伊勢市議会 > 2002-12-18 >
12月18日-04号

  • "ボランティア連絡協議会会長"(/)
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  1. 伊勢市議会 2002-12-18
    12月18日-04号


    取得元: 伊勢市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-14
    旧伊勢市 平成14年 12月 定例会         平成14年12月伊勢市議会定例会会議録議事日程                  平成14年12月18日(水)午前10時開議日程第1  議案第83号 平成13年度決算認定について日程第2  議案第84号 平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第2号)外11件一括日程第3  議案第98号 平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)日程第4  議案第99号 平成14年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第5  議案第100号 平成14年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)日程第6  議案第101号 平成14年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第7  議案第102号 平成14年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第8  議案第103号 平成14年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第2号)日程第9  議案第104号 平成14年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)日程第10 議案第105号 伊勢市職員給与条例等の一部改正について日程第11 議案第98号 平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)外7件一括日程第12 議案第96号 伊勢市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて日程第13 議案第97号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて日程第14 報告第12号 専決処分事項の報告について日程第15 報告第13号 専決処分事項の報告について日程第16 報告第14号 専決処分事項の報告について日程第17 報告第15号 専決処分事項の報告について日程第18 発議第18号 伊勢市議会委員会条例の一部改正について日程第19 平成14年請願第3号 就学援助の充実を求める意見書採択に関する請願日程第20 平成14年請願第4号 「義務教育費国庫負担制度の存続」を求める請願日程第21 発議第19号 義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書の提出について日程第22 平成14年請願第5号 「30人以下学級の実現、教育予算大幅増額」を求める請願日程第23 発議第20号 30人以下学級の実現、教育予算大幅増額に関する意見書の提出について日程第24 平成14年請願第6号 最低保障年金制度の確立に関する請願日程第25 平成14年請願第7号 乳幼児医療費助成制度を就学前までに引上げることを求める請願本日の会議に付した事件 1.平成13年度決算認定について 1.平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第2号) 1.平成14年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 1.平成14年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第1号) 1.平成14年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第1号) 1.平成14年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 1.平成14年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第1号) 1.平成14年度伊勢市水道事業会計補正予算(第1号) 1.伊勢市部課設置条例及び伊勢市福祉健康センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について 1.伊勢市国民健康保険条例の一部改正について 1.伊勢市介護保険条例の一部改正について 1.伊勢市休日応急診療所の設置及び管理に関する条例の全部改正について 1.伊勢市上水道給水条例等の一部改正について 1.平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号) 1.平成14年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 1.平成14年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第2号) 1.平成14年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号) 1.平成14年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 1.平成14年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第2号) 1.平成14年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号) 1.伊勢市職員給与条例等の一部改正について 1.伊勢市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 1.人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて 1.専決処分事項の報告について 1.専決処分事項の報告について 1.専決処分事項の報告について 1.専決処分事項の報告について 1.伊勢市議会委員会条例の一部改正について 1.就学援助の充実を求める意見書採択に関する請願 1.「義務教育費国庫負担制度の存続」を求める請願 1.義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書の提出について 1.「30人以下学級の実現、教育予算大幅増額」を求める請願 1.30人以下学級の実現、教育予算大幅増額に関する意見書の提出について 1.最低保障年金制度の確立に関する請願 1.乳幼児医療費助成制度を就学前までに引上げることを求める請願出席議員(27名)      1番  浜口和久君      2番  石黒 源君      3番  楠木義夫君      4番  山本正一君      5番  大川好亮君      6番  薮谷 茂君      7番  佐之井久紀君     8番  西村昭徳君      9番  村田幸男君     10番  辻本英一君     11番  宿 典泰君     12番  中村 清君     13番  中村 康君     14番  児山武久君     15番  杉浦宮雄君     16番  松浦美佐子君     17番  長岡敏彦君     18番  池田ミチ子君     19番  中村豊治君     20番  大西正孝君     21番  中川力夫君     22番  森本幸生君     23番  山下真美君     27番  豊田喜冨君     28番  中川 堯君     29番  浜口秀也君     30番  国府保幸君欠席議員(1名)     25番  中野泰男君欠員(2名)説明のため出席した者  市長      水谷光男君     助役      加藤光徳君                    地方分権推進                    室長兼伊勢市                    ・二見町・小  収入役     長岡克之君             木下孝夫君                    俣町・御薗村                    任意合併協議                    会担当  企画調整部長  土田美辻君     総務部長    小川幸雄君  生活環境部長  杉山八弥君     福祉健康部長  山口元市君  産業部長    山口博司君     都市整備部長  鈴木市郎君  下水道部長   樋口武久君     病院事務部長  後藤成宏君  水道部長    為井 宏君     消防長     中村 孝君  福祉健康部             都市整備部          野村隆一君             奥村 茂君  次長                次長  病院事務部          永野 武君     職員課長    松島康雄君  参事  総務課長    梶野 悟君     管財契約課長  中北幸男君                    清掃  財政課長    白木信行君             濱荻隆平君                    センター長  保険年金課長  中沢信夫君     維持管理課長  深津 隆君  下水道               下水道          楢井正文君             奥田健次君  管理課長              建設課長  病院総務課長  北川勝大君     営業管理課長  川畑幸也君                    福祉介護  給水計画課長  西村忠雄君     センター    古布章宏君                    副参事  教育委員会          田所 泰君     教育長     松村勝順君  委員長  監査委員    久田和生君     監査委員    西出克巳君  選挙管理  委員会     安藤 孝君  委員長 △開議 午前9時59分 △開議の宣告 ○議長(豊田喜冨君) ただいまから市議会定例会の継続会議を開きます。 本日の出席者は27名であり、議員定数の半数以上であります。 よって、会議は成立いたしております。 本日の会議録署名者並びに議案等説明者は、開会当初決定あるいは御報告申し上げたとおりであります。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 それでは会議に入ります。  ------------------------------------ △議案第83号の上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(豊田喜冨君) 日程第1、「議案第83号平成13年度決算認定について」を議題といたします。 本件につきましては、去る12月2日の本会議におきまして、決算特別委員会審査付託となっておるものであります。この際、審査結果の報告を願うことにいたします。 19番、中村豊治議員。 ◆19番(中村豊治君) 上程中の「議案第83号平成13年度決算認定について」、当特別委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 委員会は、審査御付託を受けました12月2日、本会議散会後直ちに委員会を開会し、正副委員長の互選を行い、同日は散会いたしました。4日午前10時、委員会を再開し、本会議で質疑のありました諸点はもとより、平成13年度予算執行上の適法性とその行政効果について十分留意しながら歳入から審査に入り、5日・6日・9日の4日間慎重かつ詳細に審査を行い、一般会計及び各特別会計の審査を終了いたしました。そして10日午後1時、委員会を再開し、各会派代表の委員による意見開陳を行い、その後採決の結果、賛成多数をもって本決算を認定すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 平成13年度決算につきましては、各会派代表意見開陳から共通して言えますことは、一般会計において実質収支額3億 5,918万 1,462円の黒字決算となっていますが、単年度収支は9億 2,117万 4,795円の赤字となり、きわめて厳しい今後の行財政運営をうかがわせる決算となっています。引き続く景気低迷の中、自主財源の確保が極めて困難な状況にあって、地域の活性化に配意しながら、多様化する市民ニーズにこたえて行財政運営に努力された当局の御努力を評価するものでありますが、行革の谷間となったこと、また、一般会計処理に遺漏があったことは極めて遺憾であり、諸規定に沿った適正な処置がなされるよう特に付言するものであります。 国においては、構造改革・財政改革の大きなうねりがあり、国庫補助負担金・税源配分・地方交付税の改革が進められています。このような状況の中、自主財源の伸びは期待できず、依存財源にその5割以上を頼っている伊勢市の財政は、財政力指数経常収支比率公債費比率の数字から見ても財政の硬直化が進んでおり、今後さらに厳しい財政運営を迫られることが必至であります。 この状況の中、自主財源の根幹をなす市税については、収入が年々減少する一方、収入未済額は逆に増加しており、収納率の向上に向けた徴収体制の強化や徴収システムの見直し、納税に対する市民の意識づけ、すなわち市民参画を大いに進める施策の展開が特に必要であります。入るをはかることが極めて困難な状況下では、出るを制することが極めて重要であります。 健全財政を維持するため、今進められている第三次行財政改革を強力に推進すること、行政評価システムを導入し、事務事業の的確な評価、経費削減に努め、アウトソーシングを積極的に推進し、事務事業の合理化、スクラップ・アンド・ビルドを押し進めていくことが必要であります。また、事業の推進をしていくには市民参加、合意が大前提であり、そのためには徹底した情報公開が不可欠であります。このことが市民の信頼を得、期待にこたえることになります。 また、少子高齢化の進む中で、人口の減少は国民健康保険老人保健医療介護保険の各特別会計の財政を直撃すると思われ、国保・介護保険制度は基金に頼ることなく、市民総健康づくりこそ根本的な解決策であり、その施策の推進が急がれます。 以上、申し上げましたように極めて厳しい状況でありますが、市の最大課題であります市町村合併をしっかりと見据えて、行財政改革に市長を初め当局の有言実行、積極果敢な取り組みを大いに期待するものであります。 以上であります。 なお、各会派の意見開陳の概要につきましては、それを要約いたしまして議席に配付させていただきましたので御高覧いただきたいと思います。また、当局におかれましては、決算審査意見開陳を通じ、各委員から御指摘申し上げた事項、意見・要望等につきましては真摯に受けとめられ、十分精査され、今後の行財政運営に反映されることを強く希望いたしまして、決算特別委員会の審査結果の報告といたします。本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 平成14年12月18日、決算特別委員会委員長中村豊治。 伊勢市議会議長豊田喜冨様。 以上でございます。 ○議長(豊田喜冨君) ただいまの報告に対しまして、御発言はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、議案第83号に対する討論に入ります。 発言通告がまいっておりますので、許可いたします。 10番、辻本議員。 ◆10番(辻本英一君) 日本共産党伊勢市議団を代表して、ただいま上程されました「議案第83号平成13年度決算認定について」の議案中、一般会計決算及び国民健康保険特別会計決算に反対し、老人保健医療特別会計外6件の決算については賛成であることを表明し、反対する主な理由を述べて討論を行います。 まず、一般会計決算において、横輪町の山林65ヘクタールを環境保全林の名目で14億 6,800万円をかけて購入したことです。このことは、水源上流への一般廃棄物処分場計画を推進してきた結果、1990年、平成2年当時では処分場の必要面積は17ヘクタール程度と説明され、95年、平成7年9月議会に提出された事業計画では、埋立地面積2.66ヘクタール、管理施設搬入道路等面積3.69ヘクタール、合わせて6.35ヘクタールというものであったのに、残る94ヘクタールは残存緑地と説明され、南部丘陵開発、横輪自然の郷構想とその都度名目を変えながら 100ヘクタールの購入に走ったことです。 南部丘陵開発・横輪自然の郷構想いずれも実現・可能性・採算性も示されないまま、環境保全林の名目で購入した今日でも取得した用地は民有地の入りまじったモザイク模様の状態であり、今後どのように活用するものかも示されておりません。 なぜ、モザイク模様の65ヘクタールを環境保全林として購入する必要があるのか。活用のあり方も示さないままの購入は、むだ遣いの典型と言わなければなりません。 次に、国民健康保険特別会計について申し上げます。 前年度繰越金として、3億 9,274万 2,000円を繰り入れているものの、3億 356万 4,000円の黒字決算となり、1億 5,500万円を基金に積み立てる措置をし、平成14年度当初の基金保有額保険給付額の24.4%に当たる11億 2,517万 8,000円に上っています。 長引く不況によるリストラなどの影響で、加入世帯は増加傾向にあります。年度当初、資格証明書の発行世帯は1997年度の 352世帯から 691世帯と2倍にふえ、短期保険証発行世帯 221世帯と合わせて 912世帯に上ります。平成14年度当初は、資格証明書・短期保険証合わせて 1,060世帯と 148世帯も増加しています。若い世代や低所得階層に滞納が多くなっており、制度そのもの空洞化現象もあらわれてきています。11億円にも上る基金は、市民の生活実態から見て保険料の引き下げに充てるべきです。 以上、反対理由を申し上げ、討論を終わります。 ○議長(豊田喜冨君) 他にありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 他にないようでありますので、以上で討論を終わります。 採決に入ります。 議案第83号につきましては、委員会報告のとおり認定することに賛成の方は御起立を願います。             〔賛成者起立〕 ○議長(豊田喜冨君) 起立多数と認めます。 よって、「議案第83号平成13年度決算認定について」は、認定することに決定いたしました。  ------------------------------------ △議案第84号外11件一括上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(豊田喜冨君) 次に、日程第2、「議案第84号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第2号)外11件一括」を議題といたします。 本件につきましては、去る12月2日の本会議におきまして、関係常任委員会審査付託となっておるものであります。 この際、各委員会から審査結果の報告を願うことにいたします。 まず、建設委員会から報告を願います。 8番、西村議員。 ◆8番(西村昭徳君) 上程中の12件一括の議案中、当委員会に審査付託を受けました「議案第84号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第2号)」中、当委員会関係分、「議案第88号平成14年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」「議案第90号平成14年度伊勢市水道事業会計補正予算(第1号)」「議案第95号伊勢市上水道給水条例の一部改正について」は、去る12月13日、委員会を開会し、慎重なる審査の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) 次に、経済環境委員会から報告を願います。 9番、村田議員。 ◆9番(村田幸男君) 上程中の議案中、経済環境委員会審査付託を受けました「議案第84号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第2号)」中、当委員会関係分について、去る12月12日、委員会を開会し、慎重なる審査の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、何とぞよろしく御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) 次に、教育民生委員会から報告を願います。 13番、中村 康議員。 ◆13番(中村康君) 上程中の議案中、当委員会に審査付託を受けました「議案第84号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第2号)」中、当委員会関係分、「議案第85号平成14年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」「議案第86号平成14年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)」「議案第87号平成14年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第1号)」「議案第89号平成14年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第1号)」「議案第91号伊勢市部課設置条例及び伊勢市福祉健康センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」中、当委員会関係分、「議案第92号伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」「議案第93号伊勢市介護保険条例の一部改正について」「議案第94号伊勢市休日応急診療所の設置及び管理に関する条例の全部改正について」、去る12月12日、委員会を開会し慎重なる審査の結果、議案第84号・議案第85号・議案第86号・議案第87号・議案第89号・議案第91号・議案第93号・議案第94号につきましては全会一致をもって、議案第92号につきましては賛成多数をもって、いずれも原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告を申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。
    ○議長(豊田喜冨君) 次に、総務委員会から報告を願います。 17番、長岡議員。 ◆17番(長岡敏彦君) 上程中の議案中、当委員会に審査付託を受けました「議案第84号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第2号)」中、当委員会関係分及び「議案第91号伊勢市部課設置条例及び伊勢市福祉健康センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」のうち、当委員会関係分、以上2議案につきまして、去る12月13日、委員会を開会し、慎重なる審査の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告を申し上げます。 何とぞ本会議におかれましても、よろしく御決定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) ただいまの各委員会からの報告に対しまして、御発言はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、議案第84号外11件一括に対する討論に入ります。 発言通告がまいっておりますので、許可いたします。 16番、松浦議員。 ◆16番(松浦美佐子君) ただいま上程中の12件一括議案中、「議案第92号伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」反対し、他の11議案には賛成を表明し、反対の立場から意見を申し上げます。 本議案は、国民健康保険法及び同施行令の一部改正、地方税法の一部改正に伴い、国民健康保険の保険料の所得割額の算定方法を見直す改定であります。 給与所得者には、現行収入の5%または2万円控除されているものを廃止するもので、1人当たり年間で 1,182円の国保料の負担増となります。 年金受給者には、現行17万円控除されているものを廃止するもので、1人当たり年間で1万47円国保料の負担がふえます。 給与所得者年金受給者合わせて加入世帯の約半数の 9,333世帯に、約 7,700万円もの国保料の負担増となります。比較的弱い立場の給与所得者年金受給者への国保料の負担増は、深刻化する滞納状況にますます拍車をかけ、医者にかかりたくてもかかれない状況をさらに広げることになり、認めるわけにはまいりません。 一方、青色専従者には、専従者の給与所得控除が認められるようになり、 1,273世帯に約 9,000万円の国保料の負担減となります。これは、当然のことであり異存はありませんが、株式や商品先物取引などの譲渡所得の特別控除を新たに認めることで、投機の活性化を図っています。政府の低所得者への負担増と富裕者への優遇策の一環であり、景気対策にも逆行すると考えます。 以上で、反対の理由を申し上げさせていただきました。 ○議長(豊田喜冨君) 他にありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 他にないようでありますので、以上で討論を終わります。 採決に入ります。 まず、「議案第92号伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」、教育民生委員会報告のとおり原案を可決することに賛成の方は御起立を願います。             〔賛成者起立〕 ○議長(豊田喜冨君) 起立多数と認めます。 よって、「議案第92号伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」は、原案どおり可決確定いたしました。 次に、議案第92号を除く11件につきまして、各委員会報告のとおり原案を可決することに賛成の方は御起立を願います。             〔賛成者起立〕 ○議長(豊田喜冨君) 起立全員と認めます。 よって、「議案第84号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第2号)」「議案第85号平成14年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」「議案第86号平成14年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)」「議案第87号平成14年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第1号)」「議案第88号平成14年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」「議案第89号平成14年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第1号)」「議案第90号平成14年度伊勢市水道事業会計補正予算(第1号)」「議案第91号伊勢市部課設置条例及び伊勢市福祉健康センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」「議案第93号伊勢市介護保険条例の一部改正について」「議案第94号伊勢市休日応急診療所の設置及び管理に関する条例の全部改正について」「議案第95号伊勢市上水道給水条例の一部改正について」、以上11件はいずれも原案どおり可決確定いたしました。  ------------------------------------ △議案第98号から議案第105号までの一括上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(豊田喜冨君) お諮りいたします。 審議の都合により、日程第3、議案第98号から日程第10、議案第 105号に至る8件を一括議題といたしたいと思いますが、そのように取り計らいまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)」「議案第99号平成14年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」「議案第 100号平成14年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)」「議案第 101号平成14年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号)」「議案第 102号平成14年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」「議案第 103号平成14年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第2号)」「議案第 104号平成14年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)」「議案第 105号伊勢市職員給与条例等の一部改正について」、以上8件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(水谷光男君) ただいま一括上程されました「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)」外7件につきまして、御説明申し上げます。 これらは、いずれも人事院勧告に基づき実施されます国家公務員の給与改定に準じまして、本市職員につきましても給与改定を行うため、予算の補正及び条例の改正をお願いするものでございます。 以下、議案の順序に従いまして御説明申し上げます。 まず、「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)」につきましては、給与改定に関する経費で、1億 5,759万 1,000円の減額補正となっております。 これは、人事院勧告におきまして月例給を引き下げる旨等の勧告がなされておりますので、これらの減額補正を行ったものでございます。 次に、「議案第99号平成14年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」「議案第 100号平成14年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)」「議案第 101号平成14年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号)」及び「議案第 102号平成14年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」につきましては、いずれも歳入歳出予算の総額を変更することなく、歳出予算の組み替えにより補正処置を行っております。 次に、「議案第 103号平成14年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第2号)」につきましては、収益的支出におきまして、 6,067万 1,000円の減額補正を、また「議案第 104号平成14年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)」につきましては、収益的支出及び資本的支出におきまして、合わせて 830万 7,000円の減額補正を行っております。 以上、補正予算関係につきまして御説明申し上げましたが、続きまして条例関係につきまして御説明申し上げます。 議案第 105号伊勢市職員給与条例等の一部改正につきましては、国家公務員に係る一般職の職員の給与に関する法律の一部改正に準じ、及び地方自治法の一部改正に伴い、職員の給料月額・扶養手当・期末手当及び勤勉手当の改正等を行うため、並びにこれに伴い議会の議員に支出する期末手当に関し所要の措置を講ずるため、条例を改正しようとするものでございます。 以上、一括上程されました補正予算及び条例関係につきまして御説明申し上げましたが、なお、詳細につきましては助役から御説明を申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) 助役。 ◎助役(加藤光徳君) 一括上程中の「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)」外7件につきまして、補足の御説明を申し上げます。 人事院は、本年8月8日に国会及び内閣に対し、一般職の国家公務員の給与改定に関する勧告を提出いたしました。その内容は、第1に月例給につきまして、官民給与の逆格差2.03%を解消するため引き下げを行うことでございまして、その具体的な内容は、1つ目に俸給表--本市の給料表に当たるものですが、俸給表のすべての俸給月額について引き下げ改定を行うこと。2つ目に、扶養手当について配偶者に係る支給月額を 2,000円引き下げ、配偶者以外の子ども等のうち、3人目以降に係る1人当たりの支給月額を 2,000円引き上げることでございます。 第2に、民間のボーナスに当たる期末・勤勉手当につきまして、民間の支給割合と合わせるため、期末手当の年間支給割合を0.05カ月分引き下げ、また平成15年度以降について民間の支給回数と合わせるため、3月期の期末手当を廃止して6月期と12月期に配分するとともに、民間の状況を踏まえ、期末手当と勤勉手当の割り振りを定め直すこととし、期末手当の割合を減じ勤勉手当の割合を増加させることでございます。 第3に、特例一時金を廃止すること等でございます。 また、改定の実施時期等でございますが、本年の給与改定は、国家公務員の給与水準を引き下げる内容の改定であるため、この改定は4月からの年間給与について官民給与の実質的な均衡を図るための所要の調整措置を12月期の期末手当で講じた上、実施するというものでございます。 政府は、この勧告のとおり一般職の国家公務員の給与改定を実施することといたし、一般職の職員の給与に関する法律等の給与関係法律の改正案を臨時国会に提出し可決され、11月22日に公布、12月1日から実施されたものでございます。 なお、公布されました改正法におきまして、地方自治法の一部改正もあわせて行われておりまして、地方公務員に係る特例一時金も同様に廃止することとされたところでございます。 このようなことから、本市におきましても国家公務員の給与改定に準じ、職員の給料月額等の改定を行いますとともに、地方自治法の一部改正に伴い、特例一時金を廃止しようとするものでございます。 なお、本市におきます改定の実施時期は、平成15年1月1日でございまして、国家公務員の場合と同様の調整措置を3月期の期末手当で講じようとするものでございます。 それでは、各議案につきまして御説明を申し上げます。 まず、「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)」につきまして御説明を申し上げます。追加議案分の予算書の1ページをお願いいたします。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算で1億 5,759万 1,000円を減額し、補正後の予算額は 304億 4,767万 2,000円となるものでございます。 それでは、主な内容につきまして御説明を申し上げます。30ページ補正予算給与費明細書をお開きください。 「1、特別職」及び31ページの「2、一般職」の(1)総括表の上段区分欄に、職員数・給与費・共済費等を表示し、その項目ごとに補正後・補正前・比較額を記載いたしておりますが、その比較額が今回の補正の内訳でございます。 まず、「1、特別職」でございますが、市三役と議員についての補正でございまして、三役におきまして期末手当15万 3,000円、議員におきまして期末手当79万 2,000円の減額となり、合計で94万 5,000円の減額となるものでございます。 次に、31ページの「2、一般職」でございますが、一般会計に属します一般職員数は 971人でございまして、補正の内訳は給料で 2,028万 6,000円、職員手当で1億 3,199万 3,000円及び共済費で 436万 7,000円をそれぞれ減額し、合計で1億 5,664万 6,000円の減額となっております。また、その下段には職員手当の内訳を記載いたしておりますので、御高覧賜りたいと存じます。 次に、8ページをお開きいただきたいと存じます。 補正予算の財源といたしましては、常備消防費の減額分に伴い、分担金及び負担金で 1,232万 8,000円を減額し、また財政調整基金繰入金で1億 4,526万 3,000円を減額するものでございます。 続きまして、33ページをお開きいただきたいと存じます。 「議案第99号平成14年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」につきましては、歳入歳出予算の総額は変更せず、予備費との組み替えによる補正措置を行っております。 その内訳でございますが、37ページをお開きください。 補正予算、給与費明細書の総括表の合計欄にありますように、 160万 7,000円を減額し、同額を予備費で調整いたしております。 続きまして、39ページをお開きください。 「議案第 100号平成14年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)」につきましても、歳入歳出予算の総額は変更せず、給与関係経費19万 4,000円を減額し、同額を予備費で調整いたしております。 続きまして、45ページをお開きください。 「議案第 101号平成14年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号)」につきましても、歳入歳出予算の総額は変更せず、給与関係経費 158万 9,000円を減額し、同額を予備費で調整いたしております。 続きまして、51ページをお開きいただきたいと存じます。 「議案第 102号平成14年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」につきましても、歳入歳出予算の総額は変更せず、給与関係経費 431万 6,000円を減額し、同額を予備費で調整いたしております。 続きまして、57ページをお開きください。 「議案第 103号平成14年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第2号)」は、収益的支出で給与関係経費 6,067万 1,000円を減額いたしております。その明細は、60ページ、給与費明細書に記載のとおりでございますので、御高覧賜りたいと存じます。 続きまして、65ページをお願いいたします。 「議案第 104号平成14年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)」は、給与関係経費として収益的支出で 723万円、次の66ページの資本的支出で 107万 7,000円を減額いたしております。その明細は、69ページ、給与費明細書に記載いたしておりますので、御高覧賜りたいと存じます。 以上が、補正予算の概要でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 続きまして、「議案第 105号伊勢市職員給与条例等の一部改正」につきまして御説明を申し上げます。追加議案書の1ページをお願いいたします。 これは、国家公務員に係る一般職の職員の給与に関する法律の一部改正に準じ、及び地方自治法の一部改正に伴い、職員の給与改定を行うため、伊勢市職員給与条例と伊勢市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正を行いますとともに、これに伴い議会の議員の期末手当に関し所要の措置を講じるため、伊勢市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正を行おうとするものでございます。 2ページをお願いいたします。 まず、伊勢市職員給与条例の一部改正につきまして申し上げます。 第1条による改正でございますが、その内容は、第1に第23条第1項の改正でございますが、扶養手当につきまして配偶者に係る支給月額を 2,000円引き下げるとともに、配偶者以外の子ども等のうち、3人目以降に係る1人当たりの支給月額を 2,000円引き上げることといたしております。 第2に、第44条の2の改正でございますが、3月期の期末手当の支給割合を0.05カ月分引き下げることといたしております。これによりまして、一般の職員の期末手当の年間支給割合は 3.5カ月分となり、勤勉手当を合わせた年間支給割合は4.65カ月分となるものでございます。 第3に、第50条を削る改正でございますが、これは特例一時金を廃止しようとするものでございます。 第4に、別表第1及び別表第2の改正でございますが、これは給料表のすべての給料月額を3ページ及び4ページに記載のとおり、引き下げ改定をしようとするものでございます。今回の改正によりまして、一般会計におきます平均改定率は1.96%の引き下げとなるものでございます。 次に、5ページをお願いいたします。 第2条による改正でございますが、その内容は平成15年度以降の期末手当及び勤勉手当につきまして、3月期の期末手当を廃止して6月期と12月期に配分するとともに、期末手当の年間支給割合を 0.2カ月分引き下げる一方、勤勉手当の年間支給割合を0.25カ月分引き上げて、期末手当と勤勉手当の割り振りを定め直すことといたしております。これによりまして、一般の職員の年間の支給割合は、期末手当が3.25カ月分、勤勉手当が 1.4カ月分となるものでございます。 続きまして、伊勢市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正につきまして申し上げます。5ページの下段から6ページでございます。 まず第3条による改正でございますが、これは特例一時金を廃止しようとするものでございます。 次に、第4条による改正でございますが、これは3月期の期末手当を廃止しようとするものでございます。 続きまして、伊勢市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきまして申し上げます。 第5条による改正でございますが、その内容は平成15年度以降の期末手当につきまして、第1に3月期の期末手当を職員と同様に廃止することといたしております。 第2に、年間支給割合につきまして、職員の期末手当と勤勉手当の割り振りを定め直すことに伴いまして、現行の職員の例による方式から条例において直接定める方式に改めることといたし、その割合を国会議員における期末手当の支給状況を踏まえまして、6月期を 1.7カ月分、12月期を 1.8カ月分とすることといたしております。 なお、この条例の施行期日でございますが、平成14年度の給与に係る改正は平成15年1月1日から、平成15年度以降の期末手当及び勤勉手当に係る改正は平成15年4月1日から施行しようとするものでございます。 また、附則におきまして国家公務員における調整措置と同様に、平成15年3月期の期末手当で調整措置を講じること等、所要の経過措置を設けることといたしておりますほか、関係条例の改正といたしまして、伊勢市職員の育児休業等に関する条例につきまして所要の改正等を行うことといたしております。 以上、一括上程中の8議案につきまして、補足の御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。 辻本議員。 ◆10番(辻本英一君) 7つの会計にわたっておりますので、各会計合わせまして確認ということなんですけれども、削減額が総額で2億 3,333万円になると、一般職員では一人平均14万 6,980円の引き下げになるということのようですが、それで間違いがないかどうかということが、確認が第1点。 2点目は、手続上は3月期の期末手当で調整をするという言い方をしておりますけれども、それまでに退職をされた方、あるいは共済掛金については調整をされないということになっておりますんで、不適正な処理の仕方ではないかなと思うわけです。特に、不利益処分については遡及されないという法の原則がある関係からしても、こういう取り扱いが果たしていいのかどうかということが2点目。 3点目は、この今度の国の人勧が期末・勤勉手当では4年連続の引き下げ、給与については史上初ということなんですけれども、民間であれ公務員であれ、給与の引き下げというのは本人と家族の生活については随分厳しいものがあるというふうに思うんですけれども、それが来年以降の労働者というか民間企業のさらなる引き下げというか、悪循環を生むのではないかなというふうに思いますので、そのあたり事務方では答えにくい部分があろうかと思うんですが、市長として全体の給与水準がこういう悪循環に陥ることがいいかどうかという判断をお示しをください。 それと、伊勢市職員にとっては、この3月期に2億 3,333万円の削減がされると。三重県職員の場合には合わせて47億 8,000万円ぐらいの減額になるんですけれども、いろいろ合わせまして県内伊勢市の地域経済にこれだけの給与が減るということになると、需要も落ち込むと思うんですけれども、地域経済に与える影響について影響がないと思ってみえるのか、やはり深刻な影響があると思ってみえるのか、そのあたりをお聞かせください。 ○議長(豊田喜冨君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長土田美辻君) ただいまの1点目でございますが、議員仰せのとおりそれで間違いございません。 2点目につきましては、退職者は遡及・調整しないということでありますけれども、この部分につきましては、従来人事院はプラス改定の場合には4月に遡及して当然改定をしてきた。今回マイナス改定になったわけですけれども、官民格差を何らかの処置を講ずることなく放置することは、国民に理解が得られないだろうと、こういうところから年間における官民給与の均衡を図る趣旨で、今回国においては12月期で調整をしたということになりますことから、私どもといたしましても当然国に準じた形の調整措置をとると、こういうことになろうかと思います。 扱いがどうかということですが、あくまでもこれは調整という意味合いのもとでございまして、法律論的にはなかなか難しいところもあろうかと思いますが、国においてはそれで問題ないと、差し支えないと、こういうふうに言われております。 また、4点目の部分につきましては市長にということでございますが、当然民間が現在大変苦しい状況になっておる状況でございます。ただ、県・市がそういう意味合いにおいて減額措置を講ずるということにおきましても、当然国民の理解・市民の理解・県民の理解が必要だと、こういうことになろうかと思います。公務員だけがぬくぬくとしとるというわけにはまいらんと、このように考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(豊田喜冨君) 市長。 ◎市長(水谷光男君) 地域経済に及ぼす影響というお尋ねでございますが、我々の市のこのたびの一般会計、また特別会計すべてを洗う減額が2億 3,333万円でございました。ただいま企画調整部長からお答えをいたしましたように、民間企業の厳しさから考えれば当然のことになろうと考えております。地域経済に及ぼす影響、非常に世の中全般が冷え込んでおりますから、厳しい影響になろうかと考えております。 ○議長(豊田喜冨君) 辻本議員。 ◆10番(辻本英一君) 遡及部分ですけれども、3月期末手当の金額よりも多く減る部分については、期末手当の額でとまるということになりますし、いろいろ遡及にいたしましても不十分な部分があろうかと思うんですけれども、電算処理として新たなシステムをつくって対応しなければならないことなのかどうか再確認と、それから道路交通法が改正されて、6月から飲酒運転の罰金がかなり重くなったということも含めまして、「さくら通」なんか随分火が消えた状態になっておるんですけれども、そのあたり経済については市長からお答えをいただきましたんでそのあたりにしますけれども、電算のことだけもう一度。 ○議長(豊田喜冨君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長土田美辻君) 電算に関しましては各市とも同じ状況でございまして、一括処理ということで、電算に対する費用はかかってこない、こういうことでなっております。 ○議長(豊田喜冨君) 他に御発言はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 他に御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 議案第98号外7件一括につきましては、さらに詳細に審査を願うため、関係常任委員会に審査を付託し審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 全員協議会及び常任委員会開会のため、休憩いたします。 △休憩 午前10時54分 △再開 午後0時59分 ○議長(豊田喜冨君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ------------------------------------ △日程の追加について ○議長(豊田喜冨君) お諮りいたします。 休憩前の本会議におきまして、審査付託となっておりました議案第98号外7件一括につきましては、審査を終了した旨報告がありましたので、これを本日の日程に追加し、日程順序を変更して先議いたしたいと思いますが、そのように取り計らいまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。  ------------------------------------ △議案第98号外7件一括上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(豊田喜冨君) それでは、日程第11、「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)外7件一括」を議題といたします。 本件につきましては、休憩前の本会議におきまして関係常任委員会審査付託となっておるものであります。 この際、各委員会から審査結果の報告を願うことにいたします。 まず、建設委員会から報告を願います。 8番、西村議員。 ◆8番(西村昭徳君) 上程中の8件一括の議案中、当委員会に審査付託を受けました「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)」中、当委員会関係分、「議案第 102号平成14年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」「議案第 104号平成14年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)」につきましては、本日、本会議休憩中委員会を開会し、慎重なる審査の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) 次に、経済環境委員会から報告を願います。 9番、村田議員。 ◆9番(村田幸男君) 上程中の議案中、審査付託を受けました「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)」中、経済環境委員会関係分について、本日、本会議休憩中に委員会を開会し、慎重なる審査の結果、賛成多数をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) 次に、教育民生委員会から報告を願います。 13番、中村 康議員。 ◆13番(中村康君) 上程中の議案中、当委員会に審査付託を受けました「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)」中、当委員会関係分、「議案第99号平成14年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」「議案第 100号平成14年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)」「議案第 101号平成14年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号)」「議案第 103号平成14年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第2号)」について、本日委員会を開会し、慎重なる審査の結果、いずれも賛成多数をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(豊田喜冨君) 次に、総務委員会から報告を願います。 17番、長岡議員。 ◆17番(長岡敏彦君) 上程中の議案中、当委員会に審査付託を受けました「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)」中、当委員会関係分及び「議案第 105号伊勢市職員給与条例等の一部改正について」、以上2議案につきまして、本日、本会議休憩中に委員会を開会し、慎重なる審査の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 何とぞ本会議におかれましても、よろしく御決定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) ただいまの各委員会の報告に対しまして、御発言はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、議案第98号外7件一括に対する討論に入ります。 発言通告がまいっておりますので、許可いたします。 10番、辻本議員。 ◆10番(辻本英一君) 日本共産党伊勢市議団を代表して、ただいま上程されました「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)外7件一括」の職員給与削減案について反対であることを表明し、反対する主な理由を述べて討論を行います。 今回の給与削減案は、4年連続の一時金引き下げに加え、史上初の給与引き下げとなっています。人事院勧告の要求は、地方公務員などを含めると 750万人になり、地域経済に深刻な打撃を与えるものになります。 今回の各会計合計の削減総額は2億 3,333万円、一般職員で一人平均14万 6,908円の引き下げとなります。給与の引き下げは、公務員であれ民間であれ、本人とその家族の生活にとって重大な問題です。また、公務員給与の引き下げは民間の給与引き下げの口実にされ、労働者全体が一層の賃下げとなる悪循環になりかねません。 また、手続上は3月の期末手当で調整するとのことですが、実際はことし4月にさかのぼっての実施であり、適法に支給された給与を返還することになります。不利益処分は遡及してはならないという法に照らしても誤りであると言わざるを得ません。本来、調整とは給与は給与、諸手当は諸手当の費目ごとに処理されるべきものであり、期末手当一括で処理を行うことは適正さを欠くものであり、退職者と共済掛金には不利益処分は遡及されないことからも、不当と言わざるを得ません。 以上、上程されました議案への反対討論を終わります。 ○議長(豊田喜冨君) 他にありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 他にないようでありますので、以上で討論を終わります。 採決に入ります。 議案第98号外7件一括につきましては、各委員会報告のとおり可決することに賛成の方は御起立を願います。             〔賛成者起立〕 ○議長(豊田喜冨君) 起立多数と認めます。 よって、「議案第98号平成14年度伊勢市一般会計補正予算(第3号)」「議案第99号平成14年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」「議案第 100号平成14年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)」「議案第 101号平成14年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号)」「議案第 102号平成14年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」「議案第 103号平成14年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第2号)」「議案第 104号平成14年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)」「議案第 105号伊勢市職員給与条例等の一部改正について」、以上8件はいずれも原案どおり可決確定いたしました。  ------------------------------------ △議案第96号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(豊田喜冨君) 次に、日程12、「議案第96号伊勢市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(水谷光男君) ただいま上程されました議案第96号伊勢市教育委員会委員の任命につき同意を求めることにつきまして御説明を申し上げます。 これは、伊勢市教育委員会委員5名のうち、井阪行利委員が来る平成14年12月24日に任期満了となりますので、その後任といたしまして菊川 厚さんを任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の御同意を求めるものでございます。 それでは、菊川 厚さんの略歴につきまして申し上げます。菊川さんは、昭和37年9月2日生まれ、本籍は三重県、現住所は三重県伊勢市二俣3丁目9番23号、学歴は同62年3月慶應義塾大学理工学部大学院修士課程修了、経歴といたしましては同62年4月株式会社精工舎入社、平成元年4月同社退社、同株式会社菊川鉄工所入社、同9年6月同社代表取締役社長就任、現在に至っておられます。 以上のとおりでございます。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 議案第96号につきましては、関係常任委員会に審査を付託することなく、討論を省略して直ちに同意することに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 よって、「議案第96号伊勢市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」は、同意することに決定いたしました。  ------------------------------------ △議案第97号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(豊田喜冨君) 次に、日程第13、「議案第97号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(水谷光男君) ただいま上程されました議案第97号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことにつきまして御説明申し上げます。 これは、本市区域人権擁護委員9名のうち、泰道詞子委員が平成15年2月28日任期満了となりますので、その後任といたしまして再度泰道詞子さんを推薦するにつき、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の御意見をお聞きするものでございます。 それでは、泰道詞子さんの略歴につきまして申し上げます。泰道さんは昭和19年6月19日生まれ、本籍は三重県、現住所は三重県伊勢市大湊町1028番地、学歴は昭和39年3月奥野学院服飾科師範科卒業、経歴といたしましては同39年4月奥野学院教諭、同41年3月同学院退職、同57年4月伊勢市ひばり朗読奉仕会会長、同59年6月伊勢市社会福祉協議会評議員、同61年4月三重県朗読奉仕員連絡協議会会長、平成3年4月伊勢市ボランティア連絡協議会会長、同8年4月三重県ボランティア連絡協議会副会長、同12年3月人権擁護委員就任、同14年6月三重県ボランティア連絡協議会会長、現在に至っておられますが、伊勢市ひばり朗読奉仕会会長・伊勢市社会福祉協議会評議員・三重県朗読奉仕員連絡協議会会長・伊勢市ボランティア連絡協議会会長人権擁護委員及び三重県ボランティア連絡協議会会長につきましては、現在も御就任されておられます。 以上のとおりでございます。何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 議案第97号につきましては、関係常任委員会に審査を付託することなく、討論を省略して直ちに同意することに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 よって、「議案第97号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」は、同意することに決定いたしました。  ------------------------------------ △報告第12号から報告第15号までの一括上程、説明、質疑、採決 ○議長(豊田喜冨君) お諮りいたします。 審議の都合により、日程第14、報告第12号から日程第17、報告第15号に至る4件を一括議題といたしたいと思いますが、そのように取り計らいまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、「報告第12号専決処分事項の報告について」「報告第13号専決処分事項の報告について」「報告第14号専決処分事項の報告について」「報告第15号専決処分事項の報告について」、以上4件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(水谷光男君) ただいま一括上程されました報告第12号専決処分事項の報告につきまして外3件につきまして、御説明を申し上げます。 報告第12号及び13号の専決処分事項の報告につきましては、交通事故による損害賠償につき、また報告第14号及び第15号の専決処分事項の報告につきましては、物損事故による損害賠償につき、地方自治法第 180条第1項の規定により、それぞれ専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりまして議会に御報告するものでございます。 以上、一括上程されました専決処分事項の報告につきましては、御説明申し上げましたが、交通事故につきましては議会にいつも御報告することに大変申しわけなく存じております。十分職員を戒めまして、交通事故防止に全力を尽くしますので、お許しをいただきたいと考えております。 なお、詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ◎助役(加藤光徳君) 一括上程中の「報告第12号専決処分事項の報告について」外3件につきまして、補足の御説明を申し上げます。議案書の55ページをお開きください。 まず、報告第12号専決処分事項の報告につきまして御説明を申し上げます。56ページをお願いします。 これは、平成14年7月2日火曜日午前9時45分ごろ発生いたしました交通事故に係る専決処分でございまして、下野町地内の相手方宅に隣接する公道のT字型交差点におきまして、生活環境部清掃センターのじんかい収集車を同センター職員が資源物回収作業のため運行中、次の資源物回収場所へ向かうため、同交差点で方向転換をしようとした際、相手方宅のフェンスに接触し損傷させたものでございます。 損害賠償の相手方、伊勢市下野町 654番地 264、世古光弘氏と協議をいたしました結果、損害賠償額3万 1,100円で示談が成立いたしたもので、平成14年9月20日付で専決処分をさせていただいたものでございます。 57ページをお願いいたします。 次に、報告第13号専決処分事項の報告につきまして御説明を申し上げます。58ページをお願いいたします。 これは、平成14年4月22日月曜日午前11時40分ごろ発生いたしました交通事故に係る専決処分でございまして、東豊浜町地内の西條公民館前のT字型交差点に接する市道役場高羽江線におきまして、生活環境部清掃センターのじんかい収集車を同センター職員が可燃ごみの収集作業のため運行中、同交差点を右折しようとした際、自転車からおりて立ちどまっていた相手方と接触し負傷させたものでございます。 損害賠償の相手方、伊勢市東豊浜町 174番地2、荒木田さき子氏と協議をいたしました結果、損害賠償額20万 8,190円で示談が成立いたしたもので、平成14年11月7日付で専決処分をさせていただいたものでございます。 59ページをお願いいたします。 次に、報告第14号専決処分事項の報告につきまして御説明を申し上げます。60ページをお願いいたします。 これは、平成14年10月24日木曜日午前9時30分ごろ発生いたしました物損事故に係る専決処分でございまして、生活環境部清掃センター職員が、可燃ごみの収集作業中、宇治浦田3丁目地内の相手方齋藤節子氏宅の敷地内に段ボール箱に入れて置かれていた衣類等の商品を可燃ごみと誤認して、じんかい収集車に積み込んでしまったことにより、その価値をなくさせたものでございます。損害賠償の相手方、伊勢市宇治浦田3丁目58番5号、有限会社アイランド取締役齋藤節子氏と協議をいたしました結果、損害賠償額65万 4,870円で示談が成立いたしたもので、平成14年11月7日付で専決処分をさせていただいたものでございます。 次に、61ページをお願いいたします。 報告第15号専決処分事項の報告につきまして御説明を申し上げます。62ページをお願いいたします。 これは、平成14年9月20日金曜日午後1時50分ごろ発生いたしました物損事故に係る専決処分でございまして、朝熊町地内の伊勢市朝熊山麓公園の緑地におきまして、都市整備部維持管理課職員が除草作業をしておりましたところ、草刈機がはね上げた石が、当該緑地横の市道朝熊二見線を通行していた相手方車両の左前部に当たり損傷させたものでございます。 損害賠償の相手方、伊勢市一色町1830番地2、石原憲明氏と協議をいたしました結果、損害賠償額6万 2,874円で示談が成立いたしましたもので、平成14年11月15日付で専決処分をさせていただいたものでございます。 以上、一括上程中の専決処分事項の報告につきまして、補足の御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。 宿議員。 ◆11番(宿典泰君) ただいまの専決処分についてということで、事故の報告を4件いただいたわけなんですが、もう正直事故を起こした事案についてのなぜかということについては若干触れ方にも問題はあろうかと思うんですが、ここで私確認をしておきたいのは、市長が毎回このようなことで、この本会議上でこの専決処分が毎回上程されておるわけですね。そのときどきに、やはり事故防止について全力を挙げてというような形で、議会に対して、また市民に対しての言いわけというのかそうした話をされるわけなんですが、実際にはこういう事故防止についての具体策というのがもう少し明確に必要ではないかなと、こんなことを思うわけなんです。その点についてのお答えをいただきたい。 それと、やはり市長が管理者のトップとして、やはりこういう事故防止に対しての気構えということも含めてお答えをいただきたい。 私は、この数字だけが、例えば専決処分の報告第12号でありますけれども、3万 1,000円ということなんですね。金額は3万 1,000円であろうけれども、実際にこの事故を起こしたことについての対応・対処という、また処理をするということについては、それなりに上司の方・職員課の方、いろいろと時間をとられて相手方と損害についての話をされておるんですね。その時間というのはもう膨大なことで、この3万 1,000円にかえられない部分があろうと思うんです。 そんなことも含むと、本来は市民に対してサービスする時間を割いてこの時間をやっておるということなんです。ですから、金額はこの損害金だけではなくて、大きなものがあるということも認識をいただいて、先ほどの事故防止の徹底した対応というものと、それと市長の気構えだけお聞かせを願いたい。こんなことを思います。 ○議長(豊田喜冨君) 市長。 ◎市長(水谷光男君) お答えいたします。 私が言うことが弁解になると思いますけれども、あえて申し上げさせていただきますれば、本当に申しわけないと思ってます。毎議会にこういう恥ずかしい申しわけないことの専決処分を、本当に心の底から私は恥ずかしいし、ざんきにたえないし、市民にも申しわけないと思っております。 もっともな御意見をちょうだいしまして、私としましてはやはりただいまの4件はすべて外の事故で外の自動車を使っての仕事でありますだけに、現下交通事故が叫ばれておりますから、一般、この庁舎の仕事よりも外の仕事でありますから、そういう危機にいつもさらされておるということはよくわかるけれども、かといって事故がこんなに多発すること、市民の模範になるべき市役所の職員がこういう事故を起こす。事故を起こすつもりでは仕事はしておりませず、意思聴従を払ってやっておることでしょうけれども、結果的にはこういうことになっております。 したがいまして、私は職員課の安全衛生委員会にはたえず注意をして、よそに比べてうちは事故がどうなんだと、よその市役所に比べて。そういうところまで吟味をして対応をするように注意をしております。 結果として、口で私がこういうことを申しておりましても結果責任でございまして、今の宿議員のお尋ねに言うことは、すべて弁解になりまして大変心苦しゅうございます。さらにさらに戒めましてかかることのないように、こういうことを議会で報告することのないように、一生懸命に努力いたします。結果を見て、御判断をいただけるように努力したいと思っております。 以上でございます。 ○議長(豊田喜冨君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長土田美辻君) 事故防止策についてでございますが、日ごろから各所属で安全運転を呼びかけるなど、公用車を使用する場合は所属長の方から一声をかけて、事故のないように努めておるところでございます。 また、本年は事故が多発しておるということから、7月12日に交通事故防止についての助役通達等も出しております。 また、事故を起こした職員には、過失50%以上の職員につきましては南部自動車学校での教習とか、あるいは津の交通安全研修センターですか、こちらの方へも安全運転の研修に努めておるところでございまして、毎回毎回こういうことを議会の中で上程されることにつきましては、大変申しわけなく思っております。 以上でございます。 ○議長(豊田喜冨君) 宿議員。 ◆11番(宿典泰君) わかるわけなんです。ほとんどの専決されておる事故が、ちょっとした不注意ということになろうと思うんですが、具体的にというと、もう職員の意識ということになろうと思うんですね。私の近くの市民の方から、議会のこういったアミーゴで流れておる状況を見て、事故が毎回あるなという話も含めて、私にも問いかけがありました。その方も、「十数年自分の車を乗っておるけれども、1回も事故したことないんや」と。「それにしては多いんと違うか」ということは、素直に疑問として出るわけなんですね。そういったことを思うと、職員の方の意識というのはどうなんやろうと、こういった疑問もあるわけなんです。その意識についても、今の御答弁ですとどういう状況で職員の意識を上げるというのか未然に防ぐための意識に対して、何か事故防止につなげるものがないかというふうな具体的なことがありませんから、その点もう少しお答えください。 ◎企画調整部長土田美辻君) 事故防止策につきましては、各所属で安全衛生委員会がございます。ここにおきまして、事故が発生した後、善後策等の対策についてどういうところが課題であったか、今後どのようにするかということは、常に協議をいただいているところでございますが、現実的に交通事故が減っていないということは大変申しわけなく思っております。 ただ、防止策としましてはいろいろ方策を練りながら、対応をしておるところでございますが、毎回毎回出てくるということについては、心を痛めておるところでございますので、ひとつ御理解のほどよろしくお願いをいたします。 ◎助役(加藤光徳君) 今回のこの事故については、この報告の13号・14号につきましては、いろいろな懲戒等の審査委員会で懲戒処分に、異例の今までではなかったような懲戒処分をして、やはりその事故を起こした職員の反省を促しておると。 それと、先ほど来、企画調整部長がいろいろるる申し上げましたけれども、それに加えて朝礼等、あるいは安全衛生委員会等でやはりそういった防止策について今後さらに議論を深めていきたいと、そのように考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(豊田喜冨君) 他に御発言はございませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでございますので、お諮りいたします。 「報告第12号専決処分事項の報告について外3件一括」につきましては、関係常任委員会に審査を付託することなく、討論を省略して直ちに承認することに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 よって、「報告第12号専決処分事項の報告について」「報告第13号専決処分事項の報告について」「報告第14号専決処分事項の報告について」「報告第15号専決処分事項の報告について」、以上4件は承認することに決定いたしました。  ------------------------------------ △発議第18号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(豊田喜冨君) 次に、日程第18、「発議第18号伊勢市議会委員会条例の一部改正について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 提案者の説明を求めます。 15番、杉浦議員。 ◆15番(杉浦宮雄君) ただいま上程されました発議第18号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 本件につきましては、昨年12月、伊勢市議会議員定数条例が改正され、平成15年1月1日以降に執行される一般選挙から議員の定数が28人となりますので、当市議会委員会条例第2条の総務委員会の委員の定数を9人から7人に改め、また今回の部課設置条例の一部改正に伴い、第2条の常任委員会の教育民生委員会の所管のうち、生活環境部市民サービスセンターを生活環境部市民交流課・生活環境部市民サービス課に改めようとするものでございます。 何とぞよろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 発議第18号につきましては、関係常任委員会に審査を付託することなく、討論を省略して直ちに原案どおり可決することに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 よって、「発議第18号伊勢市議会委員会条例の一部改正について」は、原案のとおり可決確定いたしました。  ------------------------------------ △平成14年請願第3号の上程、報告、質疑、採決 ○議長(豊田喜冨君) 次に、日程第19、「平成14年請願第3号就学援助の充実を求める意見書採択に関する請願」を議題といたします。 本件につきましては、去る9月9日の本会議において、教育民生委員会審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。 13番、中村 康議員。 ◆13番(中村康君) 上程中の「平成14年請願第3号就学援助の充実を求める意見書採択に関する請願」につきましては、去る11月11日委員会を開会し、慎重なる審査の結果、現在文部科学省において学校保健法で定められている学校における健康管理のあり方について検討されており、また義務教育費国庫負担の一部財源化の問題等にも関連するため、さらに詳細な調査が必要と認め、継続審査にすべしとの意見の一致をみましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願いを申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) ただいまの報告に対しまして、御発言はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 「平成14年請願第3号就学援助の充実を求める意見書採択に関する請願」につきましては、教育民生委員会報告のとおり、さらに審査期限を延長し、議会閉会中も審査を願い、次の議会に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。  ------------------------------------ △平成14年請願第4号の上程、報告、質疑、採決 ○議長(豊田喜冨君) 次に、日程第20、「平成14年請願第4号「義務教育費国庫負担制度の存続」を求める請願」を議題といたします。 本件につきましては、12月2日の本会議におきまして、教育民生委員会審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。 13番、中村 康議員。 ◆13番(中村康君) 上程中の「平成14年請願第4号「義務教育費国庫負担制度の存続」を求める請願」につきましては、去る12月12日委員会を開会し、慎重なる審査の結果、請願人の願意を妥当と認め、全会一致をもって採択すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) ただいまの報告に対しまして、御発言はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 平成14年請願第4号につきましては、教育民生委員会報告のとおり採択することに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 よって、「平成14年請願第4号「義務教育費国庫負担制度の存続」を求める請願」は採択することに決定いたしました。  ------------------------------------ △日程の追加について ○議長(豊田喜冨君) お諮りいたします。 ただいま平成14年請願第4号が採択されたことにより、意見書提出の必要が生じましたので、「義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書の提出について」を本日の日程に追加し、日程順序を変更して直ちに議題といたしたいと思いますが、そのように取り計らいまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 議案を配付いたさせます。             〔議案配付〕  ------------------------------------
    △発議第19号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(豊田喜冨君) それでは、日程第21、「発議第19号義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書の提出について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 提案者の説明を求めます。 15番、杉浦議員。 ◆15番(杉浦宮雄君) ただいま上程されました発議第19号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 本件につきましては、地方分権化推進に伴い、教育の地域間格差が生ずることのないよう、教育の機会均等と教育水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の存続に関して地方自治法第99条により意見書を提出しようとするものであります。 その内容につきましては、お手元に配付のとおりであります。 以上、提案理由の説明といたします。何とぞよろしく御審議の上、御決定いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) ただいまの説明に対しまして、御発言はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 発議第19号につきましては、関係常任委員会に審査を付託することなく、討論を省略して直ちに原案どおり可決することに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 よって、「発議第19号義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書の提出について」は、原案どおり可決確定いたしました。 なお、本意見書につきましては議長において処理いたしますので、御了承をお願いいたします。  ------------------------------------ △平成14年請願第5号の上程、報告、質疑、採決 ○議長(豊田喜冨君) 次に日程第22、「平成14年請願第5号「30人以下学級の実現、教育予算大幅増額」を求める請願」を議題といたします。 本件につきましても、12月2日の本会議におきまして、教育民生委員会審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。 13番、中村 康議員。 ◆13番(中村康君) 上程中の「平成14年請願第5号「30人以下学級の実現、教育予算大幅増額」を求める請願」につきましては、去る12月12日開会の委員会におきまして、慎重なる審査の結果、請願人の願意を妥当と認め、全会一致をもって採択すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) ただいまの報告に対しまして、御発言はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 平成14年請願第5号につきましては、教育民生委員会報告のとおり採択することに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 よって、「平成14年請願第5号「30人以下学級の実現、教育予算大幅増額」を求める請願」は採択することに決定いたしました。  ------------------------------------ △日程の追加について ○議長(豊田喜冨君) お諮りいたします。 ただいま、平成14年請願第5号が採択されたことにより、意見書提出の必要が生じましたので、「30人以下学級の実現、教育予算大幅増額に関する意見書の提出について」、本日の日程に追加し、日程順序を変更して直ちに議題といたしたいと思いますが、そのように取り計らいまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 議案を配付いたさせます。             〔議案配付〕  ------------------------------------ △発議第20号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(豊田喜冨君) 日程第23、「発議第20号30人以下学級の実現、教育予算大幅増額に関する意見書の提出について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 提案者の説明を求めます。 15番、杉浦議員。 ◆15番(杉浦宮雄君) ただいま上程されました発議第20号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 本件につきましては、山積する教育課題の解決を図り、子どもたち一人一人を大切にした教育を推進するため、学級編制引き下げの早期実現、また生活空間や学びに応じた学習空間、生涯学習など地域コミュニティーの拠点として、バリアフリー・ユニバーサルデザイン仕様を採り入れた、安全・快適なる施設整備を図るため、大幅な教育予算の増額に関して地方自治法第99条により意見書を提出しようとするものであります。 何とぞよろしく御審議くださり御決定いただきますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) ただいまの説明に対しまして、御発言はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 発議第20号につきましては、関係常任委員会に審査を付託することなく、討論を省略して直ちに原案どおり可決することに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 よって、「発議第20号30人以下学級の実現、教育予算大幅増額に関する意見書の提出について」は、原案どおり可決確定いたしました。 なお、本意見書につきましては、議長において処理いたしますので、御了承をお願いいたします。  ------------------------------------ △平成14年請願第6号の上程、報告、質疑、採決 ○議長(豊田喜冨君) 次に、日程第24、「平成14年請願第6号最低保障年金制度の確立に関する請願」を議題といたします。 本件につきましても、12月2日の本会議におきまして、教育民生委員会審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。 13番、中村 康議員。 ◆13番(中村康君) 上程中の「平成14年請願第6号最低保障年金制度の確立に関する請願」につきましては、去る12月12日開会の委員会におきまして、慎重なる審査の結果、最低保障年金制度の確立には年金未加入者の増加問題等、相互扶助的な年金制度の根幹にかかわる問題であり、さらに詳細な調査、精査が必要と認め、継続審査にすべしとの意見の一致をみましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) ただいまの報告に対しまして、御発言はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 「平成14年請願第6号最低保障年金制度の確立に関する請願」につきましては、教育民生委員会報告のとおり、さらに審査期限を延長し、議会閉会中も審査を願い、次の議会に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。  ------------------------------------ △平成14年請願第7号の上程、報告、質疑、採決 ○議長(豊田喜冨君) 次に、日程第25、「平成14年請願第7号乳幼児医療費助成制度を就学前までに引上げることを求める請願」を議題といたします。 本件につきましても、12月2日の本会議におきまして、教育民生委員会審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。 13番、中村 康議員。 ◆13番(中村康君) 上程中の「平成14年請願第7号乳幼児医療費助成制度を就学前までに引上げることを求める請願」につきましては、去る12月12日開会の委員会におきまして、慎重なる審査の結果、現在制度の拡張について県と協議中であり、また制度の拡張には財源の問題もかかわるため、さらに詳細な調査が必要と認め、継続審査にすべしとの意見の一致をみましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(豊田喜冨君) ただいまの報告に対しまして、御発言はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 「平成14年請願第7号乳幼児医療費助成制度を就学前までに引上げることを求める請願」につきましては、教育民生委員会報告のとおり、さらに審査期限を延長し、議会閉会中も審査を願い、次の議会に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。  ------------------------------------ △市長あいさつ ○議長(豊田喜冨君) 以上で、本日の議事日程は終わったのでありますが、議長の手元に陳情が1件まいっておりますので、印刷、配付いたしておきましたから、御了承下さい。 この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。 市長。 ◎市長(水谷光男君) 議長のお許しをいただきましたので、一言お礼のごあいさつを申し述べさせていただきます。 このたびの市議会定例会におきましては、平成13年度決算の認定につきましてお願い申し上げましたところ、特別委員会を御設置いただきまして、慎重かつ詳細に御審議をいただき御認定を賜りましたこと、心から厚くお礼を申し上げます。 また、提出させていただきました各議案につきましても、御熱心な御審議を賜り可決、あるいは御承認くださいましたこと、重ねて厚くお礼を申し上げます。 御審議の過程におきまして種々承りました御指摘・御意見・御注意につきましては、十分心に刻みまして今後の執行に当たってまいりますので、よろしく今後とも御指導のほどをお願いを申し上げます。 御承知のように、本年は長引く不況から、これまでにも増して大変厳しい一年でありましたが、議員各位の御協力・御指導をいただきながら、予定いたしておりました数々の重要事業につきましても総じて着実に進めさせていただくことができた一年であったと考えています。 しかしながら、本市では解決を急がねばならない重要課題がいまだ山積しておりまして、これらの解決対応を早急に図ってまいらなければなりません。 また、今後の本市を取り巻く情勢につきましても、不況に伴う諸課題に加え、社会構造の急激な変化・IT化、さらには国が進め正念場を迎えております市町村合併という時代の要請にこたえる重要課題も抱えておりますとき、いよいよ厳しくなるものと認識をしております。 今後の行政執行に当たりましては、これまでの慣行とか常識にこだわることなく、全職員創意工夫・意識改革を徹底し、一丸となって重要課題の解決・諸施策の推進に懸命に取り組んでまいる決意を新たにしております。 市民皆さんのお幸せと本市の発展、そして新たな時代にふさわしい市町村合併を目指してまいりますので、議員各位の一層のお力添えをお願い申し上げる次第であります。 終わりに、本年もあとわずかとなってしまいました。寒さも一段と募ってまいります。議員各位初め御一統様には十分御自愛をいただきまして、来るべき平成15年が皆様にとりましても、また伊勢市にとりましても、幸い多い飛躍の年となりますよう心から御祈念を申し上げ、簡単ですが12月定例会閉会に当たりましてお礼のごあいさつといたします。 どうも皆さんありがとうございました。  ------------------------------------ △閉会の宣告 ○議長(豊田喜冨君) お諮りいたします。 以上で、本議会定例会提出の全議案を議了いたしましたので、これをもって本日の会議を閉じ、市議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊田喜冨君) 御異議なしと認めます。 よって、これをもって本日の会議を閉じ、市議会定例会を閉会いたします。 御苦労さんでした。 △閉会 午後2時02分  会議の顛末を録し、ここに署名する。    平成14年12月18日          伊勢市議会議長       豊田喜冨          伊勢市議会議員       杉浦宮雄          伊勢市議会議員       松浦美佐子...