• "野尻委員"(/)
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  1. 大分市議会 2021-12-10
    令和 3年建設常任委員会(12月10日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年建設常任委員会(12月10日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時   令和3年12月10日(金)午前9時59分開議~午前11時4分休憩              午前11時11分再開~午前11時41分散会 2.場所   第4委員会室 3.出席委員    委員長 田島 寛信  副委員長 安東 房吉    委 員 板倉 永紀  委 員  長田 教雄    委 員 福間 健治  委 員  松本 充浩    委 員 野尻 哲雄  委 員  大石 祥一    委 員 橋本 敬広   欠席委員    な し
    4.説明員   (土木建築部)    吉田土木建築部長渡邊土木建築部次長高瀬土木建築部次長、    分藤土木建築部次長道路建設課長清水土木建築部次長兼住宅課長、    安東土木管理課長、三代道路維持課長、森本河川・みなと振興課長、    兼澤建築課長、清家土木管理課政策監中嶋建築課政策監岡本住宅課政策監、    高崎土木管理課参事池辺土木管理課参事浜田道路建設課参事、    和歌道路建設課参事、三重野河川・みなと振興課参事、    山中河川・みなと振興課参事三宮住宅課参事藤住宅課参事足立建築課参事   (上下水道局)    佐藤上下水道事業管理者佐藤上下水道部長三ヶ尻上下水道部次長、    衛藤上下水道部次長経営企画課長首藤上下水道部次長水道維持管理課長、    若杉上下水道部次長兼浄水課長、清水総務課長安東営業課長、    木元水道整備課長奥家下水道整備課長左山下水道施設管理課長、    泥谷下水道整備課政策監三重野下水道施設管理課政策監岩田総務課参事、    児玉水道維持管理課参事松野水道整備課参事足立浄水課参事 5.事務局出席者    書記 金丸 慎太郎 6.審査案件等   (土木建築部)   【陳情】    継続審査中のもの    令和3年陳情第3号 市営廻栖住宅跡地を多目的広場として利活用するための施設              整備に関する陳情             〔継続審査〕   【予算議案】    議第126号 令和3年度大分市一般会計補正予算(第4号)      〔承認〕         第1条 歳入歳出予算の補正             歳出 第8款 土木費                第1項 土木管理費                第2項 道路橋梁費                第3項 河川費                第5項 下水道費                第6項 住宅費                第11款 災害復旧費のうち土木施設災害復旧費         第2条 繰越明許費の補正 第2表中         1追加    第8款 土木費                第2項 道路橋梁費         2変更    第8款 土木費         第3条 債務負担行為の補正 第3表中             1追加 ・道路舗装事業                 ・道路パトロール等業務委託料                 ・市営住宅等施設管理業務委託料   【一般議案】    議第148号 公の施設に係る指定管理者の指定について        〔承認〕    議第169号 工事委託契約の変更について              〔承認〕    議第170号 市道路線の認定及び廃止について            〔承認〕   【報告事項】    ①市道横瀬小野鶴線の街路樹撤去について    ②大分市空家等対策計画の改定について    ③その他   (上下水道局)   【予算議案】    議第133号 大分市水道事業会計補正予算(第2号)         〔承認〕    議第134号 大分市公共下水道事業会計補正予算(第2号)      〔承認〕   【報告事項】    ①令和3年度新型コロナウイルス感染症拡大に伴う上下水道料金の免除措置につい     て    ②大分市下水汚泥燃料化事業について    ③片島雨水排水ポンプ場の設置について    ④その他                 会議の概要                              令和3年12月10日                              午前9時59分開議 ○田島委員長   おはようございます。ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  本日は傍聴者がおられるようですが、傍聴者は遵守事項を守っていただきますようお願いいたします。  本日は、常任委員会終了後、総合交通対策特別委員会及び子ども育成・行政改革推進特別委員会が開催される予定ですので、関係する委員につきましては御出席をお願いいたします。  審査に入る前に、委員会運営について確認をしておきます。  初めに、自由討議についてです。委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部のほうに退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いいたします。  次に、反問権についてです。委員の質問、政策提言等に関し、執行部は委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。ただし、委員による新たな事業提案に対し、必要となる予算の組替えなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は、原則としてその対象となりませんのでよろしくお願いいたします。  なお本日は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、執行部のマスク着用を認めております。執行部は大きな声ではっきりと発言するようお願いいたします。  これより土木建築部の案件について審査を行いますが、審査に先立ちまして、吉田土木建築部長から発言の申入れがありましたので、これを許可いたします。 ○吉田土木建築部長   最近の諸事情及び今回御提案いたしております議案につきまして御説明いたします。  まず、昨今の県内の経済情勢についてでございますが、日本銀行大分支店11月公表の大分県内の景気動向総論では、一部に厳しさが残るものの、基調としては緩やかに持ち直していると前回の令和3年10月から据置きとなっており、先行きも新型コロナウイルス感染症の動向が家計の消費マインド及び企業の収益動向等に与える影響などに注視していく必要があるとの状況でございます。  こうした中、土木建築部といたしましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い住まいの確保が困難になった方に対して、一時的に使用できる市営住宅の提供などの支援を引き続き行ってまいります。  さて、先月、九州の7県202市町村から構成される九州国道協会の会長市として、九州を横断する高規格道路の未整備区間の解消等について、また、大分市として、市内における国直轄事業、国土強靱化補助事業及び大分港大在西地区複合一貫輸送ターミナル整備事業について、国等に対し要望活動を行ってまいりました。  現在、交通安全対策や舗装、橋梁の修繕、河川の整備等につきましては、社会資本整備総合交付金や防災・安全交付金を活用し取り組んでおりますが、今後も国等に対し積極的な要望活動を継続して行い、国や県と事業連携を図る中で、市民の皆様の安心、安全を守るべく、減災、防災体制の強化に取り組んでまいりますとともに、道路の改良や舗装補修、通学路等の交通安全対策のほか、橋梁、トンネル等の点検、修繕などの社会資本整備を進めてまいります。  それでは、今回御提案しております議案は、議第126号令和3年度大分市一般会計補正予算4号、議第148号公の施設に係る指定管理者の指定について、議第169号工事委託契約の変更について、議第170号市道路線の認定及び廃止についての4件ございます。  また、報告事項といたしまして市道横瀬小野鶴線の街路樹撤去について、大分市空家等対策計画の改定についての2件ございます。  以上につきましては、後ほど担当課長から説明申し上げますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○田島委員長   それでは審査に入ります。  初めに、継続審査中である令和3年陳情第3号市営廻栖住宅跡地を多目的広場として利活用するための施設整備に関する陳情の審査を行います。  執行部から補足説明などがあればお願いします。 ○清水土木建築部次長兼住宅課長   市営廻栖住宅につきましては、同じ野津原地区にある小屋鶴住宅への集約建て替え事業が行われ、昨年度全世帯の移転が完了しております。現在は、令和4年1月中旬を工事終了予定とし、建物本体の解体工事を進めているところでございます。  また、資料として令和3年11月5日の建設常任委員会において御説明いたしました安全対策に係る試算結果の資料を配付しております。浸水対策費の概算工事費試算額は1億2,600万円でございます。  なお、住宅解体後の跡地の取扱いですが、令和3年5月に市営廻栖住宅跡地の利用計画の有無について庁内関係課に照会いたしましたところ、利用計画のある部署はございませんでした。また、本年10月に開催された大分市公有財産有効活用等庁内検討委員会の作業部会において特に具体的な活用策の提案はございませんでした。 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   これより討論に入ります。
     討論はありませんか。 ○安東副委員長   当該敷地の南側に急傾斜地が隣接していると以前説明を受けております。そのような場所に対して、文書表では七瀬川が氾濫した際の一時避難場所などの防災・減災拠点として活用したい旨の文言が含まれていますが、我々としてはこのままの状況であれば不採択と判断せざるを得ないのではないかと思っています。そこで、文言の変更といったようなことができないかどうか、もう一度そういった場を陳情者と設ける中でそのような検討をお願いできないかと思っていますので、今回は継続審査と判断してはどうかと考えます。 ○田島委員長   関連して私から1点。今後、陳情者と折衝を行う場合等に関しましては、正副委員長において責任を持って行ってまいりたいと考えております。  ほかに討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   委員の皆さんの御意見を伺いましたところ、継続審査との意見のみのようでございます。  よって本件は、継続審査とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本件は継続審査とすることに決定いたします。  次に、予算議案の令和3年度大分市一般会計補正予算第4号第1条歳入歳出予算歳出第8款土木費のうち土木建築部所管分、第11款災害復旧費のうち土木施設災害復旧費の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○安東土木管理課長   〔説明書②64ページ~ 第8款土木費のうち土木建築部所管分について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、第2条繰越明許費の補正第2表中1追加第8款土木費のうち土木建築部所管分、2変更第8款土木費の審査を行います。 ○安東土木管理課長   〔説明書①5ページ~ 第2条繰越明許費の補正のうち土木建築部所管分について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○安東副委員長   道路橋梁費の道路維持事業について、牧高城西町線のり面対策工事の対象が城東中学校の敷地内にあるとの説明でしたが、敷地のどのあたりになるのか教えてください。また、道路橋梁費の公共道路事業について、木ノ上東院線田原工道路改築事業において施工箇所に用水路幹線があることから、通水期に工事を施工することが困難となったと説明がありましたが、困難ということは工事そのものが実施できないのか、もしくは今後、工事内容等を変更して実施するのか教えてください。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   まず、牧高城西町線のり面対策工事につきましては、工事の対象が城東中学校内にあるグラウンドの南側になります。内容としましては、高低差がある道路にコンクリート擁壁がございまして、その部分の補修工事になります。  また、木ノ上東院線田原工道路改築事業につきましては、工法の変更ではなく仮設しながら工事を行うにしても困難であると判断しておりますので、通水期ではなく渇水期に工事を開始する考えから、適正工期を確保したいということで繰越明許を行いたいと考えております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、第3条債務負担行為の補正第3表中土木建築部所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○安東土木管理課長   〔説明書②106ページ 第3条債務負担行為の補正のうち土木建築部所管分について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   道路パトロール等業務委託料について、現行のパトロール体制がどうなっているのか教えてください。 ○三代道路維持課長   今年度の道路パトロール業務委託につきましては、本市域を東西2つの地域に分けて業務委託を行っております。 ○福間委員   委託業者による道路パトロール体制はどのようになっていますか。 ○三代道路維持課長   東西地域ともに常時2名体制で対応しております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、一般議案の議第148号公の施設に係る指定管理者の指定についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○清水土木建築部次長兼住宅課長   議案書の議148の1を御覧ください。  本議案は、市営住宅等に係る指定管理者を指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものでございます。  1、指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称でございますが、議148の1ページから議148の5ページにかけて掲載しております中の瀬団地ほか49団地、2,192戸及び裏川団地ほか16団地2,773戸の市営住宅、特定公共賃貸住宅従前居住者用賃貸住宅でございます。  2、指定管理者となる団体ですが、指定管理者の選定につきましては、外部の学識経験者等6名の委員による大分市市営住宅等管理業務指定管理予定者選定等委員会を設置し、書類及びヒアリングによる審査を行いました。審査の結果、実績を踏まえた堅実な内容で実現可能性の高い提案となっており、市営住宅等の適正な管理運営を安定して行う能力において高い評価を得た株式会社別大興産を公募による指定管理予定者に選定いたしました。また、不測の事態が生じた場合のセーフティーネットとして、さらには事業者間における競争原理確保の必要性から、類似施設である大分県の県営住宅の管理を確実に行ってきた豊富な経験と、そのノウハウを生かした信頼性、加えて安定的に事業を継続できる財務体質を有していると判断される大分県住宅供給公社を任意指定による指定管理予定者に選定したところでございます。  3、指定の期間は、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間としております。  以上のことから、株式会社別大興産及び大分県住宅供給公社を市営住宅等に係る指定管理者に指定いたしたく本議案を提出するものでございます。 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○板倉委員   指定管理予定者の株式会社別大興産は別府市内に本社を構えている企業ですが、本市内にも市営住宅の管理を行うことができる企業は十分あると思っています。指定管理者選定の際に、地元企業であれば何か評価点が加点されるような基準や区分のようなものは無いのですか。 ○清水土木建築部次長兼住宅課長   指定管理者の選定に係る審査基準につきましては、住宅等の管理に関する審査基準はございますが、所在地域に関する審査基準はございません。 ○板倉委員   指定管理者の選定の結果、総合評価が高かった企業が指定管理者に選定されるのであれば構わないと思います。ただし、例えば大分市内の企業であれば評価点を加点するような、本市に対して税金を納めている地元企業と本市の両者の関係性も考慮した考え方がないと、指定管理者制度の意味がないのではないかと思っています。共同企業体の場合は仕方ないと思います。ですが、一企業に対して業務委託を行う場合、相手方が地元企業かそうでないかで差をつけるような考え方も今後、考慮してください。 ○清水土木建築部次長兼住宅課長   指定管理者の選定委員会において、指定基準を決めておりますので、次回の選定の際には委員御指摘の点も考慮しながら審査を行うよう本市としても検討していきたいと思います。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○長田委員   小池原地区にある市営住宅は独り暮らしの人から非常に人気があると聞いていますが、現在、全戸に住民が入居されていますか。 ○清水土木建築部次長兼住宅課長   市営小池原住宅におきましては、全戸に入居されておりませんので、現在、入居者の募集を行っております。ただし、住宅にエレベーターが設置されていないこともあり、高層階の住居については募集を行っても応募がない状況であります。一方で、同じ住宅の低層階の住居につきましては、募集を行えば数件の応募をいただいている状況であります。 ○長田委員 
     独り暮らしの人に非常に人気がある点は、やはりエレベーターの問題も関係していると思っています。また、現在、住居に空きがあるとの説明でしたが、今後エレベーターを設置することはできないのですか。 ○清水土木建築部次長兼住宅課長   委員御指摘の点につきましては、設置の際に多額の費用がかかることが予想されますことから、本市として、将来的な市営住宅の長寿命化や現在の市営住宅を今後どのようにキープしていくかという点も踏まえつつ、現代の市民生活に沿ったエレベーター等の設備を設置する必要性もございますので、長期的な目線で必要な設備につきましては、しっかりと検討していく必要があると認識しております。 ○長田委員   昨日の当委員会における都市計画部の所管に関する審査の中で、長期優良住宅の認定制度について改正内容や様々な申請手続の方法について説明を受けましたが、それに関連して市営住宅の建て替え時期というか、団地自体、様々な部分を変えていく必要があると思います。  やはり今後は、若い人が入居しやすくなるような見直しが必要だと感じています。見直しは何年に1回行うのですか。 ○清水土木建築部次長兼住宅課長   昨年度、市営住宅の整備方針を定める大分市公営住宅等長寿命化計画の改定を行いました。長寿命化計画の全面改定は10年に1回実施するようになっており、現在、昨年改定した計画が今後10年の整備方針として定まっておりますので、その整備方針に従い、整備を進めてまいりたいと考えております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   現在、大分市が直営で管理を行っている市営住宅は何戸で全体の何割程度なのか、また、今後残された市営住宅の指定管理の考え方を教えてください。 ○清水土木建築部次長兼住宅課長   令和3年4月1日現在の市営住宅の管理状況ですが、本市の市営住宅は全体で74団地、5,249戸ございます。そのうち、本市直営で管理しております市営住宅は284戸であり、残りの約92%の市営住宅を、指定管理者に対し管理業務を委託することとしております。  ただし、今後、更に指定管理者に管理業務を委託するにしても、本市側が管理運営について全く分からないということになると指定管理に関する適正な指導等に支障を来たしかねないことも考えられますので、本市直営で管理する市営住宅数をキープしながら、指定管理制度を活用し効率的な市営住宅の管理運営を進めていきたいと考えております。 ○福間委員   考え方としては、市営住宅全体のうち9割程度の市営住宅を指定管理者に管理させて、残りの市営住宅については、いわゆる原課が今後、市営住宅を管理するためのノウハウや技術を継承していく立場で300戸ぐらいを残して、この指定管理者といろんなメリットやデメリットを共有しながら管理していくということで、これ以上の指定管理はもうないということですか。 ○清水土木建築部次長兼住宅課長   現在、本市といたしましては委員御指摘のとおり考えております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、議第169号工事委託契約の変更についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   議案書の議169の1のページをお開きください。  本案は、日豊本線大在自由通路整備工事について、工事委託契約の一部を変更いたしたく提出するものでございます。  お手元の議第169号補足資料1、2を用いて御説明いたします。  本工事委託は、JR九州が行うJR大在駅のバリアフリー化の実施に合わせて、本市の管理する市道大在駅線の自由通路をバリアフリー化に改築するものであり、JR九州に工事委託契約を行っております。  ここで、補足資料1を御覧ください。  1、基本協定についてですが、工事概要は、自由通路にエレベーター2基を設置し、併せて自由通路に屋根を新設するものなどであります。契約金額は3億1,577万6,000円で、契約工期は令和2年第1回定例会閉会後から今年度末までの約2年間でございます。  2、日豊本線大在自由通路整備事業変更工事内訳表でございます。今回の変更は、第1回変更、第2回変更とも、最上段の自由通路新設に関わる経費及びそれに伴う管理費、消費税、負担金工事費の変更でございます。  3、変更内容についてですが、第1回変更は6月28日に協定書の変更を行っています。その契約金額は3億4,577万6,000円で、3,000万円の増額です。変更内容は2点あり、1点目として、労務費の上昇による全体スライド条項に基づく変更で、その金額は約1,000万円でございます。2点目に、地元要望による交通規制の変更に伴い、自由通路を安全に通行させる仮設費の計上で、その金額は約1,500万円でございます。2点の合計金額約2,500万円に管理費、負担金工事費、消費税約500万円を合わせた、3,000万円が増額となっています。  次に、第2回変更についてですが、その契約金額は3億6,570万2,000円で、1,992万6,000円の増額となる予定です。変更内容は4点あり、1点目として、エレベーター基礎部の掘削後の湧水処理を行う経費で、その金額は約320万円となります。2点目に、光ケーブルの埋設位置の相違により基礎部の施工機械を変更する経費で、その金額は約820万円となります。3点目に、大分県盲人協会の要望により音声案内装置を設置する経費で、その金額は6か所で300万円となります。4、エレベーター基礎部施工において水道管を移設する経費で、その金額が約83万円となり、4点の合計金額1,523万円に管理費、消費税469万6,000円を合わせた、1,992万6,000円の増額予定となっております。  第1回契約変更と合わせて増額金額は4,992万6,000円となり、基本協定金額の1割以上の増額となることから、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第4条に基づき、本定例会に上程いたしたところでございます。  ここで、補足資料2を御覧ください。  これはJR大在駅の着工前と現在の状況写真で、全景、近景、そして自由通路の状況を撮影したものであります。現在の進捗率は70%を超えたところであり、今後の主な工程は、北側エレベーター設置を本年12月下旬まで、南側エレベーター設置を令和4年1月下旬まで、自由通路高欄設置を令和4年2月上旬までに行い、そして附帯工を令和4年3月上旬までに完成する予定となっております。 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、議第170号市道路線の認定及び廃止についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○安東土木管理課長   議案書議170の1ページ及び議170の2ページを御覧ください。  今回認定いたしたい市道路線は、花園一丁目1号線ほか15路線でございます。また、廃止いたしたい市道路線は、西大分1号線ほか1路線でございます。表には路線名、起点及び終点を記載しております。  それでは、議170の3ページを御覧ください。  この花園一丁目1号線は、開発行為の帰属に伴い認定するものでございます。袋路状道路でございますが、認定基準を満たしております。  次に、議170の4ページを御覧ください。  この市道賀来44号線は、開発行為の帰属に伴い認定するものでございます。袋路状道路でございますが、市道認定基準を満たしております。  次に、議170の5ページを御覧ください。  この市道葛木3号線、4号線は、開発行為の帰属に伴い認定するものでございます。①の葛木3号線については、既存の準市道と開発道路を1つの路線として市道認定するものでございます。  次に、議170の6ページを御覧ください。  この市道京が丘南73号線、74号線、75号線、76号線、77号線、78号線につきましては、開発行為の帰属に伴い認定するものでございます。⑥の78号線については、歩行者専用道路として認定するものでございます。  次に、議170の7ページを御覧ください。  この市道政所21号線は、開発行為の帰属に伴い認定するものでございます。袋路状道路でございますが、市道認定基準を満たしております。  次に、議170の8ページを御覧ください。  この市道生石港町一丁目1号線、西大分1号線、生石一丁目1号線、王子西町1号線、御幸小谷線は、県道高崎大分線の改良工事に伴う市道の起終点変更及び重複路線の解消に伴い再認定するものでございます。  次に、議170の9ページを御覧ください。  この市道西大分1号線及び御幸小谷線は、県道高崎大分線の改良工事に伴う市道の起終点変更及び重複路線の解消に伴い廃止するものでございます。先ほど御説明いたしました議170の8ページで、御説明いたしました市道認定と関連するものでございます。  今回の認定及び廃止によりまして、市道路線は7,919本から14路線増えまして合計7,933本となり、総延長は2,480キロメートルと391.2メートルとなります。 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  以上で、当委員会に付託されました土木建築部所管分の審査は終了いたしました。  ここで申出により、執行部から報告を受けたいと思います。  まず、市道横瀬小野鶴線の街路樹撤去についての報告を求めます。 ○三代道路維持課長   お手元の資料1の1ページを御覧ください。  まず、1の背景ですが、当路線は昨年度より策定を進めております大分市街路樹再整備計画案において、街路樹の撤去検討路線のモデルケースとして今回街路樹を撤去することとなりました。  次に2、現況と評価についてですが、場所は市道横瀬小野鶴線の小野鶴南区間でございます。地図上では小野鶴新町となっておりますが、正しくは小野鶴南でございます。訂正をお願いします。撤去する樹木はホルトノキ16本で、植栽後40年以上が経過しております。  今回撤去に至った評価の内容としましては、1、通学路であり、歩道幅員が基準となる2メートルを満たしていない。ここでいう歩道幅員は、街路樹の植栽マスを除いた有効幅員となります。2、街路樹が老木化しており、各所に根上がりが発生している。歩きにくいなどの通行に支障を来しております。3、自治会の総意として撤去の要望書が提出された。以上3つの評価から、撤去を決定したところでございます。  次に、資料右の3、実施内容についてですが、実施においては、地域住民や道路利用者等からの意見を徴収する必要があることと判断し、工期を2期に分けて実施することとしました。(1)の第1期は、本年6月29日に事前周知のための予告板を設置し、7月14日、15日の2日間で8本の街路樹を伐採しました。この8本については、事前に自治会と協議し、車の出入口付近にある樹木といたしました。第1期の撤去後、住民等からの意見や苦情等がなかったため、引き続き(2)の第2期の撤去を実施いたしました。第1期と同様に予告板を10月1日に設置し、10月20日、21日の2日間で残りの8本を伐採いたしました。また、第1期、第2期とも、伐採した樹木の切り株には根枯らしを促進させるための薬剤を注入しております。なお、撤去作業から現在に至るまで、地域住民や道路利用者からの意見や苦情等はございませんでした。  (3)の撤去した街路樹の再利用についてですが、事前に地元自治会へ再利用について確認したところ、自治会では再利用の予定はないとことであったことから、今回は細かくチップ状にして堆肥として再利用することとしました。  次に、4、今後の対応についてですが、切り株及び根の枯れ具合を確認しながら、令和4年度以降に抜根作業及び撤去した植樹マス周辺の舗装工事を実施する予定でございます。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
    ○安東副委員長   資料中評価内容の③に自治会の総意として要望書が提出されたとあるように、今回の撤去工事については団地内のほぼ全世帯の同意を取り付けたと伺っています。それを踏まえて、今後、ほかの団地で要望が挙がった際、本市として自治会の同意書や総意をどのように捉えるのかについて基準のようなものは作成されていますか。 ○安東土木管理課長   大分市街路樹再整備計画(案)の中で、関連性ということで地域からの要望や変貌傾向がある点を考慮する中、地区と地域の要望から見たときにそれが自治会の総意であるかどうかというところも含めて、具体的な意見を交換しながら工事を進めていけたらと思っております。現在、本市として自治会の同意書や総意をどのように捉えるのかについての基準はございませんが、地元自治会とも十分議論交わしながら事業を進めていけたらと考えております。 ○安東副委員長   今回はほぼ全世帯から撤去工事の同意が得られたということで、非常に前進的な取組であったと思っています。今後、ほかの団地などから街路樹撤去の要望が寄せられた際、本市として住民の総意をどのように捉えていくか考えておく必要があると思いますので、その辺の検討をよろしくお願いします。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。 ○松本委員   ホルトノキ合計16本の撤去に要した費用と、これから木の根を掘り起して舗装する工事について想定される費用を教えてください。 ○三代道路維持課長   今回の撤去につきましては、第1期及び第2期の工事費の合計が税込みで61万6,000円となっております。また、今後の抜根及び舗装工事については、現在残っている根の張り具合や樹木の種類などによって実施時期が変わってきますので、現在、今後の費用がどれくらいになるのかという点につきましては、一概に判断がつかない状況でございます。 ○松本委員   全ての工事が終了した後で構いませんので教えてください。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   最後に、大分市空家等対策計画の改定についての報告を求めます。 ○清水土木建築部次長兼住宅課長   資料2の1及び2ページを御覧ください。  令和3年第3回定例会の当委員会におきまして、第1章の計画策定の目的と位置づけ及び第2章の大分市の空き家等の現状と課題について御説明申し上げました。本日は、第3章、空き家等対策の基本的な考え方、第4章、具体的な取組及び第5章、計画実現に向けてについて御説明申し上げます。  素案説明の前に、第2期計画改定の方向性について御説明申し上げます。第1期計画に基づいて行ってきた空き家等対策の取組につきましては、一定の成果が見られましたことから、第2期計画は基本的に第1期計画を踏襲し、さらに発展したものを目指すことといたします。そのため、各種統計から導き出した空き家対策の現状と課題より、第2期計画における新たな対応方策①として、高齢化への対応を強化し、高齢者に特化した情報提供や啓発を進めてまいります。また、ページ右側にありますが、対応方策②として、各地域において空き家等の件数、発生状況、利活用の実態に違いがあることから、地域特性への対応を踏まえ計画の改定に取り組んでまいります。  次に第2期計画の基本理念ですが、大分市総合計画において、住宅を含む都市基盤の形成で掲げられている、将来にわたって持続可能な魅力あふれるまちづくりを踏まえ、持続可能で魅力あふれる良好な居住環境づくりといたします。  それでは第2期計画で追加した内容を中心に、素案の概要について御説明申し上げます。  資料3ページをお開きください。  第3章、空き家等対策の基本的な方針でございます。  1、基本的事項のうち、1の2、基本目標ですが、基本目標の1から3は第1期計画を踏襲しております。基本目標4を、地域の特性に応じた空き家等対策の推進といたしました。また、第1期計画の基本目標4であった、多様な連携による推進体制の構築を基本目標5とし、多様な連携による推進体制の充実といたしました。1の4、計画期間ですが、第1期計画と同様に5年間といたしました。  次に、ページ右側、3、空き家等に関する対策を推進するための基本的な事項のうち、3の1、所有者等による空き家等の適切な管理の促進に関する事項では、(3)所有者の高齢化に対応した適切な対策の促進として、空き家発生の要因として高齢者の住環境の変化が主な要因であること、高齢化による身体的な問題が管理不全を招いていることなどから、高齢者世帯に対応した対策を検討するとしています。  3の2、空き家等の活用の促進に関する事項では、(2)支援体制の拡充として、地域特性に合わせた空き家等の活用支援の検討、(3)除却等に対する支援では、利活用が困難な空き家等に対する支援を検討することとしています。  3の4、住民からの空き家等に関する相談への対応に関する事項では、(2)相談体制の充実として、ICTを活用した効果的な相談方法を検討することとしています。  資料4ページをお開きください。  3の5、空き家等に関する対策の実施体制に関する事項では、(1)空き家等対策の実施体制の概要のうち、③関係団体や組織との連携として、ウ、各地域の自治会、町内会、NPO等と相互に連携し、地域の活性化や高齢者対策等、空き家等の予防や発生を抑制するための取組を検討するとしています。  3の6、その他空き家等に関する対策の実施に関し必要な事項では、(2)税制についてとして、勧告により住宅用地特例を解除することにより、管理不全な空き家等の解消を促すことを検討するとしています。  次に第4章、具体的な取組でございます。  1の施策の取組方針ですが、空き家等の発生予防や利用可能な空き家等の活用、管理不全な空き家等の解消など、5つの基本目標に伴う予防、活用、管理、地域の各種施策を実施することにより、基本理念である持続可能な魅力あふれる良好な居住環境づくりの実現を目指すことといたしました。  ページ右側になります、2の施策の取組ですが、下の表は、取組事項を予防、活用、管理、地域の基本目標ごとに整理したものです。第1期計画から既存事業を充実させるとともに、高齢者に対する重点的な啓発の取組や地域特性に伴う空き家等対策の推進などは、第2期計画における新規事業となります。  資料5ページをお開きください。  2の1、空き家等の発生予防では、(1)啓発として、高齢者に対する重点的な啓発の取組を行うこととしています。  2の2、空き家等の活用の推進では、(1)有効活用として、⑤空き家等及び跡地の活用の検討としており、中古住宅の流通促進や、空き家を福祉施設として活用するほか、古民家の再生など、新たな視点での活用策についても検討することとしています。  2の3、管理不全の解消では、(1)啓発として、③空き家等の管理不全を抑制するために高齢者に対して重点的に啓発に取り組むこととしています。  ページ右側になります、2の4、地域特性に伴う空き家等対策の推進では、(1)有効活用として、居住推奨区域など地域特性に応じた活用を検討する、(2)支援として、地域特性に応じた活用、流通対策の取組を検討することとしています。  次に第5章、計画実現に向けてでございます。  1の主体別の役割では、計画をより確実かつ効果的に推進するため、行政内部の関連部署はもとより、地域組織や事業者、さらには大学、NPO等の団体が、それぞれの責務や能力に応じて役割を分担し、相互に連携することで空き家所有者を支援することが重要であるとしています。  2の計画の進行では、短期的な取組と併せて中長期的な視点からの取組と、成果指標の進捗や達成状況を把握することが重要であるとし、PDCAサイクルによる定期的な評価、検証等を行うこととしています。  なお、成果指標としては相談会等啓発活動の実施回数や、高齢者を対象として行う相談会等の回数、大分市の支援を利用して行われた活用の件数、本市が実施している支援を利用して行われた老朽危険空き家の除却件数の4つといたしました。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問はありませんか。 ○松本委員   現状で、老朽危険空き家等の除却等に対する具体的な支援内容を教えてください。  また、古民家の再生について、現在、再生できている古民家の事例があるのか教えてください。 ○清水土木建築部次長兼住宅課長   現在、老朽危険空き家等の除却に対しては本市から補助金を交付しており、その内容は除却費用全体のうち2分の1、上限を100万円として交付しております。  また、古民家再生事業につきましては本市の支援として行われた例はございません。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。 ○野尻委員   関連して、老朽危険空き家の認定基準について資料提供をお願いします。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   執行部からその他として何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○田島委員長   委員の皆さんからその他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   以上で、土木建築部の案件が全て終了いたしました。  続いて上下水道局の審査を行いますので説明員を交代させますが、ここでしばらく休憩します。                                    午前11時4分休憩                                    午前11時11分再開 ○田島委員長   ただいまから、建設常任委員会を再開いたします。  休憩前に続きまして、これより上下水道局の案件について審査を行います。  審査に先立ちまして、佐藤上下水道事業管理者から発言の申入れがありましたので、これを許可いたします。 ○佐藤上下水道事業管理者   田島委員長、安東副委員長はじめ建設常任委員会委員の皆様方には、平素から上下水道事業の推進に対しまして御支援、御協力を賜っておりますことに改めて感謝申し上げます。  それでは、11月5日に開催されました建設常任委員会以降の上下水道局に係ります諸事情の報告をさせていただきます。  まず、大分市下水汚泥燃料化事業についてでございます。令和3年11月18日に第6回事業者選定委員会を開催し、優先交渉権者として日鉄エンジニアリング株式会社グループを選定いたしたところでございます。また、本事業に参画する大分県内7自治体との基本事項に関する協定について、本年度内の締結に向け準備を進めております。詳細につきましては、この後担当課長から御説明いたしますのでよろしくお願いいたします。  なお、本日当委員会に付託されております上下水道局関係の事案は、予算議案2件、報告事項3件でございます。詳細につきましては担当課長から御説明申し上げますので、慎重御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いします。 ○田島委員長   それでは審査に入ります。  初めに、予算議案の議第133号令和3年度大分市水道事業会計補正予算第2号の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○衛藤上下水道部次長経営企画課長     〔予算書①35ページ 令和3年度大分市水道事業会計補正予算第2号について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、議第134号令和3年度大分市公共下水道事業会計補正予算第2号の審査を行います。  執行部の説明を求めます。
    衛藤上下水道部次長経営企画課長     〔予算書①37ページ 令和3年度大分市公共下水道事業会計補正予算第2号について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○野尻委員   公共処理場建設事業の対象の場所はどこですか。 ○衛藤上下水道部次長経営企画課長   本事業は、市内各処理場の機械や電気設備全般にわたるものでございますので、対象場所は各処理場となります。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○松本委員   マンホールの改築について、全国各地で自治体のPRも含め様々なデザインマンホールが作られていますが、本市としてそのような計画があるのか教えてください。また、計画が無ければデザインマンホールも含めて設置を要望します。 ○衛藤上下水道部次長経営企画課長   デザインマンホールにつきましては、令和2年度にポケットモンスターのマンホールの設置を目指して取り組んでおりましたが、関係者から断られたこともあり、設置が困難となった経過がございます。ただし、マンホールのデザイン刷新はマンホールの維持管理の向上にもつながることから、現在、本市の下水道事業開業50周年である令和4年度に向けて実施を検討しております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  以上で、当委員会に付託されました上下水道局所管分の審査は終了いたしました。  それでは、申出により執行部から報告を受けたいと思います。  初めに、令和3年度新型コロナウイルス感染症拡大に伴う上下水道料金の免除措置についての報告を受けます。 ○安東営業課長   資料③を御覧ください。  本市上下水道局では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、収入が大幅に減少した方を対象とした上下水道料金の免除措置を、昨年度2回実施いたしましたが、本年度も飲食業への営業時短要請などの影響も踏まえ、第3弾として本年7月及び8月請求分を対象に、また、第4弾として本年10月及び11月請求分について実施をいたしました。  まず、1、令和3年7月及び8月請求分の支援実績についてです。令和3年12月7日現在の実績といたしましては、個人は申請件数が314件、上下水道合わせた処理件数が507件、金額は約350万円、事業者は申請件数が349件、処理件数が582件、金額は約2,255万円、テナント入居者は申請件数が59件、処理件数が96件、金額は約404万円となっており、全体の合計では、申請件数722件、処理件数1,185件、金額が約3,010万円となっております。  次に、2、令和3年10月及び11月請求分の支援実績についてです。令和3年12月7日現在の実績といたしましては、個人は申請件数が267件、上下水道合わせた処理件数が438件、金額は約303万円、事業者は申請件数が302件、処理件数が500件、金額は約2,160万円、テナント入居者は申請件数が44件、処理件数が76件、金額は約391万円となっており、合計では申請件数613件、処理件数1,014件、金額が約2,850万円となっております。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、大分市下水汚泥燃料化事業について報告を受けます。 ○左山下水道施設管理課長   資料④を御覧ください。  下水汚泥燃料化事業について、優先交渉権者が決定しましたので御報告いたします。  はじめに、1、事業概要でございますが、事業名は大分市下水汚泥燃料化事業、事業場所は大在水資源再生センター敷地内、処理能力は年間2万9,600トン、1日当たりでは90トンになります。事業方式はDBO方式、事業者選定方式は公募型プロポーザル方式、当該燃料化施設の運営期間は令和6年10月から令和27年3月までの20年6か月を予定しております。  2、優先交渉権者選定までの経緯でございますが、令和3年4月に募集要項等を公表いたしまして、これまで競争的対話や技術対話などを行い、11月4日の第5回事業者選定委員会では応募者のプレゼンテーションを実施し、令和3年11月18日の第6回の委員会において優先交渉権者の選定を行いました。今月中には基本協定の締結に向けて現在準備を進めております。  3、優先交渉権者を御覧ください。応募してきたグループは、日鉄エンジニアリング株式会社グループの1グループのみでした。日鉄エンジニアリング株式会社グループにつきましては、参加資格や要求水準等の条件を満足していることを確認し、さらに、優先交渉権者選定の評価点は100点中88点の高得点を獲得しましたことから、優先交渉権者に決定いたしました。代表企業は日鉄エンジニアリング株式会社であり、設計、建設、維持管理、運営、大規模修繕、SPC管理、汚泥燃料化、有効利用などの業務を行います。構成企業としまして、ヴェオリア・ジェネッツ株式会社は、維持管理、運営を日鉄エンジニアリング株式会社と共同で行います。次の構成企業、株式会社タカフジは、汚泥燃料有効利用業務を行います。協力企業としまして、梅林建設株式会社は、建設業務のうち土木工事及び建築工事を担当します。  次に、優先交渉権者の提案価格、税抜き価格ですが、設計価格1億6,640万円、建設価格47億8,360万円、設計、建設の合計は49億5,000万円です。このうち5割は国庫補助の対象となり、加えて、広域化、共同化を推進することで費用の3割は地方公営企業繰出金の対象となります。維持管理、運営価格は69億3,000万円、合計118億8,000万円となっております。  右側上段を御覧ください。燃料化施設の完成イメージ図です。右側の円形の棟は、含水率75%の下水汚泥を乾燥し固形燃料化するための液化天然ガスの貯留施設です。  続きまして、4、地域バイオマスの地産地消スキームです。左側の図は、大分県内7つの自治体である豊後高田市、杵築市、日出町、別府市、臼杵市、津久見市、佐伯市から計8か所及び本市内の5か所を加えた、全体で13か所の下水処理場から排出される下水汚泥を、燃料化施設へ搬入します。右の図は固形燃料の利用先です。図面の左側は日本製鉄九州製鉄所、右側は大分バイオマスエナジー合同会社でございます。また、構成企業の株式会社タカフジは、この大分バイオマスエナジー合同会社の出資者となっております。このように、大分のバイオマスを大分で活用する地産地消スキームを構築することとしております。  最後に、今後のスケジュールですが、令和4年1月に契約の締結、翌2月に大分県内の7自治体と協定の締結、令和4年1月から令和6年9月までは燃料化施設の設計及び建設を行うとともに、その間の令和5年第4回定例会では、本事業の広域化及び共同化を推進することを目的とした大分県内の7自治体との下水汚泥燃料化事業の事務委任につきまして、御審議いただきたいと考えております。その後、令和6年10月に燃料化施設の本格稼働を予定しております。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○野尻委員   大分県内の他市町村含めて合計13か所から下水汚泥の受入れをするということですが、将来的な受入れについての見通し、また、当該処理施設の処理能力はそれらを受け入れるために十分な能力を有しているのかについて教えてください。 ○左山下水道施設管理課長   現在、大分県内において公共下水道を管理運営している自治体は、豊後大野市、国東市、日田市、中津市などがございます。今後、大分県内のほかの自治体からの下水汚泥の受け入れにつきましては、当該施設が1日当たり90トンの処理能力を持っていますが、下水汚泥の受け入れにより処理能力を超える場合には、本市で発生した下水汚泥の一部をセメント工場に搬入することが考えられます。ただし、他市からの受入れが全くできないわけではございませんので、今後の他自治体からの下水汚泥の受け入れにつきましては、協議を行ってまいりたいと考えております。 ○野尻委員   現在、大分市では1日にどれくらいの下水汚泥が排出されていますか。 ○左山下水道施設管理課長   現在、本市においては1日当たり約80トンの下水汚泥が排出されております。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。 ○長田委員   資料中のヴェオリア・ジェネッツ株式会社とはどのような会社ですか。 ○左山下水道施設管理課長   ヴェオリア・ジェネッツ株式会社は現在、原川水資源再生センターの包括維持管理委託業務を行っている業者であり、併せて営業窓口業務等も担当しております。 ○長田委員   水道関係の会社ということですか。 ○左山下水道施設管理課長   委員御指摘のとおりでございます。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   最後に、片島雨水排水ポンプ場の建設についての報告を求めます。 ○左山下水道施設管理課長   資料⑤を御覧ください。  片島雨水排水ポンプ場は、羽田1号雨水幹線と羽田2号雨水幹線が合流し大分川へ排水される付近、以前は本市の環境部清掃業務課中央清掃事業所の建屋があった敷地に建設しております。羽田1号雨水幹線と羽田2号雨水幹線の集水区域は158ヘクタール、計画雨水量は毎秒17.8立方メートルです。  資料右下は片島雨水排水ポンプ場の完成イメージ図です。通常時は青色の羽田1号雨水幹線で排水しますが、大雨時には水路の水をポンプ場に引き込み排水します。建設中の片島雨水排水ポンプ場は、毎秒18立方メートルの排水能力のポンプ場です。  次に、施工業者についてでございますが、土木工事は献祟・三栄特定建設工事共同企業体、建築工事は堤建設工業、建築工事に附帯する機械設備は日伸テクノ株式会社、電気設備は玄武電設株式会社、機械設備はクボタ・タカフジ特定建設工事共同企業体、電気設備は東芝インフラシステムズ・松栄電設工事特定建設工事共同企業体、以上の企業が現在本市と契約をしており、鋭意施工中であります。  右上の写真は、ドローンで撮影した令和3年11月末時点の状況写真です。画像中央がポンプ場本体です。現在、土木工事の基礎及び地下部の工事が完了し、地上建築部を施工中です。また、水路左側からの流入渠とポンプ場からの水路までの放流渠の工事がほぼ完了しており、現在放流渠のうち水路部分の工事を施工しております。  次に、資料左下は雨水排水ポンプ場建設のスケジュールでございます。当初は、令和4年度の出水期である令和4年6月までに完成する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、各種機器の部品調達に関して、半導体不足や樹脂等を使用する部品の生産量低下による調達の長期化、輸送の遅延等様々な要因によって、通常より機器の製作期間が長期化したことから現場への納品が遅延することとなり、完成が遅れることとなりました。現在の予定では、土木、建築、建築に附帯する機械設備、電気設備工事は令和4年6月までに完了予定ですが、その後、機械設備、電気設備工事を行い、ポンプの稼働は令和5年1月となる見込みです。これからも各企業との連携を図る中、可能な限り工期短縮に努め、1日も早い運用開始を目指してまいります。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○板倉委員   建設工事についてですが、献祟・三栄特定建設工事共同体と堤建設工業株式会社で工事内容はどう異なるのですか。 ○左山下水道施設管理課長   資料中の片島雨水排水場建設工事につきましては、献祟・三栄特定建設工事共同企業体が施工業者であり、2社共同で建設する工事です。その下の建築工事につきましては、堤建設工業株式会社が単独で施工することとなっております。 ○板倉委員   堤建設工業株式会社は当該ポンプ場の上屋を造るのですか。 ○左山下水道施設管理課長   雨水排水ポンプ場の地下基礎部分及び地下部分の工事を建設工事区分として、献祟・三栄特定建設工事共同企業体が施工します。また、雨水排水ポンプ場の地上部分につきましては、建築工事区分として堤建設工業株式会社が施工します。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   執行部からその他として何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○田島委員長   委員の皆さんからその他として何かありませんか。 ○松本委員   先日の本会議における堤議員の一般質問の際、マンションの水道料についてマンション全体で一括ではなく、各戸別に水道料金の請求が可能である旨の答弁をされていましたが、そのときに何か別に手続が必要となるのか、または新規契約が必要になるのですか。
    安東営業課長   現在、分譲マンションについて戸別の検針は行えませんが、検針を戸別に実施するためには、分譲マンションのオーナー等に集中検針盤等を検針しやすい場所に設置していただく必要がございます。分譲マンションであれば検針盤等を既に設置されている場合もありますが、設備が無い場合には、新たに隔測メーターと集中検針盤を設置していただき、かつマンション管理組合等からの検針の申込みに加え、住居の所有権が各戸にございますことから、分譲マンション全戸の住人の同意を得たうえで、申込みいただくことが必要です。 ○松本委員   後で構いませんので、詳細について資料で示していただくようお願いします。 ○田島委員長   ほかに委員の皆さんから何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   以上で、当委員会に付託された全ての案件の審査は終了いたしました。  なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   それでは、そのように決定いたします。  最後に、当委員会3日目の予定を確認しておきます。13日月曜日は、午前10時から管内視察として線路敷ボードウォーク広場及び六坊グリーンウォーク広場の視察を行いますので、放送がありましたら本庁舎議会棟玄関前にお集まりいただきますようお願いします。  本日はこれにて散会いたします。                              午前11時41分散会...