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  1. 四国中央市議会 2020-09-01
    09月01日-01号


    取得元: 四国中央市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-11
    令和 2年 9月定例会         令和2年第3回四国中央市議会定例会会議録(第1号)議事日程第1号 9月1日(火曜日)午前10時開会 ※開会宣告 ※市長の議会招集挨拶 ※開議宣告 ※議事日程報告日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告   ────────────────日程第4 議案第61号 四国中央市手数料条例の一部を改正する条例について 議案第62号 四国中央市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 議案第63号 四国中央市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について 議案第64号 令和2年度四国中央一般会計補正予算(第6号) 議案第65号 令和2年度四国中央介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第66号 令和2年度四国中央水道事業会計補正予算(第2号) 議案第67号 令和元年度四国中央水道事業会計剰余金の処分について 議案第68号 令和元年度四国中央簡易水道事業会計剰余金の処分について 議案第69号 令和元年度四国中央工業用水道事業会計剰余金の処分について 議案第70号 令和元年度四国中央公共下水道事業会計剰余金の処分について 議案第71号 港湾庁舎新築工事(建築・機械設備工事)請負契約の締結について 議案第72号 物品購入契約の締結について 議案第73号 上野財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて 議案第74号 北野財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて 議案第75号 土居財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて 議案第76号 畑野財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて 議案第77号 入野財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて 議案第78号 浦山財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて       (説  明)日程第5 議案等の質疑   ────────────────日程第6 先議議案等の審議(議案第71号~第78号、諮問第2号)   ────────────────日程第7 認定第1号 令和元年度四国中央市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第2号 令和元年度四国中央水道事業会計決算、四国中央市簡易水道事業会計決算、四国中央市工業用水道事業会計決算及び四国中央市公共下水道事業会計決算の認定について       (説明、質疑、委員会付託)   ──────────────── 本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告日程第4 議案の上程(議案第61号~第78号、諮問第2号)日程第5 議案等の質疑日程第6 先議議案等の審議(議案第71号~第78号、諮問第2号)日程第7 認定第1号、第2号   ────────────────出席議員(22名)   1 番   飛  鷹  裕  輔   2 番   吉  原     敦   3 番   石  川     剛   4 番   国  政     守   5 番   眞  鍋  幹  雄   6 番   三  好     平   7 番   山  川  和  孝   8 番   三  宅  繁  博   9 番   谷  内     開  10 番   川  上  賢  孝  11 番   篠  永  誠  司  12 番   山  本  照  男  13 番   苅  田  清  秀  14 番   吉  田  善 三 郎  15 番   井  川     剛  16 番   原  田  泰  樹  17 番   青  木  永  六  18 番   石  津  千 代 子  19 番   谷     國  光  20 番   曽 我 部     清  21 番   石  川  秀  光  22 番   西  岡  政  則   ────────────────欠席議員(なし)   ────────────────出席理事者 市長         篠 原   実 副市長        坂 上 秀 樹 (総 務 部) 部長         宮 崎 淳 子 総務調整課長     古 東 圭 介 人権施策課長     合 田 英 幸 (財 務 部) 部長         高 橋   徹 財政課長       高 橋   誠 (市 民 部) 部長         大 西 賢 治 市民窓口センター所長 山 崎 幸 美 (福 祉 部) 部長兼福祉事務所長  大 西   緑 こども課長      合 田 晃 友 (経 済 部) 部長         宮 崎   修 (建 設 部) 部長         今 村 昭 造 下水道課長      寺 岡 達 宏 (会 計 課) 会計管理者兼会計課長 三 崎 敦 夫 (水 道 局) 局長         田 辺 敏 文 水道総務課長     篠 原   健 (消防本部) 消防長        近 藤 英 樹 (教育委員会) 教育長        東     誠 教育管理部長     石 川 正 広 教育指導部長     古 川 拡 延 教育総務課長     森 実 啓 典 (監査委員事務局) 代表監査委員     宝 利 良 樹 事務局長       前 谷 美智子   ────────────────出席事務局職員 局長         東 澤   博 議事調査課長     青 木 鈴 子 議事調査課長補佐   山 内 政 樹 議事調査係長     合 田 仁 人 議事調査係長     川 上 留 美 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時00分開会 ○石津千代子議長 ただいまから令和2年第3回四国中央市議会定例会を開会します。   ──────────────── ○石津千代子議長 市長より今議会招集の御挨拶があります。篠原 実市長。     〔篠原 実市長登壇〕 ◎篠原実市長 皆さんおはようございます。 今年は梅雨も長かった。梅雨が明けたと思ったら御案内のとおり猛暑でありました。国会のほうはもっと熱いですけど,涼しくなるんかいなと思うような朝夕であります。 本日,ここに令和2年第3回定例会を招集申し上げましたところ,議員各位におかれましては,何かと御多用の中,御参集賜りまことにありがとうございます。 今定例会では,補正予算を初め条例改正や人事案件,契約締結案件についてなど,市政にかかわる大変重要な事項について御審議をお願いすることといたしております。どうか十分に御審議いただき,適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げまして開会の御挨拶といたします。ひとつよろしくお願いします。 ○石津千代子議長 以上で挨拶は終わりました。   ──────────────── ○石津千代子議長 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は,お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第1,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第85条の規定により,議長において谷内 開議員,川上賢孝議員を指名します。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第2,会期の決定を議題とします。 お諮りします。今期定例会の会期は,本日から9月25日までの25日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,会期は25日間と決定しました。 なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付の会議日程表案のとおりでありますので,御了承を願います。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第3,諸般の報告をします。 まず,地方自治法第121条の規定により,市長以下関係理事者の出席を求めております。 次に,本日市長から報告第15号から報告第18号をもって4件の報告がありましたので,お手元に配付しております。 次に,監査委員から例月現金出納検査の結果について8件の報告がありましたので,本日報告書写しをお手元に配付しております。 次に,議長会関係の会議概要については,お手元に配付の報告書によりその概要を御報告しております。 次に,本日市長から認定第1号及び認定第2号をもって認定2件,議案第61号から議案第78号をもって議案18件,諮問第2号をもって諮問1件の提出がありましたので,御報告します。 次に,議長において受理しました陳情1件について請願・陳情文書表を配付しております。 なお,6月定例会以降の一般事務報告をお手元に配付しております。 以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第4,議案第61号四国中央市手数料条例の一部を改正する条例についてから諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてまでの19件を一括議題とします。 これより総括説明並びに提案の説明を求めます。篠原 実市長。     〔篠原 実市長登壇〕 ◎篠原実市長 それでは,私のほうから今議会に上程いたします議案の概要説明と議案第73号から78号並びに諮問第2号について一括して御説明申し上げます。 その前に,市政の近況について若干触れておきます。 今年の夏は新型コロナウイルス感染拡大の影響で,各地区の花火大会を初め,地域の行事の大半が中止または延期になりました。静かでありますけれども,少し寂しい夏となりました。 こうした中にありまして,伊予三島運動公園プールにつきましては,関係者の大変な御努力により,入場者数や時間などの制限を行い,コロナ対策を講じながら開場することができました。19日間,人数で延べ5,267名の入場があり,現段階では,中止とせず開場できましたこと,大変よかったと思っております。 また,夏の一大イベントであります書道パフォーマンス甲子園につきましては,中止となりましたが,代替事業として演技作品の動画配信や市内各施設での作品展示などを行うこととしており,全国の33都道府県より86校,人数で総勢1,642名の高校生の参加をいただいております。 また,7月31日には,地元の川之江高校,三島高校,両校の書道部が四国中央テレビ,しこちゅ~ホールの共同イベントにおいて書道パフォーマンスを披露いたしました。 新型コロナウイルスによって社会全体が重い空気に包まれておりますが,高校生たちの懸命な演技は,市民の皆さんにエールを送る大変意義のあるイベントであったと思います。 本来であれば,これからイベントのシーズンを迎えるわけですが,毎年多くの皆様にお世話をいただき,御参加いただいております敬老事業や子育てフェスタにつきましては,今年は今までどおり開催するということは難しいという判断になり,中止といたしておりますが,工夫を凝らした新しい企画を進めております。 また,大変にぎわう11月の産業祭につきましては,例年どおりの開催は現実的に難しい状況でありまして,一度産業祭の原点に返ってその事業そのものを見直して,どういう事業をやれるのか検討していきたいと思っております。 今後全ての活動において非常に難しい判断が求められますが,規模の大小を問わず,しっかりとした対策を講じる中で検討を進めてまいりたいと思っております。 現在の緊急応援プロジェクトといたしまして,「感染予防」,「子育て支援」,「事業所支援」の3つを柱とする各種支援策を展開しておりますが,このたび子育て応援商品券事業を8月20日よりスタートしております。その事業は,今年度いっぱい特別定額給付金の対象とならなかった新生児の保護者に対し,1人当たり5万円を支給するもので,現在新生児の対象人数は約140人であります。商品券の登録事業者数は40店舗となっております。地域経済の活性化策の一つとしても期待しております。 議員御承知のとおり,新型コロナウイルスの感染拡大は,全国的にピークに達したとの見解も示される中で,収束への見通しはまだ予断を許さない状況が続いております。 愛媛県内では,中村知事を先頭にして感染回避行動の徹底や早急な囲い込みにより散発的な感染にとどまっており,本市においては,市民を初め事業所の皆様方が都市部との交流を控えるなど自主的な感染予防に大変御努力をいただいております。引き続き,できる限りの感染回避行動をお願いするとともに,議員各位においても御理解,御協力をよろしくお願い申し上げます。 それでは,議案の概要等について申し上げます。 今回上程いたしますのは,認定案件2件,条例改正案件が3件,補正予算の関係が3件,その他の議案が12件,諮問1件の計21件でございます。 予算に関しましては,議案第64号令和2年度一般会計補正予算(第6号)でございます。補正予算額は3億9,800万円,補正後の額は464億2,300万円となります。前年同期434億3,300万円と比較して29億9,000万円,率にして6.9%の増となっております。 内訳といたしまして,投資的経費が1億3,370万4,000円,その他の経費が2億6,429万6,000円となっております。 主な内容を申し上げますと,新型コロナウイルス感染拡大防止対策として,各学校や児童福祉施設等でのマスク,消毒液等の購入事業やオンラインによる相談業務,会議等への対応に向けた情報機器整備事業に5,870万5,000円,学校のICT化に伴う学習用ソフトウエア導入事業に1億3,394万8,000円を計上いたしております。 各議案の詳細につきましては,後ほどそれぞれの担当部長より説明させます。 私から,議案第73号から議案第78号までの財産区管理委員の選任につき同意を求める6つの議案につきまして一括して提案理由の説明をさせていただきます。 資料ナンバー1の議案書の15ページから20ページをお開きください。 現在,土居地域には8つの財産区管理会がありまして,それぞれ7名の委員で構成されておりますが,今回そのうち上野,北野,土居,畑野,入野,浦山の6つの財産区の委員の任期が,本年9月30日をもって満了となることから,四国中央市財産区管理会設置条例第3条の規定により,当該委員の選任について議会の同意を求めるものでございます。 続きまして,諮問第2号人権擁護委員の推薦について説明申し上げます。 議案書の21ページをお開きください。 今回5名の人権擁護委員が,本年12月31日をもって任期満了となることから,新任といたしまして加地万寿子氏,下司繁樹氏,松木夕見子氏を,再任といたしまして加地るり子氏,深川正富氏を人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したいので,議会の意見を求めるものであります。 新任の加地万寿子氏は,中学校教員として長年勤務された後,現在妻鳥婦人会会長として活躍されております。 次に,下司繁樹氏は,市役所職員として長年勤められた後,現在本村上自主防災会会長として活躍されております。 また,松木夕見子氏は,看護師やケアマネジャーとして長年勤められた後,現在天満公民館の運営審議委員として活躍されております。 お三方とも地元からの信頼も厚く,これまでの豊富な経験は人権擁護委員としてまことにふさわしい方でもあり,同委員として御活躍いただけるものと考えております。 再任の加地るり子氏,深川正富氏につきましては,同委員として積極的に活動されており,引き続き活躍いただけるものと考えております。 なお,住所,生年月日等につきましては,議案書のとおりでございます。 以上,議案概要,提案理由について説明をさせていただきました。何とぞ慎重に御審議の上,御賛同賜りますようにお願い申し上げます。 その他,各議案の説明につきましては,先ほど申しましたように,それぞれの担当部長より説明させます。よろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 大西賢治市民部長。     〔大西賢治市民部長登壇〕 ◎大西賢治市民部長 私からは,議案第61号について御説明申し上げます。 議案書の3ページをお開き願います。 議案第61号四国中央市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は,行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に規定する個人番号,個人番号カード,特定個人情報の提供等に関する省令(平成26年総務省令第85号)の改正に伴いまして本条例の一部を改正するものでございます。 改正点といたしましては,条例第2条第1項第13号の「個人番号通知カードの再交付手数料を1件につき500円とする」を削除するものでございます。 なお,附則といたしまして,本条例は公布の日から施行するものでございます。 私からは以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 大西 緑福祉部長兼福祉事務所長。 〔大西 緑福祉部長兼福祉事務所長登壇〕 ◎大西緑福祉部長福祉事務所長 私からは,議案第62号,第63号及び議案第65号特別会計補正予算について,順次御説明申し上げます。 議案書の4ページをお開き願います。 まず,議案第62号四国中央市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございますが,本議案は,放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(平成26年厚生労働省令第63号)の改正に伴い,本市条例の放課後児童支援員の資格要件に係る規定を改正するものでございます。 次に,議案書の5ページをお開き願います。 議案第63号四国中央市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は,国省令の改正に伴い,条例の一部を改正するものでございます。 改正内容は,第6条第2項にて管理者の要件を追加し,附則第2項及び第3項にて管理者要件に係る経過措置期間等について規定するものでございます。 最後に,議案書の7ページをお開き願います。 議案第65号令和2年度四国中央介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本案は,歳入歳出それぞれ2億6,500万円を増額し,現年度予算の総額をそれぞれ111億6,800万円とするものでございます。 7-2ページをお開き願います。 歳入の主なものといたしまして,国庫支出金191万円の増額は,介護保険システム改修事業に係る国庫補助金の内示を受け,計上するものでございます。 また,前年度繰越金2億5,669万8,000円の増額は,令和元年度決算に伴うものでございます。 7-3ページをお開き願います。 歳出の主なものといたしましては,介護保険財政調整基金積立金1億2,849万4,000円,諸支出金1億3,563万5,000円などでございまして,令和元年度決算に伴い剰余金の積み立て及び国庫支出金等の清算を行うものでございます。 以上で説明を終わります。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 高橋 徹財務部長。     〔高橋 徹財務部長登壇〕 ◎高橋徹財務部長 私からは,議案第64号について御説明を申し上げます。 議案書の6ページをお開き願います。 議案第64号令和2年度四国中央一般会計補正予算(第6号)は,3億9,800万円の追加補正で,補正後の予算総額を464億2,300万円とするものでございます。 6-2ページをお開き願います。 補正予算の主な内容でございますが,まず歳入では,15款国庫支出金に国の補正予算で措置されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金を計上しておりますほか,児童福祉施設などを対象といたしましたコロナ対策の補助金を計上しております。 また,16款県支出金も同様に主にコロナ対策の補助金でございまして,22款市債は,農業基盤整備に係る農地債など4,660万円の増額補正でございます。 次に,6-3,6-4ページをお開き願います。 歳出の主なものを申し上げます。 3款民生費は,コロナ関連による保育園等の児童福祉施設の予防経費や,グループホーム整備に係る備品購入への補助金ほかの補正でございます。 6款農林水産業費県営事業負担金ほか,8款土木費は市道の維持修繕費用など,10款教育費はコロナ関連で,GIGAスクール構想の推進に伴う授業支援ソフトなどの導入経費の補正でございます。 また,11款災害復旧費は,7月上旬の大雨で被災いたしました林道や農道についての復旧工事費でございます。 次に,6-5ページをお開き願います。 第2表債務負担行為補正でございます。 2件の追加がございまして,1件目は医師確保奨学金貸付金で,今年度申請のございました案件につきましての次年度令和3年度から令和7年度の貸与に係るものでございます。 2件目は,森林環境譲与税を活用いたしました森林所有者の意向調査や経営管理権の集積計画の作成を内容といたします森林環境整備事業に係る来年度令和3年度分の設定でございます。 次ページ,6-6ページ,第3表地方債補正でございます。 農村地域防災・減災事業からネットワーク施設整備事業までの4件につきまして,総額で4,420万円の起債の限度額を追加するとともに,次ページ,6-7ページの変更では,災害復旧事業債2件の合計で240万円増額するものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 田辺敏文水道局長。     〔田辺敏文水道局長登壇〕 ◎田辺敏文水道局長 私からは,議案第66号から第69号までの4件につきまして,順次御説明申し上げます。 議案書の8ページをお開き願います。 まず,議案第66号令和2年度四国中央水道事業会計補正予算(第2号)でございますが,本補正予算につきましては,配水管布設工事の追加に伴い,土居地域水道事業の建設改良費を800万円増額補正するものでございます。 また,本年度より地方公営企業会計を適用いたします新宮地域簡易水道事業に係る前年度決算に伴い,特例的収入及び支出の未収金及び未払金をそれぞれ補正いたします。 次に,議案書9ページをお開き願います。 議案第67号令和元年度四国中央水道事業会計剰余金の処分でございますが,本議案は,令和元年度四国中央水道事業会計処分利益剰余金2億7,102万1,854円のうち,1億1,384万7,173円を減債積立金として,残余を自己資本金として処分することについて,地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に,10ページをお開き願います。 議案第68号令和元年度四国中央簡易水道事業会計剰余金の処分でございますが,本議案は,令和元年度四国中央簡易水道事業会計処分利益剰余金2,165万2,671円のうち,361万884円を減債積立金として,残余を自己資本金として処分することについて,地方公営企業法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に,11ページをお開き願います。 議案第69号令和元年度四国中央工業用水道事業会計剰余金の処分でございますが,本議案は,令和元年度四国中央工業用水道事業会計処分利益剰余金14億1,315万2,908円のうち,4億6,269万3,170円を減債積立金として,3億6,530万2,259円を建設改良積立金として,残余を自己資本金として処分することについて,同様に地方公営企業法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 私からは以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
    石津千代子議長 今村昭造建設部長。     〔今村昭造建設部長登壇〕 ◎今村昭造建設部長 私からは,議案第70号及び第71号について御説明申し上げます。 まず,議案第70号令和元年度四国中央公共下水道事業会計剰余金の処分について御説明申し上げます。 議案書の12ページをお開き願います。 本案は,令和元年度四国中央市公共下水道事業会計において生じた未処分利益剰余金3,021万1,280円のうち,2,722万7,175円を減債積立金として,残余を自己資本金として処分することについて,地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に,議案第71号港湾庁舎新築工事(建築・機械設備工事)請負契約の締結について御説明申し上げます。 議案書の13ページをお開き願います。 本案は,港湾庁舎新築工事(建築・機械設備工事)請負契約を締結するため,四国中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 契約は,一般競争入札により,請負金額2億7,280万円で,瀬戸内組・大久保組特定建設工事共同企業体,代表者,株式会社瀬戸内組,代表取締役,高橋勇三を相手方とするものでございます。 工事の位置図,詳細図を資料ナンバー14,参考資料の1ページから4ページに記載しております。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 石川正広教育管理部長。    〔石川正広教育管理部長登壇〕 ◎石川正広教育管理部長 私からは,議案第72号物品購入契約の締結について御説明を申し上げます。 議案書の14ページをお開き願います。 本件は,予定価格が2,000万円以上の物品の購入契約を締結するものでございますので,四国中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は,GIGAスクール構想を実現するため,児童生徒1人に1台の端末を配備することから,GIGAスクール用端末(クロームOS)を6,512台購入するものでございます。 契約の方法は随意契約で,契約の金額は2億9,010万9,600円でございます。 契約の相手方は,今治市南大門町1丁目1番地-15,四国通建株式会社,代表取締役,高木康弘でございます。 私からは以上でございます。御審議,御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 以上で提案理由の説明は終わりました。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第5,これより議案第61号から諮問第2号までの19件に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。 ◆青木永六議員 議長。 ○石津千代子議長 青木永六議員。 ◆青木永六議員 議案第71号の港湾庁舎新築工事請負契約についてであります。 先ほど御説明がありましたように,落札業者は瀬戸内組・大久保組特定建設工事共同企業体ということで,第1回の入札額2億4,800万円,これは予定価格から見ると98.8%という落札率でございます。 最近このような非常に限りなく100%に近い入札,落札が続いております。 そこで,御案内のように,日本弁護士連合会はこういう高率の落札率,談合の可能性ありという立場から,入札制度の改革を求めております。 何点か御紹介をするんですけども,日本弁護士連合会の意見書の柱,1つは1,000万円以上の工事を原則一般競争入札とする。2点目は,最低制限価格を引き下げ,自治体が決める入札予定価格の80%程度とすること。3番目には,落札者が決まらない不調,不落の対策などであります。 もう一つ意見書では,談合を防ぐ手段の一つとして,多数の業者が参加をする一般競争入札の拡大,これを提案しています。 こういう立場から,今申し上げましたように,我が四国中央市の入札についても数年前から非常に高い落札率が続いておりますけれども,これらについての改革にどのような努力をされているのかお尋ねしたいと思います。 ○石津千代子議長 答弁を求めます。 ◎高橋徹財務部長 議長。 ○石津千代子議長 高橋 徹財務部長。 ◎高橋徹財務部長 お答えいたします。 今回の入札につきましては,予定価格を事後公表としておるところでございまして,当市のルールに基づきまして執行した結果でございます。 このように当市におきましては,その工事の性質等によりまして事後公表とするとか事前公表にするとかという改革を進めておるところで,それらの結果に基づく今回の落札でございますので,適切な落札だったと判断しております。 ○石津千代子議長 ほかに。 ◆青木永六議員 議長。 ○石津千代子議長 青木永六議員。 ◆青木永六議員 今答弁ございましたように,予定価格を事前公表から事後公表に変えておる。この努力は評価をするところでございます。しかしながら事後公表に変えても非常に高い落札率,100%に限りなく近い。こういうことが続く中で,日本弁護士連合会が提起をするような改革が求められているんではないでしょうか,再度お考えをお尋ねします。 ○石津千代子議長 答弁を求めます。 ◎高橋徹財務部長 議長。 ○石津千代子議長 高橋 徹財務部長。 ◎高橋徹財務部長 予定価格につきましては,その構造物に求められます品質を確保するために,実勢価格をもとに設定いたしました材料費とか道具を用いて標準的な施工を実施した場合の標準的な価格でございます。 一方,低入札価格につきましては,その物により当該契約の内容に適した履行がなされないことになるおそれがあると認められる場合の基準でございます。したがいまして予定価格と低入札価格,適切に定められておれば,その範囲でありましたら率の高低にかかわらず,その結果は適正であるというふうに考えております。 ○石津千代子議長 ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 以上で質疑を終了します。   ──────────────── ○石津千代子議長 日程第6,先議議案等の審議を議題とします。 お諮りします。議案第71号から議案第78号まで及び諮問第2号の以上9件については,本日先議したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件については本日先議することに決定しました。 議案第71号から議案第78号及び諮問第2号の以上9件についてを一括議題とします。 お諮りします。本件については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 採決は分離して行います。 まず,議案第71号港湾庁舎新築工事(建築・機械設備工事)請負契約の締結について採決を行います。 本件について,原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○石津千代子議長 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成18名,反対3名。 賛成多数であります。したがって,本件は原案のとおり可決することに決定しました。   ──────────────── ○石津千代子議長 次に,議案第72号物品購入契約の締結について採決を行います。 本件は,原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり可決することに決定しました。   ──────────────── ○石津千代子議長 次に,議案第73号上野財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。 本件について,原案のとおり同意することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○石津千代子議長 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成21名。 賛成全員です。したがって,本件は原案のとおり同意されました。   ──────────────── ○石津千代子議長 次に,議案第74号北野財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。 本件について,原案のとおり同意することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○石津千代子議長 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成21名。 賛成全員です。したがって,本件は原案のとおり同意されました。   ──────────────── ○石津千代子議長 次に,議案第75号土居財産区管理委員会の選任につき同意を求めることについて採決を行います。 本件について,原案のとおり同意することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○石津千代子議長 押し忘れありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成21名。 賛成全員です。したがって,本件は原案のとおり同意されました。   ──────────────── ○石津千代子議長 次に,議案第76号畑野財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。 本件について,原案のとおり同意することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○石津千代子議長 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成21名。 賛成全員です。したがって,本件は原案のとおり同意されました。   ──────────────── ○石津千代子議長 次に,議案第77号入野財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。 本件について,原案のとおり同意することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○石津千代子議長 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成21名。 賛成全員です。したがって,本件は原案のとおり同意されました。   ──────────────── ○石津千代子議長 次に,議案第78号浦山財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。 本件について,原案のとおり同意することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○石津千代子議長 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成21名。 賛成全員です。したがって,本件は原案のとおり同意されました。   ──────────────── ○石津千代子議長 次に,諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。 本件は異議なき旨決定することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○石津千代子議長 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成21名。 賛成全員です。したがって,本件は異議なき旨決定されました。 10分間休憩します。   ────────────────       午前10時54分休憩       午前11時03分再開   ──────────────── ○石津千代子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第7,認定第1号令和元年度四国中央市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について及び認定第2号令和元年度四国中央水道事業会計決算,四国中央市簡易水道事業会計決算,四国中央市工業用水道事業会計決算及び四国中央市公共下水道事業会計決算の認定についての2件を一括議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。三崎敦夫会計管理者兼会計課長。 〔三崎敦夫会計管理者兼会計課長登壇〕 ◎三崎敦夫会計管理者兼会計課長 私からは,認定第1号令和元年度四国中央市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について,提案理由の御説明をいたします。 資料ナンバー1,議案書の1ページをお開き願います。 この議案は,地方自治法第96条第1項第3号及び第233条第3項の規定により,一般会計及び国民健康保険事業特別会計を初めとする14特別会計の令和元年度の決算につきまして,議会の認定をお願いするものでございます。 それではまず,一般会計の決算状況の概要でございますが,歳入決算額455億6,119万281円,歳出決算額426億8,947万2,265円で,差し引き額28億7,171万8,016円となっており,翌年度繰越事業への充当財源を差し引いた実質収支額は19億5,930万5,802円の黒字決算となっております。 続きまして,特別会計の決算状況の概要でございますが,まず国民健康保険事業特別会計を初め13の特別会計の歳入総額は263億8,004万8,238円,歳出総額は245億8,522万3,058円で,差し引き額17億9,482万5,180円となっており,翌年度繰越事業への充当財源を差し引いた実質収支額は16億8,371万4,857円でございます。 また,財産区管理会特別会計でございますが,実質収支額4,754万9,574円の黒字決算となっております。 なお,各会計の歳入歳出決算書に監査委員の歳入歳出決算審査意見書のほか,主要な施策の成果報告書など,決算の関係諸表を添えて提出しております。 説明は以上でございます。御審議の上,御認定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 田辺敏文水道局長。     〔田辺敏文水道局長登壇〕 ◎田辺敏文水道局長 私からは,認定第2号令和元年度四国中央水道事業会計決算,四国中央市簡易水道事業会計決算,四国中央市工業用水道事業会計決算及び四国中央市公共下水道事業会計決算の認定について御説明申し上げます。 議案書の2ページをお願いいたします。 この議案は,地方公営企業法の規定により,令和元年度の水道事業会計簡易水道事業会計工業用水道事業会計及び公共下水道事業会計それぞれの決算につきまして,監査委員の審査意見書など関係資料を添え,議会の認定をお願いするものでございます。 まず,水道事業会計決算の概要について御説明いたします。 当会計は,三島川之江地区水道事業と小富士長津地区水道事業の連結決算でございます。 水道料金収入につきましては,給水人口の減少や節水機器の普及等に伴い,昨年度と比べ減少となりました。 収益的収支につきましては,収入額22億6,712万3,735円,支出額19億1,393万9,854円で,損益ベースで1億1,384万7,173円の純利益を計上することができました。 次に,資本的収支でございますが,収入額30億3,100万2,950円,支出額42億104万103円で,不足額11億7,003万7,153円は,減債積立金及び過年度分損益勘定留保資金などで補填いたしております。 続きまして,簡易水道事業会計決算の概要について御説明いたします。 当会計は,土居地区・関川地区・北地区の3簡易水道事業の連結決算でございます。 収益的収支につきましては,収入額1億5,733万8,763円,支出額1億3,550万3,937円で,損益ベースで361万884円の純利益となっております。 次に,資本的収支でございますが,収入額2億4,030万5,435円,支出額3億674万2,549円で,不足額6,643万7,114円は,建設改良積立金及び過年度分損益勘定留保資金などで補填いたしております。 続きまして,工業用水道事業会計決算の概要について御説明いたします。 収益的収支でございますが,収入では,新宮・柳瀬・富郷工業用水の収入合計額は35億487万6,786円,支出合計額は26億6,447万8,997円で,純利益8億2,799万5,429円を計上することができました。 次に,資本的収支でございますが,収入はありません。支出額は12億7,192万3,635円でございまして,この収支不足額12億7,192万3,635円は減債積立金及び当年度分損益勘定留保資金などで補填いたしております。 続きまして,令和元年度四国中央公共下水道事業会計決算の概要について御説明いたします。 下水道事業につきましては,平成30年度から公営企業会計へ移行し,2年目の決算でございます。 まず,収益的収支につきましては,収入額21億1,991万9,380円,支出額20億7,211万6,346円で,純利益2,722万7,175円を計上することができました。 次に,資本的収支でございますが,収入額8億3,625万1,500円,支出額16億2,718万152円で,翌年度充当財源を差し引いた不足額8億2,007万3,652円は,当年度分損益勘定留保資金などで補填いたしております。 なお,各事業会計に係る剰余金につきましては,それぞれ処分する議案を今議会に提案いたしております。 説明は以上でございます。その他,決算附属書類を添付しておりますので,御一覧いただきまして,御審議,御認定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○石津千代子議長 次に,認定第1号及び認定第2号について,監査委員の審査意見を求めます。宝利良樹代表監査委員。    〔宝利良樹代表監査委員登壇〕 ◎宝利良樹代表監査委員 それでは,私から決算審査等の概要につきまして御報告を申し上げます。 詳細につきましては,資料ナンバー5及びナンバー10の各会計の決算審査意見書と本日御配付の健全化判断比率及び資金不足比率審査意見書のとおりでございますので,御参照をお願いいたします。 まず,認定第1号でございますが,審査の対象は,令和元年度当市の一般会計と14の特別会計であります。 審査の方法は,本年4月1日に施行した監査委員監査基準に基づき実施いたしました。 審査の結果,決算書ほか関係書類は法令に準拠して作成され,計数はいずれも正確で,予算執行についてもおおむね適正に処理されていることが認められました。 令和元年度は,建設事業費の増額や消費税率引き上げ等を背景に実質収支額は黒字でありましたが,単年度収支額及び実質単年度収支額は赤字決算となっております。 今後,交付税の合併算定がえの優遇措置が終了する中,社会保障への対応を初め,大規模災害への備え,また公共施設の維持管理・更新などさまざまな財政需要に留意しながら,堅実な財政運営に努めていただくことを切望するものであります。 次に,認定第2号でございます。 審査の対象は,令和元年度の当市水道事業,簡易水道事業,工業用水道事業及び公共下水道事業の4事業会計で,決算審査資料は関係法令に準拠して作成され,計数はいずれも正確で,財政状況及び経営成績もおおむね適正に表示されていることが認められました。 公営企業会計全般におきましては,今後も各事業の現状と課題を把握し,経営基盤の強化と効率的な事業運営に努められますよう切に望むものであります。 次に,財政の健全化指標ですが,実質赤字比率及び連結実質赤字比率は黒字となっており,問題はございません。 実質公債費比率につきましては,前年度に引き続き改善傾向にあります。 将来負担比率につきましては,将来を見据えた取り組みにより,前年度に比べて上昇しておりますが,基準内の数値であり,健全財政を維持していることが認められました。 最後になりますが,今後も引き続き事務事業の厳選と経費抑制に努められ,将来世代に健全な財政を引き継げるようお願いを申し上げ,決算審査の概要報告とさせていただきます。 ○石津千代子議長 以上で提案理由の説明及び監査委員の審査意見は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。認定第1号及び認定第2号については,9名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し,これに付託の上,審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は9名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し,これに付託の上,審査することに決定しました。 お諮りします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については,委員会条例第7条第1項の規定により,お手元に配付しております決算特別委員会委員名簿のとおり指名したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,決算特別委員会の委員は,お手元に配付の名簿のとおり選任することに決定します。 決算特別委員会の委員の皆さんは,休憩中,特別会議室において委員会を開き,正副委員長を互選の上,その結果を議長まで御通知願います。 この際,暫時休憩します。   ────────────────       午前11時21分休憩       午前11時31分再開   ──────────────── ○石津千代子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中,ただいま設置されました決算特別委員会を開き,正副委員長を互選の結果,委員長に吉田善三郎議員,副委員長に眞鍋幹雄議員がそれぞれ選任されましたので,御報告します。   ──────────────── ○石津千代子議長 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。明日9月2日から7日までの6日間は,議事の都合,その他議案の調査研究等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,9月2日から7日までの6日間は休会とすることに決定しました。 9月8日は午前10時から会議を開きます。   ──────────────── ○石津千代子議長 本日はこれにて散会します。   ────────────────       午前11時32分散会───────────────────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。       四国中央市議会議長  石  津  千 代 子              議員  谷  内     開              議員  川  上  賢  孝...