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09月01日-01号

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  1. 白山市議会 2022-09-01
    09月01日-01号


    取得元: 白山市議会公式サイト
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    令和 4年  9月会議---------------------------------------        令和4年白山市議会9月会議会議録第1号---------------------------------------            令和4年9月1日(木曜日)---------------------------------------出席議員(21人)   1番  山本佳裕       2番  上田良治   3番  谷 健一       4番  原 卓二   5番  木谷和栄       6番  池元 勝   7番  中野 進       8番  大屋潤一   9番  田代敬子      10番  山口俊哉  11番  吉本史宏      12番  澤田昌幸  13番  石地宜一      14番  小川義昭  15番  北嶋章光      16番  村本一則  17番  宮岸美苗      18番  岡本克行  19番  寺越和洋      20番  藤田政樹  21番  西川寿夫---------------------------------------説明のため議場に出席した者の職氏名市長山田憲昭市長井田正一市長安達志郎総務部長選挙管理委員会事務局長横川祐志企画振興部長東 俊昭市参事兼デジタル課長池俊平健康福祉部長福祉事務所長岡田和典市民生活部長寺師まゆみ産業部長米林 歩観光文化スポーツ部長山下浩雅建設部長喜多悟史上下水道部長高橋由知市参事水道課長亥明玉総務部次長財政課長松田 宏健康福祉部次長長寿介護課長中川 真美川支所長中 恵二郎鶴来支所長尾田浩昭代表監査委員北田幸光監査委員事務局長卯野恵子教育長田村敏和教育部長山内満弘  ---------------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長     佐々木 満  事務局次長議事調査課長                           鍬田紀子 議事調査課課長補佐       専門員       山岸朗子          釜谷和寿 手話通訳士    堀口佳子   手話通訳士     長谷川智美---------------------------------------            議事日程(第1号)                          令和4年9月1日(木曜日)                          午前10時 開議  日程第1 諸般の報告  日程第2 会議録署名議員の指名  日程第3 議案第78号ないし議案第96号及び報告第13号ないし報告第17号       (説明)  日程第4 行政視察報告---------------------------------------            本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)のとおり---------------------------------------          午前10時0分開議 ◎佐々木満議会事務局長 御起立願います。礼。着席願います。 ○北嶋章光議長 おはようございます。 これより令和4年白山市議会9月会議を開きます。 今9月会議の審議期間は、本日から9月27日までの27日間といたします。 直ちに、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △日程第1 諸般の報告 ○北嶋章光議長 日程第1諸般の報告を行います。 令和4年8月4日付にて、専決処分した旨、市長から通知がありました。 8月17日、第145回石川県市議会議長会定期総会かほく市において開催され、全議案を採択し、関係先に陳情することに決定いたしました。 地方自治法第121条第1項の規定に基づき、8月23日付にて、市長、教育委員会教育長及び代表監査委員に対し、出席を要求しおきました。 8月23日付にて、市長から説明員の委任及び嘱託について通知がありました。 8月25日付にて、監査委員から例月現金出納検査報告書の提出がありました。 9月1日付にて、市長から議案の提出がありました。 以上をもっ、諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △日程第2 会議録署名議員の指名 ○北嶋章光議長 日程第2会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、田代敬子議員山口俊哉議員を指名いたします。--------------------------------------- △日程第3 議案第78号ないし議案第96号及び報告第13号ないし報告第17号(説明) ○北嶋章光議長 日程第3議案第78号ないし議案第96号及び報告第13号ないし報告第17号を一括し議題といたします。---------------------------------------提案理由の説明 ○北嶋章光議長 市長から提案理由の説明を求めます。 山田市長。     〔山田憲昭 市長 登壇〕 ◎山田憲昭市長 おはようございます。 本日、ここに令和4年市議会9月会議開会されるにあたり、最近の市政の状況と提案いたしました諸議案につきましその大要を御説明申し上げます。 初めに、7月下旬より、検査のため入院をいたしおりました、胆のうに炎症見つかり、切除を行い、担当医からは、しばらく経過観察必要との診断を受け療養をいたしおりました。おかげさまで経過も順調で、先月16日からは公務に復帰いたしおります。この間、議員の皆様並びに多くの関係者の方々に御心配をおかけいたしましたことをおわび申し上げます。その間の指示や決裁につきましは、タブレットを用い遅滞なく行いましたし、会合の出席には、代わりに副市長、教育長対応をいたしたところであります。なお、入院の際に頂戴いたしました多くの皆様からお見舞いのお声に対しましては、深く感謝を申し上げる次第であります。 さて、8月4日から降り続きました豪雨により、本市におきまして甚大な被害発生いたしました。気象台の観測によりますと、白山河内では、1時間当たりの降水量108ミリメートル、また白峰でも91ミリメートルという観測史上最大の大雨となりました。その影響により、本市には記録的短時間大雨情報土砂災害警戒情報続け発出され、さらには、手取川氾濫危険水域に達するなど、最悪を想定せざるを得ない状況となりました。このため午後1時に、小松市と共に県内初となる警戒レベル5の緊急安全確保を発令し、土砂災害や河川の氾濫のおそれがある地域に、直ちに命を守る最善の行動を取るよう呼びかけいたしたところであります。災害の発生のおそれのある地域には避難所を開設し、地域住民の皆様には、迅速な避難に応じいただいたところであります。幸い直接的な人的被害なく、安堵いたしているところであります。 被害状況あります、白峰、鳥越、吉野谷、河内、鶴来、美川の各地域で、住宅の床上浸水13棟、床下浸水64棟のほか、住宅や田畑への土砂の流入、道路や林道では、土砂堆積、土砂の流入、路肩やのり面の崩壊などの被害発生いたしました。 土砂などの流入があった道路につきましは、災害時における応急対策活動に関する基本協定を結んで白山野々市建設業協会に御協力をいただき、堆積した土砂の除去等を速やかに実施しいただくとともに、土砂や瓦礫等の宅地や田畑への流入につきましも、想像以上に被害大きく、重機を使っの作業必要となりました。そうした土砂等の除去に係る費用につきましは市で負担することとし、地元の皆様にも説明をし、対処いただいたところであります。 また、土砂等の流入や災害ごみにつきましは、緊急的に白山郷公園体育館駐車場災害ごみの集積所を設けましたその後、住民の負担を考慮し、各町内での個別収集方式にいたしたところであります。 また、水道施設も大きな被害を受けました。断水となった町内には、すぐさま給水車を現地に派遣し、給水袋や仮設のタンクで水を供給いたしました。この際、本市と災害時相互応援協定を締結しおります志賀町からは、給水車による応援をいただいたところであり大変心強く、感謝を申し上げる次第であります。また、断水により入浴も困難となりましたので、近隣の市民温泉等を無料開放し、めおと岩温泉ラクヨウ大門温泉センター、清流などで体を休めいただきました。 一方で、すぐさま河内市民サービスセンターボランティアセンター現地サテライトセンターを開設し、ボランティア登録と被災された各地への派遣調整をいたしたところであります。ボランティアの呼びかけに対し、市民の多くの方々に参加をしいただきました。感染症の対策を講じながら、しかも猛暑での作業続き、大変苦労をしながらの作業となる中、被災された方々の日常生活を取り戻す御協力をしいただきましたことに、心より感謝を申し上げます。 加えまし、地元消防団員の方々をはじめ、市内の建設業関係の皆様、また、北陸地方整備局からは緊急災害対策派遣隊、県、白山警察署広域消防本部などからも御協力をいただきました。市の職員につきましも、市民の安全を最優先に事に当たるようにとの私の指示に応え、休日返上での対応とボランティアにも参加いたしたところでありその労をねぎらうものであります。 なお、応急復旧に要する経費につきましは、迅速に対応する必要がありましたことから、補正予算を専決により組ませいただいたところであり御理解を賜りますようお願いを申し上げます。 被災からの復興でありますまずは冬までに対応すべきことを早急に行い、その上で本格復旧に向け取り組んでまいります。そのための人的な強化も図ることとし、石川県及び金沢市よりそれぞれ1名を受け入れるとともに、特に被害大きかった水道施設と林道の復旧のため、本日付で鶴来白山ろく上下水道課に2名を、森林対策課に1名を配置する人事異動を実施いたしたところであります。いずれにいたしましも、全庁体制で被災箇所の本格復旧や被災された方々の生活支援に取り組んでまいります。 次に、第2次岸田内閣についあります。 先月10日、第2次岸田改造内閣スタートいたしました。新型コロナウイルス感染拡大物価高騰エネルギー不足など、多くの課題山積する中、国民の生活への影響を最小限に抑え、最大限の効果得られる対策打ち出されるものと期待をいたしおります。 中でも初入閣されました岡田直樹参議院議員におかれましは、内閣府特命担当大臣に御就任されました。誠にめでたく、心よりお祝いを申し上げます。国土交通大臣政務官、財務副大臣、内閣官房副長官などの要職を歴任されの大臣の就任であり、地方創生をはじめ、沖縄及び北方対策のほか、行政改革担当なども兼務される中、これまでの豊富な経験や知見を遺憾なく発揮いただけるものと御期待を申し上げるものであります。白山市といたしましも、地方創生のためにSDGsに取り組む自治体として真っ先に手を挙げ、全国的にもいち早く普及促進に取り組んでまいりましたので、このたびの地方創生担当大臣就任は心強く思っているところであります。今後も引き続き御指導をお願いするとともに、本市へのお力添えもお願いするものであります。 また、宮本周司財務大臣政務官西田昭二国土交通大臣政務官におかれましも、御就任をお祝い申し上げますとともに、本市への御協力をお願い申し上げるものであります。改めて、岡田大臣宮本政務官西田政務官には、国の発展はもとより、本市の発展に力強い御支援とお力添えをお願い申し上げる次第であります。 続い最近の経済情勢についあります先月25日、内閣府発表いたしました月例経済報告では、景気は緩やかに持ち直しているとの判断をしているほか、日銀金沢支店金融経済月報では、景気は基調としては持ち直していると、前期と比べ上方修正されおります。 また、県内の指標となっている金沢市の7月消費者物価指数102.0となり、1年前と比べ2.2%増になるなど、依然として物価高基調続いおります。 こうした中、最低賃金あります先月、県内の最低賃金を審議する石川地方最低賃金の審議会開かれ、現行よりも30円引き上げ、891円とする答申なされたところであります。今後、石川労働局のほうで、所定の手続を経10月頃には決定されることとなります。日本の賃金水準は、この二、三十年、ほぼ横ばいで推移しおり、右肩上がりで推移しきた欧米先進国と比べると低い状況にありこの賃上げの動き国民全体の賃金水準の向上につながることを期待するものであります。一方で、中小企業零細企業におきましては、人件費コストの増懸念されますので、今後とも景気や企業全体の動向を注視しいく必要があると考えおります。 それでは、最近の市政の状況について御説明申し上げます。 初めに、本市の財政状況についあります。 令和3年度の一般会計決算につきましは、市税では、2年ぶりに190億円台を確保できたことに加えまし、地方交付税では、昨年度と比べ約16億円増となった結果、歳入全体といたしましは634億円余となりました。歳入の根幹であります市税につきましは12億円余の増収でありますその中には、前年度市税の徴収をコロナ対策として猶予した分の約7億円含まれることから、先般行われました監査委員による決算審査におきましては、楽観視できる状況にはないという指摘をいただいたところでもあります。 一方、ふるさと納税あります、EIZO株式会社のモニターを新たに返礼品に採用いたしたところ、コロナ禍あり大きな伸びを見せ、昨年度よりも約2億9,000万円増の4億2,000万円余となったところであります。今後も地元特産品の魅力を情報発信しながら、返礼品を拡充し、自主財源の確保に努めまいります。 また、歳出におきましては、新型コロナウイルスワクチン接種費をはじめ、子育て世帯住民税非課税世帯に対する給付金など、コロナ禍の生活を支援し、経済活動の活性化につなげるため数々の事業を実施しつつ、事務事業の効率的な執行に努めたところであります。その結果、実質収支は、これまでで最大となる20億円余を今年度に繰り越すことできました。 また、財政健全化判断比率についあります将来負担比率は114.6%となり、前年度より改善をいたしました。一方、実質公債費率は11.0%と、昨年度よりも0.5ポイント増加いたしました。これは令和3年度特有の一時的な事情といたしまし、令和2年度に借り入れた猶予特例債7億円を全額償還したことによる影響と考えおります。 今後も引き続き、市民生活の安全や安心を第一に考えた施策を展開し、健全な財政運営に取り組んでまいります。 次に、新型コロナウイルス感染症の状況についあります。 全国の感染状況につきましは、8月10日に1日当たりの感染者数初めて25万人を超えた以降は、お盆の間は一時的に下がったものの高止まりの状況続いおり、県内におきましても、先月19日には1日当たりの感染者数としては過去最多の2,885人を記録するなど収まる様子はありません。その一方で、ほとんどの方軽症または無症状の状況で、重症病床使用率低いため、モニタリング指標は、レベル2の感染拡大警報となっているところであります。 一方、本市の新規感染者数あります先月18日には235人となり、その翌日19日には初めて300人を超え312人となり、その翌日20日にはこれまでで最多の323人となり、それ以降も連日200人台を超える日続いおり、その動向を注視しているところであります。 こうした中、ワクチンにつきましは、今年5月、厚生労働省による国産ワクチンの薬事承認行われ、武田薬品工業株式会社アメリカのノババックス社ワクチンを国内生産し、接種できるようになったところであります。このワクチンは、副反応少ない不活化ワクチンで、接種を控えていた方も接種できる可能性があり市では、この国産ワクチン集団接種日を今月の9日と30日の夜間に設けることといたしましたので、該当される方は、かかりつけ医等に御相談の上、接種の検討をお願いするものであります。 さらに、政府におきましては、今月中にもオミクロン株対応ワクチン接種を始める動きや、5回目のワクチン接種の動きもあります。確定した段階で、速やかに市民の皆様にお知らせいたしますので、かかりつけ医等と御相談の上で対応をお願いいたします。 次に、白山手取川ジオパークについあります。 新型コロナウイルスの影響により、延期となっおりましたユネスコ世界ジオパーク現地審査についてであります、国内への入国制限緩和されたことから、来月の5日から10日までの6日間の日程で実施されること決定いたしました。ユネスコからは、ノルウェーとマレーシアの審査員2名派遣され、審査に当たるとお聞きいたしおり、審査までの1か月余り、万全を期し臨みたいと考えおります。 また、10月21日から23日に開催いたします第12回日本ジオパーク全国大会白山手取川大会につきましは、全国各地から1,000名を超える方々本市を訪れる大型イベントとなります。大会では、恐竜博士として有名な国立科学博物館副館長の真鍋真さんの基調講演をはじめ、文化創生プロジェクトとして、テレビ番組世界ふしぎ発見」のミステリーハンターでおなじみの竹内海南江さんのスペシャルトークショーなど、市民の皆様気軽にジオパークに親しんでもらえるイベントを実施するほか、松任文化会館ピーノ周辺歩行者天国にし、地域の物産一堂に会するいいとこ白山フェアやマルシェ・ドゥ・ハクサンも同時開催いたします。多くの市民の皆様にも御参加いただき、一緒に大会を盛り上げまいりたいと思います。 次に、白山総合車両所等を活用した観光・産業事業についあります。 本事業の核となります(仮称)白山総合車両所ビジターセンターにつきましは、先月27日に起工式を挙行し、令和6年春のオープンに向け工事に着手いたしたところであります。この施設の正式名称につきましは、現在、検討いたしおり、また、来年度には皆様から親しまれ、多くの方々に足を運んでいただける施設となるよう、別途、愛称を広く一般から公募する予定であります。 令和6年春のオープンに向け、全国から鉄道ファンをはじめ、お子様連れの御家族など、多くの方々にお越しいただけるよう、近隣市町とも集客策を講じながら、魅力ある施設を目指し、関係の皆様方の御支援、御協力をいただきながら、活力ある施設となるよう着実に事業を進めまいりたいと考えおります。 次に、健康づくりと認知症の予防についてであります。 今年4月1日に施行いたしました健康づくり推進条例の制定を記念し、10月10日に、松任文化会館ピーノで、落語家の桂文枝さんを講師に迎え、「笑いは長寿の特効薬」と題した講演会を開催いたします。多くの市民の皆様に御来場いただき、御自身の健康について見つめ直すきっかけにつなげいただきたいと思っおります。なお、入場につきましは、はがきによる応募で、この12日締切りとなっおりますので、早めに御応募をいただければと思っおります。 また、現在進めおりますあたまとからだの健康増進事業につきましは、あたまの健康チェックの希望者を募ったところ、順調に定員300人に達したところであり、皆様の関心の高さ表れおります。先般、筑波大学大学院の久野教授にお越しいただき、アドバイスをいただいたところであり、先生からは、自治体、大学、民間共に参画し、認知症予防を入り口とした運動の習慣化を図る取組は、全国の先進事例として、白山モデルになるのではないかと高い評価をいただいたところであります。今月12日から、市内医療機関公立松任石川中央病院北村内科医院松葉外科胃腸科クリニック、さなだクリニックの4つの医療機関の御協力をいただいスタートいたします。健康チェックの後、希望者には、11月から始まる運動教室に参加しいただき、運動教室に参加する前と後の状態を比較し、評価されることとなります。この事業を通して結果を集約・分析することで、認知症の予防や進行を遅らせる対策に生かし、そのこと人生100年時代に、健康で心豊かな生活に資するものとなると考えおります。 次に、不妊治療費の助成の拡充についてであります。 今年4月から、人工授精などの一般不妊治療及び体外受精、顕微授精などの生殖補助医療について保険適用されることとなりました。それまでは、市や県においてそれぞれ助成制度を設け、高額となる医療費に対し、経済的な支援に取り組んできました保険適用制度化されたことは大変喜ばしいことであります。これに併せ、市では助成を拡充することとし、保険適用後の自己負担額につきましは、診療費の半額、年に5万円を上限に助成することとし、また、保険の適用とはならない診療を受けることで全額自己負担となる場合でも、医師認めたときには診療費の半額、年に20万円を上限に助成することといたします。さらに、保険診療に併せ実施する先進医療につきましは、県と連携し、診療費の7割、15万円を上限に助成することといたします。この助成制度を通じ、不妊に悩みを抱えながらも子供を望まれる方々を支援することとし、また、医療費高額となる分野でもありますので、経済的負担を軽減することで受診しやすい環境を整え、安心感得られる中で妊娠へとつながることを切に願うものであります。 次に、親善友好都市との交流についてであります。 桑島化石壁を世に広めたライン博士の出身地であるドイツ・ラウンハイム市とは、平成9年に友好都市提携を行っから、今年で25周年を迎えました。これを記念いたしまし先月28日から30日にかけて、ラウンハイム市から、ダーフィット・レンデル市議会議長をはじめとする公式訪問団をお迎えし、記念式典などを通して末永い友好関係を確認したところであります。残念ながら、トーマス・ユーヘ市長におかれましは、都合により来日できませんでしたこれまでの友好関係の発展における功績に対し、白山市国際友好表彰を授与させいただいたところであります。 さらに、友好都市提携25周年記念事業といたしましドイツのボン大学から地理学者のトービット・ナオハイム氏をお迎えし、今月25日に千代女の里俳句館におきまして、「ライン旅日記の印象」と題しライン博士の功績について御講演いただきますので、多くの方々に御来場をいただきたいと思っおります。 次に、消防団の操法大会における活躍についてであります。 消防団の皆様には、先般の豪雨災害の際には、土のうによる水防や警戒、広報活動に御尽力をいただきました。心より感謝を申し上げる次第であります。 そうした中、7月30日、消防団の日頃の操法技術の向上を図ることを目的に、石川県消防操法大会開催されました。本市からは、ポンプ車操法の部門で、南消防団鶴来分団と北消防団北星分団出場し、南消防団鶴来分団敢闘賞を受賞されました。また、小型ポンプ操法の部門では、南消防団白峰分団準優勝の成績を収められました。いずれも仕事などの忙しい合間を縫っ日々訓練に励まれたたまものであり心よりお祝いを申し上げますとともに、今後とも技術の向上のみならず、地域の安全・安心のため、御活躍いただきますようお願いをいたします。 次に、小・中学校等でのWi-Fi整備についてであります。 小・中学校における学びの環境につきましは、GIGAスクール構想により、既に1人1台のタブレット端末の配備と各教室へのWi-Fi環境整備されている中、さらに充実した学びを確保するため、体育館でのWi-Fi設置を進めおり、夏休み期間中にその環境整ったところであります。これにより、体育の授業や集会などの際にもタブレット端末を活用することでき、より深い学習期待されるところであります。また、体育館は二次避難施設として指定されおりますので、災害発生し、避難所開設されたときには、インターネット経由で災害情報を収集したり、メールを通して安否情報を伝達したりすることも可能となるものであります。 加え地区公民館におきましても、二次避難施設として活用されることとなっていることから、Wi-Fi整備につきましは、7月末までに市内28の公民館全てに設置を終えたところであります。これにより、災害時には地震や気象の情報を円滑に収集できるほか、通常時にも、公民館で開催される各種講座でもWi-Fi利用できることとなります。 次に、マイナンバーカードの普及促進についてであります。 政府は、今年6月7日、デジタル社会の実現に向けた重点計画を閣議決定いたしました。その中には、マイナンバーカードは、令和4年度末までに、ほぼ全国民に行き渡ることを目指すという記載なされおり、現在、その取得や健康保険証として利用する場合などに、政府マイナポイントを付与する事業を展開しているところであります。総務省発表いたしますマイナンバーカードの交付率は、8月14日現在で、全国平均で46.6%、一方、本市の交付率は43.2%と全国平均を下回っている状況であり県内におきましても、19市町のうち18番目という低い交付率となっおりますので、ぜひともカードの取得に御協力をお願いいたすものであります。 市といたしましは、市民の皆様にはマイナンバーカードの必要性を御理解いただくため、従来からのまちかど市民講座や、依頼を受け町内会や事業所、各種団体などに出張する取組に加えなかなか市役所等に出向けない高齢者等の方々のために地区公民館を巡回し、より身近でカードの交付申請を手助けする取組を行っおります。さらには、仕事などで平日にはどうしても市役所等にお越しになれない方々を対象に、日曜日に臨時の窓口を設けおります。今月は、11日と25日になりますあらかじめ手続を終えたカードの受け取りや、初めてのカード交付申請もできることとなっおり、御利用をいただければと思っおります。 また、国進めおりますマイナポイント事業でありますポイント付与されるマイナンバーカードの申込み期限9月30日までとなっていますので、カードをお持ちでない方は、この機会にぜひ交付申請の手続をしいただくようお願いいたすものであります。 最後に、国連定める持続可能な開発目標SDGsの推進についてであります。 平成30年6月に、政府から初めてSDGs未来都市として選定され以降、広報紙やまちかど市民講座などを通じてSDGsの啓発に努め、さらに、子供たちにも関心を持っいただくため、学習の場においても普及を図り、徐々にその内容への理解浸透しきたところであります。これからは実践に重点を置くこと大切との考えから、令和4年度から今後3年間にわたるSDGs未来都市の実現に向けた取組として、子供・若者を中心としたSDGs推進プロジェクトを国に提案いたしたところ、今般、採択をいただいたところであります。 具体的には、子供たちを対象とした地域課題解決に向けたカードゲーム等の教材を用いたイベントの開催をはじめ、地域課題を有する現地に滞在し解決策を探るスタディーツーリズム、ジオパークやユネスコエコパークをテーマとした、学生の感性を生かした市民交流や連携活動などを通じて、SDGsを楽しみながら学べる事業を展開しまいりたいというふうに考えおります。 それでは、提案いたしました諸議案について御説明を申し上げます。 提出案件は、決算認定11件、補正予算案4件、条例案3件、事件処分案1件、報告案件5件の計24件であります。 初めに、議案第78号から第88号までの令和3年度の一般会計をはじめとする11の会計の決算についてであります。 まず、一般会計につきましは、先ほど申し上げましたとおり、実質収支で20億円余を繰り越すことできたところでありまた、国民健康保険などの特別会計及び水道事業会計などの企業会計につきましは、それぞれの事業の目的に沿っ適切な執行に努めた結果、コロナ禍あっても、おおむね堅実な決算を結ぶことできました。これもひとえに議員各位をはじめ、市民の皆様の御理解、御協力のたまものであると深く感謝を申し上げるものであります。 次に、議案第89号から第92号までの令和4年度補正予算案についてであります。 まず、一般会計につきましは、補正予算額13億8,792万円で、これを現計予算に加えますと582億7,270万円余となり、前年度同期比で7.2%の増となります。その主なものといたしましは、総務費では、令和3年度決算剰余金の2分の1相当額として10億1,330万円余を財政調整基金へ積み立てるものでありまた民生費では不妊治療費助成事業などを、また農林水産業費では、経営発展支援事業費、農地利用効率化等支援事業費、県営ほ場整備事業負担金、緊急自然災害防止対策事業費などを、また商工費では観光地魅力アップ推進事業費などを、また教育費では松任幼稚園のこども園化に伴う改修工事費などを、それぞれ計上いたすものであります。 介護保険特別会計につきましは、介護給付費準備基金への積立金などを、また湊財産区特別会計では湊財産区基金への積立金を、また水道事業会計では整備拡張に伴う配水管布設工事費などを、それぞれ計上いたすものであります。 次に、議案第93号から第95号までの条例案について、その主なものを御説明申し上げます。 白山市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例につきましは、市の自転車等駐車場に長期間放置された自転車等の撤去等について、関係規定を改正するものでありまた、白山市自転車等の駐車対策及び放置防止に関する条例の一部を改正する条例につきましは、道路や公園等に放置された自転車等の撤去等について、関係規定を改正するものであり白山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につきましは、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、育児休業等の取得回数制限の緩和等について、関係規定の改正を行うものであります。 次に、議案第96号の事件処分案について御説明を申し上げます。 令和3年度白山市水道事業会計未処分利益剰余金の処分につきましは、未処分利益剰余金を処分し、資本金へ組み入れること及び建設改良積立金に積み立てることについて、議会の議決を求めるものであります。 最後に、報告第13号から第17号までの報告案件について御説明を申し上げます。 8月4日の豪雨災害に係る災害復旧経費につきましは、令和4年度白山市一般会計補正予算(第5号)、水道事業会計補正予算(第1号)、下水道事業会計補正予算(第2号)に係る専決処分を行ったものであり地方自治法の定めにより、また、令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業決算に基づく資金不足比率につきましは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の定めにより、また、一般財団法人白山市地域振興公社の経営状況につきましは、地方自治法の定めにより、それぞれ議会へ報告するものであります。 さて、市民の皆様から負託を受けましたこの4年間、私は、信条とする対話と参加を胸に、常に市民本位の視点に立ち市政を運営しまいりました。 市民の方々に最も身近で、直接御意見を伺うまちづくり会議は、就任以降、今日まで継続し、毎年開催いたしまいりました。地域の各種団体を代表する皆様方をはじめ、多くの皆様から貴重な生の御意見や御提言をいただき、地域の皆様の生活の向上に向けた施策に一つ一つ誠意を持っ取り組んでまいったところであります。 今日まで市政を良好に全うできましたのは、ひとえに議員各位の御理解と御支援のたまものであり加え市民の皆様の御協力があったからであります。改めて衷心より深く感謝を申し上げる次第であります。 任期は、まだ3か月あります。豪雨災害からの復旧やコロナ対策など、喫緊の課題たくさんありますので、その間、全力で市政の運営を行っまいる所存でありますので、引き続きお力添えを賜りますようお願いを申し上げます。 以上をもちまして、9月会議に提出をいたしました議案の説明は終わります何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願いいたします。 ○北嶋章光議長 提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- △日程第4 行政視察報告 ○北嶋章光議長 日程第4行政視察報告を行います。 池元総務企画常任委員会委員長。     〔池元 勝 総務企画常任委員会委員長 登壇〕 ◆池元勝総務企画常任委員会委員長 総務企画常任委員会行政視察報告を申し上げます。 当委員会は、去る7月21日から22日までの2日間、北海道千歳市、札幌市及び江別市を視察研修しまいりました。 まず初めに、北海道千歳市の千歳市防災学習交流センター「そなえーる」について報告いたします。 千歳市防災学習交流センター「そなえーる」は、災害を「学ぶ・体験する・備える」をキーワードとした体験施設であるとともに、災害時には災害対策本部置かれ、隣接の訓練広場やヘリポートとともに防災拠点として利用されることとなっています。館内では、国内の大地震の疑似体験や避難設備の体験可能となっおり、それらの体験は、災害発生時に個人臆せず避難できる可能性を高め、災害時の自助の強化につながることを感じるものでした。 また、今後の施設の課題について、ソフト面では、防災以外の分野での活用など、施設利用率を上げる工夫必要であること、ハード面では、館内の展示物や体験設備の老朽化に伴い、時代に合わせたVRゴーグル体験設備などの導入を検討しているものの、多額の予算必要となること挙げられていました。 本市の防災対策や防災教育について、また防災分野に限らず各種体験設備を整備する際の維持管理についても大いに参考になりました。 次に、北海道札幌市の札幌AIラボ等のIoT活用戦略について報告します。 札幌市は、1980年代前半のIT企業の相次ぐ設立・進出により成長を続け、国内有数のIT企業集積地となっおります。近年では、IT企業と大学のIT研究者の集積地である強みを生かした産学官連携組織の設立など、先進的な試み実施されています。 今回、地域産業の担当部局を視察し、お話をお伺いいたしましたIT産業に対しては高まりを見せつつあるAI事業を中心に支援を進めるとともに、最重要課題である人材確保・育成について、ITの高度人材を都市圏から呼び込む支援をする一方、学生から社会人まで各年代に応じたIT啓発イベントやIT技術を活用した課題解決プロジェクトを実施しITへの関心や能力の向上を図るなど、未来を見据えた取組なされていました。 また、企業のDX化の推進にも取り組んでおり、IT環境整備補助金などの経済支援や専門アドバイザーの派遣など、企業の取組状況や課題に合わせた豊富な支援メニューを展開するとともに、IT企業とその他産業との交流会を開催するなど、企業のDX化を後押しするためのきめ細やかな対策図られおり、国提唱している「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」というテーマ反映されていると感じました。 今後の課題としては、IT化に興味なく取組進まない企業への対応を挙げられおり、将来的に大幅な人口減見込まれる中で、現在の生産レベルを維持するにはIT化必須となることをセミナーなどで伝えながら地道に啓発を続けいきたいとのことでした。 今後の本市のDX化推進における支援の在り方や手法に対する大きな手がかりとなりました。 次に、北海道江別市の再生可能エネルギーについて報告します。 江別市では、太陽光発電と木質バイオマス発電を主とした様々な再生可能エネルギーの活用・促進に取り組んでおり、太陽光発電による電力を市役所や小・中学校といった公共施設に利用したり、地中熱ヒートポンプを利用したロードヒーティングで駅前広場の歩道の融雪を行ったりと、再生可能エネルギーの地産地消についても様々な試み実施されていました。 今後の課題としては、市内で生み出された再生可能エネルギー市外に流出している現状に対し、市内で消費させる仕組みを構築する必要があること、また北海道胆振東部地震の際に北海道全域停電した、いわゆるブラックアウトを受け、独立電源システムを確立する必要があること挙げられていました。 本市での再生可能エネルギーの活用や地産地消、環境にやさしいまちづくりを推進しいく上で大変参考になりました。 以上、大まかに行政視察の報告を申し上げました詳細な資料につきましは事務局に保管してありますので、御一読いただきますようお願い申し上げ、総務企画常任委員会の行政視察報告を終わります。 ○北嶋章光議長 総務企画常任委員会の行政視察報告は終わりました。 次に、田代文教福祉常任委員会委員長。     〔田代敬子 文教福祉常任委員会委員長 登壇〕 ◆田代敬子文教福祉常任委員会委員長 文教福祉常任委員会の行政視察報告を申し上げます。 当委員会は、去る7月13日から15日までの3日間、大阪市立天満中学校夜間学級、学校法人きのくに子どもの村学園、和歌山県橋本市及び大阪府堺市を視察研修しまいりました。 まず初めに、大阪市立天満中学校夜間学級について報告いたします。 大阪市では、現在、夜間学級を設置している中学校4校ありもともと戦後の混乱や経済的な理由などで義務教育を受けられなかった人学ぶ場として昭和44年6月から設けられています近年では、外国籍の方や今問題となっているヤングケアラーを含む不登校の児童・生徒の増加で、その役割に注目集まっている現状を視察いたしました。 天満中学校における近年の生徒数の推移については、平成21年度の111人を最高に徐々に減少傾向にあり、令和4年5月1日現在で74人となっおります。うち半数以上の38人ネパール人で、学校大阪の繁華街に立地している関係で、カレー店を営む同国の方多いということであります。 同校では、中学校の学習内容を生徒の学力に応じ分かりやすく学べるよう工夫を凝らした授業を行い、日常生活や仕事に必要な知識を身につけられるよう努めおられました。また、授業はもとより、ミニ運動会や修学旅行などの行事を通じて、年配の方であれば一つ一つの行事自分の人生を取り戻すような貴重な場所となり、外国籍の方であれば、日本での生活基盤を築く礎の場所となっおります。 なお、平成28年12月に、夜間中学などの就学機会の提供を求める教育機会確保法成立しましたこれは全ての都道府県に夜間中学の設置を求める内容となっおり、馳石川県知事文部科学大臣をされていたときに積極的に取り組まれ、成立に導かれた施策であります。石川県においては、去る7月22日に県内市町の教育長集い、公立夜間中学開設に向けた検討会初めて行われ、今年の秋までにニーズ調査を実施するとのことでありますので、その動向を注視する必要があると考えます。 次に、和歌山県橋本市にある学校法人きのくに子どもの村学園について報告いたします。 平成4年、和歌山県の北東の端、橋本市の自然に恵まれた環境の中でスタートした同学園は、自由学校としては、戦後初めて学校法人として認可された学校であり小・中学校及び高等専修学校に在籍する子供たちの多く寮生活を送りながら伸び伸びと学んでます。国内外の教育関係者やマスコミからも注目され、現在、橋本市以外に国内外において5か所の学びやがありその自由な校風及び過疎地域における学校運用について視察いたしました。 先日も民放の番組で「宿題ない、テストない、クラスない、担任がいない」と同学園紹介されていました学園の教育方針は、自己決定・個性化・体験学習の三原則を柱とし、感性、知性、人間関係のいずれの面でも自由な子供に育っほしいとの願い込められているとのことであります。 同学園は、体験学習を中心に学習プログラムの編成をしおります現地で真っ先に驚かされたことは、子供たち元気で生き生きし、目キラキラと輝いていたことでした。体験学習を通じて学習の楽しさ、好奇心及び探究心を養っているため、常に「なぜ」、「どうして」などと感覚的に捉え、考える力養われている子供多く、特に、ウクライナ侵攻や東日本大震災後の復興など、国際情勢や社会問題に対し非常に興味を持っおり、体験学習だけでは学力伴わないのではないかという周囲の不安をよそに、卒業生のほとんど進学先でトップクラスの成績を残しているというのもうなずけるものでした。 これらのほか、橋本市では、さらに「子供も大人も共に育ち、育て合う」という意味で創られた共育コミュニティ及びコミュニティ・スクールについて、また、大阪府堺市では、同時期に子育てと介護の両方を行っている状態であるダブルケアの現状について視察を行いました。 なお、大まかに行政視察の報告を申し上げました詳細な資料については事務局に保管してありますので、御一読いただきますようお願い申し上げ、文教福祉常任委員会の行政視察報告を終わります。 ○北嶋章光議長 文教福祉常任委員会の行政視察報告は終わりました。 次に、大屋産業建設常任委員会委員長。     〔大屋潤一 産業建設常任委員会委員長 登壇〕 ◆大屋潤一産業建設常任委員会委員長 産業建設常任委員会の行政視察報告を申し上げます。 当委員会は、去る7月13日から15日までの3日間、新潟県妙高市、長野県須坂市、新潟県糸魚川市及び斑尾高原スキー場を視察研修しまいりました。 まず初めに、妙高市のGPSを活用した除雪管理システムについて報告します。 国内でも有数の豪雪地帯である妙高市は、除雪体制の効率化のため、市内の主要箇所に気温と積雪のセンサーを設置したほか、除雪業者保有する除雪車にGPSを取り付け、位置情報と仕事量を市役所で一括管理しおります。 除雪管理システムは、インターネット上で使用するクラウド型システムでありGPS搭載車両除雪作業を行うことで、車両の軌跡システム画面上に表示され、進捗状況を線で確認することできます。除雪の進捗状況は、妙高市のホームページ上からも確認でき、個人でもリアルタイムに情報収集すること可能です。また、市道だけでなく、市内県道の除雪状況も把握するため、県の除雪機械にもGPSを取り付けおり、設置台数は令和4年現在で183台とのことです。 除雪管理システムの導入により、市民から除雪車がいつ来るのかという苦情や問合せ少なくなったことや、除雪状況と除雪作業どこまで進んでいるか市役所で分からないといった問題点解消されたとのことです。また、除雪車除雪路線より外に出た際の路線外判定や、一定速度以下の状態続いた場合の停止判定もシステム上で行われることや、除雪作業後の日報も自動で作成され、職員や除雪業者の事務負担の軽減につながったという効果も聞かれました。一方で、パソコンやシステムに慣れていない業者に操作方法を理解しいただく必要があるなどの課題も見受けられました。 本市においても積雪時における除雪業務の負担は大きくなっおり、妙高市の取組は大変参考になりました。 次に、糸魚川市の糸魚川ユネスコ世界ジオパークについて報告します。 糸魚川市は、森林資源やひす石灰石等の鉱物資源や水資源など、大地と人々との関わりをひもとく優れた地域資源豊富であり平成21年に日本で初めてユネスコの世界ジオパークに認定されました。 糸魚川ユネスコ世界ジオパークの基幹施設であるフォッサマグナミュージアムでは、日本列島誕生した際の大地の裂け目であり世界的な学術資源となっているフォッサマグナなどをポイントに、地球育んできた自然環境や資源の恵みについて学ぶことでき、平成30年には累計来館者数150万人を達成いたしました。 ジオパークの運営母体である糸魚川ジオパーク協議会は、市民や各種団体と連携を図りつつ事業を展開する中で、ジオパーク活動の基本である「保護・保全」、「教育・防災」、「地域振興」の三本柱を一体的に推進しています。価値のある遺産・文化を保護するとともに、教育や地域振興にジオパークを活用するため、環境負荷に配慮したジオツアー造成に取り組んでおり、ツアーガイドのジオパーク的な視点を加え付加価値を高めているとのことです。また、修学旅行誘致にも力を入れおり、令和元年の受入数は52校、3,116人、令和2年は76校、4,000人、令和3年は99校、5,718人と、コロナ禍あっても増加傾向にあるそうです。 こうしたジオパークを活用した取組を進めた結果、2020年の市民アンケートによると、市民の63.9%ジオパークの活用重要」と回答している一方で、32.5%「取組に満足していない」と回答しおり、この差を埋めいくこと課題になっているとのことです。また、住民等関係者ジオパークを自分ごととして活用でき、ボトムアップを推進するため、民間・行政協働型の体制に移行しいく必要があるとお話をされていました。 このような糸魚川市の先進的な取組は、世界認定を目指す本市のジオパーク事業の推進に大変参考になりました。 これらのほか、長野県須坂市では、新規就農者確保の取組について、斑尾高原スキー場では、スキー場におけるグリーンシーズンの観光誘客について視察しまいりました。 なお、大まかに行政視察の報告を申し上げました詳細な資料につきましは事務局に保管してありますので、御一読いただきますようお願いを申し上げ、産業建設常任委員会の行政視察報告を終わります。
    北嶋章光議長 産業建設常任委員会の行政視察報告は終わりました。---------------------------------------北嶋章光議長 本日の議事は、これをもって終了いたしました。 次に、休会の件についてお諮りいたします。議事の都合により、明日9月2日から11日までの10日間は、本会議を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○北嶋章光議長 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会とすることに決しました。 次の本会議は、9月12日午前10時から開きます。 本日はこれにて散会いたします。          午前11時13分散会---------------------------------------(参照)     令和4年白山市議会9月会議予定表(審議期間27日間)日次月日曜区分開議時刻議事第1日9月1日木 午前9時議会運営委員会本会議午前10時 諸般の報告  会議録署名議員の指名  議案上程   説明  行政視察報告 本会議終了後全員協議会、決算説明会第2日9月2日金休会午前9時決算説明会第3日9月3日土休会  第4日9月4日日休会  第5日9月5日月休会 (一般質問締め切り 午前10時まで)午前11時広報広聴委員会第6日9月6日火休会  第7日9月7日水休会午前10時DXに関する特別委員会第8日9月8日木休会  第9日9月9日金休会  第10日9月10日土休会  第11日9月11日日休会  第12日9月12日月 午前9時議会運営委員会本会議午前10時  質疑  一般質問第13日9月13日火本会議午前10時 一般質問   委員会付託 本会議終了後議員協議会 議員協議会終了後決算常任委員会第14日9月14日水休会 (一般質問予備日)第15日9月15日木休会午前9時総務企画常任委員会/決算分科会午前9時文教福祉常任委員会/決算分科会午前9時産業建設常任委員会/決算分科会第16日9月16日金休会 (常任委員会/決算分科会予備日)第17日9月17日土休会  第18日9月18日日休会  第19日9月19日祝・月休会  第20日9月20日火休会午前10時予算常任委員会第21日9月21日水休会午後1時30分決算常任委員会理事会第22日9月22日木休会午前10時決算常任委員会第23日9月23日祝・金休会  第24日9月24日土休会  第25日9月25日日休会  第26日9月26日月休会 (委員会予備日)第27日9月27日火 午前11時議会運営委員会 午後1時全員協議会本会議午後3時 諸般の報告   委員長報告、質疑、討論、表決令和4年白山市議会定例会  会期 2月25日(金)~令和5年2月27日(月)368日間---------------------------------------     令和4年白山市議会9月会議提出事件一覧表事件の番号     件名議案第78号 令和3年度白山市一般会計歳入歳出決算の認定について議案第79号 令和3年度白山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について議案第80号 令和3年度白山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について議案第81号 令和3年度白山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について議案第82号 令和3年度白山市墓地公苑特別会計歳入歳出決算の認定について議案第83号 令和3年度白山市温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定について議案第84号 令和3年度白山市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について議案第85号 令和3年度白山市湊財産区特別会計歳入歳出決算の認定について議案第86号 令和3年度白山市水道事業会計決算の認定について議案第87号 令和3年度白山市工業用水道事業会計決算の認定について議案第88号 令和3年度白山市下水道事業会計決算の認定について議案第89号 令和4年度白山市一般会計補正予算(第6号)議案第90号 令和4年度白山市介護保険特別会計補正予算(第1号)議案第91号 令和4年度白山市湊財産区特別会計補正予算(第1号)議案第92号 令和4年度白山市水道事業会計補正予算(第2号)議案第93号 白山市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例について議案第94号 白山市自転車等の駐車対策及び放置防止に関する条例の一部を改正する条例について議案第95号 白山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について議案第96号 令和3年度白山市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について報告第13号 専決処分(令和4年度白山市一般会計補正予算(第5号))の報告について報告第14号 専決処分(令和4年度白山市水道事業会計補正予算(第1号))の報告について報告第15号 専決処分(令和4年度白山市下水道事業会計補正予算(第2号))の報告について報告第16号 令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業決算に基づく資金不足比率の報告について報告第17号 一般財団法人白山市地域振興公社の経営状況の報告について...