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令和 4年第1回定例会(第5日目 3月11日)

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  1. 菰野町議会 2022-03-11
    令和 4年第1回定例会(第5日目 3月11日)


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    令和 4年第1回定例会(第5日目 3月11日)          令和4年菰野町議会第1回定例会(第5号)                  令和4年3月11日(金) 午前10時00分開議             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     第1 一般質問   第2 議案第6号 菰野町行政手続等に係る押印見直しに伴う関係条例の整備に関            する条例(案)      議案第7号 菰野町職員定数条例の一部を改正する条例(案)      議案第8号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する            条例(案)      議案第9号 菰野町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例            (案)      議案第10号 菰野町国民健康保険税条例の一部を改正する条例(案)      議案第11号 菰野町ホテル等建築の適正化に関する条例の一部を改正する条            例(案)      議案第12号 菰野町公園条例の一部を改正する条例(案)      議案第13号 菰野町消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部            を改正する条例(案)      議案第14号 菰野町水道事業給水条例の一部を改正する条例(案)
         議案第15号 令和3年度菰野町一般会計補正予算(第13号)(案)      議案第16号 令和3年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)            (案)      議案第17号 令和3年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第4号)(案)      議案第18号 令和3年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)            (案)      議案第19号 令和3年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)(案)      議案第20号 令和3年度菰野町下水道事業会計補正予算(第3号)(案)      議案第21号 令和4年度菰野町一般会計予算(案)      議案第22号 令和4年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)      議案第23号 令和4年度菰野町土地取得特別会計予算(案)      議案第24号 令和4年度菰野町介護保険特別会計予算(案)      議案第25号 令和4年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)      議案第26号 令和4年度菰野町水道事業会計予算(案)      議案第27号 令和4年度菰野町下水道事業会計予算(案)      議案第28号 令和4年度菰野町一般会計補正予算(第1号)(案)      議案第29号 訴訟の提起について      議案第30号 損害賠償の額を定め、和解することについて      議案第31号 町道路線の認定について   追加日程第1 議案第32号 菰野町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する                条例(案)   追加日程第2 議案第33号 令和3年度菰野町一般会計補正予算(第14号)(案)   追加日程第3 報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)                (菰野町課設置条例の一部を改正する条例)          報告第5号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)                (菰野町公民館条例の一部を改正する条例)          報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)                (菰野町教育に関する事務の職務権限の特例に関する                条例)   追加日程第4 請願第1号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しを中止し、す                べての農家経営への支援策強化を求める請願   追加日程第5 発議第1号 ロシアによるウクライナ侵攻に対し厳重に抗議する決                議(案) 2.会議に付した事件   日程第1、日程第2、追加日程第1から追加日程第5まで 3.出席議員(17名)   1番  矢 田 富 男 君        2番  近 藤 信 弘 君   3番  横 山 円 吉 君        4番  藤 田 賢 吾 君   5番  廣 田 直 己 君        6番  稲 垣 啓 二 君   7番  福 田 雅 文 君        8番  千 賀 優 子 君   9番  伊 藤   敦 君        10番  内 田 親 根 君   11番  益 田 和 代 君        12番  伊 藤 雅 慶 君   13番  諸 岡 雅 樹 君        14番  加 藤 大 輝 君   15番  加 藤 昌 行 君        16番  中 川 哲 雄 君   17番  中 山 文 夫 君 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者(20名)   町長       柴 田 孝 之 君   教育長      北 口 幸 弘 君   消防長      山 本 正 春 君   総務課長     片 岡 芳 輝 君   安全安心対策室長 黒 田 雅 啓 君   企画情報課長   加 藤 正 治 君   財務課長     伊 藤   悟 君   税務課長     相 原 賢 治 君   住民課長     秦   良 子 君   会計管理者    樋 口 直 也 君   子ども家庭課長  坂 井 貴 行 君   健康福祉課長   加 藤 信 也 君   都市整備課長   片 岡 県 司 君   観光産業課長   秦     崇 君   環境課長     黒 田 公 宣 君   水道課長     伊 藤 正 人 君   下水道課長    板 東 克 典 君   学校教育課長   内 田   徹 君   社会教育課長   堀 山 英 治 君   菰野地区統括コミュニティセンター長                                 谷   弘 哉 君 6.出席事務局職員(4名)   議会事務局長   阿 部 美千代 君   書記       藤 枝 貴 則 君   書記       湯 戸 久美子 君   書記       田 中 佑 樹 君               午前10時00分 開議 ○議長(中山文夫君) 皆さん、おはようございます。御苦労さまでございます。  ただいまの出席人員は、17名で定足数に達しております。  よって、令和4年菰野町議会第1回定例会は成立しましたので、再開します。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(中山文夫君) 直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております。よろしくお願いします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第1 一般質問 ○議長(中山文夫君) 日程第1、一般質問を行います。  それでは、9番議員、伊藤 敦議員、登壇願います。            〔9番 伊藤 敦君 登壇〕(拍手) ○9番(伊藤 敦君) おはようございます。伊藤 敦でございます。  議長に発言のお許しをいただきましたので、発言させていただきます。  ちょっと今日ね、字を小さく出してしまったものですから、大分、歳も行きまして老眼が進んできましたので、申し訳ありません。  今から話をすることは、あくまでも私の私見というか、意見というかです。他人を批判する意思は全くございません。  したがって、後であいつああ言った、こう言ったと言われても、非常に困りますので、プーチンを批判する方々ならよくわかると思いますので、よろしくお願いします。  3.11から11年、まずは犠牲者に哀悼の誠をささげます。  震災といいますと、私が小学校の頃かな、約45年前、この地方にも、明日にでも東海地震が発生するといわれており、避難訓練や自然災害のお話を学校でよく聞きました。教えてもらいました。  あれから今日まで、この地方には大きな地震が来ないのですが、起きないにこしたことはないですが、地震学者がこの先かなりの確率で発生するといわれています。  日本に住んでいる以上、地震に関して言えば、緊張感を持って過ごしていかなければならないのかなと思います。  さて、コロナ禍になり、2年が経過しました。  この2年間で、住民の皆さんはかなりダメージを受けられたと思います。  そして、ここへ来て、ロシアとウクライナの戦争。  私は、戦後、日本の平和が続いたのは、憲法9条があったからではなく、自衛隊、そして現場の自衛官のおかげで日本の安全が守られてきたと考えます。  また、他国を侵略する戦争は駄目ですが、仮に他国から攻められた場合は、交戦権はあってもいいのかなと考えます。  また、核保有に関しても、保有する、しないは別として、議論することは問題ないのかなと考えます。
     そして、ウクライナとロシアの戦争で感じたことは、ウクライナは日本でいえば、キエフね、京都のような都市らしく、古い建物がたくさんあり、今でもその建物に住んでいる人はたくさんいるようです。  そして、この建物には、第二次世界大戦時に使用した地下室や防空壕があり、空爆の際には、住民はそこに避難するとお聞きします。  また、地下鉄も深い位置にあり、有事の際に使用できるようにできているとのことですね。  しかし、今の日本で私自身、戦争遺産以外で防空壕を見たことがありません。  また、我々田舎では、地下鉄や地下施設もなく、さらには木造建築が多い。有事の際に一体どこに避難すればいいのかと感じます。  戦争を回避するということは大切なことで、戦争を回避していただくと同時に、戦争に直面した場合の対応を議論する必要があるのかなと思います。  国会議員や国は国防と戦争を回避するように国全体のことを考えていただき、日ごろから地域に密着している我々地方議員や自治体は、どのように住民の命を守るのか、有事の際、どのような行動をとればよいのかを今から考えなければいけないと。  物騒な話かもしれませんが、死んでしまっては何もできません。特にこれからの日本を支えてもらう子どもたちの命を守らなければならない。  教育長、学校に防空壕や核シェルターが必要な時代が来たかもしれませんね。  本当に、とにかく平和を望みます。  それでは、本題に入ります。  工事の安全性っていうことで、僕はですね、短い期間でしたが、工事現場監督をしておりました。  入社したとき、職人さんから、「工事は生き物だ。最初に腐ると最後まで腐る」と教えてもらったことを今でも記憶しております。  議員になり、10年目になりますが、過去にこの行政の工事の中でもですね、人身事故も含め、幾つかの工事での事故があったと記憶しております。  また、安全対策として、ヘルメット、安全帯、レッカーや重機の取り扱い、目に入ると、現場担当課へお話させていただいたこともあります。  朝、出勤して普通に帰ってくる。このことがどれだけ大切か。  1つ間違えると、取り返しのつかないことになる工事。いま一度考える必要があると思います。  当町としては、工事業者等にどのような安全対策を行っているのか、お聞かせください。  2つ目、有事の際に活躍をしてもらう職業はたくさんありますが、その中で自衛隊について、お聞かせ願います。  有事の際、地震も含め、天災、自然災害も含め、有事の際、自衛隊と菰野町との連携を教えてください。  そして、3つ目です。3.11の際に、2万2,000人余りの命が奪われました。国によるとですね、少なくとも3,100余りの犬も犠牲になったということです。  また、猫やほかのペットに関しましての数字は含まれておりませんから、倍以上の命が犠牲になったと思われます。  今やペットは家族という概念から、ペットがいるために、避難をちゅうちょして被災する。また、逆に避難場所に連れてきた動物の鳴き声やにおいに悩まされる。こうした過去の災害の教訓から、国は3.11以前から指定避難場所にペット専用の空間を作るなど、ペットとともに逃げる同行避難を広めようとしてきましたが、全国の自治体を見ても、なかなか進んでいないのが現状ということです。  災害の際の避難場所について、今議会でも何名かの議員が質問されておりますが、私は過去、令和2年第3回、第4回の定例会でお聞きしましたが、ペット同伴の避難場所について、再度お聞きします。  あれからどうなったか教えてください。  以上です。1回目の質問を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(中山文夫君) 伊藤 敦議員の一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 順次お答えいたします。  まず、1つ目の公共工事についてでございますが、町発注工事における工事の安全確保、そのためには、労働安全衛生法等、関連法令の遵守を求めることに加え、三重県公共工事共通仕様書及び契約書に添付されている契約条項、この遵守も求めることによって達成されると考えています。  そのためには、現在の町発注工事において、技術職員が工事監督職員に就き、契約後に受注者から提出される施工計画書をもとに、受注者との間で工事に関する安全管理、連絡体制等の情報共有を行っております。その後も工事監督職員にて、工事の進捗に合わせ、労働災害や死傷、物損等公衆災害が発生しないよう、巡回確認をすることで確保しております。  さらに、庁内におきまして、工事施工管理検討会などを実施し、技術職員のスキルアップや工事における安全対策の徹底を図っております。  次に、2つ目の御質問につきまして、有事の際の自衛隊との協力体制につきましては、これは法律、災害対策基本法において定めがございます。市町村長は、当該市町村の地域に係る災害に対応した応急措置を実施するため必要があると認めるときに、都道府県知事に対し、自衛隊の派遣の要請をするよう求めることができるとされております。  これを受けて、菰野町地域防災計画では、災害に際し、人命または財産を保護するための応急対策の実施が町の災害対策本部の職員等の動員だけでは不可能または困難であり、自衛隊の出動が必要であると認められる場合に、その派遣を要請するものと定めております。  自衛隊の皆様に御協力いただける活動範囲については、被害状況の把握、避難の援助、遭難者等の捜索救助など、水防・消防活動、さまざま期待できますが、そのような自衛隊の協力が必要となった場合は、当該法律及び計画に基づき、対応していく所存でございます。  次に、ペット同伴の避難場所についてでございますが、本年1月に、公益財団法人三重県獣医師会三泗支部様と当町は、「災害時における動物救護活動に関する協定書」を締結いたしました。  この協定は、災害時における動物救護活動の内容を定めたもので、菰野町からの要請により、三重県獣医師会三泗支部様の動物救護活動への御協力をいただけるとのものでございます。  ただ、この協定に基づき、すべての避難所での御対応をいただくとのことは困難であります。これが予想されておりますので、それではこの協定に基づき、どの場所でどの程度の対応がいただけるかにつきまして、詳細について、協議を重ねているのが現状でございます。  私からは、以上でございます。 ○議長(中山文夫君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  伊藤 敦議員。 ○9番(伊藤 敦君) 御答弁いただきました。  その中で、やっぱり災害協定、本当にありがとうございました。喜ばしいというか、本当にありがとうございます。一生懸命やってきてよかったなという気持ちがあります。  では、再質問行きます。  まずはですね、工事関係から行きます。工事の際、さまざまな業者が工事を行いますが、すごく細かい話なんですよ、財務課長、いいですか。現場KYとかですね、そういう確認はされていますかと。  またですね、用紙というのはね、そういう用紙は統一されていますか。いかがでしょうか。 ○議長(中山文夫君) 伊藤 敦議員の再質問に対して、答弁を願います。  財務課長、伊藤 悟君。 ○財務課長(伊藤 悟君) KY、いわゆる危険予知の確認、そして報告書の用紙の統一ということの御質問をいただきました。  町発注の工事におきまして、工事現場におきまして、工事の朝でございますが、開始前に受注者が作業者に対しまして、毎日KY、危険予知の活動を行っております。様式については、統一されておりませんが、そういった報告が出ております。  また、報告書の確認でございますが、工事期間中、不定期でございますが、行っており、最終的には完成検査の際にですね、報告いただいたものを確認しておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中山文夫君) 伊藤 敦議員。 ○9番(伊藤 敦君) 発注元っていうことで、それと現場さんに外注する後にですね、いろいろと人数も考えるとですね、非常に難しいかもしれませんが、極力お願いしますと言うしか、今はありませんね。  次ですね、この技術職員に対しての安全講習とかありますけど、ちなみに当町にはですね、技術職員が在籍しておりますが、工事関係の資格とか、有資格者ですね、そういうのってどれぐらいいますかね。  また、どんな資格を持っているか、教えてくれますか。とりあえず。すみません。 ○議長(中山文夫君) 答弁願います。  総務課長、片岡芳輝君。 ○総務課長(片岡芳輝君) 当町におけます土木や建築の専門性を持った技術職員につきましては、管理職も含めますと、現在、建築が6名、そして土木が17名、計23名が在職しております。その中で、土木施工管理技士砂利採取業務主任者、測量士補等の資格を持った職員がおります。  以上でございます。 ○議長(中山文夫君) 伊藤 敦議員。 ○9番(伊藤 敦君) それが多いのか少ないのかっていうのは、今これ、ぱっとここで言われても僕も困りますけど、資格って邪魔にならないんですよね。持っていれば持っているだけいいし。  これ私も昔たったわずかな期間ですけど、「勉強しろ」って言われて、すごい上司がおりましてね、その方に「勉強しろ」って言われて、すごく勉強しまして、今になってそれがよかったなと思うときがあります。こういう、議員をしていてもね、こんな工事の話だとか、技術の話だとか、資格の話なんて、普通に生活していれば、多分、ないものですから、今こうやって話をしていることがですね、よかったことだと思うし、そのときにやっぱり資格を勉強するっていうことは、嫌でもこう、いろんな言葉が入ってくるわけですよね。だからすべてがじゃあ今、言えるかって言うと、言えないんですけど、やっぱりそのときに勉強するっていうことが重要なことで、勉強することによって知識が入ってくる。やっぱり現場管理をしたりとか、そういう当然いろんなことなんですけど、質問されて「わかりません」では、「役場へ聞いてくるわ」と、業者さんでもそうですけど、「役場へ聞いてくる」って、じゃあ役場に聞いたら「わかりません」では、もう話にならないわけですよ。「ちょっとすみません、県に聞きます」とか、これはありますけど、けどやっぱり役場の中でですね、ある程度、技術的なことは完結できる。例えばこれが変な話、国へ行こうが、菰野町へ行こうが、県へ行こうが、技術というものに関しては一緒だと思います。例えばアスファルトの厚さ、何センチって一緒じゃないですか、基本的に。だからそういうものがあるものですから、どうやって圧密とるとかね、そんなことになったときに、一緒だと思いますので、やっぱり庁内だけである程度、職人さんっていうかね、リスペクトされるような技術職員になっていただきたいと思うし、でも基本的に技術職員って本当にだんだん少ないのかなと思うし、また人を育てるって難しいと思うんですよ。特にね、技術者の育成は技術のみでなく、勘っていうのもありますね。  組織づくりや人づくりに関しては、これ町長の権限ですし、それは重々理解しております。その中で、僕はですね、工事を統括する部署やですね、そういうものの設置があればいいかなと思います。  またですね、三重県の北勢地方はものづくりの町で、いろんな企業の技術者が働いているわけですよ。そのOBの方がたくさんおりまして、そういう方にこの町でですね、例えば正職で無理だったら、そういう臨時というかね、そういう感じでですね、採用していただいて、いろいろと若い人の指導に当たっていただけるのも1つの考え方かなと思います。  ですので、今後ですね、課長、町長、皆さん、本当に技術職員、お願いします。  もう1つですね、ここで1つお願いするんですけど、土日の工事、例えば土曜日に工事やりました。当然、土曜日にはここの職員さんは1人もいません。1人は、おる、出てきていると思います。基本的には休みです。だけど工事はある。これはやっぱり今の世の中の御時世、そうせざるを得ないかもしれないですけど、やっぱりどなたか職員がいるときに工事をしてもらったほうがいいと思うし、もし万が一、土曜日の日に事故が起きたよ、そのときに、じゃあどうする、誰もいないやんって、これはやっぱり後からですね、言われても仕方がない。  かといって、じゃあ工事現場を土曜日に動かせなければ、工事現場、職人さんも困ると。そこのことを、やっぱりこの働き方改革とか、そういうのもあって、いろいろあるかもしれませんけど、何かしっくりこないんですよ。だから安全っていうのも、やっぱりある程度その辺を考えていただいて、極力、土日の工事を減らしていただいて、逆にその分のお金をつけるならつけるとか、そこも考えていけばいいかなと思いますけど、そんな余裕ないですよね。  でも、そういうことを考えてください。  この質問に関しては、以上です。  次、行きます。自衛隊、これね、誰かな、安全安心対策室長かな。僕はね、本当にこの自衛隊の人、感謝しています。僕はですね、自分の父親は国鉄職員でした。国鉄といえば、当時、大赤字。昭和62年に分割民営化になるまでですね、「おまえは赤字の国鉄の息子やからジュース買うな」とか、例えば昔ちょっとしたこうメーカーのついたジャージを着ていると、「そんないいもん着るな」って、よくいじめられました。本当、小さいころは本当に言われましたよ。  また、議員になってからですね、あるコンビナート勤務のお子さんがですね、学校の先生から「あなたのお父さんは公害をたくさん出した会社だから、あなたはそれをどう思うのか」って聞いたらしいです。本当にね、びっくりしましたよ。  それと同時にですね、自衛官とかね、自衛隊の隊員の皆様に罵声を浴びせたり、その家族に対して誹謗中傷する人がいる。僕はね、どうかと思いますよ。  他の自治体では、堂々と自衛官募集と掲げている自治体もあります。  我が町は、ようやく数年前に申し訳なさそうに自衛官募集のポスターが貼っていただいておりました。  競艇選手のね、階段上がってくると、競艇選手募集のポスターは大きく見えてくるんですけど、自衛官募集は目立たないです。誰に遠慮しているのかなと思います。  やっぱり有事の際には、自衛官は救助に来てくれます。堂々と胸を張って、募集の掲示をしたり、さまざまなイベントにお越しいただいたりと、町と自衛官はね、そういうことで、自衛隊と交流してほしい、交流をお願いしたい。  安全安心対策室長、どう思うか、お願いします。 ○議長(中山文夫君) 安全安心対策室長、黒田雅啓君。 ○安全安心対策室長(黒田雅啓君) 自衛官等の募集の事務につきましては、自衛隊法及び同法施行令に基づきまして、ポスター掲示等を実施しておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(中山文夫君) 伊藤 敦議員。 ○9番(伊藤 敦君) はい、わかりました。今後ともよろしくお願いします。  3つ目の質問をします。ペット同伴ということで、私ね、大分前からごみ拾いをしていましてね、もともとはこれね、娘と話をしていて、けがをしたからっていうことで、リハビリがてらに始めたんですけど、よくね、半年続けているとですね、「ごみを拾ってくれてありがとね」って言ってくれる人がいるんですよ。だけどね、ごみ拾いでお礼を言われるというよりも、ごみを捨てる人間がそもそも悪いんじゃないのと思ってね。ごみを捨てるっていうことは、ごみを捨てる、そもそも何が悪いかと。よくね、これはペットのね、御尽力いただいているね、人いるんですよね。町内にもたくさんボランティアの方、保護ボランティアの方がみえています。その方に話をすると、結局、蛇口を止めなあかんよと、そういう話ですよね。  何かって言うと、TNR活動、今回もですね、TNR活動、こう上程されますが、とにもかくにも僕はこのペットを大切にするということに関してはですね、食育だとか、虐待だとかね、そういうのにもつながってくるんじゃないかなと思います。命の大切さ、3月はね、自殺対策強化月間かな、そんなようなことがあります。確かそういうのが厚生労働省からあったんですけど、とにかく命の大切さということをですね、いま一度、もう一度ですね、我々は考えるべきかなと思います。  環境課長、今回もですね、先ほども言いましたけど、TNRの助成金が上程され、町内の保護ボランティアの団体さんも頑張っております。何か一言ありましたら、お願いします。今後の展開とか、お願いします。 ○議長(中山文夫君) 答弁願います。  環境課長、黒田公宣君。 ○環境課長(黒田公宣君) 菰野町におきましては、昨年度、第3回定例会におきまして、補正予算として、TNR活動の充実に向け、町独自に避妊去勢手術費用の助成を行っております。この活動に際しましては、飼養の有無にかかわらず、近隣住民の皆様からの御協力をいただき、トラブルの防止に努めているところでございます。  先ほど町長からの答弁にもございましたが、避難所における飼養されているペットへの対応につきましては、今般、三重県獣医師会三泗支部様と「災害時における動物救護活動に関する協定書」を締結いたしました。災害時において飼養されているペットへの対応につきましては、何が必要なのか、ただ、その中でペットが苦手な人やアレルギーのある人などに配慮することも必要ということも含んだ上で、どのような対応ができるのかなどを十分見きわめた上で、獣医師会様のアドバイスもいただき、また既に取組をされている市町などの情報収集も行った上で、当町としての対応方法を検討したいと考えていますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中山文夫君) 伊藤 敦議員。 ○9番(伊藤 敦君) 町内のボランティア団体さん、本当にすごく頑張っていただいていますし、環境課の職員の方々もですね、本当にありがとうございます。命の大切さ、何度も何度もくどいようですが、本当にそういうね、弱いものの命を助ける。これはもうすべてだと思います。本当にこれ根本的に何が悪いかということをもう1回ですね、子どもたちに教えてあげたいなと、教えてほしいと思いますので、教育長、前も言いましたけど、命の大切さ、よろしくお願いします。  ちょっと早いですけど、3月はですね、別れのシーズンっていうことで、卒業のシーズンです。この3月に定年を迎える職員の方、ありがとうございました。本当にお疲れさまでした。伊藤財務課長もですね、僕がそれこそ本当に議員に初当選したときに初めて役場の人で顔を合わせたというか、そういう感じの人で、当時局長で、本当に僕が小僧のころからですね、お世話になったと思っております。これからもまたね、いろいろと御指導いただきますよう、お願いします。ほかにたくさんの方みえますけど、卒業といえばですね、僕は尾崎豊というのが頭に浮かぶんですが、その歌詞の中、「卒業」という歌がありまして、その中で、「あと何度、自分自身卒業すれば、本当の自分にたどり着けるだろう」ということで、人生半分以上生きてきました。もう今年5月で50歳になります。死にたいことなんかたくさんありました。もう嫌なことばっかりかもしれません。  でも、自分でですね、一体何だろうと、僕、自分自身で何だろうと考えることもいっぱいあります。  その中で、わずかながら楽しいことを見出してきたつもりです。本当に嫌なことばっかりです。多分、人生なんか嫌なことばっかりだと思います。その中で楽しいことは見出してきた。  世界情勢が不安定な中でですね、景気が悪くなり、これから社会に出ていく子どもたちの将来はどうなっていくのかなと。大人として、議員として、これから1日でも笑って過ごせる日が多くなるよう努力しています。そういうことがこれからの議員に求められるのかなと思います。  とにかく卒業される方へ、ありがとうございます。おめでとうございます。  以上です。ありがとうございました。 ○議長(中山文夫君) 以上で、伊藤 敦議員の一般質問は終了しました。  ここで、暫時休憩します。
     なお、安全安心対策室長、黒田雅啓君、環境課長、黒田公宣君は、退席していただいて結構です。  休憩時間は10分程度とします。               午前10時26分 休憩             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午前10時39分 再開 ○議長(中山文夫君) 再開します。  一般質問を続けます。  それでは、7番議員、福田雅文議員、登壇願います。            〔7番 福田雅文君 登壇〕(拍手) ○7番(福田雅文君) 皆さんおはようございます。7番議員、福田雅文でございます。いつもお世話になりまして、ありがとうございます。  初めに、コロナウイルスの蔓延により、感染された方に心よりお見舞いを申し上げるとともに、感染対策に追われ、多大なる御尽力をいただいている関係者の皆様に改めて大きな敬意と感謝を申し上げたいと思います。  また、新型コロナウイルス感染で世界中が大変な状況にあり、平和の祭典である北京パラリンピック開催中にもかかわらず、ロシアによるウクライナへの軍隊の侵攻は、世界平和や人権尊重に対して、大きな脅威となっています。他国への侵略的な戦争は、絶対に許されるものではありません。人は十人十色といわれるように、いろいろな価値観があり、その考え方やとらえ方の違いで、争いは起きるものですが、それぞれの方々を尊重、尊厳を守っていく、尊厳を尊重することで、互いが理解できるものと信じております。  このことから、人権教育や平和教育が大変重要であると考えています。  いち早く、ウクライナ情勢が収束し、今後も世界が平和であり続けることを切に祈りたいと思います。  また、本日は東日本大震災の日になります。あれから11年になります。改めて被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一日でも早く被災地域の皆様に従前以上の活気が戻ることを心より祈っております。  さて、通告に従いまして、一般質問に入らせていただきたいと思います。  1つ目の質問として、令和4年度予算における地域福祉推進への取組についてであります。  高齢者が増えている日本において、団塊の世代が75歳以上となる来年度以降、後期高齢者の人口に占める割合が急激に多くなることにより、住民の医療、介護に対する需要がさらに高まると見込まれます。  そのため、各地の自治体は、可能な限り住みなれた地域で自分らしい生活を送り続けられるよう、団塊世代全員が75歳以上となる2025年(令和7年)を第1のめどに地域包括ケアシステムの構築を推進してきました。  当然でありますが、団塊世代の方々が後期高齢者となる2025年以降の課題は、介護等の支援が必要な方の割合が増えます。しかし、支援者の人材は減少となり、財政的にも厳しい状況が予測されています。  このような課題に対して、国は平成23年の介護保険法の改正により、地域包括ケアシステム構想を取り入れ、平成27年度からは、本格的に地域包括ケア体制整備に取り組んできています。  ちょっと図を出していただくとありがたいんですが。  国が示す地域包括ケアの簡単な図でありますが、上から大きく「介護」、「医療」、真ん中に「住まい」があって、下に「生活支援」、「介護予防」という、大きな5つのテーマで、住みなれた地域の中で末永く生きていこうというような仕組みをとっていこうというのが現在のこの高齢者の分野、またこれから少しずつ広がって、障がい者の分野にも移っていくという感じなんですが、こういう感じで図式化して、これを最終的にめどとしていきましょうということでございます。ありがとうございます。  地域包括ケアシステムとは、今、見ていただいたとおり、要介護状態となってもですね、住みなれた地域で自分らしい生活を最後まで続けることができるように、地域内で助け合う体制のことで、それぞれの地域の実情に合った、先ほど見ていただいた「医療」、「介護」、それから「住まい」、それから「介護予防」、それから「生活支援」が一体的に提供される体制を目指していくものであります。  介護保険制度の枠内だけで完結するものではなく、介護保険制度と医療保険制度の両分野を基軸として、地域の互助や自助も取り入れて、高齢者を地域で支えていくものとなります。  特に、この地域包括ケアシステムの整備で遅れがちになるのは、生活支援の分野であり、まさしく地域福祉分野であります。  また、この状況にさらなる課題となる新型コロナウイルス感染拡大による生活困窮者の急増があります。従来に増して、地域福祉活動の充実が求められてきている状況であります。  そこで、令和4年度の地域福祉推進の概要と来年度の獲得目標について、お聞きをいたしたいと思います。  次に、質問の2として、地域包括ケアシステム整備の要となる生活支援について、お伺いいたします。  地域福祉推進の高齢者分野の施策として、地域包括ケアシステムの先ほどの5本の柱の1つである、下のほうに書いてありましたが、生活支援分野の菰野町における進捗状況について、お聞きをいたします。  生活支援は、大きく分けて、在宅の家事支援、例えば買い物や調理、掃除、洗濯、ごみ出しなどを専門の介護職にお世話になるのではなくて、地域で助けていくというような仕組みをとっていこうと考えているわけですね。それから居場所の支援、それから社会参加の支援、これも正式なデイサービスとかということではなくて、地域のサロンや認知症のカフェなどを開きながら、居場所づくりや社会参加の1つにしていきましょうと。菰野町でもやっていただいておると思います。それから通院等に伴う移動支援、これは菰野でいうと、のりあいタクシーができてまいりました。また、あいあいタクシーもあります。これらがそれに相当すると思われます。それから権利擁護の支援がどうしても必要になります。認知症等で金銭管理がうまく行かなくなったとか、例えば役所に出す書類をどうしたらいいのかわからない。こういう事務手続の代行。  これらの4つの分野があると思います。それぞれの菰野町の現状について、お聞きをいたしたいと思います。  3つ目の質問といたしまして、福祉、介護の人材不足に対する町の取組について、お伺いいたします。  地域包括ケアシステムの主軸の1つである介護の分野において、在宅生活を支えるホームヘルパーさんの人材が非常に減少していることが実態としてあります。介護職の人材不足は大変、介護全体の部分も含めてですけども、人材不足は大変厳しい状況となっています。  特に、ホームヘルパーの多くは年齢的に高くなっており、介護人材の高齢化が進んでいると思われます。  地域包括ケアシステムの目標は、住みなれた地域で居宅、基本的にはお家で末永く生活していくというのが基本にありますので、居宅内でのサービスを提供する方の減少、サポートする人の減少はですね、今後の2025年問題に対して、大変憂慮しなければならない課題であります。  介護の人材育成を担う役目は県に、三重県にありますが、菰野町としても、人材減少を放置しておくわけにはいかないと考えます。  そこで、介護保険の保険者である菰野町として、どのように現状を認識し、その対策として、令和4年度では、どのような事業展開を企画しているのか、お聞きします。教えてください。  4つ目の質問としまして、昨日の藤田議員の質問と多く重なり、大変申し訳ないですが、もう一度、御答弁をいただきたいと思います。子ども権利事業についてでございます。今後の方向性について、お聞きいたします。  令和4年度新規事業として、子ども権利条例制定の予算が計上されています。  多くの議員からも取り上げられてきた課題でありますし、私の令和3年6月議会の一般質問での町長の御答弁で、その内容が具現化したということは、非常にですね、菰野町にとって、大変喜ばしいと思っております。  次世代を担う子どもを守り、育てていくことは、将来の菰野町の発展に大いに貢献するものであると期待をしております。  この条例を生きた条例にするためにも、この条例制定を足がかりとして、菰野町の子どもをどのように守り育てていくのか、今後の展開が非常に大切であると考えます。  どのように展望を持ってみえるのかをお聞きいたします。  以上でございます。御答弁をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(中山文夫君) 福田雅文議員の一般質問に答弁を願います。  柴田孝之町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) まず、福祉推進、介護等の質問、1、2、3といただきました。順次お答えいたします。  まず、地域の福祉の推進の取組につきまして、当町の取組でございますが、生活課題の解決に向け、地域全体で支え合っていく。これが地域共生社会でございます。  このような地域共生社会を見据え、目指すべき将来像として、第6次菰野町総合計画には、地域福祉施策の実施を掲げております。  このための具体的な事業といたしましては、地域包括支援センター事業をはじめ、生活支援体制整備事業、障害者総合相談事業及び社会福祉協議会への各種補助事業、これを地域福祉推進事業と位置づけ、当初予算案にも計上させていただきました。  これらに加え、令和4年度には、障害者計画相談支援事業所への体制強化事業を実施し、障がい者に対する相談支援もまた一層、強化することで、地域福祉を推進してまいります。  次に、生活支援について、4分野あると御指摘いただきましたので、この4分野に、それぞれについて、お答えいたします。  まず、1つ目、在宅の生活支援でございますが、これは現在、「いいね!大羽根」、「地域サポーターの会ちくさ」、「たすけあい竹永」、「朝上ささえ愛」の4団体が活動しております。これらの活動の中で、有償ボランティアの皆様による助け合いの仕組みで、買い物、掃除、調理、洗濯といった日常生活上の支援を実施しております。  居場所支援・社会参加支援につきましては、主に自治会単位で実施している通いの場である「いきいきサロン」、「地域の茶の間」、「認知症カフェ」などに対する人的支援を通じて実施しております。  移動支援は、当町に整備されたコミュニティバスとのりあいタクシー、この役割分担を図り、通勤や通学などの大量輸送にはバスを、通院や買い物など個別的な需要に対してはのりあいタクシーを、このような位置づけに基づいて、利用を推進させていただいております。このことにより、移動の支援、町の皆様の移動の利便性を図ってまいりました。  権利擁護につきましては、町社会福祉協議会が実施主体として、日常生活自立支援事業の助成、実施主体となっている日常生活自立支援事業に対し、当町は助成を行っております。この事業は、福祉サービスの利用手続や日常的な金銭管理など、日常生活上の事務的行為についての支援を行うもので、利用契約を交わした方を対象とするものでございます。  なお、権利保護のための制度として、成年後見制度の町長申し立ての制度もございます。この申し立てについての相談が3件ございましたが、実際の家庭裁判所への申し立てまでには、いずれも至っていないとの状況でございます。  3番目、介護の人材確保につきましての御質問でございます。  昨年、令和3年7月9日に、都道府県がそれぞれ推計した介護職員の必要数、これをさらに集計しますと、2019年度には、その必要数が211万人、これと比較しますと、2025年には243万人、2040年度には280万人が必要になるとされております。現状でも既に人手不足の声が現場から挙がっているところ、このような将来の支援ニーズの増加に対応すべく、介護人材確保対策への取組は、ますます重要となっていると考えております。  町内に所在する介護保険事業所のうち、在宅生活を支える中心となる訪問介護事業所は、町内に3事業所となっておりますが、またその事業所の職員は経験を積んだ職員が多いものの、若手の職員の参入が少ないということも現状であります。  そこで、当町では、平成31年度から介護人材育成事業として、介護職員初任者研修費用助成事業、これを三重郡老人福祉施設組合みずほ寮において実施し、介護人材の育成に取り組んでおります。  ただ、この事業は通学形式のみの研修形態となっていることからか、毎年、受講定員には達していない。これが残念ながら、現状でございます。  そこで、受講者の皆様がより利用しやすい制度とするため、他自治体の先進事例等を参考に、助成要件や研修の存在等についての周知方法など、さまざまな観点からの見直しを実施したいと考えております。  それでは、4つ目の菰野町子ども権利条例につきましてということで、これはまさに福田雅文議員に御質問いただきまして、突然、私が制定を宣言するというふうな、非常にこうね、皆様にはちょっと御心配をおかけしたところはございますが、この子どもの権利条例とは、繰り返しになりますが、子どもの権利を守るという必要性、特になぜ子どもを、大人だって子どもだってみんな権利がありますから、特に子どもの権利をなぜ守らなければいけないのか。さらに子どもの権利として、特に何を守るということに配慮をしなければいけないのか。意思の尊重、自立性の尊重っていうふうなところ、やはり大人に比べて、子どもというふうなものは、例えばそういうふうな尊重をしてもらえないというふうなこともございます。特に子どもとして、厚く守ること、意識をしなければいけないポイント、これを大人に啓蒙するとともに、もちろん子どもにも自分たちの権利を守るというふうな権利意識を高め、さらには菰野町において、子どもの権利を守る体制を整える。まさに大人、子ども、当町、全員で参加することによって、子どもの権利をより守るという体制を強化していくことを目的とするものでございます。  そもそも、子どもの権利が守られなければいけないのは当たり前のことでございます。  ですから、この条例がなくても、当然ながら、人権を守る、虐待防止、いじめは駄目だよというふうな活動は、全国で、当然、当町でも繰り返し行われておりますが、正直、当たり前のこと過ぎて、「またか」であるとか、マンネリを感じているような、もしかすると聞き流してしまうような大人も、私はいるのではないかっていうことを危惧しています。「大切だね」って言いながら、結局は意識が高まらないということでございます。  私は、まずこの条例を制定する趣旨は、そのような自分も含めて、また職員も身をただす。また、大人や子ども、子どもよりまず大人ですね、その皆さんにですね、この条例の制定をきっかけとして、人権を守るということについて、強く興味を持っていただくきっかけになるのではないかと考えております。  ですから、条例を制定し、できましたというふうなことと同時にですね、そのような啓蒙活動を行うっていうふうなこと、1種の仕掛けという側面があると考えております。  あと、もう1つ大切なのが、条例に定めることによってですね、まず町がそのような事業を進めていく法的義務を負う。これは、そういう意味では、自分で自分を縛るという側面があるのですが、そういう、そのような強い決意がもとの条例であると同時にですね、身近な条例、法律といいますと、守らなければいけないということは思っていても、自分と関係がない、遠いものだと思われるような方も中にはいるのではないかと思います。その点、菰野町の条例で、特にこのようなルールが定まったんだよということ、これを理由として、例えば虐待をする大人に対して、しつけだとかというふうな、なぜみんな判を押したように、同じことを言うのか、わからないんですけども、そこまでひどいものじゃないにしても、意識が高くないような、そういう大人に対しては、「菰野町には条例ができました。ぜひ、これは当然やらなきゃいけないことなんだけど、特に菰野にお住まいである以上は、子どもの権利を守るというふうなことに配慮をしてください」というふうな、その理由にも私は使えると考えております。  もう長くなりますので、これぐらいにしておきますが、とにかくこのように、この条例が制定できましたら、この理念を子どもにも、大人にも伝える。特に子どもには、自分の身を守るため、優しくたくましく育つように配慮し、大人には、それに協力をしていただくように、さまざまな資料を作成したり、講演会も開催したり、また意識を高めることによって、検討会等の会を行うっていうふうな、その会自体がより盛り上がるんじゃないかと私は考えております。  この令和4年度、今年4月以降、早期に、このまず条例の制定、まさにこの仕掛け、骨組みでございますから、これを制定し、そのための関連事務を進めておるところでございます。  この制定の暁には、子どもの権利について、より一層の理解が深まるよう、子どもの権利に関する講演会の開催、関係する資料の配布、それを通じて、意識を高めた上で、実際に子どもの権利を守るための制度の構築に、皆さんに高まってやる気を持ってもらった、意識を持って参加していただいて、いいものを作っていただくということを考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。  私からは、以上です。 ○議長(中山文夫君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  福田雅文議員。 ○7番(福田雅文君) ありがとうございます。非常にありがたいお話もいただいたかなと思っております。  少し、それぞれの質問を細かく聞いていく部分があります。一つよろしくお願いいたします。  1つ目の質問の関連でございますけれども、令和4年度における地域福祉関連事業における、その予算の推移、今までの推移等の状況をもう少し詳しく教えていただくとありがたいです。よろしくお願いします。 ○議長(中山文夫君) 福田雅文議員の再質問に対して、答弁を願います。  健康福祉課長、加藤信也君。 ○健康福祉課長(加藤信也君) 令和4年度におけます地域福祉関連事業と、その予算推移について、御答弁を申し上げます。  町長が御答弁申し上げましたように、主に地域包括支援センター事業、生活支援体制整備事業、障害者総合相談事業及び社会福祉協議会への各種補助事業によりまして、地域福祉の推進を図っているところでございます。  これらに加えまして、障害者計画相談支援事業所体制強化事業の実施について、予算を計上しておるところでございます。  これらの予算の総額といたしましては、1億2,900万円余りに上っておりまして、生活支援体制整備事業が実施されていなかった平成24年度の頃と昨年度の決算額を比較いたしますと、約24%増というような予算の拡充、拡大を行いまして、地域福祉を推進しておる状況でございます。  高齢者の分野から生まれました地域包括ケアシステムにつきましては、今後、障がい者や子どもたちを含めた地域のすべての住民を対象としまして、町全体で目指すべき地域共生社会を実現するための仕組みであり、地域包括ケアシステムをより広い視点からとらえて、支え合いの地域づくりを進めることが求められております。  地域住民、ボランティア、社会福祉協議会をはじめとする地域の事業者等と共に連携しながら、推進を図っていく必要があると考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中山文夫君) 福田雅文議員。 ○7番(福田雅文君) ありがとうございます。  平成24年度と比べていただいて、約24%増ということで、非常にね、地域包括ケアの関係で、増えてきておるというふうに思います。  ただ、生活困窮者の関係がですね、コロナの関係もあって、非常に増えてきておるという部分もあろうかと思いますし、これから団塊の世代の方々が後期高齢者になっていくという部分を考えると、もう少し力を入れていく必要があるのかなというときに、今年度、少し残念なんですけども、ここ令和3年度、令和4年度の予算を見ると、令和2年度から比べると、少しその部分の費用のダウンが見受けられるかなというふうに思います。全体的な非常に厳しい予算状況であるということで、それぞれを精査された結果だろうとは思いますが、やっぱり人的な部分が仕事をする部分があろうかと思います。ぜひとも、そのあたり、また御一考いただきながら、御検討いただいていくと、ありがたいなと思っております。  菰野町はですね、地域福祉の行政計画であります地域福祉計画は現在、策定されていません。町としては総合計画をもとにしながら、というお話を聞いておるところでございますが、社会福祉協議会の関係で、地域福祉を推進するための活動計画が、これはありがたいことに、行政の方々も多く参加いただき、一般の方々も入って、公私が力を合わせて策定したものとなっております。  ですので、それを1つの軸にしながら、着実に地域福祉事業が進められてきているということもございます。  ただ、その計画はコロナ感染症の前に作られておるということもございます。予期しないコロナ感染症によってですね、生活困窮の方々が非常に増えている。または、今までの生活様式が大分変化してきて、やり方も変わってきたということもございます。ぜひとも計画の進捗状況を御確認、モニタリングしながら、急増した生活困窮の方への支援対策なんかも加味した計画の見直しを町としても積極的に進めていただくことを思っております。  町長の御意見を賜りたいと思います。 ○議長(中山文夫君) 答弁願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 御存じのとおり、当町は福祉事務所を設置していない自治体でございます。住民に身近な行政機関として、一次的な相談窓口としての取組を推進しております。
     生活困窮対策につきましては、三重県及び社会福祉協議会等と連携し、第6次総合計画に掲げる地域でつながり、支え合う仕組みを作る取組を推進ということから、計画変更等については予定しておりません。  なお、地域福祉活動計画は民間計画という位置づけでありますことから、町が見直しの可否を言及するものでないということは申し添えます。  特例貸付等生活困窮に関する相談の急増に対しましては、保健福祉センターにおける相談コーナーの増床を図るなどの対応を行っておるところでございますが、今後も課題を把握した場合には、適切な対応を検討しながら関係機関と連携してまいりたいと考えております。 ○議長(中山文夫君) 福田雅文議員。 ○7番(福田雅文君) ありがとうございます。  地域福祉計画の部分は、よくわかりました。活動計画も当然、民間計画でございますので、町が変えていけるものではないというふうにも存じております。  ただ、町も入って、公私で作られる計画であるということから考えると、やはりモニタリング部分について、やはり町が地域福祉を進めるという非常に大事なポイントを握っておられるわけでございますので、やはりそのあたりを見直していくようなサポートも必要ではないかなというふうに思っておりますので、ぜひともまた御検討いただければ、ありがたいなと思っています。  全部を直せという意味じゃなくて、モニタリングをしながら、ある程度訂正を加えたり、方向性を考えていくっていうことのものであればいいかなというふうに思っております。ありがとうございました。  それでは、次の質問に移って、再質問に移っていきたいと思います。  現在、各小学校区を中心に、地域の福祉関係者やボランティアの方々で、地域助け合いグループ、先ほど御紹介いただきました4つのグループが設立され、活動されていますが、その現状としてですね、町長からある程度お話をいただきましたが、もう少し数とかも入れてですね、細かいことを教えていただければ、ありがたいなと思います。 ○議長(中山文夫君) 健康福祉課長、加藤信也君。 ○健康福祉課長(加藤信也君) 当町では、介護保険制度上に位置づけられた地域支援事業の生活支援体制整備事業におきまして、平成30年度から、各地区コミュニティセンターへの駐在方式によりまして、生活支援コーディネーターを配置しております。  その活動内容は、主に高齢者の生活課題の解決に向けて、地域住民との協議を重ねながら、住民同士の助け合い活動の組織化を図っていくとともに、その活動支援を行っております。  近年、企業における定年延長や継続雇用制度の導入、高齢者自身の就労意欲の高まりを背景に、活力ある60代に地域のボランティア活動の担い手を期待することが難しく、地域の助け合い活動の担い手不足が課題となっております。  この問題を解決するためには、地域住民同士の交流や関係づくり、互助・共助意識の醸成、地域課題の共有など、啓発活動を通じて、活動への理解や共感をもって参画する地域住民を地道に増やしていくことが重要でございます。  そのために、こういった地域の助け合い、組織への支援につきましては、継続してまいりたいと考えております。 ○議長(中山文夫君) 福田雅文議員。 ○7番(福田雅文君) ありがとうございます。生活支援コーディネーターさんが中心となって支援をいただいておるというお話をいただきました。ありがとうございました。  地域助け合い活動はですね、地域の方々の、基本的には熱い福祉への思いで運営をされているというふうに思っております。地域包括ケアシステムの生活支援分野の一翼を担うこの活動を永続的・安定的に展開していくためには、ボランティアの方々の熱い思いだけに頼っていくわけにはいかないというふうに思っております。  ともすると、一過性で活動が終わってしまう、休止してしまう可能性もあると心配をしております。  現在、運営に携わられている方々の中には、このことを強く、将来にわたって強く心配をされておられる方もおられます。  将来に向けて、運営を安定的、継続的にしていくためには、介護保険制度における総合事業サービスの1つとして、例えば四日市市や桑名市のように、介護保険のサービスメニューに位置づけて、ある一定の行政支援をしていくことが必要と考えています。  その支援内容として、四日市市なんかは運営費の助成、及び、これはやってみえないと思いますけども、運営費の助成は要るだろうと思いますし、及び次世代メンバーを町として計画的に育成していくことも重要な施策になるのではないでしょうか。  御意見をお聞かせいただければありがたいです。 ○議長(中山文夫君) 健康福祉課長、加藤信也君。 ○健康福祉課長(加藤信也君) 当町といたしましては、地域の助け合い活動の持続可能性を担保するために、生活支援コーディネーターによる啓発活動や地域の助け合い活動への支援を、先ほども御答弁申し上げましたように、継続していくことを重視しており、介護予防・日常生活支援総合事業のサービスに位置づけることについては、その効果や必要性、地域の助け合い活動団体の意向を含めて、検討してまいります。  また、次世代メンバーの育成につきましては、地域で活躍する担い手を育成するため、地域サポーター養成講座を継続的に開催し、地域包括ケアシステムの構築を推進してまいりたいと考えております。 ○議長(中山文夫君) 福田雅文議員。 ○7番(福田雅文君) ありがとうございます。  現在の地域助け合い活動は、地域包括ケアシステムの生活支援や介護予防分野を地域の方々による互助活動の位置づけになっておると。  大きくとらえると、介護保険制度の一翼を担っているということにもなります。  そのサポーターの方々にも、やはりサポートのサービスの質が求められてきているのではないかと。先ほどもその方々を育成するための事業が行われるというお話をいただいております。  ただ、もう少し、せっかくそういう方々がおられるということであれば、資格をある程度取っていくような方向は進めていただけるといいのではないかなというふうに思っております。  現在の菰野町の介護人材育成の事業は、確か先ほど町長の御答弁にもありましたが、みずほ寮で介護職員初任者研修をやられておるというふうに思っております。これは2年間、町内で仕事をされると受講料が無償になるというふうな形になるのだったと思いますが、この事業で、先ほど人材がなかなか集まらないというお話もいただいておりました。まずこういうところに今のサポーターの方々に参加していただいて、そして活躍いただければ、同じような仕組みで助成を受けられるようになるといいのではないかなというふうに考えておるところであります。  また、現在、確か、現在介護で働いていないと受けられないような条件だったと思います。先ほども少しお話いただいて、見直しを図っていきたいということでございますが、ぜひとも介護についていない方々も、この制度を利用して、そういう仕事、例えば地域のサポーターでもいいと思うんですね、そういうところにつくことで、助成を受けられる、受講料が無償になる。こういう形も1つの方法ではないかと思いますが、御意見賜ればありがたいです。 ○議長(中山文夫君) 健康福祉課長、加藤信也君。 ○健康福祉課長(加藤信也君) 現在の介護職員初任者研修費用助成事業は、助成を受けるための要件として、町内の介護事業所で勤務していること、研修終了後に町内の介護事業所で2年間継続して介護業務に従事すること等の要件がございます。  各地区で活動していただく助け合いのサポーターの皆様につきましては、よりよい地域を作るための意識も高く持っておられまして、身近な地域での見守りやさまざまな困りごとに対応していただく活動を担っていただく方々であると認識しております。このような方々に専門的な知識、技術を習得していただくということは、考え方としては非常に有効であると考えております。  また、さまざまな理由から、現在は就業していない方々にも、この制度を適用することで、人材のすそ野が広がって、将来の介護人材の確保にもつながっていくものと考えておりますので、検討を継続させていただきたいと考えております。 ○議長(中山文夫君) 福田雅文議員。 ○7番(福田雅文君) 非常に前向きで、ありがたいと思っております。せっかく予算もとってあるということで、その予算を生かしていただくという意味でも、そういう間口を広げていただければありがたいと思います。  一足飛びには、なかなか難しいとは思いますが、多くの、より多くの介護人材を育成する、本当に介護で働いていただくかは別にしても、そういう知識を深めていただく方々を多くするということを考えると、考えようによっては、もうその縛り、2年間働くとかっていう縛りをなくして、受講料を無料にして、せっかく半公的なみずほ寮さんで事業をやってみえるわけですので、無償でやっていただくのも1つの方法ではないかなというふうに思っております。  また、受講日なんかもですね、ほかで働いてみえる人たちも興味を持って資格を取りたいなという話もあるかもわかりません。そういう意味では、曜日の選定や、それから開講日数を増やしていただく、例えば開催回数、年1回というふうになっておると思いますけれども、年2回、3回と開ければありがたいと思いますし、土曜日や日曜日の開催なんかも考えていただくのも1つの方法であります。  また、最近は通信という形をとっておりますので、通信だと、通わなくても何とか取っていけるっていうこともございます。  こういうことも含めて、御検討いただいたらありがたいと思います。  御意見をいただければありがたいです。 ○議長(中山文夫君) 健康福祉課長、加藤信也君。 ○健康福祉課長(加藤信也君) 将来の支援ニーズの増加と持続可能な介護サービスの提供に向けまして、介護人材確保対策への取組は重要であります。  介護職員初任者研修費用助成事業につきましては、受講者がより利用しやすい制度にするために、他自治体の先進事例等も参考にしながら、冒頭にも町長から御答弁申し上げましたとおり、助成要件や研修の周知方法等の見直しを実施していきたいと考えております。 ○議長(中山文夫君) 福田雅文議員。 ○7番(福田雅文君) ありがとうございます。ぜひとも御検討いただいて、とにかくそういう仕事や考え方を、受講していただく方を増やしていただければ、非常にありがたいと思っております。  それでは、最後の4番目の再質問のほうに移ってまいりたいと思います。  町長の御答弁で、非常に思いを入れていただいているということで、お聞きをいたしました。  子どもの権利条例、仮称になっておりますけれども、の制定によりですね、教育委員会としての今後の取組については、どのようにお考えか、教育長にお聞きいたしたいと思います。 ○議長(中山文夫君) 答弁を願います。  教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 教育委員会としての取組について、答弁させていただきます。  まず、児童生徒が学校で安心して学べるよう、相談、支援体制を充実させています。  相談体制については、日々の授業や教育相談等で、児童生徒の状況を適切に把握するとともに、各校に配置されているスクールカウンセラーや教育委員会の相談員とも連携しています。  また、支援体制につきましては、スクールソーシャルワーカーと連携し、課題を抱える児童生徒への働きかけ、関係機関とのネットワークの構築等、問題解決に取り組んでいます。  スクールソーシャルワーカーにつきましては、現在、菰野町には1名配置されておりますが、当町には2中学校区あることから、それぞれ1名ずつの配置となるよう県に要望をしているところでございます。  次に、子どもの権利条例の制定に伴う教育委員会としての取組ですが、現在においても、「児童の権利に関する条約」、いわゆる子どもの権利条約や三重県子ども条例にのっとり、子どもを権利の主体として尊重する学習を行っています。  例えば、道徳科では、「主として集団や社会との関わりに関すること」の内容の中で、小学校5、6年生では、「自他の権利を大切にし、義務を果たすこと」、中学校では、「自他の権利を大切にし、義務を果たして、規律ある安定した社会の実現に努めること」という内容項目のもと、一人一人の道徳性や人権意識を高める授業を行っています。  今後は、子どもの権利条例を教材として活用し、より身近な取組として、指導に取り入れていきたいと考えますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中山文夫君) 福田雅文議員。 ○7番(福田雅文君) ありがとうございます。今までのですね、学校での人権教育の取組、お聞きしました。本当に敬意を払いたいと思います。  また、せっかくの条例制定ですので、これを足がかりとして、さらなる子どもの人権意識の向上に期待を申し上げたいと思います。  なお、実際に子どもの権利を侵害しているといわれるヤングケアラーの課題に対してですね、スクールソーシャルワーカーの増員も要望いただいておると今、お聞きいたしました。ぜひとも強く求めていただいて、配置をお願いしていきたいと。これは子どもだけを支えるというよりも、家庭を支えるという形になろうかと思いますので、ぜひともお願いをしていきたいなと思っております。  また、現在行われている人権意識を高める学習などの継続をしていただくとともにですね、昨日の御答弁でもあったと思いますが、菰野町の子どもの権利条例自体の学習をしっかりとこう進めていただければ、非常にありがたいなというふうに思っております。  なおですね、今回ウクライナの戦渦に巻き込まれている多くの子どもたちが大変な状況になっているということをニュースで見ますとですね、やはりしっかりとした平和に対する学習も大切であるというふうに認識をしております。  この権利条例を足がかりとしてですね、人権教育や平和教育については、学校のみ、先ほど町長も言われておりましたけどね、学校教育のみではないと思っております。  一般の町民向けにも、生涯学習活動を通じて、継続的に行う必要があると思います。  この部分について、教育長の御意見をお聞きしたいと思います。 ○議長(中山文夫君) 教育長、北口幸弘君。 ○教育長(北口幸弘君) 議員のほうから、人権教育や平和教育について、学校だけではなく、一般の町民の方々にもですね、継続的に行う必要があるという御意見をいただきました。  全くもう御指摘のとおりだというふうに考えております。  先ほどもありましたが、町長のほうも、最初の答弁の中で、この条例を足がかりにして、大人にも子どももしっかりと取り組んでいくというような答弁があったと思いますが、教育委員会といたしましても、町長部局、関係各課とですね、しっかり連携をしながら進めていきたいと、こういうふうに考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(中山文夫君) 福田雅文議員。 ○7番(福田雅文君) 非常にありがたいと思います。ぜひともよろしくお願いいたします。  今まで以上にですね、人権、平和について、社会教育の分野の活動がさらに活発に展開されることを切望いたしまして、今回の私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(中山文夫君) 以上で、福田雅文議員の一般質問は終了しました。  これで、通告されました一般質問は、すべて終了しました。  なお、関連質問については、慣例申し合わせに基づき、ありません。  ここで、昼食のため、暫時休憩をしていただき、議会運営委員会を開催していただきたいと存じます。議会運営委員会は、午後1時より、第3、第4委員会室にて行います。議会運営委員会委員長、よろしくお願いします。  暫時休憩します。               午前11時30分 休憩             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午後 3時22分 再開 ○議長(中山文夫君) 再開します。  ここで、2011年3月11日に発生した東日本大震災でお亡くなりになられた方々に黙祷をささげたいと思います。  御起立ください。                〔全員起立〕 ○議長(中山文夫君) 黙祷。  御直りください。  御着席ください。                〔全員着席〕 ○議長(中山文夫君) ありがとうございました。  ここで、会議規則第9条第1項の規定により、本日の日程がすべて終了するまで会議時間の延長を宣言します。  この後、午後4時より、全員協議会を開催いたします。全員協議会終了後、本会議を再開いたします。  執行部におかれましては、待機をお願いいたします。
     暫時休憩します。               午後 3時24分 休憩             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午後 5時41分 再開 ○議長(中山文夫君) 再開します。  ここで、上程されております議案につきまして、質疑を行いたいと思います。  全議案につきまして、質疑のある方、御発言ください。  矢田富男議員。 ○1番(矢田富男君) 今回、議案として職員定数条例が議案第7号で出ております。私は今回このような形で社会教育課が町長部局に行くということの中での異動になるんだろうというふうに思っております。  何が言いたいかと言うと、これを3月に出すよりは、12月に1つの議案の中で、今回専決をされた、あの部分について、一緒になって出してもらえれば、私はありがたかったかなというふうには思っています。慌ただしい中で、人事がどういうふうに動くということも、行政側にとっても大変な時期になるんだろうなっていうふうに思いますので、その点については、町長も今後はこういうことについては、早く出すという認識をお持ちでいただきたいなということで、ちょっとお聞かせをいただきたいなと思っています。 ○議長(中山文夫君) 答弁願います。  総務課長、片岡芳輝君。 ○総務課長(片岡芳輝君) 御指摘いただきました点につきましては、12月に一緒に提案するところが確かに望ましいというふうには考えております。  今後ですね、関連する条例等につきましても、注意を払って対応したいと考えております。お願いいたします。 ○議長(中山文夫君) ほかにございますか。  矢田富男議員。 ○1番(矢田富男君) もう1点、議案第8号について、お聞かせいただきたいなっていうふうに思っています。今回、公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例(案)であります。この案件は、一般社団法人菰野町観光協会に職員を派遣するということであるようです。今回、町長が言われている、観光に力を入れてということであれば、私はこういうこともあり得るのだろうなというふうには、認識はしておりますけれども、この中で今、局長ほか3名の女性職員で、4名構成で観光協会がなされております。1名増員されて、菰野町の観光の町としての観光協会の充実をするということで、間違いないのか。  そして、今回、公益的法人等への職員派遣について、菰野町が今、行っている職員派遣の派遣先が今回で4つ目になると思うんですけど、その3つをまずお教えいただいて、現在そこに派遣がなされているのか。今までどのようなところには派遣をしてきたけども、こういうところには派遣をしてこなかったっていう案件があると思いますので、御説明いただきたいと思います。 ○議長(中山文夫君) 答弁を願います。  総務課長、片岡芳輝君。 ○総務課長(片岡芳輝君) 今現在の派遣できるように条例でうたってあるところにつきましては、社会福祉法人菰野町社会福祉協議会と三重県農業共済組合、そして地方公共団体金融機構となっております。今現在におきましては、派遣のほうは、こちらのほうに対する派遣のほうは行っておりません。  以上でございます。 ○議長(中山文夫君) 矢田富男議員。 ○1番(矢田富男君) 今聞かれたとおり、4件のところに今までのこの条例を使って派遣ができるようになっているようです。  当然、補助金が出たり、さまざまなところで出ているようでありますけれども、農業共済なんかは、今年は出ておりませんけども、その他のところで派遣をした経緯があるんですか。  そして、菰野町観光協会の充実のために今回派遣をしていくっていうことで、確認をしたいと思っています。 ○議長(中山文夫君) 総務課長、片岡芳輝君。 ○総務課長(片岡芳輝君) 先ほどの農業共済組合、そしてですね、地方公共団体金融機構につきましても、派遣を行った実績はございます。 ○議長(中山文夫君) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) ほかに御発言がないようですので、質疑を終了します。  失礼しました。総務課長、再度答弁願います。  町長、柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) お見込みのとおりでございまして、よりですね、観光協会と菰野町の観光商工推進室、こちらを連携させることで、強力に観光の町菰野を盛り上げていくことを推し進めるということも考えております。 ○議長(中山文夫君) 失礼しました。  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) ほかに御発言がないようですので、質疑を終了します。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第2 議案第 6号 菰野町行政手続等に係る押印見直しに伴う関係条例の整備              に関する条例(案)       議案第 7号 菰野町職員定数条例の一部を改正する条例(案)       議案第 8号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正              する条例(案)       議案第 9号 菰野町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条              例(案)       議案第10号 菰野町国民健康保険税条例の一部を改正する条例(案)       議案第11号 菰野町ホテル等建築の適正化に関する条例の一部を改正              する条例(案)       議案第12号 菰野町公園条例の一部を改正する条例(案)       議案第13号 菰野町消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例              の一部を改正する条例(案)       議案第14号 菰野町水道事業給水条例の一部を改正する条例(案)       議案第15号 令和3年度菰野町一般会計補正予算(第13号)(案)       議案第16号 令和3年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第4              号)(案)       議案第17号 令和3年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第4号)              (案)       議案第18号 令和3年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第              3号)(案)       議案第19号 令和3年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)(案)       議案第20号 令和3年度菰野町下水道事業会計補正予算(第3号)              (案)       議案第21号 令和4年度菰野町一般会計予算(案)       議案第22号 令和4年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)       議案第23号 令和4年度菰野町土地取得特別会計予算(案)       議案第24号 令和4年度菰野町介護保険特別会計予算(案)       議案第25号 令和4年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)       議案第26号 令和4年度菰野町水道事業会計予算(案)       議案第27号 令和4年度菰野町下水道事業会計予算(案)       議案第28号 令和4年度菰野町一般会計補正予算(第1号)(案)       議案第29号 訴訟の提起について       議案第30号 損害賠償の額を定め、和解することについて       議案第31号 町道路線の認定について ○議長(中山文夫君) 日程第2、議案第6号から議案第31号までを一括議題としたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 異議なしと認めます。  よって、議案第6号から議案第31号までを一括議題とします。  菰野町行政手続等に係る押印見直しに伴う関係条例の整備に関する条例(案)、議案第6号、菰野町職員定数条例の一部を改正する条例(案)、議案第7号、公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第8号、菰野町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第9号、以上4議案は、総務財政常任委員会へ付託します。  菰野町国民健康保険税条例の一部を改正する条例(案)、議案第10号、菰野町ホテル等建築の適正化に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第11号、以上2議案は、教育民生常任委員会へ付託します。  菰野町公園条例の一部を改正する条例(案)、議案第12号は、産業建設常任委員会へ付託します。  菰野町消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第13号は、総務財政常任委員会へ付託します。  菰野町水道事業給水条例の一部を改正する条例(案)、議案第14号は、産業建設常任委員会へ付託します。  令和3年度菰野町一般会計補正予算(第13号)(案)、議案第15号は、所管事項につき、各常任委員会へ分割付託します。  令和3年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)(案)、議案第16号、令和3年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第4号)(案)、議案第17号、令和3年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)(案)、議案第18号、以上3議案は、教育民生常任委員会へ付託します。  令和3年度菰野町水道事業会計補正予算(第2号)(案)、議案第19号、令和3年度菰野町下水道事業会計補正予算(第3号)(案)、議案第20号、以上2議案は、産業建設常任委員会へ付託します。  令和4年度菰野町一般会計予算(案)、議案第21号は、所管事項につき、各常任委員会へ分割付託します。  令和4年度菰野町国民健康保険特別会計予算(案)、議案第22号は、教育民生常任委員会へ付託します。  令和4年度菰野町土地取得特別会計予算(案)、議案第23号は、産業建設常任委員会へ付託します。  令和4年度菰野町介護保険特別会計予算(案)、議案第24号、令和4年度菰野町後期高齢者医療特別会計予算(案)、議案第25号、以上2議案は、教育民生常任委員会へ付託します。  令和4年度菰野町水道事業会計予算(案)、議案第26号、令和4年度菰野町下水道事業会計予算(案)、議案第27号、以上2議案は、産業建設常任委員会へ付託します。  令和4年度菰野町一般会計補正予算(第1号)(案)、議案第28号は、教育民生常任委員会へ付託します。  訴訟の提起について、議案第29号は、総務財政常任委員会へ付託します。  損害賠償の額を定め、和解することについて、議案第30号、町道路線の認定について、議案第31号、以上2議案は、産業建設常任委員会へ付託します。  ここで、お諮りします。  お手元に配付しましたとおり、事件5件を日程に追加し、議題としたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(中山文夫君) 異議なしと認めます。  よって、事件5件を日程に追加し、議題とすることに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎追加日程第1 議案第32号 菰野町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する                条例(案) ○議長(中山文夫君) 追加日程第1、菰野町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例(案)、議案第32号を議題とします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(中山文夫君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第32号、菰野町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例(案)について、提案説明を申し上げます。  年金制度の機能強化のため、国民年金法等の一部を改正する法律が令和2年6月5日に公布され、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部が改正されました。  これを踏まえ、菰野町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するものであります。  改正の内容でございますが、株式会社日本政策金融公庫及び沖縄振興開発金融公庫が行う年金担保貸付事業が廃止されることに伴い、消防団員等公務災害補償を受ける権利を担保とする特例を定めた菰野町消防団員等公務災害補償条例第3条第2項ただし書を削除するものです。  以上、提案説明といたします。 ○議長(中山文夫君) ただいまの提案説明に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 別段、御発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について、総務財政常任委員会へ付託します。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎追加日程第2 議案第33号 令和3年度菰野町一般会計補正予算(第14号)(案) ○議長(中山文夫君) 追加日程第2、令和3年度菰野町一般会計補正予算(第14号)(案)、議案第33号を議題とします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(中山文夫君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 議案第33号、令和3年度菰野町一般会計補正予算(第14号)(案)につきまして、提案説明を申し上げます。  国の令和3年度補正予算等に係る子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、令和3年第4回定例会に先行給付金である5万円を給付するための費用を計上した一般会計補正予算(第9号)を、また令和4年第1回臨時会におきましては、追加給付金の5万円を給付するための費用を計上した一般会計補正予算(第11号)をそれぞれ上程し、御承認賜りました。  現在、事業は滞りなく進んでおりますが、先般、国から給付金の執行に係る文書が発出され、3月の年度内に給付を決定した場合であっても、4月以降に給付を行う場合は、国との繰越協議が必要になることが示されました。  この国との繰越協議を行うに当たっては、当町において、4月以降に給付が見込まれる50人相当に係る費用を翌年度に繰り越す必要があり、今回の補正予算において、先行給付に係る子育て世帯臨時特別給付金給付事業250万6,000円、及び追加給付に係る同事業250万6,000円をそれぞれ繰り越すため、繰越明許費の追加を行うものであります。  以上、提案説明といたします。 ○議長(中山文夫君) ただいまの提案説明に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 別段、御発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について、教育民生常任委員会へ付託します。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎追加日程第3 報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)               (菰野町課設置条例の一部を改正する条例)         報告第5号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)               (菰野町公民館条例の一部を改正する条例)         報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)               (菰野町教育に関する事務の職務権限の特例に関する条               例) ○議長(中山文夫君) 追加日程第3、「報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」から「報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」までを一括議題としたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 異議なしと認めます。  よって、「報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」から「報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」までを一括議題とします。  なお、採決については、報告ごとに行います。  町長から、「報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」、「報告第5号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」、「報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」について、地方自治法等に反したと認め、地方自治法第176条第4項の規定により、再議に付されました。  本件について、提出者の説明を求めます。  柴田孝之町長、登壇ください。              〔町長 柴田孝之君 登壇〕 ○町長(柴田孝之君) 報告第4号、再議に付す理由を説明いたします。  今定例会初日において、報告第4号、菰野町課設置条例の一部を改正する条例につきまして、専決処分をしたことの御報告をいたしました。この御報告に対する承認、不承認につきまして、再議に付することを求めるものでございます。  先般の不承認との議決に対しまして、当方は、直ちに必要と認める措置、地方自治法第179条第4項に定める必要と認める措置を講ずることに着手いたしました。  その中で、条例案の内容や専決処分に踏み切るという特殊な観点が含まれた点について、議会の皆様への説明に丁寧さを欠いていたとのうらみがあること、このことについて、反省をしなければならないと考えております。改めて、今後、個々の議案にのっとった丁寧な説明をすることを心がけたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  一方で、この必要と認める措置を講ずるに当たって、専決処分の対象となった条例案の内容について、確認をいたしましたが、議会における審議の範囲、これは通常の条例案とは異なって、違法性の観点に制限されるということ、その観点から、違法性の観点から何らかの問題がないのかというふうな点を改めて確認させていただいたものでございます。  ただ、議会の初日の審議におきまして、初日までの審議、これまでの審議におきまして、条例の内容の違法性についての観点の指摘がなされなかったので、その点、必要な措置をとることができないこと、さらに当方も顧問弁護士等と協力し、改めて条例の内容を検討しましたが、やはり違法であるとの疑いがある点が見当たりませんでした。  また、本件専決処分の対象となった条例案については、令和3年10月19日から同21日の決算委員会において説明がなされ、及び令和3年菰野町議会第4回定例会の会期日程までの間において、審議のいとまは十分にあったと見ることはできますが、議会におきまして、違法性の観点から審議されたとの形跡がほとんどないまま、継続審査に付されたものでございます。  もともと菰野町議会は会期制を採用しておりますので、特段の事情がない限り、会期不継続の原則の遵守が必要となります。このため継続審議と決する場合は、よほどの特段の事情がある場合に限られるとされておりますが、また例えば人事案件につきまして、即決となるように、組織に関する案件につきましては、また組織編制者の自律権の尊重というふうな観点を考慮していただきたいというところ、その点についても継続審議とされたことの間に矛盾が生じると判断されるわけです。  また、この組織に関する条例は、人事異動にそのまま影響を及ぼします。となると、準備期間を含め、行政の執行の円滑な執行のためには、12月に成立する必要がございました。  これに加え、10月の同条例案の説明の後から、違法性とは異なる観点を理由に、同条例案を廃案にするとの動きが活発かつ継続的に見られた結果、当町職員に動揺が走り、実際、人事等、行政運営に支障が生じていたものでございます。  同条例案を継続審議とされたことは、町の組織編制権を害する上に、会期不継続の原則に違反するとの疑いを払拭することができません。  今回の専決処分は、このような状況を受け、長が円滑な行政の執行をする権限、組織編制権を守り、円滑な行政の執行を実現するため、これが町の皆様の利益にかなうと考え、やむを得ず行ったものでございます。にもかかわらず、専決処分を不承認となされることは、適法な理由もないのに、法に定める必要と認める措置をとる義務を長に発生させることになります。しかも専決処分がなされた直後に議会から専決処分の撤回が文書で申し込まれたことから、不承認とは適法な理由がないのに、条例の廃止または変更を求める、長の権限に属する事がらを侵害しようとしたものとも推察ができます。  以上の観点から、本件専決処分を不承認とすることは、議会の審議権等、権限の範囲を越え、長の組織編制権、円滑な行政の執行を害するものとして、適法でない議決がされたものと考えます。  以上、改めて本件専決処分に対し、承認するか否かにつきましての御判断を仰ぎたいものでございます。  以上です。 ○議長(中山文夫君) ここで、お諮りいたします。  再議の3件について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会で即決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 異議なしと認めます。  よって、再議の3件については、委員会付託を省略し、本会で即決することに決しました。  まず、「報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」に質疑のある方、御発言ください。  矢田富男議員。 ○1番(矢田富男君) 今回の「報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」でありますけども、冒頭、町長から、先ほど全員協議会が開かれた冒頭に、町長が説明不足でもあった、十分にこれから議会と行政とが連携をしながら、十分な説明責任としてやっていくんだっていう御意見は、今、本会議場でなされたのかなされないのか、はっきりしなかったんですけども、その点について、町長の、もう一度その点、中身は結構です、しっかりと車の両輪、二元代表制を充実させていくっていう、その思いを町長から私たちに伝えていただきたいという思いで、今回の提案に対して、質疑をさせていただきたいと思います。 ○議長(中山文夫君) 答弁願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 繰り返しになりますが、十分な個々の議案に応じた丁寧な説明といったものをしっかりと心がけてまいりたいと思います。至らなかった点がありました点については、大変申し訳ないと思っております。 ○議長(中山文夫君) ほかにございますか。  矢田富男議員。 ○1番(矢田富男君) 今の町長の発言は、大変重要なものであると私は感じています。今後、菰野町議会が、また行政が二元代表制の中で、しっかりとした対応をしていき、専決処分に至るということについては、町長部局で考える。専決処分は私たちが駄目だと言っているわけではありませんので、今後についても、十分な議論をしていく中で、よりよい菰野町のために、二元代表制をうまく利用しながら、私たちも活動をしていきたいと、そのように考えておりますので、行政の皆さんにも、町長ほか皆さん方には、よろしくお願いをしたいというふうに思っています。  その点についても、町長と心を一にしているのであれば、私はそれでいいというふうに考えておりますので、町長、再度よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(中山文夫君) 柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) まず、十分な説明を心がけます。  蛇足でございますが、今後も皆様の御意見をしっかり伺って、今回承認いただいたとしても、その条例案をよりよきものにしていくように、しっかりと心がけたいと考えております。 ○議長(中山文夫君) ほかにございませんか。  中川哲雄議員。 ○16番(中川哲雄君) もうね、何度も既にこれは採決されていて、再議に付された。中身は一緒です。違法な議決をしたと言うんですよね。私たち議会が違法な議決をした。言い切っているんです。まだ議決もしてないんですよ。継続審議中の議案なんですよ。違法な議決をしたんですか。議決してないですよ。その議決権、すなわち憲法の第93条やったか、憲法第93条に、地方自治、地方公共団体に議会を置く。そこの議決権を保障されているわけです。議決権を私たちは奪われたと思っているんです。一番基本的なことです。まだ継続中の、審議中の議案ですよ。それを違法な議決って何で断定できるんですか。到底ね、この再議書についても、認めるわけにはいきません。大変残念です。いいことはいいとして、私たちは評価をします。町長、大変いいところあります。  しかしね、このような、菰野町議会かつてないことです。私いろいろ調べました。全国的に。継続中の議案をね、議会に何の相談もなく、突然ですね、専決処分をしたという報告書を議長に手渡す。これはね、全国でもないことです。不十分な説明だったって、そんなん済みません。不十分な説明で説明すれば、じゃあ違法ではないのかということになりますが、私は違法だと思います。  以上で、3件とも関連します、これは。3つとも関連します。審議の中でね、教育長が社会教育委員の意見も聞いてないと。しっかり聞きますということで、私たちはちゃんとですね、審議をもう予定していましたよ。それすらですね、踏みにじった。大変残念に思います。この再議についても、残念ながら、町長の言うこと、賛成するわけにいきません。  以上です。もうね、これ以上言ってもね、堂々巡りです。これはもう違法であるって町長が言っているんです。私たち議会は違法ではないと言っているんです。これね、二元代表制のことを言われました。これも憲法第93条の第2項やったかな、書いてありますよ、二元代表制ですよ。私たちも選挙で、直接選挙で選ばれています。町長も選ばれています。憲法に書いてあることです。そして切磋琢磨すると。そしてより町民のため、私たちもそうですよ、町民のためにやっているんです。町長のためにやってない。いわんや職員のためにやってない。町民のために私たちは努力しているんです。
     だからそういう意味でね、残念です、これは。本当にね。反対の意見としておきます。 ○議長(中山文夫君) 答弁よろしいですか。  ほかにございませんか。  伊藤雅慶議員。 ○12番(伊藤雅慶君) 私からも、確認だけさせていただきます。  本再議書、意見書についてはですね、我々の審議内容が違法か適法かという論点で、観点でなくて、継続審査や、さらには専決処分に対し、承認しないことが違法となる可能性があるというふうな意見を出されております。  ただ、我々の、私のですね、立場、議会としては、住民の代表としての役割の一端を担っております。そういった思いで議会に臨んでおります。住民にとっての利益や適切なサービス、住民サービスが図られるかどうかを、議案提出までのプロセスや資料、関係者からの聞き取りで判断することは決して議員としての役割、機能からは逸脱していないと考えております。  よって、今後はですね、このような我々の役割も十分御理解をいただきながら、行政と議会が対立のような格好にならないように、ぜひ行政運営を努めていただきたいと思います。それについて、町長に確認をさせてください。 ○議長(中山文夫君) 答弁願います。  柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 議会の審議権とともに、私が持っているのが、執行権がございます。この執行権と審議権、ないし議決権というふうなものの役割分担をきっちりと行うこと、これが私は二元代表制及び車の両輪であると考えております。それぞれ持てる権限が別々ではございますが、この2つの権限をうまく組み合わせて、町の皆様の最大の利益が図れるように、しっかりと議論を重ねてまいりたいと考えております。 ○議長(中山文夫君) 伊藤雅慶議員。 ○12番(伊藤雅慶君) 町長、すみません、対立が起こらないような、それぞれの役割を果たしていくというところの確認だけは、1つお願いしたいんですが、どうですか。 ○議長(中山文夫君) 柴田孝之町長。 ○町長(柴田孝之君) 法を曲げるということはできませんが、そのことに先立つ部分に十分皆様に御理解いただける説明をすること、これはもう何遍でも繰り返して説明をさせていただきたいと、この議場ではっきりと申し上げておきます。 ○議長(中山文夫君) ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) ほかに御発言がないようですので、質疑を打ち切ります。  討論。ございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 別段、御発言がないようですので、討論を終わります。  これより、「報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」を採決します。  お諮りします。  本件を、先の議決のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(中山文夫君) 起立少数と認めます。  よって、「報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」は、先の議決のとおり決することは否決されました。  続いて、「報告第5号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 別段、御発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  討論。ございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 別段、御発言がないようですので、討論を終わります。  これより、「報告第5号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」を採決します。  お諮りします。  本件を、先の議決のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(中山文夫君) 起立少数と認めます。  よって、「報告第5号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」は、先の議決のとおり決することは否決されました。  続いて、「報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 別段、御発言がないようでございますので、質疑を打ち切ります。  討論。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 別段、御発言がないようでございますので、討論を終わります。  これより、「報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」を採決します。  お諮りします。  本件を先の議決のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(中山文夫君) 起立少数と認めます。  よって、「報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(再議の件)」は、先の議決のとおり決することは否決されました。  マイクの消毒を行いますので、しばらくお待ちください。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎追加日程第4 請願第1号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しを中止し、すべ               ての農家経営への支援策強化を求める請願 ○議長(中山文夫君) 追加日程第4、「水田活用の直接支払交付金」の見直しを中止し、すべての農家経営への支援策強化を求める請願、請願第1号を議題とします。  請願の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(中山文夫君) 本件につきまして、紹介議員の趣旨説明を求めます。  中川哲雄議員、登壇ください。              〔16番 中川哲雄君 登壇〕 ○16番(中川哲雄君) 請願第1号、「水田活用の直接支払交付金」の見直しを中止し、すべての農家経営への支援策強化を求める請願、この趣旨説明を行います。  まずですね、「水田活用の直接支払交付金」とは一体何かということです。  ちょっと映してもらえますか。  皆さんのお手元にも、資料が添付されています。1、ちょっと黄色のところですね、水田活用交付金は、水田に米以外の作物を作付、すなわち転作ですね、した場合、10アール当たり、麦、大豆、飼料作物で3万5,000円、これ現在ですよ、そば、菜種で2万円など、作物や面積に応じて農家に支払われる。これが助成金、そのことを言っているわけです。これを、今後5年間、米を作らなかった水田は対象から外す。そして牧草への転作は今年から大幅にカットする。そこのちょっとカットのところ、左のほうにちょっと私、矢印してある。10アール当たり、3万5,000円だったのを1万円までカットするって言うんです。  もう1つ、ちょっと裏の2をちょっと。  2の黄色いところですね、ここに交付金カットが、今ね、大変です。米ね、この間、私ちょっと言いましたけれども、コロナでですね、もう大変暴落、米が大変暴落している。米の需要が減って、在庫が大幅に増えて、大暴落しているんですね。前言いました。農協から支払う、いわゆる前渡金ですね、この価格が三重のコシヒカリで1俵、60キロ当たりですね、前年比3,100円減の9,500円なんです。ここへこんなひどい仕打ちをしようとしている。  資料3、ここにちょっとまとめてあります。主な内容。水田交付金見直しの主な内容。水路やあぜがあってもですよ、2022年から5年間、水張りが行われない農地はもう対象外にする。交付金の対象外にする。多年生牧草は、さっき言いました、10アール当たり3万5,000円から1万円に激減する。北海道の人たちやっていけませんよ、これ。飼料用米の複数年加算1万2,000円を廃止する。  もう一遍、資料2に戻ってもらえますか。  こう、ちょっとその黄色いところね、こういった交付金カットが襲いかかったら、辛うじて維持されてきた麦や大豆、飼料作物の生産が壊滅するのは目に見えている。政府自身が掲げる食料自給率45%の目標達成に逆行する。  今でさえ、もうね、本当にひどいですよ。私たちの胃袋は外国に握られているんですよ。まさにね、主権が握られているんですよ。主権をしっかり守るためには、農民だけじゃないです、消費者も一体となってね、農業を支えていかなければなりません。農民だけの問題ではありません。消費者の問題でもあります。  大変前置きが長くて申し訳ございません。請願趣旨を、先ほどのことを踏まえて、お聞きください。  請願要旨、政府は深刻な米価下落対策に十分な対策をとらないまま、昨年11月19日、新たに26万トンの主食米生産数量を削減する計画を発表しました。  同時に、2022年度から「水田活用の直接支払交付金」の見直しを明らかにしました。  その内容は、あぜや水路がなく、水張りができない水田や2022年から2026年の5年間に一度も米を作らなかった水田は「水田活用の直接支払交付金」の対象水田から外すというものです。  これが実施されれば、永年作物や牧草地利用など、転作に協力してきた農家への打撃は計り知れません。減反を拡大する一方で、これまで政府に長年にわたって転作に協力してきた農家を交付金の対象から排除することは、到底受け入れられません。  さらに重大なことは、あぜがあっても、水路があっても、5年間に一度も水張りをしなければ、交付対象水田から外すことを明言しています。これまで食料自給率の低い麦、大豆、菜種、そばなどの戦略作物の生産拡大に取り組んでいる農家に対する重大な裏切りです。交付金の対象から外れる水田は、耕作放棄地になり、さらに自給率の低下を招きます。  今、食料自給率向上を確実に高めるために水田を活用した転作への支援こそ求められています。  交付金の削減を行うことなく、食料自給率向上を目指して、すべての農家を対象にした施策、予算の一層の拡充が必要です。  よって、請願事項1、「水田活用の直接支払交付金」の見直しは行わないこと。  また、自給率が低い戦略作物、農産物に対する交付金、支援策を充実させ、すべての農家経営の安定を図ることを求めるものです。  十分に御審議をいただきまして、採択していただき、そしてこれは委員会で審議されます。そしてこの請願の要旨を参酌していただきまして、請願を採択し、国に要望、意見書を提出していただきますようにお願いを申し上げ、提案説明とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中山文夫君) ただいまの趣旨説明に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 別段、御発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について、産業建設常任委員会に付託します。  マイクの消毒を行いますので、しばらくお待ちください。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎追加日程第5 発議第1号 ロシアによるウクライナ侵攻に対し厳重に抗議する決議               (案) ○議長(中山文夫君) 追加日程第5、ロシアによるウクライナ侵攻に対し厳重に抗議する決議(案)、発議第1号を議題とします。  発議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(中山文夫君) 本件について、提出者の提案説明を求めます。  議会運営委員会委員長、諸岡雅樹議員、登壇ください。
    ○議会運営委員会委員長(諸岡雅樹君) 発議第1号、ロシアによるウクライナ侵攻に対し厳重に抗議する決議、朗読によりまして、提案説明とさせていただきます。  令和4年2月24日、ロシアはウクライナへの軍事侵攻を行った。武力により一方的に現状を変更しようとする行為は、国際連合憲章をはじめとする国際法に明らかに違反しており、国際社会の平和と秩序、安全を著しく脅かすもので、断じて容認できない。  この侵攻により、民間人を含め、多くの犠牲者が出ており、ウクライナに拠点を置く日本企業をはじめ、現地在留邦人も緊迫した状況の中で、厳しい状況におかれていることは痛恨の極みである。  さらに、ロシアのプーチン大統領は今回の軍事侵攻に際し、核兵器の使用を示唆する発言もしているが、菰野町は「非核平和都市宣言」を制定しており、菰野町議会においても、恒久平和を期して活動しているところである。  よって、菰野町議会は、ロシアによる侵攻の犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、ロシア政府に対し、武力行使の即時停止とウクライナから直ちにすべての軍隊を完全に撤退させるよう、国際法に基づく誠意ある対応を強く求めるものである。  また、政府においては、現地在留邦人の安全確保に全力を尽くすとともに、国際社会と連携し、毅然たる態度でロシア政府に臨み、制裁措置を含む迅速かつ厳格な対応を行うよう強く要望する。  以上、決議する。  令和4年3月11日。  皆様の御賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(中山文夫君) ここで、お諮りいたします。  本件について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会で即決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会付託を省略し、本会で即決することに決しました。  ただいまの提案説明に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 別段、御発言がないようですので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件について、原案を可決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中山文夫君) 異議なしと認めます。  よって、発議第1号は、原案を可決することに決しました。  以上で、本日予定しておりました日程は、すべて終了しました。  来週の月曜日以降、午前9時から、各委員会室において、付託されました案件及び所管事項につきまして、常任委員会の審査をお願いします。各常任委員会委員長、よろしくお願いします。  議事運営に際しまして、皆さんの御協力ありがとうございました。  本日は、これにて散会します。  御苦労さまでございました。               午後 6時33分 散会...