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平成25年第3回定例会(第1日 9月 5日)

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  1. 川越町議会 2013-09-05
    平成25年第3回定例会(第1日 9月 5日)


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    平成25年第3回定例会(第1日 9月 5日)              平成25年第3回川越町定例会会議録(第1号) 招集年月日       平成25年9月5日 招集の場所       川越町役場議場 開会          平成25年9月5日 応招議員        11名    1番 松 岡 正 敬     3番 寺 本 清 春    4番 栁 川 平 和     5番 山 下 裕 矢    6番 森 谷 茂 治     7番 早 川 正 幸    8番 早 川 宣 雄     9番 石 川 奈々子   10番 松 岡 正 克    11番 伊 藤 勝 也   12番 安 藤 邦 晃 不応招議員       なし 出席議員        応招議員に同じ
    欠席議員        2番 寺 本 由 美 地方自治法第121条規定により説明のため出席した者の氏名    町長      川村 康治  副町長     城田 政幸    教育長     草薙  明  企画情報課長  木村 光宏    総務課長    稲垣 良夫  防災担当監   伊藤  仁    町民保険課長  東  弘之  福祉課長    久保田吉春    税務課長    藤田 仁志  建設課長    石川 雅英    産業開発課長  寺本 康彦  上下水道課長  浅野 廣司    環境交通課長  舘  博司  会計管理者兼会計課長                           山本 正孝    生涯学習課長  加藤 元浩  健康推進課長  新堂愉香子    学校教育課長  諸岡  裕 本会議に職務のため出席した者の氏名    事務局長    寺本 幹男    書記      加藤 寛裕  書記      諸岡 愛子 開議         午前9時00分 議事日程       議長は議事日程を別紙のとおり報告した。 会議録署名議員の氏名    3番 寺 本 清 春     4番 栁 川 平 和 議員提出議案の題目  発議第 5号 川越町議会会議規則の一部改正について  意見書第1号 大規模地震等災害対策の促進を求める意見書の提出について  請願第 1号 風疹の予防接種費用に公費助成を求める請願書  意見書第2号 風疹の予防接種費用に公費助成を求める意見書  請願第 2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書  意見書第3号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める意見書  請願第 3号 「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める請願書  意見書第4号 「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める意見書  請願第 4号 保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書  意見書第5号 保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書  請願第 5号 防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める         請願書  意見書第6号 防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める         意見書 町長提出議案の題目  議案第41号 平成25年度川越町一般会計補正予算(第4号)  議案第42号 平成25年度川越町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  議案第43号 平成25年度川越町介護保険特別会計補正予算(第1号)  議案第44号 平成25年度川越町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)  議案第45号 平成24年度川越町一般会計歳入歳出決算認定について  議案第46号 平成24年度川越町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について  議案第47号 平成24年度川越町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について  議案第48号 平成24年度川越町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について  議案第49号 平成24年度川越町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  議案第50号 平成24年度川越町水道事業会計決算認定について  議案第51号 川越町道の路線の認定について 議事日程  第 1 会議録署名議員の指名  第 2 会期の決定  第 3 報告第    9号 例月出納検査の結果報告について  第 4 報告第   10号 議員派遣の報告について  第 5 報告第   11号 平成24年度健全化判断比率の報告について  第 6 報告第   12号 平成24年度資金不足比率の報告について  第 7 一般質問  第 8 議案第   41号 平成25年度川越町一般会計補正予算(第4号)  第 9 議案第   42号 平成25年度川越町国民健康保険特別会計補正予算(第                1号)  第10 議案第   43号 平成25年度川越町介護保険特別会計補正予算(第1号                )  第11 議案第   44号 平成25年度川越町公共下水道事業特別会計補正予算(                第1号)  第12 議案第   45号 平成24年度川越町一般会計歳入歳出決算認定について  第13 議案第   46号 平成24年度川越町国民健康保険特別会計歳入歳出決算                認定について  第14 議案第   47号 平成24年度川越町介護保険特別会計歳入歳出決算認定                について  第15 議案第   48号 平成24年度川越町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決                算認定について  第16 議案第   49号 平成24年度川越町公共下水道事業特別会計歳入歳出決                算認定について  第17 議案第   50号 平成24年度川越町水道事業会計決算認定について  第18 議案第   51号 川越町道の路線の認定について  第19 発議第    5号 川越町議会会議規則の一部改正について  第20 意見書第   1号 大規模地震等災害対策の促進を求める意見書の提出につ                いて  第21 請願第    1号 風疹の予防接種費用に公費助成を求める請願書  追加日程第1 意見書第2号 風疹の予防接種費用に公費助成を求める意見書の提出に                ついて  第22 請願第    2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請                願書  追加日程第2 意見書第3号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める意                見書の提出について  第23 請願第    3号 「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を                求める請願書  追加日程第3 意見書第4号 「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を                求める意見書の提出について  第24 請願第    4号 保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充                を求める請願書  追加日程第4 意見書第5号 保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充                を求める意見書の提出について  第25 請願第    5号 防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策
                   の充実を求める請願書  追加日程第5 意見書第6号 防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策                の充実を求める意見書の提出について               午前 9時00分 開会 ○議長(安藤邦晃君) ただいまの出席議員は11名であります。  定足数に達しておりますので、これより平成25年第3回川越町議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(安藤邦晃君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において3番、寺本清春君と4番、栁川平和君の両名を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(安藤邦晃君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から9月18日までの14日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は14日間と決しました。 ◎日程第3 報告第9号 例月出納検査の結果報告について ○議長(安藤邦晃君) 日程第3、報告第9号、例月出納検査の結果報告について。  監査委員から平成25年5月分、6月分及び7月分に関する例月出納検査の結果報告が提出されておりますので、お手元に配付いたしておきましたから、御了承願います。 ◎日程第4 報告第10号 議員派遣の報告について ○議長(安藤邦晃君) 日程第4、報告第10号、議員派遣の報告について。  議員派遣の報告についてお手元に配付いたしておきましたから、御了承願います。 ◎日程第5 報告第11号 平成24年度健全化判断比率の報告について ○議長(安藤邦晃君) 日程第5、報告第11号、平成24年度健全化判断比率の報告について。  財政健全化法の規定に基づき、一般会計の財政健全化比率について報告がありましたので、お手元に配付いたしておきましたから、御了承願います。 ◎日程第6 報告第12号 平成24年度資金不足比率の報告について ○議長(安藤邦晃君) 日程第6、報告第12号、平成24年度資金不足比率の報告について。  財政健全化法の規定に基づき、公営企業の資金不足比率について報告がありましたので、お手元に配付いたしておきましたから、御了承願います。 ◎日程第7 一般質問 ○議長(安藤邦晃君) 日程第7、一般質問を行います。  質問の通告がありますので、順次発言を許します。  3番、寺本清春君。 ○3番(寺本清春君) 3番議員、寺本清春でございます。議長のお許しを得ましたので、ただいまより一般質問のほうをさせていただきます。  それではまず、障がい者の就労支援と就労継続支援の取り組みについてお伺いいたします。  三重県は、障がい者の雇用率が全国で最も低く、中でも四日市管内が最も低い状況となっております。このような状況の中で当町の障がい者就労支援への取り組みについてのお伺いをいたします。  まず第1点目、当町においては、四日市障害者就業生活支援センター「プラウ」との連携した就労支援の一環として企業訪問を行い、障がい者雇用への理解と啓発を行っているようでございますが、その成果はどのようになっているのかお伺いします。  2点目、当町独自の事業の知的障害者雇用促進助成事業、これは平成23年度よりインターンシップ、これは産業現場実習です、を受け入れる事業所に1回受け入れにつき15千円を助成する制度ですが、この助成事業の周知と促進、啓発はどのようになされているのか。そしてこれまでに何社がこの助成を受けられていたのか。  3点目、当町においては就労継続支援の事業所は、くろがね作業所社会福祉法人よつば会の2つの事業所があります。通常の事業所で働くことが困難な人に就労の機会の提供や生産活動その他の活動機会の提供、知識や能力の向上のための訓練を行っております。しかしながら、事業所における民間からの継続的な仕事の確保、そして工賃アップ等、多くの課題を抱えているのが現実だと思います。当町においては除草作業等、スポット的な発注はあるものの長期的、継続的な発注の機会の確保も含めて町の所見をお伺いしたいと思います。  続きまして、平成26年度幼稚園3歳児受け入れ体制づくりについてお伺いいたします。  現幼稚園を拡充して平成27年度より3歳児の全員受け入れが現実のものになってまいりました。そして平成26年の受け入れについては、暫定処置を講じて、できる限り受け入れる体制を行うということでしたが、幼稚園の拡充と暫定処理はどのような内容になったかお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) まず、1点目の障がい者の就労支援と就労継続支援の取り組みについてお答えいたします。  その中の1点目、障害者就業・生活支援センターとの連携による成果につきましてお答えいたします。  障害のある方の地域生活に当たっては、企業等への一般就労はもとより福祉的就労の場を確保することが重要であると考えております。特別支援学校などの卒業後の進路は、ごく少人数ではありますが、一般企業に就職するケースのほか福祉施設、職業訓練校や専門学校に進学したりしています。一般就労の現状としては、学校、障害者就業・生活センターやハローワーク、行政などの関係機関同士がかかわりを持ちながら卒業生などの特性や能力、ニーズに応じた職場開拓ということで組織的に一般就労に向けての支援活動を行っております。なお、四日市障害者就業生活支援センター「プラウ」へは障害区分が身体で2名、知的で9名、精神で3名、合計14名の方へのかかわりを持っていただき、その方々の能力等に応じた就業活動やその後の継続的な支援活動を行っております。就業状況につきましては、8名の方が一般企業へ就職しております。その他の方々は、くろがね作業所などの施設通所者が4名、求職中の方が2名でございます。  2点目の知的障害者雇用促進助成事業の周知と啓発及び実績につきましてお答えいたします。  この助成事業は、知的障害のある方の産業現場実習を受け入れる事業所に1回の受け入れにつき15千円の助成金を交付するもので、職場体験の機会を確保することを通して就労意識の醸成を促進し、将来の雇用につなげることを目的に平成23年度から助成制度を始めております。主には特別支援学校などが求人情報誌等からの入手した情報やハローワーク、新聞の折り込みチラシ、採用実績を持つ企業等に実習先や就職先の開拓を行っており、その活動の交渉時に助成金制度の説明もしていただいております。これまでの実績として、平成23年度に1件助成を行っております。平成24年度は、川越町役場が実習先として実習生を引き受けましたので、助成金は発生しておりません。  3点目の就労継続支援につきましてお答えいたします。  町内では、非雇用型の福祉的就労施設として、くろがね作業所社会福祉法人よつば会が就労継続支援B型事業所を開所しております。一般就労に至らない方々に福祉的な支援を受けていただきながら働く場の提供を行っております。しかしながら、就労継続支援B型で働く施設利用者は、労働基準法や最低賃金法等の労働法規には適用されず、労働者ではなく訓練生とされており、福祉的就労と称されていますが、労働者ではないため所得保障は二の次であり、現実としては平均的な工賃水準は月額10千円前後という非常に低い水準であります。障害のある方の中にはかなりの能力を発揮しているのに低工賃を余儀なくされている方の存在も事実で、仕事の確保や職場環境等の条件さえ整えば労働者として働くにふさわしい能力を有する方が潜在的に多く存在しているものと考えます。いずれは障害のある皆さんも保護者から離れて暮らしていくことになります。現状の雇用体系または賃金体系を鑑みて障害のある方の自立した生活を支援するためには、障害の程度や特性、本人の性格、能力、ニーズなどに応じた多様な就労の場の創出と工賃水準の引き上げが必要であります。このことは事業所側の課題面として捉えるのではなく、行政側としてもどのように支援していくか、それぞれが連携しながら何らかの施策を講じるべき必要があると考えます。以上でございます。  あとの幼稚園3歳児受け入れにつきましては、教育長のほうから御答弁させていただきます。 ○議長(安藤邦晃君) 草薙教育長。 ○教育長(草薙 明君) 幼稚園の3歳児受け入れの体制づくりにつきまして御答弁申し上げます。  3月議会におきまして現幼稚園を拡充することで入園を希望する全ての3歳児を受け入れることにすると答弁をさせていただきました。現在平成27年度当初の全員受け入れを目標に設計業務に入っているところでございます。  拡充の内容といたしましては、教室を2つ増設するとともに、現駐車場を運動場として拡幅し、西の田2反を新しい駐車場として造成する予定でございます。  なお、幼稚園拡充が完了するまでの間、保育所での待機児童を発生させないことを前提とした暫定措置を講じたいという答弁もさせていただきましたが、低年齢児からの保育の浸透もありまして来年度の保育所の3歳児に係る保育室に余裕がなくなるという見込みが強まってまいりました。そのため抽せん漏れとなった幼稚園児を保育所に受け入れますと保育所への待機児童を発生させるという危惧が出てきております。先月行われました幼稚園3歳児入園公開抽せん会の席上で暫定措置を行うことが困難となってきており、例年どおりとなる可能性が高いということも説明をさせていただき、保護者の皆様には御理解をお願いしたところでございます。保育所への待機児童を発生させない範囲でという前提条件が確保できないおそれがあるため平成26年度の幼稚園児全員受け入れは困難な状況ではありますが、平成27年度、この年度には希望する幼稚園児が現幼稚園に全員入園できますよう教室の増築等の環境整備に力を注いでまいりたいというふうに思っております。 ○議長(安藤邦晃君) 寺本清春君。 ○3番(寺本清春君) ありがとうございました。  それでは、再質問に入りたいと思います。  1点目の障害者就業・生活支援センターの連携による成果と2点目の知的障害者雇用促進助成事業の周知と啓発及び実績については関連してますので、あわせて再質問をさせていただきます。  一般就労の現状は、学校、ハローワーク、障害者就業・生活センター、行政など関連機関同士が連携しながら一般就労に向けて支援活動を行ってるとのことですが、全ての障がい者の方に支援するのは当たり前のことですが、今答弁にもございました四日市障害者就業生活支援センター「プラウ」にかかわりを持っていただいてる14名の方の就労支援にまずは力を注いでいただきたいと思います。  また、知的障害者雇用促進助成事業は、知的障がい者の職場体験の機会を確保するとともに、就労意識を促進し、将来の雇用につなげるのが目的であるのなら実習先や就職先の開拓時の説明ではなく、川越町障害者計画にもあるよう商工会に協力を依頼し、地元企業への助成事業の理解と啓発を推進してはいかがですか。川越町役場も本年度から1名を臨時職員として雇用し、庁内でどのような仕事があるのか障がい者就労への取り組みを始められたことは、一定の評価をするところでございます。  今後、障がい者就労支援策は、地元企業の理解と行政などの関係機関との一層の連携が必要だと思われますが、いかがでしょうか。 ○議長(安藤邦晃君) 久保田福祉課長。 ○福祉課長(久保田吉春君) 寺本清春議員の再質問について、まず四日市障害者就業生活支援センター「プラウ」との連携についてお答えをさせていただきます。  就労支援活動の推進につきましては、先ほど町長のほうから御答弁申し上げたように一般就労まで結びつきました8名の中には転職がしたい、それから自分に適した仕事がわからないなどの理由から悩んでみえる方の相談も持ちかけられるケースも多々ございます。このような場合、関係機関と連携しながら相談内容を確認し、本人の意欲や希望を尊重した上で適切な支援ができるよう本人や家族を交えながら話し合いをいたしているところでございます。これからも働いていくためにはどうすればいいか、何が必要なのか、また日常生活についても一緒に考えるなど支援体制の充実に努めていきたいと考えております。  次に、知的障害者雇用促進助成事業制度の啓発につきまして、特別支援学校や「プラウ」などには直接事業所へ訪問し、実習生の受け入れについてお願いに上がることから当町の助成制度についての概要説明を行っていただいておるところでございます。  企業への啓発につきましては、平成23年度に朝明商工会を通じて障がい者雇用の促進についてお願いに上がった折、助成制度についての説明も行ってきておるところでございます。障害のある方の自立した生活を支援するためこれからも更なる助成制度の周知に向けての啓発や障害のある方の能力に応じた就労の場の創設に向け継続的に企業へ働きかけていきたいというふうに思いますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 寺本清春君。 ○3番(寺本清春君) 平成23年度より朝明商工会を通じて助成制度の説明をしたとのことでございますが、行政側でパンフレットなど作成して積極的にこの助成制度の理解と啓発を推進して障がい者雇用へのより一層の取り組みをお願いしたいと思います。  次に、3点目の就労継続支援についての再質問に移りたいと思います。  就労継続支援についてですが、一般就労に至らない方々に福祉的な支援を受けていただきながら働く場、就労継続支援B型事業所への施策として長期的、継続的な就労の場の創出等を講じ、工賃水準の引き上げが必要であり、事業所側の課題として捉えるのではなく、行政側の支援もあわせてそれぞれが連携しながら施策を講じる必要があるとの答えで、私もそのとおりだと思います。  国においても障害者優先調達推進法が本年4月から施行され、この法律は国と独立行政法人などに対して障がい者が就労施設でつくった製品の購入や清掃などの業務委託を優先的に行うよう義務づけるとともに、地方公共団体に対しても障がい者施設の受注機会の増大を図るよう努めるものを求めており、本法律によって自治体には障がい者就労施設等の受注機会の増大を図るための必要な措置を講じる努力義務が課せられております。このような中、例えば新しくできる複合施設の図書館の本の管理、公園の管理、役場の緑地の管理等継続的な契約も踏まえた就労の場の創出の具体的な構想を立案すべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(安藤邦晃君) 久保田福祉課長。 ○福祉課長(久保田吉春君) 障害者優先調達推進法の取り組みについて、まず再質問ということでお答えさせていただきます。  障害者就労施設などからの物品の調達の推進等に関する法律が平成25年4月1日から施行され、市町村においては障がい者就労施設などからの物品や役務の提供といった調達推進を図るため毎年度調達目標を含めた調達方針を策定、公表することが義務づけられました。  当町は、これまで町内の就労継続支援B型事業所にお願いし、役場庁舎周りの草刈りなどを依頼してきているところでございますが、この法律を受け、これからは全庁的な取り組みとして町として何をどれだけ提供できるのか、これから模索しながらB型事業所などで就労する方々の自立の促進に向け努力していきたいというふうに考えておりますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 寺本清春君。 ○3番(寺本清春君) ありがとうございます。  町として何をどれだけ提供できるか模索しながらB型事業所で就労する方々の自立の促進に向けて努力するとのことでございましたので、今後も進捗状況を見て質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。  次に、幼稚園3歳児受け入れ体制については、意見を述べさせていただいて終わりたいと思いますので、よろしくお願いします。  現幼稚園の拡充により平成27年度から3歳児全員受け入れを目標に設計業務に入ったとのことで、内容は2教室の増設、運動場の拡幅、駐車場として西側の田2反を造成し、受け入れ体制とともに環境整備に力を注いでいただくとのことで、大いに評価するところでございます。  しかしながら、26年度の暫定措置での受け入れ体制ができなかったのは、やむを得ない要因があったとしても見通しの甘さがあったのではないかと思います。  最後に、まちの宝である子どもたちの環境整備により一層の力を注いでいただくようお願いして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
    ○議長(安藤邦晃君) これにて寺本清春君の質問を終わります。  次に、8番、早川宣雄君の質問を許します。  早川宣雄君。 ○8番(早川宣雄君) 8番議員の早川宣雄です。学校教育と午前5時間制の導入について一般質問を行ってまいります。  ことしの夏は、猛暑の連続で、熱中症で搬送された方々も多くに上りました。町内2つの小学校においてもこの暑さ対策の一つとして運動会を昨年より6月に繰り上げて実施されていることは、当を得た対策かと思っております。夏休みも終わりました。2学期に入りました。この暑さが続くとなると、1日のうちで一番暑くなる午後からの授業に大きな影響を受けるのではないかなと心配しております。また、従来からゆとり教育が疑問視されている今日、授業時間数の増加と暑さ対策を兼ねて1日5こまの授業を給食前に行う午前5時間制を提案するものであります。  東京都武蔵村山市の第二小学校では、本年度より午前5時間制が実施されております。学力の底上げに貢献されていると報じられております。まず、この午前5時間制を中心に質問を行ってまいります。  1番目、現在、町内の小・中学校にエアコン等の空調設備が整った教室は、何教室ほどありますか、お伺いします。  2点目、南北小学校で1日の授業時間数はどのようになっておりますか。また、給食の時間は何時になっておりますか、御答弁をお願い申し上げます。  3点目、武蔵村山市立第二小学校の午前5時間制は、登校時間を10分早めて、給食時間を12時10分から12時35分にずらして、集中力が続く午前中に授業の大半を終えて、火曜日と木曜日の週2日を放課後の補習授業に充てております。この午前5時間制導入のお考えの有無と現在町内南北小学校の補習授業の現状についてお伺いいたします。  4点目は、午前中4こまという固定概念がある中、学校の先生と保護者の方々の理解と協力は不可欠であります。新聞報道によりますと導入に当たって、この武蔵村山市の第二小学校では、1年間の周知期間を設けてその効果を詳しく説明したとあります。現在町内に理解が、協力が得にくいとされる共働きの世帯数は何世帯ほどありますか、おおよその世帯数で結構ですので、御答弁をお願いいたします。  5点目は、現在電子黒板の導入は進んでおりますか。対象学年と導入効果及びその購入価格をお伺いします。以上、まず最初の質問を終わります。 ○議長(安藤邦晃君) 草薙教育長。 ○教育長(草薙 明君) 学校教育と午前5時間制導入につきまして御答弁を申し上げます。  まず1点目の扇風機を含みます空調設備設置教室数でございますが、普通教室では北小学校は19教室、南小学校21教室、中学校が16教室でございます。特別教室等その他の部屋につきましては、北小学校が14部屋、南小学校で15部屋、中学校は21部屋であります。ことしの夏に間に合いますよう小学校で工事をさせていただきましたので、現在通常の授業で使用する教室は全て扇風機あるいは空調設備が整った状況でございます。  2つ目の小学校の1日の授業時間数につきましては、1限が45分という授業で、高学年では週3日が6限、週2日は5限という状況でございます。  給食の時刻は、通常日課で北小学校では12時20分から午後1時まで、南小学校では12時25分から午後1時5分までとなっております。  3つ目の午前5時間制につきましては、大変ユニークな試みとは思いますけれども、課題が多いのではないかというふうに私は考えております。その考えられる課題といたしましては、集中力が持続する午前中に授業をふやすという趣旨で業間の休みを5分間という状況で通常よりもさらに1限多い授業を実施するようでございます。それだけ詰め込んだスケジュールで期待どおりに子どもたちが集中して取り組めるのだろうかというふうな思いを持ちます。特に低学年児童は、集中力の持続が難しいのではないでしょうか。  また、給食の時刻は、川越町に当てはめますと12時45分あるいは50分からということになります。これも毎日のこととなりますといかがなものかと言わざるを得ません。  また、午前5時間制にしますと午後の時間に余裕ができますので、補習の時間が多く確保できるようでございますけれども、川越町では現在朝の1限目の授業前に、10分間でございますけれども、漢字や計算のプリントを行ったり読書タイムを設定して児童の基礎学力向上や学習意欲の増進を図る指導を継続的にしております。大変効果のある取り組みでございます。この10分間の活動は、毎日行うという意味で放課後の補習にはかえがたいというふうに考えております。  川越町の補習授業の現状につきましては、両小学校とも2日ないし3日ほど夏休みに実施しております。平日は、安全確保の観点から下校を一斉にさせる対応しております。ただし、保護者の了解が得られた場合に限り放課後の補習をすることはございます。  次に、4つ目の共働き世帯の正確な把握は難しいのですけれども、平成22年国勢調査や学校への聞き取りによりまして小学生のいる世帯の約6割から7割が共働きと推測されます。また、ひとり親世帯を含めますと7割以上の保護者に朝の学校への送り出しや放課後の対応に理解をいただくことにならなければ午前5時間制の実現は難しいのではないかと思われます。  最後の5点目、電子黒板につきまして、この電子黒板の導入につきましては、平成21年度に学校情報通信技術環境整備事業という国庫補助事業によりまして小・中学校に各3台ずつ整備をさせていただきました。1台当たり税込みで619千500円で、その半額が補助で賄われました。これは教室間を移動することが可能な構造でありまして、全ての学年の教室で使用をしております。  電子黒板の特徴といたしましては、映像や写真を映し出しますテレビの機能と即座に書き込める黒板の機能の両方のよさを兼ね備えるところでございます。つまりデジタル教科書を初めといたしましてさまざまな静止画や動画を映し出しながら、同時に解説やポイント、児童生徒の意見を書き込むことができます。また、スマートフォンのように画面をタッチすることで図の拡大やページめくりも可能であります。  また、電子黒板を使うことの効果は、単に児童生徒の興味関心を引くことにとどまりません。従来の情報機器では、その操作のために授業の流れに間ができたり見る時間と説明を聞く時間が別々になり、効率が悪かったりいたしましたけれども、そのようなことがなくなるため途切れのないリズムのある授業ができることになります。つまり電子黒板の最大のメリットは、従来の黒板を使った一斉授業の教師のほうを見ながら集中して授業を受けるというよさを残しつつ、さらに数多くの情報を提示したわかりやすい授業ができるところにございます。使用する教員の側から見ましても準備が比較的容易で、作成した教材資料が何度でも使えますし、授業の中の短時間の使用も可能なため使用頻度も多く、導入の効果は大きいと考えております。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 早川宣雄君。 ○8番(早川宣雄君) ありがとうございました。  教室のほうは、ほぼ100%空調設備、エアコン、扇風機等が入っておるというようなことで、安心いたしました。  午前5時間制については、低学年の問題があるのかなという教育長の御意見で、御懸念でございます。ありがとうございます。  再質問に移らせていただきますが、武蔵村山市も小学校が9校と中学校が5校ありまして、そのうち午前5時間制を採用しておるところ、学校はこの第二小学校と第八小学校の2校のみでありまして、全国的に見ても余り広がりを見せておりません。今、教育長がおっしゃったようなことにつながるのではないかなと、このように思っております。  そこで質問でございますが、1点目の午前5時間制導入に当たりまして、学習指導要領というのがありまして、そこに標準時間というのが出てきておりまして、この午前5時間制を導入しますと40時間ほど上回るというような、そもそもこの標準時間というのはどういうものか具体的に御答弁いただきたい、このように思っております。  また、それと2点目でございますが、電子黒板、タブレット端末等の整備計画と今後の電子黒板等の先生方の研修会等の予定がありましたらお伺いいたします。  3点目としては、ゆとり教育の見直しということで国からの指針が出ておるのか出ていないのか、この辺をお伺いいたします。もし出ているのでしたらどのように対応されるのかお伺いしたいと。この3点をお伺いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 諸岡学校教育課長。 ○学校教育課長(諸岡 裕君) 早川宣雄議員の再質問に御答弁させていただきます。  まず学習指導要領の標準授業時間でございますが、これは学校教育法施行規則で全国の学校において国語や算数などの各教科等の授業を年間にこれだけ行うべきとした目標の時数が定められております。これが標準授業時数と言われております。学年により違いますが、全教科の合計で小学校高学年では年間980時間、中学校では年間1,015時間と示されております。川越町でもおおむねこの時数を上回っている状況でございます。  2点目の今後の電子黒板とタブレット端末の整備計画とその使用に係る研修に関しまして御答弁申し上げます。  まず、タブレット端末は、パソコン機器の更新の検討会議というのを今年度行いましたが、そこで議論をいたしました結果、当町に導入するのは時期尚早と判断いたしました。理由といたしましては、現在導入している学校は少なく、使いこなして学習効果を上げられるのかの検証がもっと必要だと考えました。ただ、文部科学省は、タブレット端末の導入を進める考えも示しており、学習効果が大きいと確認され、電子黒板のときのように補助事業となった際には導入したいと考えております。  電子黒板の研修に関しましては、導入時には集中的に行いました。現在は電子黒板に特化した研修ではありませんが、県や三泗地区でのICT研修に参加したり各学校にいる情報担当教諭が講師となって校内研修を行ったりしております。今後も情報機器を使用した授業力向上のためICT研修を進めたいと考えております。  整備計画につきましては、電子黒板だけでなくパソコンや実物投影できるカメラを接続した大型テレビも活用されている現状でありますので、最適な整備環境について情報担当教諭を含めた検討会議を開催し、協議する必要があると考えております。  3つ目のゆとり教育でございますが、いわゆるゆとり教育とは1週間の総授業数を3時間程度減らすとともに、9教科とは違って教科書のない総合的な学習の時間を創設し、学校の特色等に応じた多様な活動を行っていたものでございます。ただ、これは平成20年改訂の新学習指導要領により週当たりの授業時間数を小学校1、2年生は2時間、2こま、3年生から6年生までは1時間、1こま、中学生では1時間、1こまを追加することで教科の授業時間数をふやすことにより既にゆとり教育からの転換が図られているというような現状でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 早川宣雄君。 ○8番(早川宣雄君) タブレットはまだ時期が尚早というようなことで、それもそうかな。私もスマートフォンを持っておりますが、なかなか自分のものにようしない。先生方も同じかなと、このように思っております。今、課長さんおっしゃったように、何か機会があれば積極的に取り入れるような形で運用していただけたらな、このように思っております。  それと教育長は、お聞きになるとこの9月定例会で最後というようなことで、大変御苦労さまでございました。これからは健康に留意されて日々過ごされることを御祈念申し上げて、私の質問終わります。ありがとうございました。 ○議長(安藤邦晃君) これにて早川宣雄君の質問を終わります。  次に、早川正幸君の質問を許します。  早川正幸君。 ○7番(早川正幸君) 7番議員の早川正幸でございます。一般質問に入ります前に、皆さん御存じのお隣の朝日町で女子中学生の強盗殺人事件で非常に心を私も痛めておるとこでございますが、亡くなられた中学生の御冥福と御家族に哀悼の意を表させていただきます。  この上、一刻も早く犯人逮捕がされることを願っておるわけでございますけども、お隣のことでもございますし、当川越町の児童も周辺に買い物に行ったり何かあるんじゃないかと思われますので、今後ぜひ、今回の事故が街灯がないというとこ、暗いとこで起こったわけでございますけども、あの広いところは県道かどうかわかりませんけども、川越町としても大津波の避難場所でもありますし、県や朝日町に対して街灯を設置するなどそういう要望をぜひ今後お願いしたいなと思います。  それでは、一般質問に入らさせていただきます。2点ございまして、新しい庁舎のことでございますけども、この庁舎の機能及び設備・施設の総点検をいただきたいということでございます。それに伴って後ほど質問をさせていただきます。2番目は、災害時等に役立つ要援護者の名簿作成と運用はどうなっておりますか、この2点でございます。  皆様御存じのように、この庁舎は平成19年の2月に完成しまして、最新の設備、機能を備えた総工費3,000,000千円で巨費を投じて完成したわけでございますが、私の知る範囲で若干建設に係る経緯を触れさせていただきますと、平成14年にこの新庁舎の設計基本構想策定委員会というのが設置されまして、これは町民の代表も2名ほど公募で入られて、いろんな角度から意見が言われ、その後検討がされて答申をされたということでございます。私たち議員も議会に当時検討せよという行政サイドの要請がありまして、小グループに分かれて我々も議員も意見を申し上げたとこでございます。対面方式とか1階のモニターとか、これ我々の要望もかなえていただいたということになろうかと思います。  同じ年に建設に係る基本設計業者選考委員会というのが設置されて、この基本計画に対する計画のコンペが行われました。これはプロポーザル方式、単なる価格だけじゃなくって、建造物の企画とか提案とか機能、そういうのを総合評価して業者を決めるという方式が実施されたわけでございますけども、その中で特に豊田一色の景観や自然を組み入れた内容を提案された業者、日本設計になるんですけども、受注されたと。評点が高かったようでございます。その後、建築は鴻池組で入札で受注され、平成17年に工事が着手されて以来2年弱の早い期間でこの工事、新庁舎が完成したということでございます。  当時は町民に開かれた災害や環境に配慮された庁舎として話題となって、近隣の市町からもたくさんの方が見学に見えたんじゃないかなと思われますけども、その状況をまずお教えいただきたいと存じます。  庁舎も6年経過して経年劣化、大分いろいろ不都合が出てきております。このことについて4項目につきお伺いをしたいと思います。  まず、1点目でございますけども、各年度別見学者数及び見学者の主たる目的、どういう方たちがお見えになったか、その職業がわかれば、細かいことは結構ですので、大まかなとこでお伝えいただきたいと思います。  それからその中で議会関係者も見えておりますか。どういう議会の方がどういう目的でお見えになったか、この辺も触れていただきたいなと思います。  2点目でございますけども、建設当時の設計思想が必ずしも100%生かされていないように思われます。後ほど触れますけども、基本設計の思想に沿うための今後の改善点があればその内容もお伺いしたいと思います。  3点目でございますけども、大震災が起こるその対策として自家発電機やIT、広報無線の施設などライフラインの確保が重要でありますが、このライフラインは現状不都合がありませんでしょうか。何か改善する状況があったら、その改善点、今後の対策を発表していただきたいと存じます。  4点目ですけども、この新庁舎の設計思想は、環境に優しい町民に親しまれる憩いの場を提供するゾーンの新設が採用されて、特に豊田一色の景観を強く訴えられた石垣とか塀とか自然、蛍、コイ、その他の生息できるビオトープをこの設計思想の中に採用されて、その生息される計画をされたいというのがあったわけでございますけども、現状ビオトープを見ますとそういう状況ではありません。今後の対策をお伺いしたいと思います。  次に、大きく2番目でございますけども、要支援援護者の名簿作成でございます。  皆さん御存じだと思いますけど、マスコミで報道されておりましたが、菰野町では災害時に迅速な避難誘導に役立てるため各地区ごとの要援護者の名簿をつくり、区長会と民生委員児童委員協議会に提出した。その活用が図られようとしてます。当町においてもこの名簿は高齢者、身がい者のいる家庭の把握と災害時の救助に役立てることを目的につくられているようでございますけども、その進捗状況、活用の手段等ございましたらお伺いしたいと思います。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 早川正幸議員の御質問にお答えいたします。  各年度別の見学者数などにつきましてお答えいたします。  平成19年度は、1件、岐阜県大垣市等の行政関係者25人で、うち議会関係者は見えませんでした。目的は、防災拠点としての庁舎の見識を深めるためでございます。  平成20年度は、ゼロ件でございます。  平成21年度は、1件、兵庫県豊岡市の行政関係者6人で、これも議会関係者は見えませんでした。目的は、庁舎建設のためでございます。  平成22年度は、1件、岐阜県羽島郡岐南町の行政関係者14人で、ここも議会関係者は見えませんでした。目的は、庁舎建設のためでございます。  平成23年度は、3件、木曽岬町など3町の行政関係者38人で、うち議会関係者は9人お見えになりました。目的は、庁舎建設のためや複合型施設建設のためと聞いております。  平成24年度は、4件、和歌山県新宮市など4市町の行政関係者57人で、うち議会関係者は8名お見えになりました。目的は、これも庁舎建設のためでございます。  2点目の今後の改善点とその内容につきましてお答えいたします。  建設当時の設計に際しましての4つのコンセプトがございました。1点目は開かれた庁舎として町民にとって身近で気軽に利用できる庁舎を、2点目は環境に優しい庁舎としての豊かな自然と一体となった環境に優しい庁舎をということでございます。3点目は長く生き続ける庁舎としての安全でわかりやすく将来の利用形態の変化にも柔軟に対応できる庁舎を、4点目として親しみやすい憩いの庁舎として伝統と斬新さが融合し、いつまでも変わることなく町民の記憶に残る庁舎をそれぞれ基本方針に建設いたしました。  この中でできる限り光を取り入れ、開放感のある庁舎を目指しましたことから、1階ロビーは夏の時期余りエアコンがきかないという問題がございました。これを少しでも改善するためガラスに熱を遮断するためのコーティング処理を行いました。  また、再生木のルーバーの間にハトが巣をつくったため、北東側玄関口にハトのふんが落ちてきて来庁者に御迷惑をおかけいたしましたので、網をかけることによりハトが巣をつくったりとまったりしないようにいたしました。このように今後、町民の方々にできる限り御迷惑をかけないように、また親しみやすく憩いの場となるように改善してまいりたいと考えております。  次に、3点目の大震災対策での現状と改善点、今後の対策はにつきましてお答えいたします。  災害時等において庁舎は、災害対応の中枢機能の役割を果たす防災拠点となりますので、庁舎の機能が維持できるよう対策をしております。まず、庁舎の構造を地震の揺れからの倒壊等を防止するため免震構造にするとともに、1階部分が浸水しても業務が継続できるよう執務スペースを2階以上に設けております。  また、停電時における電源を確保するため自家発電機を屋上に設置し、さらに業務もIT化されておりますことから電子情報が集中する電子情報管理室内に設置されましたコンピューターサーバーには停電時でもしばらく電気を供給する無停電電源装置を設けるとともに、データの保護対策としましては前日までのデータのバックアップを行うなど業務が継続できる対策を行っております。  防災行政無線は、町民に早期の避難や予防措置などを促す重要な情報伝達手段でありますので、停電時においても使用できるよう無停電電源装置を設け、万が一無停電電源装置が作動しなくなった場合でも庁舎に設置してある自家発電機から電気が自動的に供給される体制となっております。  幸い新庁舎建設以来、庁舎機能に影響を及ぼすような有事はございませんので、現在災害時における防災に関する庁舎設備の改善点は見受けられません。昨今、自然災害による甚大な被害が発生し、災害に関する法律等も改正されておりますことから、防災拠点のあり方なども示されることがあれば十分に検討し、対応してまいりたいと考えております。  4点目、ビオトープにつきましての今後の対策はにつきましてお答えいたします。  先ほどお答えいたしました4つのコンセプトの一つであります親しみやすい憩いの庁舎といたしまして、ビオトープをつくらせていただきました。一方で当町は、三重県の条例に基づき地下水の採取が規制されている地域であります。また、4つのコンセプトの1つであります環境に優しい庁舎も目指しております。このことからビオトープの水源は、風車という自然エネルギーにより水をくみ上げることを考えておりました。しかしながら、思うように水のくみ上げができず、やむを得ず農業用水路から水中ポンプにて水をくみ上げさせていただいております。そもそもビオトープとは、自然環境そのものであると言われております。したがいまして、これからもできる限り人の手を加えず自然に近い現状を維持してまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。  大きく2点目、災害時等に役立つ要援護者の名簿作成と運用はについてお答えいたします。  災害時における人的被害を少なくしていくことが重要課題となっているため、避難支援体制を確立することが必要で、特に避難時に支援が必要となる要援護者を特定することにより登録を行い、川越町災害時要援護者支援制度実施要綱に基づき災害時要援護者登録台帳を作成しております。この災害時要援護者支援制度は、福祉課、町民保険課、総務課と連携して行っており、福祉課は身体障害者手帳が交付され、常に寝たきりの状態で1人で行動することが困難な方の申請、また町民保険課は、65歳以上のひとり暮らしの方及び65歳以上のみの世帯の方の申請を受け付けております。総務課におきましては、地域支援者に災害時要援護者登録台帳を配付いたしております。  現在、各地区ごとの災害時要援護者登録台帳を5月より区長会、社会福祉協議会、民生・児童委員協議会に渡させていただいております。現在の登録者数は514名で、高齢者が487名、障害のある方などが27名であります。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 早川正幸君。 ○7番(早川正幸君) ありがとうございました。  再質問をさせていただきます。  まず1番目の庁舎関連でございますけども、ビオトープのお話がございましたですけども、このビオトープについては確かに自然をそのまま継続、保全して余り手を加えないということかもわかりませんですけども、当初の計画では先ほど町長が言われましたように風車の水をくみ上げて、そこへ送り込むと。これ自体ができてない。現在は農業用水、南側の側溝の用水を取り入れてビオトープの水の流入をしていただいてるわけでございます。  それで8月の4日に町民のまちづくり意欲のある方が、「めだかの学校」プロジェクトというんですけども、あのビオトープにメダカを生息させたいという気持ちから清掃活動を実施しました。私も入ってます豊田ホタルを育てよう会も共催して当時駆けつけたわけでございますけども、何をやったかといいますとビオトープの周辺の草刈りとか、ごみを拾ってきれいにしたと。  ただ、あのビオトープの中のヘドロがどれぐらい入ってんでしょうかね。10センチ以上あるんだと思いますけども、それの取り除きができなかった。ヘドロを除去したかったんだけども、その排出方法等に、町に相談させていただいたようですけども、協力が得られなかったというような話も聞いてまして、残念なことなんですけど、このようなビオトープを守ろうという動きというのは私は貴重なボランティア活動の一つであり、そこに生物が生息させる、行く行くは蛍を私たちはそこに生息をさせたいなと。蛍を生息させるにはカワニナがその中になきゃいかんと。蛍の幼虫の餌になるカワニナですけど、心配されますのは転作の時期、豊田一色の田んぼがことしはよかったんですけども、来年ですかね、麦になると農業用水が来ない。ビオトープに入れる水がない、そんな状況も想定されますので、これはまずいんじゃないかなと思います。特にこの新庁舎建設のときに公募で手挙げられた豊田一色の大塚甫さん、この方は豊田の蛍の関係にも指導いただいたんですけども、亡くなられましたけども、この方の思いというのが残っております。私たちも大塚さんの遺志を継いで今、一生懸命環境整備をしてるわけですけども、そういう思いに応えるためにもこのビオトープをちゃんとした形で当初設計に織り込まれた思想を復元していただきたい。私から言いますと日本設計のこの設計は、まずかったんじゃないかな、設計そのものがですね。違約金もとるまではいきませんでしょうけども、そんな状況で私は捉まえてますので、ぜひ復元して枯渇しないようなビオトープにしていただきたいというのが1点ございます。  それから再質問、ちょっと前後いたしますけども、先ほど町長が言われましたオープンスペースになってて、ガラス張りで熱効率も悪く、この熱遮断をするような対策も打たれてると言われましたんですけども、特に1階の受付の方に聞いたんですけど、やっぱり人がいる執務するとこはちゃんと冷暖房にかなうような配慮をすべきじゃないかなと思うんです。ただ、いろんな方法があるんでしょうけども、エアカーテンで仕切るとか、何か別のプラスチック系の透明板で遮断をするとか、何かあそこの受付の方は扇風機を下で回して冷をとっておるというような状況も、オープンスペースだからしようがないんですけど、だけどもそういう配慮が私は欠けているんじゃないか。  もう一つ、4階の我々の議会事務局、これもオフィスとしては機能するのには暑過ぎる。ことしの夏は特に暑かったんで、難しい分はあったんかわかりませんけども、議会事務局の方は大変です。これも下から上へ上がってくる熱気が遮断できてないから全体に及ぼしてる。そんな状況もありまして、これは非常によくないなと思いますので、何かすぐには難しいかもわかりませんけども、対策を講じていただきたいなと思います。  それからもう1点です。1階にサインがありますね。案内掲示板。これも町民の方や受付の方も言ってたんですけども、きょう何々の会議がある、打ち合わせがある、それが表示はされているんですけども、どこの所管かというのも出てないし、何かちょっとわかりにくい、そんなクレームを私は耳にしてます。我々の議会の案内は、大きく電光掲示板がありますんで、これよくわかるんですよ。逆に言いますとそういう電光掲示板、議会のあるときは無理かもわかりませんけども、利用できないのかなと。今新しい庁舎については、電光掲示板でパソコンで管理した掲示、表示がされてますよね。刻々変わる。毎日変えなきゃいかん。今ホワイトボードに書かれてますんで、手書きするのも大変だなと思うんですけども、この時代にやっぱりITを取り入れた案内板をぜひ検討されたらいかがか提案をさせていただきます。1項目の再質問にお答えください。 ○議長(安藤邦晃君) 稲垣総務課長。 ○総務課長(稲垣良夫君) 早川議員の再質問にお答えさせていただきます。  まず1点目のビオトープについて、水が枯渇しないようにと、それと行く行くは蛍が生育できるような状況というふうな御質問について、これにつきましては議員おっしゃいますように減反が来年始まるということで、水がある程度流れてこないというふうに聞いております。ただ、農家組合とも話をしながら何とかなるべく水が流れるようにしたいなと考えておりますが、これはやはり蛍のこともございますが、農家組合さんのこともございますので、その辺の事情と兼ね合いもございますので、水のほうがなかなか難しい場合もございますので、その辺は御理解いただきたいと思います。  それと蛍ということなんですけども、これにつきましてはやはり議員御存じのとおりなるべく自然に近い形でビオトープを維持管理していくという観点からうちとしては今の現状で考えたいなと。  風車につきましても設計当時環境に優しい庁舎ということでなるべく機械の動力を使わずに水をくみ上げようということで考えておったんですが、うまくいかなかったということで御答弁させてもらったようにやむを得ず今農業用水のほうからポンプでくみ上げをさせていただいとるというふうなことで御理解いただきたいと思っております。  それと2点目の熱効率の関係でございます。1階につきましてカーテンとか、それとか透明のもので熱を遮断してはということなんですが、ちょっと先ほど町長のほうで説明させていただいたとおり熱を遮断するコーティングをさせていただいております。当時熱のコーティングをさせていただきまして、温度につきましても実際にはかったときに何もしないときにはその温度が40度を超えておりました。そのコーティングをすることによって20度後半にはなりましたが、温度のほうを下げさせてもらうようなコーティングをさせていただいております。  それと4階につきましては、これは開かれた庁舎ということもございまして、あそこをある程度熱効率を上げようと思うと一定部分に壁等で仕切る必要も出てまいります。先ほど申しましたように開かれた庁舎ということも考え合わせますと、なかなか壁等で仕切るのは難しいのかなというふうに考えております。  それと1階に案内板と、電光掲示板をということでございますけども、今のところ電光掲示板については考えておりません。ただ、ホワイトボードにつきまして、もう少し町民の方が来て町民の方にとっての会議等があれがわかりやすく明記するように職員のほうに周知してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
    ○議長(安藤邦晃君) 早川正幸君。 ○7番(早川正幸君) ありがとうございました。  ちょっと今の回答は、非常に不満でございます。ビオトープというのは、その自然を少し手直しして引き入れて人工的につくるような自然形態を私はビオトープと言うと認識してんです。だから一般の自然があればビオトープと言わなくてもいいわけで、ここへ持ってきてつくって、それがビオトープなんです。だから自然のまま置いとくというんじゃなくて、やっぱり手を加えるべきだと思います。極端なことを言わさせていただきますと、どっかの庁舎ですけども、池がある。池に水道水を入れて水を供給してビオトープを守りしてるじゃないですか。これ一般の企業でもそうなんですけども、ありますよね。だから電気代がどれだけかかるんですか。電気代との比較、皆さんの町民の憩いの場を提供するのとどちらが大事かといったら、私は憩いの場を提供するのが大事だと思う。電気代の試算をしてみてくださいよ。これだけの水量を入れるためにどれだけの電気代が要るんか。ここ今お聞きしても出ないと思いますんで、ちょっと稲垣課長にこれは検討いただきたいなと思います。回答できる。じゃあ。 ○議長(安藤邦晃君) これ1問になりますが。 ○7番(早川正幸君) じゃあ、まだある。それからさっき40度が20度と、これどこではかられたんですかね。後で教えてください。1階の受付、そんな20度で温度が下がった状態ではないと思うんですね。  4階だって開かれた庁舎って、4階の議会の開かれた庁舎ありませんでしょう。議会の中みんな開かれてる庁舎ということで町民の方が自由に入れますか。それは1階とか2階、3階に開かれた庁舎としての機能があるということじゃないかなと思いますんで、開かれた庁舎だからといってしない、それもおかしな話ですね。  それから電光掲示板ですけども、予算をとってください、補正予算を。来年でもよろしいから。今はもうしようないんで、だめだというお話はやむを得ないと思いますけども、すぐにできますとは言えませんので、そんな検討もいただきたいなと思いますが、いかがでしょう。 ○議長(安藤邦晃君) 稲垣総務課長。 ○総務課長(稲垣良夫君) 早川議員の再々質問にお答えさせていただきます。  まず1点目ですね、電気代というよりうちのほうで人工的に、今も水中ポンプということで必要最小限で人工的な手は加えさせていただいております。これに例えば今おっしゃいましたように水道水使った場合どうかなと、ちょっと試算をさせていただきました。今の水中ポンプが1分当たり0.1トンというふうな水を流させてもらってます。これを水道水に置きかえますと2カ月で約1,600千円ぐらいお金が要るということです。かなり多額の費用が必要になるかなと考えておりますので、ちょっと断念したというふうに考えさせていただいております。  それと2点目の熱効率のほうですけども、これどこではかられたかということなんですけども、実際にはこれ46.9度が28.5度になったというふうなことで、熱コーティングですね、1階のガラスのとこですね、遮断コーティングを張らせてもらったときに実際にはからせてもらってます。  4階のほうも議会事務局ですので、確かに一般のお客様は少ないかもわかりませんけども、やはり4階にお見えになったときに間仕切りがあるよりは皆さんに事務局あるいは議長室等よく見えるような形でさせていただきたいなと考えております。  それから電光掲示板につきましては、あればそらわかりやすいことになるのかもわかりませんが、なるべくホワイトボードでわかりやすいように明記をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(安藤邦晃君) 早川正幸君。 ○7番(早川正幸君) ありがとうございました。  今ビオトープの水量どんだけ入れられるか知りませんけど、1カ月1,600千円、ちょっとそれは私はかかり過ぎておかしいんじゃないかな。水量との見合いですけど、また後ほど教えてください。これは質問ではありませんので。  2項目のことでございますけども、再質問させていただきます。菰野町は、昨年の11月に70歳以上の一人もしくは夫婦だけの世帯、要介護者の4級から5級、身体障がい者の1級から2級、精神障がい者、療育手帳の保持者約4,000名を対象にして個々に個票を個人宛てに送付されたようでございます。これは本人の同意を得て、要介護、緊急の場合に使っていいよという本人の同意のもとにそれを回収されているようでございます。ただ、まだ回収率は25%、1,000名ぐらいの回収しかなっていないんで、菰野町はこれを拡大させようということで各個票の集めに民生委員の方も動員してやられてるようなことを伺ってます。  それから隣の朝日町も同じようなことをされておりまして、朝日町は在宅福祉防災カードというカードをつくられてるようですけども、1,800名の名簿を行政がつくりまして、それを民生委員とか社協に提出されて、今回のカード作成のためにことしの1月、平成25年の1月に各世帯に送付されております。このカードをつくるために協力してほしいと。これも本人の同意を得て印鑑まで押してもらったやつが今、回収されてますね。毎月80世帯ずつ返ってきて、1月からスタートしてますんで、約600世帯が回収されたと。90%のカバー率のようなんですけど、だから1,500名ぐらいの方の名簿が既にでき上がって、各自治会とか民生委員にそれがフィードバックされる、そんな状況で、見守りとか支え合いとか防災に役立つためのカードづくりがされておるわけでございます。  先ほど川越町のやってる内容をお話しいただいたんですけども、区長会や民生委員にこの登録台帳ですか、災害時要援護者登録台帳が役場のほうから渡されて、これが実際にいざというときに利用できるような状態になっておりますでしょうかね。私も70歳になって、このカードを自分が記入して役場のほうに出したという記憶がちょっと定かじゃないもんで、忘れちゃってんのかわかりませんけど、個々にそういう世帯にこの台帳の記入を依頼をして、それを回収して今自治会や民生委員に渡されたんでしょうか。それが先ほどの説明で514名の方の名簿が整ってると。  514名といったら全体のカバー率がどのぐらいですか。少ないですよね。そのカバー率はどれぐらいなんでしょう。全体の母数がどうあって、514名が、高齢者が487名の障がい者が27名ですか。もっともっと身障者とかいろんな障害を持った方の数は多いはずなんですね。  そういう人たちの名簿はこの台帳にちゃんと記入されて家族構成も含めてまとめられる必要があるんじゃないかなと思われるんですけども、朝日町は近隣の情報までとってんですね。最寄りの親族、両隣の町民、そういうのも災害防災カードに記入をされて提出される。まだ今災害が起こってないんでいいようなものの、例えば今、川越町でも独居老人が何か亡くなられて全然、1週間後にわかったとか、私の地元でもあるんですけど、それから認知症の方がどっか遠くへ行ってわからなくなった。近隣の支え合いというのが全然私はまだまだ弱いと思います。そういうことも含めてちょっと回答いただきたい。 ○議長(安藤邦晃君) 久保田福祉課長。 ○福祉課長(久保田吉春君) 早川議員の再質問にお答えさせていただきます。  この要援護者支援制度の取り組みについては、各市町がばらばらの今状況で取り組んでもらっているというのが現状でございますんで、様式自体も当然ばらつきは出てまいります。川越町の場合、この制度の受け付けの募集の方法なんですけども、実はこれもなかなか難しい部分がありまして、各市町がなかなか取り組めていないという状況がございました。というのはやっぱり個人の情報の利用提供が個人情報の保護の条例に制限されるということで、なかなか部外者の方に提供することができないという部分がありまして、その辺で各市町が苦労しておったと、どのような台帳整備をしていくかという部分の苦労感が今までございました。  川越町の場合は、民生委員と、それから社協の協働で安心カプセル、これを23年度後半から24年度にやっておるということでございまして、この安心カプセルにつきましては高齢者のひとり暮らしの世帯や高齢者世帯のみの援護が必要だと思われる方に安心カプセルを配付する計画がなされておりまして、このカプセルへは援護が必要な方の情報を記載した用紙を入れてわかりやすい場所に保管するということで、万が一とか災害時あった場合に駆けつけた方々の救急活動が円滑に行われるようなこういった取り組みがなされるようなことで進めようというふうな計画がなされておりました。当町におきましても災害要援護者支援制度、これについてどういうふうに周知していくんかというふうなことを考えておった中で、こういう安心カプセル制度がよそで計画されましたんで、対象とする方、高齢者ひとり暮らしとか高齢者世帯、これが重複してくるということございまして、それぞれが申請をとるんじゃなしに、民生委員さん、それから社会福祉協議会、こちらのほうに御説明申し上げまして、協力を取りつけまして、この要援護者支援台帳、これについても安心カプセルの申請時にこの文書をうたい込んで同意をいただくような方法で申請を進めたというふうなことで、その同意いただいた方が今現在町長が申し上げたような514名、この数に上ったということでございます。  ただ、これにつきましてもなかなか個人情報がやっぱり抵触する部分があるんで、なかなか同意得られない方もみえますし、また何でもかんでも申請者に対して登録台帳の中に入れ込むんじゃなしに、やっぱり高齢者の中には健常な方もみえますので、そういった方々の整理も今後していかないかんのかなと。514名というのは、よそ、早川議員が調べられた菰野や朝日に比べると非常に少ないということでございますが、逆に言えばこれだけの人数の方が川越町に本当にいるのかという部分はございます。ですからできたら健常者の方につきましては、当然登録はしていただいても結構なんですが、もう少し川越町としては整理をさせていただきたいなという部分もございます。  それからこれにつきましては冒頭申し上げましたが、各市町で独自で今動いております。というのは先ほど言いましたように個人情報、これがひっかかってまいりますので、この辺の整理を災害対策基本法、これが一部改正をなされております。この1年の間に避難支援ガイドラインが整備されようとしておりますので、今後このガイドラインに沿った整備というか、それを踏まえて適切に対処していかな今後いかんのかなということがございますので、またこの川越町がとり行ったこのものについては今後見直すということで進んでいきたいなというふうに考えておりますので、よろしく御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(安藤邦晃君) 早川正幸君。 ○7番(早川正幸君) ありがとうございました。  今までも議会の中で特に朝日町との広域行政、いいとこはやっぱり取り入れるべきだと思いますし、その町の独自のやり方もあるんですけども、いいとこは採用いただいて、いい町民に安心・安全を確保いただきたいなと思うわけでございますけども、再々になります。  朝日町が今65歳以上の対象の方が1,800名、川越町は65歳以上の方が今何名みえますか。これがまず1点。  それと先ほどちょっと意味がよくわからなかったんですけども、安全カプセル制度は聞いたことあります。冷蔵庫の中へ自分の情報を入れて、いざというときに来た人にわかるようにせよと。私はまだそこまでできてないんですけども、その制度を利用して登録された方の数が514名ですか。これ台帳の登録された方の人数じゃないんですか。514名というのは、全体65歳の方が何名みえて、そのうちの何名が台帳として整備されてるんでしょうか。この2点を聞かせてください。 ○議長(安藤邦晃君) 東町民保険課長。 ○町民保険課長(東 弘之君) 早川議員の御質問にお答えさせていただきます。  まず、高齢者の世帯数、これ実態数でございます。これにつきましては毎年介護予防のケアマネジメントをしております包括支援センター、ここが一応実態調査をしております。それによりますと25年7月1日現在でございますけど、ひとり暮らし世帯、65歳以上でございますけど、340世帯です。それと高齢者のみの世帯が271世帯でございます。この271世帯というのは、ほぼほとんどが夫婦ですね。中にはきょうだいとか娘さんとおるとありますけど、大半は夫婦でございます。合わせて人数は、ひとり暮らしは当然340ということで340人、それと高齢者のみの世帯が社協から聞いておりますとこによります550人ということでございまして、合わせまして890人ほどでございます。これは実態でございます。これに近い数字であると思います。ですから今、福祉課長が申し上げました487人、これこの制度に関しまして高齢者のみは487ということでございますので、今私が言いました890人のうち487人がこの支援制度に登録されておるというようなことでございます。障害の関係はちょっと私所管でございませんもんで、高齢者のみの件数でございます。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 久保田福祉課長。 ○福祉課長(久保田吉春君) 済みません。安心カプセルについて再度御答弁申し上げます。  安心カプセルにつきまして、先ほど言いましたように民生委員さんと、それから社会福祉協議会、こちらのほうが協働して高齢者ひとり暮らしに向けて取り組むというようなことでございまして、川越町の関係機関で災害対策支援、これの台帳整備、これをこの時点でどうしていこうかというふうな計画をなされておったということで、対象者が安心カプセル、それから我々が要援護者対象者、これが重複するということでございましたので、それぞれがそれぞれの目的を持って別個の申請をしてもらうんじゃなしに、協働いたしまして一つの申請用紙に安心カプセルの登録申請書の中にこういう要援護者、この申請した方について要援護者の同意は得られるかという文言入れさせてもらいまして、それに同意得られた方につきましての台帳登録をさせていただいたというふうなことでございます。その数が514名ということでございますので、これにつきましてもまだまだ完全なものではございませんので、今後、災害対策基本法の一部改正が今なされておりますので、この1年の間にガイドラインが出てきますので、そのガイドラインが出た時点でまたこれを見直していくというふうなことでございますので、今の段階では先ほど言いましたように申請を一本化した中での同意を得られた方の登録ということで御理解いただきたいというふうに思います。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 早川正幸君。 ○7番(早川正幸君) ありがとうございました。  時間も参りましたんでやめますけども、最初の庁舎のことなんですけども、町長その他回答いただきましたが、災害が目の前に迫ってきとるということで災害に強い庁舎、特にライフラインが雑にならないように、質問しなかったんですが、エレベーターもとまったら大変ですんで、下に制御装置がありますから、水につかります。エレベーター動かないようになると思います。そんなのも対策していただいたらどうかなと思いますし、先ほどの要支援者名簿ですけども、私も民生委員やらさせていただいたころに行政から高齢者の名簿を皆民生委員にいただいて、各家庭を訪問してチェックしたりして、これは個人情報保護法でそれはだめになったんですね。ただ、朝日は、今その名簿を出してくれとんですよ。民生委員に対して20年につくったやつを今度見直してまた出そうというとこまで踏み切って、災害に備えるような体制をとっておりますので、できるだけ民生委員の方も大変ですが、連携で今行政も総務、福祉、町民保険課ですか、3つの課が連携してやらなきゃいかんということがありますんで、よく連係プレーでいいまちづくりに取り組んでいただきたいなと思います。以上で終わります。 ○議長(安藤邦晃君) これにて早川正幸君の質問を終わります。  暫時休憩いたします。開始時間を午前10時50分といたします。               午前10時35分 休憩               午前10時50分 再開 ○議長(安藤邦晃君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、5番、山下裕矢君の質問を許します。  山下裕矢君。 ○5番(山下裕矢君) 5番委員の山下裕矢でございます。議長の許可をいただきましたので、質問させていただきます。よろしくお願いします。今回交差点部のカラー舗装の色の意味と周知についてと、県道から町道への移管に伴う問題点について質問させていただきます。  まず、1点目になります。交差点部のカラー舗装の色の意味と周知について、現在町内道路の各交差点部にカラー舗装がなされており、交通の注意喚起の面では大変喜ばしいことであります。ただ、しかしながら、その交差点内の塗装の色について、どういった意味合いがあるのか少しわからない点があります。また、歩行者、学童、中学校などに対して周知方法はどのような形でされているのか。また、最近でも交差点付近での事故が目立ちますが、県外や町外の余り土地カンがないような方の事故が多いと私自身感じております。そういった事故への周知方法もありましたらよろしくお願いします。  続きまして、2点目になりますが、以前も南福崎の県道についての質問がこの一般質問でもありましたが、今後、町道に移管できた場合、メリットとして道路拡幅等町の管理下になるということで、工事の進め方等有利になってくると思います。  また、反対に、デメリットとして、町の管理下になるため今後、道路の管理を行っていかなきゃいけないということが出てくると思います。また、隣の朝日町において県道から町道に移管して管理している道路もあるとのことと伺っております。当町とのこういったさきに述べた違いのほうは何かございますでしょうか。ほかにもいろいろと問題等あると思いますが、本来ネックになっているのはどういう点があるのでしょうか。以上の質問に対する回答のほうよろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 山下議員の質問にお答えいたします。  最初の交差点部のカラー舗装の色の意味と町内外の方、特に町内の児童への周知についてお答えいたします。  まず、カラー舗装の色につきましては、交差点内の色についてはオレンジ系を使用しています。運転者から見て交差点であることがわかるように若干色や材質を変えております。これは費用対効果が上がる最適なものを模索している最中であります。オレンジ系の交差点カラー舗装の端部にグリーンあるいはブルーの着色は、歩行者が通行する横断歩道の表示にかえてわかりやすく表示しています。横断歩道の表示は三重県公安委員会の範疇でありますが、要望し、その決定を待っている間に事故が発生することは厳に避けなければならないと考え、それにかわる表示であります。また、道路の縦断的なカラー舗装もグリーンあるいはブルーの着色で実施しております。これも交差点と同様で歩行者が通りますとの表示をあらわしております。よって、色の差異に特別な意味はなく、より効果を発揮するような視覚的な効果が向上する色合いを模索しております。  また、周知でありますが、町外の方々については交通規制表示や規制看板、路面表示など現地でしか周知できませんが、町民の方々には町広報、環境交通課発行の特集号などを利用し周知を図っておりますし、児童については町交通安全協会、四日市北警察署、川越自動車学校の協力も得て交通少年団活動や交通安全教室、自転車教室の開催、登校指導などを学校において実施し、あらゆる手段を使い周知に努めております。さらにCCNetの番組を活用し、カラー舗装の解説を入れた番組内容になるよう現在協議中で、年内には放映予定となっております。しかしながら、いま一度、四日市北警察署と連携し、手法を精査し、交通安全の向上に努めたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。  2点目、県道から町道への移管に伴う問題点はについてお答えいたします。  まず、川越町内の県道の状況を申し上げますと、1路線目として桑名市、朝日町及び川越町の3市町にまたがる県道桑名川越線、2路線目としては桑名市、川越町及び四日市市にまたがる県道桑名四日市線、3路線目としては、ことし6月で川越町内は廃止路線となりましたが、それまで朝日町と川越町にまたがっておりました県道朝日川越線がありました。  県道の町道への移管のメリットとしては、移管後の改良工事や修繕工事等を町で即座に対応ができる点が上げられます。  その反面、デメリットとして、今後の維持管理に係る経費の負担が必要となります。県道を市町道に移管できるか否かについては、主要地とこれと密接な関係にある他の主要地、主要港、主要停車場、または主要な観光地とを連絡する道路でないこと及び主要な路線間を結ぶ地方的な幹線道路でないことが基本的な条件となります。これらを結ぶ道路で複数の市町にまたがる場合でも、バイパスの建設により従来の道路が地方的な幹線機能がなくなると県道の認定要件から外れることになります。  この基準に照らし合わせますと県道桑名川越線及び県道桑名四日市線に関しては、移管対象路線には該当しておりません。また、県道朝日川越線については、2つの町にまたがっておりましたが、平成15年3月に国道1号北勢バイパスが朝日町内の一部区間と川越町内の区間について重複して供用されたことから重複区間は国が管理するため県道としては廃止し、残る朝日町内のみの県道が朝日町へ移管されました。以上、御説明申し上げましたとおり、朝日町のように妥当な理由があって県道から町道へ移管された事例もありますが、現段階においては諸条件も整っておらず、町内県道の町道への移管の予定はございません。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 山下裕矢君。 ○5番(山下裕矢君) 回答のほうありがとうございます。  まず1点目については、もう再質問というよりも要望となりますが、色の件についてはまだ模索段階ということで、歩行者に限らず運転者にとっても視覚的に目立つといった最善の形がとれるよう今後ともよろしくお願いします。  また、今後もいろいろな広報手段、今言われたようにCCNet等も使っていただき町民に対しても周知していただくようお願いします。  反対に、町外、県外、土地カンがない方への周知は、今言われたように難しいと思いますが、町でできる限り路面表示等視覚的にわかるといった形でよろしくお願いします。  反対に、こちらのほうも本来運転者等のモラルによっても影響が出てくるということも重々承知している次第でございます。行政だけに頼らず運転者自身、歩行者自身も注意が必要であると感じております。  2点目も同様に要望事項になりますが、今後、道路に関してではなく県から移管されるようなことがある場合を想定はされて対処のほう町なりに考えを持って対応よろしくお願いします。今回朝日町であった事件のほうも県道、町道という形関係なく今後、川越町も町道だから、県道だからという形でなくどんどん物も申せるようによろしくお願いしたいと思います。以上で質問のほう終わります。ありがとうございました。 ○議長(安藤邦晃君) これにて山下裕矢君の質問を終わります。  議会前にも申し上げましたが、携帯電話は電源切るようにお願いいたします。  次に、6番、森谷茂治君の質問を許します。  森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) 6番議員の森谷茂治です。議長のお許しをいただきましたので、特定外来生物への対策について5点質問いたします。  平成17年6月1日に施行された外来生物法、正式名は特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律ですが、もともと日本にいなかった外来生物のうち生態系、人の生命、身体、農林水産業などに被害を及ぼすものを特定外来生物として指定し、その飼育、栽培、保管、運搬、販売、譲渡、輸入などを原則として禁止しています。輸入が禁止されることで外国からの特定外来生物の侵入を防ぎ、飼育や運搬などを禁止することで国内において特定外来生物が各地に広がることを防ぎ、既に各地に定着しているものについては必要に応じて防除すること、すなわち特定外来生物の広がりを防ぎ、駆除することが行われます。  最初は、特定外来生物であるセアカゴケグモについての質問です。ことし7月30日、私の家と同じ敷地にある息子の家の水道メーターの裏底にセアカゴケグモが巣をつくっているのをたまたま見つけました。何年か前、セアカゴケグモが四日市港の側溝で見つかったという新聞記事を読んだ記憶がありますが、まさか自分の敷地で見つかるとは思いもしませんでした。  セアカゴケグモは、今から18年前、平成7年11月に大阪府高石市で初めて発見され、その後、幾つもの地域で見つかっています。セアカゴケグモの原産地がオーストラリアで、日本では港のある地域で多く発見されていることから、外国からのコンテナなどにくっついてやってきたと考えられています。港のある地域がさらに貨物やコンテナ、建築資材、自動車などにくっついて各地に運ばれ、幾つもの地域に広がり、あちらこちらでも見つかるようになったと思われます。セアカゴケグモの生息する場所は、日当たりのよい暖かい場所で、側溝のふたの裏、プランターの底、室外機の裏、ブロック塀などのあらゆるすき間に巣をつくります。セアカゴケグモは、攻撃性はありませんが、さわるとかまれることがあります。オーストラリアでは死亡例がありますが、日本ではセアカゴケグモの毒で死亡した例はなく、痛みやかゆみを感じるような軽い症状ですが、たまに頭痛や筋肉痛などが数週間続くこともあり、重症の例では進行性の筋肉麻痺になることもあるそうです。セアカゴケグモは、人の生命または身体にかかわる被害があることから、平成17年外来生物法の施行時には既に特定外来生物に指定されています。  以上のことから1点目の質問です。セアカゴケグモが町内で初めて発見されたのは、いつ、どの地区、どんな場所ですか。また、発見後の対策と現在の状況を伺いたい。  2点目は、オオキンケイギクについての質問です。オオキンケイギクは、北アメリカ原産の菊科の多年草です。5月から7月ごろにかけて鮮やかな黄色の花をつけるオオキンケイギクは、その花の美しさもあって一時は道路のり面の緑化などに利用されたり、園芸用のポットの苗としても生産、流通している時期がありました。しかし、余りにも繁殖力が強く、土手や河原などに一度定着するとそこに生えている在来植物の生態系に被害を与えることがわかり、これ以上人の手でオオキンケイギクを各地に広げないようにと平成17年、外来生物法の施行時よりも1年おくれて平成18年に特定外来生物に指定されました。  以上のことから2点目の質問です。オオキンケイギクが町内で初めて発見されたのは、いつ、どの地区、どんな場所ですか。また、発見後の対策と現在の状況を伺いたい。  3点目は、セアカゴケグモやオオキンケイギク以外の特定外来生物についての質問です。現在特定外来生物として哺乳類21種類、鳥類4種類、爬虫類16種類、両生類11種類、魚類13種類、クモ・サソリ類10種類、甲殻類5種類、昆虫類8種類、軟体動物等5種類、植物12種類、全部で105種類を指定しています。一般的によく知られている生物もありますが、初めて耳にする珍しい名前の生物もたくさんあります。  以上のことから3点目の質問です。セアカゴケグモやオオキンケイギク以外の特定外来生物が過去において町内で目撃された事例はあるんですか。あるとしたら、いつ、どこでその生物が目撃されたんですか。  4点目は、もう一度セアカゴケグモについての質問です。セアカゴケグモは、毒グモですが、毒があるのは背中の赤色が目立つ体の大きな雌だけです。セアカゴケグモの毒については、既に申し述べましたように日本での死亡例はありませんが、小さな子どもたちがセアカゴケグモを見つけたとき赤色が目立つ雌にさわってかまれたりしたら大人と違って子どもたちには体力がないだけに心配です。  以上のことから4点目の質問です。町内の保育園・幼稚園・小学校や公園等でセアカゴケグモが発見された場合、どのような対策をとるのですか。  5点目の質問です。環境省のホームページでは、平成25年6月7日現在、木曽岬町のヌートリア、桑名市のヌートリア・アライグマ、鈴鹿市のヌートリア・アライグマ・カニクイアライグマが特定外来生物の防除の確認・認定がされていますが、町内の特定外来生物について防除の確認、認定を受ける考えはあるんですか。以上、5点についてよろしくお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 森谷議員の御質問にお答えいたします。  1点目と2点目のセアカゴケグモとオオキンケイギクが町内で初めて発見されたのは、いつ、どの地区、どんな場所か、また発見後の対策と現在の状況を伺いたいについてお答えいたします。  この生物について定かな記録は残っておりませんが、職員の記憶ではセアカゴケグモは四日市港の輸入貨物に紛れ5年ほど前に発見され、ニュースになったと思います。町内では、その後に側溝ぶたの裏に生息しているのを発見し、駆除いたしました。地区などの記録が残っておりませんが、空き地の木材の裏や側溝ぶたの裏にて発見され、通報が何件かありました。  オオキンケイギクは、3年ほど前に南福崎地区の畑に自生していたものを通報があり、調査し、発見いたしました。  セアカゴケグモについては、公共施設の管理者及び職員、また問い合わせのあった町民の方には刺される前に駆除するようお願いしております。  また、オオキンケイギクは、地主の方に今後とも根こそぎ撤去を依頼しております。  3点目のそれら以外の特定外来生物が町内で目撃された事例はあるのか、あるとしたらいつ、どこでその生物が目撃されたのかでありますが、埋立地完成前後ころからヌートリアが発見され、そしてまた昨年11月にアライグマが北福崎地区で発見されています。  4点目の町内の保育園、幼稚園、小学校や公園等でセアカゴケグモが発見された場合、どのような対策をとるのかでありますが、日ごろから先生方や職員が発生しそうな箇所をチェックし、発見した場合は殺虫剤を利用するか踏み潰すかして駆除をお願いしておりますし、職員が現地に駆けつけて駆除しております。  5点目の町内の特定外来生物について防除の確認、認定を受ける考えはあるのかについては、現在町内に特定外来生物としてヌートリア、アライグマの生息が確認されており、被害の状況につきましては自家用野菜が年間2件から3件の被害を受けており、当町としましては昨年度に箱わなの購入、今年度につきましても捕獲に関する予算を計上させていただいており、狩猟免許を保有している四日市猟友会に依頼して対応しております。毎年の被害状況が一定であることから、現在の対応でいましばらく状況を見守りたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) ありがとうございました。  再質問を2点お願いします。  1点目ですが、先ほどヌートリアの被害として野菜を食べるというのがありましたが、過去において特定外来生物による被害の事例があればその内容を伺いたい。  2点目、昨年度1年間における特定外来生物の目撃情報について、目撃された生物、目撃された回数、目撃された場所を伺いたい。以上、よろしくお願いします。
    ○議長(安藤邦晃君) 寺本産業開発課長。 ○産業開発課長(寺本康彦君) 森谷議員の再質問にお答えいたします。1点目の過去において特定外来生物における被害の事例があるのか、2点目、昨年度1年間に限っての目撃情報として、その生物、回数、場所について、以上2点の再質問にお答えいたします。  1点目の過去において特定外来生物における被害の事例についてお答えいたします。セアカゴケグモについては、かまれたといった被害情報は聞いておりません。オオキンケイギクについても繁殖して他の植物に影響を及ぼしてるという情報も聞いておりません。ヌートリアについては、畑の野菜に被害がありました。アライグマについては、民家の屋根裏、お寺の屋根裏に潜んでいたり池のコイ、水槽の金魚、畑の野菜に被害があったとの情報を聞いております。  2点目の昨年度1年間に限っての目撃情報として、その生物、回数、場所についてお答えいたします。セアカゴケグモについては、目撃されたのは5回で、場所については幼稚園、北小学校、豊田一色のコンビニ、そのほかに電話での対応相談が2件で、場所については不明です。オオキンケイギクについては、確認されたのは2カ所で、場所については南福崎の中電道路と豊田一色の東川原付近でございます。ヌートリアについては、目撃されたのは1回で、場所については亀崎新田地内でございます。アライグマについては、目撃されたのはアライグマらしきものを含めまして12回程度でございます。場所については、北福崎から当新田、豊田一色、高松、亀須、亀崎と2頭ぐらいが点々と移動しまして、現在どこにいるか不明でございます。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) ありがとうございました。  セアカゴケグモが四日市港の側溝で見つかったという新聞記事が出たころは多くの人がセアカゴケグモに注意をしていたと思いますが、今ではセアカゴケグモに注意をする人は少なくなっているのではないかと思います。セアカゴケグモを見つけても役場に連絡をしない人がいるかもしれません。先ほどのお話でセアカゴケグモ5回ほどあったということですけども、5回以上あったかもわかりません。このセアカゴケグモについては、役場に連絡をしない人がいるかもわかりませんし、それ以上に恐らく町内に数が広がっているんではないかと思います。川越町のホームページにおいてはオオキンケイギクのお知らせはありますが、セアカゴケグモのお知らせはありません。四日市の場合は、セアカゴケグモのお知らせが入っております。  そこで最後の質問です。川越町のホームページにセアカゴケグモのお知らせを載せて町民の皆様に注意を促し、セアカゴケグモを見つけたら役場に連絡をしていただくようにしたらいかがでしょうか。以上、よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 舘環境交通課長。 ○環境交通課長(舘 博司君) 森谷議員の再々質問にお答えいたします。  早速町ホームページを確認し、情報不足を補い、また町民に広く情報が行き渡り、また町民の方々から情報がいただけるよう配慮いたしますとともに、特定外来生物に遭遇し、あるいは発見していない町民の方々にもその危険性を啓発し、対処方法を広く広報やホームページを利用し知らしめるよう努めますので、御理解ください。以上です。 ○議長(安藤邦晃君) 森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) ありがとうございました。  特定外来生物に限らずいろんな問題にしてもどのように情報を収集するか、また収集した情報をどのように整理していくか、そしてその整理した情報をどのように発信するかということは大切なことだと思います。町民の皆様と情報を共有して特定外来生物への更なる対策をお願いして私の一般質問を終わります。 ○議長(安藤邦晃君) これにて森谷茂治君の質問を終わります。  次に、4番、栁川平和君の質問を許します。  栁川平和君。 ○4番(栁川平和君) 4番議員、栁川平和でございます。議長のお許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。  一般質問の前に先立ちまして、先ほど早川正幸議員も言ってみえましたが、隣町で起きました、朝日町で起きました事件に対しましては、被害者の方の御冥福をお祈りするとともに、事件の早期解決を願っております。  私は、この事件は、当町も他人事ではないんじゃないかというふうに考えております。ことし3月の議会におきまして青色パトロールの導入について質問させていただき、町長さんより設置に向けて検討していくという回答いただいて、大変喜んでおります。ぜひとも早急に設置いただきますように改めてお願いを申し上げたいというふうに思います。  さて、今回私は、大きく2点について質問をさせていただきます。大きく1点目は、高松川越海岸線歩道整備事業の現状と供用についてです。2点目は、8月8日の緊急地震速報に迅速に対応できましたかという2点についてお伺いしますので、よろしくお願いを申し上げます。  まず1点目、高松川越海岸線歩道整備事業の現状と供用についてお伺いをいたします。  実は一昨年でしたか、高松地区の方にいろいろ話を聞いたことがあるんですけども、そのときに高松川越海岸線が4車線から2車線になるという話が進んでるけれども、君は知ってるかというふうな質問をいただきました。恥ずかしながら私は、全く存じ上げませんでした。今まであっちこっちで、四日市もそうですけども、道路を広くするという話は一般的なことで聞くことはありますけども、現状4車線を2車線に減らす、それも昭和37年に都市計画決定をされました幹線、一級町道であると思います。それが2車線に狭くなるというふうなことは全く寝耳に水であり、青天のへきれきでありました。また、こんな大きな事業を全く知らなかったという私は、勉強不足を大変痛感をいたしました。そこで近所の人や他地区の人にも聞いてみたんですけども、私がお伺いをした限りでは知ってみえる方はほとんどみえませんでした。当時同僚の議員さんにもお伺いしたんですけども、知らないという方もみえました。この道路は、川越町の町道だけではなく、四日市市の市道も一部含まれておりますので、実は先日四日市市議会議員の方にも一部お伺いしました。やっぱり御存じないというふうなことでした。何てこったというふうに思ったんですけども、事項にも上がってきていないというふうなことでした。  そこでお伺いをいたします。この事業の契機は何ですか。  2つ目に、具体的な事業内容をお聞かせください。  3つ目に、現状はどんな意見があって、どのようになっていますか。  4つ目に、四日市市との間でどのように事業化していくこととなっていますか。  5つ目に、事業完成の予定は立っていますか。以上5点についてお願いをいたします。  次に、大きく2点目の質問です。ことし8月8日に、午後4時56分ごろですかね、携帯電話より緊急地震速報が流れ、私自身大変驚きました。まさか現実に、訓練ではなく、実際に緊急地震速報が携帯から流れてきたからです。平常何もないのが日常であると思ってしまってる私は、いつも皆さんにお話、防災とか公人だという立場もあって話をさせてもらってるんですけども、そういう立場も全く忘れて何も行動がとれませんでした。そのときはたまたま店でお客様とお話をしており、お互いに携帯電話から緊急地震速報が流れたにもかかわらず、何やら奈良で震度6強の地震があって、あと3秒でこのあたりにも揺れが来るらしいというふうな話をまるで雑談のように他人事のように話しているだけでした。後で誤報だとわかったわけなんですけども、机の下にお客さんと一緒に潜り込むとか、お客さんの誘導をするとかいうふうな自分自身の行動も何もありませんでした。大変自分ながらあきれて腹が立ってきました。実際に地震だったらと思うと怖くなってくると同時に、大いに反省をいたしました。うちのかみさんはどうかと思って聞いてみましたら、やっぱり同じで、速報を聞きながら何や地震が来るのかというような形で道をただ歩いとったというふうなことでした。  ところが孫に聞いてみました。小学校今3年生なんですけども、と2歳の孫が2人おります。孫に聞いたら、これ学校教育がいいんですね。机の下に潜ったというようなことを言ってます。孫は、お母さん、母親がぼうっと立ってるもんですから、孫のほうから早うお母さん、潜らなあかんと机の下に家族で潜ったということらしいです。先ほど言いましたけど、学校での防災教育の行き届いた案内に大変喜んでおります。ありがとうございます。  御近所ではどうかということで聞いたんですが、やっぱり何も行動をとっていない方がほとんどでした。東南海地震など大きな地震が来るかもしれないと注意を喚起されているにもかかわらず、避難行動をとっている人が少なかったことは、自分自身も含めて全く残念なことです。  そこで私考えてみたんですけども、発想を切りかえて、今回の速報は誤報であったんですけども、緊急地震速報は絶好の避難訓練の機会ではなかったかというふうに思いを改めました。今までの避難訓練というのは何月何日の何時から公民館とかどっかに集まってくださいという予告があって、だらだら、失礼なんですけども、危機感が全くなくて行っているものだったと私は思っております。今回の誤報は、予告もなく行われたもので、このときの行動こそ実際の地震が来たときに私たちがとる、あるいはとった行動ではないでしょうか。それを調査して分析することによって今後の避難訓練などの実施に生かせるのではないかというふうに私は思いました。  そこでお伺いをいたします。1番目、J-ALERT、防災行政無線個別受信機は作動したでしょうか。  2つ目に、行政として迅速に、どのように対応されましたでしょうか。  3つ目に、速報時の対応について皆さん、どう動かれましたかというような調査とか分析は町内及び町民の皆さんに対してされましたでしょうか。この3点についてお伺いをいたします。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 栁川議員の御質問にお答えいたします。  高松川越海岸線歩道整備事業の現状と供用についてお答えいたします。  まず1点目のこの事業の契機は何ですかについてですが、地元区からの要望がこの事業の契機となっております。まず、平成20年12月20日付の文書で高松川越海岸線道路の歩道沿い側溝への転落防止対策についての要望書が町長宛てに提出されました。これは高松区民の一人がツアーバスから下車の際、喫茶樹理前のオープンの側溝に転落し、大けがをし、入院を余儀なくされたため歩行者の安全確保を行い、安全対策をとっていただきたい旨の内容でございました。  続きまして、平成21年1月28日付文書では、高松川越海岸線道路の歩道確保についてのお願いの要望書も出され、歩行者の安全確保のため歩道の設置要望がされております。  また、平成21年3月29日の高松区民集会では、同道路の喫茶樹理前から四日市境までの歩道設置の要望も出されました。以上、大きく3点の要望が本事業の契機となっております。  次に、2点目の具体的な事業内容をお聞かせくださいでございますが、現道幅員16メートルで4車線の道路を現段階の計画では全体の幅員16メートルは変えずに道路の構成を見直すもので、幅員3.5メートルの自歩道及び幅員1.5メートルの停車帯をそれぞれ両側に設けるとともに、車道については幅員3.0メートルで2車線とし、国道1号から国道23号までを計画しております。先ほど述べたように、計画区間につきましては国道1号から国道23号までが計画されていますが、施工区間につきましては当面は四日市市の行政区域も含め生活道路の要素も持ち合わせている国道1号から県道桑名四日市線までの区間を考えております。  続いて、3点目の現状はどんな意見があってどのようになっていますかでございますが、地域住民の皆様への説明会を平成22年9月7日及び平成23年3月9日の2回行っております。  その中で出た賛成側の主な意見としては、車椅子の方が医院に通院するのに不自由しているので、善処してほしい。高齢者が乳母車を押して車道を歩行していて非常に危険である。歩道の整備が必要。現状は通りにくい歩道で、駅に行くのに暗い裏道を通っているので歩道を整備してほしい。医院が3軒、コンビニが1軒あるが、狭くて歩けない。歩道が広がれば交差点も安全になり、通学路にもなっているため整備してほしい。大雨だと水はけが悪いので、解消してほしいなど具体的な状況を訴えられたものでございます。  それに対して反対側の主な意見としては、この道路が4車線になるということで土地買収に応じた、土地の寄附を申し出たくらいだ。道路の南側水路を暗渠化し、歩道にある電柱をそこに移設して歩道幅を確保すればよい。この事業をするより1号線の渋滞解消を考えたほうがよいのでは。町職員は歩道を歩いたか。私は1号から23号まで歩道を歩くことがあるが、危険と感じないなどでございます。  賛成者は主に沿線の個人及び関係自治会で、反対者は事業所関係者が主な方で、意見がまとまっていないのが現状でございます。  4点目の四日市市との間でどのように事業化していくということになっていますかでございますが、四日市市との間では行政区域が異なっていてもこの事業は歩調を合わせ1路線として取り扱い、それぞれ手戻りにならないようお互いに十分協議を重ね、慎重に取り組んでいくこととしており、本計画に対し今後、沿線の皆様の賛同が得られれば実施に向けていきたいと考えております。  最後に、5点目の事業完成の予定は立っていますかでございますが、先ほど申し上げたとおり現段階では住民の皆様の意見がまとまっていないことから四日市市も含め強引に事業を着手することは考えておりません。よって、事業完成の時期は未定でございます。  大きく2点目、8月8日の緊急地震速報に迅速に対応できたかの1つ目のJ-ALERT、防災行政無線個別受信機は作動したのかについてお答えいたします。  町の防災行政無線は、J-ALERTと連動しており、受信した情報を瞬時に自動的に住民へ伝達できる仕組みになっております。緊急地震速報は、地震の初期微動と主要動の伝達速度の差を利用するもので、地震発生後の大きな揺れが到達する前に警報を発することを目的とした地震の早期警報システムでございます。8月8日の緊急地震速報は、速報が出された時点で川越町には既に主要動が到達したと思われる地域であったため、緊急地震速報は受信しましたが、J-ALERTの設定上、防災行政無線は起動しなかったところでございます。地震は、震源域に近いほど大きな揺れが到達するまでの時間が短く、緊急地震速報が流れる前に大きな揺れが起こっている場合がありますので、主要動が到達する前のわずかな時間を防災業務無線の起動時間として設定して運用しております。  2つ目の行政として迅速にどのような対応しましたかについてお答えいたします。  緊急地震速報が流れた対応といたしましては、速報が出された時点で職員各自が地震による大きな揺れに備えました。しばらくしても揺れが起こらなかったので、誤報ではないかと思い、事実確認のためテレビやインターネットによる情報収集を行いました。その後、気象庁から県の気象情報端末を介して緊急地震速報が誤報であった旨の情報が入りましたので、対応を終えました。  3つ目の速報時の対応について調査、分析されましたかについてお答えいたします。  速報時の対応についての調査、分析でありますが、近隣市町の全国瞬時警報システムの起動状況などを調査したところ当町と同様に県内のほとんどの市町では緊急地震速報を受信しましたが、防災行政無線の起動までには至っていない状況であることを確認いたしました。今回のケースは誤報でありましたが、よい訓練の機会であったと捉まえて、今年度作成いたします職員初動体制マニュアルに生かしていきたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 栁川平和君。 ○4番(栁川平和君) ありがとうございました。いろいろと意見も賛成の方、住民に多いとか、反対の方は事業所の方が多いとかというふうな意見が出てるようですし、それから事業の歩道整備のほうをいろいろ伺って、ありがとうございました。  それで平成22年9月の29日ですかね、四日市市のほうではこういった調達公告というのが出されておりました。これは高松川越海岸線測量設計業務委託ということで出されておりまして、また23年の、2011年6月6日発行の建通新聞の中部版には、四日市市、高松川越海岸線改良、2021年度中に地元協議などをまとめて次第着工準備という表題で、四日市市は高松川越海岸線の改良を計画しており、地元などとの協議などをまとめ次第着工の準備を進めるというふうな記事が載っておりました。ちなみに四日市市は、平成23年度に50,000千円の予算をつけられたようです。  先ほど町長さんのお話でも、御回答のほうでもありましたけども、地元説明会は2回ほど開かれております。先ほど22年9月7日、富洲原地区市民センターで開かれたわけなんですが、このときこの事業、先ほどの高松地区の要望とか、それから天カ須賀地区からも出ておったんですかね、要望を受けられて事業の内容がこの説明会によって初めて説明がなされて、事業実施時期、質疑応答などがなされたようです、このとき先ほどの反対意見等は、また賛成意見等がたくさん出たと聞いております。  第1回目はさっき言いましたように高松川越海岸線歩道拡幅事業についてという説明会の表題です。第2回目は、表題が変更されて、高松川越海岸線歩道整備事業というふうな表題で、町長さんが言われましたように23年の3月17日に同じく富洲原地区の市民センターにて開催されました。この表題が歩道拡幅事業から歩道整備事業に変更されたわけなんですが、この辺の表題の変更からいろいろ第1回の説明会のときに先ほど町長さん言われたようなすごい大変な意見が飛び交ったというようなことは推測できると思います。第2回の説明会では、交通量調査の結果とA、B、C案という3案が出されております。先ほど町長さん言われたように、3.5メーターの歩道幅をとって、1.5メーターの路肩をとって、3メーターの2車線いうようなこととか、それから真ん中に右折帯をとろうとか、いろんな案が出されたようです。  それでその中でこの道路、今さら申し上げるまでもなく国道1号線と名四国道23号線を結ぶ重要な根幹となる幹線一級道路、町道です。この道路の事業化が関係者以外は知らないところで進められている。気がついたら工事が始まってしまっている。今さら何を言ってもしようがない。こうしたことに対して私は議員にならせていただく前からいろんなこういうふうな事業が目にしてきましたので、不信感を抱いていました。今回のこの事業もその一つじゃないかというふうに思っております。  私の立場を申し上げますと、歩道整備については大変賛成をしておりますが、2車線化については反対の立場です。まず、川越海岸線は、先ほども言いましたが、昭和37年に都市計画決定された幹線一級町道です。4車線の道路であったからこそ沿線に企業や店舗が出てみえたんじゃないでしょうか。その経済効果や税収は、いかほどであったでしょうかというようなことを思います。今さら2車線にしたら撤退する企業あるいは店舗も出てくるかもしれません。  ここに調査レポートというのがあります。これは三重県経済の動向と北勢地域の道路インフラ整備という調査レポートでして、2010年を振り返って、2011年を展望するというふうな立場で書かれたレポートです。それによりますと四日市市や鈴鹿市など三重県北部5市5町で構成される北勢地域において、道路インフラの現状に対する企業の満足度は決して高くないというふうに書かれております。四日市商工会議所が実施した企業向けのアンケートによりますと、北勢地域の企業が産業活動を展開するに当たってのマイナスポイントは何かというのに対して、道路、交通基盤という回答が最も高いシェア、20.4%も占めております。ちなみにその次の高いシェアを占めているのは、労働力というふうなことがいろいろあります。さらに北勢地域における産業基盤の強化のため重点的に推進すべき施策は何かという問いに対しても道路、交通基盤の充実というふうな回答が最も多くなっております。4車線を2車線にするというのは、道路インフラ整備というふうな点から見ると逆行しているんじゃないかというふうに私は考えます。  また、違う観点、防災の点から見てみますと、川越町史、これの534ページには、この都市計画道路は大震災発生の際の救助活動やライフラインとしての役割が大きいというふうに書かれております。平成23年1月23日午前7時から午後7時までに交通量調査を行いました。これは先ほどの事業などを行ったわけです。これがその資料なんですけども、この中で12時間調査の中で高松川越海岸線の車両通行は相互で6,594台ありました。北勢バイパスができて通行量が減少したとはいえ、まだこんなにも通行しているんですね。また、平成17年の交通センサスによると、国道23号線には3万9,881台の相互通行があります。もし大地震が起きたらと考えた場合、国道23号線の車両はどういう行動をとるでしょうか。車をとめて逃げるというのは原則ですけども、ほとんど車で行けるとこまで行こうというふうに考えるのが一般的ではないでしょうか。この車が逃げる道はどこがあるかっていうと、細かい町道は別にして大きく3本あります。1つは湾岸道路下の北勢バイパス、もう1本は富田山城線とこの高松川越海岸線の3本しかありません。大混雑は見えていますし、大渋滞は見えています。  しかし、この4車線を2車線にした場合、どうなるでしょうか。また、霞4号幹線とか湾岸道路、富田山城線の高架は最大震度が阪神・淡路大震災を前提に設計されていますので、今度の東南海地震は阪神・淡路大震災以上だというふうなことが予想されています。あり得ないと思いますけども、もし東南海地震が起きて霞4号でそれが崩壊してしまった場合、通れる道はもう高松川越海岸線、これしか広い道路はないんですよね。そうした場合、この道路の重要性がより鮮明にわかると思います。そしてまた、先ほどありましたように、4車線であれば渋滞した車が両端2車線にずっととまって逃げたとして真ん中の2車線は生かされます。そうした場合、この真ん中の2車線は緊急車両の通行としても利用できますし、先ほど川越町史にもありましたようにライフラインとして救援物資を運んだりとかいうようなことにも利用できると思います。先ほどの調査レポートの中にも災害時に消防や救急、物資輸送などを担う車両を優先的に通行させる緊急輸送道路にこれらの道路を組み込むことによって、万一の災害に対する備えを強化できることに(聞き取り不能)北勢バイパスのことを言ってるんですけども、もちろんこの高松川越海岸線もこれに含まれてるんじゃないかというふうに思っております。  また、沿線にある三重県富田トラック事業協同組合のガソリンスタンド、こちらのほうは災害対応型給油所というふうなものに認定されているそうです。ですからこれでいくと例えば災害時に電力がストップした場合でも自家発生装置があったりとか貯水設備があったりとか、それから緊急車両への燃料給油基地としてサポート活動行うというふうになっているようです。こうしたことから私は、4車線は必要であるんじゃないかというふうに考えております。  また、歩道の整備ですが、これも先ほどの町長さんの話の中の歩道整備からちょっと矛盾するかわかりませんけども、私は歩道整備についてもこれは必要不可欠であるというふうに思っております。先ほどの歩道賛成意見にもありましたけども、沿道には喫茶店とか飲食店、コンビニとか医院もありますから、歩道を利用した歩行者の方を無視することもできません。少なくとも車椅子が楽に通行できる歩道幅は確保したいというふうに思っております。  そこで再質問させていただきます。町長さん、よろしくお願いを申し上げます。4車線による経済効果、税収についてはどのようにお考えでしょうか。  2つ目に、当町の根幹として、また防災としての機能を兼ね備えた道路であると思うんですが、その点についてのお考えをお聞かせください。  3つ目に、歩道幅は計画されている3.5メートルではなく、車椅子が十分に通れる、車椅子が大体70センチぐらいと思いますから、2メートルもあれば十分だと思いますが、いかがでしょうか。  それから4点目に、先ほど申し上げましたように私たち一般の人が全然関係者以外は知らないところで事業が進めていってるというふうなことがあるもんですから、こういった根幹道路を4車線を2車線にというような大きな事業は、こういう計画を推進する前に町民の皆さんからパブリックコメントを聞くというふうな機会をこれから設けていってはどうかというようなことを思っております。この4点について再質問させていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 石川建設課長。 ○建設課長(石川雅英君) 栁川議員の再質問にお答えさせていただきます。  まず1点目の経済効果につきましては、私も詳しい状況まで把握はしておりませんですけども、やはり昭和37年、都市計画決定された時期、まさに高度経済成長の時代で産業道路の機能十分あったであろうかと思います。それからやはり時代変遷いたしまして、北勢バイパス、伊勢湾岸道路、そういった道路も開通しております。やはりそういった時代の世情の流れもございます。そういったことも勘案されておりまして、経済、税収効果と当時とは違った意味でやはり今回道路を整備してまいりたいと、そういうふうに考えております。  2点目の防災につきましては、議員のおっしゃるのは23号線から一般車両の避難のあり方をお尋ねかと思いますけれども、まさに南海トラフ巨大地震等による津波からの避難方法につきましては、国の津波からの基本的な方法といたしましては徒歩を原則としております。また、うちの川越町もハザードマップであくまで徒歩を原則とした指導をしております。車での避難につきましては、渋滞が起きて避難ができなくなることが予想されますので、一刻も早く津波から避難することを考えますと車を運転している方も車をとめて歩いて避難することが重要であろうかと思います。お尋ねの高松川越海岸線につきましては、幅員が広く避難路として考えられますけれども、避難路は安全に歩いて避難できる道路でなければなりませんので、この事業の実施に当たりましては関係者方々と協議をして進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  3点目の歩道の幅につきましては、議員おっしゃる2メートルあれば車椅子の方十分であろうかということなんですけれども、実際現実2メートルあればいけるんではないだろうかと思うんですけれども、今のバリアフリーの基準でいきますと、自歩道ですね、自転車と歩道の最低の幅員は3.5メートルとされております。こういったことに倣って3.5メートルという幅員でどうかということで四日市さんとも協議を進めてまいってきておるところでございます。  4点目の皆さんが御存じないということなんですけれども、少なくとも私どもこの事業の説明会2回をして、住民さんの説明、四日市さんとともに2回説明しておりまして、その折には高松地区回覧で回覧文書回させていただいて招集させていただいておりますので、その辺は地区の皆様方には十分行き渡っておるんではないかというふうに考えてはおりましたんですけども、見られない方もみえるかとは思ったんですけども、そういったことで地区の皆様には回覧をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 栁川平和君。 ○4番(栁川平和君) 再々質問じゃないんですけども、先ほど再質問の回答になっていないと私は思うもんですから、もう一度再質問させてもらっていいでしょうか。 ○議長(安藤邦晃君) 再々になります。 ○4番(栁川平和君) 再々になっちゃいますか。 ○議長(安藤邦晃君) はい。 ○4番(栁川平和君) それでは、再々になっちゃいますので、じゃあ、進みます。  今、石川課長さん答えてもらったんですが、町長さんの御意見もお伺いしたいと思ったもんですから、町長さんにということで質問させてもらったんですが、再々になっちゃいますね、これも。 ○議長(安藤邦晃君) はい。 ○4番(栁川平和君) そうですか。大変残念です。  私は、当該地区、高松地区の方や沿線の方に話をお伺いしました。やっぱり皆さん私と同じように4車線は残したいというふうな御意見がほとんどでした。御意見としては、先ほども御回答のほうにありましたように、電柱を地中化する。ケーブルボックスはどうしてもできますので、民有地の中に入れてもいいんじゃないかというふうな方もみえました。  また、違うところでいろいろ話を専門の方に伺ったんですが、車道幅を3メートルから2メーター75にして、出てきた50センチを歩道の拡幅にして1メーター50を2メーターにしたらどうかという意見もありました。先ほど自歩道だと、自転車も通る道路だと3.5メーターというふうなことを言われましたけども、そうじゃなくて自転車はちょっと、これは公安の問題になると思うんですけども、省けば歩道というふうな位置づけからいけば2メーターでもいいんじゃないかというふうに思っております。  もう一つは、現実には私もちょっと歩いてみたりとか、車で通って、とかいろいろやってみたんですけども、3メーターの車幅はあるんですけども、1.5メーターの歩道と50センチの路肩というのは現実にちゃんと確保されているのだろうかというふうに思いました。ちゃんとはかって確保されていないところもあるんじゃないか。電柱が真ん中にぼんとあったりしますので、その辺もありますけども、この辺も測量を一度精査していただいていま一度見直していただきたいというふうに思います。そしてぜひともいろんな御意見を集約していただいて四日市市と十分に密に協議をしていただいて歩道を整備していただき、安全で安心なまちづくりをお願いしたいと思います。この辺で先ほどの、前に戻りますけども、自転車も、自歩道というようなことなんですけども、自転車を省いて歩道だけにとりあえずは確保して歩道を推進すると、歩道整備をするというふうなことについてはいかがでしょうか。再々質問よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 石川建設課長。 ○建設課長(石川雅英君) 再々質問にお答えさせていただきます。  自転車を省いて2メートルということでどうかということなんですけれども、世間見ていますとやはり自転車で事故結構あるんですよね。自転車乗っておる方がある歩行者にぶつかったりとか、例えばまた自転車同士がぶつかるとか、結構狭い都会で頻発しておる事故だと思うんですけども、やはりそういったことを考えますとせっかくつくるんでしたら自転車の通行も考慮して、バリアフリーの基準でもございます、そういうことで最低限3メートルは確保したいと考えておりますけれども、よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 栁川平和君。 ○4番(栁川平和君) ありがとうございます。  自転車の事故なんですが、これはどっちかというと歩道を自転車が走ることによって起きてる事故がほとんどやと私聞いてます。だから自転車道が整備されればそれはなくなるんですけども、やはり歩道を行くとどうしても車が脇道から出てくるときにぶつかったりとか、自転車同士がすれ違ってぶつかる。歩道は歩道として人優先で考えてほしいというふうに思います。前にも言いましたように、安全で安心なこの道路を皆さん思っているように何とか4車線化を確保していただいて歩道整備もあわせて2メーターにするなり、いろいろな方法を考えてぜひ実現していただいて安全で安心なまちづくりをお願いしたいというふうに思います。ありがとうございました。  それでは、大きな2点目の8月8日の緊急地震速報について再質問させていただきます。  先ほどは御回答をありがとうございました。  J-ALERTとか防災行政無線個別受信機が作動はしなかった。これはなぜかというと、揺れが来るまでの間の時間的な誤差というんですか、誤差というか、すき間の時間が何秒か設定されてるから作動しないということで、全国的にこれはもう決まっているみたいですね。だから作動しないというのはわかるんですけども、しかし、本当に東南海地震が起きた場合、連動でここに活断層が東海道のとことか朝日町のとことか伊勢湾のほうにも活断層が走っております。それが東南海地震による連動で活断層が動くというようなことも想定されているようです。そうすると何秒かのすき間の時間があって、それでJ-ALERTの個別受信機も動かないというようなことでいいんだろうかというふうに思いました。ですからその辺のところをもう少し精査していただくといいんじゃないかなと思います。  それともう一つは、誤報のときにどういうふうに職員の方とか動かれ、例えば4時50何分ですから、まだ庁内にはお客様も町民の方も見えたかわからんというふうに思います。その方たちを速報が流れたときに職員の方はどのように誘導されたのかな、その辺の調査とか分析もあったほうがいいんじゃないかと思います。  もう一つは、町民の方の行動調査ですね、私のように何もしなかったとか、娘たちは机の下に逃げたとかというふうなところも実際に、あるいは要援護者の方、高齢者の方ですね、それから弱者の方、弱者の方というと身障者の方というだけじゃなくて、例えば外国人の方とか、そういうふうにたまたま出張で川越町に来てみえた方がわかればその方々の誘導をどうするかというようなこともこの際、検証するにはいい機会ではないかなというふうに思いました。  そこでそういったことも含めて今回は調査をされていないというようなことですので、それを踏まえて再質問させていただきます。抜き打ち的な防災訓練とか避難訓練をして、こういったことをまた調査してみようというようなことはされる予定はございますでしょうか。
     それからもう一つは、要介護者の方とか高齢者の方など弱者の方の避難が必要な時間、例えば近くの避難所に行くには車椅子の方が何分かかったとかというふうな時間を計測する避難訓練といいますか、いうふうなことをされる予定ありますでしょうか。その2点についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 伊藤防災担当監。 ○防災担当監(伊藤 仁君) 栁川議員の再質問の1点目でございます。J-ALERTの件でございまして、抜き打ちでそういった防災訓練をしたらどうかというふうなことだと思います。今回本当にJ-ALERTの誤報がございまして、職員も何も対応できなかったということが明らかになりました。その中で今後の職員に対してのまず防災訓練のあり方といたしましては、栁川議員が申されるように抜き打ちでというようなことも一つ訓練のあり方としてはあるのかなとは正直思っているところでございますので、またこれも年間のスケジュールの中で一つの検討材料として考えさせていただきたいと思っております。  それから2点目の災害弱者の避難に要する時間の件でございますけども、健常者の歩行速度は大体1秒間に1メートルというふうに言われているところがございます。なおかつ小さなお子さんとか高齢者、障害のある方につきましてはその半分の1秒間に0.5メートルというふうなデータもあるところでございます。そういったことを考えますと南海トラフというふうなものが今後起こるということが予想されておる中で、可能な避難時間というのも今後はそういったデータをもとに川越町としても考えていかなければならないのかなと思っているところでございます。そういったデータを用いまして実際に訓練に取り組むというふうなことも比較検討しなければならないというふうなことになってまいりますので、その際には地元の区長さん、そして自主防災の委員の皆様の御協力もいただきながら、そういった訓練にも取り組んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 栁川平和君。 ○4番(栁川平和君) ありがとうございました。職員さんに対して抜き打ちに防災をやってみたいというふうな伊藤さんの考え、すごいよかったと思います。期待しております。よろしくお願いします。  それと、もう一つは、今回の誤報を受けて、職員さんの初動マニュアルをつくられようとしているというふうなことなんですけども、これもぜひ、この辺のことを生かして作成をお願いしたいと思います。  それから、先ほど申し上げました避難必要時間の計測なんですけども、例えばタウンウオッチングをしてみて、ブロック塀が倒れるんじゃないか、倒れる可能性があるところ、空き家で瓦が落ちてくるとか、家が倒れるようなところいうようなところも把握した上で、健常者の方も含めて、要介護者の方とか弱者の方に対して、ぜひ時間を入れ込んだ避難訓練をぜひとも、また機会があれば実施をしていただきたいというふうに思っております。  以上、いろいろ質問させてもらいましたけども、これで私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(安藤邦晃君) これにて栁川平和君の質問を終わります。  暫時休憩いたします。開始時間を午後1時とします。               午後 0時11分 休憩               午後 1時00分 再開 ○議長(安藤邦晃君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、1番、松岡正敬君の質問を許します。  松岡正敬君。 ○1番(松岡正敬君) 1番議員、公明党の松岡正敬です。議長のお許しを得たので、一般質問をさせていただきます。  まず、昨日のゲリラ豪雨等、極端な現象が起きております。1時間に100ミリを超える雨など、異常気象、竜巻など、もう今ではいつでも起きるようになってきました。それと、第6次川越町総合計画には、防災・減災対策が入っていませんが、25年6月議会で、川村町長より施政方針が出されました。町政の基本方針が前進の芽、成長の芽、元気の芽を開花させたいとありましたが、具体的にどのようなことか伺いたいと思います。  そこで、2点についてお伺いいたします。  施政方針の中で、重点施策は何か。そして、どのように優先順位をつけて行っていくのか。  2番目に、第6次川越町総合計画と、これからの防災・減災対策との関連についてお伺いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 松岡正敬議員の御質問にお答えいたします。  まず1つ目の私の施政方針における重点施策は何か。また、どのように優先順位をつけているのかについてお答えいたします。  まず、重点施策についてですが、本年第2回定例会時における施政方針で述べさせていただきましたが、伊勢湾台風時に甚大な被害を受けました当町においては、先人の方々から引き続き進められてきております住民の生命と財産を守るまちづくりは重要であります。昨今においては、いつ起こってもおかしくないと言われております南海トラフ巨大地震が危惧されることから、防災・減災対策が最重点施策と考えております。  また、少子化社会が進む中、当町においては、定住される若年層の人口が年々増加していることは大きな財産であることから、将来の川越町を担う宝であります子どもたちへの児童施策や安心して子育てができる環境づくりとしての子育て支援策も重点施策と考えております。  そのほかにも、高齢者、障害のある方などに対する福祉施策の充実や地球温暖化や化石燃料の枯渇に対応する環境施策も重点施策と考えております。  次に、重点施策を進める上での事業の優先順位についてですが、地方分権が進められている今日においては、国や県の政策動向を踏まえつつ、議員の皆様や各地区、各種活動団体を初め、より多くの方々の御意見をお聞きすることにより、多様化する行政サービスへのニーズの把握に努め、当町の実情に合った諸施策を優先的に行っていかなければならないものと考えております。  しかし、諸施策を行う上では財源が必要となります。議員の皆様も御承知とは存じますが、当町における財政は、近隣市町に比べ、地方税収が多いことから、現在は裕福と言って過言ではありませんが、この税収も年々減少しているのが現状であります。このような現状においては、将来を見据えつつ、限られた財源の中で事業の取捨選択による施策を行っていく必要があるものと考えております。  2つ目の第6次川越町総合計画と、これからの防災・減災対策との関連についてお答えいたします。  第6次川越町総合計画は、町の将来像を示し、長期展望に立ったまちづくりの目標と、それを実現するための施策を定める町の最上位に位置づけられる計画で、施策の内容を部門別に掲げております。総合計画の中で、防災・減災対策に関する事項は多岐にわたっており、それぞれの基本計画に基づき事業を進めているところでございますが、総合計画策定後に、これまでの想定をはるかに上回る東日本大震災が起こり、その後に南海トラフ巨大地震に関する被害想定などが中央防災会議から発表されるなど、時勢とともに防災・減災対策のあり方も変わってきております。  防災・減災対策事業については、国、県などの動向も踏まえ、臨機応変に対応してまいりたいと考えております。また、平成27年度末には総合計画の後期基本計画を策定することから、その際には南海トラフ巨大地震も想定した基本計画の策定を行ってまいりたいと考えております。  以上、概要を御説明いたしましたが、今後とも事業を推進する上で、皆様方の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 松岡正敬君。 ○1番(松岡正敬君) 優先順位をお答えいただいたんですが、例えば今度、川越町図書館等複合施設が建設されますが、その後に次の箱物をつくる予定はあるのかどうか。例えば福祉センターのようなものをまた次の箱物としてつくる予定があるのかどうかというのをお聞きしたいのと、それと、減災対策として、学校施設の有効利用と設備の充実を望みます。例えば四日市では、富洲原小学校等、外部階段から屋上へ避難できる施設を進めているが、当町ではそのようなことを考えているかどうかというのと、あと、防災・減災について、学校施設の有効利用と生徒に対しての教育を、学校任せだけではなく、防災担当監がリーダーシップを持って、これも取り組んでいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 松岡議員の再質問にお答えいたします。  まず、私のほうから、今後の箱物施設の整備についてお答えいたします。  箱物施設の現状といたしましては、過去20年来、各地区公民館、総合センター、総合体育館、児童館など、それぞれの各分野における住民サービスの向上を目的に必要な施設整備を行ってまいりました。現時点では、おおむね整備は完了したと考えておりますが、先ほど議員の申されましたように、郷土資料館並びに中央公民館の老朽化と、かねてからの図書環境に対する住民ニーズを踏まえて、本年度より図書館等複合施設建設事業を進めております。  松岡議員の再質問であります今後の施設整備計画につきましては、多様化する住民ニーズの把握に努め、必要な施設整備の検討はしなければならないものの、施設整備後には維持管理費も必要となり、財政健全化の観点から、基本的には新たな施設整備を進めるのではなく、現施設の維持管理及び老朽化による改築を行っていくものと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。  あと、学校に、校舎に外側から階段をつけるのかどうかのことについては、いろいろ防災担当監のほうとも検討しながら進めてまいりたいと考えます。  あとのほうは、担当監のほうから答弁させますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 伊藤防災担当監。 ○防災担当監(伊藤 仁君) それでは、松岡正敬議員の再質問について御答弁のほうをさせていただきます。  児童生徒に対する防災教育について、防災担当監が現地のほうに出向いて防災教育をというふうな質問の内容だと思います。  防災教育は、子どもたちが災害への心構えや知識を身につける教育でございます。東日本大震災以降、防災教育の重要性に鑑みまして、大きく取り上げられるようになりました。このため、教育と行政が連携しまして、防災教育に取り組むことが重要でございます。  学校におきましては、川越町の学校における防災計画を基本に、学校防災計画を策定し、防災教育、防災訓練、研修等に取り組んでいただいており、この7月、8月には、川越北、南小学校におきまして、先生方を対象としたものでございましたが、行政、教育、町ボランティア団体連携のもと、避難所の開設、設営訓練と、校庭に設置されました緊急貯水槽の操作訓練に取り組んだところでございます。  今後も子どもたちが主体的に訓練等に取り組むことができる内容を検討いたしまして、教育委員会と連携を図りながら防災教育の推進に取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 松岡正敬君。 ○1番(松岡正敬君) ありがとうございます。  先ほど町長のほうから、次の具体的な箱物はつくる予定ないということで、現施設の維持管理等を充実させるということでお答えありました。一昔前までは行政がやらないとできなかったことでも、今は民間で行っているものもありますので、民間のサービスが充実してきたものについては、民間を利用して、やはり将来の負担を少しでも少なくしていっていただければなと思います。  それと、あと、南海トラフ等、大地震の対策に計画的に取り組んでいっていただきたいと思います。なぜなら、計画的に取り組んでいくことによって、予算を平準化して計画的に進めていっていただきたいというふうに思っております。とにかく、今、これからやはり防災・減災については、息の長い計画で進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。これで質問を終わらさせてもらいます。 ○議長(安藤邦晃君) これにて松岡正敬君の質問を終わります。  次に、10番、松岡正克君の質問を許します。  松岡正克君。 ○10番(松岡正克君) 10番議員、松岡正克でございます。議長のお許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。  それでは、町長、2期目の目的として、各施策方針の中で、今後に起きるであろう南海トラフ大地震を見定める中で、危惧される中で、当町の地域性を見据えますと、防災・減災対策が必要となってきます。機能強化は今後の課題でございますので、今から質問します2項目に対して、よろしく御答弁のほどよろしくお願いいたします。  二度と、昭和34年に伊勢湾台風が9月の26日、伊勢湾台風がこの川越町を悲惨な目に遭わせました。私らも、思い起こすと、やはり川越町で170数名が犠牲になりました。それで、60年近くたったんですけども、今後、南海トラフがまた来るであろうという危惧をしております。それに対して、何回かこの問題を取り上げますけども、これに遭うたら、川越町はやはり大変なことになると思いますので、これをちょっと聞いていただきたいと思います。  この前、4月に各雑誌で載りましたけども、三重県はやはり東北大震災で16,900,000,000千円が要りました。やけど、今回、南海トラフで起きるであろうという予算が、三重県だけでも16,900,000,000千いう。それから、4万3,000人が死亡すると。それで、家屋が13万軒、家屋が焼失したりします。そういうことが二度とあってはあきませんので、以前に宮田町長がやはり伊勢湾台風でさんざんな目に遭いまして、川越町が海地であったのを埋め立ていたして、今の町がなされておりますけども、一番私が危惧するのは、川越町で3カ所危険な箇所があります。朝明川と町屋川と中央排水路、中央排水路がやはり南海トラフで津波が来るとなると、中央排水路が大変危険なんです。一応向こうから、伊勢湾から来まして、津波がどういう高さになってきますかわかりませんけども、予想されるのには3メーターから4メーター以上あると。やけど、あそこはぶっつけの港です。行き当たったらもう必ず超えると思います、私は。それで、地震がいった後に、堤防は崩壊されると思ってます。  それで、今後、町長に今答えていただきたいのは、こういうやつを踏まえながら、町長が今後どのような決断されるか、それをしっかりとお聞きしたいと思います。  それから、2点目です。松阪場外の現況は、今後の現況と見通しをお聞きしたいと思います。  2点ほどよろしく御答弁のほどお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 松岡正克議員の御質問にお答えいたします。  南海トラフ巨大地震の今後の対策については、どう考えているかということでお答えいたしたいと思います。  国の中央防災会議が発表いたしました被害想定は、想定外をなくすという観点から、最大クラスの地震、津波が発生した場合の被害を取りまとめたもので、その金額等は途方もない額などで、その大きさに驚くとともに、冷静に受けとめているところでございます。  この被害想定の性格は、命を守ることを主眼として、防災・減災対策を検討するために想定したもので、耐震化等の防災・減災対策を講じれば、被害量を確実に減らすことができるものとされています。防災・減災対策を考える上で重要なことは、東日本大震災から学んだように、日ごろから避難訓練や防災教育、災害教訓の後世への伝承などのソフト対策を充実することであり、継続的に実施すれば、必ず効果を発揮するものでございます。  南海トラフ巨大地震対策についての最終報告では、津波から命を守るために、海岸保全施設等の整備、維持を前提として一人一人が主体的に迅速に適切に避難することとされておりますので、これらの報告を踏まえて、引き続き関係機関に対し、海岸堤防の改修を強く働きかけるとともに、防災の日常化の意識づけに向けて各種訓練などに取り組んでまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。  次に、2点目の松阪場外車券売場の現況と今後の見通しについてお答えいたします。  まず、現状についてでありますが、議員も各種新聞等で御存じとは思いますが、この松阪競輪事業は、民間会社に委託して事業を存続させるといったものになりました。今回この業務を受注したのは、日本写真判定株式会社という会社で、主に全国の競輪場における写真判定業務や審判ビデオ撮影業務などを中心に行っているほか、富山競輪場、千葉競輪場の総合運営も携わっており、競輪事業と密接な関係を持つ会社と聞いております。契約期間は、今年度の後半部から平成27年度までの約2年半ということでありますので、少なかれこの間、この事業は存続されるものとなりました。  そして、この契約の大きな特徴として、その間発生した赤字の補填については、受注者が全て負担し、利益を得た場合は、委託者と受注者が分け合うといった全国的にもまれな事例と聞いております。  次に、今後の見通しにつきましては、まず、この事業の経営改善に関するものでありますが、経費削減を意味した減らすということと、集客、売り上げ向上を意味するふやすといった2つの大きな柱を掲げ、同時に取り組んでいくと聞いております。  もう少し具体的に申しますと、減らすという観点では、発券、警備、映像、あるいはバス運行業務といった既存の業務の徹底的な見直しを図り、支出を削減する。それと同時に、ふやすという観点から、一例として併売レースの増加などにより、売り上げ向上を図りたいといった多岐、多様にわたる取り組みを進めていくと聞いております。  次に、松阪市からの協力金に関するものであります。現状における協力金の状況は、当町にとって決して満足できるものでないことは承知しており、これまでも再三にわたり松阪市に訴えてまいりました。今回民間委託され、事業存続が決まったことにより、松阪市との土地転貸借契約の変更事務が発生いたしますので、これらも踏まえて、新たな覚書の締結に向けて取り組んでおります。  以上、述べましたとおり、現時点においては、今後の事業展開などが確定されたものではないため、具体的にお答えすることはできませんが、引き続き事業者との情報共有を密にし、将来的なことも見据えて対応していきたいと考えております。  特に売り上げ向上に関するさまざまな取り組みについては、当町を含め、多様な関係団体との協議や同意といったものが必要と推測いたします。今後、具体的なものが示された場合、事案によっては議会や自治会などにも事前に御相談をさせていただく場合も考えられますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 松岡正克君。 ○10番(松岡正克君) その南海トラフの件なんですけども、町長さんの言われることはいつものとおり、言われたとおりでございます。やはり一番危険となっておりますのは、大体、町屋川と朝明川の河床をどうしたいかいうことであり、こういう場で述べていただきたいなというふうに、私はそういうふうに思います。  それで、中の中央排水路、非常に危険であります。あそこが県なんかできちっと海岸の堤防を補強すると言われておるけども、やはりいつから始まって、そういうことがいつから始まって、どういうことも一回はっきりしていただきたいと。私が例えば海から眺めてみますと、もう非常に危険な、今すぐ来ても、あれが、危険やなというふうに感じておりますので、そういうお答えがいただけやんことには、せっかく一般質問した必要がありませんので、ぜひ答えていただきたい。  結局、伊勢湾台風で、町長さんは知らんか知らんけども、やはり結局堤防が切れてずたずたになりまして、亀崎方面が170人近く、福崎も10人ぐらい犠牲になりましたし、下新田で私の親戚の人もやはり犠牲になって、大変残念なことがあります。そういうことが二度とあってはいけないので、宮田町長が埋め立てをわざわざしてまでああいう堤防をして、借金をこしらえて、してもったけども、今は結果がよくなっているんですけども、やはりまだ中央排水路が残って、今回ああいう、東北のああいう大震災がなければ、私はそういうことが今浮かびませんけども、ああいうところで、陸前高田なんか見て、やはり全然、2年もたってもいまだに何もできとらんちゅうような状態で、放っておいては、もう陸前高田なんかでも不満まるけですね。ああいうことがやはり町もこれからそういうことを真剣に考えて、河川や、そしてから、河川と、町屋川や朝明川も、中央排水路もやはり今後どういうふうにしたいんやちゅう考え方を述べてもらわんことには、私はちょっとこの一般質問しとる意味がありませんので、それをぜひとも詳しく述べていただきたいなというふうに、皆さんから言われてますので、そういうこともやはり、トップならこういう計画してますちゅうことを述べていただきたいなと。それが一般質問と私は思いますので、ぜひお願いしたいと思います。  それで、松阪場外のことをちょっとお聞きしますけども……。 ○議長(安藤邦晃君) 松岡議員、項目別でやりますので。 ○10番(松岡正克君) それじゃあ、お願いします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 松岡議員の再質問にお答えいたします。  私も昭和34年の伊勢湾台風には、気がついたら畳の上に乗って浮かんでおりました。家族がやっぱりそのときは一致団結して、天井を破って屋根裏に逃げたという思いも私、記憶にございます。そういうこともあって、何回も述べてますけど、これからの防災・減災対策が町の最重要課題として捉えておりますので、松岡議員のおっしゃる朝明川の河床の掘削、これはやはり県との話をさせていただいて、部分的ではございますけども、計画を持っていただいて、今後進めていただくということを聞いておりますし、時期的なことがありますので、続けてできないというのがなかなか難点でございますけども、県がやっているときに町独自の工事も一緒にあわせてやりながら、やれる範囲を広げておるという現状でございます。  それと、あと、今県のほうで朝明川の河川の整備計画を行っておりますので、それにあわせて、またいろんなことも御報告できるかなというふうに考えておりますし、中央排水に関しましては、各企業さんもありますし、県のほう、そしてまた関係団体との話をしながら、今後また進めていきますので、その辺御理解いただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(安藤邦晃君) 松岡正克君。 ○10番(松岡正克君) この件を再質問してもよろしい。 ○議長(安藤邦晃君) はい。 ○10番(松岡正克君) 町長さん、先ほどのお答えよりも大分前進したお答えをいただきまして、ありがとうございます。  朝明川はそうですけども、町屋川はどうなっとるんですかと。それをまたお聞きしたいと思います。町屋川の件もまだありますもんで、亀崎方面もあるで、やはり町屋川の東のほうが草まるけで、河床がかなり水が防害されとるちゅうやつも、それもついでにお答えいただきたいなと思います。  それと、やはりこの問題は、もうこれは誰やなくて、町長が決断、こういう難しい問題は町長がある程度決断してもらわんことには、我々も一般質問したあれがありませんもんで、そういうやつをはっきりしていただきたいなと思います。大体、朝明川は今後、この間も県議にちょっと聞きましたけど、厳しく言いましたけども、やはり県としては予算がないので、なかなかできやんかなと私は思っておりますので、そういうやつをちょっと町長さん、よかったらお答え願いたいと思いますけど。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 員弁川の件は、川越側の木はほぼ全部切っていただいたと思っております。ただ、真ん中辺に残っているは、桑名側ということで、桑名側、そしてまた上のほうは、そういう木を切ってくれという要望が出てないということで、県のほうも何ともできないということをおっしゃっておりますし、先日は、員弁川の桑名側、川越側の堤防の状況をもっとしっかりと県のほうに見ていただいて、やはり川越のほうもしっかりとしたものにしてくれというふうなことを県のほうに要望してまいりました。朝明川のほうは、少しずつですけども、計画的にやるということはちゃんと回答いただいております、この秋も少しかかっていただく予定でございますので、御理解いただきたいと思います。 ○10番(松岡正克君) この質問、もう一回よろしい。 ○議長(安藤邦晃君) これは終わります。 ○10番(松岡正克君) これはもう終わりですか。 ○議長(安藤邦晃君) 松岡正克君。
    ○10番(松岡正克君) それでは、松阪場外のあれの件を聞きたいと思います。  松阪場外もかなり、こんどかい新しく日本写真判定がされると思いますけども、後で松阪がやはりあの土地を返すと思います。今後、あの土地の利用や川越町で何か土地を返された場合の、地主にいきなり返すというたかて、ああ、返してくれたかって、そんなわけにいかないと思いますので、やはり責任持たんなんところがあると思いますけども、そういうことをどういうふうに考えておられるのか、課長でも結構ですので、よろしくお願いしたい。 ○議長(安藤邦晃君) 木村企画情報課長。 ○企画情報課長(木村光宏君) 松岡議員の再質問にお答えします。  松阪競輪の土地につきましては、今、現段階におきましては、やはり松阪市が競輪をやっているというところでございますもので、まずは当面それを見守っていきたいと考えております。  おっしゃるように、我々が地権者との借地料等々についての協議に行った際に、今、松岡議員がおっしゃられたような御意見もいただいております、将来に向けて。行政といたしまして、今の段階で将来に向けて町が土地を買い取るとか、そういったところまでは一切考えておりませんと。当然行政の役目といたしましては、後に使えるようなことも踏まえて、企業の模索など、そういったものをやっていきながら、地権者さんのほうに情報提供をしていくというふうに今の段階ではお答えしておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(安藤邦晃君) 松岡正克君。 ○10番(松岡正克君) いや、もう私は聞きまして、十分でございます。また今から、3カ月か4カ月ぐらい、時期の機会がありましたら、いろいろなあれがなければ、また再度いたしますので、そういうことを踏まえて、終わりたいと思いますので、ありがとうございました。 ○議長(安藤邦晃君) これにて松岡正克君の質問を終わります。  次に、9番、石川奈々子君の質問を許します。  石川奈々子君。 ○9番(石川奈々子君) 9番議員の石川奈々子でございます。  私は、202030に向けてという題で一般質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  202030は、2020年までに社会のあらゆる意思決定の場で女性の参画が少なくとも30%にしようとする国の目標であり、その期限まで、あと7年になりました。安倍首相は就任の折に、女性が活躍し、子どもを産み育てやすい国をつくっていくことが使命だと表明し、閣僚や官庁幹部に女性を積極的に登用しております。川越町も男女共同参画推進計画、これを平成20年3月につくりました。平成23年3月、第6次川越町総合計画にも、これですね、男女共同参画のことは明記されております。  そこで、質問いたします。1つ、男女ともに仕事と家庭の両立ができる働き方の実現を目指し、平成21年度に育児・介護休業法が改正されました。平成24年7月1日から、短時間勤務制度、所定時間外労働の制限、介護休暇の制度が従業員100人以下の事業主にも適用されるようになりました。男性の子育ての参加、仕事、育児、介護の両立支援が一層進むと思われます。女性に対してのアクションばかりが目立つ男女共同参画ですが、男性の協力、そして理解がなければ実現できないことでございます。ここでは、子育てに絞り、女性が活躍し、子どもを産み育てやすい仕事と言われる公務員、お膝元の我が役場の、そして学校、幼稚園、保育園の育児休暇の取得状況はどうなっていますか。  2つ目には、育児に積極的な男性を指してイクメンという流行語もあります。三重県では、知事が率先して育休をとりました。しかし、男性の理解はまだまだ低いと言わざるを得ないのが現状でございます。より一層の啓蒙活動と、行政レベルの支援が必要だと思います。男性職員の育児休業の取得状況と期間はどのようになっておりますか。  3つ目ですが、かつては3世代同居が一般的だったのですが、ライフスタイルの変化から核家族化も進み、また経済的需要や女性の社会進出も急速に進みました。そのことによって、子どもの育ちや中高年の男性の生活自立に新しい課題とニーズが生まれるのではないでしょうか。女性が男性社会に入っていくように、男性が女性の職場に飛び込む、双方があってもよいのではないでしょうか。そこで、男性保育士を考えてみました。女性保育士の補助に加え、簡単な施設の整備や補修も行ってもらえます。また、子どもや保護者にとっても、女性が中心の保育職員にも、貴重な存在として評価されるのではないでしょうか。当町としては、世代間交流を考えて、中高年の保育士、または男性保育士の適任者があったならば、将来的には採用するということを考えておられるでしょうか。  4つ目ですが、三党合意から発した税と社会保障の一体改革の子育て支援分野は、新たな制度として、子ども・子育て新システムが導入されようとしています。平成25年度を目指していると聞いておりましたが、先送りされ、現在、平成27年度を目指そうとしているとのことでございます。先ほどの寺本清春議員の質問や教育長の答弁から、川越町は待機児童が大都市と比べて、大きな問題もなく、そして幼稚園も増築の予定とのお話、そして3歳児保育の実現など、全国平均と比べて、大変恵まれた環境にあります。今は情報が以前と比べて、その気になれば高度な情報がインターネットで誰でも入手できるようになっております。これからの幼稚園、保育園に入園を希望している親は、ひばり保育園や教育方針、そして利用料の改定、幼稚園の拡充、各種保育園のどうなっているのだろうということを気にしていると思われます。当町として、新しい仕組みをどのように取り入れていこうとしておられるのか、お話を伺いたいです。  そして、最後の5番目ですが、202030について、町長はどのようにお考えですか。  以上、202030に向けて、5点質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 石川議員の御質問にお答えいたします。  1番目の役場、幼稚園、保育園などの育児休暇取得状況はにつきましてお答えいたします。  平成25年9月1日現在で、育児休業が取得できる対象職員は13人で、そのうち育児休業をしている職員は5人、全て女性職員でございます。  2番目の男性職員の育児休業の取得状況と期間はにつきましてお答えいたします。  平成20年度から24年度までの直近の5年間で、育児休業が取得できることとなった職員は、男性が15人、女性が14人の延べ29人でございましたが、うち育児休業取得者は14人、全て女性職員で、男性職員はございませんでした。  3番目の中高年の保育士、または男性保育士の採用はにつきましてお答えいたします。  現在保育士の募集につきましては、性別の特定はしてございません。また、採用時の年齢要件といたしましては、募集年度において39歳までとさせていただいております。これは、保育士職員の年齢構成を勘案しつつ、できる限り門戸を広げようとするものでございます。したがいまして、年齢に限りはありますが、男女の区別なく採用させていただきます。  4点目の子ども・子育て新システムを川越町はどう取り入れるかにつきましてお答えいたします。  まず、当初政府案では、子ども・子育て新システムと呼ばれていましたが、国会の審議の過程で、総合こども園の撤回など、大幅な修正が加えられた結果、現在は子ども・子育て支援新制度と呼ばれています。この新制度は、社会保障・税一体改革大綱の中で、子どもを産み育てやすい社会を目指して創設することとされ、その目的として、1つ目に、質の高い幼児期の学校教育、保育の総合的な提供、2つ目に、保育の量的拡大、3つ目に、地域の子ども、子育て支援の充実を掲げております。なお、新制度の実施に当たりまして、本年度、国に設置される子ども・子育て会議の中で基本指針が定められますが、各市町村でも新制度への移行に先立って、国が定める基本指針に基づいて、地域の保育需要等を踏まえた子ども・子育て支援事業計画を策定することとされております。当町においても、子ども、子育て支援に関する町民の皆様のニーズを十分に把握するとともに、子育て中の方、子育て支援に携わっている方などの意見をお聞きしながら、事業計画の策定を進めていきたいと考えております。  5点目の202030について、町長はどのように考えているかにつきましてお答えいたします。  202030は、社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的地位に女性が占める役割が少なくとも30%程度になるように期待するというものを、平成15年に内閣府男女共同参画局が示したものであり、男女共同参画社会の実現に向けた大きな一つの施策指標と捉えており、具体的な数値を示すことにより、実効性のあるアクションプランを設定することが可能になると考えております。  当町としても、これらを目指すに当たり、川越町男女共同参画推進計画を平成20年に策定し、それらも加味した第6次川越町総合計画の中で具体的な目標値を掲げるなどをして、関係団体とともにさまざまな取り組みに努めております。こういったものにより、現状における女性の登用率につきましても、地方自治法第180条の5に基づく委員会等におきましては14.3%、第202条の3に基づく審議会等では19.5%となっており、以前、議員より御質問いただいた平成22年9月議会時と比較いたしますと、ともに5ポイント弱ほど増加しております。今後も総合計画や202030の目標達成に向け、更なる広報啓発活動や活動団体への支援などを続け、これらの本質的な狙いである男女共同参画社会の構築に向け取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 石川奈々子君。 ○9番(石川奈々子君) 大変丁寧なお答えをいただきまして、ありがとうございます。  一つだけ再質問をさせていただきます。  条例についてお尋ねします。男女共同参画社会基本法第9条では、地方公共団体の責務に、地域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有するという定めがありますが、県、そして津市、四日市はもちろん、各地が条例を制定しております。三重県では、ただ一つ、町の部分では多気町が平成19年に条例を制定いたしました。特に条例は、地域に密着しているため、教育、自治会など、地域社会や行政と取引のある企業などにも責務が盛り込まれることを考えると、性別役割意識がまだまだ根強いので、条例づくりも大変難しいと思います。  しかし、我が国の子どもの割合は、昭和50年度から38年間連続して低下して、少子高齢化社会を迎えているのです。統計調査ニュース306号に書いてありますが、こうして38年間減少の一途をたどっております。もう一度復唱させていただきますね。しかし、我が国の子どもの割合は、昭和50年から38年間連続して低下して、少子高齢社会を迎えているのです。女性が喜んで子どもを産み育て、男女ともに社会を支えていかなければならない時代がもうやってきているのです。男女がお互いに人権を尊重し、ともに支え合い、活力あふれた川越町にしたいものです。大変期待として町長の英断を期待しておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(安藤邦晃君) 川村町長。 ○町長(川村康治君) 石川議員の再質問、条例制定はしないのかということについてお答えいたします。  県下における男女共同参画条例の状況につきまして、平成25年4月の段階で、14市のうち13市で、町では15町のうち2つの町で制定されております。条例の中身といたしましては、おおむねではありますが、基本理念から始まり、行政、住民、事業者等の責務について、そして男女共同参画を阻害する行為の禁止や基本計画の策定といったことが示されております。男女共同参画社会の構築に向けては、人権対策はもとより、セクシュアルハラスメントやDV、児童虐待といった弱者対策、また一方で、子育て支援や職場環境改善といった多種多様な観点での取り組みが必要と考えております。  当町では、これまで条例は制定せずとも、推進計画を策定し、この推進計画に掲げた4つの基本目標の実現を目指し、さまざまな分野で取り組んできております。こういった状況の中で、一例ではありますが、新たな啓発活動の一環として、広域で効果的に進める協力体制づくりも必要と考え、昨年度より朝日町さんや活動団体と連携映画祭を共同で行い、より多くの方に男女共同参画について考えていただく機会を設けております。引き続き今後もこういった取り組みを積極的に行いながら、条例制定についても検討してまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。  それと、これは議員各位の協力もいただきながら、各種委員会、そして審議会等においても、女性の登用を考えてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) 石川奈々子君。 ○9番(石川奈々子君) 大変今回丁寧な御答弁いただきまして、皆さんにそのように伝えます。どうもありがとうございました。 ○議長(安藤邦晃君) これにて石川奈々子君の質問を終わります。  これをもって一般質問を終了いたします。 ◎日程第8 議案第41号 平成25年度川越町一般会計補正予算(第4号) ○議長(安藤邦晃君) 日程第8、議案第41号 平成25年度川越町一般会計補正予算(第4号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第41号、平成25年度川越町一般会計補正予算(第4号)について提案説明を申し上げます。  本案は、既定の歳入歳出予算に、170,000千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,093,010千円とするものであります。  まず、歳出における主な内容を申し上げます。  総務費は、新たに設立された全国LNG火力発電所所在地市町村連絡協議会への負担金の追加計上であります。  民生費は、障害者総合支援法の施行に伴う電算システムの改修経費などの追加計上であります。  土木費は、道路改良整備事業に係る町道用地の購入費用及び建物の移転補償費用並びに北部公園整備事業に係る公園用地の購入費用などの追加計上であります。  教育費は、幼稚園園舎増築事業に係る用地造成工事費などの追加計上であります。  歳入につきましては、歳出の事業に関連する特定財源を補正計上するとともに、繰越金及び財政調整基金を取り崩し、収支の均衡を図りました。  以上、概要を説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  ただいま議題となっております議案第41号、平成25年度川越町一般会計補正予算(第4号)の件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ◎日程第9 議案第42号 平成25年度川越町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(安藤邦晃君) 日程第9、議案第42号、平成25年度川越町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第42号、平成25年度川越町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について提案説明申し上げます。  本案は、事業勘定において、既定の歳入歳出予算に20,107千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,243,237千円とするものであります。  歳出における内容を申し上げます。  平成24年度分の国民健康保険療養給付費等負担金等及び高齢者医療制度円滑運営事業費補助金の交付額の確定に伴う国県支出金返納金の増額並びに平成24年度分の退職者医療療養給付費等の交付額の確定に伴う退職被保険者等交付金返還金の増額計上であります。  歳入につきましては、繰越金を増額計上し、収支の均衡を図りました。  以上、概要を説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  ただいま議題となっております議案第42号、平成25年度川越町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、教育民生常任委員会に付託いたします。 ◎日程第10 議案第43号 平成25年度川越町介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(安藤邦晃君) 日程第10、議案第43号、平成25年度川越町介護保険特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第43号、平成25年度川越町介護保険特別会計補正予算(第1号)について提案説明申し上げます。  本案は、既定の歳入歳出予算に7,700千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ793,790千円とするものであります。  歳出における内容を申し上げます。  平成24年度分の国県支出金、支払基金交付金の交付額の確定に伴う返還金の増額及び高額医療合算介護サービスに係る保険給付費の増額計上であります。  歳入につきましては、平成24年度分の三泗介護認定審査会負担金の精算金を補正計上するとともに、繰越金にて収支の均衡を図りました。  以上、概要を説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。
     質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  ただいま議題となっております議案第43号、平成25年度川越町介護保険特別会計補正予算(第1号)の件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、教育民生常任委員会に付託いたします。 ◎日程第11 議案第44号 平成25年度川越町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(安藤邦晃君) 日程第11、議案第44号、平成25年度川越町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第44号、平成25年度川越町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について提案説明申し上げます。  本案は、既定の歳入歳出予算に7,500千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,369,480千円とするものであります。  歳出における内容を申し上げます。  建設改修費につきまして、高松地内雨水管の布設替え工事に伴う測量設計業務委託料の増額計上であります。  歳入につきましては、繰越金を増額計上し、収支の均衡を図りました。  以上、概要を説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  ただいま議題となっております議案第44号、平成25年度川越町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、総務建設常任委員会に付託いたします。 ◎日程第12 議案第45号 平成24年度川越町一般会計歳入歳出決算認定について ○議長(安藤邦晃君) 日程第12、議案第45号、平成24年度川越町一般会計歳入歳出決算認定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第45号、平成24年度川越町一般会計歳入歳出決算認定について提案説明申し上げます。  平成24年度川越町一般会計における決算は、歳入総額が6,276,924千870円で、前年度に比べ7.0%の減となり、歳出総額が5,935,163千996円で、前年度に比べ7.4%の減であります。実質収支額は341,760千874円で、前年度より0.3%、1,043千84円の増となりました。  平成24年度の主な事業について、総務費関係では、総務管理費において、防犯対策向上として防犯灯のLED化に取り組みました。  企画費では、住民サービス向上や業務の効率化を図るため、第4次総合行政情報システム等の運用に努めました。  民生費関係では、住みなれた地域で安心して暮らすことができるように、社会福祉、児童福祉の各事業を実施しました。  社会福祉費におきまして、障害のある方が地域社会の中で自立した生活を営むことができるように、障害福祉サービスの給付のほか、支援などを行い、障害のある方の福祉の増進を図るとともに、交通移動弱者の移動手段を確保するため、ふれあいバスの運行を実施しました。  児童福祉費では、子育て支援を図るため、子ども医療費の助成及び次代を担う子どもの健全な育成を図るため、中学校修了前の子どもを対象に子ども手当を支給しました。  衛生費関係では、地域住民の健康で生きがいのある生活の実現を目指して、健康づくり事業を推進しました。  保健衛生費におきましては、65歳以上の方を対象とした高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用の助成事業を新たに開始するとともに、子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン接種を実施いたしました。また、いきいきセンターの老朽化に伴い、空調設備等の改修工事を行いました。  公害対策費において、環境エコ推進事業として、一般住宅における住宅用太陽光発電システムの設置や低公害車購入に対する助成制度を実施しました。  農林水産業費関係としましては、農業費において、集団転作に伴う水田農業対策事業及び各種公共事業の円滑化、災害時における境界復元の向上化、境界紛争の防止、課税の適正化を目的とした地籍調査事業を引き続き、当新田地区の一部で実施し、当新田地区0.19平方キロメートルについて県の認証を受けました。  土木費関係では、道路橋りょう費において、改良工事として、区長要望等に基づく道路、側溝、舗装などの改良整備を実施しました。  また、都市計画費においては、川越富洲原駅の自由通路や東西駅前広場の適切な管理に努めました。  消防費では、住民の生命及び財産を守るため、四日市市へ消防事務を委託しました。また、災害に強いまちづくりを進めるため、木造耐震診断及び耐震補強等事業を実施するとともに、災害時の備蓄品などの購入を行いました。  さらに、津波避難対策として、海抜表示板、津波予測浸水深表示板の設置及び津波ハザードマップを作成し、町民の防災意識の向上に努めるとともに、津波避難ビル兼水防倉庫を当新田地区に建設しました。  教育費では、学校教育関係につきましては、北小学校校舎改修工事を初め、各学校施設の改修工事などを行うとともに、児童、生徒が安全で快適な学習環境のもとで学べるよう、施設や備品の整備を行い、教育環境の向上を図りました。  社会教育関係につきましては、あいあいホール自主事業を実施するとともに、老朽化した教育センターの空調設備等改修工事を行いました。また、町民の体力づくりの場として、運動広場、野球場の整備や総合体育館天井等改修など、体育施設の維持管理に努めました。  諸支出金では、公営企業費として、水道事業会計への補助金、各基金費として、公共施設建設基金を初め10の基金に、将来の財政運営を考慮し、基金から生じる利子及び一般財源の積み立てを行いました。  以上、主なものを申し上げましたが、いずれも町民の皆様の福祉向上に必ずや資するものと確信いたし、それぞれの施策を展開してまいったところでありますので、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第45号、平成24年度川越町一般会計歳入歳出決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第45号については、決算特別委員会に付託することに決しました。 ◎日程第13 議案第46号 平成24年度川越町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について ○議長(安藤邦晃君) 日程第13、議案第46号、平成24年度川越町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第46号、平成24年度川越町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について提案説明申し上げます。  まず初めに、事業勘定における決算は、歳入総額が1,256,852千78円で、前年度に比べ0.2%の増、歳出総額は1,199,786千232円で、前年度に比べ1.8%の増であります。実質収支額は57,065千846円となり、前年度より18,600千172円の減となりました。  歳入の主なものは、収入全体の22.4%に当たる前期高齢者交付金が281,593千1円で最も多く、次に多いのが21.6%の国民健康保険税で、270,873千897円であります。以下、国庫支出金、共同事業交付金、繰入金の順となっております。  次に、歳出の主なものは、支出全体の67.6%に当たる保険給付費が811,569千975円であります。以下、後期高齢者支援金など、共同事業拠出金、介護納付金の順となっております。  次に、診療施設勘定における決算は、歳入総額が126,692千191円で、前年度に比べ7.2%の減、歳出総額は108,120千726円で、前年度に比べ13.2%の減であります。実質収支額は18,571千465円となり、前年度より6,673千84円の増となりました。  収入の主なものは、収入全体の82.1%に当たる診療収入が103,976千726円で最も多く、次に多いのが9.4%の繰越金で11,898千381円であります。以下、繰入金、財産収入、使用料及び手数料、諸収入の順となっております。  次に、歳出の主なものは、支出全体の82.4%に当たる総務費が89,053千176円であります。以下、医業費、公債費の順となっております。  以上、概要を御説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第46号、平成24年度川越町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第46号については、決算特別委員会に付託することに決しました。 ◎日程第14 議案第47号 平成24年度川越町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について ○議長(安藤邦晃君) 日程第14、議案第47号、平成24年度川越町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第47号、平成24年度川越町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について提案説明申し上げます。  歳入総額は737,576千178円で、前年度に比べ9.7%の減、歳出総額は705,299千70円で、前年度に比べ13.4%の減であります。実質収支額は32,277千108円となり、前年度より31,941千290円の増となりました。  歳入の主なものは、収入全体の25.5%に当たる支払基金交付金が188,364千716円で最も多く、次に多いのが22.8%の保険料で、168,379千866円であります。以下、国庫支出金、繰入金、県支出金の順となっております。  次に、歳出の主なものは、支出全体の90.3%に当たる保険給付費が636,784千726円であります。以下、地域支援事業費、総務費の順となっております。  以上、概要を御説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。
     ただいま議題となっております議案第47号、平成24年度川越町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第47号については、決算特別委員会に付託することに決しました。 ◎日程第15 議案第48号 平成24年度川越町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について ○議長(安藤邦晃君) 日程第15、議案第48号、平成24年度川越町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第48号、平成24年度川越町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について提案説明申し上げます。  歳入総額は114,836千662円で、前年度に比べ11.7%の増、歳出総額は108,217千171円で、前年度に比べ11.2%の増であります。実質収支額は6,619千491円で、前年度より1,133千892円の増となりました。  歳入の主なものは、収入全体の72.1%に当たる後期高齢者医療保険料が82,748千769円で最も多く、次に多いのが23.0%の繰入金で、26,455千232円であります。以下、繰越金、諸収入、使用料及び手数料の順となっております。  次に、歳出の主なものは、支出全体の96.4%に当たる後期高齢者広域連合納付金が104,311千610円であります。以下、総務費の順となっております。  以上、概要を説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第48号、平成24年度川越町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第48号については、決算特別委員会に付託することに決しました。 ◎日程第16 議案第49号 平成24年度川越町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について ○議長(安藤邦晃君) 日程第16、議案第49号、平成24年度川越町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第49号、平成24年度川越町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について提案説明申し上げます。  歳入総額は1,342,821千471円で、前年度に比べ20.4%の増、歳出総額は1,286,958千799円で、前年度に比べ20.0%の増であります。実質収支額は55,812千672円で、前年度より29,701千870円の増となりました。  歳入の主なものは、収入全体の62.9%に当たる一般会計からの繰入金が844,791千円と最も多く、次いで諸収入が146,286千444円、使用料及び手数料が128,651千225円等の順となっています。  歳出では、事業費が550,949千679円、公債費が736,009千120円となりました。事業費の主な内容は、浸水対策事業として、豊田地内の雨水面整備や川越排水機場再構築工事などを実施しました。  以上、概要を御説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第49号、平成24年度川越町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第49号については、決算特別委員会に付託することに決しました。 ◎日程第17 議案第50号 平成24年度川越町水道事業会計決算認定について ○議長(安藤邦晃君) 日程第17、議案第50号、平成24年度川越町水道事業会計決算認定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第50号、平成24年度川越町水道事業会計決算認定について提案説明申し上げます。  収益的収入の決算額は307,906千623円で、予算額に比べ17,030千623円の増となりました。主に給水収益の実績によるものであります。  収益的支出の決算額は315,553千89円で、予算額に比べ28,128千911円の不用額となりました。これは主に受水費等の実績によるものであります。  また、資本的収入の決算額は7,108千500円で、予算額に比べ797千500円の増となりました。これは主に加入金収入の実績によるものであります。  資本的支出の決算額は12,034千764円で、予算額に比べ17,501千236円の不用額となりました。これは主に工事請負費に係る契約実績などによるものであります。  資本的収入額が資本的支出額に不足する額4,926千264円は、過年度分損益勘定留保資金にて補填いたしました。  次に、剰余金計算書につきまして、資本剰余金では、翌年度繰越資本剰余金が1,890,636千180円となりました。また、利益剰余金では、減債積立金3,717千136円を企業債の償還に充て、残高ゼロになり、繰越利益剰余金、前年度末残高42,918千472円と、当年度純損失7,707千383円を差し引き、当年度未処分利益剰余金は35,211千89円となりました。  次に、剰余金処分計算書につきましては、当年度未処分利益剰余金について、本年度は純損失となりましたので、積み立てを行わず、同額を翌年度へ繰り越しいたします。  次に、貸借対照表につきましては、資産合計2,295,280千877円、負債合計52,967千434円及び資本合計2,242,313千443円となりました。  以上、概要を御説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第50号、平成24年度川越町水道事業会計決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第50号については、決算特別委員会に付託することに決しました。 ◎日程第18 議案第51号 川越町道の路線の認定について ○議長(安藤邦晃君) 日程第18、議案第51号、川越町道の路線の認定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  川村町長。 ○町長(川村康治君) 議案第51号、川越町道の路線の認定について提案説明申し上げます。  本路線は、道路の形態をなしておりますが、現在町道として認定されていないことから、町民の生活道路としての利便性を向上させるため、町道として新規認定を行うものであります。  以上、概要を説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  早川宣雄君。 ○8番(早川宣雄君) これは古川地区ということで、具体的に場所はどの辺なのかお教えいただきたいと思います。 ○議長(安藤邦晃君) 石川建設課長。 ○建設課長(石川雅英君) 早川議員の御質問にお答えさせていただきます。  別添の資料をご覧いただきたいんですけども、これ、ちょうど近鉄線、近鉄の線路がこれ古川7号線という文字の左側に走っておるんですけども、要は川越高校の……。 ○8番(早川宣雄君) 川越高校。新しい工事したところの……。 ○議長(安藤邦晃君) 挙手して質問してください。  早川宣雄君。 ○8番(早川宣雄君) えらい済みませんね。 ○議長(安藤邦晃君) 着席して結構ですから。 ○8番(早川宣雄君) 新しく最近工事したカラー舗装のとこなんやろうか。 ○議長(安藤邦晃君) 石川建設課長。
    ○建設課長(石川雅英君) この近鉄のガードなんですけど、起点古川7号線というところの左側が川越高校へ向いていくところのガードなんですけど、狭いガードで。これが近鉄線です。古川六七八ノ割って書いてある文字のところが近鉄の線路の。川越高校の東ですけど。 ○議長(安藤邦晃君) よろしいですか。  早川宣雄君。 ○8番(早川宣雄君) これ、なぜ町道に認定するのか、その認定の経緯、今まで地区要望であったのか、何かその辺はどうなんですかね。 ○議長(安藤邦晃君) 石川建設課長。 ○建設課長(石川雅英君) これにつきましては、住宅の団地開発がございまして、それで、この町道から町道までこの路線が結ばれたということで、町道に認定して、うちの管理でしていくということで認定させていただきたい旨のことでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) ほかに質疑はありませんか。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第51号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第51号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第51号、川越町道の路線の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(安藤邦晃君) 起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。開始時間を午後2時50分といたします。               午後 2時34分 休憩               午後 2時50分 再開 ○議長(安藤邦晃君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 ◎日程第19 発議第5号 川越町議会会議規則の一部改正について ○議長(安藤邦晃君) 日程第19、発議第5号、川越町議会会議規則の一部改正についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  早川宣雄君。 ○8番(早川宣雄君) 発議第5号、川越町議会会議規則の一部改正について提案説明を申し上げます。  会議規則第63条において、準用する会議規則第55条により、質疑の回数を制限しているところでありますが、より充実した質問及び答弁をするために、質疑の回数制限を撤廃すべく改正するものであります。  このたび議員発議による提案でありますので、御理解を賜り、御賛同いただきますようお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議第5号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、発議第5号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより発議第5号、川越町議会会議規則の一部改正についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(安藤邦晃君) 起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第20 意見書第1号 大規模地震等災害対策の促進を求める意見書の提出について ○議長(安藤邦晃君) 日程第20、意見書第1号、大規模地震等災害対策の促進を求める意見書の提出についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  松岡正敬君。 ○1番(松岡正敬君) 意見書第1号、大規模地震等災害対策の促進を求める意見書の提出について提案説明申し上げます。  一昨年の東日本大震災以降、全国における地震は、それ以前とは比較にならないほど頻発し、大きな地震もしばしば発生しています。そうした中、今後の発生確率が極めて高く、甚大な被害が懸念される首都直下地震及び南海トラフ巨大地震に対しては、国を挙げて万全の対策が急務となっています。  また、日本列島は、太平洋、フィリピン海、北アメリカ、ユーラシアの4つの大きなプレートが交わる場所に位置しているため、我が国は地殻変動による地震、津波、火山噴火等の頻発する国と言えます。さらに、近年ふえている局地的豪雨は、地形の急峻さと相まって土砂災害を発生させ、台風等による風水害は大規模な被害をもたらしています。  そこで、国民の生命、財産を守るため、高度経済成長期に整備された道路、橋梁、上下水道、電気等のライフライン、港湾、河川堤防やダム等の水防、砂防設備といった社会資本の老朽化に対して、計画的な長寿命化を早期に行うとともに、総合的な防災・減災、国土の強靱化を定める基本的理念が必要と考えます。  よって、政府におかれては、以下の事項について早急な対策を講じるよう強く要望します。  1、東日本大震災の教訓を踏まえ、防災・減災及び発災後の迅速な復旧、復興に資する事前措置を実施するための計画及び総点検等を定める防災・減災等に資する国土強靱化基本法の趣旨に沿い、防災・減災対策を強化すること。  2、発生確率が極めて高いと言われる首都直下地震に対して、行政の中枢機能を維持するための基盤整備のほか、木造密集地域対策や帰宅困難者等対策、住民防災組織への支援強化を盛り込んだ首都直下地震対策特別措置法の趣旨を踏まえ、首都直下地震対策を推進すること。  3、甚大な被害をもたらすおそれのある南海トラフ巨大地震について、津波避難対策の強化を要する地域を指定し、それら地域の対策強化事業の加速化に要する規制緩和及び財政上、税制上の特例を求めるよう東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の趣旨を踏まえ、南海トラフ巨大地震対策に取り組むこと。  以上のとおり、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。  御賛同くださるようお願いいたします。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書第1号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより意見書第1号、大規模地震等災害対策の促進を求める意見書の提出についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(安藤邦晃君) 起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第21 請願第1号 風疹の予防接種費用に公費助成を求める請願書
    ○議長(安藤邦晃君) 日程第21、請願第1号、風疹の予防接種費用に公費助成を求める請願書の件を議題といたします。  紹介議員に請願の趣旨の説明を求めます。  山下裕矢君。 ○5番(山下裕矢君) 請願第1号、風疹の予防接種費用に公費助成を求める請願書として紹介させていただきます。  請願者、三重県保険医協会会長、渡部泰和。  趣旨としまして、住民の命と健康を守るため、風疹の予防接種に対し、下記の意見書を国に提出いただくようお願い申し上げます。  1、予防接種未接種者が予防接種を受けるために必要な措置を講じること。  2、地方自治体が行う公費助成に対し、財政措置を講じること。  理由としまして、国立感染研究所感染症情報センターは、ことしの風疹の患者報告数が2013年8月7日時点で1万3,579人と発表しました。この数は、昨年同期間に比べ約12.4倍に上り、今後もふえ続けると懸念されています。引き続き流行、拡大を防ぐためにも予防接種を受けることが重要となっています。  定期接種の対象は1歳児と小学校入学前1年間ですが、現在流行の中心となっているのは、患者数の約8割近くを占めている男性、特に20代から40代の人たちです。この世代は未接種者が多い世代と言われています。また、妊娠初期の女性に風疹がかかると、胎児に先天性風疹症候群の障害が出るおそれがありますが、2012年以降、先天性風疹症候群は全国で14人に発生しています。こういった現状の中、妊娠前に予防接種を受けることが重要視されています。  ことしの風疹の流行を受け、三重県と県内各自治体により今年度限りの緊急措置として公費助成が実施され、妊娠を希望する女性や妊婦の家族など、接種費用が一部助成されています。しかしながら、風疹が来年以降も流行が続く可能性やことしの風疹予防接種ワクチン不足の状況等から、継続した公費助成が望まれます。  以上のような理由から、風疹の予防接種費用に公費助成を強く切望するものです。  御理解賜り、御賛同のほどよろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) これにて趣旨の説明を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております請願第1号については、会議規則第92条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、請願第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。  紹介議員に対し、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより請願第1号、風疹の予防接種費用に公費助成を求める請願書の件を採決いたします。  請願第1号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(安藤邦晃君) 起立多数であります。  よって、請願第1号は、原案のとおり採択することに決しました。  事務局職員は、意見書案を配付してください。                (意見書案配付) ◎追加日程第1 意見書第2号 風疹の予防接種費用に公費助成を求める意見書の提出について ○議長(安藤邦晃君) この際申し上げます。  ただいま請願第1号が採択されましたことにより、追加日程第1、意見書第2号が提出されましたので、直ちに追加し、議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  山下裕矢君。 ○5番(山下裕矢君) 意見書第2号、風疹の予防接種費用に公費助成を求める意見書の提出について。  地方自治法第99条及び川越町議会会議規則第14条の規定により提出いたします。  平成25年9月5日提出。提出者、川越町議会議員、山下裕矢。川越町議会議長、安藤邦晃様。  裏面にあります内容につきましては、先ほどの文と同等となりますので、省略させていただきます。以上です。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  この意見書第2号につきましては、ただいま採択されました請願第1号の趣旨と同等でありますので、質疑、討論を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑、討論を省略することに決しました。  これより意見書第2号について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書第2号については、原案のとおり可決されました。 ◎日程第22 請願第2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書 ○議長(安藤邦晃君) 日程第22、請願第2号、義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書の件を議題といたします。  紹介議員に請願の趣旨の説明を求めます。  森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) まず初めに、一言申し上げます。請願第2号から請願第5号までについては、8月21日の議員協議会の後、請願の内容について請願者側からの説明の機会を設けましたので、大部分の議員の皆様が内容を御存じであると思います。したがって、請願理由を簡潔にさせていただきますので、御理解、御了承のほどよろしくお願いいたします。  請願第2号、義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書。  理由。これまで2004年の三位一体改革や2010年の地域主権改革においても、義務教育費国庫負担制度の堅持や一括交付金化の対象外とすることが明らかにされてきました。1950年に義務教育費国庫負担制度は廃止、一般財源化されましたが、その後、児童1人当たりの教育費に約2倍の地域間格差が生じた結果、1953年に義務教育費国庫負担制度は復活しました。しかし、2006年からは国庫負担率が3分の1に縮減されています。1985年に一般財源化された教材費は、国が定めた基準に対して、実際に各地方で予算措置された比率が年々低下、2007年度における措置率の全国平均は65.3%となっており、地域間格差も広がっています。  未来を担う子どもたちの豊かな学びを保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことであり、その時々の地方財政状況に影響されることのないよう、義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実が求められています。  以上、御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) これにて趣旨の説明を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております請願第2号については、会議規則第92条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、請願第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。  紹介議員に対し、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより請願第2号、義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書の件を採決いたします。  請願第2号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(安藤邦晃君) 起立多数であります。  よって、請願第2号は、原案のとおり採択することに決しました。  事務局職員は、意見書案を配付してください。                (意見書案配付) ◎追加日程第2 意見書第3号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める意見書の提出について ○議長(安藤邦晃君) この際申し上げます。  ただいま請願第2号が採択されましたことにより、追加日程第2、意見書第3号が提出されましたので、直ちに追加し、議題といたします。
     提出者から提案理由の説明を求めます。  森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) 意見書第3号、義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める意見書の提出について。  地方自治法第99条及び川越町議会会議規則第14条の規定により提出します。  なお、内容につきましては、請願書と同等ですので、よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  この意見書第3号につきましては、ただいま採択されました請願第2号の趣旨と同等でありますので、質疑、討論を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑、討論を省略することに決しました。  これより意見書第3号について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書第3号については、原案のとおり可決されました。 ◎日程第23 請願第3号 「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める請願書 ○議長(安藤邦晃君) 日程第23、請願第3号、「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める請願書の件を議題といたします。  紹介議員に請願の趣旨の説明を求めます。  森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) 請願第3号、「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める請願書。  理由。三重県では、2003年度から小学校1年生の30人学級、小学校2年生の30人学級、中学校1年生の35人学級と他学年への弾力的運用等、拡充をしています。一方、国においては、2011年4月の義務標準法改正により、小学校1年生の35人以下学級が実現し、2012年には、小学校2年生への実質的な拡大が実現しました。しかし、2013年度は、新たな教職員定数改善計画案に基づき概算要求がなされたものの、新たな学年への35人学級の拡充は措置されませんでした。  2010年における日本の教育機関に対する公財政支出の対GDP比は3.6%で、経済協力開発機構加盟国中、データ比較が可能な30カ国において、4年連続で最下位、今回は2010年度から実施されている高校無償化が初めて反映された数値でしたが、加盟国平均の5.4%に遠く及びませんでした。  山積する教育課題の解決を図り、未来を担う子どもたち一人一人を大切にした教育を進めるためには、学級編制基準の更なる引き下げや教育条件整備のための教育予算の拡充が必要です。  以上、御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) これにて趣旨の説明を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております請願第3号については、会議規則第92条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、請願第3号については、委員会の付託を省略することに決しました。  紹介議員に対し、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより請願第3号、「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める請願書の件を採決いたします。  請願第3号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(安藤邦晃君) 起立多数であります。  よって、請願第3号は、原案のとおり採択することに決しました。  事務局職員は、意見書案を配付してください。                (意見書案配付) ◎追加日程第3 意見書第4号 「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める意見書の提出                について ○議長(安藤邦晃君) この際申し上げます。  ただいま請願第3号が採択されましたことにより、追加日程第3、意見書第4号が提出されましたので、直ちに追加し、議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) 意見書第4号、「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める意見書の提出について。  地方自治法第99条及び川越町議会会議規則第14条の規定により提出します。  裏面につきましては、請願書と同等の内容ですので、省略させていただきます。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  この意見書第4号につきましては、ただいま採択されました請願第3号の趣旨と同等でありますので、質疑、討論を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑、討論を省略することに決しました。  これより意見書第4号について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書第4号については、原案のとおり可決されました。 ◎日程第24 請願第4号 保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書 ○議長(安藤邦晃君) 日程第24、請願第4号、保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書の件を議題といたします。  紹介議員に請願の趣旨の説明を求めます。  森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) 請願第4号、保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書。  理由。2011年度、文部科学白書は、誰もが充実した教育を受けられるよう、子どもや保護者の経済的負担に対して社会全体で支えていくことの重要性を指摘しています。一方、2010年度における一般財政総支出に占める公財政教育支出の割合は9.3%であり、経済協力開発機構加盟国32カ国中31位。他方、日本の全ての教育支出に占める私費負担の割合は29.8%で、経済協力開発機構平均の16.4%を大きく上回っています。  2012年には、高校生に対する奨学金事業について制度改正が行われ、また、2013年6月19日には、子どもの貧困対策の推進に関する法律が成立し、国及び地方公共団体は就学の援助、学資の援助、学習の支援、その他の貧困の状況にある子どもの教育に関する支援のために必要な施策を講ずるものとするとされました。しかし、就学援助を受ける子どもは年々増加を続け、2011年度は、三重県において1万7,197人、約9人に1人となっています。  高等学校段階においては、授業料は無償となったものの、入学料、教材費等の保護者負担は重く、学びたくても学べないという状況は依然大きな課題です。現行の高校無償化制度の堅持を初め、給付型奨学金の創設等、一層の支援策が求められています。  以上、御審議のほどよろしくお願いをします。 ○議長(安藤邦晃君) これにて趣旨の説明を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております請願第4号については、会議規則第92条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、請願第4号については、委員会の付託を省略することに決しました。  紹介議員に対し、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
     賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより請願第4号、保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書の件を採決いたします。  請願第4号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(安藤邦晃君) 起立多数であります。  よって、請願第4号は、原案のとおり採択することに決しました。  事務局職員は、意見書案を配付してください。                (意見書案配付) ◎追加日程第4 意見書第5号 保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書の提                出ついて ○議長(安藤邦晃君) この際申し上げます。  ただいま請願第4号が採択されましたことにより、追加日程第4、意見書第5号が提出されましたので、直ちに追加し、議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) 意見書第5号、保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書の提出について。  地方自治法第99条及び川越町議会会議規則第14条の規定により提出します。  意見書の内容につきましては、請願書と同等でありますので、省略させていただきます。  以上、御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  この意見書第5号につきましては、ただいま採択されました請願第4号の趣旨と同等でありますので、質疑、討論を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑、討論を省略することに決しました。  これより意見書第5号について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書第5号については、原案のとおり可決されました。 ◎日程第25 請願第5号 防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める請願書 ○議長(安藤邦晃君) 日程第25、請願第5号、防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める請願書の件を議題といたします。  紹介議員に請願の趣旨の説明を求めます。  森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) 請願第5号、防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める請願書。  理由。2012年8月29日、南海トラフの巨大地震モデル検討会は、第2次報告として、三重県鳥羽市では津波が最大27メートル、尾鷲、熊野市では最短4分で第1波が到達、最大の死者数は約4万3,000人とされました。2013年5月28日に、国の中央防災会議の作業部会が発表した南海トラフ巨大地震対策の最終報告では、ハード面の整備に加え、防災教育を初めとする事前防災等の対策を具体的に実施すべきとしています。  このような中、三重県では学校の耐震化が進められ、2013年4月現在の耐震化率は小・中学校が97.5%、高校は99.3%、特別支援学校は100%、また、学校防災機能を強化するために、防災用毛布等の備蓄や防災機器の整備等が進められています。  一方、2012年9月4日、文科省は公立学校施設の屋内運動場等の天井等の総点検を遅くとも2014年度までに、落下防止対策については2015年度までの完了を要請しています。また、三重県教育委員会の調査によると、2013年2月現在、公立小・中学校と県立学校のうち、校内の備品等転倒落下防止対策ができている、おおむねできているは72.1%、校内のガラス飛散防止対策ができている、おおむねできているは35.7%となっており、非構造部材の対策はおくれています。災害時には県内の公立学校の91.9%が避難場所となる等、重要な役割を担っています。巨大地震等の災害を想定した防災対策の見直しや充実が急務です。  近年、登下校中における交通事故や傷害事件、不審者による声かけやつきまとい等、子どもたちが被害者となる事案が後を絶ちません。三重県は、学校安全推進事業を実施し、実践的な防犯教育の取り組みを進めていますが、子どもたちの安全・安心の確保に向け、学校内外で子どもの命や安全をどう守るか、総合的な学校安全対策を充実させなければなりません。  以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安藤邦晃君) これにて趣旨の説明を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております請願第5号については、会議規則第92条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、請願第5号については、委員会の付託を省略することに決しました。  紹介議員に対し、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  反対討論なしと認めます。  次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  賛成討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより請願第5号、防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める請願書の件を採決いたします。  請願第5号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(安藤邦晃君) 起立多数であります。  よって、請願第5号は、原案のとおり採択することに決しました。  事務局職員は、意見書案を配付してください。                (意見書案配付) ◎追加日程第5 意見書第6号 防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める意見                書の提出について ○議長(安藤邦晃君) この際申し上げます。  ただいま請願第5号が採択されましたことにより、追加日程第5、意見書第6号が提出されましたので、直ちに追加し、議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  森谷茂治君。 ○6番(森谷茂治君) 意見書第6号、防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める意見書の提出について。  地方自治法第99条及び川越町議会会議規則第14条の規定により提出します。  以下の意見書の内容につきましては、請願書の内容と同等でありますので、よろしくお願いします。 ○議長(安藤邦晃君) これをもって提案理由の説明を終わります。  この意見書第6号につきましては、ただいま採択されました請願第5号の趣旨と同等でありますので、質疑、討論を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑、討論を省略することに決しました。  これより意見書第6号について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安藤邦晃君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書第6号については、原案のとおり可決されました。  この際申し上げます。  9月18日の会議は、議事の都合により、特に午後1時30分に繰り下げて開くことにします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  御苦労さまでした。               午後 3時32分 散会 会議の経過を記載して、その相違のないことを証するため、ここに署名する。
    川越町議会議長 川越町議会議員 川越町議会議員...