成田市議会 > 2014-06-26 >
06月26日-05号

  • 野中広務(/)
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  1. 成田市議会 2014-06-26
    06月26日-05号


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    平成26年  6月 定例会(第2回)議事日程第5号                       平成26年6月26日午後1時開議第1 会議録署名議員の指名第2 議案第5号~議案第17号・請願第2号~請願第5号   (委員長報告~質疑~討論~採決)第3 大学誘致調査特別委員会報告   (委員長報告~質疑)第4 各特別委員会中間報告   (委員長報告~質疑)第5 発議案第1号~発議案第5号   (提案理由説明~質疑~委員会付託省略~討論~採決)第6 議案第18号~議案第20号・報告第16号   (提案理由説明~質疑~委員会付託~委員長報告~質疑~討論~採決)---------------------------------------本日の会議に付した事件  議事日程に同じ◯出席議員(30名)  1番   會津素子君    2番   飯島照明君  3番   一山貴志君    4番   神崎 勝君  5番   福島浩一君    6番   伊橋利保君  7番   伊藤昌一君    8番   小山 昭君  9番   雨宮真吾君   10番   佐久間一彦君 11番   鵜澤 治君   12番   湯浅雅明君 13番   小澤孝一君   14番   秋山 忍君 15番   水上幸彦君   16番   荒木 博君 17番   海保茂喜君   18番   伊藤竹夫君 19番   神崎利一君   20番   村嶋照等君 21番   足立満智子君  22番   馬込勝未君 23番   上田信博君   24番   油田 清君 25番   石渡孝春君   26番   平良清忠君 27番   青野勝行君   28番   宇都宮高明君 29番   大倉富重雄君  30番   海保貞夫君◯欠席議員(なし)---------------------------------------◯職務のため出席した事務局職員 参事(局長)    飯田美則君   次長        古里忠行君 係長        鵜澤崇裕君   主査        篠塚知仁君---------------------------------------◯説明のため出席した者 市長        小泉一成君 (委嘱を受けた者) 副市長       関根賢次君   副市長       藤田礼子君 教育長       関川義雄君   企画政策部長    根本欣治君 総務部長      石橋 廣君   財政部長      高橋利宏君 空港部長      藤崎勇一君   市民生活部長    大木孝男君 環境部長      澁谷弘之君   福祉部長      金崎恵子君 健康こども部長   高木木津枝君  経済部長      諏訪峰雄君 土木部長      布施幸伸君   都市部長      岩岡 良君 都市部技監     齊藤清治君   企画政策課長    宮田洋一君 秘書課長      高橋康久君   総務課長(選管書記長)                             坂本公男君 財政課長      野村弘充君   会計管理者     佐久間邦彦君 水道部長      桑原清彦君   教育総務部長    深山芳文君 生涯学習部長    藤崎祐司君   消防長       内田 廣君 消防本部次長    小貫和雄君   監査委員事務局参事(局長)                             中村光夫君 農業委員会事務局長 菱木一男君 各課、所、場、館、署長 開会前に、関根副市長より固定資産評価審査委員会委員及び人権擁護委員の紹介、並びに議会事務局長より農業委員会委員の紹介があった。(拍手)--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(上田信博君) 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。                              (午後1時03分)--------------------------------------- △発言の取り消しについて ○議長(上田信博君) 日程に入るに先立ち申し上げます。 6月12日の本会議一般質問において、會津素子議員の発言に不穏当な発言がありましたので、発言の取り消しを命じます。 なお、議長において、会議録調製の上、削除するとともに、発言の取り消しに係る当局の発言部分に関しても措置いたします。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(上田信博君) これより議事に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において飯島照明議員、一山貴志議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第5号~議案第17号・請願第2号~請願第5号 ○議長(上田信博君) 日程第2、議案第5号から議案第17号並びに請願第2号から請願第5号を一括して議題といたします。--------------------------------------- △委員長報告 ○議長(上田信博君) 各委員長の報告を求めます。 初めに、経済環境常任委員長、伊藤昌一議員。     〔経済環境常任委員長 伊藤昌一君登壇〕 ◆経済環境常任委員長(伊藤昌一君) 経済環境常任委員会における審査経過並びに結果についてご報告いたします。 当委員会は、6月13日午後2時から全委員出席のもと、第1委員会室で開催いたしました。執行部から副市長ほか関係部課長の出席がありました。 付託されました議案15号 市有財産の取得について(新清掃工場関連付帯施設整備事業用地)を慎重審査した結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の過程においては、様々な質疑がありましたが、主なものとして、「残りの用地については、いつぐらいに購入する予定か」との質疑があり、「地権者は1軒で、まだ契約には至っていないが、本事業についてはご理解をいただいており、来年1月末を目標にお願いしていく」との答弁がありました。 審査の経過は以上のとおりであります。 なお、審査終了後、執行部から7件の報告を受け、散会した次第であります。 議員各位のご理解、ご賛同をお願いいたしまして、経済環境常任委員会からの報告を終わります。 ○議長(上田信博君) 次に、教育民生常任委員長、伊藤竹夫議員。     〔教育民生常任委員長 伊藤竹夫君登壇〕 ◆教育民生常任委員長(伊藤竹夫君) 教育民生常任委員会における審査経過並びに結果についてご報告いたします。 当委員会は、6月18日午後2時から全委員出席のもと、第1委員会室で開催いたしました。執行部から市長、副市長、教育長ほか関係部課長の出席がありました。 付託されました議案4件及び請願3件を慎重審査した結果、議案第7号、議案第9号及び議案第14号については全会一致で、議案第8号については賛成多数で、いずれも原案のとおり可決並びに承認すべきものと決しました。また、請願第2号から請願第4号については、いずれも採択すべきものと決しました。 審査の過程においては、様々な質疑がありましたが、以下、主な審査経過についてご報告いたします。 初めに、議案第7号 成田市保育所設置条例の一部を改正するについてでありますが、「橋賀台保育園の15人増員の年齢別内訳は」との質疑があり、「ゼロ歳児が3人、1歳児が7人、2歳児が2人、3歳・4歳・5歳児がそれぞれ1名で、合わせて15名の増員である」との答弁がありました。 次に、議案第8号 成田市赤坂ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を制定するについてでありますが、「この施設を何年間使う予定で考えているのか」との質疑があり、「ボンベルタと企業庁の借地契約が平成31年3月までとなっているため、今回は平成31年3月までの賃貸契約だが、ボンベルタが企業庁と再契約をした時点で、こちらも再契約を行う」との答弁がありました。 次に、議案第14号 専決処分の承認を求めるについて(成田市国民健康保険税条例の一部を改正するについて=専決第5号)についてでありますが、「保険料の軽減措置とのことだが、この制度で減額対象者はどれくらいふえるのか」との質疑があり、「平成25年度の減額対象世帯は、7割減額が5,600世帯、5割減額が800世帯、2割減額が2,300世帯だが、今回の改正により、7割減額の世帯は変わらず、5割減額が1,900世帯、2割減額が2,000世帯になる」との答弁がありました。 次に、請願第2号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願でありますが、「改正障害者基本法では、全障がい者は、可能な限り、言語その他意思の疎通のための手段について選択の機会が確保されるとのことであるため、きちんとした形で法整備をするように積極的に取り組むべき」との意見がありました。 審査の経過は以上のとおりであります。 なお、審査終了後、執行部から8件の報告を受け、散会した次第であります。 議員各位のご理解、ご賛同をお願いいたしまして、教育民生常任委員会からの報告を終わります。 ○議長(上田信博君) 次に、建設水道常任委員長、小山昭議員。     〔建設水道常任委員長 小山 昭君登壇〕 ◆建設水道常任委員長(小山昭君) 建設水道常任委員会における審査経過並びに結果についてご報告いたします。 当委員会は、6月19日午後2時から全委員出席のもと、第1委員会室で開催いたしました。執行部から市長、副市長ほか関係部課長の出席がありました。 付託されました議案2件を慎重審査した結果、議案第10号及び議案第11号については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の過程においては、様々な質疑がありましたが、以下、主な審査経過についてご報告いたします。 初めに、議案第10号 成田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正するについてでありますが、「地区計画の変更が都市計画決定され3カ月ほどたつが、この間、マンション等の建築の相談はあったのか」との質疑があり、「具体的な相談はない」との答弁がありました。 次に、議案第11号 成田市下水道条例の一部を改正するについてでありますが、「改正の主な目的は何か」との質疑があり、「下水道使用料の不正未払いに対応するため、使用開始届出後の使用態様の変更に係る届け出の規定を設けるものである」との答弁がありました。また、「今回の改正による市民への影響は」との質疑があり、「井戸水を家事に使用している世帯で、計測メーターを設置していない場合には、世帯の人数に変更があった場合は変更の届け出が必要になる」との答弁がありました。 審査の経過は以上のとおりであります。 なお、審査終了後、執行部から3件の報告を受け、会議散会後、JR・京成成田駅中央口地区整備事業の現地視察を実施いたしました。 議員各位のご理解、ご賛同をお願いいたしまして、建設水道常任委員会からの報告を終わります。 ○議長(上田信博君) 次に、総務常任委員長、飯島照明議員。     〔総務常任委員長 飯島照明君登壇〕 ◆総務常任委員長(飯島照明君) 総務常任委員会における審査経過並びに結果についてご報告いたします。 当委員会は、6月20日午後2時から全委員出席のもと、第1委員会室で開催いたしました。執行部から市長、副市長ほか関係部課長の出席がありました。 付託されました議案6件及び請願1件を慎重審査した結果、議案第5号については賛成多数で、議案第6号、議案第12号、議案第13号、議案第16号及び議案第17号については全会一致で、いずれも原案のとおり可決並びに承認すべきものと決しました。また、請願第5号については、不採択とすべきものと決しました。 審査の過程においては、様々な質疑がありましたが、以下、主な審査経過についてご報告いたします。 初めに、議案第5号 成田市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例を制定するについてでありますが、「法人税割の引き下げによる影響額は」との質疑があり、「平成27年度は約3,728万円の減、28年度は約5億1,465万円の減と見込んでいる」との答弁がありました。 次に、議案第6号 成田市男女共同参画センターの設置及び管理に関する条例を制定するについてでありますが、「全体構想や将来展望の中で、男女共同参画センターの位置付けは」との質疑があり、「男女共同参画の推進に資するような団体、個人の活動を支援していく拠点性を持った施設にしていきたい。また、そこでの活動を通じて、将来的に団体が自主運営していけるようにしていきたい」との答弁がありました。 次に、議案第12号 成田市火災予防条例の一部を改正するについてでありますが、「本市における指定催しは、どのようなものがあるのか」との質疑があり、「出店数100店以上、観客数10万人以上が要件となっており、成田祇園祭及び成田山の初詣を予定している」との答弁がありました。 次に、議案第17号 平成26年度成田市一般会計補正予算(第2号)でありますが、「畜産振興事業補助金の対象は」との質疑があり、「機械としては、ホールクロップ収穫機、ラッピングマシーン、ホイールローダーで、農業生産法人から事業計画が提出されている」との答弁がありました。 次に、請願第5号 「特定秘密保護法」廃止の意見書を国に提出することを求める請願書でありますが、「今国会での法改正が求められており、特定秘密保護法の運用を監視する国会機関を設置するための国会法改正案を待ちたい。よって、請願は不採択としたい」との意見や「一度廃止し、再度考え直すべきで、今のまま施行されると、国民は情報を得る上で、さらに制約を受けるような状況も考えられるため、請願については採択に賛成する」との意見がありました。 審査の経過は、以上のとおりであります。 なお、審査終了後、執行部から3件の報告を受け、散会した次第であります。 議員各位のご理解、ご賛同をお願いいたしまして、総務常任委員会からの報告を終わります。 ○議長(上田信博君) 以上で各委員長の報告を終わります。--------------------------------------- △質疑
    ○議長(上田信博君) これより各委員長に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) なしと認め、質疑を終わります。--------------------------------------- △討論 ○議長(上田信博君) これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 初めに、22番、馬込勝未議員。     〔22番 馬込勝未君登壇〕 ◆22番(馬込勝未君) 22番、馬込勝未です。日本共産党を代表して、討論を行います。 議案第5号 成田市税賦課徴収条例の一部改正ですが、本案には反対します。 第1に、法人市民税の税率を引き下げ、これを地方法人税として国税化しようという内容が含まれております。減収分は、平成27年度で3,728万円、平成28年度は5億1,465万円の減収とのことであります。国税として徴収されたものは、地方交付税財源に充てるというものですが、成田市は不交付団体ですので交付されません。ですので、そっくり減収となります。今回の措置は、自治体間の格差を是正するためとしておりますが、地方自治体から既存の収入の一部を吸い上げるものであります。格差是正は本来、交付税財源の法定率の引き上げ等、政府の責任において財源保障や調整をすべきです。 第2は、原動機付自転車及び軽自動車税の税金を引き上げようとするものであります。市民の足として、零細自営業者の営業を支えるものとして、この増税は庶民にとって消費税とともに二重の増税となるものです。これによる市財政の増収は、平成27年度分で1,411万円とのことです。なお、都道府県税である自動車取得税が消費税10%と同時に廃止をされます。それに伴い、県から成田市に来ている自動車取得税交付金、これは平成26年度で6,400万円でありますが、これが最終的にはゼロになります。ここも差し引きで大幅な減収となります。市民には負担増、成田市には減収を招く本案に反対します。 議案第8号 成田市赤坂ふれあいセンターについて、ニュータウン地域の高齢者や住民にとって、こうした施設が来ることは歓迎でありますけれども、これまで無料で使用してきた方のうち、老人クラブ以外の60歳以上の方は有料の使用となります。年金生活の中で高齢者が気軽に集える場所として、その利用を促進するためにも、これまでどおり使用料を無料にすべきであると考えます。以上で、本案に反対をいたします。 次に、議案第10号でありますが、本案にある公津の杜駅前の地区計画の変更で、住宅も建築可能にするとのことですが、大学誘致の用地でもあり、成田市がこの土地を買収する際の価格に影響をもたらした経過もあります。また、今後も医学部誘致となれば、同様のことが起こる可能性があり、現行の地区計画でも大学は建てられるわけであります。少なくとも大学誘致問題が決着するまで変更はすべきでないと考えます。 議案第15号 新清掃工場関連付帯施設整備事業用地の取得についてでありますが、当初計画どおりでありますので、用地費9.1ヘクタール分の5億円、附帯施設45億円の計50億円の大規模な公共事業となります。地元への見返り事業の全てに異議を唱えるものではありませんが、規模が過大であります。 議会の特別委員会の視察で、国内10カ所程度の余熱附帯業務施設を視察していますが、焼却場建設費の10%程度の事業規模が一般的で、本市のように50%の規模の施設は他には例がありません。パブリックコメントでも、約半数の方が過大規模を批判し、見直しを求めています。こうした支出は、市民サービス切り下げになりかねません。計画規模の縮小を行うべきであり、本案に反対をいたします。 次に、請願第5号でありますが、「特定秘密保護法」廃止の意見書を国に提出することを求める請願について、紹介議員の1人として、採択をすべきとの立場で討論を行います。 この法律は、防衛・外交・特定有害活動(スパイ活動)防止・テロ活動の4分野について、別表で示す事項を行政機関の長が特定秘密として指定するものであります。 この別表では、防衛に関する事項としては、イとして自衛隊の運用またはこれに関する見積もり、もしくは計画、もしくは研究としか書いてありません。抽象的であります。ですから、幾らでも秘密はふやせるわけであります。現行自衛隊法による防衛秘密は3万4,300件に上ると伝えられています。これがさらにふえ、他の分野も入れれば、膨大な秘密が指定されることになります。さらに、条文では、別表に掲げる事項に関する情報とあります。別表に書かれた事項だけでなく、それに関係する情報も特定秘密とされます。際限のないものであります。 特定秘密の監視・検証も、3つの機関をつくるとしていますが、いずれも指揮・監督権は全て内閣総理大臣にあるというものであります。国会についても、秘密会(情報監視審査会)を常設するとの法律改定が通過させられています。国会の委員会や国会議員が、秘密を漏らさない仕組みをつくり、国会を政府の秘密保全体制に組み込むものであります。そこまでつくっても、国会に提出するかどうかも全て政府の判断という、これが秘密保護法であります。何が秘密か秘密という状況、その秘密の指定をチェックし、あるいは是正する機能もなく、政府の都合のままに膨大な秘密が指定されていくことになります。 国民の知る権利との関連では、条文では報道または取材の自由に十分配慮しなければならないと配慮だけ書いてあります。自由を保障するとは書いていないわけであります。また、取材行為について、もっぱら公益を図る目的を有し、かつ法令違反、または著しく不当な方法によるものと認められない限りは、これを正当な業務による行為とするものとする、こうなっております。何が公益を図る目的なのか、何が不当な方法なのかは誰が判断するのか、結局、政府の都合で判断されてしまうことになります。このほか、陰謀、教唆、扇動も罰則の対象になり、実際に秘密情報を取得していなくても、そそのかしだけでも処罰される。記者が情報を聞きに来て、特定秘密になっているかどうかわからないわけであります。その状況で教えてほしいと質問を繰り返せば、そそのかしで処罰されることになりかねません。報道・取材の自由、言論・出版の自由は、国民の知る権利を保障する上で欠かせないものであります。国民が政治の主人公であり、この憲法で保障された国民主権の原理を保障するためにも、国民が十分な情報を保有できることが必要であります。 今、安倍内閣は、集団的自衛権行使の容認を閣議決定で行おうとしています。海外でのアメリカの戦闘行動に一緒に参加できる体制をつくるものであります。そのために、アメリカから求められた秘密保護体制が秘密保護法であります。戦争への道を開く秘密保護法は廃止すべきであり、本請願は採択すべきであります。 議員各位の賛同をお願いいたしまして、討論といたします。 ○議長(上田信博君) 次に、21番、足立満智子議員。     〔21番 足立満智子君登壇〕 ◆21番(足立満智子君) 21番、足立満智子です。私は、無所属市民の会、そしてエコピースの会を代表して、これから討論を行います。 まず、初めに議案第5号 成田市税賦課徴収条例等の一部改正に反対します。 本議案は、地方税法等の改正に伴うものですが、国が自治体間の財政格差を調整し、再配分することを目的に創設した地方法人税に対応して、法人税割の各区分の税率がそれぞれ2.6%引き下げられることになります。引き下げられた分は、国税である地方法人税として徴収されることになります。 この地方法人税が制定される過程では、減収となる都市部に限らず再配分の恩恵を受けると言われる地方からも、都市と地方の対立をあおって、中央集権の強化につながると反対の声が上がりました。自治体にとって、法人市民税は固有の独立財源です。しかし、この地方法人税の創設により、成田市は平成27年度は3,728万円、28年度は5億1,465万円の減収となり、その後、景気の動向に左右されるとしましても、この規模の減収となっていきます。地方交付税不交付団体の成田市においては、基準財政収入額自体が減額となり、行政サービスの低下につながらないか、あるいはまちづくりに影響が出るのではないかと懸念いたします。 また、改正により軽自動車税が増税となります。我が国の新車の4割が軽自動車で、1世帯当たりの普及率は全国平均で51.8%とのことです。とりわけ、交通の便が悪い地方住民の移動には欠かせません。去る自動車メーカーの会長さんも、軽自動車は比較的所得の低い人が生活・仕事に使っているとして、増税は弱いものいじめと感じる、下請けの仕事、ひいては雇用にも影響があると発言しておられます。また、別のメーカーの会長さんも、軽自動車税は国際的に見れば標準的であり、むしろ登録者の自動車税が高過ぎるというのが、業界の一致した見方だと指摘しています。買い物、病院通い、農作業、通勤、その他、庶民の暮らしに密着した軽自動車税の増税に反対します。 次に、議案第10号 成田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正に反対します。 本議案は、本年2月に変更された京成成田駅東口及び公津東地区の地区計画が都市計画決定されたことに合わせて、条例の一部を改正するものです。 公津東地区の中心商業業務地区Bは、国際医療福祉大学のキャンパス用地です。地区計画を変更しなくても大学を建てることは可能であり、一見無意味な変更のように見えます。しかし、地区計画変更の原案の縦覧が始まる1カ月前の平成24年12月と、そして平成25年6月の不動産鑑定を比べますと、土地価格が3億5,800万円上がっていることがわかります。20年間1度も変更されることのなかった地区計画が、大学誘致の時期に合わせるように変更されたのは、土地価格を上げるためだと疑わざるを得ません。 以上の理由から、本議案に反対します。 そして、請願ですけれども、請願第5号 「特定秘密保護法」廃止の意見書を国に提出することを求める請願書について、採択すべきであるという立場から賛成の討論を行います。 昨年12月、多くの国民の反対を押し切って特定秘密保護法が成立しました。今年12月の施行を前に、成立後も国民の間では廃止を求める運動が高まっています。全国の自治体議会からも、1月以降、100を超える議会から廃止を求める意見書が採択され、6月議会ではさらにふえることでしょう。 先日、衆参各院に情報監視委員会というものを設置することを盛り込んだ国会法改正案が衆院に提出され、自民・公明・維新・みんな・結いの党の5党の賛成で可決されました。しかし、この監視委員会の委員は8人、秘密会で審議内容も会議録も、全て非公開とされています。国会の担当職員には、適正評価、すなわち身辺調査が義務付けられます。法案審議の過程では、議事録が永久秘密になることも明らかになりました。 監視委員会は、特定秘密の提出を要求し、改善を勧告できるとありますけれども、そもそもその秘密提出を政府は拒むことができ、運用・改善勧告も何ら強制力がありません。とても監視機関と言えるようなものではありません。秘密会で特定秘密が提出されても、議員は質問で秘密を公表すれば除名を含む懲罰の対象となり、国会外で漏らせば秘密保護法で処罰されます。これでは、到底、政府の恣意的な運用を防ぐことはできません。そして、国権の最高機関である国会を政府に従属させるものであり、主権者である国民には到底受け入れられるものではありません。何が秘密か、それが秘密だ、そしてその秘密は限りなく広がっていく。このように、国民の知る権利を侵害し、民主主義を否定することにつながる特定秘密保護法は廃止すべきであると考え、本請願の採択に賛成します。 以上で討論を終わります。 ○議長(上田信博君) 以上で討論を終わります。--------------------------------------- △採決 ○議長(上田信博君) これより採決を行います。 まず、議案第5号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(上田信博君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第6号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第7号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第8号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(上田信博君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第9号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第10号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(上田信博君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第11号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第12号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第13号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は承認されました。 次に、議案第14号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は承認されました。 次に、議案第15号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(上田信博君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第16号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第17号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、請願第2号を採決いたします。 本請願について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本請願は採択と決しました。 次に、請願第3号を採決いたします。 本請願について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本請願は採択と決しました。 次に、請願第4号を採決いたします。 本請願について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本請願は採択と決しました。 次に、請願第5号を採決いたします。 本請願について委員長の報告は不採択でありますので、原案についてお諮りいたします。 本請願について採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(上田信博君) 起立少数であります。 よって、本請願は不採択と決しました。 以上で採決を終わります。---------------------------------------大学誘致調査特別委員会報告 ○議長(上田信博君) 日程第3、大学誘致調査特別委員会の報告について議題といたします。 お諮りいたします。この際、大学誘致調査特別委員会の調査内容等について報告を求めることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) ご異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 大学誘致調査特別委員長、佐久間一彦議員。     〔大学誘致調査特別委員長 佐久間一彦君登壇〕 ◆大学誘致調査特別委員長(佐久間一彦君) 大学誘致調査特別委員会から、3月定例会以降の当委員会の活動についてご報告申し上げます。 まず、3月27日の委員会についてでありますが、当日は午後2時から第1委員会室で開催いたしました。執行部から副市長ほか関係部課長の出席がありました。 会議に入り、(仮称)成田キャンパスの開設に関する基本協定書(案)について報告がありましたので、その概要について申し上げます。 市が作成した基本協定書(案)について、大学側と協議した結果の報告があり、それに対して委員会として修正案の提案を行うとともに、地域連携に関する協議会への議会代表者の参加を要望いたしました。 次に、6月17日の委員会についてでありますが、当日は午前10時から全委員出席のもと、第1委員会室で開催いたしました。 執行部から市長、副市長ほか関係部課長の出席がありました。 会議に入り、2件の報告がありましたので、その概要について申し上げます。 初めに、国際医療福祉大学との基本協定の締結について報告がありました。 3月27日に開催した委員会において提案した修正案で、大学と協議をした結果、4月1日付で国際医療福祉大学と基本協定を締結したとのことでした。今後は、締結した基本協定をもとに、国際医療福祉大学と連携を図りながら、地域の発展に向けて積極的に取り組んでいくとのことでした。 次に、(仮称)成田市地域連携推進懇話会の委員について報告がありました。 市と国際医療福祉大学が設置する地域連携に関する協議会において、推進すべき事項に関して議会及び市民を代表する方々から意見、助言等を求めるために、(仮称)成田市地域連携推進懇話会を設置するとのことでした。 なお、構成委員には、議会代表者2名を初め成田市区長会長及び公津地区区長会長の参加を求め、市からは、関係各課の課長を選出したいと考えているとのことでした。 以上が、当委員会における会議経過であります。 なお、当委員会は、本市が進める医学部の新設を見据えた看護学部の誘致に関し、用地購入や校舎建設費の補助等、多額の財政負担が見込まれることから、大学誘致の必要性と費用対効果について調査・研究することを目的に、平成25年9月定例会において設置されました。 以来、国際医療福祉大学へ貸し付ける用地購入に係る予算審査、大学建設用地の取得及び当該用地の無償貸付に係る各議案の審査のほか、大学誘致全般について、議会開会中のみならず閉会中においても、委員会や協議会を開催し、精力的に調査研究を重ねてまいりました。この間、国際医療福祉大学から北島学長をはじめとする多くの大学関係者の方々に委員会へ出席いただき、新キャンパス設置の考え方や、開設することにより地域医療に貢献したいという強い思いを説明していただき、意見交換を行ったところであります。 また、本市における大学誘致についての市民や議会への説明が十分であるとは言えない状況であったことから、誘致後の財政状況や経済効果など、今後予想される市政への影響等について、各委員から様々な意見や提案が出されたところであります。 4月1日には、当委員会の考えを反映する形で大学との基本協定も締結され、平成28年4月の開設に向け建設工事も始まり、所期の目的を達成したことから、委員のご協力とご理解のもと、委員会として最終報告とすることといたしました。 市長を初め執行部におかれましては、医療従事者不足の解消はもとより、若者が集まるにぎわいのあるまちづくりの実現のために、なお一層のご努力をお願いする次第であります。 議員各位のご理解とご支援に感謝申し上げまして、大学誘致調査特別委員会からの報告を終わります。--------------------------------------- △質疑 ○議長(上田信博君) これより質疑を行います。 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) なしと認め質疑を終わります。--------------------------------------- △各特別委員会中間報告 ○議長(上田信博君) 日程第4、各特別委員会の中間報告について議題といたします。 お諮りいたします。この際、各特別委員会の調査内容等について報告を求めることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) ご異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 各特別委員長の報告を求めます。 初めに、健康づくり特別委員長、平良清忠議員。     〔健康づくり特別委員長 平良清忠君登壇〕 ◆健康づくり特別委員長(平良清忠君) 健康づくり特別委員会からご報告申し上げます。 当委員会は、6月16日午前10時から全委員出席のもと第1委員会室で開催をいたしました。執行部から市長、副市長ほか関係部課長の出席がありました。 会議に入り、3件の報告がありましたので、その概要について申し上げます。 初めに、平成25年度各種検診事業の実施について報告があり、早期発見を目的に実施している一般健康診査、肺がん・胃がん・大腸がんなどの検診、そして女性の検診など平成25年度の実施状況について説明がありました。 質疑に入り、「検診の前年との比較で特徴はあるのか」との質疑があり、「がん検診は、2%から3%くらい下がった結果となったが、肝炎ウイルスは0.5%の増、骨密度検査は9.17%の増となった。また、女性の検診は乳がんと子宮頸がんでマイナス4.4%となったが、2年に一度の検診であるため平成23年度と25年度を比較すると、乳がん検診でプラス1.8%、子宮頸がんでプラス0.9%という状況であった」との答弁がありました。 次に、平成25年度健康ぼらんてぃあ活動について報告があり、各健康ぼらんてぃあ団体の平成25年度の活動状況について説明がありました。 質疑に入り、「笑医の集いへの参加者が平成24年度は583名で、25年度は1,060名とのことだが、これだけふえた要因は」との質疑があり、「笑医プロデューサーの団体が5グループに分かれて活動しており、それぞれがPRをして率先して活動していることが実ってきている」との答弁がありました。 次に、健康づくり運動「健康ちば21」推進事業について報告があり、第2回成田スポーツフェスティバル、成人高齢者体力・運動能力調査、また関東デイウォーキングの平成25年度実績について説明がありました。 質疑に入り、「成田スポーツフェスティバルで平成24年度と25年度を比較すると、参加者が倍増しているが、要因は」との質疑があり、「綱引き、成田ソラあんぱん食い競争などを行ったことが要因だと考えている」との答弁がありました。 以上が、当委員会における会議経過であります。 議員各位のご理解とご支援をお願い申し上げまして、健康づくり特別委員会からの報告を終わります。 ○議長(上田信博君) 次に、空港対策特別委員長、宇都宮高明議員。     〔空港対策特別委員長 宇都宮高明君登壇〕 ◆空港対策特別委員長(宇都宮高明君) 空港対策特別委員会からご報告申し上げます。 当委員会は、6月16日午後2時から全委員出席のもと第1委員会室で開催いたしました。 執行部から市長、副市長ほか関係部課長の出席がありました。また、国土交通省から首都圏空港課長ほか関係職員、成田国際空港株式会社からは、地域共生部長ほか関係社員の出席がありました。 会議に入り、5件の報告がありましたので、その概要について申し上げます。 初めに、成田国際空港株式会社から、カーフューの弾力的運用の実施状況について報告がありました。 1月1日から3月31日までの実施件数は23件であり、具体的な理由としては、急病人の発生によるものが3件、他空港における大雪や濃霧などの悪天候によるものが18件、滑走路閉鎖や空域使用制限によるものが2件であったとのことでした。 質疑に入り、「LCCで弾力的運用が適用された件数は」との質疑があり、「昨年度58件のカーフューの弾力的運用の実施件数があった中で、LCCは10件であった」との答弁がありました。 次に、成田国際空港株式会社から、2014年夏ダイヤについて報告がありました。 2014年夏ダイヤの週間発着回数は4,218回で、2013年冬ダイヤと比較して78回増加したとのことでした。 国際線旅客便では、羽田空港の国際線二次増枠に伴う減便などにより減少、国内線旅客便では、新規就航や増便などにより増加、また国際線貨物便では、増便などにより増加したとのことでした。 なお、7月からはバニラ・エアの奄美線、8月からは春秋航空日本の新規就航も予定されていることから、発着回数や乗り入れ都市数のさらなる増加が見込まれるとのことでした。 次に、成田国際空港株式会社から、2014年3月期連結決算について報告がありました。 2013年度の航空取扱量は、発着回数、旅客数ともに過去最高となり、連結決算はLCC運航の通年化や新規路線の拡大による増便、外国人旅客の増加などにより、2期連続の増収増益となったとのことでした。 また、2014年度通期連結業績予想は、2013年度と比較すると、新規就航・増便等により発着回数は上回るものの、国際線旅客数の減少や航空機材の小型化による給油量の減により、減収減益を見込んでいるとのことでした。 次に、成田国際空港株式会社から、成田空港内新ヘリパッドの運用開始について報告がありました。 ヘリパッドをA滑走路の南端に移設し、4月上旬に試験飛行を行い、必要な施設整備を経て、5月26日に正式運用を開始したとのことでした。 次に、国土交通省から、首都圏空港機能強化技術検討小委員会の中間とりまとめについて報告がありました。 交通政策審議会航空分科会基本政策部会のもと、平成25年11月に外部専門家、有識者、学識者からなる首都圏空港機能強化技術検討小委員会が設置され、首都圏空港の機能強化について5回にわたる議論を重ね、技術的な選択肢を取りまとめたとのことでした。 2020年の東京オリンピック・パラリンピック前までに、成田空港では管制機能の高度化、高速離脱誘導路の整備、夜間飛行制限の緩和により年間4万回が、羽田空港では滑走路処理能力の再検証で1.3万回、飛行経路・滑走路運用の見直しで2.3万回から2.6万回の年間処理能力の拡大が見込まれるとのことでした。 また、オリンピック後の機能強化策として、成田空港では滑走路の延長、増設が、羽田空港では滑走路の増設と新飛行経路の運用が考えられるということでした。 以上の内容は、あくまで技術的な選択肢を取りまとめたものであり、今後、引き続き選択肢の精査を行うとともに、機能強化方策の具体化を進めるに当たっては、関係自治体や航空会社等の関係者と検討・協議を行うとともに、その過程において住民の方々の意見も十分に聞く必要があるとのことでした。 質疑に入り、「オリンピックを見据えて、国の考え方として30万回でオリンピックは乗り越えられると考えているのか」との質疑があり、「オリンピックにも、また訪日外国人の方が来られるときにも十分対応できるように、できるだけ多くの空港容量が確保されることが望ましい」との答弁がありました。 なお、その他として、「落下物対策について、国においても何らかの制度設計の検討ができないか」との質疑があり、「移転については、騒音防止法の観点から難しい点があるが、どんな方策があるのか、いろいろ意見交換をさせていただきながら関係者で考えてみたい」との答弁がありました。 以上が、当委員会における会議経過であります。 議員各位のご理解とご支援をお願い申し上げまして、空港対策特別委員会からの報告を終わります。 ○議長(上田信博君) 次に、交通対策特別委員長、雨宮真吾議員。     〔交通対策特別委員長 雨宮真吾君登壇〕 ◆交通対策特別委員長(雨宮真吾君) 交通対策特別委員会からご報告申し上げます。 当委員会は、6月17日午後2時から、全委員出席のもと第1委員会室で開催をいたしました。 執行部から市長、副市長のほか関係部課長の出席がありました。 会議に入り、2件の報告がありましたので、その概要について申し上げます。 初めに、成田市オンデマンド交通実証実験の報告及び東京大学大学院による評価について報告がありました。 まず、成田市オンデマンド交通実証実験の報告では、平成26年5月末現在の利用登録者数は、昨年同時期より1,106名増加し2,466名となり、1日当たりの平均利用件数は、昨年4月の41.2件に対し66.2件となっているとのことでした。 また、乗降場については33カ所を増設し、800カ所となっているとのことでした。 利用率は、前回の1月末より5.5ポイント増の41.4%となっており、冬場の寒い時期の外出を控える傾向にあったものと考えられるとのことでした。 次に、東京大学大学院による評価では、運行課題として需要予測を下回った地域に関して、需要喚起やニーズへの対応が重要であり、また、台数削減の余地もあるとのことでした。 また、アンケートから知名度の向上、料金体系や予約への抵抗感の改善、市外への移動需要の対応、代替交通手段を持っている住民への対応について把握できたことから、解決策として新たな料金体系や公共施設への端末設置などが考えられ、台数に関しては4~5台でも十分に予約成立率が維持できる見込みであったことから、オンデマンド交通とコミュニティバスとの役割分担によるモビリティの向上が構想として考えられるとのことでした。 今後の展望としては、現在の成田市の路線バス、タクシー、オンデマンド交通の役割の把握や利用1件当たりの経費の計算や料金が利用に与える影響、高齢者の外出促進による経済効果や医療費の削減効果などの影響も検討対象として考えられるとのことでした。 質疑に入り、「提案された解決策をどのタイミングで生かしていくのか」との質疑があり、「平成27年度に向けて実施計画のローリングで検討していきたい」との答弁がありました。 次に、JR成田駅西口線の自転車通行空間整備について報告がありました。 現在の片側3車線を2車線として、自転車道の整備を検討していたが、現地を再調査し、検討を重ねた結果、自転車道を設置することは自動車交通に及ぼす影響が非常に大きいことから、当面の対応策として、現状の歩道の中で自転車の通行位置を明示し、歩行者と自転車の通行を分離することで、どの程度、両者の安全が確保されるかを調査することとしたとのことでした。 質疑に入り、「歩道では自転車が一方通行で走ることになるのか」との質疑があり、「現行の規制のとおり、相互通行で考えている」との答弁がありました。 また、「今後のスケジュールは」との質疑があり、「事前に啓発やお知らせをし、今年度中に試験区間として整備をしたい」との答弁がありました。 以上が、当委員会における会議経過であります。 議員各位のご理解とご支援をお願い申し上げまして、交通対策特別委員会からの報告を終わります。 ○議長(上田信博君) 次に、議会改革特別委員長、油田清議員。     〔議会改革特別委員長 油田 清君登壇〕 ◆議会改革特別委員長(油田清君) 議会改革特別委員会から、3月定例会以降の活動についてご報告申し上げます。 当委員会は、議会基本条例の制定に向け、3月定例会以降も4月23日、5月20日及び6月19日の3回にわたり、いずれも全委員出席のもと、第1委員会室で開催いたしました。 会議においては、3つの作業部会における検討状況の中間報告を受け、意見交換いたしましたので、その概要について申し上げます。 初めに、A作業部会からは、予算・決算特別委員会の審査の流れについて、議員定数についての中間報告がありました。 次に、B作業部会からは、議会事務局の体制整備について、議会予算について、パブリックコメント、議会モニター制度、議会報告会について、議員報酬についての中間報告がありました。 次に、C作業部会からは、自由討議について、政治倫理について、政務活動費について中間報告がありました。 意見交換に入り、予算・決算特別委員会の審査の流れについては、委員会を分科会化することで、全議員が審査に加われるような方向で検討していくこととしました。 議会報告会については、議会基本条例で開催することを決め、条例制定後は広報広聴委員会が要綱をつくって実施するような方向で検討していくこととしました。 また、議会広報の充実として、市議会だよりを含め広報広聴委員会で全体を網羅していくこととしました。 自由討議については、必要に応じて実施要綱をつくることとし、政治倫理については、議会基本条例の中に規定を盛り込むよう検討していくこととしました。 以上が、当委員会における会議経過であります。 議員各位のご理解とご支援をお願い申し上げまして、議会改革特別委員会からの報告を終わります。 ○議長(上田信博君) 以上で、各特別委員長の報告を終わります。--------------------------------------- △質疑 ○議長(上田信博君) これより各特別委員長に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) なしと認め質疑を終わります。--------------------------------------- △発議案第1号~発議案第5号 ○議長(上田信博君) 日程第5、発議案第1号から発議案第5号を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 初めに、発議案第1号について、馬込勝未議員。     〔22番 馬込勝未君登壇〕 ◆22番(馬込勝未君) 発議案第1号 集団的自衛権を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書について、提出者を代表して説明をいたします。 集団的自衛権の容認は、端的に言って、自衛隊の戦地派兵ということであります。集団的自衛権の行使は、日本の国を守ることでも、国民の命を守ることでもありません。アフガニスタン戦争やイラク戦争のような戦争をアメリカが起こしたとき、これまでの自衛隊派兵法に明記されていた武力行使をしてはならない、戦闘地域に行ってはならないという歯どめが外され、自衛隊が戦地まで行って軍事支援を行うことです。言いかえれば、日本の若者の血を流させるということであります。朝日新聞の6月15日付では、平和貢献のはずが戦場だった、後方支援、ドイツ軍55人死亡という見出しで後方支援であっても、戦場に行けば戦闘に巻き込まれ犠牲が出るということを伝えております。 安倍首相の言う集団的自衛権の行使が必要とする具体的な事例として、朝鮮半島有事を想定し日本人の救出に当たるアメリカの艦船の防護、こうした問題を挙げているわけですけれども、アメリカと日本とのこれまでの協議の中で、アメリカ側は邦人救出は拒否をしております。アメリカ軍が救出をするのは、まず第1にアメリカ国籍のあるもの、次がアメリカの居住権を持っているもの、3番目が英国人であり、日本人はその他の部類に入り、救出の対象になるのは非現実的ということが明らかになりました。 そのほか、個別的自衛権で対応できるケース、警察力で対応できるケースなどで集団的自衛権行使の必要性は出てきません。結局、遠い地域での戦地派兵がその狙いであることが明らかになってきています。 さらに、ここへ来て、集団的自衛権よりもさらに広い範囲で軍事行動を認める、集団安全保障での戦闘行動を認めるという内容も閣議決定にしてしまおうという動きも出ています。日本への影響や危機があろうとなかろうと、戦闘行動に参加できる仕組みをつくってしまおうというものであります。 世界では、紛争の解決は交渉による平和的解決こそ、今大きな流れになってきているわけであります。その流れに逆行して、軍事強化、緊張激化を図る安倍首相は、国際的な孤立を招くことになります。 戦後、70年近く日本は1度も戦争を行わず、1人の人も殺さず、殺されないという世界でも名誉ある位置を占めてきました。その根本には、憲法9条があります。この9条を憲法解釈で変えてしまう、しかも閣議決定だけで変えてしまおうというわけであります。憲法は変える必要があるという方々の中でも、閣議だけで変えてしまうやり方には強い批判が出ております。 市民の生命・財産を守り、市民福祉の向上を図る地方自治体の役割を果たすためには、平和でなければならないわけであります。議員各位におかれましては、解釈改憲による集団的自衛権行使容認に反対する意見書にご賛同いただけますようお願いをして、提案理由の説明とします。 ○議長(上田信博君) 次に、発議案第2号について、大倉富重雄議員。     〔29番 大倉富重雄君登壇〕 ◆29番(大倉富重雄君) 発議案第2号 軽度外傷性脳損傷に関わる労災認定基準の改正と教育機関への啓発・周知を求める意見書について、提案理由の説明を行います。 軽度外傷性脳損傷は、交通事故や高所からの転落、転倒、スポーツ外傷などにより、頭部に衝撃を受け、脳内の情報伝達を担う軸索と呼ばれる神経線維が断裂するなどして発症する病気です。この病気は、日本では認知度が低く、またMRIなどの画像検査では異常が見つかりにくいため、労災や自賠責保険の補償対象にならないケースが多く、働けない場合には経済的にも追い込まれるケースもあるのが現状です。さらに、本人や家族、周囲の人たちもこの病態を知らないために誤解が生じ、職場や学校において理解されずに、悩み、苦しんでいるケースが多々あります。 そのようなことから、意見書案にあるように、労災認定基準を改正すること、また画像にかわる外傷性脳損傷の判定方法を導入すること、そして医療機関を初め国民、教育機関への啓発、周知を図ることが重要と考えます。 よって、成田市議会は国会及び関係行政庁に対し、現状を踏まえて適切な措置を講じるよう強く要望するものであります。 議員各位のご賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(上田信博君) 次に、発議案第3号から発議案第5号について、教育民生常任委員長、伊藤竹夫議員。     〔教育民生常任委員長 伊藤竹夫君登壇〕 ◆教育民生常任委員長(伊藤竹夫君) 発議案第3号、発議案第4号及び発議案第5号について提案理由の説明を申し上げます。 以上3案は、「手話言語法(仮称)」制定を求める意見書、義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書及び国における平成27年度教育予算拡充に関する意見書であり、お手元にその全文を配布させていただいておりますが、国に対して意見書を提出しようとするものであります。 議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。--------------------------------------- △質疑 ○議長(上田信博君) これより、以上5案に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) なしと認め質疑を終わります。--------------------------------------- △委員会付託省略 ○議長(上田信博君) お諮りいたします。以上5案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会の付託は省略と決しました。--------------------------------------- △討論 ○議長(上田信博君) 次に討論を行います。 討論はありませんか。 足立満智子議員。     〔21番 足立満智子君登壇〕 ◆21番(足立満智子君) 足立満智子です。私は、無所属市民の会、そしてエコピースの会を代表して発議案第1号に対する討論を行います。 本発議案の提出議員の1人としまして、議員の皆様に採択を訴えまして、これから賛成の討論を行います。 一昨日、自民・公明両党は、与党協議で憲法の解釈を変えて、集団的自衛権を使えるようにすることで大筋合意したという報道がありました。集団的自衛権については、保有するも憲法9条に制約があるため行使できないというのが、歴代政権による解釈でした。行使容認は、これを覆し、日本を武力行使のできる国にするというものです。戦後、憲法9条のもとで専守防衛に徹してきた我が国の安全保障政策の大転換となります。 この間、自民・公明両党の協議内容は、日々目まぐるしく移り変わってきました。軍事評論家の前田哲男さんは、この混乱の原因について、正攻法で9条改憲ができず、96条の変更にも失敗した安倍首相にとり、解釈改憲は最後の手段。混迷は手法の無理に起因すると分析しています。しかし、安倍内閣が解釈改憲に踏み切れば、憲法は国民の自由や権利を守るために権力を縛るものという立憲主義が否定されることになります。 安倍首相は、5月15日の記者会見で、湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことは、これからも決してありませんと述べました。しかし、日本独自の判断ができるとは思えません。イラク戦争の際、米国はフセイン政権が大量破壊兵器を持っているという理由でイラク攻撃を始め、当時の小泉政権はこれを真っ先に支持し、自衛隊をサマワに派遣するとともに、物資や食料、米兵の輸送を担いました。この間、イラクでは10万人以上の市民が殺され、400万人以上が住居を失いました。しかし、イラクに大量破壊兵器はなく、イラク戦争は全く正当性のない殺りくであったことがわかりました。そして、今、イラク情勢は混迷のきわみにあります。イラク戦争の検証すら行わない日本が、海外で武力を行使するようになれば、アメリカの攻撃に参加することは明らかです。 NHKの調査によると、イラクへ派遣された自衛隊員の延べ1万人のうち、帰国後28人が自殺し、どの部隊も1割以上が睡眠障害や不安など、心の不調を訴えたとのことです。戦闘行為を行っていない自衛隊員さえ、PTSDとなり自殺者が多発したのです。集団的自衛権が行使されれば、さらに戦闘で命を落とす自衛隊員が出ることでしょう。 元自民党幹事長の野中広務さんは、政治の一番の役割は、二度と戦争を起こさないことと語っています。私たちは、1人の国民も戦争によって傷つけるわけにはいきません。武力に頼らず平和を築くために考え、行動すべきです。 我が国の安全保障については、解釈改憲による集団的自衛権行使容認の閣議決定ではなく、国会での十分な議論及び国民的な議論が先であり、決めるのは一政権ではなく主権者である国民であることを訴えたいと思います。 以上で討論を終わります。 ○議長(上田信博君) 他にありませんか。 大倉富重雄議員。     〔29番 大倉富重雄君登壇〕 ◆29番(大倉富重雄君) 議席番号29番、公明党の大倉富重雄でございます。ただいま提出されました発議案第3号 「手話言語法(仮称)」制定を求める意見書について、会派を代表して賛成の立場で討論を行います。 成田市聴覚障害者協会初め3団体が提出された請願が、先ほど全会一致で採択され、ここに意見書として発議されることに賛意を表するものであります。成田市聴覚障害者協会は、平成8年に設立され、その活動は手話通訳者を設置することに多大な影響を与えました。その後も、高橋会長を中心に地道な活動が展開されております。今回の手話言語法制定に向けての請願運動も、この1つであります。地方から日本を変えていくとの意気込みのあらわれであると受けとめております。 皆様ご承知のように、手話は明治11年、日本最初の聾学校、京都盲唖院が設立してから、そこで日本手話の原形と言うべき手話が生まれました。初代院長、古河太四郎氏は、様々な教育法を試みたが、最終的に手話法の教育に専念して来ました。以来、手話と口話の論争、手話通訳士認定試験など大きな節目を経て、現在、全国的に手話言語法の制定の機運が高まっていることは画期的なことであります。手話は言語であり、そのことが実際に生活に生かされるようにするためには、具体的な法整備、施策が必要であります。 また、手話が法的地位を認められたことを周知された上で、いつでも、どこでも、どんな内容でも対象とする手話通訳制度が求められています。これらを実現するために、手話言語法の制定が必要であります。一日も早く手話言語法が制定されることを祈り、賛成討論といたします。 ○議長(上田信博君) 他にありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) なしと認め討論を終わります。--------------------------------------- △採決 ○議長(上田信博君) これより採決を行います。 まず、発議案第1号を採決いたします。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(上田信博君) 起立少数であります。 よって、本案は否決されました。 次に、発議案第2号を採決いたします。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、発議案第3号を採決いたします。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、発議案第4号を採決いたします。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、発議案第5号を採決いたします。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 以上で、採決を終わります。 次に、お諮りいたします。ただいま可決されました発議案について、意見書の字句などの整理、及び取り扱いについては議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) ご異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。--------------------------------------- △議案第18号~議案第20号・報告第16号 ○議長(上田信博君) 日程第6、議案第18号から議案第20号及び報告第16号を一括して議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 小泉市長。     〔市長 小泉一成君登壇〕 ◎市長(小泉一成君) 本日追加提案いたしました案件は、契約案件2件、補正予算1件と報告1件であります。 以下、追加議案の提案理由について、順次ご説明申し上げます。 議案第18号 新山保育園大規模改修工事(建築工事)請負契約の締結について。 本案は、昭和56年に建築してから33年が経過し、老朽化が進んでおります新山保育園の大規模改修工事を行うものであります。 本工事の契約については、電子入札システムを利用した制限付一般競争入札方式により請負業者を決定し、議案に示す内容により契約を締結しようとするに当たり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第19号 成田市立吾妻小学校西棟大規模改造工事(建築工事)請負契約の締結について。 本案は、昭和53年に建築してから36年が経過した吾妻小学校の西棟校舎について、教育環境の改善及び建物の耐久性の確保を図るため、大規模改造工事を実施するものであります。 本工事の契約については、電子入札システムを利用した制限付一般競争入札方式により請負業者を決定し、議案に示す内容により契約を締結しようとするに当たり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第20号は、平成26年度成田市一般会計の補正予算であります。 京成成田駅東口バリアフリー化工事及び工事監理委託について、年度内に事業を終了することが困難なため、繰越明許費を設定するものであります。 なお、議案のほかに1件の報告があります。 報告第16号は、本市の外郭団体であります公益財団法人成田市農業センターの平成26年度の事業計画及び予算、並びに平成25年度の事業報告及び決算に関する書類を地方自治法第243条の3第2項の規定により提出するものであります。 以上で、追加提案いたしました議案及び報告についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願い申し上げます。--------------------------------------- △質疑 ○議長(上田信博君) これより質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) なしと認め質疑を終わります。--------------------------------------- △委員会付託 ○議長(上田信博君) 議案第18号及び議案第19号については教育民生常任委員会に、議案第20号については総務常任委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。                              (午後2時28分)--------------------------------------- ○議長(上田信博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時20分)--------------------------------------- △委員長報告 ○議長(上田信博君) 議案第18号から議案第20号の議事を続けます。 各委員長の報告を求めます。 初めに、教育民生常任委員長、伊藤竹夫議員。     〔教育民生常任委員長 伊藤竹夫君登壇〕 ◆教育民生常任委員長(伊藤竹夫君) 教育民生常任委員会における審査経過並びに結果についてご報告いたします。 当委員会は、本会議休憩中、全委員出席のもと第1委員会室で開催いたしました。 執行部から市長、副市長、教育長ほか関係部課長の出席がありました。 付託されました議案2件を慎重審査した結果、議案第18号及び議案第19号については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の過程においては様々な質疑がありましたが、以下、主な審査経過についてご報告いたします。 初めに、議案第18号 新山保育園大規模改修工事(建築工事)請負契約の締結についてでありますが、「橋賀台保育園では躯体の問題が後から判明したが、今回の工事の設計に当たってはきちんと積算されているのか」との質疑があり、「設計に当たっては現場の精査を行い、十分に反映している」との答弁がありました。 また、「不調となった1回目の入札から設計金額が変更されているが、主な内容は」との質疑があり、「1回目の発注においては2月時点の単価及び見積額で積算しているが、不調となったことから、4月時点の単価及び見積額により精査し直したことで、積算額が約1,200万円増加したものである」との答弁がありました。 次に、議案第19号 成田市立吾妻小学校西棟大規模改造工事(建築工事)請負契約の締結についてでありますが、「吾妻小学校の増改築工事などの計画は、今回で大体終わるのか」との質疑があり、「はなのき台地区の人口増の予想を立て、12教室の増築をしているため、当面は対応できる」との答弁がありました。 審査の経過は、以上のとおりであります。 議員各位のご理解、ご賛同をお願いいたしまして教育民生常任委員会からの報告を終わります。 ○議長(上田信博君) 次に、総務常任委員長、飯島照明議員。     〔総務常任委員長 飯島照明君登壇〕 ◆総務常任委員長(飯島照明君) 総務常任委員会における審査経過並びに結果についてご報告いたします。 当委員会は、本会議休憩中、全委員出席のもと第1委員会室で開催いたしました。 執行部から市長、副市長ほか関係部課長の出席がありました。 付託されました議案第20号 平成26年度成田市一般会計補正予算(第3号)を慎重審査した結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の過程においては、様々な質疑がありましたが、主なものとして、「入札が不調となったが、発注する側でその要因は分析したのか」との質疑があり、「京成成田駅東口バリアフリー化工事は、鋼構造物という業種で、エスカレーターやエレベーターを対象としており、特殊な工事で技術者が少ないため、不調になったものと思われる」との答弁がありました。 審査の経過は以上のとおりであります。 議員各位のご理解、ご賛同をお願いいたしまして、総務常任委員会からの報告を終わります。 ○議長(上田信博君) 以上で、各委員長の報告を終わります。--------------------------------------- △質疑 ○議長(上田信博君) これより各委員長に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) なしと認め質疑を終わります。--------------------------------------- △討論 ○議長(上田信博君) 次に討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) なしと認め討論を終わります。--------------------------------------- △採決 ○議長(上田信博君) これより採決を行います。 まず、議案第18号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第19号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕
    ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第20号を採決いたします。 本案について委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(上田信博君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 以上で採決を終わります。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(上田信博君) これをもって、今定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 お諮りいたします。以上をもちまして今定例会を閉会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田信博君) ご異議なしと認めます。 以上をもちまして、平成26年6月成田市議会定例会を閉会いたします。 お疲れさまでした。                              (午後4時26分) 上記のとおり会議の次第を記載し、相違ないことを証するため署名する。     平成26年6月26日         成田市議会議長     上田信博         成田市議会議員     飯島照明         成田市議会議員     一山貴志...