします。
議事の都合により9月27日から10月11日までの15日間は休会とし、次の本会議は10月12日に開きたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
髙野幹也議員) 御異議なしと認めます。
よって9月27日から10月11日までの15日間を休会とし、次の本会議は、10月12日に開くことに決しました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
午前 10時41分 散会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
津久見市議会議長
署名議員
署名議員...