いなべ市議会 > 2022-08-31 >
令和 4年第3回定例会(第1日 8月31日)
令和 4年第3回定例会(第1日 8月31日)

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  1. いなべ市議会 2022-08-31
    令和 4年第3回定例会(第1日 8月31日)


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    最終取得日: 2023-06-15
    令和 4年第3回定例会(第1日 8月31日)                    令和4年               いなべ市議会(第3回)定例会               令和4年8月31日(水曜日)                 いなべ市議会 議場   開会(開議)の宣言 日程第 1        会議録署名議員の指名 日程第 2        会期の決定 日程第 3        諸般の報告 日程第 4 報告第 6号 令和3年度いなべ市健全化判断比率の報告について 日程第 5 報告第 7号 令和3年度いなべ市水道事業会計資金不足比率の報告に              ついて 日程第 6 報告第 8号 令和3年度いなべ市下水道事業会計資金不足比率の報告              について 日程第 7 報告第 9号 令和3年度一般財団法人ほくせいふれあい財団決算等の              報告について 日程第 8 報告第10号 令和3年度一般社団法人グリーンクリエイティブいなべ              決算等の報告について 日程第 9 承認第 4号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度いな
                 べ市一般会計補正予算(第5号)) 日程第10 諮問第 3号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることに              ついて 日程第11 諮問第 4号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることに              ついて 日程第12 同意第 2号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第13 同意第 3号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第14 同意第 4号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第15 同意第 5号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第16 同意第 6号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第17 同意第 7号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第18 同意第 8号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第19 同意第 9号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第20 同意第10号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第21 同意第11号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第22 同意第12号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第23 同意第13号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第24 同意第14号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第25 同意第15号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第26 同意第16号 いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第27 議案第30号 いなべ市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正す              る条例の制定について 日程第28 議案第31号 財産の無償譲渡について(特定非営利活動法人快生教学              会への無償譲渡) 日程第29 議案第32号 財産の無償譲渡について(社会福祉法人いなべ市社会福              祉協議会への無償譲渡) 日程第30 議案第33号 いなべ市道路線の認定について 日程第31 議案第34号 いなべ市道路線の変更について 日程第32 議案第35号 いなべ市道路線の廃止について 日程第33 議案第36号 令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第6号) 日程第34 議案第37号 令和4年度いなべ市国民健康保険特別会計補正予算(第              1号) 日程第35 議案第38号 令和4年度いなべ市後期高齢者医療特別会計補正予算              (第1号) 日程第36 議案第39号 令和4年度いなべ市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第37 議案第40号 令和4年度いなべ市水道事業会計補正予算(第1号) 日程第38 議案第41号 令和4年度いなべ市下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第39 認定第 1号 令和3年度いなべ市一般会計歳入歳出決算認定について 日程第40 認定第 2号 令和3年度いなべ市国民健康保険特別会計歳入歳出決算              認定について 日程第41 認定第 3号 令和3年度いなべ市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決              算認定について 日程第42 認定第 4号 令和3年度いなべ市介護保険特別会計歳入歳出決算認定              について 日程第43 認定第 5号 令和3年度いなべ市水道事業会計決算認定及び未処分利              益剰余金の処分について 日程第44 認定第 6号 令和3年度いなべ市下水道事業会計決算認定及び未処分              利益剰余金の処分について 日程第45        請願について 2 出席議員     1番 渡 辺 一 弘        11番 小 川 幹 則     2番 伊 藤 三 保        12番 岡   恒 和     3番 欠 員            13番 清 水 隆 弘     4番 多 湖   公        14番 衣 笠 民 子     5番 小 寺 徹 翁        15番 岡   英 昭     6番 西 井 真理子        16番 位 田 まさ子     8番 篠 原 史 紀        17番 林   正 男     9番 片 山 秀 樹        18番 種 村 正 已    10番 伊 藤 智 子 3 欠席議員     7番 原 田 敬 司 4 地方自治法第121条により出席した者の職氏名 市長         日 沖   靖   副市長         岡   正 光 教育長        小 川 専 哉   企画部長        長 﨑 十九八 総務部次長      近 藤 栄 人   市民部長        伊 藤 ひ ろ 福祉部長       市 川 久 春   環境部長        二 井 真 作 農林商工部長     二 井 弘 樹   健康こども部長     出 口 美 紀 水道部長       辻   英 樹   建設部長        梶   正 弘 教育部長       小 寺 道 也   会計管理者       若 松 辰 彦 代表監査委員     二 宮 敏 夫   監査委員事務局長    渡 邊 真 澄 5 職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長     鈴 木   訓   議事課長        日紫喜 巖 人 議事課課長補佐    寺 園 妙 子               (午前 9時00分 開会) ○議長(小川幹則君)  おはようございます。本日は、令和4年第3回いなべ市議会定例会に御出席いただき、ありがとうございます。  本日の定例会に、7番、原田敬司君から所用による欠席届が提出されております。  出席議員が定足数に達しておりますので、令和4年第3回いなべ市議会定例会を開会いたします。  これより、本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付の議事日程により進めてまいります。
     日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、9番、片山秀樹君、10番、伊藤智子君を指名いたします。  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から9月28日までの29日間といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から9月28日までの29日間と決しました。  日程第3、諸般の報告を行います。  議長の会議等についての報告、議員派遣に関する報告、監査委員からの例月出納検査の結果報告及び令和3年度教育委員会の点検及び評価報告書を諸報告つづりとしてお手元に配付いたしましたので御了承願います。  日程第4、報告第6号から日程第8、報告第10号までの5案件を一括議題といたします。  日程第4、報告第6号、令和3年度いなべ市健全化判断比率の報告についてから、日程第8、報告第10号、令和3年度一般社団法人グリーンクリエイティブいなべ決算等の報告についてまでの5案件について報告を求めます。  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  皆さん、おはようございます。本日ここに令和4年第3回いなべ市議会定例会を開催いたしましたところ、議員の皆さんには早朝より御参集いただき、心より感謝申し上げます。  日頃は市政発展のために御尽力いただいておりますことに、改めて感謝を申し上げたいと思います。  それでは、右肩1番の報告書と資料というものを併せて見ていただけるとありがたいと思います。  報告の2ページ、資料の1ページと2ページを併せて開いていただきますと、令和3年度いなべ市健全化判断比率の報告についてということで四つの指標があります。  最初の実質赤字比率については、資料のほうを見ていただいて、黒字比率というものがあるとすると、令和2年度が10.88%だったのが11.73%の黒字ですから、黒字幅が大きくなっておりますので、より健全になっているということでございます。  次に連結実質赤字比率でございますが、これも令和2年度が38.04%だったのが令和3年度は39.55%ですから、より黒字幅が大きくなっておりますので、より健全化になっているということです。  次に実質公債費比率、要は借金払いの公債費の比率でございますが、これは令和2年度で8.0%、令和3年度が8.1%、ほぼ同じでございます。  次に将来負担比率、将来に対してどれだけの負担があるのかですが、これも令和2年度は11.4%負担があったということですが、令和3年度は限りなくゼロに近い0.9%になっておりますので、健全化がより増したという報告でございます。  次のページ、報告第7号、水道事業の資金不足比率でございます。  4ページ、5ページを開いていただきますと、水道事業の特別会計に対する資金不足比率は、5ページの下の方、令和2年度が316.1%の黒字でございます。令和3年度は339.6%の黒字ですから、黒字幅が大きくなっておりますので、令和2年度よりも健全になっているということで御理解いただけるとありがたいと思います。  報告第8号、下水道のほうです。  6ページ、7ページを開いていただきますと、下水道は令和2年度が、7ページの下、165.4%の黒字だったのが、令和3年度は189.7%の黒字ですから、より黒字幅が大きくなって、より健全になっているということですが、裏を返して言えば、12億円もの一般会計からの持ち出しがあるからこれが達成されております。ですから、この改善を何とかしないと補助金が来ない状況になっているということを御理解いただけるとありがたいと思います。  報告第9号、ほくせいふれあい財団の報告でございます。  10ページを見ていただきますと、ほくせいふれあい財団は、青川峡のキャンピングパーク事業阿下喜温泉事業の二つがあります。10ページのキャンピング事業、事業収入は1億7,200万円余で、前年比116%ということで入場者数も増えております。一昨年がコロナでしたので、コロナには変わりないですけども、アウトドアはコロナには強いということで人気を博しており、令和2年度よりは増えております。  下の阿下喜温泉事業、事業収入は5,467万円と前年比で106%。増加はしておりますが、コロナで一昨年がもう相当ダメージを受けてますので、少しよくなってきたという形でございます。  12ページ、13ページを見ていただきますと、指定管理料が4,730万円出ています。前までは、これを毎年3,500万円ぐらい戻していただいていましたが、戻しはありません。ですから、赤字幅が大きくなっておりますので、温泉事業の収益が極端に悪くなっております。指定管理料が戻ってこない状況になっているということで、この指定管理料を限りなくゼロにできるように、温泉道場さんに長期の契約をお願いさせていただきました。ですから、この財源をもって給食費の無料化に近づけて、恒常的な財源にさせていただけたらと思っております。  次に17ページ、ほくせいふれあい財団の予算書のほうでございますが、昨年度と同様の予算を組ませていただいておりますので報告に代えさせていただきます。  あと報告第10号のグリーンクリエイティブいなべの報告をさせていただきますが、資料が膨大になります。タブレットの中に多分グリーンクリエイティブいなべという業務報告書の大量のデータが入っていると思いますので、多分時間がないと思いますが、一応、ページ数は言います。  グリーンクリエイティブいなべの事業状況報告の24ページ、令和3年度の事業状況報告で、どういうことをやっているのかということで、庁舎周辺の管理業務、要は草刈りとか維持管理といったことをグリーンクリエイティブいなべにお願いしております。そういった事業があります。業務報告書の中では177ページから193ページにその内容が表示されておりますので、またごゆっくりと御覧いただけるとありがたいと思います。  それとマネジメント事業というイベントに対する、要はグリーンクリエイティブいなべのもう一つの役割が庁舎管理と含めて、いかににぎわいを求めるためのイベント、マネジメント事業と呼んでいますけど、そういったことの事業。  それで、令和3年7月25日にフラダンスのスタジオとのイベントをさせていただいております。祭りの力プロジェクト、これは業務報告書の189ページからそのデータが載っております。祭りの力プロジェクトは八幡祭のPRということで、昨年8月12日から22日にイベントをさせていただいております。図書館まつりというのを10月24日にさせていただいています。10月31日はいなこねマルシェ、そして11月6日にはinabeフードフェスタということで様々なイベントを打たせていただいております。  それと利用相談及び調整ということで、次は190ページに資料が載っています。190ページの中で、食品配布ということで昨年の4月23日・24日、8月27日・28日、12月17日・18日、食品配布の事業を行っております。SDGsワークショップということで5月5日と6日、絵本の読み聞かせライブということで、7月18日、8月15日、12月4日・5日等々いろいろさせていただいております。そういった事業を190ページ以降に掲載させていただいておりますので、御覧いただけるとありがたいと思います。  次に、にぎわいの創出ということで、これは業務報告書の6ページを見ていただくと、日曜マルシェの開催ということで40回開催いただいて、参加店数は188店舗、売上高で270万円余でございます。  体験型ワークショップの開催ということで、8ページでございます。体験型ということで、薪割り体験等々、かご作り体験まで体験業務、それと参加人員が8ページ以降に載っております。  地域連携型イベントの開催ということで、18ページ以降でフラダンスショーとか図書館まつりとか、これは先ほども出てきましたけれども、そういったものの開催をさせていただいております。  (3)inabe's shop及び情報発信コーナー「31スタヂオ」の運営ということで、260ページでございます、その中で地域の商材・食材の紹介といったことで売上高が650万円余、取引業者が50業者、そういった事業をさせていただいております。  その下、イ、いなべ市消防団応援チケットということで、259ページの中に載ってきますけども、消防団の皆さんに対してにぎわいの森で使えるチケットといったものを配布させていただいて、消防団の御家族の皆さんへの感謝といった事業をさせていただいております。  (4)施設の経済波及効果測定ということで、これが45ページに載ってきます。2020年度の三重県内の経済波及効果ということで3億1,400万円、これはにぎわいの森全体の経済波及効果を外部の調査機関が発表している指標でございます。  1ページの中で、一般社団法人の経済効果という1億2,000万円、これについてはグリーンクリエイティブいなべという組織だけ、要はパン屋さんとかそういうところの効果は別でグリーンクリエイティブだけの効果。広告代理店に広告を依頼していたとしたら、グリーンクリエイティブいなべがやっている事業をもしも外部に委託したとしたら、これだけのコストがかかりますよということを試算させていただいて1億2,000万円ということで表示させていただきました。ですけど、報告の25ページの経済波及効果は、にぎわいの森全体としての経済波及効果で、パン屋さんとかいろんなショップも含めた形での効果で3億1,000万円でございます。  それで、来店客も増えております。これが業務報告書の48ページになってきます。48ページにグラフが載っております。それで2019年、2020年、にぎわいの森が上乗せされているということで御理解いただけるとありがたいと思っております。  報告25ページの下、地域商社事業ですけども、業務報告書113ページの中では地域回遊促進業務となっております。  そういう中で、116ページにいなべ縦断スタンプラリー。報告の26ページをめくってください。いなべ縦断スタンプラリーとか、はっぱでお買い物、お子さんが葉っぱを通貨とみなして、葉っぱを持っていけばちょっとした駄菓子なりおもちゃなりと交換できるといった事業もさせていただいて、4店舗、阿下喜の近藤玩具さんとか、岩田商店ギャラリーさんとか、ういこっちゃねとか、にぎわいの森のinabe's shopでもできると、4店舗参加させていただいて、そういう夢のある事業もさせていただきました。  その下、着地型ツアー企画の実施ということで、業務報告書121ページでございます、いなべの自然とともに食すということで、企画させていただきました。  次に、37ページに地域資源を活かした商品開発ということで、38ページ、かりんとうの商品開発をしていただいて、それの販売個数が1万1,411個、そういった、お茶のぶさんのかりんとう、ということで販売させていただきました。  次に、魔法のぱんと滋賀県立八日市南高校農業科との連携で、40ページ、たまごサラダぱん、クリームぱん、プリンといったものを一緒になって開発して販売させていただきました。  次、41ページ、地域のしめ縄づくりとフラワーアートといった事業もさせていただきました。  次に、販路開拓ということで42ページ、令和3年4月26日にたそがれ市ということで、桑名のマルシェで野菜の販売をさせていただいたり、7月27日に日本旅行による名古屋での野菜販売をさせていただいたり、11月6日・7日で四日市フェスティバルに出店させていただきました。これは44ページに出てきます。  それと山辺店舗群実証実験ということで、ダイハツ工業との連携による軽トラ用の荷台を利用した出前の販売といったことを、140ページから、ダイハツ工業と提携させていただいて、実証実験ということで荷台の開発から作業をさせていただきました。  154ページ、名古屋の星が丘テラスで5月4日、156ページ、多気にVISONという新しい商業施設ができましたけど、5月6日・23日・29日、6月20日、7月20日、実証実験という形で出張させていただいております。  それと出展したイベントということで、世界フェアトレード・デー・なごや、157ページにその資料が載っています。5月8日です。6月6日には豊田合成とのショップ、158ページに資料が載っています。トヨタ車体とのコラボは159ページ、7月2日・9日、10月21日にマルシェを行っています。名古屋の東別院暮らしの朝市ということで、160ページ、7月8日、8月8日に実施させていただきました。  それと161ページ、豊田市美術館で令和3年7月10日に一緒にイベントをさせていただいております。資料162ページ、なやばし夜イチというのがありまして、7月23日に実施させていただきました。資料176ページ、イオンモール東員プロモーション展示をさせていただいて、昨年の9月18日・19日・20日に実施させていただきました。  岐阜県垂井のフェアトレードデイというイベントがあって、そこにも昨年の11月7日、そして奈良の平群マルシェを11月27日。わんてらす、これは犬とのあれだと思うんですけど、167ページの資料、昨年の11月28日です。  山辺アクティビティ未来体験ということで、市内ですが12月18日・19日、168ページの資料です。それと169ページの資料で、オンセブンデイズ四日市日永のイベントにも参加させていただいております。  次に、サイクルツーリズム支援事業ということで、資料130ページの中で、サイクルラックの保守、そして新設、そういった自転車での周遊といったことの促進をさせていただきました。  次に、まちづくり支援事業ということで、資料77ページでございます。まちづくり会議ということでにぎわいの森の意見交換会を、2回開催させていただきました。80ページ、82ページです。  そして、84ページで妄想会議in農業公園、農業公園で妄想会議というのをさせていただきました。86ページ、いなべグリーンラボということで、シンポジウム、大会、体験イベント、森の中の図書館の参加ということをさせていただきました。  人材の発掘・育成研修ということで、いなべ市校長会議SDGsまちづくり研修ということで、92ページに載っています。95ページ、環境学習地域リーダー養成講座を開催させていただきました。98ページには、いなべふくし塾ということで、長井一浩さんを講師に招いて、150人程度来ていただきました。  次に、媒体制作ということで、タブロイド紙の製作もさせていただいております。101ページ、3回、タブロイド紙を作らせていただいております。山岐鉄道の特集、いなべ市議会の特集、いなべの自然とはということで3回発行しております。  その下、4、新規受託事業の野遊びSDGs広報業務というので、194ページからです。外国人旅行者をターゲットとした記事の掲載ということで旅行ガイド、199ページに載っていますフランスの旅行者に対する記事といったこともさせていただいています。欧州等旅行会社への情報発信、212ページ、フランスの会社3社に対してのPR,記者の方も来ていただいて体験もしていただきました。  野遊びSDGs旅行商品造成事業、238ページに載っております。モデルコースを造成いたしまして、オンラインでモニターツアーなんかも利用させていただいて、外国の特に台湾、タイ、フランスの旅行会社とのオンラインでのPRといったこともさせていただいております。  それで報告28ページの最後、受賞歴ということで、グリーンクリエイティブいなべが様々な賞を頂いております。第12回地域再生大賞、業務報告書262ページを見ていただきますと、その内容が載ってきます。地方新聞46紙と共同通信社の合同で、地方再生に功績の多かったということで大賞があるんですが、それの優秀賞を頂いております。それと263ページ、内閣府から地方創生政策アイデアコンテスト2020の優秀賞を頂きました。264ページで、これは第8回の環境省グッドライフアワード実行委員会特別賞のSDGsビジネス賞というのを頂いております。数々の賞も頂いたということで、実績の報告でございます。  報告29ページに決算書が載ってますけれども、全体事業は昨年度が4,600万円余でしたけれども7,800万円余に、事業量が増えておりますので予算も増えて活動をしていただきました。それが令和3年度の決算でございます。令和4年度の予算は34ページ、グリーンクリエイティブいなべの収支予算の報告書を見ていただきますと、今年の予算は約1億円、9,684万円ということで予算を計上して活動していただいていますということです。  グリーンクリエイティブいなべの報告は以上です。  これで報告を終わります。 ○議長(小川幹則君)  市長の報告が終わりましたが、補足説明がありましたら許可いたします。               (「ありません」の声あり) ○議長(小川幹則君)  以上で、報告の説明を終わります。  それでは、これより報告5件に対する質問を許可いたします。  まず、報告第6号、令和3年度いなべ市健全化判断比率の報告について、質問はございませんか。  8番、篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  おはようございます。今議会もどうぞよろしくお願いします。  まず1点目だけ、この健全化判断比率に関して質問させていただきます。  将来負担比率が令和2年度に比べて9.5ポイントというマイナス幅になっているんですが、この主要因に関して教えていただきたいんですけど。 ○議長(小川幹則君)  企画部長、長﨑十九八君。 ○企画部長(長﨑十九八君)  お手元の資料の2ページを御覧いただきたいと思います。  一番下の将来負担比率というところに、星印二つで説明をさせていただいています。そこの一番下の星印を御覧いただきたいんですけども、まず、先ほど議員もおっしゃいました12億円減ということですが、その次です、一般会計の地方債残高が前年度よりも10億6,000万円減少いたしまして287億8,000万円になりました。  次に、その隣の公営企業債等繰入見込額につきましては、前年比11億1,000万円減少いたしまして48億2,000万円となりました。このような一般会計の地方債残高とか公営企業債の起債の返済に対する充当、その辺のところが圧縮されたのが大きな原因でございます。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  ほかよろしいでしょうか。                (「質問なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  それでは、次に報告第7号、令和3年度いなべ市水道事業会計資金不足比率の報告について、質問はございませんか。                (「質問なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  次に、報告第8号、令和3年度いなべ市下水道事業会計資金不足比率の報告について、質問はございませんか。                (「質問なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  次に、報告第9号、令和3年度一般財団法人ほくせいふれあい財団決算等の報告について、質問はございませんか。 ○議長(小川幹則君)  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  15ページ、令和4年度事業計画書についてお聞きします。  16ページの2行目、同時に改修工事期間の休業に関しとありますが、この改修工事期間の休業というのはいつからいつまででしょうか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  時期的にはまだ決めてないのですけれども、来年度の当初から休業に入らせていただこうと思っております。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  休業の業務範囲はどれだけになりますか、どこになりますか。 ○議長(小川幹則君)  14番、衣笠民子君、もう一度質問をお願いします。 ○14番(衣笠民子君)  この事業計画のときに、改修工事期間の休業とあるものですから、来年度当初からということでした。休業の範囲はもうこの阿下喜温泉全体なのか、どこの業務部門なのかということをお聞きしています。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。
    ○農林商工部長(二井弘樹君)  ほぼ全てになろうかと考えております。 ○議長(小川幹則君)  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  そうすると、ほぼ全てが休業ということは収入減になると思うんですが、そうしたことの対応というのはどのようになっているでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  現在、指定管理料として4,700万円を支出させていただいております。その辺り令和5年度の当初予算のほうでしっかりと根拠を入れて、阿下喜温泉の収入減についても検討しながら指定管理料の計算をさせていただきたいと考えております。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  この事業計画では、従業員等の今後のことについても万全の対策とかありますが、しかし業務が休業になるということはどう対応するんでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  従業員に関しましても、今、それぞれ協議をさせていただいて、残っていただける方、また青川のほうにも行ってもらえるかどうか、その辺りを確認しながら進めておるところでございます。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  次に、報告第10号、令和3年度一般社団法人グリーンクリエイティブいなべ決算等の報告について、質問はございませんか。  8番、篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  膨大な詳細な報告ありがとうございます。  幾つか質問したいんですが、まず決算書の貸借対照表のほうで売掛金が1,600万円というのが残ってるんですが、そちらの内訳を教えていただきたいんですけど。 ○議長(小川幹則君)  副市長、岡 正光君。 ○副市長(岡 正光君)  GCIの関係でございますので、私のほうから答弁をさせていただきます。  売掛金の関係につきましては、未収入金ということになりますので、例えばいなべ市からの委託料関係が3月の時点でまだ未収になっている分が起こったりしますので、その関係が4月以降に払われるということで、その関係の売掛金として残っている状況でございます。 ○議長(小川幹則君)  8番、篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  ありがとうございました。それでこれだけのボリュームになっているということだと理解しました。  あと何点かなんですが、前々から議会でも議論になっています、いろいろ市民への理解を得たり、市民参画を促すみたいなお話が議会から出てますけど、令和3年度、この報告書における特に市民の参画を促した事業というものに関して例示を挙げていただければと思いますけど、お願いいたします。 ○議長(小川幹則君)  副市長、岡 正光君。 ○副市長(岡 正光君)  参画を促した事業としましては、より市の予算以上に、例えば体験型のワークショップとかそんなので市内の方に活躍していただけるような場として充実を図っております。特にそこら辺の拡充が大きかったかと思ったりはしております。 ○議長(小川幹則君)  8番、篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  ありがとうございます。最後なんですが、野遊びSDGsのインバウンドに対して実証実験ないしメディアへのPRなんかをやっていますけど、当市としてはインバウンドにアプローチしていくというのは初めてのことだと思いますが、コロナ禍でいろいろな実証実験も可能、不可能な部分はあったと思いますが、この手応えみたいなものとか、実際こうやって動き出した何か感想だとか所見だとかというものがありましたら、まとめていただけるとありがたいのですがお願いいたします。 ○議長(小川幹則君)  副市長、岡 正光君。 ○副市長(岡 正光君)  野遊びの実証実験としましては、旅行商品の造成事業とかいろいろと試行的に取り組んだりして、オンラインツアーとかそんなのをやったりしております。  また、そういう旅行業者に対していろいろと情報を提供させていただいたりもしておりまして、その中でここにも書いてありますけども、実感としてはいなべ市のいなべ市ならではの取組というものを、例えばお茶の飲み比べをしたりとかで体験をしたりということで、そういうことの面白さというものに対して日本の文化に触れるとか、いなべの暮らし、日本の暮らしに触れるということで、面白い企画ではないかというようなことも評価としていただいておりますので、結びつくような実感は感じております。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  以上で、報告に対する質問を終わります。  これにて日程第4から日程第8を終了いたします。  次に、日程第9、承認第4号から日程第44、認定第6号までの36議案を一括議題といたします。  日程第9、承認第4号、専決処分の承認を求めることについて(令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第5号))から日程第44、認定第6号、令和3年度いなべ市下水道事業会計決算認定及び未処分利益剰余金の処分についてまでの36議案について、提案理由の説明を求めます。  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  右肩2番の議案を開いていただいて、専決処分の承認を求めることについてということで一般会計補正予算(第5号)、3-1というのを見ていただきますと、専決処分ということで歳入歳出それぞれ6,700万円を追加いたしまして、236億1,108万8,000円としようとするものでございまして、これにつきましては、国のほうが住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金を支給するようにということで、1世帯当たり10万円という支出でございます。全額国費でございます。  次に、諮問第3号、人権擁護委員の候補者の推薦ということで、資料5ページを併せて見ていただきますと、人権擁護委員10名のうち川島 修委員が令和4年12月31日をもって任期満了となるため、引き続き川島氏を人権擁護委員として法務大臣へ推薦しようとするものでございます。  続きまして、諮問第4号、人権擁護委員の候補者の推薦で、資料6ページを見ていただきますと、渡邊珠美委員が令和4年12月31日をもって任期満了となるため、その後任の委員として辻 久好さんを法務大臣に人権擁護委員として推薦しようとするものでございます。  続きまして、農業委員会の委員の同意につきましては、同意第2号が近藤秀樹さん、阿下喜でございます。そして、同意第3号が松葉里美さん、十社でございます。同意第4号が伊藤貴美さん、山郷でございます。そして、同意第5号が岡田康平さん、治田でございます。同意第6号が藤田一房さん、員弁西地区でございます。同意第7号が多湖文貴さん、員弁中地区でございます。同意第8号、中村進也さん、員弁東地区です。同意第9号、梅戸井地区で遠藤良幸さん。同意第10号が三里地区、小林政俊さん。同意第11号が石榑地区、伊藤幸子さん。同意第12号が丹生川地区、樋口久義さん。同意第13号が東藤原・西藤原地区で中村正治さん。同意第14号が立田・白瀬地区で片岡節男さん。同意第15号が藤原町中里地区で伊藤治義さん。同意第16号が治田で伊藤和雄さん。  以上、農業委員会の委員として同意をお願いしたいと思っております。  次に、議案第30号、41ページをお開きいただきますと、国家公務員の育児休業等に係る人事院規則の改正に鑑み、非常勤職員の育児休業の取得要件を緩和しようとするための改正でございます。  資料9ページと10ページをお開きいただきますと二つ項目がありまして、9ページ、お子さんの出生日から57日以内の育児休業取得に係る要件の緩和というのが1点。それともう一点につきましては、子の1歳以降の育児休業取得に係る要件の緩和でございます。国家公務員が改正になりましたので、それに連動した形で地方公務員も改正しようとするものでございます。  続きまして、議案第31号、財産の無償譲渡についてということで、旧ふじわら作業所、本郷にありますけれども、オレンジ工房あげきを建設するときに、令和30年度に公共施設等適正管理推進事業債というのを適用させていただきました。これは複数ある公共施設を統合することによって、約30%交付税措置をしましょうという措置でオレンジ工房を設立させていただきましたので、5年以内に除却か権利譲渡、要は解体してしまうかその施設を誰かにもらってもらうか、土地はそのままでよろしいですけど、建物そのものの名義を変える必要があります。  ですから、ここを今現在も使っていただいておりますNPO法人の快生教学会の林淑乃さんには、社協におられましたので御存じの方も多いと思いますけども、実際今もハートキャッチをやっていただいたり、えんむすびという形で訪問介護事業、デイサービス事業、そして地域の縁がわえんむすびとか、認知症カフェのような事業を現にやっていただいておりますので、引き続きそこの所有者として事業を展開いただけるとありがたいと思っておりますので、無償で譲渡させていただきたいと思っております。  続きまして、議案第32号、財産の無償譲渡について、これは北勢町阿下喜の旧たんぽぽ作業所でございます。これも同じように障がい者施設であったんですけども、オレンジ工房あげきを設立するときに、公共施設等適正管理推進事業債という事業を採択いただきましたので、5年以内に名義を変える必要があります。ですから、今、社会福祉協議会で一部利用させていただいておりますので、社会福祉協議会へ。北勢老人福祉センターを解体する必要がありますので、そこの事業の一部を移させていただけるような方向で、社会福祉協議会にもらっていただけたらと思っております。  次に53ページ、議案第33号、いなべ市道路線の認定についてということで、住宅開発によって新設された道路及び道路改良で整備した区間を新たに市道として認定するものでございます。石榑下5号線・6号線・7号線は石榑下の山の上といいますか、421号線の崖の上なんですけども開発されましたので、そこの路線を市道として認定させていただいて、開発業者からもらい受けるということです。  それともう一点は、56ページ、丹生川のヒノキブンから梨本サービスまでの道、これを国の交付金事業をもらいながら整備を徐々にやっております。それを旧306までの間、これを久下2区119号線ですけども、道路認定をさせていただきたいと思います。  次に、57ページ、58ページ、議案第34号、いなべ市道路線の変更について、起点又は終点の変更、終点の変更が主ですけども、それを高柳地区3路線と十社地区1路線。  59ページの図を見ていただきますと、もう既にインターチェンジになっているところ、高柳とその周辺、それでもう終点が変わっておりますので、終点を変更させていただこうというものでございます。  62ページにつきましては、十社の二之瀬のところでございますけれども、今、トンネル工事にかかっておりますけども、鋭角での交差というのは非常に危のうございますので、直角の交差ということで今、トンネル工事の車両の駐車場になっているだけでございますが、もう封鎖をさせていただいて交通事故の防止に努めたいと思っております。  次に、議案第35号、いなべ市道路線の廃止についてということで、必要がなくなった道路の廃止でございます。65ページ、66ページを見ていただきますと、これは大安インターチェンジ、高柳地区でもう既に機能していない道路がまだ眠っておりますので、それを廃止させていただく案件が全てでございます。  以上、道路認定でございました。  次に、議案第36号、令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第6号)でございます。  右肩3-2、一般会計補正予算(第6号)を見ていただいて、歳入歳出それぞれ20億2,437万6,000円追加して、256億3,546万4,000円としようとするものでございます。  5ページを見ていただいて、一番最初に債務負担行為補正でございます。土地開発公社に先行取得していただこうという地区が二つあります。  資料の議案第36号参考資料追加というのがあると思いますので、それを見ていただきますと、場所は阿下喜駅の向かい側といいますか、北側の土地です。阿下喜字塚原というところでございます。それの約1,900平米の屋敷と敷地でございますが、阿下喜温泉を今度改装させていただくのと、駅に近いものですからレンタルサイクルとかレンタルEV車といった施設、それとカートラベルのスペースという観光拠点という形で整備させていただけたらと思っておりますので、そこを土地開発公社で先行買収させていただいて、それで国の補助金を入れながら市で買い戻させていただけたらと思っております。  次に、二之瀬でございます。資料の3ページ、4ページを見ていただきますと、東海環状自動車道で二之瀬のトンネルの手前でございます。そこの土地を約1万8,000平方メートル、1町8反の面積の農地、田んぼでございます、ここを先行取得させていただけたらと思っております。  一番最後の4ページを見ていただきますと、断面図が書いてあると思います。ここちょっと分かりにくいのですが、川がありまして、現場へ行きますと、物すごくこの農地そのものは高くなっています。今度、高速道路は物すごく低いところにできるんです。要は今農地は高い、そして高速道路が横断するのは物すごく低いところを横断します。そうしますと、農地に水がいかなくなるんです。そうしますと、その農地にもしも水道とか耕作用の道路をつけたとしますと1億円かかります。そして、年間100万円ずつ維持管理費がかかります。だから膨大なコストがかかってきますので、それと耕作者と議論とか御相談をさせていただいて、もう市にもらってくれという話になってきました。ですから、それだけの維持管理がかかる土地を残しておくよりも、別の水の要らない事業といったことで有効利用をさせていただけたらと思っております。  ですから、今後、何にするのかということは、まだ決めてはおりませんけれども、とりあえずこのイニシャルコスト1億円、そしてランニングコスト毎年100万円というのは避けたいと思っておりますので、中日本高速道路と打合せをさせていただいて、ここに高架橋はつけないという方向で地元と調整をさせていただいて、それなら市がもう全て土地を取得させていただきますということです。そういったことで、単価は平米当たり600円でございますので、農地としての価格で交渉させていただけたらと思っておりますので、約1万8,000平米に対して1,100万円の予算ということで債務負担行為をお願いさせていただきます。  次に、一般会計の歳出予算からいきます。17ページをお開きいただいて、参考資料の13ページも見ておいていただけるとありがたいと思います。  議案第36号参考資料13ページで、補正予算書は17ページでございます。新型コロナウイルス感染症対策の基盤インフラ整備事業の1,300万円につきましては、小学校の電子黒板の購入でございます。新型コロナウイルス感染予防のために、小中学校でICTを利用した授業をしているんですけども、分散授業になっておりますので、教室を半分に割って分散型にしているケースがあります。そうしますと、電子黒板が倍要ることになりますので、電子黒板20台を購入させていただけたらと思っています。それが1,300万円、基盤インフラ整備事業でございます。これには全額、地方創生臨時交付金が充てられます。  それと、その下に自治体DX推進事業の600万円があります。これは行政手続をスマホから行える行政ポータルアプリを構築しまして、行政手続のオンライン化を推進するためでございます。これも全額地方創生臨時交付金で600万円です。  次、21ページをお開きいただいて、生活困窮者自立支援事業という形で、資料のほうの生活困窮者自立支援事業、国の新型コロナウイルス感染症対策の生活困窮者自立支援金を活用して、地域の生活困窮者支援に取り組む民間団体40団体から50団体を想定して、原油価格、物価高騰に対し1団体50万円を上限に補助をさせていただこうという事業が468万円です。  その下、同じく生活困窮者自立支援事業、510万円がコロナ禍で貸付けが限度額に達したことにより貸付けが利用できなくなった生活困窮者に対して支援を行うということがあります。この1,028万1,000円の中にこの二つの事業、プラス住居確保給付金のプラスアルファーが50万1,000円、足しますとちょうど1,028万1,000円になりますという、この二つの大きな新規事業の二つが入っています。  それと23ページを見ていただいて、新型コロナウイルス対策、感染症予防の拡大防止対策事業の470万円については、民間の障がい者施設が新型コロナウイルス感染症対策として行う特殊入浴の整備に対して、その費用の一部を補助いたしますということで、デンソー大安製作所の南隣に生活介護をやっておられる事業所があります。名前がルアナというんです。それと、その施設が短期入所マハナという名前なんです。それと放課後デイがオハナという、要はハワイに近いような感じですけど、ルアナ、マハナ、オハナという福祉事業者がありまして、そこに特殊入浴を、全額は705万円かかるんですが、3分の2補助で470万円を市として補助させていただこうという形でございます。  それと6番目に書いてある放課後児童健全育成事業490万円、これについては、国の子ども・子育て支援交付金を活用し、放課後児童クラブ13施設に対し、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のための補助を行うということで490万円、これは国費が3分の1、県費が3分の1、市費が3分の1で行います。  続きまして、25ページの保育事業にいきます。資料も1ページめくっておいていただくとありがたいと思います。  資料で説明します。公立保育園の給食費の無償化事業ということで、今年の11月から公立保育園の給食費を無償化、国からの財源で今年度は無償化をさせていただきたいと思います。  その下、私立保育園の給食費も無償化をさせていただこうということで、1,405万8,000円をさせていただこうと。その上は私立保育園の保育士の処遇改善ということで、これは国の処遇改善の臨時交付金を利用した形で1,142万4,000円を計上させていただきました。公立保育園のところは、財源組替えで行います。  次のページにめくっていただき27ページ、新型コロナウイルス対策接種事業ということで感染症予防事業です。全額では2億667万円、これにつきましては、厚生労働省から市により、10月半ば以降に初回接種完了者全員へのオミクロン株対応ワクチンの接種を想定した準備を進めるためのコールセンターの運営費や、集団接種会場運営費などの増額補正のために7,000万円。それと新型コロナウイルスワクチン接種に対する事業の確定に伴い、国庫補助の返還ということで、国への返還金が1億3,600万円でございます。合わせて2億667万7,000円でございます。  次に、29ページを開いていただきますと、地域活性化起業人560万円につきましては、農業公園のエコ福祉広場のハウス、そして花壇を利用した形で、今のところ自然応用化学さんがそこにイチゴなどの高付加価値の野菜の栽培といったことの提案がありますので、予算化させていただきました。  次に、その下の工事請負費1,200万円につきましては、緊急自然災害防止対策事業債を活用して、藤原町日内の用水路、北勢町瀬木の用水路ののり面復旧工事、そして、員弁町松之木の排水路、北勢町田辺の用水路、北勢町川原の用水路の改修工事、員弁町大泉新田の農業用ポンプの改修工事、これを実施したいと思います。充当率は100%、これは起債ですので緊急自然災害防止対策事業債、債権ですから元利償還するときに交付税対応で70%ある事業です。1,200万円です。  次に31ページを開いていただいて、行政運営の充実ということで、ふるさといなべ応援事業の委託料が652万7,000円増えております。これはふるさと納税が増えておりますので、それに対する業務委託料です。  その下、グリーンクリエイティブいなべの推進事業につきましては、サイクルシェアシステムという形で電動自転車を10台、5台をにぎわいの森に、5台を阿下喜温泉に置かせていただいて、10台で電動アシストの自転車をお貸しすることによって、いなべの周遊事業をやっていただこうと。県の補助3分の2で推進したいと思います。阿下喜温泉が休止になりますので、その間は場所を移して、休止する前は阿下喜温泉で、今度新しい事業とかができましたら新しいところでということになろうと思います。  次に33ページをお開きいただきますと、道路橋梁維持補修事業1,700万円、これについては北勢町の平野新田1号線、そして市道山第89号線、これは山郷の89号線、それと市道十第120号線の排水路の整備で1,700万円です。  それと道路災害防止対策事業の5,800万円につきましては、先ほどの緊急自然災害防止対策事業債を活用いたしまして、員弁町地内の市道二之郭中二之郭上線舗装工事、それと北勢町地内の市道十第116号線、それと十第12号線の土砂災害防止対策、それと南金井4区87号線の路肩の修理を行いたいと思っております。  一番下の市の準用河川の改良工事ということで2,300万円、これについては藤原地区の準用河川の南谷川と大安町地内の尼ケ谷川の改修工事を行いたいと思っております。  35ページを見ていただきますと、防災無線の事業ということで、新型コロナウイルス感染症による密に避けるため、避難所へ避難される方などに対して防災情報を伝達するためのスマホアプリを構築し、防災情報の伝達手段の多様化を図るということで726万円、これは全額地方創生臨時交付金で当たります。  次に、自主防災活動事業150万円、これは川原地区が自主的に除雪作業を行うために購入するホイルローダーの費用の一部を補助するということでございます。  次、37ページの小学校費、公立小学校施設整備事業440万円、これにつきましては、員弁東小学校に三重県産の材木を使った児童用の椅子の購入をさせていただこうということで、財源は森林環境譲与税100%です。  次、39ページを開いていただきますと、学校給食の管理事業で7,610万円、これにつきましては、地方創生臨時交付金を活用し、令和4年11月から小中学校の給食費を無償化し、子育て世帯を支援しますということで、無償化に必要な財源7,610万8,000円を支出させていただこうということでございます。  あと残りは、決算によりまして出てきましたものを積み立てるということで、財政調整基金等に15億円ですから、財政調整基金の積立てが8億6,700万円余、市債管理基金に6億7,700万円余でございます。合わせて15億4,500万円を積み立てようとするものでございます。  次に、国民健康保険の会計です。47ページを開いていただきますと、令和4年度いなべ市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)で、歳入歳出それぞれ7,446万1,000円追加いたしまして、45億3,538万6,000円としようとするものでございます。歳入につきましては、前年度決算の確定によります繰越金の増額補正、それと歳出は、国民健康保険のシステムの改修、それの返還金でございます。  次に59ページ、後期高齢者医療制度。令和4年いなべ市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございます。歳入歳出それぞれ1,537万3,000円追加いたしまして、歳入歳出それぞれ10億7,016万9,000円としようとするものでございます。これも歳入は、前年度決算の確定による繰越金の増額補正、歳出につきましては、本算定に伴う保険料負担金や前年度の一般会計繰入金の精査による返還金の増額補正でございます。  次に介護保険特別会計。71ページを見ていただきますと、令和4年度いなべ市介護保険特別会計補正予算(第1号)で、歳入歳出それぞれ2億8,441万8,000円追加いたしまして、43億3,460万7,000円としようとするものでございます。内容は、歳入は前年度の決算の確定による繰越金の増額補正、それと歳出につきましては、前年度事業費の確定による基金積立金、繰出金、返還金及び予備費の増額補正でございます。  次に85ページ、水道会計。令和4年度いなべ市水道事業会計補正予算(第1号)でございます。これにつきましては、収益的支出の補正としまして、燃料価格の高騰に伴う電気料の増額、人事異動に伴う職員人件費の増額、それと前年度事業の繰越しに伴う減価償却費の減額を行わせていただきました。  次に、89ページは先ほどの内容で、燃料高騰に伴う水源の電気料の増額が1,000万円、それと配水及び給水施設の維持管理事業も100万円の増額で、人事異動に伴う増額が122万7,000円、そして有形固定資産の減価償却費が2,045万4,000円ということで、減額補正をさせていただくということです。  続きまして下水道事業会計、99ページです。令和4年度いなべ市下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、まず最初に、債務負担行為の3,000万円が出てきます。これは下水道事業の計画策定でございまして、県事業の見直しに伴いまして、市の下水道事業の見直し作業が令和4年、令和5年の2か年にかけてする必要があります。ですから、一括契約を結ぶときに債務負担が必要でございますので、本年度につきましては、当初予算が200万円ありまして、補正で360万円の調査費が要るんですけども、これを補正させていただいて、令和5年度に2,640万円必要でございますので、3,000万円の債務負担で計画策定をする契約を実行したいと思っております。  105ページに下水道事業計画策定業務に係る委託料が、本年度は360万円ということで計上させていただきました。ですが、来年度も含めて3,000万円必要でございますので、債務負担行為をさせていただいたということでございます。  以上が特別会計でございます。 ○議長(小川幹則君)  説明の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。                午前10時22分  休憩                午前10時35分  再開 ○議長(小川幹則君)  会議を再開します。  休憩前に続き、提案理由の説明を求めます。  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  そしたら、決算の説明をさせていただきます。  右肩5-5の決算状況を見ていただき、それの1ページで全会計の決算状況というのがあると思います。一番右の下、実質単年度収支というのがあると思います。ここで全会計合わせて実質収支が6億9,000万円プラスになっています。ですから、全体的に好決算だということで御認識いただけるとありがたいと思います。  それをグラフ化した資料が3ページでございます。これは一般会計だけですけども、図1の実質収支の一般会計の表でございます。だから実質単年度収支も単年度収支も黒字です。本来、実質収支は黒字に決まっているんですが、時々単年度収支が赤字になるときもあります。ですけど、令和3年度は実質単年度収支も単年度収支も5億6,000万円の黒字でございますので、令和3年度はより健全化だということで御認識いただけるとありがたいと思います。  次に7ページ、税収入です。市税で図4の棒グラフを見ていただきますと、市税収入額の推移ということで書いてあると思います。令和3年度、全体的には92億円、昨年よりも若干少なくはなっておりますけれども、いなべ市の税収入の内訳、棒グラフの一番下が個人市民税ですが、この10年ずっと24億円から26億円の間で大体均一化しています。ですがその上、法人市民税は乱高下します。特に平成21年は21億8,000万円もらいましたけども、令和3年度は3億7,000万円で、ここ10年で最低でございます。  これはなぜか。トヨタは最高益を上げていますけども、開発減税とか様々な投資に対する減税措置とかいろいろあるんです。だからそういったものをいろいろ利用されて、法人市民税はそれほど頂いてないということで御認識いただけるとありがたいと思います。
     企業進出で何がメリットかというと、上から二つ目の固定資産税、償却資産税という30億7,000万円があると思います。これが大きいのです。要は企業がラインとか製造設備を変えると、そこには償却資産という形で、それの1.4%が税収入に入ってきます。ですから、その固定資産税なんですけど、償却資産に対する固定資産税が一番大きいのです。科目的には個人市民税の25億円よりも30億7,000万円で一番大きいのです。だから、いなべ市は設備投資をよりしていただける環境整備をして、積極的に設備投資をしていただくと税収入が増えるということで御理解をいただけるとありがたいと思っております。  次に、11ページが地方交付税、12ページに財政力指数がありますけども、地方交付税は普通交付税と特別交付税の二つに分かれます。令和3年度は地方交付税、普通交付税も増え、特別交付税も増えております。それは、12ページの図6の上を見ていただきますと、基準財政需要額という、このまちでは幾らを基準にしたらやっていけるかというデータを国は持っていまして、そういう基準財政需要額の需要額だけ令和3年度は増えたんです。  だから、国の総務省が地方に配慮いただいて、コロナとかいろんなことで大変でしょうと、交付税をたくさん配分しました。ですから配分してもらったために、需要額を配分するには需要が増えたということにしないと出せないので、基準財政需要額を111億円に、4億6,000万円増やしているんです。だから増えてるんです。収入額は一緒ですから、財政力指数はおのずと下がるんです。  図7、図8を見ていただきますと、財政力指数というのがあります。これは基準財政需要額と基準財政収入額の差をパーセンテージにしたものでございますので、収入額が一定なのに需要額が増えれば財政力は下がるんです。だから下がったと思っていただけるとありがたいと思います。収入の額は一緒なんです。  令和4年度の財政力指数が発表になりましたので、口頭で申し上げます。図7の右肩に、令和4年度の3年平均の財政力指数を0.790と書いておいてもらえませんか。令和4年度が0.790と発表になりました。図8の単年度の財政力指数、令和4年度は0.749でございます。財政力が発表になりました。  次に、37ページの国民健康保険の特別会計。37ページ、38ページが国民健康保険でございまして、その上が国民健康保険会計の歳入、下が歳出でございます。歳入歳出とも令和2年度から2億円増えています。一般会計の持出しが、一番下の図15、3億8,000万円になっています。だから、中のグラフの保険給付費というのが医療費です。ですから、いなべはどちらかというと医療費が高い地域です。それをできることなら健康で維持して、医療費を下げていきましょうという方向なんですが、医療がないために医療を受けられないから低いところもあるです、医者がいないために。ですから、それでも困りますので、受けたいときといいますか、困ったときはお医者さんにすぐかかれるような状態にしながら、健康管理で医療費が減らせるような形にもっていけたらと。だから、健康啓発に対する一般会計の支出はペナルティーではない。ですが、料金を下げるために一般会計を出しますとペナルティーになりますので、その点だけ御理解いただけるとありがたいと思います。  次に後期高齢者医療制度、39ページ、40ページです。これも40ページの歳出のほうで、後期高齢者医療広域連合への納付金が医療費と思ってください。これが約10億円、毎年毎年増えていきます。令和2年度とはほぼ同じですけども、それで一般会計からは5億9,000万円をお支払いして、上の歳入のほうで保険料が4億4,000万円、それで一般会計から5億9,000万円出ているということで、高齢者医療は税金で半分以上かかっているということで御認識いただけるとありがたいと思います。  次に介護保険の特別会計、42ページを見ていただきますと、これも中の段、歳出の中の白い部分が増えてます。これが保険給付費という医療費です。だから、医療費といいますか、介護費サービス料になります。これが昨年とは同じですけども、これがどんどん増えていっている状況です。これの一般会計の繰出しは6億6,000万円ということで、これは国のほうで事細かに決まってます。ですから裁量権はありません。増やしも減らしもできない、もうオートマチックに決まっているということで御理解いただけるとありがたいと思います。  次に水道会計、43ページ、44ページを見ていただきますと、問題は図20の給水人口が減っているということです。ですから、給水人口が減っていると何が起こるかというと、同じような水路があるにもかかわらず、そこで使われる方の人口が減れば、1人当たりの水道料の負担が上がるということになってくるんです、維持管理しなければいけないんで。  ですから、これを何とかしなければいけないんですが、不思議な現象で、表46を見ていただきますと、給水人口は令和2年度よりも488人減っていますが、給水件数は8件増えている。世帯数が増えてるということで思ってください。ですから、世帯は増えているんだけど人口は減っているという感じです。ですけど年間有収水量では、ちゃんと収益になった水道の配水量は減っているんです。有収水量、ちゃんとお金になる、漏れがない、お客様に届いて課金できるようなものが増えないと収益になりませんので、この有収水量というのをキープする必要がある。  次、45ページを見ていただきますと、図21の有収水量の推移で、令和2年度は成績が物すごくよかったんです。ですけど86.5%、令和3年度が83.6%ということでちょっと悪くなっています。ですから、令和2年度並みであると物すごく収益もありますし、成績もいいという感じです。  次の表47、供給単価と給水原価ということで、昨年はこの差が1立米当たり4.24%のプラスでしたが、令和3年度は0.65%のマイナスでございますので、単純に考えると、これが増えていくと赤字になるわけです。一般会計から補填してますので、まだ赤字までいってませんが、こういう状態が長く続くとまずいという形でございます。そういった状況です。  46ページに一般会計からの補助金の推移ということで、水道会計に対して約1億4,000万円出ているということです。  その下、図24、損益勘定留保資金の推移という、これが預金です。水道会計の預金と思ってください。その預金は26億円ということでどんどん増えていますが、一般会計から持っていっているから増えているだけの話で、要は給水原価と供給単価の差がマイナスであれば、一般会計から持っていかなければ、これはおのずと減ります。ですから、ここを何とかしなければいけないというのは上水道。  それと下水道については、より問題が大きくて、48ページ、下水道の公共と農集があります。公共のほうは、表50を見ていただきますと、使用料単価というのが下水道料金です。下水道料金が立米当たり112円なんですが、原価、必要なコストは229円、要は223円近くかかっていると。だからこの差を一般会計から補填して、一般会計からの補助金の推移、図26、毎年12億円ずつ払っているんです。令和2年度も11億8,000万円、令和3年度も11億8,000万円を下水道にお支払いしてます。だけど下水道の料金は112円ですよと。  これを一般会計から補填して150円以下にしているところについては、補助金を出しませんよと国は言っていましたということです。ですから、いなべ市は下水道審議会にかけていただいて、答申をいただくことになっていますけども、下水道料金を少なくとも150円でペナルティーのないような状況にさせていただいて、しかしその財源を全体とすると財政難にはなってませんので、その財源を給食費の無料化に使わせていただけたらということで、次か次の議会で提案をさせていただきたいと思っております。  それで一番下の留保財源、下水道の留保財源も6億1,000万円ということで去年よりは増えているという状況です。  次に51ページ、52ページが地方債です。51ページで、下水道の起債がどんどん減っています。合併の前後で下水道が物すごくブームだったので大工事をしてきました。そのときに下水道では大借金をつくりました。それの償還を毎年やっていますのでどんどん減ってきて、大分これが減ってきましたよという感じになっています。  しかし、一時、庁舎を建てましたので、図31全会計地方債の棒グラフを見ていただくと、平成30年度に思いっきり伸びていると思います。436億円になっています。合併の直後は四百何十億ってもっと大きかったんですが、ずっと減ってきて、庁舎を建てた平成30年にもう一回上がるんです。だから、これがまただんだんと減ってきましたよという感じです。庁舎には合併特例債とかいろいろ使いましたので、100億円かかっています。ですから一時の残高は思いっきり増えたという感じでございます。それがだんだんと減ってきて、令和2年度よりも21億円減りました。385億円まで全会計の借金は減りました。  そしたら基金はどうなっているか、預金です。56ページを見ていただきますと、図35、全会計の基金残高。これは令和2年度118億円、令和3年度は117億6,000万円、ほぼ一緒です。だから基金残高は同じなんだけど、借金は21億円減っているという状況です。ですから、財政は好転してますよという形でございます。  次に65ページを見ていただくと、経常収支比率の表があります。80%を超えると黄色信号と書いてあるんですけど、こういうのはこんなとこで運用しているところはありません。だから90%もあれば十分なんですが、結局、借金をするとこの経常収支比率は悪くなるんですが、国の様々な補助金が借金をしなさい、借金をした元利償還に対して補助しますよという制度が極めて多いのです。ですから、そういった補助制度をできるだけ活用するようにしていますので借金は多いです。多いけど、その元利償還のところで交付税をもらえる、7割補助とか8割補助とかありますので、積極的に利用していきたいと思います。だから9割であれば、もう健全と思っていただければいいのかなと。  一時、平成27年にほぼ100%にいったときがあります。これはなぜそうなったのかというと、繰上償還という制度がこのとき発生したんです。繰上償還しても交付税がついたんです。だから合併特例債を繰上償還します。要は合併特例債というのは、95%充当して元利償還の7割を交付税で返すという制度なんです。それを繰上償還しても、その交付税措置をしますという時代があったんです。繰上償還したら、その時点で交付税が7割戻ってくるんです。丸もうけですから、それは実行しましょうということでやったんです。  総務省も賢いので、そうされると国は困るんです。ですから、繰上償還に対する交付税措置をしないということを言ってきましたので、すぐにやめました。だから単純に平成27年度だけは増えているという状況です。だから9割で健全でしょうというのが今の状況です。  最後の77ページ、将来負担比率。平成29年度までずっとゼロできました。しかし、平成30年に庁舎を建てたんです。だから、このときに100億円の借金がどんと出たんで増えました。将来負担ができました。ですけど、その償還をどんどん今やってますので、令和3年度も約30億円しているから減ってきて、将来負担比率は、もうほぼゼロに戻ったという感じです。だから大きな投資がなければゼロで推移するであろうという形ですが、また何か将来に向けて投資したほうがいいことがあれば、積極的に投資をしていきたいと思っておりますという感じです。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  市長の説明が終わりましたが、補足説明がありましたら許可いたします。               (「ありません」の声あり) ○議長(小川幹則君)  以上で、提案理由の説明を終わります。  これより、承認第4号、専決処分の承認を求めることについて(令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第5号))の質疑を許します。  質疑はございませんか。  8番、篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  専決予算に関してですが、令和3年度に同じような臨時交付金みたいなものが出されたと思うんです。今回、世帯数を想定しているんですが、例えば前年度やられた事業の実績と、それに対して何か急変家計とかに関しては、また申告が必要だと思うんですが、今回何か特別にやられているようなことがございましたら説明をお願いしたいのですが。 ○議長(小川幹則君)  福祉部長、市川久春君。 ○福祉部長(市川久春君)  令和3年度の住民税非課税世帯に対する特別給付金ということで、実績のほうは、8月10日現在におきまして2,873世帯の方々に2億8,730万円の支給を終えております。まだ対象となられる方には、確認書というのをお送りはさせていただいておりますが返信がない状態で、勧奨の文書もお送りしておりますが、居住実態がないというような方と思われますので、返送はされてきていないのかなということでございます。  そして、家計急変世帯に対しましても、同じように申告をいただいた形で給付をさせていただいておりまして、こちらにつきましては現段階では11世帯の給付でございます。引き続きホームページやリンクなどの周知で行っていきたいと思っております。  実際のところ、9月30日までが申請の期限となっておりますが、国のほうはその期限を越えても引き続き給付をしてほしいということでございますので、年内12月いっぱいまで給付の事業を受け付けておるというような状況でございます。  以上でございます。 ○議長(小川幹則君)  よろしいですか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  次に、諮問第3号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてから、同意第16号、いなべ市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについての質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質問なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  これにて質疑を終結します。  お諮りいたします。  承認第4号から同意第16号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、承認第4号から同意第16号は、委員会付託を省略することに決しました。  諮問第3号、諮問第4号及び同意第2号から、同意第16号までの人事に関する件については、以上をもって本日の審議を終了いたします。  ここで暫時休憩します。                午前11時02分  休憩                午前11時05分  再開 ○議長(小川幹則君)  会議を再開します。  これより、承認第4号の討論、採決を行います。  念のため申し上げます。  電子採決システムによる表決の際、採決の確定時にいずれのボタンも押していないときは、反対ボタンを押したものとみなします。  日程第9、承認第4号、専決処分の承認を求めることについて(令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第5号))は、討論の通告がありませんので、採決いたします。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成15、反対ゼロであります。  よって、本案は承認することに決しました。  次に、日程第45、請願についてを議題といたします。  本日までに受理した請願4件については、請願文書表のとおり、会議規則第148条第1項に基づき、所管となる常任委員会に付託いたします。  なお、本日説明のありました日程第27、議案第30号から、日程第44、認定第6号までの18議案につきましては、9月14日の本会議において総括質疑を行います。  よって、質疑の発言希望者は、お手元に配付の質疑通告書により、9月6日正午までに議会事務局へ提出くださるようお願いいたします。  以上で本日の日程は全て終了しました。  次回の本会議は、9月7日午前9時に再開し、一般質問を行います。  それでは、本日はこれをもちまして散会といたします。               (午前11時08分 散会)         地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。                いなべ市議会議長                いなべ市議会署名議員                いなべ市議会署名議員...