桑名市議会 2022-09-13
令和4年決算特別委員会都市経済分科会 本文 開催日:2022-09-13
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決算特別委員会都市経済分科会 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 分科会長(近藤 浩) 選択 2 : 分科会長(近藤 浩) 選択 3 : 分科会長(近藤 浩) 選択 4 : 分科会長(近藤 浩) 選択 5 :
都市整備部長(西尾英哲) 選択 6 :
都市整備部次長(調整担当)兼
都市管理課長(山下範昭) 選択 7 : 分科会長(近藤 浩) 選択 8 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 9 : 分科会長(近藤 浩) 選択 10 : 桑名駅
西整備事務所長(二木 健) 選択 11 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 12 : 桑名駅
西整備事務所長(二木 健) 選択 13 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 14 :
都市整備部長(西尾英哲) 選択 15 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 16 : 桑名駅
西整備事務所長(二木 健) 選択 17 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 18 : 分科会長(近藤 浩) 選択 19 :
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司) 選択 20 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 21 :
都市整備部理事(
スマートインター・
庁内連携担当)(佐藤良治) 選択 22 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 23 :
都市整備部理事(
スマートインター・
庁内連携担当)(佐藤良治) 選択 24 : 分科会長(近藤 浩) 選択 25 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 26 : 分科会長(近藤 浩) 選択 27 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 28 : 分科会長(近藤 浩) 選択 29 :
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司) 選択 30 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 31 : 分科会長(近藤 浩) 選択 32 :
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司) 選択 33 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 34 : 分科会長(近藤 浩) 選択 35 : 駅周辺整備課長(中西伸也) 選択 36 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 37 : 駅周辺整備課長(中西伸也) 選択 38 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 39 : 駅周辺整備課長(中西伸也) 選択 40 : 分科会長(近藤 浩) 選択 41 :
分科会委員(松田正美) 選択 42 :
都市整備部長(西尾英哲) 選択 43 :
分科会委員(松田正美) 選択 44 : 桑名駅
西整備事務所長(二木 健) 選択 45 :
分科会委員(松田正美) 選択 46 :
都市整備部理事(
スマートインター・
庁内連携担当)(佐藤良治) 選択 47 : 分科会長(近藤 浩) 選択 48 :
分科会委員(佐藤 肇) 選択 49 : 分科会長(近藤 浩) 選択 50 : 駅周辺整備課長(中西伸也) 選択 51 :
分科会委員(佐藤 肇) 選択 52 : 駅周辺整備課長(中西伸也) 選択 53 :
分科会委員(佐藤 肇) 選択 54 : 駅周辺整備課長(中西伸也) 選択 55 :
分科会委員(佐藤 肇) 選択 56 :
都市整備部理事(
スマートインター・
庁内連携担当)(佐藤良治) 選択 57 :
分科会委員(佐藤 肇) 選択 58 :
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司) 選択 59 : 分科会長(近藤 浩) 選択 60 :
分科会委員(畑 紀子) 選択 61 : 分科会長(近藤 浩) 選択 62 : 都市整備課長(高柳貴久蔵) 選択 63 :
分科会委員(畑 紀子) 選択 64 : 分科会長(近藤 浩) 選択 65 : 都市整備課長(高柳貴久蔵) 選択 66 : 分科会長(近藤 浩) 選択 67 :
分科会委員(仮屋武人) 選択 68 : 分科会長(近藤 浩) 選択 69 :
分科会委員(仮屋武人) 選択 70 :
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司) 選択 71 :
分科会委員(仮屋武人) 選択 72 :
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司) 選択 73 : 分科会委員(仮屋武人) 選択 74 : 分科会長(近藤 浩) 選択 75 : 産業振興部長(松岡孝幸) 選択 76 : 商工課長(谷口 伸) 選択 77 : 分科会長(近藤 浩) 選択 78 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 79 : 商工課長(谷口 伸) 選択 80 : 分科会長(近藤 浩) 選択 81 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 82 : 分科会長(近藤 浩) 選択 83 : 商工課長(谷口 伸) 選択 84 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 85 : 分科会長(近藤 浩) 選択 86 : 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明) 選択 87 : 分科会長(近藤 浩) 選択 88 : 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明) 選択 89 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 90 : 商工課長(谷口 伸) 選択 91 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 92 : 分科会長(近藤 浩) 選択 93 : 分科会長(近藤 浩) 選択 94 : 分科会長(近藤 浩) 選択 95 : 上下水道部長(栗原繁憲) 選択 96 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 97 : 分科会長(近藤 浩) 選択 98 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 99 : 分科会長(近藤 浩) 選択 100 : 分科会委員(松田正美) 選択 101 : 分科会長(近藤 浩) 選択 102 : 下水道課長(出口敏幸) 選択 103 : 分科会長(近藤 浩) 選択 104 : 分科会委員(松田正美) 選択 105 : 分科会長(近藤 浩) 選択 106 : 分科会委員(松田正美) 選択 107 : 分科会長(近藤 浩) 選択 108 : 下水道課長(出口敏幸) 選択 109 : 分科会委員(松田正美) 選択 110 : 分科会長(近藤 浩) 選択 111 : 分科会委員(佐藤 肇) 選択 112 : 分科会委員(松田正美) 選択 113 : 分科会委員(仮屋武人) 選択 114 : 分科会委員(畑 紀子) 選択 115 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 116 : 分科会長(近藤 浩) 選択 117 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 118 : 副分科会長(成田久美子) 選択 119 : 分科会長(近藤 浩) 選択 120 : 分科会長(近藤 浩) 選択 121 : 上下水道部長(栗原繁憲) 選択 122 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 123 : 分科会長(近藤 浩) 選択 124 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 125 : 分科会長(近藤 浩) 選択 126 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 127 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 128 : 分科会長(近藤 浩) 選択 129 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 130 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 131 : 分科会長(近藤 浩) 選択 132 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 133 : 分科会長(近藤 浩) 選択 134 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 135 : 分科会委員(畑 紀子) 選択 136 : 分科会委員(仮屋武人) 選択 137 :
分科会委員(松田正美) 選択 138 :
分科会委員(佐藤 肇) 選択 139 : 副分科会長(成田久美子) 選択 140 : 分科会長(近藤 浩) 選択 141 : 分科会長(近藤 浩) 選択 142 : 上下水道部長(栗原繁憲) 選択 143 : 分科会長(近藤 浩) 選択 144 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 145 : 分科会長(近藤 浩) 選択 146 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 147 : 分科会長(近藤 浩) 選択 148 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 149 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 150 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 151 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 152 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 153 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 154 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 155 : 分科会長(近藤 浩) 選択 156 :
分科会委員(松田正美) 選択 157 : 下水道課長(出口敏幸) 選択 158 :
分科会委員(松田正美) 選択 159 : 分科会長(近藤 浩) 選択 160 :
分科会委員(佐藤 肇) 選択 161 : 下水道課長(出口敏幸) 選択 162 :
分科会委員(佐藤 肇) 選択 163 : 下水道課長(出口敏幸) 選択 164 :
分科会委員(佐藤 肇) 選択 165 : 分科会長(近藤 浩) 選択 166 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 167 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 168 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 169 : 企画総務課長(満仲 弘) 選択 170 : 分科会長(近藤 浩) 選択 171 :
分科会委員(佐藤 肇) 選択 172 :
分科会委員(松田正美) 選択 173 :
分科会委員(仮屋武人) 選択 174 :
分科会委員(畑 紀子) 選択 175 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 176 : 副分科会長(成田久美子) 選択 177 : 分科会長(近藤 浩) 選択 178 : 分科会長(近藤 浩) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 午前10時02分 開会
○開会宣言
分科会長(近藤 浩)
それでは、出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから決算特別委員会・都市経済分科会を開会いたします。
引き続き傍聴希望の申出がありますので、これを許可いたします。
───────────────────────────────────────
○分科会記録の署名
分科会委員
2: 分科会長(近藤 浩)
本分科会記録の署名については、申合せにより、正・副分科会長が行いますので、御了承をお願いいたします。
───────────────────────────────────────
○審査案件の宣言及び審査順序
3: 分科会長(近藤 浩)
それでは、審査に入ります。
本分科会の審査案件は、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、一般会計決算所管部門及び農業集落排水事業特別会計決算外2議案であります。
なお、審査順序については、最初に都市整備部、次に産業振興部、最後に上下水道部の順で進めていきますので、よろしくお願いたします。また、所管部門の審査においては、当局からまず決算成果報告書の主な事業について説明をいただいた後、引き続き一般会計決算の詳細説明を受け、質疑を行い、特別会計決算がある場合には、その後、当該決算の詳細説明を受け、質疑を行います。
そして、議案第73号について、全ての所管部門における質疑が終了しましたら、各委員より、賛成、反対の意見表明を行っていただき、意見集約をいたします。集約が難しい場合は、挙手により賛否を確認させていただきます。
それでは、配付の日程(案)のとおり進めていきます。
これより都市整備部所管部門の審査を行います。
───────────────────────────────────────
○議案第73号
4: 分科会長(近藤 浩)
議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
5:
都市整備部長(西尾英哲)
おはようございます。
都市整備部長の西尾でございます。
それでは、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、都市整備部が所管いたします事項について御説明させていただきます。座って失礼します。
私からは令和3年度決算成果報告書のうち、桑名駅自由通路整備事業費及び土地区画整備事業費について御説明させていただきます。
お手元の決算成果報告書83ページをお願いいたします。
事業名称は、中事業、桑名駅自由通路整備事業費です。予算区分は記載のとおりでございます。
事業目的は、桑名駅自由通路及び橋上駅舎の整備により、地域住民の安全性、利便性の向上及び都市基盤や交通結節点としての機能強化を図るものでございます。
事業内容は、鉄道事業者への委託による自由通路及び橋上駅舎等整備工事を行いました。
事業成果といたしましては、桑名駅自由通路供用開始後の旧駅舎及び撤去した通路部分におけるホーム上屋の整備などを行い、令和3年11月4日に桑名駅自由通路整備事業に係る全ての工事が完了いたしました。決算額は事業費が12億1,720万5,000円で、財源は国庫支出金が2億1,739万2,000円、地方債が4億280万円、一般財源が5億9,701万3,000円でございます。
最後に、今後の方向性でございますが、自由通路整備完了による効果をさらに高めるため、桑名駅周辺施設等整備事業及び桑名駅西土地区画整理事業に注力し、駅周辺の利便性の高いにぎわいあるまちづくりを進めてまいります。
続きまして、84ページをお願いいたします。
事業名称は、中事業、土地区画整備事業費です。予算区分は記載のとおりでございます。
事業目的は、木造密集市街地が連続するなど早急な基盤整備が望まれる桑名駅西地域において、土地区画整理事業により道路などインフラ整備を行い、良好な生活環境と円滑なアクセス整備を図るものでございます。
事業内容は、土地区画整理事業に伴う建物などの移転補償といたしまして、建物等調査積算が36件、移転補償が28件を実施しております。また、土地区画整理事業区域内のインフラ整備といたしまして、令和6年4月の供用開始を目指しております桑名駅西広場や6-7号ほか道路の詳細設計を行うとともに、主な工事といたしまして、蛎塚益生線の整備、その蛎塚益生線から西側の丘陵地を通る6-19号線のほか、駅周辺を中心とした区画道路及び宅番の整備など、各種工事を施行いたしました。そのほか、道路整備に合わせて埋設する上下水、ガスの工事に対して負担金を支出するとともに、土地区画整理事業の法定手続及び進捗管理等を行うための使用収益開始等業務委託を実施いたしました。
事業成果といたしましては、桑名駅西口周辺を中心とした建物移転補償、宅地整備、道路整備工事を実施したことで、駅西口の交通処理に必要な公共用地の確保が進み、令和4年度に駅西広場整備の工事発注が行えるよう準備しております。なお、事業の進捗率は記載のとおりでございます。決算額は事業費が23億9,498万9,000円で、財源は国庫支出金が3億6,620万1,000円、地方債が14億6,644万1,000円、その他につきましては、土地売払収入770万7,000円で、一般財源が5億5,464万円でございます。
最後に、今後の方向性でございますが、桑名駅自由通路で接続された桑名駅東口の複合施設等整備事業と桑名駅西土地区画整理事業との相乗効果による桑名駅周辺のにぎわい創出を図るため、桑名駅西口の駅前広場や幹線道路の整備を集中して進めていくとともに、桑名中央東員線から南側についても蛎塚益生線を主軸に計画的に進めながら、住環境整備を行ってまいります。
私からは以上でございます。
続きまして、そのほか、都市整備部が所管する事業の決算につきましては、
都市管理課長より御説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
6:
都市整備部次長(調整担当)兼
都市管理課長(山下範昭)
都市管理課長の山下でございます。よろしくお願いします。
それでは、私からは、令和3年度一般会計歳入歳出決算のうち、都市整備部所管の歳出に関する事項につきまして、一括して御説明させていただきます。
初めに、決算書の118、119ページをお願いします。
款2.総務費、項1.総務管理費、目6.財産管理費につきまして御説明いたします。
119ページの備考欄、基金積立金のうち、下から五つ目の公共施設整備基金につきましては、公共施設の今後の整備等に要する経費を基金に積み立てたものでございます。3,385万9,346円のうち、都市整備部の所管分は1,565万円となっております。なお、財源は公営住宅使用料、寄附金やネーミングライツによる公民連携提案収入などでございます。
1枚めくっていただきまして、120、121ページをお願いします。
121ページの備考欄の上から五つ目の桑名駅前整備基金につきましては、今後の桑名駅前の整備に要する経費を基金に積み立てたものでございます。
続きまして、かなり飛びますけれども、174、175ページをお願いします。174、175ページです。
款8.土木費、項1.土木管理費、目1.土木総務費につきまして御説明いたします。
175ページ備考欄中、境界確定事業費は、境界確認管理システムの更新業務委託料や境界確認業務に必要な事務用消耗品費でございます。
行政情報化事業費の公共工事設計積算システム事業費は、土木、上下水道、農林、都市計画等の設計業務において、データ及び図面を共有化し、設計業務の効率化、簡素化を図ったものでございます。公共工事設計積算システム導入事業費は、令和3年度からの積算システム導入に係る使用料でございます。
建築指導費のうち建築審査会運営費は、建築審査会の開催に要しました委員報酬及び旅費などの経費でございます。
建築指導事務費は、特定行政庁等建築指導及び審査などに要した費用でございます。
空家等対策推進事業費は、空家等対策協議会の運営やデーターベースの維持管理などに要した費用でございます。
国土強靱化推進事業費のうち木造住宅耐震事業費は、木造住宅の耐震化を促進するための木造住宅耐震診断業務委託及び木造住宅耐震補強等事業に要した費用の補助金でございます。
地籍調査事業費は、多度町御衣野地区及び福岡町地区での現地調査、測量業務委託料などでございます。
狭あい道路整備等促進事業費は、幅員4メートル未満の道路等を対象に寄附行為を行う場合の分筆測量、道路整備への助成や報償金などでございます。
急傾斜地崩壊対策事業は、県が施工している上野地区及び大畑地区での急傾斜地崩壊対策事業に係る市負担金でございます。
一般事務費は、用地処理業務に係る委託料や旅費、消耗品費、燃料費などでございます。
次に、項2.道路橋りょう費でございますが、まず、目1.道路橋りょう総務費につきまして御説明いたします。
175ページ備考欄中、道路台帳整備費は、市道の認定、廃止、区域変更に伴います道路台帳の更新等に要した費用でございます。
1枚めくっていただきまして、176、177ページをお願いいたします。
賠償金は、道路瑕疵による自動車事故等に対して賠償を行ったものでございます。
次に、目2.道路維持費につきまして御説明いたします。
177ページ備考欄中、道路施設管理費のうち道路施設管理費は、樹木剪定、除草の維持管理業務委託料や光熱水費などでございます。
排水ポンプ修繕事業費は、長島町中町遊水地に設置されている排水ポンプの取替え及び自家発電機の修繕などに要した費用でございます。
次の土地鑑定事業費は、下野代駅公衆トイレの用地取得に必要な土地鑑定料などに要した費用でございます。
道路施設維持補修費は、道路維持に係る修繕工事や業務委託などに要した費用でございます。
地域力アップ支援事業費の道路施設管理費は、地域の街路樹等の維持管理作業について、藤が丘まちづくり協議会設立準備委員会と協定を締結し、市が作業協力金として交付した費用でございます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費のICT道路調査事業費は、路面状況調査業務に係る委託料でございます。
次に、目3.道路新設改良費につきまして御説明いたします。
177ページ備考欄中、道路新設改良事業費のうち道路ストック対策事業費は、通過交通の変化が著しく、舗装損傷が著しい市道坂井多度線の舗装構成レベルを上げるため、舗装改良工事に要した費用でございます。
道路老朽化対策事業費(公共施設等適正管理推進事業費)は、市道大山田星川線ほか1路線の舗装修繕に要した費用でございます。
安全対策事業費は、市道桑部東金井2号線の伊勢朝日第2号踏切において、新規歩道設置工事に要した費用でございます。
スマートインターチェンジ推進事業費は、広域的な交通網の充実や整備を検討するため、大山田パーキングエリア
スマートインターチェンジの計画等作成業務に要した費用でございます。
道路新設改良事業費(明許繰越分)のうち市道改良事業費は、市道東汰上6号線の橋梁拡幅工事に要した費用でございます。
安全対策事業費は、さきに御説明いたしました伊勢朝日第2号踏切の新規歩道設置工事に要した費用でございます。
四日市多度線は、三重県が管理する四日市多度線の星川交差点改良工事において、既存占用物の防火水槽を撤去する市負担金でございます。
スマートインターチェンジ推進事業費は、大山田パーキングエリアに
スマートインターチェンジの設置等を位置づけ、整備に必要な将来交通量等の調査を行い、実施計画書(案)の作成に要した費用でございます。
道路ストック対策事業費は、市道上之輪嘉例川線ほか1路線の舗装改良工事に要した費用でございます。
国土強靱化推進事業費(明許繰越分)のうち、森忠地区道路改良事業費は、浸水常襲地域の森忠地区において、雨水対策の排水管路整備に要した費用でございます。不用額のうち繰越明許分は、市道改良事業費及び森忠地区道路改良事業費等の執行残でございます。
1枚めくっていただきまして、178、179ページをお願いします。
次に、目4.橋りょう維持費につきまして御説明いたします。
179ページの備考欄中、橋りょう管理費は、電気使用料など維持管理に要した費用でございます。
橋りょう維持補修費の橋梁長寿命化対策事業費は、橋梁の法定点検4橋、修繕工事3橋、並びに設計積算に要した費用でございます。
次に、目5.交通安全対策費につきまして御説明いたします。
179ページ備考欄中、交通安全対策事業費の交通安全施設設置費は、交通事故危険箇所について、路側線やガードレール、カーブミラーなど交通安全施設の整備を行ったものでございます。
通学路等緊急安全対策事業費は、通学路交通安全プログラムを基に路側線やガードレール、カーブミラーなど交通安全施設の整備を行ったものでございます。
次に、項3.河川費、目1.河川総務費につきまして御説明いたします。
179ページ備考欄中、河川維持補修費は、河川を維持するために必要な修繕などに要した費用でございます。
国土強靱化推進事業費の緊急浚渫推進事業費は、河川に堆積した土砂の撤去に要した費用でございます。
一般事務費は、伊勢湾台風記念館や蟠龍櫓の施設管理に係る委託料や光熱水費などでございます。
国土強靱化推進事業費(明許繰越分)の緊急浚渫推進事業費は、河川に堆積した土砂の撤去に要した費用でございます。
次に、目2.河川管理費につきまして御説明いたします。
179ページ備考欄中、水門管理費は、国土交通省から委託を受けた水門及び市管理水門の操作、管理業務などに要した費用でございます。
次に、目3.河川新設改良費につきまして御説明いたします。
179ページ備考欄中、国土強靱化推進事業費(明許繰越分)の1枚めくっていただきまして、河川改良事業費は、奥赤沢川河川の改良工事に要した費用でございます。不用額のうち繰越明許分は、河川改良事業費の執行残でございます。
次に、項4.都市計画費につきまして御説明いたします。
目1.都市計画総務費の181ページ備考欄中、都市計画審議会運営費は、都市計画審議会委員の報酬及び旅費などの開催運営費でございます。
都市計画推進事業費の屋外広告物事業費は、屋外広告物に関する許可事務や現地点検、違反広告物の除却等に要した費用でございます。
多度町力尾地区緊急自然災害防止対策事業は、令和元年9月、桑名市多度力尾土地区画整理事業の施工区域内において、市が管理する緑地の土砂が大雨で崩壊したため、その対策工事に要した負担金でございます。
都市計画道路評価検討事業費は、長期未着手の都市計画道路の計画を見直し、土地の健全な利用促進を図るため、路線の評価検討に要した費用でございます。
開発指導費の開発指導事務費は、開発行為の指導及び審査などに要した費用でございます。
開発許可システム更新事業費は、システム環境の老朽化に伴い、発生していたハード障害に対応するため、パソコン本体の交換及びシステム更新作業に要した費用でございます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費の都市計画図管理システム作成事業費は、住所検索や閲覧性に優れた都市計画図を作成するため、地図のデジタル化に要した費用でございます。
一般事務費は、旅費、消耗品費、公用車の借上料や燃料費などでございます。
都市計画推進事業費(明許繰越分)の多度町力尾地区緊急自然災害防止対策事業は、令和元年9月、桑名市多度力尾土地区画整理事業の施工区域内において、市が管理する緑地の土砂が大雨で崩壊したため、その対策工事の設計等に要した負担金でございます。不用額のうち繰越明許分は、多度町力尾地区緊急自然災害防止対策事業の執行残でございます。
次に、目2.街路事業費について御説明いたします。
181ページの備考欄中、街路整備事業費の桑部播磨線は、県が実施した用地買収及び測量試験費に要した事業費に係る市負担金及びヒメタイコウチ移植地に係る用地測量等に要した費用でございます。
次に、目3.公園費につきまして御説明いたします。
1枚めくっていただきまして、182、183ページをお願いします。183ページの備考欄中、公園施設管理費のうち一般管理費は、公園清掃や除草、樹木剪定等の維持管理や光熱水費など、公園の管理に要した費用でございます。
給水管布設事業費は、上水道未整備の公園において給水管設置に要した費用でございます。
施設管理運営費の公園施設管理運営費は、九華公園ほか7公園の維持管理業務に要した費用でございます。
公園施設維持補修費は公園の遊具の修繕など、維持管理に要した費用でございます。
公園整備事業費の播磨2号緑地里山整備事業費は、陽だまりの丘の緑地において、自然学習や健康づくりの場となるよう、散策路の整備や湧水整備を行うための費用でございます。
国営木曽三川公園は、国の進める木曽三川公園整備に伴い、予定敷地内の所有者不明の建物撤去に要した費用でございます。
一般事務費は、旅費、消耗品費、複合プリンター使用料などでございます。
次に、目4.土地区画整理事業費につきまして御説明いたします。
183ページの備考欄中、ブランド推進事業費のうち桑名駅周辺施設整備事業費は、桑名駅周辺地区都市再生整備計画の事業評価に係る支援並びに桑名駅周辺複合施設等整備事業に係る支援等に要した費用でございます。
桑名駅自由通路整備事業費は、先ほど部長から御説明させていただきましたとおりでございます。
桑名駅自由通路管理運営費は、桑名駅自由通路の電気使用料、清掃及び機械保守など、維持管理に要した費用でございます。
施設管理運営費の桑名駅北駐輪場施設管理運営費は、桑名駅北駐輪場の運営委託に要した費用でございます。
桑名駅西土地区画整理事業費のうち、まちづくり推進費は、土地区画整理審議会の運営に要した費用でございます。
桑名駅西整備事務所管理運営費は、事務所の建物借上料や維持管理、消耗品などに要した費用でございます。
用地管理費は、先行取得用地等、市の管理地における除草など、維持管理に要した費用でございます。
土地区画整備事業費は、先ほど部長から御説明させていただきましたとおりでございます。
一般事務費は、旅費、消耗品費、複合プリンター使用料などでございます。
1枚めくっていただきまして、184、185ページをお願いします。
施設整備費の桑名駅北駐輪場施設改修事業費は、新500円硬貨に対応させるための券売機の改修に要した費用でございます。
ブランド推進事業費(継続費逓次繰越分)の桑名駅自由通路整備事業費は、先ほど部長から御説明させていただきましたとおりでございます。
ブランド推進事業費(明許繰越分)の桑名駅周辺施設整備事業費は、桑名駅東口周辺の交通量調査並びに桑名駅周辺複合施設等整備事業に係る実施協定素案作成に要した費用でございます。
桑名駅西土地区画整理事業費(明許繰越分)の土地区画整備事業費は、先ほど部長から御説明させていただきましたとおりでございます。不用額のうち継続費逓次繰越分は、桑名駅自由通路整備事業費の精算に伴う執行残でございます。
次に、項5.住宅費、目1.住宅管理費について御説明いたします。
185ページ備考欄中、市営住宅管理運営費は、市営住宅の施設維持管理や入退去手続など、入居者管理に要した費用でございます。
市営住宅維持補修費は、市営住宅の維持補修や退去修繕に要した費用でございます。
公共施設等解体撤去事業費の市営住宅解体撤去事業費は、羽田町住宅解体撤去工事の前払金でございます。
公営住宅等長寿命化計画策定事業費は、計画策定の業務委託料でございます。
少し4枚ほどめくっていただきまして、192、193ページをお願いします。192、193ページです。
款9.消防費、項1.消防費、目6.水防費について御説明いたします。
193ページの備考欄中、水防訓練経費は、新型コロナウイルス感染症対策により、現地での水防訓練からウェブを活用した水害オペレーション訓練に変更しましたが、訓練資機材等の補充のための土のう作成、材料等に要した費用でございます。
水防施設整備費の水防拠点施設維持補修整備費は、伊勢湾台風記念館周辺の市管理区域の除草、伐根に要した費用でございます。
一般事務費は、水防倉庫の土地賃借料並びに雨漏り修理に要した施設修繕費用でございます。
以上、令和3年度桑名市一般会計歳入歳出決算書のうち、都市整備部が所管いたします事項について御説明をさせていただきました。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
7: 分科会長(近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
8:
分科会委員(伊藤惠一)
何点かお願いします。
まず、部長に説明していただきました成果報告の84ページの土地区画整理事業ですが、公式には5年とか10年単位で完結しますというような報告は形式的にはあるんですけれども、実際、益生駅のほうまで、昔の421ですが、今も421かちょっと分かりませんけど、行くのは、大体あと50年ぐらいかかりますか、どのくらい、見通しをお願いします。
一個ずつでいいですか。一つずつでいいですか。
9: 分科会長(近藤 浩)
そうしていただきましょう。お願いします。
それでは、ただいまの質疑に対し、説明をお願いいたします。
10: 桑名駅
西整備事務所長(二木 健)
駅西整備事務所の二木です。よろしくお願いします。
先ほどの御質問で、区画整理の益生地区のほうに向けての整備完了予定ということですが、昨年度、皆様方に全員協議会のほうでも御説明したとおり、当初の計画よりは10年延伸ということで御説明させていただいて、令和16年度末には完了するというところで、今事業を推進していますので、よろしくお願いいたします。
11:
分科会委員(伊藤惠一)
それは形式手的な話で、見通しはどうですかと聞いているんですけれども。
12: 桑名駅
西整備事務所長(二木 健)
見通しにつきましても、今、駅周辺の整備を順次進めておる中で、少なからず益生地区とか、その手前の小野山地区の整備も順次進めております。見通しについても、さきに言わせていただいたとおり、10年延伸した令和16年の末に完了する見込みでございます。以上です。
13:
分科会委員(伊藤惠一)
それは部長も言えるんですか、責任を持って。
14:
都市整備部長(西尾英哲)
事業計画のほうは10年延伸させていただきまして、令和17年3月末までの事業計画期間としております。それに向かって邁進しておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
15:
分科会委員(伊藤惠一)
邁進、頑張っておられるんですけど、延伸はないということですね。
16: 桑名駅
西整備事務所長(二木 健)
駅西整備事務所の二木です。
延伸は、今のところは計画しておりません。よろしくお願いいたします。
17:
分科会委員(伊藤惠一)
続きまして、こちらの決算書のほうですけど、紙ベースの177ページですが、177ページの真ん中辺りですけれども、地域力アップでしたっけ、藤が丘のほうに委託しているんでしたかね、自治会のほうへ。
それで、剪定とか、いろいろ維持管理だと思うんですけど、樹木。よほどの高木は難しいのかなと思いますけど、そこら辺の効果というのは、どのように認識してみえますか。期待していたとおりの100%ぐらいの事業効果でしたか、やっぱりちょっとこれはお任せするのは難しいなとか、そこら辺の結果報告をざっとでいいんですけど、総論でお願いできますか。このまままた、今年度も続けてみえるのか、ちょっと分かりませんけど、続けていく方向なのか、見直していくべきなのか、そこら辺、見通しも含めてお願いします。
18: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
19:
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司)
アセットマネジメント課の加古です。どうぞよろしくお願いします。
先ほど地域力アップ支援事業費の件で御質問いただいた件につきまして回答させていただきます。
藤が丘地区につきましては、分科会の皆さん、御存じのとおり、令和2年度から今回のような協定を結ばせていただいて、藤が丘のまちづくり準備委員会のほうに整備をお願いしておるということで、ある一定の成果は得られておるのかなと。今年で3年目になるんですけれども、今年も6月に協定を結ばせていただきまして、今も鋭意努力していただいてやっていただいておるところですので、今後につきましても同じような形で協定のほうを結ばせていただいてやっていきたいと思っております。以上でございます。
20:
分科会委員(伊藤惠一)
続きまして、同じ177ページなんですが、下のほうですが、
スマートインターチェンジの関連でいろいろ計画とか、御説明いただいたんですが、今、途中になるのか、完結しておるのか分かりませんけれども、どういう調査なり計画なりの報告といいますか、これは行けるんだとか、行けないんだとか、そこら辺、ポイントを説明していただけますか。
21:
都市整備部理事(
スマートインター・
庁内連携担当)(佐藤良治)
都市整備部の佐藤でございます。
伊藤惠一委員の
スマートインターチェンジの現状の進捗かというふうに認識しますが、よろしいですか。
まず、この決算につきましては、先ほども御説明させていただきましたように、将来交通推計、交通量がどうなるかというところを調査した次第でございます。その上で、今年度については、
スマートインターの概略設計と、それの一時アクセスとなります都市計画道路桑名北部東員線、こちらの概略設計を進めておりまして、事業化については、現在協議中で早期での準備段階調査、国の実施いたします準備段階調査を目途として、今協議しております。ですので、それを得た上で、今度、国が調査した上で、認可、事業化というふうに段階を踏んでいく次第でございます。よろしくお願いいたします。
22:
分科会委員(伊藤惠一)
前年度されて、今年度もされてみえると思うんですけど、見通しはどうですか。行けそうですか。ちょっと難しいか、不明か、今分かる時点でお願いします。
23:
都市整備部理事(
スマートインター・
庁内連携担当)(佐藤良治)
算段がないものについては、私ども努力しない、事業化を目指す上では、鋭意努力しておりますので、見通しはあるかなと思っております。以上です。
24: 分科会長(近藤 浩)
ほかに。ほかの方に一回聞いてみましょうか。
25:
分科会委員(伊藤惠一)
あと2点ほどある。
26: 分科会長(近藤 浩)
まだ2点ある。分かりました。
続けて。
27:
分科会委員(伊藤惠一)
あと2点ほどお願いします。
183ページの上のほうなんですが、ほぼ一番上ですけど、公園の施設管理なんですね。給水管布設とか、関係でしておるのか、ちょっと分かりませんけれども、最近、公園へ行くと、水道とか、それから、水飲み場というんですか、下が蛇口の水道、上が噴水で水を飲むというか、目を洗ったりしたりするところなんですけど、結構減ってきているように思うんですよね。あったのがなくなったとか、もちろんトイレがあるところはあるんですけれども、そこら辺というのはどのくらい。減らしているのか、いや、そんなことないのか、逆に増やしておるということはないと思うんですけど、そこら辺はどういう考え方というか、計画というか、実施されてみえるのか、あまり減らしていくというのはよろしくないんだろうなと。計画的にそこに造ったものですから、更新にはお金がかかると思うんですけれども、維持管理していかないといけないと思うんですけれども、そこら辺は説明があるのかないのか、ちょっと分かりませんけど、地元とか。我々は聞いたことないんですけど、そこら辺、説明をお願いできますか。
28: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
29:
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司)
アセットマネジメント課の加古です。どうぞよろしくお願いします。
先ほど伊藤委員からの質問ですけれども、公園の水飲み場が減っていっているんじゃないかと。うちの認識としましては、減っているという認識はないんですけれども、故意的に減っていっているという認識はないです。必要な場所については、設置のほうをさせていただいておるのが現状ですので、場合によっては、意図的に蛇口が取られるとか、壊されるということはあるかも分かりませんけれども、一応必要なところについては設置はしておるというところです。
30:
分科会委員(伊藤惠一)
蛇口とかいう部分的なことじゃなくて、そのものが下の蛇口、それから、上に噴水がついていますよね。それ自体が、たしかあったのになくなっておるなというような、何となく感覚的に、僕も公園に結構行かせてもらうので、利用させていただいておるので、そういう水飲み場とかトイレは。あるんですけど、最近、ここのところで根元からなくしてしまったそもそもというのは、数はどのくらいとか、そんなことは把握してみえますか。ちょっと説明をお願いしたい。
31: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
32:
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司)
アセットマネジメント課の加古です。
今の御質問の数については、今のところ把握はしてはないんですけれども、撤去したところはないと思います。
33:
分科会委員(伊藤惠一)
私の認識の間違いか、ちょっと分かりませんけれども、必要なら更新していっていただけるとありがたいなと思っております。認識不足、間違いでしたら失礼しました。
それから、最後ですけれども、185ページの一番上のほうなんですけれども、先ほど桑名駅の東口でしたか、交通量調査というような御説明があったと思うんですけれども、交通量調査、何のために何を目的にどういう調査をされてみえるのか、簡単に説明をお願いできますか。
34: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
35: 駅周辺整備課長(中西伸也)
駅周辺整備課の中西です。どうぞよろしくお願いいたします。
昨年度実施いたしました交通量調査ですが、現在、長島観光開発と進めておる計画、また、計画を作成していく上での現状の把握と、それから、計画後の影響等について、歩行者、それから、車両、一般車、それから、タクシー、バス等々の現状の把握というところを実施したところでございます。以上です。
36:
分科会委員(伊藤惠一)
それは東口のロータリーの関係ということでよろしいんですか。利便性を向上させるためにやってみえるんでしょうか。それで利便性が悪くなったら、また変更していくんでしょうか。
37: 駅周辺整備課長(中西伸也)
駅周辺整備課の中西です。
先ほど御説明させていただきましたとおり、計画を作成していく上での現状の確認ということと、当然、今、伊藤委員、おっしゃられましたように、使いやすい駅前となるようにということで、桑名駅前線のほうに流入してくる車両の現状確認ということと、それから、先ほども申し上げました繰り返しになりますけれども、工事期間中も想定して、どこに人が今現状、どういうふうに動いているかというところの確認も含めて、歩行者の数等を確認させていただいたというところでございます。以上です。
38:
分科会委員(伊藤惠一)
最後に、それ、調査して、絵を見せてもらいましたけれども、送迎の車のスペースが少なかったように思うんですよね。交番をどけたらというような話もしていましたけど、その調査結果によっては、変更していくという可能性もあるわけですか。
39: 駅周辺整備課長(中西伸也)
駅周辺整備課の中西です。
今、伊藤委員から、今後の計画、また変更していく可能性もあるかというような御質問かと思います。当然に駅前線、今、送迎等で車を一旦停車される等々の数、どれぐらいあるかというところも調査等をさせていただいたところです。当然、計画を作成していく上で使いやすい安全な駅前になるようにというところで、現在検討を進めているというところで御理解をいただきたいと思います。以上でございます。
40: 分科会長(近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
41:
分科会委員(松田正美)
フォーラム新桑名の松田です。
駅西のことで、東も関係あるんですけど、本会議の最終日に、決算に絡めて質問しますので、本会議の最終日に市長が、ある議員に、駅西、どうなるんですかという中で、一つ、私、ちょっと気になったんですが、駅西の用途の関係で、上に積んでいく話も可能だと、そういったことも考えなくちゃいけいというふうに、市長、たしか答えられたと思うんですよね。ですよね。
そのことで、さっきあった令和16年、令和17年3月の計画、これはそれで延長するしないは別にして、ここまでで今はそこで行っておるわけですけど、その中で、そのことが本当に可能なのかどうかということをまず1点。もう一つあるんですけど、教えてください。
42:
都市整備部長(西尾英哲)
今の駅西の区画整理事業の中というのは、これは事業の範囲のエリアの中で基盤整備等を含めてやっているという状況です。そこにもう一枚、シートがありまして、都市計画用途というのがございます。その中で、商業地域と第1種住居地域という用途が敷かれております。それぞれの用途の中で建築できる範囲というのは決められておりまして、その範囲内であれば建物の容積としては可能な範囲になりますので、その土地利用を促すために答弁された内容だと思います。
43:
分科会委員(松田正美)
もう1点、すみません。
もう1点は、駅西、東も関係あるんですが、いずれバスの駅からの、今はタクシーが両サイドから出ていますね。バスが、いずれ、私が聞いた大分前の話では、相当の西部地域へ行くバスがそこから出発するんだと。そこへ着いて、そこから出発する。それというのは、いつ頃、どのぐらいの割合で、全体の桑名市のバスの中で、どれぐらいの割合のバスが、いつ頃、そのような状態になるのかということを、今分かっておる範囲でおっしゃられるならば教えていただきたいですが、お願いします。
44: 桑名駅
西整備事務所長(二木 健)
駅西整備事務所の二木です。よろしくお願いします。
先ほどのバスの関係でございますが、今現在は、駅東側に全てのバスが集中しておると思います。今後は、駅西広場のほうを令和6年度には供用開始できるように現在進めておるところではございます。駅西広場、なおかつ西方線という桑名高校から下りてくる道、あのところの供用開始がつけば、バスのほうの乗り入れということは、今のところ事業者から聞いております。その際に、実際、じゃ、東にあるバスを西にどれぐらいの割合で持ってくるのか、どれだけ発着するのかというのは、また事業者のほうから明示されておりませんので不明でございますので、御理解いただきますようお願いします。以上です。
45:
分科会委員(松田正美)
答えはいいですけど、私、今、メイトの跡の、そのことは私もある程度聞いているので聞きません。
メイトがきちっとあそこのところに予定どおりのホテルですか、建つ時期がいつぞや来ると思います。その次に気になるのは、今のバスの関連で、東側のバスターミナル、あそこはあのままでは、約50年ぐらいかな、あれ。昭和47年だったと思うんですが、始まったのが。50年弱か。
いずれそこがバスの発着の中身が変わることによって、あそこの利用というか、その後は変わってくると思うんですよね。それって、今、答えてもらうことはできないし、あまり決算の中身からはみ出すかもしれないのであれやけど、もし答えられたら、ある程度、どういう方向に行くのかということを聞かせていただければありがたいんですけど、いいですか。分かる範囲で結構です。答えられる範囲で。
46:
都市整備部理事(
スマートインター・
庁内連携担当)(佐藤良治)
都市整備部の佐藤でございます。
松田委員、先ほどから御指摘されておるように、確かに駅西側へのバスの流入というのは、市としても想定しております。そういう中で、今の駅東側のバスターミナル機能というのは、今後、再編していくべきというふうには考えておりますが、ただ、決定事業ではないということですね。今後の協議事項、計画事項ということで捉えておりますので、よろしくお願いいたします。
47: 分科会長(近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
48:
分科会委員(佐藤 肇)
伊藤委員とかぶるかも分かりませんけれども、念のために。まず、自由通路が完成しましたね。あれ、決算書を見ると、92億6,000万円は予定どおりなんですけれども、事業者は全然出していないの。その事業費の中には含まれているのか、含まれていないのか。駅舎を直したり、いろいろやりましたね。事業者もたしかそれなりの応分の負担があるというふうに当初は聞いておったんですが、決算書を見ると、全くゼロなんですよね。その辺り、ちょっと説明してください。
それから、もう1点が、先ほど自由通路のこれからの整備に650万円ぐらいで、掃除とか電気代とか、いろいろな経費だと思うんですが、これも毎年、この金額はあれですか、維持管理費として見ていかなきゃいけないものなのか、その辺り、ちょっと聞かせてください。
49: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
50: 駅周辺整備課長(中西伸也)
駅周辺整備課の中西です。
今、佐藤 肇委員のほうからは、継続費の中の92億6,700万円の執行額、ここに近鉄、あるいはJR、鉄道事業者の負担が入っているかというところですけれども、継続費としては、市のほうで予算化している金額ということですので、そこの内訳の中には、鉄道事業者の負担額というのは入っておりませんが……。
51:
分科会委員(佐藤 肇)
ということは、92億6,000万円というのは、あくまでも市、県、国ということであって、民間事業者は入っていないということね。
52: 駅周辺整備課長(中西伸也)
鉄道事業者の分は含まれておりません。
53:
分科会委員(佐藤 肇)
そうしたら、総事業費は一体どのくらいになるの。駅舎を仮に、民間って、JRとか近鉄が負担したのはどのくらいかかっているの、分かる。
54: 駅周辺整備課長(中西伸也)
駅周辺整備課の中西です。
今、佐藤 肇委員のほうから御質問がありました鉄道事業者の負担額というところでございますけれども、新たに事業者のほうで設置された費用については、鉄道事業者のほうで負担ということで、JRのほうで負担されている分が0.5億円ほど、それから、近鉄のほうで負担されている金額が約2.3億円ほどというふうに認識しております。以上でございます。
55:
分科会委員(佐藤 肇)
そうすると、当初から、やるなら勝手にやってくださいというとおりなんやね。全く自由通路に対する貢献度は業者では持てないということですね。やるならやりなさいよ、勝手にということでしょう。最初からそんなふうに聞いていましたので、理解はできますけれども、簡単にそういう解釈をしていいんですか。
56:
都市整備部理事(
スマートインター・
庁内連携担当)(佐藤良治)
都市整備部の佐藤でございます。
当時の事業化の経緯といたしまして、市の都市構造の再構築ということで、市側のほうから、西と東の行き来をつなぐというところで、鉄道事業者と協議してまいりました。結果、機能増強分の負担分ということで、通路に関しては公共施設、駅舎に関しては、補償という観点で事業構築してまいりましたので、当時の駅舎機能に関してプラスアルファの分というのが、鉄道事業者負担ということで、この数字になっておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。
57:
分科会委員(佐藤 肇)
それでは、年間費650万円はこれからもずっと続くの。答弁がなかったと思うけれども。
58:
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司)
アセットマネジメント課の加古です。よろしくお願いします。
自由通路の管理運営費として、年間650万円余り、決算の額として上がっております。内訳としましては、事業用の消耗品、電気使用料、水道使用料、清掃の費用、警備、エスカレーター、エレベーターの保守管理等がございます。これらの費用については、毎年かかっていくものと考えておりますので、これからも更新されていくものと考えています。以上でございます。
59: 分科会長(近藤 浩)
佐藤委員、よろしいですか。
ほかに質疑はございませんか。
60:
分科会委員(畑 紀子)
私からは、2点ほど、最初に空き家等対策のことです。175ページのところです。
事業の進み具合というか、専門的な機関とも連携していると思うんですけれども、どのような進み具合かと、成果をお示しください。まず1点目。
61: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
62: 都市整備課長(高柳貴久蔵)
都市整備課、高柳でございます。
畑委員の御質問、空き家対策のほうの進捗ということで、進捗といたしましては、専門委員会のほうと、こちらのほうの175ページにございますように、空家等対策推進事業費の中で空家対策協議会というものを実施しておりまして、新たな取組とかを検討しながらやっておりますので、具体的な空き家の数とかということではないんですけれども、具体的な事例としましては、今回、固定資産税の減免とか、そういった新たな取組をやっておるところでございます。以上でございます。
63:
分科会委員(畑 紀子)
分かりました。
件数とかじゃなくて、協議会を立ち上げてやって、これからの進捗をこれからやっていくということですね。
2点目、その下の木造住宅耐震事業なんですが、400万円ぐらいのところです。決算報告書のこっちの成果表のほうに実績の数が減少傾向にあるがと書いてあります。確かにこの事業成果を見てみると少ないというか、そんなに多くはないんですけれども、まだまだ市内、木造住宅は相当数あることが推測できるとあります。皆さんの御記憶にもあると思うんですけれども、阪神・淡路大震災のときの死亡の原因というのは、建物の圧死が多かったですよね。やっぱりそういうことを防ぐためにも、桑名市としてもそのような南海トラフとかがもし起きたときにそのようなことがないようにきちんとそういう耐震をしっかりしなきゃいけない。どのように啓発していくのかというのが大事だと思うんですが、減少傾向にある今、今年、どのように啓発していくのか、お示しください。
64: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
65: 都市整備課長(高柳貴久蔵)
都市整備課、高柳です。
先ほどの畑委員の、減少傾向にある中の耐震の啓発をどのようにしていくかということですけれども、こちらのほうにつきましては、空き家であったりとか、耐震診断をされて、耐震性能の不足をしている所有者につきましては、個別的に周知文書、私どもでやっております空き家の相談会であったりとか、私どもの補助の内容のもの、そういった案内を郵送で個別に送らせていただいておるところでございます。
あと、先ほど答弁させていただきました空家対策協議会のほうですけれども、こちらのほうは以前から立ち上げておりまして、年に2回ほどやっておりまして、その中で議論しておるというところでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
66: 分科会長(近藤 浩)
よろしいですか。ほかに。
67:
分科会委員(仮屋武人)
仮屋です。
183ページ、公園施設管理費、この中に九華公園の管理費も入っていると思うんですけど、九華公園だけで幾らかと、今ぱっと分かったら教えてください。
68: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
分かりそうですか。
69:
分科会委員(仮屋武人)
時間がかかるならいいですよ。
70:
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司)
アセットマネジメント課の加古です。
先ほどの仮屋委員からの御質問ですけれども、九華公園に関しましては、九華公園を含む8公園をプロポーザルで優先権者となった業者にやっていただいておりまして、その額、全体の額としては分かっておるんですけれども、九華公園だけというのは把握がしておりません。
71:
分科会委員(仮屋武人)
金額は結構なんですけど、九華公園、大手の事業者がずっと維持管理していただいていると思うんですけど、民間からの提案というか、民間も手を挙げてやってみたいという声もあると思うんですよね。それも受け入れないというのは言葉がおかしいな。じゃなくて、結局、大手をずっと使っているんですが、コロナの関係もありますけど、ここ数年、10年、特に大きな変化がないというか、九華公園、静かになっちゃった。金魚祭り等々もそのまま静かになっている。特に目新しい何か、ちょこっとイベントしておるかなという程度な気が僕はしています。それを打破するために民間からも多少声が上がっているのを僕の耳にも入っていますが、結局は大手が維持管理していっている。僕の耳には、民間のそういう人たちも、もうそれじゃいいや、手を引いちゃおうかな、もういいよ、という流れになっている感じがあるんですが、いやいやそんなことないよ、この決算の中でこんなことしていましたよというのがあったら教えてほしい。
それから、これから先、こうしていくというのがもしありましたら、教えていただきたい。
72:
アセットマネジメント課長兼九華公園長兼
播磨中央公園長(加古勇司)
アセットマネジメント課の加古です。よろしくお願いします。
九華公園だけには限らず、全ての公園が生かされるような形で進めていきたいと思っておるんですけれども、今、九華公園をはじめとする8公園については、そういった業者に今、お願いしておるんですけれども、また今後については、サウンディング調査というのを今しておりまして、そういった提案される業者からいろんなお声を聞きながら、市と、そういう業者と対話しながら、いい方法を見つけて、これからそういったことも取り入れて契約をしていきたいなと、そんなようなことで考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。
73:
分科会委員(仮屋武人)
なるほど、九華公園自体は、僕なんかでも使いやすいというか、使ってみたいなということが、いっぱいアイデアが出てくるんですけど、ほかの小さい公園は、なかなか維持管理というのがメインになってくるんだなというのが今の感じで分かるんですけど、ただ、桑名で一番メインの九華公園、ここがもうちょっとにぎやかになってこないと、張り合いないし、面白くないなというのがあります。事業者たちは、常日頃、ずっとそういうアイデアを持ちながら、こうしたい、ああしたいなんですけど、これは生もので、3年後とか5年後とかになってきたら、もういいよとなるのが事業者なんですよね。やで、鉄は熱いうちに打ちたいし、そこを決断力を持ってぱんと前に出ていくというというのが見えないもので、やっぱり歯がゆい。もちろん市がやることですから、やってあかんかったらあかんなというのもあるかもしれませんけど、もうちょっと柔軟的に、それから、前にぽんと向かう面白さとか、力とかを出してほしいなと思いますので、答弁はいいです。お願いだけで、失礼します。
74: 分科会長(近藤 浩)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
なお、本議案の意見表明及び意見集約は、冒頭に御案内したとおり、上下水道部所管部門の質疑終了後に行いますので、よろしくお願いいたします。
以上で都市整備部所管部門における審査は終了いたしました。
ここで説明員が入れ替わりますので、しばらくそのままでお待ちください。ありがとうございました。
(理事者入退室)
これより産業振興部所管部門の審査を行います。
それでは、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、所管部門を議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
75: 産業振興部長(松岡孝幸)
改めまして、皆さん、こんにちは。産業振興部長の松岡でございます。よろしくお願いいたします。
先ほどの都市整備部に続きまして、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、産業振興部所管部門につきまして御説明を申し上げます。座って説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
私からは、決算成果報告書の中から、54ページに掲載をしております竹資源循環創出推進事業費と61ページの新型コロナウイルス感染症対策事業費、この2事業を御説明させていただきます。
それでは、令和3年度決算成果報告書を御覧いただきたいと思います。
まずは54ページ、竹資源循環創出推進事業費について御説明いたします。
竹資源循環創出推進事業費につきましては、竹等を活用した事業を推進することで、放置竹林の解消を図るとともに、地域内循環を促進し、持続可能な社会の実現を目指すための経費でございます。
まず、事業の目的ですが、市内の放置竹林の整備を進めることで、タケノコの生産量を増やし、同時に整備のために伐採した竹そのものを資源に代えるべく新たな循環システムを構築し、1次産業者の所得向上と新たな担い手の創出をすること。経済活動の促進のみならず、防災、自然環境保護、獣害対策等につなげることで、市民の豊かな生活に寄与すること。また、産官学等で協力して事業を展開することで、SDGsの推進に寄与することでございます。
次に、事業の内容でございますが、令和2年度に立ち上げました産官学の協議会に対しまして、地域大学協力の下、竹資源の新たな製品を開発するといった新製品研究開発に係る支援、竹、タケノコを地域内事業者へ流通させるといった竹資源の加工、搬出の支援、市内放置竹林1.5ヘクタールの竹林整備の支援、竹、タケノコの収集を促進するといった竹資源の生産の支援、また、桑名工業高校とNPO法人桑竹会の課題研究事業を支援するといった事業に取り組んでまいりました。
次に、事業の成果でございますが、力尾地区、志知地区を中心とした放置竹林の整備、1.5ヘクタールを桑竹会に業務委託いたしました。また、桑竹会と桑名工業高校による課題研究を19回ほど実施し、生徒による竹林整備や竹割り等の取組を支援いたしました。地域企業、NPO等で構成する桑名竹取物語事業化協議会による竹材を活用した製品の製造、新製品の研究開発等の事業活動を支援いたしました。
決算額につきましては、合計で943万9,000円、内訳といたしましては、県支出金が493万1,000円、そのほか、森林環境譲与税でございますが440万円、一般財源が10万8,000円でございます。
今後の方向性につきましては、竹林整備を進めることで、タケノコの生産量を増やすとともに、整備のために伐採した竹を資源に代えるべく、新たな循環システムを構築する。また、産官学等で協力し、事業を展開することで、SDGsの推進に寄与していきたいと考えております。
続きまして、61ページ、お願いいたします。
61ページは、新型コロナウイルス感染症対策事業費でございます。
本事業では、市内事業者を切れ目なく支援し、地域経済の活性化、回復を図るため5件の事業を実施いたしましたので、私からは事業内容や成果を中心に御説明をいたします。
1件目は、キャッシュレス決済還元事業でございます。キャッシュレス決済によって、利用者に最大25%のポイントが還元されたこの事業は、昨年10月に1か月間実施をいたしました。この期間の市内対象店舗の取引額は、前の月の約6.3倍、約7億654万円となりました。
2件目であります。飲食店応援補助金でございます。飲食店独自のサービスに対し、上限20万円の補助金を交付する事業として実施し、162店舗、2,271万9,000円を交付いたしました。事業期間中に三重県緊急事態措置が適用されましたが、参加飲食店からの要請も受け、参加飲食店が事業期間を1か月延長できるように制度を柔軟に変更し、対応いたしました。
3件目、桑名菓子業組合補助金につきましては、市内小学校、中学校をはじめ、希望があった保育所、幼稚園に対し、11月に栗きんとん、2月に桜餅を配布いたしました。菓子業組合からは、伝統的な和菓子によって、歴史、文化に触れることで桑名への理解を深め、地域に誇りを持ってもらいたいという思いから、郷土教育資料も配布をしていただきました。
4件目は、競争力強化補助金につきましては、市内の小規模、中小企業の付加価値向上や競争力強化を目的とした補助金として実施いたしました。事業所が経営指導員と共に作成した経営向上計画に基づく取組に対し、219件の補助金が交付をされました。
5件目、先端設備等導入支援補助金につきましては、市が認定した先端設備の導入に係る経費の15%、上限で500万円を補助しました。機械加工や食品製造、建設用重機などの導入に御活用いただいております。
財源は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金と新型コロナウイルス感染症緊急対策基金繰入金でございます。
今後の方向性でございますが、この事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う臨時的緊急措置として実施をした事業でございますので、単年度実施を前提とした事業でございました。しかしながら、社会情勢は大きく変化をしており、今年度を見ましても、新型コロナウイルス感染症の影響が大きく残っております。つきましては、その時々で最適と思われる対策を実行し、事業者支援を実施することで、地域経済を守り抜いていきたいと考えております。
次に、歳入歳出決算書のうち、産業振興部の所管いたします事項につきまして、商工課長より一括して御説明を申し上げます。
なお、御質問に対しましては、各担当所管より御答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
76: 商工課長(谷口 伸)
商工課の谷口です。
産業振興部の所管事項について、私から一括して御説明申し上げます。令和3年度桑名市一般会計特別会計歳入歳出決算書を御用意ください。
説明の方法ですが、歳入歳出決算事項別明細書の歳出のページ、目ごとに右側のページの備考欄に沿って、主なものについて御説明申し上げます。決算額につきましては記載額のとおりでございますので、読み上げを割愛させていただきます。また、財源につきましては一般財源を省略させていただき、主な財源について御説明させていただきますが、一部のものにつきましては読み方を略して御説明いたします。具体的には、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、コロナ臨時交付金として、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金繰入金につきましては、コロナ基金繰入金と略して御説明させていただきますので、あらかじめ御了承いただきますようお願い申し上げます。
それでは、決算書の118、119ページをお願いいたします。118、119ページでございます。
目6.財産管理費の記載でございますが、款は2の総務費、項は1の総務管理費でございます。備考欄、基金積立金のうち、下から6行目の産業振興基金でございます。産業振興基金は、多度工業団地内の土地貸付料などを基金に積み立てております。
次に、公共施設整備基金3,385万9,346円のうち15万4,000円は、水辺のやすらぎパーク使用料等を積み立てております。
次に、みえ森と緑の県民税市町交付金基金は、当該交付金を有効に活用するため基金に積み立てたものでございます。
次に、観光振興基金は、利子収入を基金に積み立てたものでございます。
次のページにお進みください。120、121ページ、備考欄上から2行目でございます。にぎわい創出基金は、サンファーレ北館土地貸付収入の一部を積み立てたものでございます。
次に、森林環境譲与税基金は、森林整備及びその促進等のために譲与されております森林環境譲与税を基金に積み立てたものでございます。
続きまして、少しページを進めていただきまして、164、165ページをお願いいたします。164、165ページでございます。
款5.労働費、項1.労働諸費、目1.労働諸費、備考欄の雇用安定事業費のうち、勤労者持家促進対策預託金は利息を引き下げるための預託金でございます。財源につきましては、勤労者持家促進資金預託金元利収入でございます。
次に、勤労者教育資金対策預託金につきましては、教育資金等のローン利息を引き下げるための預託金でございます。財源につきましては、勤労者教育資金預託金元利収入でございます。
次に、勤労者団体補助金は、桑員地区労働者福祉協議会への活動助成金でございます。
続きまして、款6.農林水産業費でございます。項1.農林水産業費、目1.農業委員会費、備考欄、農業委員会経費のうち、運営費は農業委員会の運営費でございます。財源につきましては、農業委員会交付金でございます。
次に、活動費は、農業委員会委員の資質向上を図るための活動費でございます。
次に、行政情報化事業費の農家情報システム事業費につきましては、システムの使用料と保守管理などの費用でございます。
続いて、目2.農林水産業総務費、備考欄、農業関係費のうち経営所得安定対策事業費は、米の需給調整を効果的に進め、水田の有効活用を促進するため、地域農業再生協議会への補助金等でございます。財源につきましては、経営所得安定対策事業費補助金でございます。
次に、農家組合活動費は、生産調整の推進や農地の管理保全に対する農家組合長への報償金等の活動費でございます。
次のページをお願いいたします。166、167ページです。
同じく農地中間管理事業費は、農地中間管理機構が農地を借り受け、農業経営の効率化や規模拡大を進める担い手農家等に貸し付ける制度における支援金と事務経費でございます。財源につきましては、農地利用集積交付金と農地中間管理事業等推進事業委託金でございます。
次に、林業関係費の林業団体負担金につきましては、加入しております林業団体への負担金でございます。
次に、水産業関係費の水産業団体負担金につきましては、加入しております水産業団体への負担金でございます。
次に、行政情報化事業費の水田転作システム事業費につきましては、システムの使用料と保守管理の費用でございます。
次に、一般事務費につきましては、農政業務に要した事務経費でございます。財源につきましては敷地占有料でございます。
次に、農業関係費(明許繰越分)、農林業施設等整理事業費につきましては、輪中の郷の事業見直しに伴い、賃貸物件を地権者へ返還するに当たり、原状復元等を行ったものでございます。
次に、不用額のうち繰越明許分につきましては、先ほど御説明させていただきました農地復元箇所の精査により残額が生じたことによるものでございます。
続きまして、目3.農林水産業振興費、備考欄、農業振興費のうち、農業経営近代化促進事業費につきましては、農業機器の購入等を目的に農業経営近代化資金を借り入れた認定農業者に対し、利子補給したものでございます。
次に、有害鳥獣等対策事業費でございますが、決算成果報告書53ページに詳しく掲載しております。有害獣捕獲の委託や追い払いに使用する消耗品、補修用侵入防止柵及びジャンボタニシ駆除薬購入の経費でございます。財源につきましては、鳥獣害対策事業補助金と、ふるさと応援基金繰入金でございます。
次に、アイリスパークみぞの管理運営費につきましては、ふれあい広場、ふれあい公園の維持管理の経費でございます。財源につきましては、敷地占有料でございます。
次に、農業団体振興事業費につきましては、各農業団体が行う事業及び活動に対する補助金でございます。
次に、新規就農者総合支援事業費につきましては、新規就農者に対しての支援補助金でございます。財源につきましては、全額新規就農者総合支援事業費補助金でございます。
次に、担い手確保・経営強化支援事業につきましては、経営基盤の強化のため、農業用機械を導入された農家に対する支援補助金でございます。財源につきましては、全額担い手確保・経営強化支援事業でございます。
次に、水産業振興費のうち水産物資源対策事業費につきましては、漁業組合による取組、魚介類の放流、ハマグリ、ノリの人工採苗事業に対する助成金でございます。
次に、漁業経営近代化促進事業費につきましては、漁業者の資本装備の高度化、近代化に必要な資本融資に対し、利子補給したものでございます。
次に、水産多面的機能発揮対策事業負担金につきましては、漁村の多面的機能の発揮に資する活動に対する補助金でございます。
次に、漁港管理費の漁港管理事業費につきましては、伊曽島漁港の維持管理に要した費用でございます。
次に、漁業交流センター費の施設管理運営代行費につきましては、桑名市漁業交流センター(はまぐりプラザ)の管理運営を指定管理者によって実施するための施設管理運営代行費でございます。財源につきましては、私用光熱水費でございます。
次に、SDGs推進事業費の竹資源循環創出推進事業費につきましては、先ほど部長から説明させていただいたとおりでございます。決算成果報告書では54ページに詳しく掲載しております。
次に、農業振興費(明許繰越分)、農業振興地域整備計画策定事業費につきましては、基礎資料の収集と、それに基づく計画策定に係る経費でございます。財源につきましては、全額、産業振興基金繰入金でございます。
続きまして、目4.農地総務費、備考欄、農業用施設管理費のうち、揚、排水機場施設につきましては、揚、排水機場施設の維持管理の経費でございます。財源につきましては、国からの排水機場操作業務委託金、県からの排水機場操作業務委託金、土地改良区業務受託収入等でございます。
1ページ進めてください。168、169ページをお願いいたします。
説明欄、水路につきましては、農業用施設の維持管理に要した費用でございます。財源につきましては、国からの補償金、農業用施設維持管理基金繰入金、ふるさと・水と土保全基金繰入金でございます。
次に、ため池につきましては、ため池の維持管理に要した費用でございます。財源につきましては、全額ふるさと・水と土保全基金繰入金でございます。
次に、農道につきましては、農道賠償責任保険料などに要した費用でございます。
次に、排水機場運転管理業務につきましては、機場運転を継続的安全に支援管理する経費でございます。
次に、県土地改良事業団体連合会等負担金につきましては、土地改良事業の適切かつ効率的な運営を確保するための県土地改良事業団体連合会への負担金でございます。
次に、土地改良区水路等維持管理費補助金につきましては、土地改良区の水路等の維持管理費に対する補助金でございます。
次に、材料支給費につきましては、農家組合等で行っていただいております農業用施設の補修に係る原材料費でございます。財源につきましては、全額、ふるさと・水と土保全基金繰入金でございます。
次に、市単事業のうち土地改良事業費につきましては、決算成果報告書55ページに詳しく記載しております。国や県の補助事業に該当しない農業施設において、地元要望等により必要優先順位をつけ、市単事業として用排水路、農道等の改修、整備を行ったものでございます。
次に、農業用施設維持補修費につきましては、市単事業として、用排水路及び農道等の維持補修を行ったものでございます。財源につきましては、緊急自然災害防止対策事業債でございます。
次に、土地改良施設維持管理適正化事業費につきましては、決算成果報告書56ページに詳しく掲載しております。排水機場等において、整備補修工事などを行ったものでございます。財源につきましては、土地改良施設維持管理適正化事業交付金でございます。
次に、多面的機能支払交付金事業費につきましても、決算成果報告書掲載事業でございます。こちらは57ページに掲載しております。農用地を適切に管理することを目的に、地元組織が行う農業用施設の維持管理活動や農村環境保全活動に対しての推進交付金でございます。財源につきましては、多面的機能支払交付金と多面的機能支払推進交付金でございます。
次に、国土強靱化推進事業費のうち、湛水防除事業費につきましても決算成果報告書掲載事業でございます。こちらは58ページに掲載しております。大島排水機場の工事に係る事業負担金及び松陰東・野代排水機場における事業計画の作成等でございます。財源につきましては、農村地域防災減災事業費補助金、災害関連事業債、緊急浚渫推進事業債でございます。
次の、ため池等整備事業費につきましても、決算成果報告書掲載事業でございます。掲載ページは59ページでございます。蛎塚大ため池の整備に係る事業負担金及び馬の頭ため池等における事業計画の作成等でございます。財源につきましては、農村地域防災減災事業費補助金、災害関連事業債、防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債でございます。
次に、用水施設管理費負担金につきましては、農業用水関係団体への負担金でございます。財源につきましては、土地改良区業務受託収入でございます。
次に、土地改良区水路等維持管理費負担金につきましては、土地改良区が施工する農業用施設の整備補修への負担金でございます。財源につきましては、土地改良施設の整備及び維持管理基金繰入金でございます。
次に、行政情報化事業費の公共工事設計積算システム導入事業費につきましては、システム更新に伴う新システムの導入費用でございます。
次に、特別会計繰出金につきましては、農業集落排水事業特別会計への繰出金でございます。
次に、国土強靱化推進事業費(明許繰越分)のうち、湛水防除事業につきましては、松陰東・野代排水機場における事業計画の作成を行ったものでございます。財源につきましては、農村地域防災減災事業費補助金でございます。
次に、ため池等整備事業費につきましては、馬の頭ため池における更新事業計画の作成でございます。財源につきましては、農村地域防災減災事業費補助金でございます。
次に、目5.輪中の郷費、備考欄、施設管理運営費につきましては、輪中の郷施設の運営及び維持管理に係る経費でございます。財源につきましては、輪中の郷使用料、輪中の郷物品売払収入等でございます。
次に、各種体験事業費につきましては、体験農園の管理経費でございます。
1ページ進めていただいて、170、171ページをお願いいたします。
款7.商工費です。款7.商工費、項1.商工費、目1.商工総務費でございます。備考欄の一般事務費は、事務用消耗品等の一般事務に要した経費でございます。
次に、目2.商工業振興費、備考欄のブランド推進事業費のうち物産振興事業費は、桑名市の特産品を紹介し、物産振興を図るための委託事業費などでございます。
次に、サンダル履物見本市開催事業費は、桑名サンダル履物協同組合が見本市への出店等に要する経費への補助金でございます。
次に、商工業振興事業費のうち鉄工技術振興費につきましては、桑名鉄工協同組合に対する補助金でございます。
次に、中心市街地活性化対策事業費につきましては、中心市街地の活性化事業に対する補助金でございます。財源は、コロナ臨時交付金とコロナ基金繰入金でございます。
次に、企業等誘致奨励金につきましては、決算成果報告書掲載事業として、60ページに詳しい記載がございます。市内に一定条件を満たす工場建設など、新たな投資を行った企業に対する奨励金でございます。財源は、ふるさと応援基金繰入金でございます。
次に、創業支援補助金につきましては、創業塾、創業相談などを実施する桑名商工会議所への補助金でございます。財源は、産業振興基金繰入金でございます。
次に、中小事業者支援事業費は、商工会議所内に開設する桑名ビジネスサポートセンターの設置、運営管理に対する委託料でございます。財源の一部は、コロナ臨時交付金とコロナ基金繰入金でございます。
続きまして、商工団体育成事業費につきましては、次の172、173ページをお願いいたします。備考欄、商工会議所等補助金は、桑名商工会議所と桑名三川商工会への補助金でございます。
次に、商店街連合会等補助金は、桑名市商店連合会への補助金でございます。
次に、各業界青年部補助金は、桑名鉄工協同組合青年部への補助金でございます。
次に、商店街活性化助成事業費は、イベント助成事業費でございます。財源は、コロナ臨時交付金とコロナ基金繰入金でございます。
次に、雇用対策事業費の中小企業労働対策助成事業費は、勤労者福祉の向上に資するため、桑員労働対策協議会への補助金でございます。
次に、地場産業振興費の鋳物生産技術向上事業費は、地場産業である鋳物の振興を図るための補助金として、鋳物生産技術競技会事業に対する補助金でございます。
次に、消費生活事業費の消費生活啓発事業費につきましては、消費者トラブルの未然防止を図るとともに、解決に向けた助言、あっせんをするための事業に要する経費でございます。
次に、発明工夫展等事業費は、発明クラブ事業等に要する経費でございます。
次に、企業誘致環境整備費につきましては、商工課所管施設の修繕に要した経費でございます。財源は、産業振興基金繰入金でございます。
次に、中小企業関係資金利子補給等につきましては、運営資金、設備資金の融資に係る利子補給金でございます。財源は、産業振興基金繰入金でございます。
次に、加入団体負担金につきましては、三重県産業支援センターや三重県職業能力開発協会などへの会費等でございます。
次に、新型コロナウイルス感染症対策事業費につきましては、先ほど部長より報告がありましたとおり、決算成果報告書61ページに詳細な内容が記載されております。私からは、決算書記載の決算額3億4,410万302円のうち、実施いたしました五つの事業、それぞれの決算額を御報告させていただきます。
1件目、キャッシュレス決済還元事業の決算額は1億5,579万230円でございます。2件目、飲食店応援補助金の決算額は2,685万4,024円でございます。3件目、桑名菓子業組合補助金の決算額は750万円でございます。4件目、競争力強化補助金の決算額8,620万6,890円でございます。5件目、先端設備等導入支援補助金の決算額は6,774万9,158円でございます。財源につきましては、コロナ臨時交付金とコロナ基金繰入金でございます。
次に、目3.観光費、備考欄、ブランド推進事業費のうち観光振興事業費は、長島地区景観整備に係る委託料のほか、桑名市観光協会の事務局長等の職員の人件費相当分の負担金が主なものでございます。財源は、ふるさと応援基金繰入金でございます。
次に、水辺のやすらぎパーク管理運営費は施設の運営及び維持管理経費でございます。財源は、やすらぎパーク使用料でございます。
次に、物産観光案内所管理運営費の施設管理運営費は物産観光案内所の管理運営費で、桑名市観光協会への委託料でございます。
次に、施設管理運営費の住吉浦休憩施設管理運営費は、観光客の方に観光案内等を行う住吉浦休憩施設の管理運営費で、桑名市観光協会への委託料でございます。財源は、住吉浦休憩施設事業収入及び私用光熱水費でございます。
次に、多度山上公園等管理運営費は、山上公園の除草や樹木の剪定のほか、多度山登山口等にあるトイレの清掃等、維持管理に要した経費でございます。財源は土地貸付収入でございます。
次に、観光施設維持補修費は市内3か所のWi-Fi施設の管理運営費及び街路灯撤去等に要した経費が主なものでございます。
次に、多度峡天然プール設置等事業費は、夏に多度峡で開設しております天然プールの管理運営費でございます。財源は、多度峡天然プール駐車料金等収入でございます。
次に、観光振興事業費の観光誘客推進事業費は、決算成果報告書掲載事業として、62ページに詳しく掲載しております。新しくなった桑名駅にイルミネーションを実施したことに要した経費でございます。
次に、多度山ポケットパーク法面復旧工事費は、多度山登山客の駐車場でありますポケットパーク駐車場の、のり面の一部が崩落したことに伴い、復旧工事に要した経費でございます。
次に、一般事務費は、観光振興に係る事務費でございます。財源は、刊行物等売払収入でございます。
次に、SDGs推進事業費の多度山グリーン好循環創出事業費は、循環式トイレの設置のほか、システムの構築に要した経費でございます。財源は、コロナ臨時交付金、コロナ基金繰入金及び企業版ふるさと応援寄附金でございます。
次の174、175ページをお願いいたします。
ブランド推進事業費(明許繰越分)の観光振興事業費は、桑名市観光協会と多度町観光協会のホームページを統合し、リニューアルしたこと係る委託料でございます。財源は、コロナ基金繰入金でございます。
以上、令和3年度一般会計歳入歳出決算のうち、産業振興部の所管事項について概要を御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
77: 分科会長(近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入りますが、ここでは、令和3年度の決算に関する質疑をお願いいたします。
質疑はありませんか。
78:
分科会委員(伊藤惠一)
数点ありますので、一つずつお願いしたいと思います。
まず、成果報告書の61ページのキャッシュレス、ペイペイの関係でございますが、これ、市民の何%の方が使って、市民の方が受けた還元額というのは分かりますか。分かれば、分からなかったら分からないということでお願いします。
79: 商工課長(谷口 伸)
何%の方がというところは情報が公開されておりませんので、把握できておりません。プレミア額として還元された額、申し上げます。市民という形では把握できておりません。市内で消費されたということでございます。
80: 分科会長(近藤 浩)
ほかに。
81:
分科会委員(伊藤惠一)
続きまして、決算書のほうでお願いをいたしたいと思います。決算書の165ページですが、165ページの真ん中よりちょっと上なんですが、勤労者に対する利子補給ですが、これ、どういうふうにPRしてみえて、システムとして。それから、予算額のうち、どれくらい執行されているのか、簡単で結構ですけど。
82: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
83: 商工課長(谷口 伸)
商工課、谷口です。
内容としましては、東海労働金庫、こちらに資金を預託して、融資枠の限度内で利息を引き下げていただくということになるんですけれども、広報としては、東海労金の広報は当然なんですけれども、市の広報くわなでも数年前には告知させていただいたこともございます。
ただ、ここ数年、2年前からのコロナになりまして、融資が主にゼロゼロ融資というものが一般的になっておりますので、政府系金融機関もそうですし、今年の3月ぐらいまでは、民間の金融機関でもゼロゼロ融資という保証料ゼロ、利息ゼロ、実質ゼロという融資がありましたので、この2年という部分では、昨年度、1件、実績があっただけですね。
やはりより有利な融資を皆さん、選択されますので、今の時期にはなかなか借手が少ないのが現状でございます。
84:
分科会委員(伊藤惠一)
続きまして、同じく167ページなんですが、一番上だと思うんですけれども、農地を集約してというようなことでやったと思うんですが、今、全体の農地の何%ぐらいが集約されて、やっぱり増えているんですかね。それとも現状維持か、減っているのか、状況だけ分かれば、簡単で結構なんですが、お願いいたします。
85: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
86: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
今、傾向としましては、農地は減少傾向にございます。そういった中で、田んぼを続けていっていただくために、そこを集積して、集約して、ある程度大きな形でやっていただける方というところがお願いするという場合もございます、というような傾向です。以上です。
87: 分科会長(近藤 浩)
その集約面積というのは増えているんですか。変わっていない、減っているんですか。
88: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
全体的な面積でいうと、やはりそれは減少しておるというところです。
89:
分科会委員(伊藤惠一)
最後に173ページの上のほうですが、上から四つ目、商店街活性化助成事業で、イベントに助成してみえるんですが、どんなイベントか、簡単に御説明ください。
90: 商工課長(谷口 伸)
商工課、谷口です。
令和3年度につきましては、多度山トレイルラン、こちらに助成させていただく助成事業費ということで33万円になっております。
91:
分科会委員(伊藤惠一)
ありがとうございます。
92: 分科会長(近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ほかに質疑はないようですので、以上で質疑を終結いたします。
以上で産業振興部所管部門における審査は終了をいたしました。
ここで説明員が入れ替わりますので、しばらくそのままでお待ちください。退室をお願いします。ありがとうございました。
(理事者退室)
それでは、ここで暫時休憩をしたいと思います。
午前11時50分 休憩
午後1時00分 再開
93: 分科会長(近藤 浩)
それでは、休憩前に引き続き決算特別委員会・都市経済分科会を再開いたします。
傍聴の希望がありますので、これを許可いたします。
(傍聴者入室)
これより上下水道部所管部門の審査を行います。
───────────────────────────────────────
○議案第73号
94: 分科会長(近藤 浩)
議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
それでは、一般会計歳入歳出決算について、当局の説明をお願いいたします。
95: 上下水道部長(栗原繁憲)
皆さん、こんにちは。上下水道部長の栗原でございます。よろしくお願いいたします。着座にて失礼します。
議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、所管部門につきまして、企画総務課長より御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
96: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課の満仲でございます。よろしくお願いいたします。
議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定のうち、上下水道部が所管いたします事項につきまして御説明申し上げます。
令和3年度桑名市一般会計特別会計歳入歳出決算書の令和3年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書の歳入の部、66ページを御覧ください。
款15.国庫支出金、1枚おめくりいただき、68ページを御覧ください。
項2.国庫補助金、さらに1枚おめくりいただき、70、71ページ、目2.衛生費国庫補助金の備考欄を御覧ください。2行目、循環型社会形成推進交付金233万4,000円は、合併処理浄化槽への転換に係る国庫補助金でございます。
次に、74ページを御覧ください。
一番下、款16.県支出金、1枚おめくりいただき、76ページを御覧ください。項2.県補助金、もう一枚おめくりいただき、78、79ページを御覧ください。目3.衛生費県補助金の備考欄を御覧ください。2行目、合併処理浄化槽設置整備事業費補助金233万4,000円は、合併処理浄化槽への転換に係る県補助金でございます。
次に、歳出の部でございます。156ページを御覧ください。
款4.衛生費、項1.保健衛生費でございますが、1枚おめくりいただき、158、159ページを御覧ください。目3.環境衛生費の備考欄10行目、ちょうど真ん中辺りでございます。合併処理浄化槽設置整備事業補助金715万3,680円は、既設の単独浄化槽及びくみ取便槽から合併処理浄化槽への転換に係る補助金で、国・県の補助事業となっております。なお、令和3年度の実績は17基でございました。
以上、一般会計のうち上下水道部の所管いたします事項でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
97: 分科会長(近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
ここでは、令和3年度決算に関する質疑をお願いいたします。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。
次に、農業集落排水事業特別会計決算について、当局の説明をお願いいたします。
98: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課の満仲でございます。よろしくお願いいたします。
議案第73号のうち、令和3年度農業集落排水事業特別会計につきまして御説明申し上げます。
それでは、令和3年度農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書の244、245ページを御覧ください。
歳入の部でございます。款1.分担金及び負担金、項1.分担金、目1.農業集落排水事業費分担金7万5,560円は汚水ますの設置に係る分担金で、令和3年度は1件でございました。
款2.使用料及び手数料、項1.使用料、目1.農業集落排水施設使用料3,968万9,864円は、農業集落排水施設の使用料でございます。
款3.繰入金、項1.繰入金、目1.一般会計繰入金1億591万2,616円は、一般会計からの繰入金、目2.基金繰入金97万3,000円は、備考にございますように、農業集落排水整備支援事業基金からの繰入金でございます。
款4.諸収入、項1.雑入、目1.雑入、預金利子4,178円は歳計現金に係る預金利子、雑入24万8,400円は全国市有物件災害共済会からの保険金でございます。
248、249ページを御覧ください。
歳出の部でございます。款1.事業費、項1.業務費、目1.管理費、備考欄を御覧ください。施設維持管理費5,083万4,436円は、汚水処理場及び管路の施設維持管理費でございます。
次の基金積立金1,120円は農業集落排水整備支援事業基金への積立金、その下の一般管理事務費731万1,606円の主なものは消費税の支払いでございます。
次の項2.建設改良費、目1.建設改良費400万5,100円は、備考欄のとおり施設整備費で、公共下水道接続替えに伴う設備撤去詳細設計業務委託料と公共汚水ます及び取付管設置工事でございます。なお、翌年度繰越額の300万円は、令和3年度に嘉例川地区の団体営農業集落排水整備促進事業費補助金が採択されましたので、3月補正で計上し、繰り越させていただいたものでございます。
続きまして、款2.公債費、項1.公債費、目1.元金7,426万3,512円及び目2.利子1,048万7,844円は、施設建設に係る地方債の元利償還金でございます。
款3.予備費の支出はございませんでした。
続きまして、252ページを御覧ください。
実質収支に関する調書でございます。歳入総額、歳出総額ともに1億4,690万3,618円で、歳入歳出差引額及び実質収支額はともにございません。
以上、農業集落排水事業特別会計の御説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
99: 分科会長(近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入りますが、令和3年度決算に関する質疑をお願いしたいと思います。
質疑はありませんか。
100:
分科会委員(松田正美)
松田正美です。
嘉例川の補正、採択されたということに関連して、一般質問で私も質問したことがあるんですけど、ちょっと念のために確認したいんですけど、今後、嘉例川の農業集落排水は、一般下水につながるということですよね。そういう認識でいいんですよね。
それと、そうすると、所管は農水省から多分国土交通省に変わるのかな。そこらは私、ちょっとすみません、よく分からないので、確認させてください。
101: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いいたします。
102: 下水道課長(出口敏幸)
下水道課の出口でございます。
まず、1点目の御質問で、嘉例川地区の今後に関してですけれども、今回の維持管理適正化計画を策定する中で、施設の統合、また、他事業への編入、こういったことも検討することが必須になっておりますので、公共下水道への接続を検討するところでございまして、近くの地域まで公共下水道の事業認可を広げまして、令和8年度をめどに下水道が整備される予定でございますので、編入を検討していくという方向で進めております。
2点目の所管する事業、公共下水道事業に関しては国土交通省、農業集落排水事業につきましては農林水産省の所管となっておるところでございます。以上でございます。
103: 分科会長(近藤 浩)
ありがとうございました。
104:
分科会委員(松田正美)
ありがとうございます。
そうすると、嘉例川の人にとっては、その接続によってどんなメリットがあるのか、単純に私は考えて、何も別に見た目もあれも変わらないのかなというふうに思うんですけれど、あるいは下水道の使用料とか何かが変わるのかなという気がしますけど、かなり距離がありますよね、前も言ったけど、今のところから七和の下水が通っているとこからつなぐには。そこに、あえてそこまでつないでやるメリットというのは、行政の都合なのか、ごめんなさい、嘉例川の人にとって、非常に何かメリットがあるのかどうかということ、その点だけすみません、確認したいんですけど。
これ、ちょっとはみ出しておるか、決算から。
105: 分科会長(近藤 浩)
はい。決算からは少し離れて、事業内容という形になっていってしまいますので、お願いしたいと思います。
106:
分科会委員(松田正美)
上手に答えてください。すみません、ちょっと私がはみ出したみたいなので。
107: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
108: 下水道課長(出口敏幸)
下水道課長の出口でございます。
嘉例川地区が公共下水道に変わるということに関して、地元の住民にとってちょっと直結するかはあれなんですけれども、やはり施設の維持管理面で、例えば汚水処理施設を単独で持っておるということで、その施設に支障が起きると、その地区で排水が止まってしまうという可能性もあるのが、公共下水道になると処理施設を通さず、直接公共下水道に流れるということになりますので、そういったところではメリットになるのかなというふうに考えておるところでございます。以上でございます。
109:
分科会委員(松田正美)
ありがとうございます。
110: 分科会長(近藤 浩)
それでは、ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑はないようですので、以上で質疑を終結いたします。
以上で、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する質疑が全て終了いたしましたので、意見表明及び意見集約に入る前に、産業振興部長及び
都市整備部長に入室をしていただきます。
(産業振興部長、
都市整備部長入室)
これより本議案に対する意見表明に入ります。意見表明に当たっては、賛成または反対の意見を明確に述べていただきますようお願いいたします。
それでは、佐藤委員から順に発言をお願いいたします。
111:
分科会委員(佐藤 肇)
賛成です。
112:
分科会委員(松田正美)
賛成します。
113:
分科会委員(仮屋武人)
賛成です。
114:
分科会委員(畑 紀子)
賛成です。
115:
分科会委員(伊藤惠一)
不認定です。理由は言うんですか。
116: 分科会長(近藤 浩)
意見があれば。
117:
分科会委員(伊藤惠一)
そうですか。事業関連名だけちょっと申し上げて、これまで申し上げてきましたし、また本会議で言うか、ちょっとそれは別なんですけれども、まず、ネーミングライツ関連の予算が出てきておりました。それから、
スマートインターチェンジ、自由通路、それから、PayPay、企業誘致等奨励金の関連、多度山山上トイレです、このぐらいにとどめますが、そんなような理由で不認定です。
118: 副分科会長(成田久美子)
賛成です。
119: 分科会長(近藤 浩)
以上で全委員の意見表明が終了いたしました。
ただいまの結果につきましては、全体会で賛成意見が多数であった旨を報告させていただきます。
ここで、産業振興部長及び
都市整備部長には退席をしていただきます。
(産業振興部長、
都市整備部長退室)
───────────────────────────────────────
○議案第74号
120: 分科会長(近藤 浩)
次に、議案第74号 令和3年度桑名市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題といたします。
当局に説明をお願いいたします。
121: 上下水道部長(栗原繁憲)
上下水道部、栗原でございます。よろしくお願いします。
議案第74号 令和3年度桑名市水道事業会計利益の処分及び決算の認定につきまして、お手元にお配りしております資料1、令和3年度決算の概要に基づき、私のほうからは概要について御説明させていただいた後、詳細につきましては企画総務課長から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、令和3年度水道事業会計の決算の概要を御覧ください。
1、総括でございますが、令和3年度の水道事業につきましては、安全な水を安定的に供給するための管路網整備及び施設の整備に努めたところでございます。また、人口減少により料金収入が減少している中、多くの施設や管路において老朽化が進み、更新や耐震化が必要となっていることを踏まえ、料金収入を維持管理、更新費用に見合った適正な水準で確保し、安定的な事業運営を行う観点から、桑名市上下水道事業経営戦略に基づき、料金改定に取り組んだところでございます。
2、業務量でございますが、給水戸数は6万4,877戸で、前年度末より402戸の増加でございましたが、給水人口は13万9,692人で、前年度末より1,333人の減少をしております。有収水量は1,661万1,266立方メートルで、前年度末より14万9,452立方メートルの減少となり、有収率は84.01%で0.20%低下しております。
続きまして、3、収益的収支(税抜)でございますが、(1)水道事業収益は、昨年度の水道基本料金2期4か月の無料化分が回復したことにより、前年度と比較して給水収益が2億2,690万円余増加しております。しかし、無料化による一般会計の繰出金からの補填がなくなったことに伴い、他会計補助金が2億7,397万円余減少しており、全体としては、前年度と比較して5,492万円余減少しております。
(2)水道事業費用は、委託料及び資産減耗費等が減少したことにより、前年度と比較して2,653万円余減少しております。
(3)この結果、当年度は1億6,483万円余の純利益となっております。
4、資本的収支、これは税込みでございますが、(1)収入は、企業債が4,070万円、負担金で4,557万円余増加しており、加入金で390万円余の減少はあるものの、前年度と比較して7%増の13億2,434万円余となっております。
(2)支出は、建設改良費が1億3,701万円余増加しておりますので、前年度と比較して8%増の19億1,058万円余となっております。
5、企業債残高でございますが、69億5,273万円余となっております。
水道事業の決算につきましては以上でございます。
引き続き、詳細につきましては企画総務課長より御説明させていただきますので、よろしくお願いします。
122: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
それでは、議案第74号 令和3年度桑名市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明申し上げますので、令和3年度桑名市水道事業会計決算書の1、2ページを御覧ください。
1、令和3年度桑名市水道事業決算報告書でございます。消費税を含んだ金額となっております。
1、収益的収入及び支出の収入の部、上の表の決算額の欄でございますが、第1款水道事業収益は29億1,493万4,821円でございます。内訳といたしまして、第1項営業収益25億3,032万2,534円の主なものは
水道料金25億1,740万円余で、営業収益の約99%を占めております。
第2項営業外収益3億7,844万5,643円の主なものは、長期前受金戻入2億7,118万円余でございます。
第3項特別利益616万6,644円の主なものは、建物総合損害共済の災害共済金でございます。
次に、支出の部、下の表の決算額の欄でございます。
第1款水道事業費用は26億3,836万1,743円でございます。内訳といたしまして、第1項営業費用25億6,238万5,183円の主なものは、減価償却費8億3,823万円余、受水費4億9,571万円余、委託料4億2,674万円余などでございます。
第2項営業外費用7,409万8,205円は企業債利息などでございます。
第3項特別損失187万8,355円の主なものは、漏水による
水道料金の減免や生活保護による減免などでございます。
なお、第4項予備費の支出はございません。
1枚おめくりいただき、3、4ページを御覧ください。
2、資本的収入及び支出の収入の部、上の表の決算額の欄でございます。
第1款資本的収入は13億2,434万2,389円でございます。内訳といたしまして、第1項企業債9億9,600万円は建設改良のための起債でございます。
第2項負担金1億6,844万2,989円は、駅西土地区画整理事業に伴う配水管布設替工事負担金などとして1億3,999万円余、消火栓設置に伴う他会計負担金として2,124万円余などでございます。
第3項加入金5,989万9,400円は、給水装置の新設分430件及び口径変更分59件に伴う加入金でございます。
第4項、投資回収金1億円は下水道事業会計からの貸付金の返還でございます。
支出の部、下の表の決算額の欄でございます。
第1款資本的支出は19億1,058万2,966円でございます。内訳といたしまして、第1項建設改良費14億8,581万9,277円の主なものは、上野浄水場桑名地区監視操作盤更新工事、大平町配水管布設替工事ほか、翌年度繰越額3億2,468万2,000円の主なものは、配水管布設替工事ほか建設改良工事でございます。
第2項企業債償還金3億2,476万3,689円は起債の償還金、第3項投資1億円は下水道事業会計への貸付金でございます。
なお、資本的収入が資本的支出額に不足する額5億3,372万3,520円は、欄外に記載のとおり補填いたしております。
次に、1枚おめくりいただき、5、6ページを御覧ください。
2、令和3年度桑名市水道事業損益計算書でございます。この損益計算書から後ほど御説明いたします10、11ページの貸借対照表までは税抜金額となっておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、改めて、5ページを御覧ください。
1、営業収益と2、営業費用の差引きである営業収支は、1億2,466万7,430円の営業損失、赤字計上となっております。この営業収支に、3、営業外収益と、6ページの4、営業外費用を含めた経常収支は1億6,040万5,887円の経常利益、黒字計上となっております。
さらに、5、特別利益と、6、特別損失を含めた事業収支では1億6,483万8,483円の純利益でございます。
1枚おめくりいただき、7ページ、8ページを御覧ください。
3、令和3年度桑名市水道事業剰余金計算書でございます。資本金は前年度繰り入れた2億9,030万2,724円を減債積立金へ積み立てたことにより、当年度末残高83億4,638万7,285円となっております。
資本剰余金の受贈財産評価額と工事負担金の合計4億3,842万9,575円は、土地などが非償却財産分であり、当該資産を処分または滅失のときまで残存いたします。
利益剰余金は、損益計算書で御説明したとおり、純利益1億6,483万8,483円が発生したこと及び前年度資本金へ繰り入れた2億9,030万2,724円を減債積立金へ積み立てたことから14億6,946万8,928円となっております。
1枚おめくりいただき、9ページを御覧ください。
4、令和3年度桑名市水道事業剰余金処分計算書(案)でございます。
当年度純利益1億6,483万8,483円を欄外注釈のとおり、地方公営企業法第32条の規定に基づく桑名市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例第6条の規定により減債積立金に積み立てるため、本処分をお願いするものでございます。
次に、10ページを御覧ください。
5、令和3年度桑名市水道事業貸借対照表でございます。
資産の部、1、固定資産、(1)有形固定資産、(2)無形固定資産、(3)投資を合わせた固定資産合計は206億1,932万8,952円となっております。
次に、2、流動資産の(1)現金預金、(2)未収金、(3)貯蔵品、(4)短期貸付金、(5)前払金を合わせた流動資産合計は39億2,599万1,712円で、このうち(2)未収金3億7,528万4,286円の主なものは給水収益2億8,976万円余でございます。
その下の貸倒引当金1,393万1,602円は、
水道料金未収金の将来の貸倒れに備えて計上しており、差引き未収金合計は3億6,135万2,684円となっております。
以上、資産合計は245億4,532万664円で、昨年度と比較し13億1,753万円余の増加となっております。
11ページを御覧ください。
負債の部でございます。3、固定負債の(1)企業債、(2)引当金を合わせた固定負債合計は68億2,698万6,585円となっております。
4、流動負債の(1)企業債、(2)未払金、(3)未払費用、(4)預り金、(5)引当金を合わせた流動負債合計は14億4,544万3,379円となっております。
5、繰延収益の(1)長期前受金、(2)収益化累計額を合わせた繰延収益合計は60億1,860万4,912円となっております。
以上、負債合計は142億9,103万4,876円で、昨年度と比較し11億5,269万円余の増加となっております。
次の資本の部、6、資本金、(1)資本金のア、固有資本金、イ、出資金、ウ、組入資本金を合わせた資本金合計は、昨年度より2億9,030万2,724円減少の83億4,638万7,285円で、7、剰余金の(1)資本剰余金、(2)利益剰余金を合わせた剰余金合計は19億789万8,503円で、資本合計は102億5,428万5,788円となっており、負債合計と資本合計を合わせた負債資本合計は245億4,532万664円でございます。
12ページ、13ページは会計処理に係る注記表、14ページ以降は決算の附属書類でございます。
次に、少し飛びまして、21ページを御覧ください。
3、業務でございます。(1)業務量、表の下から2番目の(ク)有収水量は14万9,452立方メートル減の1,661万1,266立方メートル、(ケ)有収率は0.2%減の84.01%でございました。
以上、令和3年度水道事業会計決算の説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
123: 分科会長(近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入りますが、令和3年度決算に関する質疑をお願いしたいと思います。
質疑はございませんか。
124:
分科会委員(伊藤惠一)
二つほど簡単にお願いします。
まず、来年の1月から値上げなんですが、この決算の中で、それに関連する予算とか、例えば審査会とか、そういうそれも含めてございますか。まず1点目、お願いします。
125: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
126: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課長、満仲でございます。
令和3年度の決算上、審議を何回か経営審議会のほうで審議をいただきましたので、その委員にお支払いした報酬ですとか、旅費などの支出をしてございます。
127:
分科会委員(伊藤惠一)
もう1点、お願いをいたします。
前から何回かお聞きしておるんですが、下水との間で1億円貸し借りされてみえるんですが、下水は時期によってなかなか現金が逼迫してくるということは、この間お聞きしましたので分かっておるんですが、それで、2020年の3月、2年半ぐらい前ですか、当時の部長が一般会計から貸し借りではなくて、一般会計からという点に関して、今後検討させていただきますというふうに言っていらっしゃるんですけれども、その辺は検討されたんですかね、されてみえるんですか、していないですかね。されたら、ちょっとどのような状況なのか、もう2年半もたっているんですけれども、お知らせいただければ結構かと思うんですが、よろしくお願いします。
128: 分科会長(近藤 浩)
説明をお願いします。
129: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
まず、一般会計からのというお話でございますが、毎年、下水道事業会計については、一般会計から法定内繰入、法定外繰入、含めて繰越金をいただいておりまして、それについては例年協議しながら金額を決めておるんですが、2年半ほど前のことでという形では対応していることではないと思っております。
130:
分科会委員(伊藤惠一)
ありがとうございます。
131: 分科会長(近藤 浩)
伊藤委員、よろしかったですか。
132:
分科会委員(伊藤惠一)
結構です。
133: 分科会長(近藤 浩)
では、ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、本議案に対する意見表明に入ります。
意見表明に当たっては、賛成または反対の意見を明確に述べていただきますようお願いいたします。
それでは、伊藤委員から順にお願いします。
134:
分科会委員(伊藤惠一)
不認定でお願いします。
先ほどもちょっと質疑させていただきましたが、今現状では、これも度々申してきていますから、この場では何も詳しいことは言いませんけれども、非常に値上げする
水道料金を、時期じゃなくて逆に値下げしなきゃならないんですが、そういう経営審議会の予算、見通しのない経営審議会は、メンバーを代わっていただかないといけないんだろうなと思います。
それから、1億円の貸し借りに関しては、部長が答えられておられるということで、なかなか前に進めて、議論もちょっと滞っておるということで、この点も指摘しまして、ぜひ期待をして、今後、不認定の理由とさせていただきます。
135: 分科会委員(畑 紀子)
賛成です。
136:
分科会委員(仮屋武人)
賛成です。
137:
分科会委員(松田正美)
賛成です。
138:
分科会委員(佐藤 肇)
賛成です。
139: 副分科会長(成田久美子)
賛成です。
140: 分科会長(近藤 浩)
ありがとうございます。
以上で全員の意見表明が終了いたしました。
ただいまの結果につきましては、全体会で、賛成意見が多数であった旨を報告させていただきます。
───────────────────────────────────────
○議案第75号
141: 分科会長(近藤 浩)
続きまして、議案第75号 令和3年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
142: 上下水道部長(栗原繁憲)
上下水道部、栗原でございます。
議案第75号 令和3年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定につきまして、先ほどの水道事業と同じく、お手元の資料2、令和3年度決算の概要に基づき御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
1、総括でございますが、令和3年度の下水道事業につきましては、汚水管路の普及拡大及び雨水浸水対策の取組に努めたところでございます。
コストキャップ型下水道は、令和元年度に開始した第2期について、高塚町、大字芳ヶ崎地内ほかにおいて、未普及地域の解消に向けた取組を進めました。
雨水施設では、甚内ポンプ場の場内整備工事その1、その2が完了するとともに、住吉ポンプ場ほか1施設の電気設備工事の実施設計を行い、令和4年度の施工に向け、事業を進めております。
2、業務量でございますが、汚水につきましては、北勢沿岸流域下水道及び長島浄化センターにおきまして1,285万840立方メートルの汚水を処理しており、前年度より3万7,010立方メートルの増加となっております。また、処理区域内人口は前年度より1,243人増加しており、下水道普及率は79.68%となっております。雨水につきましては、ポンプ場8施設の排水能力の機能維持に努めております。
3、収益的収支、税抜きでございますが、(1)下水道事業収益は、有収水量の減少に伴い、前年度と比較して下水道使用料が1,835万円余減少いたしました。また、雨水処理に関わる一般会計繰入金の減少により負担金が6,609万円余減少いたしました。長期前受金戻入は3,989万円余増加しておりますが、全体といたしましては、前年度と比較して5,108万円余減少となっております。
(2)下水道事業費用は、企業債支払利息、流域下水道維持管理負担金等の減少した結果、前年度と比較して1億316万円余減少しております。
(3)この結果、当年度は5億3,774万円余の純利益となっております。
4、資本的収支は税込みでございます。(1)収入は、企業債が3億4,050万円増加、国庫補助金等が1億5,998万円余増加したことにより、前年度と比較して17%増の34億4,888万円余となっております。
(2)支出は、建設改良費が5億9,912万円余増加しており、企業債償還金等が349万円余減少しておりますが、前年度と比較して14%増の47億3,789万円余となっております。
5、企業債残高でございますが、259億8,736万円余となっております。
下水道事業決算の概要につきましては以上でございます。
引き続き、詳細につきましては企画総務課長より御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
143: 分科会長(近藤 浩)
ありがとうございました。
144: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
それでは、議案第75号 令和3年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明申し上げますので、令和3年度桑名市下水道事業会計決算書の39、40ページを御覧ください。
1、令和3年度桑名市下水道事業決算報告書でございます。消費税を含んだ金額となっております。
1、収益的収入及び支出の収入の部、上の表の決算額の欄でございます。第1款下水道事業収益は52億25万7,811円でございます。内訳といたしまして、第1項営業収益30億958万2,998円の主なものは、下水道使用料23億5,223万円余や他会計負担金6億3,605万円余などで、この負担金の主なものは雨水処理に係る一般会計からの繰入金でございます。
第2項営業外収益21億8,973万243円の主なものは、長期前受金戻入20億7,730万円余や他会計補助金1億590万円余などで、この補助金の主なものは、汚水処理に係る一般会計からの繰入金でございます。
第3項特別利益94万4,570円の主なものは、損害共済の災害共済金でございます。
次に、支出の部、下の表の決算額の欄でございます。
第1款下水道事業費用は46億250万5,185円でございます。内訳といたしまして、第1項営業費用41億2,520万2,075円の主なものは、減価償却費28億5,038万円余や流域下水道の維持管理負担金5億3,318万円余などでございます。
第2項営業外費用4億7,560万7,749円の主なものは、企業債利息4億1,908万円余でございます。
第3項特別損失169万5,361円の主なものは、下水道使用料のうち、漏水による減免や生活保護減免に伴う過年度分還付金などでございます。
第4項、予備費の支出はございませんでした。
1枚おめくりいただき、41、42ページを御覧ください。
2、資本的収入及び支出の収入の部、上の表の決算額の欄でございます。
第1款資本的収入34億4,888万9,497円でございます。内訳といたしまして、第1項企業債14億9,390万円につきましては、建設改良等のための起債、第2項他会計借入金1億円は、下水道普及拡大に伴う資金不足を補うための水道事業会計からの借入金でございます。
第3項他会計負担金6,559万6,269円は雨水処理に係る一般会計からの繰入金、第4項他会計補助金8億9,244万681円は汚水処理に係る一般会計からの繰入金などでございます。
第5項国庫補助金8億1,368万207円は、補助事業に係る国庫補助、第6項負担金8,327万2,340円は受益者負担金及び工事負担金でございます。
次に、支出の部、下の表の決算額の欄でございます。
第1款資本的支出47億3,789万944円でございます。内訳といたしまして、第1項建設改良費22億339万5,657円、主なものは、コストキャップ型下水道工事に係る建設工事委託ほか、翌年度繰越額11億1,802万8,090円の主なものは、雨水ポンプ場遠方監視装置改築工事ほか、建設改良費工事及び建設工事委託、業務委託でございます。
第2項企業債償還金24億3,449万5,287円は起債の元金償還額、第3項他会計借入金償還金1億円は水道事業会計からの借入金の償還でございます。
資本的収入額が資本的支出額に不足する額12億8,900万1,447円は、欄外注釈のとおり補填しております。
1枚おめくりいただき、43、44ページを御覧ください。
2、令和3年度桑名市下水道事業損益計算書でございます。この損益計算書から48、49ページの貸借対照表までは、税抜金額となっております。
それでは、改めて43ページを御覧ください。
1、営業収益と2、営業費用の差引きであります営業収支は12億2,596万9,567円の営業損失、赤字計上となっております。
営業収支に、3、営業外収益と、44ページの4、営業外費用を含めた経常収支は5億3,834万1,447円の経常利益、黒字計上となっております。
さらに、5、特別利益、6、特別損失を含めた事業収支では5億3,774万4,396円の純利益となり、その他未処分利益剰余金変動額4億8,566万7,166円と合わせた10億2,341万1,562円が当年度未処分利益剰余金でございます。
45、46ページを御覧ください。
3、令和3年度桑名市下水道事業剰余金計算書中、資本金は、昨年度減債積立金を4億6,416万3,411円取崩し、資本金に組み入れたため、当年度末残高は49億6,186万6,006円となっております。
資本剰余金の受贈財産評価額、他会計負担金、工事負担金、その他資本剰余金の合計7億6,754万3,132円は、土地などが非償却財産分であることから、当該資産が処分または滅失のときまで残存いたします。
利益剰余金は減債積立金4億8,566万7,166円を取り崩し、先ほど損益計算書のところで申し上げましたように、純利益5億3,774万4,396円が発生しておりますことから、利益剰余金合計は10億2,341万1,562円となっております。
47ページを御覧ください。
4、令和3年度桑名市下水道事業剰余金処分計算書(案)でございます。
令和3年度の未処分利益剰余金は、減債積立金4億8,566万7,166円を取り崩しましたことから、議会の議決による処分として資本金へ繰入れを行い、当年度純利益5億3,774万4,396円を、欄外注釈のとおり、地方公営企業法第32条の規定に基づく桑名市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例第6条の規定により減債積立金に積み立てようとするものでございます。
48ページを御覧ください。
5、令和3年度桑名市下水道事業貸借対照表でございます。
資産の部、1、固定資産は、(1)有形固定資産、(2)無形固定資産、(3)投資を合わせた固定資産合計798億2,692万4,625円となっております。
次に、2、流動資産の(1)現金預金、(2)未収金、(3)前払金を合わせた流動資産合計は28億155万6,270円で、このうち(2)未収金3億8,235万9,777円の主なものは下水道使用料3億1,047万3,890円でございます。
その下の下水道使用料未収金等の将来の貸倒れに備えて計上した貸倒引当金1,772万1,142円を差し引いた未収金合計は3億6,463万8,635円となっております。
以上、資産合計は826億2,848万895円で、昨年度と比較し5億4,140万円余の増加となっております。
1枚おめくりいただき、49ページを御覧ください。
負債の部、3、固定負債の(1)企業債、(2)他会計借入金、(3)引当金を合わせた固定負債合計は、238億5,534万92円でございます。
次の4、流動負債の(1)企業債、(2)他会計借入金、(3)未払金、(4)未払費用、(5)預り金、(6)引当金を合わせた流動負債合計は43億6,207万585円でございます。
次に、5の繰延収益の(1)長期前受金、(2)収益化累計額を合わせた繰延収益合計は、476億5,824万9,518円でございます。
以上、負債合計758億7,566万195円で、昨年度と比較し、365万円余の増加となっております。
次に、資本の部でございます。
6、資本金の(1)資本金、ア、固有資本金、イ、出資金、ウ、組入資本金を合わせた資本金合計は49億6,186万6,006円。
次の7、剰余金は、(1)資本剰余金、(2)利益剰余金を合わせた剰余金合計が17億9,095万4,694円で、資本合計は67億5,282万700円となっており、負債合計と資本合計を合わせた負債資本合計は826億2,848万895円でございます。
50ページ、51ページは会計処理に係ります注記表、52ページからは決算附属書類でございます。
次に、少し飛びますが、58ページを御覧ください。
58ページ、3、業務のページでございます。(1)業務量、(ア)行政区域内人口は、令和2年度と比較し1,333人の減となっております。(イ)処理区域内人口は、供用開始区域の拡大により、1,243人の増となり、処理区域内人口を行政区域内人口で割った(カ)普及率は79.68%で、令和2年度と比較し、1.63ポイントの増となっております。
以上、令和3年度下水道事業会計決算の説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
145: 分科会長(近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入りますが、令和3年度決算に関する質疑をお願いします。
質疑はありませんか。
146:
分科会委員(伊藤惠一)
簡単に一つだけお願いします。
40ページですかね、どこでもいいんですけど、40ページの支出の辺りで、利息がこれだけとかいうふうに説明いただいておるんですが、今、いろいろ民間からも公共からも借金といいますか、借りて、企業債とか、いろいろ借りてみえると思うんですが、今、大体何%ぐらいから何%ぐらいで借りてみえますか。
147: 分科会長(近藤 浩)
説明お願いします。
148: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
最新の令和4年度の利率というのはちょっと今手元にないんですが、令和3年度までの利率、借りています利率につきましては、この決算書の79、80ページ、こちらのほうにちょっと記載のほうをさせていただいておりまして、例えば、令和元年度にお借りした機構債というものについては0.3%、令和2年度は0.6%で、令和3年度は0.8%という形の利率でお借りしております。
149:
分科会委員(伊藤惠一)
利率が上がってくると、日本でも大変だと、我々、もちろん個人でも大変なんですけど、見通しというのはどうですか。やっぱり上がるというふうな対策というか、考え方をしておかないといけないのか、このままいくのか、下がるのか、そういう見通しというのは立っていますか、立てていないですか。
150: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
傾向としては、利率のほうは上がっていくのではないかと思っておりますが、やはり実際に外部の要因なども影響しますので、今後も慎重に見極めていきたいと考えております。
151:
分科会委員(伊藤惠一)
これを見させていただいておると、結構下がってきてはおるとは思うんですが、今、以前の借入れを借換えするとか、そういうところまでいくような起債というか、そういうのはもう今は、ない状況ですか、ありますか。
152: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
私どもが借りております機構債につきましては、繰上げについては基本できない起債となっておりますので、繰上げ等は今のところ考えておりません。
153:
分科会委員(伊藤惠一)
なぜ上下水道は繰上げできないようなシステムになっているんですか。何か理由はあるんですか。
154: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
やはり機構債とか、そういったところで借りると、比較的利率のほうが安く安定的に借りれるというのが理由でございます。
155: 分科会長(近藤 浩)
よろしいですか。
ほかに、次は。
156:
分科会委員(松田正美)
松田です。
下水道の普及率のことでちょっと聞きたいんですけれど、ちょっと止められるとあかんので、初めにちょっとお断りしておきます。決算認定というのは、過去のことを聞くだけじゃなくて、それが今後の未来の政策につながる部分があるので、あえてすみません、聞きます。こじつけと言われるか分からないですけど、すみません。
(発言する者あり)
いや、これ、聞く機会ないでしょう。その他で聞いたら何も残らないし、すみません。
今後、下水道の未整備地区の普及率の関係で、もうある程度普及が国の基準とか何かに達したから、これ以上はそんなにはスピードアップをかけないのかという、現実的に、その部分の考え方というか、それを、下水道を引かれていない地域というのは、同じように税金負担しておって、やっぱり不平等というのは感じるんですよ、はっきり言って。それは、未整備地区は絶対そうだというふうに思うんです。
だから、今後、微妙に下水道が引かれているところと引かれていないところの間にある地区ってあるでしょう、すぐ近くでも。そんなところってどうやって考えていったらええのかということだけ、ちらっと決算の絡みで教えてください、すみません。
157: 下水道課長(出口敏幸)
下水道課の出口でございます。
下水道整備につきましては、下水道事業計画というもので事業認可区域を定めて事業をやっております。今まさにコストキャップ事業とかで、今の事業認可区域で、令和8年度をめどに下水道普及率を90%ぐらいに持っていこうという目標で事業を進めておるところでございます。
令和8年度以降どうなっていくかというところに関してですけれども、やはり下水道事業全体計画というものがございますので、住居のある地域というんですかね、もうほとんどが下水道事業の全体計画の区域には入っております。
また、令和8年度以降に今の事業認可区域がおおむね完了できてきましたら、また改めて順次、事業認可区域を拡大して、将来的には全体計画の区域を整備していこうと、ただ、事業の進捗がどれぐらい図られるかというところにつきましては、やはり国の制度の状況とかもございますので、また令和8年度以降の国の情勢なども見ながら事業を進めていきたいと考えております。
158:
分科会委員(松田正美)
松田です。
現実の話です。私の地域は下水道が引かれていないんですよね。もう答えは求めませんので、どういうことが言われているかというと、下水道も引かれていないお父さんの実家にはもう帰りませんと、とてもじゃないけど帰らない、そんな不便なところって、ますますやっぱりそれで過疎化が増えてくる。銀行や郵便局がない、コンビニもない地域と一緒になって、それ以上言うと何言っておるのやという話になるのでやめておきます。以上です。
159: 分科会長(近藤 浩)
ほかに質疑はありませんか。
160:
分科会委員(佐藤 肇)
下水道の普及率の件で聞きます。都市計画税を払っていただいている地域で、まだ行っていないというのもかなりあるのかな。
161: 下水道課長(出口敏幸)
下水道課の出口でございます。
やはりまだ都市計画税がかかっているところといいますと、都市計画の市街化区域ということになるんですけれども、まだ市街化区域になっているところででも、ちょっと面積的にはどれぐらいかというのはあれなんですけれども、まだかなり残っているところもございます。
162:
分科会委員(佐藤 肇)
人口割でしょう、普及率を出すのわね。面積じゃなしにさ。だから、都市計画税を払っておるところは早くやってやらんと市民が怒るわね、税金ばっかり取られているということで。その辺りを最優先にしていくと、どの地域が最優先にこれからしていくのかという、それから、下水道の計画の中に入れてもらわな困るんですけど、その辺りの見解だけ教えてください。
163: 下水道課長(出口敏幸)
今、佐藤委員に御指摘いただきましたように、やはり市街化区域は市街化を促進する区域で、人口も密集している地域になってきますので、やはりそういった地域を優先的に今後も事業を進めていきたいと考えておるところでございます。
164:
分科会委員(佐藤 肇)
分かりました。
165: 分科会長(近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
166:
分科会委員(伊藤惠一)
もう1点忘れました。
下水も上水と同じように経営審議会というのはあるわけですか。
167: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
経営審議会は下水もやっております。
168:
分科会委員(伊藤惠一)
そうですね。こういう、先ほども申しましたけど、経済状況で、値下げしなさいという答申というのは出していないですか、出していますか。
169: 企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
下水道につきましては、現在現行の経営審議会で御検討いただいた経営戦略では、しばらくの間は値上げの必要ないという判断になっておりまして、値下げにつきましては、値下げする余裕もないというような形で今のところ考えております。
170: 分科会長(近藤 浩)
ほかにございませんか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、本議案に対する意見表明に入ります。意見表明に当たっては、賛成または反対の意見を明確に述べていただきますようにお願いいたします。
それでは、佐藤委員から順にお願いします。
171:
分科会委員(佐藤 肇)
佐藤です。
賛成です。
172:
分科会委員(松田正美)
賛成します。
173:
分科会委員(仮屋武人)
下水道の普及のスピードアップをお願いいたしまして、賛成でお願いします。
174:
分科会委員(畑 紀子)
賛成です。
175:
分科会委員(伊藤惠一)
不認定です。
経営審議会、先ほど余裕がないとおっしゃられましたが、基金でも最高のお金ございます。一般会計から入れればいいですし、先ほども上水でも申しましたように、1億円のことで、以上2点を指摘して、ほかにもあるのですけど、不認定です。
176: 副分科会長(成田久美子)
賛成です。
177: 分科会長(近藤 浩)
ありがとうございます。
以上で全委員の意見表明が終了いたしました。
ただいまの結果につきましては、全体会で、賛成意見が多数であった旨を御報告させていただきます。
───────────────────────────────────────
○分科会審査報告書及び分科会長報告について
178: 分科会長(近藤 浩)
次に、本分科会の分科会審査報告書及び分科会長報告の案につきましては正・副分科会長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ありがとうございます。
御異議なしと認め、そのように決定をいたします。
以上で決算特別委員会・都市経済分科会を閉会いたします。
午後2時14分 閉会
以上、会議の顛末を録しここに署名する。
分 科 会 長 近 藤 浩
副分科会長 成 田 久美子
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