伊勢市議会 > 2018-02-26 >
02月26日-01号

  • "朗読奉仕員連絡協議会会長"(/)
ツイート シェア
  1. 伊勢市議会 2018-02-26
    02月26日-01号


    取得元: 伊勢市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-14
    伊勢市 平成30年  3月 定例会       平成30年3月伊勢市議会定例会会議録議事日程               平成30年2月26日(月)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 議案第1号 平成30年度伊勢市一般会計予算日程第4 議案第2号 平成30年度伊勢市国民健康保険特別会計予算日程第5 議案第3号 平成30年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算日程第6 議案第4号 平成30年度伊勢市介護保険特別会計予算日程第7 議案第5号 平成30年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算日程第8 議案第6号 平成30年度伊勢市観光交通対策特別会計予算日程第9 議案第7号 平成30年度伊勢市土地取得特別会計予算日程第10 議案第8号 平成30年度伊勢市病院事業会計予算日程第11 議案第9号 平成30年度伊勢市水道事業会計予算日程第12 議案第10号 平成30年度伊勢市下水道事業会計予算日程第13 議案第11号 平成29年度伊勢市一般会計補正予算(第8号)日程第14 議案第12号 平成29年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第15 議案第13号 平成29年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)日程第16 議案第14号 平成29年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第17 議案第15号 平成29年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)日程第18 議案第16号 平成29年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第1号)日程第19 議案第17号 平成29年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)日程第20 議案第18号 平成29年度伊勢市病院事業会計補正予算(第4号)日程第21 議案第19号 平成29年度伊勢市水道事業会計補正予算(第3号)日程第22 議案第20号 平成29年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第3号)日程第23 議案第21号 伊勢市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正について日程第24 議案第22号 伊勢市附属機関条例の一部改正について日程第25 議案第23号 伊勢市地域包括ケア推進協議会条例の一部改正について日程第26 議案第24号 伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例の一部改正について日程第27 議案第25号 伊勢市職員給与条例の一部改正について日程第28 議案第26号 伊勢市職員退職手当支給条例等の一部改正について日程第29 議案第27号 伊勢市手数料徴収条例の一部改正について日程第30 議案第28号 伊勢市奨学金支給条例の一部改正について日程第31 議案第29号 伊勢市体育施設条例の一部改正について日程第32 議案第30号 伊勢市立学校施設の開放に関する条例の一部改正について日程第33 議案第31号 伊勢市文化財保護条例の一部改正について日程第34 議案第32号 伊勢市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準等に関する条例の一部改正について日程第35 議案第33号 伊勢市立保育所条例の一部改正について日程第36 議案第34号 伊勢市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について日程第37 議案第35号 伊勢市国民健康保険条例の一部改正について日程第38 議案第36号 伊勢市介護保険条例の一部改正について日程第39 議案第37号 伊勢市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第40 議案第38号 伊勢市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について日程第41 議案第39号 伊勢市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について日程第42 議案第40号 伊勢市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について日程第43 議案第41号 伊勢市ふるさと未来づくり条例の一部改正について日程第44 議案第42号 伊勢市都市公園条例の一部改正について日程第45 議案第43号 伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について日程第46 議案第44号 伊勢市病院事業の設置等に関する条例等の一部改正について日程第47 議案第45号 本庁舎事務備品の取得について日程第48 議案第46号 市道の路線の認定について日程第49 議案第47号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて日程第50 議案第48号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて本日の会議に付した事件 1.会議録署名議員の指名について 1.会期の決定について 1.平成30年度伊勢市一般会計予算 1.平成30年度伊勢市国民健康保険特別会計予算 1.平成30年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算 1.平成30年度伊勢市介護保険特別会計予算 1.平成30年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 1.平成30年度伊勢市観光交通対策特別会計予算 1.平成30年度伊勢市土地取得特別会計予算 1.平成30年度伊勢市病院事業会計予算 1.平成30年度伊勢市水道事業会計予算 1.平成30年度伊勢市下水道事業会計予算 1.平成29年度伊勢市一般会計補正予算(第8号) 1.平成29年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 1.平成29年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 1.平成29年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号) 1.平成29年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) 1.平成29年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第1号) 1.平成29年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号) 1.平成29年度伊勢市病院事業会計補正予算(第4号) 1.平成29年度伊勢市水道事業会計補正予算(第3号) 1.平成29年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第3号) 1.伊勢市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正について 1.伊勢市附属機関条例の一部改正について 1.伊勢市地域包括ケア推進協議会条例の一部改正について 1.伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例の一部改正について 1.伊勢市職員給与条例の一部改正について 1.伊勢市職員退職手当支給条例等の一部改正について 1.伊勢市手数料徴収条例の一部改正について 1.伊勢市奨学金支給条例の一部改正について 1.伊勢市体育施設条例の一部改正について 1.伊勢市立学校施設の開放に関する条例の一部改正について 1.伊勢市文化財保護条例の一部改正について 1.伊勢市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準等に関する条例の一部改正について 1.伊勢市立保育所条例の一部改正について 1.伊勢市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について 1.伊勢市国民健康保険条例の一部改正について 1.伊勢市介護保険条例の一部改正について 1.伊勢市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 1.伊勢市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について 1.伊勢市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について 1.伊勢市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について 1.伊勢市ふるさと未来づくり条例の一部改正について 1.伊勢市都市公園条例の一部改正について 1.伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 1.伊勢市病院事業の設置等に関する条例等の一部改正について 1.本庁舎事務備品の取得について 1.市道の路線の認定について 1.人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて 1.人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて出席議員(26名)      1番  宮崎 誠君      2番  久保 真君      3番  中村 功君      4番  井村貴志君      5番  上村和生君      6番  北村 勝君      7番  楠木宏彦君      8番  鈴木豊司君      9番  野崎隆太君     10番  吉井詩子君     11番  世古 明君     12番  野口佳子君     13番  岡田善行君     14番  福井輝夫君     15番  辻 孝記君     16番  吉岡勝裕君     17番  品川幸久君     18番  藤原清史君     19番  黒木騎代春君    20番  西山則夫君     21番  小山 敏君     22番  浜口和久君     23番  山本正一君     24番  宿 典泰君     25番  世古口新吾君    26番  中山裕司君欠席議員(0名)      なし職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長       玉置行弘君   事務局次長      杉原正基君  議事係長       野中久司君   調査係長       山口 徹君  書記         森田晃司君説明のため出席した者  市長         鈴木健一君   副市長        藤本 亨君  病院事業管理者    藤本昌雄君   会計管理者      森井 啓君  総務部長       可児文敏君   危機管理部長     谷口 尚君  情報戦略局長     中川芳明君   環境生活部長     大西要一君  健康福祉部長     江原博喜君   産業観光部長     鈴木正人君  都市整備部長     堀  毅君   上下水道部長     中村高弘君  病院経営推進部長   佐々木昭人君  消防長        坂口典生君  総務課長       中川雅日君   教育長        北村 陽君  事務部長       坂本 進君   学校教育部長     橘 泰平君  監査委員       畑 芳嗣君   選挙管理委員会委員長 竜田節夫君 △開会 午前9時57分 △開会の宣告 ○議長(西山則夫君) ただいまから市議会定例会を開会いたします。 本日の出席者は全員ですので、会議は成立いたしております。----------------------------------- △諸報告 ○議長(西山則夫君) 本議会の議案等説明のため、市長、教育委員会教育長選挙管理委員会委員長農業委員会会長、監査委員の出席を求めましたところ、市長から副市長、病院事業管理者、会計管理者、理事、各部長、局長、各総合支所長、消防長、各次長、各参事、各課長、各室長、各副参事、各消防署副所長を、教育委員会教育長から各部長、各課長、室長、所長、各副参事を、また選挙管理委員会委員長農業委員会会長、代表監査委員からそれぞれ事務局長を説明補助員として議場に出席承認方の申し出がありましたので、これを承認しておきましたから御報告いたします。----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(西山則夫君) 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。 それでは、会議に入ります。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(西山則夫君) 日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本議会の会議録署名者は、会議規則第87条の規定により、議長において、3番、中村議員、4番、井村議員の御両名を指名いたします。----------------------------------- △会期の決定 ○議長(西山則夫君) 次に、日程第2、「会期の決定について」を議題といたします。 お諮りいたします。 本議会の会期は、本日から3月26日までの29日間と決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 御異議なしと認めます。 よって、本議会の会期は、本日から3月26日までの29日間と決定いたしました。----------------------------------- △議案第1号外9件一括上程、説明 ○議長(西山則夫君) 次に、審議の都合により、日程第3、「議案第1号平成30年度伊勢市一般会計予算」から、日程第12、「議案第10号平成30年度伊勢市下水道事業会計予算」に至る10件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) おはようございます。 それでは、平成30年、初の市議会定例会に当たり、市政に対する所信の一端を表明するとともに、平成30年度予算案を初めとする諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、昨年10月の市長選挙において、市民の皆様から御信託をいただき、3期目の市政運営をスタートさせていただきました。 振り返りますと、平成21年11月に市長に就任して以来、人口構造の変化に対応したまちづくり、子供の笑顔があふれ、幸せに老後を暮らせるまちづくりを施策の根幹に据え、各種取り組みを進めるとともに、1期目の途中に発生いたしました東日本大震災を受けて、災害に強い安全・安心のまちづくりを精力的に取り組み、市民の皆様に伊勢で暮らす幸せを実感していただけるよう尽力をしてまいりました。 そうした中で、2期目の主な取り組みを申し上げますと、防災関係では、沿岸部における津波避難所や消防庁舎・防災センターの新設、少子化対策として、いせ出会い支援センターの設置や妊娠から出産、子育て期までの切れ目のない支援、ママ安心サポートいせの取り組み、教育関係では、市内全小中学校へのエアコンの整備、伊勢宮川中学校や二見浦小学校など、小中学校の適正規模化・適正配置の推進、県内初の小中学生への英語検定料の助成ほか外国語教育の充実、産業関係では、全国初のバリアフリー観光の取り組み、サン・サポート・スクエア伊勢や神薗工業団地への企業立地、福祉関係では、声なき声に寄り添い、地域のきずなで支え合ういせセーフティネット事業や県内初となる障がい者サポーター制度の導入、医療・保健関係では、市立伊勢総合病院の建てかえ、県内初の健幸ポイントの事業の実施、そのほか民間資本の導入による中心市街地の活性化、新たなまちづくりの仕組みであるふるさと未来づくりの稼働、また伊勢志摩定住自立圏構想による広域連携の取り組みなど、現在取り組み中のものもございますが、本市におけるさまざまな課題や環境の変化に対応してまいりました。このような取り組みを進められましたのも、市民の皆様、そして議員の皆様の御理解、御協力のたまものであり、改めて厚く感謝を申し上げます。 これまでの取り組みについて、実を結び、成果としてあらわれたものもあれば、芽吹いたばかりのものもございます。こうした成果をさらに伸ばし、出始めた芽を大きく育て、市民の皆様には、住んでよかった、そしてこれからも住み続けたい、そして市外の方からは、訪れたい、そして住んでみたいと思っていただけるような選ばれるまちを目指して、全身全霊を傾け、3期目の市政運営に当たってまいります。 さて、国内の経済情勢に目を向けますと、生産性革命と人づくり革命により600兆円経済の実現を目指すとした経済財政運営の基本的態度の政策効果もあり、有効求人倍率が8年連続で上昇するなど、雇用情勢も改善をし、日本経済は回復基調にあります。 しかしその一方で、燃料価格、原材料価格の高どまり等が、地域を支え、内需の中核をなす中小企業の経営に多大な影響を与えている状況も見られます。また、日本銀行が実施をした生活意識に関するアンケート調査では、暮らし向きが悪化したとの回答が増加するなど、生活実感としてはまだまだ景気回復とはなっていない状況であります。 さらに、社会情勢を見ますと、人口減少や少子高齢化、東京圏への人口一極集中は一段と進行し、地方都市の存続が危ぶまれ、国は地方創生の深化を進めております。 そうした中、昨年の訪日外国人観光客数は5年連続で過去最高を更新、一昨年に比べ約2割増の2,800万人超となり、政府が目指す2020年の4,000万人は現実的なものとなってまいりました。 他方、AIやIoT、ビッグデータ、ロボットなどを活用する第4次産業革命の進展は、生産、販売、消費といった経済活動に加え、健康、医療、公共サービス等の幅広い分野や人々の働き方、ライフスタイルにも影響を与えることが予測をされております。 本市においても、伊勢市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、人口減少、少子高齢社会の進行という構造的問題に立ち向かい、持続可能な市政運営を目指しているところであります。 一昨年の伊勢志摩サミット、昨年の全国菓子大博覧会の効果等もあり、伊勢神宮参拝者数は2年連続で増加をしております。また、伊勢志摩サミット以降、観光案内所を訪れる外国人の方々も増加傾向にあります。伊勢市駅前には新たなホテルが建設をされ、その周辺には次々と店舗も開業するなど、にぎわいが続いております。 こうした中で、私は、これまでの笑子・幸齢化のまちづくりの方向性を継承しつつ、選挙公約や伊勢市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進を中心とした諸施策を展開することで、活力と魅力にあふれ、市民の皆さんが幸せを実感できる伊勢市の創造に取り組んでまいります。 また、伊勢の未来を見据えた健全で安定した行財政の基盤づくりに注力をするとともに、現場主義を基本に、市民の皆さんと同じ視点を持って施策を推進してまいります。 そして、市民とともに未来へつなぐまちづくりを基本姿勢として、将来このまちを担う子供たちにどういったまちを残していくのか、何を残していくべきなのかを考え方のベースに置き、「災害に強いまちづくり」「未来につなげるまちづくり」「活力を生み出すまちづくり」「人にやさしい健やかなまちづくり」「誇りをつなぐまちづくり」の5つの視点から実効性のある施策を進めてまいります。 まずは、「災害に強いまちづくり」でございます。 本市は、東海地震に係る地震防災対策強化地域南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されていることから、これまで震災対策を中心に防災・減災施策を進めてまいりました。 そうした中で、昨年10月にこの地域を襲った台風第21号は、観測史上最大の雨量を記録し、内水氾濫が多発するなどして、浸水家屋が1,800棟を超えるほどの甚大な被害をもたらし、改めて風水害対策の重要性を痛感したところでございます。 そこで、今回の災害を教訓として、内水ハザードマップの作成及び水位計の設置等により、水害の警戒、防御及び被害の軽減を図ってまいります。 また、浸水被害を軽減するハード・ソフト対策の取り組みを国・県・市が一体的に推進するために、去る1月26日に設立をした勢田川流域等浸水対策協議会を介して、各行政機関間の事業の連携・調整を図りながら、短期・中長期両面で浸水対策を進めてまいります。 なお、これまで重点的に取り組んでまいりました南海トラフ巨大地震による津波対策については、命を守るハード面を中心に進めてまいりましたが、今後は、命をつなぐ防災備蓄倉庫の整備及び災害用トイレ等避難所環境の整備を行うとともに、市民の皆様お一人お一人が災害に備えるための自助、地域で災害に備える共助の取り組みに対する支援を強化し、災害に負けないまちづくりを目指してまいります。 一方、地域医療体制の重要な一翼を担うこととなる新市立伊勢総合病院がいよいよ来年1月に開院をいたします。新病院については、大規模災害時における地域の拠点機能を備えるとともに、医師の確保ほか新改革プランに沿った経営基盤の強化を進めてまいります。 次に、「未来につなげるまちづくり」であります。 昨年の全国の出生者数は94万人と、2年連続で100万人を割り、本市においても、平成24年以降、1,000人を下回っている状況であります。少子化問題は、持続可能なまちづくりを進める上で大きな課題であります。 そこで、出会いから結婚、妊娠、出産、子育て期までの切れ目のない支援、また教育環境の充実を行い、子供を安心して生み育てられる環境づくりを進めてまいります。 いせ出会い支援センターにおいて、出会いや結婚に関する相談対応、出会いの場の情報提供及び創出を行うとともに、従業員の方々の結婚支援を行う企業のサポートやネットワーク化を進めるなど、官民連携して支援を行ってまいります。 また、子供が欲しいと望んでいるにもかかわらず子供に恵まれない御夫婦の不妊・不育治療に係る医療費を助成いたします。 保健師や助産師が中心となって、妊娠期から出産・子育て期まで、切れ目のない支援を行うママ安心サポートいせの取り組みのほか、新たに産後鬱や新生児への虐待予防を図る産後健康管理事業を実施いたします。 保育所の待機児童の発生を防止するため、年度途中でも児童の受け入れができる体制を整えるとともに、民間幼稚園の認定こども園への移行を支援してまいります。 また、日常生活を営むために、人工呼吸器やたんの吸引などの医療的ケアを必要とするお子様が保育所等を御利用いただけるよう、受け入れ態勢を整備し、地域生活支援の向上を図るとともに、こども発達支援室において、乳幼児から就労までを見据えた幅広い相談、支援を行ってまいります。 保護者の皆様から御要望いただいておりましたこども医療費の窓口無料化については、伊勢地区医師会の皆様方の御協力のもと、玉城町、度会町、南伊勢町及び大紀町とも連携をしながら、未就学児を対象に本年9月から実施をいたします。 また、児童数が増加している地域での放課後児童クラブの増設を支援し、また定員を拡充することで待機児童の解消を図ってまいります。 教育については、伊勢市教育等の振興に関する施策の大綱の基本理念である「郷土を愛し、夢と意欲を持ち未来を切り拓く人づくり」を実現するべく、教育環境の整備・充実を図ってまいります。 学校教育の充実については、今年度開校の二見浦小学校、伊勢宮川中学校に引き続き、桜浜中学校の校舎及び屋内運動場の建設、神社・大湊小学校の用地造成など、小中学校の適正規模化・適正配置を進めてまいります。 外国語指導助手による児童向け英語体験教室の実施、小中学生への英語検定料の助成、就学前英語活動支援などの外国語教育の取り組みを充実するとともに、タブレット型パソコンの配置や電子黒板の増置、次世代型教育系ネットワークの構築など、県内屈指のICT教育環境を構築し、ICTを活用した教育をさらに推進してまいります。 いじめや不登校の早期発見・早期対応、未然防止の取り組みにも引き続き力を入れてまいります。 次に、「活力を生み出すまちづくり」であります。 移住・定住を促進する上で、就労や所得など経済的な生活基盤の確保は重要な要素となっております。そこで、観光関連を初めとする産業の振興により地域経済を活性化し、まちの活力を創出いたします。 地域経済を牽引する観光については、神宮を中心とした日本の文化について情報を発信し、誘客を推進するとともに、これまでに引き続き、インバウンド観光スポーツ観光バリアフリー観光の3つの柱で取り組みを進めてまいります。 インバウンド、外国人観光客の誘致については、外務省の海外情報発信拠点であるジャパン・ハウスのロンドン、ロサンゼルスを活用した情報発信や皇學館大学との協働による外国人短期留学生招聘情報発信事業、またウエブを活用したデジタルマーケティング等は、欧米、また台湾などのアジアをターゲットとした情報発信等については、広域で連携をして取り組んでまいります。 スポーツ観光については、フットボールヴィレッジや野球場等のスポーツ施設を活用した大会、合宿、イベント等の開催を誘致し、誘客を図ってまいります。 ことしは、全国高校総合体育大会、インターハイがこの地で開催をされ、全国から多くの参加者や関係者が本市を訪れます。地域一体となってのおもてなしでお迎えをし、集客及びリピーターの確保を図ってまいります。そして、平成32年に開催をされる全国中学校体育大会、平成33年の三重とこわか国体、そして全国障害者スポーツ大会につなげてまいります。 また、インターハイ、国体に向けて、ダイムスタジアム伊勢のナイター設備の改修を行います。 バリアフリー観光については、おもてなしヘルパーの推進やバリアフリー観光情報の発信を行います。 そのほか、宇治浦田街路広場内に公衆トイレを新設し、観光客の滞在環境の快適化を図ります。 農林水産業につきましては、青ネギ、イチゴ、トマト、カボチャ、蓮台寺柿、横輪芋の6品目を対象とした農産物ブランド化の取り組みを進めるとともに、イチゴに関しては、生産量を増加させ、持続・発展を目指す新規就農者育成への取り組みを支援してまいります。また、学校給食に市内農水産物を活用することで、地産地消及び食育の推進を図ってまいります。 商工業については、地域の経済を牽引し、雇用を支える中小企業等への支援や、起業・創業に対する支援を行い、地域経済の活性化と雇用の創出を図ってまいります。 そのほか、民間資本による市街地再開発事業を促進するとともに、公共交通体系を見直し、持続可能で暮らしやすい都市構造を構築してまいります。 次に、「人にやさしい健やかなまちづくり」であります。 まず、地域福祉については、昨年、福祉健康センターに開設いたしました生活サポートセンター「あゆみ」により、おひとり暮らしの高齢者や経済的に困ってみえる御家庭、ごみ屋敷問題など困り事の解決を図り、当事者や地域に寄り添った自立支援の取り組みを強化するとともに、地域住民や多様な主体が我が事として捉え、人と人、人と資源が世代や分野を超えて丸ごとつながり、地域が主体的に課題解決に取り組む仕組みづくりを進め、地域共生社会の実現を目指してまいります。 高齢者施策については、住みなれた家庭や地域において、自立した日常生活が営めるよう、医療・介護の多職種が協働し、在宅医療・介護を一体的に提供できる体制を定住自立圏を構成する近隣町とともに整備するなど、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みを進めてまいります。 また、健康づくりの動機づけ、運動習慣の定着を促進するため、ウオーキングやスポーツなど健康的な活動をした方に特典のポイントを付与し、健康寿命の延伸と介護予防を図る健幸ポイント事業については、民間スポーツクラブとのコラボレーションや修了者のフォローアップを行うなど、取り組みを充実してまいります。 なお、高齢者福祉に関しては、相談からサービス提供までを一体的に取り組むよう、組織体制を整備いたします。 障がい者施策については、子供のころから障がいや障がい者に対する正しい理解促進を図るため、新たに小学生を対象とするキッズサポーター事業を実施するとともに、障がい特性に応じた支援を受けやすくするためのヘルプカード、ヘルプマークを導入、普及・啓発し、障がい者サポーター制度を充実いたします。 また、聴覚障がい者とのコミュニケーション支援アプリを導入し、障がいバリアフリーを促進いたします。 生活困窮者の自立に向けた支援については、就労に必要な訓練を実施する就労準備支援、家計に関する相談・指導などの支援や、貧困の連鎖を断ち切るための生活困窮世帯の子供に対する学習支援などを引き続き行ってまいります。 次に、「誇りをつなぐまちづくり」であります。 本市は、これまで史跡や町並みなどの多様な文化財の保存に取り組んでまいりました。河崎商人館のように、まちづくりの拠点として整備されたものや、宇治山田駅、神宮徴古館のように、現在も活用され続けているものがあります。また、しめ縄や伊勢うどんのように、生活の一部として引き継がれているもの、全国に広まった伊勢音頭を初め、現在も継承されている一色や通の能、馬瀬の狂言、お木曳、お白石持ち行事、御頭神事やかんこ踊りなどの伝統芸能・伝統行事は住民の誇りでもあります。 地域のつながりを深め、地域力を高め、防災・防犯など地域課題の解決等に取り組んでいただいています、ふるさと未来づくりの活動においても、地域の伝統行事や食文化などを継承していただければありがたいと感じております。 こうした伊勢固有の財産は、伊勢ブランドとなることから、継承に係る支援を行うとともに、シティプロモーションにより、伊勢の魅力として市内外に広く発信することで、市民のアイデンティティーや誇りを高めてまいります。 また、次期総合計画の策定に合わせて実施をした市民意識調査では、伊勢は非常に住みやすい、どちらかといえば住みやすいと答えられた方の割合が約88%、また伊勢に住み続けたいと答えられた方が83%と高く、その理由として豊かな自然を挙げられた方が多くみえました。 この豊かな自然を守り、快適な生活環境を維持するため、特に課題となっている燃えるごみ減量に向けた食品ロスの抑制や雑紙のリサイクルに向けた取り組みを強化いたします。 さらに、伊勢志摩サミットのレガシーとして、周辺市町とともに自家用車の伊勢志摩ナンバーの導入に向けた取り組みを推進いたします。 伊勢志摩サミットを機に、伊勢志摩というキーワードがクローズアップをされ、これから大きく人口が減少していく中で、周辺市町との連携による定住自立圏構想の取り組みが重要になってまいります。とりわけ、伊勢志摩国立公園のナショナルパーク化による観光振興を図る上からも、伊勢志摩は一つ、こういった考え方のもと、近隣市町とともに都市整備を初めとした連携を深めてまいりたいと考えております。 なお、現在の定住自立圏構想の取り組み期間が平成30年度で終了することから、引き続き関係市町との連携に向け、調整を行ってまいります。 以上、平成30年度に向けた私の基本的な姿勢を申し述べさせていただきました。激しく変化する社会情勢、厳しい財政状況下にありますが、いかなる困難な課題にも立ち向かい、私たちの子供や孫に胸を張って引き継いでいける伊勢市を目指して挑戦してまいります。市民の皆様、そして議員各位の御理解、御協力、御指導を賜りますよう心からお願いを申し上げます。 続いて、予算編成方針について御説明を申し上げます。 初めに、平成30年度国予算編成及び地方財政についての概要を申し上げます。 国においては、昨年12月に閣議決定をされた平成30年度予算編成の基本方針に基づき編成された予算案が、本年1月22日、国会に提出されたところでございます。 この予算編成の基本方針によれば、国財政の厳しい状況を踏まえ、引き続き歳出全般にわたり聖域なき徹底した見直しを推進し、地方においても、国の取り組みと基調を合わせ、徹底した見直しを進めることとしております。 このような方針のもとに編成をされた国の平成30年度一般会計予算案は97兆7,128億円、対前年比で2,581億円、0.3%の増となっております。 また、本年1月に閣議決定をされた平成30年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度においては、平成30年度の国内総生産は564.3兆円程度、実質成長率は1.8%程度、名目成長率は2.5%程度となるものと見込まれております。 平成30年度の地方財政への対応として、経済財政運営と改革の基本方針2015を踏まえ、国の一般歳出の取り組みと基調を合わせつつ、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源は、平成27年度の水準を下回らないよう実質同水準を確保するとしております。 次に、本市の平成30年度の予算編成ですが、先ほど申し上げたとおり、国・地方ともに依然厳しい財政事情であることを十分に認識し、将来にわたり持続可能な行財政運営を進める上で、予算編成に当たっての基本的な考え方を申し上げます。 まず、歳入でございますが、市税収入の減少が見込まれるほか、合併後12年が経過し、普通交付税の合併算定替特例加算の縮小の影響があらわれてきております。また、有利な財源として活用してきた合併特例債についても、借り入れ上限が近づいており、これらにかわる財源確保が大きな課題となっております。 一方、歳出については、社会保障費の増加が見込まれるほか、小中学校の統合校の整備、新市立伊勢総合病院の建設といった大きな財政負担に加え、本庁舎等公共施設の集中更新時期を迎え、多額の更新経費も見込まれております。 平成30年度は、これらの状況を念頭に置きながらも、これまでに進めてきているまちづくりの方向性を継承しつつ、伊勢のまちを未来へつないでいくための必要な取り組みを実施してまいりたいと考えております。 また、人口構造や社会状況の変化を踏まえた将来に向けての取り組みを進める一方、市民の暮らしの利便性、快適性の向上を図るために必要な生活環境基盤の整備や安心して暮らすための必要なサービス提供を行ってまいりたいと考えております。 それぞれの事業の実施に当たっては、財源確保、歳出の削減に努めるとともに、限られた財源・人員で最大の効果を発揮できるよう努力をしてまいります。 以上、所信の一端と経済動向及び予算編成に当たっての基本的な考え方を申し上げました。 続いて、これら諸施策を遂行するための新年度予算を初めとする各議案について、順を追って御説明を申し上げます。 まず、「議案第1号平成30年度伊勢市一般会計予算」について御説明を申し上げます。 一般会計予算総額は549億7,354万2,000円となり、前年度予算と比較をすると、金額で30億5,896万6,000円、率にして5.9%の増となっております。 以下、歳出の主なものについて、順を追って御説明申し上げます。 まず、総務費でございます。 企画費において、出会い・結婚支援事業、シティプロモーション推進事業、公共施設マネジメント事業に要する経費等を計上しております。 財産管理費においては、本庁舎の改修に要する経費等を計上しております。 地域自治推進費においては、まちづくり協議会及び自治区振興に要する経費等を計上しております。 防犯活動推進費において、防犯灯のLED化に要する経費等を計上しております。 交通対策費においては、公共交通再編の検討に要する経費を計上しております。 次に、民生費ですが、社会福祉総務費において、健幸ポイント事業に要する経費等を計上しております。 障害者福祉費において、障害者地域生活支援事業、障がい者サポーター事業及び各種自立支援に要する経費等を計上しております。 医療費支給事業では、障がい者、子供、ひとり親家庭等の医療費の助成に要する経費を計上しております。 地域福祉の推進対策として、生活困窮者の自立支援、地域福祉の活動支援に要する経費等を計上しております。 児童福祉対策として、待機児童対策、養育支援訪問事業、子供の発達支援に要する経費等を計上しております。 次に、衛生費ですが、保健衛生費において、地域医療体制の確保、生活習慣病対策、妊娠から出産までの包括的な支援に要する経費等を計上しております。 清掃費において、ごみの減量、資源化の推進に要する経費等を計上しております。 次に、労働費ですが、若者、障がい者、女性の就労サポートに要する経費等を計上しております。 次に、農林水産業費ですが、農地、農業用施設の保全管理、担い手対策、漁港の機能保全のほか、各種振興事業に要する経費等を計上しております。 次に、商工費ですが、商店街等の振興対策を初め、創業者支援、中小企業の経営力の向上支援に要する経費等を計上いたしております。 次に、観光費ですが、積極的な情報発信、インバウンドの取り組み、観光客の受け入れ環境の整備に要する経費等を計上しております。 次に、土木費ですが、まず道路橋梁関係として、市民の皆様から多くの御要望をいただいておる生活関連道路、側溝の改良のほか、通学路整備に要する経費等を計上しております。 河川関係として、浸水・排水対策のための排水施設の整備、ポンプ場の機能更新に要する経費等を計上しております。 都市計画関係としては、中心市街地におけるまちづくりの取り組み、五十鈴川駅のバリアフリー化の支援、宮川橋のかけかえに向けた検討業務、宮川堤公園の整備に要する経費等を計上いたしております。 住宅関係として、住宅・建築物の耐震改修の促進及び空き家対策に要する経費等を計上しております。 次に、消防費ですが、消防関係として、高規格救急車の更新、災害対策として、水位計の設置、内水ハザードマップの作成、避難生活施設の環境整備に要する経費等を計上しております。 次に、教育費ですが、教育振興として、小中学校の適正規模化・適正配置の推進、外国語学習の充実、ICT教育の推進に要する経費等を計上しております。 小中学校関係として、統合校の整備に要する経費、社会教育関係として、文化財の保護・活用に要する経費、保健体育関係として、全国高校総体の開催、体育施設の整備に要する経費等を計上しております。 以上、歳出の主なものについて、順を追って御説明を申し上げました。 これらに要する財源として、市税161億5,000万円、地方消費税交付金20億6,000万円、地方交付税97億5,000万円、国・県支出金98億4,511万9,000円、市債88億1,100万円等をそれぞれ充当することとしております。 なお、歳入歳出予算のほか、継続費、債務負担行為、地方債、一時借入金及び歳出予算の流用についてもそれぞれ計上いたしておりますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 次に、「議案第2号平成30年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」については、総額130億1,013万6,000円となり、前年度当初予算と比較をすると16.4%の減となっております。これは、国民健康保険制度の広域化により、予算編成の仕組みが変更されたものによるものでございます。 なお、歳入歳出予算のほか一時借入金についても計上しております。 次に、「議案第3号平成30年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算」については、総額30億2,011万8,000円となり、前年度当初予算と比較をすると1.7%の増で、後期高齢者医療広域連合納付金及びこれに関連する事務費等を計上しております。そのほか、一時借入金についても計上をしております。 次に、「議案第4号平成30年度伊勢市介護保険特別会計予算」については、総額134億8,996万8,000円となり、前年度当初予算と比較をすると1.4%の増となっております。これは、主に地域支援事業費の増によるものでございます。そのほか、一時借入金についても計上をしております。 次に、「議案第5号平成30年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」については、総額549万5,000円となり、貸付元利金の収入、公債費及び事務費を計上しております。 次に、「議案第6号平成30年度伊勢市観光交通対策特別会計予算」については、総額7億645万9,000円となり、前年度当初予算と比較をすると41%の増となっております。これは、主に一般会計が実施をする観光交通対策関連事業に対する繰出金の増によるものでございます。そのほか、一時借入金についても計上しております。 次に、「議案第7号平成30年度伊勢市土地取得特別会計予算」については、総額13億1,608万2,000円となり、土地開発基金からの繰入金を財源とし、公共事業促進のため、用地の先行取得に要する経費を計上しております。 次に、「議案第8号平成30年度伊勢市病院事業会計予算」については、業務の予定量として、入院患者1日平均209人、外来患者513人、健診・ドック受診者51人と見込み、収益的収支に所要の経費を計上いたしております。 資本的収支においては、新病院建設事業、器械備品購入、医師及び看護師奨学金の支給に要する経費等を計上しております。そのほか、債務負担行為、企業債、一時借入金及び支出予算の流用等についても、それぞれ計上しております。 新病院につきましては、平成25年3月の基本計画策定後、計画に沿って建設事業を進めてまいりました。平成30年度は、建設工事が竣工し、災害に強い市民の命と健康を守る新病院が開院をいたします。また、新病院では、基本理念である「人間性豊かな市民病院」のもと、急性期から回復期、慢性期と切れ目のない医療を行っていくとともに、健診を初めとした予防医学も充実してまいります。 病院事業につきましては、医師不足や国の医療費抑制方針もあり、収支状況は厳しいものと予想されますが、医療の質の向上、健全経営に努めてまいりたいと考えております。 次に、「議案第9号平成30年度伊勢市水道事業会計予算」については、業務の予定量として、給水戸数5万6,520戸、年間総給水量1,604万1,000立方メートルを見込み、収益的収支に所要の経費を計上しております。 資本的収支においては、原水施設更新事業、老朽管更新事業、送水管の更新事業、公共下水道事業に伴う配水管の敷設がえ等の建設改良費を主なものとして計上しております。そのほか、債務負担行為、企業債、一時借入金及び支出予算の流用等についても、それぞれ計上しております。 次に、「議案第10号平成30年度伊勢市下水道事業会計予算」については、業務の予定量として、排水戸数を2万4,284戸、年間総排水量671万立方メートルを見込み、収益的収支に所要の経費を計上いたしております。 資本的収支においては、流域関連公共下水道事業、宇治・中村特環公共下水道事業、雨水管渠更新事業、ポンプ場更新事業等の建設改良費を主なものとして計上しております。そのほか、債務負担行為、企業債、一時借入金及び支出予算の流用等についても、それぞれ計上しております。 水道・下水道事業についても、より一層経営の合理化を推進し、企業としての独立採算制を堅持し、健全経営に努めてまいりたいと考えております。 以上、新年度の各予算について、その概要を申し上げました。なお、詳細については副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第1号平成30年度伊勢市一般会計予算」外9件について、補足の御説明を申し上げます。 まず、「議案第1号平成30年度伊勢市一般会計予算」について御説明を申し上げます。 それでは、説明の便宜上、歳出から、その主なものについて御説明を申し上げます。 50ページをお願いします。 款2総務費、項1総務管理費、目8企画費では、1の(1)総合計画推進事業として294万6,000円を計上しております。これは、市政運営方針となる第3次総合計画を策定し、進行管理を行うものでございます。 次に、1の(4)出会い・結婚支援事業として1,263万8,000円を計上しております。これは、若者の意識を結婚・出産につなげるため、いせ出会い支援センターを拠点に、情報発信や出会いの場の提供を行うものでございます。 次に、1の(5)シティプロモーション推進事業として437万7,000円を計上しております。これは、市の地域資源・魅力の認知度の向上を図るため、伊勢志摩ナンバーの導入に向けた取り組みのほか、大学と連携して国内外に情報発信を行うものでございます。 次に、5の(2)公共施設マネジメント事業として203万9,000円を計上しております。これは、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を目指し、施設類型別計画の進捗管理に要する経費を計上したものでございます。 次に、54ページをお願いします。 目16財産管理費では、2の(1)本庁舎改修事業として14億3,665万7,000円を計上しております。これは、行政の中枢機能である市役所本庁舎本館及び東庁舎の安全性・利便性の向上を図るための改修工事を行うものでございます。 次に、56ページをお願いします。 目19地域自治推進費では、1地域自治推進事業として1億7,939万6,000円を計上しております。これは、ふるさと未来づくりの制度充実を図り、地域課題の解決に向け、活発な活動の展開を支援するものでございます。 次に、58ページをお願いします。 目22防犯活動推進費では、1の(6)防犯灯LED化推進事業として4,193万1,000円を計上しております。これは、自治会所有の防犯灯を経済面、環境面、効率面ですぐれたLED防犯灯への取りかえを促進するため、支援を行うものでございます。 次に、60ページをお願いします。 目23交通対策費では、2の(4)公共交通再編事業として2,593万1,000円を計上しております。これは、地域公共交通の再編に向けた取り組みのほか、平成31年1月の伊勢総合病院の開院にあわせ、市内巡回バスの実証実験運行を行うものでございます。 次に、74ページをお願いします。 款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費では、12の(1)健幸ポイント事業として4,394万4,000円を計上しております。これは、ウオーキング等の活動をポイント化することで、健康づくりに関心の薄い方の参加を促し、健康増進を広く推進するものでございます。 次に、目2障害者福祉費では、1の(1)障害者地域生活支援事業として1億6,353万円を計上しております。これは、地域の実情に応じた柔軟な事業展開を図り、障がいのある方が自立した日常生活、社会生活を営むことができるよう、障害者相談支援センターの運営、日常生活用具の給付等に要する経費を計上したものでございます。 次に、1の(3)障がい者サポーター事業として953万円を計上しております。これは、障がいのある方などが周囲に必要な支援を知らせることができるヘルプカード、ヘルプマークの普及促進を図るほか、小学生を対象に講座等を開催し、障がいへの理解を深めるキッズサポーター事業に要する経費を計上したものでございます。 次に、76ページをお願いします。 目5地域福祉推進費では1億3,960万円を計上しております。これは、既存の制度では対応が困難なケースに対しても、地域全体で支える仕組みの構築を図る、いせライフセーフティネット事業を行うもので、コミュニティソーシャルワーカーの配置や生活困窮家庭の児童生徒への学習相談及び学習支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、82ページをお願いします。 項3児童福祉費、目1児童福祉総務費では、3子育て支援事業として3,871万9,000円を計上しております。これは、子育て経験者が家庭を訪問し、育児不安の解消に向けた相談、支援を行う養育支援訪問事業や、医療的なケアが必要な児童を保育所で受け入れができる体制を整備する医療的ケア児童保育支援事業に要する経費等を計上したものでございます。 次に、5の(4)民間保育施設低年齢児保育充実事業として3,814万6,000円を計上しております。これは、育児休業の終了等による年度途中の低年齢児の保育ニーズが高いことから、随時の児童の受け入れを容易にするため、年度当初からの保育士の加配、確保に要する経費を助成し、入所待機児童の発生を防ごうとするものでございます。 次に、5の(5)民間保育所等施設整備事業として2億5,750万1,000円を計上しております。これは、低年齢児の受け入れなどの保育ニーズに対応するため、認定こども園への改築費用を支援し、保育定員の拡充を図ることで入所待機児童の発生を防ごうとするものでございます。 次に、84ページをお願いします。 目4児童福祉施設費の16億9,183万9,000円は、市立保育所及び市立認定こども園における各種保育事業、施設の管理運営等に係る経費を計上したものでございます。 次に、86ページをお願いします。 目6子ども発達支援費の1億2,878万9,000円は、こども発達支援室における発達障がい児の相談・支援等に要する経費を計上したものでございます。 次に、94ページをお願いします。 款4衛生費、項1保健衛生費、目2保健センター費では、96ページに移りまして、6病院事業会計繰出金として12億1,502万1,000円を計上しております。これは、病院事業の経営基盤の強化を図り、安定した経営のもと、公立病院としての役割を担うため、基準に基づく繰り出し及び経営改善のための繰り出し並びに新病院建設に伴う入院・外来制限による減収補填のための繰り出しを行うものでございます。 次に、7の(1)連携リハビリテーション医学講座設置事業として2,400万円を計上しております。これは、新病院における回復期リハビリテーション病棟の充実に向け、継続的な医師派遣の仕組みを構築するとともに、伊勢志摩サブ保健医療圏のリハビリテーション環境の充実を図るものでございます。 次に、7の(2)公的病院支援事業補助金として3,000万円を計上しております。これは、地域医療体制の確保を図るため、公立病院及び公的病院が担うべきとされる不採算医療分野において、市内で唯一、小児医療病床及び周産期医療病床を保有する伊勢赤十字病院へ、その運営経費の一部を助成するものでございます。 次に、8病院事業出資金として18億3,520万円を計上しております。これは、繰出基準に基づき、新病院建設に係る経費の4分の1を出資するものでございます。 次に、98ページをお願いします。 目5母子保健推進費では、1子育て世代包括支援事業として2,841万6,000円を計上しております。これは、子育て世代包括支援センター--ママ☆ほっとテラスにおいて、妊娠から出産、子育て期にわたる切れ目のない支援を行うための経費を計上したものでございます。 次に、2の(3)歯科健康診査事業として701万9,000円を計上しております。これは、乳幼児の歯科検診に加え、口腔内の状況が悪化しやすい妊婦のほか、子育て世代の保護者にも歯科検診を実施し、虫歯予防の強化を図るものでございます。 次に、102ページをお願いします。 項2清掃費、目1清掃総務費では、2伊勢広域環境組合負担金として11億8,206万円を計上しております。これは、伊勢広域清掃工場の運営のほか、施設の更新に向けた基金積み立てに要する経費を計上したものでございます。 目2資源循環推進費では、1の(5)MOTTAINAI推進事業として504万5,000円を計上しております。これは、廃棄される未利用食品、いわゆる食品ロスの減量や資源物である雑紙のリサイクルに特化した事業を展開し、「もったいないをもう一度」をスローガンに、燃えるごみの減量化を図るものでございます。 次に、106ページをお願いします。 款5労働費、項1労働諸費、目1労働諸費では、1の(3)就労支援事業として226万9,000円を計上しております。これは、結婚・出産・育児等により離職した女性や就労意欲のある障がい者の雇用促進のほか、市内事業所を知る機会を提供し、市内での就労を促進しようとするものでございます。 次に、110ページをお願いします。 款6農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費では、2の(7)伊勢のいちご産地強化事業として1,500万円を計上しております。これは、イチゴの新規就農者が将来にわたって維持、発展できるビジネスモデルの確立を図るため、総合的に支援するものでございます。 次に、112ページをお願いします。 目6農地費では、5の(1)農村地域防災減災事業として1,688万円を計上しております。これは、ため池等の農業用施設についての調査・点検を行い、災害の防止や軽減を図るものでございます。 次に、目7湛水防除事業費では、1の(1)排水機等補修事業として5,684万円を計上しております。これは、農業用排水ポンプ等の定期的なオーバーホールを行い、施設の機能保持を図るものでございます。 次に、116ページをお願いします。 項3水産業費、目3漁港管理費では、1の(3)水産物供給基盤機能保全事業1億1,000万円を計上しております。これは、松下漁港の防波堤保全工事のほか、村松漁港及び大淀漁港の航路しゅんせつを行うものでございます。 次に、119ページをお願いします。 款7商工費、項1商工費、目1商工総務費では、4の(1)中小企業災害復旧資金利子補給補助金として800万円を計上しております。これは、昨年の台風21号で被災した中小企業が事業再建のために受けた融資に係る利子の一部を助成するものでございます。 次に、目2商工業振興費では、2中小企業振興対策事業として9,000万7,000円を計上しております。これは、商店街の活性のほか、中小企業の負担軽減及び創業者支援を行うものでございます。 次に、122ページをお願いします。 款8観光費、項1観光費、目1観光総務費では、6の(2)観光客滞在環境快適化事業として8,167万6,000円を計上しております。これは、内宮おはらい町周辺の恒常的なトイレ不足及び利用方法の変化に伴う洋式化、多目的化に対応するため、宇治浦田街路広場へトイレを整備するほか、外宮前広場の明かり不足の解消を図るため、照明設備の整備を行うものでございます。 次に、7の(1)全国高校総体おもてなし事業として3,644万9,000円を計上しております。これは、産業観光部が中心となり、庁内、関連団体と連携を図りながら、全国から訪れる関係者に対して、伊勢の魅力を発信し、リピーターの確保につなげようとするものでございます。 次に、目2旅客誘致費では、1の(1)観光情報発信事業として7,999万9,000円を計上しております。これは、雑誌、公共交通機関への広告掲載やデジタルメディアを活用した情報発信のほか、観光PR商品の開発を行い、伊勢の魅力の向上とともに、旅客誘客を図ろうとするものでございます。 次に、1の(5)外国人観光客誘致推進事業として6,503万円を計上しております。これは、外務省が海外で開設する情報発信拠点ジャパン・ハウスと連携し、伊勢の魅力を発信するほか、動画サイトを活用した情報発信を強化し、外国人観光客の誘致を図るものでございます。 次に、128ページをお願いします。 款9土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費では、生活道路の維持に要する経費1億9,532万6,000円を、目3道路新設改良費では、道路側溝の改良に要する経費4億3,727万6,000円を計上しております。 次に、130ページをお願いします。 目6道路整備事業費では、慢性的な渋滞緩和対策として、中村楠部17-1号線、一之木5丁目16号線等の整備に要する経費のほか、安心・安全に通学できる歩行空間の整備に要する経費など2億6,673万4,000円を計上しております。 次に、132ページをお願いします。 項3河川費、目3河川改良費では、集中豪雨及び台風時の浸水被害や重大災害の発生防止を図るため、護岸改良等に要する経費6,600万円を、目4排水路維持費では、ポンプ場の長期補修計画に基づく予防保全、機能更新に関する経費3億1,367万2,000円を、目5排水路整備費では、河川と同様に、浸水被害等の防止を図るため、ポンプ場の更新及び排水路改良に要する経費3億874万8,000円を計上しております。 次に、138ページをお願いします。 項5都市計画費、目2まちづくり推進費では、1の(1)中心市街地再生事業として1億3,688万7,000円を計上しております。これは、伊勢市駅周辺ににぎわいを創出し、中心市街地の活性化を図るため、民間事業者が実施する市街地再開発事業等に支援を行うものでございます。 次に、1の(4)交通施設バリアフリー化事業として483万3,000円を計上しております。これは、平成33年度開催の国民体育大会や全国障害者スポーツ大会に向け、五十鈴川駅のバリアフリー化を行う鉄道事業者に対して助成を行うものでございます。 次に、目5街路事業費3億7,203万8,000円は、本町大湊線等の街路整備及び高向小俣線の測量・設計を行うものでございます。 次に、140ページをお願いします。 目6公園費では、1の(1)宮川堤公園整備事業として7,212万6,000円を計上しております。これは、宮川堤公園東詰広場のトイレ改築等を行うものでございます。 次に、142ページをお願いします。 項6住宅費、目2住宅対策費では、1の(2)空家等対策事業として1,389万9,000円を計上しております。これは、空き家バンク制度を活用し、市外からの移住者等に対して改修費用及び家賃の一部を助成し、空き家の利活用を図ろうとするものでございます。 次に、144ページをお願いします。 款10消防費、項1消防費、目1常備消防費では、各種資機材の購入のほか、高規格救急車の更新に要する経費などを計上したものでございます。 次に、146ページをお願いします。 目4水防費の5,110万7,000円は、水害被害の警戒・軽減を図るため、内水ハザードマップの作成及び河川監視を行う水位計の設置に要する経費を計上したものでございます。 次に、目5災害対策費、148ページに移りまして、3の(4)地域防災力向上支援事業として1,428万5,000円を計上しております。これは、災害からの被害を軽減するため、防災コーディネーターを活用した地域防災活動の支援や防災講習会の開催等に要する経費を計上したものでございます。 次に、4の(2)避難所等整備事業として3,410万円を計上しております。これは、防災備蓄倉庫及び災害用トイレの整備に向けた設計等に要する経費を計上したものでございます。 次に、150ページをお願いします。 款11教育費、項1教育総務費、目3教育振興費では、152ページに移りまして、7の(1)エンジョイイングリッシュ事業として1,217万5,000円を計上しております。これは、小中学生を対象とした英語検定料の助成のほか、外国語指導助手を増員し、市内の保育所・幼稚園等に外国語指導助手を派遣し、外国語によるコミュニケーション能力の素地や基礎を養うほか、国際理解教育の支援を行うものでございます。 次に、目4教育研究所費では、2の(3)子ども輝き生き活き総合推進事業として4,870万7,000円を計上しております。これは、いじめ、不登校の早期発見対応、未然防止に努めるとともに、教職員のカウンセリングマインドの向上を図るための経費等を計上しております。 次に、2の(7)次世代ICT教育推進事業として1億2,473万1,000円を計上しております。これは、わかりやすい授業の構築及び児童生徒の情報活用能力の育成を図るため、ICT教育環境の整備を行おうとするものでございます。 次に、156ページをお願いします。 項2小学校費、目3小学校建設費の6億3,449万円は、神社小学校・大湊小学校統合校及び明野小学校の特別教室棟の整備を行うものでございます。 次に、158ページをお願いします。 項3中学校費、目3中学校建設費の28億5,759万5,000円は、豊浜中学校・北浜中学校の統合校整備を行うもので、平成31年4月の開校を予定しております。 次に、162ページをお願いします。 項5社会教育費、目3文化振興費では、2の(4)指定無形民俗文化財等保存継承事業補助金として380万円を計上しております。これは、記録保存や後継者育成に対する支援を行い、文化財の確実な継承を図ろうとするものでございます。 次に、164ページをお願いします。 2の(10)造船資料保存調査経費として168万5,000円を計上しております。これは、当市の主要産業であった造船業に関する歴史資料について、適切な保存・活用を図るための調査に要する経費を計上したものでございます。 次に、172ページをお願いします。 項6保健体育費、目4体育振興費では、6全国高校総体・国民体育大会開催事業として1億56万1,000円を計上しております。これは、本年7月から8月にかけて開催される全国高校総体の運営等に要する経費を計上したものでございます。 次に、目5体育施設費の4億7,766万7,000円は、小俣総合体育館の天井改修工事のほか、ダイムスタジアム伊勢の照明改修を行うものでございます。 次に、歳入でございますが、14ページをお願いします。 款1市税については、市税全体で161億5,000万円を計上しております。 款2地方譲与税から18ページの款12交通安全対策特別交付金に至る歳入については、地方財政計画等を参考にし、予算計上したものでございます。 次に、款13分担金及び負担金、款14使用料及び手数料、22ページに移りまして、款15国庫支出金、26ページの款16県支出金については、いずれも説明欄に記載のとおりでございまして、それぞれの条例に定める額及び補助要綱等に基づき算出し、計上したものでございます。 次に、42ページをお願いします。 款22市債については、それぞれ説明欄に記載のとおりでございます。 以上で歳入についての説明を終わらせていただきます。 次に、継続費、債務負担行為、地方債について御説明申し上げます。 8ページをお願いします。 第2表継続費でございますが、排水機場維持管理経費ほか2件について、それぞれ2カ年の継続費を設定しております。 第3表債務負担行為でございますが、公共交通再編事業ほか11件について、債務負担行為を設定しております。 次に、10ページをお願いします。 第4表地方債でございますが、平成30年度の事業について、限度額等を計上しております。 次に、1ページをお願いします。 第5条では、一時借入金の限度額を55億円としております。 以上で一般会計予算の説明を終わらせていただきます。 ○議長(西山則夫君) 副市長、ここで一旦いいですか。 ◎副市長(藤本亨君) はい。
    ○議長(西山則夫君) 会議の途中でありますが、10分間休憩をいたします。 △休憩 午前11時02分 △再開 午前11時11分 ○議長(西山則夫君) 休憩前に引き続き会議を続けます。 説明を続けます。 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第2号平成30年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」について御説明を申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げます。 226ページをお願いします。 款2保険給付費では、項1療養諸費で81億2,013万9,000円、228ページに移りまして、項2高額療養費で11億5,650万円を計上しております。 次に、236ページをお願いします。 款3国民健康保険事業費納付金で32億6,074万3,000円を計上しております。これは、国民健康保険制度の広域化により、保険財政が県に一元化されたことに伴い、医療給付費、後期高齢者支援金及び介護納付金に要する経費を三重県に支出するものでございます。 次に、242ページをお願いします。 款4保健事業費、項1特定健康診査等事業費で1億8,518万3,000円を計上しております。これは、医療保険者に義務づけられた生活習慣病に関する特定健康診査と特定保健指導を実施するものでございます。 次に、歳入でございますが、210ページをお願いします。 款1国民健康保険料では、保険料の収納率を一般被保険者現年賦課分で93%、退職被保険者等現年賦課分で96%を見込み、23億3,520万6,000円を計上したものでございます。 次に、212ページをお願いします。 款3県支出金では、保険給付費を初め、保険者努力支援交付金等で95億2,657万4,000円を計上しております。 次に、款5繰入金、項1他会計繰入金では、一般会計からの繰り入れ9億1,885万4,000円を計上し、214ページに移りまして、項2基金繰入金では、保険料負担の軽減を図るため、2億円を財政調整基金から繰り入れるものでございます。 以上で国民健康保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、269ページをお願いします。 「議案第3号平成30年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算」について御説明を申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げますので、282ページをお願いします。 款2後期高齢者医療広域連合納付金29億4,983万4,000円は、制度の運営主体であります三重県後期高齢者医療広域連合への負担金でございます。 次に、歳入でございますが、276ページをお願いします。 款1後期高齢者医療保険料では、保険料の賦課を行う三重県後期高齢者医療広域連合の算定に基づき、12億6,248万5,000円を計上しております。 次に、款2繰入金17億5,531万2,000円は、三重県後期高齢者医療広域連合への負担金及び市における事務費等に要する財源として一般会計から繰り入れるものでございます。 以上で後期高齢者医療特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、295ページをお願いします。 「議案第4号平成30年度伊勢市介護保険特別会計予算」について御説明を申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げます。 314ページをお願いします。 款2保険給付費125億8,724万円は、第7期介護保険事業計画のサービス量を勘案し、所要額を計上したものでございます。 次に、316ページをお願いします。 款3地域支援事業費、項1地域支援事業費、目1介護予防・日常生活支援総合事業費3億6,390万円は、地域の実情に応じた支え合いの体制づくりを推進し、要支援者に対する効果的かつ効率的な支援を行う経費を計上したものでございます。 次に、目2包括的支援事業・任意事業費2億2,957万4,000円は、地域包括支援センターに専門職の保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士を配置する経費のほか、高齢者に対する生活支援サービスを提供する経費等を計上したものでございます。 次に、歳入でございますが、302ページをお願いします。 款1保険料27億8,096万4,000円は、第7期介護保険事業計画に基づき設定された保険料を基本に、65歳以上の第1号被保険者に納めていただく保険料を計上したものでございます。 次に、款2国庫支出金33億2,524万1,000円は、保険給付に係る国の負担分及び保険者間の財政力格差を調整するための交付金を計上したものでございます。 次に、款3支払基金交付金34億9,680万7,000円は、保険給付及び地域支援事業に係る第2号被保険者の負担分を計上したものでございます。 次に、304ページをお願いします。 款6繰入金、項1一般会計繰入金19億9,027万1,000円は、介護給付費及び事務費等に要する財源として一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、項2基金繰入金2億3,355万9,000円は、第1号被保険者の負担軽減を図るため、介護給付費準備基金から繰り入れるものでございます。 以上で介護保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、335ページをお願いします。 「議案第5号平成30年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」について御説明を申し上げます。 まず、歳入について御説明を申し上げます。 342ページをお願いします。 款1事業収入は、貸付者からの返済金を計上しております。 次に、歳出でございますが、344ページをお願いします。 款1総務費で貸付金の徴収等に要する事務費、346ページに移りまして、款2公債費で償還年次表に基づく元利償還金をそれぞれ計上しております。 以上で住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、351ページをお願いします。 「議案第6号平成30年度伊勢市観光交通対策特別会計予算」について御説明を申し上げます。 まず、歳入について御説明を申し上げます。 358ページをお願いします。 款4繰入金1億9,771万円は、観光対策、渋滞緩和対策の推進を図るため、観光交通対策基金から繰り入れるものでございます。 次に、歳出でございますが、360ページをお願いします。 款1観光交通対策事業費、項1管理費、目1管理費、1の(1)駐車場管理運営経費5億9,549万5,000円は、駐車場の管理運営に要する経費、伊勢地域観光交通対策協議会への負担金のほか、パーク&バスライドの駐車場用地の確保に要する経費を計上したものでございます。 次に、3の(1)一般会計繰出金1億1,077万6,000円は、一般会計で実施する内宮周辺の環境整備等に対して繰り出すものでございます。 以上で観光交通対策特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、367ページをお願いします。 「議案第7号平成30年度伊勢市土地取得特別会計予算」について御説明を申し上げます。 まず、歳入について御説明を申し上げます。 374ページをお願いします。 款2繰入金12億1,657万5,000円は、公有地確保を推進するため、土地開発基金から繰り入れるものでございます。 次に、歳出でございますが、378ページをお願いします。 款1用地取得事業費、項2事業費において、公共事業用地及び公共事業代替用地の先行取得に要する経費を計上しております。 以上で土地取得特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、383ページをお願いします。 「議案第8号平成30年度伊勢市病院事業会計予算」について御説明を申し上げます。 まず、第2条業務の予定量でございますが、年間患者数、1日平均患者数等を記載のとおり予定しております。 主要な建設改良事業としては、新病院建設工事等の建設事業を予定しております。 次に、387ページをお願いします。 収益的収支でございますが、収入においては、款1病院事業収益、項1医業収益では、入院収益、外来収益及び他会計負担金等で53億8,033万円、項2健診収益では、健診センターにおける人間ドック等の公衆衛生活動収益等で3億2,794万4,000円、項3医業外収益では、他会計補助金、他会計負担金等で11億5,973万7,000円、項4特別利益では、既存病院の除却に伴う長期前受金戻入等で4億2,049万4,000円、それらを合わせました病院事業収益として72億8,850万5,000円を予定しております。 次に、支出でございますが、款1病院事業費用、項1医業費用では、事業運営に必要な給与費、388ページに移りまして、材料費、経費等で63億5,745万4,000円、項2健診費用では、健診センター運営に必要な給与費、材料費、経費等で1億6,985万1,000円、項3医業外費用では、企業債利息、消費税雑損失等で9億696万5,000円、389ページに移りまして、項4特別損失では、既存病院の除却に伴う費用で10億6,577万9,000円、それらを合わせました病院事業費用として85億104万9,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純損失は、消費税を除き13億55万7,000円となる見込みでございます。 次に、資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1負担金では、一般会計からの負担金で1億8,556万円、項2企業債では、新病院建設事業等に伴う企業債で57億760万円、項4出資金では、新病院建設事業に対する一般会計からの出資金で18億3,520万円、項5国庫補助金では4億519万3,000円、それらを合わせました資本的収入として82億3,135万3,000円を予定しております。 次に、390ページをお願いします。 支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費、目1資産購入費では、器械備品の購入費で2億4,000万円、目4新病院建設事業費では、建設工事等で77億7,101万円、項2企業債償還金では2億9,024万円2,000円、項3投資では、医師及び看護師奨学金で6,300万円、それらを合わせました資本的支出として85億3,138万4,000円を予定しております。 以上により、資本的収支においては3億3万1,000円の不足となる予定でございますが、当年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。 次に、384ページをお願いします。 第5条以降に債務負担行為等の必要事項についても定めております。 また、391ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料にそれぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が平成30年度の病院事業会計予算の概要でございますが、新病院開院に向けて、経費削減はもとより、医療の質の向上と良質な医療の提供、福祉の増進に努めるとともに、健全で安定的な病院運営に努力していく所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、409ページをお願いします。 「議案第9号平成30年度伊勢市水道事業会計予算」について御説明申し上げます。 まず、第2条業務の予定量でございますが、過去の実績と昨今の状況を勘案し、上水道事業と簡易水道事業を合わせまして、給水戸数、年間総給水量、一日平均給水量を記載のとおり予定しております。 主要な建設改良事業としては、送配水管・施設新設及び更新事業を初め、老朽管更新事業等を予定しております。 次に、412ページをお願いします。 収益的収支でございますが、収入においては、款1水道事業収益、項1営業収益では、給水収益等で25億2,914万6,000円、項2営業外収益では、長期前受金戻入等で2億7,364万7,000円、それらを合わせました水道事業収益として28億498万5,000円を予定しております。 次に、413ページをお願いします。 支出でございますが、款1水道事業費用、項1営業費用では、事業運営に必要な給与費、委託料、受水費及び減価償却費等で23億2,910万2,000円、415ページに移りまして、項2営業外費用では、企業債利息等で1億3,150万8,000円、それらを合わせました水道事業費用として24億8,348万8,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き2億5,304万3,000円となる見込みでございます。 次に、416ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1企業債では、基幹配水管敷設及び敷設替事業等に伴う企業債で3億円、項2負担金では、工事負担金等で1億6,591万7,000円、項3出資金の2,900万円を合わせました資本的収入として4億9,491万7,000円を予定しております。 次に、支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費では、配水本管の新規敷設、更新を初め、水源地施設の更新等で17億2,765万2,000円、417ページに移りまして、項2投資では2億円、項3償還金の3億4,270万5,000円を合わせました資本的支出として22億7,035万7,000円を予定しております。 以上により、資本的収支においては17億7,544万円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 次に、410ページをお願いします。 第5条以降に債務負担行為等の必要事項についても定めております。 また、418ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料にそれぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が平成30年度の水道事業会計予算の概要でございます。 給水人口の減少や節水意識の向上などから、使用水量は逓減の状態にあり、一方では、配水管等の更新事業が不可欠となっておりますが、経費節減を行い、効率的で健全な事業の継続に努め、給水サービスの向上に努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、439ページをお願いします。 「議案第10号平成30年度伊勢市下水道事業会計予算」について御説明を申し上げます。 まず、第2条業務の予定量でございますが、現在の下水道への接続実績と流域関連公共下水道の供用区域拡大に伴う新規接続見込みを勘案し、排水戸数、年間総排水量、一日平均排水量を記載のとおり予定しております。 主な建設改良事業としては、汚水管渠敷設事業及びポンプ場更新事業等を予定しております。 次に、442ページをお願いします。 収益的収支でございますが、収入においては、款1下水道事業収益、項1営業収益では、下水道使用料及び他会計負担金等で13億9,129万9,000円、項2営業外収益では、他会計負担金、他会計補助金及び長期前受金戻入等で23億6,843万2,000円、それらを合わせました下水道事業収益として37億5,973万1,000円を予定しております。 次に、443ページをお願いします。 支出でございますが、款1下水道事業費用、項1営業費用では、事業運営に必要な給与費、流域下水道維持管理負担金、委託料及び減価償却費等で29億801万3,000円、445ページに移りまして、項2営業外費用では、企業債利息等で5億5,560万2,000円、それらを合わせました下水道事業費用として34億7,361万5,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き1億4,161万4,000円となる見込みでございます。 次に、446ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1企業債では、流域関連公共下水道事業等に伴う企業債で19億9,770万円、項2負担金では、他会計負担金等で2億7,528万6,000円、項3国庫補助金の10億2,850万円を合わせました資本的収入として33億148万6,000円を予定しております。 次に、447ページをお願いします。 支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費では、年次計画に基づく流域関連公共下水道整備区域の汚水管渠整備を初め、ポンプ場の更新、流域下水道建設負担金等34億6,357万5,000円、448ページに移りまして、項2企業債償還金では13億9,168万6,000円、それらを合わせました資本的支出として48億5,681万1,000円を予定しております。 以上により、資本的収支においては15億5,532万5,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 次に、440ページをお願いします。 第5条以降に債務負担行為等の必要事項についても定めております。 また、449ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料にそれぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が平成30年度の下水道事業会計予算の概要でございます。 流域関連公共下水道の供用区域の拡大を進めるとともに、下水道接続率の向上及び経費節減を図り、事業の健全経営になお一層の努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 以上、「議案第1号平成30年度伊勢市一般会計予算」外9件について補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 以上で議案第1号外9件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第11号外9件一括上程、説明 ○議長(西山則夫君) 次に、審議の都合により、日程第13、「議案第11号平成29年度伊勢市一般会計補正予算(第8号)」から、日程第22、「議案第20号平成29年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第3号)」に至る10件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま一括上程されました「議案第11号平成29年度伊勢市一般会計補正予算(第8号)」外9件について御説明申し上げます。 今回の補正は、通常の最終的な計数整理に伴う補正予算計上を行ったもので、以下、今回補正をお願いしている各会計について、主なものを御説明申し上げます。 まず、「議案第11号平成29年度伊勢市一般会計補正予算(第8号)」については、20億7,891万円の減額となっております。 歳入において追加をする主なものは、市民税、固定資産税、地方消費税交付金、地方交付税、公立学校施設整備費国負担金、繰越金、自然災害防止事業債、臨時財政対策債等でございまして、減額をする主なものは、社会資本整備総合交付金、財政調整基金繰入金、減債基金繰入金、地域振興基金繰入金、市町村合併特例事業債、学校教育施設等整備事業債、道路橋梁災害復旧事業債等でございます。 以上が歳入の概要ですが、以下、順を追って歳出の主なものを御説明申し上げます。 まず、総務費においては、勧奨退職者等の退職手当の支給に要する経費では追加を、住民情報システム管理経費、本庁舎改修事業では減額を行っております。 民生費においては、放課後児童対策事業では追加を、介護保険特別会計繰出金、児童手当支給事業、臨時保育士等経費では減額を行い、そのほか社会福祉費、老人福祉費、児童福祉費、生活保護費等の経費については、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 衛生費においては、病院事業繰出金、伊勢広域環境組合負担金で減額を行っております。 農林水産業費においては、森林整備事業では追加、多面的機能支払交付金事業、県営事業負担金、排水機等補修事業では減額を行い、そのほか農業費、林業費、水産業費の経費について、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 土木費においては、道路新設改良事業、道路整備事業、中心市街地再生事業で減額を行い、そのほか道路・河川・都市計画事業等の経費については、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 消防費においては、消防団員報償等経費で追加を行い、そのほか常備消防、非常備消防、災害対策等の経費について、それぞれ実績見込みにより減額を行っております。 教育費においては、豊浜中学校・北浜中学校統合校整備事業で減額を行い、そのほか小中学校・保健体育等の経費について、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 公債費においては、市債償還の元金で追加を、市債利子で減額を行っております。 なお、歳出予算に関連し、継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債についても、それぞれ補正をしております。 次に、「議案第12号平成29年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」については、4億5,933万7,000円の減額を行っております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、主に、歳入では国民健康保険料及び共同事業交付金、歳出では保険給付費及び共同事業拠出金の実績見込みにより補正を行ったものでございます。 次に、「議案第13号平成29年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」については、9,346万1,000円の追加となっております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、主に一般会計への償還金の追加補正を行ったものでございます。 次に、「議案第14号平成29年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号)」については、1億655万8,000円の減額を行っております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、保険給付費の実績見込みにより補正を行ったものでございます。 次に、「議案第15号平成29年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」については、繰越金の追加とそれに伴う住宅新築資金等貸付事業基金への積み立て等により、222万6,000円の追加となっております。 次に、「議案第16号平成29年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第1号)」については、1億1,356万4,000円の追加となっております。これは、歳入では事業収入及び繰越金、歳出では観光交通対策基金への積立金の追加補正を行ったものでございます。 次に、「議案第17号平成29年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)」については、事業費の実績見込みにより、8億9,011万2,000円の減額となっております。 次に、「議案第18号平成29年度伊勢市病院事業会計補正予算(第4号)」については、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき、必要額及び不用額の補正を行っております。そのほか、事業費に関連し、企業債、支出予算の流用等についても補正を行っております。 次に、「議案第19号平成29年度伊勢市水道事業会計補正予算(第3号)」については、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき、必要額及び不用額の補正を行っております。そのほか、事業費に関連し、企業債についても補正を行っております。 次に、「議案第20号平成29年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第3号)」については、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき、必要額及び不用額の補正を行っております。そのほか、事業費に関連し、企業債及び他会計からの補助金についても補正を行っております。 以上、「議案第11号平成29年度伊勢市一般会計補正予算(第8号)」外9件について御説明を申し上げました。 詳細につきましては副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 会議の途中でありますが、午後1時まで休憩をいたします。 △休憩 午前11時43分 △再開 午後0時57分 ○議長(西山則夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 説明を続けます。 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第11号平成29年度伊勢市一般会計補正予算(第8号)」外9件について、補足の御説明を申し上げます。 まず、「議案第11号平成29年度伊勢市一般会計補正予算(第8号)」について御説明申し上げます。 歳出から主なものについて御説明申し上げますので、補正予算書の38ページをお願いします。 款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費3,994万2,000円の追加は、希望退職に伴う退職手当及び退職手当組合負担金並びに他会計への退職手当負担金を追加するものでございます。 次に、42ページをお願いします。 目16財産管理費1億5,830万6,000円の減額は、本庁舎改修事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、64ページをお願いします。 款3民生費、項2老人福祉費、目1老人福祉推進費6,291万2,000円の減額は、介護保険給付費の実績見込み等に基づき、介護保険特別会計繰出金を減額するものでございます。 次に、66ページをお願いします。 項3児童福祉費、目2児童措置費5,879万3,000円の減額は、児童手当支給事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、目4児童福祉施設費8,903万8,000円の減額は、臨時保育士等経費の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、78ページをお願いします。 款4衛生費、項1保健衛生費、目2保健センター費4,832万4,000円の減額は、新病院建設事業の実績見込みに基づき、病院事業出資金を減額するものでございます。 次に、88ページをお願いします。 款6農林水産業費、項1農業費、目6農地費2億1,461万1,000円の減額は、県営事業の事業費変更に伴い、県営事業負担金を減額するものでございます。 次に、90ページをお願いします。 項2林業費、目2林業振興費1,178万5,000円の追加は、みえ森と緑の県民税市町交付金の追加交付に伴い、森林づくり基金に積み立てを行うものでございます。 次に、100ページをお願いします。 款9土木費、項2道路橋梁費、目3道路新設改良費8,106万1,000円、目6道路整備事業費1億1,215万2,000円の減額は、いずれも各事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、106ページをお願いします。 項5都市計画費、目2まちづくり推進費9,006万4,000円の減額は、中心市街地再生事業の計画期間の見直しに伴い、減額するものでございます。 次に、120ページをお願いします。 款11教育費、項3中学校費、目3中学校建設費1億4,425万9,000円の減額は、豊浜中学校・北浜中学校統合校整備事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、138ページをお願いします。 款13公債費、項1公債費、目2利子3,127万5,000円の減額は、平成28年度借り入れの地方債を、予算計上時の想定利率より低利で借り入れたことによる償還利息の減額でございます。 次に、歳入でございますが、14ページをお願いします。 款1市税では、項1市民税で8,400万円、項2固定資産税で6,800万円、項3軽自動車税で1,800万円を追加、項4市たばこ税で2,000万円を減額することとし、全体では1億5,000万円を追加し、165億9,000万円とするものでございます。 次に、款6地方消費税交付金で1億400万円、16ページに移りまして、款11地方交付税で1億1,523万7,000円を追加、款13分担金及び負担金で3,484万4,000円を減額しておりますが、これは収入実績等を勘案したものでございます。 次に、20ページをお願いします。 款15国庫支出金で2億8,995万円、22ページに移りまして、款16県支出金で1億2,409万4,000円の減額を、それぞれの事業実績に基づいて行っております。 次に、28ページをお願いします。 款19繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金では、今回の補正予算の計数を整理し、その他の財源確保を図った結果、11億6,800万円の減額としております。 次に、32ページから35ページにかけての款22市債でございますが、全体で8億9,270万円の減額としております。これは、市町村合併特例事業債、学校教育施設等整備事業債の減額によるものでございます。 次に、6ページをお願いします。 第2表継続費補正でございますが、本庁舎改修事業ほか1事業について、平成29年度事業費の実績見込みに基づき、事業費総額及び年割額を変更するものでございます。 次に、第3表繰越明許費補正でございますが、水道事業出資金ほか14事業を追加、7ページに移りまして、創業支援事業ほか3事業の限度額を変更するものでございます。繰り越しの主な理由としては、地元及び関係機関との調整に不測の日数を要したことなどによるもので、事業の推進になお一層努力をしてまいりたいと存じます。 次に、8ページをお願いします。 第4表債務負担行為補正でございますが、健幸ポイント事業ほか1件を追加、高齢者福祉システム導入業務委託ほか1件を廃止し、コンビニエンスストア収納代行業務委託ほか4件について、限度額を変更するものでございます。 次に、9ページをお願いします。 第5表地方債補正でございますが、自然災害防止事業債を追加し、そのほか各事業について事業費を精査し、廃止及び限度額を変更するものでございます。 次に、「議案第12号平成29年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」について御説明を申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げますので、166ページをお願いします。 款2保険給付費2億4,000万円の減額は、一般被保険者療養給付費及び退職被保険者等療養給付費の給付見込みによるものでございます。 次に、180ページをお願いします。 款7共同事業拠出金1億9,000万円の減額は、保険財政共同安定化事業拠出金の減額に伴うものでございます。 次に、歳入でございますが、156ページをお願いします。 款1国民健康保険料2億9,719万3,000円の減額は、保険料率の改定等に伴うものでございます。 次に、160ページをお願いします。 款7共同事業交付金1億8,489万9,000円の減額は、保険財政共同安定化事業交付金の減額によるものでございます。 次に、「議案第13号平成29年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」ついて御説明を申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げます。 202ページをお願いします。 款2後期高齢者医療広域連合納付金では、広域連合予算の補正に伴い、2,967万4,000円を追加しております。 次に、204ページをお願いします。 款4諸支出金6,546万9,000円の追加は、療養給付費負担金等の過年度精算金を一般会計へ償還するものでございます。 次に、歳入でございますが、196ページをお願いします。 款1後期高齢者医療保険料1,106万5,000円の減額は、収納額の見込みによるものでございます。 次に、款4諸収入6,256万3,000円の追加は、療養給付費負担金の過年度精算による広域連合からの返還金等でございます。 次に、「議案第14号平成29年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号)」について御説明を申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げます。 224ページをお願いします。 款2保険給付費では、実績見込みにより、1億3,622万円を減額しております。 次に、228ページをお願いします。 款4基金積立金8,929万6,000円の追加は、今回の補正予算編成で生じた歳入歳出差し引きの剰余を介護給付費準備基金に積み立てするものでございます。 次に、歳入でございますが、216ページをお願いします。 款1保険料、款2国庫支出金、款3支払基金交付金及び款4県支出金の増減は、それぞれ実績見込み及び変更の交付見込み額を計上したものでございます。 次に、218ページをお願いします。 款6繰入金2億3,131万3,000円の減額は、今回の計数整理により、その他の財源確保を図った結果、取り崩しを予定しておりました介護給付費準備基金を減額するものでございます。 次に、「議案第15号平成29年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明を申し上げます。 233ページをお願いします。 今回の補正は222万6,000円の追加でございまして、補正後の予算額を939万1,000円としております。 歳出の補正としては、242ページに記載してございますように、住宅新築資金等貸付事業基金積立金の追加によるものでございます。 次に、「議案第16号平成29年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第1号)」について御説明を申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げます。 256ページをお願いします。 款1観光交通対策事業費1億1,356万4,000円の追加は、駐車場管理運営経費7,644万4,000円を減額、観光交通対策基金への積立金1億9,000万円を追加するものでございます。 次に、歳入でございますが、254ページをお願いします。 款1事業収入3,400万円の追加は、市営宇治駐車場の収入増によるものでございます。 次に、「議案第17号平成29年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)」について御説明を申し上げます。 261ページをお願いします。 今回の補正は8億9,011万2,000円の減額でございまして、補正後の予算額を1億5,673万8,000円としております。 これは、272ページ、款1用地取得事業費、項2事業費において、実績見込みに基づき、8億5,829万6,000円を減額するものでございます。 次に、「議案第18号平成29年度伊勢市病院事業会計補正予算(第4号)」について、実施計画に基づき御説明申し上げます。 279ページをお願いします。 今回の補正は、実績等に基づき、最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では、款1病院事業収益、項1医業収益2億1,396万円の減額は、目1入院収益で患者数の減少を見込んだものでございます。 次に、項2健診収益1,453万4,000円の追加は、健診・ドック受診者数の増加を見込んだものでございます。 次に、項3医業外収益3,059万7,000円の追加は、目3その他医業外収益で退職手当負担金等を追加するものでございます。 次に、支出でございますが、款1病院事業費用、項1医業費用1億644万8,000円の減額は、目1給与費の減額によるものでございます。 次に、280ページをお願いします。 項3医業外費用1,514万8,000円の減額は、目3雑損失の減額によるものでございます。 以上により、収益的収支における当年度純損失は、消費税を除き3億9,690万8,000円となる見込みでございます。 次に、資本的収支でございますが、収入では、款1資本的収入、項1負担金732万円の追加は、医師及び看護師奨学金の増加に伴う一般会計繰入金でございます。 次に、項2企業債1億5,540万円の減額は、新病院建設事業費の減額に伴うものでございます。 次に、項3寄附金1,156万1,000円の追加は、伊勢市新病院整備基金への寄附金でございます。 次に、項4出資金5,180万円の減額は、新病院建設事業費の減額に伴い、一般会計出資金を減額するものでございます。 次に、281ページをお願いします。 支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費2億687万4,000円の減額は、新病院建設事業費の工事請負費等の減額によるものでございます。 次に、項4基金積立金2,882万8,000円の追加は、医師及び看護師奨学基金及び伊勢市新病院整備基金への積み立てを行うものでございます。 以上の結果、資本的収支において2億617万6,000円の不足となる予定でございますが、当年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 以上により、第3条、第4条の収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連して、第2条で業務の予定量を初め、それぞれ必要額等の補正をしております。 次に、「議案第19号平成29年度伊勢市水道事業会計補正予算(第3号)」について、実施計画に基づき御説明を申し上げます。 293ページをお願いします。 今回の補正は、実績等に基づき、最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では、款1水道事業収益、項1営業収益937万6,000円の追加は、目1給水収益の増収によるものでございます。 次に、項2営業外収益1,687万7,000円の追加は、目2長期前受金戻入によるものでございます。 次に、項4特別利益775万8,000円の追加は、有価証券売却益によるものでございます。 次に、支出でございますが、款1水道事業費用、項1営業費用9,466万6,000円の減額は、目2配水及び給水費における委託料、目6資産減耗費の減額によるものでございます。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き3億7,082万4,000円となる見込みでございます。 次に、294ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入では、款1資本的収入、項1企業債で2,500万円、項2負担金で1,437万5,000円を追加、項3出資金で1,220万円を減額しております。これは、対象事業の実績見込みにより調整を行うものでございます。 次に、項4固定資産売却代金9,803万3,000円の追加は、有価証券の売却によるものでございます。 次に、295ページをお願いします。 支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費3,606万円の減額は、目1原水施設費、目2配水及び給水施設費における工事請負費の減額によるものでございます。 以上の結果、資本的収支において15億2,992万円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。 以上により、第3条、第4条の収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連して、第2条で業務の予定量を初め、それぞれ必要額等の補正をしております。 次に、「議案第20号平成29年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第3号)」について、実施計画に基づき御説明申し上げます。 307ページをお願いします。 今回の補正は、実績等に基づき、最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では、項2営業外収益1,499万4,000円の減額は、目2他会計負担金の減額によるものでございます。 次に、支出でございますが、款1下水道事業費用、項1営業費用2,103万1,000円の減額は、目9汚水減価償却費、308ページに移りまして、目11資産減耗費の減額によるものでございます。 次に、項2営業外費用2,038万6,000円の減額は、企業債利息の減額によるものでございます。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き1億8,931万2,000円となる見込みでございます。 次に、資本的収支でございますが、収入では、款1資本的収入、項1企業債で500万円、項2負担金で640万9,000円、項3国庫補助金で660万円をそれぞれ追加しておりますが、これは対象事業の実績見込みにより調整を行うものでございます。 次に、支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費2,186万4,000円の追加は、流域関連公共下水道事業及びポンプ場更新事業の増額によるものでございます。 以上の結果、資本的収支においては14億3,193万4,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。 以上により、第3条、第4条で収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連して、第2条で業務の予定量を初め、それぞれ必要額等の補正をしております。 以上、「議案第11号平成29年度伊勢市一般会計補正予算(第8号)」外9件について補足の御説明を申し上げました。何とぞ、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 以上で議案第11号外9件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第21号外23件一括上程、説明 ○議長(西山則夫君) 次に、審議の都合により、日程第23、「議案第21号伊勢市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正について」から日程第46、「議案第44号伊勢市病院事業の設置等に関する条例等の一部改正について」に至る24件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま一括上程されました「議案第21号伊勢市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正について」外23件について御説明を申し上げます。 最初に、「議案第21号伊勢市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正について」は、旅館業法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第22号伊勢市附属機関条例の一部改正について」は、社会福祉法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第23号伊勢市地域包括ケア推進協議会条例の一部改正について」は、伊勢市地域包括ケア推進協議会の所掌事務に係る規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第24号伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例の一部改正について」は、児童福祉法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第25号伊勢市職員給与条例の一部改正」につきましては、平成30年4月から平成31年3月までの間、地域手当を支給しないこととするため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第26号伊勢市職員退職手当支給条例等の一部改正について」は、国家公務員退職手当法等の一部改正に準じ、退職手当の支給額を減額するとともに、地方独立行政法人法の一部改正に伴う所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第27号伊勢市手数料徴収条例の一部改正について」は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、貯蔵所の設置の許可の申請に係る審査等の手数料を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第28号伊勢市奨学金支給条例の一部改正について」は、奨学金の支給の対象者を改めるほか、その他規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第29号伊勢市体育施設条例の一部改正について」は、伊勢市市営庭球場、伊勢フットボールヴィレッジ及び小俣児童体育館について、新たな設備を整備したことに伴い、使用料等について規定するため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第30号伊勢市立学校施設の開放に関する条例の一部改正について」は、港中学校のプールを廃止することに伴い、当該施設を開放する施設の対象から除くため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第31号伊勢市文化財保護条例の一部改正について」は、指定無形民俗文化財以外の無形の民俗文化財の記録の作成等について定めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第32号伊勢市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準等に関する条例の一部改正について」は、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第33号伊勢市立保育所条例の一部改正について」は、伊勢市立大世古保育所について、民間事業者へ移管するに当たり廃止をするため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第34号伊勢市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について」は、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴い、保険料を徴収すべき被保険者の範囲を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第35号伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料の基礎賦課総額等の算定方法、賦課限度額及び減額賦課に係る所得判定基準を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第36号伊勢市介護保険条例の一部改正について」は、保険料率の改定を行うとともに、介護保険法施行令の一部改正に伴い、保険料率の段階の判定に用いる合計所得金額に係る見直しを行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第37号伊勢市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、事業の人員等に関する基準を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第38号伊勢市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について」は、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、事業の人員、運営等に関する基準を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第39号伊勢市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について」は、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、指定介護予防支援等の事業の運営等に関する基準を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第40号伊勢市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について」は、介護保険法の一部改正に伴い、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第41号伊勢市ふるさと未来づくり条例の一部改正について」は、伊勢市ふるさと未来づくり推進委員会を設置するため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第42号伊勢市都市公園条例の一部改正について」は、都市公園法施行令の一部改正に伴い、運動施設の敷地面積の基準を定めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第43号伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、補償基礎額の加算額について改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第44号伊勢市病院事業の設置等に関する条例等の一部改正について」は、病院事業管理者の職務の範囲を見直し、医療法上の病院の管理者の職務を除くこととするとともに、これに伴い病院事業管理者の給与を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 詳細につきましては副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第21号伊勢市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正について」外23件について、補足の御説明を申し上げます。 まず、「議案第21号伊勢市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 条例関係の議案書の2ページをお願いします。 旅館業には、ホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業、下宿営業の4種があります。このうち、旅館業法の改正により、「ホテル営業」及び「旅館営業」が、「旅館・ホテル営業」に統合されることになりましたので、規定の整備を行おうとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年6月15日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第22号伊勢市附属機関条例の一部改正について」御説明申し上げます。 5ページをお願いします。 社会福祉法が改正され、市町村地域福祉計画を定めている法第107条が、1項建てから3項建てになりますため、規定の整備を行おうとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第23号伊勢市地域包括ケア推進協議会条例の一部改正について」御説明申し上げます。 12ページをお願いします。 伊勢市地域包括ケア推進協議会の所掌事務について、介護予防に関する事項を明文化するため、条例を改正しようとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第24号伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例の一部改正について」御説明を申し上げます。 15ページをお願いします。 児童福祉法が改正され、条例において引用する条項が移動したため、規定の整備を行おうとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月2日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第25号伊勢市職員給与条例の一部改正について」御説明申し上げます。 18ページをお願いします。 条例の本則で、地域手当の支給割合を4%と定めておりますが、社会経済情勢を鑑み、平成30年度も地域手当を支給しないこととするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第26号伊勢市職員退職手当支給条例等の一部改正について」御説明申し上げます。 21ページをお願いします。 人事院の調査の結果、国家公務員の退職手当額が民間を約78万1,000円上回っていることから、官民均衡を図るため、国家公務員退職手当法が改正をされました。 今回の条例改正は、法の改正と同様の措置を講じるものでございまして、官民較差の調整を図るために設けられた調整率を「100分の87」から「100分の83.7」へ引き下げることで支給額を減額しようとするものでございます。 また、地方独立行政法人法が改正され、条例において引用している一般地方独立行政法人の定義を定める箇所が変わりましたことに伴う規定の整備をあわせて行おうとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第27号伊勢市手数料徴収条例の一部改正について」御説明申し上げます。 28ページをお願いします。 これは、政令で全国的に統一して定められている手数料の標準額が改正されたことに伴い、危険物の貯蔵所設置の許可の申請に係る審査等の手数料の額を議案に記載のとおり改めようとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第28号伊勢市奨学金支給条例の一部改正について」御説明申し上げます。 45ページをお願いします。 奨学金の支給の対象者について、現在、大学、高校に相当するものとして取り扱っております中等教育学校の後期過程及び高等専門学校を条例において明文化するほか、これに伴う規定の整備等を行うものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第29号伊勢市体育施設条例の一部改正について」御説明申し上げます。 50ページをお願いします。 伊勢市市営庭球場において温水シャワーを、伊勢フットボールヴィレッジにおいて新設したクラブハウスの冷暖房設備をそれぞれ設置したことに伴い、使用料を定めようとするものでございます。また、小俣児童体育館においては、老朽化したミニバスケットボールのゴールを撤去することから、利用の区分を改めますとともに、放送設備の設置に伴い、利用料を定めようとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第30号伊勢市立学校施設の開放に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 57ページをお願いします。 港中学校のプールについては、平成30年に解体を予定しておりますので、開放する施設の対象から除こうとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第31号伊勢市文化財保護条例の一部改正について」御説明申し上げます。 62ページをお願いします。 文化財については、文化財保護法、三重県条例、伊勢市条例により、国、県、市のそれぞれが制度を定めて保存と活用に努めております。 このたびの条例改正は、市内に伝承されております無指定の民俗芸能の保存継承のため、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択し、記録保存を図っていく制度を、法律や三重県条例に倣い、市においても設けようとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第32号伊勢市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準等に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 68ページをお願いします。 条例において引用している法律の改正があり、引用する条項が移動したため、規定の整備を行おうとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第33号伊勢市立保育所条例の一部改正について」御説明申し上げます。 71ページをお願いします。 これは、伊勢市の就学前の子どもの教育・保育に関する施設整備計画に基づき、大世古保育所を民間へ移管するにつき、条例改正を行うものでございます。 移管先については、公募を行い、社会福祉法人洗心福祉会を選定いたしました。 なお、この条例は、移管の期日として、平成31年4月1日から施行しようとするものでございますが、平成30年度は十分な引き継ぎの期間を設けるなど、移管に向けて準備を進めてまいります。 次に、「議案第34号伊勢市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 74ページをお願いします。 国民健康保険や後期高齢者医療制度においては、自治体の区域を越えて施設等へ入所して住所が変わった場合、施設等の所在地の自治体ではなく、入所前の住所の自治体が保険者となる住所地特例の制度が設けられています。 しかし、現在は、75歳に到達して国民健康保険から後期高齢者医療に加入した場合は、制度が異なるため、住所地特例は引き継がれません。 例えば、愛知県の施設に入所して住所が変わっても、国民健康保険の場合は、そのまま伊勢市が保険者ですが、入所中に75歳になって後期高齢者医療に加入した場合は、愛知県の広域連合が保険者となります。 このたびの条例改正は、法改正によりまして、後期高齢者医療の加入時の住所地特例について、国民健康保険の住所地特例を引き継ぐよう見直しが行われましたので、保険料の徴収関係において、該当者の保険料は伊勢市が徴収することとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第35号伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」御説明申し上げます。 79ページをお願いします。 これは、国民健康保険法施行令の改正に伴うものでございます。 平成30年4月からの制度改正により、国民健康保険は、市町村の運営から都道府県が財政運営の責任主体となって、都道府県と市町村により運営されることとなります。 今回の条例改正の主な内容は、この制度改正に伴うものと、例年行われております賦課限度額の見直し等の、大きく2つの理由による改正となっております。 まず、制度改正に伴うものとして、保険料の計算をする際の費用の算定項目として、新たに県に納付することとなる国民健康保険事業費納付金を計上するなど、基礎賦課総額、後期高齢者支援金等賦課総額及び介護納付金賦課総額の算定方法を改めるほか、県も国民健康保険の事務を行うことによる規定の整備等を行おうとするものでございます。 続いて、賦課限度額の見直し等としまして、条例第22条において、賦課限度額を「54万円」から「58万円」に引き上げますとともに、保険料軽減対象世帯の拡大のため、所得判定基準額の見直しを行おうとするものでございます。 また、これらの改正のほか、倒産、雇いどめ等により非自発的な離職をした特例対象被保険者等に係る届け出の手続に関し、マイナンバー制度の情報連携により確認が可能となることに伴う規定の整備をあわせて行うこととしております。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第36号伊勢市介護保険条例の一部改正について」御説明申し上げます。 95ページをお願いします。 改正の主な内容でございますが、まず、第7期介護保険事業計画に基づき、平成30年度から平成32年度までの間の保険料率を条例で定めようとするものでございます。第7期においては、保険料率の区分を現行の12段階から13段階とし、第1号被保険者の負担能力に応じた、きめ細かな保険料の賦課を行うこととしております。 続いて、介護保険法施行令の改正に伴うものでございます。 第1号被保険者の保険料率の区分を判定する際に用いられる合計所得金額でございますが、現行では、土地の売却収入等も所得として取り扱っております。 しかし、土地の売却等には、被災地の防災集団移転促進事業や土地収用など、本人の責めに帰さない理由による場合もありますことから、政令の改正により、租税特別措置法による特別控除の適用後の額を用いることとされましたので、条例においてその旨を規定しようとするものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、100ページから176ページにかけて記載をしております「議案第37号伊勢市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」から議案第39号までの3件の条例改正については、共生型地域密着型サービスの基準の創設、介護医療院の創設、身体拘束等の適正化等を内容とする、それぞれの事業の基準を定める省令の改正がありましたことから、条例においても省令と同様の改正を行おうとするものでございます。 なお、これらの条例は、いずれも平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第40号伊勢市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について」御説明申し上げます。 178ページをお願いします。 これは、介護保険法の改正により、これまで三重県条例で定められておりました指定居宅介護支援等の事業の人員や設備等の基準について、事業所の指定権限が県から市へ移譲されることに伴い、条例を制定しようとするものでございます。 条例の主な内容でございますが、第1章では、指定居宅介護支援の指定の申請者は、法人格を有する必要があることを規定しており、第2章では、この事業の基本方針について、第3章では人員に関する基準について、第4章では運営に関する基準について、第5章では基準該当居宅介護支援に関する基準について、それぞれ規定をしております。 なお、条例の制定に当たり、国の基準に従うべき基準に該当するものについては、国の基準のとおり条例に盛り込むこととし、地域の実情に応じて異なる基準を定めることが許容される参酌すべき基準に該当するものについては、非常災害対策及び記録の整備の2点を除き、異なる基準を定めるほどの地域の実情は認められないことから、国の基準に基づくものとします。 193ページになりますが、第23条、非常災害対策については、自然災害等に対処するため、事業の実情に応じた、非常災害の発生時の安全確保のために必要な行動手順、関係機関への通報及び連絡体制等を定めた具体的な計画の作成と、当該計画を定期的に従業者に周知するよう努めなければならない旨を規定するものでございまして、これは三重県条例においても独自の基準として定められていたものでございます。 また、196ページの第33条、記録の整備については、介護報酬の返還請求権の期間との整合を図るため、国の基準では2年間とされている記録の保存年限を5年間と定めるものでございます。 なお、この条例は、一部を除き、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第41号伊勢市ふるさと未来づくり条例の一部改正について」御説明申し上げます。 200ページをお願いします。 これは、ふるさと未来づくり資金や運営のあり方など、ふるさと未来づくりに関する重要事項を調査審議させるため、市長の附属機関として、伊勢市ふるさと未来づくり推進委員会を設置しようとするものでございます。 また、まちづくり協議会の認定を取り消すに当たっては、この委員会の意見を聞くこととしております。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第42号伊勢市都市公園条例の一部改正について」御説明申し上げます。 205ページをお願いします。 都市公園内に野球場等の運動施設を設ける場合の基準として、公園面積に対する運動施設の面積の割合が政令で定められておりました。 このたび、政令が改正され、この割合を条例で定めることとされたことから、本市においては、古市公園については100分の70、その他の公園については100分の50とするものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第43号伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」御説明申し上げます。 208ページをお願いします。 本市の消防団員等の公務災害に係る損害補償については、国が定める非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令に基づき、条例で定めておりますが、この政令が改正されたことから、条例を改正しようとするものでございます。 改正の主な内容でございますが、損害補償の基礎となる額の算定に用いる扶養親族に係る加算額について、政令の改正に合わせ、改めるものでございます。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第44号伊勢市病院事業の設置等に関する条例等の一部改正について」御説明申し上げます。 213ページをお願いします。 現在、病院事業管理者が医療法上の病院の管理者の職務を兼ねて行っておりますところを、病院事業の経営体制の充実を図るため、これを分離し、病院事業管理者は、病院事業の経営の責任者としての職務に専念することとするものでございます。 このことに伴い、病院事業管理者の給与について見直しを行います。 院長の職務を行っていたことに着目して支給することとしていた手当は廃止しますが、人材確保の観点から、新たに給料の調整額を設けることとしております。 また、休日・夜間応急診療所の運営委員会の構成員については、新たに置くこととする院長を充てることとしております。 なお、この条例は、規則で定める日から施行しようとするものでございます。 以上、「議案第21号伊勢市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正について」外23件について、補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 以上で議案第21号外23件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第45号の上程、説明 ○議長(西山則夫君) 次に、日程第47、「議案第45号本庁舎事務備品の取得について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第45号本庁舎事務備品の取得について」御説明申し上げます。 これは、本庁舎事務備品を取得するにつき、伊勢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 詳細につきましては副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第45号本庁舎事務備品の取得について」、補足の御説明を申し上げます。 議案書の218ページをお願いします。 これは、庁舎改修に合わせ、老朽化が進んでいる本庁舎の事務備品の更新を行うものでございます。 要件付一般競争入札により、1月15日に入札公告を行いましたところ、3者の入札参加があり、1月30日に開札しました結果、入札金額7,787万円が最低価格で、伊勢市岩渕1丁目9番36号、協栄商事株式会社、代表取締役服部 尚に落札決定しました。 本件については、備品の品名ごとの単価に発注見込み数量を乗じて得た額の合計額で落札者を決定しているものですが、契約は職員配置等に対応するため、議案書に記載のとおり、品名ごとの単価契約とするものでございます。 なお、納期は、平成30年4月1日から平成31年3月31日までとしておりますが、本館及び東庁舎の改修に合わせ、納期を数回に分けて取得することとしております。 以上、「議案第45号本庁舎事務備品の取得について」、補足の御説明を申し上げました。 参考として、入札結果調書及び発注見込み数量等を記載した一覧表を添付しておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 以上で議案第45号の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第46号の上程、説明 ○議長(西山則夫君) 次に、日程第48、「議案第46号市道の路線の認定について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第46号市道の路線の認定について」御説明申し上げます。 これは、市道の路線を認定するにつき、道路法の規定により、あらかじめ議会の議決を経ようとするものでございます。 詳細につきましては副市長から御説明申し上げますので、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第46号市道の路線の認定について」、補足の御説明を申し上げます。 議案書の222ページをお願いします。 これは、9路線を認定しようとするものでございます。 植山29-21号線及び植山29-22号線の2路線は、桜浜中学校の建設に伴い、下野29-23号線及び馬瀬29-24号線の2路線は、神社小学校・大湊小学校統合校の建設に伴い、それぞれ改良工事を行った道路でございまして、市道として認定し、管理を行おうとするものでございます。 湯田29-25号線から223ページにかけて記載しております宮前29-29号線までの5路線は、民間事業者の宅地造成により設置された道路でございまして、市道として認定し、管理を行おうとするものでございます。 以上、「議案第46号市道の路線の認定について」、補足の御説明を申し上げました。 参考として、位置図を添付しておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 以上で議案第46号の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。 全員協議会開会のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午後1時56分 △再開 午後2時10分 ○議長(西山則夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △議案第47号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(西山則夫君) 次に、日程第49、「議案第47号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第47号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」御説明申し上げます。 これは、本市区域の人権擁護委員のうち、泰道詞子委員の任期が本年3月31日に満了となりますので、その後任として、再度、泰道詞子さんを推薦するにつき、議会の御意見をお聞きするものでございます。 それでは、泰道詞子さんの略歴について申し上げます。 泰道さんは、昭和19年6月16日生まれ。現住所は、伊勢市大湊町1028番地3。学歴は、昭和39年3月奥野学院服飾科師範科卒業。主な経歴としては、昭和39年4月奥野学院教諭、昭和41年3月退職、昭和57年4月伊勢市ひばり朗読奉仕会会長、昭和59年6月伊勢市社会福祉協議会評議員、昭和61年4月三重県朗読奉仕員連絡協議会会長、平成3年4月伊勢市ボランティア連絡協議会会長、平成9年6月三重県社会福祉協議会理事、平成12年3月人権擁護委員就任、以降、現在まで務めていただいております。その間、平成14年6月三重県ボランティア連絡協議会会長、平成17年5月伊勢人権擁護委員協議会常務委員、6月に三重県人権擁護委員協議会副会長、平成18年4月伊勢市社会福祉協議会理事、平成19年11月大湊町高齢者通所センター「いこい」代表、平成22年5月伊勢人権擁護委員協議会会長、現在に至っておられますが、伊勢市社会福祉協議会理事、伊勢市ボランティア連絡協議会会長及び大湊町高齢者通所センター「いこい」代表につきましても、現在も御就任されております。 泰道さんにおかれましては、人格、識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方であるため、お願いしたいと考えております。 以上、御審議の上、御同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第47号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 討論なしと認めます。 ただいまから議案第47号を採決いたします。 本件につきまして、同意することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(西山則夫君) 起立全員と認めます。 よって、「議案第47号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」は、同意することに決定をいたしました。----------------------------------- △議案第48号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(西山則夫君) 次に、日程第50、「議案第48号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第48号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」御説明申し上げます。 これは、本市区域の人権擁護委員のうち、埜崎蓮香委員の任期が本年6月30日に満了となりますので、その後任として、新たに森 明美さんを推薦するにつき、議会の御意見をお聞きするものでございます。 それでは、森 明美さんの略歴について申し上げます。 森さんは、昭和38年10月13日生まれ。現住所は、伊勢市二俣3丁目12番2号。学歴は、昭和61年3月三重大学教育学部卒業。主な経歴としては、昭和61年4月浜島町立浜島小学校教諭として奉職、以降、県内の小学校教諭を歴任され、平成28年3月退職、同年9月に伊勢市立進修小学校講師、同年12月に退職をされ、平成29年7月株式会社ケアプロフェッショナル「放課後の家明野」児童指導員、現在に至っておられます。 森さんにおかれましては、人格、識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある方であるため、お願いしたいと考えております。 以上、御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西山則夫君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第48号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 討論なしと認めます。 ただいまから議案第48号を採決いたします。 本件につきまして、同意することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(西山則夫君) 起立全員と認めます。 よって、「議案第48号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」は、同意することに決定いたしました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(西山則夫君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 議案の精読のため、明27日から3月2日までの4日間を休会といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西山則夫君) 御異議なしと認めます。 よって、明27日から3月2日までの4日間を休会することに決定いたしました。 継続会議は、来る3月5日午前10時から開きます。 それでは、本日は散会をいたします。 なお、本日御出席の皆様には開議通知を差し上げませんから、御了承をお願い申し上げます。 ありがとうございました。 △散会 午後2時17分 会議の顛末を録し、ここに署名する。  平成30年2月26日        伊勢市議会議長     西山則夫        伊勢市議会議員     中村 功        伊勢市議会議員     井村貴志...