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  1. 大分市議会 2022-03-24
    令和 4年建設常任委員会( 3月24日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 4年建設常任委員会( 3月24日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時   令和4年3月24日(木)午前9時58分開議~午前11時42分散会 2.場所   第4委員会室 3.出席委員    委員長 田島 寛信  副委員長 安東 房吉    委 員 板倉 永紀  委  員 長田 教雄    委 員 福間 健治  委  員 松本 充浩    委 員 野尻 哲雄  委  員 大石 祥一    委 員 橋本 敬広   欠席委員    な し 4.説明員
      (都市計画部)    姫野都市計画部長古城都市計画部次長山村都市計画部次長、    橋本都市計画部次長都市交通対策課長、    姫野都市計画部次長まちなみ整備課長後藤都市計画課長、    武安まちなみ企画課長三嶋開発建築指導課長、定野公園緑地課長、    板井都市計画課参事山口まちなみ企画課参事、雨川都市交通対策課参事、    神野都市交通対策課参事穂積都市交通対策課参事安部開発建築指導課参事、    川野開発建築指導課参事野口開発建築指導課参事吉村まちなみ整備課参事、    中野まちなみ整備課参事首藤公園緑地課参事 5.事務局出席者    書記 金丸 慎太郎 6.審査案件等   (都市計画部)   【予算議案】    議第1号 令和4年度大分市一般会計予算        〔承認(一部反対)〕         第1条 歳入歳出予算             歳出 第8款 土木費                第4項 都市計画費         第2条 債務負担行為 第2表中             ・生活交通確保維持事業費補助金             ・路線バス代替交通運行業務委託料             ・自転車等誘導整理業務委託料中心市街地地区・大分駅周辺              地区)             ・グリーンスローモビリティ実験運行事業    議第10号 令和4年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計予算                                     〔承認〕    議第11号 令和4年度大分市横尾土地区画整理清算事業特別会計予算  〔承認〕    議第14号 令和3年度大分市一般会計補正予算(第7号)       〔承認〕         第1条 歳入歳出予算の補正             歳出 第8款 土木費                第4項 都市計画費         第2条 繰越明許費の補正 第2表中         1追加    第8款 土木費                第4項 都市計画費   【一般議案】    議第25号 大分市特別会計条例の一部改正について          〔承認〕   【報告事項】    ①大分市立地適正化計画の改訂について    ②お部屋ラボ祝祭の広場の効果検証について    ③自動運転車両実験運行について    ④その他                 会議の概要                              令和4年3月24日                              午前9時58分開議 ○田島委員長   ただいまから建設常任委員会を開会します。  本日は傍聴者がいますが、傍聴者は遵守事項を守り傍聴するようお願いします。  本日は、常任委員会終了後、子ども育成行政改革推進特別委員会及び総合交通対策特別委員会が開催される予定ですので、関係する委員につきましては御出席をお願いします。  審査に当たり、執行部の出席者については、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、申合せに基づき、改めて議案及び質疑、質問に関係する説明員に限定し調整しています。  また、本日は出席者のマスクの着用を認めておりますので、御了承をお願いします。  ここで、審査に入る前に、委員会運営について2点確認しておきます。  1点目は自由討議についてです。委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。  議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いします。  2点目は反問権についてです。本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようにお願いします。  ここで、姫野都市計画部長から発言の申入れがありましたので、これを許可します。 ○姫野都市計画部長   最近の諸事情及び今回提案いたしております議案につきまして、御説明させていただきます。  はじめに、春の恒例イベントとなっております、第30回おおいた人とみどりふれあいいちについてでございます。  令和4年3月19日から5月5日までの間、平和市民公園で開催しており、期間中は新型コロナウイルス感染症対策を十分に行う中、各種講習会や教室などの催しを予定しております。また、今回は津留地区まちづくり協議会の皆様が平和市民公園横の裏川にこいのぼりをつるしまして、勇壮と泳ぐ姿が見られておりますので、併せて御報告させていただきます。  次に、本日の建設常任委員会における都市計画部に係る議案は、予算議案として、議第1号令和4年度大分市一般会計予算、議第10号令和4年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計予算、議第11号令和4年度大分市横尾土地区画整理清算事業特別会計予算、議第14号令和3年度大分市一般会計補正予算第7号の4議案、また、一般議案として、議第25号大分市特別会計条例の一部改正についての1議案、計5議案を御審議いただきたいと考えております。  詳細につきましては、この後、担当課長より御説明をさせていただきますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。  また、報告事項といたしまして、大分市立地適正化計画の改訂についてをはじめとして3件ございます。  同様に担当課長より御報告を申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○田島委員長   それでは、審査に入ります。  初めに、予算議案の審査を行います。  予算議案の審査の際には、昨年の決算審査特別委員会における事務事業評価結果、要望事項等、出された意見に対する予算編成反映状況について、執行部に説明を求めますのでよろしくお願いします。  委員の皆さんには、執行部から提出があった令和3年度事務事業評価結果に対する対応状況等を昨日お配りしています。  なお、参考までに昨年の決算審査特別委員会要望事項もお配りしておりますので、併せて御確認ください。  それでは、予算議案の議第1号令和4年度大分市一般会計予算、第1条歳入歳出予算、歳出第8款土木費のうち都市計画部の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○後藤都市計画課長     〔説明書②378ページ~ 第8款土木費のうち都市計画部所管分について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、委員の皆さんから質疑、意見はありませんか。 ○板倉委員   説明書②383ページの大分駅前広場・いこいの広場と、説明書②385ページの祝祭の広場のこれまでの経緯や利用件数、利用率、使用料、借入料等の推移を共有しておきたいので、資料の提供をお願いします。  また、説明書②395ページの21節補償補填及び賠償金の項目で、街路事業(公共)に係る物件移転等補償費が計上されていますが、どのような内容なのか説明をお願いします。 ○姫野都市計画部次長まちなみ整備課長   街路事業(公共)に係る物件移転等補償費につきましては、例えば松原国宗線整備の対象となる用地に建っている家屋などの補償のことでございます。 ○板倉委員   それはどのような補償ですか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ整備課長   建物の移転補償のほか、整備用地に樹木を植えている場合や塀を設置している場合は、その取壊しに対して補償を実施しております。 ○板倉委員   樹木等の取壊しに対して補償金を支払うのですか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ整備課長   道路整備工事の対象となっている用地に存在している樹木等については、移転等の対応をお願いしておりますので、それに対する補償金を負担しております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○橋本委員   西大分周辺整備事業について、整備の対象範囲等が分かる資料があれば提供をお願いします。また、JR西大分駅を利用される方は自転車とバイクを使われる方が多くいらっしゃる一方で、駐輪場が物すごく狭いため、自転車やバイクを駐輪できるスペースがないというお話を伺っています。その辺の対応は可能なのかお聞かせください。 ○武安まちなみ企画課長   西大分周辺整備事業につきましては、現在、田ノ浦地区において憩い・交流拠点施設等の整備が進んでいるほか、西大分港では大分県による大分空港海上アクセス旅客ターミナルの建設が予定されていることから、今後、JR西大分駅の利用者数の増加が考えられます。つきましては、来年度からJR西大分駅前広場整備のための設計に着手したいと考えており、そのための経費を今回計上しており、資料につきましては整備範囲であるJR西大分駅の駅前広場現地写真平面図等を配付させていただきたいと思います。
     また、委員御指摘の駐輪場につきましては、現在、JR西大分駅前にある歩道のような場所にかなりの台数が駐輪されている状況であることから、来年度駅前広場整備設計を行う中で、しっかりと対応できるように検討してまいりたいと考えております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   末広町一丁目地区市街地開発事業について、明日説明会が開催されると伺っています。説明会の内容と、どのような手順で開催されるのか。併せて、執行部からどなたか出席されるのかどうかお尋ねします。 ○武安まちなみ企画課長   明日3月25日の説明会は、末広町一丁目地区市街地開発組合が建物に入っておられる借家人に対して開催する説明会であるとお聞きしております。執行部からの参加はありませんが、説明内容につきましては、今後事業を進めていく中、借家人に対する補償について全体的な概要や手続の流れといったものの説明を予定しているとお聞きしております。 ○福間委員   あくまで末広町一丁目地区市街地開発組合が開催する説明会なので、執行部の出席はないということで間違いないですか。 ○武安まちなみ企画課長   そのとおりでございます。 ○福間委員   今後、様々な御意見等も出てくると思いますので、ぜひまちなみ企画課で、借家人の疑問や質問に対して丁寧に対応していただくようにこの場をお借りして要望しておきます。  また、お部屋ラボ祝祭の広場について、一昨年に大型LEDビジョンを設置されたと思いますが、その稼働率を教えてください。 ○武安まちなみ企画課長   お部屋ラボ祝祭の広場内の大型LEDビジョンにつきましては、令和2年10月から供用開始しており、供用開始以後のイベントとしまして合計91件のイベントがお部屋ラボ祝祭の広場で実施されております。そのうち67件、全体の約73%のイベント大型LEDビジョンが使用されております。また、日常的には月曜日、水曜日、金曜日に放映を行っております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○野尻委員   説明書②383ページから385ページにかけての大分駅前広場大分いこい道広場管理費のうち、大分いこい道芝刈り等維持管理ボランティア報奨金と、大分いこい道協議会交付金の関係性について説明をお願いします。 ○武安まちなみ企画課長   大分いこい道芝刈り等維持管理ボランティア報奨金につきましては、大分いこい道協議会ボランティアの方々が芝刈りを実施した際に、報奨金として支払われるものであり、その金額は、1平米当たり8円であったと記憶しております。  また、大分いこい道協議会交付金につきましては、大分いこい道協議会が例えば芝刈り機メンテナンス費用やごみ袋の購入費用のほか、事務費を用いたボランティア募集作業や、ボランティア対応を行うなど、大分いこい道協議会を運営するための費用となっております。 ○野尻委員   大分いこい道芝刈り等維持管理ボランティア報奨金大分いこい道協議会交付金は結局一緒のものなのではないのですか。一つにまとめたほうがいいのではないですか。大分いこい道協議会に対して、芝刈り等ボランティア活動に対する報奨金に該当する部分は、大分いこい道協議会への交付金の枠の中で交付するとか。芝刈り費用などの様々な費用は、結局その中から出すような形になっていくわけですから、報奨金交付金に分けるのではなく、いわゆる報奨金の中にすべての経費を入れこんだ方がいいのではないのですか。経費の二重取りというよう感じがします。この部分は、今後の考え方の問題ですから検討してください。  また、説明書②405ページのふれあい交通運行事業については、過疎地域対策の一環で実施していると認識していますが、近年、本市内でも高齢化が進む中、路線バスが通っていない団地が存在します。団地の中に店舗も無くなり、高齢者が重たい荷物を抱えて、買物にも苦労されているという状況が発生しています。  過疎地域対策という面も理解できますが、このような団地内の交通対策をどう考えていくのか。大きな団地の中に店舗が無い。コンビニエンスストアはあっても、コンビニエンスストア定価販売の業態ですから、高齢者年金生活者にとっては生活環境がますます厳しいものになりつつあります。このような状況に対して、大分市として今後どう考えていくのか。この課題についてしっかり検討するように要望しておきます。  また、新たなモビリティサービス事業についてですが、当該事業事業費は、ふれあい交通運行事業費中心市街地循環バス運行事業費と比較しても、桁違いに金額に差があります。  本当に生活に困窮している地域や高齢者に対して行き届いた交通事業を考えていくとき、新たなモビリティサービス事業の費用対効果については、これまで野津原地域佐賀関地域大南地域で運行するために3台ものグリーンスローモビリティを購入していますが、これは大分きゃんバスの車両費用と比較しても、1台当たり約3倍もの金額になっています。ましてや10年経過した際には車両を変えないといけないという点を考慮すると、費用対効果についてもっと考えていくべきなのではないですか。  そのほかにも、新たなモビリティサービス運行事業では自動運転実験の費用や運転手の雇用費用など、様々な経費がかかっています。先日の一般質問でも触れられていましたが、費用対効果をしっかりと考えた上で、大分市全体の交通対策を考えていただかないと。これまでも度々指摘してきましたが、社会実験を実施するのであれば、車両は1台で十分だと思います。  やはり大分市の交通事業交通体系については、全体的な部分からもっと真剣に考えていくべきではないですか。本市全体としても、新型コロナウイルス感染症対策で今後さらに予算は必要になってくるでしょうから、事業経費のかけ方はきちんと考えなければならないのではないですか。かつて、前市長からスクラップアンドビルドについて頻繁に言われた時期がありました。その部分からも考えて、見直すように指摘しておきます。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○安東副委員長   ふれあい交通運行事業について、運行ルートを設置する基準や条件を教えてください。また、ふれあい交通の停留所に上屋やベンチを幾つか設置されていると思いますが、この管理や建て替え等の対応はどこが責任を持って行うのですか。 ○橋本都市計画部次長都市交通対策課長   ふれあい交通運行事業運行基準につきましては、交通不便地域、つまりは公共交通が運行していない地域の住民から、乗合タクシーによる移動を希望する旨の要望を伺いながら、運行ルートを定めております。基本的には、最寄りの路線バスのバス停から500メートル以上離れた地域において、ふれあい交通を運行することとしております。  また、停留所の上屋は昨年度までに合計14か所設置しており、都市交通対策課で管理しております。まだ上屋は新しいので、現状では建て替え等の対応の必要はないものと考えておりますが、仮にそういった時期が来ましたら、修繕や建て替えといった対応も考えられると思っております。 ○安東副委員長   公共交通が通っていなくて、最寄りのバス停から500メートル以上離れている場合に要望を出せば運行ルートの新設は可能であるということですね。 ○橋本都市計画部次長都市交通対策課長   そのとおりでございます。まずは公共交通が運行していない地域、私どもは交通不便地域と称していますが、まずはそのような地域から運行の要望が挙がること、多数の地域住民が利用したいという要望を受けた上で、タクシー事業者の御協力を得ながらふれあい交通の運行を今後も検討していきたいと考えております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   金池町の住民から、大分きゃんバスのバス停が運行路線の変更でなくなるというお声を伺いましたが、大分きゃんバスの路線変更の目的と、地域住民との合意形成はどうなっていたのか教えてください。 ○橋本都市計画部次長都市交通対策課長   大分きゃんバスの運行ルートにつきましては、今回が4回目のルート変更でございます。私どもが地域に出向いて全住民の御意見を伺ったわけではありませんが、大分市公共交通協議会など、様々な場で市民代表の方から御意見を伺っております。実際のところ、皆様が満足するようなルート設定は現在できておりません。大分きゃんバスの目的としましては、中心市街地の活性化を図る観点から、人の出歩けるような、できるだけ回遊できるような乗り物の運行という形で現在運行しております。  コロナ禍の中、特に乗合バスや大分きゃんバスも含めて乗車人数が伸びてない現状もございますが、今後も様々な御意見が出されれば、随時改善を行い、現在、4回目の見直しを実施しておるところではございますが、引き続き市民の皆様が乗車しやすい大分きゃんバスを検討していきたいと考えております。 ○福間委員   今回の見直しで現行路線やバス停が若干変更されるでしょうから、変更点が明確になった際にはお示ししていただくようにお願いします。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。 ○福間委員   新たなモビリティサービス事業については、姫野都市計画部長も先日の一般質問の御答弁の中で、今後の課題は自動運転技術の進歩であるという旨の発言もされていましたしが、実験運行であれば車両は1台でいいと思いますし、安全技術面にも難点があります。ましてや今回の予算案では、空飛ぶクルマに関する経費も計上されています。私はやはり、買物や病院に行けないといった住民の声に基づいた交通対策にこそ、予算を充当していただきたいと思います。今回の予算配分を見ても分かるように、この部分には少し問題があると思っています。  また、お部屋ラボ祝祭の広場の利活用については、あのような経過で用地を取得して、突如大型LEDビジョンを設置したりされていますが、広場だけに特化した利活用ではなく、やはり観光の観点や、中心市街地活性化基本計画における流れの位置づけもきちんと行った上で利活用を進めていく必要があると考えておりますので、この辺はぜひ見直しをしてもらいたいという思いから、本予算案には賛同できないという意見を申し添えておきます。 ○田島委員長   ほかに討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、第2条債務負担行為、第2表中、都市計画部所管分の審査行います。  執行部の説明を求めます。 ○後藤都市計画課長   〔説明書②548ページ~ 第2条債務負担行為について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。 ○福間委員   グリーンスローモビリティ実験運行事業について、先ほどと同じ立場でこの部分だけ反対します。 ○田島委員長   ほかに討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第10号令和4年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計予算の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○後藤都市計画課長     〔説明書③193ページ~     令和4年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計予算について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕
    田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第11号令和4年度大分市横尾土地区画整理清算事業特別会計予算の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○後藤都市計画課長    〔説明書③203ページ~     令和4年度大分市横尾土地区画整理清算事業特別会計予算について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   本清算事業徴収対象となる地権者数がどれくらいになるのか、また、地権者と徴収金交付金の金額等について、おおむね合意は取れているのか教えてください。 ○姫野都市計画部次長まちなみ整備課長   徴収対象となる方及び法人は201名でございます。徴収金につきましては、計画に沿って令和4年1月28日付で公告を行っております。その際に質問等が出されていないことから、合意をいただけていると認識しております。併せて、区画整理便りでその旨の通知も行っております。  なお、徴収金交付金の最終的な金額につきましては、今後、4月末もしくは5月初旬に、個人宛て確定通知の発送を考えております。 ○福間委員   4月末か5月の早い時期に、徴収金交付金の確定額をそれぞれの対象者に送付をするということですね。 ○姫野都市計画部次長まちなみ整備課長   そのとおりでございます。 ○福間委員   今後、意見等が出された際の対応や、清算事務の担当はどちらの部署になりますか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ整備課長   今年度までは横尾土地区画整理事務所で業務を行っておりますが、令和4年度からは、まちなみ整備課が担当いたします。 ○福間委員   要望や意見が出された場合には、その都度対応していただくようによろしくお願いします。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第14号令和3年度大分市一般会計補正予算第7号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第8款土木費のうち都市計画部の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○後藤都市計画課長   〔説明書⑤32ページ~ 第8款土木費のうち都市計画部所管分について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、第2条繰越明許費の補正、第2表中、1追加、第8款土木費のうち都市計画費の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○後藤都市計画課長   〔予算書④4ページ 繰越明許費の補正について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   盛土関係の進捗状況について教えてください。 ○安部開発建築指導課参事   盛土に関する進捗状況につきましては、現在、一定要件以上の大規模盛土の調査を行っているところであり、造成年代調査を終えて今年度から現地調査に入ったところであります。また、今回の補正予算によって残りの現地調査を終える予定としております。なお、現地調査を含めた当該事業全体の進捗状況につきましては、令和3年度末現在で30%程度となっております。 ○福間委員   一定要件とはどのような要件ですか。 ○安部開発建築指導課参事   盛土の面積が3,000平米以上であること、また、盛土を形成する以前の地盤の勾配が20度以上、かつ5メートル以上の擁壁があるという2点の要件がございます。 ○福間委員   一定要件に該当する地域等の数はどれくらいですか。 ○安部開発建築指導課参事   339か所です。 ○福間委員   調査件数は1年間でどの程度実施できるのですか。 ○安部開発建築指導課参事   調査は2年間かけて実施することと予定しており、今年度既に半数の調査を終えております。今回の補正予算によって、残りの調査を終了させる予定でございます。 ○福間委員   これまでに調査を実施されてきた中で、問題点や改善が必要であると考えられる点を教えてください。  また、先日、環境対策課が管理している建設残土の盛土がある地域を2か所ほど見学に伺いました。建設残土の盛土には、土留めを設置し、盛土段差をつけるといった細かい決まりがあると伺いましたが、開発建築指導課で盛土の調査を実施されてきた中で、基準に基づいた盛土がされてないことが確認できた盛土について、分かる範囲で構いませんので教えてください。 ○安部開発建築指導課参事   主な問題点としましては、擁壁や宅地のひび割れが考えられます。また、その他の調査項目としましては、のり面のはらみや湧水について現在調査しております。その調査結果に基づいて、次の段階で簡易的な土質調査を行うようになっておりますので、問題点の対策については調査結果を基に、今後検討してまいりたいと考えております。 ○福間委員   先日、緑が丘のゴルフ場のそばにある盛土の見学にも行きましたが、しっかりした土台があって埋めてありました。また、雨水を全て抜くための排水ポンプを通してあり、雨水を溜めないことによって土砂崩れを起こさないように処理されていたことに驚きました。  ぜひ、盛土の基準に基づく適正な管理を実施していく上でも、この調査は大事だと思っていますので、今後の調査の進捗状況等についてもまた改めて教えてください。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、一般議案の審査を行います。  議第25号大分市特別会計条例の一部改正について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○姫野都市計画部次長まちなみ整備課長   議案書の議第25号の1ページを御覧ください。  本条例は、横尾土地区画整理清算事業の実施に伴い特別会計を設置したく、本案を提出するものでございます。 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕
    田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  以上で、当委員会に付託されました都市計画部所管分の審査は終了いたしました。  ここで、申出により執行部から報告を受けたいと思います。  まず、大分市立地適正化計画の改訂について報告を求めます。 ○後藤都市計画課長   資料1を御覧ください。  はじめに、1、立地適正化計画とは、本市では、都市再生特別措置法第81条の規定に基づき、住宅及び都市機能増進施設の立地の適正化を図るため、平成31年3月に大分市立地適正化計画を策定しております。  本計画は、今後人口減少が進む中、資料中図面の赤丸で表示している部分であるJR大分駅を中心とする地域を都心拠点、また、黄色、緑色、青色で表示している各支所の周辺地域を地区拠点と位置づけております。各地区拠点に都市機能増進施設を、また、その周辺には住宅を適正に誘導することで、各拠点に集積した都市機能の維持、強化を図るとともに、拠点間をつなぐ公共交通ネットワークを構築することにより、将来における各拠点及び市域全体の暮らしやすさや活力の維持、増進を図ることとしております。  次に、本計画の対象範囲は大分市全域であり、計画期間につきましてはおおむね20年後の将来を展望した計画として、令和22年までとなっております。  次に、今回改訂を行う主な目的について御説明いたします。  まず1点目ですが、都市再生特別措置法第84条において、市町村においては、おおむね5年ごとに計画の分析、評価等を行うこととされており、本市では令和5年度に計画策定から5年が経過することから、大分市立地適正化計画の改訂及び見直しを行うこととしております。  次に2点目ですが、都市再生特別措置法の一部改正に伴い、立地適正化計画に各市町の都市環境等を考慮した防災指針の記載が求められることになりました。つきましては、他都市の先進事例等について調査、研究を行い、大分市立地適正化計画に防災指針の追加を行いたいと考えております。  なお、この防災指針は、地震、洪水などの自然災害に対応するため、都市の防災に関する機能の確保を図るため、防災まちづくりの将来像や目標等を明確にし、ハード面及びソフト面の両面から安全確保のための対策を定めるものとなっております。  最後に、今後のスケジュールについて御説明いたします。  令和4年度には都市計画に関する基礎調査や他都市の事例等について各種調査、分析を行うとともに、庁内検討委員会での協議、調整を行います。そして、令和5年度に本計画の改訂案等の取りまとめを行い、令和5年度末までの計画の公表を行いたいと考えております。  今後も改訂の進捗等に併せまして、随時、委員の皆様へ御報告を行ってまいりたいと考えております。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○板倉委員   新たな企業誘致に向けた工業団地の新設等については早急に決定する必要があると思いますが、この立地計画におけるその辺の配慮や考え等はどうなっていますか。 ○後藤都市計画課長   委員御指摘の点につきましては、商工労働観光部が所管している産業用地の適地調査等を基に適切な位置に誘導していくこと、また、都市計画部では大分市都市計画マスタープラン等に位置づけられた適正な位置に立地誘導を行っていくことが必要であると考えております。 ○板倉委員   商工観光労働部の所管ということですが、その部分も含めて計画する必要があると思います。その辺の連携はどうなっていますか。 ○後藤都市計画課長   本計画は、拠点地域に都市の利便性を図るための都市機能増進施設等を誘導し、それらの施設などをうまく活用するためにその周辺に居住の推奨区域を定めまして、その都市機能を利用していただくような立地の適正化を図っていく計画になっておりますので、産業用地等の立地とは別の計画となっております。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。 ○福間委員   この計画の中では、拠点地域に都市機能を集積することとされていますが、そうなると拠点地域以外の地域ではますます過疎が進むといいますか、地域間で差別が発生してくるのではないかと懸念しています。確かに、人が生活する500メートルほどの範囲内に病院や学校などの施設やスーパーマーケットのような店舗が集約されて機能的になることは、拠点地域とその周辺にとってはいいことだと思います。確かに都市機能は拠点地域に集中するけれども、それ以外の地域に住んでいる人にとっても、拠点地域に行くアクセスを増設したりするなど、連携や利便性を高めていく必要があると思います。その辺の基本的な考え方はどうなっていますか。 ○後藤都市計画課長   基本的には、資料中の図面で示しております都心拠点及び各支所周辺の地域である地区拠点の周囲に居住環境、居住推奨区域を配置し、各地区拠点に集積しております生活利便施設を利用していただくために、拠点周辺の地域の人口密度をある程度維持し、かつ、地区拠点間を結ぶ交通ネットワークを維持することにより、一極集中ではなく各地区拠点を中心とした生活の利便性を維持増進していくことを考えております。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、お部屋ラボ祝祭の広場の効果検証について報告を求めます。 ○武安まちなみ企画課長   資料2の1を御覧ください。  初めに、効果検証の目的ですが、お部屋ラボ祝祭の広場について、来場者をはじめとして来場者や地元商店街へのアンケート調査及び歩行者通行量調査等を実施し、事業効果の検証を行うこととしております。  次に調査項目ですが、1、来場者数から8、経済波及効果までの8項目を実施しており、令和3年第4回定例会の建設常任委員会において、項目1から4について御報告させていただきました。  本日は、前回の報告後に進展のありました1の来場者数と、新たに取りまとめが終了しました5の歩行者通行量調査から8の経済波及効果について御報告いたします。  初めに、1、来場者数ですが、令和3年度は2月末までの11か月間で約87万5,000人となっております。  次の、2、来場者アンケート調査から4、地元商店街アンケート調査については割愛させていただきますので、資料2の5を御覧ください。  5、歩行者通行量調査ですが、(1)実施日については令和3年11月26日から28日の3日間で調査を行い、調査箇所は図にお示ししております16か所となっております。令和2年度と比較して減少したところを青、増加したところを赤でお示ししております。  次に、6、広場使用者アンケートですが、(1)調査対象は令和3年4月から12月までに広場を使用した団体としており、(3)回答数は21となっております。(4)使用する場所として祝祭の広場を選んだ理由としては、立地がよいが一番多く81.0%となっており、(5)広場の施設や運用方法に対する満足度については、貸出備品をはじめとした全ての項目において高い評価を頂いております。  次のページを御覧ください。  7、トライアル・サウンディングについては、令和3年7月から実施する予定でありましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を踏まえ当初の予定を変更し、令和3年11月から実施しております。  はじめに、出店状況ですが、(1)出店者数は令和4年2月末時点で延べ17店舗となっており、(2)業種については飲食、食品販売となっております。(3)稼働率は80.8%となっております。  次に、店舗利用者お客様アンケートですが、(2)実施日は資料に記載の6日間で実施しており、(3)回答数は279となっております。(4)の性別、(5)の年代については記載のとおりとなっております。(6)飲食、物販店舗への満足度については、満足が一番多く48.7%となっております。(7)広場内に飲食、物販店があることにより広場の魅力が向上したと思いますかについては、やや向上したが一番多く46.6%となっております。  次に、8、経済波及効果ですが、約8億8,000万円となっております。  最後になりますが、まとめといたしまして、来場者アンケート調査や歩行者アンケート調査においては、祝祭の広場が整備されたことによって、中心市街地に対する訪問の機会の増加、滞在時間の増加、魅力の向上について一定の評価を得られ、今後についても広場の活用に対し期待する声が多く寄せられました。  また、来場者数は昨年度より増加していますが、貸出状況は昨年度の62件に対し53件となっていることから、コロナ禍においても使いやすい広場として、利用者へのサービス向上とさらなる利活用を推進する管理運営体制の検討が必要であると考えているところであります。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大により開始が遅れたトライアル・サウンディングを引き続き行いながら、民間活力の導入可能性の検討に向けたデータ収集を行い、お部屋ラボ祝祭の広場在り方検討会議の意見や今回の検証結果等を踏まえ、今後も回遊性や滞留性を高め、中心市街地の活性化に資する広場として積極的な活用の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○松本委員   トライアル・サウンディングで今回出店されたお店の売上げが十分利益が出るような状況だったのか、また、近隣の既存店舗等から苦情などは入っていないのか教えてください。 ○武安まちなみ企画課長   売上げについては、現在調査の集計を行っている最中ですが、口頭で伺う限りではお店によってまちまちでございます。ラーメン屋などは売上げが上がったと伺っておりますが、その他の店舗につきましては、ぼちぼちであると伺っております。  また、お部屋ラボ祝祭の広場周辺の店舗等からの苦情や要望につきましては、今のところ受け付けているものはありません。 ○田島委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   最後に、自動運転車両実験運行について報告を求めます。 ○橋本都市計画部次長都市交通対策課長   資料3を御覧ください。  1、事業目的ですが、運転手不足の解消や高齢者などの移動困難者の支援、多様化する移動ニーズに対応するきめ細やかな新たなサービスの創出など、様々な課題解決に向けて自動運転技術の調査、検討を進めています。  2、佐賀関地域での実験運行結果についてですが、1、実験運行の概要では、令和3年12月17日から24日の8日間、ドライバーを運転席に乗車させた搭乗型の自動運転の実験運行を実施し、271名の方に御乗車いただきました。  2、利用者アンケート結果につきましては、調査結果を抜粋して記載しております。自動運転バスの安全性について不安を感じた方の割合が、乗車前に27.7%でしたが、乗車後は8%に減少しております。また、路線バスに自動運転車両を導入する場合、期待することにつきましては、路線バス運行ルートや便数の増加が70.5%、路線バスの運行時間帯増加が39.3%、交通事故の減少が38.8%となっております。  資料2ページを御覧ください。  3、大分いこいの道広場周辺での実験運行結果について御説明いたします。  まず1、実験運行の概要では、令和4年1月29日及び30日の2日間は搭乗型、令和4年2月25日から3月6日のうち、8日間は遠隔型の自動運転の実験運行を実施しました。運行ルートは、JR大分駅上野の森口を起終点とした全長約1.4キロメートル、そのうち800メートルの間については、J:COMホルトホール大分内に設置した管制室から、運転席無人の車両を遠隔監視及び操作を行いました。利用者数は918名となりました。  2、利用者アンケート結果につきましては現在集計を進めており、こちらも抜粋ですが、自動運転バスの安全性について不安を感じた方の割合が、乗車前は29.9%、乗車後は20.8%と減少しています。また、路線バスに自動運転車両を導入する場合、期待することにつきましては、路線バス運行ルートや便数の増加が62.2%、交通事故の減少が40.4%、路線バスの運行時間帯増加が33.4%となりました。  実験結果や詳細なアンケート調査結果などにつきましては、大分市における自動運転の在り方についての検討会の中でまとめ、後日御報告させていただきたいと考えています。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○福間委員   この事業費はほかの交通事業とは異なり、国庫補助金や大分県の支出金がなく、事業費全額を一般財源で賄っています。その上で、本市では新たなモビリティサービス事業として実験運行や自動運転、空飛ぶクルマに関する調査等を実施されていると思いますが、他都市ではどれくらい同様の事業に着手されているのか。中核市規模で構いませんので、もし資料等があれば提供をお願いします。 ○橋本都市計画部次長都市交通対策課長   国や県からの補助金につきましては、現在、国に対して地方創生推進交付金の交付が可能かどうか相談を行っておりますが、結果についてはまだ頂いておりません。  また、各中核市の事業実施状況につきましては、調査いたしたいと考えております。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。 ○板倉委員   技術提供の協力を得ることが可能な相手方は、群馬大学しかないのですか。経費がかかり過ぎない範囲で、競合し得る別の方との試験的な事業実施も考えられるのではないかと思いますが、その辺はどうなっていますか。 ○橋本都市計画部次長都市交通対策課長   現在、技術提供につきましては群馬大学の小木津武樹准教授に御協力頂いております。一方、ほかの団体等が有している技術もございます。例えば、経済産業省の外郭団体が所有している技術もありますことから、そういった団体等からの技術提供についても、今後考えられ得ると思います。  ただし、現在、自動運転の機械などを既に導入している観点からは、もう一度最初からやり直しになるという面も含めて、今後、委員御指摘の効果的な予算の使い方について考える必要があると認識しておりますので、勉強させていただきたいと思います。 ○板倉委員   このような部分も含めて検討すれば、車両代だけでなく、ほかの費用も安くなる可能性もあり得ると思いますので、ぜひ検討をお願いします。 ○田島委員長 
     ほかに質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   執行部からその他として何かありませんか。 ○橋本都市計画部次長都市交通対策課長   大分県の事業である、ホーバークラフトの整備事業について御報告させていただきたいのですが、御報告の前に資料を配付させていただいてよろしいでしょうか。 ○田島委員長   お願いします。  〔資料配付〕 ○橋本都市計画部次長都市交通対策課長   その他資料を御覧ください。  こちらの資料は、大分県から提供を受けたものでございます。  大分県では、令和5年度以降のホーバークラフト就航に向け、大分空港海上アクセス整備事業を進めております。これまでの動きといたしましては、令和2年10月に第一交通産業株式会社をホーバークラフト運行事業者として選考し、令和3年11月には、エアクッション艇、いわゆるホーバークラフト3隻の製造をイギリスのグリフォン・ホバーワーク・リミテッド社と契約を結んでおります。今回の説明は、現時点で実施中の旅客ターミナル設計に関するものとなっております。  1ページを御覧ください。こちらは、旅客ターミナル設計者の選定についてです。令和2年度にプロポーザル方式による公募を行い、藤本壮介建築設計事務所・松井設計設計業務委託共同企業体が選定されており、今月、西大分や大分空港のターミナル上屋などの設計が完成する予定となっております。  2ページを御覧ください。大分市側の発着地の状況ですが、大分港西大分地区を事業予定地とし、周辺道路の整備、ターミナル、送迎用のロータリー、約500台分の駐車場、ホーバークラフトの斜路、艇庫を整備する予定となっており、3ページはターミナルのイメージパースを掲載しています。  4ページを御覧ください。令和3年10月に旅客ターミナル施設に関するワークショップが開催されております。なお、5ページにはワークショップでの主な意見や要望などが整理されています。ターミナルでは災害発生時の聴覚障害者に配慮した避難情報の提供に関する意見が出されたほか、船舶では複数の車椅子利用者が乗船できる配慮、その他といたしましては、周辺道路の整備、周遊券などの検討、道の駅との連携に関する意見などが出されたと伺っています。  6ページを御覧ください。ホーバークラフト発着地整備に伴う西大分・西部海岸地区のにぎわい創造についてです。ホーバークラフト発着地と、本市が整備する憩い・交流拠点施設であります道の駅計画地との位置関係は図のとおりでございます。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○板倉委員   現在計画されている道の駅や大分マリーンパレス水族館うみたまごなどは、西大分・西部海岸地区のにぎわい創造の観点から見ると一貫性のある施設であると思います。これらに自動運転実験運行等、新たなモビリティサービスに関する計画を併せて考えるというような考えはありますか。 ○橋本都市計画部次長都市交通対策課長   委員御指摘のように、西大分地区の周遊に新たなモビリティーを活用してはどうかとの御意見を頂いております。ただし、当該地区には国道10号線が通っており、交通量が非常に多い状況がございます。また、運行速度の観点からグリーンスローモビリティの走行が可能なのか検証が必要であること、加えて、現在、当該地区は路線バスが運行されている地区でもありますので、そのような現状も踏まえて、今後検討の必要がある課題と認識しております。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。 ○板倉委員   過去に、大分マリーンパレス水族館うみたまご付近の歩道で自動運転を実施したと思いますが、同じような手法をとることは難しいのですか。 ○橋本都市計画部次長都市交通対策課長   委員御指摘の点は、平成29年に実施した自動運転バスの実証運行事業のことであろうかと思います。当時は国道10号線の歩道部分を一部閉鎖した上で、一定期間運行を行いましたことから、当時の様に、一定の実施期間を定めて実験運行を行うことは可能であると思います。ただし、恒常的に歩道部分で車両を走行させることは困難であると認識しておりますので、やはり車道上で走行可能な新たなモビリティーを今後考える必要があるのではないかと思っております。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。 ○野尻委員   大分空港海上アクセス整備事業に関しては、大分県に対し周辺住民に対する騒音対策をきちんと講じることを要望するようお願いします。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   そのほかに執行部から何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○田島委員長   委員の皆さんからその他として何かありませんか。 ○長田委員   大分空港海上アクセス整備事業については、西大分・西部海岸地区のにぎわい創造の観点からも非常にいいまちづくりの取組であると思います。  その一方で、先日の一般質問で旧ホーバー基地周辺の整備の問題が取り上げられておりました。整備の責任は国なのか大分県なのかが曖昧なまま、市民がこれまで問題提起してきた部分が放置されているように思います。今後どのように整備していくのか心配していますし、大洲総合運動公園に関する問題についてもやはり寂しいなと思っています。  また、コロナ禍の中、裏川にはたくさんの方々がお越しになられてにぎわっており、今までにないおおいた人とみどりふれあいいちが開催されていると思っております。  姫野都市計画部長が冒頭の挨拶で触れていましたが、平和市民公園横の裏川にこいのぼりを吊るす話が出てきた際に、桜の木を守るような設備をつくっていただきました。地域の方々が非常に感謝されておりましたので、この場をお借りしてお伝えします。  人と緑のふれあいという意味では、地域の方々と一緒になって取り組むだけでなく、子供たちが一生懸命になってこいのぼりを作成してくれました。このようなまちづくりを今後も進めていただきたいと思います。 ○田島委員長   委員の皆さんからそのほかに何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   以上で都市計画部の案件が全て終了いたしました。  ここで、3月末をもって退職される方から挨拶の申入れがありましたので、お願いします。    〔退職者挨拶〕    〔委員長お礼の挨拶〕 ○田島委員長   明日25日の委員会は、午前10時に開会いたします。  本日はこれにて散会します。                              午前11時42分散会...