野々市市議会 2022-09-14
09月14日-03号
令和 4年 9月 定例会(第4回)
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△マスク・
フェースガード着用の実施
○議長(
中村義彦議員)
新型コロナウイルスの感染予防のため、議員及び
執行部職員は、マスクまたは
フェースガードを着用し
てください。また、傍聴の方も着用をお願いいたします。
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△開議 9月14日午前10時00分開議 出席議員14名
○議長(
中村義彦議員) これより本日の会議を開きます。 出席議員は定足数に達し
ておりますので、休会前に引き続き会議を開きます。
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△会議時間の延長
○議長(
中村義彦議員) あらかじめ会議時間の延長をし
ておきます。
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△議長諸報告
○議長(
中村義彦議員) 議事日程は、お手元に配付のとおりです。
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△一般質問
○議長(
中村義彦議員) これより日程第1として一般質問を行います。 通告を受け
ておりますので、順次発言を許します。 3番、
小堀孝史議員。 〔3番(
小堀孝史議員)登壇〕
◆3番(
小堀孝史議員) 私は、
野々市フォーラムの小堀孝史です。通告に従い一般質問をいたします。 質問は、
公立中学校における休日の部活動の
地域移行について及び
ゼロカーボンシティ宣言後の対応についての2項目で
あります。 最初に、
中学校部活動の
地域移行についてお伺いします。 初めに、これまでの経緯について確認し
ていきます。 小学生から中学生になるとクラス数
が増え、3年間で同じクラスになる人の人数は限られます。したがって、3年間を通して接点の
ある友達をつくることは決して容易とは言えません。 中学生において部活
が大切な理由の1つは、部活の仲間とは夏休み、冬休みも練習を行い、3年間一緒で、クラブとして1つの目標に向かっ
て一緒に頑張ることで、絆の強い仲間になります。2つ目の理由は、高校、大学、社会人へと成長するにつれて人物像を形成するための
基礎づくりとなることです。 これまで、中学校において実施され
てきた部活動は、生徒の
スポーツに親しむ機会を確保し、生徒の自主的、主体的な参加による活動を通じて、達成感の獲得、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養に資するとともに、自主性の育成にも寄与し
て大きな役割を担っ
てきました。 令和3年度の
スポーツ庁の調査で運動部に所属し
ている生徒の割合は、男子63%、女子49%となっ
ています
が、運動部活動や地域の
スポーツクラブに所属し
ていない生徒で
あっても、ふさわしい環境で
あれば参加したいと考える生徒も
います。 これまで、
スポーツ庁の検討に併せ
て、国会においても令和元年12月に、部活動を学校単位から地域単位の取組とし、学校以外の指導者
が担うことについて検討を行い、早期に実現すること
が指摘されました。 以上のように、これまで国において検討
が進められ、そして今年度の6月に
スポーツ庁の
有識者会議「
運動部活動の
地域移行に関する検討会議」は、
公立中学校の
運動部活動の目指す姿をまとめ、
スポーツ庁長官に手交しました。提言では、令和5年から令和7年末までの3年間をめどに、休日の
運動部活動から段階的に
地域移行するように提言し
ています。 今回の提言は、国のガイドラインを今年度早期に改訂し、令和5年から3年間を
運動部活動の
改革集中期間として位置づけ
て、全ての都道府県において、休日の
運動部活動の
地域移行に向けた具体的な取組や
スケジュールなどを定めた推進計画を策定し、それを基に各市町村において推進計画を策定すること
が適当で
あるとし
ています。その内容には、将来的な地域活動の姿及び休日の次のステップで
ある平日の移行について、また、
文化部活動のことも一部触れ
ています。 私は今回、地域の
スポーツ環境について、将来形態を念頭に考慮しつつ、当面の課題で
ある運動部活動における休日の
地域移行について触れ
ていきたいと思います。 そこで市長に伺います。これまでの国の動きに対応し
て、本市として様々な検討をされ
ていると思います
が、今回の提言を受け
て今後どのように検討、対策を行うかについて、所見を伺います。よろしくお願いします。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 部活動の
地域移行という課題につきまし
ては、長らく日本で続い
てきた
学校部活動という
教育文化そのものの大きな
歴史的転換でも
あると捉え
ておりまし
て、本市では、令和元年度に部活動における持続可能な
体制づくり検討組織委員会を設置し、これまで幅広く議論をし
ていただい
ているところでございます。 今回の
スポーツ庁及び文化庁の提言を受け、本市といたしまし
ては、
子どもたち、そして先生方の心身と社会的な健康、いわゆる
ウェルビーイングの実現、加え
て、その活動の中でたくましく育っ
ていく
子どもたちが将来的には本市の
スポーツや文化活動の新たな担い手になっ
ていくというビジョンを、まずは関係の皆様に思い描い
ていただくこと
が大切で
あると考え
ております。 今後も、
検討組織委員会の中で様々な角度からの御意見を賜りながら、具体的な計画の策定につなげ
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 小堀議員。
◆3番(
小堀孝史議員) ありがとうございました。 これまで委員会を設置し
て検討し
てきたということを御答弁いただきました。 次は、具体的な本市の対応についてで
ありますけれども、国の指針では、市町村において検討を進めるためには、学校等の関係者から成る協議会的なものを設置し
て取り組むこととし
ています。 そこで伺います。本市では具体的にどのような体制で検討を進め
ていく予定ですか。おおむねの
スケジュールについてもお伺いします。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君) おおむねの
スケジュールについて御質問ございました。 先ほどの市長答弁にもございました
が、本市では、令和元年度より部活動における持続可能な
体制づくり検討組織委員会を開き、検討を続け
てまいりました。そして令和4年度、今年度は、国の新たな提言
が出されることを前提に、さらに様々な立場や専門的な視点を加えた協議等を行うこと
が必要で
あるという認識の下、設置要綱の策定と委員の拡充を行っ
てきたところでございます。 これまでは、両中学校長と
教育委員会事務局職員で会を構成いたし
ておりました
が、令和4年度からは、
学識経験者、それから研究者、そして両中学校の
部活動後援会、
市スポーツ団体や市の文化団体、そして
民間スポーツ団体の各代表者を委員に加え
て拡大強化し、新しいメンバーを加えた合計12名による新しい委員会として、先月、8月9日に第1回目の検討会を開催いたしました。 今後の
スケジュールでございます
が、できるだけ早い段階での計画の策定と、令和5年度の後半には1つまたは2つの部活動で土日の
地域移行が開始できることを目指し
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 小堀議員。
◆3番(
小堀孝史議員) 今ほども、先ほどの答弁にも
ありましたけど、委員会を立ち上げ
てということ
がありますので、私は委員会
が立ち上がっ
ていることも承知し
て今ここに立っ
てますけれども、今後の答弁として、全て委員会で詳細を決め
ていくというのではなく
て、なく
てというか、答弁の中では、所管元としてこういう方向で資料を提出し
て議論を進め
ていきたいというふうな見通しについて答弁し
てもらえばいいかというふうに思いますので、よろしくお願いします。 それでは、地域の次は指導者の確保についてで
あります。 休日の
運動部活動を地域へ移行することの検討において、教師からも地域での
スポーツ指導者を希望する人も考えられます
が、地域の各種団体との協力連携で
スポーツ指導者として登録する際は、
コーチ登録に必要な講習会を開催検討するなどの対応
が必要になると思います。 そこで伺います。休日の
運動部活動を地域へ移行する場合、地域の各種団体と協力関係を築い
て行う必要
があると考えます
が、具体的にどのような方法で指導者を確保するのか、伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君)
地域移行に向けた指導者の確保は、今後の課題の1つになると捉え
ております。 令和3年度末に市内の2つの中学校で、部活動の顧問を務め
ている教員61名を対象に
アンケート調査を実施いたしました。最も大きな課題で
あると考えられる要素として「
外部指導者の確保」と回答した教員の割合
が55.7%で
あったことから、本市でも、2人に1人の
中学校教員がその確保
が課題と捉え
ているという認識でおります。 指導者の派遣も含め
て、研修受講による
指導者資格等の付与の
仕組みづくりやその周知等については、理解を得ながら丁寧に行っ
ていく必要
があると考え
ており、今回、検討会の委員として新たに、先ほども申し上げました
が、市の
スポーツ団体や文化団体、それから
民間スポーツ団体の各代表者の方々に加わっ
ていただいたところでございます。 一方で、休日の指導を希望する教員のニーズにも応え
ていく必要
があることから、早ければ9月中には、生徒及び保護者を含めた
学校関係者、そして各団体への
アンケート調査を実施する予定となっ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 小堀議員。
◆3番(
小堀孝史議員) 次に、その各種団体の話に触れ
ていきたいと思います。 本市には現在、36の
スポーツクラブ、32の体育協会の団体、17の
スポーツ少年団が活動し
ています。今後の
地域スポーツ環境を構築するには地域の各種団体と連携する必要
があります
が、これらの団体に加え
て、保護者会、同窓会、複数の学校の運動部
が統合し
て設立する団体など、学校と関係する組織、団体も想定する必要
があります。 さらに、地域において、どの生徒にとっても
スポーツに親しむ機会を確保し
ていくためのもので
あり、複数の運動種目の活動
があることも生徒にとっては重要なことで
あります。また、今後は、たとえ同じ種目で
あっても
レクリエーション志向の生徒向けの活動と
競技志向生徒向けの活動を提供したりするなど、生徒自身
が自分の志向やレベルに合う活動を選べる環境を構築し
ていくことも重要となります。 あわせ
て、生徒の健康への配慮を考え、活動日数や時間への配慮及び学校施設を中心とした活動場所の選定など、実施環境を整理し
ていく必要
があります。 そこで伺います。将来を見据えた本市における地域の
スポーツ環境を担う実施主体として、現在の各種団体を含め、どのような団体、組織
が考えられますか。お伺いします。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君) 今回の検討会においても大きなテーマ軸として掲げ
ておりますの
が、部活動そのものをなくすということではなく、
中学校部活動を通して、
子どもたちの健康、そしてロールモデルとしての大人の関わり、
スポーツ・芸術文化の
地域内継承の3点を重視することでございます。 これらを「サステナブル(持続可能)」「
ウェルビーイング(心身と社会的な健康)」という2つの概念で包むこと
ができる
仕組みづくりとその実現
が、市
が目指す市民協働の
まちづくりの方向性とも合致すると考え
ております。 その受皿となる
活動団体等につきまし
ては、市の体育協会や文化協会、
スポーツ少年団、また、
民間スポーツ団体や市内の大学、そしてその他個人の地域人材を想定いたし
ておりまし
て、今回の
検討委員会では、それぞれの代表者の方々に新たに委員に加わっ
ていただい
ているところでございます。
○議長(
中村義彦議員) 小堀議員。
◆3番(
小堀孝史議員) 各種団体の話とかいろいろ総合的に検討し
ているという話でございました
が、最初に押さえ
ておこうと思っ
て準備し
ておったんです
が、ちょっと現在の中学校の生徒数、今後の見通しになりますけれども、本市においてやがて人口増
が止まり、さらに生徒数
が増加から減少に転じる時期
が来ると考えられます。 そこで伺います。本市において中学校の生徒
が減少に転じる時期
がいつ頃と考え
ておいでになりますか。よろしくお願いします。
○議長(
中村義彦議員) 小堀議員、通告の順番
が違っ
てます。気をつけ
ていただきたいと思います。
◆3番(
小堀孝史議員) 分かりました。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君) 本市の中学校における全生徒数でございます
が、多少上下することも
あろうかと思います
が、推測のところ、今のところ横ばいです。
あっても微増という形で推移するのではないかと見込んでおります。
○議長(
中村義彦議員) 小堀議員。
◆3番(
小堀孝史議員) 大変失礼しました。 それでは、続けさせ
ていただきます。 今回、これまで述べ
てきたように、あらゆる生徒
が各個人の希望に合った形で好きな種目に取り組めるような
環境づくりをした場合に、成果の発表の場としての大会はどのような場で
あり、どのように取り組むかについて考え
ておく必要
があります。 今回の休日の部活動を地域へ移行し、次の段階として、学校の部活とは異なる地域独自の
スポーツ団体を立ち上げる場合は、生徒の興味、関心に応じた多様な運動種目を設置することは非常に困難になります。少子化の影響で、
地域スポーツ団体に所属する生徒は地域単独でチームを組めず、練習の成果を発揮できず、他の学校や地域に所属する生徒との切磋琢磨
ができない状況
が生じることになります。 したがって、国から都道府県や
大会主催者に対して、大会への参加は学校単位だけでなく地域の
スポーツ団体等の参加を認めることを要請する必要
があります。既に
日本中体連においては地域の
スポーツ団体等の中学生
が全国中学校大会へ参加できることを承認し、参加条件について
都道府県中学校体育連盟と協議中で
あり、着実な参加資格の見直し
が求められます。 一方、技能
が高く常にレギュラーで活躍し
て将来につなげ
ていくことを望む生徒と、伸び伸びとプレーを楽しみたい生徒
が同じチームに
いると、試合を通じた成長の機会
が大きく偏る状況
が生じることになります。チームの中で高い水準の能力や記録に挑むことを重視する生徒には日頃の練習の成果を発表する場の確保も必要で
あり、各競技団体において上位を目指す大会を引き続き開催し
ていくことも必要です。 このような状況を踏まえ、最終的には、今後の地域での
スポーツ環境としては、全体のバランスを考え、中学校に在学する3年間で一定の競技成績を出すことを重視するよりも、生涯にわたって心身の健康を保持増進し、豊かな
スポーツライフを実現するための基礎となる資質・能力を継続し
て育成すること
が望まれると思います。 そこで伺います。運動能力に多少の差は
あっても生徒それぞれ
が自分なりの目標を持ち活動し
ていることも踏まえ、それぞれの生徒の思いや能力も考慮しつつ、チームとしてまとまっ
て大会に臨むことは有意義で
あると考えます。今後の本市の検討における大会の在り方についての所見を伺います。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君) 大会の在り方につきまし
ては、その大会を主催する
中学校体育連盟(中体連)や各
スポーツ競技、そして文化団体
がそれぞれの
大会参加資格等を定めるもので
あり、令和5年度以降は地域の
スポーツ団体等も参加できる形になるよう、
スポーツ庁及び文化庁から各団体に向け
ての通知によりその準備
が進められ
ていくものと伺っ
ております。 今後、実施予定で
あります生徒や保護者への
アンケート結果を踏まえ
て、可能な限りそのニーズに応えられるよう、活動の受皿や大会の参加の在り方等についても検討し
ていきたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 小堀議員。
◆3番(
小堀孝史議員) 次に、生徒の出費のことで
あります。 これまでの学校における部活動においては、各運動部において部費等として、部員で
ある生徒から
大会参加費や備品、用具の購入代金、中体連や競技団体などの登録料金に充てるため一定の金額を集め
ています。ただし、教師
が指導を担っ
ているため指導料
が生じず、比較的安い料金となっ
ています。 今後、休日に地域で部活動に参加する際には、部外講師から指導を受けた指導料を追加で払う必要
があります。休日のみならず平日も移行した場合はさらに高額となります。指導者には適切な対価
が支払われることは重要で
ある一方で、家庭の経済状況にかかわらず、会費の負担自体や部費と比べ
て金額
が上がることへの強い抵抗感を示す保護者
が出
てくること
が想定されます。保護者への丁寧な説明で理解を得
ていく必要
があります。 また、地域で実施する
運動部活動に要する費用も工夫し
て集めること
が大切です。そして保護者には事前に丁寧に説明し
て理解を得ること
が必要です。 そこで伺います。部活動の
地域移行を実施するに当たり、
スポーツ活動が地域との一体感を醸成する観点から、地元企業から応援を得ることも工夫の一手段と考えます。検討し
てみ
てはいかがですか。伺います。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君) 部活動に当たっての諸費用につい
てでございます
が、基本的には保護者からの会費
が財源となり
受益者負担の考え方
が原則となります
が、御家庭の
経済状況等にかかわらず中学生
が部活動に参加できる環境を整えることは重要で
あると考え
ております。 また、学校外の活動となることで、新たに
スポーツ安全保険への加入等による負担増も見込まれることから、その徴収方法も含め
て保護者の理解
が得られるよう、丁寧な検討を進め
ていく必要
があります。 また、国の提言にも、保護者の
家計負担軽減を国や自治体
がその補助等も含め
て検討し
ていく必要
があると記され
ていることから、本市におきましても、
地元企業等との連携や協力、そして低廉な額での施設利用の許可等、国や県の動向や、そして先進地の好事例を注視しながら、検討会を通じて研究を深め、進め
てまいりたいと思っ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 小堀議員。
◆3番(
小堀孝史議員) ありがとうございました。 最後、終わりになります
が、現在、多くの地域において少子化の進展と教師の負担
が大きくなるということで、学校の
運動部活動は持続可能でないと心配され
ています。本市もやがて訪れるで
あろう事態に備え
て、休日の
運動部活動を地域へ移行することを着実に実施し、
スポーツ庁からの提言と文化庁からの
文化部活動の地域への移行について、地域事情に合った検討を進め
ていくこと
が必要で
あると私自身考えます。 以上で部活動の
地域移行に関する質問を終わります。 次に、
ゼロカーボンシティ宣言後の対応についての質問に移ります。 本市は令和4年3月7日、令和4年第2回
野々市市議会定例会にてゼロ
カーボンシティを宣言しました。環境大臣からは、2050年カーボンニュートラルの実現に向け
て大変心強く感じ
ているとのメッセージも届い
ています。 環境省は、地域における暮らし、社会の分野を中心に、
生活者目線での脱
炭素社会実現に向けた工程と具体策を示すものとして、
アクションプラン30を整理し
て、一人一人
が自らの行動につなげること
ができるように紹介し
ています。 今回、本市は、具体的な取組を遂行するため、
地球温暖化対策推進本部を設置し、併せ
て地球温暖化対策推進員を設置し
て、地球温暖化対策実行計画の策定や見直し、点検、評価を行っ
ています。推進員は、市役所庁舎をはじめとする公共施設や公用車など、市
が実施する事務や事業により発生する温室効果ガスを削減するため、電気や燃料等の使用量を把握し、施設ごとに使用量削減のために重点的に取り組むことを定め、各施設における温暖化対策のリーダーとして削減を呼びかけ
ています。 そこで伺います。本市はこれまで多くの取組を実施し
てきました
が、今回の
ゼロカーボンシティ宣言を受け
て、今後新たな事項や対策を強化する取組
がありましたら伺います。よろしくお願いします。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 近年、地球温暖化
が原因と見られる気候変動の影響により国内外で自然災害
が頻発し
ていることから、住みよい環境を次世代へ引き継いでいくためには、自分たちにできることを一つ一つ進め
ていくこと
が大切で
あると考え
ております。 そのためには、行政だけではなく、市民や事業者の皆さんと一丸となっ
て地球温暖化の対策に取り組んでいくこと
が必要で
あると思っ
ておりまし
て、先般、
ゼロカーボンシティ宣言を表明させ
ていただいたところでございます。 今後の市の具体の取組といたしまし
ては、公用車への電気自動車の導入や公共施設の照明器具のLED化を順次進め
てまいりたいと思っ
ております。 そして、私は、何よりもゼロ
カーボンシティの実現に向け
て大切なことは、SDGsの考え方
が市全域に広がっ
ていかなければ達成できないことで
あると考え
ておりますので、意識の醸成を図っ
ていくことについても積極的に取り組んでまいりたいと思っ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 小堀議員。
◆3番(
小堀孝史議員) 今後、2050年の脱炭素社会の実現に向け
ては、全市民一人一人の協力を得
て、当面2030年までの取組
が重要で
あり、地球に住む人類としての責任をみんなで果たし
ていく必要
がありますので、市民の皆さんへの働きかけを一段と強くし
てお願いしたいというふうに思います。 これで私の質問を終わります
が、途中、通告書と順番
が違う質問になりまし
て、大変御迷惑かけました。おわびします。 以上で私の質問を終わります。 ありがとうございました。
○議長(
中村義彦議員) 14番、大東和美議員。 〔14番(大東和美議員)登壇〕
◆14番(大東和美議員) 通告に従い、一般質問を行います。 これからの保育園と認定こども園に求めるもの。 なぜ働くお母さんの子どもを預かる保育園なのにあんなに荷物
が多いのだろうか、なぜ働いてるお母さん方
が保育園の窓拭きや掃除をするために休暇を取らなく
てはいけないのだろうか、30年以上前に抱いた疑問
がよみがえっ
てまいりました。 子どもと手をつないで登園のできる保育園、手ぶら登園で子どもと向き合う時間を確保した関東地方のキートス保育園という民間保育園において、企業とタッグを組み、まずは昼寝用の布団、次におむつ、次に着替えと一つ一つ解決し
ていった保育園
が紹介され
ている記事を見
て、今こそ本市におきましても解決に向け
て動き出すときで
あると提案したいと思いました。 「ありがとう」を見える化することで離職率の課題に挑戦。 キートス保育園では、多くの課題の1つに職員の離職率の高さ
がありました。初任給、社宅、有給休暇取得率100%、産休を取りやすくするなど、いろいろな処遇改善で課題を解消され
ています。 しかし、それでも離職する保育士に悩まされ
ていました。そこで目についたの
が、20代でSNS世代の価値観は給料や処遇よりも「いいね!」と認められたいのだと気づき導入したの
が、職員同士で感謝の気持ちを送り合える社内コミュニケーションツールで
あります。 「日頃の感謝や賞賛のメッセージを送ると、全職員
が見ること
ができます。今までの社内表彰制度は会社からの評価。このアプリは職員間のやり取りで、上司は間に入れない。誰のフィルターも通さず透明性
が担保され、素直に『ありがとう』を受け取れる。承認欲求
が満たされ、やりがいを感じられるようで、離職率はかなり改善した」と
ありました。 また、このシステムは、「ありがとう」に対してコメントを返せない。返信しなく
てはとの強制感をなくす工夫もされ
ている。各自ポイントを付与され、「拍手」することでポイントを贈り、もらったポイントはアマゾンポイントなど他社のポイントに交換できる。保育園の名前の「キートス」とはフィンランド語で「ありがとう」という意味だそうです。 次に、同じように、保護者の全員
がハッピーな手ぶら登園に挑戦。 荷物の要らない保育園を可能にしたのは、園長自身の経験から、「働い
ていると、子どもと過ごせるのは、お迎えから寝るまで。その間も食事や家事、保育園の荷物をかばんから出し
て洗っ
て明日の用意をし
て、かなりの時間を取られます。子どもはやっとお母さんに会え
てお話
ができると思ったけど、実際は違い、子どもを急がせ
ていました。頭では分かっ
ていても、どこかに罪悪感
が残っ
ています。保育園を運営するに当たり、朝の登園までと帰っ
て寝るまでの間は、心も体も子どもに向き合っ
てほしいと思いました」と
ありました。 そして、この園長さんは、洋服は、提携したクリーニング店
が各年齢に合わせた新品の服を用意し
て、園児は登園後着替え
て、帰るときに朝着た服に着替える。それまでは、各自
が持参し
ていたときは、担当の保育士は数時間かけ
て全園児分の持ち物チェックをし
ていた。今はその時間、保育士のほうも子どもと向き合えるようになった。クリーニング店側も、コロナ禍でスーツを着
ての出社
が減り業界
が厳しい状況のため、ウィン・ウィンの関係という。 もう1つ、荷物の要らない保育園を可能にしたのは、地域を絞っ
て集中的に展開するドミナント戦略。13園
が近距離圏内に
あるため、必要なものの納品や配送コストを抑えられる。しかも、保護者の負担はゼロ。希望者は利用をというスタンスだ
が、100%の保護者
が利用し
ている。
アンケートでは、「車ではなく手をつないで登園できるようになり、帰りに公園に寄れるようになった」などのうれしい声
が届い
ているという。 では、費用はどうやっ
て捻出し
ているのか。 ここにも斬新な発想
がありました。動画アプリ「ティックトック」の活用です。 「これまで、保育士の採用のために全国を回ったり紹介業者に依頼したりと年間約3,000万円ほどの採用コスト
がかかっ
ていました
が、広報部長や職員
がティックトックでライブ配信することでゼロ円になり、その分を全部
子どもたちの持ち物に充てられ
ています。子ども
が家族以外、社会で最初に会うの
が保育士。日本の保育園システムは英語で説明できない。つまり、日本の保育園のようなものを表す名称
がないということから、保育園
が将来は『SUSHI(すし)』『KARAOKE(カラオケ)』のように、『HOIKU(保育園)』
が世界共通語になるような保育園をつくりたい」と大きな夢をかなえようと頑張っ
ている園長の取組から、こちらも触発を受けました。 現地視察はでき
ていません
が、コロナ禍でも
あり、新聞報道だけで詳細は分からないことをお断りしたいと思います。 実際に課題に取り組み実現され
ているとなれば、本市でも挑戦し
ていただきたいと期待
が膨らみます。 そこで、働い
ていることを条件に子どもを預かっ
ている本市における保護者の荷物の多さに対して、本市の保育園や認定こども園の現状、実態をどのように感じ
ておられるのか、お伺いいたします。また、保育園、認定こども園における手ぶら登園に向け
て取り組まれ
てはいかがでしょうか。見解をお伺いいたします。
○議長(
中村義彦議員) 堤健康福祉部長。 〔健康福祉部長(堤喜一君)登壇〕
◎健康福祉部長(堤喜一君) 保護者の皆さん
が持参する園児の荷物につきまし
ては、毎日の着替えやおむつのほか、毎週1回のお布団の持ち帰りと持込みなどをお願いし
ております。 兄弟で同時入園し
ている場合は荷物も倍になるなど、保護者の中には御負担に感じ
ている方もいらっしゃるかと思います。 ただ、移動手段に自転車や公共交通機関を利用する大都市圏とは異なり、本市の保育園や認定こども園を利用され
ている保護者の方の多く
が車で通勤し
ていることから、登降園につきまし
てもほとんどの方
が車を利用し
ておりますので、荷物の持ち運びの負担というよりも、園に持ち込むおむつ一枚一枚に名前を書かなければならないことなど、おむつや布団、着替えなどの準備に負担を感じ
ている方
が多いのではないかと考え
ております。 おむつにつきまし
ては、近年、様々な事業者
が定額制利用サービス、いわゆるサブスクを提供し
ております。このサブスクを園に導入することにより、保護者の皆さんと保育士両方の負担軽減になり、子育て支援と働き方改革になるというメリット
があります。 市内でもこのサービスの導入を検討し
ている園
があるとお聞きし
ております
が、おむつには様々な種類と価格
があり、保育士の負担を考えますと、園児ごとに保護者
が選択するのではなく、園
がそのうちの1種類を指定することになろうかと思います。 また、お布団については、お昼寝用簡易ベッドを導入し、シーツだけのお持ち帰りとすることで保護者の負担軽減につなげ
ている民間園
が市内には6園
あると聞い
ております。 安全面や冬場の寒さ対策、また収納スペースの確保、保育士の負担など課題もございますことから、公立園ではまだ導入に至っ
ておりません
が、保護者の負担軽減策については様々な角度から検討し
ているところでございます。 今後も、新しい制度やサービス、先行事例等の情報を積極的に収集するとともに、保護者の方の声や現場の保育士の意見にも耳を傾け、よりよい保育環境を目指し、努力し
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 大東議員。
◆14番(大東和美議員) 実情としては野々市市の場合は車を利用される方
が多いということで、民間ではいろいろな工夫、検討もされ
ている現状をお伺いいたしました。公立保育園でも少しでもいろいろな形で検討し
ていただければと思います。また、コロナ禍で地域のクリーニング店の皆さんにとっても経済活性化の後押しにもなるのではないかなと思ったりもいたしますので、またぜひ御検討し
ていただければと思います。 次の質問に移ります。 日本生まれの母子手帳、世界50か国・地域に拡大、デジタル化
が進行中。 多くの国では、母子手帳の内容を動画で視聴できたりスマホにダウンロードできたり、デジタル化
が進んで
いると聞きました。日本でも必須だと思います。 震災や津波で破損、紛失し
ても、データ
があれば復元できます。予防接種
が追加されたら、情報の上書きも可能です。映像や音声を使うことで、視覚や聴覚に障害をお持ちの方や外国人にも正しく情報
が伝えられます。紙とデジタルを一緒に使うことで、多様なニーズに対応できるようになります。 本市の母子手帳の現状とデジタル化に向けた今後の方針についてお伺いします。
○議長(
中村義彦議員) 堤健康福祉部長。 〔健康福祉部長(堤喜一君)登壇〕
◎健康福祉部長(堤喜一君) 母子健康手帳は、妊娠、出産及び育児に関する一貫した健康記録として、また、乳幼児の保護者に対する育児に関する指導書として活用し
ていただくため、現在、本市では、妊娠届出の際に紙媒体の母子健康手帳を交付し
ているところです。 また、本市の母子保健に関する情報につきまし
ては、石川中央都市圏4市2町で運営をし
ておりますいしかわ中央子育てアプリの活用を、市で実施し
ている赤ちゃん訪問の際にお母さん方に勧め
ております。 このアプリには、居住し
ている市町名ですとか子どもの生年月日を登録することにより、乳幼児健診や予防接種の予定日をお知らせできる機能
が利用できるほか、親子
が参加する各種イベントのカレンダー表示をはじめ、休日当番医情報や、またお子さんの急な発熱などへの救急対応など、母子保健に関する幅広い情報を取得すること
ができます。 ほかにも、母子健康手帳に記載され
ている妊婦健診や乳幼児健診、予防接種の個人履歴については、マイナポータルを通じて御本人
がスマートフォン等で閲覧できるようになっ
ているところで
あります。 今、国のほうでは、母子健康手帳に関する検討会において、母子保健情報の電子化の方針について検討中とのことでございますので、本市の母子健康手帳につきまし
ても、当面はこれまでの紙媒体による手帳を交付することとし、まずは御紹介した石川中央都市圏のアプリへの登録を推奨し
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 大東議員。
◆14番(大東和美議員) 石川中央都市圏の赤ちゃんアプリの活用をぜひ進め
ていただきたいと思います。また、マイナポータルから既にスマホを通じ
てできるということで
あれば、できればその御案内も、今現在、国でもしされてない状況で
あったとしても、情報として提供し
ていただければなと思います。また、国のほうで検討中ということで
あればぜひ早く実現し、万が一、母子手帳
が紛失ということはないですけれども、災害時でなくした場合とかの貴重なものだと思いますので、早くデジタル化
ができればと思っ
ています。 ありがとうございます。 次の質問に移ります。 今ほども答弁の中に
ありましたように、子どもの病気は、妊娠から出産、新生児、小児と経過の詳細を知ることで正確な診断
ができ、適切な治療につながるといいます。 母親の健康と子どもの健やかな成長にとって母子手帳は、日本で生まれアジア、アフリカを中心に活用され、彼女たちは母子手帳を「命のパスポート」と呼んで
いるそうです。 日本では約10年ぶりに母子手帳
がリニューアルされると聞きました。双子や三つ子などの多胎児や障害をお持ちの子どもの家庭でも使いやすくなるよう検討され
ているほか、父親にも活用し
てもらうため、名称を「親子手帳」にする意見も出
ているそうです。 母子手帳は子どものものという認識に立ち、子ども
が読むことを前提として6歳を過ぎ
ても使える母子手帳を持つ自治体では、小中学生で受けた予防接種や発育の記録を子ども
が自分で書き込めば、最高の健康教育教材になります。高校や大学では、命の大切さを考える教材として活用され
ています。 親の海外赴任に同行したり子ども自身
が留学したりする際には、予防接種欄の記録
が必要になります。母子手帳は、子ども
が大きくなっ
てからも活躍する機会
があります。 本市におきまして、デジタル化と併用できる母子手帳のリニューアルと同時に、親から子への「手書きの贈物」として、6歳以降の小中高大学と書き込みできるスペースを増やし
てはどうかと思います
が、本市のリニューアル母子手帳についてどのような方針なのか、お伺いいたします。
○議長(
中村義彦議員) 堤健康福祉部長。 〔健康福祉部長(堤喜一君)登壇〕
◎健康福祉部長(堤喜一君) 母子健康手帳の6歳以降の子の保護者
が書き込みできるスペースについてです
が、現行の母子健康手帳におきましても、任意の予防接種や今までにかかった主な病気の記録の欄、また永久歯となっ
てからの歯科健診の欄と、僅かではございます
が自由に記載できる予備欄
がありまし
て、6歳以降も一部の項目で記載
が可能となっ
ております。 令和4年7月21日に国で開催されました第3回母子健康手帳、母子保健情報等に関する検討会において、妊娠、新生児、乳幼児、学童期、思春期に至る継続性について配慮する観点から、任意様式において学童期以降の健康状態を記録できるようにし
てはどうかという意見
が出
ておりますことからも、本市といたしまし
ては、この検討会を含む今後の国の動向について注視し
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 大東議員。
◆14番(大東和美議員) 本市でも国の動向に従い、さらなるリニューアルの上に独自性をつけ
ていただければと思います。 次の質問に移ります。 日常時も非常時も活用できるフェーズフリーな広場について。 近年、自然災害
が頻発し
ており、国民の防災意識も高まっ
ています
が、市民は、命を守る安全・安心な
まちづくりをし
てもらえるよう行政に期待し
ています。 「冬は積雪の雪捨場
がない。住宅街の真ん中に公園を造り、それを囲むようなまちを設計し
てこなかったから。いつも公園は端っこに造られ
てきたの
が野々市市ではないか」との疑問の声をいただいたこと
がありました。 令和4年8月5日に開催した野々市市議会議員研修会の講演の質疑では、答えを聞くことはかないませんでした
が、過去の各地の対策事例を思い出し
てみますと、東京都では地下に貯水施設を造り冠水被害に備えた事例や、全国に広げ
て見れば各家庭の屋根に降った雨水をためるドラム缶や浄化槽の利用、本市
が実証実験し
ている田んぼダムなど、知恵と経費と効果を推測し
てみました
が、どれも取り組むには課題
があり、難しい状況です。 まず、令和4年8月4日の本市の内水被害状況の掌握についてお伺いします。
○議長(
中村義彦議員) 中藪建設部長。 〔建設部長(中藪孝志君)登壇〕
◎建設部長(中藪孝志君) 先月、8月4日の大雨により、本市において、河川に排水し切れずにあふれた内水被害
が発生いたしました。 被害状況といたしまし
ては、家屋の床下浸水
が2件、保育施設の床下浸水
が1件、手取川七ヶ用水土地改良区
が管理する林口川の堤防のり面の一部
が崩れる被害
がございました。そのほか、市内一円においての道路冠水や家屋の敷地内浸水を確認し
ております。
○議長(
中村義彦議員) 大東議員。
◆14番(大東和美議員) 次に、内水状況及び内水状況の詳細について、発生箇所の地図の記入等は行われましたか。また、今後、冠水道路等の情報の提供をどの程度の範囲まで、どういう段階で、
いつ公開されるのかどうかもお伺いいたします。
○議長(
中村義彦議員) 中藪建設部長。 〔建設部長(中藪孝志君)登壇〕
◎建設部長(中藪孝志君) 内水被害発生箇所の地図への記入などにつきまし
ては、治水対策に反映させるための資料として以前から作成し
ております。 また、冠水した道路の情報につきまし
ては、幹線道路において通行止め
が生じるなど、広く情報提供
が必要と判断した場合には、速やかにほっとHOTメールや市のホームページなどを活用し情報発信することとし
ております。 なお、道路冠水
が想定される道路のアンダーパスや地下横断歩道などにつきまし
ては、本市の洪水ハザードマップに記載し
ておりますので、災害に備え
てあらかじめ御確認いただければと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 大東議員。
◆14番(大東和美議員) 今のお話ですと、災害
が発生した状況のときに多分情報提供され
ている情報だと思います
が、個人的に言いますと、今後のいろいろな検討をするためには、地図上のそういう資料として市民にも公開できるような形のもの
があればなと想像し
ています。それ
がいいのかどうかはちょっと個人的には判断できません
が、
あればいいなと思っ
ております。 次の質問に移ります。 次に、市内及び近隣市等の内水状況の情報収集の在り方について、今後どのようにされるのか、お伺いいたします。
○議長(
中村義彦議員) 中藪建設部長。 〔建設部長(中藪孝志君)登壇〕
◎建設部長(中藪孝志君) 大雨時における市内の状況につきまし
ては、市職員による水防パトロールのほか、市民をはじめ、警察、消防からの情報提供、本市の土木防災システムや、国並びに県のホームページなどから情報を収集し
ております。 また、近隣市との情報共有
が必要な場合には、状況に応じた連絡手法で連携は図っ
ております。 今後におきましても、適宜、状況を注視しながら情報収集に努め
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 大東議員。
◆14番(大東和美議員) これまでの情報収集と違い、スマホという物を持ってる市民も多いと思いますので、できればそういう写真だとか動画だとかそういうもので情報を提供し
てもらうようにし
て、それを資料として残し
ていただければなと思います。 次に移ります。 次に、本市独自の土地多目的利用の条例制定で内水被害地域に広場の設置を促進し、下流域への被害を、時間差で内水・冠水被害を防いではどうかと思います
が、今後どのような対策を考え
ておられるのか、お伺いいたします。
○議長(
中村義彦議員) 中藪建設部長。 〔建設部長(中藪孝志君)登壇〕
◎建設部長(中藪孝志君) 議員御提案の多目的利用の広場につい
てでございます
が、本市においては調整池を公園やヘリポートなどに活用し
ております。 調整池の機能とは、雨水を河川に流出する前に一時的に貯留することで河川の急激な増水を抑制するもので
あり、治水対策として効果を発揮し
ております。 現在のところ、本市独自での多目的利用の広場を新たに整備する予定はございません
が、治水対策として、現在、田んぼダムの実証実験を行っ
ております。 田んぼダムは、水田などの農地の排水口に適正な穴を空けた調整板などを設置することにより、農地に降った雨水を一時的に貯留するもので
あります。 調整板により時間をかけ
て排水することになりますので、下流域における急激な増水を抑制する効果
があるものと認識し
ておりますので、まずは田んぼダムの実施に向け努め
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 大東議員。
◆14番(大東和美議員) 本市では調整池と、それから田んぼダムの実証実験をされ
ているということで
あります
が、私
が言いたかったのは、それでも内水被害、冠水
が現状として起き
ているではないですかということを言いたいんです。 それで、例えばその内水被害
が起きた敷地だとかをこれから20年、30年かけ
てでも、いつも被害に遭うのを恐れながら住んで
いる人
がいる場合、次の世代にそこに住んでもらいたいと思っ
ているかどうかという疑問の湧く土地だと思うので、長い目で交渉をしながら行かれたらどうかなという思いで
います。内水とはいえ、常に強い雨
が降るたびにその被害を恐れ
て住んで
いるということの大変さは、現状として野々市でも起き
ているということなので、また検討し
ていただきたいなと思っ
ております。 せっかくのアイデアで田んぼダムも
あるんですけど、現状としては田んぼ
があっても内水
が起き
ている。だからさらなる何か対策をという思いで今回質問させ
ていただきました。全国でなかなかそういうアイデア
がないようですので、野々市
が先駆を切っ
てできればなと思っ
ています。 フェーズフリーという言葉にすごく引かれるのは、ふだんそこを広場に使っ
て市街地の真ん中でそういうふうにでき
て、雪
が降ったときは雪捨場になり、雨
が降ったときは、ちょっとの時間差でしかないですけれども、水をためるというのはちょっと魅力的かなと思っ
て提案させ
ていただきました。 次の質問に移ります。 野々市中央公園拡張整備事業の事業者提案エリアについて。 市民協働の
まちづくりを目指し
ているので
あれば、市民のニーズを把握できる絶好のチャンスではないでしょうか。ゼロ歳児から2歳児の声は保護者に代弁者になっ
てもらうことにし
て、保育園児や幼稚園児、小学生や中学生、高校生、大学生など、これから本市に長く住むことになる皆さんに一緒に考え
てもらっ
てはいかがでしょうか。 企業のアイデアを待つのもいいのです
が、本市の市民ニーズを掌握し
て資料の1つとして提供するのはいかがでしょうか。 私個人のアイデアとしては、もちろん企業
が参入するだけのメリットもなければ参加する企業
がゼロということも
あります
が、市民の一人としてアイデアを出しますと、中で遊ぶ
子どもたちを眺めながら、その周りを動く回廊
があって、椅子やテーブルを設置し
て、座ったままゆっくりと一周もしくは半周すると出入口
があって、田園風景や空の雲を眺めながらゆったりと過ごしながらも、どこにもないスローライフの遊園地感覚。中の
子どもたちのにぎやかな声や音楽は外側には聞こえません
が、活動的な小さな命の躍動に触れること
ができるスペースです。中の
子どもたちのスペースの利用料は無料、その分は外側の動く回廊のスペースを有料にすることで採算
が取れるようにし
てはどうか。 事業者提案エリアこそ、市民協働の
まちづくりのチャンスではないかと考えます。この際、未来のこの施設を利用するで
あろう
子どもたちにアイデアを求め
てみ
てはいかがでしょうか。もちろん民間企業
がそれを採用するかどうかは強制はできません
が、
子どもたちに夢を聞くよい機会ではないかと思います。 野々市中央公園拡張整備事業の事業者提案エリアこそ、市民から案を募集し
て市民協働の
まちづくりを実行され
てはどうか、市長のお考えはいかがでしょうか。お伺いいたします。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 野々市中央公園拡張整備事業につきまし
ては、今年度、基本計画の策定に着手し
ており、現在は官民導入可能性調査におけるサウンディング調査を実施し
ているところでございます。 この事業者提案エリアにおきましては、事業者
が持つ豊富な知識などを最大限に活用することで、民間の資金とノウハウを生かした柔軟な施設整備の実施、さらなる地域のにぎわい創出など
が期待できるものと考え
ておりまし
て、本事業をPPP/PFIなどの官民連携事業として進めるため、自由度の高いエリアを設けたところでございます。 今後、事業者提案エリアを含めた公園全体の基本計画の策定に当たり、健康、交流、防災の各分野における
学識経験者、各種団体の代表者などで構成する野々市中央公園拡張整備事業基本計画
検討委員会におきまして、市民ニーズを踏まえながら公園施設などの検討をし
てまいりたいと考え
ております。 また、市民からの公募という形では考え
ておりません
が、今後計画
が具体化する中で、パブリックコメントなど様々な機会を捉えまし
て市民の声を反映し
てまいりたいと思っ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 大東議員。
◆14番(大東和美議員) どちらにし
てもこれからということで、発展する本市の未来を楽しみにしたいと思います。 次の質問に移ります。 尿漏れパッド使用者に配慮した男性トイレにおけるサニタリーボックスの設置。 最近になっ
て、前立腺がんや膀胱がんの患者ら
が使用済みの尿漏れパッドを捨てるサニタリーボックスを男性トイレに設置する動き
が公共施設や商業施設で広がっ
ています。埼玉県では6月までに、225か所
ある県有施設の男性トイレへの設置率
が100%を達成した。ほかの自治体でも相次いで公共施設に置かれ始め
ている。 国立がん研究センター
が2018年にまとめた統計によると、前立腺がんと診断された男性は約9万2,000人、膀胱がんは約1万7,500人。これらのがんは手術後、頻尿や尿漏れ
が起きやすくなる。そのため、手術を受けた男性は尿漏れパッドを着用すること
が多い。 しかし、公共施設など男性トイレの個室には、サニタリーボックスの設置
が進んで
いない。外出先から自宅までビニール袋などに入れ
て持ち帰ることになる。生理用品を捨てるため、女性用トイレの個室には当たり前に
あるサニタリーボックス、男性トイレに置かれ
ていないことすら知りませんでした。 尿漏れパッドを着用し
ている男性は、恥ずかしさからなのかなかなか声を上げられない。一方、当事者以外の男性は問題意識を持ちづらいの
が現状。 本市においても、まずは公共施設の男性トイレにサニタリーボックスを設置し
てはいかがでしょうか。男性トイレにサニタリーボックスの設置を推進し
ていただきたい。ボックス
が置かれた個室には専用の表示をし
ていただければ、全ての個室でなく
ても、まずはトイレ1か所に1つから設置を進め
てはいかがでしょうか。 埼玉県では公共施設だけでなく、特定建築物などほぼ大きな民間施設にお願いする文書
が8月に発送されたそうです。 男性の方
が声を出しづらい場合も
あるということですので、ぜひ早急に取り組んでいただければその波及効果は大きく、やがては全国に男性トイレにおけるサニタリーボックスの設置
が広がること
が一番だと思います。 尿漏れパッド使用者に配慮した男性トイレにおけるサニタリーボックスの設置について、本市の今後の対応をお伺いいたします。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) サニタリーボックスの設置につきまし
ては、まずは市役所庁舎と保健センターに設置し、そのほかの施設につきまし
ては、順次拡大し
てまいりたいと思っ
ております。 また、設置に当たりましては、議員お話しのとおり、分かりやすい案内表示を行うことで誰も
がトイレを快適に使用できるように努め
てまいりたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 大東議員。
◆14番(大東和美議員) 早速設置し
ていただけるということで、ありがとうございます。 9月はがん征圧月間で
あります。今やがんは治る病気になり、1981年以降、日本人の2人に1人は罹患されると言われ
ています。2021年でも日本人の死因の26%を占め、国民病と呼ばれ
ていることには変わりは
ありません
が、がん
が治っ
てからの生活の質の向上
が次の課題となっ
ております。 一日も早い設置を希望し
て、9月議会の一般質問を終わります。
-----------------------------
△休憩
○議長(
中村義彦議員) この際、暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。 午前11時20分休憩
-----------------------------
△再開 午後1時00分再開
○議長(
中村義彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
-----------------------------
△一般質問(続)
○議長(
中村義彦議員) 15番、岩見博議員。 〔15番(岩見博議員)登壇〕
◆15番(岩見博議員) 日本共産党の岩見博です。 初めに、都市計画マスタープランの見直しに当たっ
て、旧北国街道エリアを住み続けられる
まちづくりに転換することを提案をいたします。 見直し案の中で、旧北国街道エリアについて3つの基本目標
が示され
ています。1つ目は歴史・文化を活かした個性とにぎわいの創出、2つ目は多様な出会い・交流の場の創出と活用、3つ目は快適で暮らしやすいまちなか環境の形成です。 しかし、現状はというと、目標達成にはあまりにもハードル
が高いんではないでしょうか。今年3月に策定された北国街道
まちづくり基本計画の第3章で、旧北国街道周辺エリアにおける主な問題点として、1、歴史的建造物の来客数はイベント開催時期以外は少ないこと。2、カミーノ等の公共施設のにぎわい
がエリアのにぎわい創出につながっ
ていないこと。3、飲食店や交流スペースの不足で人
が訪れるきっかけ
がなくなっ
ていること。4、町家、古民家の維持管理の難しさから、建て替えや解体によって駐車場になるなど、町並みの連続性
が失われ
ていること。5、地域の方々自身
が地域資源の価値や魅力を認識するきっかけ
が乏しいなどと極めて厳しい指摘をし
ています。指摘され
ていることは、私も含め多くの市民の共通した認識ではないでしょうか。 今後も厳しい傾向は続くものと思われます。市長は、指摘され
ている問題点
が克服され
て3つの基本目標の達成は可能との認識なのでしょうか。答弁を求めます。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 都市計画マスタープランは、都市の健全な発展と秩序
ある整備を図るために、土地利用、都市施設の整備、市街地開発事業など、市の都市計画に関する基本的な方針を定めるもので、現在、策定を進め
ているところでございます。 この計画の中で、東部地域に含まれる旧北国街道周辺エリアに関する基本目標といたしまし
ては、「歴史・文化を活かした個性とにぎわいの創出」「多様な出会い・交流の場の創出と活用」「快適で暮らしやすいまちなか環境の形成」といたし
ております。 この基本目標は、総合計画や、昨年度に策定した北国街道
まちづくり基本計画など、関連する
まちづくり計画との整合を図り設定をしたところでございます。 基本目標の実現に向け
ては、地域の方をはじめ、民間事業者や教育機関など多くの方にこの旧北国街道周辺エリアに関わっ
ていただき、認識を共有し
て連携を深め
ていくことで相乗効果
が生まれ、エリア全体の問題の解消につながっ
ていくものと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 本当に私は、市長はいつまでその思いを続け
ていくのかなというふうに、正直言っ
て不安
があります。 多くの市民は旧北国街道
がどこかも知りません。これ
が現実です。加え
て、旧北国街道周辺エリア、特に街道沿いの現状を見たときに、観光客や買物客を呼び込んでにぎわいを取り戻そうとするのは無理なことと誰も
が分かっ
ていることではないでしょうか。10年先、数十年先を考えると、見直した都市計画マスタープラン
が地域の手かせ足かせになっ
ては取り返し
がつきません。 今回の見直しを機会に住み続けられる
まちづくりに転換し
て、そこを目標に知恵と予算を使うことを決断されることを提案をいたします。市長の考え、改めてお聞かせ願いたいというふうに思います。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 本市はこれまでも、「住み続けられる
まちづくり」をコンセプトに
まちづくりに取り組んでまいりました。 旧北国街道周辺エリアにつきまし
ては、都市計画マスタープランでは「歴史・文化と交流の場を活かした魅力
ある地域づくり」と位置づけ
ておりますので、今後は、北国街道
まちづくり基本計画に基づき、地域の方や民間事業者などと連携を図りながら「住み続けられる
まちづくり」に取り組んでまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 私は、最初の質問のときに触れましたけれども、やはりこの基本計画の第3章で触れ
ている、さっき申し上げました3点について、この点を克服するというの
が本当に大事なことではないかなと。それと、この指摘され
ている、先ほど申し上げました5点については、これ可能なのか、本当にこの点そういう認識なのか、市長はこれを克服できるという認識なのか、本当に私は心配でなりません。 私は同時に、こういった計画を策定する上に当たって職員の皆さんもいろいろ知恵を出し
てこられたわけですけれども、私はこの計画、現状のままの計画に縛られ
てしまっ
て、無理とは分かっ
ていてもやはり立場上そこに縛られ
てそこから抜け出せない、そういうことになっ
てはまたまずいんではないかなと。職員
がもっともっと知恵を出せる、そういう機会を与えるためにも、私はこの機会に当たっては、やはりこの計画そのものも見直し
ていく必要
があるんではないのかなというふうな思いをいたします。 それで次に進みますけれども、北国街道エリアの住み続けられる
まちづくりには、カミーノだけでなく
て、併せ
て今
ある公共施設を生かした面的整備、配置は欠かせません。 1つは中央保育園で、本町地域の住民
が育て
てきた保育園で
あり、今後も守っ
ていかなければなりません。民営化方針を白紙撤回するとともに、市立保育園として建て替え整備すること
が必要です。 もう1つは、本町地区住民から本町児童館をなくさないでほしいという声
があることから、これを機会に中央保育園の場所に保育園と児童館の複合施設を建設し
てはどうでしょうか。地域の
子どもたちが放課後や休みの日に遊ぶ場所
が身近に
あり、子どもの元気な声
が聞こえる地域にする。それは同時に、子育て世帯の魅力となっ
て波及効果をもたらし、にぎわい創出につながるのではないでしょうか。 そこにかじを切る考えは
ありませんか。旧ウイング小西跡地を郵便局に売却し旧大倉外科医院跡地の購入をやめれば、8,000万円余りの財源を確保することもできます。地域住民にも歓迎される方法ではないでしょうか。答弁を求めます。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 本市における保育園や認定こども園の現状といたしまし
ては、待機児童こそ発生し
ておりません
が、全ての年齢において厳しい状況に
あります。こうしたことから、現在、市内で新たに民間保育園を開設する運営事業者を募集し
ているところでございます。 本市では、特にゼロ歳児から2歳児の入園希望者と定員にアンマッチ
が発生し
ておりますことから、一旦休園をし
ておりました中央保育園を3歳未満児専用の保育園として暫定的に再開園し
ているところで
あります。こうした状況は今後も続くと見込んでおり、中央保育園の機能は必要で
あると考え
ておりますので、当分の間は現在の運営形態を維持したいと思っ
ております。 また、中央保育園の園舎につきまし
ては、園児
が利用し
ております増築部分以外の部分については老朽化
が著しく進んでおりますことから、市の子ども・子育て会議などで御意見をお聞きし
ているところでございまし
て、老朽化による影響や他の子育て支援施設の状況、財源の確保などについて総合的に検証、検討し、できるだけ早い時期に施設の整備方針を決定したいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 今、市長のほうから今後の整備方針についてのお答え
がありましたけれども、その中には、私
が提案いたしました本町児童館との併設も含めたそういうものも検討の中に入れ
ていくという考え方
があってもいいんではないかなというふうに思うんですけれども、その点についてお考えはどうでしょうか。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) この中央保育園の、先ほど申し上げましたけれども、特に増築部分以外の部分というのは大変老朽化
が進んでおりまし
て、できるだけ早く今後の整備方針、これは出さなきゃいかんというふうに先ほども申し上げましたけれども、同時に、それについては子ども・子育て会議などでの御意見にとどまらず、様々地域の皆さんの思いや様々な御意見はいただきながら、最終的に施設の整備方針、これを決定し
てまいりたいというふうに考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 子育て会議に諮る上に当たっては、やはり粟市長の考え方
が基本的には
あるわけですから、それに基づい
て子育て会議の中で議論されるわけですから、そこは市長の考え方をしっかりその点持っ
ていただい
て提起をし
ていただくと、議論をし
ていただくということ
が必要になっ
てくるというふうに思うんで、そういうこともお願いし
ておきたいというふうに思います。 それで次に進みます
が、議案では、本町児童館を11月から閉館する条例の一部改正案
が提出をされ
てます。閉館の理由として、建設から39年
が経過し老朽化
が著しいこと、放課後児童クラブ
が整備され
ていることから利用者数
が減っ
ていること
が挙げられ
ています。 コロナ禍に
あって昨年度の市内5つの児童館の利用者数は、中央児童館1万2,514人、押野児童館1万912人、ふじひら児童館1万2,025人、つばきの郷児童館1万7,215人、本町児童館4,719人となっ
ています。 この数字から読み取れるのは、本町児童館の利用数
が他の児童館と比べ
て少ない原因は、放課後児童クラブの整備では必ずしもないということだろうというふうに思います。最大の原因は老朽化
が著しいことで
あり、子どもの遊びの多様化に合わなくなっ
ているからでは
ありませんか。そこをどのように分析され
ていますか。答弁を求めます。 今必要なのは、閉館
ありきでは
ありません。地域の子ども中心に考え直し
て、新しく建て替えることを強く求めます。答弁を求めます。
○議長(
中村義彦議員) 堤健康福祉部長。 〔健康福祉部長(堤喜一君)登壇〕
◎健康福祉部長(堤喜一君) 昭和58年に開館しました本町児童館の利用者数は、平成4年度の1万7,577人をピークにおおむね減少を続け、令和3年度には、コロナ禍ということも
あり4,719人まで減少いたしました。 一方、本町児童館の
ある菅原小学校区の放課後児童クラブの状況といたしまし
ては、今年度は全児童数の約45%
が放課後児童クラブを利用し
ております。菅原小学校区以外の平均利用率
が約31%で
あることを考えますと、菅原小学校区の利用率
が著しく高いこと
が分かります。 このことから、放課後児童クラブの利用者数の増加
が、本町児童館の利用者数減少の大きな理由の1つで
あると考え
ております。 また、同校区内には中央児童館
があるという、他の小学校区にはない地域性や、議員お話しの施設の老朽化や子どもの遊びの多様化のほか、駐車場
が少ない上に間口
が狭く利用しづらいことなども利用者減少の要因となっ
ていると考え
ております。 本町児童館につきまし
ては10月末をもって閉館いたします
が、北国街道エリアの
子どもたちが集う場所としましてはにぎわいの里ののいちカミーノもございます。カミーノを拠点に、子どもや親子を対象にしたイベントの実施やブックコーナーを充実させるなど、子どもや親子にとっても魅力の
ある環境を提供することで、子どもの遊び場やにぎわいの創出につなげたいと思っ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 私は、例えば本町児童館の1つ取っ
てみ
てもそうなんですけれども、必ずしも放課後児童クラブ
が整備されたからということは理由ではないなと、ほかの児童館についても、まさに隣に放課後児童クラブ
があったりということも
あるわけですから、条件としては全く同じなんですよね。だから放課後児童クラブ
が整備されたからというのは理由にはほとんどならないと、その点から見
てもはっきりしてるんではないのかな、そうではないなというふうに思います。その点をどういうふうに見られたのかなと、本当にちょっとそこ
が心配されます。 同時に、もう1つ心配なのは、この本町児童館に遊びに来る
子どもたちの行き場として中央児童館あるいは押野児童館ということでこの間言われ
て、そこを利用し
てほしいということでも言われ
てきました。 しかし、考え
てみますと、本町の
子どもたちが中央児童館まで行く、遊びに行く、放課後あるいは休みの日に行く、あるいは押野児童館に遊びに行く、そこへはやっぱり時間
がかかるという問題
が出
てくるんですよ、当然のことながら。自転車で行くのか歩い
て行くのかは別にし
てもね。同時に、そういうことで移動の時間
が長くなればなるほど、交通事故に遭う、そういう危険性
が増え
てくるということにも逆になります、本町の
子どもたちが。同時にもう1つは、不審者、そういった犯罪に遭う、そういう機会も増えることになっ
てしまうということになる。 今
ある児童館を閉館
ありきということでやっ
て、本町に住む
子どもたちにそういう危険な目に遭わせ
ていいのかということ
がやっぱり大きな問題になっ
てくるというふうに思うんですよ。これは政治の責任として、私たち大人の責任として、
子どもたちにそういう目に遭わせ
ては絶対にならないというふうに思ってるんですけれども、この閉館検討に当たってはそういう点は検討されたんでしょうか。議論になったんでしょうか。本町の
子どもたち、そういう目に遭わせ
てはならないというふうに思うんですけれども、その点についてはどう思いますか。
○議長(
中村義彦議員) 堤健康福祉部長。 〔健康福祉部長(堤喜一君)登壇〕
◎健康福祉部長(堤喜一君) まず、放課後児童クラブの整備と児童館の利用者数
があまり要因とならないんじゃないかという最初のお話でございますけれども、放課後児童クラブの施設の整備については、その間、特に急激に増えたの
が平成28年度、それから令和3年度になります。 そこで、全児童館につきまし
ての利用者数については、本町児童館も含め
てその28年と令和3年度は利用者数
が大きく減っ
ている状況になっ
ています。こういったことから、放課後児童クラブの整備というの
が児童館の利用の減少につながるということはまず大きな要因の1つで
あることは間違いないとこちらでは思っ
ております。 それから、利用する交通の便、それから不審者の件ということについては、正直申し上げ
てそこまでは十分な検討はし
てき
ておりません
が、ただ、条件としては、いろんな校区の
子どもたちが建っ
ている児童館に、校区だから近いという
子どもたちも
いれば遠い
子どもたちも
いる。その中で私たちはいろんな形で、
子どもたちの交通安全、それから不審者に関する情報というのは、教育委員会も含め
てですけれども、うちで言えば子育て支援のところからでも交通事故に遭わないように気をつけるんだよということですとか、不審者に関する対応についてはいろいろな形で伝え
てきたと思います。 児童館利用という、一歩外に出るということ自体
がそもそも子どもにとっては危険というふうなことから考えると、児童館のことだけではなく
て、市
が子どもたちの命や事故、けがなどから守っ
ていくという責任は当然
あるというふうに考え
ております。 以上です。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 今、部長のほうから答弁
がありましたけれども、私は端的に、先ほど申し上げたように、本町に、今現在児童館に遊びに来
ている子どもたちに、そういう交通事故とか、あるいは不審者の犯罪に遭うような、そういうことも含め
て検討された上でのことなのかということをお聞きしたんですけれども、そこ
が端的にやっぱりちょっとどうなのか、お答えをもう一度お願いしたいというふうに思うんです。 それで、もう1つは、コロナの前のいわゆる利用者数、ほかの児童館ももっと多いんですけれども、ただ、本町児童館では、平成30年度の年間利用者数ということで見
てみると、7,000人の子ども、中には大人の方の利用も含め
て入ってるんだろうと思うんですけれども、7,000人ですよ。これを多いと見るか少ないと見るのかということですよね。本当にたくさんの子ども
がやっぱり遊びに来てるんです。喜多家住宅とか郷土資料館に来る人たちよりも多いんですよ、本町児童館に遊びに来る子どもの数
が。 この
子どもたち、7,000人の
子どもたちも新しくなればもっと増えるかなというふうに思うんですけれども、この
子どもたちの遊び場を奪っ
ていいのか、危険な目に遭わせ
ていいのか、そこをやっぱり今問われ
ているというふうに思うんでね、先ほど質問しました。そういった危険性も含め
て、本当に検討され
てきたのか含め
て、ちょっともう一度答弁をお願いします。簡潔でいいです。
○議長(
中村義彦議員) 堤健康福祉部長。 〔健康福祉部長(堤喜一君)登壇〕
◎健康福祉部長(堤喜一君) 曖昧な答弁をし
てしまったようで、申し訳
ありません。 交通事故、それから不審者に対する危険度といった形での検討はし
ておりません。 次に、それから児童館の人数でございますけれども、確かに平成28年度は本町児童館、延べでございます
が、7,300人
が御利用になっ
ております。同時に、そのほかの児童館につきまし
ては、最も少ないところで押野児童館の1万9,743人、2倍以上でございます。また、一番多いところでつばきの郷児童館2万9,041人というふうに、ほかの児童館全てにおいて2万人を超えた形で利用
がございます。 また、そういったところからの利用という形で比べ
てみた場合には、確かに利用され
ている、あるいは大切にし
てここを使っ
てくださってる
子どもたちがいることは間違いございません
が、ほかと比べた場合には低いなというふうには感じ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 長い説明をお聞きしたわけですけれども、基本的には、結果としてはその点、いわゆる
子どもたちの危険性についてあまり議論され
ていなかったんだなというふうな思いはします。 次に進みます。 旧ウイング小西跡地問題について質問します。 平成29年12月定例会で旧ウイング小西跡地を駐車場整備事業として土地開発公社で先行取得するための債務負担行為補正
が計上され、私の一般質問に当時の西野豊産業建設部長
が議案の提案理由を答弁され
ています。 どのような答弁内容だったのか、要旨をお答え願いたいというふうに思います。
○議長(
中村義彦議員) 中田総務部長。 〔総務部長(中田八千代君)登壇〕
◎総務部長(中田八千代君) 野々市中央地区整備事業による文化交流拠点と地域中心交流拠点をつなぐ旧北国街道のにぎわいを創出するため、まずは訪問者の受入れ環境を整えること
が最も重要で
あり、当時は暫定駐車場として整備するため用地の取得を行うという答弁でございました。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 提案の中身は議案書にも明記し
てありますけれども、やはり駐車場購入なんですよね、あくまでも。それで、現在の副市長、当時の山口総務部長の答弁の中でも、予算決算常任委員会の中で私の質問に対して、駐車場用地のこの問題についていわゆる二次的なものとして、交通事故の多いところで
あって、そういうことも含め
ての整備ということも含め
て取得を考えたということ、これはあくまでも二次的なんですよね。やはり一次的には、議案書にも
あるように、駐車場用地の取得なんですよ。だからそれに基づい
て当時の西野部長はそういう答弁をされ
ている。ということは、あくまでも駐車場用地で
あったということになるわけです。 その点から考えますと、私は、郵便局に今度は貸すということになったわけですけれども、結果的にこれは議会に対して誤った、偽った予算を執行したということになっ
てしまったということではないのかなというふうに思うんです。これは財政法上も、前にも指摘したこと
があるんですけれども、やはり財政法上もこれは許されないことだというふうに思うんです。議会
が議決し
て、そういう駐車場用地として購入することを、それでいいですよということで賛成多数で議決したわけです。しかしその中身
が、目的
が結果としては違っ
てしまったということで、駐車場もなくなった、なくなるということも含め
て考えると、やはり財政法上大きな問題として残るんですよね。それは、前にも言いました、議会
が議決した、議会軽視も甚だしいんですよ。 そういった問題点
が残るということについてどのように今思っ
ておられるのか、改めてちょっとその点について、議会に対する問題、あるいは財政法上そういうこと
が、議会で議決した以外の目的で使われ
ていくということ
が、そんなこと
がどんどん行われたら大変なことになるんですよ。議会
がないに等しいことになっ
てしまう。本当に許されないんです。その点についてどのように受け止め
ていますか。ちょっともう一度答弁をお願いします。
○議長(
中村義彦議員) 山口副市長。 〔副市長(山口良君)登壇〕
◎副市長(山口良君) 前にも何回か答弁させ
ていただい
ておりますけれども、交差点の角地ということで、市としては、この場所というのは大変利用価値の高い場所で
あるので取得させ
ていただきたいと。当面の間は、岩見議員おっしゃるとおり、駐車場として供用し
ていくというふうに答弁をいたしました
が、あくまでも当面の間ということでございます。 今、郵便局のほうから申出
があって、それを検討した末、郵便局さんについては公的なもので
ありますし、住民サービスの向上にもつながります。また、土曜、日曜とか、それから郵便局お休みのときには駐車場としても利用すること
ができるわけです。そういったことから、著しく目的
が違うということではないというふうに思います。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 私はやっぱり問題は
あるというふうに思います。議会
が議決したものをそういうことで変更し
ていく、駐車場と言いながら、ほとんど駐車する車
がいないということで変更を余儀なくされ
ていくって、こういうことに変わっ
ていったわけですから、やはりその辺の見通し
が間違っ
ていたということをはっきりと認めること
が必要ではないのかなというふうに思います。私は、やっぱり議会軽視も甚だしい、この点も含め
て指摘をし
ておきたいというふうに思います。 次に進みます。 跡地は郵便局に売却する以外には
ありません。郵便局に売却すれば4,271万円の市民の税金
が節約でき、固定資産税や都市計画税など郵便局からの市税収入も増えることになります。 郵便局に購入し
てもらうよう交渉する考えは
ありませんか。答弁を求めます。
○議長(
中村義彦議員) 中田総務部長。 〔総務部長(中田八千代君)登壇〕
◎総務部長(中田八千代君) 日本郵便株式会社から土地の利活用のお話をいただいた際、市からは売買についても打診をし
てまいりました
が、日本郵便株式会社からは、郵便局用地の確保については、従来から土地の賃貸借契約で行っ
ており、今回も賃貸借で協力をお願いしたいとの申出
がございました。 この申出に従いまし
て、現在協議を進め
ているところでございます。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 私は、この駐車場用地、本当に当初の予算執行の目的から外れ
てしまったわけですから、解決の方法としては、これはやっぱり処分すると、郵便局
が使っ
ていくというんで
あれば、郵便局に売却するということで処分する以外にないと、方法はそれ以外にないというふうに思います。 その点を改めて申し上げ
て、次に進みます。 令和元年9月定例会で、旧大倉外科医院跡地を土地開発公社で先行取得するための債務負担行為補正
が計上されました。予算決算常任委員会で私の質問に当時の田村文化課長は、「北国街道にぎわい創出プロジェクトの西側の玄関口として重要な場所として位置づけ
ており、説明看板とか公衆トイレとか、来場者の利便性を向上させること
が考えられる。交差点の改良も含め交通環境の改善も視野に入れ
ていきたい」といった趣旨の答弁をされました。それでは交差点の改良について計画は
あるのかとの私の質問に当時の北川土木部長は、「旧ウイング小西跡地も含め
て、今後、警察や県と協議し
ていくことになる」と答弁され
ています。 ところが、旧ウイング小西跡地を本町郵便局の移転用地として貸すことになったことは、これまでの全ての説明
が破綻したことを証明したということでは
ありませんか。 改めて、旧大倉外科医院跡地の購入中止を強く求めます。答弁を求めます。
○議長(
中村義彦議員) 山口副市長。 〔副市長(山口良君)登壇〕
◎副市長(山口良君) 旧大倉外科医院跡地につきまし
ては、前々から説明させ
ていただい
ております
が、様々な活用
が見込める大変利用価値の高い場所で
あるということは今も認識をいたし
ているところでございます。 現在も地権者の方と交渉をし
ているところで
ありますので、今すぐ交渉を中止するということについては考え
ておりません。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 昨年1月21日に開かれました第1回の野々市市都市計画マスタープラン策定委員会の議事要旨を拝見しますと、委員の方からも、北国街道の病院跡地に1メートル程度の雑草
が生え
ていると、北国街道に関する取組を実行できないんで
あれば計画から削除すればいいとの御意見
が出され
ております。当然副市長も出
ておられるわけですから御存じだというふうに思うんですけれども、やはり市民あるいは委員の皆さんからもこういう指摘
が出され
ています。私は重要だというふうに思います。 この間、議会でも、一般質問も含め
ていろいろ議論
がされ
てきたわけですけれども、私は、これを重く受け止める必要
があるんかなというふうな思い、現状からし
てもやっぱりそのように思います。 そこで改めて伺うんですけれども、この大倉さんとの交渉のリミット、
いつというふうに考え
ておられますか。ちょっとその辺お答え願いたいというふうに思います。
○議長(
中村義彦議員) 山口副市長。 〔副市長(山口良君)登壇〕
◎副市長(山口良君) 今ほどの岩見議員さんからの御指摘の件ですけれども、あれは諦めるべきだという話ではなく
て、雑草
が生え
ていて大変見苦しいと、あのまま放置し
ておくのはよくないというふうな委員からの御発言だったというふうに思います。その件については、市
が所有し
ている土地ではないのでその地権者の方に申し伝えますというふうに回答したかなというふうに思っ
てます。 それから、交渉のリミットについ
てで
ありますけれども、今現在交渉をし
ておりますけれども、1つのめどとして今年度いっぱい
が、大体話もいろいろ出尽くし
ておりますので、今年度いっぱいかなというふうにリミットとしては思っ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) やっぱりこのマスタープラン策定委員会の中でもこういう意見も出されるくらいですから、私はこれは早く打ち切るということで決断し
ていただきたいというふうに思います。周りの土地についても、空き地状況あるいはこの売買の状況から見
ても、あの地域の交差点改良云々ということもほとんど不可能に近いわけですから、そういうことをいつまでもずっと引っ張っ
ていくというふうなやり方でやっ
ていくというのは、はっきり言っ
てやめ
ていただきたいということを申し上げ
ておきたいというふうに思います。 次に進みます。 デジタル改革関連法による個人情報保護条例の改廃について質問いたします。 現行の市の個人情報保護条例は、1、個人情報の収集は本人から直接収集するなどの収集の制限、2、目的外利用、外部提供の制限、3、保有特定個人情報の利用の制限、4、オンライン結合の制限など
が定められ
ており、例外とする事例は個人情報保護審査会の意見を聴くことと定め
ています。 政府は、この自治体ごとの規定
がデータ流通の支障になるとして、自治体の保護条例をリセットし
て、国の個人情報保護委員会
が示す全国共通のルールの下で一元化した個人情報保護法にするとし
ています。 これまでも、匿名加工情報で
あっても郵便番号や職業、年齢などで追跡すれば、家族構成や借金の内容、勤続年数などから個人を容易に特定できる危険性を指摘をし
てきました。市民の個人情報
が企業のもうけのために利用されることになる、それでいいのか、自治体の姿勢
が問われ
ています。 そこで伺います。匿名加工情報の提供について、改正法の附則第7条の市町村はできるの規定を適用し
て、匿名加工情報の提供を行わないことを条例で定めることを求めるものです
が、その考えは
ありませんか。答弁を求めます。
○議長(
中村義彦議員) 中田総務部長。 〔総務部長(中田八千代君)登壇〕
◎総務部長(中田八千代君) デジタル改革関連法の成立により個人情報保護法
が改正され、これまで国や地方自治体、民間企業等でそれぞれ異なっ
ていた個人情報の保護に関するルール
が個人情報保護法に統合、一本化されることになりました。 これに伴い、地方公共団体においても個人情報保護法
が直接適用されることになるため、条例に重複する規定を存置することや、新たに規定を整備する必要
がなくなるため、来年4月1日までに個人情報保護条例を改正する必要
があります。 議員お話しの匿名加工情報を事業者等に提供することにつきましては、都道府県及び政令指定都市以外の地方公共団体においては、当分の間任意とされ
ていることから、現在のところ、本市では提供の予定はございません。 本来、匿名加工情報を事業者等に提供する場合は、これに係る手数料の規定
が必要となります
が、本市においては提供の予定はございませんので、この規定をしないことになります。したがいまし
て、条例に匿名加工情報の提供を行わないことを規定する必要はないものと考え
ております。 条例の改正につきまし
ては、個人情報保護法の規定やガイドラインに倣い、条例で定める必要
がある事項について規定する方針とし
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 法律では一応、来年の4月までに各自治体の条例の改廃について審議し
て執行し
ていくということになるわけですけれども、市としてはどのような
スケジュールでおられるんですか。その辺についてお聞かせ願いたいというふうに思います。
○議長(
中村義彦議員) 中田総務部長。 〔総務部長(中田八千代君)登壇〕
◎総務部長(中田八千代君) 予定といたしまし
ては12月議会を予定し
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 私は、先ほど、最初に申し上げたように、現行の条例の中で個人情報の保護というものはしっかり保護されるようになってるわけですから、これ
が引き続き守られるようにし
ていくということ
が本当に大事だなというふうに思っ
ていますので、改廃に当たっ
てもその点をしっかり踏まえた上での条例の中身にし
ていただきたいということを申し上げ
て、次に進みます。 4月に交遊舎の住民票や所得証明を発行する住民サービス窓口
が廃止されました
が、今も廃止されたことを知らずに来られる市民
が後を絶ちません。窓口サービスの再開を求める声も少なく
ありません。 あすなろ団地に住む独り住まいの高齢女性から、県に提出する住民票を発行し
てもらうのに市役所までの往復タクシー代として3,000円を払っ
ているという声
が寄せられ
ています。デジタル化推進のためにはデジタル弱者の痛みは仕方のないことでしょうか。それは違うと思います。 行政サービス向上のためには、迅速、簡潔な手続としてデジタル化を生かすとともに、市民の多面的な行政ニーズに応える対面サービスの拡充を図ることこそ、市民の選択肢を増やし、市民の利便性向上につながるのではないでしょうか。市民への多様な行政サービスの提供を保障するのではなく
て、マイナンバーカードの普及率を上げたい
がための窓口を廃止したとしか思えません。 交遊舎での住民サービス窓口の再開を強く求めます。答弁を求めます。
○議長(
中村義彦議員) 浅野地域政策部長。 〔地域政策部長(浅野昇君)登壇〕
◎地域政策部長(浅野昇君) 交遊舎サービスコーナーにつきまし
ては、令和3年3月からのコンビニエンスストアでの諸証明の交付サービスの開始に伴いまし
て、令和4年3月31日をもって廃止をいたしました。 このコンビニ交付サービスは、全国のコンビニエンスストアなどに設置され
ていますマルチコピー機で、マイナンバーカードを利用し
て住民票、戸籍謄本・抄本、印鑑登録証明書などの各種証明書を取得できるサービスで
あります。平日だけではなく夜間や休日でも各種の証明書を取得すること
ができることから、サービスの開始以来、多くの方々に利用し
ていただい
ているところで
あります。 このことから、交遊舎サービスコーナーの再開についての考えはございません
が、マイナンバーカードをお持ちでない方、またコンビニ交付サービスを利用しにくい方など、様々な御事情の
ある方につきましては、郵便による請求や委任状による代理人請求など、よりよい方法を選択いただけるよう、しっかりと情報を提供し
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 私はデジタル化そのものを否定し
ているわけでは
ありません。同時に、国もそうなんですけれども、地方自治体としても、このデジタル化を進めるに当たっては、多様性、いろんな障害を持った方も含め
て、そういう人たちも含め
てそれに対応できるようにし
ていく、包括的に検討し
ていくと。残念ながら、今、国の方針としても、自治体の進め方にし
ても、そういったところ
がやっぱり足りないんではないのかなというふうな思いをし
ております、正直言っ
て。そういった方々を置き去りにしたままやられ
ていくということになっ
ている。やはりそこは日本のこのデジタル化の進め方のまずさではないのかなというふうな思いをし
てます。 そういう点も含め
て、私は改めて交遊舎での市民サービス窓口の再開を求め
て、次に進めたいというふうに思います。 安倍晋三元首相の国葬に反対の声
がやみません。世論調査でも反対
が過半数を占め、抗議行動や撤回を求める声は広がり続け
ています。岸田首相は、個人の葬儀を国
が行う法的根拠を示すこともでき
ていません。 重大なのは、特定の個人の葬儀を税金を使っ
て行うこと
が、法の下の平等、思想や良心、信教、表現の自由、財政民主主義を定めた憲法に反するということで
あります。 一説では100億円とも言われ
ております
が、葬儀に要する金額は葬儀
が終わった後に報告するというのですから、「国民をばかにするのもいいかげんにしろ」と言いたくなります。 安倍氏の評価についても、モリカケ、桜を見る会疑惑などなど、行政の私物化、国会軽視、官僚統制の在り方などに厳しい批判
があります。加え
て、統一協会と政治の深刻な癒着の中心に安倍氏
が存在し
ていたこと
が明らかになっ
ています。国葬を強行するということは、国家として安倍政治への敬意を国民に強要し、統一協会との癒着関係を免罪することになります。 世論に押され
て政府は、国民に弔意を表すことは要請しないと言っ
ております
が、市として、国から要請
があってもなく
ても市民や児童生徒、市職員に弔意を表すことを要請することはすべきでは
ありません。市の対応について答弁を求めます。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 現在、国からの要請はございません
が、私は、弔意表明は個人の意思に基づい
て行われるものだと思っ
ておりますので、市から市民の皆様などに対して弔意表明を要請することはございません。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 岸田首相、いつ何どきどういうふうに変わるか分かりませんので、その辺は非常に心配ですけれども、そういうことになっ
ても、ぜひ市民や、あるいは職員にそういうことを求めるような、あるいは児童生徒に求めるようなことはしないでいただきたいというふうに思うんですけれども、教育長、どうでしょうか。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君) 教育委員会ということで御質問
が来たかと思います
が、市長答弁と同じでございます。
○議長(
中村義彦議員) 教育長、少し大きな声で答弁し
てください。
◎教育長(
大久保邦彦君) 失礼いたしました。 市長答弁と同じでございます。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 次に進みます。 8月16日、テレビで、統一協会の創始者で
ある文鮮明を追慕する記念行事の一環として企画されたピースロードの式典に本市を含む県内5つの市町の長
が出席等をし
ていたと報じられたのを受け、8月21日、私、議員として粟市長に申入れを行いました。 内容は、1、これまでに本市及び本市関連外郭団体において統一協会及び関連団体などと寄附金の受け取りや団体企画の後援、市施設の貸与などはなかったのか明らかにすること。2、今後、本市及び本市関連外郭団体と統一協会及び関連団体との関係を一切断つこと。3、市として統一協会及び関連団体からの被害相談窓口を開設し
て、全国統一協会被害者家族の会や全国霊感商法対策弁護士連絡会と連携し
ていくことの3項目で
あります。 端的に伺います。申入れ項目について調査されたでしょうか。調査した結果はどうだったのでしょうか。また、被害者の相談窓口の開設について検討されたでしょうか。答弁を求めます。
○議長(
中村義彦議員) 中田総務部長。 〔総務部長(中田八千代君)登壇〕
◎総務部長(中田八千代君) 議員より調査申入れ
がありました世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び関連団体からの本市に対する寄附金の有無や、当該団体等の活動に対する本市の後援、施設の貸出しの有無については、現在、全ての部署を対象として確認し
ているところで
あり、結果
がまとまり次第、御報告させ
ていただきたいと考え
ております。 次に、旧統一教会や関連団体の被害者相談窓口の開設についてでございます
が、政府は、旧統一教会をめぐる、いわゆる霊感商法などの問題については、法務省など関係省庁で連携し、被害者の救済のため、今月5日から30日まで電話の相談を集中的に受け付ける強化期間を設け
ております。 被害に遭われた方々につきまし
ては、まずは政府
が設置するこの電話相談窓口を御利用いただき、その上で本市
が実施し
ております無料法律相談を御活用いただきたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 調査についてはしっかり調査をし
ていただくということはもちろんなんですけれども、同時に、いつまでもずるずるというわけにはいかないんで、やっぱりそこは精力的にぜひ調べ
ていただきたいと思うんですけれども、その点についてどのように考え
ておられるのか、市長の答弁をお願いします。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 先ほど部長
が申し上げましたとおりに、精力的に今、各部署について詳細に調べ
ておるところでございまし
て、旧統一教会の、特にその関連団体ということについて申し上げると、正直に申し上げ
て、私どももその関連団体の名称そのもので、例えば施設の申込み
があったということで
あればもちろん該当するという判断できるんです
が、名前を変え
てと申しますか、そういった手段で申込みをされたこと
があるのかないのかということについても微に入り細に入り調査をしたいというふうに思っ
ておりまし
て、そういう意味で少し時間
がかかっ
ているというふうに御理解をいただきながら、でも近いうちにと申しますか、できるだけ早くまとめさせ
ていただい
て御報告をいたしたいというふうに思っ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 岩見議員。
◆15番(岩見博議員) 以上で終わります。
○議長(
中村義彦議員) 5番、北村大助議員。 〔5番(北村大助議員)登壇〕
◆5番(北村大助議員) 会派
野々市フォーラムの北村大助でございます。 本日最後の登壇となりましたけれども、事前通告にのっとりまし
て質問に移りたいと思います。 まずは、野々市市水防実施計画関連についてお伺いをいたしたいと思います。 野々市市水防実施計画とは、水防法及び石川県水防計画の定めるところにより、野々市市内の河川などの氾濫を警戒し洪水を防御するとともに、これによる被害を軽減することを目的として、水防に関して必要な事項及び具体的な実施要領を定め、水防活動に万全を期することを目的とし、水防本部組織として、本部長に粟市長、副本部長に山口副市長と
大久保教育長がその任務に当たることとなっ
ております。 水防本部組織の業務分掌では、総務対策部、生活対策部、福祉対策部、被害対策部、避難対策部、以上5部に分かれるわけでございます
が、8月4日に発生いたしました県内加賀地方を中心とする豪雨によりまして、市内も複数か所でその影響を受けました。 令和4年度野々市市水防実施計画に基づき、各種行動や対応に当たられたと思います
が、計画に沿った各部の各種行動対応
がスムーズに行えたのか検証をする必要
があると考えます
が、市長の御見解を伺いたいと思います。 その上で、今回の経験を踏まえ
て過不足
があったので
あれば見直しを行い、より実務的に生かし
ていただきたいと考えます。新たに見え
てきた行政課題
があったのか、併せ
て取り組んでいく方策を伺います。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 先月、8月4日の大雨では、大雨・洪水注意報の発表以前より激しい雨
が降り続き、二級河川高橋川の四十万田橋における水位
が避難判断水位に達し、洪水による災害発生の危険度
が高まったことから、直ちに災害対策本部を設置いたしました。 また、富奥防災コミュニティセンターを自主避難所として開設するとともに、今後の降雨状況に注視し
て建物の2階など高い場所に避難するなど、災害から身を守る行動を取っ
ていただくようほっとHOTメールなどで情報発信を行いました。 議員御質問の各部の各種関係行動対応につきまし
ては、おおむねスムーズに行えたと思っ
ております
が、各部の検証の中では、災害対策本部の情報
が全職員に行き渡るまでに時間を要したことなど、目まぐるしく状況
が変化する中において情報共有
が課題となっ
ております。 今後は、より迅速に情報共有を図れるよう、水防実施計画を含め、関係者への迅速な連絡につなげる方策を講じ
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) 今回のケースは野々市市に限らず、報道でも伝えられ
ておりますけれども、近隣の市町、特に小松市、そして白山市も大変自治体の職員の皆様、私たちのまちと同じような形で現場の対応、同じような課題
が見え
てきたのではないかのかなというふうに思っ
ております。 今ほど市長の課題
が見え
てきた情報共有というところでございますけれども、ぜひ市長にはリーダーシップを図っ
ていただきたいと思いますけれども、今回の8月4日というの
が小中学校にとっては夏休みの期間でございました。今回の経験を踏まえ
て、これ
がもしも学校
が開い
ているときに、学校の授業中もしくは下校時や登校時のときに今のようなケース
があった場合、学校にとどまらせるべきなのか、早く下校させるべきなのか、学校の階上に避難させるべきなのか、この判断は学校長
がするのか、対策本部長の市長
が最後ジャッジメントをするのか、ここを今回の経験を生かし
てぜひ一度シミュレーションをし
ていただきたいと思っ
ております。 関連質問に移りたいと思います。 今般の豪雨災害で、堀内2丁目、堀内5丁目地内や稲荷2丁目地内をはじめ各所で道路冠水や床下浸水等の被害
が生じました。特に堀内2丁目地内におきましては、9月1日にも再び被害
が発生いたしました。 近隣の皆様の切なる思いは、再発防止に向け
て現在工事中の用排水施設整備事業郷用水第4地区の早期工事完成で
あります。天気予報で雨のマーク
が出るたびに不安を抱えながら過ごす日々となっ
ております。この思いをぜひとも市長自ら県知事に直接御要請を行っ
ていただきたいと考えます
が、市長の御答弁を求めたいと思います。 あわせまし
て、稲荷2丁目地内でも、集会所を周辺とする水路の検証を速やかに行っ
ていただき改良策を講じ
ていく必要
があると考えます
が、市長の御答弁を求めたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 現在、手取川七ヶ用水土地改良区
が管理いたします郷用水2-1号支線の流域における浸水対策として石川県
が実施し
ております用排水施設整備事業郷用水第4地区は、二日市4丁目地内から上林1丁目地内の約4.8キロメートルの区間でございまし
て、事業期間は平成28年度から令和7年度までの予定となっ
ております。堀内2丁目地内の改修工事におきましては、既設の郷用水2-1号支線
が住宅と近接し
ておりますことから改修
が困難なため、集落を迂回するバイパス水路の整備
が進められ
ているところでございます。 この事業の促進につきまし
ては、近隣市町と連携した加賀地区開発促進協議会を通じて石川県に毎年度要望し
ているところでございます。今後改めて、知事と面談する場におきましても直接要望し
てまいりたいと考え
ております。 また、稲荷2丁目地内の水路につきまし
ては、ほかの地区の冠水箇所も含め
て、現在、現地確認や原因の調査を行っ
ているところでございますので、今後、改善策について検証し
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) 市長、ありがとうございました。 ちょっと前後しますけれども、稲荷のほうは集会所の周辺、集会所は名前のとおり稲荷の町会
が全員集まるところなもんですから、その集会所
がつかるわけなんですよね。したがいまし
て、そこに、要するに避難含め
てまず行けないわけなので、ぜひここ抜本的なまず検証を行っ
ていただきたいと思っ
ております。 堀内2丁目の郷用水の第4工区のところ、ぜひ知事に直接現状を伝え
ていただきたいですし、仮に県
が財源云々とかって言うんで
あれば、ぜひ野々市市
がお金貸し付け
てでもやらなきゃいかんという喫緊の、雨マークは先ほど申し上げましたけれども、実際に被害
が出
て天気予報を見るたびにやっぱり水位を皆さん
が心配されますので、ここは財源云々というよりも、県
がないんだったら野々市市
がお金を貸し付けるというぐらいでも事業をやるよという思いをぜひとも市長に県知事に直談判し
ていただきたいと思いますけれども、その点、思いというか意気込みだけ再確認で御答弁を求めたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 市
が貸し付け
てでもというようなことはなかなか言いにくいわけで
ありますけれども、ともかく、あらゆる機会をこちらのほうからつくらさせ
ていただい
て、知事はじめ関係の皆様に熱く思いを伝え
てまいりたいというふうに思っ
ておりますので、どうかまた地域の皆さんも御支援もよろしくお願いを申し上げたいというふうに思っ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) ぜひともよろしくお願いを申し上げさせ
ていただきまし
て、次の質問、関連質問に移りたいと思います。 今般の豪雨経験から、市内の河川、水路の中で特に重点的な危険箇所と思われる氾濫のおそれ
がある箇所については、その周辺において住民の皆さんや
子どもたちにも分かりやすく、常時目に見える形として量水標を新設及び増設し
ていただき、水位の状態
が視認できますように取組を強化し
ていただきたいと考えます。 特に
子どもたちは河川や用水路などの区別は分からないため、水の流れ
ているところは全て川で
あり、行政所管の区別などなおさら分かりませんので、ぜひとも市内全域で取り組んでいただきたいと思います。 そういったこと
が防災・減災の市民意識に一層つながると考えます
が、市長の御見解、その点を伺いたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 現在本市
が流域となっ
ております一級河川の手取川、二級河川の高橋川、伏見川、安原川におきましては、各河川管理者により水位計、監視カメラや量水標など
が設置され
ております。 議員御提案のとおり、水位を視認できるようにすることで市民の皆様の防災意識も高まるものと思いますので、市内の重点的な危険箇所におきましては、河川や用水の管理者と協議を行いながら量水標の設置を前向きに検討し
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) 前向きな御答弁ありがとうございました。 河川や水路の水位表示板
があるのとないのでは雲泥の差だと思います。目で分かるということはふだんの平常時からとても大切なことで
あり、身を守る行動
が取りやすくなると思いますので、ぜひともよろしくお願いを申し上げたいと思います。 次の質問テーマに移ります。 加賀守護富樫氏の歴史遺産について伺いたいと思います。 中世の時代、加賀の国守護として任命されました富樫氏は、ふるさと野々市の歴史を語る上で欠かすことはできません。野々市には富樫館跡や布市神社など、富樫氏に関わる文化財
が数多く残っ
ています。 一方で、隣接する金沢市にも富樫氏の居城として名高い高尾城跡など
があります。 このように、各地に残る富樫氏の歴史遺産をより多くの人たちに知っ
ていただくためにも、自治体の枠を超えた連携を深め
て、歴史遺産を生かしたまちの魅力の向上に取り組んでいくべきではと考えます
が、市長の御見解を伺いたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 富樫氏は鎌倉時代に成長した地元武士団で、室町時代には加賀国の守護となり、市
が置かれ
ていた野々市に守護所となる館を構え、国内を治め
ていました。そのため、野々市は、加賀の一向一揆の支配となる戦国時代までの間、加賀の政治、経済、文化の中心として栄えました。 このことからも、本市内には、守護所
があった富樫館跡や、富樫家国
が建てたとされる布市神社、その境内に置かれ
ております弁慶力石など、富樫氏に大きく関わる文化財
が数多く残っ
ております。 一方で、本市近郊の金沢市南部地域にも、防御の要となった高尾城跡や、富樫氏代々の墓所で
ある石川県指定史跡「御廟谷」など、富樫氏に関連する文化財
が集中し
ております。 議員御質問の自治体の枠を超えた連携につきまし
ては、これまでも本市近隣の4市2町で構成され
ている石川中央都市圏歴史遺産活用連絡会におきまして、富樫氏の歴史と遺跡を紹介したリーフレットの作成や、富樫氏ゆかりの文化財を巡るバスツアーなどを実施し
てまいりました。 また、先般、御廟谷を視察した折には、お世話をされ
ている金沢市額谷町在住の方より富樫氏についてのお話を伺うとともに、御廟谷に関する様々な資料を拝見させ
ていただきました。 さらに、富樫氏頌徳会では、令和2年度に高尾城跡の調査を実施し
ておりまし
て、その際には、金沢市高尾町にお住まいの方から山城についての聞き取り調査を行い、当時の高尾城の姿を図面上で復元し、会報誌で紹介をさせ
ていただきました。 このように、富樫氏との関わりにつきまし
ては、近隣自治体との連携や市民レベルでの交流を近年重ね
ているところで
あります。 各地に残る富樫氏の歴史遺産を知っ
ていただくことは、野々市の魅力向上、ひいては野々市ファンの拡大にもつながるのではないかと思っ
ております。これからも、金沢市をはじめとする関係市町とは連携を強化し、富樫氏と関わりを持つ市外在住者とは富樫氏頌徳会などを通じて交流を深め
ていくとともに、市内外に向けた情報発信を続け
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) 市長、ありがとうございました。 お隣の金沢市
が恐らく機運
が高まっ
ていく、そういった様相
が感じられ
ておりますので、当然金沢市のほうで高尾城跡のフォーカス
が当たりますと必然的に富樫氏
がセットになっ
てきますので、ぜひともブランディングも併せまし
て深め
ていただき、市外、県外の方々
が見
てみたい、一度は行っ
てみたいと思われるようなPRも含め
てお取組をいただきたいと思います。 次の質問テーマに移ります。 市内小中学校の将来展望についてお伺いいたしたいと思います。 まずは、本市の教育振興基本計画の定める期間中に見込む各校児童生徒数の推移について、市立地適正化計画や都市計画マスタープランの見直しなどを踏まえた上での御見解を伺いたいと思います。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君) 各校における児童生徒数の推移について御質問をいただきました。 野々市小学校では、ここ数年ほどは微増いたします
が、その後、減少の傾向となっ
ております。御園、菅原、富陽、館野の各小学校については、ほぼ今の児童数と変わらず、横ばいもしくは減少という傾向に
あります。 次に、野々市中学校です
が、来年からは少し減りまし
て、そして横ばいの傾向というふうな、こういうふうな感じになっ
ております。布水中学校につきまし
ては、微増傾向ということになっ
ております。ただ、両校合わせた数字でいいますと、前年度、令和3年度生まれの方の数値でいきますと、中学1年に入るときの数というものは、実績数で申し上げますと微減というふうな、今現在でございますけれども、そういう状況でございます。 ただ、今後、立地適正化計画や都市計画マスタープランの見直し
が行われ
ている関係から、土地区画整理事業の整備状況をも把握しながら、今後の人口動態、児童生徒数については十分注視し
てまいりたいと思っ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) 教育長、ありがとうございました。 今、各市町
が、全国含め
てですけれども、こぞって人口に対する対策というのを打たれ
てます。本市のほうも当然人口減少するということは望んでませんし、お子さん
が生まれるという対策を、婚活含めまし
てやっ
てますので、当然行政のスタンスは、人口を維持もしくは微増というスタンスに
あるということ
が大前提だと思いますので、そういった中で今のその推移見
てますけれども、私は行政の取組のやり方次第では、微減という言葉
がありましたけど、そこを何とか横ばいもしくは微増に持っ
ていくという取組をせないかんというの
が前提に
あって、次の関連質問に移りたいと思います。 教育委員会では、令和4年度から令和13年度までの10か年を計画期間と定める第3次野々市市教育ユニバーサルプランいわゆる野々市市教育振興基本計画の中で、「児童生徒数の推移を見極めながら、校舎の増築や改修、校区の変更も含め、幅広い観点から適切に対応し
ていく」と明確に記し
てあります
が、適切に対応し
ていくためには、7つの小中学校全ての校区見直しを議論する段階に来
ていると考えます。 将来の学校教育行政を展開し
ていく上で、「学園都市ののいち」「文教都市ののいち」の大切な時期を迎え
ています。幅広い角度で、加え
て市立地適正化計画や都市計画マスタープランの見直しを踏まえますと、改めて校区についての議論を来年度から行っ
ていく必要
があると思います
が、市長の御見解を伺いたいと思います。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君) 先ほどの答弁で申し上げました
が、小学校の児童数においては、野々市小学校は微増ということでございますけれども、それでも数年後には減少傾向にも
あるということでも
あります。小学校5校は、俗に言う大規模校
が3校です。31学級を超える過大規模校はございません
が、標準校は2校でございます。 ちょっと説明させ
ていただきますけど、中学校、小学校ともに12クラスから18クラス
が標準でございます。19を超える、または25学級を超えるところからは大規模校、31学級を超えるところからは過大規模校というふうに言われ
ているところでございます。 繰り返しになりますけれども、小学校5校のうち大規模校
が3校、標準規模の学校
が2校でございます。いずれの学校も、児童数に対して校舎は十分なキャパシティ(収容能力)を持っ
ており、教育活動への影響は今のところございません。 中学校の生徒数の推移におきましても、先ほど述べました
が、数年は両校の生徒数は同じぐらいで推移し、布水のほう
が少しずつ、ちょっと少し増えると、こういうことから増築というふうなことも今般補正でお願いもいたし
ているところでございます。 先ほども申し上げましたけれども、立地適正化計画や都市計画マスタープランの見直し
が行われ
ている関係から、土地区画整理事業の整備状況を注視し、児童生徒数の推移を見極めながら、先ほど申し上げました校舎の増築や改修、そして校区の変更といった点なども含め、幅広い観点から適切に対応し
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) ありがとうございました。 今の答弁を聞いてると、含みを持たせながらもまだ議論のスタートには慎重だというふうな形で、私自身は今の御答弁聞い
てうかがえたんですけれども。 これ石川県
が今年の、先月8月24日に学校基本統計速報という発表を出してるんですね。これ見ますと、19の市町の数字
が出てるんですけれども、この数字で見ますと、今の御答弁いただいたように、野々市市内には5つの小学校
がありまし
て、現在3,321名の児童
が本市で就学され
てますけれども、これを5校で割りますと、1校当たり664人
が1つの学校に通っ
ているという平均値
が出るんですね。これ
が、県内には国立の小学校や私立の小学校を含めまし
て202校
あるんですけれども、これを県内の児童数で割りますと、1校当たり276名という計算になるんですね。 で、お隣の金沢市。金沢市2万3,147名の児童
がいまし
て、金沢には56校の学校
がありますけれども、これを1校当たりに換算しますと413名という平均値
が出
てくるんです。これ数字だけで追っかけ
ていきますと、県平均でベクトルを合わすと、野々市には12の学校
があるということになるんですね。割り算すると。県のこの1校当たりは、野々市
がずば抜け
て1校当たり664名で、2番目
が金沢
が413名という児童数なんですけれども、これ
が金沢で1つ基準を合わすと、野々市には8校の小学校
があるんです。これを野々市市は5校で賄っ
ておるんです。 これ
がずっと歴史で増築増築増築ってき
て、今回も布水中増築しますけれども、当然増築し
ていく中にも限度
がある中で、これ
がお子様1人当たりの面積配分でいきますと、野々市小学校は5月1日時点で、校舎の面積に対して児童数で割ると8.75平米ってなるんですね。御園小学校9平米、菅原小学校
が12.64、富陽小
が10.15、館野小
が14.32ということで、野々市小学校と御園小学校
が10平米切っ
ておるんですね、1人のお子様に対してでの面積配分で割り算すると。これ
が全国の平均でいくと12.71ということで明らかに、密の状態と言いませんけれども、1つの学校にたくさんのお子さん
が、数値的に全国のレベルでもトップレベルで通っ
ているという形です。 また、1人の先生に対してでのお子様、教員1人当たりの児童数、これ
が県平均
が14名、要するに1人の教員に対して14名の児童を見
てますよという、こういう平均値
があるんですけれども、これも野々市はナンバーワンで17.7。これ
がトップなんですね。これ一番少ないの
が1人の教員に対して、宝達志水町
が1人の先生で6.6人という形になりますので、これ最大2.68倍の格差
が出てるんですね。したがいまし
て、例えば西本議員とかも質問に立っ
てましたけれども、教員の多忙化というのはこれはもう自動的に、17.7で県内ナンバーワンですから、1人の教員
が見るお子様というのは当然多い状態に
ありますし、先ほども申し上げましたけれども、校舎の1人当たりの面積
が少ない。体育館も一緒ですね。体育館まで細かい数字言いませんけれども。 したがいまし
て、学校1校建てるのに20億、30億かかるというのも承知し
てます。そういった中で、せめて野々市の中でこの不均衡、これ山手とか海手
があるんじゃなく
て、平野部のところの5校のところでさえも、野々市小学校の8.75の1人当たりの校舎面積に対して館野小学校
が14.32と、ここ
が一番格差
があるんですね。 ここを、私からしますと、決してそう思ってないけれども、児童数
が減るというのを待っ
ておるとしか僕には聞こえないんですよ。今、増築でやるとおっしゃっ
てますけれども、ここを解消できるのかというのをもっと先の長い目で見
ていただきたいという議論をし
てほしいと。その中に校区の変更も含まれますので、こういったいろんな角度の見方を議論し
ていく時期に来てるんじゃないでしょうか。向こう10年、20年というところは、野々市市は人口も含め
てこのお子様もキープし
ていくという努力をし
ていくわけですから、ということは、この問題はずーっと引きずっ
ていくわけなんですよ。 ここに対して正面から議論し
ていくということ
が大切ですよということを申し上げ
ているんですけれども、改めまし
て、教育長の御見解を伺いたいと思います。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君) 今ほど議員のほうから、令和4年度の学校基本統計速報ということで、先月その概要
が出たということで、その辺についての御説明もし
ていただきました。 先ほども申し上げました
が、その分の、もちろん児童生徒数の推移は本当に見極め
が必要かと思います。特に土地区画整理、それから民間開発というふうなことであっという間に住宅
が建つといった、そういったこともございます。 菅原、館野というところは13クラスずつということでございますので、そちらのほうも含めた形で、そこの校区変更といった点についても、先ほど申し上げましたように、1つの検討する要点の1つとして幅広い観点から適切に検討をし
てまいりたいというふうに思っ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) ありがとうございます。 こういう話はすぐに答え
が出ないお話ですので。しかしながら、専門家の方々や地域の方々含め
て、その先を見据えたというところに対するこの課題ということに対して、ぜひ議論をする機会を設け
ていっ
ていただきたいということをお願いいたしまし
て、次の関連質問に移りたいと思います。 市立御園小学校につい
てで
あります
が、建築年度
が1978年で
あり、早いもので来年には45年の経過を迎えようといたし
ております。言うまでもございません
が、建物については、専門家から全体的な劣化の進行
が指摘され
ております。 緩やかな児童数増加の一途をたどる御園小学校の大規模改修工事着工の目標年度について、
いつ頃を目指し
ているのか、率直に市長の御見解を伺いたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 御園小学校の今後の改修年度についての御質問をいただきました。 御園小学校につきまし
てはこれまで、平成13年度に校舎の大規模改修工事と耐震補強工事、平成22年度に体育館の耐震補強工事を実施し
てまいりました。また、平成27年度にはエレベーターの設置や身障者用トイレを新設するなど、これまで必要な整備を行っ
てきたところでございます。 御園小学校の大規模改修工事でございます
が、個別施設計画では令和8年度以降に実施することとなっ
ておりますので、できるだけ早い時期に着手し
てまいりたいと考え
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) 市長、ありがとうございます。 早くとも令和8年度以降ということでございますけれども、その中で目標年度、いわゆるここの時期に、8年度以降は分かりますけれども、じゃ、8年度にされたいのか9年度を目指すのか。要するに、目標年度というところでは8年度以降というのは分かりますけれども、8年度以降10年度以内とか、その目標値というのは
いつ頃を目指し
ていくのか。目指すという目標だけでももう少し絞っ
ていただければ幸いでございますけれども、改めて御見解を伺いたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 現在の計画に基づい
てということでお話をさせ
ていただくと、その中でできるだけ早く計画どおり、計画の中でも早く取り組みたいという思いで
あります
が、具体には、令和8年度に学校運営協議会で改修内容の協議ということを諮りまし
て、令和9年度には基本設計、実施設計、そして令和10年から11年ぐらいで具体の改修工事ということにかかれれば、そういうことを目標にできるだけ早く考え
ていければなというふうに現在思っ
てございます。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) ありがとうございます。 御園小学校のOBといたしまし
て、末永くこの学校は長寿命化を図っ
ていただきたいと思いますので、ぜひとも今おっしゃられた目標年度に向かっ
てお取組をいただきたいということをお願いを申し上げまし
て、次の関連質問に移りたいと思います。 市立教育センターにつきまし
ては、その役割は多岐にわたっ
ておりまし
て、重要な役割を果たし
ております。 教育センターと少年育成センターの事務局
が設置され
ておりまし
て、市内教職員対象研修講座の実施や学校不適応の児童生徒への対応と居場所づくりに努めるとともに、児童生徒、保護者、教師の悩みや相談に応じる施設として欠かすことのできない施設となっ
ています。 また、少年育成指導活動を総合的に推進し、少年の非行を防止するとともに、その健全な育成を図る上では本市の重要な拠点となっ
ています。 そういった中、コロナ禍も重なりまし
て、施設自身のキャパシティ、マンパワーともに限界に来
ていると言っ
ても過言ではない状況に
あると思います。特に不登校対策及び教職員研修の拠点施設は、そのまちの顔とも言える教育行政の姿勢を示す場所でも
あります。将来展望を考慮しますと、築30年
が経過しようとし
ています
が、その役割の重要性から抜本的なリニューアル
が求められ
ています。 教育センターについては、交通の利便性等を踏まえれば、移転という考え方も含め
て早々に検討すべきと考えます
が、市長の御見解を伺いたいと思います。教育に対します投資は市債発行を活用し
てでも取り組んでいくべきと考えます
が、併せ
て御見解を伺いたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 教育センターでは、不登校の
子どもたちの受入れをはじめ、児童生徒と保護者に対する教育相談や教職員研修を行っ
ております。 また、教育センター内に併設し
ております少年育成センターでは、少年に対する市内での街頭見守りや、インターネット上の巡視活動、商業店への万引き防止の啓発を行うなど、青少年の健全育成や非行防止に関する活動をいたし
ており、本市では、教育機関の重要な拠点と位置づけ
ているところでございます。 不登校の要因
が複雑化し
ている今日、これまでに増し
て個別の対応
が必要になっ
ておりまし
て、議員のお話しのとおり、現状の施設では手狭になっ
ていると私も感じ
ております。 教育センターの改修でございます
が、本市の個別施設計画においては、令和7年度までに現在地で改修をする計画となっ
ておりますので、計画に遅れることなく整備を進め
てまいりたいと思っ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) ぜひ御一考いただきたいんですけれども、この3か年続い
ているコロナの流行で、お子様たちの通常の学校に通うというところでの、先ほど申し上げました学校に通えない不登校の児童数、生徒数というのは増加傾向に
ある。これは決して野々市だけじゃなく
てほかの市町も
あり得ますけれども、当然そこに対します先生方の加配と、そして不登校の生徒に対する、要するに教室といいましょうか、のお部屋の確保というところでの、恐らく既存面積に対する受入れ
が非常に逼迫し
ているのではないのかなと思いますけれども、この点待ったなしだと思いますので、大規模改修は大規模改修と今は別としまし
て、その点、そのお子様の受入れに対して不足
がないかどうか、この点再質問という形で、そういった環境を整え
ていただきたいと思いますけれども、この点について御答弁を再質問という形で伺いたいと思います。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君) 今ほど議員おっしゃいますように、コロナの関係ということもございます。その前からも年々不登校の
子どもたちが増え
ていることも事実でございます。その受皿として、本市においては教育センター
があるということでございます。 この件に関しましても、不登校の子といたしまし
ても、教育センターへ来るとまた人と交わるというふうなことで、やっぱりどうしても3人、4人以上になると苦手だというふうな子も
いるということも事実でございます。そういった
子どもたちのために、ずっとそこというわけじゃないんですけれども、慣れるまでの間は自分のキャパを持っ
て、そして少しでも、自宅に閉じ籠もるのではなく、まずは教育センターにも出
てき
ていただい
て、そういうところで慣れ親しんでいただきながらまた登校へと結びつい
ていくという、そういうふうな形のものを改修の中でその部屋の、具体的には小さいブースを取り付けるというふうな、そういったことにもなろうかと思います
が、そういった点を教育センターの職員の方々、臨床心理士の方々ともしっかりと協議をし
てつくっ
てまいりたいというふうに思っ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) ありがとうございました。 教育センターという施設は、先ほど申し上げました大変重要な施設でございますので、末永い目で見た建物の将来性ということを考え
ていただきたいと思います。 最後の質問テーマに移ります。 野々市中央公園拡張整備事業に係るサウンディング型市場調査関連について伺いたいと思います。 9月9日までを期日といたします野々市中央公園拡張整備事業に関する
アンケート調査を実施されました
が、答弁できる範囲で結構でございますので、
アンケート調査を終えた手応えや感触などはいかがだったのか、市長の御所見を伺いたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 野々市中央公園拡張整備事業につきまし
ては、今年度、基本計画の策定に着手し
ており、現在は官民導入可能性調査におけるサウンディング型市場調査を実施し
ているところでございます。 調査に当たっては、広い範囲への周知を図るため、8月22日から9月9日までの間、市ホームページでの公表を行うとともに、報道発表の実施、基本計画の受託事業者から、
スポーツ施設の設計経験を有する事業者や
スポーツ施設運営事業者などへメールにて案内を送ったところでございます。 また、9月2日に行われましたいしかわ地域プラットフォームを活用させ
ていただき、55の民間事業者など、120を超える方々へ事業の周知を行うとともに、サウンディング調査への御協力を直接お願いしたところでございます。 その結果、
アンケート調査では26社からの回答をいただき、そのうち19社からは、今後予定し
ております対面式ヒアリングにも御協力いただけるとの回答をいただい
ております。 また、事業そのものに関心
があるとのことで、私のところへも直接の問合せ
が多く寄せられ
ておりますことから、感触といたしまし
ては思ってた以上によいのではないかというふうに感じ
ております。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) 市長、ありがとうございました。 思っ
ていた以上に好感触だというところは御評価をいたしたいというふうに思います。 関連質問に移ります
が、今回のサウンディング型市場調査に当たっての事業概要説明書の中で確認したい点
が何点か
あります。 まずはこの事業概要説明書自身の内容について、教育委員会は本当に了解したのか、この点お伺いしたいと思います。私自身この内容を拝察しますと、教育委員会
が「はい、そうです」と即答できるような内容には見えないわけでございます
が、御答弁を求めたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 中藪建設部長。 〔建設部長(中藪孝志君)登壇〕
◎建設部長(中藪孝志君) 御質問の
ありました野々市中央公園拡張整備事業概要説明書でございます
が、サウンディング調査を実施するに当たり、民間事業者に対して、事業コンセプトや整備イメージなどの事業概要、事業範囲や事業
スケジュールなどの事業実施条件をお示ししたものでございます。 基本計画の策定に当たっては、令和4年3月に教育委員会
が策定しました野々市市体育施設整備実施計画をベースとして作業を進め
ております。サウンディング調査における事業概要説明書や
アンケート調査票の内容につきまし
ては、野々市市体育施設整備実施計画の所管課で
あるスポーツ振興課と公園の基本計画策定の所管課で
ある都市整備課にて協議を行い、決定したものでございます。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) 今の御答弁だと、2者でお話をし
てできたので、了解は得たと申し
てませんけれども、そういう答えになるわけですけれども、せっかくですので、教育長、御答弁を求めたいと思いますけど、今この事業概要説明書自身は「はい、そうです」と了解をされたのか、確認したいと思います。
○議長(
中村義彦議員)
大久保教育長。 〔教育長(
大久保邦彦君)登壇〕
◎教育長(
大久保邦彦君) 今ほど建設部長
が答弁いたしましたとおり、サウンディング調査における事業概要説明書や
アンケート調査の内容につきまし
ては、この体育施設の実施計画の所管課で
あるスポーツ振興課と、そして基本計画策定の所管課で
ある都市整備課において協議したもので
あるということで認識し、了解とし
ているところでございます。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) 私
が勝手に心中をお察しするわけでございますけれども。 ただ、関連質問に移りますけれども、私自身、15ページにわたりますこの事業概要説明書を見させ
ていただきますと違和感を感じざるを得ないとあえて申し上げさせ
ていただきます
が、今年3月に教育委員会
がお示しいただきました野々市市体育施設整備実施計画
が、たった6か月で都市整備課にボール
が渡ると、もう既にその整備イメージ
が変わっ
てきてるんですよね。 分かりやすく申し上げますと、この立体駐車場の施設とバーベキューエリアの施設
が任意の施設として位置づけられ
ておりまし
て、必須の施設から除外されてるんですね。加えまし
て、「必要に応じ
て条件等の見直しを検討します。」とここには明記され
てます。事業者提案エリアは白地なもんですから、ここは大いに提案を受けるという意味では意味は分かりますけれども、この2か所については何で今の段階からわざわざ自ら崩し
ていくのか理解
ができません。 これをコンサルティング業者
が変更を提案し
てきたのか、建設部
が主体となっ
て変更をかけたのかを含め
て、説明の御答弁をいただきたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 中藪建設部長。 〔建設部長(中藪孝志君)登壇〕
◎建設部長(中藪孝志君) 御質問の
ありました立体駐車場とバーベキューエリアでございます
が、立体駐車場につきまし
ては、多くの駐車台数
が確保でき屋内アリーナに接続し
ているといった利便性などの機能を、また、バーベキューエリアにつきまし
ては、イベント時、災害時における炊き出しなどの機能をそれぞれ有し
ていればその施設に限らないとし
ており、機能そのものについては必須の条件とし
ております。 野々市中央公園拡張整備事業概要説明書において、事業の際に必ず導入を求める必須の施設、導入する機能を満たす場合には、必ずしもその施設によらない任意の施設と区分し
ている理由でございます
が、本事業をPPP/PFIなどの官民連携事業として進めるためには、計画にある程度の自由度を持たせることで、民間事業者
が持つ知恵やノウハウを最大限に引き出すこと
が可能になると考え
ております。 この野々市中央公園拡張整備事業概要説明書の内容につきまし
ては、
スポーツ振興課と都市整備課
が協議を行い、必須の施設、任意の施設と区分したところでございます。
○議長(
中村義彦議員) 北村議員。
◆5番(北村大助議員) 残り1分となりましたので。まだ30分ぐらいやりたいんですけれども。 私
が申し上げたいのは、平成27年10月に体育施設整備の基本計画
が策定され
てから7年の歳月を経
て、今年の3月に実施計画
がつくられたわけでございますけれども、その間、この広い見識を有する9名の
検討委員会で様々な視点から討議され
てきたわけでございますけれども、6か月足らずでこの見直しや変更を検討しますと、まさに地元に配慮され
ていない進め方でサウンディング調査
が行われたと言わざるを得ません。 この点について副市長はどのようにお考えなのか、御答弁を求めたいと思います。
○議長(
中村義彦議員) 山口副市長。 〔副市長(山口良君)登壇〕
◎副市長(山口良君) 今ほど建設部長
が答弁したとおりになるんですけれども、野々市市体育施設整備実施計画については、体育施設の種類や規模などを定めた計画で、当然その中央公園拡張における公園全体の基本計画のベースになるもので
あります。 今、北村議員御指摘の、体育施設については必須の施設としたのに、立体駐車場とバーベキューエリアについては何で任意の施設にしたのかということだろうかというふうに思います。 立体駐車場、バーベキューエリア、これも、いずれについても、いわゆるバーベキューエリアについては炊き出しとして必要、いわゆるここは防災というの
が1つのテーマになっ
ておりますから、そういった意味で必要。駐車場についても当然必要で
あります。 しかし、なぜ任意の施設にしたかといいますと、立体駐車場を必須としますと必ず立体駐車場になります。立体駐車場でなく
ても、より工夫をし
て幅広く駐車場を確保する方策もまだ
あるわけです。そういったところを否定しない。バーベキューを必須としますと必ずバーベキューをしなくちゃならない。バーベキュー
が目的ではなく
て炊き出しを目的としたというふうなところで
あります。 いずれにし
ても、教育委員会と、それから市長部局で
あります公園担当、引き続き連絡を密にし
て今後進め
てまいりたいと思っ
ておりますし、
学識経験者などで今後構成される野々市中央公園拡張整備事業基本計画
検討委員会で御意見も賜りながら、計画の策定にしっかりと取り組んでまいりたいと思っ
ております。
◆5番(北村大助議員) 終わります。
○議長(
中村義彦議員) これで一般質問を終わります。
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△議案の上程及び質疑
○議長(
中村義彦議員) これより日程第2として、市長提出議案第43号から議案第55号までの13件を一括し
て上程し、これらに対する質疑を行います。 質疑は
ありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。
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△議案の委員会付託
○議長(
中村義彦議員) ただいま議題となっ
ております各案件は、お手元に配付いたし
てあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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△休会の決定
○議長(
中村義彦議員) これより日程第3として休会の件についてお諮りいたします。 委員会審査等のため、明日15日から27日までの13日間休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会することに決しました。
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△閉議
○議長(
中村義彦議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次会は、9月28日午後2時から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 午後3時04分散会
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△議案の委員会付託 ・総務産業常任委員会 議案第52号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について 議案第54号 野々市市建築関係手数料条例の一部を改正する条例について 議案第55号 財産の取得について ・教育福祉常任委員会 議案第53号 野々市市児童館条例の一部を改正する条例について ・予算決算常任委員会 議案第43号 令和4年度野々市市一般会計補正予算(第4号)について 議案第44号 令和4年度野々市市介護保険特別会計補正予算(第1号)について 議案第45号 令和3年度野々市市一般会計歳入歳出決算認定について 議案第46号 令和3年度野々市市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第47号 令和3年度野々市市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 議案第48号 令和3年度野々市市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第49号 令和3年度野々市市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について 議案第50号 令和3年度野々市市水道事業会計決算認定について 議案第51号 令和3年度野々市市公共下水道事業会計決算認定について
-----------------------------┌―――――┬―――――――――――――――――――――――――――――――┐│招集年月日│ 令和4年9月6日 │├―――――┼―――――――――――――――――――――――――――――――┤│招集の場所│ 野々市市議会議事堂 │├―――――┼―――┬――――――――――――――┬―――┬――――――――┤│開閉会日時│開 議│令和4年9月14日午前10時00分│議 長│ 中村義彦 ││ 及び ├―――┼――――――――――――――┼―――┼――――――――┤│ 宣告 │閉 議│令和4年9月14日午後3時04分│議 長│ 中村義彦 │├―――――┼―――┴┬―――――┬――――┬――┴―┬―┴―――┬――――┤│出席及び │議席番号│ 氏 名 │出欠の別│議席番号│ 氏 名 │出欠の別││ 欠席議員├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│ │ 1 │梅野智恵子│ ◯ │ 9 │中村義彦 │ ◯ ││ ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│ │ 2 │朝倉雅三 │ ◯ │ 10 │杉林 敏 │ ◯ ││出席14名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│ │ 3 │小堀孝史 │ ◯ │ 11 │辻 信行 │ ◯ ││欠席 1名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│ │ 4 │向田誠市 │ ◯ │ 12 │早川彰一 │ ◯ ││ ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│ │ 5 │北村大助 │ ◯ │ 13 │土田友雄 │ ◯ ││ ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│凡例 │ 6 │馬場弘勝 │ ◯ │ 14 │大東和美 │ ◯ ││◯は出席 ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│▲は欠席 │ 7 │安原 透 │ ▲ │ 15 │岩見 博 │ ◯ ││×は不応招├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│ │ 8 │西本政之 │ ◯ │ │ │ │├―――――┴―――┬┴―――――┼――――┴―┬――┴―――┬―┴――――┤│会議録署名議員 │ 2 番 │ 早川彰一 │ 13 番 │ 土田友雄 │├―――――――――┼――――――┼――――――┼――――――┼――――――┤│ 職務のため出席 │事務局長 │ 清水 実 │事務局次長 │ 源入陽子 ││ した者の氏名 ├――――――┼――――――┼――――――┼――――――┤| │書記 │ 高木政人 │ │ │├―――――┬―――┴―――┬――┴――――┬―┴―――――┬┴――――――┤│ │市長 │ 粟 貴章 │土木課長 │ 道下和宏 ││ ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│ │教育長 │
大久保邦彦 │都市整備課長 │ 石畝朋宏 ││ ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│ │副市長 │ 山口 良 │教育総務課長 │ 塩田 健 ││ ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│ │総務部長 │ 中田八千代 │生涯学習課長 │ 松村隆一 ││ ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│ │地域政策部長 │ 浅野 昇 │生涯学習課文化│ 田村昌宏 ││ │ | |財担当課長 | |│ ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│地方自治法│健康福祉部長 │ 堤 喜一 │
スポーツ振興課│ 宮前茂喜 ││第121条│ | |長 | |│により説明├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│のため出席│建設部長 │ 中藪孝志 │ │ ││した者の職├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│氏名 │教育部長 │ 山下かおり │ │ ││ ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│ │参事兼教育総務| 古村 充 │ │ │| |課学校教育担当| | | || |課長 │ | | |│ ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│ │総務課長 │ 押田浩三 │ │ ││ ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│ │企画財政課長 │ 荒木俊雄 │ │ ││ ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│ │市民生活課長 │ 粟 信幸 │ │ ││ ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│ │子育て支援課長│ 徳野伸一 │ │ ││ ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│ │健康推進課長 │ 若松裕里 │ │ │├―――――┴―――――――┴―――――――┼―――――――┴―――――――┤│ 議事日程・会議に付した議件・会議の経過 │ 別紙のとおり │└―――――――――――――――――――――┴―――――――――――――――┘...